JP6371829B2 - 画像マルチチャネル光検出による光学画像装置 - Google Patents

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Description

本開示は、一般的に、色の多重化(chromatic multiplexing)を有するインフュージョンポンプ(infusion pump)に関し、特に、このポンプの異なる複数の部分で異なる画像を提供する単一のカラーイメージセンサの使用を可能にする単一又は複数の光源、単一のレンズ、鏡、及びビームコンバイナを用いるポンプに関する。
モノクロイメージセンサは、一般的に、カラーイメージセンサよりも安価である。しかし、同時に受信した複数の画像について、モノクロセンサはそれぞれの画像を分離することができず、例えば、従来の信号処理を使用して、それぞれの画像を生成、表示又は操作を行うことができない。例えば、モノクロセンサのピクセルが光を受信したときに、センサは、それぞれ画像がどの光に関連するのかを判断することはできない。
本明細書で説明する態様によれば、ドリップチューブを有する第一の部分、出口ポートを有する第二の部分、及び第一と第二の部分の間に位置する第三の部分を含むドリップチャンバを持つインフュージョンチューブと共に使用するための光学画像装置であって、第一、第二又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも二つを発するための少なくとも一つの光源、及び、第一の部分を透過した第一の光のスペクトル、第二の部分を透過した第二の光のスペクトル、及び第三の部分を透過した第三の光のスペクトルのうち少なくとも二つを送受信するための単一のレンズを含む光学装置が提供される。光学装置は、単一のレンズからの第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも二つを受光し、単一のレンズから受光する第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも二つを特徴とするデータを生成及び伝送する単一のイメージセンサを含む。画像装置は、コンピュータ可読命令を記憶するメモリ素子及び、第一、第二、及び第三の部分のそれぞれ第一、第二、及び第三の画像のデータを用いて、生成のためのコンピュータ可読命令を実行するよう構成された少なくとも一つのプロセッサを含む。
本明細書で説明する態様によれば、ドリップチューブを有する第一の部分、出口ポートを有する第二の部分、及び第一と第二の部分の間に位置する第三の部分を含むドリップチャンバを持つインフュージョンチューブと共に使用するための光学画像装置であって、第一、第二又は第三のスペクトルの光を発する単一の光源、及び第一の部分を透過した第一の光のスペクトル、第二の部分を透過した第二の光のスペクトル、及び第三の部分を透過した第三の光のスペクトルのうち少なくとも二つを送受信するための単一のレンズ、及び単一のレンズからの第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも二つを受光し、単一のレンズから受光する第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも二つを特徴とするデータを生成及び伝送する単一のイメージセンサを含む光学画像装置が提供される。画像装置は、コンピュータ可読命令を記憶するメモリ素子及び、第一、第二、及び第三の部分のそれぞれ第一、第二、及び第三の画像のデータを用いて、生成のためのコンピュータ可読命令を実行するよう構成された少なくとも一つのプロセッサを含む。
本明細書で説明する態様によれば、ドリップチューブを有する第一の部分、出口ポートを有する第二の部分、及び第一と第二の部分の間に位置する第三の部分を含むドリップチャンバを持つインフュージョンチューブと共に使用するための光学画像装置が提供される。光学画像装置は、第一のスペクトルの光のみを発する第一の光源、第二のスペクトルの光のみを発する第二の光源、及び第三のスペクトルの光のみを発する第三の光源のうち少なくとも一つ、及び、第一の部分を透過した第一の光のスペクトル、第二の部分を透過した第二の光のスペクトル、及び第三の部分を透過した第三の光のスペクトルのうち少なくとも1つを送受信するための単一のレンズを含む。画像装置は、単一のレンズからの第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも1つを受光し、単一のレンズから受光する第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも1つを特徴とするデータを生成及び伝送する単一のイメージセンサを含む。画像装置は、コンピュータ可読命令を記憶するメモリ素子及び、第一、第二、及び第三の部分のそれぞれ第一、第二、及び第三の画像のデータを用いて、生成のためのコンピュータ可読命令を実行するよう構成された少なくとも一つのプロセッサを含む。第一、第二、及び第三の光のスペクトルは、互いに波長の重複がない。
本明細書で説明する態様によれば、ドリップチューブを有する第一の部分、出口ポートを有する第二の部分、及び第一と第二の部分の間に位置する第三の部分を含むドリップチャンバを持つインフュージョンチューブの画像化方法であって、コンピュータ実行可能命令をメモリ素子の中に記憶し、少なくとも1つの光源からの、第一、第二、又は第三の光のスペクトルの少なくとも2つを発し、第一の部分を透過した第一のスペクトルの光、第二の部分を透過した第二のスペクトルの光、又は第三の部分を透過した第三のスペクトルの光のうち少なくとも2つを単一のレンズを用いて送受信し、単一のイメージセンサを用いて、単一のレンズからの第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも2つを受信し、単一のレンズから受信する第一、第二、又は第三のスペクトルの光のうち少なくとも2つに特徴づけられるデータを、単一のイメージセンサを用いて生成及び送信し、少なくとも一つのプロセッサを用いて、第一、第二、及び第三の部分のそれぞれ第一、第二、又は第三の少なくとも2つの画像のデータを用いて、生成のためのコンピュータ実行可能命令を実行する方法が提供される。
本明細書で説明する態様によれば、ドリップチューブを有する第一の部分、出口ポートを有する第二の部分、及び第一と第二の部分の間に位置する第三の部分を含むドリップチャンバを持つインフュージョンチューブの画像化方法であって、コンピュータ実行可能命令をメモリ素子の中に記憶し、単一の光源を用いて、第一、第二、又は第三の光のスペクトルの少なくとも2つを発し、第一の部分を透過した第一のスペクトルの光、第二の部分を透過した第二のスペクトルの光、又は第三の部分を透過した第三のスペクトルの光のうち少なくとも2つを単一のレンズを用いて送受信し、単一のカラーイメージセンサを用いて、単一のレンズからの第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも2つを受信し、単一のレンズから受信する第一、第二、又は第三のスペクトルの光のうち少なくとも2つに特徴づけられるデータを、単一のカラーイメージセンサを用いて生成及び送信し、及び少なくとも一つのプロセッサを用いて、第一、第二、及び第三の部分のそれぞれ第一、第二、又は第三の少なくとも2つの画像のデータを用いて、生成のためのコンピュータ実行可能命令を実行する方法が提供される。
本明細書で説明する態様によれば、ドリップチューブを有する第一の部分、出口ポートを有する第二の部分、及び第一と第二の部分の間に位置する第三の部分を含むドリップチャンバを持つインフュージョンチューブの画像化方法であって、コンピュータ実行可能命令をメモリ素子の中に記憶し、第一の光源のみを用いた第一のスペクトルの光、第二の光源のみを用いた第二の光のスペクトルの光、又は第三の光源のみを用いた第三の光のスペクトルの光、のうち少なくとも1つを発し、第一の部分を透過した第一のスペクトルの光、第二の部分を透過した第二のスペクトルの光、又は第三の部分を透過した第三のスペクトルの光のうち少なくとも1つを単一のレンズを用いて送受信し、単一のカラーイメージセンサを用いて、単一のレンズからの第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも1つを受信し、単一のレンズから受信する第一、第二、又は第三のスペクトルの光のうち少なくとも1つを特徴づけるデータを、単一のカラーイメージセンサを用いて生成及び送信し、及び少なくとも一つのプロセッサを用いて、第一、第二、及び第三の部分のそれぞれ第一、第二、又は第三の少なくとも1つの画像のデータを用いて、生成のためのコンピュータの実行可能命令を実行する方法が提供される。第一、第二、及び第三のスペクトルの光は、互いに波長の重複がない。
本発明の操作の性質及びモードは、添付の図面を用いて、以下の本発明の詳細な説明をさらに十分に記載される。
インフュージョン(輸液)ポンプの定義の概略図である。 光学画像装置を有するインフュージョンポンプの概略的なブロック図である。 図2に示される照射装置(イルミネーションシステム)の実施形態を示す。 図2に示される照射装置の実施形態を示す。 図2に示される照射装置の実施形態を示す。 図2に示される照射装置の実施形態を示す。 図2に示される照射装置の実施形態を示す。 図2に示される照射装置の実施形態を示す。 AからCは、光学装置の実施形態の概略図である。 AからCは、画像処理の定義を示す。 少なくとも部分的に液滴(drop)の境界外側内に含まれる円を含む液滴の画像を示す。 光学画像装置を有するポンプの操作を示すフローチャートである。 A及びBは、重力ベクトルを決定するための操作を実現するためのポンプの詳細図である。 A及びBは、光注入を用いたポンプの詳細図である。 A及びBは、メニスカス検出装置を有するポンプの詳細図である。 プライマリ及びセカンダリとしての構成でそれぞれ光学画像装置を有する2つのインフュージョンポンプの概略的なブロック図である。 光学画像装置を有するポンプの操作を示す最上位のブロック図である。 光学画像装置を有するポンプのための例示的な信号処理及びフィードバック制御を示すブロック図である。 光学画像装置を有するポンプ内の例示的なデジタルフィルタを示すブロック図である。 光学画像装置を有するポンプ内の、例示的な空間フィルタの概略図である。 複数の画像チャネル光検出及び単一の光源を有する光学画像装置の概略図である。 複数の画像チャネル光検出及び単一の光源を有する光学画像装置の概略図である。 複数の画像チャネル光検出及び単一の光源を有する光学画像装置の概略図である。 複数の画像チャネル光検出及び複数の光源を有する光学画像装置の概略図である。 2チャンネル光学画像及び単一の光源を有する光学画像装置の概略図である。
最初に、異なる図面の数字は、同一の又は機能的に類似した本発明の構造要素を表す。本発明は、現在好ましい形態であると考えられるものに関して説明されているが、開示された形態に限定されるものではない。
さらに、本発明は特定の方法、材料、及び記載された変更に限定されず、また当然ながら変化する。また、本明細書で使用される用語は、単に特定の形態を説明する目的のためであり、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される本発明の範囲を限定するものではない。
特に定義しない限り、本明細書で使用される全ての技術用語及び科学用語は、一般的に、本発明が属する技術分野の当業者に理解されるものと同じ意味を有する。任意の方法、装置、又は本明細書に記載のものと類似又は同等の材料が本発明の実施又は試験に用いることができるが、好ましい方法、装置、及び材料をここに記載する。
図1は、インフュージョンポンプの定義の概略図である。
図2は、光学画像装置102を有するインフュージョンポンプ100の概略的なブロック図である。ポンプ100は特別にプログラムされたマイクロプロセッサ104、出力チューブ108に接続されたドリップチャンバ106、例えばIVバッグ(IV bag)のような流体(液体)源112とドリップチャンバを接続するためのドリップチューブ110を含む。ドリップチューブはドリップチャンバ内に配置された末端114を含む。画像装置は照射装置(イルミネーションシステム)118及び光学装置120を含む。装置118は、ドリップチューブの末端(終端)から吊り下げられた流体の液滴(小滴)124又はその周辺へ、ドリップチャンバの壁123を介して光を伝送する光要素122を含み、例えば液滴及び末端114のひとつ又は両方が照射される。装置118はまた液滴へ送信される光の照射性質を制御する。装置120は、例えば光学センサ126を用いて、液滴を透過して、又は端部114を透過して又は周りへ伝送される光を受信し、マイクロプロセッサへ受信光に関するデータ129を送信する。ポンプ100はまたポンプ機構127を含む。一実施形態では、機構は、頂部及び底部の流量制限器を含み、チューブ108を介して流体を変位させるために、例えば、ローラーのような蠕動アクチュエータを使用する。
図3Aから図3Fは、図2に示される装置118の実施形態を示す。図3Aに示すように、並行照射装置からの光線128は平行である。図3Bに示すように、拡散照射装置からの光線130は、照射面上の各発光点から円錐形状のパターンで発せられる。図3Cに示されるように、照射源122からの光線132は、テレセントリックレンズ134を通過して光線の束136を形成する。束になった光136は極めて平行に近い。光の束は、画像のエッジの鮮鋭感をもたらし、深さの歪みを最小限に抑える。図3Dに示されるように、不要な光又は迷光を制御し、照射される物体のエッジを強調するように、構造化された照明要素は、例えば光線138のように、照明を形作る。構造化された照明要素は、例えばブロッキング又は光源から発せられる光を変化させることにより照明を成形するために、照明光源と照射される物体、例えば液滴124の間に配置された障壁139を含むことができる。
図3Eは、測定液滴124へストライプパターンを投影するためにレーザー干渉の使用例を示す。照射源122はレーザー光源187を含む。光源187は、一度に多くのストライプ又は任意の縞からなる光パターンを投影する。この技術は、液滴124の画像について、多数のサンプルの同時の取得を可能にする。別の視点から見られるように、物体の表面形状によって、投影されたパターンは幾何学的に歪んで見える。一実施形態では、平行なストライプのパターンが使用されているが、他のパターンも使用することができることを理解されたい。縞の変位は、物体の表面、例えば液滴124の表面の詳細な3次元(3D)座標の正確な検索を可能にする。レーザー干渉は、レーザービーム191からの二つの広い平面189で動作する。前面の干渉は通常、等距離線、又は干渉パターン193となる。異なるパターンのサイズは、ビーム間の角度を変えることによって得ることができる。方法は、フィールドの無制限の深さの非常に微細なパターンを正確かつ容易に作成することができる。図3Eは、ポンプ100の上面図であり、光源187は液滴チューブ110の軸195周りに放射状に配置されて示されている。しかし、ポンプに関して光源187の他の構成、例えば軸195に平行であること、も可能であることを理解されたい。
図3Fは装置118内の投射レンズ196の使用を示す。図3F内で、装置118の照射源はレンズ196を介して光197を伝送する。レンズの表面198は、当技術分野で公知のように、表面上にパターンを生成するために、例えば、エッチング、又はクロム又は他の材料の付着を介して変更される。レンズを介して通過する光197は液滴124上又はまわりのパターンのイメージを投影する。一実施形態では、投影されたパターン199は、ロンキールーリング、又はロンキー格子のような一定間隔の線とスペースの方形波の形をとる。
構造化された発光素子のための照明光源は、並行、拡散、又はテレセントリックにすることができる。構造化した照明は不要な光又は迷光を制御し、画像のエッジを強調することができる。一実施形態では、照明装置は、テレセントリック照明要素を含む。一実施形態では、照明装置は、構造化された照明要素を含む。
図2に戻って、マイクロプロセッサ104は、データ処理セグメント140と、データ取得及び制御セグメント142を含む。ポンプはまた、例えば、当該技術分野で知られている任意のグラフィカルユーザインタフェースの、制御パネル144を含む。光学装置からの出力、例えば、センサ126からのデータ129は、セグメント142に入力される。パネル144、又は他のオペレータ入力は、ドリップチャンバを通る所望の流量、ならびに薬物の種類及び治療情報などの他の必要なデータの入力に使用される。マイクロプロセッサ104は、当技術分野で公知の任意のマイクロプロセッサである。
ポンプ100は、吊り下がった液滴の光学的検知を使用し、それは、出力チューブへとドリップチャンバを通る流体の流れを測定し、マイクロプロセッサによって制御されるクローズドループポンプ制御プロセスへの入力を提供するための、末端114からつりさげられた液滴である。流体は流体源112からドリップチューブの末端114に向かってドリップチューブを流れる。流体は末端114では液滴の形をとり、後で論じるドリップチューブの条件が適切な場合、液滴は末端114からドリップチャンバ内の流体146に落ちる。一般に、吊り下がった液滴は、チューブ108を介したドリップチャンバからの流体146の流出に比例した量で増加する。すなわち、時間枠の間の吊り下がった液滴の量の増加は、時間内のドリップチャンバからチューブ108へ通過する流体の量に等しい。前述の関係は、以下の仮定に基づいている。流体源からの流体は圧縮可能ではなく、流体源112、ドリップチューブ、ドリップチャンバ、チューブ108及びチューブ108が接続されている患者が、外部空気から遮断されている。液滴量の各測定値は、流体の量(又は質量)の測定を提供するために処理される。既知の時間間隔での液滴量の連続的な測定は、装置を通る流体の流量を計算するために、マイクロプロセッサによって使用される。
したがって、一実施形態では、ポンプ機構127の動作は、ドリップチャンバを通るための望ましい設定点、及びドリップチャンバを通過する流体の計測された流量に関するデータを用いて、マイクロプロセッサによって制御される。例えば、マイクロプロセッサは、測定された流量と望ましい流量を比較するフィードバックループを実行し、望ましい流量と測定された流量の間のずれを補正するためのポンプ機構を調整する。
図4Aから図4Cは、光学装置120の実施形態の概略図である。図4Aから4Cに示される実施形態は、 焦点面アレイの液滴124を、センサ126によって形成される焦点面アレイ上に、例えば液滴124の実際の共役像を形成する。図4A及び4Bはそれぞれ、屈折光学、例えば単一のレンズ148又はレンズの結合体150などを用いる。図4Cは例えばレンズの集合体150などの屈折光学、及び例えば格納式鏡152などの屈折光学を示す。レンズ148、結合体150及び鏡152はいずれも当技術分野で公知のものであってよい。結合体150は図4B及び4Cで異なるレンズを含んでよい。
図2に戻って、一実施形態では、光学センサ126は、当技術分野で公知の任意の手段によって形成される焦点面アレイで、電荷結合素子(CCD)、CMOS検出器、又はCMOS読み出し集積回路に結合されたInGaAsのようなハイブリッドイメージングアレイ(hybrid imaging array)を含むがそれに限定されるものではない。装置120は、液滴124の位置に焦点を合わせた光学、例えばレンズ148などを含む。そのほかの光学も装置120で使用できることを理解されたい。一実施形態では、チャンバ106は実質的に光学的に透明であり、例えばセンサ126のように、装置118は光学装置へチャンバの壁を介して光を導く。光は液滴の後ろ又は側面を照らすことができる。一実施形態では、装置102は、液滴124などに構成され、焦点面アレイは、光学的結合体であり、焦点面アレイは、液滴の実際の画像を記録する。画像装置は、単一の液滴の成長及び剥離を観察するのに十分な速度で液滴の画像を捕捉する。
一実施形態では、ポンプ100は液滴124の画像に関して二つの重要な測定基準を満たす。最初に、液滴の大きさが成長し剥離するのに、フレームレート(毎秒画像)が画像のシーケンスを捕捉するのに十分であること。第二に、露光時間(各特定の画像のためのセンサで光が収集される時間)が、液滴の運動を止めるのに十分に短いこと。ポンプ100は、明確なエッジの定義、(液滴全体のピクセル数の点での)十分な倍率、及び最小限のグレアなどのアーチファクトを持つ画像を生成する。
一実施形態では、画像装置102とマイクロプロセッサは、その後、液滴の量を決定するために、以下に記載するように分析された液滴の正確な画像を生成する。流体の液滴が均一な密度を有しており、気泡(閉塞)又はエントレインメントは、無視できるほど十分に小さいため、一実施形態では、液滴の量を計算するために、液滴の外表面のみが測定される。前述の計測は、正確に境界面を測定するための十分な空間分解能を用いて液滴を撮像することにより達成される。この境界を超える数値積分は、その後、液滴量を提供する。
図5Aから図5Cは、画像処理の定義を示す。1つの実施形態では、基準/調節フレーム及び画像目盛り(1mm当たりのピクセル)が、図5Aに示すように、ドリップチューブのオリフィスの末端114を配置することによって確立される。末端は、既知のサイズを有し、したがって、目盛り較正を提供する。末端はまた、以下に記載の量の計算に使用される液滴の上部境界を表している。一実施形態では、液滴の頂部154(固定/基準点から最も遠い点)が識別され、液滴の量の決定に使用される。例えば、センサ126などの光学装置は、ドリップチューブへと伝送され又は透過する光を受光し、マイクロプロセッサに受信光のデータを送る。一実施形態では、マイクロプロセッサは、データを用いて末端114の境界を決定し、及び以下にさらに記載されるように、液滴の量、形状又は位置を決定するための基準点として末端114の境界を用いる。
一実施形態として、さらに以下に記載されるように、液滴124に対する重力の方向(重力ベクトル156)が決定される。基準点は、例えば、末端114との境界、及び重力ベクトルは、画像処理のための基準フレームを確立するために使用される。
一実施形態では、液滴124の量は、データ129を受信し、データから液滴の画像を生成するマイクロプロセッサを用いて計算される。マイクロプロセッサは、液滴の境界157を定義するため、画像内の液滴の外縁に位置する。マイクロプロセッサは、境界で囲まれた面積を積分し、軸に対する液滴の対称性を仮定して、ドリップチューブの末端を交差する液滴の軸159に対して回転した量を算出する。
液滴124の量の計算は、少なくとも二つの広いアプローチを用いて計算することができる。境界制約量と呼ばれ、図5Bに示される最初のアプローチは、総量を計算するために液滴画像の外側の位置を使用する。画像からのピクセルデータの各水平列158は、外側の左右の境界に関連する。これらの境界の間の領域は、円形ディスク状の量(面積の回転対称な容積)の2次元投影として扱われる。液滴画像は、各行の容量を合計することにより、末端114から頂部へ積分される。境界制約量は、データの行ごとに最大解像度を取得する。
第2のアプローチは、フィット制約量と呼ばれ、図5Cに示される。すなわち、液滴124の量は、液滴の境界画像へパラメータ関数をフィッティングし、パラメータ関数を積分し、再び回転対称性を仮定することによって決定される。以下に説明するように、可能なフィッティングアルゴリズムは幾つかあるが、任意のフィットの結果は、全体の境界157を表す仮定関数のパラメータのセットである。フィット制約量は行の詳細を平滑化する。
一実施形態では、マイクロプロセッサは、データ129から液滴の時間的に連続する複数の画像を生成し、連続する各画像内の液滴のそれぞれの量を算出するか、ドリップチューブの末端から連続した液滴が離れる間のそれぞれの時間を算出する。時間的に連続した画像とは、時系列順に時間をかけて撮影した一連の画像を意味する。マイクロプロセッサは、それぞれの量又はそれぞれの期間を使用して、液滴の量の増加率を計算する。※上述したように、ドリップチューブからの流量は液滴の量の増加に実質的に等しく、従って、ドリップチューブの末端から液滴が離れるまでの時間は、連続する液滴の量の増加と相関づけられる。例えば一実施形態では、マイクロプロセッサは、下記及び上記に説明される操作を用いて、例えば、それぞれ連続する画像内の、液滴のそれぞれの量を算出し、各量の変化を計算し、各量の変化に基づいて出力チューブへの流体の流量を計算する。一実施形態では、マイクロプロセッサは、算出された流量に例えばマイクロプロセッサに格納された望ましい流量を一致させるために、機構127を制御する。
一実施形態では、液滴の量の増加率が例えばマイクロプロセッサへ格納された所定の値を超えたとき、マイクロプロセッサはフリーフローアラーム(free flow alarm)又は境界外状態アラーム(out of bound condition alarm)を生成する。一実施形態では、マイクロプロセッサは、フリーフローアラーム又は境界外状態アラームが生成されたときに、出力チューブへの流れを遮断するために機構127を制御する。一実施形態では、液滴の量の増加率が所定値未満である場合、マイクロプロセッサは、下流閉塞アラームを生成する。一実施形態では、マイクロプロセッサは、液滴が一定時間液滴チューブの末端に存在しないと、空袋アラーム又は気泡混入アラームを生成することを決定する。
一実施形態では、ポンプは、フリーフローアラーム又は境界外状態アラームが発生したときに出力チューブへの流れを遮断するための機構127を動作させるために使用されるプロセッサ163を含む。すなわち、安全性及び冗長性の要素として、第二のマイクロプロセッサがポンプで使用される。
液滴は最初に、ドリップチャンバ内の固定点、例えば、末端114からぶら下がっている。一実施形態では、マイクロプロセッサは、液滴が最大量に達した時を判断するための手段として、ドリップチャンバ内の固定点から剥離する時を識別する。マイクロプロセッサは時間的に連続した複数の液滴の画像を作成し、それらの画像を分析することによって、識別を行う。時間的に連続した画像とは、時系列順に時間をかけて撮影した一連の画像を意味する。
一実施形態では、マイクロプロセッサはそれぞれ連続した画像において、それぞれの境界上の点、たとえば頂点154を識別し、末端114からそれぞれの点までの距離を判断する。次にマイクロプロセッサは、上記の距離が、連続した1つめの画像の距離が連続した2つめの画像の距離より小さくなる、液滴の二つの連続した画像を識別する。この距離の減少は、1つめと2つめの画像の間の時間に液滴が固定点から離れたことを示し、さらに、1つめの画像で液滴が最大サイズに達したことを示す。マイクロプロセッサは、1つめの画像を使用して、液滴の量を計算する。
図6は、少なくとも部分的に液滴の境界外側164内に含まれる円162を含む液滴124の画像160を示す。図6はフィット制約量手法の具体例を示す図である。一実施形態では、マイクロプロセッサは、それぞれ時間的に連続した画像内の、それぞれの円162を特定する。円は、時間的に連続した画像のそれぞれの境界外側164で部分的に定義される。マイクロプロセッサは、それぞれの円について、ドリップチャンバ内の固定点に対してそれぞれの位置を特定し、それぞれの円を使用してデータから液滴の量を計算する。
一実施形態では、それぞれの円のそれぞれの位置を特定することは、例えばドリップチューブの末端から液滴が剥離する前の最後の画像など、液滴の最大サイズに一致する画像を特定することを含む。例えば、マイクロプロセッサは、それぞれの円上の、末端114などのドリップチャンバの固定点から一番遠いそれぞれの点を特定する。次に、マイクロプロセッサは、固定点から最も遠いそれぞれの点を決定し、固定点から遠いそれぞれの点を含む画像を特定する。すなわち、マイクロプロセッサは、最大の円を有する液滴を特定することによって最大の液滴を特定する。一実施形態では、最大の液滴は、第1の画像のすぐ前の第二の画像の、固定点からの頂点の距離に対して減少する第1の画像を決定することによって特定される。この減少は、第一及び第二の画像の間の時間に液滴が固定点から剥離していることを示し、さらに、液滴が第1の画像で最大サイズに達したことを示す。マイクロプロセッサは、固定点から最も遠いそれぞれの点を含む画像を使用して、液滴の量を計算する。
一実施形態では、マイクロプロセッサは、それぞれの境界外側は、ドリップチャンバ内の固定点から最も遠い液滴のそれぞれのエッジを含み、それぞれの円はそれぞれのエッジを含むような、一時的な画像のそれぞれへの境界外側を特定する。つまり、マイクロプロセッサは、例えば末端114など、固定点から最も遠い円上の点は上記液滴の上記エッジの一部であるなど、液滴の実際のエッジとともに上記に示された円を調節する。一実施形態では、マイクロプロセッサは、それぞれのエッジに対応する、及びそれぞれの円内のそれぞれの円弧を含む、それぞれの円弧を特定する。
一実施形態では、例えば、ドリップチューブの末端から液滴が剥離する直前の画像である、液滴の最大サイズに対応する画像を特定することは、円の中心点を用いることを含む。例えばマイクロプロセッサは、円のそれぞれの中心点166を算出し、末端114などの固定点に関して中心点の位置を算出する。次に、マイクロプロセッサは、固定点から最も遠い中心点を決定し、固定点から最も遠い中心点を含む画像を特定する。つまり、マイクロプロセッサは、最大の円をもつ液滴を特定することによって、最大の液滴を特定する。マイクロプロセッサは、固定点から最も遠い中心点を含む画像を用いて液滴の量を算出する。
図7は、光学画像装置を有するポンプ100の操作を示すフローチャートである。図7はポンプ100が使用できるアルゴリズムの例を示す。その他のアルゴリズムもポンプによって使用可能であることを理解されたい。液滴124の画像は、二値画像を作成するためにフィルタ処理、及びしきい値処理される。フィルタ処理は、メジアンフィルタリング(分離したグレアを取り除くため)、背景及び画像の一致性訂正(ダークノイズ、読み込みノイズ、ピクセルの不均一性、及び照明の不均一性によるノイズ源を取り除くため)、エッジの定義(畳み込み又はアンシャープマスキングの技術を使用して)。得られた画像は、二値画像を生成するためにしきい値処理される。二値画像は、中間のグレースケール値なしで、黒又は白のどちらかの値で構成される。画像はまた、特徴検出、パターンマッチング又はラドン変換などのような変換技術手法を用いて、末端114などの基準位置を見つけるために、(上記の動作と並行して)処理される。端点の位置は、画像マスクを形成するために使用される。マスクは、さらなる処理のための画像の領域を分離する。マスクの使用は、計算速度を増加させるだけでなく、さらに処理されてからのアーチファクトの情報を排除する。
一実施形態では、二値化された、マスクされた画像は、最右及び再左の境界を見つけるために、行ごとに処理される。この境界制約フィットは、液滴のエッジの形状の推定の一つである。一実施形態では、画像は、フィット制約アルゴリズムを使用して処理される。このようなアルゴリズムは、上記及び下記に記されたような液滴形状についての仮定に基づいて制約を課す。制約は、パラメータ制約関数と二値化エッジ画像のセットとの間の誤差を最小化するために、非線形最小二乗法最適化スキームが使用される。
二つの異なるエッジ近似が、境界制約の画像にフィット制約の画像を比較する、エッジ推定器アルゴリズムに提供される。最も単純なインスタンス化では、画像は行ごとに比較される。境界制約の画像は、特定のパラメータを超えてフィット制約の画像から外れない限り、「正しい」結果であると考えられる(このパラメータは、較正中に調整されている)。偏差が大きすぎる場合には、その行の境界制約画像の代わりにフィット制約画像の値が使用される。上記は推定量のコンセプトを説明することを意図している。実際の使用では、同時に2つの初期推定値との間の差を最適化するために、より洗練されたアルゴリズムが使用される。このようなアルゴリズムの例は、カルマンフィルタであるが、当業者によく知られている他のアルゴリズムを利用することもできる。
エッジ推定器からの出力は、液滴の頂点の位置を提供し、例えば時間依存性の重力ベクトルを計算するために使用される。この操作は、頂点の値の前の推定値へのアクセスを必要とし(変化を計算するために)、従って前の値の数はバッファに格納される。重力ベクトルは、フィット制約エッジ推定アルゴリズムに使用されるパラメータフィット関数の一部に必要とされる。したがって、重力ベクトルは、エッジフィットアルゴリズムのフィードバックループで使用される。
図8A及び図8Bは、重力ベクトル156を決定するための操作を実現するためのポンプ100の詳細図である。一実施形態では、装置118は末端114及び液滴124及び末端から発せられる光及び液滴から発せられる光を受信し、受信光に関してのデータ129を送信するセンサ126などの光学装置を照らす。マイクロプロセッサは、データを使用して液滴とドリップチューブの末端の各画像を生成し、ドリップチューブの末端から最も遠い距離にある液滴の部分である、液滴の頂点を配置する。マイクロプロセッサは、頂点の位置を用いて、ドリップチューブの末端に対しての液滴の方向を決定し、ドリップチューブの末端に対しての液滴の方向を利用して、ドリップチャンバの方向を算出する。一実施形態では、マイクロプロセッサは、マイクロプロセッサに格納された鉛直に関して一定の方向などの設定点とドリップチャンバの方向を比較し、その方向が指定された値が設定点に等しい、又は設定点から特定値変化した場合、境界超アラームを生成する。例えば、ドリップチャンバが垂直から離れすぎている場合、ポンプ100の動作が損なわれる可能性があると警告が生成される。
例えば、図8Aの液滴の実際の向きの線168及びドリップチャンバの軸170は同一直線である。液滴は必ず(垂直な)重力に合わせなければならないので、図8Aでドリップチャンバの方向は垂直である。線168もまた重力ベクトル156と直線をなす。図8Bの線168及び170は、同一直線ではなく、ドリップチャンバが垂直ではない。したがって、一実施形態では、マイクロプロセッサは、ライン168及び170を生成し、それぞれの位置や線の向きを比較する。すなわち、マイクロプロセッサは、重力ベクトルに対するドリップチャンバの方向を算出する。データ129は、ある期間にわたってそれぞれの画像(時間的に連続した画像)を生成するために使用される場合、重力ベクトルは、ドリップチューブの末端及び、吊り下がった液滴の頂点の位置が時間をかけて成長するような液滴の画像を測定することによって、及びこれらの一連の測定にわたって頂点の時間依存の方向変化を追跡することによって、決定される。一実施形態では、末端114の境界は、上述のように計算され、境界が液滴及び/又はドリップチャンバの方向を算出するための基準面として使用される。
一実施形態では、照射装置は、ドリップチューブ、及び液滴の末端とマイクロプロセッサを照らす光の照明特性を制御し、各画像からドリップチューブ及び液滴の末端のそれぞれの境界を識別し、それぞれの境界にパラメータ関数をフィットさせそして、例えば上述したように、液滴の量を得るためにパラメータ関数を積分する。
一実施形態では、末端の位置、重力ベクトル、及び最適なエッジの推定値は、上述の“円盤”の仮定を使用してエッジ画像を積分する量演算ルーチンに入力される。重力ベクトルは、(重力ベクトルに対して直角な)水平の方向を決定するために使用され、ドリップチューブの末端の位置は、積分の上限値を決定するために使用される。これらの末端と重力データ値は、アルゴリズムからの出力としての量に沿って提供される。一実施形態では、アルゴリズムは、エッジフィットのパラメータ、ならびにフィット分散などの統計データを渡す。一実施形態では、前述の情報は、以下に説明するデジタル信号処理連鎖において用いられる。
多くの方法は、測定された画像に対して制約をフィットするように用いられる。一実施形態では、“吊り下がった液滴“アプローチは、表面張力のためのヤングラプラス方程式(アルカリ液)を解くことに関わる。接触点(終点)から吊り下がった液滴は重力と表面張力(粘度に関連する)のバランスにより制御された形状を有している。この仮定は、液滴が平衡状態にあるときのみに厳密に有効であり、(揺れや圧力変動による)振動はヤングラプラス予測から液滴の形状を歪ませる。しかし、小さな振動からフィットが失敗することはなく、実際には、フィットからの偏差は、このような振動の存在を示す良い指標である。
一実施形態では、円のハフ変換(CHT)は、液滴の湾曲した底部を表す画像要素を識別するために画像に使用される。厳密には“フィット”ではないが、CHTは、円の半径の値と原点によって特徴づけられる液滴のパラメータ表現を提供する。 CHTアルゴリズムは、画像の数学的変換空間において決定又は適用される制約を表す。周知の当業者に他に広く使用されている変換は、フーリエ変換とウェーブレット変換、及びラドン変換である。
上記に記載されたパラメータフィッティング手順は、液滴のエッジの可能な位置に強い制約を適用する。継続の仮定(流体エッジが十分に短い距離で、その近隣から逸脱することはできない)及び液滴のエッジがドリップチューブオリフィスで終了する要件に伴い、上述したように、この手順は境界制約の画像を強化し、修正するために使用される。その他のフィッティング手順は、ここで説明したものと同様に動作する。
図9A及び図9Bは、光注入を用いたンプ100の詳細図である。ドリップチューブ110、ドリップチャンバ106、チューブ108、液滴124、画像装置120、及びセンサ126は、図2に記載される。照射装置118は、ドリップチューブに光174を送信又は注入するための照明源172を含む。光はドリップチューブの表面176に内面に面する複数の部分で反射し、反射光は、内部が均一に照らされるように、液滴124の内部177へとドリップチューブの末端114を透過する。光学装置は、液滴の内部から伝送された光178を受信し、受信した光に関するデータをコンピュータプロセッサへと送信する。受信された光についてのデータは、上記の述べたいずれの操作を用いて操作することができる。例えば、一実施形態では、照明装置は、液滴に伝送される光の照明特性を制御し、光学装置は、液滴からの光を受光する。マイクロプロセッサは、データから液滴の境界を含む画像を生成し、液滴の境界にパラメータ関数をフィッティングし、液滴の量を得るためにパラメータ機能を積分する。
したがって、光174は、有意な内部反射を受けるように(すなわち、いわゆる“臨界角”に等しいか、又は大きく)透明なドリップチューブに注入されるビームに形成される。チューブ表面の欠陥は光散乱を引き起こしながら、チューブの円筒形の穴は、(チューブの穴を埋めるように)チューブの内部で発散する内部反射を引き起こす。その結果、液滴は内部的に照らされる。これらの条件下で、装置120内の画像光学は、(レンズに到達する光のための直接的な光路は存在しない)液滴表面から発散された光のみを受ける。高コントラストのエッジ画像に加えて、このアプローチは非常にコンパクトな照明要素の使用を可能にする。
図10Aは、メニスカス検出装置を有するポンプ100の概略詳細図である。ドリップチューブ110、ドリップチャンバ106、チューブ108、及び流体146は、図2に記載される。画像装置102は、光がドリップチャンバ内にたまっている流体の表面186に鋭角で反射するような、ドリップチャンバへと縦軸184に対して鋭角に光182を伝送する、レーザーのような光源を含む。装置102は、反射光182を受け取り、受信光についてのデータをコンピュータのプロセッサに送信するセンサ又は位置検出器188を含む。マイクロプロセッサは、受信光についてのデータを用いて、表面186の位置を算出する。
光182を受光するセンサ188上の位置は、表面186上の場所によって異なる。レベル190A及び190Bは、流体146のための2つの可能なレベル、及びしたがって、表面186のための2つの可能な位置を示す。図10Bに示すように、レベル190A及び190Bから反射する、光182A及び182Bはそれぞれ、センサ188の異なる部分に当たる。マイクロプロセッサは、流体146のレベル、つまり、ドリップチャンバ内のメニスカスを決定するために、センサ188上の位置との間の差を使用する。センサ188は、当該技術分野で公知の任意の位置検知型検出器、例えばセグメントセンサ又は横方向センサとすることができる。一実施形態では、例えば、ドリップチャンバが空である、又は光182が流体146に当たらないほどレベル186が低いなど、光源188から発せられる光が光学装置によって受信されないと、マイクロプロセッサは、例えば空液アラーム又は気泡混入アラームを生成する。
セグメント化された位置検知型検出器は、複数のアクティブエリア、例えば、小さなギャップや不感領域によって分離された4つのアクティブエリア、又は四分円を含む。対称光スポットがすべての四分円に等しく入射すると、装置は、4つの等しい流れを生成し、スポットは、装置の電気的センタ(electrical center)に位置する。スポットがアクティブエリアを横切って平行移動するように、各セグメントの流れの出力は、スポットの位置を計算するために使用することができる。横方向の位置感知検出器は、フォトダイオードの表面抵抗が位置を決定するために使用される、単一のアクティブな素子を含む。正確な位置情報は、光スポットの強度プロファイル、対称性又はサイズとは無関係に得られる。デバイス応答はデッドスペース無しに検出器の開口全体で均一である。
図10Bは、メニスカス検出装置を有するポンプ100の概略詳細図である。一実施形態では、画像装置102は、光182をドリップチューブを通して反射して戻すドリップチューブの反対側のミラー192及びセンサ188に反射光を導くビームスプリッタ194を含む。この構成では、チューブの同じ側上に光学系要素のための全ての電気機器を置くことができる。
以下は、メニスカスレベル測定に関するさらなる詳細を提供する。ドリップチャンバは、動作中は常に部分的に流体で満たされている。ドリップチャンバに閉じ込められた空気は、その上下の流体との圧力平衡状態にある。エアギャップを隔てた圧力差は、流体をドリップチャンバの底部から出して、下流チュービング108を介して動かす。流体が継続的に液滴の量が増えるようにドリップチューブチャンバに入り、出ることによって、流体のメニスカスレベルはほぼ一定となる。しかし、メニスカスレベルの変化がいくつかの理由で発生する可能性がある。液滴が切り離され、下の流体へと落ちたときに過渡変化が発生することがある、又は振動(ポンプ振動、チューブセットの動き、又は患者の動きに起因する)に起因する流体の圧力変動を発引き起こすことがある。これらの過渡変化は、平均メニスカス値のあたりで変動し、したがって、特性変動時間に比べて長時間にわたって流量の変化を示すものではない。
外圧による環境の変化(例えば移動車両や飛行機内)、患者と医療の問題に起因する背圧の変化、又はポンププロセスの閉塞又は誤作動によってより長い時間にわたる平均メニスカスレベルを変更するバリエーションが発生する可能性がある。これらの長時間にわたるメニスカスレベルの変化は、全体的な流量の同時変化を表し、上記した流量測定を改良することができる。したがって、注入中はメニスカスのレベルで監視し、インフュージョン装置の運用上の問題の指標として、又は、プライマリ光学的流量(primary optical flow)測定の補助として、その中で得られた情報を使用することが望ましい。
流体146のレベルを測定するための上記の方法は、ドリップチャンバ内の流体の頂部表面からの光の反射を使用する。例えば光182A及び182Bで示されるように、反射されたビームの軸は、流体レベルの変化に応じて横方向にシフト(偏向)される。偏向の量は、流体レベルの変化、ビームの入射角のみに依存する。レーザー光源が図に示されているが、この技術は、任意の光ビームに対応している。ビームは伝搬自由に示されているが、さらに、装置はビームを制御するためのレンズ素子を組み込むことができる。
(図示しない)一実施形態では、センサ126(画像焦点面アレイ)は、ビームスプリッタ及び他の単純な光学系を介して、液滴124を画像化する、及び流体146のメニスカスを測定するために使用される。センサ126は、少なくとも2つの方法で共有することができる。吊り下がった液滴の画像化のために使用されていないセンサの部分は同時に、偏向されたビームを記録することができ、吊り下がった液滴の画像のメニスカスレベル測定のための照明装置118は、センサが交互に液滴画像と偏向ビーム画像を記録するなどのように、時間的に交互に使用することができる。例えば、図2及び図10A/10B又は、図2及び図9Aに示すように、ポンプ100は画像装置102を組み合わせることができる。
したがって、一実施形態では、装置102は、ドリップチューブの内側表面に面して反射する光などのように、ドリップチューブへと光を発する光源172のような第一の光源を含み、反射光は、ドリップチューブの第1の末端から吊るされたIV流体(IV fluid)の液滴の内部へと、ドリップチューブの末端を透過する。装置102はまた、ドリップチャンバの中に配置されたIV流体の表面へ鋭角で反射する光のように、ドリップチャンバへとドリップチャンバの縦軸方向に関して鋭角に光を伝送する光源188などの第二の光源を含む。光学センサ126は、液滴の内部から発せられた反射光を受光し、第二の光源からの光を受光し、第一及び第二の光源から受けた光に関するデータをコンピュータプロセッサへと送信する。マイクロプロセッサは、上記に示すように、第一の光源から受けた光に関するデータを使用して液滴の量を算出し、第二の光源から受けた光に関するデータを使用して表面の位置を算出する。
図11は、プライマリ及びセカンダリとしての構成でそれぞれ光学画像装置を有する2つのインフュージョンポンプアセンブリ200A及び200Bの概略的なブロック図である。アセンブリは、プロセッサとコントロールパネルを除く、ポンプ100のための要素を含む。一般的に、ポンプ100の操作に関する記載は、アセンブリ200A及び200Bの操作にも適用できる。アセンブリ200Aはプライマリ流体源(fluid source)112Aに接続している。ポンプ200Bはプライマリ流体源112Bに接続している。源112A及び112Bはプライマリ/セカンダリインフュージョンの構成で配置されている。例えば、源(source)112A内のプライマリ薬剤は源(source)112B内のセカンダリ薬剤と連携して投与される。当技術分野で知られているように、プライマリ/セカンダリの構成では、セカンダリの源の薬剤は、プライマリの源の投薬の前にインフュージョンされる。ポンプ機構127A及び127Bからチューブ108A及び108Bは、それぞれ、共通のチュービング202に接続されている。そして、プロセッサは自動的に必要に応じてアセンブリ200Bを無効にし、源112A内の流体のインフュージョンを開始する。
一実施形態では、アセンブリ200A及び200Bでは単一のプロセッサとコントロールパネル、例えばプロセッサ104及びパネル144が使用される。プロセッサは、源112B内の流体の投薬が完了するまで、適切なプロトコルに従ってアセンブリ200Bを動作させる。一実施形態(図示せず)においては、各アセンブリは、別個のプロセッサ及びコントロールパネルを有し、又は各アセンブリは、別個のプロセッサ及び共通の制御パネルを有する。
図12は、光学画像装置を有するポンプ100の操作を示す最上位のブロック図である。一実施形態では、上記に記載の量計測、及び適用できる場合はフィット測定基準は、流量を算出し、ポンプコントロール装置へフィードバックを提供する、デジタル信号処理アルゴリズムへ送られる。設備210は源112、ドリップチャンバ、ドリップチューブ、及びポンプ機構127を含む。マイクロプロセッサは、計測された流量216を提供するためにマイクロプロセッサの一部にデジタルフィルタ214でフィルタ処理され、液量とフィット測定基準212を出力する。計測された流量は望ましい流量と比較され、例えば、ポンプ100のフィードバックループを閉じるように、パネル144を通してマイクロプロセッサへと入力される。
図13は、光学画像装置を有するポンプ100のための例示的な信号処理及びフィードバック制御を示すブロック図である。機構127はドライブ218及びモーター220を含む。装置102からの画像データは計測された液滴量を生成するために画像処理ブロック222にて処理され、結果はフィルターブロック224へと入力される。フィルターブロックの出力は計測された流量である。計測された流量はコンパレーター226によって望まれた流量比較され、流量誤差(見積もり誤差)を提供する。流量誤差は、PID(比例、積分、微分)制御アルゴリズム228の段階的なシリーズ(staged series)に送られる。それぞれのPIDブロックは、連続的に早い時間の尺度で操作される。ブロック228Aは流量を制御し、ブロック228Bはポンプモーター速度を制御し、ブロック228Cはポンプモーターの流れを制御する。速度制御は、モータ位置エンコーダ230からのフィードバックを組み込む。流れ制御は、モータ220内のモータの流れセンサからのフィードバックを組み込む。
図14は、光学画像装置を有するポンプ100の例示的なデジタルフィルタを示すブロック図である。フィルタ232は、当業者に知られているFIR/ IIRフィルタの一般的なクラスなど、当該技術分野で公知の任意のフィルタであることができる。簡単な例では、サンプル数を超える時間平均を実装するFIRフィルタである。
図15は、光学画像装置を有するポンプ100内の、例示的な空間フィルタの概略図である。液滴124の画像の高解像度及びエッジ定義の目標は、例えば上記に記載の、照明技術、光学技術又はその両方によって達成される。一実施形態では、空間フィルタリング技術は装置120の光学系にて使われる。例えば、画像装置102の後焦点面のマスク240は、センサ126などの光学装置によって生成された画像を(光学フーリエ変換を通して)修正する。DCブロックフィルタは図15に示される。このフィルタは送信光の中心コーン(central cone)をブロックし、(錯乱光に関連付けられた)エッジ画像を強調する。
一実施形態では、センサ126の感度は、装置118内の光源の照明スペクトルに整合される。一実施形態では、センサ126は、低コストの可視光センサ(400から1000nmの波長)であり、源122は人間の視覚の範囲外の光を生成する(すなわち、800から1000nm)。この場合、オペレータは、明るい照明源に気を取られることはない。
ポンプ100は、当該分野で公知の任意のポンプ機構又はポンプアプリケーションであり、IVインフュージョンポンプ(IV infusion pump)の用途に限定されないことが理解されたい。重力供給方式の場合には、ポンプ機構は、バルブ又は流量制限器に置き換えることができ、さらに上記の構成及び動作と互換性がある。
図16は、複数の画像チャネル光検出及び単一の光源を有する光学画像装置300の概略図である。例えば一実施形態では、装置300はドリップチャンバ304を含むインフュージョンチューブと共に使用される。ドリップチャンバ304は、ドリップチューブ308の部分306、出口ポート312を含む部分310、部分306及び310の間の部分314を含む。出力チューブ316はドリップチャンバ304を流れる流体の出口ポート312へ接続できる。ドリップチューブ308は投薬バッグ317などの流体317の源へと接続される。装置300は光のスペクトルS1,S2,及びS3を発する少なくとも1つの光源318及び光学装置319を含む。
光源318は当該分野で周知の任意の光源、発光ダイオード(LED)、LEDの列、レーザーダイオード、白熱灯又は蛍光灯を含み、限定されない。
光学装置は、S1T,S2T及びS3Tを送受信するための単一のレンズ320を含む。S1TS,2T及びS3Tは、それぞれ部分306、310、及び314を透過した、S1,S2及びS3のスペクトルを含む。光学装置319は、単一のレンズ320からのS1T,S2T,及びS3Tを受信するための単一のイメージセンサ322を含む。センサ322は、レンズ320によって受光される、それぞれS1T,S2T,及びS3Tに特徴づけられる、データ324,326,及び328を生成し、送信する。装置300は、メモリ素子329及び少なくとも一つの特別にプログラムされたプロセッサ330を含む。メモリ素子329は、コンピュータ実行可能命令331を保存するよう構成される。プロセッサ330は、データ324,326,及び328を使用して、それぞれ部分306,310,及び314の画像332,334及び336を生成するために命令331を実行するよう構成される。
ここで“特徴づける”とは、それぞれのデータが、例えばそれぞれのデータを使用して画像の生成を可能にするパラメータを提供するスペクトルの光を記載する、又は測ることを表す。ここで“光を発する”とは、問題の中の要素(element in question)が光を生成することを表す。ここで“伝送される”とは、部分306、310、及び314を通して光源318が渡す光によって発せられた光などの、問題の中の要素を通して光が渡されることを表す。
一実施形態では、センサ322はカラーイメージセンサである。一実施形態では、光源318は単一の光源である。
一実施形態では、部分306はドリップチューブ308から吊り下がった液滴338を含み、画像332は液滴338の画像を含む。プロセッサ330は画像332を使用して、吊り下がった液滴338の量を決定づける命令331を実行するように構成される。量はインフュージョンチューブ302を通して流体の流れを調節するための操作スキーム内で使用される。
一実施形態では、部分314はドリップチャンバ304内の流体のメニスカス342を含み、画像336はメニスカス342の画像を含む。プロセッサ330は画像336を使用してメニスカス342の位置を決定する命令331を実行するように構成される。位置は、インフュージョンチューブ302を通して流体の流れを調節するための制御及びアラームスキーム内で使用される。一実施形態では、気泡344は部分310に存在し、プロセッサ330は画像334を使用して気泡344の量を決定づける命令331を実行するよう構成される。量は、インフュージョンチューブ302の安全な操作を保証するため、アラームスキーム内で使用される。
一実施形態では、光源318は赤、青及び緑のスペクトル光を発する。一実施形態では、S1Tは、赤、青又は緑のスペクトル光の一つから成り、S2Tは、S1Tに含まれない光の赤、青又は緑のスペクトル光の一つから成り、S3Tは、S1T及びS2Tを含まない、赤、青、又は緑のスペクトル光の一つから成る。したがって、S1T、S2T及びS3Tは赤、青又は緑の光の一つから成り、他のS1T、S2T及びS3Tを含まない。ここで“赤スペクトル光”とは、波長が約610nmから675nmの間で、ピーク強度が約625nmの光を意味する。ここで“青スペクトル光”とは、波長が約410nmから480nmの間で、ピーク強度が約470nmの光を意味する。ここで“緑スペクトル光”とは、波長が約500nmから575nmの間で、ピーク強度が約525nmの光を意味する。したがって、それぞれ赤、青及び緑の光のスペクトルは波長の重複がない。
一実施形態では、装置300はS1T、S2T及びS3Tのうちひとつのみを反射する鏡346を含む。例えば、光346AはS1Tを反射する。一実施形態では、装置300はS1T、S2T又はS3Tのうち1つのみを反射する鏡346A及び、S1T、S2T又はS3Tのうちの異なる1つのみ、たとえばS3Tを反射する鏡346Bを含む。一実施形態では装置300はS1T,S2T又はS3Tのうち二つのみを反射するビームコンバイナ348Aを含む。例えば図16では、ビームコンバイナ348AはS1T及びS3Tを反射し、S2Tを通過させる。
以下に図16に関するさらなる詳細を示す。以下に記載されるように、S1T,S2T及びS3Tを生成するために、様々なフィルタリング操作が使われる。鏡346Aは源318から発せられ、ドリップチャンバ304の部分306によって伝送された、赤、青及び緑の結合スペクトルを受光し、ただし、S1Tスペクトルのみを反射する。鏡346Bは源(source)318から発せられ、出口チューブ316の部分310によって伝送された、赤、青及び緑の結合スペクトルを受光し、ただし、S3Tスペクトルのみを反射する。このように、鏡348A及び348Bはカラーフィルタリングである。
一実施形態では、センサ322はモノクロではなく、カラーイメージセンサである。ビームコンバイナ348Aは源318から発せられたスペクトルS2Tのみを送信し、ドリップチャンバ304の部分314によって伝送される。特に、ビームコンバイナ348Aは、源318から発せられ、ドリップチャンバ304の部分314によって伝送された、赤、青及び結合スペクトルを受光し、ただし、S2Tスペクトルのみを反射する。ビームコンバイナはまた鏡346Aによって反射されたスペクトルS1T及び鏡346Bによって反射されたスペクトルS3Tを反射する。ここで留意すべきは、鏡346A及び346BはスペクトルS2T及びS3T、及びスペクトルS1T及びS2Tのそれぞれを除去するため、ビームコンバイナ348Aの反射操作は、広帯域反射を用いて実施できることである。
図17は、複数の画像チャネル光検出及び単一の光源を有する光学画像装置400の概略図である。装置300についての議論は、以下を除いてポンプ400に適用できる。一実施形態では、光学装置319はS1,S2又はS3の1つのみを、部分306、310、又は314の1つへ送信する鏡を含む、又は光学装置319はS1,S2又はS3のひとつのみを、部分306、310、又は314の一つへ反射する鏡を含む。たとえば、鏡346Cは部分306へS1を送信し、S2及びS3を反射し、鏡346DはS3を送信し、S2を部分314へ反射し、鏡346EはS3を部分310へ反射する。一実施形態では、鏡346Eは広帯域反射鏡である。
鏡346Fはビームコンバイナ348Aへドリップチャンバ304の部分306から伝送されたスペクトルS1Tを反射する。一実施形態では、鏡346Fは広帯域反射鏡である。鏡346Gはビームコンバイナ348Aへドリップチャンバ304の部分310から発信されたスペクトルS3Tを反射する。一実施形態では、鏡346Gは広帯域反射鏡である。例えば鏡346Gからの光はスペクトルS2Tのみであるなど、ビームコンバイナ348Aへ入る光は個別のスペクトルへ分けられるので、広帯域送信及び反射操作はビームコンバイナ348A内で用いることができる。
図18は、複数の画像チャネル光検出及び単一の光源を有する光学画像装置500の概略図である。装置300及び400に関するそれぞれの議論は以下を除いて装置500へ適用できる。一実施形態では、光学装置319はビームコンバイナと鏡346H及び346Iと入れ替えることができる。鏡346Hは鏡346Fに反射されたS1Tを発信し、(鏡346Dからの)S2Tを反射する。鏡346Iは(鏡346Eからの)S3Tを発信し、(鏡346Hから発信された)S1T及び(鏡346Hから反射された)S2Tを反射する。
図16では、光源318の長さL1は、光源318が部分306、310及び314を通して直接光を発しなければならないため、部分306、310及び314の長さに十分でないとならない。しかし、図17及び18では、光源318の長さL1は大幅に少なくてよく、例えば部分306の長さL2と同じほどで良い。図17及び18では、光源318は部分306を通して直接光を発するが、しかし、部分310及び314へ光を反射させるために鏡の組み合わせが使われる。したがって、図17及び18では光源318としてより小さく安い装置が使用できる。
図19は、複数の画像チャネル光検出及び複数の光源を有する光学画像装置600の概略図である。装置300に関する議論は、以下を除いて装置600へ適用できる。装置600は三つの光源、スペクトルS1のみを発する光源318A、スペクトルS2のみを発する光源318B、スペクトルS3のみを発する光源318Cを含む。光学装置319はS1Tを反射する鏡346J及びS3Tを反射する鏡346Kを含む。ビームコンバイナ348BはS2Tを伝送し、S1T及びS3Tを反射する。一実施形態では、鏡346J及び346Kのひとつ又は両方が広帯域反射鏡である。一実施形態では、ビームコンバイナ348Bは広帯域伝送及び反射機能性をもつ。
それぞれ装置300、400、500及び600の実施形態では、2チャネル画像が部分306、310又は314のうち二つのみへ実施され、画像は残りの部分306、310又は314では実施されない。
図20は、2チャンネル光学画像及び単一の光源を有する光学画像装置700の概略図である。装置700では、色の多重化は部分306、310又は314のうち2つのみへ実行される。装置700は装置400を開始点として使用することができる。以下は装置400及び700の違いを記載する。図20では、2チャネル光学画像が部分306及び314へ実施される。鏡346E及び346Gは取り除かれる。鏡346DはS3を伝送する必要がなくなる。ビームコンバイナ348AはS3Tを反射する必要がなくなる。その他の点では、部分306及び314に関する操作は図17で記載されたものと同じである。一実施形態では、部分310の画像は、光源318から部分310を透過した光S1T/S2T/S3Tを受光するレンズ702を追加して実施される。レンズ702はイメージセンサ704へS1T/S2T/S3Tを伝送し、データ326を生成する。プロセッサ330はデータ326から画像334を生成する。イメージセンサ704は、色多重化が部分310へと実施されないため、モノクロである。
2チャネル光学検出の他の組み合わせが、装置700で可能なことは当業者には明らかである。例えば、2チャネル光学検出は部分306及び310のみへ実行されるため、鏡346Dは取り除かれる。図17で部分306及び310へ記載されたような操作は、概ね同じである。レンズ702は部分314によって伝送されたS1T/S2T/S3Tを受光し、イメージセンサ704へS1T/S2T/S3Tを送信し、それがデータ328を生成する。プロセッサ330はデータ328から画像336を生成する。イメージセンサ704はモノクロであってよい。例えば、2チャネル光学検出は部分310及び314のみへ実行されるため、鏡346Fは取り除かれる。図17で部分310及び314へ記載されたような操作は、概ね同じである。レンズ702は部分306によって伝送されたS1T/S2T/S3Tを受光し、イメージセンサ704へS1T/S2T/S3Tを送信し、それがデータ324を生成する。プロセッサ330はデータ324から画像332を生成する。イメージセンサ704はモノクロであってよい。装置400の要素の他の構成は2チャネル光学画像を実行可能であることを理解されたい。一実施形態では、2チャネル画像は部分306,310又は314のうち二つのみへ実施され、画像は残りの部分306,310又は314へ実施されない。すなわち、二番目のレンズ及びイメージセンサは残りの部分306、310又は314を画像化するのに使用されない。
装置300は2チャネル操作へ変更可能なことは当業者にとって明らかである。例えば、2チャネル操作は、鏡346Bを取り除くことのみによって部分306及び314へ実施可能である。図16で部分306及び314へ記載された操作は概ね同じである。部分310からのS1T/S2T/S3Tは二番目のレンズ(図示されない)によって受光され、モノクロでありうる二番目のイメージセンサ(図示されない)へと伝送される。二番目のセンサは画像334を生成するためのデータ326を生成する。例えば、2チャネル操作は、鏡346Aを取り除くことのみによって、部分310及び314へ実施可能である。図16で部分310及び314へ記載された操作は概ね同じである。部分306からのS1T/S2T/S3Tは二番目のレンズ(図示されない)によって受光され、モノクロでありうる二番目のイメージセンサ(図示されない)へと伝送される。二番目のセンサは画像332生成するためのデータ324を生成する。例えば、2チャネル操作は、部分306及び310のみへ実施可能である。図16で部分306及び310へ記載された操作は概ね同じである。部分314からのS1T/S2T/S3Tは二番目のレンズ(図示されない)によって受光され、モノクロでありうる二番目のイメージセンサ(図示されない)へと伝送される。二番目のセンサは画像336生成するためのデータ328を生成する。装置300の要素の他の構成は2チャネル光学画像を実行可能であることを理解されたい。一実施形態では、2チャネル画像は部分306,310又は314のうち2つのみへ実施され、画像は残りの部分306,310又は314へ実施されない。すなわち、二番目のレンズ及びイメージセンサは残りの部分306、310又は314を画像化するのに使用されない。
装置500は2チャネル操作へ変更可能なことは当業者にとって明らかである。例えば、部分306及び314のみへ2チャネル操作を実施するために、鏡346Eは取り除かれる。図18にて部分306及び314について記載された操作は概ね同じである。部分310からのS1T/S2T/S3Tは二番目のレンズ(図示されない)によって受光され、モノクロでありうる二番目のイメージセンサ(図示されない)へと伝送される。二番目のセンサは画像334生成するためのデータ326を生成する。例えば、部分310及び314のみへ2チャネル操作を実施するために、鏡346Fは取り除かれる。図18にて部分310及び314について記載された操作は概ね同じである。部分306からのS1T/S2T/S3Tは二番目のレンズ(図示されない)によって受光され、モノクロでありうる二番目のイメージセンサ(図示されない)へと伝送される。二番目のセンサは画像332生成するためのデータ324を生成する。例えば、部分306及び310のみへ2チャネル操作を実施するために、鏡346D及び346Hは取り除かれる。図18にて部分306及び310について記載された操作は概ね同じである。部分314からのS1T/S2T/S3Tは二番目のレンズ(図示されない)によって受光され、モノクロでありうる二番目のイメージセンサ(図示されない)へと伝送される。二番目のセンサは画像336生成するためのデータ328を生成する。装置500の要素の他の構成は2チャネル光学画像を実行可能であることを理解されたい。一実施形態では、2チャネル画像は部分306,310又は314のうち2つのみへ実施され、画像は残りの部分306,310又は314へ実施されない。すなわち、二番目のレンズ及びイメージセンサは残りの部分306、310又は314を画像化するのに使用されない。
装置600は2チャネル操作へ変更可能なことは当業者にとって明らかである。例えば、部分306及び314のみへ2チャネル操作を実施するために、鏡346Kは取り除かれる。図19にて部分306及び314について記載された操作は概ね同じである。部分310からのS3Tは二番目のレンズ(図示されない)によって受光され、モノクロでありうる二番目のイメージセンサ(図示されない)へと伝送される。光源318Cは広帯域でありうる(S1/S2/S3を発する)。二番目のセンサは画像334生成するためのデータ326を生成する。例えば、部分310及び314のみへ2チャネル操作を実施するために、鏡346Jは取り除かれる。図19にて部分310及び314について記載された操作は概ね同じである。部分306からのS1Tは二番目のレンズ(図示されない)によって受光され、モノクロでありうる二番目のイメージセンサ(図示されない)へと伝送される。光源318Aは広帯域でありうる(S1/S2/S3を発する)。二番目のセンサは画像332生成するためのデータ324を生成する。例えば、部分306及び310のみへ2チャネル操作を実施するために、部分314からのS2Tは二番目のレンズ(図示されない)によって受光され、モノクロでありうる二番目のイメージセンサ(図示されない)へと伝送される。光源318Bは広帯域でありうる(S1/S2/S3を発する)。二番目のセンサは画像336生成するためのデータ328を生成する。図19にて部分306及び310について記載された操作は概ね同じである。装置600の要素の他の構成は2チャネル光学画像を実行可能であることを理解されたい。一実施形態では、2チャネル画像は部分306,310又は314のうち2つのみへ実施され、画像は残りの部分306,310又は314へ実施されない。すなわち、二番目のレンズ及びイメージセンサは残りの部分306、310又は314を画像化するのに使用されない。
簡潔さのために、以下の議論の部分は図16の装置300を対象とし、ただし、議論は図17から図19まで同様に適用可能であることを理解されたい。さらに、以下の議論は、複数チャネル光学検出が部分306,310及び314の3つ全てへ実行される実施形態を対象とする。しかし、議論は上記に議論される2チャネル実施形態へも適用可能であることを理解されたい。3つのレンズ及びセンサの代わりにレンズ320などの単一のレンズ及びセンサ322などのイメージセンサを用いることは、装置300のコストと複雑さを減少させる。レンズ320によって伝送されたS1,S2及びS3の3つ全てのスペクトルは、同時に単一のイメージセンサ322によって受光される。しかし、センサ322がモノクロセンサの場合、従来の信号処理は画像332、334及び346を生成するのに使用できない。例えば、モノクロセンサは赤、青及び緑を識別できず、画像332、334及び346を生成するためのスペクトルS1T、S2T及びS3Tを分けるために従来の信号処理を使うことができない。有利には、装置300はセンサ322にカラーイメージセンサを使用し、これはスペクトルS1T、S2T及びS3Tを識別することができる。
赤、青及び緑のスペクトルからの単一の、独立した、それぞれの色はそれぞれスペクトルS1T、S2T及びS3Tに使用されるので、画像322は単一のそれぞれのスペクトルへデータ324、326及び328を伝送することができ、これによって、部分306、310又は314それぞれの単一のそれぞれの画像は従来の信号処理操作を使用して生成することができる。例えば、スペクトルS1T、S2T及びS3Tはそれぞれ赤、青及び緑のスペクトル光から成る。センサの赤に反応したピクセルはスペクトルS1Tを受光し、センサの青に反応したピクセルはスペクトルS2Tを受光し、センサの緑に反応したピクセルはスペクトルS3Tを受光する。
このようにして、赤に反応したピクセルは液滴338の画像を記録し、青に反応したピクセルはメニスカス342の画像を記録し、緑に反応したピクセルは部分310の画像を記録する。このようにして、反応したピクセルのそれぞれのグループ(例えば赤に反応したピクセル)は、反応したピクセルの残りのグループ(例えば青及び緑に反応したピクセル)へ対応した他の画像からの画像に(本質的にフィルタリングとして)反応せず残る。このようにして、プロセッサ330へ伝送されるデータに含まれるスペクトル又は画像は重複せず、従来の信号処理は画像332、334及び346を生成するのに使用できる。
色のフィルタリング反射及び伝送というよりも、広帯域反射鏡/反射操作の使用は図17から19のそれぞれ光学装置319のコストを削減することができる。
一実施形態では(図示されない)、レンズ320などの単一のレンズ及び単一のモノクロイメージセンサがインフュージョンポンプ内の、時間多重化装置で使用される。例えば図19を参照に用いて、それぞれの光源318A/B/Cは同じスペクトルの光を発する。発せされた光は上記に記載の部分306、310及び314に類似した、インフュージョンチューブ302などのインフュージョンチューブの部分を透過する。鏡346A/346B及びビームコンバイナ348Aに類似した装置を通して、類似した部分を透過した光は、プロセッサ330のようなプロセッサへと光を伝送する単一のレンズへ伝送される。上述の通り、モノクロセンサは、従来の信号処理を使用して、同時に受信した3つの画像を識別することができない。しかし、一実施形態では、1つの光源のみがイメージセンサの画像フレーム毎に活動するように、3つの光源は順番に活動する。例えば、1つめのフレームで、部分306に類似した部分を透過した光を発する光源が活動し、次のフレームでは、部分310に類似した部分を透過した光を発する光源が活動し、その次のフレームでは、部分314に類似した部分を透過した光を発する光源が活動する。プロセッサはフレーム毎の一つの画像のみを受信し、プロセッサへとそれぞれのフレームのそれぞれの画像のためのデータをそれぞれ伝送することができる。プロセッサは同様に、ポンプのそれぞれ類似した部分のための画像を分離して生成することができる。モノクロイメージセンサ及び同じスペクトルを発する三つのバックライトの使用は実施形態の中のポンプのコストを削減することができる。
以下の議論は図16から19に関するさらなる詳細を提供する。以下の議論は上記に議論された2チャネル実施形態へ適用できることを理解されたい。一実施形態では、レンズ要素(図示されない)は、一致しない画像パスを補うために、装置300から600のためにそれぞれ画像パスを追加する(パスはイメージセンサへ光源から光を横切らせる)。一実施形態では、赤外線に近い領域(例えば、700nmから1,000nmの間)の光のスペクトルは部分306、310又は314を照らすために用いることができる。一実施形態では、光源318及び/又は光源318A/B/CはLEDであり、操作の効率性を高めるため、又はムービングアーチファクトのモーションブラーを除去するストロボ効果を作り出すために、LEDはパルス状になる。パルスはイメージセンサ322のシャッタースピードと同期する。一実施形態では、ビームコンバイナを使用しない図18の一般的な構成では、図19に表される3つの光源を用いて修正される。実施形態のコストを削減するために、結果の組み合わせは図18に表されるより少ない数の鏡を使用するよう修正する。
このように、本発明の変更及び修正が当業者には明らかに容易であるが、本発明の目的は、効率的に請求される本発明の精神又は範囲から逸脱することなく、得られることである。本発明を特定の好ましい実施形態を参照して説明したが、変形が請求される本発明の範囲又は精神から逸脱することなく変更され得ることは明らかである。


Claims (38)

  1. ンフュージョンチューブと共に使用するための光学画像装置であって、
    標的対象の一端近傍に配設される第一の部分と、
    標的対象の他端近傍に配設される第二の部分と、
    第一の部分と第二の部分との間に配設される第三の部分と、
    第一の光のスペクトル、第二の光のスペクトル又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも二つを発するための少なくとも一つの光源
    第一の部分を透過した第一の光のスペクトル、第二の部分を透過した第二の光のスペクトル、及び第三の部分を透過した第三の光のスペクトルのうち少なくとも二つを送受信するための単一のレンズこの単一のレンズからの第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも二つを受光し、単一のレンズから受光する第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも二つを特徴づけるデータを生成及び伝送する単一のイメージセンサ、を含む光学装置
    コンピュータ可読命令を記憶するメモリ素子
    それぞれの前記データを使用して、第一、第二、及び第三の部分における、第一、第二、又は第三の画像のうち少なくとも二つを生成するためのコンピュータ可読命令を実行するよう構成された少なくとも一つのプロセッサとから構成されることを特徴とする光学画像装置。
  2. 前記単一のイメージセンサは単一のカラーイメージセンサで構成されることを特徴とする請求項1に記載の光学画像装置。
  3. 前記少なくとも一つの光源は単一の光源で構成されることを特徴とする請求項1に記載の光学画像装置。
  4. 記光源は複数の光源で構成されることを特徴とする請求項1に記載の光学画像装置。
  5. 記光源は三つの光源で構成されることを特徴とする請求項1に記載の光学画像装置。
  6. 第1の部分はドリップチューブからの吊り下がった液滴を含み、第1の画像は液滴の画像を含み、
    特別にプログラムされた少なくとも一つのプロセッサは第1の画像を用いて吊り下がった液滴の量を決定するように構成され、
    第三の部分はドリップチャンバの流体のメニスカスを含み、第三の画像はメニスカスの画像を含み、
    少なくとも一つのプロセッサは第三の画像を用いてメニスカスの位置を決定するためのコンピュータ実行可能命令を実行するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の光学画像装置。
  7. 気泡は第二の部分に存在し、第二の画像は気泡の画像を含むことを特徴とする請求項1に記載の光学画像装置。
  8. 少なくとも1つのプロセッサは、第二の画像を用いて気泡の量を決定するための、コンピュータ実行可能命令を実行するように構成されることを特徴とする請求項7に記載の光学画像装置。
  9. 少なくとも1つの光源は、赤、青、緑のスペクトルの光の少なくとも二つのスペクトルの光を発し、
    第一のスペクトルの光は、赤、青、又は緑のスペクトルの光の1つで構成され、
    第二のスペクトルの光は、第一のスペクトルに含まれていない、赤、青、又は緑のスペクトルの光の1つで構成され、
    第三のスペクトルの光は第一又は第二のスペクトルの光に含まれていない赤、青、又は緑のスペクトルの光のうちの1つから構成されることを特徴とする請求項1に記載の光学画像装置。
  10. 光学装置はそれぞれ、第一、第二、又は第三のそれぞれの部分を透過した第一、第二又は第三のスペクトルの光の一つのみを反射する鏡を含むことを特徴とする請求項1に記載の光学画像装置。
  11. 光学装置は、第一、第二、又は第三の部分によって伝送されたそれぞれの第一、第二又は第三のスペクトルの光の一つのみを反射する第一の鏡、及び
    第一、第二、又は第三の部分によって伝送されたそれぞれの第一、第二又は第三のスペクトルの光のうちもう一つのみを反射する第二の鏡を含むことを特徴とする請求項1に記載の光学画像装置。
  12. 光学装置は、第一、第二、又は第三の部分によって伝送されたそれぞれの第一、第二又は第三のスペクトルの光のうちの2つを反射するビームコンバイナを含むことを特徴とする請求項1に記載の光学画像装置。
  13. 光学装置は、少なくとも1つの光源によって発せられた第一、第二又は第三のスペクトルの光のうち1つのみを、第一、第二、又は第三の部分のうちの1つに伝送する、又は、
    少なくとも1つの光源によって発せられた第一、第二又は第三のスペクトルの光のうち1つのみを、第一、第二、又は第三の部分のうちの1つに反射する、鏡を含むことを特徴とする請求項1に記載の光学画像装置。
  14. ンフュージョンチューブと共に使用するための光学画像装置であって、
    標的対象の一端近傍に配設される第一の部分と、
    標的対象の他端近傍に配設される第二の部分と、
    第一の部分と第二の部分との間に配設される第三の部分と、
    第一の光のスペクトル、第二の光のスペクトル又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも二つを発する単一の光源
    第一の部分を透過した第一の光のスペクトル、第二の部分を透過した第二の光のスペクトル、及び第三の部分を透過した第三の光のスペクトルのうち少なくとも二つを送受信するための単一のレンズこの単一のレンズからの第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも二つを受光し、単一のレンズから受光する第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも二つを特徴づけるデータを生成及び伝送する単一のカラーイメージセンサ、を含む光学装置
    コンピュータ可読命令を記憶するメモリ素子
    それぞれの前記データを使用して、第一、第二、及び第三の部分における、第一、第二、又は第三の画像のうち少なくとも二つを生成するためのコンピュータ可読命令を実行するよう構成された少なくとも一つのプロセッサとから構成されることを特徴とする光学画像装置。
  15. 光学装置は、第一、第二、又は第三の部分のそれぞれによって伝送される第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち一つのみを反射する第一の鏡、及び
    第一、第二、又は第三の部分のそれぞれによって伝送される第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうちもう一つのみを反射する第二の鏡を含むことを特徴とする請求項14に記載の光学画像装置。
  16. 光学装置は、第一、第二、又は第三の部分のそれぞれによって伝送される第一、第二、又は第三のスペクトルの光のうち2つのみを反射するビームコンバイナを含むことを特徴とする請求項14に記載の光学画像装置。
  17. ンフュージョンチューブと共に使用するための光学画像装置であって、
    標的対象の一端近傍に配設される第一の部分と、
    標的対象の他端近傍に配設される第二の部分と、
    第一の部分と第二の部分との間に配設される第三の部分と、
    第一の光のスペクトルのみを発する第一の光源、第二の光のスペクトルのみを発する第二の光源、及び第三の光のスペクトルのみを発する第三の光源のうち少なくとも一つ
    第一の部分を透過した第一の光のスペクトル、第二の部分を透過した第二の光のスペクトル、及び第三の部分を透過した第三の光のスペクトルのうち少なくとも1つを送受信するための単一のレンズ、この単一のレンズからの第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも1つを受光し、単一のレンズから受光する第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも1つを特徴づけるデータを生成及び伝送する単一のカラーイメージセンサ、を含む光学装置
    コンピュータ可読命令を記憶するメモリ素子
    それぞれの前記データを使用して、第一、第二、及び第三の部分における、第一、第二、又は第三の画像のうち少なくとも二つを生成するためのコンピュータ可読命令を実行するよう構成された少なくとも一つのプロセッサとから構成され
    前記第一、第二、及び第三の光のスペクトルは、互いに波長の重複がないことを特徴とする光学画像装置。
  18. 光学装置は、第一、第二、又は第三の部分のそれぞれによって伝送される第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち一つのみを反射する第一の鏡、及び
    第一、第二、又は第三の部分のそれぞれによって伝送される第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうちもう一つのみを反射する第二の鏡を含むことを特徴とする請求項17に記載の光学画像装置。
  19. 光学装置は、第一、第二、又は第三の部分のそれぞれによって伝送される第一、第二、又は第三のスペクトルの光のうち2つのみを反射するビームコンバイナを含むことを特徴とする請求項17に記載の光学画像装置。
  20. ンフュージョンチューブの画像化方法であって、
    標的対象の一端近傍に第一の部分を配設し、
    標的対象の他端近傍に第二の部分を配設し、
    第一の部分と第二の部分との間に第三の部分を配設し、
    コンピュータ実行可能命令をメモリ素子の中に記憶し、
    少なくとも1つの光源からの、第一、第二、又は第三の光のスペクトルの少なくとも2つを発し、
    第一の部分を透過した第一の光のスペクトル、第二の部分を透過した第二の光のスペクトル、又は第三の部分を透過した第三の光のスペクトルのうち少なくとも2つを単一のレンズを用いて送受信し、
    単一のイメージセンサを用いて、単一のレンズからの第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも2つを受信し、
    単一のレンズから受信する第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも2つから成るデータを、単一のイメージセンサを用いて生成及び送信し、
    少なくとも一つのプロセッサを用いて、それぞれの前記データを使用して、第一、第二、及び第三の部分における、第一、第二、又は第三の画像のうち少なくとも二つを生成するためのコンピュータの実行可能命令を実行することを特徴とするインフュージョンチューブの画像化方法。
  21. 単一のイメージセンサは単一のカラーイメージセンサで構成されることを特徴とする請求項20に記載のインフュージョンチューブの画像化方法。
  22. 少なくとも1つの光源は単一の光源で構成されることを特徴とする請求項20に記載のインフュージョンチューブの画像化方法。
  23. 前記光源は複数の光源で構成されることを特徴とする請求項20に記載のインフュージョンチューブの画像化方法。
  24. 前記光源は3つの光源で構成されることを特徴とする請求項20に記載のインフュージョンチューブの画像化方法。
  25. 第一の部分はドリップチューブからの吊り下がった液滴を含み、第一の画像は液滴の画像を含み、
    第三の部分はドリップチャンバの流体のメニスカスを含み、第三の画像はメニスカスの画像を含み、
    さらに、少なくとも1つのプロセッサを用いて、第一の画像を用いて吊り下がった液滴の量を決定するコンピュータ実行可能命令を実行し、
    第三の画像を用いてメニスカスの位置を決定するように構成されることを特徴とする請求項20に記載のインフュージョンチューブの画像化方法。
  26. 気泡は第二の部分に存在し、第二の画像は気泡の画像を含むことを特徴とする請求項20に記載のインフュージョンチューブの画像化方法。
  27. 少なくとも1つのプロセッサを用いて、第二の画像を用いて気泡の量を決定するためのコンピュータ実行可能命令を実行するように構成されることを特徴とする請求項20に記載のインフュージョンチューブの画像化方法。
  28. 少なくとも1つの第一、第二、又は第三の光源は、赤、青、又は緑のスペクトルの光の少なくとも2つを発し、
    第一のスペクトルの光は、赤、青、又は緑のスペクトルの光の1つで構成され、
    第二のスペクトルの光は、第一のスペクトルの光に含まれていない、赤、青、又は緑のスペクトルの光の1つで構成され、
    第三のスペクトルの光は第一又は第二のスペクトルの光に含まれていない赤、青、又は緑のスペクトルの光のうちの1つから構成されることを特徴とする請求項20に記載のインフュージョンチューブの画像化方法。
  29. 鏡を用いて、第一、第二、又は第三のそれぞれの部分から伝送した第一、第二又は第三のスペクトルの光の1つのみを反射することを特徴とする請求項20に記載のインフュージョンチューブの画像化方法。
  30. 第一の鏡を用いて、第一、第二、又は第三のそれぞれの部分から伝送された第一、第二又は第三のスペクトルの光の1つのみを反射する、及び、
    第一の鏡を用いて、第一、第二、又は第三のそれぞれの部分から伝送された第一、第二又は第三のスペクトルの光のもう1つのみを反射することを特徴とする請求項20に記載のインフュージョンチューブの画像化方法。
  31. ビームコンバイナを用いて、第一、第二、又は第三のそれぞれの部分から伝送された第一、第二又は第三のスペクトルの光のうちの2つを反射することを特徴とする請求項20に記載のインフュージョンチューブの画像化方法。
  32. 鏡を用いて、少なくとも一つの光源から発せられた第一、第二、又は第三の光のスペクトルの1つのみを、第一、第二又は第三の部分の1つへ送信する、又は、
    鏡を用いて、少なくとも一つの光源から発せられた第一、第二、又は第三の光のスペクトルのもう1つのみを、第一、第二又は第三の部分の1つへ反射することを特徴とする請求項20に記載のインフュージョンチューブの画像化方法。
  33. ンフュージョンチューブの画像化方法であって、
    標的対象の一端近傍に第一の部分を配設し、
    標的対象の他端近傍に第二の部分を配設し、
    第一の部分と第二の部分との間に第三の部分を配設し、
    コンピュータ実行可能命令をメモリ素子の中に記憶し、
    単一の光源を用いて、第一の光のスペクトル、第二の光のスペクトル、又は第三の光のスペクトルの少なくとも2つを発し、
    第一の部分を透過した第一の光のスペクトル、第二の部分を透過した第二の光のスペクトル、又は第三の部分を透過した第三の光のスペクトルのうち少なくとも2つを単一のレンズを用いて送受信し、
    単一のカラーイメージセンサを用いて、単一のレンズからの第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも2つを受信し、
    単一のレンズから受信する第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも2つに特徴づけられるデータを、単一のカラーイメージセンサを用いて生成及び送信し、
    少なくとも一つのプロセッサを用いて、それぞれの前記データを使用して、第一、第二、及び第三の部分における、第一、第二、又は第三の画像のうち少なくとも二つを生成するためのコンピュータの実行可能命令を実行することを特徴とするインフュージョンチューブの画像化方法。
  34. 第一の鏡を用いて、第一、第二、又は第三のそれぞれの部分から伝送された第一、第二又は第三のスペクトルの光の1つのみを反射する、及び、
    第二の鏡を用いて、第一、第二、又は第三のそれぞれの部分から伝送された第一、第二又は第三のスペクトルの光のもう1つのみを反射することを特徴とする請求項33に記載のインフュージョンチューブの画像化方法。
  35. ビームコンバイナを用いて、第一、第二又は第三のそれぞれの部分から伝送された第一、第二又は第三のスペクトルの光のうち2つのみを反射することを特徴とする請求項33に記載のインフュージョンチューブの画像化方法。
  36. ンフュージョンチューブの画像化方法であって、
    標的対象の一端近傍に第一の部分を配設し、
    標的対象の他端近傍に第二の部分を配設し、
    第一の部分と第二の部分との間に第三の部分を配設し、
    コンピュータ実行可能命令をメモリ素子の中に記憶し、
    第一の光源のみを用いた第一の光のスペクトル、第二の光源のみを用いた第二の光のスペクトル、又は第三の光源のみを用いた第三の光のスペクトルのうち少なくとも1つを発し、
    第一の部分を透過した第一の光のスペクトル、第二の部分を透過した第二の光のスペクトル、又は第三の部分を透過した第三の光のスペクトルのうち少なくとも1つを単一のレンズを用いて送受信し、
    単一のカラーイメージセンサを用いて、単一のレンズからの第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも1つを受信し、
    単一のレンズから受信する第一、第二、又は第三の光のスペクトルのうち少なくとも1つを特徴づけるデータを、単一のカラーイメージセンサを用いて生成及び送信し
    なくとも一つのプロセッサを用いて、それぞれの前記データを使用して、第一、第二、又は第三の部分における、第一、第二、又は第三の画像のうち少なくとも1つを生成するためのコンピュータの実行可能命令を実行し、
    前記第一、第二、及び第三の光のスペクトルは、互いに波長の重複がないことを特徴とするインフュージョンチューブの画像化方法。
  37. 第一の鏡を用いて、第一、第二、又は第三のそれぞれの部分から伝送された第一、第二又は第三のスペクトルの光の1つのみを反射する、及び
    第二の鏡を用いて、第一、第二、又は第三のそれぞれの部分から伝送された第一、第二又は第三のスペクトルの光のもう1つのみを反射することを特徴とする請求項36に記載のインフュージョンチューブの画像化方法。
  38. ビームコンバイナを用いて、第一、第二又は第三のそれぞれの部分から伝送された第一、第二又は第三のスペクトルの光のうち2つのみを反射することを特徴とする請求項36に記載のインフュージョンチューブの画像化方法。





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