JP6371041B2 - Nozzle and discharge tool - Google Patents
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Description
本発明は、ノズル及び吐出具に関するものである。 The present invention relates to a nozzle and a discharge tool.
従来の、例えば、薬剤等の吐出具には、塗布剤を塗布するための塗布部と、塗布剤を前記塗布部へ誘導する塗布剤流路とが形成された塗布具であって、前記塗布剤流路内に、当該塗布剤流路内を移動可能な塗布剤除去具を配置して備え、この塗布剤除去具を外部操作して前記塗布剤流路に残留した内容物を除去するものがある(例えば、特許文献1参照)。 A conventional applicator, for example, a medicine or the like, is an applicator in which an application part for applying an application agent and an application agent channel for guiding the application agent to the application part are formed. A coating agent removing tool that is movable in the coating agent channel is arranged in the coating agent channel, and the contents remaining in the coating agent channel are removed by externally operating the coating agent removing tool. (For example, refer to Patent Document 1).
しかしながら、上記従来の塗布具は、塗布剤流路内に配置された塗布剤除去具を引き出して操作するため、作業時に内容物が手に触れてしまう問題がある。また、塗布具を分離したのち、塗布剤除去具を操作して残留物の除去をしなければならないため、作業工程が煩雑である。さらに、塗布剤除去具が塗布具と別体であるため、部品点数の削減という点で改善の余地があった。 However, since the conventional applicator is operated by pulling out the applicator removal tool disposed in the applicator flow path, there is a problem that the contents are touched by the hand during work. In addition, after separating the applicator, it is necessary to operate the applicator removal tool to remove the residue, so that the work process is complicated. Furthermore, since the applicator removal tool is separate from the applicator, there is room for improvement in terms of reducing the number of parts.
本発明の目的とするところは、別体の除去具を用いることなく、残留物の除去を容易に行うことができることができる、新規なノズル及び吐出具を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a novel nozzle and discharge tool that can easily remove a residue without using a separate removal tool.
本発明のノズルは、容器内の内容物を前方に通す導入流路が形成されたノズル本体と、前記ノズル本体が着脱可能に装着されて噴射口が形成された注出筒とを備え、
前記ノズル本体は、前記注出筒に挿入されることで当該注出筒との間に前記導入流路を前記噴射口に通じさせる注出流路を形成する樋部を有し、当該樋部は、前記ノズル本体をスライドさせることによって外界に露出するものである。
The nozzle of the present invention includes a nozzle body in which an introduction flow path for passing the contents in the container forward is formed, and a dispensing cylinder in which the nozzle body is detachably mounted and an injection port is formed,
The nozzle body has a flange portion that forms an extraction flow path that allows the introduction flow path to communicate with the injection port between the nozzle body and the nozzle tube by being inserted into the extraction tube. Is exposed to the outside world by sliding the nozzle body.
前記ノズルにおいて、前記ノズル本体は、前記内容物を前記容器から取り出す取出し部に対して着脱可能な装着部と、前記装着部を前記取出し部から取り外すための突出片とを有するものであることが好ましい。前記ノズルは、前記注出筒または前記ノズル本体に、前記ノズル本体が前記注出筒をスライドして当該注出筒から抜けることを防止する抜け止め部を備えることが好ましい。前記ノズルでは、前記ノズル本体に形成した前記導入流路を、互いに独立した複数の流路として形成するとともに、前記注出筒を、前記導入流路それぞれに対応する互いに独立した複数の注出筒として形成することができる。 In the nozzle, the nozzle body has a mounting portion that can be attached to and detached from the take-out portion for taking out the contents from the container, and a protruding piece for removing the mounting portion from the take-out portion. preferable. It is preferable that the nozzle is provided with a retaining portion that prevents the nozzle body from sliding out of the dispensing cylinder by sliding the dispensing cylinder to the dispensing cylinder or the nozzle body. In the nozzle, the introduction flow passage formed in the nozzle body is formed as a plurality of independent flow passages, and the extraction tube is a plurality of independent extraction tubes corresponding to the introduction flow passages, respectively. Can be formed as
本発明のノズルは、前記容器がエアゾール容器である。 In the nozzle of the present invention, the container is an aerosol container.
本発明の吐出具は、前記ノズルと、前記ノズルを収容する収容部を有して前記容器に装着されるカバー部材とを有し、前記ノズルの前記注出筒が揺動部を介して前記カバー部材に連結されたものである。前記吐出具は、前記カバー部材に、前記ノズルの押し下げを阻止するノズルロック部を備えることが好ましい。
The discharge tool of the present invention includes the nozzle and a cover member that has a housing portion that houses the nozzle and is attached to the container, and the dispensing tube of the nozzle is disposed via the swinging portion. It is connected to the cover member. It is preferable that the discharge tool includes a nozzle lock portion that prevents the nozzle from being pushed down on the cover member.
本発明の吐出具は、前記容器がエアゾール容器である。 In the discharge tool of the present invention, the container is an aerosol container.
本発明では、別体の除去具を用いることなく、残留物を除去して洗浄できるとともに、ノズルに残留物を除去できる機能を持たせつつ、内容物の流路を確保することができる。 In the present invention, the residue can be removed and washed without using a separate removal tool, and the flow path of the contents can be secured while the nozzle has a function of removing the residue.
以下、図面を参照して、本発明である、ノズル及び吐出具の様々な実施形態を詳細に説明する。なお、以下の説明において、「前方」とは、噴射口の指向する方向であり、「後方」とは、ノズルを形成する注出筒の軸線方向に沿って「前方」と反対側に指向する方向である。また、「上方」とは、容器から内容物を取り出す取出し部が指向する方向であり、「下方」とは、容器の中心軸線(以下、単に「中心軸線」ともいう)O1に沿って「上方」と反対側に指向する方向である。 Hereinafter, various embodiments of a nozzle and a discharge tool according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the following description, “front” refers to the direction in which the injection port is directed, and “rear” refers to the direction opposite to “front” along the axial direction of the dispensing cylinder forming the nozzle. Direction. Further, “upward” is a direction in which the take-out portion for taking out the contents from the container is directed, and “downward” is “along the central axis (hereinafter, also simply referred to as“ central axis ”) O 1 of the container. The direction is directed to the opposite side of “upward”.
図1中、符号1Aは、本発明の第1実施形態である、エアゾール容器用ノズルを備えるエアゾール容器用吐出具を示し、以下、図1〜4を参照して本実施形態を説明する。 In FIG. 1, the code | symbol 1A shows the discharge tool for aerosol containers provided with the nozzle for aerosol containers which is 1st Embodiment of this invention, and demonstrates this embodiment with reference to FIGS. 1-4 hereafter.
符号2Aは、本発明の第1実施形態である、エアゾール容器用ノズル(以下、単に「ノズル」という)n1を備えるエアゾール容器用吐出具(以下、単に「吐出具」という)1Aを装着したエアゾール容器である。エアゾール容器2Aは、例えば金属製となる有底筒状の容器本体3に、例えば金属製となるマウンティングカップ4の外縁を巻き締めして(巻き締めした部位が環状縁部5となる)固着したものである。エアゾール容器2Aの内側には1種類の内容物Cが収容されている。またエアゾール容器2Aは、内容物Cの収容空間につながり、内容物Cをエアゾール容器2Aから取り出す1つのステム(取出し部)6を有している。本実施形態では、吐出具1Aには、2つのエアゾール容器2Aが並列に装着されている。
ノズルn1は、ノズル本体10及びノズル先端部20を有し、吐出具1Aは、ノズルn1及びカバー部材30を有する。本実施形態では、カバー部材30は、固定盤40を介して2つのエアゾール容器2Aに装着されている。固定盤40は、上方から見たときの外形輪郭形状がトラック状(2つの半円の両端をそれぞれ直線につないで形作られた輪郭)の輪郭形状をしている。
The nozzle n 1 has a
カバー部材30は、2つのステム6を取り囲んだ状態で固定盤40に装着されている。カバー部材30は、固定盤40を取り囲む外周部31を有する。図2(a)に示すように、外周部31は、上方から見たときの外形輪郭形状がトラック状の輪郭形状をしている。またカバー部材30は、その長手方向の互いに反対側の位置にそれぞれ、互いに向い合うように2つの膨出部32が一体に設けられている。
The
膨出部32は、外周部31を形成する外壁32aと内壁32bとを有し、外壁32aの上端と内壁32bの上端との間が天板部32cで一体に連結されている。また膨出部32の相互間には、棚壁33が貫通孔B1を形成するように一体に掛け渡されている。棚壁33は、図1に示すように、膨出部32の内壁32b下端に一体に連結されている。これにより、カバー部材30には、膨出部32と棚壁33とで形作られた窪み部Dが形成される。
The bulging
窪み部Dは、ノズルn1を収容する収容部を形成する。本実施形態では、ノズルn1は、ノズル本体10を介してステム6に装着されている。ノズル本体10は、各ステム6に取り外し可能に嵌合して装着される2つの装着部11と、この装着部11から前方に向かって伸びる筒体部12とを有し、これらを図1に示すように並置することで形成されている。
The hollow portion D forms a housing portion that houses the nozzle n 1 . In the present embodiment, the nozzle n 1 is attached to the
またノズル本体10の内部には、図2(a)に示すように、個々のステム6に対応した導入流路Rが形成されている。すなわち、ノズル本体10は、2つのステム6に対応して互いに独立して形成された2つの導入流路Rを有する。導入流路Rはそれぞれ、図2(a)に示すようにステム6に通じるステム側流路R1と、このステム側流路R1に通じるとともに前方に向かって伸びる注出筒側流路R2とで形成されている。
In addition, as shown in FIG. 2A, an introduction flow path R corresponding to each
さらに、ノズル本体10は、筒体部12の前端に、この筒体部12よりも小径の樋部13が一体に設けられている。樋部13は、図3(a)に示すように、その上側に開放部14が形成されている。本実施形態では、図3(b)に示すように、樋部13は、その断面形状が円弧状に形成されている。本実施形態では、樋部13の円弧形状は、図3(b)に示すように、その切り口が水平線(中心軸線O1と直交する線)と一致するように形成されている。
Further, the
一方、ノズル先端部20は、図2(a),(b)に示すように、ステム6に対応する総計2つの注出筒21を有する。本実施形態では、2つの注出筒21は、前壁22を介して一体に設けられている。注出筒21はそれぞれ、前壁22上に並置されている。注出筒21は、その内部に形成された通路の前端開口が1つのステム6に対応する噴射口1aを形成する。また、注出筒21の内部に形成された通路の後端開口21aからは、ノズル本体10の樋部13とともに筒体部12を挿入することができる。樋部13が後端開口21aに挿入されることで、図3(a)に示すように、樋部13と注出筒21との間には、樋部13に形成された開放部14を連通路として、ノズル本体10に形成された導入流路Rを噴射口1aに通じさせる注出流路R3が形成される。
On the other hand, the
なお、本実施形態では、ノズル本体10に設けた筒体部12には、筒体部12の周りを周回する環状シール12sが設けられている。環状シール12sは、ノズル本体10に設けた筒体部12と注出筒21との間の液密状態を維持したまま、ノズル本体10に設けた筒体部12を注出筒21の内部通路に沿ってスライドさせることができる。
In the present embodiment, the
さらに、ノズル先端部20は、図3(a)に示すように、ヒンジH1(揺動部)を介してカバー部材30に一体に設けられている。本実施形態では、ノズル先端部20は、ヒンジH1を介してカバー部材30の外周部31に一体に設けられている。さらに詳細には、ノズル先端部20は一体に設けられたベース23を有し、このベース23をカバー部材30に開口部B1を形作る縁部のうち、前方に配置された外周部31の縁部にヒンジH1を介して一体に連結することで設けられている。これにより、ノズル先端部20にノズル本体10を装着すれば、ノズルn1は、ヒンジH1を基点に、カバー部材30に対して上下に揺動させることができる。なお、ヒンジH1は揺動部として、ノズル先端部20をカバー部材30に対して回転可能に軸支する軸構造に置き換えることもできる。
Further, as shown in FIG. 3A, the
本実施形態では、ノズルn1は、直接操作することができる。本実施形態では、ノズル本体10には、後方に向かって伸びる突出片15が一体に設けられている。使用者が、図4(a)に示すように突出片15を下向きに押し込めば、ノズルn1は、ヒンジH1を基点に揺動しながら下方に押し下げられる。これにより、図4(a)に示すように2つのステム6はそれぞれ、ノズルn1によってエアゾール容器2A内に一体かつ同時に押し下げることができる。
In the present embodiment, the nozzle n 1 can be directly operated. In the present embodiment, the
加えて本実施形態では、カバー部材30は、ノズルn1を押し込んだとき、ノズルn1を接触してその押し下げを阻止するノズルロック部34を備える。本実施形態では、ノズル本体10に縦リブ16が一体に設けられている。縦リブ16は、突出片15の下端から一体垂下している。本実施形態では、図2(a),(b)に示すように、縦リブ16は、2つの装着部11を連結する連結部17から後方に向かって伸びている。連結部17も、突出片15の下端から一体に垂下する。一方、ノズルロック部34は、カバー部材30に設けた棚壁33に設けられている。ノズルロック部34は、ノズル本体10に設けた縦リブ16の下端16aが接触する接触面34aを有する。本実施形態では、接触面34aは、ノズルロック部34の上端に形成した長溝の溝底として形成されている。
In addition, the present embodiment, the
ノズルロック部34は、図2(a),(b)に示すように、カバー部材30に設けた棚壁33上を左右方向(上下前後方向に直交する方向)にスライドさせることができる。本実施形態では、カバー部材30に設けた棚壁33に、左右方向に伸びる案内孔B2を形成するともに、図3(a)に示すように、この案内孔B2を貫通する案内板34bをノズルロック部34の下端として設けている。これにより、ノズルロック部34は、棚壁33に形成した案内孔B2に沿って左右にスライドさせることができる。さらに、ノズルロック部34には、棚壁33をスライドするスライド部34cが設けられている。さらに、ノズルロック部34に設けた案内板34bには、棚壁33に形成した案内孔B2からの抜け止めのための凸部34dが設けられている。これにより、ノズルロック部34は、棚壁33に形成した案内孔B2から抜けることなく、案内孔B2に沿ってスライドさせることができる。
As shown in FIGS. 2A and 2B, the
図3(a)に示す状態では、ノズル本体10に設けた縦リブ16がノズルロック部34に接触するため、ノズル本体10に設けた突出片15を押し下げても、ノズルn1全体を押し下げることはできない。しかし、図3(b)に示すように、ノズルロック部34を左右いずれか一方(本実施形態では、前方から見て右方向)にスライドさせれば、突出片15を介してノズルn1全体を押し下げることができる。
In the state shown in FIG. 3 (a), since the
また、ノズル本体10に設けた樋部13は、ノズル本体10を後方にスライドさせることによって開放部14を外界に露出させることができる。本実施形態では、ノズル本体10の突出片15を摘んで上側に引き上げることで、ノズル本体10をステム6から取り外すことができ、さらに、突出片15を摘んだまま後方に引っ張れば、図4(b)に示すように、ノズル本体10を後方にスライドさせることで、ノズル本体10に設けた樋部13をノズル先端部20から引き出すことができる。
Moreover, the
なお、本実施形態では、ノズル先端部20には、ノズル本体10のスライドを案内するための案内部25が設けられている。案内部25は、図2(a),(b)に示すように、ノズル先端部20に設けた前壁22から後方に伸びている。本実施形態では、案内部25は、ノズル本体10に設けた2つの装着部11の間に、左右方向に間隔を置いて2つに設けられている。2つの案内部25はそれぞれ、図1に示すように、ノズル本体10に設けた装着部11を案内している。
In the present embodiment, the
図1に示すように、固定盤40は、ステム6をそれぞれ露出させる2つの開口部A2を残してエアゾール容器2Aのマウンティングカップ4の上端に接触する天壁41を有する。天壁41からは、各エアゾール容器2Aの環状縁部5に嵌合する装着筒42が一体に垂下する。各装着筒42の下端内側には、エアゾール容器2Aの環状縁部5下端に取り付けられる係合爪43が一体に設けられている。本実施形態では、図1に示すように、各装着筒42にスリット44を形成することで、マウンティングカップ4に係止させる際に装着筒42が撓むようにしている。
As shown in FIG. 1, the fixed
さらに、装着筒42には、その左右両側の位置に、径方向外向きに爪部45が設けられている。一方、カバー部材30の外周部31は、固定盤40の装着筒42を内側に収めて、装着筒42の断面輪郭形状と略等しいトラック状の外形輪郭形状を有している。これにより、固定盤40全体がカバー部材30によって覆われることになるので、固定盤40に特別な装飾効果を施す必要がなくなる。また、カバー部材30の外周部31には、固定盤40の装着筒42に設けた爪部45に係合する係合孔A3を形成した揺動片50が設けられている。ここで揺動片50は、図1(a)の破線で示す連結片51によって左右方向の2箇所の位置で外周部31に連結されるものであり、連結片51よりも上方に位置する揺動片50の上部域を内側に押圧すれば、揺動片50は連結片51を中心に揺動し、係合孔A3が外側に変位して爪部45との係合が解除される。このような固定盤40を介してカバー部材30の取り付けを行えば、主要部分は変更すること無く、カバー部材30を一部変更するだけで、吐出具1Aを2つのエアゾール容器2Aに対して取り付けられるため、開発効率が高まる上、コストを抑制することができる。
Further, the mounting
次に、吐出具1Aを2つのエアゾール容器2Aに装着する方法とともに、吐出具1Aを用いた内容物Cの噴射方法及び、残留する内容物(以下、「残留物」という)Cを除去してノズルn1を洗浄する方法を説明する。
Next, together with the method of mounting the discharge tool 1A on the two
図1に示すように、吐出具1Aを2つのエアゾール容器2Aに装着するときにはまず、2つのエアゾール容器2Aのマウンティングカップ4に固定盤40を装着する。次いで、吐出具1Aのカバー部材30を固定盤40へ装着する。これにより、吐出具1Aは、2つのエアゾール容器2Aを並んで配置したときの短手方向に噴出口1aが指向するように位置決めすることができる。
As shown in FIG. 1, when mounting the discharge tool 1A on the two
吐出具1Aは、ノズル先端部20に設けた注出筒21の内部通路にノズル本体10に設けた樋部13とともに筒体部12を装着してノズルn1としたことで、ノズル先端部20をノズル本体10に装着したまま内容物Cを噴射できる。図3(a)に示すように、ノズル本体10に設けた筒体部12とともに樋部13が注出筒21の後端開口21aに挿入されることで、樋部13と注出筒21との間には、樋部13に形成された開放部14を連通路として、ノズル本体10に形成された導入流路Rを噴射口1aに通じさせる注出流路R3が形成される。このとき、ノズルn1は、ノズルロック部34により、各ステム6をエアゾール容器2A内に押し込むことができない。
In the discharge tool 1A, the
内容物Cを噴射するときには、図3(b)に示すように、ノズルロック部34を左右いずれか一方(本実施形態では、前方から見て右方向)にスライドさせることで、ノズル本体10に設けた突出片15を押し下げることができる。次いで、突出片15を押し下げれば、図4(a)に示すように、ノズル本体10は、2つのステム6をそれぞれ、エアゾール容器2A内に一体かつ同時に押し下げる。これにより、ノズル先端部20に形成した2つの噴射口1aを通して各ステム6からエアゾール容器2A内の内容物Cを別個独立に噴射できる。
When injecting the contents C, as shown in FIG. 3 (b), the
内容物Cを噴射したのち、洗浄を行うときには、吐出具1Aをエアゾール容器2Aから取り外す。本実施形態ではまず、ノズル本体10に設けた突出片15を摘んで上側に引き上げることで、ノズル本体10をステム6から取り外す。次いで、カバー部材30に設けた揺動片50を操作すれば、吐出具1Aを固定盤40から取り外すことができる。
When the cleaning is performed after the contents C are jetted, the discharge tool 1A is removed from the
その後、図4(b)に示すように、ノズル本体10を後方にスライドさせれば、ノズル本体10に設けた樋部13の開放部14を外界に露出させることができる。本実施形態では、ノズル本体10に設けた突出片15を摘んだまま後方に引っ張れば、図4(b)に示すように、ノズル本体10を後方にスライドさせることで、ノズル本体10に設けた樋部13を注出筒21から引き出すことができる。洗浄方法としては、上記操作を行った後、或いは、上記操作とともに、吐出具1Aを例えば、水洗いする。これにより、別体の除去具を用いることなく、残留物Cを除去できる。
Thereafter, as shown in FIG. 4B, if the
吐出具1Aでは、別体の除去具を用いることなく、残留物Cを除去して洗浄できるとともに、ノズルn1に残留物Cを除去できる機能を持たせつつ、内容物Cの流路R1〜R3を確保することができる。すなわち、吐出具1Aによれば、注出流路R3内の残留物Cに触れることなく、この残留物Cを容易に除去することができ、さらに別体の除去具を用いない分、部品数の削減を図ることができる。従って、吐出具1Aによれば、従来のように、別体の除去具を用いることなく、残留物Cの除去を容易に行うことができる。 In the discharge tool 1A, the residue C can be removed and cleaned without using a separate remover, and the flow path R 1 of the contents C can be provided while the nozzle n 1 has a function of removing the residue C. ~ R 3 can be secured. That is, according to the discharge tool 1A, the residue C can be easily removed without touching the residue C in the dispensing flow path R 3 , and further, no separate remover is used. The number can be reduced. Therefore, according to the discharge tool 1A, the residue C can be easily removed without using a separate remover as in the prior art.
また、本実施形態では、吐出具1Aを取り外す前に、ノズルロック部34をスライドさせることで、ノズル本体10の押し下げを阻止することができるため、吐出具1Aを取り外す前に誤ってノズル本体10に設けた突出片15を押し込んだときも、ノズルn1が押し下げられることで内容物Cが噴射されることを防止することができる。
Moreover, in this embodiment, since the nozzle
次に、図5〜7を参照して、本発明の第2実施形態である、エアゾール容器用ノズルを備えるエアゾール容器用吐出具を説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態と実質的に同一の部分は、同一符号をもってその説明を省略する。 Next, with reference to FIGS. 5-7, the discharge tool for aerosol containers provided with the nozzle for aerosol containers which is 2nd Embodiment of this invention is demonstrated. In the following description, parts that are substantially the same as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
図5中、符号1Bは、本発明の第2実施形態である、エアゾール容器用ノズルを備えるエアゾール容器用吐出具を示す。
In FIG. 5, the code |
符号2Bは、ノズルn2を備える吐出具1Bを装着したエアゾール容器である。エアゾール容器2Bは、第1実施形態と同様、有底筒状の容器本体3に、マウンティングカップ4の外縁を巻き締めして固着したものである。本実施形態のエアゾール容器2Bは、その内側に2種類の内容物Cが別個に収容されている。またエアゾール容器2Bは、それぞれの内容物Cの収容空間につながる総計2つのステム6を有している。本実施形態では、マウンティングカップ4の中央部には、上方から見てその外形輪郭形状がトラック状となる突起部7が台座部8から突出し、この突起部7から、2つのステム6が一括りに突出している。なお、突起部7を上方から見たときの外形輪郭形状は、矩形状でも楕円状でもよい。また、本実施形態では、台座部8を上方から見たときの外形輪郭形状は、真円形状である。
これに対し、ノズルn2は、ノズル本体10及びノズル先端部20を有し、吐出具1Bは、ノズルn2及びカバー部材60を有する。
On the other hand, the nozzle n 2 has the
カバー部材60は、2つのステム6を取り囲んだ状態でエアゾール容器2Bに装着される。カバー部材60は、マウンティングカップ4を取り囲む外周部61を有する。図6(a)に示すように、外周部61は、上方から見たときの外形輪郭形状が真円形状をしている。またカバー部材60には、図5(a)に示すように、外周部61からカバー部材60の中心軸線(本実施形態では、エアゾール容器2Bの中心軸線O1と同軸)と直交する前後方向に伸びる軸線を挟んで対向する位置にそれぞれ、膨出部62が一体に設けられている。
The
膨出部62は、外周部61を形成する外壁62aと内壁62bとを有し、外壁62aの上端と内壁62bの上端との間が天板部62cで一体に連結されている。また膨出部62の相互間には、貫通孔B1が形成された棚壁63が一体に掛け渡されている。棚壁63は、図5(a),(b)に示すように、膨出部62の内壁62b下端に一体に連結されている。これにより、カバー部材60には、膨出部62と棚壁63とで形作られた窪み部Dが形成される。窪み部Dは、ノズルn2を収容する収容部を形成する。本実施形態では、第1実施形態と同様、ノズルn2を形成するノズル先端部20は、ヒンジH1を介してカバー部材60に一体に設けられている。
The bulging
さらに、図5(a)に示すように、カバー部材60の内側には、装着筒64が一体に設けられている。装着筒64の下端内側には、エアゾール容器2Bの環状縁部5下端に取り外し可能に係止される係合爪65が一体に設けられている。これにより、カバー部材60は、エアゾール容器2Bに対して直接着脱できる。さらに、カバー部材60の内側には、環状縁部5の上端に接触する支持筒66が一体に設けられている。支持筒66は、環状縁部5の上端に接触することで、係合爪65の係合力を確実なものとする。なお、本実施形態では、図5(b)に示すように、支持筒66は、その前方下端を切り欠いたことで、後述するノズルn2の揺動軌道を確保している。
Further, as shown in FIG. 5A, a mounting
さらに、本実施形態では、図5(b)に示すように、装着筒64の一部が、エアゾール容器2Bの環状縁部5下端に係合する係合爪65を形成した揺動片67で構成されている。ここで揺動片67は、後方向の1箇所の位置で装着筒64の一部として、図5(b)の破線で示す連結片68によって装着筒64に連結されるものであり、連結片68よりも上方に位置する揺動片67の上部域を内側に押圧すれば、揺動片67は連結片68を中心に揺動し、係合爪65が外側に変位してエアゾール容器2Bの環状縁部5下端との係合が解除される。
Furthermore, in the present embodiment, as shown in FIG. 5B, a part of the mounting
加えて、カバー部材60の内側には、位置決め壁69が設けられている。位置決め壁69は、図5(b)に示すように、エアゾール容器2Bの突起部7を形作る側面のうち、長手方向に延在する側面に接触させることができる。この場合、カバー部材60を中心軸線O1周りに回転させて位置決め壁69を突起部7の側面に合わせることで、カバー部材60を中心軸線O1周りに位置決めすることができる。これにより、カバー部材60を中心軸線O1周りの適正位置に位置決めすることができる。本実施形態では、位置決め壁69は、棚壁63に一体に設けられている。また位置決め壁69は、後方向に配置された棚壁63から垂下している。
In addition, a
本実施形態では、ノズル先端部20に設けた案内部25には、ノズル本体10を引き出したときに、ノズル先端部20からノズル本体10が抜け出して分離してしまうことを防止するための抜け止め部26を備える。本実施形態では、図6(a)に示すように、抜け止め部26は、案内部25の先端を左右に伸びる2つの先割れ先端部26aに形成し、各先割れ先端部26aにそれぞれ、外向きの係止突起26bを設けたものである。係止突起26bはそれぞれ、ノズル本体10をノズル先端部20から後方にスライドさせたとき、ノズル本体10の装着部11に接触することでノズル本体10を抜け止めする。これにより、ノズル本体10とノズル先端部20とを分離させることなく、洗浄することができる。また、ノズル本体10とノズル先端部20とを分離して洗浄したい場合には、先割れ先端部26aに設けた係止突起26bが装着部11の内側を乗り越えるまで引き出させば、ノズル本体10とノズル先端部20とを完全に分離して洗浄することもできる。
In the present embodiment, the
さらに、カバー部材60も、ノズルn2を押し込んだとき、ノズルn2に接触してその押し下げを阻止するノズルロック部70を備える。本実施形態では、ノズル本体10に設けた縦リブ16は、図6(a),(b)に示すように、2つの装着部11のうちの一方の装着部11から後方に向かって伸びている。一方、ノズルロック部70は、カバー部材60に設けた棚壁63に設けられている。ノズルロック部70は、ノズル本体10に設けた縦リブ16の下端16aが接触する接触面70aを有する。本実施形態では、接触面70aは、ノズルロック部70に設けた突起71の上端として形成されている。
Furthermore, the
ノズルロック部70は、カバー部材60に設けた棚壁63上を、中心軸線O1周りにスライドさせることができる。本実施形態では、カバー部材60に設けた棚壁63に、カバー部材60に設けた装着筒64と支持筒66との間を円弧状に伸びる案内孔B2を形成するともに、図5(b)に示すように、この案内孔B2に、ノズルロック部70の案内板72を貫通させている。案内板72には、支持筒66に向かって突出する弾性片73が設けられている。これに対し、カバー部材60に設けた支持筒66には、その下端を切り欠いてスリット66sが形成されている。スリット66sは、中心軸線O1周りを一定の範囲で形成されている。ノズルロック部70の弾性片73は、スリット66sを形作る支持筒66の開口上端縁66eに接触する。弾性片73は、開口上端縁66eに沿って中心軸線O1周りにスライドすることができる。なお、本実施形態では、ノズルロック部70には、ノズルロック部70をスライドさせるための摘み部74が設けられている。
The
図6(a)に示す状態では、ノズル本体10に設けた縦リブ16がノズルロック部70の接触面70aに接触するため、ノズル本体10に設けた突出片15を押し下げても、ノズルn2全体を押し下げることはできない。しかし、図6(b)に示すように、ノズルロック部70を左右いずれか一方(本実施形態では、前方から見て右方向)にスライドさせれば、突出片15を介してノズルn2全体を押し下げることができる。
In the state shown in FIG. 6A, since the
次に、吐出具1Bをエアゾール容器2Bに装着する方法とともに、吐出具1Bを用いた内容物Cの噴射方法、及び、残留物Cを除去してノズルn2を洗浄する方法を説明する。
Next, a method for mounting the
吐出具1Bをエアゾール容器2Bに装着するときにはまず、図5(a),(b)に示すように、カバー部材60をマウンティングカップ4へ装着する。ここで、図5(b)に示す位置決め壁69が、エアゾール容器2Bの突起部7の長手方向側面と合っている場合には、支持筒66の下端が環状縁部5の上端に当接する高さまでカバー部材60が下がることになるが、互いの向きがずれている場合には、支持筒66の下端が突起部7の上面に当接して所定の高さよりも高い所に位置することとなる。すなわち、カバー部材60の高さの違いで両者の向きが合っているか否かを判断することができるので、組み立て作業がより簡単になる。また、カバー部材60を中心軸線O1周りに回転させると、両者の向きが合ったところでカバー部材60が下方に移動するので、触覚をもって位置合わせの完了を知ることもできる。その後、カバー部材60を押し込めば、図5(b)に示すように装着筒64及び揺動片67が外側へ変形することにより、係合爪65が環状縁部5の下端に係合する。これにより、吐出具1Bは、エアゾール容器2Bに対して、中心軸線O1周りの適正位置に位置決めすることができる。
When the
吐出具1Bも、注出筒21の内部通路にノズル本体10に設けた樋部13とともに筒体部12を装着してノズルn2としたことで、ノズル先端部20をノズル本体10に装着したまま内容物Cを噴射できる。図5(b)に示すように、ノズル本体10の樋部13が注出筒21の後端開口21aに挿入されることで、樋部13と注出筒21との間には、樋部13に形成された開放部14を連通路として、ノズル本体10に形成された導入流路Rを噴射口1aに通じさせる注出流路R3が形成される。このとき、ノズルn2は、ノズルロック部70により、各ステム6をエアゾール容器2B内に押し込むことができない。
内容物を噴射するときには、図6(b)に示すように、ノズルロック部70を左右いずれか一方(本実施形態では、前方から見て右方向)にスライドさせることで、ノズル本体10に設けた突出片15を押し下げることができる。次いで、突出片15を押し下げれば、図7(a)に示すように、ノズル本体10は、2つのステム6をそれぞれ、エアゾール容器2B内に一体かつ同時に押し下げる。これにより、ノズル先端部20に形成した2つの噴射口1aを通して各ステム6からの内容物Cを別個独立に噴射できる。
When injecting the contents, as shown in FIG. 6B, the
内容物Cを噴射したのち、洗浄を行うときには、吐出具1Bをエアゾール容器2Bから取り外す。本実施形態では、ノズル本体10に設けた突出片15を摘んで上側に引き上げることで、ノズル本体10をステム6から取り外すことができる。次いで、カバー部材60に設けた揺動片67を操作すれば、吐出具1Bをエアゾール容器2Bから取り外すことができる。
When the cleaning is performed after the contents C are jetted, the
なお、本実施形態では、ノズルロック部70には、径方向外向きに突出する隆起部75が一体に設けられている。図6(b)に示すように、隆起部75は、ノズルロック部70に設けた突起71がノズル本体10に設けた突出片15を押し下げられる位置にあるとき、揺動片67の上部域に配置される。これにより、ノズル本体10に設けた突出片15を押し下げられるときには、揺動片67を操作しても吐出具1Bをエアゾール容器2Bから取り外すことができない。これに対し、図6(a)に示すように、ノズルロック部70に設けた突起71が突出片15の押し下げを阻止する位置にあるとき、隆起部75は、揺動片67の上部域から周方向にずれた位置に配置される。これにより、ノズル本体10に設けた突出片15を押し下げられないときには、揺動片67を操作することで、吐出具1Bをエアゾール容器2Bから取り外すことができる。
In the present embodiment, the
次いで、図7(b)に示すように、ノズル本体10を後方にスライドさせることによって樋部13を外界に露出させる。本実施形態では、ノズル本体10に設けた突出片15を摘んだまま後方に引っ張れば、図7(b)に示すように、ノズル本体10に設けた装着部11又は連結部17がノズル先端部20に設けた係止突起26bに接触するまで、樋部13に形成した開放部14を注出筒21から引き出すことができる。洗浄方法としては、上記操作を行った後、或いは、上記操作とともに、吐出具1Bを例えば、水洗いする。これにより、別体の除去具を用いることなく、残留物Cを除去できる。
Next, as shown in FIG. 7B, the
また、本実施形態では、ノズル本体10をさらに後方にスライドさせることで、ノズル先端部20に設けた係止突起26bとノズル本体10の装着部11との接触を解除すれば、ノズル本体10をノズル先端部20から完全に分離して洗浄することもできる。
Further, in this embodiment, the
吐出具1Bでは、別体の除去具を用いることなく、残留物Cを除去して洗浄できるとともに、ノズルn2に残留物Cを除去できる機能を持たせつつ、内容物Cの流路R1〜R3を確保することができる。すなわち、吐出具1Bによれば、注出流路R3内の残留物Cに触れることなく、この残留物Cを容易に除去することができ、さらに別体の除去具を用いない分、部品数の削減を図ることができる。従って、吐出具1Bによれば、従来のように、別体の除去具を用いることなく、残留物Cの除去を容易に行うことができる。
In the
また、本実施形態では、吐出具1Bを取り外す前に、ノズルロック部70をスライドさせることで、ノズル本体10に設けた突出片15から垂下する縦リブ16の下端16aをノズルロック部70の接触面70aに接触させておけば、ノズル本体10の押し下げを阻止するため、吐出具1Aを取り外す前に誤ってノズル本体10に設けた突出片15を押し込んだときも、ノズルn2が押し下げられることで内容物Cがさらに噴射されることを防止することができる。
Moreover, in this embodiment, before removing the
上述したところは、本発明の例示的な実施形態を説明したものであり、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で様々な変更を行うことができる。例えば、上述した実施形態ではいずれも、2剤を互いに独立して噴射させる形態で説明したが、注出流路R3は、その途中で互いに合流させることもできる。また、上述した実施形態では、ノズル本体10に設けた突出片15は、ノズル本体10を取り外して洗浄を行うために把持する機能とともに、ノズルn1,n2を押し下げるための操作レバーとしての機能を併せ持たせたが、把持する機能を分離させることで、ノズルn1,n2を押し下げるための操作レバーを、ヒンジを介してカバー部材30,60に設けることができる。
What has been described above describes exemplary embodiments of the present invention, and various modifications can be made without departing from the scope of the claims. For example, in the above-described embodiments, the two agents have been described as being jetted independently from each other. However, the extraction flow path R 3 can be joined together in the middle. In the above-described embodiment, the protruding
さらに上述した実施形態では、複数のステム6に対応させて吐出具の流路も独立して形成された複数の流路としたが、本発明を、通常のエアゾール容器のように、1つのステムを有するエアゾール容器に対応させて単一の流路に形成した吐出具に適用させることも可能である。 Further, in the above-described embodiment, a plurality of flow paths in which the flow paths of the discharge tool are also formed independently corresponding to the plurality of stems 6 are used. However, the present invention can be applied to a single stem like a normal aerosol container. It is also possible to apply to a discharge tool formed in a single flow path corresponding to an aerosol container having
また、本発明は、エアゾール容器は勿論、変形及び復元が可能なスクイズ容器等にも適用できる。スクイズ容器の場合、ノズル本体10に設けた装着部11は、スクイズ容器の口部を取出し部として装着されるとともに、ノズル本体10に設けた突出片15は、この口部から取り外すためにのみ利用される。また、上述の各実施形態の構成要素は、互いに適宜置き換え、或いは、組み合わせ等を行うことができる。
The present invention can be applied not only to aerosol containers but also to squeeze containers that can be deformed and restored. In the case of a squeeze container, the mounting
本発明は、2液タイプの毛染剤や整髪料、シェービングクリーム等の内容物を収容するエアゾール容器やスクイズ容器に適用できる。 The present invention can be applied to an aerosol container or a squeeze container that contains contents such as a two-component hair dye, a hair styling agent, and a shaving cream.
1A エアゾール容器用吐出具(吐出具)
1a 噴射口
1B エアゾール容器用吐出具(吐出具)
2A エアゾール容器(容器)
2B エアゾール容器(容器)
4 マウティングカップ
5 環状縁部
6 ステム(取出し部)
7 突起部
10 ノズル本体
11 装着部
12 筒体部
13 樋部
14 開放部
15 突出片
16 縦リブ
16a 接触面
20 ノズル先端部
21 注出筒
21a 後端開口
26 抜け止め部
26a 先割れ先端部(抜け止め部)
26b 係止突起(抜け止め部)
30 カバー部材
33 棚壁
34 ノズルロック部
34a 接触面
40 固定盤
50 揺動片
60 カバー部材
70 ノズルロック部
70a 接触面
C 内容物(残留物)
D 窪み部(収容部)
H1 ヒンジ(揺動部)
n1 エアゾール容器用ノズル(ノズル)
n2 エアゾール容器用ノズル(ノズル)
R 導入流路
R1 ステム側流路(導入流路)
R2 注出筒側流路(導入流路)
R3 注出流路
1A Aerosol container discharge tool (Discharge tool)
2A aerosol container (container)
2B Aerosol container (container)
4 Mounting
DESCRIPTION OF
26b Locking protrusion (preventing part)
30
D hollow part (container)
H 1 hinge (swinging part)
n 1 Nozzle for aerosol container (nozzle)
n 2 aerosol container nozzle (nozzle)
R Introduction channel R 1 Stem side channel (Introduction channel)
R 2 dispensing cylinder side channel (introduction channel)
R 3 pouring channel
Claims (8)
前記ノズル本体は、前記注出筒に挿入されることで当該注出筒との間に前記導入流路を前記噴射口に通じさせる注出流路を形成する樋部を有し、当該樋部は、前記ノズル本体をスライドさせることによって外界に露出するものである、ノズル。 A nozzle body in which an introduction flow path for passing the contents in the container forward is formed, and a dispensing cylinder in which the nozzle body is detachably mounted and an injection port is formed,
The nozzle body has a flange portion that forms an extraction flow path that allows the introduction flow path to communicate with the injection port between the nozzle body and the nozzle tube by being inserted into the extraction tube. Is a nozzle that is exposed to the outside world by sliding the nozzle body.
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