JP6370845B2 - 測定システム - Google Patents

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Description

本発明は、測定対象からの信号を受け、その信号の波形から測定対象の特性を求める測定システムに関し、より高い測定精度を与えるための技術に関する。
通信機器や通信回線のメンテナンスや敷設工事を行なう場合、それに対応した測定システムが用いられる。
例えば、年々高速化される情報通信網として光ファイバ線路が用いられるが、その敷設工事では、敷設した光ファイバの試験を行なって、所望の伝送特性が得られているか否かを調べている。
この種の線路試験では一般的に光パルス試験器が用いられている。光パルス試験器は、光パルスを、カプラを介して測定対象の光ファイバ線路の一端側に入射し、その入射した光パルスに対して、光ファイバ線路の一端側に戻ってくる戻り光(後方散乱光やフレネル反射光)を受光器に入射し、光パルスの入射タイミングから一定時間(遠端からの戻り光が到達するまで)が経過するまでの戻り光の強度の変化を求める。この戻り光の強度変化は、光ファイバ線路の伝送特性を表している。図8はその一例を示すものであり、この強度変化の波形の急峻なレベル変位等から、光ファイバ線路内のファイバ接続点、遠端等の特異点(これらを一般的にイベントと呼ぶ)の位置やその位置における反射や損失等の光ファイバ線路の特性を求める。
また、通信回線に伝送される信号(光信号も含む)の特性を解析する装置では、通信回線を伝送する信号のパワー、信号対雑音比(SNR)、スペクトラム等の特性を求め、パワー、SNR、帯域幅などが規定の範囲にあるか否かなどを調べている。
その他、測定対象からの信号を受け、それを時間軸上、距離軸上、周波数軸上あるいは波長軸上の波形として捉え、その波形から測定対象の特性を特定する多くの測定システムが従来より存在する。
前記した光パルス試験器を例にして説明すると、光ファイバ線路のどの位置でどのようなイベントが発生しているかを特定できる必要がある。
このイベント検出処理は、戻り光の強度の単位時間当りの変化量が一定の期間に相当する線路領域には、ファイバの接続点や分岐点、遠端等のイベントがなく、戻り光の強度の単位時間当りの変位量があるしきい値を越える場合に、その線路位置にイベントが発生しているものとし、その変位量や変位方向からイベントの種別を特定し、そのイベントの種別、発生位置および反射量や減衰量を解析結果として出力するように構成されている。
なお、上記のような光パルス試験器は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2013−108997号公報
しかしながら、上記したような測定で得られた波形について、単位時間当りのデータの変位量を所定のしきい値と比較してその特性を求める方法では、僅かな変位を見過ごしてしまう恐れがあった。
例えば、前記した光パルス試験器で、図9の(a)のように短い間隔でファイバ融着による接続点a、bがある場合、その位置近傍の波形には、図9の(b)のように最初の接続点aによる減衰Aの直後に次の接続点bによる減衰Bが生じるが、イベント検出のサンプリング間隔が粗いと、二つの接続点a、bを区別できず、減衰がA+Bの一つのイベントと認識してしまう場合がある。
また、例えば通信回線を伝送する信号を測定する測定装置でも、その信号のスペクトラム波形からパワー、信号対雑音比(SNR)、帯域幅などを求めているが、通信回線の敷設現場で、対向側から送られて来る信号が所望の変調方式とビットレートのものかを正確に判定する手段がなく、測定対象の回線の信号の測定結果とその他の回線の信号の測定結果とを混同してしまう恐れがあった。
これらの問題は、測定対象からの信号の波形から、測定対象の特性を求める他の測定システムにおいても同様に発生する。
本発明は、このような問題を解決して、より高い精度で測定対象の特性が得られる測定システムを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1の測定システムは、
測定対象が出力する信号を受け、前記測定対象の特性を解析するために必要な波形データを取得する波形データ取得手段(31)と、
前記波形データ取得手段によって新規に取得された新規取得波形データから、前記測定対象の特性を求める特性検出手段(40)と、
前記新規取得波形データと照合するための参照用波形データと、該参照用波形データから特定される前記測定対象の特性とが対応付けされて登録されるデータベース(51)と、
前記新規取得波形データと前記データベースに登録されている前記参照用波形データとを照合する波形照合手段(52)と、
前記波形照合手段により、前記新規取得波形データに一致する参照用波形データが前記データベースに登録されていると判定された場合には、当該参照用波形データに対応して前記データベースに登録されている特性を、前記新規取得波形データに対する解析結果とし、前記新規取得波形データに一致する参照用波形データが前記データベースに登録されていないと判定された場合には、前記新規取得波形データに対して前記特性検出手段で得られた特性を当該新規取得波形データに対する解析結果とする解析結果決定手段(53)と、
前記波形照合手段により、前記新規取得波形データに一致する参照用波形データが前記データベースに登録されていないと判定された場合に、前記新規取得波形データと、当該新規取得波形データに対して前記特性検出手段で得られた特性とを、新たな参照用波形データおよびそれに対応する特性として前記データベースに新規登録する登録手段(54)と、
前記解析結果決定手段で決定された解析結果を測定対象についての測定結果として表示する測定結果表示手段(34)とを備えた測定システムであって、
所定のネットワーク(10)を介して通信可能な複数の測定部(30)と解析部(50)からなり、
前記測定部には、前記波形データ取得手段および前記測定結果表示手段が含まれ、
前記解析部には、前記データベース、前記波形照合手段、前記解析結果決定手段および前記登録手段が含まれ、
前記特性検出手段が前記測定部と前記解析部の少なくとも一方に設けられており、
前記測定部で新規に取得された前記新規取得波形データを前記解析部に通知し、該解析部で得られた解析結果を、前記測定部の前記測定結果表示手段により前記測定部の表示部(32)に表示するようになっており、
さらに、
前記測定部には、前記測定結果表示手段により前記表示部に表示された特性に対する編集操作を可能とし、該編集操作で得られた特性を前記解析部の前記登録手段に通知する特性編集手段(35)が含まれ、
前記解析部の前記登録手段は、前記特性編集手段によって編集された後の特性と、編集前の特性に対応する波形データとを対応づけて前記データベースに新規登録するようになっており、
さらに、
前記波形データ取得手段は、
測定対象の光ファイバ線路の一端側に光パルスを入射してから一定期間の間に前記光ファイバ線路の一端側に戻る戻り光を前記測定対象から出力される信号として受け、前記戻り光の時間経過に伴って変化する強度のデータを求め、該強度のデータの中から、強度の変化率が所定範囲を越えて変動するイベント領域の波形データを、前記測定対象の特性を求めるための波形データとして抽出するように構成され、
前記特性検出手段は、
前記イベント領域の波形データから、イベント種別および前記イベント領域における強度変化量を含む特性を求める処理を行い、
前記データベースには、
前記イベント領域の波形データと照合するための参照用波形データと該参照用波形データに対応する特性が、前記イベント種別毎にグループ分けされて登録されており、
前記波形照合手段は、
前記特性検出手段によって得られたイベント種別と同じイベント種別のグループに登録されている参照用波形データとの照合を行なうことを特徴とする。
また、本発明の請求項の測定システムは、請求項1記載の測定システムにおいて、
前記データベースに登録される前記参照用波形データと前記特性は、その確度に応じた順位付けがなされており、
前記波形照合手段は、前記データベースに登録されている前記参照用波形データのうち、確度の高いものを優先的に波形照合に用いることを特徴とする。
本発明の測定システムは、測定対象の特性を解析するための波形データを取得し、これをデータベースに登録されている参照用波形データと照合して、一致した参照用波形データに対応する特性を解析結果として表示し、一致する参照用波形データがない場合には、取得した波形データとその波形データから検出された特性を、データベースに新規登録している。
このように、新規に取得した波形データとデータベースに登録されている参照用波形データとの波形同士の照合により測定対象の特性を決定しているので、より厳密な特性判定が行なえる。また、データベースの登録情報の確度に応じた測定結果が得られ、登録情報の蓄積等により精度を上げていくことが可能となり、従来装置より高い精度の測定が可能となる。
また、複数の測定部と解析部が所定のネットワークを介して通信可能に形成されているので、測定者が測定を行う現場が変わっても測定部のみを現場に持ち込めばよく、また、例えば複数の現場で同時期に測定部で測定された情報に対して共通の解析部からそれぞれの測定対象について解析された特性を通知することが可能であり、データベースに対する登録情報の蓄積量が多くなり、測定精度を高めることが可能となる。
また、解析部の登録手段は、測定部の特性編集手段によって編集された後の特性と、編集前の特性に対応する波形データとを対応づけてデータベースに新規登録するので、測定者によってより高い精度に修正された特性をデータベースに登録でき、データベースの登録情報の精度をより高くすることが可能なる。
また、本発明の請求項の測定システムでは、データベースに登録されている参照用波形データと特性は、その確度に応じた順位付けがなされ、波形照合手段は、データベースに登録されている参照用波形データのうち、確度の高いものを優先的に波形照合に用いるので、精度の高い測定結果を得ることができる。
本発明の実施形態の全体構成図 本発明の実施形態の要部の構成例を示す図 本発明の実施形態の要部の別の構成例を示す図 光パルス試験で得られる波形データに含まれるイベント種別の波形例を示す図 データ信号の変調方式毎のスペクトラムの波形の例を示す図 実施形態の動作を説明するためのフローチャート 本発明の他の実施形態の構成図 光パルス試験器で得られる波形の一例を示す図 光ファイバの接続点が近い場合の波形例を示す図
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明を適用した測定システム20の全体構成を示す図である。
この測定システム20は、測定部30、解析部50および測定部30と解析部50の間を接続するネットワーク10とで構成されている。
この測定システム20は、測定対象1の測定を行なおうとする測定者が測定部30に対する操作を行い、その測定部30によって得られた情報をネットワーク10に接続されている解析部50に通知(アップロード)し、解析部50からの解析結果を測定部30に通知(ダウンロード)して、測定対象1の特性を測定者に通知する形態を採用しており、解析部50をネックワーク10上のサーバーで構成した所謂クラウドサービスの方式となっている。
このようなシステムを採用することで、測定者が測定を行う現場が変わっても測定部30のみを現場に持ち込めばよく、また、図1に示しているように、複数の異なる現場で同時期に測定部30で測定された情報に対して共通の解析部50からそれぞれの測定対象1の特性を通知することが可能である。
測定部30は、波形データ取得手段31、特性検出手段40、表示部32、操作部33、測定結果表示手段34、特性編集手段35および通信手段36を有している。
波形データ取得手段31は、測定対象1が出力する信号Sxを受け、その測定対象1の特性を解析するために必要な波形データWxを取得する。なお、この波形データ取得手段31の構成および取得する波形データは測定対象1によって異なる。
例えば、前記した光ファイバ線路の伝送特性を調べる光パルス試験を行なう測定システムであれば、図2に概略構成を示すように、光パルス発生器31aから出力された光パルスPを、カプラ31bを介して測定対象1である光ファイバ1aの一端側に入射し、その一端側に戻ってくる戻り光P′を測定対象1からの信号Sxとし、カプラ31bを介して受光器31cで受けてその強度を検出する。そして、受光器31cの出力信号をA/D変換器31dによりデジタルの強度データに変換して、パルス入射タイミングから一定時間(光ファイバ線路の遠端からの戻り光が戻ってくるまでの時間)分の強度データをメモリ31eに記憶する。なお、図2では省略しているが、メモリ31eに対する強度データの記憶は、光パルス出射タイミングに同期して制御され、また、実際の装置では、複数回の光パルス入力で強度データを平均化してノイズ成分を抑圧している。
このようにして得られた時間経過に伴って変化する強度データは、光ファイバ線路の一端から遠端までの線路全体の伝送特性を表しており、このデータ中に前記した解析対象となるイベント毎の波形データが含まれている。
したがって、この光パルス試験に対応した波形データ取得手段31の場合、イベント波形抽出手段31fにより、メモリ31eに記憶された線路全体の強度のデータの中から、ファイバの接続点、分岐点、遠端等のように強度が急峻に上昇したり下降して、その変化率が所定範囲を越える位置をイベント発生点として検出し、そのイベント発生点を含む所定幅(前後数ポイント)をイベント領域として特定し、そのイベント領域の波形データWx1、Wx2、…を抽出し、そのイベント領域の波形データを解析対象の波形データWxとして出力する。
また、例えば測定対象1が通信回線等を伝送するデータ信号(電気信号、光信号のいずれでもよい)で、その特性を求める測定システムの場合、図3の波形データ取得手段31のように、測定対象1からのデータ信号Sxのスペクトラム(周波数対信号強度あるいは波長対信号強度の特性)をスペクトラム検出手段31gにより求め、このスペクトラムの波形データWxをメモリ31hに記憶する。
データ信号が電気信号の場合、スペクトラム検出手段31gとしては、ローカル信号の周波数掃引により、所定周波数範囲のスペクトラムを検出するヘテロダイン方式のスペクトラムアナライザで構成できる。また、データ信号が光信号の場合には、回折格子等を用いた波長可変形の分光器を用いた光スペクトラムアナライザで構成できる。
特性検出手段40は、波形データ取得手段31で新規に取得された波形データWxから、測定対象の特性を求めるためのものである。この特性検出手段40の処理は測定対象1によって異なる。
例えば、測定対象1が前記した光ファイバ線路の場合、図2の波形データ取得手段31で新規に得られたイベント領域の波形データWx1、Wx2、……のイベント種別、イベント領域内の強度の変化量(反射量や減衰量)を含む特性を求める。
ここで、イベント種別は、例えば、反射無しイベント、反射有りイベント、遠端イベント、複合イベントの4種類の波形種別である。
各イベントの典型的な波形は、反射無しイベントでは、図4の(a)に示すように、ファイバの融着による接続点や分岐点で起きる反射による急峻な上昇がなく急峻な減衰だけがある波形、反射有りイベントでは、図4の(b)に示すように、ファイバのコネクタ接続点で起きる反射による急峻な上昇と急峻な減衰がある波形、遠端イベントでは、図4の(c)に示すように、ファイバの遠端で起きる反射による急峻な上昇と急峻で大きな減衰がある波形、複合イベントでは、図4の(d)に示すように、入力するパルス幅に相当する距離より短い範囲で複数のイベントが重なる波形となる。
また、例えば測定対象1が前記したデータ信号の場合、図3の波形データ取得手段31で新規に得られたスペクトラムの波形データ(新規取得波形データ)Wxに対して、特性検出手段40は、例えば、信号のパワー、信号対雑音比(SNR)、帯域幅等の特性の他に、変調方式およびビットレートを求める。
ここで、例えば、信号のパワーはスペクトラムの中央部のレベル(ピークあるいは平均等)、SNRは信号パワーとノイズレベルとの比、帯域幅は信号パワーから所定値(相対値)下がった位置の帯域で求める。
また、変調方式については、変調方式によってスペクトラム波形の形状に差が生じることを利用して推定する。
例えば、変調方式NRZ(Non Return to Zero)のスペクトラム波形は、図5の(a)のように、中心部が中程度にブロードで、裾部の平均的な傾斜が緩やかでピークが少ない波形となる。また、変調方式Duobinaryのスペクトラム波形は、図5の(b)のように、中心部が狭く急峻で、裾部が緩やかに単調減少する波形となる。変調方式CS−RZ(Career Suppressed Return to Zero)のスペクトラム波形は、図5の(c)のように、中心部が中程度にブロードで、裾部に多数のピークが存在する波形となる。また、RZ−DPSK(Return to Zero Differential Phase Shift keying)のスペクトラム波形は、図5の(d)のように、中心部から裾部までブロードな波形となる。また、RZ−DQPSK(Return to Zero Differential Quadrature Phase Shift keying)のスペクトラム波形は、図5の(e)のように、中心部が中程度にブロードで、裾部が急に落ち込む波形となる。
なお、図5に示した各変調方式のスペクトラム波形は、周波数や波長の1回の掃引毎に得られるスペクトラム波形に現れる微細な変動分を除いて示したものであり、スペクトラム波形の平均化処理やフィルタ処理等を行なうことで得られたものとする。
このように変調方式毎にスペクトラム波形に比較的明確な差が生じるので、波形データ取得手段31で新規に取得された波形データWxの概略形状の特徴(中心部の拡がりの程度や裾部の凹凸数等)から、変調方式の推定が可能である。また、データ信号のビットレートが高くなる程、データ信号の帯域幅が拡がるので、前記したスペクトラムの概略形状の特徴と帯域幅等から、変調方式とビットレートの推定が可能なる。
なお、光パルス試験を行なう測定システムの場合、波形データ取得手段31において、線路全体の強度のデータからイベント領域の波形データだけを抽出し、これを特性検出手段40で検出した特性とともに、解析部50に与えるようにしているので、線路全体の膨大な量の強度のデータを解析部50に送信しなくて済み、測定部30から解析部50への情報通信量を節約でき、短時間に測定結果を得ることができる。
また、この実施形態では、測定部30側に設けた特性検出手段40により、波形データWxについての特性を求めて解析部50へ通知しているが、特性検出手段40を解析部50側に設け、測定部30の波形データ取得手段31で得られた波形データWxを解析部50に通知して特性検出手段40でその特性を求めてもよい。
また、特性検出手段40の機能の一部(例えばイベント種別を判定する機能や、データ信号のスペクトラムの波形データからパワー、SNR、帯域幅を検出する機能)を測定部30側に設け、残りの機能(例えば各イベント領域の強度変化量を求める機能や、スペクトラムの波形データの形状から変調方式やビットレートを求める機能)を解析部50側に設けてもよい。
一方、測定結果表示手段34は、解析部50から送られてくる解析結果等を測定結果として表示部32に表示させる。また、波形データ取得手段31で得られた波形(図2の構成の場合、メモリ31eに記憶された線路全体の波形やイベント領域の波形、図3の構成の場合、メモリ31hに記憶されたスペクトラム全体の波形)を表示部32に表示させる機能も有している。
特性編集手段35は、表示部32に表示された解析結果(特性)に対して、測定者の操作部33に対する操作による編集を可能にし、その編集後の特性を解析部50へ通知する。この特性編集には、例えばイベント発生点の修正、追加や、変調方式、ビットレートの訂正等が含まれる。
通信手段36は、波形データ取得手段31が取得した波形データWxとその波形データWxについて特性検出手段40が求めた種々の特性とを、ネットワーク10を介して解析部50に通知し、解析部50から送られてくる解析結果を、ネックワーク10を介して受け、測定結果表示手段34に出力し、特性編集手段35によって編集された特性を、ネックワーク10を介して解析部50に通知する。なお、ネットワーク10は、インターネットや特定の企業内に構築されたネックワーク等であってもよく、通信手段36は、そのネットワーク10に接続された解析部50に対して双方向の情報授受が行なえるインタフェース(LAN、無線LAN、移動体通信回線等を含む)を有するものとする。
一方、解析部50は、データベース51、波形照合手段52、解析結果決定手段53、登録手段54および通信手段55を有している。
データベース51には、図1に示しているように、測定部30の波形データ取得手段31で新規に取得された波形データWxと照合するための参照用波形データWr(1,1)、Wr(1,2)、…、Wr(p,q)、…と、各参照用波形データから得られた測定対象1の特性Er(1,1)、Er(1,2)、…、Er(p,q)、…とが対応付けされて登録されている。
なお、データベース51に登録される参照用波形データと特性は、後述するように、イベント種別や変調方式に対応する波形種別でグループ化され、参照用波形データWr(p,q)の変数pがグループ属性を示し、変数qが少ないものほど照合の優先順位が高い(確度が高い)ことを示している。
また、参照用波形データには、サンプル用に初期登録された基本波形データの他に、後述する波形照合手段52により、測定部30で新規に取得された波形データのうち、データベース51に登録されている参照用波形データのいずれにも一致しないと判定されて新たな参照用波形データとして新規登録された波形データと、測定部30の特性編集手段35によって編集された特性に対応する波形データとを含んでおり、測定システムの初期状態では基本波形データのみが登録されていて、測定部30で新規に取得された波形データについての解析が行なわれるにしたがって、新規登録された波形データおよび特性編集された波形データが順次追加されていく。なお、基本波形データを初期登録しない場合もある。
データベース51に登録される参照用波形のデータとそれに対応する特性は、波形種別により分類され、照合優先度に順位付けがされている。
ここでいう波形種別とは、前記した光パルス試験の場合、イベント種別に対応して、反射無しイベントの波形グループG1、反射有りイベントの波形グループG2、遠端イベントの波形グループG3、複合イベントの波形グループG4に分類され、各グループ内には各参照用波形データとその参照用波形データから得られた特性(反射量と減衰量)が登録されている。
また、前記したデータ信号の特性を求める場合の波形種別は、変調方式別のスペクトラム波形の種別で、NRZ波形グループG1、Duobinary波形グループG2、CS−RZ波形グループG3、RZ−DPSK波形グループG4、RZ−DQPSK波形グループG5等に分類され、各グループ内には各参照用波形データとその参照用波形データから得られた特性(パワー、SNR、帯域幅、変調方式、ビットレート)が登録されている。
また、照合優先度とは、波形データに対する特性の確かさについて順位であり、例えば、サンプルとして初期登録されている基本波形データについて精密な解析を行なって得られた特性や測定者の編集操作によって修正された特性を信頼度(確度)の最も高いものとし、また、新規に取得された波形データを登録する際に、その波形データのS/Nが高い場合(例えば、光パルス試験で光ファイバの入射端に近い範囲のイベント領域の波形データ、データ信号そのものS/Nが所定値以上の場合)、波形データから得られた特性を中程度の信頼度とし、S/Nが低い場合、その波形データから得られた特性を低い信頼度とする。
図1に示したデータベース51は、各波形種別のグループ内で、照合優先度の高いもの程上位となるように参照用波形データWr(p,q)と特性Er(p,q)とを配置した例であるが、より詳しく言えば、特性の各値の大きさ等を考慮した並び順で配置されることになる。
波形照合手段52は、通信手段55を介して測定部30から通知された波形データWxに対し、データベース51に登録されている参照用波形データの照合を行なう。この照合処理は、特性検出手段40で得られた特性を参照して行なう。
例えば、光パルス試験の場合、特性検出手段40により、各イベント領域の波形データWxiについてのイベント種別が求められるので、波形照合手段52は、そのイベント種別のグループの参照用波形データの中から、確度の高い順に参照用波形データを読み出して波形データWxiと照合し、一致、不一致を判定する。
また、データ信号の特性を求める場合には、特性検出手段40により、スペクトラムの波形データWxから、データ信号のパワー、SNR、帯域幅、変調方式、ビットレート等の特性が求められるので、波形照合手段52は、得られた変調方式のグループの参照用波形データの中から、確度の高い順に参照用波形データを読み出して波形データWxと照合し、一致、不一致を判定する。
なお、波形照合手段52の波形の一致不一致の判定は、比較する波形データ同士の相関演算を行い、その演算結果が基準値以上であれば一致、基準値より小さければ不一致と判定する方法や、比較する二波形の基準点(例えば最初に強度が大きく変位する位置)を合わせて、それ以降の波形データ同士の差分(誤差)を順次求め、その誤差が所定範囲内にあれば、二つの波形データは一致し、誤差が所定範囲を越える場合には、不一致とする方法等がある。
解析結果決定手段53は、波形照合手段52により、新規に取得された波形データWxに一致する参照用波形データがデータベース51に登録されていると判定された場合に、当該参照用波形データWr(p,q)に対応する特性Er(p,q)を、新規に取得された波形データWxに対する解析結果として、通信手段55を介して測定部30の測定結果表示手段34に通知する。また、新規に取得された波形データWxに一致する参照用波形データがデータベース51に登録されていないと判定された場合に、特性検出手段40によって波形データWxから得られた特性Exを当該波形データWxに対する解析結果とし、通信手段55を介して測定部30の測定結果表示手段34に通知する。
登録手段54は、波形照合手段52により、新規に取得された波形データWxと一致する参照用波形データがデータベース51に登録されていないと判定された場合に、その波形データWxと、その波形データWxから得られた特性Exとを、新たな参照用波形のデータおよびそれに対応する特性としてデータベース51に新規登録する。この登録の際には、確度に応じた順位付けがなされる。
次に、この測定システム20の動作を図6のフローチャートに基づいて説明する。このフローチャートは、光パルス試験を行なう場合のものであるが、取得する波形データとその波形データから求めようとする特性が異なるだけで、他の測定対象についても同様に適用できる。
予め、測定部30と解析部50は、ネックワーク10を介して互いに情報の授受が可能な状態になっているものとする。
始めに、測定部30による測定が実行され、前記した光ファイバ線路全体の伝送特性を表す強度のデータが求められ、その強度のデータから各イベント領域の波形データWx1、Wx2、…が抽出され、特性検出手段40によるイベント種別、強度変化量等の特性Ex1、Ex2、……が求められ、解析部50に通知される(S1〜S3)。
解析部50では、イベント順位を示す変数iを1に初期化し、i番目のイベントの波形データWxiについての波形照合処理を実行する(S21、S22)。
この波形照合処理は、前記したように、データベース51に登録されている参照用波形データのうち、イベント種別に対応するグループに属し、反射量、減衰量が近い参照用波形データを確度の高い順に読み出して、波形の一致不一致を判定する。
そして、波形データWxiと一致する参照用波形データWr(p,q)がある場合には、その参照用波形データWr(p,q)に対応する特性Er(p,q)を、波形データWxiについての解析結果とする(S23、S24)。
また、波形データWxiと一致する参照用波形データが見つからない場合には、この波形データWxiについて検出された特性Exiを解析結果とするとともに、この波形データWxiと特性Exiを、新たな参照用波形データとそれに対応する特性として、データベース51に新規登録する(S25、S26)。この新規登録の際には、前記したように、波形データWxiが線路全体の中でS/Nの高い領域(入射端に近い領域)の波形データであれば中程度の確度のデータとし、S/Nの低い領域(遠端に近い領域)の波形データであれば、低い確度のデータとして登録する。
このようにして、一つの波形データWxiについての解析結果が得られた後、次のイベント領域の波形データについても同様の処理を行い、測定部30から通知された各イベントの波形データWxiについての解析結果が得られた段階で、それらの解析結果を測定部30に通知する(S27〜S29)。
この解析結果を受けた測定部30は、通知された解析結果(この場合、各イベント領域の特性の測定結果)を表示部32に表示する(S4)。
測定者は、表示された解析結果が、敷設工事の内容に対応しているか否かを確認する。そして、実際の工事と相違する解析結果がある場合には、操作部33の操作により、特性の編集操作を行なう(S5)。この特性編集操作は、例えば、イベントの番号(例えばk番目の波形とする)を指定し、イベント種別、反射量、減衰量等の特性Exkが、実際の工事に則した内容となるように修正する。このようにして編集された特性Exk′は解析部50に通知される(S6)。
解析部50では、通知された特性Exk′(編集後の特性)で、それに対応する波形データWxkについての元の特性Exk(編集前の特性)を更新し、この更新内容を測定部30に通知して、更新された特性Exk′を表示させる(S30、S31)。この更新登録の際には、測定者によって修正された特性を確度が高いものとして登録する。
このような特性編集操作が終わり、測定者が測定終了操作を行なうことで一つの光ファイバ線路に対する測定が完了する(S7)。
上記フローチャートは、線路全体の伝送特性を表す強度のデータに含まれるイベント領域の波形データを解析対象としていたが、前記したようにデータ信号のスペクトラムの波形データが解析対象の場合、特性検出手段40がスペクトラム波形全体の形状から変調方式やビットレート等の特性を求めることになる。これは、図6のフローチャートで、処理S21、S27、S28を省略した手順で行なうことができる。
以上のように、実施形態の測定システム20は、新規に取得した波形データとデータベース51に登録されている参照用波形データとの波形同士の照合により測定対象1の特性を決定しており、従来装置のように波形データから求めた特性だけでなく、過去の測定結果を教師データとして利用しているから、より正確な特性判定が行なえる。また、データベース51の登録情報の確度に応じた測定結果が得られ、登録情報の蓄積や測定者による修正等により精度を上げていくことが可能となり、従来装置より高い精度の測定が可能となる。
また、実施形態の測定システム20は、測定部30と解析部50が所定のネットワーク10を介して通信可能に形成され、測定部30で新規に取得された波形データを解析部50に通知し、その通知した波形データに対して解析部50で得られた解析結果を、測定部30で受けて測定結果表示手段34により表示する構成としている。
このため、測定者が測定を行う現場が変わっても測定部30のみを現場に持ち込めばよく、また、例えば複数の異なる現場で同時期に測定部30で測定された情報に対して共通の解析部50からそれぞれの測定対象について解析された特性を通知することが可能であり、データベース51に対する登録情報の蓄積量が多くなり、測定精度を高めることが可能となる。
また、実施形態の測定システム20では、測定部30の特性編集手段35による特性の編集操作が可能であり、解析部50の登録手段は、特性編集手段35によって編集された後の特性と、編集前の特性に対応する波形データとを対応づけてデータベース51に新規登録するので、測定者によってより高い精度に修正された特性をデータベース51に登録でき、データベース51の登録情報の精度をより高くすることが可能なる。
また、実施形態の測定システム20では、データベース51に登録されている参照用波形データと特性は、その確度に応じた順位付けがなされ、波形照合手段52は、データベース51に登録されている参照用波形データのうち、確度の高いものを優先的に波形照合に用いるので、精度の高い測定結果を得ることができる。
上記実施形態では、測定対象の特性を波形データから求める測定システムについて、光ファイバ線路の特性やデータ信号の特性を求める例について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、測定対象の特性を波形データから求める他の測定システムについても適用可能である。
また、前記したように、特性検出手段40を解析部50側に設け、測定部30の波形データ取得手段31で得られた波形データWxを解析部50に通知して特性検出手段40でその特性を求める構成としてもよく、また、特性検出手段40を測定部30と解析部50の両方に設け、測定部30側の特性検出手段で、一部の機能(例えばイベント領域の波形データからイベント種別を求める機能や、データ信号のスペクトラムの波形データからパワー、SNR、帯域幅を検出する機能)を実行し、解析部50側の特性検出手段で、残りの機能(例えばイベント領域の強度変化量を求める機能や、スペクトラムの波形データの形状から変調方式やビットレートを求める機能)を実行してもよい。
また、上記実施形態では、測定部30と解析部50がネットワーク10を介して接続された構成であるが、図7に示す測定システム20′のように、ネットワークを介在させずに、測定部30の構成要素の波形データ取得手段31、表示部32、操作部33、測定結果表示手段34、特性編集手段35、特性検出手段40と、解析部50の構成要素のデータベース51、波形照合手段52、解析結果決定手段53、登録手段54とを、一体的に含む(例えば、共通の筐体内に収容する等)構成であってもよい。
1……測定対象、10……ネットワーク、20、20′……測定システム、30……測定部、31……波形データ取得手段、32……表示部、33……操作部、34……測定結果表示手段、35……特性編集手段、36……通信手段、40……特性検出手段、50……解析部、51……データベース、52……波形照合手段、53……解析結果決定手段、54……登録手段、55……通信手段

Claims (2)

  1. 測定対象が出力する信号を受け、前記測定対象の特性を解析するために必要な波形データを取得する波形データ取得手段(31)と、
    前記波形データ取得手段によって新規に取得された新規取得波形データから、前記測定対象の特性を求める特性検出手段(40)と、
    前記新規取得波形データと照合するための参照用波形データと、該参照用波形データから特定される前記測定対象の特性とが対応付けされて登録されるデータベース(51)と、
    前記新規取得波形データと前記データベースに登録されている前記参照用波形データとを照合する波形照合手段(52)と、
    前記波形照合手段により、前記新規取得波形データに一致する参照用波形データが前記データベースに登録されていると判定された場合には、当該参照用波形データに対応して前記データベースに登録されている特性を、前記新規取得波形データに対する解析結果とし、前記新規取得波形データに一致する参照用波形データが前記データベースに登録されていないと判定された場合には、前記新規取得波形データに対して前記特性検出手段で得られた特性を当該新規取得波形データに対する解析結果とする解析結果決定手段(53)と、
    前記波形照合手段により、前記新規取得波形データに一致する参照用波形データが前記データベースに登録されていないと判定された場合に、前記新規取得波形データと、当該新規取得波形データに対して前記特性検出手段で得られた特性とを、新たな参照用波形データおよびそれに対応する特性として前記データベースに新規登録する登録手段(54)と、
    前記解析結果決定手段で決定された解析結果を測定対象についての測定結果として表示する測定結果表示手段(34)とを備えた測定システムであって、
    所定のネットワーク(10)を介して通信可能な複数の測定部(30)と解析部(50)からなり、
    前記測定部には、前記波形データ取得手段および前記測定結果表示手段が含まれ、
    前記解析部には、前記データベース、前記波形照合手段、前記解析結果決定手段および前記登録手段が含まれ、
    前記特性検出手段が前記測定部と前記解析部の少なくとも一方に設けられており、
    前記測定部で新規に取得された前記新規取得波形データを前記解析部に通知し、該解析部で得られた解析結果を、前記測定部の前記測定結果表示手段により前記測定部の表示部(32)に表示するようになっており、
    さらに、
    前記測定部には、前記測定結果表示手段により前記表示部に表示された特性に対する編集操作を可能とし、該編集操作で得られた特性を前記解析部の前記登録手段に通知する特性編集手段(35)が含まれ、
    前記解析部の前記登録手段は、前記特性編集手段によって編集された後の特性と、編集前の特性に対応する波形データとを対応づけて前記データベースに新規登録するようになっており、
    さらに、
    前記波形データ取得手段は、
    測定対象の光ファイバ線路の一端側に光パルスを入射してから一定期間の間に前記光ファイバ線路の一端側に戻る戻り光を前記測定対象から出力される信号として受け、前記戻り光の時間経過に伴って変化する強度のデータを求め、該強度のデータの中から、強度の変化率が所定範囲を越えて変動するイベント領域の波形データを、前記測定対象の特性を求めるための波形データとして抽出するように構成され、
    前記特性検出手段は、
    前記イベント領域の波形データから、イベント種別および前記イベント領域における強度変化量を含む特性を求める処理を行い、
    前記データベースには、
    前記イベント領域の波形データと照合するための参照用波形データと該参照用波形データに対応する特性が、前記イベント種別毎にグループ分けされて登録されており、
    前記波形照合手段は、
    前記特性検出手段によって得られたイベント種別と同じイベント種別のグループに登録されている参照用波形データとの照合を行なうことを特徴とする測定システム。
  2. 前記データベースに登録される前記参照用波形データと前記特性は、その確度に応じた順位付けがなされており、
    前記波形照合手段は、前記データベースに登録されている前記参照用波形データのうち、確度の高いものを優先的に波形照合に用いることを特徴とする請求項1記載の測定システム。
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