JP6365885B2 - 二次電池の製造装置 - Google Patents

二次電池の製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6365885B2
JP6365885B2 JP2015105711A JP2015105711A JP6365885B2 JP 6365885 B2 JP6365885 B2 JP 6365885B2 JP 2015105711 A JP2015105711 A JP 2015105711A JP 2015105711 A JP2015105711 A JP 2015105711A JP 6365885 B2 JP6365885 B2 JP 6365885B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode sheet
positive electrode
detection
target point
negative electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015105711A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016219352A (ja
Inventor
文徳 大橋
文徳 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2015105711A priority Critical patent/JP6365885B2/ja
Publication of JP2016219352A publication Critical patent/JP2016219352A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6365885B2 publication Critical patent/JP6365885B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)

Description

本発明は、二次電池の製造装置に関する。詳しくは、電極シートを捲回してなる捲回電極体を備えた二次電池を製造する製造装置に関する。
リチウムイオン二次電池等の二次電池は、既存の電池に比べて軽量でありかつエネルギー密度が高いことから、車両搭載用の高出力電源、携帯電話やノート型パソコン等のポータブル電源等として好ましく利用されている。一般に、この種の電池は、正極シートと負極シートとを絶縁性のセパレータシートを介して捲回して成る捲回電極体を、電解液と共に電池ケース内に収容して構成されている。このような二次電池の製造装置には、上記捲回電極体を得るために、正極シート、負極シートおよびセパレータシートのそれぞれを巻き取り位置に送り出し、巻取ローラによって巻き取る手段が含まれる。
上記巻き取りの際に、正極シート、負極シートおよびセパレータシートが本来あるべき位置からずれたまま捲回が進行すると、得られた二次電池において正負極の電極シート間の短絡等の不具合が生じる虞がある。そこで、このような正負極の電極シート等の位置ずれを検出するために、該電極シートのエッジ等の位置を光学検出器によって検出する技術が開発されている。この種の技術に関する先行文献として特許文献1〜4が挙げられる。
特開2003−45417号公報 特開平5−256793号公報 特開2000−182658号公報 国際公開第2011/123485号
しかしながら、従来の位置ずれ検出方法によると、検出対象点の読み取りが充分に正確でない場合があった。特に、電極シートの表面の一部に光沢がある場合は、該電極シート自体のうねりによって該電極シートの表面で光が乱反射することにより、光学検出器による検出対象点の検出(認識)精度が損なわれがちであった。本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電極シートの捲回時における位置ずれを精度よく検出し得る二次電池の製造装置を提供することである。
本発明により提供される二次電池の製造装置は、正極シート、負極シートおよびセパレータシートをそれぞれの搬送経路に沿って共通の巻取軸まで搬送して該巻取軸の周囲に捲回する手段を備える。また、上記製造装置は、各上記搬送経路における上記巻取軸に最も近い副軸と上記巻取軸との間において上記正極シートおよび上記負極シートの位置ずれを測定する位置ずれ検出手段を備える。上記位置ずれ検出手段は、上記正極シートおよび上記負極シートにおける検出対象点の位置をそれぞれ検出する正極検出手段および負極検出手段と、検出された上記検出対象点の位置の目標位置からの変位を計測する変位計測手段とを含む。上記正極検出手段および上記負極検出手段の少なくとも一方は、検出対象である上記正極シートまたは上記負極シート(以下「対象電極シート」ともいう。)の面上に設定された上記検出対象点の位置をそれぞれ光学的に検出するように構成された面上対象点検出手段である。上記面上対象点検出手段は、光軸変更機能を備える光学検出器と、所定の発光範囲を有する照明とを含む。ここで、上記対象電極シートにおいて上記搬送経路に沿う方向および上記搬送経路に沿う方向に直交する方向におけるうねり角度をそれぞれθMD、θTDとする。このとき、上記製造装置は、上記搬送経路に沿う方向から視て、上記発光範囲の一端および他端と上記検出対象点とをそれぞれ結ぶ線と、上記検出対象点に向かう上記光軸の方向である検査方向Wと、がそれぞれ成す角度αおよびαが、α≧2θTDかつα≧2θTDを満たし、且つ、上記搬送経路に沿う方向に直交する方向から視て、上記発光範囲の一端および他端と上記検出対象点とをそれぞれ結ぶ線と、上記対象電極シートのシート面と成す角度が上記検査方向Wと等しい方向である方向W’と、がそれぞれ成す角度βおよびβが、β≧2θMDかつβ≧2θMDを満たすように構成されている。
上記製造装置では、乱反射の影響を受けやすい面上対象点検出手段を適用する対象電極シートに対し、該対象電極シートのうねりを考慮して照明を設置している。このことによって上記乱反射が検出精度に及ぼす影響を低減し、正負極いずれの電極シートについても精度よく位置ずれを検出することができる。また、ここに開示される製造装置は、光軸変更機能を有する光学検出器を備えるため、電極シートの位置ずれを測定する位置の制約が少ない。このことも電極シートの位置ずれの検出精度を向上するうえで有利である。位置ずれの検出精度が向上すれば、その検出結果に基づいて位置ずれを的確に補正する制御が可能となることから、巻きずれが抑制された捲回電極体を歩留りよく製造することができる。その結果、上記捲回電極体を備えた二次電池を効率よく製造することができる。ここに開示される製造装置は、捲回電極体の製造装置としても把握され得る。したがって、本発明の他の側面として捲回電極体の製造装置が提供される。
一実施形態に係る製造装置を示す模式図である。 一実施形態に係る捲回電極体の構成を模式的に示す説明図である。 搬送経路に沿う断面における電極シートの表面形状を模式的に示す説明図である。 図1のIV−IV線断面において、一実施形態に係る光学検出器の構成を模式的に示す説明図である。 位置ずれの検出対象点を搬送方向から視た図である。 位置ずれの検出対象点を搬送方向と直交する方向から視た図である。 一般的な二次電池の外形を模式的に示す斜視図である。 図7のVIII−VIII線における断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態を、図面を用いて説明する。なお、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本発明の実施に必要な事柄は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本発明は、本明細書に開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。また、ここに開示される二次電池の製造装置の好適な適用例として、リチウムイオン二次電池の製造装置を挙げて説明するが、本発明の範囲を限定する意図ではない。
図1に示すように、本実施形態に係る二次電池の製造装置100には、長尺状の正極シート12を送り出す供給軸122と、長尺状の負極シート14を送り出す供給軸124と、長尺状の第1セパレータシート16を送り出す供給軸126と、長尺状の第2セパレータシート18を送り出す供給軸128とが、回転可能に設置されている。製造装置100の巻取り位置には、回転可能な巻取軸130が設置されている。各供給軸122、124、126、128からそれぞれ巻き出された正極シート12、負極シート14、第1セパレータシート16および第2セパレータシート18は、それぞれの搬送経路に沿って上記巻取り位置に向けて搬送され、巻取軸130の周囲に捲回される。
正極シート12の搬送経路において、供給軸122と巻取軸130との間には、一または二以上の副軸(ガイド軸)132A、132Bが設置されている。また、負極シート14の搬送経路において、供給軸124と巻取軸130との間には、一または二以上の副軸134A、134Bが設置されている。ここで、図1では正極シート12および負極シート14の各搬送経路につき2つの副軸を示しているが、副軸の数はこれに限定されない。また、図1には示していないが、第1セパレータシート16および第2セパレータシート18の各搬送経路にも、それぞれの供給軸126、128と巻取軸130との間に、必要に応じて一または二以上の副軸が設置されていてもよい。
各搬送経路に沿って巻取り位置まで搬送された正極シート12、第1セパレータシート16、負極シート14および第2セパレータシート18は、この順に重なった状態で共通の巻取軸130に巻き取られる。したがって、製造装置100を用いて得られる捲回電極体10は、正極シート12と負極シート14との間に第1セパレータシート16または第2セパレータシート18が介在する構成をもつ。
図2を用いて、このような捲回電極体10の一態様に係る構成を説明する。第1セパレータシート16および第2セパレータシート18は、正極シート12と負極シート14との間に介在されて、両電極シートの直接接触による短絡を防止しつつ電荷担体を通過させる役割を果たすものである。第1セパレータシート16と第2セパレータシート18の材料は特に限定されないが、典型的にはポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン等の絶縁材料で構成された多孔質シートが好ましく使用される。
正極シート12は、長尺状の正極集電体44と、その両面に形成された正極活物質層52とを備える。負極シート14は、長尺状の負極集電体46と、その両面に形成された負極活物質層54とを備える。捲回電極体10の幅方向(捲回方向に直交する方向)の中央部には、正極活物質層52と負極活物質層54とが重なり合って密に積層された部分が形成されている。また、正極シート12の幅方向の一方の端部には、正極活物質層52が形成されずに正極集電体44が露出した部分(正極活物質層非形成部45)が設けられている。この正極活物質層非形成部45は、第1セパレータシート16、第2セパレータシート18および負極シート14からはみ出している。即ち、捲回電極体10の幅方向の一端において正極活物質非形成部45が重なり合った部分が形成されている。また、捲回電極体10の幅方向の他端には、上記正極シートの幅方向の一方の端部と同様に、負極活物質層54が形成されずに負極集電体46が露出した部分(負極活物質層非形成部47)が重なり合った部分が形成され、捲回電極体10の幅方向の他端において負極活物質非形成部47が重なり合った部分が形成されている。
正極集電体44および負極集電体46としては、導電性のよい金属箔が好適に用いられる。このような金属箔はうねりによる乱反射を生じやすいため、かかる金属箔を集電体に用いた捲回電極体の製造においては本発明に係る製造装置100を用いて位置ずれ検出精度を改善することが特に有意義である。例えば、正極集電体44としては、厚みが5μm〜20μm程度のアルミニウム箔等の金属箔が好適に用いられ得る。また、負極集電体46としては、厚みが10μm〜30μm程度の銅箔等の金属箔が好適に用いられ得る。
正極シート12の搬送経路には、巻取軸130と該巻取軸に最も近い副軸132Aとの間において正極シート12における検出対象点の位置を検出する正極検出手段102としての光学検出器140が設置されている。負極シート14の搬送経路には、巻取軸130と該巻取軸に最も近い副軸134Aとの間において負極シート14における検出対象点の位置を検出する負極検出手段104としての光学検出器160が設置されている。このように、巻取軸130に最も近い副軸132A、134Aと該巻取軸130との間において位置ずれを検出することにより、検出後の電極シートが他の副軸を経由することによる位置ずれの程度の変動が防止され、位置ずれの検出結果と得られる捲回電極体における実際の位置ずれとの相関が高くなる傾向にある。
正極シート12または負極シート14の位置ずれの測定は、例えば以下のようにして行うことができる。まず、巻取軸130に直交する面である基準面を設定する。そして、検出対象の電極シートについて位置ずれの検出対象点の位置を検出し、当該検出対象点から上記基準面までの距離Bを測定する。そして、あらかじめ設定された目標位置から上記基準面までの距離Aと上記距離Bとを変位計測手段により対比して、距離Bの距離Aからの変位を計測する。この変位が大きいほど、電極シートの位置が目標位置から大きくずれている(即ち、位置ずれが大きい)ことを示す。
正極シート12において光学検出器140により検出される検出対象点と巻取軸130との距離Fや、負極シート14において光学検出器160により検出される検出対象点と巻取軸130との距離Gは、特に限定されず、検出対象である正極シート12または負極シート14の性状、サイズ等に応じて独立して設定することができる。距離Fおよび距離Gを短くすることにより、位置ずれの検出結果と得られる捲回電極体における実際の位置ずれとの相関が高くなる傾向にある。かかる観点から、通常は、距離Fおよび距離Gをいずれも5m以下(好ましくは50cm以下)程度とすることが適当である。ここに開示される製造装置には、上述のように電極シートの位置ずれを測定する位置の制約が少ないため、距離Fおよび距離Gを短くしやすいという利点がある。
好ましい一態様において、距離Fと距離Gとが等しくなるように検出対象点を設定することができる。本態様によると、正極シート12において位置ずれが測定された箇所と負極シート14において位置ずれが測定された箇所が、巻取軸130上においてほぼ同じ位置で重ね合わさる。かかる態様の製造装置によると、得られた位置ずれの情報に基づいて捲回電極体10の巻きずれがより効果的に抑制され得る。ここに開示される製造装置には、上述のように電極シートの位置ずれを測定する位置の制約が少ないため、距離Fおよび距離Gを等しくしやすいという利点がある。
搬送方向に直交する断面における正負極の電極シート12、14の検出対象点(即ち、位置ずれの検出に利用する観測対象点)は特に限定されず、少なくとも一方の電極シートの検出対象点が該電極シートの面上に設定されていればよい。面上の検出対象点としては、検出容易性の観点から、電極活物質層と電極活物質層非形成部との境界を好適に採用することができる。集電体の両側に電極活物質層を有する電極シートの位置ずれを面上の検出対象点により検出する場合は、該電極シートの両面において、該両面の面上にそれぞれ設定された検出対象点を検出することが好ましい。ここに開示される製造装置は、正負極いずれの電極シートについても面上の検出対象点を検出するように構成された態様とすることができる。また、いずれか一方の電極シートは面上の検出対象点を検出し、他方の電極シートは面上以外の検出対象点を検出するように構成された態様としてもよい。この態様は製造装置の簡略化の観点から有利である。面上以外の検出対象点としては、電極シートの幅方向の端(エッジ)を好適に採用することができる。
好ましい一実施形態における検出対象点について説明する。図4は、正極シート12、負極シート14、第1セパレータシート16および第2セパレータシート18の搬送方向に直交する方向(即ち、幅方向)における断面を示す模式図である。負極シート14における検出対象点(負極検出対象点)は、負極シート14の幅方向であって負極活物質層非形成部47とは反対側の端、即ち負極シート14における負極活物質層形成側のエッジ14Aに設定されている。一方、正極シート12における検出対象点(正極検出対象点)は、正極シート12の幅方向であって正極活物質層52と正極活物質層非形成部45(正極活物質層52が形成されずに正極集電体44が露出した部分)との境界、即ち正極活物質層54における正極活物質層非形成部45側の端(以下「塗工端」ともいう。)52Aに設定されている。したがって、本実施態様では、上記正極検出対象点は正極シートの面上に設定されており、正極検出手段102としての光学検出器140が面上対象点検出手段に該当する。正極検出対象点および負極検出対象点をこのように設定することにより、高い位置ずれ検出精度と製造効率とを両立して達成することができる。
以下、正極検出手段(面上対象点検出手段)102の一構成例を具体的に説明する。
本実施態様の製造装置100は、正負極の電極シート12、14のうち位置ずれの検出対象点が該電極シートの面上に設定されている電極シート(ここでは正極シート12)のうねりの大きさに応じて、該うねりに起因する乱反射の影響を抑えて位置ずれの検出精度を高め、本発明の課題を解決するように構成されている。したがって、製造に使用する電極シート12、14のうねりの大きさは特に制限されない。
ここで、電極シートのうねりとは、電極シート表面の凹凸であって、該電極シートの表面粗さよりも長波長であるものを指す。電極シートのうねりの大きさは、所定の方向に沿って測定されるうねり角度によって把握され得る。図3に、電極シート13の搬送方向に沿う断面の模式図を示す。図3に示すように、電極シート13の搬送方向(即ち、電極シート13の長手方向)に沿って測定されるうねり角度をθMDとする。同様に、図示はしないが、電極シート13の搬送方向に直交する方向(即ち、電極シート13の幅方向)に沿って測定されるうねり角度をθTDとする。ここに開示される技術では、電極シート13のうねりの大きさをうねり角度θMD、θTDにより把握し、これらうねり角度θMD、θTDに基づいて製造装置の構成を設定することにより、面上対象点検出手段における位置ずれの検出精度を向上させる。電極シート13のうねり角度θMD、θTDは、公知の適切なうねり測定手段を用いて測定することができ、例えば、うねり測定器としてのレーザ変位計を含む構成のものを好ましく採用し得る。レーザ変位計によるうねり角度θMD、θTDの測定は、非接触で行うことができるため好ましい。なお、ここに開示される製造装置は、上記うねり測定手段を含む構成としてもよく、含まない構成としてもよい。上記製造装置が上記うねり測定手段を含む場合、該手段を設置する位置は特に限定されない。例えば、後述する面上対象点検出手段が適用される検出対象点の近傍に、上記うねり測定手段を設置することができる。かかる製造装置において、電極シートのうねりの測定は、当該電極シートを巻取り位置に搬送しながら、連続的にまたは間欠的に行うことができる。あるいは、事前に電極シートのうねり角度θMD、θTDを測定しておき、その測定結果に応じて製造装置の構成を調整してもよい。
本実施形態における面上対象点検出手段102は、光軸変更機能を備える光学検出器140と、所定の発光範囲を有する照明150とを含む。ここで光軸変更機能とは、検出対象点での反射光が光学検出器における受光手段(受光器)に至る経路において該反射光の進行方向(光軸)を変更する機能のことをいう。光軸を変更するために用いられる部材としては、特に限定されず、例えば光学用ミラーやプリズム等、従来この種の技術で用いられる部材を適宜選択し、必要に応じて組み合わせて用いることができる。
図4に、一実施形態に係る光学検出器140の構成を示す。光学検出器140は、検出対象点からの光線を受光する受光器143、144と、光軸変更機能を担うプリズム141、142とを含む。プリズム141、142は、図示するように、正極シート12の一面側および他面側における検出対象点(この例では、正極シート12の一面および他面に設けられた正極活物質層52の塗工端)52Aから正極シート12の外方にそれぞれ適切な隔たりをもって設置される。正極シート12の両面上の検出対象点から進行する光線は、プリズム141、142によって進行方向が曲げられ、その先に設置された受光器143、144に到達する。かかる構成の光学検出器140によると、プリズム141、142の光軸変更機能を利用することで受光器143、144の配置位置の制約を緩和することができるため、より巻取軸130に近い位置に検出対象点を配置することができる。このことによって捲回電極体10の巻きずれがより効果的に抑制され得る。なお、光学検出器140に含まれるプリズム141、142の数は特に限定されず、正極シート12の各面につき一または二以上とすることができる。
図4に示す例のように、正極シート12の一面側および他面側にそれぞれプリズム141、142が設置される構成の光学検出器140によると、正極シート12の一面および他面の面上において、巻取軸130からの距離がほぼ同じ位置に検出対象点を設定することができる。このことによって、位置ずれの検出およびその検出結果に基づく正極シート12の位置の制御(補正)をより的確に行うことができる。また、上記構成によると、正極シート12の一面および他面における面上からの光線(光学情報)を、図4に示すように、ほぼ同じ位置に設置した受光器143、144で検出することができる。このことは、受光器143、144の配置容易性および光学検出器140の構成の簡素化の観点から有利である。光学検出器140の種類は、正極シート12の面上から得られる光学情報に基づいて検出対象点の位置を特定できるものであればよく、特に限定されない。例えば、光学検出器140として公知の画像検査装置を好ましく用いることができる。
正極検出手段(面上対象点検出手段)102は、上述した光学検出器140の他に、照明150を含む。ここでいう照明150は、光源としての機能を果たすものであって、所定の発光範囲を有するものである。換言すれば、照明150は、一点から光が発散する点照明ではなく、所定の発光範囲を有する面照明である。面上対象点検出手段102を構成する照明150の配置について、図5、図6を用いて説明する。
図5は、検出対象点である正極活物質層の塗工端52Aを、正極シート12の搬送方向から視た図である。図5において、照明150は、正極シート12の外方(図5における上方)に適切な隔たりをもって設置される。検査方向Wは、検出対象点に向かう光軸の方向であって、図5においては、上方から正極活物質層の塗工端52Aに向かう方向である。このとき、正極シート12における位置ずれの検出対象点(即ち、正極活物質層の塗工端)52Aと照明150の発光範囲の一端150Aとを結ぶ線と、検査方向Wとが成す角度をαとする。また、上記検出対象点52Aと照明150の発光範囲の他端150Bとを結ぶ線と、検査方向Wとが成す角度をαとする。ここに開示される製造装置100は、上記αおよびαと正極シート12の搬送方向に直交する方向(即ち正極シート12の幅方向)に沿ったうねり角度θTDとの関係が以下の一般式(1)および(2)を満たすように構成されている。
α≧2θTD (1)
α≧2θTD (2)
図6は、検出対象点である正極活物質層の塗工端52Aを、正極シート12の搬送方向と直交する方向から視た図である。図6において、照明150は正極シート12の図面上の上方右側(搬送方向上流側)に設置される。図6において、検査方向Wは、正極シート12の上方から検査対象点(即ち、正極活物質層の塗工端)52Aに向かい且つ正極シート12のシート面とγの角度を成す方向である。また、図6に示す方向W’は、正極シート12のシート面とγの角度を成すものであって検査方向Wとは異なるものを指す。このとき、正極シート12における位置ずれの検出対象点52Aと照明150の発光範囲の一端150Cを結ぶ線と方向W’とが成す角度をβとする。また、上記検出対象点52Aと照明150の発光範囲の他端150Dと結ぶ線と方向W’とが成す角度をβとする。ここに開示される製造装置100は、上記βおよびβと正極シート12の搬送方向(即ち正極シート12の長手方向)に沿ったうねり角度θMDとの関係が以下の一般式(3)および(4)を満たすように構成されている。
β≧2θMD (3)
β≧2θMD (4)
かかる条件を満たすような発光範囲を有する照明150を用いると、検出対象である正極シート12または負極シート14のうねりが位置ずれの検出精度に与える影響を効果的に抑制することができる。これは、上記条件を満たすような発光範囲を有する照明150によると、光学検出器の視野範囲に検出の妨げとなり得る影が発生しにくくなるためである。例えば、検出対象である正極シート12または負極シート14の表面の一部に光沢がある場合であっても、正極シート12または負極シート14のうねりによる光の乱反射の影響を抑えて、検出対象点の検出(例えば、画像検査装置による検出対象点の特定)を精度よく行うことができる。このため、かかる構成の検出手段によると、位置ずれの検出精度が向上する傾向がある。
上記一般式(1)、(2)、(3)および(4)の条件を満たすために取り得る手段は特に限定されず、例えば、当業者に公知の各種手段のなかから1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて採用することができる。採用し得る手段の具体例としては、照明150のサイズ(典型的には発光範囲の寸法)を適宜変更する、検出対象点と照明150との距離や照明150の姿勢を調整する(例えば、近づけたり遠ざけたりする、傾ける、回転させる等)、照明150に覆いや反射板を取り付けて照明150の発光範囲を調節する、等が挙げられる。製造装置100が正極シート12のうねりの大きさを測定する手段(典型的にはレーザ変位計)を含む場合、測定されたうねりの大きさに応じて照明150の発光範囲の制御を適時行うことにより、位置ずれの検出精度がより向上し得る。
なお、上記αおよびαの値は、上記うねり角度θTDとの間の関係で上記一般式(1)および(2)を満たせばよく、特に限定されない。通常、αおよびαは、それぞれ独立に、5°以上であることが好ましく、より好ましくは10°以上、さらに好ましくは20°以上である。αおよびαの上限値は特に限定されないが、コスト低減の観点から、通常は、それぞれ独立に、45°以下であることが適切であり、好ましくは30°以下である。上記αとαの大きさは同じでも異なってもよい。検出精度向上の観点からは、αとαの差が20°以下であることが好ましく、より好ましくは5°以下である。検出精度をより向上させる観点からは、αとαが等しいことが好ましい。
同様に、上記βおよびβの値は、上記うねり角度θMDとの間の関係で上記一般式(3)および(4)を満たせばよく、特に限定されない。通常、βおよびβは、それぞれ独立に、5°以上であることが好ましく、より好ましくは10°以上、さらに好ましくは20°以上である。βおよびβの上限値は特に限定されないが、コスト低減の観点から、通常は、それぞれ独立に、45°以下であることが適切であり、好ましくは30°以下である。上記βとβの大きさは同じでも異なってもよい。検出精度向上の観点からは、βとβの差が20°以下であることが好ましく、より好ましくは5°以下である。検出精度をより向上させる観点からは、βとβが等しいことが好ましい。
負極検出対象点(即ち、負極シート14における負極活物質層非形成部47とは反対側のエッジ)14Aを検出する負極検出手段104としての光学検出器160は、正極検出手段102としての光学検出器140と同様に構成することができる。例えば、正極検出手段102および負極検出手段104のいずれにも画像検査装置を用いることができる。あるいは、負極検出手段104として、正極検出手段102とは異なる構成のものを用いてもよい。例えば、負極シート14のエッジ14Aを検出する光学検出器160として、一般的な投光受光タイプのエッジセンサを好ましく用いることができる。
ここに開示される二次電池の製造装置100は、正極シート12および負極シート14の位置ずれの検出結果に基づいて、正極シート12または負極シート14の位置を目標位置に近づけるように(即ち、位置ずれを収束させるように)調整する位置ずれ補正手段を含み得る。かかる位置ずれ補正手段を含む製造装置によると、正極シート12および負極シート14の位置ずれを適切に補正しながら捲回電極体10を製造することができるので、捲回電極体10の巻きずれが高度に抑制された二次電池が効率よく製造され得る。
ここに開示される製造装置により製造された捲回電極体10は、該電極体を構成部品として含む種々の二次電池(例えばリチウムイオン二次電池)の製造に利用され得る。捲回電極体10を用いて好適に製造され得る二次電池1の一実施形態に係る構成を図7、図8に示す。この二次電池1は、角型箱状の電池ケース80と、電池ケース80内に収容される捲回電極体10とを備える。電池ケース80は上面に開口部82を有しており、捲回電極体10を開口部82から電池ケース80内に収容した後、開口部82を蓋体84によって封止することができる。電池ケース80内には、さらに、図示しない電解液が収容される。捲回電極体10の正極活物質層非形成部45および負極活物質層非形成部47には、それぞれ、内部正極端子87および内部負極端子89が接続される。また、蓋体84には、外部接続用の外部正極端子86と外部負極端子88とが、それぞれの一端が蓋体84の表面側に突出するように設けられる。そして、外部正極端子86の他端は電池ケース80の内部で内部正極端子87と接続され、外部負極端子88の他端は電池ケース80の内部で内部負極端子89と接続される。このようにして二次電池1が製造される。
以上、本発明を詳細に説明したが、上記実施形態は例示にすぎず、ここで開示される発明には上述の具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
1 二次電池
10 捲回電極体
12 正極シート
14 負極シート
14A 負極シートのエッジ
16 第1セパレータシート
18 第2セパレータシート
44 正極集電体
46 負極集電体
52 正極活物質層
52A 正極活物質層の塗工端
54 負極活物質層
100 製造装置
102 正極検出手段(面上対象点検出手段)
104 負極検出手段
122、124、126、128 供給軸
130 巻取軸
132A、132B、134A、134B 副軸
140 光学検出器(正極検出手段)
141、142 プリズム
143、144 受光器
150 照明(正極検出手段)
160 光学検出器(負極検出手段)

Claims (1)

  1. 正極シート、負極シートおよびセパレータシートをそれぞれの搬送経路に沿って共通の巻取軸まで搬送して該巻取軸の周囲に捲回する手段と、
    各前記搬送経路における前記巻取軸に最も近い副軸と前記巻取軸との間において前記正極シートおよび前記負極シートの位置ずれを測定する位置ずれ検出手段と、
    を備える二次電池の製造装置であって、
    前記位置ずれ検出手段は、前記正極シートおよび前記負極シートにおける検出対象点の位置をそれぞれ検出する正極検出手段および負極検出手段と、検出された前記検出対象点の位置の目標位置からの変位を計測する変位計測手段とを含み、
    前記正極検出手段および前記負極検出手段の少なくとも一方は、検出対象である前記正極シートまたは前記負極シートの面上に設定された前記検出対象点の位置をそれぞれ光学的に検出するように構成された面上対象点検出手段であり、
    前記面上対象点検出手段は、光軸変更機能を備える光学検出器と、所定の発光範囲を有する照明とを含み、
    ここで、検出対象である前記正極シートまたは前記負極シートにおいて前記搬送経路に沿う方向および前記搬送経路に沿う方向に直交する方向におけるうねり角度をそれぞれθMD、θTDとしたとき、
    前記搬送経路に沿う方向から視て、前記発光範囲の一端および他端と前記検出対象点とをそれぞれ結ぶ線と、前記検出対象点に向かう前記光軸の方向である検査方向Wと、がそれぞれ成す角度αおよびαが、α≧2θTDかつα≧2θTDを満たし、且つ、
    前記搬送経路に沿う方向に直交する方向から視て、
    前記発光範囲の一端および他端と前記検出対象点とをそれぞれ結ぶ線と、
    検出対象である前記正極シートまたは前記負極シートのシート面と成す角度が前記検査方向Wと等しく、且つ、該検査方向Wとは異なる方向である方向W’と、がそれぞれ成す角度βおよびβが、β≧2θMDかつβ≧2θMDを満たす
    ように構成されていることを特徴とする、二次電池の製造装置。
JP2015105711A 2015-05-25 2015-05-25 二次電池の製造装置 Active JP6365885B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015105711A JP6365885B2 (ja) 2015-05-25 2015-05-25 二次電池の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015105711A JP6365885B2 (ja) 2015-05-25 2015-05-25 二次電池の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016219352A JP2016219352A (ja) 2016-12-22
JP6365885B2 true JP6365885B2 (ja) 2018-08-01

Family

ID=57579097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015105711A Active JP6365885B2 (ja) 2015-05-25 2015-05-25 二次電池の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6365885B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110620267B (zh) * 2019-10-22 2024-05-28 东莞泓宇智能装备有限公司 一种锂离子电池制片卷绕机的极片头部纠偏装置
EP4230953A4 (en) * 2021-09-28 2024-01-24 Contemporary Amperex Technology Co., Limited DEVIATION DETECTION METHOD AND DEVIATION DETECTION APPARATUS
CN116081370B (zh) * 2023-03-22 2023-09-08 宁德时代新能源科技股份有限公司 极片送料装置、卷绕设备以及极片纠偏方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11171379A (ja) * 1997-12-10 1999-06-29 Mitsubishi Cable Ind Ltd 巻回装置の幅方向位置ずれ防止装置
JP2003297412A (ja) * 2002-03-28 2003-10-17 Sanyo Electric Co Ltd 電極体の巻き取り装置
JP2006172799A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電極体の評価方法及びそれを用いた評価装置及び電極体捲回装置
DE102005003690A1 (de) * 2005-01-26 2006-07-27 Byk-Gardner Gmbh Vorrichtung zur Untersuchung optischer Oberflächeneigenschaften
JP2011238375A (ja) * 2010-05-06 2011-11-24 Hitachi Vehicle Energy Ltd 二次電池およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016219352A (ja) 2016-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11597115B2 (en) Apparatus and method for cutting electrode sheet
US11781859B2 (en) Alignment inspection apparatus for electrode assembly and alignment inspection method for electrode assembly using the same
JP6365885B2 (ja) 二次電池の製造装置
US20150037658A1 (en) Stack type battery
KR102221806B1 (ko) 커브드 이차 전지 및 이의 제조 방법
EP2696165B1 (en) Wrinkle detection device and wrinkle detection method
US20140147724A1 (en) Battery, battery manufacturing method, and packaged electrode
CN111566862B (zh) 制造电极组件的方法以及制造二次电池的方法
CN114096799B (zh) 用于测量单元电池的厚度的设备和方法
US11978861B2 (en) Apparatus and method for manufacturing secondary battery
US20230356972A1 (en) Deviation correction apparatus and winding machine
JP5246525B2 (ja) 異物検出装置及び異物検出方法
JP2017147161A (ja) リチウムイオン二次電池及びリチウムイオン二次電池の検査方法
KR102256293B1 (ko) 배터리 팩
US12092583B2 (en) Tab image acquisition device, system, and method
KR20170093377A (ko) 비전 검사부를 포함하고 있는 전극 탭 용접 장치
US9793521B2 (en) Pouch type rechargeable battery
KR102263601B1 (ko) 배터리 내부균열 검사장치
JP2016197526A (ja) ワーク積層装置
JP2018063873A (ja) 捲回電極体の製造装置
KR20220117466A (ko) 전극 탭의 불량 검출 시스템 및 이를 이용한 전극 탭의 불량 검출 방법
KR20220010167A (ko) 전극 조립체 제조 장치 및 전극 조립체 제조 방법
JP2019132709A (ja) 計測装置及び計測方法
KR20230033443A (ko) 단위 셀 정렬 장치 및 정렬 방법
CN221596516U (zh) 检测翻转的电极板的装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170614

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180620

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6365885

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151