JP6362104B2 - 商用電源用避雷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、商用電源を用いる電子機器を雷害から保護するために用いられる商用電源用避雷装置に関するものである。
従来より、商用電源を用いて稼働する多種多様な電子機器が広く用いられている。これらの電子機器は、建屋内等に設けられた分電盤から分岐した商用電源接続用コンセントから電力が供給される。
そのため、落雷時に電子機器が雷害を受けるのを防止するために、建屋等に設けられた分電盤に避雷器を設置する工事が行われることがある。しかし、分電盤に避雷器を後から設置する工事には、多大な費用がかかってしまう。
また、電子機器を保護するために、商用電源接続用コンセントと電子機器のプラグとの間に介設する避雷装置が開発されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特許文献1に開示されている避雷装置では、商用電源接続用コンセントから供給される一対の電源ライン間に避雷器を接続するとともに、一対の電源ライン間に避雷器を保護する保護回路を接続した構成となっている。
特許第2521224号公報
ところが、上記特許文献1に開示された従来の避雷装置では、商用電源接続用コンセントから供給される一対の電源ライン間に避雷器を接続しているために、避雷器が故障した場合に、電源ライン同士が短絡してしまい、危険なものであった。
また、上記特許文献1に開示された従来の避雷装置では、電源ライン同士の短絡時に備えて電源ライン間に保護回路を接続する必要があり、構成が複雑なものとなり高価な避雷装置となっていた。
そこで、請求項1に係る本発明では、商用電源用避雷装置において、ケーシングに商用電源接続用プラグと外部機器接続用コンセントとを設けるとともに、ケーシングの内部で商用電源接続用プラグと外部機器接続用コンセントとを一対の電源ラインと接地ラインとで接続し、それぞれの電源ラインの間には避雷器を接続せずに、それぞれの電源ラインと接地ラインとの間だけに避雷器を交換可能に接続し、前記避雷器には、避雷回数を押圧操作するための操作ボタンが設けられ、前記ケーシングには、前記ケーシングの外方から前記避雷器の操作ボタンを操作可能とする操作部が設けられていることにした。
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記ケーシングに、前記接地ラインに接続した外部端子を設けることにした。
また、請求項3に係る本発明では、前記請求項1又は請求項2に係る本発明において、前記避雷器には、避雷回数を操作ボタンの押圧操作によって表示するカウンターと内部の劣化の有無を表示するインジケータとが設けられ、前記ケーシングには、前記ケーシングの外方からカウンターやインジケータを視認可能とする表示部が設けられていることにした。
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
すなわち、本発明では、商用電源用避雷装置において、ケーシングに商用電源接続用プラグと外部機器接続用コンセントとを設けるとともに、ケーシングの内部で商用電源接続用プラグと外部機器接続用コンセントとを一対の電源ラインで接続し、それぞれの電源ラインと接地ラインとの間に避雷器を接続しているために、被雷時のサージ電流を各電源ラインから接地ラインにそれぞれ誘導することができ、外部機器を雷害から保護することができる。また、避雷器に故障が生じても電源ライン同士の短絡が生じることがなく安全性を向上させることができ、電源ライン同士の短絡を防止する保護回路が必要なくなり低廉化を図ることができる。
特に、ケーシングに、接地ラインに接続した外部端子を設けた場合には、他の電子機器とも接地電位の等電位化を図ることができ、他の電子機器の保護を図ることができる。
また、ケーシングに、避雷回数を操作ボタンの押圧操作によって表示するカウンターと内部の劣化の有無を表示するインジケータとが設けられた避雷器を交換可能に設けるとともに、前記ケーシングの外方からカウンターやインジケータを視認可能とする表示部と操作ボタンを操作可能とする操作部とを設けた場合には、ケーシングの開閉操作等をすることなく内部の避雷器の状態をケーシングの外方から確認することができ、使い勝手を向上させることができる。
本発明に係る商用電源用避雷装置を示す正面図(a)、正面断面図(b)、側面断面図(c)、背面図(d)。 同回路構成図。
以下に、本発明に係る商用電源用避雷装置の具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
図1及び図2に示すように、商用電源用避雷装置1は、矩形中空箱型状のケーシング2の内部に避雷回路3を収容している。
避雷回路3は、建屋内等に設けられた商用電源接続用コンセントに接続するための商用電源接続用プラグ4と電子機器(外部機器)に設けられた商用電源接続用プラグを接続するための外部機器接続用コンセント5との間を、一対の電源ラインL1,L2と接地ラインGとで接続している。
また、避雷回路3は、各電源ラインL1,L2と接地ラインGとの間に避雷器6,7をそれぞれ接続している。
さらに、避雷回路3は、接地ラインGに、電子機器等の接地ラインを着脱自在に接続するための外部端子8を接続している。この接地ラインGには、通信機器用の避雷器9の接地ラインも接続されている。
商用電源用避雷装置1は、ケーシング2の背面に商用電源接続用プラグ4をコード10を介して設けるとともに、ケーシング2の背面に外部機器接続用コンセント5を設けている。
そして、商用電源用避雷装置1は、商用電源接続用プラグ4を商用電源接続用コンセントに接続するとともに、外部機器接続用コンセント5に外部の電子機器の商用電源接続用プラグを接続して使用され、避雷回路3によって被雷時に外部に接続された電子機器を雷害から保護する。避雷回路3では、被雷時に電源ラインL1,L2に重畳したサージ電流を避雷器6,7を介して接地ラインGへと誘導することで、外部機器接続用コンセント5から外部の電子機器へのサージ電流の流出を阻止している。
避雷器6,7としては、避雷回数を操作ボタン11の押圧操作によって表示するカウンター12と内部回路の劣化の有無を表示するインジケータ13とが設けられている。
商用電源用避雷装置1では、ケーシング2の内部にステー14を設け、ステー14に避雷器6,7を交換可能(着脱自在)に装着している。なお、ステー14には、通信機器用の避雷器9も交換可能に装着している。
そして、商用電源用避雷装置1は、ケーシング2の正面に上下に並べた窓15,16からなる表示部17と左右に並べられたボタン18,18からなる操作部19とが形成されており、操作部19によってケーシング2の外方から内部の避雷器6,7の操作ボタン11を操作することができ、表示部17によってケーシング2の外方から内部の避雷器6,7のカウンター12やインジケータ13を目視により確認することができるようになっている。なお、ケーシング2の正面には、通信機器用の避雷器9の動作確認をケーシング2の外方から行えるようにするための開閉蓋20も形成されている。
また、商用電源用避雷装置1は、ケーシング2の背面に外部端子8を取付けられており、外部端子8に外部の電子機器の接地ラインを接続できるようになっている。なお、上記説明では商用電源接続用プラグ4として一対の電源ラインL1,L2に加えて接地ラインGが設けられたいわゆる3Pプラグを用いているが、商用電源接続用プラグ4としては、一対の電源ラインL1,L2のみからなるいわゆる2Pプラグを用いることもでき、その場合には、外部端子8に建屋等に設けられた接地ラインを接続する。
以上に説明したように、上記商用電源用避雷装置1は、ケーシング2に商用電源接続用プラグ4と外部機器接続用コンセント5とを設けるとともに、ケーシング2の内部で商用電源接続用プラグ4と外部機器接続用コンセント5とを一対の電源ラインL1,L2で接続し、それぞれの電源ラインL1,L2と接地ラインGとの間に避雷器6,7を接続した構成となっている。
このように、上記構成の商用電源用避雷装置1では、それぞれの電源ラインL1,L2と接地ラインGとの間に避雷器6,7を接続しているために、被雷時のサージ電流を各電源ラインL1,L2から接地ラインGにそれぞれ誘導することができ、外部機器を雷害から保護することができる。また、避雷器6,7に故障が生じても、それぞれの電源ラインL1,L2と接地ラインGとの間に避雷器6,7を接続しているために、電源ラインL1,L2同士の短絡が生じることがなく、安全性を向上させることができる。そして、電源ラインL1,L2同士の短絡を防止するための保護回路を設ける必要なく、商用電源用避雷装置1の低廉化を図ることができる。また、上記構成の商用電源用避雷装置1では、商用電源接続用プラグ4を商用電源接続用コンセントに接続するだけで、ケーシング2の内部の避雷器6,7の接続形態によって回路上は分電盤内に施す避雷対策と同等の回路を大がかりな工事等をすることなく簡易に形成することができる。
また、上記商用電源用避雷装置1は、ケーシング2に、接地ラインGに接続した外部端子8を設けた構成となっている。
そのため、上記商用電源用避雷装置1では、他の電子機器の接地ラインを外部端子8に接続することによって他の電子機器とも接地電位の等電位化を図ることができ、容易に他の電子機器の保護をも図ることができる。
さらに、上記商用電源用避雷装置1は、ケーシング2に、避雷回数を操作ボタン11の押圧操作によって表示するカウンター12と内部の劣化の有無を表示するインジケータ13とが設けられた避雷器6,7を交換可能に設けるとともに、ケーシング2の外方からカウンター12やインジケータ13を視認可能とする表示部17と操作ボタン11を操作可能とする操作部19とを設けた構成となっている。
そのため、上記構成の商用電源用避雷装置1では、ケーシング2の開閉操作等をすることなく内部の避雷器6,7の状態(避雷回数や劣化の有無など)をケーシング2の外方から容易に確認することができ、商用電源用避雷装置1の使い勝手を向上させることができる。
1 商用電源用避雷装置 2 ケーシング
3 避雷回路 4 商用電源接続用プラグ
5 外部機器接続用コンセント 6,7 避雷器
8 外部端子 9 避雷器
10 コード 11 操作ボタン
12 カウンター 13 インジケータ
14 ステー 15,16 窓
17 表示部 18 ボタン
19 操作部 20 開閉蓋
L1,L2 電源ライン G 接地ライン

Claims (3)

  1. ケーシングに商用電源接続用プラグと外部機器接続用コンセントとを設けるとともに、ケーシングの内部で商用電源接続用プラグと外部機器接続用コンセントとを一対の電源ラインと接地ラインとで接続し、それぞれの電源ラインの間には避雷器を接続せずに、それぞれの電源ラインと接地ラインとの間だけに避雷器を交換可能に接続し
    前記避雷器には、避雷回数を押圧操作するための操作ボタンが設けられ、
    前記ケーシングには、前記ケーシングの外方から前記避雷器の操作ボタンを操作可能とする操作部が設けられていることを特徴とする商用電源用避雷装置。
  2. 前記ケーシングに、前記接地ラインに接続した外部端子を設けたことを特徴とする請求項1に記載の商用電源用避雷装置。
  3. 前記避雷器には、避雷回数を操作ボタンの押圧操作によって表示するカウンターと内部の劣化の有無を表示するインジケータとが設けられ
    前記ケーシングには、前記ケーシングの外方からカウンターやインジケータを視認可能とする表示部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の商用電源用避雷装置。
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