JP6360426B2 - ネットワーク制御方法およびシステム - Google Patents

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Description

本発明は、制御システムで用いられているネットワークにおけるIPアドレスの設定を制御するネットワーク制御方法およびシステムに関する。
空調制御システムや産業用制御システムは、センサ・アクチュエータなどのフィールド機器やI/O端末が配置される末端の下位層、これらを入出力対象として制御するコントローラの下位層による2階層の論理階層構造で構成されている。また、これらの上位に、複数のコントローラを束ねて統合的な制御を行うためのコントローラを備える3階層の論理階層構造もある。これらのネットワークを構成するフィールド機器などの各ノードは、ロータリースイッチなどの物理的手段により、階層構造における自ノードの論理的なアドレスを付番し、この論理アドレスに基づいて、ノード間の入出力関係を認識している。
上述した制御システムでは、従来、ノード間の通信方式として、独自の通信プロトコル、あるいは、「Modbus」などのマスタースレーブ方式を基調とした汎用シリアル通信プロトコルが主に使用されていた。このような通信方式では、各ノードに設定している論理アドレスを、ネットワーク上のアドレスとして使用することができる。
特開2005−284468号公報 特開2014−006779号公報 特開2009−270779号公報
しかしながら、近年では、通信速度の向上要求、および通信プロトコルの共通規格化の流れに伴い、前述したような産業用制御システムの分野においても、IP(Internet Protocol)に基づいた通信プロトコルを、既存のシステムのノード間通信にも採用するようになっている(特許文献1,2参照)。このため、次に示すような問題が発生している。
まず、従来の論理アドレスに加えて専用のIPアドレスを各ノードに設定する必要があり、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)などを利用することができず、IPアドレスの付番および管理のためのエンジニアリングコストが増大する。
また、ノード毎にIPアドレスおよび論理アドレスの両方を設定するので、誤った設定を行う確率が高い。
また、論理アドレスは、ロータリースイッチなどの物理手段により設定しており、論理アドレスを確認することは容易であったが、物理手段による設定ではないIPアドレスの場合には、確認することが容易ではない。また、設定したIPアドレスを忘れた場合の対応として、IPアドレスの初期化手段を設ける、また、IPアドレス表示手段を別に設けるなどの手段を講じることになり、製品コストの上昇を招くことになる。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、既存の制御システムのノード間通信に、より容易にIPに基づいた通信プロトコルが適用できるようにすることを目的とする。
本発明に係るネットワーク制御方法は、親ノードに設定されているサブネットマスク値をもとに親ノードのIPアドレスから、親ノードおよび複数の子ノードとの間のIPネットワークにおけるネットワークアドレスを決定するネットワークアドレス決定ステップと、子ノードに設定されている論理アドレスよりIPネットワークにおける自ノードのホストアドレスを決定するホストアドレス決定ステップと、ネットワークアドレス決定ステップで決定したネットワークアドレスに、ホストアドレス決定ステップで決定したホストアドレスを組み合わせ、IPネットワークにおける子ノードのIPアドレスとして設定するIPアドレス設定ステップとを備える。
上記ネットワーク制御方法において、IPネットワークは、親ノードおよび複数の子ノードとの間を接続し、ネットワークアドレスの予約されていて書き換えられない上位の所定のビットの予約使用領域以外が0とされた上位ネットワーク、および各々の子ノードと複数の孫ノードとの間の複数の下位ネットワークを備え、上位ネットワーク側におけるIPアドレスのホストアドレス部分のビットを、上位ネットワークのネットワークアドレスの上位の予約使用領域に続いて加えて新たな予約使用領域として設定し、新たな有効領域以外を0として下位ネットワークのネットワークアドレスとして生成する下位ネットワークアドレス生成ステップと、下位ネットワークアドレス生成ステップで生成したネットワークアドレスと、ホストアドレスに設定可能な最大値とから自ノードの下位ネットワークにおけるIPアドレスを生成する下位ネットワーク用IPアドレス生成ステップと、下位ネットワーク用IPアドレス生成ステップで生成されたIPアドレスおよびサブネットマスク値を下位ネットワークに送出するアドレス情報送出ステップとを備える。
また、本発明に係るネットワーク制御システムは、親ノードに設定されているサブネットマスク値をもとに親ノードのIPアドレスから、親ノードおよび複数の子ノードとの間のIPネットワークにおけるネットワークアドレスを決定するネットワークアドレス決定部と、子ノードに設定されている論理アドレスよりIPネットワークにおける自ノードのホストアドレスを決定するホストアドレス決定部と、ネットワークアドレス決定部で決定したネットワークアドレスに、ホストアドレス決定部で決定したホストアドレスを組み合わせ、IPネットワークにおける子ノードのIPアドレスとして設定するIPアドレス設定部とを備える。
上記ネットワーク制御システムにおいて、IPネットワークは、親ノードおよび複数の子ノードとの間を接続し、ネットワークアドレスの予約されていて書き換えられない上位の所定のビットの予約使用領域以外が0とされた上位ネットワーク、および各々の子ノードと複数の孫ノードとの間の複数の下位ネットワークを備え、上位ネットワーク側におけるIPアドレスのホストアドレス部分のビットを、上位ネットワークのネットワークアドレスの上位の予約使用領域に続いて加えて新たな予約使用領域として設定し、新たな有効領域以外を0として下位ネットワークのネットワークアドレスとして生成する下位ネットワークアドレス生成部と、下位ネットワークアドレス生成部で生成したネットワークアドレスとホストアドレスに設定可能な最大値とから自ノードの下位ネットワークにおけるIPアドレスを生成する下位ネットワーク用IPアドレス生成部と、下位ネットワーク用IPアドレス生成部が生成したIPアドレスおよびサブネットマスク値を下位ネットワークに送出するアドレス情報送出部とを備える。
以上説明したように、本発明によれば、サブネットマスク値をもとに親ノードのIPアドレスから決定したネットワークアドレスに、論理アドレスより決定したホストアドレスを組み合わせてIPアドレスとしたので、既存の制御システムのノード間通信に、より容易にIPに基づいた通信プロトコルが適用できるという優れた効果が得られる。
図1は、本発明の実施の形態1におけるネットワーク制御システムの構成を示す構成図である。 図2は、本発明の実施の形態1におけるネットワーク制御方法を説明するためのフローチャートである。 図3は、本発明の実施の形態2におけるネットワーク制御システムの構成を示す構成図である。 図4は、本発明の実施の形態2におけるネットワーク制御方法を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
[実施の形態1]
はじめに、本発明の実施の形態1について説明する。図1は、本発明の実施の形態1におけるネットワーク制御システムの構成を示す構成図である。このシステムは、子ノード101,親ノード102を備える。また、子ノード101および親ノード102が接続するIPネットワーク103を備える。図示していないが、IPネットワーク103には、複数の子ノードが接続している。親ノード102は、例えばコントローラであり、子ノード101は、例えば、センサ・アクチュエータなどのフィールド機器であり、制御システムが構成されている。
子ノード101は、アドレス情報受信部104,ネットワークアドレス決定部105,ホストアドレス決定部106,IPアドレス設定部107、アドレス情報記憶部108,ネットワーク接続制御部109を備える。親ノード102は、アドレス情報送信部110,アドレス情報記憶部111,ネットワーク接続制御部112を備える。図示しない他の子ノードも同様の構成である。
アドレス情報受信部104は、サブネットマスク値および親ノード102のIPアドレスを受信する。サブネットマスク値および親ノード102のIPアドレスは、親ノード102のアドレス情報送信部110が、IPネットワーク103に対してグローバルブロードキャストに送出している。サブネットマスク値および親ノード102のIPアドレスは、アドレス情報記憶部111に記憶されている。
ネットワークアドレス決定部105は、上述したように受信したサブネットマスク値をもとに親ノード102のIPアドレスから、IPネットワーク103におけるネットワークアドレスを決定する。ホストアドレス決定部106は、子ノード101に設定されている論理アドレスより、IPネットワーク103における自ノードのホストアドレスを決定する。子ノード101には、ロータリースイッチやディップスイッチなどの物理的手段(不図示)により、自ノードの論理的なアドレスが設定されている(特許文献3参照)。
IPアドレス設定部107は、ネットワークアドレス決定部105で決定したネットワークアドレスに、ホストアドレス決定部106で決定したホストアドレスを組み合わせ、IPネットワーク103における子ノード101のIPアドレスとして設定する。設定されたIPアドレスは、アドレス情報記憶部108に記憶される。子ノード101は、上述したようにして設定されてアドレス情報記憶部108に記憶されたネットワーク接続情報をもとに、ネットワーク接続制御部109がIPネットワーク103との接続を確立する。なお、親ノード102では、アドレス情報記憶部111に記憶されているネットワーク接続情報をもとに、ネットワーク接続制御部112がIPネットワーク103との接続を確立する。
次に、実施の形態1におけるネットワーク制御システムの動作(ネットワーク制御方法)について、図2のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS201で、子ノード101のアドレス情報受信部104が、IPネットワーク103に送出されているサブネットマスク値および親ノード102のIPアドレスをサーチする。サブネットマスク値および親ノード102のIPアドレスは、親ノード102のアドレス情報送信部110により、IPネットワーク103に対してグローバルブロードキャストに送出されている。例えば、子ノード101がIPネットワーク103に接続されると、サーチが開始される。また、子ノード101における論理アドレスが設定・変更された場合に、サーチを開始するようにしてもよい。
次に、ステップS202で、アドレス情報受信部104が、サブネットマスク値および親ノード102のIPアドレスを検出して受信すると、ステップS203で、ネットワークアドレス決定部105が、受信した親ノード102に設定されているサブネットマスク値をもとに、親ノード102のIPアドレスから、親ノード102および複数の子ノードとの間のIPネットワーク103におけるネットワークアドレスを決定する(ネットワークアドレス決定ステップ)。
次に、ステップS204で、ホストアドレス決定部106が、子ノード101に設定されている論理アドレスよりIPネットワーク103における自ノードのホストアドレスを決定する(ホストアドレス決定ステップ)。
次に、ステップS205で、IPアドレス設定部107が、ネットワークアドレス決定部105が決定したネットワークアドレスに、ホストアドレス決定部106が決定したホストアドレスを組み合わせ、IPネットワーク103における子ノード101のIPアドレスとして設定する(IPアドレス設定ステップ)。例えば、親ノード102のIPアドレスが「192.168.0.254」であり、サブネットマスク値が「255.255.255.0」あり、子ノード101に論理アドレス「5」が設定されていれば、子ノード101のIPアドレスは、「192.168.0.5」と決定される。
決定されたIPアドレスは、アドレス情報記憶部108に記憶される。ここで、アドレス情報記憶部108に、IPアドレスがすでに設定されていた場合、IPアドレス設定部107は、アドレス記憶部108に記憶されているIPアドレスを、新たに決定されたIPアドレスに更新する。
上述した実施の形態1によれば、既存の制御システムのノード間通信に、より容易にIPに基づいた通信プロトコルが適用できる。また、子ノードにおける論理アドレスは、ロータリースイッチなどの物理的手段により設定されているため、確認が容易であり、この論理アドレスから一位にIPアドレスが分かるので、子ノードのIPアドレスが容易に認識できる。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2について説明する。図3は、本発明の実施の形態2におけるネットワーク制御システムの構成を示す構成図である。このシステムは、親ノード301,複数の子ノード302a,302b,302c,複数の孫ノード303a,303b,303cを備える。また、親ノード301、および複数の子ノード302a,302b,302cが接続するIPネットワーク(上位ネットワーク)304を備える。また、子ノード302a、および複数の孫ノード303a,303b,303cが接続するIPネットワーク(下位ネットワーク)305を備える。
親ノード301は、例えば統合コントローラであり、子ノード302a,302b,302cは、例えばコントローラであり、孫ノード303a,303b,303cは、例えば、センサ・アクチュエータなどのフィールド機器であり、これらで制御システムが構成されている。なお、子ノード302b,302cの各々も、下位ネットワーク(不図示)に接続し、また、各下位ネットワークには複数の孫ノード(不図示)が接続している。
親ノード301は、アドレス情報送信部310,アドレス情報記憶部311,ネットワーク接続制御部312を備える。アドレス情報送信部310は、サブネットマスク値および親ノード301のIPアドレスを、子ノード302a,302b,302cに対し、周期的に同報通知する。例えば、IPネットワーク304に限定した1ホップグローバルブロードキャストにより通知すればよい。サブネットマスク値および親ノード301のIPアドレスは、アドレス情報記憶部311に記憶されている。また、ネットワーク接続制御部312は、アドレス情報記憶部311に記憶されているネットワーク接続情報をもとに、IPネットワーク304との接続を確立する。
ここで、IPネットワーク304で用いられるIPアドレスでは、ネットワークアドレスの予約されていて書き換えられない上位の所定のビットの予約使用領域以外が0とされている。例えば、クラスAのプライベートアドレス空間を使用する場合、論理アドレス長を3ビットで構成すれば、予約使用領域の上位8ビットが「bit=00001010」であり、IPネットワーク304におけるネットワークアドレスは、「10.0.0.0/29」となる。IPネットワーク304における論理アドレス長は、接続される子ノードの数より決定すればよい。また、親ノード301のホストアドレスは、接続される子ノードの数より大きな数字を設定すればよい。子ノードが6個接続される場合、親ノード301のIPアドレスは、例えば、「10.0.0.7」とすればよい。
子ノード302aは、アドレス情報受信部321,ネットワークアドレス決定部322,ホストアドレス決定部323,IPアドレス設定部324,アドレス情報記憶部325,ネットワーク接続制御部326,ネットワークアドレス生成部(下位ネットワークアドレス生成部)327,IPアドレス生成部(下位ネットワーク用IPアドレス生成部)328,アドレス情報送信部329を備える。なお、子ノード302b,302cも同様である。
アドレス情報受信部321は、親ノード301よりIPネットワーク304に送出されているサブネットマスク値および親ノード301のIPアドレスを受信する。ネットワークアドレス決定部322は、上述したように受信したサブネットマスク値をもとに親ノード301のIPアドレスから、IPネットワーク304におけるネットワークアドレスを決定する。ホストアドレス決定部323は、子ノード302aに設定されている論理アドレスより、IPネットワーク304における自ノードのホストアドレスを決定する。子ノード302aには、ロータリースイッチやディップスイッチなどの物理的手段(不図示)により、自ノードの論理的なアドレスが設定されている。
IPアドレス設定部324は、ネットワークアドレス決定部322で決定したネットワークアドレスに、ホストアドレス決定部323で決定したホストアドレスを組み合わせ、IPネットワーク304における子ノード302aのIPアドレスとして設定する。設定されたIPアドレスは、アドレス情報記憶部325に記憶される。子ノード302aは、上述したようにして設定されてアドレス情報記憶部325に記憶されたネットワーク接続情報をもとに、ネットワーク接続制御部326がIPネットワーク304との接続を確立する。
また、ネットワークアドレス生成部327は、IPネットワーク304(上位ネットワーク)の側)におけるIPアドレスのホストアドレス部分のビットを、上位ネットワークのネットワークアドレスの上位の予約使用領域に続いて加えて新たな予約使用領域として設定し、新たな有効領域以外を0としてIPネットワーク305のネットワークアドレスとして生成する。
ここでは、IPネットワーク304におけるホストアドレス長を3bitとしているので、ホストアドレス長を6bitとすれば、ネットワークアドレスは、「10.32.0.0/26」,「10.64.0.0/26」,「10.96.0.0/26」,「10.128.0.0/26」,「10.160.0.0/26」,「10.160.0.0/26」,「10.224.0.0/26」のいずれかとなる。
例えば、子ノード302aの論理アドレスが1,子ノード302bの論理アドレスが2,子ノード302cの論理アドレスが3であれば、子ノード302aでは、「10.32.0.0/26」がネットワークアドレスとされ、子ノード302bでは、「10.64.0.0/26」がネットワークアドレスとされ、子ノード302cでは、「10.96.0.0/26」がネットワークアドレスとされる。
IPアドレス生成部328は、ネットワークアドレス生成部327で生成したネットワークアドレスと、ホストアドレスに設定可能な最大値とから自ノードのIPネットワーク305におけるIPアドレスを生成する。例えば、ホストアドレスのビット長を6bitとし、子に割り当て可能なアドレス範囲を1〜62とし、ネットワークアドレス生成部327が、「10.32.0.0/26」を生成した場合、「10.32.0.63」を自ノードのIPアドレスとして生成する。生成したIPアドレスは、アドレス情報記憶部325に記憶される。
アドレス情報送信部329は、サブネットマスク値とIPアドレス生成部328が生成したIPアドレスを、孫ノード303a,303b,303cに対し、周期的に同報通知する。例えば、IPネットワーク305に限定した1ホップグローバルブロードキャストにより通知すればよい。サブネットマスク値およびIPアドレスは、アドレス情報記憶部325に記憶されている。
孫ノード303aは、アドレス情報受信部331,ネットワークアドレス決定部332,ホストアドレス決定部333,IPアドレス設定部334,アドレス情報記憶部335,ネットワーク接続制御部336を備える。なお、孫ノード303b,303cも同様である。
アドレス情報受信部331は、サブネットマスク値および子ノード302aのIPアドレスを受信する。サブネットマスク値および子ノード302aのIPアドレスは、子ノード302aのアドレス情報送信部329が、IPネットワーク305に対してグローバルブロードキャストに送出している。
ネットワークアドレス決定部332は、上述したように受信したサブネットマスク値をもとに子ノード302aのIPアドレスから、IPネットワーク305におけるネットワークアドレスを決定する。ホストアドレス決定部333は、孫ノード303aに設定されている論理アドレスより、IPネットワーク305における自ノードのホストアドレスを決定する。孫ノード303aには、ロータリースイッチやディップスイッチなどの物理的手段(不図示)により、自ノードの論理的なアドレスが設定されている。なお、このホストアドレス長は、6bitである。
IPアドレス設定部334は、ネットワークアドレス決定部332で決定したネットワークアドレスに、ホストアドレス決定部333で決定したホストアドレスを組み合わせ、IPネットワーク305における孫ノード303aのIPアドレスとして設定する。設定されたIPアドレスは、アドレス情報記憶部335に記憶される。孫ノード303aは、上述したようにして設定されてアドレス情報記憶部335に記憶されたネットワーク接続情報をもとに、ネットワーク接続制御部336がIPネットワーク305との接続を確立する。なお、子ノード302aでは、アドレス情報記憶部325に記憶されているネットワーク接続情報をもとに、ネットワーク接続制御部326がIPネットワーク305との接続を確立する。
次に、実施の形態2におけるネットワーク制御システムの動作(ネットワーク制御方法)について、図4のフローチャートを用いて説明する。以下では、子ノード302aの一部動作について説明する。
まず、ステップS401で、IPネットワーク304の側におけるIPアドレスのホストアドレス部分のビットを、IPネットワーク304のネットワークアドレスの上位の予約使用領域に続いて加えて新たな予約使用領域として設定し、新たな有効領域以外を0としてIPネットワーク305のネットワークアドレスとして生成する(IPネットワーク305アドレス生成ステップ)。
次に、ステップS402で、上述したように生成したネットワークアドレスにおけるホストアドレスに設定可能な最大値を、自ノードのホストアドレスとして決定する。次いで、ステップS403で、上記ネットワークアドレスと決定したホストアドレスとにより、自ノード(孫ノード303a)のIPネットワーク305におけるIPアドレスを生成する(下位ネットワーク用IPアドレス生成ステップ)。生成したIPアドレスは、アドレス情報記憶部325に記憶する。
次に、ステップS404で、上述したように生成されたIPアドレスおよびサブネットマスク値を、アドレス記憶部325より取り出し、例えば、IPネットワーク305にグローバルブロードキャストで送出する(アドレス情報送出ステップ)。このように送出されたネットワーク情報をもとに、孫ノード303aでは、設定されている論理アドレスをもとにIPアドレスが設定される。
なお、上述では、3階層の場合を例にしたが、これに限るものではなく、例えば、4階層とすることもできる。この場合、2階層、3階層における各ノードが、上述した子ノード302a,302b,302cと同様の構成となっていればよい。また、3階層におけるノードでは、これより下位のノードとのIPネットワークで用いるIPアドレスのホストアドレス長を、例えば8bitとすればよい。例えば、3階層のノードと4階層のノードとの間のIPネットワークでは、「10.32.128.0/24」,「10.33.0.0/24」,「10.48.0.0/24」,「10.63.0.0/24」などがネットワークアドレスとして生成される。
また、複数の親ノードを備え、これらがIPネットワークを構成するようにしてもよい。この場合、親ノードにおいて、上位側のIPネットワークにおけるIPアドレスを、手動により設定するIPアドレス設定部を設け、加えて、下位ネットワークアドレス生成部,下位ネットワーク用IPアドレス生成部を設けるようにすればよい。
以上に説明したように、本発明によれば、サブネットマスク値をもとに親ノードのIPアドレスから決定したネットワークアドレスに、論理アドレスより決定したホストアドレスを組み合わせてIPアドレスとするので、既存の制御システムのノード間通信に、より容易にIPに基づいた通信プロトコルが適用できるようになる。
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で、当分野において通常の知識を有する者により、多くの変形および組み合わせが実施可能であることは明白である。例えば、上述では、クラスAのプライベートアドレス空間を使用する場合を例に説明したが、これに限るものではなく、クラスBのプライベートアドレス空間、クラスCのプライベートアドレス空間を使用するようにしてもよい。クラスBのプライベートアドレス空間を使用する場合、予約使用領域は12ビットとなり、クラスCのプラべーとアドレス空間を使用する場合、予約使用領域は16ビットとなる。
また、例えば、グローバルブロードキャストに限るものではなく、IPマルチキャストを用いるようにしてもよい。
101…子ノード、102…親ノード、103…IPネットワーク、104…アドレス情報受信部、105…ネットワークアドレス決定部、106…IPアドレス設定部、107…IPアドレス設定部、108…アドレス情報記憶部、109…ネットワーク接続制御部、110…アドレス情報送信部、111…アドレス情報記憶部、112…ネットワーク接続制御部。

Claims (2)

  1. 親ノードに設定されているサブネットマスク値をもとに前記親ノードのIPアドレスから、前記親ノードおよび複数の子ノードとの間のIPネットワークにおけるネットワークアドレスを決定するネットワークアドレス決定ステップと、
    前記子ノードに設定されている論理アドレスより前記IPネットワークにおける自ノードのホストアドレスを決定するホストアドレス決定ステップと、
    前記ネットワークアドレス決定ステップで決定したネットワークアドレスに、前記ホストアドレス決定ステップで決定したホストアドレスを組み合わせ、前記IPネットワークにおける前記子ノードのIPアドレスとして設定するIPアドレス設定ステップと
    を備え
    前記IPネットワークは、
    前記親ノードおよび複数の子ノードとの間を接続し、ネットワークアドレスの予約されていて書き換えられない上位の所定のビットの予約使用領域以外が0とされた上位ネットワーク、
    および
    各々の前記子ノードと複数の孫ノードとの間の複数の下位ネットワーク
    を備え、
    前記上位ネットワーク側におけるIPアドレスのホストアドレス部分のビットを、前記上位ネットワークのネットワークアドレスの上位の予約使用領域に続いて加えて新たな予約使用領域として設定し、新たな有効領域以外を0として前記下位ネットワークのネットワークアドレスとして生成する下位ネットワークアドレス生成ステップと、
    前記下位ネットワークアドレス生成ステップで生成したネットワークアドレスと、ホストアドレスに設定可能な最大値とから自ノードの前記下位ネットワークにおけるIPアドレスを生成する下位ネットワーク用IPアドレス生成ステップと、
    下位ネットワーク用IPアドレス生成ステップで生成されたIPアドレスおよびサブネットマスク値を前記下位ネットワークに送出するアドレス情報送出ステップと
    を備えることを特徴とするネットワーク制御方法。
  2. 親ノードに設定されているサブネットマスク値をもとに前記親ノードのIPアドレスから、前記親ノードおよび複数の子ノードとの間のIPネットワークにおけるネットワークアドレスを決定するネットワークアドレス決定部と、
    前記子ノードに設定されている論理アドレスより前記IPネットワークにおける自ノードのホストアドレスを決定するホストアドレス決定部と、
    前記ネットワークアドレス決定部で決定したネットワークアドレスに、前記ホストアドレス決定部で決定したホストアドレスを組み合わせ、前記IPネットワークにおける前記子ノードのIPアドレスとして設定するIPアドレス設定部と
    を備え
    前記IPネットワークは、
    前記親ノードおよび複数の子ノードとの間を接続し、ネットワークアドレスの予約されていて書き換えられない上位の所定のビットの予約使用領域以外が0とされた上位ネットワーク、
    および
    各々の前記子ノードと複数の孫ノードとの間の複数の下位ネットワーク
    を備え、
    前記上位ネットワーク側におけるIPアドレスのホストアドレス部分のビットを、前記上位ネットワークのネットワークアドレスの上位の予約使用領域に続いて加えて新たな予約使用領域として設定し、新たな有効領域以外を0として前記下位ネットワークのネットワークアドレスとして生成する下位ネットワークアドレス生成部と、
    前記下位ネットワークアドレス生成部で生成したネットワークアドレスとホストアドレスに設定可能な最大値とから自ノードの前記下位ネットワークにおけるIPアドレスを生成する下位ネットワーク用IPアドレス生成部と、
    下位ネットワーク用IPアドレス生成部が生成したIPアドレスおよびサブネットマスク値を前記下位ネットワークに送出するアドレス情報送出部と
    を備えることを特徴とするネットワーク制御システム。
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