JP6358338B2 - 無線通信システム、基地局装置および端末装置 - Google Patents

無線通信システム、基地局装置および端末装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システム、基地局装置および端末装置に関する。
近年、携帯電話システム等の無線通信システムにおいて、無線通信の更なる高速化や大容量化等を図るため、次世代の無線通信技術について議論が行われている。例えば、LTE(Long Term Evolution)と呼ばれる通信規格において、免許を要する周波数帯の搬送波(LC:Licensed Band Carrier)と、免許が不要な周波数帯の搬送波(UC:Unlicensed Band Carrier)とを用いて通信を行う技術が検討されている。
ここで、LTEシステムの基地局装置は、所定のサブフレームタイミングと同期してデータ通信を行うため、空チャネルを検出してからデータ通信を開始するまでの間に隙間時間を生じさせる場合がある。一方で、他の基地局装置やアクセスポイントは、かかるサブフレームタイミングとは無関係にデータ通信を行う。このため、基地局装置は、隙間時間の間に、検出した空チャネルが他の基地局装置やアクセスポイントにより使用される結果、データ通信を開始できない場合がある。そこで、隙間時間の間、ダミー信号を送信することで、空チャネルを確保する技術が提案されている。
米国特許出願公開第2014/0036853号明細書
しかしながら、上述した従来技術では、隙間時間の間、データ通信を行わずにダミー信号を送信するので、スループットが低下する場合がある。
1つの側面では、本発明は、スループットの低下を改善できる無線通信システム、基地局装置および端末装置を提供することを目的とする。
本願の開示する無線通信システムは、一つの態様において、自システム専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとが共用する第2帯域とを、前記第1帯域のサブフレームに同期させて無線通信を行う。また、無線通信システムは、前記第2帯域の空き状態を検出した場合は、サブフレーム期間の途中でも、前記第2帯域でサブフレーム長のデータ信号の送信を開始し、後のサブフレーム境界で、前記データ信号を復号するための制御情報とともに、前記データ信号の送信を開始したタイミングを示すタイミング情報を前記第1帯域で送信する基地局装置を有する。また、無線通信システムは、前記第2帯域で送信されたデータ信号を保持し、前記第1帯域で送信された前記タイミング情報と前記制御情報とを用いて、前記保持したデータ信号からデータを復号する端末装置を有する。
本発明の一側面によれば、スループットの低下を改善できるという効果を奏する。
図1は、実施例1にかかる無線通信システムの一例を示す図である。 図2は、実施例1にかかる基地局装置の機能構成の一例を示す図である。 図3は、実施例1にかかる端末装置の機能構成の一例を示す図である。 図4は、実施例1に係る基地局装置がUCでデータ信号を送信する動作の一例を示す図である。 図5は、実施例1に係る基地局装置がダミー信号を出力する処理の一例を説明する図である。 図6は、実施例1に係る無線通信システムが実行する処理の流れの一例を説明するフローチャートである。 図7は、実施例2に係る無線通信システムが実行する下りリンク送信の一例を示す図である。 図8は、実施例3に係る基地局装置がUCでデータ信号を送信する動作の一例を示す図である。 図9は、実施例3に係る無線通信システムが実行する処理の流れの一例を説明するフローチャートである。 図10は、eNBのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に図面を参照して、本発明にかかる無線通信システム、基地局装置および端末装置の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示する無線通信システム、基地局装置および端末装置の実施の形態が限定されるものではない。
[無線通信システムの一例]
図1は、実施例1にかかる無線通信システムの一例を示す図である。図1に示すように、実施例1にかかる無線通信システム100は、基地局装置110A、基地局装置110Bと、アクセスポイント120と、端末装置101と、を含む。セル111Aは、基地局装置110Aが形成するセルである。セル111Bは、基地局装置110Bが形成するセルである。端末装置101は、セル111Aに在圏しており、基地局装置110Aとの間で無線通信を行う。
基地局装置110Aおよび端末装置101は、一例としてはLTEの無線通信を行う。この場合に、基地局装置110Aは、一例としてはLTEのeNB(evolved Node B)である。端末装置101は、一例としてはLTEのUE(User Equipment:ユーザ端末)である。なお、以下の説明では、基地局装置110Aと端末装置101とをLTEシステムと記載する場合がある。
また、基地局装置110Aおよび端末装置101は、自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて互いに無線通信を行う。第1帯域は、例えば、2ギガヘルツ帯のLC(Licensed band Carrier:ライセンスドバンドキャリア:免許帯域の搬送波)である。第2帯域は、例えば、5ギガヘルツ帯のUC(Unlicensed band Carrier:アンライセンスドバンドキャリア:免許不要帯域の搬送波)である。
なお、第2帯域は、一例としては無線LAN(Local Area Network:構内通信網)システムにおいても使用される帯域である。また、第2帯域は、例えば無線通信システム100とは異なる他の(他業者の)LTEシステムなどと共用する帯域であってもよい。
例えば、無線通信システム100においては、第1帯域がPCC(Primary Component Carrier:プライマリコンポーネントキャリア)に用いられ、第2帯域がSCC(Secondary Component Carrier:セカンダリコンポーネントキャリア)に用いられる。
アクセスポイント120は、セル111Aに在圏しており、端末装置101との間で無線通信を行うルータである。例えば、アクセスポイント120は、Wi−Fi(登録商標)等、第2帯域を用いて端末装置101との通信を行う。
基地局装置110Bは、基地局装置110Aとは異なるオペレータにより提供される基地局であり、例えば、基地局装置110Aと同様に、端末装置101とLCおよびUCを用いて互いに無線通信を行う。なお、以下の説明では、基地局装置110Aと基地局装置110Bとは、同様の機能を発揮するものとし、各基地局装置110A、110Bを基地局装置110と記載する。
基地局装置110は、LTEシステムのデータチャネルでデータ送信を行う場合、第1帯域と第2帯域とを用いて、データを送信する。なお、LTEシステムにおけるデータチャネルとは、例えば、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel:物理下りリンク共有チャネル)である。また、他の例では、LTEシステムにおけるデータチャネルとは、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel:物理上りリンク共有チャネル)である。
また、基地局装置110は、サブフレーム期間と同期してデータを送信する。例えば、基地局装置110は、サブフレーム期間の先頭となるサブフレームタイミングでデータ信号の送信を開始する。かかる場合、端末装置101は、基地局装置110との間でデータ通信を行う場合は、受信したデータ信号を基地局装置110のサブフレームタイミングに従って復号することで、データを取得する。
なお、以下の説明では、サブフレームタイミングから次のサブフレームタイミングまでの期間をサブフレーム期間と記載する。また、1つのサブフレーム期間は、0番目から13番目までのシンボル期間を有する。また、基地局装置110および端末装置101がデータ通信を行うために同期する時間間隔は、他の名称であってもよい。
以下、基地局装置110が実行する処理の一例を説明する。例えば、基地局装置110は、キャリアセンス(CS:Carrier Sense)を行い、UCの空きリソースを検出する。具体的には、基地局装置110は、ビジー状態のチャネルが空いた場合は、DIFS(Distributed coordination function Interframe Space)と、ランダムなBackoff期間とが経過するまでの間待機する。そして、基地局装置110は、DIFSとBackoff期間とが経過した時点で、空いたチャネルが使用されなかった場合は、かかるチャネルを空きリソースとして検出する。
続いて、基地局装置110は、基地局装置110からDL(Down Link:下りリンク)送信を行うことを示すDLアサイメント(DL assignment)をLCで送信する。かかるDLアサイメントは、UCで出力したデータ信号を復号するための制御情報として、PRB(Physical Resource Block)の位置等の周波数スケジューリングの情報、チャネル符号化、AMC(Adaptive Modulation and Coding)等の制御情報が格納される。そして、DLアサイメントは、サブフレームの先頭から最大3シンボルの期間のPDCCH(Physical Downlink Control Channel)、またはサブフレームの任意の場所に設定されるEPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)を用いて送信される。
また、基地局装置110は、データ長がサブフレーム期間と同じ長さのデータ信号を生成し、サブフレームタイミングと同期して、生成したデータ信号をUCで出力する。なお、DLアサイメントは、例えば、DLアサイン(DL assign)またはDLグラント(DL grant)とも呼ばれ、サブフレームの先頭3シンボル内のPDCCH、またはサブフレームの任意の場所に設定されるEPDCCHを用いて送信される情報である。
ここで、UCは、基地局装置110Aだけではなく、基地局装置110Aとは異なるサブフレームタイミングに同期した基地局装置110Bやアクセスポイント120によっても利用される。このため、基地局装置110Aは、ビジー状態のチャネルが空いてから次のサブフレームタイミングまでの間に、空いたチャネルを基地局装置110Bやアクセスポイント120に横取りされる場合がある。しかしながら、基地局装置110Aは、チャネルが空いてからサブフレームタイミングまでの間、空いたチャネルを確保するためのダミー信号を送信した場合は、データを送信できず、スループットを低下させる。
そこで、基地局装置110は、UCのリソースの空き状態を検出した場合、すなわち、UCが空いてからDIFSとBackoff期間とが経過してもUCが空いていた場合は、サブフレーム期間の途中でも、UCでデータ信号の送信を開始する。また、基地局装置110は、UCでデータ信号の送信を開始したタイミングを示すタイミング情報を生成する。例えば、基地局装置110は、UCでデータ信号の送信を開始したシンボルの番号が格納されたタイミング情報を生成する。そして、基地局装置110は、データ信号を復号するための制御情報とともに、タイミング情報をLCで送信する。
例えば、基地局装置110は、UCの空きリソースを検出した場合は、UCでデータ信号をすぐに送信する。また、基地局装置110は、UCでデータ信号を送信したシンボルを示すタイミング情報を生成する。そして、基地局装置110は、UCでデータ信号を送信したサブフレーム期間の次のサブフレーム期間で、DLアサイメントとともにタイミング情報をLCで送信する。
ここで、データ信号の送信先となる端末装置101は、基地局装置110がサブフレームタイミングと同期せずにUCでデータ信号を送信した場合は、データ信号の先頭位置が不明なので、データ信号を正しく復号できない。しかしながら、本実施例の基地局装置110は、UCでデータ信号の送信を開始したタイミングを示すタイミング情報を送信する。
そこで、端末装置101は、UCで受信したデータ信号を所定のバッファに保持する。また、端末装置101は、基地局装置110がUCでデータ信号を送信したサブフレーム期間の次のサブフレーム期間で受信したタイミング情報から、データ信号の先頭位置を特定し、制御情報を用いて、データ信号の復調およびデータの復号を行う。
このように、基地局装置110は、UCが空いた場合は、サブフレームタイミングとは関係なくUCでデータ信号を送信する。そして、基地局装置110は、UCでデータ信号を送信したタイミングを示すタイミング情報を、DLアサイメントとともにLCで送信する。一方、端末装置101は、UCで受信したデータ信号をバッファに保持し、LCで受信したタイミング情報とDLアサイメントとを用いて、データ信号を復号する。このため、無線通信システム100は、UCの空きチャネルが検出されてから次のサブフレームタイミングまでの間、データ通信を行うことができるので、スループットを向上させることができる。
[基地局装置の構成例]
次に、図2を用いて、基地局装置の一例を説明する。図2は、実施例1にかかる基地局装置の機能構成の一例を示す図である。実施例1にかかる基地局装置110は、例えば図2に示す基地局装置110により実現することができる。
図2に示す基地局装置110は、アンテナ501、502と、ライセンスドバンド受信部503と、アンライセンスドバンド受信部508と、MAC(Media Access Control)・RLC(Radio Link Control)処理部513と、を有する。また、基地局装置110は、無線リソース制御部(RRC)514と、キャリアセンス部515と、MAC制御部516と、パケット生成部517と、MACスケジューリング部518と、を有する。また、基地局装置110は、ライセンスドバンド送信部519と、アンライセンスドバンド送信部525と、アンテナ531、532と、を有する。
アンテナ501、502のそれぞれは、他の無線通信装置から無線送信された信号を受信する。そして、アンテナ501、502は、受信した信号をそれぞれライセンスドバンド受信部503およびアンライセンスドバンド受信部508へ出力する。なお、基地局装置110は、アンテナ501、502の機能をまとめた1つのアンテナを有してもよい。
ライセンスドバンド受信部503は、ライセンスドバンド(LC)の受信処理を行う。例えば、ライセンスドバンド受信部503は、無線処理部504と、FFT処理部505と、復調部506と、復号部507と、を有する。
無線処理部504は、アンテナ501から出力された信号の無線処理を行う。無線処理部504の無線処理には、例えば高周波帯からベースバンド帯への周波数変換が含まれる。無線処理部504は、無線処理を行った信号をFFT処理部505へ出力する。
FFT処理部505は、無線処理部504から出力された信号のFFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)処理を行う。これにより、信号が時間領域から周波数領域に変換される。FFT処理部505は、FFT処理を行った信号を復調部506へ出力する。
復調部506は、FFT処理部505から出力された信号を復調する。そして、復調部506は、復調により得られた信号を復号部507へ出力する。復号部507は、復調部506から出力された信号を復号する。そして、復号部507は、復号により得られたデータをMAC・RLC処理部513へ出力する。
アンライセンスドバンド受信部508は、アンライセンスドバンドの受信処理を行う。例えば、アンライセンスドバンド受信部508は、無線処理部509と、FFT処理部510と、復調部511と、復号部512と、を有する。
無線処理部509は、アンテナ502から出力された信号の無線処理を行う。無線処理部509の無線処理には、例えば高周波帯からベースバンド帯への周波数変換が含まれる。無線処理部509は、無線処理を行った信号をFFT処理部510へ出力する。
FFT処理部510は、無線処理部509から出力された信号のFFT処理を行う。これにより、信号が時間領域から周波数領域に変換される。FFT処理部510は、FFT処理を行った信号を復調部511およびキャリアセンス部515へ出力する。
復調部511は、FFT処理部510から出力された信号を復調する。そして、復調部511は、復調により得られた信号を復号部512へ出力する。復号部512は、復調部511から出力された信号を復号する。そして、復号部512は、復号により得られたデータをMAC・RLC処理部513へ出力する。
MAC・RLC処理部513は、復号部507から出力されたデータに基づくMAC層およびRLC層の各処理を行う。MAC・RLC処理部513は、各層の処理によって得られたデータを出力する。MAC・RLC処理部513から出力された信号は、例えば基地局装置110の上位層の処理部へ入力される。また、MAC・RLC処理部513は、各層の処理によって得られたデータに含まれるRTS信号検出結果などの制御情報を無線リソース制御部514へ出力する。
無線リソース制御部514は、MAC・RLC処理部513から出力された制御情報に基づく無線リソース制御を行う。この無線リソース制御はRRC(Radio Resource Control:無線リソース制御)層の処理である。無線リソース制御部514は、無線リソース制御に基づく制御情報をMAC制御部516へ出力する。
キャリアセンス部515は、FFT処理部510から出力されたアンライセンスドバンド(UC)の信号に基づくキャリアセンスを行う。そして、キャリアセンス部515は、キャリアセンスの結果を示すキャリアセンス結果情報をMAC制御部516へ出力する。
MAC制御部516は、無線リソース制御部514から出力された制御情報と、キャリアセンス部515から出力されたキャリアセンス結果情報と、に基づくMAC層の制御を行う。そして、MAC制御部516は、MAC層の制御に基づく端末装置101への個別制御情報やRTS信号を多重部522へ出力する。個別制御情報は、例えばPDCCH(Physical Downlink Control Channel:物理下りリンク制御チャネル)である。
また、MAC制御部516は、MAC層の制御に基づくDMRS(Data Demodulation Reference Signal:復調参照信号)、ダミー信号、RTS信号などを多重部528へ出力する。また、MAC制御部516は、MAC層の制御に基づく制御情報をMACスケジューリング部518へ出力する。
パケット生成部517は、基地局装置110の上位層から出力されたユーザデータを含むパケットを生成する。そして、パケット生成部517は、生成したパケットをMACスケジューリング部518へ出力する。
MACスケジューリング部518は、MAC制御部516から出力された制御情報に基づいて、パケット生成部517から出力されたパケットのMAC層のスケジューリングを行う。そして、MACスケジューリング部518は、スケジューリングの結果に基づいてパケットをライセンスドバンド送信部519およびアンライセンスドバンド送信部525へ出力する。例えば、MACスケジューリング部518は、サブフレーム単位でデータ信号の送信が行われるように、スケジューリングを行う。すなわち、MACスケジューリング部は、LCで送信されるデータ信号の長さがサブフレーム期間と一致するように、パケットのスケジューリングを行う。
ライセンスドバンド送信部519は、ライセンスドバンドの送信処理を行う。例えば、ライセンスドバンド送信部519は、符号化部520と、変調部521と、多重部522と、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)処理部523と、無線処理部524と、を有する。
符号化部520は、MACスケジューリング部518から出力されたパケットを符号化する。そして、符号化部520は、符号化したパケットを変調部521へ出力する。変調部521は、符号化部520から出力されたパケットに基づく変調を行う。そして、変調部521は、変調により得られた信号を多重部522へ出力する。
多重部522は、MAC制御部516から出力された個別制御情報やRTS信号と、変調部521から出力された信号と、を多重化する。そして、多重部522は、多重化により得られた信号をIFFT処理部523へ出力する。
IFFT処理部523は、多重部522から出力された信号のIFFT処理を行う。これにより、信号が周波数領域から時間領域に変換される。IFFT処理部523は、IFFT処理を行った信号を無線処理部524へ出力する。
無線処理部524は、IFFT処理部523から出力された信号の無線処理を行う。無線処理部524の無線処理には、例えばベースバンド帯から高周波帯への周波数変換が含まれる。無線処理部524は、無線処理を行った信号をアンテナ531へ出力する。
アンライセンスドバンド送信部525は、アンライセンスドバンドの送信処理を行う。例えば、アンライセンスドバンド送信部525は、符号化部526と、変調部527と、多重部528と、IFFT処理部529と、無線処理部530と、を有する。
符号化部526は、MACスケジューリング部518から出力されたパケットを符号化する。そして、符号化部526は、符号化したパケットを変調部527へ出力する。変調部527は、符号化部526から出力されたパケットに基づく変調を行う。そして、変調部527は、変調により得られた信号を多重部528へ出力する。
多重部528は、MAC制御部516から出力された個別制御情報やRTS信号と、変調部527から出力された信号と、を多重化する。そして、多重部528は、多重化により得られた信号をIFFT処理部529へ出力する。
IFFT処理部529は、多重部528から出力された信号のIFFT処理を行う。これにより、信号が周波数領域から時間領域に変換される。IFFT処理部529は、IFFT処理を行った信号を無線処理部530へ出力する。
無線処理部530は、IFFT処理部529から出力された信号の無線処理を行う。無線処理部530の無線処理には、例えばベースバンド帯から高周波帯への周波数変換が含まれる。無線処理部530は、無線処理を行った信号をアンテナ532へ出力する。
アンテナ531は、無線処理部524から出力された信号を他の無線通信装置へ無線送信する。アンテナ532は、無線処理部530から出力された信号を他の無線通信装置へ無線送信する。
ここで、MAC制御部516は、以下の処理を実行する。まず、MAC制御部516は、送信対象となるデータが存在し、かつ、キャリアセンス部515からUCの空きチャネルを検出した旨のキャリアセンス結果情報を取得した場合は、DIFSとBackoff期間とが経過するまで待機する。また、MAC制御部516は、DIFSとBackoff期間とが経過した後で、キャリアセンス部515からUCの空きチャネルを検出した旨のキャリアセンス結果情報を取得した場合は、UCでデータ信号の送信を開始する。
具体的には、MAC制御部516は、アンライセンスドバンド送信部525にパケットを出力するようMACスケジューリング部518に指示する。かかる場合、MACスケジューリング部518は、UCを介して送信するパケットをアンライセンスドバンド送信部525に出力する。この結果、基地局装置110は、UCの空きチャネルを検出次第、UCでデータ信号の送信を開始する。
また、MAC制御部516は、UCでデータ信号の送信を開始したタイミングを示すタイミング情報を生成し、DLアサインメントとともに多重部522に出力する。かかる場合、ライセンスドバンド送信部519は、サブフレームタイミングと同期して、DLアサインメントとタイミング情報とをLCで出力する。
このように、基地局装置110は、UCが空き次第、サブフレーム期間の途中でもデータ送信を開始し、データ送信を開始したタイミングを示すタイミング情報をLCで送信する。このため、基地局装置110は、スループットを改善することができる。
なお、タイミング情報には、データ信号を復号するために十分な情報が含まれていればよい。例えば、タイミング情報には、データ信号の送信を開始した時刻が含まれていてもよく、また、データ信号の送信を開始したシンボルの番号が含まれていてもよい。例えば、基地局装置110は、シンボルの番号でデータ信号の送信を開始したタイミングを示した場合は、タイミング情報のデータ量を削減し、通信リソースを有効に用いることができる。
しかしながら、UCのあるチャネルを他の基地局装置やアクセスポイント120が使用していた場合、かかるチャネルが解放されるタイミングは、基地局装置110のシンボルとは一般的に同期しない。このため、シンボルの番号をタイミング情報とすると、UCの空きを検出したタイミングがシンボルの途中である場合、シンボルのどの位置からデータ信号が送信されたかが不明であるため、データ信号の復号処理が困難となる。
そこで、MAC制御部516は、シンボルの番号をタイミング情報とする場合、以下の処理を実行する。まず、MAC制御部516は、キャリアセンス部515がUCの空きチャネルを検出したタイミングがシンボルの途中である場合は、次のシンボル期間が始まるまでの間、ダミー信号を多重部528に出力する。この結果、アンライセンスドバンド送信部525は、UCの空きチャネルが検出されてから次のシンボル期間が開始するまでの間、ダミー信号をUCで出力するので、他の基地局装置に対し、空きチャネルの予約を行うことができる。
一方、MAC制御部516は、キャリアセンス部515がUCの空きチャネルを検出したシンボル期間の次のシンボル期間からデータ信号を出力するようMACスケジューリング部518に指示する。この結果、MACスケジューリング部518は、UCの空きチャネルを検出したシンボル期間の次のシンボル期間の先頭から、サブフレーム長のデータ信号がUCで出力されるように、パケットのスケジューリングを行う。
また、MAC制御部516は、キャリアセンス部515がUCの空きチャネルを検出したシンボル期間の次のシンボル期間の番号を特定し、特定したシンボル期間の番号を示すタイミング情報を生成する。そして、MAC制御部516は、キャリアセンス部515がUCの空きチャネルを検出したサブフレーム期間の次のサブフレーム期間で送信されるDLアサインメントとともに、生成したタイミング情報を多重部522に出力する。この結果、ライセンスドバンド送信部519は、DLアサインメントとタイミング情報とを、キャリアセンス部515がUCの空きチャネルを検出したサブフレーム期間の次のサブフレーム期間で送信する。
[端末装置の構成例]
次に、図3を用いて、端末装置101の一例を説明する。図3は、実施例1にかかる端末装置の機能構成の一例を示す図である。実施例1にかかる端末装置101は、例えば図3に示す端末装置101により実現することができる。
図3に示す端末装置101は、アンテナ600と、ライセンスドバンド受信部601と、アンライセンスドバンド受信部607と、バッファ613と、復号部614と、RTS信号検出部615と、RRC処理部616と、キャリアセンス部617と、を有する。また、端末装置101は、MAC処理部618と、パケット生成部619と、符号化・変調部620と、ライセンスドバンド送信部621と、アンライセンスドバンド送信部627と、を有する。
アンテナ600は、他の無線通信装置から無線送信された信号を受信する。そして、アンテナ600は、受信した信号をライセンスドバンド受信部601およびアンライセンスドバンド受信部607へ出力する。また、アンテナ600は、ライセンスドバンド送信部621およびアンライセンスドバンド送信部627から出力された各信号を他の無線通信装置へ無線送信する。なお、端末装置101は、ライセンスバンド受信部601、アンライセンスドバンド受信部607、ライセンスドバンド送信部621、アンライセンスドバンド送信部627ごとに個別のアンテナを有していてもよい。
ライセンスドバンド受信部601は、ライセンスドバンドの受信処理を行う。例えば、ライセンスドバンド受信部601は、無線処理部602と、FFT処理部603と、等化処理部604と、IFFT処理部605と、復調部606と、を有する。
無線処理部602は、アンテナ600から出力された信号の無線処理を行う。無線処理部602の無線処理には、例えば高周波帯からベースバンド帯への周波数変換が含まれる。無線処理部602は、無線処理を行った信号をFFT処理部603へ出力する。
FFT処理部603は、無線処理部602から出力された信号のFFT処理を行う。これにより、信号が時間領域から周波数領域に変換される。FFT処理部603は、FFT処理を行った信号を等化処理部604へ出力する。等化処理部604は、FFT処理部603から出力された信号の等化処理を行う。そして、等化処理部604は、等化処理を行った信号をIFFT処理部605へ出力する。
IFFT処理部605は、等化処理部604から出力された信号のIFFT処理を行う。これにより、信号が周波数領域から時間領域に変換される。IFFT処理部605は、IFFT処理を行った信号を復調部606へ出力する。復調部606は、IFFT処理部605から出力された信号を復調する。そして、復調部606は、復調により得られた信号を復号部614へ出力する。
なお、ライセンスドバンド受信部601は、端末装置101が通信を行う基地局装置のサブフレームタイミングと同期して、データ信号の復調を行う。例えば、ライセンスドバンド受信部601は、基地局装置110のサブフレームタイミングから受信したデータ信号を復調することで、タイミング情報やDLアサインメント等を受信する。
アンライセンスドバンド受信部607は、アンライセンスドバンドの受信処理を行う。例えば、アンライセンスドバンド受信部607は、無線処理部608と、FFT処理部609と、等化処理部610と、IFFT処理部611と、復調部612と、を有する。
無線処理部608は、アンテナ600から出力された信号の無線処理を行う。無線処理部608の無線処理には、例えば高周波帯からベースバンド帯への周波数変換が含まれる。無線処理部608は、無線処理を行った信号をFFT処理部609およびキャリアセンス部617へ出力する。
FFT処理部609は、データ信号のFFT処理を行う。これにより、信号が時間領域から周波数領域に変換される。そして、FFT処理部609は、FFT処理を行った信号を等化処理部610へ出力する。等化処理部610は、FFT処理部609から出力された信号の等化処理を行う。そして、等化処理部610は、等化処理を行った信号をIFFT処理部611へ出力する。
IFFT処理部611は、等化処理部610から出力された信号のIFFT処理を行う。これにより、信号が周波数領域から時間領域に変換される。IFFT処理部611は、IFFT処理を行った信号を復調部612へ出力する。復調部612は、IFFT処理部611から出力された信号を復調する。そして、復調部612は、復調により得られた信号をバッファ613へ出力する。
バッファ613は、UCのデータ信号を一時的に保持するバッファである。例えば、バッファ613は、少なくとも1サブフレームの間受信したデータ信号を保持することができるバッファであり、FIFO(First In First Out)形式で保持したデータ信号が書換えられるバッファである。
復号部614は、ライセンスドバンド受信部601およびアンライセンスドバンド受信部607から出力された信号を復号する。そして、復号部614は、復号により得られたデータを出力する。復号部614から出力されたデータは、例えば端末装置101の上位層の処理部およびRTS信号検出部615へ入力される。復号部614から出力されたデータには、例えばユーザデータが含まれる。
ここで、復号部614は、UCで送信されたデータ信号を正確に復号するため、以下の処理を実行する。まず復号部614は、ライセンスドバンド受信部601が基地局装置110のサブフレームタイミングと同期して復調した信号から、DLアサインメントとタイミング情報とを取得する。次に、復号部614は、取得したDLアサインメントに自装置宛てのデータが送信される旨の信号が含まれる場合は、取得したタイミング情報から、データ信号が出力されたタイミングを特定する。そして、復号部614は、バッファ613に格納された信号のうち特定したタイミング以降に受信された信号を特定し、特定した信号を読み出して復号する。
なお、基地局装置110は、UCでデータ信号の送信を開始したサブフレーム期間の次のサブフレーム期間でタイミング情報を送信する。このため、端末装置101は、最大で1サブフレーム期間分の信号を保持するバッファ609を有していればよい。しかしながら、実施例は、これに限定されるものではない。
例えば、基地局装置110が、UCでデータ信号の出力開始したサブフレーム期間から、最大でn個後のサブフレーム期間でタイミング情報を送信する場合、端末装置101は、最大でnサブフレーム期間分の信号を保持するバッファ609を有していればよい。また、基地局装置110は、タイミング情報がどのサブフレーム期間のどのシンボル期間からデータ信号を出力したかを示す場合は、タイミング情報の送信順序を、データ信号の送信順序とは異なる順序で送信してもよい。
RTS信号検出部615は、復号部614から出力されたデータに含まれる、他の無線通信装置から送信されたRTS信号を検出する。そして、RTS信号検出部615は、RTS信号の検出結果を示す検出情報をRRC処理部616へ出力する。
RRC処理部616は、RTS信号検出部615から出力されたRTS信号に基づくRRC層の処理を行う。そして、RRC処理部616は、RRC層の処理結果をMAC処理部618へ出力する。
キャリアセンス部617は、無線処理部608から出力された信号に基づくキャリアセンスを行う。そして、キャリアセンス部617は、キャリアセンスの結果を示すキャリアセンス結果情報をMAC処理部618へ出力する。
MAC処理部618は、RRC処理部616から出力された処理結果と、キャリアセンス部617から出力されたキャリアセンス結果情報と、に基づくMAC層の処理を行う。そして、MAC処理部618は、MAC層の処理に基づく端末装置101へのDMRS、ダミー信号、RTS信号などを多重部622,628へ出力する。
また、MAC処理部618は、MAC層の処理に基づく無線リソース割り当て情報を周波数マッピング部624,630へ出力する。また、MAC処理部618は、RRC処理部616のRRC層の処理に基づく無線リソース割り当て情報を符号化・変調部620へ出力する。また、MAC処理部618は、キャリアセンス部617から出力されたキャリアセンス結果情報に基づいて、端末装置101が通信を行う無線リソースの空きを確認する。
パケット生成部619は、端末装置101の上位層から出力されたユーザデータを含むパケットを生成する。そして、パケット生成部619は、生成したパケットを符号化・変調部620へ出力する。
符号化・変調部620は、パケット生成部619から出力されたパケットの符号化および変調を行う。そして、符号化・変調部620は、符号化および変調により得られた信号を、MAC処理部618から出力された無線リソース割り当て情報に基づいて、ライセンスドバンド送信部621またはアンライセンスドバンド送信部627へ出力する。
ライセンスドバンド送信部621は、ライセンスドバンドの送信処理を行う。例えば、ライセンスドバンド送信部621は、多重部622と、FFT処理部623と、周波数マッピング部624と、IFFT処理部625と、無線処理部626と、を有する。多重部622は、MAC処理部618から出力された各信号と、符号化・変調部620から出力された信号と、を多重化する。そして、多重部622は、多重化により得られた信号をFFT処理部623へ出力する。
FFT処理部623は、多重部622から出力された信号のFFT処理を行う。これにより、信号が時間領域から周波数領域に変換される。FFT処理部623は、FFT処理を行った信号を周波数マッピング部624へ出力する。周波数マッピング部624は、MAC処理部618から出力された無線リソース割り当て情報に基づいて、FFT処理部623から出力された信号の周波数マッピングを行う。そして、周波数マッピング部624は、周波数マッピングを行った信号をIFFT処理部625へ出力する。
IFFT処理部625は、周波数マッピング部624から出力された信号のIFFT処理を行う。これにより、信号が周波数領域から時間領域に変換される。IFFT処理部625は、IFFT処理を行った信号を無線処理部626へ出力する。無線処理部626は、IFFT処理部625から出力された信号の無線処理を行う。無線処理部626の無線処理には、例えばベースバンド帯から高周波帯への周波数変換が含まれる。無線処理部626は、無線処理を行った信号をアンテナ600へ出力する。
アンライセンスドバンド送信部627は、アンライセンスドバンドの送信処理を行う。例えば、アンライセンスドバンド送信部627は、多重部628と、FFT処理部629と、周波数マッピング部630と、IFFT処理部631と、無線処理部632と、を有する。多重部628は、MAC処理部618から出力された各信号と、符号化・変調部620から出力された信号と、を多重化する。そして、多重部628は、多重化により得られた信号をFFT処理部629へ出力する。
FFT処理部629は、多重部628から出力された信号のFFT処理を行う。これにより、信号が時間領域から周波数領域に変換される。FFT処理部629は、FFT処理を行った信号を周波数マッピング部630へ出力する。周波数マッピング部630は、MAC処理部618から出力された無線リソース割り当て情報に基づいて、FFT処理部629から出力された信号の周波数マッピングを行う。そして、周波数マッピング部630は、周波数マッピングを行った信号をIFFT処理部631へ出力する。
IFFT処理部631は、周波数マッピング部630から出力された信号のIFFT処理を行う。これにより、信号が周波数領域から時間領域に変換される。IFFT処理部631は、IFFT処理を行った信号を無線処理部632へ出力する。無線処理部632は、IFFT処理部631から出力された信号の無線処理を行う。無線処理部632の無線処理には、例えばベースバンド帯から高周波帯への周波数変換が含まれる。無線処理部632は、無線処理を行った信号をアンテナ600へ出力する。
なお、図6に示す例では、無線送信と無線受信に同一のアンテナ600を用いる場合について説明したが、無線送信用のアンテナと無線受信用のアンテナを端末装置101に設けてもよい。
[無線通信システムの動作例]
次に、図4を用いて、基地局装置110がUCでデータ信号を送信する動作の一例について説明する。図4は、実施例1に係る基地局装置がUCでデータ信号を送信する動作の一例を示す図である。なお、図4において、横軸はサブフレーム単位の時間(t)を示している。また、図4においては、基地局装置110がLCで出力するデータと、基地局装置110がUCで出力するデータとを示した。
図4に示す例では、サブフレーム期間t1からサブフレーム期間t2の途中にかけて、アクセスポイント120や他の基地局装置等、他のLTEシステムによりUCでデータ通信が行われた結果、UCがビジー状態1401(Busy)であったとする。かかる場合、基地局装置110は、例えばサブフレーム期間t1においてDLデータが発生した場合に、キャリアセンスを行い、UCの空きチャネルを確認する。しかしながら、サブフレーム期間t1からサブフレーム期間t2の途中にかけてUCがビジー状態1401であるため、基地局装置110は、UCの空きを待つ。
ここで、サブフレーム期間t2の途中でUCのビジー状態1401が終了する。かかる場合、基地局装置110は、ビジー状態1401の終了からDIFS時間1402経過後、バックオフ時間1403の間に新たなビジー状態を検出しなかった場合は、サブフレーム期間と同じ長さのデータ信号1404(Data)の送信を開始する。
また、基地局装置110は、データ信号1404の送信を開始したタイミングを示すタイミング情報を生成する。そして、基地局装置110は、データ信号1404の送信を開始したサブフレーム期間t2の次のサブフレーム期間t3で、DLアサインメント1405Aとタイミング情報1405BとをLCで送信する。かかる場合、例えば、端末装置101は、サブフレーム期間t3で受信したDLアサインメント1405Aとタイミング情報1405Bとを用いて、データ信号1404の復号を行う。
また、基地局装置110は、続けて送信するデータが存在する場合は、かかるデータを格納したデータ信号1406を生成し、サブフレーム期間t3においてデータ信号1404の送信終了後からデータ信号1406の送信を開始する。また、基地局装置110は、データ信号1406を送信したタイミングを示すタイミング情報を生成する。そして、基地局装置110は、サブフレーム期間t4の先頭において、DLアサインメント1407Aとデータ信号1406を送信したタイミングを示すタイミング情報1407BとをLCで送信する。かかる場合、例えば、端末装置101は、サブフレーム期間t4で受信したDLアサインメント1407Aとタイミング情報1407Bとを用いて、データ信号1406の復号を行う。
このように、基地局装置110は、UCの空きチャネルを検出したタイミングがサブフレーム期間の途中であっても、UCでデータ通信を開始できる。また、端末装置101は、基地局装置110がサブフレーム期間の途中からUCでデータ通信を開始しても、サブフレームタイミングと同期して送信されるタイミング情報から、UCでデータ信号が送信されたタイミングを特定できる。このため、無線通信システム100は、隙間時間を無駄にすることが無いので、データ通信のスループットを向上させることができる。
なお、基地局装置110は、サブフレーム期間t2以降、サブフレームタイミングとは同期させずに、データ信号の送信を行う。また、基地局装置110は、データ信号を継続して出力(バースト)した際、最後にデータ信号を送信したサブフレーム期間の途中からは、データ信号を送信しない。そして、基地局装置110は、バーストが終了したサブフレーム期間の次のサブフレーム期間のDLアサインメントに、最後に送信したデータ信号のタイミング情報を付加するか、前回のタイミング情報と同じタイミングである旨のフラグ情報を付加する。
次に、図5を用いて、基地局装置110がダミー信号を送信した後にデータ信号を送信する処理の一例について説明する。図5は、実施例1に係る基地局装置がダミー信号を出力する処理の一例を説明する図である。なお、図5に示す例では、図4と同様に、横軸をサブフレーム単位の時間(t)とし、基地局装置110がLCで出力するデータと、基地局装置110がUCで出力するデータとを示した。
図5に示す例では、サブフレームt1からサブフレームt2の途中にかけて、他のLTEシステムによりUCでデータ通信が行われた結果、UCがビジー状態1401となり、サブフレームt2の途中でビジー状態1401が終了する。かかる場合、基地局装置110は、ビジー状態1401の終了からDIFS時間1402経過後、バックオフ時間1403の間に新たなビジー状態を検出しなかった場合は、データ信号1404の送信タイミングがシンボル期間の先頭となるか否かを判定する。
ここで、図5に示す例では、シンボル期間1408の途中でバックオフ時間1403が終了している。ここで、端末装置110がシンボル期間の番号をタイミング情報とする場合、シンボル期間1408の途中からデータ信号1404の送信を開始すると、端末装置101がデータを復号する処理のリソースが増大してしまう。一方、基地局装置110は、シンボル期間1408の終了まで待機した場合には、UCの空きチャネルが他の基地局装置等により使用され、ビジー状態となり、シンボル期間1408の次シンボル期間で使用できなくなる恐れがある。
そこで、基地局装置110は、バックオフ時間1403の終了後、シンボル期間1408が終了するまでの間、ダミー信号1409を出力することで、UCの空きチャネルを確保する。そして、基地局装置110は、シンボル期間1408の終了と同時に、ダミー信号1409の出力を終了し、シンボル期間1408の次のシンボル期間からデータ信号1404の送信を開始する。
このように、基地局装置110は、シンボル期間の途中でUCの空きチャネルを検出すると、かかるシンボル期間が終了するまでの間ダミー信号を送信し、次のシンボル期間からデータ信号を送信する。このため、基地局装置110は、通信リソースを有効に利用できる。
[無線通信システムが実行する処理の流れ]
次に、図6を用いて、無線通信システム100が実行する処理の流れの一例を説明する。図6は、実施例1に係る無線通信システムが実行する処理の流れの一例を説明するフローチャートである。なお、図6に示す例では、基地局装置110が実行する処理の流れと、端末装置101が実行する処理の流れとを示した。
まず、基地局装置110は、キャリアセンスを実行し、UCに空きがあるか否かを判定する(ステップS101)。そして、基地局装置110は、UCに空きがない場合は(ステップS101:No)、再度ステップS101を実行する。
また、基地局装置110は、UCに空きがある場合は(ステップS101:Yes)、所定の時間(DIFS+バックオフ時間)の空き状態を確認し(ステップS102)、バックオフ時間終了時刻がシンボル期間の途中であるか否かを判定する(ステップS103)。そして、基地局装置110は、シンボル期間の途中である場合は(ステップS103:Yes)、シンボル期間が終了するまでダミー信号を出力する(ステップS104)。一方、基地局装置110は、シンボル期間の途中ではない場合は(ステップS103:No)、ステップS104をスキップする。
続いて、基地局装置110は、空き状態を検出したUCでデータの送信を開始する(ステップS105)。続いて、基地局装置110は、サブフレームタイミングであるか否かを判定し(ステップS106)、サブフレームタイミングである場合は(ステップS106:Yes)、以下の処理を実行する。すなわち、基地局装置110は、データ信号の送信を開始したタイミングを示すタイミング情報をDLアサインメントとともにLCで送信する(ステップS107)。
続いて、基地局装置110は、データを全て送信したか否かを判定し(ステップS108)、送信した場合は(ステップS108:Yes)、処理を終了する。一方、基地局装置110は、データを全て送信していない場合は(ステップS108:No)、ステップS105を実行する。また、基地局装置110は、サブフレームタイミングではない場合は(ステップS106:No)、ステップS105を実行する。
一方、端末装置101は、ステップS105にて基地局装置110が送信したデータ信号をバッファに格納する(ステップS109)。そして、端末装置110は、ステップS107にて基地局装置110が送信したタイミング情報から、データ信号の送信開始タイミングを読出す(ステップS110)。その後、端末装置101は、読み出した送信開始タイミングに従って、バッファからデータ信号を読出して復号し(ステップS111)、処理を終了する。
なお、図6に示す例では、データ信号の送信を開始したシンボルを示すタイミング情報を送信する例について記載したが、実施例は、これに限定されるものではない。例えば、基地局装置110は、データ信号の送信開始タイミングをシンボル期間の先頭に揃える必要がない場合は、以下の処理を行えばよい。すなわち、基地局装置110は、UCに空きがあると検出した場合(ステップS101:Yes)、ステップS102を実行し、ステップS103、S104の処理を実行せず、ステップS105を実行すればよい。
[実施例1の効果]
上述したように、LCとUCとを用いて無線通信を行う無線通信システム100は、基地局装置110と端末装置101とを有する。基地局装置110は、UCの空きを検出した場合は、UCでデータ信号の送信を開始し、データ信号の送信を開始したタイミングを示すタイミング情報を、DLアサインメントとともにLCで送信する。一方、端末装置101は、UCで送信されたデータ信号をバッファに保持し、LCで送信されたDLアサインメントとタイミング情報とを用いて、バッファに保持したデータ信号からデータを復号する。このため、無線通信システム100は、隙間時間の間もデータ通信を行うことができるので、スループットを改善できる。
また、上述した処理を実行する無線通信システム100においては、基地局装置110側で複雑な機能構成を付加せずとも、データ信号を送信したタイミング情報をLCで送信する機能を付加すればよい。また、端末装置101は、バッファを備え、タイミング情報に従ってバッファに保持されたデータ信号を復号すればよい。このため、無線通信システム100は、容易な構成でスループットを改善することができる。
また、基地局装置110は、UCでデータ信号の送信を開始したサブフレーム期間の次のサブフレーム期間で、DLアサインメントとタイミング情報とを送信する。このため、基地局装置110は、端末装置101が要するバッファの容量を削減し、回路規模の縮小を図ることができる。
また、基地局装置110は、シンボル期間の途中でUCの空きを検出した場合は、次のシンボル期間が始まるまでダミー信号を送信する。このため、基地局装置110は、タイミング情報を簡素化できるので、通信リソースを有効に用いることができる。
[実施例2に係る無線通信システムの動作例]
上記実施例1の基地局装置110は、UCの空きを検出した場合に、サブフレーム期間の途中であってもデータ信号を送出した。ここで、基地局装置110は、UCが複数のサブバンドを有し、各サブバンドを他のLTEシステムと共有する場合は、サブバンドごとに上述した処理を実行してもよい。そこで、係る場合の形態につき、実施例2として以下に説明する。
なお、以下の実施例2にかかる基地局装置110および端末装置101は、図2に示す機能構成と同一の機能構成により実現されるものとし、説明を省略する。また、以下に説明する処理については、例えば、図2に示すキャリアセンス部515、MAC制御部516が実行する処理により実現されるものとする。
次に、図7を用いて、基地局装置110から端末装置101にデータを送信する下りリンク送信の一例を説明する。図7は、実施例2に係る無線通信システムが実行する下りリンク送信の一例を示す図である。なお、図7に示す例では、図4と同様に、横軸をサブフレーム単位の時間(t)とし、基地局装置110がLCで出力するデータと、基地局装置110がUCで出力するデータとを示した。
また、図7に示す例では、UCのサブバンドSB1〜SB4のうちのサブバンドSB1、SB3を用いてDL送信を行う場合について説明する。また、基地局装置110は、他のLTEシステムとUCを共用するものとする。また、図7に示す例では、他のLTEシステムは、基地局装置110のサブフレームタイミングと同期して無線通信を行うものとする。
例えば、図7に示す例では、サブバンドSB1は、サブフレーム期間t1において他のLTEシステムによりビジー状態1511である。サブバンドSB2は、サブフレーム期間t1〜t4において他のLTEシステムによりビジー状態1512である。サブバンドSB3は、サブフレーム期間t1において他のLTEシステムによりビジー状態1513であるとする。サブバンドSB4は、サブフレーム期間t1,t2において他のLTEシステムによりビジー状態1514であるとする。
かかる場合、基地局装置110は、例えばサブフレーム期間t1においてDLデータが発生した場合に、サブバンドごとにキャリアセンスを実行する。具体例を説明すると、図2に示したキャリアセンス部515が、各サブバンドのキャリアセンスを行う。なお、基地局装置110は、サブバンドごとにキャリアセンスを行う複数のキャリアセンス部515を有してもよい。
ここで、サブバンドSB1、SB3のビジー状態1511、1513は、サブフレーム期間t1で終了する。このため、基地局装置110は、サブフレーム期間t2の先頭からDIFS時間1521と、バックオフ時間1531との間に新たなビジー状態を検出しなかった場合は、バックオフ時間1531の経過後、すぐにデータ信号1541をサブバンドSB1で出力する。また、基地局装置110は、サブフレーム期間t2の先頭からDIFS期間1521と、バックオフ時間1533との間に新たなビジー状態を検出しなかった場合は、バックオフ時間1533の経過後、すぐにデータ信号1543をサブバンドSB3で出力する。
ここで、データ信号の送信を開始するタイミングは、同じサブフレーム期間に多重している複数の信号で同一の値となる。そこで、基地局装置110は、データ信号1541とデータ信号1543の送信を開始したタイミング信号1545BをDLアサインメント1545AとともにLCで送信する。かかる場合、端末装置101は、DLアサインメント1545Aおよびタイミング情報1545Bを用いて、自装置宛てのデータ信号の復号を行う。
例えば、端末装置101は、サブフレーム期間t2からサブフレーム期間t3にかけて、多重化されたデータ信号を受信し、バッファに保持する。また、端末装置101は、サブフレーム期間t3で送信さるDLアサインメント1545から、自装置宛てのデータが送信されたサブバンドを特定する。ここで、端末装置101は、自装置宛てのデータが送信されたサブバンドがSB01である場合、バッファに保持された信号からサブバンドSB01で送信されたデータ信号1541を取り出す。そして、端末装置101は、タイミング情報1545Bを用いて、データ信号1541の復号を行う。
[実施例3に係る無線通信システムの動作例]
上記実施例1の基地局装置110は、サブフレーム期間の途中から継続してデータ信号を送信する場合、各サブフレーム期間内でデータ信号の送信を開始したタイミングを示すタイミング情報を送信し続ける。しかしながら、実施例は、これに限定されるものではない。例えば、基地局装置110は、いずれかのデータ信号を出力した後で、次のサブフレーム期間が始まるまでに送信が終了するデータ長のデータ信号を送信することで、データ信号の出力タイミングをサブフレームタイミングに同期させてもよい。そこで、係る場合の形態につき、実施例3として以下に説明する。
なお、以下の実施例3にかかる基地局装置110および端末装置101は、図2、図3に示す機能構成と同一の機能構成により実現されるものとし、説明を省略する。また、以下に説明する処理については、例えば、図2に示すMAC制御部516が実行する処理により実現されるものとする。
まず、図8を用いて、実施例3に係る基地局装置110の動作の一例について説明する。図8は、実施例3に係る基地局装置がUCでデータ信号を送信する動作の一例を示す図である。なお、図において、横軸はサブフレーム単位の時間(t)を示している。また、図8に示す例では、図4と同様に、横軸をサブフレーム単位の時間(t)とし、基地局装置110がLCで出力するデータと、基地局装置110がUCで出力するデータとを示した。
図8に示す例では、サブフレーム期間t1からサブフレーム期間t2の途中にかけて、他のLTEシステムよりUCでデータ通信が行われた結果、UCがビジー状態1401となり、サブフレーム期間t2の途中でビジー状態1401が終了する。かかる場合、基地局装置110は、ビジー状態1401の終了からDIFS時間1402経過後、バックオフ時間1403の間に新たなビジー状態を検出しなかった場合は、次のシンボル期間が開始するまでの間ダミー信号1409を送信する。そして、基地局装置110は、シンボル期間の終了と同時に、ダミー信号1409の出力を終了し、データ信号1404の送信を開始する。
また、基地局装置110は、データ信号1404の送信を開始したサブフレーム期間t2の次のサブフレーム期間t3で、DLアサインメント1405Aとデータ信号1404の送信を開始したタイミングを示すタイミング情報1405BとをLCで送信する。ここで、基地局装置110は、データ信号1405の送信をサブフレーム期間t2の途中で開始した場合、継続して送信するデータ信号を各サブフレーム期間の途中で送信することとなる。この結果、基地局装置110は、データ信号を継続して送信する間、各サブフレーム期間で、DLアサインメントとともに、タイミング情報を送信しなければならない。
そこで、基地局装置110は、データ信号を継続して出力する場合は、いずれかのデータ信号の出力が終了してから、次のサブフレーム期間が始まるまでの間に送信可能なデータ長のデータ信号を生成して出力する。例えば、基地局装置110は、データ信号1404の送信が終了した後で、サブフレーム期間t4が開始するまでの間に送信可能なデータ長のデータ信号1410を生成し、データ信号1405の次に送信を開始する。また、基地局装置110は、サブフレーム期間t4で、データ信号1410のタイミング情報1411BをDLアサインメント1411AとともにLCで送信する。
かかる場合、基地局装置110は、データ信号1410の送信をサブフレーム期間t3の終了とともに終了させることができる。この結果、基地局装置110は、データ信号1410に続いて送信するデータ信号1413を、サブフレーム期間t4の開始と同時に送信することができる。すなわち、基地局装置110は、データ信号1410をサブフレームタイミングと同期したタイミングで送信することができる。かかる場合、基地局装置110は、サブフレームタイミングt4以降、タイミング情報の生成および送信を省略する。この結果、基地局装置110は、演算資源および通信資源を削減することができる。
なお、基地局装置110は、データ信号1410に付随するDLアサインメント1411Aおよびタイミング情報1411Bの送信後、データ信号1413に付随するDLアサインメント1412を、サブフレーム期間t4で送信する。この結果、基地局装置110は、サブフレーム期間t4以降、データ信号の送信と、DLアサインメントの送信とを同じサブフレーム期間内で行うことができる。
また、基地局装置110は、任意のサブフレーム期間で上述した処理を実行して良い。例えば、基地局装置110は、データ信号をバースト送信する際、最初のデータ信号を送信した後で上述した処理を行ってもよく、所定の個数のデータ信号を送信した後や、最後のデータ信号の一つ前のデータ信号を送信する際に、上述した処理を行ってもよい。
[実施例3に係る無線通信システムが実行する処理の流れ]
次に、図9を用いて、実施例3に係る無線通信システム100が実行する処理の流れの一例を説明する。図9は、実施例3に係る無線通信システムが実行する処理の流れの一例を説明するフローチャートである。なお、図9に示す例では、図6と同様に、基地局装置110が実行する処理の流れと、端末装置101が実行する処理の流れとを示した。また、図9に示す処理のうち、ステップS201〜ステップS211は、図6に示すステップS101〜ステップS111と同じ処理であるものとして、説明を省略する。
まず、基地局装置110は、全データを送信したか否かを判定し(ステップS208)、全データを送信していないと判定した場合は、次に送信するデータ信号の送信開始タイミングがサブフレームタイミングと一致するか否かを判定する(ステップS212)。そして、基地局装置110は、次に送信するデータ信号の送信開始タイミングがサブフレームタイミングと一致しない場合は(ステップS212:No)、以下の処理を実行する。
すなわち、基地局装置110は、送信中のデータ信号の後で次のサブフレームタイミングまでに送信可能なデータ長のデータ信号を生成し(ステップS213)、生成したデータ信号をUCで送信する(ステップS205)。一方、基地局装置110は、次に送信するデータ信号の送信開始タイミングがサブフレームタイミングと一致する場合は(ステップS212:Yes)、ステップS205を実行する。
[実施例3の効果]
上述したように、基地局装置110は、データ信号のバーストを行う際、いずれかのデータ信号を送信した後で、次のサブフレーム期間が開始するまでの間に送信が終了するデータ長のデータ信号を出力する。その後、基地局装置110は、残りのデータ信号を送信する。このため、基地局装置110は、データ信号の出力開始タイミングが、サブフレーム期間の途中であっても、いずれかのサブフレーム期間から、データ信号出力開始タイミングをサブフレームタイミングと同期させることができる。この結果、基地局装置110は、タイミング情報の生成および送信を省略できるので、演算資源および通信資源を削減することができる。
また、基地局装置110は、サブフレームタイミングでデータ信号を送信したタイミング情報の送信を省略するので、演算資源および通信資源を削減することができる。
これまで本発明の実施例について説明したが、実施例は、上述した実施例以外にも様々な異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例4として本発明に含まれる他の実施例を説明する。
[データ信号の送信タイミングを揃える処理について]
上述した実施例4では、基地局装置110は、いずれかのデータ信号を送信した後で、次のサブフレーム期間が開始するまでの間に送信が終了するデータ長のデータ信号を出力することで、データ信号の送信タイミングをサブフレームタイミングに同期させた。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、基地局装置110は、データ信号のデータ長をサブフレーム長とは異なる長さにすることで、徐々にデータ信号の送信タイミングとサブフレームタイミングとのオフセット量を少なくし、最終的に同期させてもよい。
ここで、基地局装置110は、UCの空きリソースを検出してから、次のサブフレームタイミングが検出されるまでの間に送信可能なデータ長のデータ信号を生成して送信し、その後、サブフレーム長のデータ信号を送信してもよい。しかしながら、UCの空きが生じるタイミングが不明なので、基地局装置110は、UCの空きリソースを検出したタイミングによっては、かかるデータ長のデータ信号の生成が間に合わない場合がある。
そこで、基地局装置110は、UCの空きリソースを検出してから、次のサブフレームタイミングが検出されるまでの間に送信可能なデータ長のデータ信号の生成が間に合わない場合等は、以下の処理を実行してもよい。例えば、基地局装置110は、UCの空きリソースを検出してから、次のサブフレームタイミングが検出されるまでの間、所定の制御信号やユーザデータを送信してもよい。
[機能構成について]
上述した処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともできる。あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られない。つまり、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
[ハードウェア構成について]
上述した基地局装置110は、例えば、LTEのeNBで実現することができる。以下、図10を用いて、実施例1または実施例3に記載の基地局装置110を実現するeNBのハードウェア構成の一例について説明する。
図10は、eNBのハードウェア構成の一例を示す図である。基地局装置110は、例えば、図10に示す無線通信装置550により実現することができる。無線通信装置550は、例えば、送受信アンテナ551と、アンプ552と、乗算部553と、アナログデジタル変換器554と、プロセッサ555と、メモリ556と、を有する。また、無線通信装置550は、デジタルアナログ変換器557と、乗算部558と、アンプ559と、発振器560と、を有する。また、無線通信装置550は、外部の通信装置との間で有線通信を行うインタフェースを備えていてもよい。
送受信アンテナ551は、自装置の周辺から無線送信された信号を受信し、受信した信号をアンプ552へ出力する。また、送受信アンテナ551は、アンプ559から出力された信号を自装置の周辺へ無線送信する。
アンプ552は、送受信アンテナ551から出力された信号を増幅する。そして、アンプ552は、増幅した信号を乗算部553へ出力する。乗算部553は、アンプ552から出力された信号を、発振器560から出力されたクロック信号と乗算することにより、高周波帯からベースバンド帯へ周波数変換する。そして、乗算部553は、周波数変換した信号をアナログデジタル変換器554へ出力する。
アナログデジタル変換器554(A/D)は、乗算部553から出力された信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するADC(Analog/Digital Converter:アナログ/デジタル変換器)である。アナログデジタル変換器554は、デジタル信号に変換した信号をプロセッサ555へ出力する。
プロセッサ555は、無線通信装置550の全体の制御を司る。プロセッサ555は、例えばCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)やDSP(Digital Signal Processor)などにより実現することができる。プロセッサ555は、アナログデジタル変換器554から出力された信号の受信処理を行う。また、プロセッサ555は、自装置が送信する信号を生成し、生成した信号をデジタルアナログ変換器557へ出力する送信処理を行う。
メモリ556には、例えばメインメモリおよび補助メモリが含まれる。メインメモリは、例えばRAM(Random Access Memory)である。メインメモリは、プロセッサ555のワークエリアとして使用される。補助メモリは、例えば磁気ディスクやフラッシュメモリなどの不揮発メモリである。補助メモリには、プロセッサ555を動作させる各種のプログラムが記憶されている。補助メモリに記憶されたプログラムは、メインメモリにロードされてプロセッサ555によって実行される。また、補助メモリには、例えば、あらかじめ定められた各種の閾値などが記憶される。
デジタルアナログ変換器557は、プロセッサ555から出力された信号をデジタル信号からアナログ信号に変換するDAC(Digital/Analog Converter:デジタル/アナログ変換器)である。デジタルアナログ変換器557は、アナログ信号に変換した信号を乗算部558へ出力する。
乗算部558は、デジタルアナログ変換器557から出力された信号を、発振器560から出力されたクロック信号と乗算することにより、ベースバンド帯から高周波帯へ周波数変換する。そして、乗算部558は、周波数変換した信号をアンプ559へ出力する。アンプ559はデジタルアナログ変換器557から出力された信号を増幅する。そして、アンプ559は、増幅した信号を送受信アンテナ551へ出力する。
発振器560は、所定周波数のクロック信号(連続波の交流信号)を発振する。そして、発振器560は、発振したクロック信号を乗算部553、558へ出力する。
図2に示したアンテナ501、502、531、532は、例えば送受信アンテナ551により実現することができる。図2に示した無線処理部504、509、524、530は、例えばアンプ552、乗算部553、アナログデジタル変換器554、デジタルアナログ変換器557、乗算部558、アンプ559および発振器560により実現することができる。図2に示したその他の構成は、例えばプロセッサ555およびメモリ556により実現することができる。
なお、端末装置101は、例えば、LTEのUEとして実現することができる。かかる端末装置101も基地局装置110と同様に、図10に示した無線通信装置550により実現することができる。この場合に、無線通信装置550は、外部の通信装置との間で有線通信を行うインタフェースを備えていなくてもよい。
100 無線通信システム
101 端末装置
110 基地局装置
111 セル
501,502,531,532,600 アンテナ
503,601 ライセンスドバンド受信部
504,509,524,530,602,608,626,632 無線処理部
505,510,603,609,623,629 FFT処理部
506,511,606,612 復調部
507,512,614 復号部
508,607 アンライセンスドバンド受信部
513 MAC・RLC処理部
514 無線リソース制御部
515,617 キャリアセンス部
516 MAC制御部
517,619 パケット生成部
518 MACスケジューリング部
519,621 ライセンスドバンド送信部
520,526 符号化部
521,527 変調部
522,528,622,628 多重部
523,529,605,611,625,631 IFFT処理部
525,627 アンライセンスドバンド送信部
550 無線通信装置
551 送受信アンテナ
552,559 アンプ
553,558 乗算部
554 アナログデジタル変換器
555 プロセッサ
556 メモリ
557 デジタルアナログ変換器
560 発振器
604,610 等化処理部
613 バッファ
615 RTS信号検出部
616 RRC処理部
618 MAC処理部
620 符号化・変調部
624,630 周波数マッピング部

Claims (11)

  1. 自システム専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとが共用する第2帯域とを用いて、無線通信を行う無線通信システムであって、
    前記第2帯域の空き状態を検出した場合は、サブフレーム期間の途中でも、前記第2帯域でサブフレーム長のデータ信号の送信を開始し、後のサブフレーム境界で、前記データ信号を復号するための制御情報とともに、前記データ信号の送信を開始したタイミングを示すタイミング情報を前記第1帯域で送信する基地局装置と、
    前記第2帯域で送信されたデータ信号を保持し、前記第1帯域で送信された前記タイミング情報と前記制御情報とを用いて、前記保持したデータ信号からデータを復号する端末装置と、
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記基地局装置は、前記データ信号の送信を開始したサブフレーム期間の次のサブフレーム期間で送信される前記制御情報とともに、前記タイミング情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記サブフレーム期間は、複数のシンボル期間を含み、
    前記基地局装置は、前記シンボル期間の途中で前記第2帯域の空き状態を検出した場合は、次の前記シンボル期間が開始するまでの間、ダミー信号を送信することを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信システム。
  4. 前記基地局装置は、複数の前記データ信号を継続して送信する場合は、いずれかのデータ信号を送信した後で、次のサブフレーム期間が開始するまでに送信が終了するデータ長のデータ信号を出力することを特徴とする請求項3に記載の無線通信システム。
  5. 前記基地局装置は、サブフレームの開始とともに前記データ信号を送信した場合は、当該データ信号の送信を開始したタイミングを示すタイミング情報の送信を省略することを特徴とする請求項4に記載の無線通信システム。
  6. 自システム専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとが共用する第2帯域とを用いて、無線通信を行う無線通信システムの基地局装置であって、
    前記第2帯域の空き状態を検出した場合は、サブフレーム期間の途中でも、前記第2帯域でサブフレーム長のデータ信号の送信を開始する第1の送信部と、
    前記データ信号の送信後のサブフレーム境界で、前記データを復号するための制御情報とともに、前記データ信号の送信を開始したタイミングを示すタイミング情報を前記第1帯域で送信する第2の送信部と
    を有することを特徴とする基地局装置。
  7. 前記第2の送信部は、前記データ信号の送信を開始したサブフレーム期間の次のサブフレーム期間で送信される前記制御情報とともに、前記タイミング情報を送信することを特徴とする請求項6に記載の基地局装置。
  8. 前記サブフレーム期間は、複数のシンボル期間を含み、
    前記第1の送信部は、前記シンボル期間の途中で前記第2帯域の空き状態を検出した場合は、次の前記シンボル期間が開始するまでの間、ダミー信号を送信することを特徴とする請求項6または7に記載の基地局装置。
  9. 前記第1の送信部は、複数の前記データ信号を継続して送信する場合は、いずれかのデータ信号を送信した後で、次のサブフレーム期間が開始するまでに送信が終了するデータ長のデータ信号を出力することを特徴とする請求項8に記載の基地局装置。
  10. 前記第2の送信部は、前記第1の送信部がサブフレーム期間の開始とともに前記データ信号を送信した場合は、当該データ信号の送信を開始したタイミングを示すタイミング情報の送信を省略することを特徴とする請求項9に記載の基地局装置。
  11. 自システム専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとが共用する第2帯域とを、用いて、無線通信を行う無線通信システムの端末装置であって、
    前記第2帯域の空き状態を検出した場合にサブフレーム期間の途中でも前記第2帯域でデータ信号の送信を開始する基地局装置から受信したデータ信号を、少なくとも前記サブフレーム期間分保持する保持部と、
    前記データを復号するための制御情報と、前記データ信号の送信を開始したタイミングを示すタイミング情報とを前記第1帯域で受信する受信部と、
    前記基地局装置が前記データ信号を送信した後で前記受信部が受信した制御情報と前記タイミング情報とを用いて、前記保持部が保持したデータ信号からデータを復号する復号部と
    を有することを特徴とする端末装置。
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