JP6357797B2 - 医療用皮膚検査装置及び接触型のダーモスコープの使用方法 - Google Patents

医療用皮膚検査装置及び接触型のダーモスコープの使用方法 Download PDF

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Description

本発明は、医療用皮膚検査装置及び接触型のダーモスコープの使用方法に関する。
従来、皮膚病変を診断する検査技術が各種提案されている。
例えば、特許文献1には、皮膚領域上を移動するダーモスコープなどの器具を、その移動距離に応じて駆動制御する装置が提案されている。
また、特許文献2には、表示窓を備えたハウジングと、ハウジングの内側から表示窓を照射する照射手段と、表示窓に指向した近視野画像取得手段と、表示窓の隣に配置された反射体に指向した遠視野画像取得手段とを有する皮膚撮像装置が提案されている。
さらに、特許文献3には、第1のユーザ端末から受信した皮膚病変のデータに基づいて更新される診断プログラムを備え、ダーモスコープで撮影された皮膚画像について、診断プログラムで得られた診断結果を送信先に送信する遠隔診断装置が提案されている。
ところで、皮膚の表面における光の乱反射を抑え、皮膚病変を拡大して観察する検査法は、一般にダーモスコピーと呼ばれる。ジェルの偏光作用により光の乱反射を抑えるダーモスコピーにおいては、接触型のダーモスコープが使用される。
この接触型のダーモスコープでは、ダーモスコープとジェルの間に、気泡が半ば不可避的に入るという問題がある。従来、この問題は術者の熟練度により対応しているが限界があった。このため、接触型のダーモスコープにおいて、気泡を抜く技術が要望されている。
特表2013−507219号公報 特表2011−516112号公報 特許4437202号公報
本発明は、上記のような事情に鑑みなされたものであり、接触型のダーモスコープとジェルの間の気泡を抜く医療用皮膚検査装置及び接触型のダーモスコープの使用方法を提供することを目的とする。
本発明は、以下の構成によって把握される。
本発明の医療用皮膚検査装置は、皮膚病変を診断する医療用皮膚検査装置であって、接触型のダーモスコープ本体と、ダーモスコープ本体の遠位側先端に設けられ、被検査者の皮膚に塗布するジェルを充填するジェル容器とを備え、ジェル容器が、ダーモスコープ本体を被検査者の皮膚にジェル容器に充填されたジェルを介して押し当てたときにジェルの充填の際に生じた気泡が抜けるように、その外壁に貫通部を有することを特徴とする。
本発明のジェル容器は、ダーモスコープによって皮膚病変を診断する検査に用いるジェル容器であって、ジェルを充填する容器本体と、容器本体を被検査者の皮膚に押し当てたときにジェルの充填の際に生じた気泡が抜けるように外壁に構成された貫通部とを備えることを特徴とする。
本発明の接触型のダーモスコープの使用方法は、遠位側先端にジェル容器を備えた接触型のダーモスコープ本体を用意する工程(A)と、前記ジェル容器にジェルを充填する工程(B)と、前記ダーモスコープ本体を被検査者の皮膚に前記ジェル容器に充填されたジェルを介して押し当てる工程(C)とを備え、前記工程(C)において、前記ジェル容器がその外壁に貫通部を有することにより、前記ジェルの充填の際に生じた気泡が抜けることを特徴とする。
本発明によれば、接触型のダーモスコープ本体とジェルの間の気泡を抜く医療用皮膚検査装置及びその使用方法を提供することができる。
医師が接触型のダーモスコープを用いて患者の腕の皮膚患部(ダーモスコピー構造物)を診断している様子を示す図である。 接触型のダーモスコープを用いて皮膚患部(ダーモスコピー構造物)を観察する場合の光学的な原理を示す図であり、(a)は肉眼で観察する場合の皮膚の断面図、(b)はジェルを用いた場合の皮膚の断面図である。 ダーモスコープの皮膚への一般的な押し当て方を示す図であり、(a)は皮膚に対して斜めに押し当てる状態を示す図、(b)は皮膚に対して垂直に押し当てる状態を示す図である。 ダーモスコープの撮像画像に気泡が表れている状況を示す図である。 撮像装置にダーモスコープ及びジェル容器を取り付けた一例を示す図である。 図5のダーモスコープ遠位端側及びジェル容器の一例を拡大して模式的に示す図であり、(a)は医療用皮膚検査装置の側面図であり、(b)は接触型のダーモスコープの使用方法の工程(B)を説明する図、(c)は接触型のダーモスコープの使用方法の工程(C)を説明する図、(d)は光を取り込むジェル容器の作用を説明する図である。 本発明の実施形態に係るジェル容器の他の例を模式的に示す図であり、図6(a)に対応して描いた図である。 本発明の実施形態に係るジェル容器の他の例を模式的に示す図であり、図6(a)に対応して描いた図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と称する)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
まず、接触型のダーモスコープについて、その使用例、ジェルを用いる場合の光学的な原理及び皮膚への一般的な押し当て方を説明する。
(接触型のダーモスコープの使用例)
図1に示すように、医師は、接触型のダーモスコープ10を患者(被検査者)の皮膚の表面11に押し当て、ダーモスコープ10によって拡大した画像12で皮膚患部(ダーモスコピー構造物)13を観察する。観察される皮膚患部(ダーモスコピー構造物)13としては、例えば、色素細胞母斑、悪性黒色腫、脂漏性角化症、基底細胞癌、血管病変及びボーエン病などが挙げられる。
(ジェルを用いる場合の光学的な原理)
図2(a)に示すように、皮膚の表面11(角層15)は凹凸に形成されており、この角層15では、光の乱反射が起きる。このため、肉眼や通常のルーペによる観察では、角層15よりも深いところを観察することは難しい。一方、図2(b)に示すように、ジェル16を皮膚の表面11に塗布すると、角層15の凹凸の影響がなくなり光の乱反射が抑制される。このようなジェル16を介して接触型のダーモスコープ10を皮膚の表面11に押し当てることにより、角層15よりも深いところにある皮膚患部13を拡大レンズ17(図3(a)参照)で拡大して観察することができる。
(ダーモスコープ10の皮膚への一般的な押し当て方)
図3(a)に示すように、ジェル16を用いた検査では、一般に、ダーモスコープ本体18の遠位側先端18aをカバーガラス19を介して皮膚の表面11に対して斜めに押し当て、遠位側先端18aでジェル16を押し広げる。そして、図3(b)に示すように、ジェル16に加わる圧力を調整しながら、ダーモスコープ本体18を皮膚の表面11に対して垂直に押し当てる。
ところで、ジェル16を用いる接触型のダーモスコープ10では、ダーモスコープ本体18の遠位側先端18aのカバーガラス19とジェル16の間に気泡が入り易い。このため、図3(a)において、ダーモスコープ本体18の遠位側先端18aでジェル16を手前から上方に押し広げて気泡を追い出すことが一般に行われている。しかし、ダーモスコープ本体18の押し当て方を工夫するだけでは、気泡を完全に追い出すことは難しく、ダーモスコープ本体18の遠位側先端18aとジェル16の間に細かい気泡が残る場合が多い。この場合、残った気泡21が撮像画像22に写り込んでしまう問題がある(図4参照)。
(実施形態の医療用皮膚検査装置及び接触型のダーモスコープの使用方法
以下、このような気泡を抜く医療用皮膚検査装置及び接触型のダーモスコープの使用方法について述べる。
まず、医療用皮膚検査装置30の全体の構成の一例を図5に基づいて説明する。
撮像装置50の遠位端すなわちレンズの外側にダーモスコープ本体18が取り付けられ、さらにダーモスコープ本体18の遠位端にはジェル容器40が取り付けられている。それぞれの取り付け方法は任意であるが、着脱可能であってもよいし、一体的に固着されていてもよい。図6(a)〜(d)は、医療用皮膚検査装置30の遠位端すなわちダーモスコープ本体18の遠位端及びジェル容器40の部分を拡大して模式的に示したものである。図6(a)に示すように、医療用皮膚検査装置30は、皮膚病変を診断する装置であり、接触型のダーモスコープ本体18及びジェル容器40を備える。また、医療用皮膚検査装置30は、撮像装置50をさらに備えてもよい。
ダーモスコープ本体18には、所定の倍率(例えば、10倍〜30倍)の拡大レンズ(図3における拡大レンズ17に相当)を含む内部構造が収容される。この内部構造は、周知の構造が採用できるので説明を省略する。
撮像装置50は、ダーモスコープ本体18の近位側先端18bに一体的又は着脱可能に設けられる。撮像装置50には、例えば、デジタルカメラなどを用いることができる。
ジェル容器40は、ダーモスコープ本体18の遠位側先端18aに一体的又は着脱可能に設けられる本体部41と、この本体部41に設けられる貫通部42とを備える。
本体部41は、筒状(この例では、略円筒状)の外壁43を備える。この外壁43の筒軸方向の一端はダーモスコープ本体18の遠位側先端18a側に取り付けられて塞がれており、外壁43の筒軸方向の他端は開口している。これにより、外壁43の内側には、ダーモスコープ本体18の遠位側先端18a側が塞がれ、遠位側先端18a側とは反対側が開口した略円柱状の充填空間45が形成される。なお、外壁43の筒軸方向の一端は、ダーモスコープ本体18の遠位側先端18aにカバーガラス19を介して直接取り付けてもよいし、平板部46を介して遠位側先端18aに取り付けてもよい。前記外壁43の筒軸方向の一端はダーモスコープ本体18の遠位側先端18a側に例えばネジ込み式で取り付けられる。または、後述するように外壁43が柔軟性を有するシリコーンゴムで形成されている場合はゴムの弾性力によりダーモスコープ本体18の遠位側先端18aにはめ込んでもよい。ただしジェル16がダーモスコープ本体18内に流れ込まない構造となっている。もちろん、ダーモスコープ本体18とジェル容器40が一体的に構成されていてもよい。
本体部41を構成する材料は、各種の樹脂材料や各種のゴム材料などから選択可能であるが、充填空間45に光を取り入れることが可能な透明性を有する材料、皮膚の表面11に良好に密着可能な柔軟性を有する材料が好適である。例えば、柔軟性及び透明性に優れるシリコーンゴムで本体部41を構成することができる。
貫通部42は、外壁43に設けられる。貫通部42の形状、個数及び配置は、要求される貫通部42の性能に応じて任意に設定可能である。例えば、略円形の孔で貫通部42を形成し、このような貫通部42を外壁43の周方向に一定の間隔をもって均等に複数(例えば、4個〜6個)配置することができる。図6(a)では、6個の貫通部42を外壁43の周方向に角度60°で等間隔に配置した例を示している。
続いて、医療用皮膚検査装置30を用いた使用方法を図6(a)〜(c)に基づいて説明する。なお、図6(b)及び(c)では、ジェル16の流動状態を示すため、ジェル容器40の本体部41を断面で示している。
この使用方法は、以下の工程(A)〜工程(C)を含む。これらの工程(A)〜工程(C)のそれぞれは、図6(a)〜(c)に対応している。
工程(A)では、図6(a)に示すように、遠位側先端18aにジェル容器40を備えた接触型のダーモスコープ本体18を用意する。
工程(B)では、図6(b)に示すように、皮膚患部13上の皮膚の表面11に、透明なジェル(例えば、超音波検査に用いられるエコージェルなど)16を多めに塗布する。例えば、充填空間45の容積よりも若干多い量のジェル16を皮膚の表面11に塗布する。そして、本体部41の開口側を皮膚の表面11に向け、塗布したジェル16に本体部41を被せるようにして、充填空間45にジェル16を充填する(矢印(1))。
工程(C)では、図6(c)に示すように、ダーモスコープ本体18をジェル16が充填された本体部41を介して皮膚の表面11に垂直に押し当てる(矢印(2))。すると、ジェル16の充填の際に充填空間45内に生じた空気溜まり47(図6(b)参照)や気泡が、複数の貫通部42から外部に抜ける(矢印(3))。この際、余分なジェル16を空気溜まり47や気泡と一緒に貫通部42から外部に溢れ出させてもよい。
そして、医師は、ダーモスコープ本体18を介して拡大された皮膚患部13を気泡のない鮮明な画像で観察したり、皮膚患部13の画像を撮像装置50によって撮像したりすることができる。
(実施形態の効果)
以上、説明した医療用皮膚検査装置30及びその使用方法によれば、接触型のダーモスコープ本体18とジェル16の間の気泡を抜くことができる。
また、ジェル16は透明であるので、貫通部42から充填空間45に外光51(図6(d)参照)を取り入れることができ、より明るい画像で皮膚患部13を観察することができる。なお、貫通部42の大きさ(直径)は、取り入れる外光51の量や充填空間45の容積に応じて任意に調整することができる。
さらに、本実施形態では、ジェル16がジェル容器40の本体部41内に保持されるため、ジェル16が皮膚の表面11上で広がる心配がない。
これに対し、ジェル容器40を用いずに、ジェル16を皮膚の表面11に単に塗布する一般的な使用方法(図3(b)参照)では、皮膚の表面11上でジェル16が流れてしまい広がり易い。この場合、比較的硬いジェル16を用いる必要がある。一般に、ジェル16は硬いほど透明性が低い。
この点、本実施形態では、ジェル容器40により、ジェル16が皮膚の表面11上で広がる心配がないので、比較的柔らかく透明性の高いジェル16を用いることができる。結果、皮膚患部13をより鮮明な画像で観察することができる。
加えて、本実施形態によれば、ジェル容器40がダーモスコープ本体18と皮膚の表面11の間に介在するため、皮膚の表面11に対するダーモスコープ本体18の姿勢を安定させることができる。
(ジェル容器の他の例)
次に、ジェル容器の他の例を図7及び8に基づいて説明する。なお、以下の説明では、前述したジェル容器40(図6(a)参照)と共通する要素には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。前述したジェル容器40(図6(a)参照)は平板部46を有するものであるが、ダーモスコープ本体18のカバーガラス19とジェル容器40の平板部46はいずれか一方があればよく、兼用することもできる。図7は、この場合、すなわち、ダーモスコープ本体18にカバーガラス19があり、ジェル容器40に平板部46が無い場合を示している。前記外壁43は両端が開口するドーナッツ形状となる。ここでは、カバーガラス19の径と同じ径を有するジェル容器40として図示しているが、ダーモスコープ本体18の遠位端の外径に合わせたジェル容器40としても差し支えない。
次に、前述したジェル容器40(図6(a)参照)では、孔で形成された貫通部42を例示したが、貫通部は孔以外で形成してもよい。
例えば、図8に示すように、ジェル容器60では、溝で形成された貫通部61を外壁43に設ける。この貫通部61は、前述した貫通部42(図6(a)参照)と略同様の作用をなす。すなわち、貫通部61は、ジェル16が充填されたジェル容器60を介してダーモスコープ本体18を被検査者の皮膚の表面11に押し当てたときに、ジェル16の充填の際に生じた空気溜まり47や気泡を抜く機能を有する。
この貫通部61の形状、個数及び配置は、貫通部61に要求される性能に応じて任意に設定可能である。例えば、外壁43の筒軸方向に沿って延びる溝で貫通部61を形成し、このような貫通部61を外壁43の周方向に一定の間隔をもって均等に複数(例えば、4本〜6本)配置することができる。図8では、6本の貫通部61を外壁43の周方向に角度60°で等間隔に配置した例を示している。
このジェル容器60によれば、ジェル容器40(図6(a)参照)と同様に、接触型のダーモスコープ本体18とジェル16の間の気泡を抜くことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲をその均等の範囲を含む。
例えば、実施形態では、孔(貫通部42)を有するジェル容器40及び溝(貫通部61)を有するジェル容器60を示したが、本発明に係る貫通部は、孔及び/又は溝で形成することができる。すなわち、本発明に係るジェル容器は、孔の貫通部と溝の貫通部の両方を外壁に設けたものでもよい。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
皮膚病変を診断する医療用皮膚検査装置であって、
接触型のダーモスコープ本体と、
前記ダーモスコープ本体の遠位側先端に設けられ、被検査者の皮膚に塗布するジェルを充填するジェル容器とを備え、
前記ジェル容器が、前記ダーモスコープ本体を前記被検査者の皮膚に前記ジェル容器に充填されたジェルを介して押し当てたときに前記ジェルの充填の際に生じた気泡が抜けるように、その外壁に貫通部を有することを特徴とする医療用皮膚検査装置。
<請求項2>
前記貫通部が前記ジェル容器の外壁に設けられた孔及び/又は溝であることを特徴とする請求項1に記載の医療用皮膚検査装置。
<請求項3>
前記貫通部が複数設けられ、前記ジェル容器の外壁に周方向に一定の間隔をもって均等に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の医療用皮膚検査装置。
<請求項4>
前記ジェル容器が前記ダーモスコープ本体の遠位側先端に一体的又は着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の医療用皮膚検査装置。
<請求項5>
前記ダーモスコープ本体の近位側に一体的又は着脱可能に設けられ、前記被検査者の皮膚の画像を撮像する撮像装置をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の医療用皮膚検査装置。
<請求項6>
ダーモスコープによって皮膚病変を診断する検査に用いるジェル容器であって、
ジェルを充填する容器本体と、
前記容器本体を被検査者の皮膚に押し当てたときに前記ジェルの充填の際に生じた気泡が抜けるように外壁に構成された貫通部とを備えることを特徴とするジェル容器。
<請求項7>
皮膚病変を診断する検査方法であって、
遠位側先端にジェル容器を備えた接触型のダーモスコープ本体を用意する工程(A)と、
前記ジェル容器にジェルを充填する工程(B)と、
前記ダーモスコープ本体を被検査者の皮膚に前記ジェル容器に充填されたジェルを介して押し当てる工程(C)とを備え、
前記工程(C)において、前記ジェル容器がその外壁に貫通部を有することにより、前記ジェルの充填の際に生じた気泡が抜けることを特徴とする検査方法。
16 ジェル
18 ダーモスコープ本体
18a 遠位側先端
18b 近位側先端
19 カバーガラス
21 気泡
30 医療用皮膚検査装置
40 ジェル容器
41 本体部
42 貫通部(孔)
46 平板部
50 撮像装置
60 ジェル容器
61 貫通部(溝)

Claims (7)

  1. 皮膚病変を診断する医療用皮膚検査装置であって、
    接触型のダーモスコープ本体と、
    前記ダーモスコープ本体の遠位側先端に設けられ、被検査者の皮膚に塗布するジェルを充填するジェル容器とを備え、
    前記ジェル容器が、前記ダーモスコープ本体を前記被検査者の皮膚に前記ジェル容器に充填されたジェルを介して押し当てたときに前記ジェルの充填の際に生じた気泡が抜けるように、その外壁に貫通部を有することを特徴とする医療用皮膚検査装置。
  2. 前記貫通部が前記ジェル容器の外壁に設けられた孔及び/又は溝であることを特徴とする請求項1に記載の医療用皮膚検査装置。
  3. 前記貫通部が複数設けられ、前記ジェル容器の外壁に周方向に一定の間隔をもって均等に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の医療用皮膚検査装置。
  4. 前記ジェル容器が前記ダーモスコープ本体の遠位側先端に一体的又は着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の医療用皮膚検査装置。
  5. 前記ダーモスコープ本体の近位側に一体的又は着脱可能に設けられ、前記被検査者の皮膚の画像を撮像する撮像装置をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の医療用皮膚検査装置。
  6. ダーモスコープによって皮膚病変を診断する検査に用いるジェル容器であって、
    ジェルを充填する容器本体と、
    前記容器本体を被検査者の皮膚に押し当てたときに前記ジェルの充填の際に生じた気泡が抜けるように外壁に構成された貫通部とを備えることを特徴とするジェル容器。
  7. 接触型のダーモスコープの使用方法であって、
    遠位側先端にジェル容器を備えた接触型のダーモスコープ本体を用意する工程(A)と、
    前記ジェル容器にジェルを充填する工程(B)と、
    前記ダーモスコープ本体を被検査者の皮膚に前記ジェル容器に充填されたジェルを介して押し当てる工程(C)とを備え、
    前記工程(C)において、前記ジェル容器がその外壁に貫通部を有することにより、前記ジェルの充填の際に生じた気泡が抜けることを特徴とする接触型のダーモスコープの使用方法
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