JP6357610B1 - 屋根用波板 - Google Patents
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Abstract
【課題】雨漏りを防止する屋根用波板を提供する。【解決手段】山部111と谷部112からなる本体11と引っ掛け部12からなる屋根用波板1で、本体の山部から谷部への切替わる付近の可能なかぎり建材に沿う位置の内側の双方に、屋根用波板の雨水の流れる方向に平行して突起状の引っ掛け部12を備える。固定材は本体と、本体から左右に開いた取り付け部を引っ掛け部の嵌めこみ部121に挿入し、固定材の本体と建材を連結することで屋根用波板を取り付ける。【選択図】図1
Description
本発明は波板の雨漏りを解消するための屋根波板に関する。
従来の波板は、傘釘を打ちつけて建材に固定していた。
従来の屋根波板は、屋根波板の上方から傘釘を打ちつけて建材に固定していた。そのため屋根波板に孔があき、傘釘と傘釘に付随する防水材の劣化でその孔から雨水が漏れるという課題があった。
山部(111)と谷部(112)の繰り返しからなる屋根用波板(11)であって、前記繰り返しの少なくとも一部において、山部(111)から谷部(112)への切替わる付近において、山部(111)の両側から内側に突起した一対の引っ掛け部(12)を備えたことを特徴とする屋根用波板(11)である。
前記引っ掛け部(12)は、山又は谷に沿った雨水の流れる方向に平行して、一端から他端まで連続している、屋根用波板(11)である。
前記引っ掛け部(12)は、前記屋根用波板(11)を構成する等厚の波板の一部が屈曲することにより構成されている、屋根用波板(11)である。
前記山部(111)と谷部(112)の繰り返し方向に沿った前記屋根用波板の一端が、前記山部(111)から前記谷部(112)へ切り替わる付近にあって、
前記屋根用波板(11)は、前記繰り返し方向の前記一端に隣接する前記山部(111)の両側から内側に突起した前記一対の引っかけ部(12)を有しており、
前記繰り返し方向の前記一端には、別の屋根用波板の端部を嵌め込むための切れ込みが、山又は谷に沿った雨水の流れる方向に平行して、一端から他端まで連続している屋根用波板(11)である。
前記屋根用波板(11)は、前記繰り返し方向の前記一端に隣接する前記山部(111)の両側から内側に突起した前記一対の引っかけ部(12)を有しており、
前記繰り返し方向の前記一端には、別の屋根用波板の端部を嵌め込むための切れ込みが、山又は谷に沿った雨水の流れる方向に平行して、一端から他端まで連続している屋根用波板(11)である。
屋根用波板(11)を建材に固定するための固定材D,Cであって、基端に孔を形成するヘアピン状の本体部(21)と、当該本体部(21)の2つの先端から、互いに反対側に向かい、かつ拡幅しつつ、さらに先端が前記本体部(21)の基端側に戻るように、湾曲した一対の取付部(22)と、を有し、当該取付部(22)の先端には、鋸歯状の凹凸が形成されている固定材D,Cである。
本発明は屋根波板に傘釘で孔をあけずに建材に固定するので、従来のような雨漏れに起因する箇所が存在しないので長持ちする。
図1に本発明の屋根用波板11の全体構成で、(a)は基本系(b)は折畳型を示す。
本発明の屋根用波板11は樹脂製で、(a)に示すように、本体11と固定材2を引っ掛けるための引っ掛け部12からなる。屋根用波板の本体11は波状で、山部111と谷部112を形成している。
山部111から谷部112に切り替わる切り替わり部113付近に可能なかぎり建材4に沿う位置の内側双方に固定材2を引っ掛けるための屋根用波板11の雨水の流れに平行する方向(すなわち山又は谷に沿った方向)に突起状の引っ掛け部12を、複数個所、又は全体に連続的に構成する。
(b)に示すように波板の切り替わり部113付近、建材4に沿う位置の内側双方に上下に折り畳んだ形状で、引っ掛け部12を形成してもよい。
本発明の屋根用波板11は樹脂製で、(a)に示すように、本体11と固定材2を引っ掛けるための引っ掛け部12からなる。屋根用波板の本体11は波状で、山部111と谷部112を形成している。
山部111から谷部112に切り替わる切り替わり部113付近に可能なかぎり建材4に沿う位置の内側双方に固定材2を引っ掛けるための屋根用波板11の雨水の流れに平行する方向(すなわち山又は谷に沿った方向)に突起状の引っ掛け部12を、複数個所、又は全体に連続的に構成する。
(b)に示すように波板の切り替わり部113付近、建材4に沿う位置の内側双方に上下に折り畳んだ形状で、引っ掛け部12を形成してもよい。
図2に固定材Dの構成例を示す。
固定材Dは、屋根用波板11を建材4に固定するためもので、根本側の本体21と、本体から左右に開いた取り付け部22からなる。取り付け部22の先端部221は、引っ掛け部に引っ掛けたときにずれないように鋸歯のようにギザギザ221を形成している。
本体21の下部には、建材4と連結する連結材5を取り付けるための取り付け孔211を備える、本体Dは、図2に示すように一枚の金属板を2つに折り畳んで、連結材5(図3参照)を取り付ける部分である本体21を形成してもよい。固定材Dは、樹脂製であっても、金属製であってもよい。
図2の根本側の本体21は一枚の金属板を2つに折り畳んだ形状により、取り付け孔211を形成しているが、一枚の板状の左右に取り付け部22を溶接などで接続し、根本に取り付け孔211を形成してもよい。
固定材Cのように、本体21を足長にしてもよい。それにより、連結材5を要することなく、固定材Cを建材4に固定することが可能となる。
固定材Dは、屋根用波板11を建材4に固定するためもので、根本側の本体21と、本体から左右に開いた取り付け部22からなる。取り付け部22の先端部221は、引っ掛け部に引っ掛けたときにずれないように鋸歯のようにギザギザ221を形成している。
本体21の下部には、建材4と連結する連結材5を取り付けるための取り付け孔211を備える、本体Dは、図2に示すように一枚の金属板を2つに折り畳んで、連結材5(図3参照)を取り付ける部分である本体21を形成してもよい。固定材Dは、樹脂製であっても、金属製であってもよい。
図2の根本側の本体21は一枚の金属板を2つに折り畳んだ形状により、取り付け孔211を形成しているが、一枚の板状の左右に取り付け部22を溶接などで接続し、根本に取り付け孔211を形成してもよい。
固定材Cのように、本体21を足長にしてもよい。それにより、連結材5を要することなく、固定材Cを建材4に固定することが可能となる。
連結材5は、固定材Dと建材を4とを連結する長尺状のもので、固定材Dの取り付け孔211を通したり引っ掛けて、建材4に括ったり、釘で打ち付けて固定する、連結材5の代わりとして足の長いタイプCを用意してもよい。
図3は本発明の屋根用波板11を固定材2と連結材5で、建材4に取付けた使用図である。
屋根用波板1の引っ掛け部12の任意の位置に、下方向から、固定材Dを押し込むことで、左右の取付け部22が少し撓んで、嵌め込み部121に嵌めて引っ掛け部12に取り付け、固定材Dと建材4を連結材5で連結する。固定材Dを引っ掛け部12に複数個所取り付けて、屋根全体1を固定する。連結材5は、バンド状もしくは針金等を用いる。
屋根用波板1の引っ掛け部12の任意の位置に、下方向から、固定材Dを押し込むことで、左右の取付け部22が少し撓んで、嵌め込み部121に嵌めて引っ掛け部12に取り付け、固定材Dと建材4を連結材5で連結する。固定材Dを引っ掛け部12に複数個所取り付けて、屋根全体1を固定する。連結材5は、バンド状もしくは針金等を用いる。
図4は屋根用波板1を2枚以上並べて継ぎ足す場合の使用図である。雨水の流れに平行して横方向に屋根用波板を継ぎ足す場合、屋根用波板1の片端に山部111から谷部112へ向かう切り替わり部113あたりに下向きのU字形の嵌め込み箇所E及び引っ掛け部12を設け、継ぎ足し側屋根用波板1の片端Fを上向きに前記Eに挿入することで水漏れが生ずることなく波板の継ぎ足しを可能とする。
1 屋根用波板
11 本体
111 山部
112 谷部
113 切り替わり部
12 引っ掛け部
121 嵌め込み部
D 固定材
C 固定材足長
21 本体
211 取り付け孔
22 取り付け部
221 先端部
3 本発明の屋根用波板と固定材の使用例
5 連結材
4 建材
E 屋根用波板1U字形嵌めこみ部
F 屋根用波板1継ぎ足し側 挿入部
11 本体
111 山部
112 谷部
113 切り替わり部
12 引っ掛け部
121 嵌め込み部
D 固定材
C 固定材足長
21 本体
211 取り付け孔
22 取り付け部
221 先端部
3 本発明の屋根用波板と固定材の使用例
5 連結材
4 建材
E 屋根用波板1U字形嵌めこみ部
F 屋根用波板1継ぎ足し側 挿入部
Claims (4)
- 山部(111)と谷部(112)の繰り返しからなる屋根用波板(11)であって、前記繰り返しの少なくとも一部において、山部(111)から谷部(112)への切替わる付近において、山部(111)の両側から内側に突起した一対の引っ掛け部(12)を備え、
前記山部(111)と谷部(112)の繰り返し方向に沿った前記屋根用波板の一端が、前記山部(111)から前記谷部(112)へ切り替わる付近にあって、
前記屋根用波板(11)は、前記繰り返し方向の前記一端に隣接する前記山部(111)の両側から内側に突起した前記一対の引っかけ部(12)を有しており、
前記繰り返し方向の前記一端には、別の屋根用波板の端部を嵌め込むための切れ込みが、山又は谷に沿った雨水の流れる方向に平行して、一端から他端まで連続しており、
前記切れ込みは、前記一端に開口する開口部から奥側へ、斜め上方に向かって形成されている屋根用波板(11)。 - 前記引っ掛け部(12)は、山又は谷に沿った雨水の流れる方向に平行して、一端から他端まで連続している、請求項1に記載の屋根用波板(11)。
- 前記引っ掛け部(12)は、前記屋根用波板(11)を構成する等厚の波板の一部が屈曲することにより構成されている、請求項2に記載の屋根用波板(11)。
- 請求項1から(3)のいずれかに記載の屋根用波板(11)を建材に固定するための固定材(C、D)であって、基端に孔(211)を形成するヘアピン状の本体部(21)と、当該本体部(21)の2つの先端から、互いに反対側に向かい、且つ銀杏の葉の形態で拡幅しつつ、さらに先端が前記本体部(21)の基端側に戻るように、湾曲した一対の取付部(22)とを有し、当該取付部(22)の先端には、波板(11)の滑り止めとしての鋸歯状の凹凸が形成されており、全体が一枚の板により形成されている固定材(C,D)と、
前記孔(211)に通すか、又は引っ掛け、前記建材に括るか、又は釘で打ち付けることにより、前記固定材を前記建材に固定する、長尺状の連結材(5)と、を備える、屋根固定材。
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Citations (7)
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JPS6238320U (ja) * | 1985-08-26 | 1987-03-06 | ||
JPS6285621U (ja) * | 1985-11-19 | 1987-06-01 | ||
JPH0225626U (ja) * | 1988-08-05 | 1990-02-20 | ||
JPH0617514A (ja) * | 1991-12-27 | 1994-01-25 | Yodogawa Steel Works Ltd | 屋根板取付装置 |
JPH09242267A (ja) * | 1996-03-05 | 1997-09-16 | Akihiro Sugano | 波板連結部を、折り返しとリブで連結する、建材用波板 |
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