JP6356377B2 - 情報処理装置、その制御方法、システムおよびコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、その制御方法、システムおよびコンピュータプログラム Download PDF

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本発明は、グローバルフックを用いたログ収集に関するものである。
企業、学校および行政機関においてコンピュータは広く普及し、そのコンピュータがインターネットに接続されていることも今や普通である。インターネットに接続されたコンピュータが普及したことで、会社員、教師、生徒および公務員などのユーザが、それぞれに課せられた業務とは関係ない操作を行ってしまうことが問題となっている。そこで、これらのユーザが業務外でコンピュータを使用することを減らすために、コンピュータ操作ログ(業務履歴)を収集するアプリケーションが提案されている。取得された業務履歴は、コンピュータを使用するユーザがどのような業務を行っているかを分析するために役立つ(業務分析)。
特許文献1によれば、WebブラウザでのWebサイトへのアクセス(Webサイトの閲覧、FTPサーバへのファイルアップロード等)を検出する発明が提案されている。通常、Webサイトとのアクセスを検出するには、特許文献1のように、ネットワークを通過するパケットをキャプチャして解析するネットワーク監視装置や、Wireshark (登録商標) 等のスニッフィング用のアプリケーションが利用される。また、そのようなアプリケーションを開発するにはパケットキャプチャドライバが必要となる。パケットキャプチャドライバとしては、オープンソースのWinpcap というパケットキャプチャドライバが公開されている。サードパーティは、このパケットキャプチャドライバからパケット情報を取得して分析するアプリケーションを開発すれば、いつ、どのようなWebサイトとアクセスしたかを記録した業務履歴を作成できる。
特開2005−217851号公報
しかし、従来技術では、パケットキャプチャドライバから取得したパケット情報がSSL等により暗号化されていると、業務を分析することができないという課題があった。具体的には、HTTPSやFTPS等のプロトコルでアクセスしたWebサイトのURLすら、パケット情報から分析することができない。
一方、近年には、それぞれ異なるURLのページを表示する複数のタブを切り替えながらユーザが使用可能なタブブラウザが一般的になりつつある。タブブラウザでは、各タブにURLを設定してページ情報がキャッシュされると、アクティブなタブが切り替えられたとしても、URLを含むパケット情報が送信されない。つまり、パケットキャプチャではユーザが各時刻において実際に閲覧しているタブのURLが分からないという課題がある。すなわち、URLの更新がなければ、どのタブの(つまり、どのURLのページ)を閲覧しているのかを把握できない。
さらに、パケットキャプチャでは、広告などユーザが実際には閲覧したわけではないWeb情報のURLも取得されてしまうため、業務履歴に含まれるノイズが大きくなってしまう。
そこで、本発明は、従来よりも正確に操作履歴(閲覧履歴)を取得することを目的とする。
本発明によれば、
情報処理装置であって、
複数のタブを表示するWebブラウザに表示されているアドレス情報であって、当該Webブラウザ前記複数のタブのうちアクティブなタブが表示しているページのアドレス情報を表示するアドレスバーに表示されているアドレス情報を、前記タブがアクティブに切り替えられると、当該アドレスバーに当該アドレス情報を設定するために発行された情報をインターセプトし、インターセプトされた当該情報に基づいて、取得するアドレス情報取得手段と、
前記アドレス情報取得手段により取得されたアクティブなタブのアドレス情報を記録する履歴記録手段と
を備えたことを特徴とする情報処理装置が提供される。
本発明によれば、ウインドウに表示されているアドレス情報であって、当該ウインドウのテキストボックスに表示されているアドレス情報を取得してユーザの操作履歴として記録する。ウインドウのテキストボックスに表示されているアドレス情報は暗号化されていない文字列であり、かつ、パケットキャプチャを使用しなくても取得できるため、従来よりも正確に操作履歴を取得することが可能となる。また、ウインドウのテキストボックスには、ユーザがその時点で閲覧しているアクティブなウインドウ(タブ)のアドレス情報が含まれている。よって、ウインドウがタブブラウザであっても、従来よりも正確に操作履歴を取得できるようになる。また、ウインドウのテキストボックスには、広告などのアドレス情報は表示されないため、操作履歴に含まれるノイズを削減できる。
実施形態における情報処理装置と履歴情報を収集するサーバ装置とを含むシステムのハードウェア構成を示す図である。 OSとスレッド間のウインドウメッセージの流れを示す図である。 グローバルフックがウインドウメッセージをインターセプトしていることを示す図である。 Webブラウザのユーザインタフェースを示す図である。 業務履歴データの取得方法を示すフローチャートである。 業務履歴データの一例を示す図である。
図1は、情報処理装置と履歴情報を収集するサーバ装置とを含む業務履歴取得システムの一例を示す図である。情報処理装置10は、たとえば、企業、学校、行政機関または家庭などに設置され、ユーザの業務履歴(操作履歴ないしは閲覧履歴)を取得するコンピュータの一例である。サーバ装置40は、複数の情報処理装置10から業務履歴データ19を取得して、データベース化したり、業務分析したりするコンピュータである。なお、サーバ装置40は、オプションであり、必ずしも必要ではない。情報処理装置10は、インターネットやイントラネットなどのネットワーク100を介してサーバ装置40やWebサーバ、FTPサーバなどと接続されている。なお、情報処理装置10とサーバ装置40は簡潔化のために1台ずつ示されているが、実際には複数であってもよい。
なお、業務履歴取得システムは、シンクライアント(例えば、ターミナルサービスなど)を利用した構成でもよい。シンクライアントとは、情報処理装置がサーバ装置にリモート接続し、サーバ装置上に生成された仮想デスクトップ環境を利用してサーバ装置上でアプリケーションプログラムを実行できるようにするシステムである。
情報処理装置10は、オフィス(企業、学校および行政機関)や家庭などに配置されるパーソナルコンピュータなどの情報処理装置である。情報処理装置10では、記憶装置15に記憶されているソフトウエアにしたがってCPU11が各種手段として機能する。記憶装置15は、ハードディスクドライブ(HDD)やSSDなどである。CPU11は、Webブラウザ17におけるWebページの表示時間に基づいて操作者(閲覧者)による情報の閲覧時間を推定する推定手段として機能する。また、CPU11は、推定手段により推定された各閲覧時間を合計して合計閲覧時間を算出する合計手段として機能する。閲覧時間は、閲覧者ごとにページ単位で推定される。メモリ13は、RAMやROMなどを含む。ROMには、BIOSなどのブートプログラムが記憶されている。ブートプログラムにしたがって、オペレーティングシステム(OS)が起動され、さらにOSにしたがって、各種の常駐プログラム(履歴記録プログラム18など)が起動される。RAMは、ワークエリアとして機能する。ネットワークインターフェース14は、ネットワーク100を通じて他のコンピュータと通信するための通信回路である。CPU11およびネットワークインターフェース14は、情報をサーバ装置から受信する受信手段や情報をサーバ装置に送信する送信手段として機能する。記憶装置15は、Webブラウザ17だけでなく、OSや、インターネットの閲覧履歴(業務履歴)を記録する履歴記録プログラム18、業務履歴である業務履歴データ19などを記憶する。履歴記録プログラム18は、たとえば、グローバルフックを用いてウインドウメッセージを監視し、ウインドウメッセージに含まれているアドレス情報を抽出して、業務履歴データ19として記憶装置15に書き込むコンピュータプログラムである。なお、履歴記録プログラム18は、業務履歴データ19をサーバ装置40に送信してもよい。OSとしては、一例として、Windows(登録商標)について説明するが、MacOS、Linux(登録商標)、iOS、Androidなどであってもよい。これらのOSでも、システムフック、動的バインド、イベントのディスパッチなど、グローバルフックと呼べるような機能をサポートしているからである。記憶装置15には、ブラウザプロセス名リストも記憶されている。ブラウザプロセス名リストは、閲覧履歴(ログ)の取得対象となるプロセスの名称を掲載したリストである。このプロセスとしては、たとえば、Internet Explorer、Google Chrome、Safariなど、Webブラウザを示すプロセスの名称が登録されている。CPU11は、ブラウザプロセス名リストに登録されているプロセスの動作を監視する。入力部16は、ポインティングデバイス(マウスやタッチパネル)やキーボードなどである。キーボードはソフトウエアキーボードであってもよい。また、入力部16は、入力された操作者の音声を音声認識機能により認識してCPU11へ指示を入力する音声認識入力部であってもよい。表示装置12は、情報を表示するためのユーザインタフェースである。CPU11および表示装置12は、受信手段により受信された情報を表示する表示手段として機能する。
サーバ装置40の記憶装置45は、ハードディスクドライブ(HDD)やSSDなどであり、サーバプログラム47を記憶している。メモリ43は、RAMやROMなどを含む。CPU41は、サーバプログラム47をRAMにロードし、複数の情報処理装置10から業務履歴データ19を取得して、データベース化したり、業務分析したりする。CPU41は、複数の情報処理装置10から業務履歴データ19を業務履歴データ48として記憶装置45に記憶する。ネットワークインターフェース44は、ネットワーク100を通じて他のコンピュータと通信するための通信回路である。
Webブラウザのウインドウに表示されているページのアドレス情報(例:URLやパス名を含むファイル名など)は、Webブラウザのテキストボックス(アドレスバー)に表示される。したがって、CPU11は、履歴記録プログラム18にしたがって、テキストボックスに表示されているアドレス情報を、定期的にまたはアドレス情報が変更されるたびに、取得する。アドレス情報を取得する方法としては、たとえば、アドレス情報が変更されるたびに発行されるウインドウメッセージをグローバルフックによって取得し、ウインドウメッセージからアドレス情報を抽出する方法や、定期的にWebブラウザのテキストボックスからアドレス情報を取得する方法などがある。ここでは、グローバルフックを利用する方法を中心に説明する。
図2は、OSとスレッド間におけるウインドウメッセージの一般的な流れを示す図である。オペレーティングシステム21は、任意のプロセスのWindowProcedureを持つ任意のスレッドに対して、ウインドウメッセージ23を発行することができる。
図3は、グローバルフックが起動した場合のOSとスレッドとの関係を示している。ユーザからの入力が入力部16にあると、オペレーティングシステム21は、ウインドウメッセージ23をスレッド22へ発行する。グローバルフック24は、オペレーティングシステム21からスレッド22へ発行されるウインドウメッセージ23をインターセプトできる機能である。ここではOSからスレッド方向への命令をインターセプトしているが、スレッドからOSへの返答もインターセプト可能である。Webブラウザ17が備える複数のタブのうち、ユーザによって任意のタブがアクティブに切り替えられると、このタブを表示するためにウインドウメッセージ23をWebブラウザ17がオペレーティングシステム21に発行する。オペレーティングシステム21は、ウインドウメッセージ23に含まれるWebページのアドレス情報をアドレスバーに設定し、アクティブなタブを切り替える。これにより、Webブラウザ17は、アクティブなタブが表示しているWebページのアドレス情報をアドレスバーに表示する。ウインドウメッセージ23には、このWebページのアドレス情報が含まれている。そこで、CPU11は、グローバルフック24によって、Webページのアドレス情報を含んでいるウインドウメッセージ23をインターセプトすることで、アクティブタブのアドレス情報を取得できる。
図4(A)および図4(B)は、Webブラウザのユーザインタフェースの一例を示す図である。Webブラウザ17のウインドウ30には、複数のタブ31と、アクティブタブが表示しているページのアドレス情報を表示するアドレスバー32と、ページを表示する表示領域33とが設けられている。図4(A)では、3つあるタブ31のうち一番右に配置されているタブ31がアクティブになっている。よって、一番右に配置されているタブ31に対応したページのURLがアドレスバー32に表示されている。図4(B)は、ユーザが入力部16のポインティングデバイスを操作して、中央のタブ31を選択したときのWebブラウザのユーザインタフェースを示している。中央のタブ31がアクティブに変更されたため、Webブラウザ17(CPU11)は、中央のタブ31に対応するページのURLをアドレスバー32に表示する。このタブの切り替えの際に発行されるウインドウメッセージ23には、URLが含まれている。なお、オペレーティングシステム21は、入力部16のキーボードを通じてアドレスバー32に対して、アクティブなタブ31についてのURLの入力を受け付け、URLを含むウインドウメッセージ23をWebブラウザ17に送信することもある。この際のウインドウメッセージ23も、グローバルフックによって履歴記録プログラム18(CPU11)がインターセプトできる。
図5は、本実施形態にかかる業務履歴情報を記録する方法を示すフローチャートである。ここでは、履歴記録プログラム18にしたがって、CPU11が業務履歴記録方法を実行する。ここでは、アドレス情報として、URLを一例として説明するが、閲覧したページを構成するファイルが格納されている場所(パスを含むファイル名など)を示す情報でもよい。
S501で、CPU11は、グローバルフックにより、ウインドウメッセージをインターセプトする。Webブラウザ17は、URLの示すWebページの閲覧を開始するために、確定したURLを示す文字列を含む、「WM_SETTEXT」というウインドウメッセージ23をアドレスバー32に送信することで、アドレスバー32にURLをセットする。グローバルフック24はいかなるウインドウメッセージ23でもインターセプトできる。そこで、Webブラウザ17に対してグローバルフック24を設定する。CPU11は、Webブラウザ17が備えるすべてのテキストボックスに対するWM_SETTEXTをインターセプトする。なお、テキストボックス情報の取得は、WM_SETTEXTの受信をインターセプトすることに限定されず、ブラウザのテキストボックスに対して分析プログラムが定期的に文字列の確認を行い、変化に気づく等の手段でもよい。すなわち、OSに限定されるものではない。
S502で、CPU11は、ウインドウメッセージ23からテキストボックスの情報を取得する。テキストボックスの情報には、ウインドウメッセージ23を発行したプロセスの名称(プロセス名)、テキストボックスに表示されている文字列、各テキストボックスを区別するためにプロセスが割り当てた識別情報(ID)およびオブジェクトのクラス名などが含まれている。
S503で、CPU11は、テキストボックスの情報からプロセス名を取得する。なお、記憶装置15には、あらかじめそれぞれ異なるWebブラウザ17のプロセス名が登録されたブラウザプロセス名リストを記憶している。Webブラウザ17のプロセス名としては、一般的に普及しているものを対象とすればよいが、管理者によって、追加されてもよい。
S504で、CPU11は、取得したプロセス名が、ブラウザプロセス名リストに登録されているプロセス名と一致するかどうかを判定する。一致しなければ、インターセプトしたWM_SETTEXTは、Webブラウザ17とは異なる他のプロセスが発行したWM_SETTEXTである。よって、業務履歴として記録せずに、本処理を終了する(履歴記録プログラム18が実行されているかぎり、S501ないしS507は繰り返し実行される)。一方で、取得したプロセス名が、ブラウザプロセス名リストに登録されているプロセス名と一致すれば、S505に進む。
S505で、CPU11は、取得したテキストボックス情報に、テキストボックス(アドレスバー)に設定されるアドレス情報(URL)が記述されているかどうかを判定する。Webブラウザ17は複数のテキストボックスを備えていることがあるため、アドレスバー32以外のテキストボックス(例:検索バー)も存在する。よって、すべてのテキストボックスに対するWM_SETTEXTをインターセプトしてしまうと、業務履歴のノイズが増加してしまう。そこで、CPU11は、空でないWM_SETTEXTであり、かつ、文字列の先頭がhttpやftpで始まる等の条件を満たすWM_SETTEXTを識別することで、URLが記述されているWM_SETTEXTを抽出する。取得したテキストボックス情報にアドレス情報が含まれていなければ、本処理を終了する。一方、取得したテキストボックス情報にアドレス情報が含まれていれば、S506に進む。
なお、アドレスバー32あてのWM_SETTEXTを識別する方法としては、たとえば、各プロセスによってテキストボックスごとに付与されているIDを用いて識別することも可能である。具体的には、あらかじめアドレスバー32を示すIDをプロセスごとに記憶装置15に記憶しておき、取得したテキストボックスの情報に含まれているIDと、記憶装置15に記憶されているIDが一致するか否かをCPU11が判定することで、アドレスバー32あてのWM_SETTEXTを識別してもよい。
また、ウインドウ30内におけるアドレスバー32の位置情報をあらかじめ記憶装置15に記憶しておき、WM_SETTEXTが発行されたテキストボックスの位置情報と、記憶装置15に記憶されている位置情報とが一致するかどうかをCPU11が判定することで、アドレスバー32あてのWM_SETTEXTを識別してもよい。
S506で、CPU11は、テキストボックスの情報からアドレス情報に相当する文字列を抽出する。このように、CPU11は、Webブラウザのウインドウに表示されているページのアドレス情報であって、当該Webブラウザのテキストボックスに表示されているアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段として機能する(S501〜S506)。アドレス情報が変更されるたびに、アドレスバー32あてのWM_SETTEXTが発行されるため、CPU11は、アドレス情報が変更されるたびにアドレス情報を取得することになる。また、グローバルフックを利用せずに、アドレスバー32のアドレス情報を定期的に監視して、アドレス情報を取得してもよい。
S507で、CPU11は、ユーザ名やPC名をオペレーティングシステムから取得するとともに、現在日時を閲覧開始日時として取得し、抽出したアドレス情報とともに業務履歴データ19を作成し、記憶装置15に記憶する。ユーザ名は、たとえば、オペレーティングシステムに対するユーザIDなどである。PC名は、たとえば、各情報処理装置に付与されているコンピュータ名である。このように、CPU11は、情報処理装置を操作しているユーザの識別情報または当該情報処理装置の識別情報をオペレーティングシステムから取得する識別情報取得手段として機能する。また、CPU11は、アドレス情報取得手段により取得されたアドレス情報と、識別情報取得手段により取得された識別情報とを関連付けてユーザの業務履歴として記録する履歴記録手段として機能する。さらに、CPU11は、アドレス情報取得手段により取得されたアドレス情報と、識別情報取得手段により取得された識別情報とを関連付けてユーザの業務履歴を作成する業務履歴作成手段として機能する。

図6は、業務履歴データ19の一例を示している。ユーザ名は、情報処理装置を操作しているユーザの識別情報である。情報処理装置の識別情報であるPC名が業務履歴データ19に記録されてもよい。閲覧開始日時は、WM_SETTEXTまたはアドレスバー32から抽出されたアドレス情報に対応したWebページの閲覧を開始した日時のデータである。URLは、WM_SETTEXTまたはアドレスバー32から抽出されたアドレス情報である。閲覧時間は、Webページの閲覧時間である。
なお、CPU11は、業務履歴データ19をサーバ装置40に送信してもよい。なお、CPU11は、各アドレス情報ごとのWebページの閲覧時間を継続し、業務履歴データ19に記録してもよい。たとえば、CPU11は、これまで閲覧していたアドレス情報から別のアドレス情報に切り替わったかどうかを判定する。CPU11は、アドレス情報の切り替わりを検知すると、これまでの閲覧していたWebページの閲覧開始日時と、別のアドレス情報のWebページの閲覧開始日時との差分から閲覧開始時間を算出してもよい。
なお、CPU11は、ネットワーク上のサーバ装置40に業務履歴データを送信して記録してもよい。この場合、CPU11やネットワークインターフェース14は、業務履歴作成手段が作成した業務履歴をサーバに送信する送信手段として機能する。サーバ装置40のCPU41やネットワークインターフェース44は、複数の情報処理装置のそれぞれから送信された業務履歴を受信する受信手段として機能する。また、CPU41や記憶装置45は、受信手段が受信した業務履歴を記録する履歴記録手段として機能する。
本実施形態によれば、CPU11は、履歴記録プログラム18を実行することで、Webブラウザ17のウインドウ30に表示されているWebページのアドレス情報であって、Webブラウザ17のテキストボックスに表示されているアドレス情報を取得してユーザの業務履歴として記録する。Webブラウザ17のテキストボックスであるアドレスバー32に表示されているアドレス情報は暗号化されていない文字列であり、かつ、パケットキャプチャを使用しなくてもCPU11が取得できる。つまり、HTTPSやFTPS等のプロトコルを介してアクセスしたWebサイトのURLであっても、本実施形態であれば、取得することができる。そのため、本実施形態では、従来よりも正確に業務履歴を取得することが可能となる。また、Webブラウザ17のアドレスバー32には、ユーザがその時点で閲覧しているアクティブなタブ31のWebページのアドレス情報が含まれている。よって、Webブラウザ17がタブブラウザであっても、CPU11は、従来よりも正確に業務履歴を取得できるようになる。また、Webブラウザ17のテキストボックスには、広告などのアドレス情報は表示されない。つまり、CPU11は、広告などのアドレス情報を業務履歴に記録しないため、業務履歴に含まれるノイズを削減できる。
アドレス情報を取得する方法としては、Webブラウザ17が発行するウインドウメッセージ23からCPU11がグローバルフックによってアドレス情報を取得する方法がある。グローバルフックは、すべてのウインドウメッセージをインターセプトできるため、アドレス情報を含むウインドウメッセージを漏らさず取得できる。また、CPU11は、Webブラウザ17が発行するウインドウメッセージ23のうち、文字列としてhttpまたはftpを含むウインドウメッセージを抽出することで、アドレス情報を含むウインドウメッセージのみを効率よく抽出できる。また、これにより、ノイズとなるような情報が業務履歴に記録されてしまうことを抑制できる。なお、ノイズとなるような情報を減らせれば、記憶装置15、45の記憶容量を無駄なく使用できる。
CPU11は、グローバルフックを使用せずに、アドレス情報を取得してもよい。たとえば、CPU11は、Webブラウザ17のウインドウ30に含まれるテキストボックスに表示されているアドレス情報を定期的に監視することで、アドレス情報を取得してもよい。アドレスバー32には、アクティブなタブに表示されているWebページのアドレス情報が表示されるからである。なお、アドレス情報を取得する方法としては、たとえば、CPU11が、FindWindowでHWNDを取得し、取得したHWNDからGetWindowTextを用いる方法が考えられる。また、CPU11は、アドレスバー32の表示位置情報(メインウインドウの左上からアドレスバー32の左上までのベクトル)を予めメモリに記憶させておき、表示位置情報をメモリから読み出すことで、アドレスバー32を特定し、アドレスバー32に表示されているアドレス情報を取得してもよい。
<その他>
業務履歴は、グローバルフックから直接的に記憶装置15に書き出さなくてもよい。たとえば、別のスレッドや別のプロセス等にアドレス情報を転送し、そこから記憶装置15に書き込んでもよい。
履歴記録プログラム18やサーバプログラム47は、業務履歴データ19、48を分析してもよい。たとえば、CPU11やCPU41は、URLごとの閲覧時間の合計を算出することで、ユーザにとって閲覧されやすいWebサイトを特定できる。あらかじめ複数のURLをカテゴリーごとに分類してリストを作成しておいてもよい。つまり、記憶装置15、45には、各カテゴリー別にURLを登録したリストが記憶されている。CPU11は、このリストを参照し、カテゴリーごとの閲覧時間の合計を算出してもよい。

Claims (9)

  1. 情報処理装置であって、
    複数のタブを表示するWebブラウザに表示されているアドレス情報であって、当該Webブラウザ前記複数のタブのうちアクティブなタブが表示しているページのアドレス情報を表示するアドレスバーに表示されているアドレス情報を、前記タブがアクティブに切り替えられると、当該アドレスバーに当該アドレス情報を設定するために発行された情報をインターセプトし、インターセプトされた当該情報に基づいて、取得するアドレス情報取得手段と、
    前記アドレス情報取得手段により取得されたアクティブなタブのアドレス情報を記録する履歴記録手段と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記インターセプトされた情報は、ウインドウメッセージであり、
    前記アドレス情報取得手段は、前記ウインドウメッセージから前記アドレス情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. さらに、
    前記情報処理装置を操作しているユーザの識別情報または当該情報処理装置の識別情報をオペレーティングシステムから取得する識別情報取得手段を備え、
    前記履歴記録手段は、前記アドレス情報と、前記識別情報取得手段により取得された識別情報とを関連付けて前記ユーザの操作履歴とすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記アドレス情報取得手段は、前記Webブラウザが発行するウインドウメッセージからグローバルフックによってインターセプトすることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記アドレス情報取得手段にて取得された前記Webブラウザが発行するウインドウメッセージが文字列としてhttpまたはftpを含むか否かを判定する判定手段をさらに
    備え、
    前記判定手段にて、文字列としてhttpまたはftpを含むと判定された場合、前記アドレス情報取得手段は、前記Webブラウザが発行するウインドウメッセージのうち、文字列としてhttpまたはftpを含むウインドウメッセージを抽出し、抽出したウインドウメッセージから前記アドレス情報を取得することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記履歴記録手段は、前記情報処理装置が備える記憶装置またはネットワーク上のサーバに前記操作履歴として記録することを特徴とする請求項3ないしのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置において履歴情報を取得する方法であって、
    複数のタブを表示するWebブラウザに表示されているアドレス情報であって、当該Webブラウザ前記複数のタブのうちアクティブなタブが表示しているページのアドレス情報を表示するアドレスバーに表示されているアドレス情報を、前記タブがアクティブに切り替えられると、当該アドレスバーに当該アドレス情報を設定するために発行された情報をインターセプトし、インターセプトされた当該情報に基づいて、取得するアドレス情報取得工程と、
    前記アドレス情報取得工程において取得されたアクティブなタブのアドレス情報を記録する履歴記録工程と
    を備えたことを特徴とする方法。
  8. 情報処理装置において実行されるコンピュータプログラムであって、
    複数のタブを表示するWebブラウザに表示されているアドレス情報であって、当該Webブラウザ前記複数のタブのうちアクティブなタブが表示しているページのアドレス情報を表示するアドレスバーに表示されているアドレス情報を、前記タブがアクティブに切り替えられると、当該アドレスバーに当該アドレス情報を設定するために発行された情報をインターセプトし、インターセプトされた当該情報に基づいて、取得するアドレス情報取得手段と、
    前記アドレス情報取得手段により取得されたアクティブなタブのアドレス情報を記録する履歴記録手段として前記情報処理装置を機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  9. 複数の情報処理装置と、当該複数の情報処理装置から履歴情報を収集するサーバとを備えたシステムであって、
    前記複数の情報処理装置のそれぞれは、
    複数のタブを表示するWebブラウザに表示されているアドレス情報であって、当該Webブラウザ前記複数のタブのうちアクティブなタブが表示しているページのアドレス情報を表示するアドレスバーに表示されているアドレス情報を、前記タブがアクティブに切り替えられると、当該アドレスバーに当該アドレス情報を設定するために発行された情報をインターセプトし、インターセプトされた当該情報に基づいて、取得するアドレス情報取得手段と、
    前記アドレス情報取得手段により取得されたアクティブなタブのアドレス情報を前記サーバに送信する送信手段と
    を備え、
    前記サーバは、
    前記複数の情報処理装置のそれぞれから送信された前記アドレス情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信したアドレス情報を記録する履歴記録手段と
    を備えたことを特徴とするシステム。
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