JP6353915B2 - 無線ネットワークにおける送信方法、デバイス、コンピュータプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

無線ネットワークにおける送信方法、デバイス、コンピュータプログラム及び記憶媒体 Download PDF

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    • H04W28/18Negotiating wireless communication parameters

Description

関連出願
本特許出願は2014年3月28日付けで出願された米国出願第14/228,575号による優先的利益を享受し、その米国出願は2014年2月14日付けで出願された米国仮出願第61/940,214号による優先的利益を享受し、それらは何れも全体的に本願のリファレンスに組み込まれる。
(コピーライト)
この特許文献の開示の一部は著作権保護に委ねられる内容を含む。著作権者は特許商標庁のファイル又は記録に示されるような特許文献又は特許の開示についての誰のファクシミリ再生についても異存はないが、そうでない場合には如何なる形式であれ全ての著作権を留保する。次の注意書は本文献の一部をなす以下の説明及び図面におけるソフトウェア及びデータにも適用される:著作権者インテル無断複写転載禁止。
実施形態は高密度な無線環境におけるスループットを改善することに関連する。一実施形態は、ワイヤレスフィデリティ(Wi-Fi)(登録商標)ワイヤレスシステム等のような高密度環境におけるチャネルアクセスを改善することで、スループットを改善することに関連する。
ワイヤレスデバイスが普及していること及びそれらの用途に利用できるスペクトル量が限られていることに起因して、近接して幾つものワイヤレスネットワークが同じチャネルを共有してよいことが、非常に一般的になっている。チャネルアクセスルールに従って、所与の任意の時点において、デバイスが関連しているネットワークによらず、唯1つのデバイスが媒体においてフレームを適切に送信することが可能である。従って、2つ以上のワイヤレスネットワークは同じ無線媒体を効率的に共有する必要がある。これは、容量、スループット、ジッタ等の観点から双方のネットワークのパフォーマンスに影響を及ぼす。この問題は、高品質ビデオ及びゲーム等のような高度な帯域幅条件を要するアプリケーションの普及によって悪化の一途を辿る。高密度ワイヤレス環境に起因して、これらの需要側のアプリケーションのパフォーマンスは劣化してしまう。
必ずしも寸法を描いているわけではない図面においては、同様な数字は異なる観点からの類似するコンポーネントを表現している。異なる添え字を伴う同様な数字は、類似するコンポーネントのうちの異なるインスタンスを表現する。図面は、限定としてではなく、一般的に例示として本文献で説明される様々な実施形態を示す。
本開示の一実施形態による重複するワイヤレスネットワークの概要を示す。
本開示の一実施形態によるネットワーク分析方法のフローチャートである。
本開示の一実施形態によるピアネゴシエーション方法のフローチャートである。
本開示の一実施形態によるSCA期間を開始する方法のフローチャートである。
本開示の一実施形態によるSCA期間の間にSCAを利用して送信する方法のフローチャートである。
本開示の一実施形態によるSCA送信パラメータを計算する方法のフローチャートである。
本開示の一実施形態によるSCA期間の間にSCA送信を受信する方法のフローチャートである。
本開示によるSCAを利用した結果のグラフである。
本開示によるSCAを利用した結果のグラフである。
本開示の一実施形態によるワイヤレスノードの概要を示す。
本開示の一実施形態によるマシンの概要を示す。
図1は本開示の一実施形態による重複するワイヤレスネットワークの概要を示す。アクセスポイント1010により提供される第1ネットワークとアクセスポイント(AP)1050により提供される第2ネットワークとは、1つ以上のデバイス1010-1040が1つ以上のデバイス1050-1080からの送信信号を受信し、場合によっては、1つ以上のデバイス1050-1080が1つ以上のデバイス1010-1040からの送信信号を受信するという意味において重複している。AP1010は、ラップトップ1040、スマートフォン1030及びコンピューティングデバイス1020の形式のワイヤレスステーション(STA)と通信する一方、AP1050は、第2ラップトップ1070、第2スマートフォン1060及びタブレット1080の形式のSTAと通信する。AP1010及びAP1050が同じ無線媒体(例えば、同じ無線チャネル)を利用して通信する場合、干渉する可能性が存在する。一実施形態では、干渉を回避するために、デバイス1010-1080は、送信の前に、所定の時間期間にわたって無線媒体が自由になるまで待機してもよい。無線媒体を求めて競う潜在的に多くのデバイスとともに多くの競合するネットワークが潜在的に存在する都市環境では、そのように待機することは、情報を送信しようとするデバイスにとって遅延を生み出してしまう。
この問題を伴う例示的なワイヤレスネットワークは、電気電子技術者協会(IEEE)802.11標準規格(例えば、802.11ac標準規格)に従って動作するワイヤレスフィデリティ(Wi-Fi)ネットワークを含む。802.11ネットワークは、他のパケットを犠牲にして何らかのパケットを優先させるサービス品質技術を利用してその問題に対処しようとしている。これらのQoSの特徴は、普遍的には受け入れられないが、ジッタの影響を受けやすいアプリケーションを改善する一方、これは他のアプリケーションを犠牲にしてしまう。
実施形態で開示される方法、デバイス(例えば、STA及びAP)及びマシン読み取り可能な媒体は、同時チャネルアクセス(Simultaneous Channel Access:SCA)を利用して、第2無線ネットワークで送信が既に進行中である間に、第1無線ネットワークの送信を実行することを許容する(プリンシパルチャネルアクセス(Principal Channel Access (PCA))。SCAは、SCAをサポートするデバイスがフレームを送信することを許容し、他のネットワークにおける他の近辺のデバイスが媒体に既にアクセスしており且つフレーム送信に従事している場合でさえ、フレームの送信を許容する。SCAは、プリンシパルチャネルアクセス(PCA)に参加しているノードが(SCAの)送信を感知しないように、SCAに参加しているノードが、無線媒体において各自の情報を適切に送信するように設計される。PCAは、媒体に関するプライマリアクセスルールに基づいて、送信ノードにより獲得された無線媒体における送信として規定されてもよい。例えば、802.11ネットワークでは、PCAは、キャリアセンス多重アクセス(Carrier Sense Multiple Access:CSMA)を利用する分散協調機能(Distributed Coordination Function:DCF)、エンハンスト分散チャネルアクセス(Enhanced Distributed Channel Access:EDCA)、リクエストトゥセンド(Request to Send:RTS)及びクリアトゥセンド(Clear To Send:CTS)送受信、ポイントコーディネーション機能(Point Coordination Function:PCF)技術、ハイブリッド協調機能(Hybrid Coordination Function:HCF)技術、リバースディレクショングラント(reverse direction grant:RDG)ビット等により、媒体の獲得に成功したノードである。
PCA送信が干渉を受けないことを保証するために、SCAノードは、SCA送信の様々な送信パラメータを制御してよい。例えば、SCAデバイスは、PCA受信機が如何なるSCA送信も約-95dBm以下(又はノイズフロア未満)でしか受信しないように、各自のSCA送信の送信電力を制限してもよい。PCA送信機は、同時受信処理を実行しないので、SCA送信によっては影響されず、従って、一例ではSCA送信機はPCA送信機に関するSCA送信の影響を考慮しなくてよいことに、留意を要する。SCA送信機は、SCAチャネルのための最大許容電力レベルが、送信を成功させるために十分に高い信号対雑音比(SNR)で、SCA受信機の受信を許容することも保証し、SNRを十分高くすることは適切な送信レートを選択することを要する。追加的に、SCAデバイスの受信機は、(PACが送信している全期間の間に媒体を無視するのではなく)SCAノードがメッセージを受信することを知るように、SCA送信に気付く必要がある。
SCAデバイスは、SCAデバイス及びPCA受信機の間の無線媒体についてなされる測定(メジャーメント)を利用することにより、PCA送信の受信による干渉を防ぐ送信パラメータを決定してよい。一例において、これらのメジャーメントはSCA送信に先行してなされてよい。例えば、SCAデバイスは、媒体における他の全てのデバイスについてのメジャーメントを周期的に行ってもよい。SCAデバイスがSCA送信を行うことを希望する場合、SCAデバイスはPCA受信機のためになされた無線媒体のメジャーメントを取り出し、そのメジャーメントを利用して、PCA送信信号の受信との干渉を避けるように、SCA送信の送信パラメータを合わせる。一例では、これらのメジャーメントはSCA送信に先行してなされてよい。
メジャーメントは、或る媒体で他のデバイスにより送信されたメッセージに基づいてなされたメジャーメントを利用する「オープンループ」メジャーメントであってもよく、そのメッセージはSCAデバイスに対して送信されてはいないが(すなわち、宛先となっていない、或いは、SCAデバイスと同じネットワークに宛てられてさえいない)、SCAデバイスにより聞き取れるものである。一例では、聞き取れるメッセージ(overheard message)は、それを聞き取っているノードによって受信及び処理されるが、それを聞き取っているノードに宛てられたものではない。例えば、制御フレームが、デバイス及びアクセスポイントの間で送信される。他の例では、メジャーメントは、ノードの間でサウンディングメッセージ又はメジャーメントの特定の送受信を利用する「クローズドループ」メジャーメントであってもよい。更に他の例では、オープン及びクローズドループの双方のメジャーメントが利用されてよい。これらのメジャーメントメッセージは、適切なメジャーメントを保証するために、フルパワーレベルで送信されてもよい。
図2は本開示の一実施形態によるSCA送信の送信パラメータを決定するのに使用するネットワーク分析方法のフローチャート2000である。ノードの現在ネットワークには存在しない媒体上の各デバイスに関し(2010)、処理2020において、デバイスがSCAをサポートしているか否かの判定がなされる。例えば、アクセスポイントは、ビーコン又はプローブレスポンスにおいて、SCAをサポートする能力(又は機能)を通知してもよい。SCAノードは、ネットワークとのアソシエーションリクエストにおいて、それらがSCA対応可能であることを通知してもよい。他の例において、SCA対応可能ノードは、一方的なSCAメジャーメントリクエストメッセージを送信することにより、他のSCA通信局がSCAをサポートしているか否かを判定してもよい。SCAメジャーメントの受信側が応答する場合、それはSCAに対応していると仮定されてもよい。他の例では、ノードは、他のノードにより送信されたSCA関連フレーム(メジャーメント/アグリーメント)を観察することにより、SCAをサポートする他のノードを判定してもよい。
デバイスはSCAをサポートしていないことが判明した場合、処理2040において、無線媒体におけるそのノードから聞き取れるメッセージを利用して、無線媒体が評価される(例えば、パスロスが評価される)。デバイスがSCAをサポートしている場合、デバイスはメジャーメントフレームを送受信し(2030)、処理2040においてそのメジャーメントフレームを利用して無線媒体にアクセスする(例えば、パスロスを算出する)。
メジャーメントフレームを利用することを要しないオープンループメジャーメントは、チャネルの可逆性ないし相反性を仮定する。SCA対応デバイスは、SCA非対応デバイスから受信される送信信号を測定し、SCA対応デバイスからそのデバイスへの送信は、受信したメッセージと同じ特性(例えば、マルチパス、フェージング、電力レベル等)を有することを仮定する。この評価は厳密には正確でないかもしれないが、SCA送信パラメータを設定するためには十分正確である。一実施例では、SCA非対応デバイスについての最も正確な推定は、最大送信電力で送信されるビーコンフレーム等のような制御フレームを測定することにより取得される。制御フレームは、(データフレーム等のような)他のパケットが最大送信電力で送信されない実施形態において好ましく、推定は、正確ではなく且つPCA送信と干渉を引き起こすSCA送信の送信特性(例えば、送信電力)を生成するかもしれない。
SCA送信パラメータは、処理2040で算出された評価を利用して算出され、SCA送信がPCA受信機で(例えば、約-95dBmの)ノイズフロア未満の電力でしか聞こえないことを保証する。SCA送信は、SCA受信機で聞きこえる程度に十分強い必要がある。SCA送信がSCA受信機で聞こえることを保証するため、送信側及び受信側の間の無線媒体のメジャーメントは、SCAノード及びPCAノードの間の媒体を測定することに関して開示されたのと同じ技術を利用する必要がある。算出される送信パラメータの具体例は、送信電力、ビームフォーミングパラメータ、複数入力複数出力(MIMO)パラメータ(マルチユーザMIMOパラメータを含む)、ビットレート、タイミングパラメータ、変調及び符号化方式などのうちの1つ以上を含む。
SCA送信の他のノードがSCA送信信号を受信するために、受信するノードはメッセージを受信する準備が整っていなければならない。例えば、SCA受信機はPCA送信を検出した場合に、何回もSCA受信機はPCAフレームを受信し続け、それを破棄する。SCA送信信号を受信するため、SCA受信機はそれを受信する準備を整える必要がある。一例では、SCA送信機及びSCA受信機は、SCA送信がなされるより前の時間に合意している。
図3は、本開示の一実施形態による2つのSCA対応ノード間のピアネゴシエーション方法3000のフローチャートを示す。処理3010において、無線ネットワークでSCAをサポートしているノードが選択される。処理3020において、そのノードとSCAアグリーメントを有することが望ましいか否かについての判断がなされる。考察事項は、媒体における輻輳量、データがPCA送信により直ちに送信され得る可能性、無線媒体に既に存在するSCAトラフィック量などのような無線媒体の特性を含んでもよい。ノード間の媒体も判断要因であってもよく、例えば、隣接するPCA送信についての所与のパスロスの下において、電力レベルが低すぎて、SCAピアに有効に到達しないようにする必要がある場合、SCA送信信号を送信する理由はないかもしれない。他の考察事項は、送信する何らかのデータが存在するか否か、多くのデータがどのように送信されるべきか、及び、PCA送信機会が利用可能になるまでデータは待機できるか等を含んでよい。この時点において、アグリーメントを締結する価値が無い場合、ノードは処理3070において所定の期間だけ待機し、その時間経過後に再び試行してもよい。他の例では、他の再評価トリガが使用されてもよい。例えば、無線状態が変わった場合、特定のSCAノードとのピアアグリーメントを、以前は有していなかったがそれを有する価値が生じるかもしれない。アグリーメントを有する価値がある場合、処理3030において、ノードはピアにSCAアグリーメントリクエストを送信する。処理3040において、レスポンスがそのピアから受信される。処理3050において、応答のステータスが確認され、ピアが承認した場合、処理3060において、ノードはそのアグリーメントを保存する。ピアが承認しなかった場合、処理3070において、ノードは所定の期間の間だけ待機してもよい。所定の期間が経過した場合、処理3020において、ノードは、SCAアグリーメントを有する価値の有無を再評価してもよい。
SCAアグリーメントは、SCAピア同士の間で、SCA送信が何時どのように送受信されるべきかについてのパラメータを指定してもよい。これらのアグリーメントは、変動する無線状態に対してアグリーメントを適合させるように周期的にリフレッシュされてもよい。一例によるアグリーメントは、SCA送信の時間を指定してもよい。この時間は様々な方法で指定されてよい。例えば、絶対時間(例えば、「4:30pmにて」)、特定のPCA送信に対するリファレンス(例えば、PCA送信の送信側/受信側に基づいてもよい)、一般的なPCA送信に対するリファレンス(例えば、「次の3つのPCA送信」、「次の4つのPCA送信に対する他のPCA送信毎に」、「所定の期間より長く継続する最初のPCA送信」等)、何らかのPCA送信信号に関して送信側が受信側に送信する一般的なアグリーメント等であってもよい。PCA受信側は、リクエストを許可することや、リクエストを拒否すること等を行ってよい。一実施形態において、SCA受信側は、SCA送信側に、アグリーメントの中で、PCA送信に関わるノードに関してSCA受信側で観察される受け入れる1つ以上の関連無線パラメータを伝達してよい。例えば、PCA送信の送信側及びPCA受信側の間のパスロスである。一実施形態において、これは、SCA送信パラメータの後の計算に使用されてもよい。このパスロスは、SCA受信側におけるノイズレベル及び/又は信号対雑音比を決定してもよい。一実施形態において、アグリーメントはノードAからノードBへの一方通行であってもよいし、他の実施形態では、アグリーメントはノードAに送信することをノードBに許容する双方向性であってもよい。一実施形態において、アグリーメントは複数のSCAパラメータを含んでもよい。例えば、アグリーメントは、複数の送信側SCAノードと、複数の受信側SCAノード(例えば、アグリーメントは、SCA送信を動的に指定するアクセスポイントの結果であってもよい)と、複数のPCAノードとを指定してもよい。
一実施形態では、SCA送信は2つのSTAの間でなされてもよい。別の実施形態では、SCA送信はSTAとAPとの間でなされてもよい。本願で使用されているように、ノードは、ネットワークにおける任意のデバイスを示す(例えば、AP又はSTA)。SCA送信はユニキャストメッセージであってもよいが、他の例では、SCA送信はマルチキャスト又はブロードキャスト送信であってもよい。マルチキャスト又はブロードキャストのSCA送信の場合、SCA論理装置は、PCA送信と干渉することなく、意図される受信側による受信を保証するように、様々なノードを考慮する必要がある。
図4は、本開示の一実施形態によるSCA期間を開始する方法4000のフローチャートである。処理4010において、SCA対応ノード(又はSCAで動作可能なノード)は、フレームの捕捉を開始する。このフレームは媒体上の他の任意のノードから送信されてよく、他の任意のノードは、その捕捉を行っているノードのネットワーク内のノードを含む。処理4020では、フレームが分析される。一実施形態では、この処理は、PLCP(Physical Layer Convergence Protocol)及びMAC(Medium Access Control)ヘッダを分析する。この分析に基づいて、処理4030において、フレームはそのノードの現在のネットワークに対するものであるか否かの判断がなされる。フレームが現在のネットワークに関するものであった場合、処理4040において、フレームの捕捉が継続される。フレームが別のネットワークに関するものであった場合、処理4050において、ノードはフレームの捕捉を停止してよい。処理4060において、ノードはSCA期間を開始し、これはPACパケット送信が完了するまで続く。SCA期間は、PLCP(Physical Layer Convergence Protocol)及びMAC(Medium Access Control)ヘッダにおける長さ及びその他のフィールドから決定されてよい。SCA期間の長さは、802.11のNAVの仕組みに基づいて決定されてもよい。例えば、SCAノードは、PCAに従事しているノード間におけるリクエストトゥセンド(Request to Send:RTS)及びクリアトゥセンド(Clear to Send:CTS)の送受信を観測する。RTS/CTSの交換は、幾つかのフレームの送信を保護する持続時間フィールドを含むかもしれない。そのような状況では、全体的な持続時間フィールドに対するSCA期間を有することが可能である。これらの例では、SCAノードは、SCA送信パラメータを決定する際に、PCAの送信側及び受信側の双方を考慮する必要があり、なぜなら、RTS/CTSの送受信は、双方向のデータパケット伝送を有するからである。
一実施形態において、SCA送信は、PCA送信がSCA送信以外の他のネットワークに関連する場合に限ってなされ、他の実施形態では、SCA送信はPCA送信と同じネットワークにおけるものであってもよい。例えば、PCA送信がノードとAPとの間でなされ、SCA送信がピアツーピアである場合、PCA送信と干渉しない条件が充足される。
SCA期間が進行すると、SCAノードはフレームを送信すること(図5)又はフレームを受信すること(図7)又はそれら双方を、SCAピアアグリーメントとSCAノードが送信用のパケットを有するか否かとに応じてSCAにより行ってもよい。図5は、本開示の一実施形態によるSCA期間(図4により決定される)の間にSCAを利用して送信する方法5000のフローチャートを示す。一実施形態において、PCA送信に使用される同一チャネルアクセスメカニズム(例えば、DCF(Distributed Coordination Function)、EDCA(Enhanced Distributed Channel Access)及びその他のメカニズム)が、干渉のないSCA媒体を保証するために、SCAにおいて使用されてよい。他の実施形態では、SCAアグリーメントは、SCAにおいて何れの送信が何れの時間に許可されるかを指定し、従って、SCA送信側は、SCA送信が許可されること(例えば、干渉するおそれのある他のSCA送信は生じないこと)を仮定してよい。処理5010では、SCAノードが送信フレームを有していない場合又はSCAピアに送信するアグリーメントが無い場合、処理5040において、ノードは通常の動作を再開してよい(他の実施形態では、そのようにするアグリーメントが存在する場合に、SCAフレームを受信してよい)。処理5010において、SCAノードが、送信するフレーム及び宛先ノードとのアグリーメントを有する場合(或いは、一実施形態においてSCA媒体が自由になっている場合)、処理5020においてSCA送信パラメータが算出される。例えば、送信パラメータは、最大送信電力(これは、PCAの送信に関与しているPCAノードに基づくものである)、適切な送信レート等を含む。処理5030において、SCA期間が満了してない限り(例えば、PCA媒体が自由になっている場合)、処理5020で決定されたレート及び現在のSCA期間に関して決定された送信パラメータを利用して、SCAフレームが送信される。SCA送信側ノードは、SCA受信側ノードからアクノリッジメントパケットを受信し、そのアクノリッジメントパケットに基づいて必要とされる何らかの再送信(信号)を送信してもよい。
図6は、本開示の一実施形態によるSCA送信のための送信パラメータ(例えば、TX Power,TX Rate等)を計算する方法のフローチャートを示す。処理6010において、無線媒体のメジャーメント (例えば、図2の処理2040において行われる無線媒体についての評価結果)が取り出される。処理6020において、SCA期間に対するSCA送信パラメータ(例えば、最大送信電力)が算出される。例示的な送信パラメータは、送信電力を含む。一実施形態において、送信電力は、SCA送信側ノードとSCA受信側ノードとの間の無線媒体に対して算出されたパスロスに-95dBmを加えたものであるように設定されてよい。他の送信パラメータは、SCA送信側及びSCA受信側の間の無線媒体に基づいてよい送信レートを含む。
図7は、本開示の一実施形態によるSCA期間(図4から決定されるようなもの)の間にSCA送信を受信する方法7100のフローチャートである。処理7110において、ノードは、現在のSCA期間の間にSCAフレームを受信するアグリーメントの有無を判定する。ノードが、現在のSCA期間の間にSCAフレームを受信するアグリーメントにおけるものでない場合、7130において、ノードは通常の処理を継続してよい。ノードがフレームを受信するアグリーメントにおけるものであった場合、処理7120において、ノードはそれらのフレームを受信する。SCAフレームを受信するノードは、要求される何らかのアクノリッジメント(ACK)を送信してよい。一実施形態において、ACKの電力は、例えば、SCAアグリーメント又は上位レイヤプロトコル(例えば、MACレイヤ又は上位のレイヤ)において、SCA送信の送信側ノードにより指定されてもよい。他の実施形態では、例えば、ACK電力は、(例えば、図6でなされたように無線媒体の分析に基づいて)SCA送信がなされていたのと同様に設定される。更に別の実施形態では、SCA送信の受信側ノードは、SCAパケットの受信信号強度(RSSI)と通常のPCAパケットが受信された場合のRSSIとの間の差分(減少分)を観測し、同じ量だけアクノリッジメント送信電力を減らしてもよい。
一実施形態において、ノードは、同じSCA期間の中で、データパケットの送信及びデータパケットの受信の双方を行ってよい。これらの実施形態において、送信及び受信(及び、ノードが最初に送信するか或いはノードが最初に受信するか)は、SCAピアとのアグリーメントにより決定されてよい。更に、一実施形態において、ノードは、SCA期間の中で、送信のみを行ってもよいし(アクノリッジメントについては例外的に受信する)、或いは、受信のみを行ってもよい(アクノリッジメントについては例外的に送信する)、ノードは、同じSCA期間中にSCAフレームを送信することについて既に同意した後では、SCAフレームを受信するアグリーメントを行わなくてよい。
SCAの概念についてのアプリケーションの一例は、ワイヤレスディスプレイ(Wireless Display:WiDi)技術におけるものである。WiDiは、音楽、映画、写真、ビデオ及びアプリケーションを無線により、対応コンピューティングデバイスからWiDi対応テレビジョンにストリーミングすることを、ユーザに許容する。この実施形態において、コンピューティングデバイス及びテレビジョンの間の一般的なSCAアグリーメントは、より上位のアプリケーションレベルのレイヤによりなされてよい(一実施形態では、追加的な802.11メッセージを802.11規格に追加する必要性を排除する)。例えば、WiDi送信側及びWiDi受信側は、SCA期間毎にフレームを交換することについて合意している。従って、ストリーミングデータは、可能であれば、PCAにより送信されるが、媒体がビジー(busy)である場合、WiDiノードは、SCA送信への自動遷移に合意し、ストリーミングが中断されるおそれを減らしてもよい。
本開示は、従って、同時フレーム送信を許容することにより、ネットワークの全体的な容量を増やすソリューションを提案している。その結果、本願で開示されるソリューションを実現するネットワークのパフォーマンスは、常に、従来のソリューションと同等又はそれより上である。図8及び図9は、本発明を利用しないが同じチャネルを利用する別のネットワークが存在する場合に、本発明を利用するデバイスのパフォーマンスについてのメジャーメントを示す。その結果は、使用されるアプリケーションの特性に依存する、本発明を利用するネットワーク及び本発明を利用しない共存ネットワークの双方におけるジッタ及びスループット双方の観点からのパフォーマンス改善を示す。図8及び図9は、他のBSSと同じチャネルを利用する20Mbpsという一定ビットレートを伝送する(ビデオトラフィックをシミュレーションしている)パーソナルエリアネットワーク(PAN)のジッタ改善を示している(これは、最大レートでデータを送信しており、ベストエフォートトラフィックをシミュレーションしている)。BSSTPTの増加は18%に及ぶ一方、PANジッタの減少は33%に及ぶ。
本願では802.11ネットワークを参照したが、本開示の恩恵を享受する当業者は、本願で開示される同じ原理が、ロングタームエボリューション(LTE)、Wi-Max(802.16)、BlueTooth(登録商標)等のような他のワイヤレステクノロジに適用されてもよいことを認めるであろう。更に、本開示は同じタイプの2つの干渉するネットワークを想定したが、本開示は異なるタイプの2つの干渉するネットワークにも適用可能である(例えば、Wi-Fi及びブルートゥース(登録商標)ネットワーク等)。
図10は、本開示の一実施形態によるワイヤレスノードにおけるノード1010の例示的な概要を示す。ノードはアクセスポイント(AP)、通信局(STA)等であってよい。ノードは図11のハードウェアコンポーネントのうちの任意の1つ以上を含んでよい。例えば、図10に示されるモジュールは、プロセッサ11002で実行され、マシン(又はコンピュータ)読み取り可能な媒体11022等に保存される。
分析モジュール10020は、媒体上に存在する他のワイヤレスデバイスをセンシング(又は検知)し、それらのデバイスがSCAをサポートしているかを判定する。SCAをサポートするこれらのデバイスに関し、分析モジュールは、トランシーバモジュール10050を利用してメジャーメントフレームをやりとりし、ノード間の無線媒体の特徴(例えば、パスロス)を判定する。SCAをサポートしないものについては、分析モジュール10020は、他のノードから送信される1つ以上の受け取れる(又は漏れ聞こえる)メッセージに基づいて、その特徴を判定する。分析モジュール10070は、無線媒体の判定された特徴(例えば、パスロス)を利用して、SCA送信に関する送信パラメータ(例えば、TX電力、TXレート等)を算出してもよい。
ピアネゴシエータモジュール10060は、他のSCAノードとのピアアグリーメントに参入することが有益であるか否かを判定する。ネゴシエータモジュール10060がそれを有益であると判定した場合、ピアネゴシエータモジュール10060は、それらのアグリーメントを設定するためにトランシーバモジュール10050を利用する。
SCAイネーブラモジュール10030は、トランシーバモジュール10050を介して受信したフレームが、ノード10010のネットワーク又は他のネットワークに宛てられているか否かを判定し、フレームが他のネットワークに宛てられている場合、SCA期間を開始する。イネーブラモジュールは、PCAから受信したフレームにおける様々な情報(例えば、メッセージ長、変調及び符号化方式(MCS)等)に基づいて、SCA期間の長さを決定してよい。
SCA送信モジュール10080は、SCA期間の中でSCAピアに送信するフレームの有無を判定し、ノード10010はそのSCAピアとのSCAアグリーメントを有している。そのようなフレームが存在する場合、SCA送信部10080は、SCA期間が満了していない限り、判定された送信パラメータを利用して、それらのフレームを送信するためにトランシーバ10050を利用する。
トランシーバ10050は、無線媒体におけるフレームを送信及び受信するだけでなく、媒体の状態(ステータス)も検出する。制御モジュール10090は、SCA機能を実現する際に、ノード10010の他のモジュールを指図する。図10は、ノードの非限定的な一例を示し、図10のモジュールの任意の何れかにより実行されるように説明される機能のうちの全部又は一部が、任意の1つ以上の他のモジュールにより実行されてよい。
図11は、本願で説明される任意の1つ以上の技術(例えば、方法)が実行されるマシン(又はコンピュータ)の一例11000のブロック図を示す。代替的な実施形態において、マシン11000は、スタンドアローンデバイスとして動作してもよいし、或いは、他のマシンに接続されてもよい(例えばネットワーク化されてもよい)。ネットワーク化された配置では、マシン11000は、サーバーマシン、クライアントマシン、又は、クライアントサーバーネットワーク環境におけるそれら双方の能力により動作してよい。一例では、マシン11000は、ピアツーピア(P2P)(又は他の分散型)ネットワーク環境におけるピアマシンとして動作してよい。マシン11000は、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレットPC、セットトップボックス(STB)、パーソナルディジタルアシスタント(PDA)、モバイル電話機、ウェブアプライアンス、ネットワークルータ、スイッチ又はブリッジ、アクセスポイント(AP)、ステーション(STA)、或いは、マシンにより行われるべき動作を指定する命令を(順番に又は一部同時に)実行することが可能な任意のマシンであってよい。更に、単独のマシンが示されているが、「マシン」という用語はマシンの任意の集まりを包含するように解釈される必要があり、その集まりは、本願で説明される1つ以上の任意の方法を実行するために一群の(又は複数群の)命令を個別的又は一緒に実行し、例えば、クラウドコンピューティング、サース(software as a service:SaaS)、その他のコンピュータクラスタ構成であってもよい。
具体例は、本願で説明されるように、論理装置又は複数のコンポーネント、モジュール又はメカニズムを包含する又はそこで動作してもよい。モジュールは、指定された動作を実行することが可能な有形の存在(例えば、ハードウェア)であり、所定の方法で構成又は配置されてよい。一例では、複数の回路がモジュールとして特定の方法で(例えば、内部に又は他の回路のような外的な存在とともに)配置される。一例では、1つ以上のコンピュータシステム()又は1つ以上のハードウェアプロセッサの全部又は一部が、指定された動作を実行するように機能するモジュールとして、ファームウェア又はソフトウェア(例えば、命令、アプリケーションの一部分、又は、アプリケーション)により構成されてもよい。一例では、ソフトウェアは、マシン読み取り可能な媒体に存在してもよい。一例では、ソフトウェアは、モジュールが前提とするハードウェアにより実行される場合に、指定された動作を実行することをハードウェアに行わせる。
従って、「モジュール」という用語は、有体物を包含するように理解され、特定の方法で動作するように、或いは、本願で説明された任意の動作の全部又は一部を実行するように、物理的に構成される、具体的に構成される(例えば、配線される)、或いは、一時的に(例えば、過渡的に)構成される(例えば、プログラミングされる)有体物であってよい。モジュールが一時的に構成される例を考察する場合に、各々のモジュールは任意の或る時点でインスタンス化されていることは必須でない。例えば、モジュールがソフトウェアを利用する汎用プロセッサを含む場合、汎用ハードウェアプロセッサは、異なる時点でそれぞれ異なるモジュールとして構成されてもよい。ソフトウェアは、例えば、ある一つの時点で特定のモジュールを構成し、別の時点では別のモジュールを構成するように状況に応じてハードウェアを構成してもよい。
マシン(例えば、コンピュータシステム)11000は、ハードウェアプロセッサ11002(例えば、中央処理ユニット(CPU)、グラフィックス処理ユニット(GPU)、ハードウェアプロセッサコア、又は、それらの任意の組み合わせ)、メインメモリ11004、及び、スタティックメモリ11006を含んでよく、それらのうちの全部又は一部は、インターリンク(例えば、バス)11008を介して互いに通信してよい。マシン11000は、ディスプレイユニット11010、英数字入力デバイス11012(例えば、キーボード)、及び、ユーザーインターフェース(UI)ナビゲーションデバイス11014(例えば、マウス)を更に含んでもよい。一例において、ディスプレイユニット11010、入力デバイス11012及びUIナビゲーションデバイス11014は、タッチスクリーンディスプレイであってもよい。マシン11000は、更に、ストレージデバイス(例えば、ドライブユニット)11016、信号生成デバイス11018(例えば、スピーカ)、ネットワークインターフェースデバイス11020、及び、1つ以上のセンサ11021を含み、センサは例えばグローバルポジショニングシステム(GPS)センサ、コンパス、加速度計又は他のセンサであってよい。マシン11000は、シリアルコネクション(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB))、パラレルコネクション、又は、その他の有線若しくは無線コネクション(例えば、赤外線(IR)、近距離無線通信(NFC)等)のような出力コントローラ11028を含み、1つ以上のペリフェラルデバイス(例えば、プリンタ、カードリーダ等)と通信する又はそれらを制御する。
ストレージデバイス11016は、マシン読み取り可能な媒体11022を含み、その媒体は、本願で説明される1つ以上の任意の技術又は機能を具現化する又はそれらにより使用される1組以上のデータ構造又は命令11024(例えば、ソフトウェア)を保存する。命令11024は、マシン11000による実行の際に、メインメモリ11004内に、スタティックメモリ11006内に、又は、ハードウェアプロセッサ11002内に、完全に又は少なくとも部分的に存在してよい。一例において、ハードウェアプロセッサ11002、メインメモリ11004、スタティックメモリ11006、又は、ストレージデバイス11016のうちの何れか又は任意の組み合わせは、マシン読み取り可能な媒体を構成してよい。
マシン読み取り可能な媒体11022は、単独の媒体として示されているが、「マシン読み取り可能媒体」という用語は、1つ以上の命令11024を保存するように構成される単独の媒体又は複数の媒体(例えば、セントラル化された又は分散されたデータベース、及び/又は、関連付けられるキャッシュ及びサーバー)を含んでよい。
「マシン読み取り可能な媒体」という用語は、マシン11000により実行するための命令を保存する、エンコードする又は搬送することが可能であり、命令は、本開示による1つ以上の任意の技術を実行することをマシン11000に行わせ、或いは、そのような命令により使用される又は関連付けられるデータ構造を保存する、エンコードする又は搬送することが可能な任意の媒体を含む。非限定的なマシン読み取り可能な媒体の具体例は、ソリッドステートメモリ、光及び磁気媒体を含んでよい。マシン読み取り可能な媒体の特定の具体例は以下のものを含む:半導体メモリ(例えば、電気的にプログラム可能なリードオンリメモリ(EPROM)、電気的に消去可能なプログラム可能リードオンリメモリ(EEPROM))及びフラッシュメモリデバイスのような不揮発性メモリ;内部ハードディスク及び取り外し可能なディスクのような磁気ディスク;磁気-光ディスク;ランダムアクセスメモリ(RAM);CD-ROM及びDVD-ROMディスク。一例では、マシン読み取り可能な媒体は、非一時的なマシン読み取り可能な媒体を含んでよい。一例では、マシン読み取り可能な媒体は、一時的に伝搬する信号ではないマシン読み取り可能な媒体を含む。
命令11024は、ネットワークインターフェースデバイス11020を介して伝送媒体を利用して通信ネットワーク11026により更に送信又は受信されてもよい。マシン11000は、1つ以上のネットワークを利用して1つ以上の他のマシンと通信してもよい。マシン11000は、ネットワークインターフェースデバイス11020を含むマシン11000のコンポーネントのうちの1つ以上により、一実施形態にて実装される任意の1つ以上の通信及びネットワークプロトコルを利用してよい。具体例は、フレームリレー、インターネットプロトコル(IP)、伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザーデータグラムプロトコル(UDP)、ハイパーテキストトランスファプロトコル(HTTP)、ローカルエリアネットワーク(LAN)等に関するプロトコルを含み、そのプロトコルは、LAN、ワイドエリアネットワーク(WAN)、パケットデータネットワーク(例えば、インターネット)、モバイル電話ネットワーク(例えば、セルラネットワーク)、POTS(Plain Old Telephone)ネットワーク、ワイヤレスデータネットワーク(例えば、Wi-Fi(登録商標)として知られるIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11規格群、WiMaxとして知られるIEEE802.16規格群)、IEEE802.15.4規格ファミリ、ロングタームエボリューション(LTE)規格ファミリ、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)規格ファミリ、ピアツーピア(peer-to-peer:P2P)を特に含む。一例では、ネットワークインターフェースデバイス11020は、通信ネットワーク11026に接続するための1つ以上の物理ジャック(例えば、イーサーネット(登録商標)、同軸又は電話ジャック)又は1つ以上のアンテナを含んでよい。一例では、ネットワークインターフェースデバイス11020は、シングル入力マルチ出力(SIMO)、マルチ入力マルチ出力(MIMO)又はマルチ入力シングル出力(MISO)技術のうちの少なくとも何れかを利用して無線通信するための1つ以上のアンテナを含んでよい。一実施形態において、ネットワークインターフェースデバイス11020及び/又はマシン11000の他のコンポーネントは、マルチユーザMIMO技術を利用して無線通信してもよい。ネットワークインターフェースデバイス11020及び/又はマシン11000の他のコンポーネントは、直交周波数分割多重(OFDM)技術を利用して変調及び復調し、媒体アクセス制御レイヤ(MACレイヤ)、物理レイヤ(PHY)等のような1つ以上のネットワークプロトコルレイヤを実現してよい。
実施形態は特定の実施形態に関連して説明されているが、本発明の広範囲に及ぶ精神及び範囲から逸脱することなく、様々な修正例及び変更例がこれらの実施形態に対してなされてよいことは明らかである。従って、明細書及び図面は、限定的な意味ではなく、例示として理解されるべきである。本願の一部をなす添付図面は、限定ではなく例示として、特定の事項が実現される特定の実施形態を示す。説明される実施形態は、本願で開示される内容を当業者が実施できる程度に詳細に説明されている。他の実施形態が使用されてもよいし、それらから導出されてもよく、本開示の範囲から逸脱することなく構造的及び論理的な置換及び変更がなされてよい。従って、この詳細な説明は、限定的な意味にとられるべきではなく、様々な実施形態の範囲は、請求項が享受できる均等物の全範囲とともに、添付の特許請求の範囲によってのみ規定される。
本発明の特定事項によるそのような実施形態は、便宜上「本発明」という言葉で個別的及び/又は集合的に言及されており、本願の範囲を、何れかの単独の発明に又は1つより多い内容が開示されている場合には発明概念に、自発的に限定することを意図してはいない。すなわち、本願において特定の実施形態が示され説明されているが、同じ目的を達成するためになされる何らかの形態が、説明された特定の実施形態に対して置換されてよいことが、認められるべきである。本開示は、様々な実施形態のうちの何れか及び全ての適用例又は変形例をカバーするように意図されている。上記の実施形態の組み合わせ、及び、本願で具体的には説明されていない他の実施形態は、上記の説明を参照した当業者にとっては明らかであろう。
更に、上記の詳細な説明では、開示の簡便化の観点から、様々な特徴が単独の実施形態で一緒にまとめられていることが理解できる。この開示の仕方は、請求項に係る形態が、各請求項で明示的に言及されているもの以外の更なる特徴を要する意図の反映として解釈されるべきではない。そうではなく、後述の請求項が反映しているように、発明特定事項は、単独の開示された実施形態の全ての特徴より少ないものであってよい。以下の請求項は詳細な説明に組み込まれ、各請求項は個別的な実施形態として独自に成立する。
<他の留意事項及び具体例>
以下は非限定的な実施形態である。
具体例1は、第1ネットワークのノードにより実行される特定事項(例えば、方法、処理を実行する手段、マシンにより実行される場合にマシンに処理を実行させる命令を含むマシン読み取り可能媒体、或いは、処理を実行するように構成される装置)を含み、その特定事項は:第2無線ネットワークに対して指定された無線媒体で第1フレームを受信すること;前記第2無線ネットワークに対して指定された前記第1フレームの受信に応答して、前記無線媒体が前記第2無線ネットワークでなされる動作によって使用されたままである場合に:前記第1フレームの受け手である第3ノードが、ノイズ閾値未満の電力レベルで前記第2フレームを受信する結果をもたらすように選択されたパラメータを算出することにより、第1無線ネットワークにおいて第2ノードに第2フレームを送信するための送信パラメータを算出し;及び;算出された送信パラメータを利用して前記第2ノードに前記第2フレームを送信すること;を有する。
具体例2においては、具体例1における特定事項が、前記送信パラメータは前記ノードと前記第3ノードとの間でやり取りされるメジャーメントメッセージに基づいて算出されるという特徴を選択的に含む。
具体例3においては、具体例1-2のうちの任意の1つ以上における特定事項が、前記送信パラメータは前記第3ノードにより送信され漏れ聞こえるメッセージに基づいて算出されるという特徴を選択的に含む。
具体例4においては、具体例1-3のうちの任意の1つ以上における特定事項が、漏れ聞こえるメッセージは制御メッセージであるという特徴を選択的に含む。
具体例5においては、具体例1-4のうちの任意の1つ以上における特定事項が、前記第2ノードにアグリーメントメッセージを送信するステップ;前記第2ノードから回答を受信するステップ;前記第2ノードからの回答は前記第2ノードが前記の送信を受信することに合意したことを示していることを確認するステップ;前記第2ノードからの回答は前記第2ノードが前記の送信を受信することに合意したことを示していることの確認に応じて、アグリーメントに従って前記第2フレームを送信するステップ;を含むという特徴を選択的に含む。
具体例6においては、具体例1-5のうちの任意の1つ以上における特定事項が、前記アグリーメントのメッセージは、所定の長さの時間に従って周期的に送信されるという特徴を選択的に含む。
具体例7においては、具体例1-6のうちの任意の1つ以上における特定事項が、第2無線ネットワークに対して指定された無線媒体で第1フレームを受信するステップが:前記第1フレームを受信するステップ;PLCP及びMACヘッダのうち少なくとも何れかをデコードするステップ;前記PLCP及びMACヘッダのうちの少なくとも何れかは、前記第1フレームは前記第2無線ネットワークに対して指定されていることを示していることを確認するステップ;を選択的に含むという特徴を選択的に含む。
具体例8においては、具体例1-7のうちの任意の1つ以上における特定事項が、前記第1無線ネットワークはIEEE802.11規格に従って動作するという特徴を選択的に含む。
具体例9は、対象事項(例えば、デバイス、装置又はマシン)を含むように具体例1-8のうちの何れかの対象事項を包含する又はそれらと選択的に組み合わせられ、無線ネットワークで通信するデバイスは、第2無線ネットワークに対して指定された無線媒体で第1フレームを受信するように構成されるトランシーバモジュール;前記第2無線ネットワークに対して指定された前記第1フレームの受信に応答して、前記無線媒体が前記第2無線ネットワークでなされる動作によって使用されたままである場合に、前記第1フレームの受け手である第3ノードが、ノイズ閾値未満の電力レベルで前記第2フレームを受信する結果をもたらすように選択されたパラメータを算出することにより、第1無線ネットワークにおいて第2ノードに第2フレームを送信するための送信パラメータを算出する分析モジュール;を有し、前記トランシーバモジュールは、算出された送信パラメータを利用して前記第2ノードに前記第2フレームを送信するように構成されている。
具体例10においては、具体例1-9のうちの任意の1つ以上における特定事項が、ノードはアクセスポイント(AP)であるという特徴を選択的に含む。
具体例11においては、具体例1-10のうちの任意の1つ以上における特定事項が、ノードは通信局(STA)であるという特徴を選択的に含む。
具体例12においては、具体例1-11のうちの任意の1つ以上における特定事項が、前記分析モジュールは、前記ノードと前記第3ノードとの間でやり取りされるメジャーメントメッセージに基づいて、前記送信パラメータを算出するように構成されるという特徴を選択的に含む。
具体例13においては、具体例1-12のうちの任意の1つ以上における特定事項が、前記分析モジュールは、前記第3ノードにより送信され漏れ聞こえるメッセージに基づいて前記送信パラメータを算出するように構成されるという特徴を選択的に含む。
具体例14においては、具体例1-13のうちの任意の1つ以上における特定事項が、漏れ聞こえるメッセージは制御メッセージであるという特徴を選択的に含む。
具体例15においては、具体例1-14のうちの任意の1つ以上における特定事項が、前記第1無線ネットワークはIEEE802.11規格に従って動作するという特徴を選択的に含む。
具体例16においては、具体例1-15のうちの任意の1つ以上における特定事項が、前記分析モジュールは、前記第2無線ネットワークにおける受信されたリクエストトゥセンド及び対応するクリアトゥセンドのメッセージに基づいて、前記第2無線ネットワークにおける動作を確認するように構成されているという特徴を選択的に含む。

Claims (26)

  1. 第1無線ネットワークのネットワークノードにより実行される方法であって:
    前記ネットワークノードのトランシーバ回路により、第2無線ネットワークに対して指定された無線チャネルで第1フレームを受信するステップ;
    前記第2無線ネットワークに対して指定された前記第1フレームの受信に応答して、前記無線チャネルが前記第2無線ネットワークでなされる動作によって使用されたままである場合に:
    前記無線チャネルを介して送信された前記第1フレームの受け手であり且つ前記第2無線ネットワーク内にある第3ネットワークノードが、ノイズ閾値未満の電力レベルで前記無線チャネルを介して前記第1無線ネットワーク内の前記ネットワークノードから第2フレームを受信する結果をもたらす送信パラメータを算出することにより、第1無線ネットワークにおいて第2ネットワークノードに第2フレームを送信するための送信パラメータを、前記ネットワークノードの処理回路が算出するステップ;
    前記無線チャネルが前記第2無線ネットワークでなされる動作によって使用されたままである場合に、前記トランシーバ回路が、算出された送信パラメータを利用して前記第1無線ネットワーク内の前記第2ネットワークノードに前記第2フレームを前記無線チャネルで送信するステップ;
    を有し、前記トランシーバ回路が、前記算出された送信パラメータを利用して前記第1無線ネットワーク内の前記第2ネットワークノードに前記第2フレームを前記無線チャネルで送信することは、前記第1フレームのヘッダを分析することにより決定される同時チャネルアクセス(SCA)期間の間に行われる、方法。
  2. 前記送信パラメータは、前記ネットワークノードと前記第3ネットワークノードとの間でやり取りされるメジャーメントメッセージに基づいて算出されることを特徴とする請求項に記載の方法。
  3. 前記送信パラメータは、前記第3ネットワークノードにより送信され漏れ聞こえるメッセージに基づいて算出されることを含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  4. 前記漏れ聞こえるメッセージは制御メッセージであることを特徴とする請求項に記載の方法。
  5. 前記第2ネットワークノードにアグリーメントメッセージを送信するステップ;
    前記第2ネットワークノードから回答を受信するステップ;
    前記第2ネットワークノードからの回答は前記第2ネットワークノードが前記の送信を受信することに合意したことを示していることを確認するステップ;
    前記第2ネットワークノードからの回答は前記第2ネットワークノードが前記の送信を受信することに合意したことを示していることの確認に応じて、アグリーメントに従って前記第2フレームを送信するステップ;
    を含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  6. 前記アグリーメントのメッセージは、所定の長さの時間に従って周期的に送信されることを特徴とする請求項5に記載の方法
  7. 第2無線ネットワークに対して指定された無線チャネルで第1フレームを受信するステップが:
    前記第1フレームを受信するステップ;
    PLCP及びMACヘッダのうち少なくとも何れかをデコードするステップ;
    前記PLCP及びMACヘッダのうちの少なくとも何れかは、前記第1フレームが前記第2無線ネットワークに対して指定されていることを示していることを確認するステップ;
    を有することを特徴とする請求項1に記載の方法
  8. 前記第1無線ネットワーク及び前記第2無線ネットワークは、IEEE802.11規格に従って動作することを特徴とする請求項1に記載の方法
  9. 第1無線ネットワークにおいて通信するためのネットワークデバイスであって:
    第2無線ネットワークに対して指定された無線チャネルで第1フレームを受信するように構成されるトランシーバ回路;及び
    前記第2無線ネットワークに対して指定された前記第1フレームの受信に応答して、前記無線チャネルが前記第2無線ネットワークでなされる動作によって使用されたままである場合に、前記無線チャネルを介して送信された前記第1フレームの受け手であり且つ前記第2無線ネットワーク内にある第3ネットワークデバイスが、ノイズ閾値未満の電力レベルで前記無線チャネルを介して前記第1無線ネットワーク内の前記ネットワークデバイスから第2フレームを受信する送信パラメータを算出することにより、第1無線ネットワークにおいて第2ネットワークデバイスに第2フレームを送信するための送信パラメータを算出するように構成される分析回路
    を有し、前記トランシーバ回路は、算出された送信パラメータを利用して前記第1無線ネットワーク内の前記第2ネットワークデバイスに前記第2フレームを前記無線チャネルで送信するように構成され
    前記算出された送信パラメータを利用して前記第2フレームを送信することは、前記第1フレームのヘッダを分析することにより決定される同時チャネルアクセス(SCA)期間の間に行われることを特徴とするネットワークデバイス。
  10. 前記ネットワークデバイスはアクセスポイント(AP)であることを特徴とする請求項に記載のネットワークデバイス。
  11. 前記ネットワークデバイスは通信局(STA)であることを特徴とする請求項に記載のネットワークデバイス。
  12. 前記分析回路は、前記ネットワークデバイスと前記第3ネットワークデバイスとの間でやり取りされるメジャーメントメッセージに基づいて、前記送信パラメータを算出するように構成されることを特徴とする請求項に記載のネットワークデバイス。
  13. 前記分析回路は、前記第3ネットワークデバイスにより送信され漏れ聞こえるメッセージに基づいて前記送信パラメータを算出するように構成されることを特徴とする請求項に記載のネットワークデバイス。
  14. 前記漏れ聞こえるメッセージは制御メッセージであることを特徴とする請求項13に記載のネットワークデバイス。
  15. 前記第1無線ネットワーク及び前記第2無線ネットワークは、IEEE802.11規格に従って動作することを特徴とする請求項記載のネットワークデバイス。
  16. 前記分析回路は、前記第2無線ネットワークにおける漏れ聞こえるリクエストトゥセンド及び対応するクリアトゥセンドのメッセージに基づいて、前記第2無線ネットワークにおける動作を確認するように構成されていることを特徴とする請求項に記載のネットワークデバイス。
  17. ノードに処理を実行させるコンピュータプログラムであって、前記処理は:
    第2無線ネットワークに対して指定された無線チャネルで第1フレームを受信するステップ;
    前記第2無線ネットワークに対して指定された前記第1フレームの受信に応答して、前記無線チャネルが前記第2無線ネットワークでなされる動作によって使用されたままである場合に:
    前記無線チャネルを介して送信された前記第1フレームの受け手であり且つ前記第2無線ネットワーク内にある第3ノードが、ノイズ閾値未満の電力レベルで第1無線ネットワーク内の前記ノードから第2フレームを受信する結果をもたらす送信パラメータを算出することにより、第1無線ネットワークにおいて第2ノードに第2フレームを送信するための送信パラメータを算出するステップ;
    算出された送信パラメータを利用して前記第1無線ネットワーク内の前記第2ノードに前記第2フレームを前記無線チャネルで送信するステップ;
    を有し、前記算出された送信パラメータを利用して前記第1無線ネットワーク内の前記第2ノードに前記第2フレームを前記無線チャネルで送信することは、前記第1フレームのヘッダを分析することにより決定される同時チャネルアクセス(SCA)期間の間に行われることを特徴とするコンピュータプログラム。
  18. 前記送信パラメータを算出する処理が、前記ノードと前記第3ノードとの間でやり取りされるメジャーメントメッセージに基づいて、前記送信パラメータを算出することを含むことを特徴とする請求項17に記載のコンピュータプログラム。
  19. 前記送信パラメータを算出する処理が、前記第3ノードにより送信され漏れ聞こえるメッセージに基づいて前記送信パラメータを算出することを含むことを特徴とする請求項17に記載のコンピュータプログラム。
  20. 前記漏れ聞こえるメッセージは制御メッセージであることを特徴とする請求項19に記載のコンピュータプログラム。
  21. 前記処理が:
    前記第2ノードにアグリーメントメッセージを送信するステップ;
    前記第2ノードから回答を受信するステップ;
    前記第2ノードからの回答は前記第2ノードが前記の送信を受信することに合意したことを示していることを確認するステップ;
    前記第2ノードからの回答は前記第2ノードが前記の送信を受信することに合意したことを示していることの確認に応じて、アグリーメントに従って前記第2フレームを送信するステップ;
    を含むことを特徴とする請求項17に記載のコンピュータプログラム。
  22. 前記アグリーメントのメッセージは、所定の長さの時間に従って周期的に送信されることを特徴とする請求項21に記載のコンピュータプログラム。
  23. 前記第2無線ネットワークに対して指定された無線チャネルで第1フレームを受信するステップが:
    前記第1フレームを受信するステップ;
    PLCP及びMACヘッダのうち少なくとも何れかをデコードするステップ;
    前記PLCP及びMACヘッダのうちの少なくとも何れかは、前記第1フレームが前記第2無線ネットワークに対して指定されていることを示していることを確認するステップ;
    を有することを特徴とする請求項17に記載のコンピュータプログラム。
  24. 前記第1無線ネットワーク及び前記第2無線ネットワークは、IEEE802.11規格に従って動作することを特徴とする請求項17に記載のコンピュータプログラム。
  25. 前記処理は:前記第2無線ネットワークにおける漏れ聞こえるリクエストトゥセンド及び対応するクリアトゥセンドのメッセージに基づいて、前記第2無線ネットワークにおける動作を確認するステップを含むことを特徴とする請求項17に記載のコンピュータプログラム。
  26. 請求項17ないし25のうち何れか1項に記載のコンピュータプログラムを保存する記憶媒体。
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