JP6353098B2 - スモールデータパケットの転送に関連付けられたオーバヘッドの低減 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信に関する。
本出願は、その内容が参照により本明細書に組み込まれる、2012年9月13日に出願された米国仮特許出願第61/700720号、および2013年6月6日に出願された米国仮特許出願第61/831759号の利益を主張する。
無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)は、無線デバイスまたは局(STA)を接続するLANである。インフラストラクチャ基本サービスセット(BSS)モードでは、WLANは、BSSに対するアクセスポイント(AP)と、APに関連付けられた1または複数のSTAとを含む。APは、BSSにトラフィックを搬送し、およびBSSからトラフィックを搬送する、分散システム(DS)、または他のタイプの有線もしくは無線ネットワークへのアクセスまたはインターフェースを有することがある。BSS外部から発信されるが、最終的に、BSS内部のSTAを宛先とするトラフィックは、それを適切なSTAに配信することができるAPを通じて到着することがある。同様に、STAから発信し、かつBSS外部のデバイスを宛先とするトラフィックは、BSS外部の適切なデバイスに配信するためのAPに送信されることがある。BSSにおけるSTA間で交換されるトラフィックは(ピアツーピアトラフィックとも称される)、APを介して送信されることがあり、または電気電子技術者協会(IEEE)802.11e ダイレクトリンクセットアップ(DLS)もしくはIEEE802.11zトンネルDLS(TDLS)を使用して、DLSで、ソースSTAと宛先STAとの間で直接に転送されることがある。独立BSSモードでは、WLANはAPを有さず、したがって、独立BSSモードにあるSTAは、相互に直接、通信する。
少なくとも一部のWLANの特性および動作に少なくとも起因して、WLAN STAは、アップリンク(UL)スモールフレームを頻繁に送信する必要があることがある。そのようなULスモールフレームは、例えば、省電力ポーリング(PS−Poll)、約120バイトの媒体アクセス制御(MAC)サービスデータユニット(MSDU)フレームを有することができるボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)パケット、約64バイトのサイズのMSDUをフレームが有することができる産業プロセスオートメーション(industrial process automation)、および約64バイトのMSDUフレームを有することができるウェブブラウジングクリック上でのデータ(data on web browsing clicking)を含むパケットを含むことがある。
スモールパケットを転送するための方法、無線送信/受信ユニット(WTRU)、および基地局が説明される。WTRUは、媒体アクセス制御(MAC)または物理レイヤ収束(convergence)プロトコル(PLCP)ヘッダの1または複数を有するパケットを生成し、MACまたはPLCPヘッダの1または複数は、フィールドを含む。送信するためにバッファリングされたデータをWTRUが有する条件で、WTRUは、送信するためにWTRUがバッファリングしたデータの少なくとも1つのパケットを送信するために必要とされる時間を示す情報を、フィールドに含める。WTRUは、無線ネットワークにおける別のWTRUにパケットを送信する。WTRUは、送信するためにWTRUがバッファリングしたデータの少なくとも1つのパケットを送信するために必要とされる時間に基づいて、許可送信機会(TXOP:granted transmission opportunity)で他のWTRUから別のパケットを受信する。
添付の図面とともに、例として与えられた以下の説明から、より詳細な理解を得ることができる。
1または複数の開示される実施形態を実装することができる例示的な通信システムのシステム図である。 図1Aに示される通信システム内で使用することができる例示的な無線送信/受信ユニット(WTRU)のシステム図である。 図1Aに示される通信システム内で使用することができる例示的な無線アクセスネットワークおよび例示的なコアネットワークのシステム図である。 例示的なポイント調整機能(PCF:point coordination function)フレーム転送を示す図である。 例示的な省電力マルチポーリング(PSMP:power-save multi-poll)動作を示す図である。 スモールパケットを転送する例示的な方法のフロー図である。 スモールパケットを転送する別の例示的な方法のフロー図である。 可変長フレームチェックシーケンス(FCS)を使用するスモールパケットを転送する例示的な方法の図である。 可変長FCSを使用するスモールパケットを転送する別の例示的な方法の図である。 グループベースのチャネル競合(channel contention)の例を示す図である。 グループベースのチャネル競合の別の例を示す図である。 グループベースのチャネル競合の別の例を示す図である。 例示的なCG内送信許可(Intra-CG transmission grant)および代理ポーリング(surrogate polling)プロシージャを示す図である。 例示的なグループ間送信許可(inter-CG transmission grant)および代理ポーリングプロシージャを示す図である。
図1Aは、1または複数の開示される実施形態を実装することができる例示的な通信システム100の図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、放送などのコンテンツを複数の無線ユーザに提供する、多元接続システムであってもよい。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含むシステムリソースの共用を通じて、そのようなコンテンツにアクセスすることを可能にすることができる。例えば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)などの、1または複数のチャネルアクセス方法を利用してもよい。
図1Aに示されるように、通信システム100は、無線送信/受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102d、無線アクセスネットワーク(RAN)104、コアネットワーク106、公衆交換電話網(PSTN)108、インターネット110、および他のネットワーク112を含んでもよいが、開示される実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を意図していることが理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dの各々は、無線環境において動作および/または通信するように構成された任意のタイプのデバイスであってもよい。例として、WTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信および/または受信するように構成されてもよく、ならびに、ユーザ機器(UE)、移動局、固定もしくは移動加入者ユニット、ページャ、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、家電製品、局(STA)、およびアクセスポイント(AP)などを含んでもよい。
通信システム100は、基地局114aおよび基地局114bも含んでもよい。基地局114a、114bの各々は、WTRU102a、102b、102c、102dの少なくとも1つと無線でインターフェースして、コアネットワーク106、インターネット110、および/または他のネットワーク112などの1または複数の通信ネットワークへのアクセスを促進するように構成された、任意のタイプのデバイスであってもよい。例として、基地局114a、114bは、ベーストランシーバ基地局(BTS)、NodeB、eNodeB、ホームNodeB、ホームeNodeB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、および無線ルータなどであってもよい。基地局114a、114bはそれぞれ、単一の要素として示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含んでもよいことが理解されよう。
基地局114aは、RAN104の一部であってもよく、RAN104はまた、他の基地局、および/または基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、中継ノードなどのネットワーク要素(図示されず)も含んでもよい。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示されず)と称されることがある特定の地理的領域内で、無線信号を送信および/または受信するように構成されてもよい。セルはさらにセルセクタに分割されてもよい。例えば、基地局114aに関連付けられたセルは、3つのセクタに分割されてもよい。したがって、一実施形態では、基地局114aは、3つの送受信機、すなわち、セルのセクタ毎に1つの送受信機を含んでもよい。別の実施形態では、基地局114aは、多入力多出力(MIMO)技術を採用してもよく、したがって、セルのセクタ毎に複数の送受信機を利用してもよい。
基地局114a、114bは、エアインターフェース116上で、WTRU102a、102b、102c、102dの1または複数と通信してもよく、エアインターフェース116は、任意の適切な無線通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)であってもよい。エアインターフェース116は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立されてもよい。
特に、上述したように、通信システム100は、多元接続システムであってもよく、ならびに、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、およびSC−FDMAなどの、1または複数のチャネルアクセス方式を採用してもよい。例えば、RAN104における基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))を使用してエアインターフェース116を確立することができる、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)地上波無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装してもよい。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)および/または進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含んでもよい。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)および/または高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)を含んでもよい。
別の実施形態では、基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、ロングタームエボリューション(LTE)および/またはLTEアドバンスト(LTE−A)を使用してエアインターフェース116を確立することができる、進化型UMTS地上波無線アクセス(E−UTRA)などの無線技術を実装してもよい。
他の実施形態では、基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.16(すなわち、Worldwide interoperability for Microwave Access(WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV−DO、Interim Standard2000(IS−2000)、Interim Standard95(IS−95)、Interim Standard856(IS−856)、Global System for Mobile communications(GSM(登録商標))、Enhanced Data rate for GSM(EDGE)、およびGSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実装してもよい。
図1Aの基地局114bは、例えば、無線ルータ、ホームNodeB、ホームeNodeB、またはアクセスポイントであってもよく、ならびに、職場、自宅、自動車、およびキャンパスなどの局所的エリアにおいて無線接続性を促進するための任意の適切なRATを利用してもよい。一実施形態では、基地局114b、およびWTRU102c、102dは、IEEE802.11などの無線技術を実装して、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立してもよい。別の実施形態では、基地局114b、およびWTRU102c、102dは、IEEE802.15などの無線技術を実装して、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立してもよい。さらなる別の実施形態では、基地局114b、およびWTRU102c、102dは、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用して、ピコセルまたはフェムトセルを確立してもよい。図1Aに示されるように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有してもよい。したがって、基地局114bは、コアネットワーク106を介して、インターネット110にアクセスすることが要求されなくてもよい。
RAN104は、コアネットワーク106と通信してもよく、コアネットワーク106は、音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)サービスをWTRU102a、102b、102c、102dの1または複数に提供するように構成された、任意のタイプのネットワークであってもよい。例えば、コアネットワーク106は、呼制御、課金サービス、モバイルロケーションベースサービス、プリペイド通話、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供ししてもよく、および/または、ユーザ認証などの高レベルのセキュリティ機能を実行してもよい。図1Aには示されていないが、RAN104および/またはコアネットワーク106は、RAN104と同一のRATまたは異なるRATを採用する、他のRANと直接的または間接的に通信してもよいことが理解されよう。例えば、E−UTRA無線技術を利用することができるRAN104に接続されることに加えて、コアネットワーク106はまた、GSM無線技術を採用する別のRAN(図示されず)とも通信してもよい。
コアネットワーク106はまた、PSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスする、WTRU102a、102b、102c、102dに対するゲートウェイとしてサービスしてもよい。PSTN108は、基本電話サービス(POTS)を提供する回線交換電話網を含んでもよい。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイートにおける伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、およびインターネットプロトコル(IP)などの、共通の通信プロトコルを使用する、相互接続されたコンピュータネットワークとデバイスのグローバルシステムを含んでもよい。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される有線または無線通信ネットワークを含んでもよい。例えば、ネットワーク112は、RAN104と同一のRATまたは異なるRATを採用することができる、1または複数のRANに接続された別のコアネットワークを含んでもよい。
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102dの一部またはすべては、マルチモード機能を含んでもよく、すなわち、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンク上で異なる無線ネットワークと通信する複数の送受信機を含んでもよい。例えば、図1Aに示されたWTRU102cは、セルラベースの無線技術を採用することができる基地局114aと通信し、および、IEEE802無線技術を採用することができる基地局114bと通信するように構成されてもよい。
図1Bは、例示的なWTRU102のシステム図である。図1Bに示されるように、WTRU102は、プロセッサ118、送受信機120、送信/受信要素122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、着脱不能メモリ130、着脱可能メモリ132、電源134、グローバルポジショニングシステム(GPS)チップセット136、および他の周辺機器138を含んでもよい。WTRU102は、実施形態との整合性を維持しながら、上記の要素の任意のサブコンビネーションを含んでもよいことが理解されよう。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1または複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(IC)、および状態機械などであってもよい。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/またはWTRU102が無線環境で動作することを可能にする任意の他の機能を実行してもよい。プロセッサ118は、送受信機120に結合されてもよく、送受信機120は、送信/受信要素122に結合されてもよい。図1Bは、プロセッサ118と送受信機120を別々のコンポーネントとして示しているが、プロセッサ118と送受信機120は、電子パッケージまたはチップ内にともに統合されてもよいことが理解されよう。
送信/受信要素122は、エアインターフェース116上で、基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信し、または基地局から信号を受信するように構成されてもよい。例えば、一実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナであってもよい。別の実施形態では、送信/受信要素122は、例えば、IR、UV、または可視光信号を送信および/または受信するように構成されたエミタ/ディテクタであってもよい。さらなる別の実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号と光信号の両方を送信および受信するように構成されてもよい。送信/受信要素122は、無線信号の任意の組み合わせを送信および/または受信するように構成されてもよいことが理解されよう。
加えて、図1Bでは、送信/受信要素122は単一の要素として示されているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信要素122を含んでもよい。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を採用してもよい。したがって、一実施形態では、WTRU102は、エアインターフェース116上で無線信号を送信および受信する2つ以上の送信/受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含んでもよい。
送受信機120は、送信/受信要素122によって送信されることになる信号を変調し、および、送信/受信要素122によって受信された信号を復調するように構成されてもよい。上述したように、WTRU102は、マルチモード機能を有してもよい。したがって、送受信機120は、WTRU102が、例えば、UTRAおよびIEEE802.11などの複数のRATを介して通信することを可能にする、複数の送受信機を含んでもよい。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶ディスプレイ(LCD)ディスプレイユニットもしくは有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット)に結合されてもよく、および、それらからユーザ入力データを受信してもよい。プロセッサ118は、また、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128にユーザデータを出力してもよい。加えて、プロセッサ118は、着脱不能メモリ130および/または着脱可能メモリ132などの、任意のタイプの適切なメモリからの情報にアクセスし、ならびに、それらにデータを記憶してもよい。着脱不能メモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、ハードディスク、または任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含んでもよい。着脱可能メモリ132は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、およびセキュアデジタル(SD)メモリカードなどを含んでもよい。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバまたはホームコンピュータなどの(図示しない)、WTRU102上に物理的に位置していないメモリからの情報にアクセスし、および、それらにデータを記憶してもよい。
プロセッサ118は、電源134から電力を受信してもよく、ならびに、WTRU102における他のコンポーネントへの電力を分配および/または制御するように構成されてもよい。電源134は、WTRU102に電力供給する任意の適切なデバイスであってもよい。例えば、電源134は、1または複数の乾電池(例えば、ニッケル−カドミウム(NiCd)、ニッケル−亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)など)、太陽電池、および燃料電池などを含んでもよい。
プロセッサ118は、GPSチップセット136にも結合されてもよく、GPSチップセット136は、WTRU102の現在位置に関する位置情報(例えば、経度および緯度)を提供するように構成されてもよい。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはそれに代えて、WTRU102は、エアインターフェース116上で、基地局(例えば、基地局114a、114b)から位置情報を受信してもよく、および/または2つ以上の近隣の基地局から受信された信号のタイミングに基づいて、自身の位置を判定してもよい。WTRU102は、実施形態との整合性を維持しながら、任意の適切な位置判定方法によって、位置情報を取得してもよいことが理解されよう。
プロセッサ118は、他の周辺機器138にさらに結合されてもよく、他の周辺機器138は、追加的な特徴、機能、および/または有線もしくは無線接続性を提供する、1または複数のソフトウェアモジュールおよび/またはハードウェアモジュールを含んでもよい。例えば、周辺機器138は、加速度計、電子コンパス、衛星送受信機、デジタルカメラ(写真またはビデオ用の)、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、振動デバイス、テレビトランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線ユニット、デジタル音楽プレイヤ、メディアプレイヤ、ビデオゲームプレイヤモジュール、およびインターネットブラウザなどを含んでもよい。
図1Cは、実施形態による、RAN104およびコアネットワーク106のシステム図である。RAN104は、IEEE802.16無線技術を採用して、エアインターフェース116上でWTRU102a、102b、102cと通信する、アクセスサービスネットワーク(ASN)であってもよい。以下でさらに説明されるように、WTRU102a、102b、102c、RAN104、およびコアネットワーク106の異なる機能エンティティ間の通信リンクは、参照ポイントとして定義されてもよい。
図1Cに示されるように、RAN104は、基地局140a、140b、140c、およびASNゲートウェイ142を含んでもよいが、RAN104は、実施形態との整合性を維持しながら、任意の数の基地局およびASNゲートウェイを含んでもよいことが理解されよう。基地局140a、140b、140cはそれぞれ、RAN104における特定のセル(図示されず)に関連付けられてもよく、および、それぞれが、エアインターフェース116上でWTRU102a、102b、102cと通信する1または複数の送受信機を含んでもよい。一実施形態では、基地局140a、140b、140cは、MIMO技術を実装してもよい。したがって、基地局140aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、および、WTRU102aから無線信号を受信してもよい。基地局140a、140b、140cはまた、ハンドオフトリガリング、トンネル確立、無線リソース管理、トラフィック分類、およびサービス品質(QoS)ポリシ実施などの、モビリティ管理機能を提供してもよい。ASNゲートウェイ142は、トラフィック集約ポイントとしてサービスしてもよく、ならびに、ページング、加入者プロファイルのキャッシング、およびコアネットワーク106へのルーティングなどを担当してもよい。
WTRU102a、102b、102cとRAN104との間のエアインターフェース116は、IEEE802.16仕様を実装する、R1参照ポイントとして定義されてもよい。加えて、WTRU102a、102b、102cの各々は、コアネットワーク106との論理インターフェース(図示されず)を確立してもよい。WTRU102a、102b、102cとコアネットワーク106との間の論理インターフェースは、R2参照ポイントとして定義されてもよく、R2参照ポイントは、認証、認可、IPホスト構成管理、および/またはモビリティ管理に使用されてもよい。
基地局140a、140b、140cの各々の間の通信リンクは、WTRUハンドオーバおよび基地局間でのデータの転送を促進するプロトコルを含む、R8参照ポイントとして定義されてもよい。基地局140a、140b、140cとASNゲートウェイ142との間の通信リンクは、R6参照ポイントとして定義されてもよい。R6参照ポイントは、WTRU102a、102b、102cの各々に関連付けられたモビリティイベントに基づいて、モビリティ管理を促進するプロトコルを含んでもよい。
図1Cに示されるように、RAN104は、コアネットワーク106に接続されてもよい。RAN104とコアネットワーク106との間の通信リンクは、例えばデータ転送およびモビリティ管理機能を促進するプロトコルを含む、R3参照ポイントとして定義されてもよい。コアネットワーク106は、モバイルIPホームエージェント(MIP−HA)144、認証・認可・課金(AAA)サーバ146、およびゲートウェイ148を含んでもよい。上記の要素の各々は、コアネットワーク106の一部として示されているが、これらの要素のいずれか1つは、コアネットワークオペレータとは異なるエンティティによって所有および/または運営されてもよいことが理解されよう。
MIP−HAは、IPアドレス管理を担当してもよく、ならびに、WTRU102a、102b、102cが、異なるASNの間で、および/または異なるコアネットワークの間でローミングすることを可能にしてもよい。MIP−HA144は、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を促進してもよい。AAAサーバ146は、ユーザ認証、およびユーザサービスのサポートを担当してもよい。ゲートウェイ148は、他のネットワークとの相互作用を促進してもよい。例えば、ゲートウェイ148は、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の陸線通信デバイスとの間の通信を促進してもよい。加えて、ゲートウェイ148は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される他の有線または無線ネットワークを含むことができるネットワーク112へのアクセスを、WTRU102a、102b、102cに提供してもよい。
図1Cには示されていないが、RAN104は、他のASNに接続されてもよく、および、コアネットワーク106は、他のコアネットワークに接続されてもよいことが理解されよう。RAN104と他のASNとの間の通信リンクは、R4参照ポイントとして定義されてもよく、R4参照ポイントは、RAN104と他のASNとの間で、WTRU102a、102b、102cのモビリティを調整するプロトコルを含んでもよい。コアネットワーク106と他のコアネットワークとの間の通信リンクは、R5参照ポイントとして定義されてもよく、R5参照ポイントは、ホームコアネットワークと移動先コアネットワークとの間の相互作用を促進するプロトコルを含んでもよい。
他のネットワーク112はさらに、IEEE802.11ベースの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)160に接続されてもよい。WLAN160は、アクセスルータ165を含んでもよい。アクセスルータは、ゲートウェイ機能を含んでもよい。アクセスルータ165は、複数のアクセスポイント(AP)170a、170bと通信してもよい。アクセスルータ165とAP170a、170bとの間の通信は、有線イーサネット(IEEE802.3規格)、または任意のタイプの無線通信プロトコルを介してもよい。AP170aは、WTRU102dとエアインターフェース上で無線通信する。
上述したように、少なくとも一部のWLANシステムについて、WLAN STAは、ULスモールフレームを頻繁に送信する必要があることがある。そのようなWLANシステムの一部のより具体的な例は、特に、ポイント調整機能(PCF)、サービス品質(QoS)ハイブリッド調整機能制御チャネルアクセス(HCCA:hybrid coordination function controlled channel access)、省電力マルチポーリング(PSMP)、および1GHz未満に割り当てられたスペクトル(サブ1GHzスペクトル)におけるWLAN動作に関するものに従う。
PCFは、IEEE802.11ベースの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)において使用することができる技術であり、それによって、ポイントコーディネータ(PC:point coordinator)APは、ネットワーク内で、コンテンションフリー(CF:contention-free)フレーム転送を調整する。PCF CFフレーム転送は、BSSのAPにおいて動作するPCによって制御することができる、ポーリングスキームに基づいてもよい。
図2は、例示的なPCFフレーム転送200の図である。図2に示される例示的なPCFフレーム転送200は、コンテンションフリー反復間隔(contention-free repetition interval)202を含み、それは、コンテンションフリー期間(CFP:contention-free period)204と、その後に続く、コンテンション期間(contention period)212とを含む。PCFの実施形態では、コンテンションフリー反復間隔202は、期間にわたって無線媒体へのコンテンションフリーおよびコンテンションベースのアクセスを提供するように繰り返されてもよい。
PCは、CFパラメータセット要素をビーコン214内に含めることによって、CFP204を開始してもよい。ビーコン214を受信するいずれの局も、NAV206を各CFP204の予定開始時間(nominal start time)に設定して、非ポーリング送信を防止してもよい。
PCは、ポーリングフレームを使用して、UL送信に対するCFポーリング可能STA(CF-Pollable STA)をポーリングしてもよい。図2に示される例では、PCは、ビーコン214の後、ショートフレーム間隔(SIFS:short interframe space)期間210aを待機して、その第1のポーリングフレーム216を送信する。実施形態では、PCは、例えば、Data+CF−Pollフレーム、Data+CF−ACK+CF−Pollフレーム、またはCF−Pollフレームを含む、いくつかの異なるフレームのいずれか1つをポーリングフレームとして使用してもよい。これらの異なるタイプのポーリングフレームの使用は、PCが、ポーリングフレームを効率的に使用して、送信するのに有する他のデータも送信することを可能にすることができる。例えば、PCは、送信するDLデータを有する場合、ポーリングフレームでDLデータを送信するのに、Data+CF−Pollフレームを使用してもよい。別の例として、PCは、送信するDLデータおよび確認応答(ACK)を有する場合、DLデータおよびACKを送信するのに、Data+CF−ACK+CF−Pollフレームを使用してもよい。PCは、送信する他のデータを有さない場合、単にCF−Pollフレームを送信してもよい。CFP(例えば、CFP204)の間に送信されたフレームの確認応答は、確認応答されることになるフレームの直後にデータまたはヌルフレームが続く場合、Data+CF−ACK、CF−ACK、Data+CF−ACK+CF−Poll、またはCF−ACK+CF−Pollフレームの1つを使用して達成されてもよく、それによって、別個のACKフレームによるオーバヘッドを回避することができる。
ポーリングされたことに応答して、CFポーリング可能STAは、SIFS期間の後、競合なしに、ULフレームを送信してもよい。これは、分散調整機能(DCF:distributed coordination function)の下で行われる送信よりも高い媒体利用を提供することができる。図2に示される例では、PCが第1のポーリングフレーム216を送信した後、ポーリングされたSTAは、SIFS期間210bを待機し、そして、1または複数のULフレーム218を送信する。別のSIFS期間210cの後、PCは、次のポーリングフレーム220を送信してもよく、および、別のSIFS期間210dの後、ポーリングされたSTAは、1または複数のULフレーム222を送信してもよい。別のSIFS期間210eの後、PCは、次のポーリングフレーム224を送信してもよい。優先フレーム間隔(PIFS:priority interframe space)期間208b内に、PCがポーリングフレーム224に対する応答を受信しない場合、PCは、次のポーリングフレーム226を送信してもよい。別のSIFS期間210fの後、ポーリングされているSTAは、1または複数のULフレーム228を送信してもよい。
PCが、BSSにおけるSTAのすべてにポーリングしたら、PCは、SIFS期間210gを待機し、CF−Endフレーム230を送信して、CFP204の終了を示してもよい。CF−Endフレーム230を受信したことに応答して、STAは、NAVをリセットしてもよく(232)、および、コンテンション期間212が開始してもよい。コンテンション期間212の後、PCは、例えば、CFパラメータセット要素をビーコン内に含めることによって、次のCF期間を開始する前に、SIFS期間(例えば、SIFS期間208a)を待機してもよい。
IEEE802.11eシステムは、HCCAプロシージャを使用して、集中コントローラを使用してチャネルアクセスを制御してもよい。PCFおよびHCCAの両方は、集中制御を使用して、チャネルアクセスを制御するが、HCCAとPCFは、少なくとも、HCCAが、CPまたはCFPの両方で行われてもよいという点で、およびHCCA STAが、QoS(+)CF−Pollフレームにおいて指定された期間でポーリングされたTXOPを許可されてもよいという点で異なる。STAは、TXOP期間の制限を受ける所与のポーリングされたTXOP内で複数のフレーム交換シーケンスを送信してもよい。
IEEE802.11nシステムは、省電力マルチポーリング(PSMP)メカニズムを使用してもよく、そのメカニズムでは、HCCAにおいて使用される直接QoS(+)CF−Pollを使用する代わりに、単一のPSMPフレームが、複数のSTAをスケジュールするのに使用されてもよい。PSMPは、STAが少量のデータを定期的に送信する必要がある状況において、QoS(+)CF−Pollよりも効率的であることがある。
図3は、3つのSTAについての例示的なPSMP動作300の図である。図3に示される例示的なPSMP動作では、AP322は、BSSにおけるSTA324、326、328のすべてによって受信することができるPSMPフレーム306を送信する。APは、STAに、DLフェーズ302の間にそれらがDLデータフレームを受信するのにいつアウェイクする必要があるかを示し、およびULフェーズ304の間に各STAがULデータの送信を開始することを許可される個々の時間を示すスケジュールを、PSMPフレーム306内に含めてもよい。図3に示される例では、DLフェーズ302は、ブロードキャスト期間308と、それに続く、DL期間310、312、314とを含み、DL期間310、312、314の間に、それぞれのSTA324、326、328の各々がDLデータを受信してもよい。例示的なULフェーズ304は、UL期間316、318、320を含み、UL期間316、318、320の間に、STA324、326、328は、それぞれUL送信を行ってもよい。
PSMPの使用は、各STAが、DLフェーズにおいて必要とされるまで受信機をシャットダウンし、ULフェーズの間に、空きチャネル判定(CCA:clear channel assessment)を実行する必要なしに、スケジュールされたときだけ送信するように、PSMPフェーズの開始時にULおよびDLスケジュールを提供することによって、STAによる電力消費を低減させることができる。
一部のWLANシステム(例えば、IEEE802.11規格上で構築されたWLANシステム)は、サブ1GHzスペクトルにおいて動作するように設計される。そのようなスペクトルは、それらが備えるチャネルのサイズおよび帯域幅で完全に制限されることがある。加えて、そのようなスペクトルは、利用可能なチャネルが隣接せず、およびより大きな帯域幅送信に対して組み合わされないという点で、断片化されることがある。そのようなスペクトルの制限を与えられると、それで動作するWLANシステムは、高スループット/超高スループット(HT/VHT)WLANシステム(IEEE802.11nおよび/または802.11ac規格に基づいたWLANシステムなど)と比較して、より小さい帯域幅およびより低いデータレートをサポートすることができるにすぎない。
サブ1GHz帯域で動作可能なIEEE802.11ahシステムに関しては、テレビジョンホワイトスペース(TVWS:television white space)帯域を除く免許不用帯域(license-exempt bands)において1GHz未満で動作可能なOFDM物理レイヤ(PHY)が望ましいことがある。さらに、PHY、ならびに他のシステム(例えば、IEEE802.15.4およびIEEE P802.15.4gシステム)との共存を供給するのに、MACへの拡張が望ましいことがある。またさらに、レート対範囲の性能(例えば、最大1km(戸外(outdoor))の距離、および100Kbit/sよりも大きいデータレート)を最適化することが望ましいことがある。センサおよびメータ、バックホールセンサおよびメータデータ、ならびにセルラオフロードのための拡大範囲のWiFiを含む、3つの使用ケースが考察されている。
一部の国におけるスペクトル割り当ては、完全に制限されることがある。例えば、中国では、470〜566および614〜787MHz帯域は、1MHz帯域幅スペクトル割り当てを許可するにすぎないことがある。1MHzモードを有する2MHzオプションをサポートすることに加えて、1MHz限定オプション(1 MHz only option)をサポートすることが望ましいことがある。
IEEE802.11ah PHYは、1GHz未満で動作し、およびIEEE802.11ac PHYに基づいていてもよい。IEEE802.11ahによって必要とされる狭帯域幅に対応するために、IEEE802.11ac PHYは、10倍にダウンクロック(down-clocked)されてもよい。2、4、8、および16MHzに対するサポートは、1/10ダウンクロックによって達成されてもよいが、1MHz帯域幅に対するサポートは、32の高速フーリエ変換(FFT)サイズでPHY定義を必要とすることがある。
IEEE802.11ahセンサおよびメータの使用ケースは、単一のBSS内で最大で6000のSTAに対するサポートを必要とする。スマートメータおよびセンサなどのデバイスは、サポートされるULおよびDLトラフィックに関して大きく異なる要件を有する。例えば、センサおよびメータは、データをサーバに定期的にアップロードするように構成されてもよく、それは、ほとんどの場合、ULトラフィックのみである。センサおよびメータはまた、サーバによって問い合わせまたは構成されてもよい。サーバがセンサおよびメータを問い合わせまたは構成する場合、問い合わされたデータがセットアップされた間隔内で到着すべきことが予想されてもよい。同様に、サーバ/アプリケーションは、一定の間隔内で実行された任意の構成に対する確認を予想してもよい。これらのタイプのトラフィックパターンは、WLANシステムに対して仮定された従来のトラフィックパターンとは大きく異なることがある。
上記例では、STAは、例えば、PS−Poll、産業プロセスオートメーション(フレームが64バイトのMSDUサイズを有してもよい)、ウェブブラウジングクリック(フレームが64バイトのMSDUサイズを有してもよい)、およびVoIP(フレームが64バイトのMSDUサイズを有してもよい)を含むULスモールフレームを頻繁に送信する必要があることがある。
さらに、STAのセットは、ビーコン間隔、ビーコンサブ間隔、またはある時間間隔の間に、媒体アクセスを行うようにスケジュールされてもよい。DCFベースのアクセスが使用される場合、DCFフレーム間隔(DIFS)、バックオフ、パケット衝突および再送信を含む、さらなるオーバヘッドが、ULパケットの送信に関連付けられてもよい。オーバヘッドは、スモールULフレームに対して特に重大になることがある。UL送信のコンテンションフリー方法が使用される場合(例えば、各STAがパケットを送信するのにタイムスロットを割り当てられる)、一部のSTAが送信するULデータパケットを有しているが、他のSTAは、単に、PS−Pollフレームを送信して、バッファリングされたDLフレームを取り出すので、さらなるオーバヘッドは存在しないことがある。割り当てられたスロットのいくつかの部分は、STAが送信を完了した後、次のタイムスロットの開始まで、アイドルのままでいることがある。したがって、割り当てスロットのこれらの部分は、浪費されることがある。
STAのセットは、いくつかの方法の少なくとも1つで、ビーコン間隔、ビーコンサブ間隔、または所定の時間間隔において、媒体アクセスを行うようにスケジュールされてもよい。APは、管理または制御フレームを使用して、一定間隔の間ウェイクアップするようにSTAに命令してもよい。APは、UL PS−Pollフレームを送信して、バッファリングされたDLパケットを取り出すSTAに対する、肯定(positive)トラフィックインジケーションマップ(TIM:traffic indication map)をビーコンまたはショートビーコンに含めてもよい。APはまた、UL送信を行うのに一定間隔にアクセスすることを許可されたSTAのセットのID、クラス、または他のインジケータのインジケーションをビーコンに含めてもよい。
高速フレーム交換(speed frame exchange)メカニズムがまた、IEEE802.11に対して考慮されている。例えば、STAは、MACヘッダにおけるさらなるデータフィールドを使用して、ULデータの存在を示してもよい。別の例では、ULまたはDL送信のいずれかに対し、データフレームが、有効な応答フレームとして使用されてもよい。別の例では、PLCPヘッダにおける早期ACKインジケーションビットが、現在のフレームへの応答フレームとしてのデータフレームの送信に関連付けられた媒体予約時間(
medium reservation time)を示すのに使用されてもよい。
BSSが、バースト性のアップリンク(UL)トラフィックでの多数のSTAを含む場合、多くのオーバヘッドが、ULパケットの送信および配信に関連付けられてもよい。このオーバヘッドの一部は、PHY収束プロトコル(PLCP)およびMACヘッダ、フレームチェックシーケンス(FCS)、送信要求(RTS)/送信許可(CTS)および確認応答(ACK)フレーム、チャネルアクセスを取得するのにSTAが待機しなければならない時間(例えば、DIFSおよびバックオフカウントダウン)、ならびに衝突に起因する再送信の送信を含むことがある。送信オーバヘッドに関連付けられた時間が、データまたはパケット自体の実際の送信時間よりも数倍長くなることがあるので、PS−Pollなど、長さの短いデータまたはフレームの送信に関連付けられるオーバヘッドは、特に顕著となることがある。その結果、WLANシステムは、かなりのリソースを使用してオーバヘッドを送信し、したがって、低MAC効率を有することがある。したがって、WLANシステムにおいて、オーバヘッドを低減させ、MAC効率を改善するためのメカニズムが望ましいことがある。
本明細書では、スモールデータパケットの転送に関連付けられたオーバヘッドを低減させることができる実施形態が説明される。実施形態では、STAなどの無線送信/受信ユニット(WTRU)は、転送するのにそれが有するパケットに関するより詳細な情報を送信してもよく、それが、より高いMACおよび電力効率を提供することができる。別の実施形態では、ULスモールデータフレームの送信に関連付けられたオーバヘッドを最小化するために、可変長のフレームチェックシーケンス(FCS)が使用されてもよく、FCSの動的な長さは、例えば、フレーム本体の長さに依存する。別の実施形態では、WTRUは、グループベースのチャネル競合を使用して、媒体にアクセスしてもよい。
図4Aは、例えば、WLANなどの無線ネットワークにおいて、スモールパケットを転送する例示的な方法のフロー図400Aである。図4Aに示される例では、STAなどのWTRUは、送信するのにバッファリングされたデータをWTRUが有することを示すフィールドを有するMACヘッダを有するパケットを生成する(402)。WTRUは、送信するためにWTRUがバッファリングしたデータに関するより詳細な情報を提供するフィールドをパケットに(例えば、MACまたはPHYレイヤ収束プロシージャ(PLCP)ヘッダに)含めてもよい(404)。
WTRUは、送信するためにバッファリングされたデータをそれが有することを、例えば、MAC(例えば、IEEE802.11 MAC)またはPLCPヘッダにおけるモアデータフィールド(More Data Field)を使用して示してもよい。実施形態では、WTRUは、送信するためにバッファリングされたデータをWTRUが有することを示すビットをモアデータフィールドに含めてもよい。送信するためにWTRUがバッファリングしたデータに関するより詳細な情報は、例えば、情報要素(IE)(例えば、バッファリングされたトラフィックIE)として、もしくはMAC/PLCPヘッダにおいて、初期スクランブリングシード(scrambling seed)として、または任意の管理フレーム、制御フレーム、データフレーム、もしくは他のタイプのフレームのフィールドもしくはサブフィールド(例えば、バッファトラフィックインジケーションフィールド(buffered traffic indication field)もしくはサブフィールド)として示されてもよい。送信するためにWTRUがバッファリングしたデータに関するより詳細な情報は、例えば、MACヘッダにおけるQoS制御フィールドの全体またはサブフィールドなど、任意のフィールドまたはサブフィールドを再使用することによっても示されてもよい。
実施形態では、WTRUは、より詳細な情報を、別のWTRUまたは基地局(例えば、AP)に送信してもよく、別のWTRUまたは基地局は、WTRU(例えば、BSSにおけるSTA)によって提供されたより詳細な情報に基づいて、例えば、送信機会(TXOP)をWTRUに割り当てることによって、より詳細な情報を使用して、より効率的なスモールパケット送信を可能にすることができる。
送信するためにWTRUがバッファリングしたデータに関するより詳細な情報は、例えば、送信するためにWTRUがバッファリングした少なくとも1つのパケットを送信するために必要とされる時間、送信するためにWTRUがバッファリングしたパケットの数、送信するためにWTRUがバッファリングしたパケットの各々のサイズ(例えば、バイト単位の)、または送信するためにWTRUがバッファリングしたパケットのすべての合計サイズの1または複数を含んでもよい。送信するためにWTRUがバッファリングしたデータの少なくとも1つのパケットを送信するために必要とされる時間は、例えば、送信するためにWTRUがバッファリングした各パケットをWTRUが送信するために必要とされる推定時間もしくはTXOP、または送信するためにWTRUがバッファリングしたULもしくはDLパケットのすべてをWTRUが送信するために必要とされる(例えば、マイクロ秒もしくは他の任意の時間単位の)合計時間もしくはTXOPの少なくとも1つを含んでもよい。
図4Bは、例えば、WLANなどの無線ネットワークにおいて、スモールパケットを転送する別の例示的な方法のフロー図400Bである。図4Bに示される例では、WTRU(例えば、STA)は、送信するためにバッファリングされたデータをWTRUが有することを示すフィールドと、送信するためにWTRUがバッファリングしたデータの少なくとも1つのパケットを送信するために必要とされる時間を示すフィールドとを有するMACヘッダを有するパケットを生成する(410)。WTRUは、無線ネットワークにおける別のWTRU(例えば、アクセスポイント(AP))にパケットを送信してもよい(412)。WTRUは、送信するためにWTRUがバッファリングしたデータの少なくとも1つのパケットを送信するために必要とされる時間に基づいて許可された送信機会(TXOP)を有する別のパケットを、他のWTRUから受信する(414)。
実施形態では、許可されたTXOPは、パケットのMACヘッダにおいて提供された時間に基づいた期間を有する。パケットは、省電力ポーリング(PS−Poll)フレーム、ACKフレーム、データフレーム、およびブロック確認応答(BA)フレームの1つであってもよい。
実施形態では、WTRUは、バッファトラフィックインジケーションフィールドを含む、新たなフレームフォーマットを使用してもよい。そのような新たなフレームフォーマットは、例えば、PS−Poll+バッファトラフィック(BT)フレームフォーマット、ACK+BTフレームフォーマット、データ+BTフレームフォーマット、ショートACK+BTフレームフォーマット、BA+BTフレームフォーマット、またはショートBA+BTフレームフォーマットを含んでもよい。別の実施形態では、PLCP/MACヘッダにおける、またはPS−Pollフレーム、ACKフレーム、データフレーム、BAフレーム、ショートACKフレーム、もしくはショートBAフレームなど、任意のフレームの他の任意の部分におけるバッファトラフィックインジケーションフィールドの存在を示すためのビットが使用されてもよい。バッファトラフィックインジケーションフィールドはまた、例えば、新規または既存のフレームのPLCPテイルビットまたは初期スクランブリングシードに含まれてもよい。実施形態では、バッファトラフィックインジケーションフィールドの存在を示すのに、UL/DL方向においてモアデータビットが設定されてもよい。
バッファトラフィックインジケーションフィールドは、送信WTRUにおいてバッファリングされたULまたはDLトラフィックの1または複数に関する詳細な情報を含んでもよい。送信WTRUが非AP STAであり、パケットの送信先がAPである場合、バッファトラフィックインジケーションフィールドは、バッファリングされたULパケットに関する詳細な情報を示すために使用されてもよい。送信WTRUがAPであり、パケットの送信先が非AP STAである場合、バッファトラフィックインジケーションフィールドは、バッファリングされたDLパケットに関する詳細な情報を示すのに使用されてもよい。送信WTRUが非AP STAであり、パケットの送信先が非AP STAである場合、バッファトラフィックインジケーションフィールドは、バッファリングされたピアツーピアパケットに関する詳細な情報を示すのに使用されてもよい。バッファトラフィックインジケーションフィールドはまた、STAの特定のセットに対するバッファリングされたブロードキャストまたはマルチキャストパケットに関する詳細な情報を示すのに使用されてもよい。
802.11ah STAに対するPS−Pollフレーム、ACKフレーム、データフレーム、およびBAフレームなどのフレームに対し、PLCP/MACヘッダにおける1ビット(例えば、フレーム制御フィールドまたはモアデータフィールドにおける)が、バッファトラフィックインジケーションフィールドまたはサブフィールドの存在を示すのに使用されてもよい。そのようなインジケーションはまた、例えば、PLCPテイルビットまたは初期スクランブリングシードにも含まれてもよい。バッファトラフィックインジケーションフィールドは、上述したように、バッファリングされたDLおよび/またはULパケットに関する詳細な情報を含んでもよい。さらに、バッファトラフィックインジケーションフィールドは、QoS制御フィールドの全フィールドとして、またはサブフィールドとして実装されてもよい。
実施形態では、例えば、肯定TIMインジケーションを受信し、またはスリープ状態からウェイクアップし、および媒体へのアクセスを取得したWTRU(例えば、STA)は、送信するULデータをWTRUが有する場合、バッファトラフィックインジケーションフィールドを有するデータフレームを送信してもよい。ここで、バッファトラフィックインジケーションフィールドの存在は、モアデータビットによって示されてもよい。実施形態では、WTRUは、スリープ状態からウェイクアップし、スリープ状態からウェイクアップしたことに応答して、送信するULデータをWTRUが有している条件で、バッファトラフィックインジケーションフィールドを有するPS−Pollフレームを送信してもよい。ここで、バッファトラフィックインジケーションフィールドの存在は、モアデータビットによって示されてもよい。WTRUは、送信するULデータをWTRUが有さない場合、バッファトラフィックインジケーションフィールドを有さないPS−Pollフレーム(または、バッファリングされたパケットがゼロであることを示すバッファトラフィックインジケーションフィールド)を送信してもよい。実施形態では、WTRUは、PS−Pollフレームおよびデータフレーム、ならびにバッファトラフィックインジケーションフィールド/IEを含む新たなタイプのフレームの任意の組み合わせを含む、集約されたMPDU(A−MPDU)または集約されたMSDU(A−MSDU)を送信してもよい。
別のWTRUまたは基地局(例えば、APまたは別のSTA)は、以下の1つを実行してもよい。他のWTRUは、バッファトラフィックインジケーションフィールドを有するデータフレームを受信したとき、UL専用送信(UL only transmissions)、またはULおよびDL送信の両方(他のWTRUがまた送信するDLパケットを有するAPであるとき)に対して、許可されたTXOPを(例えば、MACヘッダにおける期間フィールド、またはQoS制御フィールドのサブフィールドにおいて)有するデータフレームをWTRUに送信してもよい。他のWTRUによって送信されるデータフレームはまた、WTRUを宛先とする他のWTRUにおいて、バッファリングされた任意のDLパケットに対するバッファトラフィックインジケーションフィールドを含んでもよい。他のWTRUは、バッファトラフィックインジケーションフィールドを有するデータフレームを受信したとき、UL専用送信、またはULおよびDL送信両方(APがまた送信するDLパケットを有するとき)に対して、許可されたTXOPを(例えば、MACヘッダの期間フィールドにおいて)有するACK/BAフレーム(または、ACK/BAは、この目的では、MACヘッダにQoS制御フィールドを含めてもよく、もしくはそれのサブフィールドであってもよい)をWTRUに送信してもよい。他のWTRUによって送信されるACK/BAフレームはまた、WTRUを宛先とする他のWTRUにおいて、任意のバッファリングされたDLパケットに対するバッファトラフィックインジケーションフィールドを含んでもよい。他のWTRUは、データフレーム、ACK/BA、または許可されたTXOPもしくはDLパケットに対するバッファトラフィックインジケーションフィールド/IEのいずれかを含む任意の新たなタイプのフレームの任意の組み合わせを含む、A−MPDUまたはA−MSDUを送信してもよい。A−MPDUまたはA−MSDUはまた、MACヘッダにおける期間フィールドもしくはQoS制御フィールドに、または他の任意のフィールドもしくはサブフィールドに、許可されたTXOPについての情報を含んでもよい。許可されたTXOPを有するフレームを受信した全ての他のWTRUは、TXOPが終了するまで、エネルギー節約のためにスリープに入ってもよい。他のWTRUはまた、制約アクセスウィンドウ(RAW:Restricted Access Window)スロットまたはターゲットウェイク時間(TWT:Target Wake Time)形式などの、許可されたTXOPに関するスケジュール情報を、MAC/PLCPヘッダ、またはRPS要素など、パケットの任意のフィールドまたはサブフィールドに含めてもよい。
ULフレームを送信するのにTXOPを受信したことに応答して、WTRUは、TXOPを使用して、即時ACK/BAを有し、または即時ACK/BAなしで、データフレーム、A−MPDU、またはA−MSDUなどの、任意の許容可能な送信シーケンスを使用してUL送信を完了してもよい。他のWTRUは、合意されたACKポリシに従って、ACK、ショートACK、BA、ショートBA、またはデータフレームを使用して、これらのULパケットの受信を確認応答してもよい。その送信が終了すると、WTRUは、CF−Endフレームの送信に対して十分な時間が存在する場合、CF−Endフレームを送信して、TXOPをキャンセルしてもよい。他のWTRU(例えば、AP)は、WTRUに送信するいかなるDLフレームを有さない場合、CF−Endフレームを繰り返してもよい。他のWTRUはまた、CF−EndフレームからのSIFS期間後に、WTRUまたは他の任意のWTRUにDLパケットの送信を開始してもよい。
別の実施形態では、WTRU(例えば、STA)は、肯定TIMインジケーションを受信してもよく、またはスリープ状態からウェイクアップしてもよい(例えば、そのターゲットウェイク時間(TWT)において)。WTRUが、媒体へのアクセスを取得したとき、送信するULデータをSTAが有する場合、バッファトラフィックインジケーションフィールドを有するデータフレームを送信してもよい。バッファトラフィックインジケーションフィールドの存在は、モアデータビットまたは他のタイプのインジケーションによって示されてもよい。WTRUは、送信するULデータをSTAが有する場合、バッファトラフィックインジケーションフィールドを有する、PS−Pollフレーム、NDP PS−Pollフレーム、または別のタイプのトリガフレームを送信してもよい。バッファトラフィックインジケーションフィールドの存在は、モアデータビットまたは他のタイプの表示によって示されてもよい。WTRUは、送信するULデータをSTAが有さない場合、バッファトラフィックインジケーションフィールドを有さないPS−Pollフレーム(または、バッファリングされたパケットがゼロであることを示すバッファトラフィックインジケーションフィールド)を送信してもよい。WTRUは、PS−Pollフレーム、データフレーム、および/またはバッファトラフィックインジケーションフィールド/IEを含む新たなタイプのフレームの任意の組み合わせを含む、A−MPDUまたはA−MSDUを送信してもよい。
STAによって送信されたフレームの宛先であるWTRU(例えば、APまたは別のSTA)は、バッファトラフィックインジケーションフィールドを有するフレームを受信したとき、UL専用送信、またはULおよびDL送信両方(APがまた送信するDLパケットを有するとき)に対し、許可されたTXOPを有する(例えば、MACヘッダにおける期間フィールド、QoS制御フィールドのサブフィールド、またはPLCP/MACヘッダの別の部分、フレーム本体などにおいて)データフレームをSTAに送信してもよい。APによって送信されるデータフレームはまた、STAに対するAPにおいて、任意のバッファリングされたDLパケットに対するバッファトラフィックインジケーションフィールドを含んでもよい。許可されたTXOPは、1つのULおよび/またはDL専用フレーム送信に対するものであってもよい。例えば、許可されたTXOPは、MAX_PPUD_Timeとして実装することができる、1つのMSDUの送信に対するTXOPであってもよい。
WTRUは、バッファトラフィックインジケーションフィールドを有するフレームを受信したとき、UL専用送信、またはULおよびDL送信両方(APがまた送信するDLパケットを有するとき)に対し、許可されたTXOPを有する(例えば、MACヘッダの期間フィールド、PLCP/MACヘッダの別の部分、またはフレーム本体において)ACK/BAフレーム(または代替として、ACK/BAは、この目的では、MACヘッダにおいてQoS制御フィールドのサブフィールドを含んでもよい)をSTAに送信してもよい。APによって送信されるACK/BAフレームはまた、STAに対するAPにおいて、任意のバッファリングされたDLパケットに対するバッファトラフィックインジケーションフィールドも含んでもよい。許可されたTXOPは、1つのULおよび/またはDL専用フレームの送信に対するものであってもよい。例えば、許可されたTXOPは、MAX_PPUD_Timeとして実装することができる、1つのMSDUの送信に対するTXOPであってもよい。
WTRUは、データフレーム、ACK/BAフレーム、または許可されたTXOPもしくはDLパケットに対するバッファトラフィックインジケーションフィールド/IEのいずれかを含む任意の新たなタイプのフレームの任意の組み合わせを含む、A−MPDUまたはA−MSDUを送信してもよい。A−MPDUまたはA−MSDUはまた、MACヘッダにおける期間フィールドもしくはQoS制御フィールドにおいて、または他の任意のフィールドもしくはサブフィールドにおいて、許可されたTXOPに関する情報を含んでもよい。WTRUは、延期パケット(deferral packet)を送信してもよく、それは、1または複数のRAW/TWT/アクセスウィンドウ/ビーコン間隔/ビーコンサブ間隔がSTAに対して予約されていることをSTAに通知する、制御フレーム、アクションフレーム、ACKなしのアクションフレーム、管理フレーム、または拡張フレームであってもよく、STAは、UL送信および/またはDL受信を完了するのに、その期間の間、アクティブである必要があることがある。これは、STAに関連付けられたULおよび/またはDLトラフィックの量が大きく、割り当てられたスロット/アクセスウィンドウ/RAW/ビーコン(サブ)間隔内では完全に送信することができず、そのため、追加のスロット/TWT/アクセスウィンドウ/RAW/ビーコン(サブ)間隔が割り当てられる必要があるからである。そのようなフレームは、リソース割り当てフレーム、SIGアクション/拡張フレーム、または任意の制御フレーム、管理フレーム、データフレーム、もしくは拡張フレーム、もしくは他のタイプのフレームを使用して実装されてもよく、それらは、この目的では、RAW、TWT、または他のタイプのスケジューリングIEおよびフィールド/サブフィールドを使用してもよい。代わりに、APおよびSTAは、通常通り、フレーム交換を送信してもよく、APは、APおよびSTAが、新たなスロット/TWT/アクセスウィンドウ/RAW/ビーコン(サブ)間隔においてULおよび/またはDL送信を完了することができるように、現在のスロット/TWT/アクセスウィンドウ/RAW/ビーコン(サブ)間隔の終了時に、延期パケットをSTAに送信してもよい。
許可されたTXOPを有するフレームを受信した全ての他のSTAは、TXOPが終了するまで、エネルギー節約のためにスリープに入ってもよい。STAは、ULフレームを送信するのにTXOPを受信すると、TXOPを使用して、即時ACK/BAを有し、または即時ACK/BAを有さない、データフレーム、A−MPDU、またはA−MSDUなどの、任意の許容可能な送信シーケンスを使用してUL送信を完了してもよい。STAによって送信される任意のフレームは、バッファリングされたULトラフィックの量に関する更新された情報を有する、追加のバッファトラフィックインジケーションフィールドを含んでもよく、更新された情報は、送信/配信に成功した任意のバッファリングされたUL情報、およびUL送信に対して新たに到着した任意のパケットを考慮してもよい。
APは、合意されたACKポリシに従って、ACK、ショートACK、BAまたはショートBA、データフレームを使用して、これらのULパケットの受信を確認応答してもよい。同様に、STAに対して、APによって送信されるフレームは、バッファリングされたDLトラフィックの量に関する更新された情報を有する、追加のバッファトラフィックインジケーションフィールドを含んでもよく、更新された情報は、送信/配信に成功した任意のバッファリングされたDL情報、およびDL送信に対して新たに到着した任意のパケットを考慮してもよい。
STAは、その送信の終了において、CF−Endフレームを送信するのに十分な時間が存在する場合、CF−Endフレームを送信して、TXOPをキャンセルしてもよい。APは、STAに送信すするいかなるDLフレームを有さない場合、CF−Endフレームを繰り返してもよい。それはまた、CF−EndフレームからSIFS時間後に、STAまたは他の任意のSTAにDLパケットの送信を開始してもよい。
STAは、ULおよび/またはDLトラフィックに対する異なるスロット/TWT/アクセスウィンドウ/RAW/ビーコン(サブ)間隔を使用するようにそれに命令する延期フレームをAPから受信した場合、その時間までスリープしてもよい。それは、ウェイクアップすると、APの命令に従ったチャネルアクセスポリシに従って、チャネルにアクセスしてもよい。STAは、バッファトラフィックインジケーションフィールドを含むことができるデータなど、PS−Pollフレーム、NDP PS−Pollフレーム、または他の任意のタイプのトリガフレームを使用して、フレーム交換シーケンスを開始してもよい。APは、バッファトラフィックインジケーションフィールドも含むことができる、データフレーム、制御フレーム、管理フレーム、または拡張フレームなど、任意のタイプのフレームを使用して、フレーム交換シーケンスを開始してもよい。
別の実施形態では、ULスモールデータフレームの送信に関連付けられたオーバヘッドを最小化するために、可変長のフレームチェックシーケンス(FCS)が使用されてもよく、FCSの動的な長さは、例えば、フレーム本体の長さに依存する。標準のFCSフィールドは、4バイト長であってもよいが、短いフレームに対して常にそれだけの長さが必要なわけではない。したがって、動的なFCSフィールドの使用は、長さが短いパケットまたはフレームに関連付けられた送信オーバヘッドを低減させることができる。
FCSフィールドの長さ、およびFCSフィールドの設計は、PLCP/MACヘッダにおいて(例えば、PLCPヘッダのSIG、SIGA、および/もしくはSIGBフィールドにおいて、またはMACヘッダにおけるフレーム制御フィールドにおいて)示されてもよく、初期スクランブラシード内に含まれてもよく、または暗黙的に定義されてもよい。図4Bを参照すると、実施形態では、402においてWTRUによって生成されたパケットは、パケットに含まれる動的なFCSフィールドの長さを示すフィールドをさらに含んでもよい。実施形態では、フィールドの長さは、PLCP/MACヘッダにおいて、バイトの数(例えば、1〜N)として示されてもよい。例えば、FCSフィールドは、4バイト未満の長さを有してもよい。FCSフィールドの設計は、新たな多項式を使用する新たなFCSであってもよく、または既存のFCSシーケンスおよびパンクチュアレート(puncture rate)からパンクチュア(punctured)されてもよい。
加えて、フレームに対する短い/動的なFCS長の使用は、単一ユーザフレーム圧縮プロシージャ、またはグループ内データ/フレーム圧縮プロシージャのいずれかによって事前にネゴシエートされてもよい。FCSフィールドの長さ、およびFCS構成のタイプは、送信STAと受信STAとの間で、またはSTAのグループの間で、特定の圧縮データ/フレームタイプの仕様の一部として抽象化され(abstracted)てもよい。特定のFCS長もしくは構成または他の属性を有する圧縮データ/フレームのタイプは、PLCP/MACヘッダにおいて(例えば、PLCPヘッダのSIG、SIGA、およびSIGBフィールドにおいて、またはMACヘッダにおけるフレーム制御フィールドにおいて)示されてもよく、初期スクランブラシードによって示されてもよく、またはそれは暗黙的に定義されてもよい。
WTRUは、それが動的なFCSフィールド長を使用する能力を有することを、例えば、ビーコンに含まれる能力フィールド、または他の任意のフィールド、サブフィールド、もしくはIEにおいて示してもよい。または、WTRUは、動的なFCSフィールド長についての能力を、プローブ要求およびプローブ応答フレーム、アソシエーション要求および(再)アソシエーション応答フレーム、または他の任意のタイプの管理フレーム、制御フレーム、もしくは拡張フレームにおいて示してもよい。動的なFCS長を使用する能力は、アソシエーションの時点および他の任意の時点で交換されてもよい。特定のフレームにおける動的なFCS長または短縮化されたFCS長の使用は、PLCPヘッダにおける1または複数のビットによって示されてもよい。
フレームが動的なFCSを有することを示すフレームを受信したことに応答して、受信WTRU(例えば、STA)は、指定されたFCS長に従ってFCSフィールドを取得し、フレームの正確性をチェックし、および正確に受信されなかったとしてフレームを破棄し、またはフレームを上位レイヤに中継するかを決定してもよい。FCS仕様が事前ネゴシエートされる場合(例えば、単一ユーザまたはグループデータ/フレーム圧縮プロシージャを使用して)、受信WTRUは、特定のタイプの圧縮データ/フレームに関連付けられたFCS仕様に対する事前ネゴシエートされた記録を検索してもよい。
図5Aは、可変長FCSを使用するスモールパケットを転送する例示的な方法500Aの図である。図5Aに示される例では、WTRU(例えば、STA)は、FCSと、FCSの長さを示すPLCPおよび/またはMACヘッダとを有するフレームを生成する(502)。FCSの長さは可変であってもよい。WTRUは、別のWTRU(例えば、異なるSTAまたはAP)にパケットを送信してもよい(504)。
図5Bは、可変長FCSを使用するスモールパケットを転送する別の例示的な方法500Bの図である。図5Bに示される例では、WTRUまたは基地局(例えば、APまたはSTA)は、FCSと、FCSの長さを示すPLCPおよび/またはMACヘッダとを有するフレームを(例えば、別のAPまたはSTAなどの別のWTRUから)受信する(510)。FCSの長さは可変であってもよい。WTRUまたは基地局は、PLCPおよび/またはMACヘッダにおいて示された長さを使用して、パケットからFCSフィールドを取得してもよい(512)。WTRUまたは基地局は、パケットから取得されたFCSフィールドを使用して、フレームの正確性をチェックしてもよい(514)。フレームが正確であるとWTRUまたは基地局が判定したことを条件に(516)、WTRUまたは基地局は、フレームを上位レイヤに中継してもよい(520)。フレームが正確でないとWTRUまたは基地局が判定した場合、WTRUまたは基地局は、フレームを破棄してもよい(518)。
実施形態では、WTRUは、媒体にアクセスするために、グループベースのチャネル競合を使用してもよい。ここで、ULスモールデータフレームの送信に関連付けられたオーバヘッドを最小化するために、UL送信に対する媒体アクセスに対して、STAツーSTA許可(STA-to-STA grant)が提供されてもよい。
グループベースのチャネル競合では、UL送信(例えば、PS−Poll、データフレーム、または他のタイプのフレーム)を行うことを許可されたWTRU(例えば、STA)のセットは、コンテンショングループ(CG:contention group)と称される1または複数のグループに分割されてもよい。したがって、個々の各WTRUがチャネルに対して競合する代わりに、例えば、CGの各々における1つのWTRUが選択されて、CGを対してチャネル競合を実行してもよい。例えば、20のSTAが、ある間隔でUL媒体アクセスを行うようにスケジュールされる場合、20のSTAのセットは各々、4つのSTAの5つのCGに分割されてもよい。5つのCGの各々における1つのSTAが、CGに対して競合者(contender)であるように選択されてもよく、およびCG全体に対する媒体アクセスを開始することを担当してもよい。したがって、20のSTAが媒体アクセスに対して競合する代わりに、5つの競合者のみが、媒体アクセスに対して競合してもよく、それは、衝突および再送信の可能性を著しく低下させることができる。CGの競合者が媒体へのアクセスを取得すると、それは、CG全体が媒体へのアクセスを取得し、そのCGに対する送信期間が開始することができることを暗黙的に示してもよい。
加えて、グループベースの競合は、イベントドリブンSTAにおいてUL送信の量を潜在的に減少させる追加の利益を有することができる。例えば、同一の地理的エリアに位置する一部の火災センサがCGにグループ化され、かつ競合者がチャネルへのアクセスを取得し、イベント(例えば、火災が検出され、または検出されなかったことのいずれか)を報告するパケットを送信した場合、同一のCGにおける他のSTAは、それらが同一のデータを報告していることを報告するのに、フレームの圧縮バージョンを送信してもよい。このように、衝突および再送信を減少させるのに加えて、フレームを送信するCGにおけるSTAによって生じる媒体占有時間を著しく低減させることができる。
CG競合者の役割は、いくつかの方法の少なくとも1つで、コンテンショングループにおけるWTRUに割り当てられてもよい。実施形態では、APなどの基地局またはWTRUが、CGにおけるSTAなどのWTRUに競合者になるように、管理フレーム、制御フレーム、もしくは他のタイプのフレームで明示的に、または暗黙的(例えば、肯定TIMインジケーションによって暗示されて)に割り当てられてもよい。例えば、APは、肯定TIMインジケーションがいくつかのCGに分割され、各CGがN個のSTAを含むことを、STAと事前ネゴシエートしてもよい。最初のN個の肯定TIMインジケーションに関連付けられたN個のSTAは、CG1にあってもよく、第1の肯定TIMインジケーションに関連付けられたSTAが、CG1に対する競合者であってもよい。同様に、第(N+1)から第2Nの肯定TIMインジケーションに関連付けられた次のN個のSTAは、CG2にあってもよく、第(N+1)の肯定TIMインジケーションに関連付けられたSTAが、CG2に対する競合者であってもよい。
別の実施形態では、CGは、すべての時間にわたって競合者であるように割り当てられた特定のSTAを有してもよい。代わりに、CGにおけるSTAは、CGの競合者の役割を交替で引き受けてもよい(rotate to take on)。ここで、STAは、事前に判定された順序に従って、競合者になってもよい(例えば、STAに対するMACアドレスまたはアソシエーションID(AID)の順序)。別の実施形態では、競合者は、競合者の役割をCGにおける別のSTAに明示的に引き渡してもよい。
CGを競合するとき、競合者は、異なるアクセスカテゴリ、または拡張型分散チャネルアクセス(EDCA:enhanced distributed channel access)パラメータの異なるセットの1または複数を使用してもよい。例えば、新たなアクセスカテゴリが、グループ競合に対して定義されてもよく、それは、STAベースのアクセスカテゴリよりも高い優先度を有してもよい。そのような新たなアクセスカテゴリは、AC_GP_VO(音声トラフィックに対するグループアクセスカテゴリ)、AC_GP_VI(ビデオトラフィックに対するグループアクセスカテゴリ)、AC_GP_BE(ベストエフォートトラフィックに対するグループアクセスカテゴリ)、AC_GP_BK(バックグラウンドトラフィックに対するグループアクセスカテゴリ)、AC_GP_MG(グループ管理および/または制御フレームに対するグループアクセスカテゴリ)、AC_GP_SEN(センサおよび/またはメータに対するグループアクセスカテゴリ)、AC_GP_Emergency(火事、侵入者検出、または患者の心臓発作などの、緊急事態の報告に対するグループアクセスカテゴリ)、AC_GP_PS(STAの電力を節約するためのグループアクセスカテゴリ)、AC_GP_LS(長期スリープ中のSTAの電力を節約し、長いバッテリ寿命を追求するためのグループアクセスカテゴリ)、ならびにAC_GP_FILS(例えば、ともに移動しているSTAのグループに対する高速初期リンクセットアップに対するグループアクセスカテゴリ)を含んでもよい。これらのアクセスカテゴリは、ローカルEDCAパラメータの別個のセットを使用することによって、明示的または暗黙的に定義されてもよい。加えて、これらのアクセスカテゴリは、既存のアクセスカテゴリよりも高いまたは低い優先度を有してもよい。
図6は、グループベースのチャネル競合の例600の図である。図6に示される例では、グループベースのチャネルコンテンション期間は、基地局またはWTRU(例えば、AP)が次の間隔において媒体アクセスを許可されたWTRUのセットを公表する、ビーコン、ショートビーコン、または他のタイプの管理フレーム、制御フレーム、もしくは拡張フレーム602によって先行されてもよい。実施形態では、媒体にアクセスすることを許可されたWTRUのセットはまた、グループベースのチャネル競合の開始時にウェイクアップするようにスケジュールされてもよい。実施形態では、グループベースのチャネル競合に参加するCGにおけるWTRUは、他のWTRUが送信することを許可されない特別な間隔に割り当てられてもよい。これらのWTRUはまた、トラフィック優先度、STAタイプなどに基づいて、異なるEDCAパラメータで、またはそれらなしで、他のWTRUが通常の(例えば、STAベースの)チャネル競合を行う間隔において、グループベースのチャネル競合を行ってもよい。
グループベースのコンテンション期間の開始時に、各CGに対する競合者は、異なるEDCAパラメータで、またはそれらなしで、例えば、通常の(E)DCFプロシージャに従って、チャネルを競合してもよい。図6に示される例では、DIFS期間604およびバックオフスロット616の後、CG1に対する競合者は、チャネルへのアクセスを取得し、および、第1のパケット618(例えば、ULまたはピアツーピア)を送信する。第1のパケットは、正規のフォーマットまたは短いフォーマットのPPDUであってもよい。それはまた、MSDU、A−MPDU、またはA−MSDUを含んでもよい。競合者からの第1のパケットは、PLCP/MACヘッダ、初期スクランブリングシード、またはフレーム本体において、CGに関する情報(例えば、CGのIDもしくはCGにおけるSTAの順序)、CG1送信期間606に対する媒体を確保するためのNAV情報、またはULもしくはピアツーピアパケット(例えば、PS−PollもしくはAPへのデータフレーム)の1または複数を含んでもよい。
媒体へのアクセスを有さないCGにおけるWTRUは、媒体アクセスを取得したCGの競合者(例えば、図6ではCG1に対する競合者)からの第1のパケットに含まれるNAV設定の期間にスリープしてもよい。NAV値は、さらなる媒体アイドル(したがって、浪費した)時間を回避するために、残りのCGが、現在のCG送信期間の終了時に合わせて(in time at the end of the current CG transmission)ウェイクアップするように、何らかの最小値になるように計算されてもよい。
CG1に対するCG送信期間6060は、CG1の競合者からの第1のパケット618に続く。CG1に対する送信期間606が終了した後、他のCGの競合者は、DIFS期間608を待機し、そして、トラフィック優先度、STAタイプなどに基づいて、EDCAパラメータセットで、またはそれらなしで、例えば、通常の(E)DCFプロシージャに従って、それぞれのCGに対する媒体へのアクセスの競合を開始する。図6に示される例では、CG5に対する競合者が、チャネルへのアクセスを取得し、および第1のパケット620を送信する。CG5に対するCG送信期間610は、CG5の競合者からの第1のパケット620に続く。CG5に対する送信期間610が終了した後、他のCGの競合者は、DIFS期間612を待機し、そして、それぞれのCGに対する媒体へのアクセスの競合を開始する。この時、図6に示される例では、CG2に対する競合者は、チャネルへのアクセスを取得し、および第1のパケット622を送信する。CG2に対するCG送信期間614は、CG2の競合者からの第1のパケット622に続く。このプロセスは、同様の方法で繰り返されてもよい。
図7は、グループベースのチャネル競合の別の例700の図である。図7に示される例では、グループベースのチャネルコンテンション期間は、基地局またはWTRU(例えば、AP)がCG1の競合者のIDまたはCG1のIDを公表する、ビーコン、ショートビーコン、または他のタイプの管理制御フレーム702によって先行されてもよい。CG1の競合者は、ビーコン、ショートビーコン、または他のタイプの管理フレーム、制御フレーム、もしくは拡張フレーム702の終了の後のSIFS期間704に、第1のパケット716の送信を開始してもよい。実施形態では、CG1に対する競合者はまた、グループベースのチャネルコンテンション期間のスケジュールされた開始時間に即時に送信を開始してもよい。
CG1に対する送信期間706が終了した後、他のCGの競合者は、DIFS期間708を待機し、そして、トラフィック優先度、STAタイプなどに基づいて、EDCAパラメータセットで、またはそれなしで、例えば、通常の(E)DCFプロシージャに従って、それぞれのCGに対する媒体へのアクセスの競合を開始してもよい。図7に示される例では、CG5に対する競合者は、チャネルへのアクセスを取得し、および第1のパケット718を送信する。CG5に対するCG送信期間710は、CG5の競合者からの第1のパケット718に続く。CG5に対する送信期間710が終了した後、他のCGの競合者は、DIFS期間712を待機し、そして、それぞれのCGに対する媒体へのアクセスの競合を開始してもよい。この時、図7に示される例では、CG2に対する競合者は、チャネルへのアクセスを取得し、および第1のパケット720を送信する。CG2に対するCG送信期間714は、CG2の競合者からの第1のパケット720に続く。このプロセスは、少なくとも各CGが媒体にアクセスする機会を有するまで、繰り返されてもよい。
図8は、グループベースのチャネル競合800の別の例の図である。図8に示される例では、グループベースのチャネルコンテンション期間は、基地局またはWTRU(例えば、AP)がCGのIDおよびCGの送信の順序を公表する、ビーコン、ショートビーコン、または他のタイプの管理フレーム、制御フレーム、もしくは拡張フレーム802によって先行されてもよい。公表された順序に従って、CG1に対する競合者は、ビーコン、ショートビーコン、または他のタイプの管理制御フレーム802の終了時からSIFS期間804経過後に、第1のパケット816の送信を開始してもよい。実施形態では、CG1に対する競合者は、グループベースのチャネルコンテンション期間に対してスケジュールされた開始時間に即時に送信を開始してもよい。第Nの送信CGの送信期間の終了後に、第(N+1)のCGに対する競合者は、第Nの送信CGの送信期間における最後のパケットであることを示す、第NのCGにおけるSTAによって送信されたパケットを受信したときに(例えば、MACヘッダにおけるエンドオブサービス期間(EOSP)ビットを1になるように設定し、および/もしくはモアデータビットを0になるように設定して)、またはグループ間送信許可を通じて(以下でより詳細に説明される)、媒体へのアクセスを取得してもよい。第(N+1)のCGに対する競合者は、第Nの送信CGの送信期間の最終パケットの終了後のSIFS時間に、またはグループ間送信許可を含むパケットの終了後のSIFS期間に、送信を開始してもよい。
図8に示される例では、CG1に対する送信期間806の終了時に、CG2に対する競合者は、CG1に対する送信期間806における最後のパケットであることを示す、CG1におけるSTAによって送信されたパケット(図示されず)を受信したときに、媒体へのアクセスを取得する。CG2に対する競合者は、CG1に対する送信期間806における最後のパケットの終了後のSIFS期間808に、またはグループ間送信許可を含むパケットの終了後のSIFS期間808に、第1のパケット818の送信を開始してもよい。CG2に対する送信期間810の終了時に、CG3に対する競合者は、CG2に対する送信期間810における最後のパケットであることを示す、CG2におけるSTAによって送信されたパケット(図示されず)を受信したときに、媒体へのアクセスを取得する。CG3に対する合者は、CG2に対する送信期間810の最後のパケットの終了後のSIFS期間812に、またはグループ間送信許可を含むパケットの終了後のSIFS期間812に、第1のパケット820の送信を開始してもよい。このプロセスは、公表された順序に従って、すべてのCGが媒体にアクセスする順番を得るまで繰り返されてもよい。
第1のパケットがCGの競合者によって送信されると、CGの送信期間が開始する。所与のCGに対する送信期間の間、CGにおけるWTRUは、CG内送信許可および代理ポーリングを使用して、媒体にアクセスしてもよい。
CG内送信許可および代理ポーリングに対し、送信するULパケットをCGにおける全てのSTAが常に有することが想定されてもよい。ビーコンまたはショートビーコンにおける肯定TIMインジケーションで、WTRUによってCGが形成される場合、すべてのWTRUは、バッファリングされたDLデータパケットを取り出すために、PS−Pollを送信する必要がある。TIMインジケーションまたはビーコンをリスンしないWTRUによってCGが形成される場合、WTRUは、バッファリングされたデータの存在について問い合わせるために、PS−PollをAPに送信する必要がある。CGにおけるWTRUは、送信するULデータを有する場合、それがポーリングされているとき、またはCG内送信許可を受信したときに、別のWTRUまたは基地局(例えば、AP)にデータを送信してもよい。WTRUが、送信するULデータを有し、およびCGに属さない場合、それは、同一または異なるECDAパラメータで、通常のDCFプロシージャを使用して、媒体アクセスを競合してもよい。
CG送信期間は、CGに対する競合者(例えば、STA1)が、第1のパケットを送信した後に開始してもよい。この第1のパケットは、上述したように、多くのタイプのフレームの1つであってもよい。例えば、STA1からの第1のパケットは、APに送信されるPS−Pollまたは他の任意のタイプのULパケットであってもよい。STA1からの第1のパケットに応答して、APは、STA1に対するDLデータパケット、STA1に対するバッファリングされたパケットが存在しないことを示すフレーム、またはACKフレーム(この場合、APはSTA1に対するDLデータパケットを後で送信してもよい)の1つを送信してもよい。
APが、PS−PollまたはSTA1からの他の任意のタイプのULパケットにACKフレームで応答するとき、APは、ACKフレームに続くSIFS間隔後に、STA1に対するDLデータパケットを送信してもよく、それに応答して、STA1は、ショートACK、ACK、BA、ACK+Intra−GP−TX−GT(ACKおよびグループ内送信許可(Intra-Group Transmission Grant))、ACK+SUR−Poll(ACKおよびグループ内代理ポーリング(Intra-Group Surrogate poll))、データフレーム、またはACK+EndCGTX(ACKおよびEnd−CG−TransmissioPeriod)などのフレームを使用して、DLデータパケットの受信に確認応答してもよい。
APが、PS−PollまたはSTA1からAPへの他の任意のタイプのULパケットに、STA1に対するバッファリングされたパケットが存在しないことを示すフレームで応答するとき、APからのACKフレームを受信すると、STA1は、SIFS間隔の後、Intra−CG−TX−GTフレームを送信して、CGにおける次のSTA(例えば、STA2)にグループ内送信許可を提供してもよい。代わりに、STA1はまた、Sur−Pollフレームを送信して、STA2に対する代理ポーリングを行ってもよい。現在のSTAがCGにおける最後の送信STAである場合、STAは、EndCGTXフレームを送信して、CG送信期間の終了を公表してもよい。代わりに、STA1が、第1のULパケットにおいて、送信するさらなるULパケットを有さないことを示す場合、短いまたは正規のACKまたはBAの代わりに、APは、ACK+PollフレームまたはACK−Intra−GP−TX−GTフレームを送信して、CGにおける次のSTA(例えば、STA2)に、PS−Pollまたはデータなどの任意のULパケットを送信するための媒体アクセスを許可してもよい。
APが、PS−Poll(またはSTA1からの他の任意のタイプのULパケット)にDLデータフレームで応答するとき、STA1は、送信するさらなるULデータを有する場合、データフレームを用いて応答してもよく、またはSTA1に送信するさらなるDLデータを有することをAPが示した場合、短いもしくは通常のACKもしくはBAで、DLデータフレームの受信に確認応答してもよい。STA1に送信するさらなるDLデータを有さないことをAPが示した場合、STA1は、CGにおける次のSTA(例えば、STA2)にグループ内送信許可を提供するために、ACK+Intra−GP−TX−GTでDLデータフレームの受信に確認応答してもよい。STA1はまた、DLデータフレームの受信に確認応答するとともに、STA2に対する代理ポーリングを行うために、ACK+SUR−Pollを送信してもよい。STA1に送信するさらなるDLデータを有さないことをAPが示した場合、STA1は、CG送信期間の終了を示すのに加えて、ACK−EndCGTXフレームで、DLデータフレームの受信に確認応答してもよい。異なる実施形態では、CGにおけるSTAの送信順序は、固定されてもよく、または事前構成されたスケジュールもしくはランダムなスケジュールに従って交代されてもよい。
フレームIntra−CG−TX−GT、SUR−Poll、EndCGTX、ACK+Intra−CG−TX−GT、ACK+SUR−Poll、ACK+EndCGTXのデザインは、管理フレーム、制御フレーム、拡張フレームの新たなサブタイプ、または新たなタイプのフレームとして実装されてもよい。それらはまた、アクションフレームまたはACKなしのアクションフレームとして実装されてもよい。例えば、それらは、タイプHT、VHT、TV高スループット(TVHT)、IEEE802.11ah、高効率WLAN(HEW)のアクションフレームもしくはACKなしのアクションフレームとして、または新たなタイプのアクションフレームとして実装されてもよい。それらはまた、全ての情報がPLCPヘッダ部で搬送されるショートフレームとしても実装されてもよい。
Intra−CG−TX−GTフレームに関して、これらのフレームは、WTRU(例えば、STAまたはAP)によって、グループ内送信許可が提供されるCGにおける別のWTRU(例えば、APまたは次のSTA(例えば、STA2))に送信されてもよい。フレームがCGにおける次のSTAに送信される場合、APは、BSSまたはOBSSにおける隠れノードを防止するために、SIFS期間の後、Intra−CG−TX−GTフレームを繰り返すことを選択してもよい。Intra−CG−TX−GTがAPに送信される場合、それは、AID、MACアドレス、またはAPと送信STAが合意した他のタイプのIDなど、STA2の明示的なIDを、PLCP/MACヘッダ、フレーム本体、初期スクランブラシーケンスなどに含めてもよい。例えば、STA2のIDは、MACヘッダのアドレス3および/またはアドレス4フィールドに含まれてもよい。PLCPまたはMACヘッダにおけるビット(例えば、フレーム制御フィールドにおける)は、アドレス3もしくはアドレス4フィールドが使用中であることを示すために、および/またはフレームタイプ/サブタイプ/アクションフレームカテゴリフィールドの組合せで、アドレス3もしくはアドレス4フィールドがグループ内送信許可を受信するSTAのIDに対して使用されることを示すために使用されてもよい。Intra−CG−TX−GTフレームがAPによって送信される場合、CF−Poll、PS−Poll、Data+Pollなどのフレームが、Intra−CG−TX−GTフレームとして再利用されてもよい。特定のプロトコルに応じて、CGにおけるピアSTAから、またはAPからIntra−CG−TX−GTを受信したことに応答して、STAは、SIFS期間の後、ULフレームまたはピアツーピアフレームの送信を開始してもよい。Intra−CG−TX−GTフレームがCGにおけるピアSTAから受信され、およびAPがIntra−CG−TX−GTを繰り返すように構成される場合、グループ内送信許可を受信するSTAは、APからIntra−GP−TX−GTフレームを受信した後のSIFS期間にのみ、送信を開始してもよい。
SUR−Pollフレームに関して、これらのフレームは、CGにおける別のピアSTA(例えば、STA2)に対するバッファリングされたいずれかのDLフレームの存在について問い合わせるために、CGにおけるSTAからAPに送信されてもよい。SUR−Pollフレームは、AID、MACアドレス、またはAPと送信STAが合意した他のタイプのIDなど、STA2の明示的なIDを、PLCP/MACヘッダ、フレーム本体、初期スクランブラシーケンスなどに含めてもよい。例えば、STA2のIDは、MACヘッダのアドレス3および/またはアドレス4フィールドに含まれてもよい。PLCPまたはMACヘッダにおけるビット(例えば、フレーム制御フィールドにおける)は、アドレス3もしくはアドレス4フィールドが使用中であることを示すために、および/またはフレームタイプ/サブタイプ/アクションフレームカテゴリフィールドの組み合わせで、アドレス3もしくはアドレス4フィールドが、送信STAが代理ポーリングを行っているSTAのIDのために使用されることを示すために使用されてもよい。STA2に対するSUR−Pollを受信すると、APは、STA2に対するDLフレームの送信を即時に開始してもよい。代わりに、APは、最初にACKフレームで応答し、SIFS時間の後、STA2に対するDLフレームの送信を開始してもよい。APはまた、STA2に対するバッファリングされたフレームが存在しないことを示す、STA2へのポーリングなどのフレームで応答し、STA2が有することができる任意のULフレームを送信することをSTA2に許可してもよい。
EndCGTXフレームに関して、これらのフレームは、現在のCG送信期間が終了したことを示すために、CGにおけるSTAによって、またはAPによって送信されてもよい。このフレームは、APに送信されてもよく、またはブロードキャストもしくはマルチキャストアドレスに送信されてもよい。それはまた、グループ間送信許可として機能する、次のCGのAP/競合者に送信されてもよい。EndCGTXフレームを受信すると、APおよびSTAは、またCGにおけるSTAとともに、チャネルアクセスルールに従って媒体を競合してもよい。
ACK+Intra−GP−TX−GTフレームに関して、これらのフレームは、Intra−GP−TX−GTフレームとほぼ等価であってもよい。しかしながら、相違点は、このフレームが、Intra−GP−TX−GTフレームの送信の直前に送信STAに送信されるフレームの受信を確認応答することであってもよい。ACK+Intra−GP−TX−GTフレームはまた、送信STAに送信されるフレームのシーケンスに対するブロックACKを提供するために、BAにおけるフィールドに類似した、ブロックACKフィールドをそれが含むような方法でも実装されてもよい。
ACK+SUR−Pollフレームに関して、これらのフレームは、SUR−Pollフレームとほぼ等価であってもよい。唯一の違いは、このフレームがまた、ACK+SUR−Pollフレームの送信の直前に送信STAに送信されるフレームの受信に確認応答することであってもよい。ACK+SUR−Pollフレームはまた、送信STAに送信されるフレームのシーケンスに対するブロックACKを提供するための、BAにおけるフィールドに類似した、ブロックACKフィールドをそれが含むような方法で実装されてもよい。
ACK+EndCGTXフレームに関して、これらのフレームは、EndCGTXフレームとほぼ等価であってもよい。唯一の違いは、このフレームが、ACK+EndCGTXフレームの送信の直前に送信STAに送信されるフレームの受信に確認応答することであってもよい。ACK+EndCGTXフレームはまた、送信STAに送信されるフレームのシーケンスに対するブロックACKを提供するための、BAにおけるフィールドに類似した、ブロックACKフィールドをそれが含むような方法で実装されてもよい。
図9は、例示的なCG内送信許可および代理ポーリングプロシージャ900の図である。図9に示される例では、所与のCGに対する競合者(STA1)は、ビーコン902の後のSIFS期間904経過に、第1のパケット908を送信してもよい。CGに対する競合者(STA1)が第1のパケットを送信した後、所与のCGに対するCG送信期間906が開始する。ここで、この第1のパケットは、PS−Pollパケット908である。STA1からの第1のパケットに応答して、APは、STA1に対するDLデータパケット910を送信する。そして、APまたはSTA1は、ACK+Intra−GP−TX−GTフレーム912をSTA2に送信することによって、グループ内送信許可928を次のSTA(STA2)に提供する。このフレームは、STA2にグループ内送信許可を提供し、また、直前にSTA1に送信されたフレームの受信に確認応答する。ACK+Intra−GP−TX−GTフレーム912を受信したことに応答して、STA2は、ULデータ914を送信する(例えば、SIFS期間の後)。
そして、APは、ACK+Intra−GP−Pollフレーム916をSTA3に送信し、また、直前にSTA2によって送信されたULデータ914に確認応答し、DLデータに対してSTA3をポーリングすることによって、グループ内送信許可930を次のSTA(STA3)に提供してもよい。このフレームを受信したことに応答して、STA3は、ULデータ918を送信し(例えば、SIFS期間の後)、また、APからDLデータ920を受信する。そして、STA3は、ACK−SUR−Pollフレーム922をAPに送信し、STA4に対してバッファリングされたいずれかのDLフレームの存在について問い合わせ、DLデータ920の受信に確認応答することによって、グループ内送信許可932を、次のSTA(STA4)に提供してもよい。ACK−SUR−Pollフレーム922を受信したことに応答して、APは、DLデータ924をSTA4に送信する。これが完了したとき、STA4は、ACK+EndCGTXフレーム926を送信し、DLデータ924の受信に確認応答し、CG送信期間906が終了したことを示す。
CG送信期間の終了時に、グループ間送信許可および代理ポーリングが発生してもよい。グループ間送信許可および代理ポーリングに対するプロシージャおよびフレーム設計は、グループ内送信許可およびポーリングのそれらと同様である。
図10は、例示的なグループ間送信許可および代理ポーリングプロシージャ1000の図である。CG(例えば、CG1)における最後のSTAが送信している場合、それは、EndCGTX+Inter−GP−TX−GTフレームまたはEndCGTX+ACK+Inter−GP−TX−GTフレームを使用して、グループ間送信許可を次のCG(例えば、CG2)に対する競合者に提供してもよい。図10に示される例では、CG1に対する競合者は、ビーコン1002の後のSIFS期間1004に、第1のパケット1016を送信し、CG1に対する送信期間1006を開始する。CG1に対する送信期間1006の終了時に、APまたはCG1において送信する最後のSTAは、EndCGTX+ACK+Inter−GP−TX−GTフレーム1018を送信し、CG1に対する送信期間を終了し、CG2に対する競合者にグループ間送信許可1024を提供し、EndCGTX+ACK+Inter−GP−TX−GTフレーム1018を送信する直前にAPまたはCG1において送信する最後のSTAによって受信されたフレームに確認応答する。実施形態では、EndCGTX+Inter−GP−TX−GTまたはEndCGTX+ACK_inter−GP−TX−GTフレームは、CG2に対する競合者に、グループIDなどのCG2に関連付けられたアドレスまたはAPに送信されてもよい。APは、隠れノードを防止するために、EndCGTX+Inter−GP−TX−GTまたはEndCGTX+ACK_Inter−GP−TX−GTフレームを繰り返すことを選択してもよい。
EndCGTX−Inter−GP−TX−GTまたはEndCGTX+ACK+Inter−GP−TX−GTフレームを受信したことに応答して、CG2に対する競合者は、SIFS期間の後、送信を開始してもよい。図10に示される例では、CG2に対する競合者は、EndCGTX+ACK+Inter−GP−TX−GTフレーム1018を受信した後のSIFS期間1008に、第1のパケット1020を送信する。APが、EndCGTX+Inter−GP−TX−GTまたはEndCGTX+ACK_Inter−GP−TX−GTフレームを繰り返すように構成される場合、CG2に対する競合者は、APによって送信された、繰り返されるEndCGTX+Inter−GP−TX−GTまたはEndCGTX+ACK_Inter−GP−TX−GTフレームを受信した後のSIFS期間に、送信を開始してもよい。図10に示される例では、CG2に対する送信期間1010は、CG2に対する競合者による第1のパケット1020の送信に続いて開始する。
CGにおける最後のSTAが送信しているとき、それは、EndCGTX+Inter−GP−SUR−PollフレームまたはEndCGTX+ACK+Inter−GP−SUR−Pollフレームを使用して、次のCG(例えば、CG3)の競合者に対するグループ間代理ポーリングを行ってもよい。図10に示される例では、CG2において送信する最後のSTAは、EndCGTX+ACK+Inter−GP−SUR−Pollフレーム1026を送信し、CG2に対する送信期間1010を終了し、グループ間送信許可を次のCG(CG3)1030に提供し、CG3の競合者に対してバッファリングされたいずれかのDLフレームの存在について問い合わせる。EndCGTX+Inter−GP−SUR−PollフレームまたはEndCGTX+ACK+Inter−GP−SUR−Pollフレームを受信したことに応答して、APは、次のCGの競合者に対するDLフレームを送信してもよく、またはCG3の競合者に対してバッファリングされたパケットが存在しないことを示すフレームを送信してもよい。図10に示される例では、SIFS期間1012の後、APは、CG3に対する競合者に対するDLデータ1028を送信し、CG3に対する送信期間1014を開始する。このプロシージャは、BSSにおけるCGのすべてが媒体にアクセスする機会を有するまで繰り返されてもよい。
CG1におけるすべてのSTAが送信を完了したことをAPが検出し、またCG1に対してバッファリングされたパケットをAPが有さない場合、APは、ポーリングフレームまたはEndCGTX+Inter−GP−TX−GTをCG2またはCG2の競合者に送信して、CG2に媒体アクセスを許可してもよい。
フレームEndCGTX+Inter−GP−TX−GT、EndCGTX+ACK+Inter−GP−TX−GT、EndCGTX+Inter−GP−SUR−Pollフレーム、およびEndCGTX+ACK+Inter−GP−SUR−Pollの設計は、管理フレームもしくは制御フレームの新たなサブタイプとして、または新たなタイプのフレームとして実装されてもよい。加えて、それらは、アクションフレームまたはACKなしのアクションフレームとしても実装されてもよい。例えば、それらは、タイプHT、VHT、TVHT、IEEE802.11ahのアクションフレームもしくはACKなしのアクションフレームとして、または新たなタイプのアクションフレームとして実装されてもよい。それらは、すべての情報がPLCPヘッダ部で搬送されるショートフレームとしても実装されてもよい。
フレームEndCGTX+Inter−GP−TX−GT、EndCGTX+ACK+Inter−GP−TX−GT、EndCGTX+Inter−GP−SUR−Pollフレーム、およびEndCGTX+ACK+Inter−GP−SUR−Pollは、AID、MACアドレス、またはAPと送信STAが合意した他のタイプのIDなど、WTRU(例えば、それに対してグループ間送信許可が提供される、またはグループ間代理ポーリングが行われるSTA)に対する明示的なIDを、PLCP/MACヘッダ、フレーム本体、初期スクランブラシーケンスなどに含めてもよい。例えば、STA2のIDは、MACヘッダのアドレス3および/またはアドレス4フィールドの少なくとも一方に含まれてもよい。PLCPまたはMACヘッダにおける(例えば、フレーム制御フィールドにおける)のビットが、アドレス3もしくはアドレス4フィールドが使用中であることを示すために、および/またはフレームタイプ/サブタイプ/アクションフレームカテゴリフィールドと組み合わせて、アドレス3もしくはアドレス4フィールドが、それに対して送信STAがグループ間送信許可を提供しており、もしくは代理ポーリングを行っているSTAのIDに使用されることを示すために使用されてもよい。
実施形態では、グループ間送信許可および代理ポーリングは、1つのSTAのみを含むCGの場合、STAベースの送信許可および代理ポーリングに一般化されてもよい(generalized)。
データおよびフレーム圧縮はまた、送信オーバヘッドのさらなる低減のために、CGにおけるSTAに対して使用されてもよい。CGにおけるSTAに対し、それらがセキュリティ鍵を共有し、したがって、それらが互いのパケットを復号してもよいことが仮定されてもよい。同様のデータを検出するCGにおけるSTA(例えば、火災などのイベントを検出するイベントドリブンのセンサ)については、同一のデータ(火事が検出されたか否か)の繰り返しは、追加の情報を提供しない。代わりに、CGは、圧縮パケットフォーマット、例えば、同一データインジケーションフレームについてネゴシエートしてもよく、同一データインジケーションフレームは、長さが短く、CG送信期間において送信したばかりの同一のCGにおける別のSTAと同一のデータを送信STAが観測したことを示してもよい。
CGにおけるSTAがフレームを送信する場合、同一のデータを観測する別のSTAは、正規のフレームの代わりに、単に同一データインジケーションフレームを送信してもよい。同一データインジケーションフレームは、フレームの識別子(シーケンスまたはシーケンス制御番号などの)、およびAID、MACアドレス、またはAPと送信STAが合意した他のタイプのIDなど、STA(同一のデータを送信したSTA)の明示的なIDを、PLCP/MACヘッダ、フレーム本体、初期スクランブラシーケンスなどに含めてもよい。例えば、参照STAのIDは、MACヘッダのアドレス3および/またはアドレス4フィールドに含まれてもよい。PLCPまたはMACヘッダにおける(例えば、フレーム制御フィールドにおける)ビットが、アドレス3もしくはアドレス4フィールドが使用中であることを示すために、および/またはフレームタイプ/サブタイプ/アクションフレームカテゴリフィールドと組み合わせて、アドレス3もしくはアドレス4フィールドが、同一のデータを観測するSTAのIDのために使用されることを示すために使用されてもよい。
同一データインジケーションフレームは、管理フレームもしくは制御フレームの新たなサブタイプ、または新たなタイプのフレームとして実装されてもよい。加えて、それらはまた、アクションフレームまたはACKなしのアクションフレームとして実装されてもよい。例えば、それらは、タイプHT、VHT、TVHT、IEEE802.11ah、HEWのアクションフレームもしくはACKなしのアクションフレーム、または新たなタイプのアクションフレームとして実装されてもよい。それらはまた、すべての情報がPLCPヘッダ部で搬送されるショートフレームとしても実装されてもよい。特定のフレームにおける別のWTRU(例えば、STA2)によって報告されたのと同一のデータをSTA1が観測したことを示す同一データインジケーションフレームをWTRU(例えば、STA1)から受信したことに応答して、APは、STA2によって送信された特定のフレームのフレーム本体をコピーすることによって、STA1からの新たなデータフレームを再構成してもよい。
実施形態
1.無線ネットワークにおいてスモールパケットを転送する方法であって、無線送信/受信ユニット(WTRU)が、媒体アクセス制御(MAC)または物理レイヤ収束プロトコル(PLCP)ヘッダの1または複数を有するパケットを生成するステップであって、MACまたはPLCPヘッダの1または複数は、フィールドを含む、ステップを含む方法。
2.送信するためにバッファリングされたデータをWTRUが有する場合、WTRUが、送信するためにWTRUがバッファリングしたデータの少なくとも1つのパケットを送信するために必要とされる時間または送信機会(TXOP)の少なくとも一方を示す情報をフィールド内に含めるステップをさらに含む実施形態1に記載の方法。
3.WTRUが、無線ネットワーク内の別のWTRUにパケットを送信するステップをさらに含む実施形態1または2に記載の方法。
4.WTRUが、送信するためにWTRUがバッファリングしたデータの少なくとも1つのパケットを送信するために必要とされる時間またはTXOPの一方に基づいた許可されたTXOPを有する別のパケットを他のWTRUから受信するステップをさらに含む実施形態1乃至3のいずれか1つに記載の方法。
5.送信するためにバッファリングされたデータをWTRUが有さない場合、WTRUが、0をフィールド内に含めるステップをさらに含む実施形態1乃至4のいずれか1つに記載の方法。
6.WTRUが、許可されたTXOPを使用して、少なくとも1つのパケットを送信するステップをさらに含む実施形態4または5に記載の方法。
7.送信するためにWTRUがバッファリングしたデータの少なくとも1つのパケットを送信するために必要とされる時間は、送信するためにWTRUがバッファリングしたデータの各パケットをWTRUが送信するために必要とされる時間、または送信するためにWTRUがバッファリングしたデータのパケットのすべてをWTRUが送信するために必要とされる合計時間の一方である実施形態2乃至6のいずれか1つに記載の方法。
8.フィールドは、バッファトラフィックインジケーションフィールドである実施形態1乃至7のいずれか1つに記載の方法。
9.WTRUがパケットを生成するステップは、WTRUがスリープ状態からウェイクアップするステップをさらに含む実施形態1乃至8のいずれか1つに記載の方法。
10.WTRUがスリープ状態からウェイクアップしたのに応答して、WTRUが、バッファトラフィックインジケーションフィールドを含む省電力ポーリング(PS−Poll)フレームを送信するステップであって、バッファトラフィックインジケーションフィールドは、送信するためにWTRUがバッファリングしたデータの少なくとも1つのパケットを送信するために必要とされる時間、送信するためにWTRUがバッファリングしたデータの少なくとも1つのパケットを送信するために必要とされるTXOP、または送信するためにバッファリングされたデータをWTRUが有さない場合の0のうちの少なくとも1つを示す、ステップをさらに含む実施形態9に記載の方法。
11.許可されたTXOPは、フィールド内で提供された時間に基づいた期間を有する実施形態4乃至10のいずれか1つに記載の方法。
12.無線ネットワークは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)である実施形態1乃至11のいずれか1つに記載の方法。
13.WTRUは、WLAN内の非アクセスポイント(非AP)局(STA)である実施形態1乃至12のいずれか1つに記載の方法。
14.他のWTRUは、WLAN内のアクセスポイント(AP)である実施形態3乃至13のいずれか1つに記載の方法。
15.パケットは、省電力ポーリング(PS−Poll)フレーム、送達確認(ACK)フレーム、データフレーム、およびブロック送達確認(BA)フレームのうちの1つである実施形態1乃至14のいずれか1つに記載の方法。
16.パケットのMACまたはPLCPヘッダの1または複数は、パケット内に含まれる動的なフレームチェックシーケンス(FCS)フィールドの長さを示すフィールドをさらに含む実施形態1乃至15のいずれか1つに記載の方法。
17.FCSフィールドは、4バイト未満の長さを有する実施形態16に記載の方法。
18.媒体アクセス制御(MAC)または物理レイヤ収束プロトコル(PLCP)ヘッダの1または複数を有するパケットを生成するように構成される処理ユニットであって、MACまたはPLCPヘッダの1または複数は、フィールドを含む、処理ユニットを備える無線送信/受信ユニット(WTRU)。
19.処理ユニットは、送信するためにバッファリングされたデータをWTRUが有する場合、送信するためにWTRUがバッファリングしたデータの少なくとも1つのパケットを送信するために必要とされる時間または送信機会(TXOP)の少なくとも一方を示す情報をフィールド内に含めるようにさらに構成される実施形態18に記載のWTRU。
20.無線ネットワーク内の別のWTRUにパケットを送信するように構成される送信ユニットをさらに備える実施形態18または19に記載のWTRU。
21.送信するためにWTRUがバッファリングしたデータの少なくとも1つのパケットを送信するために必要とされる時間に基づいたTXOPを有する別のパケットを他のWTRUから受信するように構成される受信ユニットをさらに備える実施形態18乃至20のいずれか1つに記載のWTRU。
22.処理ユニットは、送信するためにバッファリングされたデータをWTRUが有さない場合、0をフィールド内に含めるようにさらに構成される実施形態18乃至20のいずれか1つに記載のWTRU。
23.送信ユニットは、許可されたTXOPを使用して、少なくとも1つのパケットを送信するようにさらに構成される実施形態20乃至22のいずれか1つに記載のWTRU。
24.無線ネットワークは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)である実施形態20乃至23のいずれか1つに記載のWTRU。
25.WTRUは、WLAN内の非アクセスポイント局(非AP STA)である実施形態18乃至24のいずれか1つに記載のWTRU。
26.他のWTRUは、WLAN内のアクセスポイント(AP)である実施形態20乃至25のいずれか1つに記載のWTRU。
27.フィールドは、バッファトラフィックインジケーションフィールドである実施形態18乃至26のいずれか1つに記載のWTRU。
28.無線ネットワークにおいて無線送信/受信ユニット(WTRU)からパケットを受信するように構成される受信ユニットであって、パケットは、媒体アクセス制御(MAC)または物理レイヤ収束プロトコル(PLCP)ヘッダの1または複数を含み、MACまたはPLCPヘッダの1または複数は、送信するためにWTRUがバッファリングしたデータの少なくとも1つのパケットを送信するために必要とされる時間またはTXOPの少なくとも一方を示すフィールドを含む、受信ユニットを備える基地局。
29.送信するためにWTRUがバッファリングしたデータの少なくとも1つのパケットを送信するために必要とされる時間に基づいて、WTRUのための送信機会(TXOP)を生成するように構成される処理ユニットをさらに備える実施形態28に記載の基地局。
30.生成されたTXOPを有する別のパケットをWTRUに送信するように構成される送信ユニットをさらに備える実施形態29に記載の基地局。
31.基地局は、無線ネットワークのためのアクセスポイント(AP)である実施形態28乃至30のいずれか1つに記載の基地局。
32.無線ネットワークは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)である実施形態28乃至31のいずれか1つに記載の基地局。
33.フレームは、フレームチェックシーケンス(FCS)フィールドをさらに含む実施形態28乃至32のいずれか1つに記載の基地局。
34.MACヘッダは、FCSフィールドの長さの表示をさらに含み、FCSフィールドの長さは、可変である実施形態33に記載の基地局。
35.処理ユニットは、MACヘッダにおいて示されたFCSの長さを使用して、フレームからFCSフィールドを獲得するようにさらに構成される実施形態33または34に記載の基地局。
36.処理ユニットは、フレームから獲得されたFCSフィールドを使用して、フレームの正しさをチェックするようにさらに構成される実施形態35に記載の基地局。
37.処理ユニットは、フレームは正しいと処理ユニットが決定した場合、フレームをより高位の層に中継するようにさらに構成される実施形態36に記載の基地局。
38.処理ユニットは、フレームは正しくないと処理ユニットが決定した場合、誤りありとしてフレームを破棄するようにさらに構成される実施形態36または37に記載の基地局。
39.送信するためにWTRUがバッファリングした各パケットを送信するために必要とされる時間を示すフィールドを有する媒体アクセス制御(MAC)ヘッダを有するパケットを生成するように構成される処理ユニットを備える無線送信/受信ユニット(WTRU)。
40.無線ネットワーク内の別のWTRUにパケットを送信するように構成される送信ユニットをさらに備える実施形態39に記載のWTRU。
41.送信するためにWTRUがバッファリングした各パケットを送信するために必要とされる時間に基づいた許可された送信機会(TXOP)を有する別のパケットを他のWTRUから受信するように構成される受信ユニットをさらに備える実施形態40に記載のWTRU。
上では特徴および要素が特定の組み合わせで説明されたが、各特徴または要素は、単独で使用されてもよく、または他の特徴および要素との任意の組み合わせで使用されてもよいことを当業者は理解されよう。加えて、本明細書で説明された方法は、コンピュータまたはプロセッサによって実行される、コンピュータ可読媒体内に包含された、コンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアで実装されてもよい。コンピュータ可読媒体の例は、電子信号(有線または無線接続上で送信される)、およびコンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータ可読記憶媒体の例は、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよび着脱可能ディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、ならびにCD−ROMディスクおよびデジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含むが、それらに限定されない。ソフトウェアと連携するプロセッサは、WTRU、UE、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータで使用する無線周波送受信機を実装するために使用されてもよい。

Claims (18)

  1. 無線ネットワークにおいてスモールパケットを転送する方法であって、
    局(STA)によって、制御フレームを生成するステップであって、前記制御フレームは、省電力(PS)ポール+バッファトラフィック(BT)フレームまたはヌルデータパケット(NDP)PSポールフレームである、ステップと、
    前記STAが送信に利用可能なデータを有していることを条件に、期間フィールドにおいて、またはトラフィックインジケーションを介して、マイクロ秒の推定時間を示すステップであって、前記推定時間は、少なくとも前記データの送信に必要な時間を含む、ステップと、
    前記制御フレームを送信するステップと、
    前記制御フレームと関連付けられた応答フレームを受信するステップであって、前記応答フレームは、少なくとも前記推定時間の値に設定された期間フィールド含む、ステップと
    を備えたことを特徴とする方法。
  2. 前記応答フレームが前記NDP PSポールフレームと関連付けられる場合、前記応答フレームは、媒体へのアクセスを時間周期分遅延させるインジケーションを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. アクセスを遅延させる前記インジケーションは、物理レイヤ収束プロトコル(PLCP)ヘッダにあることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記STAが送信に対するデータを有さない場合、前記のSTAが前記トラフィックインジケーションを使用することを条件に、前記トラフィックインジケーションに0を含めるステップをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記応答フレームはさらに、アクセスポイント(AP)から前記STAへの送信に対するデータのインジケーションを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記PSポール+BTフレームまたは前記NDP PSポールフレームは、前記STAがスリープ状態からウェイクアップすると生成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記トラフィックインジケーションは、前記NDP PSポールフレームの物理レイヤ収束プロトコル(PLCP)ヘッダにあることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記期間フィールドは、前記PSポール+BTフレームの媒体アクセス制御(MAC)ヘッダにあることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 局(STA)であって
    制御フレームを生成し、前記制御フレームは、省電力(PS)ポール+バッファトラフィック(BT)フレームまたはヌルデータパケット(NDP)PSポールフレームであり、および、
    前記STAが送信に利用可能なデータを有していることを条件に、期間フィールドにおいて、またはトラフィックインジケーションを介して、マイクロ秒の推定時間を示し、前記推定時間は、少なくとも前記データの送信に必要な時間を含む
    ように少なくとも構成されたプロセッサと、
    前記制御フレームを送信するように少なくとも構成された送信機と、
    前記制御フレームと関連付けられた応答フレームを受信するように少なくとも構成された受信機であって、前記応答フレームは、少なくとも前記推定時間の値に設定された応答期間フィールドを含む、受信機と
    を備えたことを特徴とするSTA。
  10. 前記応答フレームが前記NDP PSポールフレームと関連付けられる場合、前記応答フレームは、媒体へのアクセスを時間周期分遅延させるインジケーションを含むことを特徴とする請求項9に記載のSTA。
  11. アクセスを遅延させる前記インジケーションは、物理レイヤ収束プロトコル(PLCP)ヘッダにあることを特徴とする請求項10に記載のSTA。
  12. 前記STAが送信に対するデータを有さない場合、前記のSTAが前記トラフィックインジケーションを使用することを条件に、前記プロセッサは、前記トラフィックインジケーションに0を含めるように少なくともさらに構成されていることを特徴とする請求項9に記載のSTA。
  13. 前記応答フレームはさらに、アクセスポイント(AP)から前記STAへの送信に対するデータのインジケーションを含むことを特徴とする請求項9に記載のSTA。
  14. 前記PSポール+BTフレームまたは前記NDP PSポールフレームは、前記STAがスリープ状態からウェイクアップすると生成されることを特徴とする請求項9に記載のSTA。
  15. 前記トラフィックインジケーションは、前記NDP PSポールフレームの物理レイヤ収束プロトコル(PLCP)ヘッダにあることを特徴とする請求項9に記載のSTA。
  16. 前記期間フィールドは、前記PSポール+BTフレームの媒体アクセス制御(MAC)ヘッダにあることを特徴とする請求項9に記載のSTA。
  17. 制御フレームを局(STA)から受信するように少なくとも構成されたプロセッサであって、前記制御フレームは、省電力(PS)ポール+バッファトラフィック(BT)フレームまたはヌルデータパケット(NDP)PSポールフレームであり、前記制御フレームは、マイクロ秒の推定時間を示す期間フィールドまたはトラフィックインジケーションを含み、前記推定時間は、データの送信に必要な時間を少なくとも含む、プロセッサと、
    前記制御フレームに応答して、応答フレームを送信するように少なくとも構成された送信機であって、前記応答フレームは、少なくとも前記推定時間の値に設定された応答期間フィールドを含む、送信機と
    を備えたことを特徴とするアクセスポイント(AP)。
  18. 前記応答フレームが前記NDP PSポールフレームと関連付けられる場合、前記応答フレームは、時間周期分の媒体への遅延アクセスに対するインジケーションを含むことを特徴とする請求項17に記載のAP。
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