JP6351761B2 - 無線ネットワーク内のネットワークリソースのリセット - Google Patents

無線ネットワーク内のネットワークリソースのリセット

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Description

提案される技術は、概して、無線ネットワーク内のネットワークリソースのリセットの可能化に関する。
GSM(Global System for Mobile Communications)標準は、第1世代(1G)のアナログセルラーネットワークの置き換えとして開発され、当初は全二重音声テレフォニーのために最適化されたデジタル回線交換型ネットワークを記述していた。時間の経過と共に拡張が行われ、まずは回線交換型のトランスポートによって、次にGPRS(General Packet Radio Services)及びEDGE(Enhanced Data rates for GSM Evolution)(あるいはEGPRS)を介するパケットデータトランスポートによって、データ通信が包含された。
その後、3GPP(3rd Generation Partnership Project)は、第3世代の無線モバイル通信技術(3G)であるUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)標準を、続けて第4世代(3G)であるLTE(Long Time Evolution)アドバンスト標準を開発した。
UTRAN(Universal Terrestrial Radio Access Network)は、基地局あるいはNodeB、及びUMTS無線アクセスネットワークを作り上げる無線ネットワークコントローラ(RNC)についての包括的な用語である。この通信ネットワークは、一般には3Gとして言及され、リアルタイムの回線交換型(CS)からIPベースのパケット交換型(PS)まで多くのトラフィックタイプを搬送することができる。UTRANは、UE(user equipment)とコアネットワーク(CN)との間の接続性を可能とする。
UTRANは、基地局あるいはNodeB、及び無線ネットワークコントローラ(RNC)を含む。RNCは、1つ以上のNodeBのための制御機能性を提供する。RNC及びその対応するNodeBは、無線ネットワークサブシステム(RNS)を作り上げる。UTRANには、1つよりも多くのRNSが存在することができる。
UTRANを内部的に又は外部的に他の機能エンティティへと接続するインタフェースは4つ存在する:Iu、Uu、Iub及びIurである(図1参照)。Iubは、RNCをNodeBと接続する内部的なインタフェースである。また、ほとんどの時間において内部的なインタフェースであるIurインタフェースも存在し、但しこれは例外的にいくつかのネットワークアーキテクチャについて外部的なインタフェースとなることもできる。Iurは、2つのRNCを互いに接続する。
Uuインタフェースは、NodeBをユーザ機器(UE)と接続する外部的なインタフェースである。Iuインタフェースもまた外部的であって、RNCをコアネットワーク(CN)へ接続する。図1のIuCSインタフェースはCSトラフィックタイプを搬送し、IuPSインタフェースはPSトラフィックタイプを搬送する。3GでのIuインタフェースは、GSMにおけるモバイルスイッチングセンタ(MSC)と基地局コントローラ(BSC)との間のAインタフェースに対応する。
Iuインタフェースをまたいで、Iu汎用制御サービス及びIu通知サービスが実装される。汎用制御サービスは、RNCとCNとの間のIuインタフェースインスタンス全体に関するサービスである。例えば、CN内の障害発生時にUTRANを初期化し又はその逆をするために使用されるリセット手続は、汎用制御サービスを実装するために使用される手続のうちの1つである。
UMTSでは、Iuインタフェース上のCNとUTRANとの間のシグナリングのために、RANAP(Radio Access Network Application Part)プロトコルが使用される[1]。RANAPシグナリングプロトコルは、UMTSプロトコルスタック内のIuインタフェースの無線ネットワークレイヤの制御プレーンに所在する。
トランザクションリファレンス情報の喪失をもたらしたUTRANにおける障害の発生時には、CNへRANAP RESETメッセージが送信される。このメッセージは、CNによって、影響を受ける無線アクセスベアラを解放し、影響を受ける全てのリファレンスを消去するために使用される。ガードピリオドの後、全てのリファレンスがクリアされたことを示すRESET ACKNOWLEDGEメッセージがUTRANへと返送される。
対応する形で、トランザクションリファレンス情報の喪失をもたらしたCNにおける障害の発生時には、RNCへRANAP RESETメッセージが送信される。このメッセージは、UTRANによって、影響を受ける無線アクセスベアラを解放し、影響を受ける全てのリファレンスを消去するために使用される。ガードピリオドの後、呼に関与していた全てのUeがもはや送信を行っていないこと、及びUTRANにおける全てのリファレンスがクリアされたことを示すRESET ACKNOWLEDGEメッセージがCNへと返送される。
UTRAN及びCN内の特定のUEに関するリソースは、Iuシグナリング接続を利用することにより、Iuインタフェース上で制御される。このシグナリング接続が異常によって解放されてしまう場合のために、異常解放されたIuシグナリング接続により以前に制御されていたリソースをリセットする仕組みが存在しなければならない。
この機能性を実現する1つのあり得る手法は、Iuシグナリング接続自体からの標識に依拠することであり、その標識は、当該シグナリング接続のユーザに、エラーによってシグナリング接続の異常解放が生じたことを知らせるはずである。
トランスポートレイヤと無線ネットワークレイヤとの間の独立性を維持するために、明示的なRANAP手続であるResetResourceが導入された。ResetResource手続の目的は、装置の小部分にのみ影響した障害(例えば、異常なIuシグナリング接続解放、又はリソースハンギング)のケースでCN/UTRAN内の情報を復旧させることである。
異常なIuシグナリング接続解放に起因してUTRANにおいてリソースをアイドルにしなければならない場合、RESET RESOURCEメッセージをCNへ送信するものとされている。CNは、このメッセージを受信すると、指し示されたリソースのために使用されている全てのリソース(もしあれば)をクリアしてリセットし、RESET RESOURCE ACKNOWLEDGEメッセージをUTRANへと返送する。
対応する形で、Iuシグナリング接続の異常な解放に起因してCNにおいてリソースをアイドルにしなければならない場合、RESET RESOURCEメッセージがUTRANへ送信されることになる。RNCは、RESET RESOURCEメッセージを受信すると、指し示されたリソースへ関連付けられている全てのUTRANリソース(もしあれば)を解放してリセットするものとされている。
UTRAN(Universal Terrestrial Radio Access Network)システムの開発のおかげで、RNCは、一層スケーラブルになっている。大規模な都市圏UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークを管理するためにメガRNCが開発されており、それにより、RNCのキャパシティは、接続ユーザ機器(UE)数の観点で飛躍的に増加している。
ネットワークはより多くのユーザを扱うために進化してきたことから、ネットワークリソースをリセットするための現行の手続は、例えばリセット手続におけるメッセージ輻輳及び/又は遅延といった、キャパシティの問題に遭遇している。この問題は、3Gには限定されず、例えばGSMなどの他の無線ネットワークにおいても存在する。
よって、無線ネットワーク内のネットワークリソースをリセットするためのより効率的な手続について広くニーズが存在する。
目的は、無線ネットワーク内のネットワークリソースのリセットのための方法及びネットワークノードを提供することである。
この目的及び他の目的が、提案される技術の実施形態によって充足される。
実施形態のある観点は、3Gネットワーク内のネットワークリソースのリセットを可能にするための、第1のネットワークノードにより実行される方法に関する。当該方法は、情報エレメントの少なくとも1つのペアを提供するステップ、を含み、各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられ、上記情報エレメントは、RANAP(Radio Access Network Application Part) Reset Resource手続中のRANAPメッセージであるRESET RESOURCE内で提供される、Iuシグナリング接続識別子IEといった標準化された情報エレメント(IE)に対応する。
実施形態の他の観点は、3Gネットワーク内のネットワークリソースのリセットを可能にするための、第2のネットワークノードにより実行される方法に関する。当該方法は、情報エレメントの少なくとも1つのペアを受信するステップ、を含み、各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられ、上記情報エレメントは、RANAP(Radio Access Network Application Part) Reset Resource手続中のRANAPメッセージであるRANAPメッセージであるRESET RESOURCE内で受信される、Iuシグナリング接続識別子IEといった標準化された情報エレメント(IE)に対応する。
実施形態のまた別の観点は、3Gネットワーク内のネットワークリソースのリセットを可能にするように構成される第1のネットワークノードに関する。当該第1のネットワークノードは、情報エレメントの少なくとも1つのペアを提供するように構成され、各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられ、上記情報エレメントは、RANAP(Radio Access Network Application Part) Reset Resource手続中のRANAPメッセージであるRESET RESOURCE内で提供される、Iuシグナリング接続識別子IEといった標準化された情報エレメント(IE)に対応する
実施形態のまた別の観点は、3Gネットワーク内のネットワークリソースのリセットを可能にするように構成される第2のネットワークノードに関する。当該第2のネットワークノードは、情報エレメントの少なくとも1つのペアを受信するように構成され、各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられ、上記情報エレメントは、RANAP(Radio Access Network Application Part) Reset Resource手続中のRANAPメッセージであるRANAPメッセージであるRESET RESOURCE内で受信される、Iuシグナリング接続識別子IEといった標準化された情報エレメント(IE)に対応する
実施形態のまた別の観点は、少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合に、上記プロセッサに、情報エレメントの少なくとも1つのペアを提供させる、命令を含むコンピュータプログラムであって、各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられる、コンピュータプログラムに関する。
実施形態のまた別の観点は、少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合に、上記プロセッサに、情報エレメントの少なくとも1つのペアを取得させる、命令を含むコンピュータプログラムであって、各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられる、コンピュータプログラムに関する。
実施形態のまた別の観点は、上のコンピュータプログラムのいずれかを含む、電子信号、光信号、電磁信号、磁気信号、電気信号、無線信号、マイクロ波信号、又はコンピュータ読取可能な記憶媒体、のうちの1つである担体に関する。
提案される解決策の利点は、UTRAN又は他の無線アクセスネットワーク(RAN)が、リセット手続の遅延無く、又はネットワークインタフェースの輻輳無く、少なくとも部分的にリセットを行い得るであろうことである。
提案される解決策の他の利点は、リセット手続を初期化するために使用されるメッセージが非常にスリムになるであろうことである。
詳細な説明を読めば、他の利点が認識されるであろう。
実施形態と共に、それらのさらなる目的及び利点が、次の添付図面と併せて以下の説明を参照することにより、最も良く理解され得る。
UTRAN(Universal Terrestrial Radio Access Network)のアーキテクチャの概略図である。 一実施形態に係る、第1のネットワークノードと第2のネットワークノードとの間のシグナリング及び/又はアクションの一例を示す概略図である。 具体的な実施形態に係る、RNC及びCNのためのシグナリング及び/又はアクションの具体的な例を示す概略図である。 一実施形態に係る、無線ネットワーク内のネットワークリソースのリセットを可能にするための、第1のネットワークノードにより実行される方法の一例を示す概略フロー図である。 一実施形態に係る、図4の提供ステップの一例を示す概略フロー図である。 一実施形態に係る、無線ネットワーク内のネットワークリソースのリセットを可能にするための、第2のネットワークノードにより実行される方法の一例を示す概略フロー図である。 一実施形態に係る、無線ネットワーク内のネットワークリソースのリセットを可能にするように構成される第1のネットワークノードの一例を示す概略図である。 一実施形態に係る、無線ネットワーク内のネットワークリソースのリセットを可能にするように構成される第2のネットワークノードの一例を示す概略図である。 代替的な実施形態に係る、無線ネットワーク内のネットワークリソースのリセットを可能にするように動作可能な第1のネットワークノードの一例を示す概略図である。 代替的な実施形態に係る、無線ネットワーク内のネットワークリソースのリセットを可能にするように動作可能な第2のネットワークノードの一例を示す概略図である。 代替的な実施形態に係る、無線ネットワーク内のネットワークリソースのリセットを可能にするための第1のネットワークノードの一例を示す概略ブロック図である。 一実施形態に係る、図11の提供モジュールの一例を示す概略ブロック図である。 代替的な実施形態に係る、無線ネットワーク内のネットワークリソースのリセットを可能にするための第2のネットワークノードの一例を示す概略ブロック図である。 一実施形態に係る、図13の取得モジュールの一例を示す概略ブロック図である。
図面を通じて、同様の又は対応する要素について同じ参照番号が使用される。
提案される技術は3Gネットワークの文脈において主に説明されることになるが、可能性として例えばGSM(Global System for Mobile Communications)といった他の通信システム内にそれが実装されてもよい。
背景欄において説明したように、3Gネットワーク内のIuインタフェースなどのネットワークインタフェース上のシグナリング接続におけるリソースハンギングなどの異常な障害があるケースでは、ネットワークリソースのリセット又は部分的リセットを実行すべきである。
現行の3GPP(3rd Generation Partnership Project)仕様には、Reset手続及びReset Resource手続という、Iuインタフェース上の2つのタイプのリセット手続が存在する。Reset手続は、RNCからCNへの送信の場合、CNにより、影響を受ける無線アクセスベアラを解放し及び送信側のRNCのための全ての影響を受けるリファレンスを消去するために使用される。Reset Resource手続は、RNCからCNへの送信の場合、CNが受信されるメッセージにおいて示されるIuシグナリング接続識別子に関連付けられているリソース及びリファレンス(リソース及びIuシグナリング接続識別子など)をローカルで解放するものとされていることを、CNに指示するために使用される。Reset Resourceメッセージには、Iuシグナリング接続識別子(Iu Signalling Connection Identifier)という情報エレメント(IE)が包含され、各Iuシグナリング接続識別子は、所与のRNCと所与のCNノードとの間のIuシグナリング接続を一意に識別する。
UTRAN(Universal Terrestrial Radio Access Network)システムの開発のおかげで、RNCは、一層スケーラブルになっている。大規模な都市圏UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークを管理するためにメガRNCが開発されており、それにより、RNCのキャパシティは、接続ユーザ機器(UE)数の観点で飛躍的に増加している。3GPPリリース11では、サービングRNC無線ネットワーク一時識別子(S−RNTI)のアイデンティティの最大サイズは、より多くのアクティブなUEをRNCが扱うことを可能とするために、20ビットから22ビットへと拡張された。
メガRNCの実際の実装はベンダ固有であるが、あり得る実装は、例えば、RNCのプール又はRNCモジュールのセットである。このタイプの実装では、メガRNC用のIuインタフェースの一部のみをリセットする必要がある場合、Reset手続は使用されないであろう。なぜなら、Reset手続は、メガRNC全体についての全てのIuインタフェースに影響するはずだからである。現行のReset Resource手続は、Iuインタフェースの一部をリセットするために使用可能であることから、この目的にはより適しているであろう。しかしながら、ネットワークはますます多くのユーザを扱うように進化していることから、数百から数千のIuシグナリング接続識別子をリセットすることが恐らくは必要になるはずであり、問題が生じるかもしれない(例えば、RANAPの輻輳、又はRNCリセットにおける遅延)。現在では、Iuシグナリング接続識別子IEは、24ビットとして定義されており、1つのメッセージ内のIuシグナリング接続識別子の最大数は250である。各々24ビットを費やす250個のIuシグナリング接続識別子の送信は、膨大なRANAPメッセージをもたらすことになる。部分的なリセットを行う目的で多数のReset Resourceメッセージを送信することは、状況を一層悪化させるかもしれない。
他の無線ネットワークにおいても、同様の問題が生じる。
よって、無線ネットワーク内のネットワークリソースをリセットするためのより効率的な手続について広くニーズが存在する。
特に、3GネットワークにおけるRANAPの効率性を改善するニーズが存在する。
図4は、無線ネットワーク内のネットワークリソースのリセットを可能にするための、第1のネットワークノードにより実行される方法の一例を示す概略フロー図である。当該方法は、情報エレメントの少なくとも1つのペアを提供するステップS10、を含み、各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられる。
例示的な実施形態において、識別子の各レンジの長さは、2よりも大きい。
1つの実施形態において、情報エレメントのペアのうちの一方の情報エレメントは、識別子のリスト内の識別子のレンジの起点を示し、情報エレメントの同じペアのうちの他方の情報エレメントは、識別子の同じレンジの終点を示す。代替的な実施形態において、情報エレメントのペアのうちの一方の情報エレメントは、識別子のリスト内の識別子のレンジの起点又は終点を示し、情報エレメントの同じペアのうちの他方の情報エレメントは、識別子の同じレンジの長さを示す。
図5は、一実施形態に係る、図4の提供ステップS10の一例を示す概略フロー図である。この例において、情報エレメントの少なくとも1つのペアを提供するステップS10は、第2のネットワークノードへの転送のために情報エレメントの上記少なくとも1つのペアを準備するオプション的な(破線で示した)ステップS11と、第2のネットワークノードへ情報エレメントの上記少なくとも1つのペアを送信し又はシグナリングするステップS12と、を含む。
例示的な実施形態において、識別子とは、ネットワークインタフェースのシグナリング接続識別子(Signalling Connection Identifiers)を含む。
一実施形態において、情報エレメントの上記少なくとも1つのペアは、RANAP(Radio Access Network Application Part)メッセージ内で提供される。具体的な実施形態において、上記情報エレメントは、Iuシグナリング接続識別子IEといった標準化された情報エレメント(IE)に対応する。
他の具体的な実施形態において、情報エレメントの上記少なくとも1つのペアは、RANAP Reset Resource手続中のRESET RESOURCEメッセージ内で提供される(後の表Aにおける実装の一例を参照)。
図6は、一実施形態に係る、無線ネットワーク内のネットワークリソースのリセットを可能にするための、第2のネットワークノードにより実行される方法の一例を示す概略フロー図である。当該方法は、情報エレメントの少なくとも1つのペアを受信するステップS20、を含み、各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられる。
例示的な実施形態において、識別子の各レンジの長さは、2よりも大きい。
具体的な実施形態において、上記方法は、情報エレメントの受信されるそれぞれのペアにより定義される識別子の各レンジ内のそれぞれの識別子に関連付けられる各ネットワークリソースをリセットするオプション的なステップS30、をさらに含む。図6において、ステップS30は破線で示されている。
他の具体的な実施形態において、上記方法は、情報エレメントの上記少なくとも1つのペアが受信されたという確認応答を行うオプション的なステップS40、をさらに含む。図6において、ステップS40は破線で示されている。
特定の例示的な実施形態において、情報エレメントの上記少なくとも1つのペアが受信されたという確認応答を行うステップS40は、第1のネットワークノードへRANAP(Radio Access Network Application Part)メッセージを送信するステップ、を含む。
他の特定の例示的な実施形態において、情報エレメントの上記少なくとも1つのペアが受信されたという確認応答を行うステップS40は、RANAP Reset Resource Acknowledge手続中にRESET RESOURCE ACKNOWLEDGEメッセージを第1のネットワークノードへ送信するステップ、を含む。
1つの実施形態において、第1のネットワークノードは、無線ネットワークコントローラ(RNC)であり、第2のネットワークノードは、コアネットワークノード(CNノード)である。代替的な実施形態において、第1のネットワークノードは、コアネットワークノード(CNノード)であり、第2のネットワークノードは、無線ネットワークコントローラ(RNC)である。
図2は、一実施形態に係る、第1のネットワークノード10と第2のネットワークノード20との間のシグナリング及び/又はアクションの一例を示す概略図である。例として、ネットワークリソースの少なくとも部分的なリセットを実行すべきであると決定されると、第1のネットワークノード10は、リセットされるべきリソースに関連付けられる識別子のレンジに関する情報を第2のネットワークノード20へ送信することにより、ネットワークリソースのリセットを可能にする。第2のネットワークノード20は、当該情報を受信し、それら識別子に関連付けられているネットワークリソースのリセットを可能にする。また、具体的な実施形態において、第2のネットワークノード20は、情報が受信されたという確認応答を第1のネットワークノード10へ送信する。また、1つの実施形態において、第2のネットワーク20は、識別子に関連付けられているネットワークリソースのリセットを実行する。代替的な実施形態において、そのリセットは、他のネットワークノードにより実行されてもよい。
上に提示した解決策を用いて、UTRAN又は他の無線アクセスネットワーク(RAN)を、リセット手続の遅延無く、又はネットワークインタフェースの輻輳無く、少なくとも部分的にリセットすることができるであろう。
特に、リセット手続を初期化するために使用される上記メッセージを、非常にスリムにすることができるであろう。
以下では、実例としての実施形態のいくつかの非限定的な例が説明される。
提案される技術は、非常に短いメッセージでリソースの一部又は複数の部分をリセットする方法を提供する。リセットすべき個々のIuシグナリング接続識別子のリストを送信する代わりに、1つの実施形態では、RNCは、Iuシグナリング接続識別子のペアのリストをCNへ送信し、各ペア内の2つの値が、リセットされるべきリソースについてのIuシグナリング接続識別子のレンジを表す。各ペア内の2つの値は、例えば、Iuシグナリング接続識別子のレンジの始まり及び終わりを、又は、当該レンジの始まり及び長さ若しくは当該レンジの終わり及び長さを表すことができる。
他の実施形態において、Iuシグナリング接続識別子の個々及びペアがリスト内で混在していてもよい。
メガRNCは、1つの実施形態において、例えばRNCのプールを介して実装されてもよく、又は、他の実施形態においてモジュールの集合、若しくはさらに別の実施形態において他の任意の技法を介して実装されてもよい。メガRNCは、1つの実施形態において、具体的なIu接続を扱うことになるメガRNCの物理的な副次的部分(sub-part)にIuシグナリング接続識別子の割り当て値が関連させられるように、RNCとCNドメインとの間のIuシグナリング接続の確立の期間中に、実装依存のロジックを適用するであろう。
そうしたケースでは、RNCプール内のあるノード若しくはRNC内のあるモジュール又は対応するもののみがリセットされるべきである場合に、RNCは、1つの実施形態において、例えば、非常に短いメッセージにおいてIuシグナリング接続識別子のレンジの始まり及び終わりを提供することにより、リソース識別子のレンジを提供する。表A及び表Bは、そうした実装の一例を示している。
代替的な実施形態において、Iuシグナリング接続識別子のレンジの始まり及び長さを提供することができる。また別の代替的な実施形態において、Iuシグナリング接続識別子のレンジの終わり及び長さを提供することができる。
1つの実施形態において、CNは、レンジ内の全てのIuシグナリング接続識別子がリセットされるべきであると理解する。具体的な実施形態において、CNは、全ての未知の識別子をスキップする。他の具体的な実施形態において、CNは、次いで、確認応答を返送する。
図3は、1つの例示的な実施形態に係る、RNCとCNとの間の通信を示す概略シグナリング図である。
具体的な実施形態において、RNCは、レンジのリストを送信する。
本解決策は、1つの実施形態において、新たなRANAPメッセージを導入することにより実装されることができ、又は他の実施形態において、標準[1]に既に存在するRANAPメッセージを修正することにより実装されることができる。
代替的な実施形態において、本解決策は、恐らくは“ユーザプレーン”メッセージにおいて実装されることができる。
例示的な実施形態において、本解決策は、標準[1]に既に存在するRANAP Reset Resourceメッセージにおいて実装されることができる。代替的な例としての実施形態において、本解決策は、既存のRANAP Resetメッセージにおいて、又は他の適したRANAPメッセージにおいて実装されることができる。
上で提示した解決策を用いて、メガRNCを、リセット手続の遅延無く、又はRANAPインタフェースの輻輳無く、部分的にリセットすることができる。
RNC内のIuシグナリング接続識別子を取り決める良好なロジックを使用すれば、部分的リセットのメッセージを非常にスリムにすることができる。
表Aは、一実施形態に係る標準[1]のRANAP RESET RESOURCEメッセージの修正後の定義の一例を示している。提案される変更は、網掛けされたセルに示されている。この例では、新たなIE“Iu Sig Conn Id Range End”が既存の“Reset Resource List”内に導入される。同様の情報を搬送する新たなIEを他の位置に定義することもできる。
表Aに示した例示的な実装において、既存のIE“Iu Signalling Connection Identifier”は、メッセージ内に新たなIE“Iu Sig Conn Id Range End”が含められるケースについて、リセットされるべきIuシグナリング接続識別子のレンジの始まりとして使用される。よって、既存のIEが、「再利用」されるが、新たな意味合いを付与される。当然ながら、他の実装において、いかなる既存のIEを再利用することもなく、レンジの終わりに加えてレンジの始まりのための新たなIEを導入することも可能であろう。他の実装もまた当然にあり得る。また、上述したように、レンジの長さを、始まり/終わりの代替として提供することもできる。
本メッセージは、1つの実施形態においてCNにより、又は他の実施形態においてRNCにより送信される。送信側のエンティティは、受信側のエンティティへ、受信側のエンティティがメッセージのIuシグナリング接続識別子に関連付けられているリソース及びリファレンスを解放すること、を要求すると通知する。
方向:RNC→CN及びCN→RNC。シグナリングベアラモード:コネクションレス
RESET RESOURCEメッセージ内に収容されるIuシグナリング接続識別子の最大数は、上の表に示した通りのmaxnoofIuSigConIds(maximum number of Iu signalling connection identifiers)について特定されるレンジ境界を超えないものとする。
表Bは、一実施形態に係る標準[1]のRANAP RESET RESOURCE ACKNOWLEDGEメッセージに取り入れられる同様の修正を示している。提案される変更は、網掛けされたセルに示されている。本メッセージは、1つの実施形態においてCNにより、又は他の実施形態においてRNCにより、RESET RESOURCEメッセージが受信されたことをRNC又はCNへ通知するために送信される。
方向:RNC→CN及びCN→RNC。シグナリングベアラモード:コネクションレス
実装の一例において、ここで説明したステップ、機能、手続、モジュール及び/又はブロックのうちの少なくともいくつかは、1つ以上のプロセッサを含む処理回路による実行のためにメモリへとロードされるコンピュータプログラムにおいて実装される。プロセッサ及びメモリは、互いに接続されて、通常のソフトウェア実行を可能とされる。オプションとしての入出力デバイスもまたプロセッサ及び/又はメモリへ相互接続され、入力パラメータ及び/又は結果としての出力パラメータなどの関連データの入力及び/又は出力を可能とされてよい。
よって、ここでの実施形態は、図7及び図8に描いたネットワークノード内のそれぞれのプロセッサなどの1つ以上のプロセッサを通じて、ここでの実施形態の機能及びアクションを実行するためのそれぞれのコンピュータプログラムコードと共に実装されてよい。
[第1のネットワークノード]
例示的な実施形態によれば、第1のネットワークノードは、無線ネットワーク内のネットワークリソースのリセットを可能にするように構成される。第1のネットワークノードは、情報エレメントの少なくとも1つのペアを提供するように構成される。各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられる。
例示的な実施形態において、識別子の各レンジの長さは、2よりも大きい。
1つの実施形態において、情報エレメントのペアのうちの一方の情報エレメントは、識別子のリスト内の識別子のレンジの起点を示し、情報エレメントの同じペアのうちの他方の情報エレメントは、識別子の同じレンジの終点を示す。代替的な実施形態において、情報エレメントのペアのうちの一方の情報エレメントは、識別子のリスト内の識別子のレンジの起点又は終点を示し、情報エレメントの同じペアのうちの他方の情報エレメントは、識別子の同じレンジの長さを示す。
1つの実施形態において、第1のネットワークノードは、第2のネットワークノードへの転送のために情報エレメントの上記少なくとも1つのペアを準備し、第2のネットワークノードへ情報エレメントの上記少なくとも1つのペアを送信し又はシグナリングする、ように構成される。
例示的な実施形態において、上記識別子は、ネットワークインタフェースシグナリング接続識別子を含む。
一実施形態において、第1のネットワークノードは、RANAP(Radio Access Network Application Part)メッセージ内で情報エレメントの上記少なくとも1つのペアを提供する、ように構成される。具体的な実施形態において、上記情報エレメントは、Iuシグナリング接続識別子IEといった標準化された情報エレメントに対応する。
他の具体的な実施形態において、第1のネットワークノードは、情報エレメントの上記少なくとも1つのペアを、RANAP Reset Resource手続中のRESET RESOURCEメッセージ内で提供する、ように構成される。
1つの実施形態において、第1のネットワークノードは、無線ネットワークコントローラ(RNC)である。代替的な実施形態において、第1のネットワークノードは、コアネットワークノード(CNノード)である。
図7は、一実施形態に係る、無線ネットワーク内のネットワークリソースのリセットを可能にするように動作可能な第1のネットワークノード10の一例を示す概略図である。この例において、第1のネットワークノード10は、基本的に、プロセッサ11、関連付けられるメモリ12、及びオプションとしての通信回路13を備える。オプションとしての通信回路13は、1つ以上の他のノードとの、情報の送信及び/又は受信を含む無線通信及び/又は有線通信のために適合される。
図7の具体的な例に示したように、第1のネットワークノード10は、プロセッサ11及びメモリ12を備え、メモリ12は、第1のネットワークノード10の動作を実行するためにプロセッサ11により実行可能な命令を含む。よって、この例示的な実施形態において、プロセッサ11は、情報エレメントの少なくとも1つのペアを提供するように動作可能であり、各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられる。
具体的な例としての実施形態において、プロセッサ11は、第2のネットワークノードへの転送のために、情報エレメントの上記少なくとも1つのペアを準備する、ように動作可能である。
図7に示したように、第1のネットワークノード10は、1つ以上の他のノードとの、情報の送信及び/又は受信を含む通信のための通信回路13をも含んでよい。よって、具体的な実施形態において、第1のネットワークノード10は、第2のネットワークノードへ情報エレメントの上記少なくとも1つのペアを送信するように構成される通信回路13、を備える。
[第2のネットワークノード]
例示的な実施形態によれば、第2のネットワークノードは、無線ネットワーク内のネットワークリソースのリセットを可能にするように構成される。第2のネットワークノードは、情報エレメントの少なくとも1つのペアを受信するように構成される。各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられる。
例示的な実施形態において、識別子の各レンジの長さは、2よりも大きい。
具体的な実施形態において、第2のネットワークノードは、情報エレメントの受信されるそれぞれのペアにより定義される識別子の各レンジ内のそれぞれの識別子に関連付けられる各ネットワークリソースをリセットする、ようにさらに構成される。
他の具体的な実施形態において、第2のネットワークノードは、情報エレメントの上記少なくとも1つのペアが受信されたという確認応答を行う、ようにさらに構成される。
具体的な例としての実施形態において、第2のネットワークノードは、第1のネットワークノードへRANAP(Radio Access Network Application Part)メッセージを送信して、情報エレメントの上記少なくとも1つのペアが受信されたという確認応答を行う、ように構成される。
他の具体的な例としての実施形態において、第2のネットワークノードは、RANAP Reset Resource Acknowledge手続中にRESET RESOURCE ACKNOWLEDGEメッセージを上記第1のネットワークノードへ送信して、情報エレメントの上記少なくとも1つのペアが受信されたという確認応答を行う、ように構成される。
1つの実施形態において、第2のネットワークノードは、コアネットワークノード(CNノード)である。代替的な実施形態において、第2のネットワークノードは、無線ネットワークコントローラ(RNC)である。
図8は、一実施形態に係る、無線ネットワーク内のネットワークリソースのリセットを可能にするように動作可能な第2のネットワークノード20の一例を示す概略図である。この例において、第2のネットワークノード20は、基本的に、プロセッサ21、関連付けられるメモリ22、及びオプションとしての通信回路23を備える。オプションとしての通信回路23は、1つ以上の他のノードとの、情報の送信及び/又は受信を含む無線通信及び/又は有線通信のために適合される。
図8の具体的な例に示したように、第2のネットワークノード20は、プロセッサ21及びメモリ22を備え、メモリ22は、第2のネットワークノード20の動作を実行するためにプロセッサ21により実行可能な命令を含む。よって、この例示的な実施形態において、プロセッサ21は、情報エレメントの少なくとも1つのペアを取得するように動作可能であり、各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられる。
具体的な実施形態において、プロセッサ21は、情報エレメントの受信されるそれぞれのペアにより定義される識別子の各レンジ内のそれぞれの識別子に関連付けられる各ネットワークリソースをリセットする、ようにさらに動作可能である。
他の具体的な実施形態において、プロセッサ21は、情報エレメントの上記少なくとも1つのペアが受信されたという確認応答を準備する、ようにさらに動作可能である。
図8に示したように、第2のネットワークノード20は、1つ以上の他のノードとの、情報の送信及び/又は受信を含む通信のための通信回路23をも含んでよい。よって、具体的な実施形態において、第2のネットワークノード20は、情報エレメントの少なくとも1つのペアを受信するように構成される通信回路23、を備え、各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられる。
他の具体的な実施形態において、通信回路23は、情報エレメントの上記少なくとも1つのペアが受信されたという確認応答を送信する、ようにさらに構成される。
上述したように、上述したステップ、機能、手続、モジュール及び/又はブロックのうちの少なくともいくつかが、1つ以上の処理ユニットを含む適切な処理回路による実行のためのコンピュータプログラムなどのソフトウェアにおいて実装されてもよい。そうした実装の例が、図9及び図10に概略的に示されている。
図9に概略的に示した一実施形態によれば、コンピュータプログラム14は、少なくとも1つのプロセッサ11により実行された場合に、当該プロセッサに情報エレメントの少なくとも1つのペアを提供させる命令、を含み、各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられる。
図10に概略的に示した他の実施形態によれば、コンピュータプログラム24は、少なくとも1つのプロセッサ21により実行された場合に、当該プロセッサに情報エレメントの少なくとも1つのペアを取得させる命令、を含み、各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられる。
具体的な実施形態において、コンピュータプログラム24は、少なくとも1つのプロセッサ21により実行された場合に、さらに上記プロセッサに、情報エレメントの受信されるそれぞれのペアにより定義される識別子の各レンジ内のそれぞれの識別子に関連付けられる各ネットワークリソースをリセットさせる、命令を含む。
他の具体的な実施形態において、コンピュータプログラム24は、少なくとも1つのプロセッサ21により実行された場合に、さらに上記プロセッサに、情報エレメントの上記少なくとも1つのペアが受信されたという確認応答を準備させる、命令を含む。
例として言うと、ソフトウェア又はコンピュータプログラムは、コンピュータ読取可能な媒体、特に不揮発性の媒体上に通常は担持され又は記憶されるコンピュータプログラムプロダクトとして実現されてよい。コンピュータ読取可能な媒体は、限定ではないものの、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blueray disc)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、ハードディスクドライブ(HDD)記憶デバイス、フラッシュメモリ、磁気テープ、又は何らかの他の従来型のメモリデバイスを含む、1つ以上の着脱型の又は非着脱型のメモリデバイスを含んでよい。よって、コンピュータプログラムは、コンピュータ又は同等の処理デバイスの作業メモリへと、その処理回路による実行のためにロードされ得る。
よって、提案される技術は、図9及び図10に示した担体15、25をも提供し、担体15、25は上のコンピュータプログラムのうちの1つ以上を含み、その担体は、電子信号、光信号、電磁信号、磁気信号、電気信号、無線信号、マイクロ波信号、又はコンピュータ読取可能な記憶媒体のうちの1つである。
上で提示した1つ又は複数のフロー図は、1つ以上のプロセッサにより実行される場合には、1つ又は複数のコンピュータフロー図であると見なされてよい。対応するネットワークノードは、機能モジュールの集合として定義されてもよく、プロセッサによって実行される各ステップが機能モジュールに対応する。このケースにおいて、機能モジュールは、プロセッサ上で稼働するコンピュータプログラムとして実装される。よって、ネットワークノードは、代替的に、少なくとも1つのプロセッサ上で稼働するコンピュータプログラムとして実装される機能モジュールの集合として定義されてもよい。
よって、メモリ内に所在するコンピュータプログラムは、適切な機能モジュールとして編成されてもよく、それら機能モジュールは、プロセッサにより実行された場合に、ここで説明したステップ及び/又はタスクのうちの少なくとも一部を実行するように構成される。そうした機能モジュールの例が、図11〜図14に示されている。
図11は、一実施形態に係る、無線ネットワーク内のネットワークリソースのリセットを可能にするための第1のネットワークノード10の一例を示す概略ブロック図である。この例において、第1のネットワークノード10は、情報エレメントの少なくとも1つのペアを提供するための提供モジュール100、を備え、各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられる。
図12は、一実施形態に係る、図11の提供モジュール100の具体的な例を示す概略ブロック図である。この例において、提供モジュール100は、第2のネットワークノードへの転送のために情報エレメントの上記少なくとも1つのペアを準備するための準備モジュール110、を備える。
図13は、一実施形態に係る、無線ネットワーク内のネットワークリソースのリセットを可能にするための第2のネットワークノード20の一例を示す概略ブロック図である。この例において、第2のネットワークノード20は、情報エレメントの少なくとも1つのペアを取得するための取得モジュール200、を備え、各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられる。
具体的な例として、図13において破線で示したように、第2のネットワークノード20は、情報エレメントの受信されるそれぞれのペアにより定義される識別子の各レンジ内のそれぞれの識別子に関連付けられる各ネットワークリソースをリセットするためのリセットモジュール300、をさらに備える。
さらなる例として、図13においてやはり破線で示したように、第2のネットワークノード20は、情報エレメントの上記少なくとも1つのペアが受信されたという確認応答を行うための確認応答モジュール400、をさらに備える。
例示的な実施形態において、確認応答モジュール400は、確認応答メッセージを生成し、第1のネットワークノードへの転送のために確認応答メッセージを準備する。
図14は、一実施形態に係る、図13の取得モジュール200の具体的な例を示す概略ブロック図である。この例において、特にプロセッサの視点から、取得モジュール200は、情報エレメントの上記少なくとも1つのペアを読み取るための読み取りモジュール210、を備える。
1つの実施形態において、上述したネットワークインタフェースは、特に無線アクセスネットワーク(RAN)とコアネットワーク(CN)との間の制御プレーン内のインタフェースをいう。3Gネットワークについての例示的な実装において、上記ネットワークインタフェースは、無線ネットワークコントローラ(RNC)とCNとの間のIuインタフェースに相当する。GSMネットワークについては、これは、モバイルスイッチングセンタ(MSC)と基地局コントローラ(BSC)との間のAインタフェースに相当するはずである。
“含む”又は“備える”との語を使用する場合、それは非限定的なものとして解釈されるものとし、即ち、“少なくとも〜からなる”を意味する。
ここで使用されるところによれば、ユーザ機器(UE)との用語は、セルラー若しくはモバイル通信システムにおいて無線ネットワークノードと通信する任意のタイプの無線デバイス、又は、セルラー若しくはモバイル通信システム内の通信用の何らかの関係する標準に係る無線通信のための無線回路を具備する任意のデバイスを含む、非限定的な用語として解釈されるべきである。しばしば、無線デバイスとの用語がUEとの用語と等価に使用される。例えば、UEとの用語は、モバイルフォン、セルラーフォン、無線通信ケイパビリティを具備するPDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン、内部若しくは外部のモバイルブロードバンドモデムを具備するラップトップ若しくはパーソナルコンピュータ(PC)、無線通信ケイパビリティを伴うタブレットPC、ターゲットデバイス、デバイスツーデバイスUE、マシンタイプUE若しくはM2M(machine to machine)通信可能なUE、iPAD、CPE(customer premises equipment)、LEE(laptop embedded equipment)、LME(laptop mounted equipment)、USBドングル、ポータブル電子無線通信デバイス、又は無線通信ケイパビリティを具備するセンサデバイスなどへの言及であり得る。
ここで使用されるところによれば、“ネットワークノード”という非限定的な用語は、基地局、ネットワークコントローラなどのネットワーク制御ノード、無線ネットワークコントローラ、及び基地局コントローラなど、並びに上で例示したような無線デバイスへの言及であり得る。特に、“基地局”との用語は、ノードB又は拡張ノードB(eNodeB)といった標準化された基地局、及び、マクロ/マイクロ/ピコ無線基地局、フェムト基地局としても知られるホーム基地局、リレーノード、リピータ、無線アクセスポイント、基地送受信局(BTS)を含み、1つ以上のRRU(Remote Radio Units)を制御する無線制御ノードさえも含む様々なタイプの無線基地局を包含し得る。
ここで説明した方法及びデバイスは多様な手法で組み合わされ及び再構成されることができることが理解されるであろう。
例えば、実施形態は、適切な処理回路による実行のためのハードウェア若しくはソフトウェアにおいて、又はそれらの組み合わせにおいて実装されてもよい。
ここで説明したステップ、機能、手続、モジュール及び/又はブロックは、汎用の電子回路及びアプリケーション固有の回路の双方を含む、離散回路又は集積回路技術といった任意の旧来の技術を用いるハードウェアにおいて実装されてもよい。
具体的な例は、1つ以上の適切に構成されたデジタル信号プロセッサと、例えば専門化された機能を実行するように相互接続された離散ロジックゲート又はASIC(Application Specific Integrated Circuits)といった他の既知の電子回路とを含む。
処理回路の例は、限定ではないものの、1つ以上のマイクロプロセッサ、1つ以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)、1つ以上の中央処理装置(CPU)、ビデオアクセラレーションハードウェア、及び/又は、1つ以上のFPGA(Field Programmable Gate Arrays)若しくは1つ以上のPLC(Programmable Logic Controllers)といった任意の適切なプログラマブルロジック回路を含む。
任意の旧来のデバイス又はユニットの汎用的な処理ケイパビリティを再利用してその中で提案した技術を実装することも可能であり得ることが理解されるべきである。既存のソフトウェアを再プログラミングし又は新たなソフトウェアコンポーネントを追加することにより、既存のソフトウェアを再利用することもまた可能であり得る。
“プロセッサ”との用語は、プログラムコード又はコンピュータプログラム命令を実行して特定の処理、判定又は計算タスクを実行することの可能なシステム又はデバイスとしての一般的な意味で解釈されるべきである。
そのようにして、1つ以上のプロセッサを含む処理回路は、コンピュータプログラムを実行した場合に、上述したような良好に定義された処理タスクを遂行するように構成される。
処理回路は、上述したステップ、機能、手続及び/又はブロックの実行のみのために専用でなくてもよく、他のタスクを実行してもよい。
上述した実施形態は、例として与えられているに過ぎず、提案した技術はそれらに限定されないことが理解されるべきである。添付した特許請求の範囲により定義される通りの現在のスコープから逸脱することなく、実施形態に対し多様な修正、組み合わせ及び変更がなされてもよいことが、当業者によって理解されるであろう。特に、異なる実施形態における異なる部分の解決策を、技術的に可能であれば他の構成で組み合わせることができる。
<参照>
[1]3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; UTRAN Iu Interface Radio Access Network Application Part (RANAP) signalling (Release 12); 3GPP TS 25.413 v12.0.0 (chapters 9.1.44, 9.1.45, 9.2.1.38)

Claims (39)

  1. 第3世代無線モバイル通信技術(3G)ネットワークのリソースプール内のネットワークリソースのリセットを可能にするための、第1のネットワークノード(10)により実行される方法であって、
    前記第1のネットワークノードの物理的部分に識別子の割り当てが関連するように割り当てられる識別子で前記リソースプール内の前記ネットワークリソースを識別するステップと、
    前記第1のネットワークノードの一部にのみ影響する障害時に、情報エレメントの少なくとも1つのペアを提供するステップ(S10)
    を含み、
    各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、
    識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられ、
    前記情報エレメントは、RANAP(Radio Access Network Application Part) Reset Resource手続中のRANAPメッセージであるRESET RESOURCE内で提供される情報エレメント(IE)に対応する、
    方法。
  2. 識別子の各レンジの長さは、2よりも大きい、請求項1に記載の方法。
  3. 情報エレメントのペアのうちの一方の情報エレメントは、識別子のリスト内の識別子のレンジの起点を示し、情報エレメントの同じペアのうちの他方の情報エレメントは、識別子の同じレンジの終点を示す、請求項1又は請求項2に記載の方法。
  4. 情報エレメントのペアのうちの一方の情報エレメントは、識別子のリスト内の識別子のレンジの起点又は終点を示し、情報エレメントの同じペアのうちの他方の情報エレメントは、識別子の同じレンジの長さを示す、請求項1又は請求項2に記載の方法。
  5. 情報エレメントの少なくとも1つのペアを提供する前記ステップ(S10)は、第2のネットワークノード(20)への転送のために情報エレメントの前記少なくとも1つのペアを準備するステップ(S11)と、前記第2のネットワークノード(20)へ情報エレメントの前記少なくとも1つのペアを送信するステップ(S12)と、を含む、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 第3世代無線モバイル通信技術(3G)ネットワークのリソースプール内のネットワークリソースのリセットを可能にするための、第2のネットワークノード(20)により実行される方法であって、
    第1のネットワークノードの物理的部分に識別子の割り当てが関連するように割り当てられる識別子で前記リソースプール内の前記ネットワークリソースを識別するステップと、
    前記第1のネットワークノードの一部にのみ影響する障害時に、情報エレメントの少なくとも1つのペアを受信するステップ(S20)
    を含み、
    各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、
    識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられ、
    前記情報エレメントは、RANAP(Radio Access Network Application Part) Reset Resource手続中のRANAPメッセージであるRESET RESOURCE内で受信される情報エレメント(IE)に対応する、
    方法。
  7. 識別子の各レンジの長さは、2よりも大きい、請求項6に記載の方法。
  8. 前記方法は、情報エレメントの受信されるそれぞれのペアにより定義される識別子の各レンジ内のそれぞれの識別子に関連付けられる各ネットワークリソースをリセットするステップ(S30)、をさらに含む、請求項6又は請求項7に記載の方法。
  9. 前記方法は、RANAP(Radio Access Network Application Part) Reset Resource Acknowledge手続中にRANAPメッセージであるRESET RESOURCE ACKNOWLEDGEを前記第1のネットワークノード(10)へ送信することにより、情報エレメントの前記少なくとも1つのペアが受信されたという確認応答を行うステップ(S40)、をさらに含む、請求項6〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記第1のネットワークノード(10)は、無線ネットワークコントローラ(RNC)であり、前記第2のネットワークノード(20)は、コアネットワークノード(CNノード)である、請求項5又は請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1のネットワークノード(10)は、コアネットワークノード(CNノード)であり、前記第2のネットワークノード(20)は、無線ネットワークコントローラ(RNC)である、請求項5又は請求項9に記載の方法。
  12. 第3世代無線モバイル通信技術(3G)ネットワークのリソースプール内のネットワークリソースのリセットを可能にするように構成される第1のネットワークノード(10)であって、
    前記第1のネットワークノードの物理的部分に識別子の割り当てが関連するように割り当てられる識別子で前記リソースプール内の前記ネットワークリソースを識別し、
    前記第1のネットワークノードの一部にのみ影響する障害時に、情報エレメントの少なくとも1つのペアを提供する
    ように構成され、
    各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、
    識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられ、
    前記情報エレメントは、RANAP(Radio Access Network Application Part) Reset Resource手続中のRANAPメッセージであるRESET RESOURCE内で提供される情報エレメント(IE)に対応する、
    第1のネットワークノード(10)。
  13. 識別子の各レンジの長さは、2よりも大きい、請求項12の第1のネットワークノード。
  14. 情報エレメントのペアのうちの一方の情報エレメントは、識別子のリスト内の識別子のレンジの起点を示し、情報エレメントの同じペアのうちの他方の情報エレメントは、識別子の同じレンジの終点を示す、請求項12又は請求項13の第1のネットワークノード。
  15. 情報エレメントのペアのうちの一方の情報エレメントは、識別子のリスト内の識別子のレンジの起点又は終点を示し、情報エレメントの同じペアのうちの他方の情報エレメントは、識別子の同じレンジの長さを示す、請求項12又は請求項13の第1のネットワークノード。
  16. 前記第1のネットワークノード(10)は、第2のネットワークノード(20)への転送のために情報エレメントの前記少なくとも1つのペアを準備し、前記第2のネットワークノード(20)へ情報エレメントの前記少なくとも1つのペアを送信する、ように構成される、請求項12〜15のいずれかの第1のネットワークノード。
  17. 前記第1のネットワークノード(10)は、
    −無線ネットワークコントローラ(RNC)、
    −コアネットワークノード(CNノード)、
    のうちの1つである、請求項12〜16のいずれかの第1のネットワークノード。
  18. 前記第1のネットワークノード(10)は、プロセッサ(11)及びメモリ(12)を備え、前記メモリ(12)は、前記プロセッサ(11)により実行可能な命令を含み、前記プロセッサ(11)は、情報エレメントの少なくとも1つのペアを提供するように動作可能であり、各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられ、前記情報エレメントは、RANAP(Radio Access Network Application Part) Reset Resource手続中のRANAPメッセージであるRESET RESOURCE内で提供される情報エレメント(IE)に対応する、請求項12〜17のいずれかの第1のネットワークノード。
  19. 前記プロセッサ(11)は、第2のネットワークノード(20)への転送のために、情報エレメントの前記少なくとも1つのペアを準備する、ように動作可能である、請求項18の第1のネットワークノード。
  20. 前記第1のネットワークノード(10)は、前記第2のネットワークノード(20)へ情報エレメントの前記少なくとも1つのペアを送信するように構成される通信回路(13)、を備える、請求項19の第1のネットワークノード。
  21. 前記第1のネットワークノード(10)は、
    情報エレメントの少なくとも1つのペアを提供するための提供モジュール(100)、
    を備え、
    各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられ、前記情報エレメントは、RANAP(Radio Access Network Application Part) Reset Resource手続中のRANAPメッセージであるRESET RESOURCE内で提供される情報エレメント(IE)に対応する、
    請求項12〜20のいずれかの第1のネットワークノード(10)。
  22. 第3世代無線モバイル通信技術(3G)ネットワークのリソースプール内のネットワークリソースのリセットを可能にするように構成される第2のネットワークノード(20)であって、
    第1のネットワークノードの物理的部分に識別子の割り当てが関連するように割り当てられる識別子で前記リソースプール内の前記ネットワークリソースを識別し、
    前記第1のネットワークノードの一部にのみ影響する障害時に、情報エレメントの少なくとも1つのペアを受信する
    ように構成され、
    各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、
    識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられ、
    前記情報エレメントは、RANAP(Radio Access Network Application Part) Reset Resource手続中のRANAPメッセージであるRESET RESOURCE内で受信される情報エレメント(IE)に対応する、
    第2のネットワークノード(20)。
  23. 識別子の各レンジの長さは、2よりも大きい、請求項22の第2のネットワークノード。
  24. 前記第2のネットワークノード(20)は、情報エレメントの受信されるそれぞれのペアにより定義される識別子の各レンジ内のそれぞれの識別子に関連付けられる各ネットワークリソースをリセットする、ようにさらに構成される、請求項22又は請求項23の第2のネットワークノード。
  25. 前記第2のネットワークノード(20)は、RANAP(Radio Access Network Application Part) Reset Resource Acknowledge手続中にRANAPメッセージであるRESET RESOURCE ACKNOWLEDGEを前記第1のネットワークノード(10)へ送信することにより、情報エレメントの前記少なくとも1つのペアが受信されたという確認応答を行う、ようにさらに構成される、請求項22〜24のいずれかの第2のネットワークノード。
  26. 前記第2のネットワークノード(20)は、
    −コアネットワークノード(CNノード)、
    −無線ネットワークコントローラ(RNC)、
    のうちの1つである、請求項22〜25のいずれかの第2のネットワークノード。
  27. 前記第2のネットワークノード(20)は、プロセッサ(21)及びメモリ(22)を備え、前記メモリ(22)は、前記プロセッサ(21)により実行可能な命令を含み、前記プロセッサ(21)は、情報エレメントの少なくとも1つのペアを取得するように動作可能であり、各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられ、前記情報エレメントは、RANAP(Radio Access Network Application Part) Reset Resource手続中のRANAPメッセージであるRESET RESOURCEから取得される情報エレメント(IE)に対応する、請求項22〜26のいずれかの第2のネットワークノード。
  28. 前記プロセッサ(21)は、情報エレメントの受信されるそれぞれのペアにより定義される識別子の各レンジ内のそれぞれの識別子に関連付けられる各ネットワークリソースをリセットする、ようにさらに動作可能である、請求項27の第2のネットワークノード。
  29. 前記プロセッサ(21)は、情報エレメントの前記少なくとも1つのペアが受信されたという確認応答を準備する、ようにさらに動作可能であり、前記確認応答は、RANAP(Radio Access Network Application Part) Reset Resource Acknowledge手続中のRANAPメッセージであるRESET RESOURCE ACKNOWLEDGEのために準備される、請求項27又は請求項28の第2のネットワークノード。
  30. 前記第2のネットワークノード(20)は、情報エレメントの少なくとも1つのペアを受信するように構成される通信回路(23)、を備え、各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられ、前記情報エレメントは、RANAP(Radio Access Network Application Part) Reset Resource手続中のRANAPメッセージであるRESET RESOURCE内で受信される情報エレメント(IE)に対応する、請求項22〜29のいずれかの第2のネットワークノード。
  31. 前記通信回路(23)は、情報エレメントの前記少なくとも1つのペアが受信されたという確認応答を送信する、ようにさらに構成され、前記確認応答は、RANAP(Radio Access Network Application Part) Reset Resource Acknowledge手続中のRANAPメッセージであるRESET RESOURCE ACKNOWLEDGE内で前記第1のネットワークノード(10)へ送信される、請求項30の第2のネットワークノード。
  32. 前記第2のネットワークノード(20)は、
    情報エレメントの少なくとも1つのペアを取得するための取得モジュール(200)、
    を備え、
    各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、
    識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられ、
    前記情報エレメントは、RANAP(Radio Access Network Application Part) Reset Resource手続中のRANAPメッセージであるRESET RESOURCEから取得される情報エレメント(IE)に対応する、
    請求項22〜31のいずれかの第2のネットワークノード(20)。
  33. 前記第2のネットワークノード(20)は、情報エレメントの受信されるそれぞれのペアにより定義される識別子の各レンジ内のそれぞれの識別子に関連付けられる各ネットワークリソースをリセットするためのリセットモジュール(300)、をさらに備える、請求項32の第2のネットワークノード。
  34. 前記第2のネットワークノード(20)は、RANAP(Radio Access Network Application Part) Reset Resource Acknowledge手続中にRANAPメッセージであるRESET RESOURCE ACKNOWLEDGEを前記第1のネットワークノード(10)へ送信することにより、情報エレメントの前記少なくとも1つのペアが受信されたという確認応答を行うための確認応答モジュール(400)、をさらに備える、請求項32又は請求項33の第2のネットワークノード。
  35. 第3世代無線モバイル通信技術(3G)ネットワークのリソースプール内のネットワークリソースのリセットを可能にするように構成される第1のネットワークノード(10)の少なくとも1つのプロセッサ(11)により実行された場合に、前記プロセッサに、
    前記第1のネットワークノードの物理的部分に識別子の割り当てが関連するように割り当てられる識別子で前記リソースプール内の前記ネットワークリソースを識別させ、
    前記第1のネットワークノードの一部にのみ影響する障害時に、情報エレメントの少なくとも1つのペアを提供させる、
    命令を含むコンピュータプログラム(14)であって、
    各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、
    識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられ、
    前記情報エレメントは、RANAP(Radio Access Network Application Part) Reset Resource手続中のRANAPメッセージであるRESET RESOURCE内で提供される情報エレメント(IE)に対応する、
    コンピュータプログラム(14)。
  36. 第3世代無線モバイル通信技術(3G)ネットワークのリソースプール内のネットワークリソースのリセットを可能にするように構成される第2のネットワークノード(20)の少なくとも1つのプロセッサ(21)により実行された場合に、前記プロセッサに、
    第1のネットワークノードの物理的部分に識別子の割り当てが関連するように割り当てられる識別子で前記リソースプール内の前記ネットワークリソースを識別させ、
    前記第1のネットワークノードの一部にのみ影響する障害時に、情報エレメントの少なくとも1つのペアを取得させる、
    命令を含むコンピュータプログラム(24)であって、
    各ペアは、識別子のリスト内のそれぞれの識別子のレンジを定義し、
    識別子の各レンジ内の各識別子は、リセットされるべきそれぞれのネットワークリソースに関連付けられ、
    前記情報エレメントは、RANAP(Radio Access Network Application Part) Reset Resource手続中のRANAPメッセージであるRESET RESOURCEから取得される情報エレメント(IE)に対応する、
    コンピュータプログラム(24)。
  37. 少なくとも1つのプロセッサ(21)により実行された場合に、さらに前記プロセッサに、情報エレメントの受信されるそれぞれのペアにより定義される識別子の各レンジ内のそれぞれの識別子に関連付けられる各ネットワークリソースをリセットさせる、命令を含む、請求項36のコンピュータプログラム。
  38. 少なくとも1つのプロセッサ(21)により実行された場合に、さらに前記プロセッサに、情報エレメントの前記少なくとも1つのペアが受信されたという確認応答を準備させる、命令を含み、前記確認応答は、RANAP(Radio Access Network Application Part) Reset Resource Acknowledge手続中のRANAPメッセージであるRESET RESOURCE ACKNOWLEDGEのために準備される、請求項36又は請求項37のコンピュータプログラム。
  39. 請求項35〜38のコンピュータプログラム(14,24)のいずれかを含む、コンピュータ読取可能な記憶媒体(15,25)。
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