JP6349169B2 - 情報処理装置、及び、車載装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、及び、車載装置に関する。
従来、目的のボタンを選択する場合のタッチパネルの操作として、指をタッチパネルにタッチしたまま動かす(スライドと呼ぶ)操作が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、プレス&タップと呼ばれる「一本目の指をタッチパネルにタッチしたまま、二本目の指でタッチパネルを軽く叩く(タップと呼ぶ)操作」をすることで、マウスの右クリックに相当するメニューを表示するタブレットPCが知られている(例えば、非特許文献1参照)。
特開2011−107823号公報
マイクロソフト(登録商標)、"Windows(登録商標) タッチ ジェスチャの概要"、[online]、[平成26年6月30日検索]、インターネット<URL: URL:http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/desktop/dd940543(v=vs.85).aspx>
上述した操作は、タッチパネルを有する情報処理装置の使い勝手を向上させる技術として優れたものであるが、タッチパネルの画面を視認しながら操作することを想定して作られており、運転中の車載装置の操作のように画面を視認することなく操作することは考慮されていない。
本発明は、特に画面を視認することなく操作できるようにすることで、ユーザの使い勝手をさらに向上させた情報処理装置、及び、車載装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、複数の情報をリストとして表示できるタッチパネルを備える情報処理装置において、前記タッチパネルの操作領域の第1の位置が第1タッチ操作されている間、前記第1の位置を中心とした同心円状に、第2タッチ操作を受け付ける第1ボタン領域と、前記第1の位置を中心とした同心円状に、前記第1ボタン領域の外側に形成された前記第2タッチ操作を受け付ける第2ボタン領域との2つのボタン領域を設け、前記タッチパネルがリストとして表示した複数の情報のうち1の情報について前記第1の位置が前記第1タッチ操作されている間、前記第1ボタン領域または前記第2ボタン領域が前記第2タッチ操作されたか否かを判別し、前記第1ボタン領域が前記第2タッチ操作された場合、前記1の情報に関する第1の処理を実行し、前記第2ボタン領域が前記第2タッチ操作された場合、前記第1の処理とは異なる前記1の情報に関する第2の処理を実行する制御部を備え、前記タッチパネルがリストとして表示する情報は、複数の階層により構成される、ことを特徴とする。
また、本発明は、前記制御部は、前記第1の位置が前記第1タッチ操作されている間、前記第1ボタン領域、及び、前記第2ボタン領域の領域を表示することを特徴とする。
また、本発明は、車両に搭載され、複数の情報をリストとして表示できるタッチパネルを備える車載装置において、前記タッチパネルの操作領域の第1の位置が第1タッチ操作されている間、前記第1の位置を中心とした同心円状に、第2タッチ操作を受け付ける第1ボタン領域と、前記第1の位置を中心とした同心円状に、前記第1ボタン領域の外側に形成された前記第2タッチ操作を受け付ける第2ボタン領域との2つのボタン領域を設け、前記タッチパネルがリストとして表示した複数の情報のうち1の情報について前記第1の位置が前記第1タッチ操作されている間、前記第1ボタン領域または前記第2ボタン領域が前記第2タッチ操作された否かを判別し、前記第1ボタン領域が前記第2タッチ操作された場合、前記1の情報に関する第1の処理を実行し、前記第2ボタン領域が前記第2タッチ操作された場合、前記第1の処理とは異なる前記第1の情報に関する第2の処理を実行する制御部を備え、前記タッチパネルがリストとして表示する情報は、複数の階層により構成される、ことを特徴とする。
本発明によれば、タッチパネルを有する情報処理装置の使い勝手を向上させることができる。特に車載装置などに好適な、画面を視認せずに行う操作を増やすことができる。
第1実施形態に係る車載情報機器の機能的構成を示す図である。 タッチパネルに情報を表示した一例を示す図である。 タッチパネルに設けられたボタン領域の一例を示す図である。 ボタン領域を説明するための説明図である。 車載情報機器の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態を説明する説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る車載情報機器1(情報処理装置、車載装置)の機能的構成を示す図である。
車載情報機器1は、車両に搭載されるナビゲーション装置などの車載機器であり、制御部2と、記憶部3と、タッチパネル4とを備えている。
制御部2は、車載情報機器1の全体を制御するもので、各種のプログラムを実行することによって各機能を実現するCPUなどの演算装置を備えている。
記憶部3は、例えばフラッシュメモリなどの電気的に書き換えが可能な不揮発性のメモリであり、制御部2が例えばナビ機能、オーディオ機能などの各機能を実現するためのプログラムを格納している。また、この記憶部3は、後述する液晶表示装置42の画面に表示するアイテムのGUI(グラフィカルユーザインターフェイス)用画像データも格納している。
タッチパネル4は、位置入力装置41と、液晶表示装置42とを備えており、位置入力装置41の下に液晶表示装置42を設けている。このタッチパネル4は、ユーザが直感的に操作できるように、液晶表示装置42に各種の情報を表示し、表示された情報を位置入力装置41によって操作できるようにユーザのタッチパネル4に対する操作の総称を示すタッチ操作を受け付ける。また、このタッチパネル4は、例えば車両のダッシュボード上やインストルメントパネル内などの運転手から見やすい位置に設定される。
位置入力装置41は、タッチセンサーを備え、操作領域に対するユーザによるタッチ操作を検出し、タッチ操作された位置を示す情報を制御部2に出力する。制御部2は、入力された情報に基づいて、ユーザがタッチ操作した位置を検出し、記憶部3に記憶されたプログラムの機能により、検出結果に応じた処理を実行する。
位置入力装置41のタッチ操作の検出方式には、例えば静電容量方式、抵抗膜方式、超音波方式など様々な方式があるが、ユーザのタッチ操作を検出するものであれば、いずれも採用されてよい。
液晶表示装置42は、液晶ディスプレイなどの平面状で薄型の視覚表示装置であり、制御部2の制御の下、制御部2から出力される表示画面信号に基づき、画面に各種の情報を表示する。
図2は、タッチパネル4に情報を表示した一例を示す車載情報機器1の模式図である。
車載情報機器1は、タッチパネル4の表示画面に、各種の情報をリストLなどのアイテムとして表示する。このリストLは、例えばユーザが予め登録しておいた目的地までの経路やCDのような記録媒体に収録されている曲名などの項目である。
車載情報機器1において、タッチパネル4の画面は、複数の階層により構成されており、例えば図2に示す「select list 1〜5」のように、階層ごとに複数の種類のアイテムが配置されている。車載情報機器1は、ユーザによるタッチパネル4への操作に応じて、画面を上位の階層から下位の階層、若しくは、下位の階層から上位の階層に順次遷移させる。
図2では、ユーザが、「select list 2」を選択することによって、上位の階層である「select list 1〜5」から、下位の階層である「select sub list 1〜5」に画面を遷移させている様子を示している。
本実施形態において、アイテムの選択、及び、下位の階層から上位の階層への遷移は、ボタン領域Bへの軽くたたく操作、すなわちタッチパネル4に触れた後すぐに離す操作(以下、タップと呼ぶ)によって実行される。
ボタン領域Bは、制御部2が記憶部3から読み出したボタン領域設定プログラムを実行することによって、タッチパネル4に設けられる。このボタン領域設定プログラムは、画面を遷移させるボタン領域Bの設定に係るプログラムである。
図3は、タッチパネル4に設けられたボタン領域Bの一例を示す図である。本実施形態と、後述する第2実施形態では、図3のように、ボタン領域Bが第1ボタン領域B1と第2ボタン領域B2との二つからなる一例で示す。
図3において、第1の指F1は、タッチパネル4にタッチ操作する一本目の指である。第2の指F2は、第1の指F1と異なるタッチパネル4にタッチ操作する二本目の指である。
図3に示すボタン領域Bは、指がタッチパネル4に触れる操作(以下、タッチと呼ぶ)が行われた後、長押し操作、すなわち指をタッチパネル4に触れたまま所定期間(例えば、0.3秒)以上動かさない操作(以下、ホールドと呼ぶ)によってタッチパネル4に設けられる。すなわち、ボタン領域Bは、第1の指F1のホールドをトリガにして、タッチパネル4に設けられ、ホールドし続けている間、設けられている。一方、指を動かしたり、離すことでボタン領域Bを消すことができる。
ボタン領域Bは、図3に示すように、二つの領域が同心円状に並べられ構成される。第1ボタン領域B1は、内側の領域であり、第2ボタン領域B2は、外側の領域である。図3に示すように、第1ボタン領域B1には、タップされることによって、アイテムの下位の階層に遷移させる「select」動作が対応付けられており、第2ボタン領域B2には、タップされることによって画面を上位の階層に遷移させる「back」動作が対応付けられている。すなわち、ユーザは、アイテムに対し、第1の指F1をホールド中に第2の指F2でタップする操作(以下、ホールド&タップと呼ぶ)によって、アイテムの階層を上下に遷移させることができる。
第1ボタン領域B1と第2ボタン領域B2を同心円状に並べたことで、第1の指F1と第2の指F2の間隔を狭くするか広くするかだけで選択できるようになっている。このため、第1ボタン領域B1は、第2の指F2と第1の指F1との間隔を狭くした場合に、第2の指F2がタップするボタン領域であり、第2ボタン領域B2は、第1ボタン領域B1の選択時以上間隔を広くしたときの第2の指F2がタップするボタン領域である。
次に、ボタン領域Bについて説明する。図4は、ボタン領域Bを説明するための模式図である。
ボタン領域Bは、第1の指F1のタッチ位置T1(第1の位置)を中心に距離を変えて同心円状に、半径αの非受付領域Oと、非受付領域Oを除く半径βの第1受付領域Pと、非受付領域Oと第1受付領域Pを除く半径γの第2受付領域Qとを有する。非受付領域Oは、第2の指F2のタッチ操作を受け付けない。第1受付領域Pと第2受付領域Qは、第2の指F2のタッチ操作を受け付ける。ここで、第1受付領域Pと第2受付領域Qは、それぞれ第1ボタン領域B1と第2ボタン領域B2に相当する。
半径αと、半径βと、半径γは、各領域の大きさを決定する。前述した通り、第1ボタン領域B1と第2ボタン領域B2は、それぞれ、第2の指F2と第1の指F1との間隔を狭くしたときに第2の指F2がタップするボタンと、それ以上間隔を広げたときに第2の指F2がタップするボタンである。このため、第2受付領域Qの半径γは、非受付領域Oの半径αと第1受付領域Pの半径βより大きく設定される。
すなわち、第1ボタン領域B1は、タッチ位置T1(第1の位置)から、距離β(第1の距離)の範囲内に形成された領域である。そして、タッチ位置T1が操作されている間、第1ボタン領域B1がタッチ操作された場合、制御部2は、対応するアイテムの下位の階層へ遷移する処理(第1の処理)を実行する。
また、第2ボタン領域B2は、タッチ位置T1(第1の位置)から、距離βの範囲外であって、距離βよりも長い距離γの範囲内に形成された領域である。そして、タッチ位置T1が操作されている間、第2ボタン領域B2がタッチ操作された場合、制御部2は、下位の階層から上位の階層へ遷移する処理(第2の処理)を実行する。
このように、ボタン領域Bを同心円状に設けることによって、単に第1の指F1と、第2の指F2との距離だけでボタン領域Bを区別することができる。このため、どの2本の指を使っても操作することができる。また、車載装置では運転席、助手席のどちらから手を伸ばしても同様に操作することができる。
なお、本実施形態では、図3に示すように、第1ボタン領域B1、及び、第2ボタン領域B2は、タッチパネル4に表示される。しかしながら、これら領域を表示しない構成であってもよい。これら領域を表示しない場合であっても、ユーザは、第1の指F1でタッチ操作するタッチ位置T1との位置関係を考慮して、第2の指F2によって、第1ボタン領域B1、第2ボタン領域B2のいずれかを的確にタッチ操作可能である。
また、本実施形態では、半径α、半径β、及び、半径γの値は、固定値であるが、これらの値を、設定可能な構成としてもよい。このような構成とすることにより、例えば、半径α、半径β、及び、半径γの値を、ユーザの手指の大きさに応じた適切な値とすることが可能となる。
また、非受付領域Oを設けない構成であってもよく、第1ボタン領域B1と第2ボタン領域B2との間に、非受付領域O´(図示せず)を設けてもよい。
次に、本実施形態に関わる車載情報機器1の動作について説明する。
図5は、本実施形態に係る車載情報機器1の動作を示したフローチャートである。
はじめに、車載情報機器1の制御部2は、タッチパネル4に表示されたアイテムがタッチ操作されたか否かを監視する(ステップS1)。
ステップS1において、アイテムが複数表示されている場合、制御部2は、複数のアイテムのうちのいずれかのアイテムがタッチ操作されたか否かを監視する。
アイテムがタッチ操作された場合(ステップS1:YES)、制御部2は、第1の指F1がホールド中か否かを判別する(ステップS2)。以下、タッチ操作されているアイテムを「選択候補アイテム」と表現し、タッチ操作されていない他のアイテムと区別する。
選択候補アイテムがタッチ操作された状態が所定期間以上継続しなかった場合(ステップS2:NO)第1の指F1によるタッチ操作がホールド中でないことを示すため、制御部2は、処理手順をステップS1へ戻す。
選択候補アイテムがタッチ操作された状態が所定期間以上継続した場合(ステップS2:YES)、第1の指F1によるタッチ操作がホールド中であることを示すため、制御部2は、タッチ操作された位置(図4のタッチ位置T1に対応する位置)を中心として、ボタン領域Bを設ける(ステップS3)。つまり、車載情報機器1の制御部2は、第1の指F1によるタッチ操作がホールド中に、タッチパネル4にボタン領域Bを設ける。
次いで、制御部2は、選択候補アイテムに対するタッチ操作がホールドされたままかを判別しつつ(ステップS4)、選択候補アイテムに対するタッチ操作がホールドされた状態のままタッチパネル4の操作領域がタップされたか否かを監視する(ステップS5)。
選択候補アイテムに第1の指F1によるホールドされた状態が解除された場合(ステップS4:NO)、制御部2は、表示したボタン領域Bを非表示とし(ステップS7)、処理手順をステップS1へ戻す。
選択候補アイテムに対するタッチ操作がホールドされたまま(ステップS4:YES)、タッチパネル4の操作領域が第2の指F2によってタップされた場合(ステップS5:YES)、制御部2は、タップされたボタン領域Bが、第1ボタン領域B1であるか否かを判別する(ステップS6)。
タップされたのが第1ボタン領域B1である場合(ステップS6:YES)、制御部2は、第1ボタン領域B1に対応付けられた処理を実行する(ステップS8)。具体的には、選択候補アイテムの下位の階層に遷移する処理を実行する。処理の実行後、制御部2は、処理手順を、ステップS4へ戻す。
ステップS6において、タップされたのが第1ボタン領域B1でない場合(ステップS6:NO)、制御部2は、タップされたのが第2ボタン領域B2であるか否かを判別する(ステップS9)。
タップされたのが第2ボタン領域B2である場合(ステップS9:YES)、制御部2は、第2ボタン領域B2に対応付けられた処理を実行する(ステップS10)。具体的には、階層を上位の階層へ遷移する処理を実行する。処理の実行後、制御部2は、処理手順をステップS4へ戻す。
ステップS9において、タップされたのが第2ボタン領域B2でない場合(ステップS9:NO)、制御部2は、タップに基づく処理を実行せず(ステップS11)、処理手順をステップS4へ戻す。
以上説明したように、本実施形態に係る車載情報機器1(情報処理装置、車載装置)の制御部2は、タッチパネル4の操作領域のタッチ位置T1(第1の位置)がホールドされている間、タッチ位置T1を中心とした同心円状に、タッチ操作を受け付ける第1ボタン領域B1と、第1ボタン領域B1の外側に形成された第2ボタン領域B2との2つのボタン領域を設け、タッチ位置T1がタッチ操作されている間、第1ボタン領域B1がタッチ操作された場合、第1の処理を実行し、第2ボタン領域B2がタッチ操作された場合、第1の処理とは異なる第2の処理を実行する。
この構成によれば、ユーザは、第1の指F1によってタッチパネル4をホールドした状態で、第1の指F1でホールドしたタッチ位置T1と所定の関係にある位置を第2の指F2によってタップすることにより、車載情報機器1に所定の処理を実行させることができる。したがって、ユーザは、車載情報機器1に所定の処理を実行させる際に、第1の指F1のタッチ位置T1に基づいて、第2の指F2によってタップを行えばよく、必ずしも、操作が完了するまでの間、タッチパネル4を視認し続ける必要が無く、また、第1の指F1と第2の指F2の距離によって2種類の動作を実行させることができるため、ユーザの使い勝手が向上する。
また、制御部2は、タッチパネル4上に、第1ボタン領域B1、及び、第2ボタン領域B2を表示する。
この構成によれば、ユーザは、視認により、第1ボタン領域B1、及び、第2ボタン領域B2を確実に把握できる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。なお、上述した第1実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図6は、第2実施形態を説明する説明図である。
ここで、記憶部3には、複数(例えば、1万曲)の楽曲が階層化されて記憶されている。階層は、ジャンル階層を最上位階層とし、ジャンル階層、アーティスト階層、アルバム階層、曲階層の順番に構成される。
また、図示は省略するが、車載情報機器1は、記憶部3に記憶された楽曲を再生して、音声として出力するオーディオ部を備える。
車載情報機器1は、リストのアイテムをタップされることでその階層の楽曲を再生する。この場合、例えばジャンルがタップされた場合は、そのジャンルからランダムに選ばれたアルバムを再生し、アーティストがタップされた場合は、そのアーティストのアルバムから新しい順に再生するなど予め設定された順序で再生するようにすることが望ましい。
また、タッチ後すぐにスライドする操作やタッチした指をはらって指を離す操作(フリックと呼ぶ)によって、リストをスクロールすることができる。
以下、ユーザが、上記構成の階層を、段階的に下方へ遷移させて、自身が聞きたい楽曲を選択する場合を例にして、第2実施形態について説明する。
まず、ユーザは、タッチパネル4に対して所定の操作を行って、図6(A)に示すジャンルを示すアイテムが一覧表示された表示画面を表示させる。
図6(A)の例では、ジャンルとして、「ロック」、「ジャズ」、及び、「クラシック」が存在し、それぞれのジャンルを示すアイテムがリストとして一覧表示される。
図6(A)に示す状態で、ユーザが、ロックに対応するアイテムを、第1の指F1で、所定期間、ホールドし続ける。すると、制御部2は、ロックに対応するアイテムが所定期間以上の間ホールドされ続けたことを検出し、そのことをトリガとして、オーディオ部を制御して、ジャンルがロックに属する任意の1の楽曲を再生する。
ユーザは、再生された楽曲を聴取し、楽曲のジャンルがロックであることを認識し、当該認識に基づいて、第1の指F1でホールドしているアイテムが、ロックに対応するアイテムであることを認識する。このように、本実施形態では、図6(A)に示す画面が表示されている状態において、ユーザがホールドを所定期間続けた場合、ホールドされたアイテムに対応するジャンルの任意の一曲が再生される(いわゆる頭出しが行われる)。
このような構成のため、ユーザは、タッチパネル4を視認することによって、アイテムに対応するジャンルを認識する必要がない。つまり、ユーザは、タッチパネル4の任意の位置をタッチ操作し、タッチ操作に応じて再生される楽曲を聴取することによってタッチ操作しているアイテムに対応するジャンルを認識できる。
なお、曲の頭出しに限られず、ジャンル名やアーティスト名などの名称を単に音声合成で読み上げてもよい。また、一曲の再生に限られず、ジャンルやアーティストなどの識別が可能な、例えばサビのような一部分のみを再生しても良い。
ここで、ユーザが、ロックに対応するアイテムをホールドし、ホールドに応じて再生された楽曲に基づいて、ジャンルがロックであることを認識した場合において、自身が望む楽曲が属するジャンルが、ロックである場合、ユーザは、第2の指F2のタップによって、第1ボタン領域B1に対応付けられた動作をする。これにより、ロックのジャンルのアーティスト選択の階層に遷移する。
一方、自身が望む楽曲が属するジャンルが、ロックではない場合、ユーザは、第1の指F1を、上下のいずれかの方向にスライドさせて、ロック以外のジャンルに対応するアイテムにホールドさせる。なお、第1の指F1が、ロックに対応するアイテムから外れた場合、制御部2は、そのことを検出し、楽曲の再生を停止する。ロック以外のジャンルに対応するアイテムに第1の指F1が移動し、所定期間タッチ操作された状態が継続した場合、制御部2は、当該ジャンルに属する任意の1の楽曲を再生する。ユーザは、再生された楽曲を聴取することによって、ジャンルが何であるかを認識し、自身が望む楽曲が属するカテゴリーであれば、第2の指F2によって第1ボタン領域B1を操作し、一方、自身が望む楽曲が属するジャンルでなければ、第1の指F1をスライドさせて、他のジャンルに対応するアイテムにホールドする。
このようにすることで、ユーザは、タッチパネル4を視認することなく、所望のジャンルを選択できる。
図6(B)に示すように、アーティスト階層において、車載情報機器1の制御部2は、ジャンル階層と同じように、第1の指F1のホールドに基づき、第1の指F1がホールドしている項目に応じた曲の頭出しを行う。具体的には、図6(B)のアーティストに関する階層おいて、第1の指F1が「アーティストB」に位置しているため、車載情報機器1は、「アーティストB」に関する曲の頭出しを行う。つまり、アーティストBに属する楽曲の任意の1曲を再生する。勿論、前述したジャンル階層と同じように、ユーザは、第1の指F1のスライドやフリックによってアーティストを変更することができる。また、ジャンル階層と同じように、第1の指F1のタップによって、タップしたアーティストのアルバム選択の階層に遷移する。
アーティスト階層において、車載情報機器1の制御部2は、第2の指F2のタップに基づき、下位のアルバム階層への遷移、及び、上位のジャンル階層への遷移を行う。すなわち、車載情報機器1の制御部2は、第1ボタン領域B1がタップされた場合、対応するアイテムの下位の階層に遷移し、一方、第2ボタン領域B2がタップされた場合、上位のジャンル階層に階層を遷移する。
図6(C)に示すアルバム階層、及び、図6(D)に示す曲階層においても上述した処理と同様の処理が実行される。
特に、図6(D)に示す曲階層においては、楽曲を示すアイテムがリストとして一覧表示され、アイテムのタッチ操作に応じて、対応する楽曲が再生される。ユーザは、再生された楽曲が自身が望む楽曲である場合、第2の指F2によって、第1ボタン領域B1をタップする。当該操作に応じて、制御部2は、対応する楽曲を改めて最初から生成する。
以上のようにして、ユーザは、所望の楽曲を再生させることができる。
このように本実施形態では、第1の指F1のホールドによって曲の頭出しを行う。これによって、ユーザは、曲の頭出しを聴取することによって第1の指F1がホールドしている項目を確認でき且つ、第2の指F2にて階層を遷移することができる。また、ユーザは、スライドやフリックによって階層毎に第1の指F1がホールドするアイテムの変更ができる。そのため、ユーザは、一貫してタッチパネル4の画面に頼ることなく、正確に目的の曲にたどり着くことができる。
なお、制御部2は、前述したオーディオ部に、第2の指F2のタップ時に伴う音(以下、タップ音と呼ぶ。)を出力させてもよい。つまり、制御部2は、オーディオ部によってタップ音を出力することによって、ユーザが第2の指F2によってタップしたか否かを知らせる。これにより、ユーザは、タップ音で、第2の指F2によるタップができているか否かを識別できる。さらに、第1ボタン領域B1と第2ボタン領域B2とでタップ音を異ならせることによって、ユーザは、第2の指F2によってどのボタン領域Bをタップしたかを識別できる。また、さらに、非受付領域などの受付領域以外を第2の指F2がタップした場合に、警告音を出力させることによって、ユーザは、より正確に第2の指F2がタップした領域を識別できる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を例示するものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、ボタン領域Bを第1ボタン領域B1と第2ボタン領域B2の二つの領域から成る例を説明した。本発明はこれに限定されず、選択する動作が一つの場合、ボタン領域Bは一つで良い。
また、例えば、上述した実施形態において、第1ボタン領域B1と第2ボタン領域B2の動作を、それぞれ、画面の下位の階層と上位の階層の遷移と例示した。しかしながら、必ずしも対応付けられている動作を画面の遷移にする必要はなく、例えばボタン領域Bが二つの場合、楽曲の再生、及び停止のように二者択一であれば良い。
また、例えば、上述した実施形態において、第1の指F1は、アイテムをタッチ操作するものと例示した。しかしながら、必ずしも第1の指F1は、アイテムをタッチ操作する必要がない。例えば前の画面に戻すときなどのユーザがアイテムを指定する必要がない場合、第1の指F1のタッチ位置T1は、タッチ操作を受け付けるタッチパネル4上であれば任意の位置で良い。
また上述した実施形態では、車載情報機器1に本発明を適応した場合を例示した。しかしながら、車載型に限らず、本発明を適応可能な情報機器は、携帯型、及び据え置き型の情報機器でも良い。また、位置入力装置41を備える情報機器であれば、本発明を適応できる。
1 車載情報機器(情報処理装置、車載機器)
4 タッチパネル
B1 第1ボタン領域
B2 第2ボタン領域
T1 タッチ位置(第1の位置)

Claims (3)

  1. 複数の情報をリストとして表示できるタッチパネルを備える情報処理装置において、
    前記タッチパネルの操作領域の第1の位置が第1タッチ操作されている間、前記第1の位置を中心とした同心円状に、第2タッチ操作を受け付ける第1ボタン領域と、前記第1の位置を中心とした同心円状に、前記第1ボタン領域の外側に形成された前記第2タッチ操作を受け付ける第2ボタン領域との2つのボタン領域を設け、
    前記タッチパネルがリストとして表示した複数の情報のうち1の情報について前記第1の位置が前記第1タッチ操作されている間、前記第1ボタン領域または前記第2ボタン領域が前記第2タッチ操作されたか否かを判別し、前記第1ボタン領域が前記第2タッチ操作された場合、前記1の情報に関する第1の処理を実行し、前記第2ボタン領域が前記第2タッチ操作された場合、前記第1の処理とは異なる前記1の情報に関する第2の処理を実行する制御部を備え
    前記タッチパネルがリストとして表示する情報は、複数の階層により構成される、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第1の位置が前記第1タッチ操作されている間、前記第1ボタン領域、及び、前記第2ボタン領域を表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 車両に搭載され、複数の情報をリストとして表示できるタッチパネルを備える車載装置において、
    前記タッチパネルの操作領域の第1の位置が第1タッチ操作されている間、前記第1の位置を中心とした同心円状に、第2タッチ操作を受け付ける第1ボタン領域と、前記第1の位置を中心とした同心円状に、前記第1ボタン領域の外側に形成された前記第2タッチ操作を受け付ける第2ボタン領域との2つのボタン領域を設け、
    前記タッチパネルがリストとして表示した複数の情報のうち1の情報について前記第1の位置が前記第1タッチ操作されている間、前記第1ボタン領域または前記第2ボタン領域が前記第2タッチ操作された否かを判別し、前記第1ボタン領域が前記第2タッチ操作された場合、前記1の情報に関する第1の処理を実行し、前記第2ボタン領域が前記第2タッチ操作された場合、前記第1の処理とは異なる前記第1の情報に関する第2の処理を実行する制御部を備え
    前記タッチパネルがリストとして表示する情報は、複数の階層により構成される、
    ことを特徴とする車載装置。
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