JP6348047B2 - トレー状容器及び容器詰め食品 - Google Patents

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Description

本発明は、トレー状容器及び容器詰め食品に関する。
<背景技術の説明>
従来、複数の被収容物を収容可能な容器が各種提案されている(例えば、特許文献1参照)。
<特許文献1の説明>
特許文献1には、麺塊を箱詰めして外装を行う即席麺包装用容器が開示される。この即席麺包装用容器は、箱形容器本体の底壁部に対面並列状態で複数の起立支持片部を立ち上げ、各起立支持片部の相互間に麺塊収容区画を形成する。そして、麺塊を各収容区画にもたせ掛けるようにして載置・収容する。
<要望される技術>
ところで、近年、容器において、扁平状の被収容物をより好適に保護できる技術が要望されている。しかしながら、特許文献1の容器は、扁平状の被収容物の平らな面を起立支持片部に載置する構成であるため、特に輸送時あるいは買物かごにおいて、被収容物の平らな面が起立支持片部から力を受け易く、被収容物が破損しやすいという問題がある。
特開平6−312746号公報
<背景技術の課題>
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、輸送時あるいは買物かごにおいて、扁平状の被収容物が受ける力を低減し、被収容物の保護性能をより高めたトレー状容器及び容器詰め食品を提供することにある。
<請求項1の内容>
このような目的を達成するため、本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明のトレー状容器は、平面形状が略四角形状に形成されるトレー状容器であって、底壁と、前記底壁の周縁から立ち上がる4つの側壁で形成される周壁と、前記4つの側壁によって囲われる空間であって複数の扁平状の被収容物を前記底壁に対し略垂直に立てた姿勢で収容可能な収容部と、前記周壁の対角方向に対向する2つの角部のうち一方の角部に設けられ、平面視で前記側壁に対し傾斜する第1傾斜面と、前記周壁の対角方向に対向する2つの角部のうち他方の角部に設けられ、平面視で前記第1傾斜面と略平行に形成される第2傾斜面と、を有し、前記第1傾斜面及び前記第2傾斜面が、前記収容部に整列される前記複数の扁平状の被収容物を整列方向の両側から支持することにより、前記複数の扁平状の被収容物のそれぞれを、平面視で前記側壁に対し傾斜した姿勢で整列させることを特徴とする。
<請求項2の内容>
(2)本発明のトレー状容器は、上記(1)の構成において、前記被収容物が、流動性を有する内容物を収容する凹状のボトム部と、前記ボトム部の開口側を封止する蓋であってハーフカットが施されたトップシール部と、を備える分配包装体であることを特徴とする。
<請求項3の内容>
(3)本発明の容器詰め食品は、上記(1)又は(2)のトレー状容器と、前記トレー状容器に収容された複数の被収容物と、前記複数の被収容物のそれぞれに包装された食品と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、輸送時あるいは買物かごにおいて、扁平状の被収容物が受ける力を低減し、被収容物の保護性能をより高めたトレー状容器及び容器詰め食品を提供することができる。
本発明の実施形態に係る被収容物を説明する図であり、(a)はトップシール部側から見た平面図、(b)は(a)のA矢視図である。 本発明の実施形態に係るトレー状容器の平面図である。 本発明の実施形態に係るトレー状容器の底面図である。 図2に示されるトレー状容器の側面図であり、図2のB矢視図である。 図2に示されるトレー状容器の側面図であり、図2のC矢視図である。 図2に示されるトレー状容器の側面図であり、図2のD矢視図である。 図2に示されるトレー状容器の側面図であり、図2のE矢視図である。 図2のF−F線断面図である。
<実施形態の説明>
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と称する)について詳細に説明する。実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
<被収容物の構成−1>
実施形態に係るトレー状容器の説明に先立ち、被収容物の構成を図1に基づいて説明する。図1は、実施形態に係る被収容物10を説明する図であり、(a)はトップシール部13側から見た平面図、(b)は(a)のA矢視図である。
<被収容物の構成−2>
図1(a)及び(b)に示すように、被収容物10は、流動性を有する内容物11を収容する扁平状の分配包装体である。ここで、内容物11には、ソース、タルタルソース、ドレッシング、ケチャップ、マスタード、ジャムなどの流動性を有する液状ペースト状食品が含まれる。また前記液状ペースト状食品には、粒胡椒や野菜の断片といった大きな粒径の固形物を含むこともできる。
<ボトム部の構成>
被収容物10は、凹状のボトム部12と、ボトム部12を封止する蓋であるトップシール部13と、を備える。ボトム部12は、ポリエチレン(PE)などの可撓性を有する軟質樹脂の薄膜から形成された可撓性材料から構成されており、開口15側の周縁部(図1(a)に示される斜線部)がトップシール部13に密着されて封止される。ボトム部12は、トップシール部13のハーフカット16(後述)に対して左右対称に配設された左右一対のポケット17を有する。
<トップシール部の構成>
トップシール部13は、例えば、ポリスチレン(PS)などの硬質樹脂材料の薄板から矩形状に形成される。トップシール部13の表面における長手方向の中央部には、ハーフカット16が、幅方向の全体にわたって直線状に設けられている。ハーフカット16は、トップシール部13の表面側を、トップシール部13の厚さ方向に途中まで(例えば、厚さの半分)カットして形成することができる。また、トップシール部13の表面における中央部には、表面から突出する突条帯18が、トップシール部13の長手方向に延びて設けられている。また、トップシール部13の表面において、突条帯18の幅方向外側には複数の補強リブ21が一体的に設けられる。
<被収容物の主要寸法の例示>
被収容物10の主要寸法は、例えば、縦寸法a(図1(a)参照)が30mm以上50mm以下、横寸法b(図1(a)参照)が50mm以上80mm以下、高さ(厚み)寸法c(図1(b)参照)が5mm以上40mm以下である。より具体的には、縦寸法aが35mm、横寸法bが52.5mmの小さいサイズの被収容物10の場合、高さ寸法cが9mm以上15mm以下である。また、縦寸法aが40mm、横寸法bが64mmの中位のサイズの被収容物10の場合、高さ寸法cが11mm以上22mm以下である。また、縦寸法aが47mm、横寸法bが72mmの大きなサイズの被収容物10の場合、高さ寸法cが20mm以上38mm以下である。なお、ボトム部12の容量は、例えば、4ml以上35ml以下である。
<被収容物の使用方法>
このように構成される被収容物10では、ボトム部12を上にしてトップシール部13を下に向け、トップシール部13の長手方向両端を、2本の指で摘み、2本の指を近づけるように押圧することにより、ハーフカット16を中心としてトップシール部13を湾曲させる。これにより、トップシール部13が、ハーフカット16を起点としてV字形に折れ曲がり、トップシール部13が割れると同時に突条帯18が2つに割れて開口し、2つのポケット17に収容されている内容物11が押し出される。
<トレー状容器の説明−1>
次に、トレー状容器30の構成を図2〜図8に基づいて説明する。
図2はトレー状容器30の平面図、図3はトレー状容器30の底面図である。また、図4はトレー状容器30の側面図であり図2のB矢視図、図5はトレー状容器30の側面図であり図2のC矢視図、図6はトレー状容器30の側面図であり図2のD矢視図、図7はトレー状容器30の側面図であり図2のE矢視図である。また、図8は図2のF−F線断面図である。なお、トレー状容器30に収容される被収容物10は、図2及び図8においてのみ2点鎖線で示し、図3〜図7では図示を省略する。
<トレー状容器の説明−2>
図2に示すように、トレー状容器30は、平面形状が略四角形状(この例では、長方形状)に形成される容器であって、底壁31と、底壁31の周縁から立ち上がる周壁32と、周壁32によって囲われる空間である収容部33と、周壁32の対角方向に対向する2つの角部35a,35bに設けられる第1傾斜面41及び第2傾斜面42と、を有する。このトレー状容器30では、例えば、複数の被収容物10を収容したトレー状容器30をピロー包装体43(図2において主に二点鎖線で示す)で包装し、このピロー包装体43を内箱(図示省略)の中に並べ、さらにこの内箱を外装ダンボール(図示省略)に複数並べて収容した形態で輸送・保管することが可能である。なお、トレー状容器30に収容される被収容物10の数は任意であるが、例えば、6個以上8個以下(この例では、6個)が好適である。
<トレー状容器の材質>
トレー状容器30を構成する材料は、ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリスチレン(PS)などの合成樹脂材料から選択可能であるが、割れにくさ、成形性を考慮すると、ポリエチレンテレフタレート(PET)が好適である。
<材質と滑り角度>
材質による滑り角度を明らかにするため、まずPET製シートを水平な机上に配置し、被収容物10を、突条帯18と垂直になるトップシール部13の辺の一方を前記PET製シートに接触させ、トップシール部13が前記PET製シートに対して垂直になるよう立てた。さらに、突条帯18と垂直になるトップシール部13のもう一方の辺を、バネで200g重±10g重の力を加えながら、被収容物10を毎秒1度の速度で傾け、トップシール部13が前記PET製シート上を滑り出したときのトップシール部13と前記PET製シートがなす角度を測定した。同様の試験を計5個の被収容物10に対して測定し、滑り出したときの角度のうちの最低角度と最高角度を記録した(表1)。また同様に、PS製シートについても同様の試験を行った。なお加えた力が200g重±10g重であれば、トップシール部13が割れることはなかった。
<容器詰め食品の説明>
内容物11が食品である場合、トレー状容器30、トレー状容器30に収容された複数の被収容物10及び複数の被収容物10のそれぞれに包装された内容物11は、本発明の「容器詰め食品」に相当する。
<底壁の説明>
図3に示すように、底壁31は、対向する一対の長辺部45aと、一対の長辺部45aの対向方向と直交する方向に対向する一対の短辺部45bとを有する。
<周壁の説明>
図4及び図5に示すように、周壁32は、一対の長辺部45aから立ち上がる一対の長辺側の側壁46aを有し、図6及び図7に示すように、一対の短辺部45bから立ち上がる一対の短辺側の側壁46bを有しており、4つの側壁46a,46bによって構成される。周壁32は、底壁31側から上端開口51側に向けて開くように各側壁46a,46bがテーパ状に形成される。また、周壁32の上端開口51には、全周にわたってフランジ部52が形成される。
<収容部の説明>
図8に示すように、収容部33には、複数の扁平状の被収容物10を底壁31に対し略垂直に立てた姿勢で収容可能である。この例では、底壁31に対してハーフカット16(図1(a)参照)を鉛直線Vに沿わせた姿勢で、複数の被収容物10のそれぞれを並べて収容可能である。
<第1・第2傾斜面の説明−1>
図2に戻る。図2に示すように、第1傾斜面41は、2つの角部35a,35bのうち一方の角部35aに設けられ、平面視で側壁46a,46bに対し傾斜する。第1傾斜面41は、隣接する2つの側壁46a,46bを収容部33側に部分的に凹ませることで形成される。第2傾斜面42は、2つの角部35a,35bのうち他方の角部35bに設けられ、平面視で第1傾斜面41と略平行に形成される。第2傾斜面42についても、第1傾斜面41と同様に、隣接する2つの側壁46a,46bを収容部33側に部分的に凹ませることで形成される。
<第1・第2傾斜面の説明−2>
このように構成される第1傾斜面41及び第2傾斜面42は、収容部33に整列される複数の扁平状の被収容物10を整列方向の両側から支持することにより、複数の扁平状の被収容物10のそれぞれを、平面視で側壁46a,46bに対し傾斜した姿勢で整列させる。
<第1・第2傾斜面の説明−3>
なお、第1傾斜面41及び第2傾斜面42のそれぞれは、鉛直方向に対して非平行な面で形成することが好適である。例えば、底壁31から上方に行くにしたがって被収容物10から離れる側に傾斜角度θ2で鉛直線Vに対して傾斜するように第1傾斜面41及び第2傾斜面42を形成することができる(図8参照)。
<トレー状容器の主要寸法の例示>
トレー状容器30の主要寸法を例示すると、収容部33の長さL1(図3参照)は50mm以上300mm以下、収容部33の幅W(図3参照)は30mm以上200mm以下、収容部33の深さD1(図4参照)は10mm以上100mm以下、第1傾斜面41と第2傾斜面42の距離L2(図2参照)は35mm以上220mm以下の範囲から好適に選択可能である。特に距離L2は、被収容物10の高さ寸法c(mm)、被収容物10の包装数をn(個)としたとき、「c×n×1.10」mm以上「c×n×1.25+c」mm以下であれば、トップシール部13と底壁31とがなす角度が70°を下回ってトップシール部13に加わる力を逃がしやすく、かつ輸送中にトレー状容器30内で被収容物10が偏ってしまうことがないので好ましい。
<第1傾斜面、第2傾斜面の傾斜角度の説明>
また、平面視において、短辺側の側壁46bに対する第1傾斜面41及び第2傾斜面42の傾斜角度θ1(図2参照)は、10°以上80°以下の範囲から好適に選択可能である。傾斜角度θ1が10°以上であれば、長辺部45a側から加わった力を逃がしやすく、80°以下であれば、短辺部45b側から力を逃がしやすい。さらに傾斜角度θ1が15°以上75°以下であれば、トップシール部13が長辺部45aとなす角度も、トップシール部13が短辺部45bとなす角度もともに75°を下回り、力を逃がしやすくなるので好ましい。またさらに傾斜角度θ1が17°以上73°以下であれば、トレー状容器30がPET製であっても、トップシール部13が長辺部45aおよび短辺部45bに接したとき、ハーフカット16が割れるまでに確実に力を逃がすことができて望ましい。
また、第1傾斜面41及び第2傾斜面42の鉛直線Vに対する傾斜角度θ2(図8参照)は、5°以上30°以下の範囲から好適に選択可能である。傾斜角度θ2が5°以上であれば、トレー状容器30を例えば真空成型や圧空成形で製造する場合に金型から容易に抜けやすくなり、30°以下であれば輸送中にトレー状容器30内で被収容物10が偏ってしまうことがない。
<リブの説明>
図8に示すように、第1傾斜面41及び第2傾斜面42(図8では第1傾斜面41のみを示す)のそれぞれには、補強用のリブ53を設けることができる。リブ53は、第1傾斜面41及び第2傾斜面42のそれぞれにおいて、フランジ部52から底壁31に向かって延びる凹状又は凸状(この例では、凹状)に形成される。なお、リブ53の形状、個数は格別に限定されるものではなく、第1傾斜面41及び第2傾斜面42に求められる機能に応じて任意に設定可能である。
<実施形態の効果−1>
以上、説明した実施形態の効果について述べる。
本実施形態によれば、第1傾斜面41及び第2傾斜面42により、複数の扁平状の被収容物10を整列方向の両側から支持することにより、複数の扁平状の被収容物10のそれぞれが平面視で側壁46a,46bに対し傾斜した姿勢となる。その結果、輸送時あるいは買物かごにおいて、各側壁46a,46bから被収容物10のトップシール部13に加わる力が、トップシール部13に対して斜め方向から非垂直に加わる。このため、トップシール部13に加わってトップシール部13を湾曲させる方向に働く力が、ベクトル分解により低減したり、あるいはトップシール部13と側壁46a,46bが試験例で示したように滑って力を逃がしたりし、トップシール部13に与える影響を低減することができ、より保護性能に優れたトレー状容器30を提供することができる。このような作用効果を奏するトレー状容器30の構成は、割って利用する分配包装体(被収容物10)を収容する場合の利用時以外の破損を防止する対策として特に有効である。また、第1傾斜面41及び第2傾斜面42を、底壁31から上方に行くにしたがって被収容物10から離れる側に傾斜角度θ2で傾斜させることにより、第1傾斜面41側及び第2傾斜面42側から被収容物10に力が加わりにくくなり、またさらに上端開口51から被収容物10に力が加わった場合でもトップシール部13が底壁31面で滑って力を逃がすため、被収容物10の保護性能をより一層高めることができる。またさらに、第1傾斜面41と第2傾斜面42の距離L2を、被収容物10の高さ寸法cと包装数nを考慮した範囲に設定することで、トップシール部13と底壁31とがなす角度を70°未満とでき、上端開口51から被収容物10に力が加わった場合でもトップシール部13が底壁31面で滑って力を逃がすことができる。またこれらを組み合わせることで、トレー状容器30に加わる力がどの方角からであっても、被収容物10を保護することができる。
<実施形態の効果−2>
側壁46bと第1傾斜面41との間、および側壁46bと第2傾斜面42の間には、図2で示したように、側壁46bに対して略垂直に形成される段差状の緩衝部47を設けることもできる。緩衝部47を設けた場合、第1傾斜面41又は第2傾斜面42に垂直な方向から力が加わった場合であっても、緩衝部47が力を吸収するので、被収容物10を保護することができる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 被収容物
11 内容物
12 ボトム部
13 トップシール部
15 開口
16 ハーフカット
30 トレー状容器
31 底壁
32 周壁
33 収容部
35a 一方の角部
35b 他方の角部
41 第1傾斜面
42 第2傾斜面
46a 側壁
46b 側壁

Claims (4)

  1. 平面形状が略四角形状に形成されるトレー状容器であって、
    底壁と、
    前記底壁の周縁から立ち上がる4つの側壁で形成される周壁と、
    前記4つの側壁によって囲われる空間であって複数の扁平状の被収容物を前記底面に対し略垂直に立てた姿勢で収納可能な収容部と、
    前記周壁の対角方向に対向する2つの角部のうち一方の角部に設けられ、平面視で前記側壁に対し傾斜する第1傾斜面と、
    前記側壁と前記第1傾斜面との間に、前記側壁に対して略垂直に形成される段差状の緩衝部を有し、
    短辺側の側壁に対する前記第1傾斜面の傾斜角度が15°以上75°以下であり、
    前記周壁の対角方向に対向する2つの角部のうち他方の角部に設けられ、平面視で前記第1傾斜面と略平行に形成される第2傾斜面と、
    前記側壁と前記第2傾斜面との間に、前記側壁に対して略垂直に形成される段差状の緩衝部を有し、
    短辺側の側壁に対する前記第2傾斜面の傾斜角度が15°以上75°以下であり、
    前記第1傾斜面及び前記第2傾斜面が、前記収容部に整列される前記複数の扁平状の被収容物を整列方向の両側から支持することにより、前記複数の扁平状の被収容物のそれぞれを、平面視で前記側壁に対し傾斜した姿勢で整列させることを特徴とするトレー状容器。
  2. 請求項1に記載のトレー状容器において、
    前記被収容物が、流動性を有する内容物を収容する凹状のボトム部と、前記ボトム部の開口側を封止する蓋であってハーフカットが施されたトップシール部と、を備える分配包装体であることを特徴とするトレー状容器。
  3. 請求項1に記載のトレー状容器において、第1傾斜面及び第2傾斜面のそれぞれに補強用リブを備えることを特徴とするトレー状容器。
  4. 請求項1乃至3に記載のトレー状容器と、
    前記トレー状容器に収容された複数の被収容物と、
    前記複数の被収容物のそれぞれに包装された食品と、を備えることを特徴とする容器詰め食品。
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