JP6345212B2 - Information processing server, program, and information processing method - Google Patents
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Description
本発明は、情報処理サーバ、プログラム、および情報処理方法に関する。 The present invention relates to an information processing server, a program, and an information processing method.
従来、個人の行動を可能な限り自動的に記録するため、携帯端末の位置を示す位置情報と、位置情報を取得したときの時刻を示す時刻情報とを含む行動履歴情報を、ユーザが予め登録しておいたスケジュール管理データと照合させて、スケジュールの管理に利用する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, in order to automatically record an individual's behavior as much as possible, a user previously registers behavior history information including location information indicating the position of the mobile terminal and time information indicating the time when the location information was acquired. A technique is known that is used for schedule management by collating with schedule management data that has been prepared (see, for example, Patent Document 1).
特許文献1には、商品の販売情報を管理する商品販売システムから、購入された商品の価格を示す情報を取得して、スケジュール管理データに含めることで、家計簿にそのままデータを反映することが記載されている。
In
家計簿を電子的に管理する場合、買い物や食事をした後で、支払金額を入力する必要がある。しかしながら、購入日時や購入した商品、購入した店の名前の入力に加え、支払金額を入力することは、ユーザにとって非常に手間である。この点、従来の技術では、商品販売システムで管理されている販売記録は家計簿に反映することができるが、ユーザが行う購買行動は、そのような態様に限られるものではない。従って、商品販売システムで管理されていない購入履歴については、ユーザが必要な事項をいちいち入力する必要があった。 When managing the household account book electronically, it is necessary to input the amount of payment after shopping or eating. However, it is very troublesome for the user to input the payment amount in addition to the input of the purchase date and time, the purchased product, and the name of the store where the product was purchased. In this regard, in the conventional technology, the sales record managed by the merchandise sales system can be reflected in the household account book, but the purchasing behavior performed by the user is not limited to such a mode. Therefore, for purchase histories that are not managed by the product sales system, the user has to input necessary items one by one.
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、利便性を向上させた電子的な家計簿を提供することができる情報処理サーバ、プログラム、および情報処理方法を提供することを目的としている。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object thereof is to provide an information processing server, a program, and an information processing method capable of providing an electronic household account book with improved convenience. It is said.
本発明の一態様は、端末装置と通信する通信部と、前記通信部を介して前記端末装置から受信した位置情報に基づき、支払いがあったか否かを判定する支払判定部と、前記支払判定部により支払いがあったと判定された場合、前記通信部を介して前記端末装置から受信した位置情報に基づき、ユーザの支払い行動に関連する関連情報を作成する作成部と、を備える情報処理サーバである。 One aspect of the present invention includes a communication unit that communicates with a terminal device, a payment determination unit that determines whether payment has been made based on positional information received from the terminal device via the communication unit, and the payment determination unit An information processing server comprising: a creation unit that creates related information related to a user's payment behavior based on position information received from the terminal device via the communication unit when it is determined that payment has been made .
本発明の一態様によれば、利便性を向上させた電子的な家計簿を提供することができる。 According to one embodiment of the present invention, an electronic household account book with improved convenience can be provided.
以下、本発明を適用した情報処理システム1を、図面を参照して説明する。
Hereinafter, an
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1の構成図である。情報処理システム1は、例えば、複数の端末装置10と、情報処理サーバ100と、ウェブサーバ200とを備える。複数の端末装置10は、ネットワークNWを介して、情報処理サーバ100やウェブサーバ200と通信する。ネットワークNWは、WAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)、インターネット、専用回線、無線基地局、プロバイダなどを含む。
FIG. 1 is a configuration diagram of an
図2は、本実施形態に係る端末装置10の構成図である。端末装置10は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等である。端末装置10は、ユーザにより携帯可能なものであることが好ましい。端末装置10がデスクトップのパーソンナルコンピュータである場合、端末装置10は、ユーザが携帯するスマートフォン等から位置情報等を収集してもよい。端末装置10は、例えば、通信部11と、測位部12と、入力部13と、表示部14と、記憶部15と、カメラ16と、加速度センサ17と、制御部50とを備える。
FIG. 2 is a configuration diagram of the
通信部11は、ネットワークNWを介して情報処理サーバ100またはウェブサーバ200と通信する。通信部11は、情報処理サーバ100やウェブサーバ200により送信された情報を受信した場合、受信した情報を制御部50に出力する。また、通信部11は、制御部50の指示に従って、情報処理サーバ100やウェブサーバ200に情報を送信する。また、通信部11は、無線基地局を識別する識別情報(以下、基地局識別情報と記す)を、通信が成立した無線基地局から受信し、位置情報を補助する補助情報として、制御部50または測位部12に出力してもよい。
The
測位部12は、例えばGNSS(Global Navigation Satellite System)受信機を含む。測位部12は、衛星から受信した電波に基づく測位を行って、端末装置10の位置(すなわちユーザの位置)を特定し、位置情報を制御部50に出力する。
The
入力部13は、例えば、ボタン、キーボード、マウス、マイク、タッチパネル等のユーザインターフェースである。また、入力部13は、例えば、音声による入力を受け付けるものであってもよい。なお、表示部14がタッチパネルである場合、入力部13の一部は表示部14と一体として形成される。
The
表示部14は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどの表示装置である。表示部14は、制御部50から入力される情報に基づいて各種画像を表示する。
The
記憶部15は、例えば、フラッシュメモリ、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、SDカード、HDD(Hard Disc Drive)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性の記憶媒体と、レジスタ等の揮発性の記憶媒体等により実現される。記憶部15は、プロセッサが実行する情報処理プログラムである家計簿支援アプリケーションプログラム(以下、家計簿支援アプリと記す)15Aや、制御部50による処理結果などを格納する。
The
また、記憶部15は、家計簿支援アプリ15Aにより取り扱われる情報を格納してもよい。また、記憶部15は、通信部11を介して受信した基地局識別情報に、基地局通信日時情報を対応付けた情報を格納してもよい。また、記憶部15は、端末装置10がネットワークNWを介してウェブサーバ200から取得したウェブページの内容を示すウェブ閲覧内容情報を格納してもよい。また、記憶部15は、入力部13を介してユーザにより入力されたメモ情報を格納してもよい。
The
家計簿支援アプリ15Aは、電子的な家計簿を生成するためのインターフェースを、入力部13と表示部14とを用いてユーザに提供するとともに、インターフェースを介して入力された情報等を情報処理サーバ100において管理させるための処理を端末装置10に実行させるプログラムである。本実施形態におけるインターフェースとは、表示部14に各種情報を表示させながら、表示内容に合わせて入力を受け付ける仮想的な手段をいう。家計簿支援アプリ15Aは、例えば、情報処理サーバ100から受信した支出データに基づきインターフェース画面を作成し、表示部14に表示させる。家計簿支援アプリ15Aは、インターフェース画面を通じて入力された情報に基づき、支出データを編集し、通信部11を介して情報処理サーバ100に送信する。支出データは、情報処理サーバ100の記憶部に登録される。
The household account book support application 15A provides an interface for generating an electronic household account book to the user by using the
カメラ16は、ユーザの操作に基づいて周囲の風景を撮像する。カメラ16は、撮像した画像や動画のデータ(以下、それぞれを画像データ、動画データと称する)を制御部50に出力する。制御部50は、画像データや動画データに対して、撮像された日時を示す撮像日時情報を対応付けて記憶部15に格納する。
The
加速度センサ17は、端末装置10に作用する加速度を測定し、測定結果を制御部50に出力する。加速度センサ17は、2軸式であってもよく、3軸式であってもよい。
The
制御部50は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが、記憶部15に記憶された家計簿支援アプリ15Aなどのプログラム(ソフトウェア)を実行することで実現される。プログラムは、例えば、ネットワークNWを介してアプリケーションサーバからダウンロードされてもよいし、SDカードなどの可搬型記憶媒体に格納されたものが端末装置10にインストールされてもよいし、端末装置10にプリインストールされていてもよい。制御部50の機能のうち一部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
The control unit 50 is realized, for example, when a processor such as a CPU (Central Processing Unit) executes a program (software) such as the household account
制御部50は、例えば、データ管理部51と、ユーザ情報提供部52と、インターフェース提供部53と、支出データ編集部54と、支出データ提供部55とを備える。
The control unit 50 includes, for example, a
データ管理部51は、通信部11により、情報処理サーバ100またはウェブサーバ200などから受信された情報を、記憶部15に格納する。データ管理部51は、例えば、情報処理サーバ100から受信した支出データを記憶部15に格納する。また、データ管理部51は、例えば、ウェブサーバ200から取得した情報に基づき、端末装置10のユーザが閲覧したウェブページのログやウェブページの内容の一部を示す情報等を含むウェブ閲覧内容情報を取得し、記憶部15に格納する。また、データ管理部51は、例えば、無線基地局から受信した基地局識別情報に、基地局識別情報を受信した日時を示す基地局通信日時情報を対応付けて、記憶部15に格納する。
The
ユーザ情報提供部52は、測位部12によって特定された端末装置10の位置情報等を、定期的に(例えば数[sec]おきに)、通信部11およびネットワークNWを介して、情報処理サーバ100に送信する。位置情報には、位置情報が得られた日時を示す日時情報と、ユーザIDとが対応付けられて、情報処理サーバ100に送信される。また、ユーザ情報提供部52は、必要に応じて、加速度センサ17による測定結果、カメラ16により撮像された画像データまたは動画データ、あるいは、記憶部15から読み出したウェブ閲覧内容情報、メモ情報、基地局識別情報等を、ユーザIDに対応付けて情報処理サーバ100に送信してもよい。
The user
インターフェース提供部53は、通信部11およびネットワークNWを介して情報処理サーバ100から受信した情報に基づき、入力部13からの操作を受け付けるインターフェース画面を作成し、表示部14に表示させる。インターフェース提供部53は、インターフェース画面に設定されたチェックボックスやフレーム等の内容に応じて、インターフェース画面に表示されている情報の状態を保存してもよい。
The
例えば、インターフェース提供部53は、入力部13を用いて、ユーザから家計簿データの閲覧が指示された場合、通信部11およびネットワークNWを介して、情報処理サーバ100に家計簿データの送信依頼を送信する。インターフェース提供部53は、情報処理サーバ100から受信した家計簿データに基づき、家計簿の内容を表示する画面を作成し、表示部14に表示させる。
For example, when the user is instructed to browse the household account book data using the
また、インターフェース提供部53は、例えば、第1の所定のタイミング(以下、支出確認タイミングと記す)で、情報処理サーバ100により作成された支出データに基づき、支出データの確定の操作を促すインターフェース画面(以下、支出確認画面と記す)を作成し、表示部14に表示させる。
Further, the
「支出確認タイミング」は、例えば、入力部13を介したユーザによる操作に依存しないタイミングである。具体的には、情報処理サーバ100により作成された支出データを受信したタイミングであってもよく、支出データを受信したときに他のアプリケーションプログラムが端末装置10において実行されている場合には、他のアプリケーションプログラムが終了したタイミング等であってもよい。また、一日のうち決まった時刻であってもよい。
“Expenditure confirmation timing” is, for example, a timing that does not depend on an operation by the user via the
「支出確認画面」は、ユーザの支払い行動に関連する関連情報を表示部14に表示させるとともに、ユーザに対して、入力部13を用いて支払金額を確定する操作を促すインターフェース画面である。ユーザの支払い行動に関連する関連情報は、ユーザが支払い行動を思い出す手掛かりとなる情報であって、例えば、支出データが含まれる。「支出データ」とは、支出の内容を示す情報であって、例えば、支出のあった日時、支出のあった場所、発生した支払金額、および支出の種類を示すジャンル等を含むデータである。このようなデータが提示されることによって、ユーザは、どこで幾ら支払ったかを思い出すことができる。
The “expenditure confirmation screen” is an interface screen that displays related information related to the user's payment behavior on the
図3は、支出確認画面20の一例を示す図である。図3に示す通り、支出確認画面20には、支出データの内容を表示する支出データ一覧21と、各支出データの内容の確定を指示する確定チェックボックス22と、各支出データの削除を指示する削除チェックボックス23と、登録を指示する登録チェックボックス24とが表示または設定されている。同じ行に表示されている支出データと、確定チェックボックス22と、削除チェックボックス23とは、互いに対応付けられている。支払金額の欄には、支払金額を入力させる入力フレーム25や、支払金額の候補を提示しながら支払金額を選択させる選択フレーム26等が設定されている。
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of the
入力フレーム25は、例えば、情報処理サーバ100により支払金額が推定されなかった支出データの支払金額の欄に設定される。入力フレーム25がタップされると、例えば、入力キーボードがそれまでの画面に重畳して表示される。支出データ編集部54は、入力キーボードを用いて入力された数字や文字を、支出データの支払金額に設定する。そして、支出データ編集部54は、入力フレーム25を用いて入力された支払金額に対して、入力値フラグを付与しておく。
The
選択フレーム26は、例えば、情報処理サーバ100により少なくとも1つの支払金額の候補が推定された支出データの支払金額の欄に設定される。選択フレーム26には、少なくとも1つの支払金額が表示される。選択フレーム26内に表示された支払金額の1つが選択されると、支出データ編集部54は、選択された支払金額を、支出データの支払金額に設定する。支出データ編集部54は、例えば、選択フレーム26を介して選択された支払金額に対して、推定値フラグを付与しておく。なお、支出データ編集部54は、推定された支払金額の候補が1つだけ提示された場合、確定操作によって追認されたものと判断し、ユーザの選択操作がなくても選択されたものとして扱い、その後、選択フラグを付与してもよいし、または、ユーザの選択操作がなければ選択フラグを付与しないものとしてもよい。推定値フラグおよび入力値フラグは、情報処理サーバ100において統計処理を行う際に、それぞれについて個別に集計をするのに利用される。図示しないが、日時、ジャンル、エリアについても、上記の入力操作によって編集を受け付けるようにしてもよい。
The
確定チェックボックス22は、支出データを確定するか否かを指示する操作を受け付ける。インターフェース提供部53は、確定チェックボックス22にチェック(レ)が入っている場合は確定が、チェックが入っていない場合は非確定が指示されたものと判断する。確定チェックボックス22のボックスにチェックが入っており、且つ、選択フレーム26内に表示されている支払金額のうち1つの金額が選択されている場合、確定チェックボックス22と対応付けられている支出データ(選択されている支払金額を含む)が確定状態にあるものと扱われる。
The
削除チェックボックス23は、支出データを削除するか否かを指示する操作を受け付ける。インターフェース提供部53は、削除チェックボックス23にチェック(レ)が入っている場合は削除が、チェックが入っていない場合は非削除が指示されたものと判断する。削除チェックボックス23のボックスにチェックが入っている場合、削除チェックボックス23と対応付けられている支出データが削除状態にあるものと扱われる。
The
なお、インターフェース提供部53は、確定チェックボックス22にチェックが入っておらず、且つ、削除チェックボックス23にもチェックが入っていない支出データを、保留データと取り扱ってもよい。支出データ編集部54は、保留データと判定された支出データが残っている場合、情報処理サーバ100への情報送信を行う前に、ユーザに確定または削除の入力操作を促す情報を提示してもよい。
Note that the
登録チェックボックス24は、少なくとも確定状態にある支出データの全てを、家計簿データに登録する指示を受ける。
The
支出データ編集部54は、支出確認画面20が表示されている際にユーザによって行われた操作に基づき、記憶部15に格納されている支出データを編集する。支出データ編集部54は、例えば、支出確認画面20内の確定チェックボックス22がチェックされた場合、チェックされた確定チェックボックス22と対応付けられている支出データに確定フラグを付与する。支出データのうち編集が可能な内容が支払金額だけである場合、支出データ編集部54は、入力フレーム25に入力された支払金額や、選択フレーム26内において選択されている支払金額に対して確定フラグを付与してもよい。
The expenditure
支出データ編集部54は、例えば、支出確認画面20内の削除チェックボックス23がチェックされた場合、チェックされた削除チェックボックス23と対応付けられている支出データに削除フラグを付与する。
For example, when the
支出データ提供部55は、登録チェックボックス24を用いて支出データの登録が指示された場合、記憶部15に格納されている支出データを読み出し、通信部11を用いて情報処理サーバ100に送信する。支出データ提供部55は、記憶部15に格納されている支出データのうち、確定フラグが付与されている支出データを読み出し、情報処理サーバ100に送信してもよく、支出データから、確定された支払金額に関するデータを抜き出して情報処理サーバ100に送信してもよい。また、支出データ提供部55は、支払金額に推定値フラグまたは入力値フラグが付与されている支出データを情報処理サーバ100に送信する。
The expenditure
図4は、本実施形態の情報処理サーバ100の構成図である。情報処理サーバ100は、例えば、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを備える。
FIG. 4 is a configuration diagram of the
通信部110は、ネットワークNWを介して端末装置10と通信する。通信部110は、端末装置10により送信された情報を受信した場合、受信した情報を制御部130に出力する。また、通信部110は、制御部130の指示に従って、端末装置10に情報を送信する。
The
記憶部120は、例えば、HDD、フラッシュメモリ、EEPROM、ROM、またはRAM等により実現される。記憶部120は、例えば、位置情報テーブル121と、ユーザ属性情報テーブル122と、ユーザ履歴情報テーブル123と、地図データ124と、鉄道運賃テーブル125と、施設料金テーブル126と、支出データテーブル127と、家計簿データ128とを格納する。また、記憶部120は、上記の各種情報の他、アプリケーションプログラムなどの各種プログラム、制御部130による処理結果などを格納する。
The
位置情報テーブル121は、端末装置10から受信した位置情報等を格納するテーブルである。図5は、位置情報テーブル121の内容の一例を示す図である。位置情報テーブル121では、例えば、図5に示す通り、ユーザIDに、位置情報と、日時情報とが対応付けられている。ユーザID、位置情報、および日時情報は、例えば、互いに対応付けられた状態で、端末装置10から受信される。
The position information table 121 is a table that stores position information received from the
ユーザ属性情報テーブル122は、各ユーザの属性を示す情報(以下、属性情報と記す)を格納するテーブルである。図6は、ユーザ属性情報テーブル122の内容の一例を示す図である。ユーザ属性情報テーブル122では、例えば、図6に示す通り、ユーザIDに、年齢と、性別と、年収と、自宅の位置座標と、会社の位置座標と、端末IDとが対応付けられている。属性情報は、例えば、家計簿支援アプリ15Aのユーザ登録をする際に、ユーザにより入力される。ユーザIDは、制御部130により割り当てられてもよく、家計簿支援アプリ15Aを提供する提供者のサービスに既に登録されているユーザであれば、既存のユーザIDであってもよい。端末IDは、ユーザと端末装置10とを対応づける情報である。
The user attribute information table 122 is a table that stores information indicating the attributes of each user (hereinafter referred to as attribute information). FIG. 6 is a diagram illustrating an example of the contents of the user attribute information table 122. In the user attribute information table 122, for example, as shown in FIG. 6, the user ID is associated with age, gender, annual income, home position coordinates, company position coordinates, and terminal ID. For example, the attribute information is input by the user when the user registration of the household account book support application 15A is performed. The user ID may be assigned by the
ユーザ履歴情報テーブル123は、各ユーザの支出の傾向を予測するための履歴情報を格納するテーブルである。「履歴情報」とは、ユーザが過去に利用した商業施設の名称(例えば、○○レストランや××コンビニエンスストア等)や、利用時間帯、利用金額帯等を含む情報である。履歴情報は、例えば、家計簿データ128に登録された情報に基づき作成される。図7は、ユーザ履歴情報テーブル123の内容の一例を示す図である。ユーザ履歴情報テーブル123では、例えば、図7に示す通り、ユーザIDに、商業施設名と、ジャンルと、利用時間帯と、利用金額帯とが対応付けられている。「ジャンル」は、商業施設の種類を分類するジャンルであって、例えば、レストラン、コンビニエンスストア、本屋等が含まれる。
The user history information table 123 is a table that stores history information for predicting the expenditure tendency of each user. “History information” is information including the name of a commercial facility used by the user in the past (for example, XX restaurant, XX convenience store, etc.), usage time zone, usage price zone, and the like. The history information is created based on information registered in the household
また、ユーザ履歴情報テーブル123には、ユーザが過去に支払った履歴情報が含まれてもよい。例えば、ユーザがクレジットカードで支払った支出の内容や、ユーザが端末装置10に搭載されている支払い機能で支払った支出の内容等が含まれる。
The user history information table 123 may include history information paid by the user in the past. For example, the content of the expenditure paid by the user with a credit card, the content of the expenditure paid by the user with the payment function installed in the
地図データ124は、例えば、道路の形状がノードとリンクによって表されたデータを含み、更に、地上にある特定の施設や位置(例えば、駅、レストラン、ショップ、遊園地、水族館、映画館、公園等)を表すPOI(Point of interest)データが、座標に対応付けられたデータである。POIデータには、例えば、目標物の種類を分類するジャンル(レストラン、コンビニエンスストア、本屋等)などの属性が付与されている。座標を用いて地図データ124を検索することで、POIデータを得ることができる。
The
鉄道運賃テーブル125は、鉄道の運賃を検索するための情報を格納するテーブルである。図8は、鉄道運賃テーブル125の内容の一例を示す図である。鉄道運賃テーブル125では、例えば、図8に示す通り、路線名と、出発駅と、到着駅と、乗継駅と、運賃とが、互いに対応付けられている。運賃は、路線名と、出発駅と、到着駅と、乗継駅との組み合わせに対応付けられて、各鉄道会社により予め決められている。 The railway fare table 125 is a table that stores information for searching for railway fare. FIG. 8 is a diagram illustrating an example of the contents of the railway fare table 125. In the rail fare table 125, for example, as shown in FIG. 8, route names, departure stations, arrival stations, transit stations, and fares are associated with each other. The fare is determined in advance by each railway company in association with a combination of a route name, a departure station, an arrival station, and a transit station.
施設料金テーブル126は、施設料金を検索するための情報を格納するテーブルである。図9は、施設料金テーブル126の内容の一例を示す図である。施設料金テーブル126では、例えば、図9に示す通り、施設名に、料金と、条件とが対応付けられている。施設名は、例えば、水族館や動物園等の施設ごとに入場料が予め決まっている施設や、映画館やスポーツジム等の施設ごとに利用料が予め決まっている施設の名称である。条件とは、年齢や時間帯に応じて料金が異なる場合、それぞれに応じて料金を推定するための条件である。 The facility fee table 126 is a table that stores information for searching for facility fees. FIG. 9 is a diagram showing an example of the contents of the facility fee table 126. In the facility fee table 126, for example, as shown in FIG. 9, the facility name is associated with a fee and a condition. The facility name is, for example, the name of a facility whose entrance fee is predetermined for each facility such as an aquarium or a zoo, or a facility whose usage fee is predetermined for each facility such as a movie theater or a sports gym. The condition is a condition for estimating the charge according to each when the charge varies depending on the age and time zone.
支出データテーブル127は、制御部130により作成された支出データであって、家計簿データ128に登録される前の支出データを格納するテーブルである。図10は、支出データテーブル127の内容の一例を示す図である。支出データテーブル127では、例えば、図10に示す通り、ユーザIDに、日時と、ジャンルと、エリアと、支払金額とが対応付けられている。
The expenditure data table 127 is expenditure data created by the
家計簿データ128は、家計簿支援アプリ15Aにより管理される情報である。家計簿データ128は、例えば、制御部130により作成された支出データのうち、ユーザにより登録が指示された支出データを含む。家計簿データ128は、支出データ以外にも、ユーザにより入力された収支(給料、ボーナス、投資)や、貯蓄、引き落とし等の支出等を含んでもよい。
The household
制御部130は、例えば、データ管理部131と、移動状態解析部132と、滞在状態解析部133と、支払判定部134と、支払金額推定部135と、支出データ作成部136と、支出データ提供部137と、家計簿管理部138と、を備える。制御部130の各機能部は、例えばCPU等のプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、制御部130の機能部のうち一部または全部は、LSI、ASIC、またはFPGA等のハードウェアにより実現されてもよい。
For example, the
データ管理部131は、通信部110を介して端末装置10から受信したユーザに関する情報を、記憶部120に格納する。データ管理部131は、例えば、端末装置10から受信したユーザIDと、位置情報と、日時情報とを、互いに対応付けて、位置情報テーブル121に格納する。データ管理部131は、例えば、端末装置10から受信したユーザIDと、年齢と、性別と、年収と、自宅の位置座標と、会社の位置座標と、端末IDとを、互いに対応付けて、ユーザ属性情報テーブル122に格納する。データ管理部131は、例えば、端末装置10から受信した加速度センサ17の測定結果、画像データ、動画データ、ウェブ閲覧内容情報、メモ情報、あるいは基地局識別情報等に、ユーザIDを対応付けて、記憶部120に格納する。
The
移動状態解析部132は、位置情報テーブル121と地図データ124とを参照して、位置情報が取得された期間において、ユーザが移動状態であったか否かを判定し、移動状態であったと判定した場合、ユーザの移動状況(例えば、移動手段および移動経路)を推定する。「移動状態」とは、予め決められた期間(例えば、3分)において、位置座標の変化が、予め決められた規定範囲R1を超えた場合をいう。
When the movement
移動状態解析部132は、移動状態であったと判定したユーザについて、移動状態となった時点を基準に、移動日時を決定し、記憶部120に格納する。また、移動状態解析部132は、例えば、ユーザの位置情報が示す座標を地図上に展開したときの線(以下、移動ラインと記す)が、鉄道路線と一致あるいはほとんど一致している場合、その一致する鉄道路線が、移動手段として用いられたと推定する。この場合、移動状態解析部132は、移動手段の鉄道路線上において移動ラインが通過する全ての駅を路線に沿って並べた経路が、移動経路であると推定する。
The movement
また、移動状態解析部132は、位置情報テーブル121と地図データ124とを参照して、移動速度を導出し、導出した移動速度に基づいて移動手段を推定する。例えば、移動状態解析部132は、位置情報テーブル121を参照して、移動ラインにより表されるユーザの移動した道のりと、移動ラインをユーザが移動するために要した移動時間とを求め、求めた道のりと移動時間とに基づき、移動ラインの平均的な移動速度を導出する。そして、移動状態解析部132は、導出した移動速度と、移動手段に応じて予め決められた速度とを比較し、移動手段を推定する。移動状態解析部132は、例えば、導出した移動速度が3〜6km/hの範囲内であれば、移動手段が徒歩であると推定し、導出した移動速度が15〜20km/hの範囲内であれば、移動手段が自転車であると推定し、導出した移動速度が35〜55km/hの範囲内であれば、移動手段がタクシーであると推定する。なお、ユーザの車庫から出発した場合には、移動状態解析部132は、移動手段が自家用車であると推定してもよい。
Further, the movement
更に、移動状態解析部132は、推定した移動手段および移動経路に基づき、移動ジャンルと移動エリアを推定する。「移動ジャンル」は、移動手段の種類を予め決められたジャンルで分類する情報であり、例えば、電車移動、タクシー移動等である。「移動エリア」は、移動経路の始点と終点を示す情報である。移動経路の始点は移動状態であると推定された地点であり、移動の終点とは移動状態と推定されなくなった地点である。
Furthermore, the movement
滞在状態解析部133は、位置情報テーブル121と地図データ124とを参照して、位置情報が取得された期間において、ユーザが滞在状態であったか否かを判定し、滞在状態であったと判定した場合、ユーザの滞在状況(例えば、滞在場所と滞在時間)を推定する。滞在状態解析部133は、位置情報が示す位置が、予め決められた規定範囲R2内に滞在した時間が、予め決められた閾値th1以上であった場合に、そのユーザが滞在状態であると判定する。閾値th1は、場所のジャンル等に応じてそれぞれ設定されてもよく、ユーザの属性に応じてそれぞれ設定されてもよい。例えば、閾値th1は、コンビニの場合には3分、デパートの場合は1時間、映画館の場合は2時間等である。規定範囲R2は、移動状態を判定する規定範囲R1よりも狭いことが好ましい。滞在状態解析部133は、滞在状態であると判定されたときのユーザの位置情報に最も近いPOIデータの目標物が、滞在場所であると推定する。滞在状態解析部133は、滞在状態であったと連続して判定した時間が、滞在時間であると推定する。滞在時間は、例えば、滞在時間の始点を示す時刻と終点を示す時刻とにより表される。
The stay
滞在状態解析部133は、推定した滞在場所および滞在時間に基づき、滞在ジャンルと滞在エリアを推定する。「滞在ジャンル」は、滞在場所の種類を予め決められたジャンルで分類する情報であり、例えば、レストラン、コンビニ、書店、映画館等を含み、店名等の名称であってもよい。「滞在エリア」は、滞在場所を示す街名や駅名である。
The stay
滞在状態解析部133は、ユーザが滞在状態であったと判定した場合、滞在日時を推定する。滞在状態解析部133は、例えば、滞在を開始した時点を示す日時を、滞在日時と推定する。「滞在を開始した時点」は、例えば、移動情報が示す位置座標が予め決められた規定範囲R2内に滞在した時間が、予め決められた閾値th1を超えた時刻である。
When it is determined that the user is in the staying state, the staying
支払判定部134は、移動状態解析部132による推定結果、および滞在状態解析部133による推定結果に基づき、支払いがあったか否かを判定する。支払判定部134は、例えば、ユーザ履歴情報テーブル123を参照して、その移動あるいはその滞在において支払いがあったか否かを判定する。例えば、支払判定部134は、移動状態解析部132により推定された移動日時と移動手段と移動経路と整合する内容が、ユーザ履歴情報テーブル123に登録されている場合、その移動において支払いがあったと判定する。また、支払判定部134は、例えば、滞在状態解析部133により推定された滞在日時と滞在場所と滞在時間と整合する内容が、ユーザ履歴情報テーブル123に登録されている場合、その滞在において支払いがあったと判定する。
The
支払判定部134は、移動状態解析部132による推定結果、あるいは、滞在状態解析部133による推定結果が、予め決められた支払い行動に含まれる場合、支払いがあったと推定する。「予め決められた支払い行動」には、支払いがあった可能性が高い(または、可能性がある)行動が含まれ、例えば、料金が発生する移動手段を利用する行動、消費行動が起こりやすい時間帯に商業施設に立ち寄る行動、商業施設内に所定時間以上立ち寄る行動等が含まれる。より具体的には、支払いがあった可能性が高い行動には、例えば、タクシーや電車での移動、ランチタイムやディナータイムにおけるレストランでの滞在、出勤時間帯におけるコンビニへの立ち寄り、百貨店内での1時間以上の滞在等が含まれる。
The
支払判定部134は、移動状態解析部132により推定された移動手段が徒歩または自転車である場合、その移動において支払いがなかったと推定する。支払判定部134は、移動状態解析部132により推定された移動手段が鉄道路線またはタクシーである場合、その移動において支払いがあったと推定する。
When the movement means estimated by the movement
支払判定部134は、滞在状態解析部133により推定された滞在場所が商業施設であるか否かを判定し、滞在場所が商業施設でないと判定した場合、その滞在において支払いがなかったと推定する。支払判定部134は、例えば、ユーザ属性情報テーブル122を参照して、滞在状態解析部133により推定された滞在場所が、例えば、ユーザの自宅、会社等の支払いが発生する可能性の非常に低い場所であった場合、その滞在において支払いがなかったと判定する。支払いが発生する可能性の非常に低い場所は、ユーザにより予め登録されている。一方、支払判定部134は、滞在状態解析部133により推定された滞在場所が商業施設であると判定した場合、滞在状態解析部133により推定された滞在時間に基づき、支払いがあったか否かを判定する。
The
支払判定部134は、例えば、滞在状態解析部133により推定された滞在時間の時間帯に基づき、予め決められた支払いが発生しそうなタイミングであるか否かを判定する。例えば、滞在時間がランチタイム(例えば、午前11〜午後1時)やディナータイム(例えば、午後5時から午後10時)の時間帯に含まれる場合、支払判定部134は、支払いがあったと判定する。
The
支払判定部134は、例えば、滞在時間が示す長さに基づき、予め決められた支払いが発生しそうな長さ(例えば、閾値th2)であるか否かを判定する。滞在時間が閾値th2以上であった場合、支払判定部134は、滞在場所での支払いがあったと判定する。閾値th2は、場所のジャンル等に応じてそれぞれ設定されてもよく、ユーザの属性に応じてそれぞれ設定されてもよい。例えば、閾値th2は、コンビニの場合には3分、デパートの場合は1時間、映画館の場合は2時間等であってもよい。閾値th2は、基準値に重みづけされる値であってもよく、女性であれば基準値の1.5倍、男性であれば基準値の0.5倍であってもよい。閾値th2は、ユーザの過去の利用状況に応じて変更されてもよい。例えば、支出確認画面20において支払金額の登録を指示した回数が閾値th3以上であるユーザに対しては、基準値の0.8倍を閾値th2とし、支出確認画面において支払金額の登録を指示した回数が閾値th3未満であるユーザに対しては、基準値の1.2倍を閾値th2としてもよい。
The
支払金額推定部135は、支払判定部134により支払いがあったと判定された場合、移動状態解析部132により推定された移動手段と移動経路とに基づき、支払金額を推定する。支払金額推定部135は、移動状態解析部132により推定された移動手段が鉄道路線である場合、鉄道運賃テーブル125を参照して、移動経路に相当する運賃を検索する。支払金額推定部135は、同じ移動手段と同じ移動経路でも料金が異なる場合(例えば、自由席と指定席)、支払金額として複数の料金を推定する。支払金額推定部135は、移動状態解析部132により推定された移動手段がタクシーである場合、移動ラインに相当する位置情報に基づき、移動ラインの道のり(ユーザが移動した距離)を導出する。支払金額推定部135は、導出した移動ラインの道のりに基づき、平均的なタクシーの料金を導出する。
If the
支払金額推定部135は、支払判定部134により支払いがあったと判定された場合、滞在状態解析部133により推定された滞在時間と滞在場所とに基づき、支払金額を推定する。支払金額推定部135は、施設料金テーブル126を参照して、滞在場所と対応する施設名を検索し、検索により施設名が得られた場合、検索により得た施設名に対応する料金を検索する。支払金額推定部135は、検索により得た料金が、支払金額であると推定する。なお、施設料金テーブル126において条件が対応付けられている場合、支払金額推定部135は、条件を満たす料金を検索し、検索により得た料金が支払金額であると推定する。
If the
支払金額推定部135は、例えば、ユーザ履歴情報テーブル123を参照し、ユーザの過去の利用状況に基づき、支払金額を推定する。支払金額推定部135は、ユーザ履歴情報テーブル123において、今回の利用と類似したケースを抽出し、類似したケースでの平均値などの統計値に基づき、支払金額を推定する。例えば、支払金額推定部135は、滞在時間が午後12時〜13時で、滞在場所が○○レストランである場合、過去のランチでの利用金額帯の平均値が、支払金額であると推定する。
The payment
支払金額推定部135は、例えば、ユーザ属性情報テーブル122を参照し、ユーザの属性に基づき、支払金額を推定する。支払金額推定部135は、ユーザ属性情報テーブル122において、今回のユーザの属性と類似したユーザを抽出し、類似したユーザの平均値などの統計値に基づき、支払金額を推定する。例えば、支払金額推定部135は、ユーザが30代の女性で年収が500万円代であって、滞在時間が午後12時〜13時で、滞在場所が○○レストランである場合、30代の女性で年収が500万円代の人がランチで支払う平均金額が、支払金額であると推定する。
For example, the payment
支払金額推定部135は、1つの支出データについて、複数の支払金額を推定してもよい。支払金額推定部135は、例えば、ユーザ履歴情報テーブル123において、今回の利用と類似したケースを抽出し、類似したケースでの平均値などの統計値にばらつきがある場合、統計値を複数の金額帯(例えば、500円刻みで、1000円〜1500円、1500〜2000円・・・等)に分割し、分割した複数の金額帯が、支払金額であると推定してもよい。
The payment
支出データ作成部136は、支払判定部134により支払いがあったと判定された場合、移動状態解析部132または滞在状態解析部133により推定された情報に基づき、支出データを作成する。支出データ作成部136は、日時、ジャンル、およびエリアを含む支出データを作成する。日時は、移動日時あるいは滞在日時である。ジャンルは、移動ジャンルあるいは滞在ジャンルである。エリアは、移動エリアあるいは滞在エリアである。
The expenditure
支出データ作成部136は、支払金額推定部135により支払金額が推定された場合、推定された支払金額を支出データに含めてもよい。
The expenditure
支出データ作成部136は、作成した支出データにユーザIDを対応付けて、記憶部120の支出データテーブル127に格納する。
The expenditure
支出データ提供部137は、第2の所定タイミング(以下、支出提供タイミングと記す)で、支出データ作成部136により作成された支出データを、通信部110とネットワークNWを介して、端末装置10に送信する。「支出提供タイミング」とは、支出データ作成部136により支出データが作成されたタイミングであってもよく、予め決められた時刻(例えば、午後22時)に到達したタイミングであってもよく、端末装置10からの送信依頼を受信したタイミングであってもよい。支出データ提供部137は、各ユーザIDに対応付けられた支出データを読み出し、ユーザIDと対応付けられた端末装置10に支出データを送信する。
The expenditure
家計簿管理部138は、通信部110とネットワークNWを介して、端末装置10から受信した支出データを、記憶部120の家計簿データ128に書き込む。家計簿管理部138は、通信部110とネットワークNWを介して、端末装置10から家計簿データの閲覧依頼を受信した場合、指定された情報を家計簿データ128から読み出し、端末装置10に送信する。
The household account
次に、情報処理システム1全体の処理の流れについて説明する。図11は、情報処理システム1全体の処理の流れの一例を示すシーケンス図である。なお、端末装置10の処理の詳細については、図12を参照して後述し、情報処理サーバ100に処理の詳細については、図13を参照して後述する。
Next, the processing flow of the entire
家計簿支援アプリが起動している状態において、端末装置10のユーザ情報提供部52は、位置情報を取得し(S1)、取得した位置情報に、日時情報と、ユーザIDとを対応付けた情報を、通信部11およびネットワークNWを介して、情報処理サーバ100に送信する(S2)。情報処理サーバ100は、端末装置10から受信した位置情報等を、位置情報テーブル121に登録し、支出があったと判定された場合に支出データを作成する(S3)。そして、情報処理サーバ100は、支出提供タイミングに到達した場合、作成した支出データを端末装置10に送信する(S4)。
In a state in which the household account book support application is activated, the user
端末装置10は、受信した支出データを記憶部15に格納し、支出データの編集操作を受け付けて、記憶部15に格納されている支出データを編集する(S5)。端末装置10は、登録操作を受け付けた場合、記憶部15に格納されている支出データを読み出し、情報処理サーバ100に送信する(S6)。情報処理サーバ100は、受信した支出データを、ユーザの家計簿データ128に登録する(S7)。
The
端末装置10は、入力部13を介してユーザから家計簿データの閲覧操作を受け付けた場合(S8)、ユーザIDとともに、家計簿データの閲覧依頼を、情報処理サーバ100に送信する(S9)。情報処理サーバ100は、閲覧依頼を受信すると、受信したユーザIDに対応付けられた家計簿データを家計簿データ128から読み出し(S10)、端末装置10に送信する(S11)。
When the
次に、端末装置10の一部の処理の流れについて説明する。図12は、端末装置10の一部の処理の流れの一例を示すフローチャートである。端末装置10の制御部50は、通信部11とネットワークNWを介して、情報処理サーバ100から、支出データを受信した場合、受信した支出データを記憶部15に格納する(S101)。インターフェース提供部53は、記憶部15に格納された支出データに基づき、支出確認画面20を作成し、表示部14に表示させる(S102)。
Next, a part of the processing flow of the
支出データ編集部54は、入力フレーム25または選択フレーム26を用いて、支払金額が設定されたか否かを判定する(S103)。支出データ編集部54は、入力フレーム25に支払金額が入力された場合、入力された値を支払金額に設定し、その支払金額に入力値フラグを付与する。また、支出データ編集部54は、選択フレーム26に表示されている支払金額の1つが選択された場合、選択された値を支払金額に設定し、その支払金額に推定値フラグを付与する(S104)。
The expenditure
次いで、支出データ編集部54は、確定チェックボックス22を介して確定が指示されたか否かを判定する(S105)。確定が指示された場合、支出データ編集部54は、確定チェックボックス22と対応付けられている支出データに確定フラグを付与する(S106)。支出データ編集部54は、削除チェックボックス23を介して削除が指示されたか否かを判定する(S107)。削除が指示された場合、支出データ編集部54は、削除チェックボックス23と対応付けられている支出データに削除フラグを付与する(S108)。支出データ編集部54は、登録チェックボックス24を介して登録が指示されたか否かを判定する(S109)。登録が指示された場合、支出データ編集部54は、記憶部15から、確定フラグが付与されている支出データを読み出し、情報処理サーバ100に送信する(S110)。
Next, the expenditure
次に、情報処理サーバ100の一部の処理の流れについて説明する。図13は、情報処理サーバ100の一部の処理の流れの一例を示すフローチャートである。データ管理部131は、通信部110およびネットワークNWを介して受信した位置情報と、日時情報と、ユーザIDとを互いに対応付けて、位置情報テーブル121に書き込む(S201)。制御部130は、第3の所定のタイミングに到達したか否かを判定する(S202)。第3の所定のタイミングとは、例えば、前回から予め決められた時間が経過したタイミングであってもよく、支出提供タイミングに支出データの作成が間に合うようなタイミングであってもよく、予め決められた時刻に到達したタイミングであってもよい。
Next, a part of the processing flow of the
第3の所定のタイミングに到達したと判定された場合、移動状態解析部132は、位置情報テーブル121と地図データ124とを参照して、位置情報が取得された期間において、ユーザが移動状態であったか否かを判定する。移動状態であったと判定した場合、移動状態解析部132は、その移動状態におけるユーザの移動手段および移動経路を推定する(S203)。
When it is determined that the third predetermined timing has been reached, the movement
次いで、滞在状態解析部133は、位置情報テーブル121と地図データ124とを参照して、位置情報が取得された期間において、ユーザが滞在状態であったか否かを判定する。滞在状態解析部133は、滞在状態であったと判定した場合、その滞在状態におけるユーザの滞在場所と滞在時間を推定する(S204)。
Next, the stay
支払判定部134は、移動状態解析部132による推定結果、および滞在状態解析部133による推定結果に基づき、移動状態あるいは滞在状態において、支払いがあったか否かを判定する(S205)。支払判定部134により支払いがあったと判定された場合、支払金額推定部135は、支払金額を推定する(S206)。なお、支払金額推定部135は、支払金額を推定できずに、支払データ内に支払金額を補充できない場合もある。例えば、滞在場所が複合施設内であり、利用店舗が不明であるため支払金額まで推定できない場合など、支払金額推定部135は、支払金額を支払データ内に補充しない。
The
支出データ作成部136は、移動状態解析部132または滞在状態解析部133により推定された情報に基づき、支出データを作成し、作成した支出データにユーザIDを対応付けて、記憶部120の支出データテーブル127に書き込む(S207)。なお、支出データ作成部136は、支払金額推定部135により支払金額が推定された場合、推定された支払金額を支出データに含める。
The expenditure
支出データ提供部137は、支出提供タイミングに到達したか否かを判定する(S208)。支出提供タイミングに到達した場合、支出データ提供部137は、支出データ作成部136により作成された支出データを、支出データテーブル127から読み出し、通信部110とネットワークNWを介して、端末装置10に送信する(S209)。
The expenditure
家計簿管理部138は、通信部110およびネットワークNWを介して、端末装置10から支出データの登録指示を受信したか否かを判定する(S210)。登録指示を受信した場合、家計簿管理部138は、受信した支出データを、家計簿データ128に書き込む(S211)。
The household account
上述の家計簿支援アプリ15Aによれば、端末装置10の表示部14に、支出確認タイミングで、ユーザの支払い行動に関連する関連情報を表示させるとともに、ユーザに対して、入力部13を用いて支払金額を確定する操作を促す支出確認画面20を表示させる。これにより、ユーザに、支払い行動を思い出す手掛かりを与えることができ、家計簿データへの支出データの登録を促すことができる。また、関連情報として、支出のあった日時、支出のあった場所、発生した支払金額、および支出の種類を示すジャンル等を表示部14に表示させることができるため、ユーザは、これらの情報をいちいち入力しなくてすむ。
According to the household account book support application 15A described above, the
上述の家計簿支援アプリ15Aによれば、端末装置10の表示部14に、支払金額を入力させる入力フレーム25を、支出確認画面20の一部として表示させる。これにより、支払金額の具体的な内容をユーザにより入力させることができる。また、ユーザは、支払金額の入力操作をすれば家計簿をつけることができるため、家計簿をつけるときの利便性が向上する。
According to the above-mentioned household account
上述の家計簿支援アプリ15Aによれば、端末装置10の表示部14に、支払金額の候補を提示しながら支払金額を選択させる選択フレーム26を、支出確認画面20の一部として表示させる。これにより、ユーザは、支払金額が思い出せない場合であっても、おおよその支払金額を選択することができる。また、支払金額の候補をユーザに提示することにより、入力の手間を省き、家計簿をつけることへの煩わしさを軽減させることができる。
According to the above-mentioned household account book support application 15A, the
上述の家計簿支援アプリ15Aによれば、端末装置10の表示部14に、端末装置10の位置情報に基づき推定された滞在状況のうち、予め決められた支払い行動に含まれる滞在状況を、支出確認画面20の一部として表示させる。また、家計簿支援アプリ15Aは、端末装置10の表示部14に、端末装置10の位置情報に基づき推定された移動状況のうち、予め決められた支払い行動に含まれる移動状況を、支出確認画面20の一部として表示させる。これにより、支払いと関係ない行動に関する情報が家計簿に含まれることを回避することができる。
According to the above-mentioned household account book support application 15A, the staying state included in the predetermined payment behavior among the staying states estimated based on the position information of the
上述の家計簿支援アプリ15Aによれば、端末装置10の表示部14に、端末装置10の位置情報に基づき推定された滞在場所と滞在時間とに基づいて推定された支払金額を支出確認画面20の一部として表示させる。また、家計簿支援アプリ15Aは、端末装置10の表示部14に、端末装置10の位置情報に基づき推定された移動手段と移動経路とに基づいて推定された支払金額を支出確認画面20の一部として表示せる。これにより、ユーザの行動に応じて推定された支払金額をユーザに提示することができる。
According to the household account book support application 15A described above, the payment amount estimated based on the stay location and the stay time estimated based on the location information of the
上述の家計簿支援アプリ15Aによれば、端末装置10の表示部14に、各種操作チェックボックスを含む支出確認画面20を表示させ、確定チェックボックス22、削除チェックボックス23、登録チェックボックス24等を用いて支出データの編集や登録を受け付ける。これにより、支出確認画面20に複数の支出が表示された場合であっても、家計簿に登録する際の取捨選択が簡単となり、ユーザの利便性を向上させることができる。
According to the above-mentioned household account book support application 15A, the
また、実施形態に係る情報処理システム1は、上述に限定されない。例えば、端末装置10のインターフェース提供部53は、情報処理サーバ100から家計簿データとして1か月分の全ての支払金額を受信した場合、支出データに含まれる入力値フラグと推定値フラグとに基づいて、月内の支出額を作成してもよい。例えば、インターフェース提供部53は、入力値フラグが付与されている支払金額の合計値T1と、推定フラグが付与されている支払金額の合計値T2とを導出し、「今月の支出額は(T1+T2)です。このうち、推定額は(T2)です。」という内容を表示画面に含めてもよい。
Further, the
また、実施形態に係る情報処理サーバ100は、上述に限定されない。例えば、支払判定部134は、ユーザ属性情報テーブル122やユーザ履歴情報テーブル123を参照して、ユーザの過去の購入傾向やユーザの属性に応じて、支払いがあった可能性(以下、支払可能性と記す)を、段階的に推定してもよい。支払判定部134は、例えば、滞在場所がデパートであり、滞在時間が1時間であった場合、ユーザが男性であれば支払可能性を90%と推定し、ユーザが女性であれば支払可能性を30%と推定する。また、支払判定部134は、例えば、滞在場所がコンビニであり、滞在時間帯が午前8時代であった場合、過去の同じ時間帯でコンビニを利用しているユーザであれば支払可能性を90%と推定し、過去の同じ時間帯でコンビニを使用していないユーザであれば支払可能性を30%と推定する。
Further, the
また、実施形態に係る情報処理システム1は、上述に限定されない。例えば、支出データ作成部136は、支払判定部134により推定された支払可能性を示す情報を支出データに対応付けて支出データテーブル127に書き込み、支出データ提供部137は、支出データとともに支払可能性を示す情報を、端末装置10に送信する。端末装置10のインターフェース提供部53は、支払可能性に応じて、支出確認画面を編集してもよい。例えば、インターフェース提供部53は、支払可能性が90%である支出データについては、対応付けられた確定チェックボックス22をチェックした状態で表示し、支払可能性が30%である支出データについては、対応付けられた削除チェックボックス23をチェックした状態で表示する支出確認画面20を作成する。また、インターフェース提供部53は、支出可能性が閾値th4以下である支出データをまとめて一括削除できるチェックボックスを含む支出確認画面20を作成してもよい。また、インターフェース提供部53は、支払可能性に応じて支出データの表示態様を変えてもよい。例えば、インターフェース提供部53は、支払可能性が閾値th4より高い支出データをハイライトで表示してもよく、支払可能性が閾値th4以下である支出データを半透明で表示してもよい。
Further, the
また、実施形態に係る情報処理システム1は、上述に限定されない。例えば、移動状態解析部132は、加速度センサ17の測定結果に基づき、ユーザが移動状態であったか否かを判定し、移動状態であったと判定した場合、加速度センサ17の測定結果に基づき、ユーザの移動手段および移動経路を推定してもよい。例えば、予め決められた移動手段に応じた振動パターンを示すデータを記憶部120に格納しておき、移動状態解析部132は、加速度センサ17の測定結果が示すパターンがどの移動手段の振動パターンに類似するかを判定し、その移動の移動手段が類似する振動パターンの移動手段であると推定してもよい。
Further, the
また、実施形態に係る情報処理システム1は、上述に限定されない。例えば、滞在状態解析部133は、加速度センサ17の測定結果に基づき、ユーザが滞在状態であったか否かを判定し、滞在状態であったと判定した場合、加速度センサ17の測定結果に基づき、ユーザの滞在場所と滞在時間を推定してもよい。例えば、滞在状態解析部133は、加速度センサ17の測定結果や、測定結果が示す振動パターンが、ほとんど動いていない状態を示すと判定した場合、そのユーザが滞在状態であったと判定してもよい。
Further, the
また、実施形態に係る情報処理システム1は、上述に限定されない。例えば、滞在状態解析部133は、ユーザ履歴情報テーブル123を参照して、滞在場所を推定してもよい。位置情報テーブル121と地図データ124とを参照して、滞在場所が推定できない場合に有効である。例えば、大型商業施設内のどのお店かを利用したのかの推定が困難な場合、滞在状態解析部133は、ユーザが過去に利用した商業施設を滞在場所に推定してもよい。また、滞在状態解析部133により推定された滞在場所が複数ある場合、情報処理サーバ100は、推定された複数の滞在場所のうち、ユーザが過去に利用した商業施設に絞ってもよい。
Further, the
また、実施形態に係る情報処理システム1は、上述に限定されない。例えば、1つの支出データに複数の滞在場所が含まれる場合、端末装置10は、支出確認画面20のジャンルやエリアの欄に選択フレームを表示して、複数の滞在場所の候補を選択フレーム内に提示し、複数の滞在場所の中から1つを選択できるようにしてもよい。
Further, the
また、実施形態に係る情報処理システム1は、上述に限定されない。例えば、滞在状態解析部133は、記憶部120に格納されているウェブ閲覧内容情報を参照して、滞在場所を推定してもよい。位置情報テーブル121と地図データ124とを参照して、滞在場所が推定できない場合に有効である。例えば、同じビル内にレストランとショップの両方が入っており、どちらを利用したのかの推定が困難な場合、滞在状態解析部133は、ユーザが直前までの一定時間内に検索したお店や検索していたジャンルに基づき、利用した可能性の高い方の商業施設名が、滞在場所であると推定してもよい。同様に、移動状態解析部132も、記憶部120に格納されているウェブ閲覧内容情報を参照して、検索されていた鉄道路線や乗車券の種類(特急券、グリーン乗車券)が、移動手段であると推定してもよい。
Further, the
また、実施形態に係る情報処理システム1は、上述に限定されない。例えば、情報処理サーバ100は、端末装置10から受信した基地局識別情報に基地局通信日時情報を対応付けた情報を記憶部120に格納し、これを参照して、滞在場所を推定してもよい。
Further, the
また、実施形態に係る情報処理システム1は、上述に限定されない。例えば、情報処理サーバ100の制御部130は、端末装置10から受信した画像データや動画データを解析して、データ内に含まれる特徴物、数字、あるいは文字等を抽出し、支出データに含めてもよい。例えば、制御部130は、ユーザが食べた食事を撮像した画像データを解析して、画像の特徴量に基づき何を食べたかを判定し、メニューに応じて予め決められている食事の平均金額が、支払金額であると推定してもよい。例えば、ユーザが、レストランで注文したメニューの価格部分を撮像した画像データ、レシート、値札等を撮像した場合、制御部130は、価格や商品名等を示すテキストデータを抽出し、支出データの支払金額として取り扱ってもよい。また、支出データ作成部136は、作成した支出データの日時と重複または近似する撮像日時が対応付けられた画像データや動画データを、支出データと関連付けてもよい。端末装置10は、支出確認画面20を表示する際、支出データの横に画像や動画を表示させることができる。よって、ユーザは、支出があった可能性に高いときに自分が撮像した画像や動画を確認することができるため、支出の内容を思い出すヒントになり、支出データの登録が楽になる。
Further, the
また、実施形態に係る情報処理システム1は、上述に限定されない。例えば、情報処理サーバ100の制御部130は、端末装置10から受信したメモ情報から、数字や文字を抽出し、支出データに含めてもよい。
Further, the
また、実施形態に係る情報処理システム1は、上述に限定されない。例えば、情報処理サーバ100の支払金額推定部135は、滞在状態解析部133により推定された滞在場所に基づき、通信部11を介してウェブサーバ200と通信し、滞在場所での利用金額を検索してもよい。例えば、滞在場所として○○レストランが推定された場合、支払金額推定部135は、○○レストランの平均利用金額を検索し、検索により得られた平均利用金額が、支払金額であると推定してもよい。
Further, the
また、実施形態に係る情報処理システム1は、上述に限定されない。例えば、端末装置10の支出データ提供部55は、登録チェックボックス24がタップされたとき、支出確認画面20において支払金額が入力あるいは選択されていない場合、確定チェックボックス22がチェックされていたとしても、支出データが確定状態にないと判定し、その旨を表示部14に表示させてもよい。これにより、支出データ提供部55は、確定フラグが付与された支出データについて、全ての支払金額が補充されて確定された段階で、支出データを情報処理サーバ100に送信することができる。
Further, the
また、実施形態に係る情報処理システム1は、上述に限定されない。例えば、ユーザの支払い行動に関連する関連情報には、例えば、食事の内容や、一緒に食事をした人、購入した商品の画像データや、購入を迷った商品、特売商品の価格等が含まれてもよい。
Further, the
また、実施形態に係る情報処理システム1は、上述に限定されない。例えば、家計簿支援アプリが起動している状態とは、表示画面に家計簿を生成するための画面が表示されているときに限られず、これらの画面が表示されていない状態も含まれる。家計簿支援アプリは、表示画面と関係なく、定期的に位置情報を取得し、情報処理サーバ100に送信することができる。
Further, the
上記実施形態では、情報処理サーバ100が、支払い判定処理や、支払金額の推定、支出データの作成をするための各構成を備え、各処理を実行すると説明したが、端末装置10が、同様の処理を実行してもよい。すなわち、端末装置10が、家計簿支援アプリを実行することにより、自身の位置情報に基づき、端末装置10を所持するユーザの支払いがあったか否かを判定し、支払いがあったと判定した場合、位置情報に基づき、ユーザの支払い行動に関連する関連情報を作成するものであってもよい。この場合の家計簿支援アプリは、端末装置10のCPUに上記処理を実行させる。
In the above-described embodiment, the
1…情報処理システム、10…端末装置、11…通信部、12…測位部、13…入力部、14…表示部、15…記憶部、15A…家計簿支援アプリ、16…カメラ、17…加速度センサ、20…支出確認画面、21…支出データ一覧、22…確定チェックボックス、23…削除チェックボックス、24…登録チェックボックス、25…入力フレーム、26…選択フレーム、50…制御部、51…データ管理部、52…ユーザ情報提供部、53…インターフェース提供部、54…支出データ編集部、55…支出データ提供部、100…情報処理サーバ、110…通信部、120…記憶部、121…位置情報テーブル、122…ユーザ属性情報テーブル、123…ユーザ履歴情報テーブル、124…地図データ、125…鉄道運賃テーブル、126…施設料金テーブル、127…支出データテーブル、128…家計簿データ、130…制御部、131…データ管理部、132…移動状態解析部、133…滞在状態解析部、134…支払判定部、135…支払金額推定部、136…支出データ作成部、137…支出データ提供部、138…家計簿管理部、200…ウェブサーバ
DESCRIPTION OF
Claims (13)
前記通信部を介して前記端末装置から受信した位置情報に基づき、支払いがあったか否かを判定する支払判定部と、
前記支払判定部により支払いがあったと判定された場合、前記通信部を介して前記端末装置から受信した位置情報に基づき、ユーザの支払い行動に関連する関連情報を作成する作成部と、
前記作成部により作成された前記関連情報を前記端末装置に送信する提供部と、
前記送信した前記関連情報に対して、前記端末装置において指定された指定項目を家計簿データの一部として記憶部に追加する管理部と、
を備える情報処理サーバ。 A communication unit that communicates with the terminal device;
A payment determination unit that determines whether or not payment has been made based on position information received from the terminal device via the communication unit;
If the payment determination unit determines that payment has been made, based on the location information received from the terminal device via the communication unit, a creation unit that creates related information related to the user's payment behavior;
A providing unit that transmits the related information created by the creating unit to the terminal device;
For the transmitted related information, a management unit that adds a specified item specified in the terminal device to the storage unit as part of household account book data;
An information processing server comprising:
前記端末装置の位置情報に基づき推定された滞在状況に基づいて、支払いがあったか否かを判定する
請求項1に記載の情報処理サーバ。 The payment determination unit
The information processing server according to claim 1, wherein it is determined whether payment has been made based on a stay situation estimated based on position information of the terminal device.
前記端末装置の位置情報に基づき推定された移動状況に基づいて、支払いがあったか否かを判定する
請求項1または2に記載の情報処理サーバ。 The payment determination unit
The information processing server according to claim 1, wherein it is determined whether payment has been made based on a movement state estimated based on position information of the terminal device.
請求項1から3のうちいずれか一項に記載の情報処理サーバ。 The information processing server according to any one of claims 1 to 3, further comprising a payment amount estimation unit that estimates a payment amount based on a stay location and a stay time estimated based on position information of the terminal device. .
前記端末装置の位置情報に基づき推定された移動手段と移動経路とに基づいて、支払金額を推定する
請求項4に記載の情報処理サーバ。 The payment amount estimation unit includes:
The information processing server according to claim 4, wherein a payment amount is estimated based on a moving unit and a moving route estimated based on position information of the terminal device.
電子的な家計簿を生成するための画面を前記表示部に表示させると共に、前記入力部を用いて行われたユーザの操作に基づいて前記家計簿を生成するための情報を編集させ、
所定のタイミングで、前記端末装置の位置情報に基づき支払いがあったと判定された場合に前記位置情報に基づき作成される前記ユーザの支払い行動に関連する関連情報を前記表示部に表示させるとともに、前記ユーザに対して、前記入力部を用いて支払金額を確定する操作を促す支出確認画面を前記表示部に表示させる
プログラム。 In a terminal device comprising a display unit and an input unit,
A screen for generating an electronic household account book is displayed on the display unit, and information for generating the household account book is edited based on a user operation performed using the input unit,
When it is determined that payment has been made based on the location information of the terminal device at a predetermined timing, the display unit displays related information related to the user's payment behavior created based on the location information, and A program for causing the display unit to display a payment confirmation screen that prompts the user to confirm the payment amount using the input unit.
請求項6に記載のプログラム。 The program according to claim 6, wherein the predetermined timing is a timing that does not depend on a user operation on the input unit.
前記支払金額を入力させる入力欄を、前記支出確認画面の一部として前記表示部に表示させる処理を行わせる
請求項6または7に記載のプログラム。 In the terminal device,
The program according to claim 6 or 7, wherein a process for causing the display unit to display an input field for inputting the payment amount as a part of the expenditure confirmation screen.
前記支払金額の候補を提示しながら前記支払金額を選択させる選択欄を、前記支出確認画面の一部として前記表示部に表示させる処理を行わせる
請求項6から8のうちいずれか一項に記載のプログラム。 In the terminal device,
The process for causing the display unit to display a selection field for selecting the payment amount while presenting the payment amount candidate as a part of the expenditure confirmation screen. Program.
前記関連情報についての確定を受ける確定操作部と、前記関連情報についての削除を受け付ける削除操作部と、前記関連情報についての登録を受け付ける登録操作部と、を前記支出確認画面の一部として前記表示部に表示させる処理を行わせ、
前記登録操作部を介して登録を受け付けた場合、前記確定操作部を介して確定を受け付けた関連情報を、ネットワークを介して接続される情報処理サーバに登録させる
請求項6から9のうちいずれか一項に記載のプログラム。 In the terminal device,
The confirmation operation unit for receiving confirmation about the related information, a deletion operation unit for receiving deletion of the related information, and a registration operation unit for receiving registration of the related information as a part of the expenditure confirmation screen Process to be displayed on the
10. When registration is received through the registration operation unit, the related information received through the confirmation operation unit is registered in an information processing server connected via a network. The program according to one item.
前記入力部を用いてユーザにより前記関連情報の閲覧が指示された場合、情報処理サーバに登録されている前記関連情報を、前記表示部に表示させる
請求項6から10のうちいずれか一項に記載のプログラム。 In the terminal device,
The display unit displays the related information registered in an information processing server when browsing of the related information is instructed by a user using the input unit. The listed program.
前記端末装置の位置情報に基づき、支払いがあったか否かを判定させ、
支払いがあったと判定された場合、前記位置情報に基づき、ユーザの支払い行動に関連する関連情報を作成させ、
作成された前記関連情報に対して、家計簿データの一部として情報処理サーバの記憶部に追加させる指定項目の指定を受け付けさせる、
プログラム。 On the terminal device,
Based on the location information of the terminal device, it is determined whether or not there is a payment,
When it is determined that payment has been made, based on the location information, related information related to the user's payment behavior is created ,
For the created related information, the designation of a designated item to be added to the storage unit of the information processing server as part of the household account book data is accepted.
program.
前記端末装置から受信した位置情報に基づき、支払いがあったか否かを判定し、
支払いがあったと判定された場合、前記端末装置から受信した位置情報に基づき、ユーザの支払い行動に関連する関連情報を作成し、
作成された前記関連情報を前記端末装置に送信し、
前記送信した前記関連情報に対して、前記端末装置において指定された指定項目を家計簿データの一部として記憶部に追加する、
情報処理方法。 The server that communicates with the terminal device
Based on the location information received from the terminal device, determine whether there is a payment,
When it is determined that payment has been made, based on the location information received from the terminal device, create related information related to the user's payment behavior ,
Transmitting the created related information to the terminal device;
For the related information that has been transmitted, a specified item specified in the terminal device is added to the storage unit as part of household account book data.
Information processing method.
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