JP6341357B2 - 項目の再帰的な関係を複数利用者間で集約するコンピュータプログラム、コンピュータ可読記憶装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、項目の再帰的な関係を複数利用者間で集約するコンピュータプログラム、コンピュータ可読記憶装置及び情報処理方法に関するものである。
インターネット等のネットワークを利用する複数の利用者兼編集者(「閲覧者兼投稿者」等とも言えるが、以下、単に「利用者」と呼ぶ。)が、Consumer Generated Media(略してCGM)的に、ネットワークシステム上のコンテンツ(その単位は流動的である)の量・質・鮮度等を、非同期のコミュニケーションにより協働して向上させていくシステム(掲示板、ブログ、SNS、Wiki、等)が知られている。
そこでは、2項目間の「関係」(例えば、「風がふく」ならば「桶屋が儲かる」、「石炭」より熱効率がよいのは「石油」、「太郎」の父は「与作」、「好景気」の原因は「物価の緩やかな上昇」、等)にあたる知識や情報(2項関係)が、「関係」にあたらない属性(例えば、「男性である」)や3項以上の関係等とともに、コンテンツを構成する記事の中に、自然言語の一、二文で直接的に、あるいはもっと複雑な文脈やマルチメディア等により間接的に記載されることになる。
このようなシステムのうち、N項関係をテンプレート形式の一文により直接的に記載することを強制することができ、コンピュータによる形式的な取扱いを従来よりも容易にしているシステムも存在した(例えば、下記非特許文献1)。このシステムでは、項の部分ではなく関係性の部分についてテンプレート化することにより、関係識別情報の二重登録や標記ゆれが発生することを防げるようにしており、コンピュータによる関係(場合によっては再帰的な関係性)の取扱いや、人間による再帰的な関係性等の発見を従来よりは容易にする場合もあった。しかし、この特許文献1のシステムでも、自然言語で記載される項目(変数に代入される値)についての正規化は行えておらず、項目間の再帰的な関係性を複数の2項関係から自動的に計算したり再帰的な関係性がわかるように表示したりすることまではできず、コンピュータや人間がそのコンテンツに含まれる複数の関係から再帰的な関係性を新たに見出すことが困難であった。
また、いくつかのSNSにおいては、利用者間の友達関係等については、項目としての利用者を自然言語ではなく所定コード体系の利用者IDで識別し、関係データベースやXML等の構造化データベースでその利用者ID間の関係(友達関係等)の有無を管理することにより、再帰的な関係性をも従来から存在するアルゴリズム(幅優先探索等)で計算可能とし、実際に計算して表示し、他のシステムからもその再帰的な接続関係(グラフ構造)を利用可能としているものもある。
つまり、いずれのシステムでも、自然言語で表現された項目(関係でもなく、利用者IDでもない)の正規化(具体的には、項目自体の識別情報(用語、文字列、文、フレーズ表現、等)の正規化)と、それらの項目間の関係(の識別情報)の正規化と、その両正規化に基づく再帰的な関係性の自動計算や表示と、の全てにおいて十分配慮されたものとはなっておらず、実際にそのようなことができていなかった。
そのため、例えば、企業のQC活動で作成する特性要因図を、特定企業の閉鎖的な会議を通じてだけではなく、オープンネットワークで非同期的かつ再帰的に共同体のみんなで編集し共同体全体で利用できる巨大なコンテンツ(例えば、特性要因図同士をつなげた巨大なツリー(あるいは、DirectedAcyclicGraph的なネットワーク、複数の根をもつ森、等))として大規模に編集したり集約したりすることが困難であった。
また、従来の特性要因図は、その枝骨として他の特性要因図の根を引き当てる(参照リンク(やコピーリンク))するような編集がネットワークコンピュータシステムによりシステマティックにできなかったため、複数利用者(QCサークルでもよい)から出た発想(要因、原因、影響、等)を効率的につなげて原因をシームレスに遡ったり、シームレスな影響の波及を利用者に想像させることができなかった。
また、それらのシステムや従来の特定要因図では、投稿(但し、本発明で注目するのは、投稿された記事等の意味内容のうち、項目の識別情報(文字列等)や、関係の識別情報(文字列等)や、2項目間の関係の主張である)を評価する単位が、「いいね」で代表されるように記事単位や特性要因図単位であったため、スパムにあたる内容の混入や価値の低い関係の表示を回避しながら、記事や特性要因図の中から価値の高い関係性だけを細かく評価できるようにして自動的にすくい取って表示することが困難であった。
vlank.com 言葉方程式による知識集約データベース(VLANK)
したがって、本発明が解決しようとする課題は、複数の利用者から集めた項目(利用者のID以外)の関係についての複数の知識や情報(特に項目の識別情報が自然言語で記述されたもの)を自動でつなぎ合わせて、項目間の再帰的、間接的な関係のつながりを発見しやすくするコンテンツシステムを提供することである。また、そのための項目の正規化、知識の再帰的接続、スパム対策である。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、請求項1は、
利用者が利用者のID以外の複数項目間の関係性をコンピュータに入力して記憶させるためのコンピュータプログラムであって、
文字列、音声又は画像を用いて識別される3以上の項目間の再帰的な関係性について、
第一の利用者が第一の項目と第二の項目間の第一の関係性をコンピュータに入力して記憶した後に、第二の利用者が第二の項目と第三の項目間の第一の関係性をコンピュータに入力して記憶できるようにする編集ルーチンと、
該入力された第一の項目と第二の項目と第三の項目間の第一の関係についての再帰的な関係性をコンピュータに接続した表示装置(音声表示も含んでよい)への表示における表示位置関係、項目間のグラフィカルな接続関係、項目間の表示順序関係又はこれらの組合せ
によって表現する表現ルーチンと
を有することを特徴とするコンピュータプログラムを提供する。
これにより、上記課題が解決される。
ここで、「再帰的な関係性」とは、「原因の原因、そのさらなる原因・・・」(再帰的な因果関係)、「影響の影響、そのさらなる影響・・・」(再帰的な影響の波及関係)、「親の親、そのさらなる親・・・」(再帰的な親子関係)、等と関係を次々と遡りあるいは先へ先へと突き詰めていける二項間の各関係性(請求項中の各「第一の関係性」にあたるもの)をいう。その二項を変数X及び変数Yとすると、
「Xの要因はYである」(要因関係)、
「Xの原因はYである」(因果関係)、
「Xの結果はYである」(因果関係の別の表現)、
「Xの影響はYである」(影響を受ける関係)、
「XはYから成る」(構成要素となる関係)、
「Xの親はYである」(親子関係)、
「XはYの一種である」(分類関係)、
「XはYに包含される」(包含関係)、
「XはYに配置される」(配置関係)、
「XはYよりもaである」(固定的観点aについての比較関係)、
「XはYを参考にしている」(参考情報となっている関係)、
又は、これらのXとYを入れ替えた関係性、等も該当する。
また、ここで、「表示位置関係、項目間のグラフィカルな接続関係、項目間の表示順序関係又はこれらの組合せ」とは、例えば、
======================
第一の項目
|第二の項目
||第三の項目
======================
のように、項の表示開始位置のインデントで表現したもの、
さらに共通項からの枝分かれも表現すべく、
======================
第一の項目
|第二の項目
||第三の項目
||第四の項目
|第五の項目
||第六の項目
======================
のようなツリー表現としたもの、
さらに、
======================
第一の項目
|第二の項目
||第三の項目
||第四の項目
|第五の項目
||第三の項目
||第一の項目
======================
のように、基本的にツリー表現だが同一の項(ここでは第三の項目)への関係性を(第二の項目と第五の項目が)共有していることを表現したり、相互再帰(ここでは第一の項目が第五の項目を介して再帰していること)を表現したりしたものや、
さらに、(特に図示しないが)関係性の種類(要因/要素/親子/等)を線の色や形や形状やキャプション(”要因”/”要素”/”親子”/等)で示すグラフィカルな配線等で項目間を接続してグラフ表現としたものや、
さらに、第一の項目を示す音声出力⇒第二の項目を示す音声出力⇒第三の項目を示す音声出力、といった時間的出力順序で表現したもの、等を言う。
また、請求項2は
前記表現ルーチンにおいて
同時に又は連続して表現する再帰的な関係性を、
所定の項目からのみ、
に限定する限定ルーチンを有する
請求項1に記載のコンピュータプログラムを提供する。
これにより、特定の項目に関連する他の項目や特定の項目についての関係性の見やすさが増す。
ここで「連続して」とは、スクロールを介して/介さずに連続したビューに収容されること、又は、時間的に連続して出力する(音声/画面/印刷/等へ)ことをいう。
また、請求項3は、
前記表現ルーチンにおいて
同時に又は連続して表現する再帰的な関係性を、
所定の関係性についてのみ、
に限定する限定ルーチンを有する
請求項1又は2に記載のコンピュータプログラムを提供する。
これにより、システムごとに所定の関係(例えば「要因」のみ)又は利用者が選択した関係(例えば「要素」のみ)についての再帰的な関係性だけを際立たせて表示することができ、新たな要因や影響や傾向の人間や機械(プログラム)による”発見”を容易にする。
また、請求項4は、
前記表現ルーチンにおいて
同時に又は連続して表現する再帰的な関係性を、
所定のN段のみ
に限定する限定ルーチンを有する
請求項1から3のいずれか一項に記載のコンピュータプログラムを提供する。
これにより、相互再帰(無限ループ)に配慮しないプログラム実装が可能となり、処理の高速化に資するとともに、あまりにも遠い関係の連鎖が顕在化しないように計算し表示することができる。
また、請求項5は、
前記編集ルーチンにおいて、
項目を識別するために利用者がコンピュータに入力した情報を用いてコンピュータに記憶済の第二の項目を検索して同定できるようにし、
第二の項目の重複入力、
第二の項目の表記ゆれ、
又は、
第一の項目と第三の項目間の再帰的関係性有無の計算の効率低下、
を防止できるようにした、
請求項1から4のいずれか一項に記載のコンピュータプログラムを提供する。
これにより、項目自体の識別情報(例えば、文字列である「風が吹く」、「桶屋が儲かる」、等))の重複入力、標記ゆれ、再帰的関係性有無の計算効率の低下を防ぐことができる。
また、請求項6は、
コンピュータプログラムが、
前記第一の関係を、特性要因図作成を目的とした2以上の利用者の編集行為における特性間の「要因」の関係に限定し、
コンピュータプログラムが、
前記第一の項目を第一の利用者に表示する特性要因図において根又は枝骨として表示すること、
前記第二の項目を第一の利用者に表示する特性要因図において第一の項目の要因として表示すること、
前記第二の項目を第二の利用者に表示する特性要因図において根として表示すること、
前記第三の項目を第二の利用者に表示する特性要因図において第二の項目の要因として表示すること、
を特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のコンピュータプログラムを提供する。
これにより、複数の利用者からの異なる特性要因図間の論理的、再帰的な結合が可能となり、特性間の新たな関係性が、コンピュータにとっても人間にとっても発見しやすくなる。
また、請求項7は、
前記表現ルーチンにおいて
2項関係の前の項と後の項の位置づけを入れ替えた関係についても機械的に計算して再帰的な関係性を表示できるようにした
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のコンピュータプログラムを提供する。
これにより、例えば、特性要因図で要因を再帰的に列挙できるだけでなく、その逆の影響範囲も再帰的に列挙することができるようになり、使い勝手が向上する。
位置づけを逆にする計算は、例えば、関係DBで関係性の記憶を実装していた場合には各レコードからのフィールドの値を入れ替えて計算すればよく、他のデータ構造の場合でも取得した前後の変数の値をスワップすればよく、その他は、入れ替えない場合と同様に公知の幅優先探索手法(キューを用いたもの)等によりツリー表示を求めてもよい(なお、再帰にN段の制限を設ける場合にはN段分の高さをもつスタック用配列(1段に2項目分の値を格納できるもの)を用意してN段に限定した深さ優先探索を行ってもよい)。
また、請求項8は、
項目間の関係性の主張について、複数の利用者がそれぞれ肯定できるかどうかを投票できるようにする投票受付ルーチンと、
得票の多い関係性の主張をより目立つように表示するソートルーチンとを
有することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のコンピュータプログラムを提供する。
これにより、項目自体の表現や、関係自体(上記例では固定的観点「a」)の表現や、それらを用いた関係性(ただし項目は2つ用いる)の主張が適当でない(したがってどの利用者も「いいね」を投票しないような)スパム的な投稿(項目間の関係性の主張)を目立たないように表示(例えば、「いいね」の少ないスパム的な項目識別情報や、それらを用いた関係性の主張や、用いないが不適切である関係性の主張が、いずれかの他の項目を根とするツリー(又はサブツリー)において下のほうの枝となるような表示ルーチン(「いいね」数によるソート等で実現可))することができ、利用者による効率的なコンテンツ閲覧が可能となる。
本発明はまた、このようなコンピュータプログラムを格納したコンピュータ可読記憶装置も提供する。
本発明はまた、
利用者が複数項目間の関係性をコンピュータに入力して記憶させる記憶ステップであって、
文字列、音声又は画像を用いて識別される3以上の項目間の再帰的な関係性
について、
第一の利用者が第一の項目と第二の項目間の第一の関係性をコンピュータに入力して記憶した後に、第二の利用者が第二の項目と第三の項目間の第一の関係性をコンピュータに入力して記憶できるようにする記憶ステップと、
該入力された第一の項目と第二の項目と第三の項目間の再帰的な関係性をコンピュータに接続した表示装置(音声表示も含んでよい)への表示における表示位置関係、項目間のグラフィカルな接続関係、項目間の表示順序関係又はこれらの組合せ
によって表現する表現ステップと
を有する情報処理方法を提供する。
本発明の効果は、各請求項について上述したとおりである。
図1は本発明を最も効果的に実施するネットワークシステムの全体図である。(実施例1) 図2は本発明を実施するコンピュータのハードウエア構成を示した説明図である。(実施例1)
本発明は、ネットワークに接続された/接続されてないあらゆる種類のコンピュータ(クラウドサーバー、大型汎用機、デスクトップPC、ノートPC、携帯端末、本発明専用機)において実施することができるが、一般的なマルチタスク機能とウィンドウ機能をもちインターネットに接続されたコンピュータにより実現した形態、特に項目や関係の識別を「文字列」により行う実施形態により説明する。
なお、本発明は、この実施形態に限られるものではなく、項目の識別に画像や音声等を用いた形態も可能である。
図1は本発明を最も効果的に実施するそのネットワークシステムの全体図であり、コンテンツ管理装置1は、利用者PC2又は利用者兼管理者PC2により、本発明で取り扱うコンテンツ(項目や項目間の関係の集合及び項目自体や項目間の関係への各利用者からの「いいね」投票)の投稿を受け付け、所定のポリシーによって共有アクセス権やコンテンツ提供優先順位を制御しながらそれらPC2や他の利用者のコンピュータにコンテンツを配信する公知のファイル共有サーバーでよい。
利用者PC2は、その利用者ごとに、新規追加したい項目の識別子(文字列で表現する)や、新規定義したい2項関係(「いいね」ボタンの押下を示す信号(識別子)+投票対象となる項目の識別子(項目自体への投票であれば1つ、2項間の関係への投票であれば2つ)+関係性の識別子、で表現する)や、項目自体や項目間の関係に利用者として投票する旨(「いいね」ボタンの押下を示す信号(識別子)+投票対象となる項目の識別子(項目自体への投票であれば1つ、2項間の関係への投票であれば2つ)+関係性の識別子、で表現する)を入力してコンテンツ管理装置1に送信し、コンテンツ管理装置1において本発明の方法によって処理させるためのコンピュータ、携帯端末等である。
図2は本発明で用いるコンピュータのハードウエア構成を示した説明図である。これは計算機の構成としては一般的なものであり、本発明の特徴は、不揮発性メモリ2hに記憶されたプログラム3及びコンテンツデータ4の指示や記載に従い自然法則を用いてCPU2eで処理される処理の内容、及び、利用者との対話プロトコル(書式)の在り方にある。
本発明は、社会的、全社的に知識を集約したり、複数の既存の関係から新しい関係性を発見したりするためにも用いることができる。
1 コンテンツ管理装置
2 利用者PC又は利用者兼管理者PC
3 本発明によるプログラム
4 コンテンツデータ(項目や項目間の関係の集合及び項目自体や項目間の関係への各利用者からの投票)

Claims (7)

  1. 利用者が利用者のID以外の複数項目間の関係性をコンピュータに入力して記憶させるためのコンピュータプログラムであって、
    文字列、音声又は画像を用いて識別される、3以上の項目間の再帰的な関係性について、
    第一の利用者が第一の項目と第二の項目間の第一の関係性をコンピュータに入力して記憶した後に、第二の利用者が第二の項目と第三の項目間の第一の関係性をコンピュータに入力して記憶できるようにする編集ルーチンと、
    該入力された第一の項目と第二の項目と第三の項目間の再帰的な関係性をコンピュータに接続した表示装置(音声表示も含んでよい)への表示における表示位置関係、項目間のグラフィカルな接続関係、項目間の表示順序関係又はこれらの組合せによって表現する表現ルーチンと、
    表現ルーチンにおいて
    同時に又は連続して表現する再帰的な関係性を、
    所定の関係性についてのみ、
    に限定する限定ルーチン
    項目間の関係性の主張について、複数の利用者がそれぞれ肯定できるかどうかを投票できるようにする投票受付ルーチンと、
    得票数の少ない関係性の主張が、
    他の項目を根とするツリー(又はサブツリー)において下のほうの枝となり得票の多い関係性の主張をより目立つように表示するソートルーチンと
    を有すること
    を特徴とするコンピュータプログラム。
  2. 前記表現ルーチンにおいて
    同時に又は連続して表現する再帰的な関係性を、
    所定の項目からのみ、
    に限定する限定ルーチンを有する
    請求項1に記載のコンピュータプログラム。
  3. 前記表現ルーチンにおいて
    同時に又は連続して表現する再帰的な関係性を、
    所定のN段のみ
    に限定する限定ルーチンを有する
    請求項1から2のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  4. 前記編集ルーチンにおいて、
    項目を識別するために利用者がコンピュータに入力した情報を用いてコンピュータに記憶済の第二の項目を検索して同定できるようにし、
    第二の項目の重複入力、
    第二の項目の表記ゆれ、
    又は、
    第一の項目と第三の項目間の再帰的関係性有無の計算の効率低下、
    を防止できるようにした、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  5. コンピュータプログラムが、
    前記第一の関係を、特性要因図作成を目的とした2以上の利用者の編集行為における特性間の「要因」の関係に限定し、
    コンピュータプログラムが、
    前記第一の項目を第一の利用者に表示する特性要因図において根又は枝骨として表示すること、
    前記第二の項目を第一の利用者に表示する特性要因図において第一の項目の要因として表示すること、
    前記第二の項目を第二の利用者に表示する特性要因図において根として表示すること、
    前記第三の項目を第二の利用者に表示する特性要因図において第二の項目の要因として表示すること、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  6. 前記表現ルーチンにおいて
    2項関係の前の項と後の項の位置づけを入れ替えた関係についても機械的に計算して再帰的な関係性を表示できるようにした
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  7. 請求項1からのいずれか一項のコンピュータプログラムを格納したコンピュータ可読記憶装置。
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