JP6338229B2 - D2d通信発見方法、装置およびシステム - Google Patents

D2d通信発見方法、装置およびシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6338229B2
JP6338229B2 JP2016564233A JP2016564233A JP6338229B2 JP 6338229 B2 JP6338229 B2 JP 6338229B2 JP 2016564233 A JP2016564233 A JP 2016564233A JP 2016564233 A JP2016564233 A JP 2016564233A JP 6338229 B2 JP6338229 B2 JP 6338229B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user equipment
user device
information
user
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016564233A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017514401A (ja
Inventor
▲徳▼甫 廖
▲徳▼甫 廖
美新 林
美新 林
▲廣▼珠 ▲曾▼
▲廣▼珠 ▲曾▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huawei Technologies Co Ltd
Original Assignee
Huawei Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huawei Technologies Co Ltd filed Critical Huawei Technologies Co Ltd
Publication of JP2017514401A publication Critical patent/JP2017514401A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6338229B2 publication Critical patent/JP6338229B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/16Discovering, processing access restriction or access information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/2866Architectures; Arrangements
    • H04L67/30Profiles
    • H04L67/306User profiles
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/50Network services
    • H04L67/51Discovery or management thereof, e.g. service location protocol [SLP] or web services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/50Network services
    • H04L67/54Presence management, e.g. monitoring or registration for receipt of user log-on information, or the connection status of the users
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/20Services signaling; Auxiliary data signalling, i.e. transmitting data via a non-traffic channel
    • H04W4/23Services signaling; Auxiliary data signalling, i.e. transmitting data via a non-traffic channel for mobile advertising
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/70Services for machine-to-machine communication [M2M] or machine type communication [MTC]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/14Direct-mode setup
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/005Discovery of network devices, e.g. terminals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、通信の分野に関し、特に、D2D(Device-to-Device)通信発見方法、装置およびシステムに関する。
D2D通信は、ネットワークを用いて転送することなくデータ交換またはサービスを直接行う技術である。例えば、端末のBluetooth(登録商標)モジュールをスキャンのために常に有効にすることができ、または、Bluetoothがサポートする伝送距離が満たされた場合、ユーザは、スキャンされたピア側のBluetoothとの接続を確立するために、ローカル側のBluetoothモジュールを手動で有効にする。ユーザは、Bluetoothを用いて伝送すべきデータを選択することができ、ローカル側とピア側との間で、Bluetoothを用いてデータ伝送を行うことができる。このようにして、D2D発見およびデータ伝送の処理が完了する。
LTE(Long Term Evolution)セルラネットワークは、ユーザ機器A(UE A)、ユーザ機器B(UE B)、UE Aが属するProSe A server、UE Bが属するProSe Server B、UE Aが属するGMLC(Gateway Mobile Location Center)A、およびUE Bが属するGMLC Bを含んでもよい。先行技術では、D2D通信をLTEセルラネットワーク内で確立するステップを含むことがある。(1)UE AはUE Aが属するProSe server Aに登録し、ProSe server AはProSe識別子AおよびUE Aのアプリケーション識別子Aを取得し、UE BはUE Bが属するProSe server Bに登録し、ProSe server BはProSe識別子BおよびUE Bのアプリケーション識別子Bを取得する。(2)GMLC AはUE Aの位置情報を更新し、GMLC BはUE Bの位置情報を更新し、ProSe server AはUE Aの位置情報をGMLC Aから取得することができ、ProSe server BはUE Bの位置情報をGMLC Bから取得することができ、ProSe server AはUE Bの位置情報をProSe server Bから取得することができ、ProSe server BはUE Aの位置情報をProSe server Aから取得することができる。(3)UE Aは、D2DのUE BとのペアリングをProSe server Aに要求する。例えば、ProSe server Aは、UE Aの位置情報およびUE Bの位置情報に応じてUE AとUE Bとの間の距離Dを算出し、距離Dがペアリング距離Sに合致しているかどうかを決定し、距離Dがペアリング距離Sに合致している場合、UE AがUE BとのD2D通信を行うことができることをUE Aに通知することができる。先行技術では、LTEセルラネットワーク内でのD2D通信の確立には以下の問題が存在しており、サードパーティのサーバを展開する必要があり、異なるオペレータのために、異なるProSe server用のメッセージインタフェースをさらに展開する必要があり、これは展開の困難さを増大させる。さらに、コアネットワーク、アクセスネットワークまたはユーザ機器などのネットワーク要素は測位をサポートする必要があり、ネットワークシグナリングのオーバーヘッドは高く、セルラネットワークの負荷を増大させる。また、多様な測位方式が不足している。現在、測位精度が比較的高い方式、すなわち、OTDOA(Observed Time Difference of Arrival)をLTEセルラネットワーク内で使用することができるが、測位精度は、GPS(Global Positioning System)などの方式よりもはるかに低い。
本発明の実施態様は、D2D通信発見をアプリケーション層で自動的に実施することができ、これによりネットワークシグナリングのオーバーヘッドを低減し、かつD2D通信のヒット率を向上させる、D2D通信発見方法、装置およびシステムを提供する。
本願の実施態様の第1の態様で提供されるD2D通信発見方法は、
第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報をアプリケーション層で取得するステップと、
第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報に応じて第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離を算出するステップと、
第1ユーザ機器と第2ユーザ機器とがD2D通信リンクを確立するように、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離に応じてD2Dリンク確立命令を第1ユーザ機器へ送信するステップとを含む。
第2の態様によれば、本発明の一実施態様で提供されるD2D通信発見装置は、
第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報を取得するように構成された位置情報取得部と、
位置情報取得部によって取得された第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報に応じて第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離を算出するように構成された算出部と、
第1ユーザ機器と第2ユーザ機器とがD2D通信リンクを確立するように、算出部によって算出された第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離に応じてD2Dリンク確立命令を第1ユーザ機器へ送信するように構成された送信部とを含む。
第3の態様によれば、本発明の一実施態様で提供されるユーザ機器は、第2の態様、第2の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、第3の可能な実施態様、第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様または第8の可能な実施態様のうちいずれか1つによる装置を含む。
第4の態様によれば、本発明の一実施態様で提供されるアプリケーションサーバは、第2の態様、第2の態様の第1の可能な実施態様、第4の可能な実施態様、第5の可能な実施態様、第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様または第8の可能な実施態様のうちいずれか1つによる装置を含む。
第5の態様によれば、本発明の一実施態様で提供されるD2D通信発見システムは、第3の態様によるユーザ機器と、第4の態様のアプリケーションサーバとを含む。
本発明の実施態様の実施には以下の有益な効果がある。
本発明の実施態様によれば、D2D通信発見をアプリケーション層で自動的に実施することができ、ここで、アプリケーション層は、コンピュータ・ネットワーク・アーキテクチャOSIの第7層であり、アプリケーション層デバイスは、例えばアプリケーションサーバまたはユーザ機器である。具体的には、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離が第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報に応じて算出され、D2Dリンク確立命令が第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離に応じて第1ユーザ機器へ送信され、そして、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器とがD2D通信リンクを確立するように、第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報をアプリケーション層で取得することができる。本発明の実施態様によれば、アプリケーションサーバおよびユーザ機器によってD2D通信発見を実施することができ、または、別のデバイスまたは追加のインタフェースを展開することなく、2つのユーザ機器によってD2D通信発見を実施することができ、これは、ネットワークシグナリングのオーバーヘッドを低減し、かつ消費電力を低減する。さらに、ユーザ機器の位置情報はアプリケーション層で取得され、例えば、位置情報は、GPS測位、セル測位またはクラウド測位などの複数の方式のうちの1つまたはこれらの組み合わせで取得されてもよい。測位精度を改善し、ネットワーク性能を最適化することができる複数の測位方式がサポートされる。
本発明の実施形態における技術的解決法を、より明確に説明するために、本実施形態を説明するために必要な添付の図面を、以下に簡単に紹介する。当然ながら、以下の説明における添付の図面は、いくつかの本発明の実施形態を示しているに過ぎず、当業者は、依然として、想像的な労力なしに、これらの添付の図面からその他の図面を導き出すことができる。
本発明の第1の実施形態によるD2D通信発見方法のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるD2D通信発見方法のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態によるD2D通信発見方法のフローチャートである。 本発明の第4の実施形態によるD2D通信発見方法のフローチャートである。 本発明の第5の実施形態によるD2D通信発見方法のフローチャートである。 本発明の第6の実施形態によるD2D通信発見方法のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態によるD2D通信発見装置の構成図である。 本発明の一実施形態によるアプリケーションサーバの構成図である。 本発明の第2の実施形態によるD2D通信発見装置の構成図である。 本発明の一実施形態によるユーザ機器の構成図である。 本発明の第1の実施形態によるD2D通信発見システムの概略図である。 本発明の第2の実施形態によるD2D通信発見システムの概略図である。 本発明の第3の実施形態によるD2D通信発見システムの概略図である。 本発明の第4の実施形態によるD2D通信発見システムの概略図である。 本発明の第5の実施形態によるD2D通信発見システムの概略図である。
本発明の解決すべき技術的問題、技術的解決策および利点をより明確にし、かつ、より理解することができるように、添付の図面および実施形態を参照して、以下に本発明を詳細にさらに説明する。
本発明の実施形態における添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決法を、以下に明確に説明する。当然ながら、記載の実施形態は、本発明の実施形態の全てではなく、その一部に過ぎない。創造的な労力なしに本発明の実施形態に基づいて当業者が得るその他の全ての実施形態は、本発明の保護範囲内にあるものとする。
本発明の実施形態では、第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報をアプリケーション層で取得することができ、ここで、アプリケーション層はコンピュータ・ネットワーク・アーキテクチャOSI(Open Systems Interconnection)の第7層である。OSIの第1層から第7層はそれぞれ、物理層、データリンク層、ネットワーク層、トランスポート層、セッション層、プレゼンテーション層、およびアプリケーション層である。アプリケーション層デバイスは、アプリケーションサーバまたはユーザ機器を含んでもよく、ここで、アプリケーションサーバは、ユーザ機器内のアプリケーションが属するサーバ、例えば、インスタントメッセージ用アプリケーションに対応するアプリケーションサーバである。本発明の実施形態におけるネットワーク要素、例えば、アプリケーションサーバまたはユーザ機器は、D2D通信をサポートすることができる。例えば、セルラネットワーク内のネットワーク要素のために、ユーザ機器UEはD2D通信能力を有する必要があり、例えば、GPS測位をサポートする機能モジュールを有する必要がある。非セルラネットワークなどのアドホックネットワーク内のネットワーク要素のために、UEは、D2D通信をサポートする能力を有する必要があり、例えば、WiFi(Wireless Fidelity,無線ローカルエリアネットワーク)およびBluetoothをサポートする機能モジュール、および有線ネットワークをサポートするポートを有する必要がある。
本発明の実施形態によれば、アプリケーションサーバおよびユーザ機器によってD2D通信発見を実施することができ、または、2つのユーザ機器によってD2D通信発見を実施することができる。
先行技術では、D2D通信を2つのユーザ機器間で実施する場合、例えば、Bluetooth通信を2つの携帯電話間で実施する場合、特定のステップは、端末のBluetoothモジュールをスキャンのために常に有効にすることができ、または、Bluetoothがサポートする伝送距離が満たされた場合に、ユーザが、スキャンされたピア側のBluetoothとの接続を確立するために、ローカル側のBluetoothモジュールを手動で有効にし、ユーザが、Bluetoothを用いて伝送すべきデータを選択することができ、ローカル側とピア側との間で、Bluetoothを用いてデータ伝送を行うことができることである。このようにして、D2D発見およびデータ伝送の処理が完了するが、手動でBluetoothモジュールを有効にし、かつピア側のBluetoothに接続するように選択することが必要とされる。Bluetoothモジュールがスキャンのために常に有効である場合、D2D通信発見のヒット率は低く、ユーザ機器の電力は消費される。
さらに、先行技術では、アプリケーションプログラムへのログインによって、文書、音声、または映像などのファイルを、無線ネットワークを用いてコンピュータと携帯電話との間で送信することができ、コンピュータと携帯電話との間で有線接続を確立する必要はないが、コンピュータをネットワークに接続する必要があり、携帯電話をネットワークに接続する必要がある。先行技術では、送信すべきデータはネットワークを用いてサーバへ伝送され、その後、2つのデバイス間で直接受信されるかまたは送信される代わりに、サーバによって転送される。例えば、ユーザがコンピュータ内のアプリケーション1を開始した後、ユーザは、2つのデバイス間の通信用のウィンドウを開くために「自分のモバイル機器に送信」のオプションを選択し、その後、伝送すべきデータ、すなわち文書1をウィンドウ内で追加し、コンピュータは、文書1をアプリケーション1のサーバにアップロードし、サーバはその後、携帯電話がコンピュータが送信した文書を受信することができ、ユーザが携帯電話内でアプリケーション1を開始して、文書1を受信するために手動でクリックすることができるように、文書1を携帯電話へ転送する。この解決策によれば、サーバは、メッセージ内容の転送を行う必要がなく、その代わりに、メッセージ内容の送受信が2つのユーザ機器間で直接実施され、手動を介することなくD2D通信発見の処理が自動的に実施される。
本発明の実施形態によれば、D2D通信発見を、アプリケーション層で自動的に実施することができる。具体的には、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離が第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報に応じて算出され、D2Dリンク確立命令が第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離に応じて第1ユーザ機器へ送信され、そして、ネットワークシグナリングのオーバーヘッドを低減し、かつ消費電力を低減する別のデバイスまたは追加のインタフェースを展開することなく、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器がD2D通信リンクを確立するように、第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報をアプリケーション層で取得することができる。さらに、ユーザ機器の位置情報はアプリケーション層で取得され、例えば、位置情報は、GPS測位、セル測位またはクラウド測位などの複数の方式のうちの1つまたはこれらの組み合わせで取得されてもよい。測位精度を改善し、ネットワーク性能を最適化することができる複数の測位方式がサポートされる。
図1から図6を参照して、本発明の実施形態で提供されるD2D通信発見方法を以下に詳細に説明する。
図1を参照して、図1は、本発明の第1の実施形態によるD2D通信発見方法のフローチャートである。図1に示すように、本実施形態で提供されるD2D通信発見方法はS101からS103を含む。
S101:アプリケーション層で、第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報を取得する。
任意の実施態様では、位置情報は、GPS測位、セル測位、クラウド測位およびOTDOA測位などの複数の方式のうちの1つまたはこれらの組み合わせで取得されてもよい。特定の実装では、セルラネットワーク内のネットワーク要素のために、ユーザ機器UEはD2D通信能力を有する必要があり、例えば、ユーザ機器は、GPS測位およびOTDOA測位をサポートする機能モジュールを有する必要がある。非セルラネットワークなどのアドホックネットワーク内のネットワーク要素のために、UEは、D2D通信をサポートする能力を有する必要があり、例えば、WiFiおよびBluetoothをサポートする機能モジュール、および有線ネットワークをサポートするポートを有する必要がある。
特定の実装では、位置情報は、ユーザ機器のネットワークIPアドレス、およびユーザ機器の位置の緯度および経度を含んでもよく、または、アプリケーションのアカウントの登録アドレス、ユーザ機器のアクセス経路などに応じて決定される一情報であってもよい。
本発明のこの実施形態は、少なくとも2つのユーザ機器を有することができる。具体的には、2つのユーザ機器間でD2D通信を行うことができ、いずれか一方を第1ユーザ機器とし、他方を第2ユーザ機器としてもよい。
本発明のこの実施形態の実行体がユーザ機器であり、さらに、第1ユーザ機器が実行体として設定される場合、位置情報を取得するステップを以下の3つの方式のうちの1つで、または別の実施態様で実施することができるが、これは、本発明のこの実施形態によって具体的に限定されない。3つの方式はそれぞれ以下の通りである。方式1:第2ユーザ機器は、第2ユーザ機器の位置情報を第1ユーザ機器へ積極的に報告する。方式2:第1ユーザ機器は位置問い合わせ要求を第2ユーザ機器へ送信し、第2ユーザ機器は、第2ユーザ機器の位置情報を位置問い合わせ要求に応じて第1ユーザ機器へ送信する。方式3:第1ユーザ機器は、第2ユーザ機器の位置情報の取得をアプリケーションサーバに要求し、ここで、アプリケーションサーバは、第2ユーザ機器の位置情報を予め取得する。本発明のこの実施形態の実行体がアプリケーションサーバである場合、位置情報を取得するステップを以下の2つの方式のうちの1つで、または別の実施態様で実施することができるが、これは、本発明のこの実施形態によって具体的に限定されない。2つの方式はそれぞれ以下の通りである。方式1:アプリケーションサーバは、位置問い合わせ要求を第1ユーザ機器および第2ユーザ機器へ送信してもよく、第1ユーザ機器は第1ユーザ機器の位置情報をアプリケーションサーバへ送信し、第2ユーザ機器は第2ユーザ機器の位置情報をアプリケーションサーバへ送信する。方式2:第1ユーザ機器は第1ユーザ機器の位置情報をアプリケーションサーバへ積極的に送信し、第2ユーザ機器は第2ユーザ機器の位置情報をアプリケーションサーバへ積極的に送信する。
S102:第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離を、第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報に応じて算出する。
任意の実施態様では、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離を第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報に応じて算出することができる。例えば、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の相対距離(例えば、5メートルまたは4メートル)を、第1ユーザ機器の緯度および経度と第2ユーザ機器の緯度および経度とに応じて算出することができる。このステップは、アプリケーションサーバまたはユーザ機器が実行してもよく、特定の実行処理のために、図2および図3を参照する。
S103:第1ユーザ機器および第2ユーザ機器がD2D通信リンクを確立するように、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離に応じてD2Dリンク確立命令を第1ユーザ機器へ送信する。
任意の実施態様では、D2Dリンク確立命令は、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離に応じて第1ユーザ機器へ送信され、さらに、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報を取得することもでき、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報を取得することもできる。具体的には、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に合致しているかどうかを決定することができる。
D2D通信能力に関する情報は、D2D伝送方式およびD2D伝送方式の許容伝送距離を含むが、これらに限定されない。D2D通信能力に関する情報は、D2D伝送方式の優先度、D2D伝送方式の伝送速度などをさらに含んでもよいが、本発明のこの実施形態によって具体的に限定されない。具体的には、D2D通信能力に関する情報は以下の表の一例に示されており、ここで、D2D伝送方式は例えば、Bluetooth、WiFiまたはセルラネットワークであり、以下の表におけるD2D伝送方式の伝送速度はD2D伝送方式の最大伝送速度であり、D2D伝送方式の優先度は、3つのレベル、すなわち0から2に設定されてもよく、ここで、より高いレベルはD2D伝送方式のより高い選択優先度を示す。
Figure 0006338229
具体的には、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に合致していると決定するステップは、具体的には、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートするD2D伝送方式の許容伝送距離以下であると決定するステップであってもよい。例えば、ステップS102では、計算によって第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離が5メートルであることが得られ、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関して取得された情報と、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関して取得された情報とに応じて、第1ユーザ機器がBluetooth3.0をサポートし、かつ第2ユーザ機器がBluetooth3.0をサポートしていると決定される。また、Bluetooth3.0の許容伝送距離が10メートルで、かつ5メートルが10メートル未満である場合に、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に合致していると決定し、かつ、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器のD2D伝送方式がBluetoothであると決定することができる。その後、D2Dリンク確立命令が第1ユーザ機器へ送信され、ここで、D2Dリンク命令は、決定されたD2D伝送方式、すなわちBluetoothを含み、これにより、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器は、D2Dリンク命令に応じてD2D通信リンクを確立する。
さらに必要に応じて、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることができ、かつ上述の距離条件に合致するD2D伝送方式のうち、最も優先度の高いD2D伝送方式を決定することができるため、第1ユーザ機器に送信され、かつ第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報は、具体的には、決定された最も優先度の高いD2D伝送方式に関する情報を含んでもよい。
特定の実装では、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることができ、かつ上述の距離条件に合致する複数のD2D伝送方式が存在する場合、複数のD2D伝送方式の優先度を比較してもよく、最も優先度の高いD2D伝送方式が対象伝送方式として決定されるため、第1ユーザ機器に送信され、かつ第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報は、具体的には、決定された最も優先度の高いD2D伝送方式に関する情報を含んでもよい。
さらに必要に応じて、対象D2D伝送方式をサービスデータのデータ量およびD2D伝送方式の伝送速度に応じて決定してもよく、ここで、第1ユーザ機器に送信され、かつ第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報は、具体的には、決定された対象D2D伝送方式に関する情報を含む。
特定の実装では、サービス要求を受信する場合、サービス要求はサービスデータのデータ量を含んでもよい。第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートでき、かつ上述の距離条件に合致する複数のD2D伝送方式が存在する場合、サービスデータのデータ量および複数のD2D伝送方式の伝送速度に応じて、具体的には、サービスデータのデータ量および伝送速度に応じてタスクの実行時間を算出することができ、タスクの実行時間が最も短いD2D伝送方式が対象伝送方式として決定され、これにより、第1ユーザ機器へ送信されたD2Dリンクアクセス命令が決定された対象伝送方式を含むことができる。
本発明のこの実施形態は、アプリケーション層でD2D通信発見を自動的に実施することができるD2D通信発見方法を提供し、ここで、アプリケーション層デバイスは、例えばアプリケーションサーバまたはユーザ機器である。具体的には、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離が第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報に応じて算出され、D2Dリンク確立命令が第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離に応じて第1ユーザ機器へ送信され、そして、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器がD2D通信リンクを確立するように、第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報をアプリケーション層で取得することができる。本発明のこの実施形態によれば、アプリケーションサーバおよびユーザ機器によってD2D通信発見を実施することができ、または、ネットワークシグナリングのオーバーヘッドを低減し、かつ消費電力を低減する別のデバイスまたは追加のインタフェースを展開することなく、2つのユーザ機器によってD2D通信発見を実施することができる。さらに、ユーザ機器の位置情報はアプリケーション層で取得され、例えば、位置情報は、GPS測位、セル測位またはクラウド測位などの複数の方式のうちの1つまたはこれらの組み合わせで取得されてもよい。測位精度を改善し、ネットワーク性能を最適化することができる複数の測位方式がサポートされる。
上述の提供された実施態様では、位置情報を取得するステップは、アプリケーション層で完了するが、具体的にはアプリケーションサーバまたはユーザ機器上で実施されてもよく、ユーザ機器間の距離は、アプリケーションサーバまたはユーザ機器上に実装されてもよい。異なる実行体または異なる処理に基づいて、図4、図5および図6はそれぞれ、シグナリングフローチャートを提供している。以下では、説明のために図4のみを一例として使用して、その他の内容については本明細書では再び説明しない。
図4を参照して、図4は、本発明によるD2D通信発見方法のシグナリングフローチャートである。特定の実施形態を図4に示す。本実施形態で提供されるD2D通信発見方法はS401からS409を含む。
S401:第1ユーザ機器は第1ユーザ機器の位置情報を取得する。
S402:第1ユーザ機器は第2ユーザ機器が送信した第2ユーザ機器の位置情報を受信する。
任意の実施態様では、第1ユーザ機器は位置問い合わせ要求を第2ユーザ機器へ送信してもよく、第2ユーザ機器は、第2ユーザ機器の位置情報を位置問い合わせ要求に応じて第1ユーザ機器へ送信する。さらに、第2ユーザ機器は、第2ユーザ機器の位置情報を第1ユーザ機器へ積極的に報告してもよい。さらに必要に応じて、位置情報は、GPS測位、セル測位、クラウド測位またはOTDOA測位などの複数の方式のうちの1つまたはこれらの組み合わせで取得されてもよい。
S403:第1ユーザ機器は、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離を、第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報に応じて算出する。
S404:第1ユーザ機器は、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離が予め設定された閾値以下であると決定する。
任意の実施態様では、第1ユーザ機器は、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離が予め設定された閾値以下であると決定し、ここで、予め設定された閾値は、予め設定された編集可能な距離値、例えば、10m、50mまたは100mであってもよく、さらに、予め設定された閾値はD2D伝送方式に対応していてもよく、例えば、Bluetoothに対応する予め設定された閾値は10mであり、Wi-Fiに対応する予め設定された閾値は600mである。
S405:第1ユーザ機器は、第2ユーザ機器の識別子および第2ユーザ機器の位置情報をアプリケーションサーバへ送信する。
任意の実施態様では、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離が予め設定された閾値以下であると決定した後、第1ユーザ機器は、第2ユーザ機器の識別子および第2ユーザ機器の位置情報をアプリケーションサーバへ送信する。
S406:アプリケーションサーバは、第2ユーザ機器の識別子および第2ユーザ機器の位置情報に応じて、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報を取得する。
任意の実施態様では、第2ユーザ機器は、第2ユーザ機器の位置および第2ユーザ機器の識別子に応じて、能力情報問い合わせ要求を第2ユーザ機器へ送信することができ、これにより、第2ユーザ機器は、能力情報問い合わせ要求に応じて、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報をアプリケーションサーバへ送信することができる。さらに必要に応じて、アプリケーションサーバはまた、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報をD2Dサーバから取得することができ、ここで、D2Dサーバは、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報を第2ユーザ機器から予め取得し、第2ユーザ機器の識別子に応じて情報を記憶する。
S407:アプリケーションサーバは、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報を第1ユーザ機器から取得する。
任意の実施態様では、D2D通信能力に関する情報を取得するステップを、以下の3つの方式のうちの1つで、または別の実施態様で実施することができる。方式1:アプリケーションサーバは、能力情報問い合わせ要求を第1ユーザ機器へ送信してもよく、第1ユーザ機器は、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報をアプリケーションサーバへ送信する。方式2:第1ユーザ機器は、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報をアプリケーションサーバへ積極的に送信する。方式3:アプリケーションサーバはまた、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報をD2Dサーバから取得することができ、ここで、D2Dサーバは、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報を第1ユーザ機器から予め取得し、第1ユーザ機器の識別子に応じて情報を記憶する。
S408:アプリケーションサーバは、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に合致しているかどうかを決定する。
任意の実施態様では、D2D通信能力に関する情報は、D2D伝送方式およびD2D伝送方式の許容伝送距離を含むが、これらに限定されない。D2D通信能力に関する情報は、D2D伝送方式の優先度、D2D伝送方式の伝送速度などをさらに含んでもよいが、本発明のこの実施形態によって具体的に限定されない。具体的には、アプリケーションサーバは、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートするD2D伝送方式の許容伝送距離以下であると決定する。
S409:アプリケーションサーバは、第2ユーザ機器の識別子と、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報とを第1ユーザ機器へ送信する。
任意の実施態様では、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に合致していると決定した後、アプリケーションサーバは、第2ユーザ機器の識別子と第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報とを第1ユーザ機器へ送信し、これにより、アプリケーションサーバが送信した第2ユーザ機器の識別子と第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報とを受信した後、第1ユーザ機器は、第2ユーザ機器とのD2Dリンクを確立する。第1ユーザ機器は、第2ユーザ機器とのD2D通信を積極的に確立してもよく、または、タスク要求を受信した場合に第2ユーザ機器とのD2D通信を確立してもよく、あるいは、第2ユーザ機器が第1ユーザ機器へのD2D通信確立要求を開始することができるように、第1ユーザ機器の識別子と第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報とを第2ユーザ機器へ送信してもよい。
本発明のこの実施形態によれば、D2D通信発見方法はアプリケーション層で実施され、D2D通信発見はユーザ機器およびアプリケーションサーバによって行われ、これにより、ネットワークシグナリングのオーバーヘッドを低減し、かつ消費電力を低減する別のデバイスまたは追加のインタフェースを展開することなく、D2D通信を第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間で実施することができる。さらに、ユーザ機器の位置情報は、ユーザ機器によってアプリケーション層で取得され、例えば、位置情報は、GPS測位、セル測位またはクラウド測位などの複数の方式のうちの1つまたはこれらの組み合わせで取得されてもよい。測位精度を改善し、ネットワーク性能を最適化することができる複数の測位方式がサポートされる。
好ましくは、任意の実施態様である図6に示す実施態様では、アプリケーションサーバは、第2ユーザ機器の位置および第2ユーザ機器の識別子に応じて第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報を取得することができる。さらに、D2D通信能力に関する情報を取得するステップを、以下の4つの方式のうちの1つで、または別の実施態様で実施することができるが、これは、本発明のこの実施形態によって具体的に限定されない。4つの方式は、それぞれ以下の通りである。
方式1:アプリケーションサーバは能力情報問い合わせ要求を第2ユーザ機器へ送信してもよく、第2ユーザ機器は第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報をアプリケーションサーバへ送信してもよい。
方式2:第2ユーザ機器は、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報をアプリケーションサーバへ積極的に送信する。
方式3:第1ユーザ機器のアプリケーションが属するアプリケーションサーバと、第2ユーザ機器のアプリケーションが属するアプリケーションサーバとが同一のアプリケーションサーバである場合、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報は、第2ユーザ機器の識別子に応じてローカルメモリから直接発見される。
方式4:第1ユーザ機器のアプリケーションが属するアプリケーションサーバが第1アプリケーションサーバであり、第2ユーザ機器のアプリケーションが属するアプリケーションサーバが第2アプリケーションサーバである場合、第1アプリケーションサーバは第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報を第2アプリケーションサーバから取得し、ここで、第2アプリケーションサーバは、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報を第2ユーザ機器から予め取得する。
図6に示す実施態様では、1つのD2Dサーバが含まれてもよく、すなわち、第1ユーザ機器が属するD2Dサーバおよび第2ユーザ機器が属するD2Dサーバは同一のアプリケーションサーバであり、2つのD2Dサーバが含まれてもよく、すなわち、第1ユーザ機器が属するD2Dサーバは第1D2Dサーバであり、第2ユーザ機器が属するD2Dサーバは第2D2Dサーバである。例えば、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方は、同一の通信事業者のセルラネットワーク内のD2Dサーバにアクセスし、BluetoothまたはWi-FiなどのD2D伝送方式のために、D2Dサーバは、D2D通信を行うユーザ機器がアクセスすることができる任意のホストまたは任意のネットワーク要素内に展開されてもよく、例えば、無線ルータ内に展開されてもよい。具体的には、ユーザ機器は、例えば、WiFiまたはネットワークケーブルによって無線ルータにアクセスするデスクトップ・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、タブレットまたはスマートフォンなどのユーザ機器であり、ユーザ機器は、アダプタにインストールされた無線ネットワークインタフェースカードなどの、D2D通信能力をサポートする機能モジュールを有する必要がある。
さらに、2つのD2Dサーバが含まれる場合、D2Dサーバのアドレスを、同報情報、オペレータが提供する通信パラメータ、ネットワークインタフェースカードの加入データ、または通信プロトコルに応じて取得することができる。第1D2Dサーバは、第1D2Dサーバが、D2Dリンクパラメータを決定するために第2D2Dサーバとの双方向通信を行うことができるように、第2D2Dサーバのアドレスを取得することができる。第1ユーザ機器は、D2Dリンクパラメータ、第2ユーザ機器の識別子、および第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に応じて、第2ユーザ機器とのD2Dリンクを確立する。
任意の実施態様では、第1ユーザ機器は、D2Dリンクパラメータに応じて第2ユーザ機器との接続を確立し、かつ、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報を用いて第2ユーザ機器とのD2Dリンクを確立することができる。
本発明のこの実施形態は、D2D通信発見方法を提供する。第1ユーザ機器は、第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報を個別に取得することができ、これにより、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離を第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報に応じて算出することができ、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は予め設定された閾値以下であると決定するステップの後に、第1ユーザ機器は、第2ユーザ機器の識別子および第2ユーザ機器の位置情報をアプリケーションサーバへ送信し、さらに、アプリケーションサーバは、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報と第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報とを個別に取得し、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に合致していると決定し、第2ユーザ機器の識別子と、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報とを第1ユーザ機器へ送信することができる。さらに、D2DリンクパラメータはD2Dサーバからさらに取得されてもよく、その後、第1ユーザ機器は、D2Dリンクパラメータと、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報とに応じて、第2ユーザ機器とのD2D通信を確立することができ、ネットワークを最適化し、リンクの干渉を低減する。 本発明のこの実施形態によれば、D2D通信発見方法はアプリケーション層で実施され、D2D通信発見はユーザ機器およびアプリケーションサーバによって行われ、これにより、D2D通信を第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間で実施することができ、ネットワークシグナリングのオーバーヘッドを低減し、かつ消費電力を低減する。さらに、ユーザ機器の位置情報は、ユーザ機器によってアプリケーション層で取得され、例えば、位置情報は、GPS測位、セル測位またはクラウド測位などの複数の方式のうちの1つまたはこれらの組み合わせで取得されてもよい。測位精度を改善し、ネットワーク性能を最適化することができる複数の測位方式がサポートされる。
図7および図9を参照して、本発明の一実施形態で提供されるD2D通信発見装置を以下に詳細に説明する。
図7を参照して、図7は、本発明の第1の実施形態によるD2D通信発見装置の概略構成図である。なお、図7に示すD2D通信発見装置は、図1または図2に示す本発明の実施形態における方法を実行するように構成される。説明を簡単にするために、本発明のこの実施形態に関連する部分のみを示す。特定の技術的詳細については本明細書では開示せず、図1または図2に示す本発明の実施形態を参照する。
さらに必要に応じて、本発明のこの実施形態で提供されるD2D通信発見装置はユーザ機器であってもよく、ここで、ユーザ機器は、モバイルユーザ機器、PC、グローバル通信に役立つデバイス、または別の型のユーザ機器であってもよく、ユーザ機器の特定の実施形態は限定されない。
本発明のこの実施形態は、少なくとも2つのユーザ機器を有することができる。具体的には、2つのユーザ機器間でD2D通信を行うことができ、いずれか一方を第1ユーザ機器とし、他方を第2ユーザ機器としてもよい。さらに必要に応じて、本発明のこの実施形態におけるD2D通信発見装置は第1ユーザ機器であってもよく、または、第2ユーザ機器であってもよく、これは、本発明のこの実施形態によって具体的に限定されない。
具体的には、図7に示す装置が第1ユーザ機器であると仮定して以下に説明する。
図7に示すように、装置は、位置情報取得部701、算出部702および送信部703を含んでもよい。
位置情報取得部701は、第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報を取得するように構成される。
任意の実施態様では、位置情報は、GPS測位、セル測位、クラウド測位およびOTDOA測位などの複数の方式のうちの1つまたはこれらの組み合わせで取得されてもよい。特定の実装では、セルラネットワーク内のネットワーク要素のために、ユーザ機器UEはD2D通信能力を有する必要があり、例えば、ユーザ機器は、GPS測位およびOTDOA測位をサポートする機能モジュールを有する必要がある。非セルラネットワークなどのアドホックネットワーク内のネットワーク要素のために、UEは、D2D通信をサポートする能力を有する必要があり、例えば、WiFiおよびBluetoothをサポートする機能モジュール、および有線ネットワークをサポートするポートを有する必要がある。
特定の実装では、位置情報は、ユーザ機器のネットワークIPアドレス、およびユーザ機器の位置の緯度および経度を含んでもよく、または、アプリケーションのアカウントの登録アドレス、ユーザ機器のアクセス経路などに応じて決定される一情報であってもよい。
さらに、位置情報を取得するステップを、以下の3つの方式のうちの1つで、または別の実施態様で実施することができるが、これは、本発明のこの実施形態によって具体的に限定されない。3つの方式はそれぞれ以下の通りである。方式1:第2ユーザ機器は、第2ユーザ機器の位置情報を第1ユーザ機器へ積極的に報告する。方式2:第1ユーザ機器は位置問い合わせ要求を第2ユーザ機器へ送信し、第2ユーザ機器は、第2ユーザ機器の位置情報を位置問い合わせ要求に応じて第1ユーザ機器へ送信する。方式3:第1ユーザ機器は、第2ユーザ機器の位置情報の取得をアプリケーションサーバに要求し、ここで、アプリケーションサーバは、第2ユーザ機器の位置情報を予め取得する。
算出部702は、位置情報取得部701が取得した第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報に応じて、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離を算出するように構成される。
任意の実施態様では、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離を第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報に応じて算出することができる。例えば、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の相対距離(例えば、5メートルまたは4メートル)を、第1ユーザ機器の緯度および経度と第2ユーザ機器の緯度および経度とに応じて算出することができる。
送信部703は、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器がD2D通信リンクを確立するように、算出部702が算出した第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離に応じて、D2Dリンク確立命令を第1ユーザ機器へ送信するように構成される。
さらに必要に応じて、本発明のこの実施形態で提供されるD2D通信発見装置は、能力情報取得部704および能力情報決定部705をさらに含んでもよい。
能力情報取得部704は、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報と、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報とを取得するようにさらに構成される。
能力情報決定部705は、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に合致していると決定するように構成される。
任意の実施態様では、能力情報取得部704は、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報を第2ユーザ機器から直接取得してもよい。さらに必要に応じて、能力情報取得部704はまた、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報をアプリケーションサーバから取得することができ、ここで、アプリケーションサーバは、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報を第2ユーザ機器から予め取得し、第2ユーザ機器の識別子に応じて情報を記憶する。さらに必要に応じて、能力情報取得部704はまた、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報をD2Dサーバから取得することができ、ここで、D2Dサーバは、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報を第2ユーザ機器から予め取得し、第2ユーザ機器の識別子に応じて情報を記憶する。
D2D通信能力に関する情報は、D2D伝送方式またはD2D伝送方式の許容伝送距離を含むが、これらに限定されない。D2D通信能力に関する情報は、D2D伝送方式の優先度、D2D伝送方式の伝送速度などをさらに含んでもよいが、本発明のこの実施形態によって具体的に限定されない。具体的には、D2D通信能力に関する情報は以下の表の一例に示されており、ここで、D2D伝送方式は例えば、Bluetooth、WiFiまたはセルラネットワークであり、以下の表におけるD2D伝送方式の伝送速度はD2D伝送方式の最大伝送速度であり、D2D伝送方式の優先度は、3つのレベル、すなわち0から2に設定されてもよく、ここで、より高いレベルはD2D伝送方式のより高い選択優先度を示す。
Figure 0006338229
さらに必要に応じて、能力情報決定部705は、具体的には、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートするD2D伝送方式の許容伝送距離以下であると決定するように構成される。
特定の実装では、例えば、算出部702による計算によって第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離が5メートルであることが得られ、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関して取得された情報と、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関して取得された情報とに応じて、第1ユーザ機器がBluetooth3.0をサポートし、かつ第2ユーザ機器がBluetooth3.0をサポートしていると決定される。また、Bluetooth3.0の許容伝送距離が10メートルで、かつ5メートルが10メートル未満である場合に、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に合致していると決定し、かつ、第ユーザ機器および第2ユーザ機器のD2D伝送方式がBluetoothであると決定することができる。その後、D2Dリンク確立命令が第1ユーザ機器へ送信され、ここで、D2Dリンク命令は、決定されたD2D伝送方式、すなわちBluetoothを含み、これにより、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器は、D2Dリンク命令に応じてD2D通信リンクを確立する。
さらに必要に応じて、本発明のこの実施形態で提供されるD2D通信発見装置は、伝送方式決定部706をさらに含んでもよい。
伝送方式決定部706は、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることができ、かつ距離条件に合致しているD2D伝送方式のうち、最も優先度の高いD2D伝送方式を決定するように構成される。
送信部703が第1ユーザ機器へ送信し、かつ第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報は、具体的には、決定された最も優先度の高いD2D伝送方式に関する情報を含む。
特定の実装では、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることができ、かつ上述の距離条件に合致する複数のD2D伝送方式が存在する場合、複数のD2D伝送方式の優先度を比較してもよく、最も優先度の高いD2D伝送方式が対象伝送方式として決定されるため、第1ユーザ機器に送信され、かつ第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報は、具体的には、決定された最も優先度の高いD2D伝送方式に関する情報を含んでもよい。
さらに必要に応じて、伝送方式決定部706は、サービスデータのデータ量およびD2D伝送方式の伝送速度に応じて対象D2D伝送方式を決定するようにさらに構成される。
送信部703が第1ユーザ機器へ送信し、かつ第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報は、具体的には、決定された対象D2D伝送方式に関する情報を含む。
特定の実装では、サービス要求を受信する場合、サービス要求はサービスデータのデータ量を含んでもよい。第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートでき、かつ上述の距離条件に合致する複数のD2D伝送方式が存在する場合、サービスデータのデータ量および複数のD2D伝送方式の伝送速度に応じて、具体的には、サービスデータのデータ量および伝送速度に応じてタスクの実行時間を算出することができ、タスクの実行時間が最も短いD2D伝送方式が対象伝送方式として決定され、これにより、第1ユーザ機器へ送信されたD2Dリンクアクセス命令が決定された対象伝送方式を含むことができる。
さらに必要に応じて、本発明のこの実施形態で提供されるD2D通信発見装置は、D2D通信部707をさらに含んでもよい。
D2D通信部707は、D2D通信リンクを確立するように構成される。
特に、送信部703は、具体的には、第2ユーザ機器の識別子と、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報とをD2D通信部707へ送信するように構成される。
任意の実施態様では、能力情報決定部705が、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に合致していると決定する場合、送信部703は、第2ユーザ機器の識別子と、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報とを第1ユーザ機器内のD2D通信部707へ送信する。D2D通信部707は、D2D通信リンクを確立するように構成される。D2D通信部707は、第2ユーザ機器とのD2D通信を積極的に確立してもよく、または、タスク要求を受信した場合に第2ユーザ機器とのD2D通信を確立してもよく、あるいは、第2ユーザ機器が第1ユーザ機器へのD2D通信確立要求を開始することができるように、第1ユーザ機器の識別子と第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報とを第2ユーザ機器へ送信してもよい。
さらに必要に応じて、本発明のこの実施形態で提供されるD2D通信発見装置は、距離決定部708をさらに含んでもよい。
距離決定部708は、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離が、予め設定された閾値以下であると決定するように構成される。
送信部703は、第2ユーザ機器の識別子および第2ユーザ機器の位置情報をアプリケーションサーバへ送信するようにさらに構成される。
任意の実施態様では、距離決定部708は、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離が予め設定された閾値以下であると決定し、ここで、予め設定された閾値は、予め設定された編集可能な距離値、例えば、10m、50mまたは100mであってもよい。さらに、予め設定された閾値はD2D伝送方式に対応してもよく、例えば、Bluetoothに対応する予め設定された閾値は10mであり、WiFiに対応する予め設定された閾値は600mである。
さらに、距離決定部708が第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は予め設定された閾値以下であると決定した後に、送信部703は、第2ユーザ機器の識別子および第2ユーザ機器の位置情報をアプリケーションサーバへ送信し、これにより、アプリケーションサーバは、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報と第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報とを取得し、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に合致していると決定し、第2ユーザ機器の識別子と、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報とを第1ユーザ機器へ送信する。
上述の技術的解決策では、D2D通信発見装置が提供され、ここで、位置情報取得部は、第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報を取得してもよく、能力情報取得部は、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報と、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報とを取得してもよく、これにより、算出部は、第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報に応じて、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離を算出することができ、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に合致していると決定される場合、送信部は、第2ユーザ機器の識別子と、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報とを第1ユーザ機器内のD2D通信部へ送信し、その後、第1ユーザ機器は、第2ユーザ機器とのD2D通信を確立することができる。本発明のこの実施形態によれば、D2D通信発見方法は、アプリケーション層で実施され、ネットワークシグナリングのオーバーヘッドを低減し、かつ消費電力を低減する別のデバイスまたは追加のインタフェースを展開することなく、2つのユーザ機器の間でのみ実施される。さらに、ユーザ機器の位置情報はアプリケーション層で取得され、例えば、位置情報は、GPS測位、セル測位またはクラウド測位などの複数の方式のうちの1つまたはこれらの組み合わせで取得されてもよい。測位精度を改善し、ネットワーク性能を最適化することができる複数の測位方式がサポートされる。
なお、本発明のこの実施形態における送信部は、ユーザ機器の送信機であってもよく、さらに、受信部および送信部はまた、ユーザ機器の送受信機を形成するように一体化されてもよい。位置情報取得部および算出部は、個別に配置されたプロセッサであってもよく、または、ユーザ機器の特定のプロセッサに統合して実装されてもよく、あるいは、プログラムコードの形式でユーザ機器のメモリに記憶され、上述の追跡タスク作成部の機能を実行するためにユーザ機器のプロセッサによって呼び出されてもよい。能力情報取得部、能力情報決定部、D2D通信部、距離決定部または伝送方式決定部は、算出部と同様に実装され、位置情報取得部および算出部と一体化されてもよく、または、個別に実装されてもよい。本明細書に記載のプロセッサは、中央処理装置、または、特定用途向け集積回路、あるいは本発明のこの実施形態を実施するように構成された1つ以上の集積回路であってもよい。
図8を参照して、図8は、本発明の一実施形態によるユーザ機器の概略構成図である。本発明のこの実施形態で提供されるユーザ機器は、図2に示す方法に対応しており、図2に示すD2D通信発見方法に基づく実行体である。さらに必要に応じて、本発明のこの実施形態で提供されるユーザ機器は、モバイルユーザ機器、PC、グローバル通信に役立つデバイス、または別の型のユーザ機器であってもよく、ユーザ機器の特定の実施形態は限定されない。特定の実施形態を図8に示す。本発明のこの実施形態におけるユーザ機器は、受信機801、送信機802、メモリ803およびプロセッサ804を含んでもよく、ここで、受信機801、送信機802およびメモリ803は全て、プロセッサ804と接続され、例えば、バスを用いて接続することができる。確かに、ユーザ機器は、アンテナまたは入出力装置などの汎用構成要素をさらに含んでもよいが、これは本発明のこの実施形態において限定されない。
受信機801および送信機802は、送受信機を形成するように一体化されてもよい。
メモリ803は、実行可能なプログラムコードを記憶するように構成され、ここで、プログラムコードはコンピュータ演算命令を含む。メモリ803は、高速RAMメモリを含んでもよく、不揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶装置をさらに含んでもよい。
プロセッサ804は、中央処理装置、または、特定用途向け集積回路、あるいは本発明のこの実施形態を実施するように構成された1つ以上の集積回路であってもよい。
メモリ803は1組のプログラムコードを記憶し、プロセッサ804は、以下の動作、
第1ユーザ機器の位置情報と第2ユーザ機器の位置情報とをアプリケーション層で取得するステップと、
第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報に応じて第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離を算出するステップと、
第1ユーザ機器および第2ユーザ機器がD2D通信リンクを確立するように、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離に応じて、送信機802を用いてD2Dリンク確立命令を第1ユーザ機器へ送信するステップと
を行うために、メモリ803に記憶されたプログラムコードを呼び出すように構成される。
任意の実施態様では、プロセッサ804は、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報を取得し、かつ第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報を取得するようにさらに構成され、
第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離に応じて、プロセッサ804が送信機802を用いてD2Dリンク確立命令を第1ユーザ機器へ送信するステップは、具体的には、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に合致していると決定された場合に、第2ユーザ機器の識別子と、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報とをプロセッサ804内のD2D通信部へ送信するステップを含む。
任意の実施態様では、プロセッサ804は、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離が予め設定された閾値以下であると決定し、第2ユーザ機器の識別子および第2ユーザ機器の位置情報をアプリケーションサーバへ送信するようにさらに構成される。
任意の実施態様では、D2D通信能力に関する情報は、D2D伝送方式およびD2D伝送方式の許容伝送距離を含み、
第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に合致しているとプロセッサ804によって決定するステップは、具体的には、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートするD2D伝送方式の許容伝送距離以下であると決定するステップを含む。
任意の実施態様では、D2D通信能力に関する情報はD2D伝送方式の優先度をさらに含み、
プロセッサ804は、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることができ、かつ距離条件に合致するD2D伝送方式のうち、最も優先度の高いD2D伝送方式を決定するようにさらに構成され、ここで、
プロセッサ804が送信機802を用いて第1ユーザ機器へ送信し、かつ第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報は、具体的には、決定された最も優先度の高いD2D伝送方式に関する情報を含む。
任意の実施態様では、D2D通信能力に関する情報はD2D伝送方式の伝送速度をさらに含み、
プロセッサ804は、サービスデータのデータ量およびD2D伝送方式の伝送速度に応じて対象D2D伝送方式を決定するようにさらに構成され、ここで、
プロセッサ804が送信機802を用いて第1ユーザ機器へ送信し、かつ第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報は、具体的には、決定された対象D2D伝送方式に関する情報を含む。
上述の技術的解決策では、受信機、送信機、メモリおよびプロセッサを含むユーザ機器が提供される。プロセッサは、第1ユーザ機器の位置情報、第2ユーザ機器の位置情報、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報、および第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報を取得することができ、これにより、第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報に応じて、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離を算出することができ、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に合致していると決定される場合、第2ユーザ機器の識別子と、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報とがプロセッサ内のD2D通信部へ送信され、その後、第1ユーザ機器は、第2ユーザ機器とのD2D通信を確立することができる。本発明のこの実施形態によれば、D2D通信発見方法は、アプリケーション層で実施され、ネットワークシグナリングのオーバーヘッドを低減し、かつ消費電力を低減する別のデバイスまたは追加のインタフェースを展開することなく、2つのユーザ機器の間でのみ実施される。さらに、ユーザ機器の位置情報はアプリケーション層で取得され、例えば、位置情報は、GPS測位、セル測位またはクラウド測位などの複数の方式のうちの1つまたはこれらの組み合わせで取得されてもよい。測位精度を改善し、ネットワーク性能を最適化することができる複数の測位方式がサポートされる。
図9を参照して、図9は、本発明の第2の実施形態によるD2D通信発見装置の概略構成図である。なお、図9に示すD2D通信発見装置は、図1または図3に示す本発明の実施形態における方法を実行するように構成される。説明を簡単にするために、本発明のこの実施形態に関連する部分のみを示し、特定の技術的詳細については本明細書では開示せず、図1または図3に示す本発明の実施形態を参照する。さらに必要に応じて、本発明のこの実施形態で提供されるD2D通信発見装置はアプリケーションサーバであってもよい。
図9に示すように、装置は、位置情報取得部901、算出部902および送信部903を含んでもよい。
位置情報取得部901は、第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報を取得するように構成される。
任意の実施態様では、位置情報は、GPS測位、セル測位、クラウド測位およびOTDOA測位などの複数の方式のうちの1つまたはこれらの組み合わせで取得されてもよい。特定の実装では、位置情報は、ユーザ機器のネットワークIPアドレス、およびユーザ機器の位置の緯度および経度を含んでもよく、または、アプリケーションのアカウントの登録アドレス、ユーザ機器のアクセス経路などに応じて決定される一情報であってもよい。
さらに、位置情報を取得するステップを、以下の2つの方式のうちのいずれかで、または別の実施態様で実施することができるが、これは、本発明のこの実施形態によって具体的に限定されない。2つの方式はそれぞれ以下の通りである。方式1:アプリケーションサーバは、位置問い合わせ要求を第1ユーザ機器および第2ユーザ機器へ送信してもよく、第1ユーザ機器は第1ユーザ機器の位置情報をアプリケーションサーバへ送信し、第2ユーザ機器は第2ユーザ機器の位置情報をアプリケーションサーバへ送信する。方式2:第1ユーザ機器は第1ユーザ機器の位置情報をアプリケーションサーバへ積極的に送信し、第2ユーザ機器は第2ユーザ機器の位置情報をアプリケーションサーバへ積極的に送信する。
本発明のこの実施形態は、少なくとも2つのユーザ機器を有することができる。具体的には、2つのユーザ機器間でD2D通信を行うことができ、いずれか一方を第1ユーザ機器とし、他方を第2ユーザ機器としてもよい。
算出部902は、位置情報取得部901が取得した第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報に応じて、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離を算出するように構成される。
任意の実施態様では、算出部902は、第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報に応じて、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離を算出することができる。例えば、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の相対距離(例えば、5メートルまたは4メートル)を、第1ユーザ機器の緯度および経度と第2ユーザ機器の緯度および経度とに応じて算出することができる。
送信部903は、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器がD2D通信リンクを確立するように、算出部902が算出した第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離に応じて、D2Dリンク確立命令を第1ユーザ機器へ送信するように構成される。
さらに必要に応じて、本発明のこの実施形態で提供されるD2D通信発見装置は、能力情報取得部904および能力情報決定部905をさらに含んでもよい。
能力情報取得部904は、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報と、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報とを取得するようにさらに構成される。
能力情報決定部905は、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に合致していると決定するように構成される。
任意の実施態様では、能力情報取得部904は、D2D通信能力に関する情報を取得するステップを、以下の3つの方式のうちの1つで、または別の実施態様で実施することができるが、これは、本発明のこの実施形態によって具体的に限定されない。3つの方式はそれぞれ以下の通りである。方式1:アプリケーションサーバは、能力情報問い合わせ要求を第1ユーザ機器および第2ユーザ機器へ送信してもよく、第1ユーザ機器は、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報をアプリケーションサーバへ送信し、第2ユーザ機器は、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報をアプリケーションサーバへ送信する。方式2:第1ユーザ機器は、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報をアプリケーションサーバへ積極的に送信し、第2ユーザ機器は、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報をアプリケーションサーバへ積極的に送信する。方式3:アプリケーションサーバはまた、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報と、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報とをD2Dサーバから取得してもよく、ここで、D2Dサーバは、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報を第2ユーザ機器から予め取得し、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報を第1ユーザ機器から予め取得し、第2ユーザ機器の識別子および第1ユーザ機器の識別子にそれぞれ応じて、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報および第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報を記憶する。
D2D通信能力に関する情報は、D2D伝送方式およびD2D伝送方式の許容伝送距離を含むが、これらに限定されない。D2D通信能力に関する情報は、D2D伝送方式の優先度、D2D伝送方式の伝送速度などをさらに含んでもよいが、本発明のこの実施形態によって具体的に限定されない。具体的には、D2D通信能力に関する情報は以下の表の一例に示されており、ここで、D2D伝送方式は例えば、Bluetooth、WiFiまたはセルラネットワークであり、以下の表におけるD2D伝送方式の伝送速度はD2D伝送方式の最大伝送速度であり、D2D伝送方式の優先度は、3つのレベル、すなわち0から2に設定されてもよく、ここで、より高いレベルはD2D伝送方式のより高い選択優先度を示す。
Figure 0006338229
さらに必要に応じて、能力情報決定部904は、具体的には、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートするD2D伝送方式の許容伝送距離以下であると決定するように構成される。
特定の実装では、例えば、算出部902による計算によって第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離が5メートルであることが得られ、能力情報取得部904が取得した第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報と第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報とに応じて、第1ユーザ機器がBluetooth3.0をサポートし、かつ第2ユーザ機器がBluetooth3.0をサポートしていると決定される。また、Bluetooth3.0の許容伝送距離が10メートルで、かつ5メートルが10メートル未満である場合に、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に合致していると決定し、かつ、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器のD2D伝送方式がBluetoothであると決定することができ、D2Dリンク確立命令は第1ユーザ機器へ送信され、ここで、D2Dリンク命令は、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器がD2Dリンク命令に応じてD2D通信リンクを確立することができるように、決定されたD2D伝送方式、すなわちBluetoothを含む。
さらに必要に応じて、本発明のこの実施形態で提供されるD2D通信発見装置は、伝送方式決定部906をさらに含んでもよい。
伝送方式決定部906は、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることができ、かつ距離条件に合致しているD2D伝送方式のうち、最も優先度の高いD2D伝送方式を決定するように構成される。
送信部903が第1ユーザ機器へ送信し、かつ第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報は、具体的には、決定された最も優先度の高いD2D伝送方式に関する情報を含む。
特定の実装では、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることができ、かつ上述の距離条件に合致する複数のD2D伝送方式が存在する場合、複数のD2D伝送方式の優先度を比較してもよく、最も優先度の高いD2D伝送方式が対象伝送方式として決定されるため、第1ユーザ機器に送信され、かつ第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報は、具体的には、決定された最も優先度の高いD2D伝送方式に関する情報を含んでもよい。
さらに必要に応じて、伝送方式決定部906は、サービスデータのデータ量およびD2D伝送方式の伝送速度に応じて対象D2D伝送方式を決定するようにさらに構成される。
送信部903が第1ユーザ機器へ送信し、かつ第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報は、具体的には、決定された対象D2D伝送方式に関する情報を含む。
特定の実装では、サービス要求を受信する場合、サービス要求はサービスデータのデータ量を含んでもよい。第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートでき、かつ上述の距離条件に合致する複数のD2D伝送方式が存在する場合、サービスデータのデータ量および複数のD2D伝送方式の伝送速度に応じて、具体的には、サービスデータのデータ量および伝送速度に応じてタスクの実行時間を算出することができ、タスクの実行時間が最も短いD2D伝送方式が対象伝送方式として決定され、これにより、第1ユーザ機器へ送信されたD2Dリンクアクセス命令が決定された対象伝送方式を含むことができる。
さらに必要に応じて、第1ユーザ機器が第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は予め設定された閾値以下であると決定した場合、第1ユーザ機器は、第2ユーザ機器の識別子および第2ユーザ機器の位置情報をアプリケーションサーバへ送信することができ、これにより、能力情報決定部905が、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に合致していると決定した場合、送信部903は、具体的には、第2ユーザ機器の識別子と、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報とを第1ユーザ機器へ送信するように構成される。
さらに必要に応じて、本発明のこの実施形態で提供されるD2D通信発見装置は、距離決定部907をさらに含んでもよい。
距離決定部907は、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離が、予め設定された閾値以下であると決定するように構成される。
送信部903は、第2ユーザ機器の識別子および第2ユーザ機器の位置情報を第1ユーザ機器へ送信するようにさらに構成される。
特定の実装では、距離決定部906が第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は予め設定された閾値以下であると決定した後に、送信部903は、第2ユーザ機器の識別子および第2ユーザ機器の位置情報を第1ユーザ機器へ送信し、これにより、第1ユーザ機器は、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報と第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報とを個別に取得することができ、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に合致していると決定し、第2ユーザ機器の識別子と、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報とを第1ユーザ機器内のD2D通信部へ送信し、その後、第1ユーザ機器は第2ユーザ機器とのD2D通信を確立することができる。
上述の技術的解決策では、D2D通信発見装置が提供され、ここで、位置情報取得部は、第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報を個別に取得してもよく、能力情報取得部は、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報と、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報とを取得してもよく、これにより、算出部は、第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報に応じて、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離を算出することができ、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に合致していると決定される場合、送信部は、第2ユーザ機器の識別子と、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報とを第1ユーザ機器へ送信し、その後、第1ユーザ機器は、第2ユーザ機器とのD2D通信を確立することができる。本発明のこの実施形態によれば、D2D通信発見方法はアプリケーション層で実施され、D2D通信発見はアプリケーションサーバによって行われ、これにより、ネットワークシグナリングのオーバーヘッドを低減し、かつ消費電力を低減する別のデバイスまたは追加のインタフェースを展開することなく、D2D通信を第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間で実施することができる。さらに、ユーザ機器の位置情報はアプリケーション層で取得され、例えば、位置情報は、GPS測位、セル測位またはクラウド測位などの複数の方式のうちの1つまたはこれらの組み合わせで取得されてもよい。測位精度を改善し、ネットワーク性能を最適化することができる複数の測位方式がサポートされる。
なお、この実施形態における送信部は、アプリケーションサーバの送信機であってもよく、受信部および送信部は、アプリケーションサーバの送受信機を形成するように一体化されてもよい。位置情報取得部および算出部は、個別に配置されたプロセッサであってもよく、または、アプリケーションサーバの特定のプロセッサに統合して実装されてもよく、あるいは、プログラムコードの形式でアプリケーションサーバのメモリに記憶され、上述のユニットの機能を実行するためにアプリケーションサーバのプロセッサによって呼び出されてもよい。能力情報取得部、能力情報決定部、距離決定部または伝送方式決定部は、算出部と同様に実装され、位置情報取得部および算出部と一体化されてもよく、または、個別に実装されてもよい。本明細書に記載のプロセッサは、中央処理装置、または、特定用途向け集積回路、あるいは本発明のこの実施形態を実施するように構成された1つ以上の集積回路であってもよい。
図10を参照して、図10は、本発明の一実施形態によるアプリケーションサーバの概略構成図である。この実施形態で提供されるアプリケーションサーバは、図3に示す方法に対応しており、図3に示すD2D通信発見方法に基づく実行体である。特定の実施形態を図10に示す。本発明のこの実施形態におけるアプリケーションサーバは、受信機1001、送信機1002、メモリ1003およびプロセッサ1004を含んでもよく、ここで、受信機1001、送信機1002およびメモリ1003は全て、プロセッサ1004と接続され、例えば、バスを用いて接続することができる。確かに、アプリケーションサーバは、アンテナ、ベースバンド処理構成要素、中間無線周波数処理構成要素または入出力装置などの汎用構成要素をさらに含んでもよいが、これは本発明のこの実施形態によって限定されない。
受信機1001および送信機1002は、送受信機を形成するように一体化されてもよい。
メモリ1003は、実行可能なプログラムコードを記憶するように構成され、ここで、プログラムコードはコンピュータ演算命令を含む。メモリ1003は、高速RAMメモリを含んでもよく、不揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶装置をさらに含んでもよい。
プロセッサ1004は、中央処理装置、または、特定用途向け集積回路、あるいは本発明のこの実施形態を実施するように構成された1つ以上の集積回路であってもよい。
メモリ1003は1組のプログラムコードを記憶し、プロセッサ1004は、以下の動作、
第1ユーザ機器の位置情報と第2ユーザ機器の位置情報とを取得するステップと、
第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報に応じて第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離を算出するステップと、
第1ユーザ機器および第2ユーザ機器がD2D通信リンクを確立するように、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離に応じて、D2Dリンク確立命令を第1ユーザ機器へ送信するステップと
を行うために、メモリ1003に記憶されたプログラムコードを呼び出すように構成される。
任意の実施態様では、プロセッサ1004は、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報と、第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報とを取得し、
第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に合致していると決定するようにさらに構成される。
任意の実施態様では、プロセッサ1004は、具体的には、第2ユーザ機器の識別子と、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報とを第1ユーザ機器へ送信するようにさらに構成される。
任意の実施態様では、プロセッサ1004は、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離が予め設定された閾値以下であると決定するようにさらに構成され、
プロセッサ1004は、具体的には、第2ユーザ機器の識別子および第2ユーザ機器の位置情報を第1ユーザ機器へ送信するようにさらに構成される。
任意の実施態様では、D2D通信能力に関する情報はD2D伝送方式とD2D伝送方式の許容伝送距離とを含み、
プロセッサ1004は、具体的には、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートするD2D伝送方式の許容伝送距離以下であると決定するようにさらに構成される。
任意の実施態様では、D2D通信能力に関する情報はD2D伝送方式の優先度をさらに含み、
プロセッサ1004は、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることができ、かつ距離条件に合致するD2D伝送方式のうち、最も優先度の高いD2D伝送方式を決定するようにさらに構成され、ここで、
プロセッサ1004が送信機1002を用いて第1ユーザ機器へ送信し、かつ第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報は、具体的には、決定された最も優先度の高いD2D伝送方式に関する情報を含む。
任意の実施態様では、D2D通信能力に関する情報はD2D伝送方式の伝送速度をさらに含み、
プロセッサ1004は、サービスデータのデータ量およびD2D伝送方式の伝送速度に応じて対象D2D伝送方式を決定するようにさらに構成され、ここで、
プロセッサ1004が送信機1002を用いて第1ユーザ機器へ送信し、かつ第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報は、具体的には、決定された対象D2D伝送方式に関する情報を含む。
上述の技術的解決策では、受信機、送信機、メモリおよびプロセッサを含むアプリケーションサーバが提供される。プロセッサは、第1ユーザ機器の位置情報、第2ユーザ機器の位置情報、第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報および第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報を個別に取得することができ、これにより、第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報に応じて、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離を算出することができ、第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間の距離は、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報に合致していると決定される場合、第2ユーザ機器の識別子と、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報とが第1ユーザ機器へ送信され、その後、第1ユーザ機器は、第2ユーザ機器とのD2D通信を確立することができる。本発明のこの実施形態によれば、D2D通信発見方法はアプリケーション層で実施され、D2D通信発見はアプリケーションサーバによって行われ、これにより、ネットワークシグナリングのオーバーヘッドを低減し、かつ消費電力を低減する別のデバイスまたは追加のインタフェースを展開することなく、D2D通信を第1ユーザ機器と第2ユーザ機器との間で実施することができる。さらに、ユーザ機器の位置情報はアプリケーション層で取得される。測位精度を改善し、ネットワーク性能を最適化することができる複数の測位方式がサポートされる。
さらに必要に応じて、本発明の一実施形態は、D2D通信発見システムをさらに提供する。図11(a)から図11(e)を参照して、本発明のこの実施形態で提供されるD2D通信発見システムを、以下に詳細に説明する。本発明のこの実施形態は、少なくとも2つのユーザ機器を有することができる。具体的には、2つのユーザ機器間でD2D通信を行うことができ、いずれか一方を第1ユーザ機器とし、他方を第2ユーザ機器としてもよい。
図11(a)を参照して、図11(a)は、本発明の第1の実施形態によるD2D通信発見システムを示しており、ここで、システムは、第1ユーザ機器11aおよび第2ユーザ機器12aを含む。任意の実施態様では、第1ユーザ機器11aまたは第2ユーザ機器12aは、図7に示す装置である。第1ユーザ機器11aおよび第2ユーザ機器12aは、無線ネットワークまたは有線ネットワークを用いて接続されてもよい。装置の構造および機能については、図7に示す実施形態の関連する説明を参照し、詳細については本明細書では再び説明しない。なお、この実施形態におけるシステムを、図2に示す上述の方法に適用することができる。
図11(b)に示すように、図11(b)は、本発明の第2の実施形態によるD2D通信発見システムを示しており、ここで、システムは、第1ユーザ機器11b、第2ユーザ機器12bおよびアプリケーションサーバ21bを含む。任意の実施態様では、第1ユーザ機器11bまたは第2ユーザ機器12bは図7に示す装置であり、アプリケーションサーバ21bは図9に示す装置である。装置の構造および機能については、図7および図9示す実施形態の関連する説明をそれぞれ参照し、詳細については本明細書では再び説明しない。アプリケーションサーバ21bは、無線ネットワークを用いて第1ユーザ機器11bおよび第2ユーザ機器12bとそれぞれ接続されてもよく、第1ユーザ機器11bおよび第2ユーザ機器12bは、無線ネットワークまたは有線ネットワークを用いて接続されてもよい。なお、この実施形態におけるシステムを、図3から図5に示す上述の方法のうちいずれか1つに適用することができる。さらに必要に応じて、アプリケーションサーバ21bは1つのアプリケーションサーバであってもよく、すなわち、第1ユーザ機器11bのアプリケーションが属するアプリケーションサーバ、および第2ユーザ機器12bのアプリケーションが属するアプリケーションサーバは同一のアプリケーションサーバであり、または、アプリケーションサーバ21bは2つのアプリケーションサーバを含んでもよく、すなわち、第1ユーザ機器11bのアプリケーションが属するアプリケーションサーバは第1アプリケーションサーバであり、第2ユーザ機器12bのアプリケーションが属するアプリケーションサーバは第2アプリケーションサーバである。
図11(c)に示すように、図11(c)は、本発明の第3の実施形態によるD2D通信発見システムを示しており、ここで、システムは、第1ユーザ機器11c、第2ユーザ機器12c、アプリケーションサーバ21cおよびD2Dサーバ31cを含む。任意の実施態様では、第1ユーザ機器11cまたは第2ユーザ機器12cは図7に示す装置であり、アプリケーションサーバ21cは図9に示す装置である。装置の構造および機能については、図7および図9示す実施形態の関連する説明をそれぞれ参照し、詳細については本明細書では再び説明しない。アプリケーションサーバは、無線ネットワークを用いて第1ユーザ機器11cおよび第2ユーザ機器12cとそれぞれ接続されてもよく、D2Dサーバ31cは、無線ネットワークを用いて第1ユーザ機器11cおよび第2ユーザ機器12cとそれぞれ接続されてもよく、第1ユーザ機器11cおよび第2ユーザ機器12cは、無線ネットワークまたは有線ネットワークを用いて接続されてもよい。なお、この実施形態におけるシステムを、図6に記載の上述の方法に適用することができる。
図11(d)に示すように、図11(d)は、本発明の第4の実施形態によるD2D通信発見システムを示しており、ここで、システムは、第1ユーザ機器11d、第2ユーザ機器12d、アプリケーションサーバ21d、D2Dサーバ31dおよびD2Dアプリケーションサーバ32dを含む。任意の実施態様では、第1ユーザ機器11dまたは第2ユーザ機器12dは図7に示す装置であり、アプリケーションサーバ21dは図9に示す装置である。装置の構造および機能については、図7および図9示す実施形態の関連する説明をそれぞれ参照し、詳細については本明細書では再び説明しない。アプリケーションサーバは、無線ネットワークを用いて第1ユーザ機器11dおよび第2ユーザ機器12dとそれぞれ接続されてもよく、D2Dサーバ31dは、第1ユーザ機器11dと接続されてもよく、D2Dサーバ32dは、第2ユーザ機器12dと接続されてもよく、D2Dサーバ31dは、D2Dサーバ32dと接続されてもよく、第1ユーザ機器11dおよび第2ユーザ機器12dは、無線ネットワークまたは有線ネットワークを用いて接続されてもよい。なお、この実施形態におけるシステムを、図6に記載の上述の方法に適用することができる。
図11(e)に示すように、図11(e)は、本発明の第5の実施形態によるD2D通信発見システムを示しており、ここで、システムは、第1ユーザ機器11e、第2ユーザ機器12e、アプリケーションサーバ21eおよびD2Dサーバ31eを含む。任意の実施態様では、第1ユーザ機器11eまたは第2ユーザ機器12eは図7に示す装置であり、アプリケーションサーバ21eは図9に示す装置である。装置の構造および機能については、図7および図9示す実施形態の関連する説明をそれぞれ参照し、詳細については本明細書では再び説明しない。アプリケーションサーバは、無線ネットワークを用いて第1ユーザ機器11eおよび第2ユーザ機器12eとそれぞれ接続されてもよく、D2Dサーバ31eは、無線ネットワークを用いて第1ユーザ機器11eと接続されてもよく、第1ユーザ機器11eおよび第2ユーザ機器12eは、無線ネットワークまたは有線ネットワークを用いて接続されてもよい。なお、この実施形態におけるシステムを、図6に記載の上述の方法に適用することができる。
要約すると、本発明の実施形態で提供されるスケジューリング要求処理の方法、装置およびシステムによれば、D2D通信発見をアプリケーション層で自動的に実施することができ、さらに、D2D通信発見をアプリケーションサーバおよびユーザ機器によって実施することができ、または、ネットワークシグナリングのオーバーヘッドを低減し、かつ消費電力を低減する別のデバイスまたは追加のインタフェースを展開することなく、D2D通信発見を2つのユーザ機器によって実施することができる。さらに、ユーザ機器の位置情報はアプリケーション層で取得され、例えば、位置情報は、GPS測位、セル測位またはクラウド測位などの複数の方式のうちの1つまたはこれらの組み合わせで取得されてもよい。測位精度を改善し、ネットワーク性能を最適化することができる複数の測位方式がサポートされる。さらに、D2DリンクパラメータはD2Dサーバからさらに取得されてもよく、その後、第1ユーザ機器は、D2Dリンクパラメータと、第1ユーザ機器および第2ユーザ機器の両方がサポートすることのできるD2D通信能力に関する情報とに応じて、第2ユーザ機器とのD2D通信を確立することができ、ネットワークを最適化し、リンクの干渉を低減する。
上述の実施形態の説明によって、当業者は、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの組み合わせによって本発明を実施することができることを明確に理解することができる。本発明をソフトウェアによって実施する場合、上述の機能を、コンピュータ可読媒体に記憶するか、またはコンピュータ可読媒体内の1つ以上の命令またはコードとして送信することができる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体を含み、ここで、通信媒体は、コンピュータプログラムをある場所から別の場所へ送信することを可能にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータにアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってもよい。一例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROM、または別の光ディスク記憶装置またはディスク記憶媒体、または別の磁気記憶装置、または期待プログラムコードを命令またはデータ構造の形式で伝送または記憶することができ、コンピュータがアクセスすることができる任意のその他の媒体を含むことができるが、これらに限定されない。さらに、任意の接続を、コンピュータ可読媒体として適宜定義することができる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバ/ケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)または赤外線、無線およびマイクロ波などの無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバまたは別のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ/ケーブル、ツイストペア、DSLまたは赤外線、無線およびマイクロ波などの無線技術は、それらが属する媒体の固定に含まれる。例えば、本発明で使用されるディスク(Disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびBlu-ray(登録商標)ディスクを含み、ここで、ディスクは、一般的に磁気的手段によってデータをコピーし、ディスクは、レーザ手段によってデータを光学的にコピーする。上述の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の保護範囲に含まれるべきである。
上述の説明は、本発明の例示的な実施形態に過ぎず、確かに、本発明の保護範囲を限定するものではない。したがって、本発明の特許請求の範囲に従ってなされた同等の変更は、本発明の範囲内に入るものとする。
701,901 位置情報取得部
702,902 算出部
703,903 送信部
704,904 能力情報取得部
705,905 能力情報決定部
706,906 伝送方式決定部
707 D2D通信部
708 距離決定部
801,1001 受信機
802,1002 送信機
803,1003 メモリ
804,1004 プロセッサ
907 距離決定部

Claims (10)

  1. デバイス間(D2D)通信方法であって、
    第1ユーザ機器によって、第2ユーザ機器の位置情報をアプリケーション層で取得するステップと、
    前記第1ユーザ機器によって、前記第1ユーザ機器の位置情報および前記第2ユーザ機器の前記位置情報に応じて前記第1ユーザ機器と前記第2ユーザ機器との間の距離を算出するステップと、
    前記第1ユーザ機器によって、前記第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報および前記第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報を取得するステップと、
    前記第1ユーザ機器によって、前記第1ユーザ機器と前記第2ユーザ機器との間の距離は前記第1ユーザ機器および前記第2ユーザ機器の両方がサポート可能なD2D通信能力に関する情報に合致していると決定するステップと、
    前記第1ユーザ機器によって、前記第1ユーザ機器および前記第2ユーザ機器の両方がサポート可能なD2D通信能力に関する情報に応じて前記第1ユーザ機器と前記第2ユーザ機器との間のD2D通信リンクを確立するステップと
    を含む、方法。
  2. 前記第1ユーザ機器の位置情報および前記第2ユーザ機器の前記位置情報に応じて前記第1ユーザ機器と前記第2ユーザ機器との間の距離を算出する前記ステップの後に、前記方法は、
    前記第1ユーザ機器によって、前記第1ユーザ機器と前記第2ユーザ機器との間の距離が予め設定された閾値以下であることを決定し、前記第1ユーザ機器によって、前記第2ユーザ機器の識別子および前記第2ユーザ機器の前記位置情報をアプリケーションサーバへ送信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記D2D通信能力に関する情報は、D2D伝送方式と、前記D2D伝送方式の許容伝送距離とを含み、
    前記第1ユーザ機器と前記第2ユーザ機器との間の距離は前記第1ユーザ機器および前記第2ユーザ機器の両方がサポート可能なD2D通信能力に関する情報に合致していると決定する前記ステップは、
    前記第1ユーザ機器と前記第2ユーザ機器との間の距離は前記第1ユーザ機器および前記第2ユーザ機器の両方がサポートする前記D2D伝送方式の許容伝送距離以下であると決定するステップを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記D2D通信能力に関する情報は、前記D2D伝送方式の優先度をさらに含み、
    前記方法は、
    前記第1ユーザ機器および前記第2ユーザ機器の両方がサポート可能な、かつ前記距離の条件に合致するD2D伝送方式のうち、最も優先度の高いD2D伝送方式を決定するステップをさらに含み、
    記第1ユーザ機器および前記第2ユーザ機器の両方がサポート可能な前記D2D通信能力に関する情報は、決定された前記最も優先度の高いD2D伝送方式に関する情報をさらに含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記D2D通信能力に関する情報は、前記D2D伝送方式の伝送速度をさらに含み、
    前記方法は、
    サービスデータのデータ量およびD2D伝送方式の伝送速度に応じて対象D2D伝送方式を決定するステップをさらに含み、
    記第1ユーザ機器および前記第2ユーザ機器の両方がサポート可能な前記D2D通信能力に関する情報は、決定された前記対象D2D伝送方式に関する情報をさらに含む、請求項3に記載の方法。
  6. デバイス間(D2D)通信発見装置であって、
    第1ユーザ機器の位置情報および第2ユーザ機器の位置情報を取得するように構成された位置情報取得部と、
    前記位置情報取得部によって取得された前記第1ユーザ機器の前記位置情報および前記第2ユーザ機器の前記位置情報に応じて前記第1ユーザ機器と前記第2ユーザ機器との間の距離を算出するように構成された算出部と、
    前記第1ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報および前記第2ユーザ機器のD2D通信能力に関する情報を取得するように構成された能力情報取得部と、
    前記第1ユーザ機器と前記第2ユーザ機器との間の距離は前記第1ユーザ機器および前記第2ユーザ機器の両方がサポート可能なD2D通信能力に関する情報に合致していると決定するように構成された能力情報決定部と、
    前記第1ユーザ機器および前記第2ユーザ機器の両方がサポート可能なD2D通信能力に関する情報に応じて前記第1ユーザ機器と前記第2ユーザ機器との間のD2D通信リンクを確立するように構成されたD2D通信部
    を含む、装置。
  7. 前記D2D通信能力に関する情報は、D2D伝送方式と、前記D2D伝送方式の許容伝送距離とを含み、
    前記能力情報決定部は、前記第1ユーザ機器と前記第2ユーザ機器との間の距離は前記第1ユーザ機器および前記第2ユーザ機器の両方がサポートする前記D2D伝送方式の許容伝送距離以下であると決定するようにさらに構成される、請求項6に記載の装置。
  8. 前記D2D通信能力に関する情報は、前記D2D伝送方式の優先度をさらに含み、
    前記装置は、
    前記第1ユーザ機器および前記第2ユーザ機器の両方がサポート可能な、かつ前記距離の条件に合致するD2D伝送方式のうち、最も優先度の高いD2D伝送方式を決定するように構成された伝送方式決定部をさらに含み、
    記第1ユーザ機器および前記第2ユーザ機器の両方がサポート可能な前記D2D通信能力に関する情報は、決定された前記最も優先度の高いD2D伝送方式に関する情報をさらに含む、請求項7に記載の装置。
  9. 前記D2D通信能力に関する情報は、前記D2D伝送方式の伝送速度をさらに含み、
    前記装置は、
    サービスデータのデータ量およびD2D伝送方式の伝送速度に応じて対象D2D伝送方式を決定するように構成された伝送方式決定部をさらに含み、
    記第1ユーザ機器および前記第2ユーザ機器の両方がサポート可能な前記D2D通信能力に関する情報は、決定された前記対象D2D伝送方式に関する情報をさらに含む、請求項7に記載の装置。
  10. 請求項6から9のいずれか一項に記載の装置を含む、ユーザ機器。
JP2016564233A 2014-04-22 2014-04-22 D2d通信発見方法、装置およびシステム Active JP6338229B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2014/075938 WO2015161442A1 (zh) 2014-04-22 2014-04-22 一种d2d通信的发现方法、装置及系统

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017514401A JP2017514401A (ja) 2017-06-01
JP6338229B2 true JP6338229B2 (ja) 2018-06-06

Family

ID=54331583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016564233A Active JP6338229B2 (ja) 2014-04-22 2014-04-22 D2d通信発見方法、装置およびシステム

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10212537B2 (ja)
EP (1) EP3128804B1 (ja)
JP (1) JP6338229B2 (ja)
CN (2) CN110191440B (ja)
CA (1) CA2946630C (ja)
RU (1) RU2663711C2 (ja)
WO (1) WO2015161442A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6338229B2 (ja) * 2014-04-22 2018-06-06 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. D2d通信発見方法、装置およびシステム
CN108781353A (zh) * 2016-03-28 2018-11-09 Oppo广东移动通信有限公司 终端直通通信方法、终端设备和网络设备
FR3061397B1 (fr) * 2016-12-27 2019-07-05 Thales Procede et systeme d'echanges de donnees
CN106888459B (zh) * 2017-02-22 2020-05-12 重庆邮电大学 降低d2d信令开销与频谱资源干扰的信息终端及其通信方法
CN110692090B (zh) * 2017-06-01 2023-03-14 开利公司 BluetoothTM低功耗数据传输通信系统和方法
CN109040446B (zh) * 2018-07-31 2021-07-27 Oppo广东移动通信有限公司 通话处理方法及相关产品
CN109275197B (zh) * 2018-09-26 2021-03-16 Oppo(重庆)智能科技有限公司 一种通信连接建立方法及基站、终端、存储介质
KR20210079800A (ko) 2019-12-20 2021-06-30 삼성전자주식회사 전자 장치 및 전자 장치의 제어 방법
US11330414B2 (en) * 2020-01-24 2022-05-10 Qualcomm Incorporated Proximity determination to a geo-fence
CN115550890A (zh) * 2021-06-29 2022-12-30 维沃移动通信有限公司 传输方法、装置、设备及介质
US20230354020A1 (en) * 2022-04-27 2023-11-02 Capital One Services, Llc Systems and methods for context-switching authentication over short range wireless communication
CN114900528A (zh) * 2022-05-26 2022-08-12 中国电信股份有限公司 一种点对点通信系统、方法、装置、设备及介质

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7870196B2 (en) * 2000-11-08 2011-01-11 Nokia Corporation System and methods for using an application layer control protocol transporting spatial location information pertaining to devices connected to wired and wireless internet protocol networks
CN1527621A (zh) * 2003-03-07 2004-09-08 皇家飞利浦电子股份有限公司 无线通信网络中建立点到点对等通信的方法和装置
US20060166740A1 (en) * 2004-03-08 2006-07-27 Joaquin Sufuentes Method and system for identifying, matching and transacting information among portable devices within radio frequency proximity
JP5589098B2 (ja) * 2010-03-09 2014-09-10 インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド 機器対機器通信をサポートするための方法および装置
CA2828074C (en) * 2011-02-25 2017-08-15 Research In Motion Limited Inter-device session connectivity enhancement
US20120290650A1 (en) * 2011-05-11 2012-11-15 Futurewei Technologies, Inc. System and Method for Peer to Peer Communications in Cellular Communications Systems
CN102821115B (zh) * 2011-06-08 2015-11-25 华为技术有限公司 一种点对点p2p传输资源的方法和装置
US8787944B2 (en) * 2011-08-18 2014-07-22 Rivada Research, Llc Method and system for providing enhanced location based information for wireless handsets
US9462210B2 (en) * 2011-11-04 2016-10-04 Remote TelePointer, LLC Method and system for user interface for interactive devices using a mobile device
CN103179549A (zh) * 2011-12-23 2013-06-26 华为技术有限公司 一种确定信息传输方式的方法和装置
CN103369604B (zh) * 2012-04-06 2018-06-15 中兴通讯股份有限公司 一种实现切换到设备间通信模式的方法、网络装置和终端
CN103460760B (zh) 2012-04-13 2016-10-05 华为技术有限公司 设备发现的方法、设备和系统
US9485794B2 (en) * 2012-05-23 2016-11-01 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for using device to device communications to support IMS based services
TWI621371B (zh) * 2012-08-23 2018-04-11 內數位專利控股公司 執行裝置對裝置發現方法及裝置
US10028204B2 (en) * 2012-08-24 2018-07-17 Blackberry Limited Supporting device-to-device communication in a rich communication service context
US9474096B2 (en) * 2012-09-28 2016-10-18 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Short range communication in a wireless communications system
EP2717646B1 (en) * 2012-10-04 2017-02-01 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Methods and apparatuses for device-to-device communication
GB2508353B (en) * 2012-11-28 2015-07-22 Broadcom Corp Apparatuses and methods for a communication system
EP2983437B1 (en) 2013-03-14 2022-05-25 Huawei Technologies Co., Ltd. Device discovering method, user equipment, server, and system
US9924322B2 (en) * 2013-07-23 2018-03-20 Square, Inc. Computing distances of devices
US9185117B2 (en) * 2014-02-07 2015-11-10 Bank Of America Corporation User authentication by geo-location and proximity to user's close network
JP6338229B2 (ja) * 2014-04-22 2018-06-06 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. D2d通信発見方法、装置およびシステム

Also Published As

Publication number Publication date
RU2016145148A (ru) 2018-05-23
JP2017514401A (ja) 2017-06-01
EP3128804A4 (en) 2017-04-26
CN105850218A (zh) 2016-08-10
RU2663711C2 (ru) 2018-08-08
CA2946630C (en) 2019-09-10
WO2015161442A1 (zh) 2015-10-29
CN110191440A (zh) 2019-08-30
CA2946630A1 (en) 2015-10-29
CN105850218B (zh) 2019-05-28
EP3128804A1 (en) 2017-02-08
EP3128804B1 (en) 2019-08-07
CN110191440B (zh) 2024-03-01
US20170041973A1 (en) 2017-02-09
RU2016145148A3 (ja) 2018-05-23
US10212537B2 (en) 2019-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6338229B2 (ja) D2d通信発見方法、装置およびシステム
US9468032B2 (en) Inter-device session connectivity enhancement
US9351273B2 (en) Method and system for characterizing location and/or range based on transmit power
US20130073671A1 (en) Offloading traffic to device-to-device communications
US8774836B2 (en) Method and system for optimized transfer of location database information
JP6040466B2 (ja) 通信制御方法、ユーザ機器、ネットワークサーバ、およびシステム
JP6021368B2 (ja) 位置別アクセスポイントの品質情報を介してネットワークを選択するための無線端末システム、無線通信システム、サービス提供方法、及び接続方法
WO2023098624A1 (zh) 通信方法、装置及可读存储介质
WO2013173962A1 (zh) 通信方法与系统、以及接入网设备、终端和核心网设备
US20170346891A1 (en) Communication method
US9386411B2 (en) Radio access system, controlling apparatus, and terminal apparatus
CN108076469B (zh) 用于无线接入点桥接的方法与路由器
US20230137283A1 (en) Systems and methods to optimize registration and session establishment in a wireless network
WO2022021142A1 (zh) QoS参数的设置方法、装置、通信设备及存储介质
JP5957494B2 (ja) WiFi接続システム、WiFi接続端末、WiFi接続方法及びWiFi接続プログラム
JP2012507227A (ja) 通信装置及びサーバ並びにこれらのための方法及びコンピュータプログラム
CN107211479B (zh) 选择接入网的方法和装置
KR20140046510A (ko) 피어투피어 통신을 통한 무선 네트워크의 오프로드 방법
US20160308600A1 (en) Base station apparatus, terminal apparatus, and wireless access system
US8583125B2 (en) Radio routing agent, call processing apparatus, and communication method of terminal

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180410

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180501

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6338229

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250