JP6336292B2 - 複素デジタル信号圧縮装置及びプログラム、複素デジタル信号伸長装置及びプログラム、並びに、通信装置 - Google Patents

複素デジタル信号圧縮装置及びプログラム、複素デジタル信号伸長装置及びプログラム、並びに、通信装置 Download PDF

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Description

本発明は、複素デジタル信号圧縮装置及びプログラム、複素デジタル信号伸長装置及びプログラム、並びに、通信装置に関し、例えば、基地局構成が、ユーザ端末(UE;User Equipment)を収容する無線部(RRH;Remote RadioHeads)と、制御・ベースバンド部(BBU;Base Band Unit)とに分かれているクラウド無線アクセスネットワークに適用し得るものである。
クラウド無線アクセスネットワークにおいて、上述した無線部が該当する第1の通信装置と、上述した制御・ベースバンド部が該当する第2の通信装置との間は、CPRI(Common Public Radio Interface)等の汎用インタフェースのリンクを介して接続される。CPRIにおいては、第1の通信装置と第2の通信装置との間で、上り信号若しくは下り信号になっている複素デジタル信号(複素ベースバンド信号)を授受する。CPRIでは、複素デジタル信号の授受を圧縮して行うことは規定されていないが、複素デジタル信号を圧縮してCPRIリンクに送信し、他方が圧縮信号を伸長して複素デジタル信号に戻すことが提案されている。
従来、複素デジタル信号を圧縮する場合、複素デジタル信号の実数成分及び虚数成分を個別に圧縮していた。非特許文献1の記載技術では、ノイズシェイプフィルタを伴った再量子化とレート変換によりアナログ/デジタル変換後の実数成分及び虚数成分のビット数をそれぞれ15ビットから5ビットへと1/3に圧縮している。また、非特許文献2の記載技術では、アナログ/デジタル変換後の実数成分及び虚数成分のビット数をそれぞれ、16ビットから14ビットへ削減する手段と音声圧縮技術であるFree Lossless Audio Codecを用いて1/2に圧縮している。
Karl F. Nieman and Brian L. Evans,"Time−Domain Compression of Complex−Baseband LTE Signals for Cloud Radio Access Networks",2013 Proc. IEEE Global Conference on Signal and Information Processing,December,2013 縣亮、難波忍著、"無線基地局向け光アクセス線路の伝送効率向上のためのベースバンド信号圧縮技術の検討"、2013年電子情報通信学会総合大会B−8−9、2013年3月
しかしながら、例えば、非特許文献2に記載されているように、移動通信分野では、MIMO(Multiple−Input and Multiple−Output)やマルチバンド化により、CPRI上の伝送速度が基地局当たり数十Gbpsに達する。そのため、圧縮、伸長による信号劣化を増大させることなく圧縮率をさらに高めることが求められている。
本発明は、以上の点に鑑みなされものであり、信号品質を劣化させることなく複素デジタル信号の圧縮率を一段と高めることも可能な複素デジタル信号圧縮装置及びプログラム、複素デジタル信号伸長装置及びプログラムを提供しようとしたものである。また、他の本発明は、そのような複素デジタル信号圧縮装置若しくはプログラム、複素デジタル信号伸長装置若しくはプログラムを搭載した通信装置を提供しようとしたものである。
第1の本発明は、複素デジタル信号を圧縮する複素デジタル信号圧縮装置において、(1)下記式(A)に従って、自己へ入力された複素デジタル信号に基づいて、第1の位相及び第2の位相を得る信号/2位相変換手段と、(2)第1の位相及び第2の位相をそれぞれ、量子化して圧縮する圧縮手段とを有することを特徴とする複素デジタル信号圧縮装置。
x=y・exp(j(θ+φ)+y・exp(j(θ−φ))…(A)
xは上記入力された複素デジタル信号であり、θは上記第1の位相であって上記入力された複素デジタル信号の位相であり、φは上記第2の位相であって上記第1の位相θを中心として正負に移相させる位相であり、yは所定値である。
第2の本発明の複素デジタル信号圧縮プログラムは、コンピュータを、(1)下記式(A)に従って、自己へ入力された複素デジタル信号に基づいて、第1の位相及び第2の位相を得る信号/2位相変換手段と、(2)第1の位相及び上記第2の位相をそれぞれ、量子化して圧縮する圧縮手段として機能させることを特徴とする複素デジタル信号圧縮プログラム。
x=y・exp(j(θ+φ)+y・exp(j(θ−φ))…(A)
xは上記入力された複素デジタル信号であり、θは上記第1の位相であって上記入力された複素デジタル信号の位相であり、φは上記第2の位相であって上記第1の位相θを中心として正負に移相させる位相であり、yは所定値である。
第3の本発明は、素デジタル信号圧縮装置によって、下記式(A)に従って複素デジタル信号xに基づいて得た第1の位相及び第2の位相を量子化して圧縮された圧縮信号を伸長する複素デジタル信号伸長装置において、(1)圧縮信号に含まれている第1の位相及び第2の位相の量子化値を取り出してそれぞれ逆量子化する伸長手段と、(2)伸長手段が得た第1の位相及び第2の位相に基づいて、複素デジタル信号を復元する2位相/信号変換手段とを有することを特徴とする複素デジタル信号伸長装置。
x=y・exp(j(θ+φ)+y・exp(j(θ−φ))…(A)
xは上記入力された複素デジタル信号であり、θは上記第1の位相であって上記入力された複素デジタル信号の位相であり、φは上記第2の位相であって上記第1の位相θを中心として正負に移相させる位相であり、yは所定値である。
第4の本発明の複素デジタル信号伸長プログラムは、複素デジタル信号圧縮装置によって、下記式(A)に従って複素デジタル信号xに基づいて得た第1の位相及び第2の位相を量子化して圧縮された圧縮信号を伸長する複素デジタル信号伸長プログラムにおいて、コンピュータを、(1)入力された圧縮信号に含まれている第1の位相及び第2の位相の量子化値を取り出してそれぞれ逆量子化する伸長手段と、(2)伸長手段が得た第1の位相及び第2の位相に基づいて、複素デジタル信号を復元する2位相/信号変換手段として機能させることを特徴とする複素デジタル信号伸長プログラム。
x=y・exp(j(θ+φ)+y・exp(j(θ−φ))…(A)
xは上記入力された複素デジタル信号であり、θは上記第1の位相であって上記入力された複素デジタル信号の位相であり、φは上記第2の位相であって上記第1の位相θを中心として正負に移相させる位相であり、yは所定値である。
第5の本発明は、複素デジタル信号を、搭載している複素デジタル信号圧縮装置によって圧縮して対向通信装置に向けて送信する通信装置において、上記複素デジタル信号圧縮装置として、第1の本発明の複素デジタル信号圧縮装置を適用したことを特徴とする。
第6の本発明は、対向通信装置から到来した圧縮信号を、搭載している複素デジタル信号伸長装置によって伸長して複素デジタル信号を復元する通信装置において、上記複素デジタル信号伸長装置として、第3の本発明の複素デジタル信号伸長装置を適用したことを特徴とする。
本発明によれば、信号品質を劣化させることなく複素デジタル信号の圧縮率を一段と高めることができる。
第1の実施形態の通信装置における特徴構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における複素デジタル信号の圧縮方法に対する、シミュレーションによる特性評価結果を示す図表である。 図2の特性評価結果に基づいて形成した圧縮率−EVM特性を示すグラフである。 第2の実施形態の通信装置における特徴構成を示すブロック図である。
(A)第1の実施形態
以下、本発明による複素デジタル信号圧縮装置及びプログラム、複素デジタル信号伸長装置及びプログラム、並びに、通信装置の第1の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
第1の実施形態の通信装置は、CPRIリンクを介して対向する、基地局を構成する無線部(以下、RRHと呼ぶ)及び制御・ベースバンド部(以下、BBUと呼ぶ)の一方の装置である。第1の実施形態の場合、CPRIリンクを介した複素デジタル信号の授受を、複素デジタル信号を圧縮して行う。
第1の実施形態の通信装置がRRHの場合には、上り方向に、第1の実施形態の複素デジタル信号圧縮装置を備えて圧縮した信号をCPRIリンクに送出すると共に、下り方向に、第1の実施形態の複素デジタル信号伸長装置を備えてCPRIリンクから到来した圧縮信号を伸長して複素デジタル信号のベースバンド信号に戻す。一方、第1の実施形態の通信装置がBBUの場合には、下り方向に、第1の実施形態の複素デジタル信号圧縮装置を備えて圧縮した信号をCPRIリンクに送出すると共に、上り方向に、第1の実施形態の複素デジタル信号伸長装置を備えてCPRIリンクから到来した圧縮信号を伸長して複素デジタル信号のベースバンド信号に戻す。
図1は、第1の実施形態の通信装置における特徴構成を示すブロック図である。
第1の実施形態の通信装置における特徴構成は、ハードウェアで構成することも可能であり、また、CPUが実行するソフトウェア(複素デジタル信号圧縮装置プログラムや複素デジタル信号伸長プログラム)とCPUとで実現することも可能であるが、いずれの実現方法を採用した場合であっても、機能的には図1で表すことができる。
図1において、通信装置1は、複素デジタル信号圧縮装置10及び複素デジタル信号伸長装置20を有する。
複素デジタル信号圧縮装置10は、前段から与えられた複素デジタル信号を圧縮して圧縮信号をCPRIリンク2に送出するものである。複素デジタル信号圧縮装置10は、複素デジタル信号入力部11、ダウンサンプリング部12、信号/2位相変換部13及び圧縮部14を有する。
複素デジタル信号伸長装置20は、CPRIリンク2から到来した圧縮信号を伸長し、得られた複素デジタル信号を後段の処理部に出力するものである。複素デジタル信号伸長装置20は、伸長部21、2位相/信号変換部22、アップサンプリング部23及び複素デジタル信号出力部24を有する。
複素デジタル信号圧縮装置10における複素デジタル信号入力部10は圧縮対象である複素デジタル信号を取り込むものである。複素デジタル信号のビット数は問われないものであるが、例えば、実数部及び虚数部がそれぞれ15ビットで表現されたものを適用することができる。
ダウンサンプリング部11は、複素デジタル信号の占有帯域に応じて入力された信号をダウンサンプリングするものである。ここで、複素デジタル信号がLTE(Long Term Evolution)信号の場合であれば、3/4にダウンサンプリングする。ダウンサンプリング部11や後述するアップサンプリング部23は、複素デジタル信号圧縮装置10及び複素デジタル信号伸長装置20の用途によっては省略しても良いものである。
信号/2位相変換部13は、ダウンサンプリング部11から与えられた複素デジタル信号を、その複素デジタル信号が有する位相(以下、第1の位相と呼ぶことがある)θを中心とした正負に同じ位相(以下、第2の位相と呼ぶことがある)φだけ移相させた等振幅の2つの複素デジタル信号の和で表現したと仮定し、第1の位相θ及び第2の位相φを圧縮部14に与えるものである。
入力された複素デジタル信号をxとすると、第1の位相θは(1)式で表される。また、所定の値(任意の定数)yを導入すると、入力された複素デジタル信号xは、(2)式で表される第2の位相φも用いて(3)式に示すように、等振幅の2つの複素デジタル信号の和で表現できる。
θ=tan−1(x) …(1)
φ=cos−1(|x|/2y) …(2)
x=y・exp(j(θ+φ)+y・exp(j(θ−φ)) …(3)
信号/2位相変換部13は、例えば、入力された複素デジタル信号xを(3)式の表現に置き換えることなく、(1)式及び(2)式の演算を実行し、得られた第1の位相θ及び第2の位相φを圧縮部14に与える。第1の位相θ及び第2の位相φは共に0〜2π(若しくは−π〜π)の範囲をとる値である。
圧縮部14は、第1の位相θ及び第2の位相φをそれぞれ量子化して圧縮し、第1の位相θを圧縮した後の第1の圧縮情報と第2の位相φを圧縮した後の第2の圧縮情報とを含む圧縮信号をCPRIリンク2に送出するものである。
ここで、圧縮前の第1の位相θ及び第2の位相φのビット数が同じであっても、第1の位相θを圧縮した後の第1の圧縮情報のビット数(第1の位相θに対する圧縮率に反比例している)と、第2の位相φを圧縮した後の第2の圧縮情報のビット数(第2の位相φに対する圧縮率に反比例している)とは、同じであっても異なっていても良い。
例えば、入力された複素デジタル信号xの実数成分及び虚数成分がそれぞれ独立なガウス分布であるとすると、詳述は避けるが、第1の位相θの分布は一様分布になり、第2の位相φの分布はある値に偏った分布となり、ある程度大きい確率密度(ヒストグラムの頻度に対応している)をとる分布幅が異なるので、第1の位相θを反映している第1の圧縮情報のビット数を、第2の位相φを反映している第2の圧縮情報のビット数より多くすることは好ましい態様である。また、複素デジタル信号伸長装置20における伸長後の複素デジタル信号の精度を考慮した場合にも、複素デジタル信号xそのものの情報である第1の位相θを反映している第1の圧縮情報のビット数を、補助的な情報として算出された第2の位相φを反映している第2の圧縮情報のビット数より多くすることは好ましい。
第1の位相θに対する量子化方法として、第1の位相θの値に拘わらず一定の量子化レベル(量子化ステップ)を適用する線形量子化方法を適用しても良く、また、第1の位相θの値に応じて量子化レベルを変化させる非線形量子化方法を適用しても良い。同様に、第2の位相φに対する量子化方法として、第2の位相φの値に拘わらず一定の量子化レベルを適用する線形量子化方法を適用しても良く、また、第2の位相φの値に応じて量子化レベルを変化させる非線形量子化方法を適用しても良い。
例えば、入力された複素デジタル信号xの実数成分及び虚数成分がそれぞれ独立なガウス分布であるとすると、上述したように、第1の位相θの分布は一様分布になり、第2の位相φの分布はある値に偏った分布となるので、第1の位相θに対して線形量子化方法を適用し、第2の位相φに対して非線形量子化方法を適用することは、好ましい態様である。この場合において、第2の位相φの量子化レベルxは、(4)式に従って算出すれば良い。(4)式は、非特許文献1の式(3)と同様な式である。(4)式において、PDF(・)は、確率密度関数である。確率密度関数は、入力された複素デジタル信号を測定することで正確に求めることができ、入力される複素デジタル信号の分布が既知であるため、(4)式に従って量子化レベルxを予め計算できる。第2の位相φの値に対して量子化レベルxが1対1であるので、第2の位相φの値に対して量子化レベルxを適用して求める第2の圧縮情報も、第2の位相φの値に対して1対1である。すなわち、第2の位相φの値が属する範囲と、第2の圧縮情報とを1対1で対応付けた変換テーブルを予め用意しておき、変換テーブルを利用して、第2の位相φの値に対応する第2の圧縮情報を得るようにしても良い。第1の位相θに対して線形量子化方法を適用するとした場合にも、同様に、変換テーブルを利用するようにしても良い。
Figure 0006336292
複素デジタル信号伸長装置20における伸長部21は、CPRIリンク2から到来した圧縮信号から、第1の圧縮情報及び第2の圧縮情報を抽出した後、第1の圧縮情報及び第2の圧縮情報をそれぞれ、第1の位相θ、第2の位相φに変換(伸長)し、2位相/信号変換部22に与えるものである。この変換は、量子化レベルを適用した演算による方法であっても良く、圧縮部14の説明で言及した変換テーブルの入出力が逆の変換テーブルを適用する方法によるものであっても良い。
2位相/信号変換部22は、伸長部21から与えられた第1の位相θ及び第2の位相φ、並びに、内部で保持している定数yに基づいて、複素デジタル信号xを得てアップサンプリング部23に与えるものである。2位相/信号変換部22は、例えば、上述した(3)式の演算を実行することにより、複素デジタル信号xを得る。なお、複素デジタル信号圧縮装置10における複素デジタル信号xとは対応しないが、(3)式の右辺のy倍を省略した演算により、複素デジタル信号を得るようにしても良い。このようにしても、複素デジタル信号xに線形な関係の複素デジタル信号を得ることができ、この場合には、2位相/信号変換部22が定数yを保持しておく必要もない。
アップサンプリング部23は、複素デジタル信号圧縮装置10におけるダウンサンプリング部12の逆処理を行って、処理後の複素デジタル信号を複素デジタル信号出力部24に与えるものである。例えば、ダウンサンプリング部12が入力複素デジタル信号を3/4にダウンサンプリングするものであれば、アップサンプリング部23は、2位相/信号変換部22からの複素デジタル信号のサンプリングレートを4/3に高める。なお、複素デジタル信号圧縮装置10がダウンサンプリング部12を備えない場合には、複素デジタル信号伸長装置20もアップサンプリング部23を備えないようにする。
複素デジタル信号出力部24は、アップサンプリング部23から与えられた複素デジタル信号を、後段の処理部に出力するものである。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態の通信装置1の動作を、複素デジタル信号圧縮装置10における動作、複素デジタル信号伸長装置20における動作の順に説明する。
複素デジタル信号圧縮装置10において、複素デジタル信号入力部10によって取り込まれた圧縮対象の複素デジタル信号は、ダウンサンプリング部11によってダウンサンプリングされる。
ダウンサンプリング後の複素デジタル信号xに基づき、信号/2位相変換部13によって、その複素デジタル信号xが有する第1の位相θと、複素デジタル信号xを第1の位相θを中心とした正負に同じ第2の位相φだけ移相させた等振幅の2つの複素デジタル信号の和で表現したと仮定した際の第2の位相φが算出され、第1の位相θ及び第2の位相φが圧縮部14に与えられる。
圧縮部14において、第1の位相θ及び第2の位相φはそれぞれ量子化されて圧縮され、第1の位相θが圧縮された後の第1の圧縮情報と第2の位相φが圧縮された後の第2の圧縮情報とを含む圧縮信号がCPRIリンク2に送出される。
次に、複素デジタル信号伸長装置20における動作を説明する。
複素デジタル信号伸長装置20において、CPRIリンク2から到来した圧縮信号は伸長部21に与えられ、伸長部21において、第1の圧縮情報及び第2の圧縮情報が抽出され、抽出された第1の圧縮情報及び第2の圧縮情報がそれぞれ、第1の位相θ、第2の位相φに変換(伸長)されて2位相/信号変換部22に与えられる。
2位相/信号変換部22において、伸長部21から与えられた第1の位相θ及び第2の位相φ、並びに、内部で保持している定数yに基づいて、複素デジタル信号xが復元されてアップサンプリング部23に与えられる。
その後、アップサンプリング部23において、復元された複素デジタル信号が所定のサンプルレートにアップンサンプリングされて、複素デジタル信号出力部24から後段の処理部に出力される。
(A−3)第1の実施形態の効果
第1の実施形態によれば、複素デジタル信号圧縮装置及び複素デジタル信号伸長装置間で授受する圧縮情報が、授受すべき複素デジタル信号から得た第1の位相θ及び第2の位相φという2つの位相情報を量子化(圧縮)したものとしたので、高い圧縮率を実現することができる。
特に、第1の実施形態のように、圧縮側において、圧縮の前処理としてダウンサンプリングを実行する場合には、一段と高い圧縮率を実現することができる。
例えば、複素デジタル信号の圧縮方法として、複素デジタル信号の実数成分及び虚数成分の振幅情報を個別に圧縮する方法があるが、第1の実施形態の圧縮方法の方が、より効率的に圧縮することができる。第1の実施形態の場合、2つの位相のダイナミックレンジは0〜2πと一定範囲をとるため量子化後のビット数を大きく抑えることが可能であるが、振幅情報は理論的には上限を定められないため広いダイナミックレンジを確保することが好ましく、量子化後のビット数を大きく抑え難い。
また例えば、複素デジタル信号を、極座標における振幅と位相とで表現し、これら2つの情報を圧縮する方法も考えられる。振幅の量子化に伴う欠点は上述した通りである。極座標での位相は0〜2πの範囲を一様に分布する。第1の実施形態における2つの位相のうち、第2の位相φは第1の位相θからのずれを表現するものであるので、非線形量子化を適用した場合には効率良く量子化することができ、圧縮効率を良好にできる。必要となるビット数の多少から、極座標での振幅を第1の実施形態における第1の位相θ、極座標での位相を第1の実施形態における第2の位相φに対応付けると、第1の実施形態の圧縮方法が、一段と高い圧縮率を実現できることが明白に理解できる。
第1の実施形態によれば、上述したように、圧縮部14や伸長部21の処理を、変換テーブルを利用して行うことができる。変換テーブルを利用するようにした場合には、圧縮率を高めても、処理量や演算量の増加を抑えられ、処理遅延の増加や構成の複雑化を避けることができる。上記説明では言及しなかったが、(1)式の演算や(2)式の演算も変換テーブルを用いて行うことができ、このようにした場合には、変換テーブルを利用した場合の効果を奏することができる。
本願発明者は、第1の実施形態の圧縮方法を評価するシミュレーションを行った。すなわち、非特許文献1のTABLE IIに記載されているLTE信号の帯域10MHzの信号を入力として特性評価を行った。ダウンサンプリング部12では、FFTサイズが1024であり、占有サブキャリアが601であることからレートを3/4にするダウンサンプリングを行った。また、第1の位相θと第2の位相φの量子化ビット数は、最も特性が良い組み合わせを選択したが、概ね、第1の位相θの量子化ビット数に対して、第2の位相φの量子化ビット数が2ビット多い場合が、特性が良い組み合わせになった。
図2は、シミュレーションによる特性評価結果を示す図表であり、図3は、図2の特性評価結果(の網掛け部分)に基づいて形成した圧縮率とEVMとの関係を示すグラフである。
シミュレーションによる特性評価結果より、EVM(Error Vector Magnitude)=1%において圧縮率35%、EVM=2%において圧縮率30%であり、前者は非特許文献2の50%、後者は非特許文献1の33%よりも改善できていることが確認できた。また、64QAMにおけるLTEの要求であるEVM=8%時には、第1の実施形態の圧縮方法では19.5%まで圧縮可能である。
(B)第2の実施形態
次に、本発明による複素デジタル信号圧縮装置及びプログラム、複素デジタル信号伸長装置及びプログラム、並びに、通信装置の第2の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図4は、第2の実施形態の通信装置における特徴構成を示すブロック図であり、第1の実施形態に係る図1との同一、対応部分には同一、対応符号を付して示している。
第2の実施形態の通信装置1Aは、複素デジタル信号圧縮装置10Aにおける圧縮部14Aと、複素デジタル信号伸長装置20Aにおける伸長部21Aとが、第1の実施形態のものと異なっている。
第2の実施形態の場合、圧縮部14Aも伸長部21Aも、第2の位相φの処理については、変換テーブルを利用して量子化(圧縮)若しくは逆量子化(伸長)を行うものである。
圧縮部14Aは、第2の位相φの量子化のために複数(ここでは3個とする)の変換テーブル14T1〜14T3を備え、伸長部21Aは、第2の位相φの逆量子化のために複数(3個)の変換テーブル21T1〜21T3を備える。圧縮部14A及び伸長部21Aはそれぞれ、利用者や設置者等のオペレータの操作に応じて選択した変換テーブル14Ti(iは1〜3)、21Tiを適用して量子化(圧縮)若しくは逆量子化(伸長)を行う。
ここで、複数(3個)の変換テーブル14T1〜14T3、21T1〜21T3を設ける観点は限定されるものではなく、以下に例示するような観点を挙げることができる。
第1の観点は、圧縮率を選択可能とするためである。すなわち、圧縮後(伸長前)のビット数が異なる複数の変換テーブル14T1〜14T3、21T1〜21T3を設けておき、オペレータが選択した圧縮率に応じた変換テーブル14Ti、21Tiを適用するものとする。
第2の観点は、非線形量子化の方式を選択可能とするためである。圧縮後において同一値を取り得る第2の位相φの範囲の組み合わせを複数組定め、各組に対応する複数の変換テーブル14T1〜14T3、21T1〜21T3を設け、オペレータが選択した非線形量子化方式に応じた変換テーブル14Ti、21Tiを適用するものとする。
第3の観点は、圧縮率と非線形量子化方式の組み合わせ毎に、変換テーブル14T1〜14T3、21T1〜21T3を設け、オペレータが選択した圧縮率と非線形量子化方式の組み合わせに応じた変換テーブル14Ti、21Tiを適用するものとする。
第4の観点は、第2の位相φを算出する際に適用する定数y毎に、変換テーブル14T1〜14T3、21T1〜21T3を設けて、オペレータの選択に供するようにしても良い。
以上では、第2の位相φの量子化、逆量子化のために複数の変換テーブル14T1〜14T3、21T1〜21T3を設ける場合を示したが、これに加え、第1の位相θの量子化、逆量子化のために複数の変換テーブルを設け、選択可能とするようにしても良い。ここで、1つの選択操作が、第2の位相φに係る変換テーブルの選択指示と、第1の位相θに係る変換テーブルの選択指示とを兼ねるようにしても良い。すなわち、1回の選択操作で、第2の位相φに係る変換テーブルの選択と、第1の位相θに係る変換テーブルの選択とが連動して実行されるものであっても良い。
上記では、オペレータが複数の変換テーブルから適用するものを選択する場合を示したが、自動的に適用する変換テーブルを定めるようにしても良い。例えば、第2の位相φの分布として異なる分布を適用した複数の変換テーブルを用意しておき、通信初期時に、第2の位相φの分布(ヒストグラム)を算出し、変換テーブルを作成した際の前提分布が、算出した分布と最も整合している変換テーブルを適用するものと定めるようにしても良い。
第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な効果に加え、圧縮部及び伸長部における量子化(圧縮)方式や逆量子化(伸長)方式を選択できるという効果を奏することができる。
(C)他の実施形態
上記各実施形態は、本発明の複素デジタル信号圧縮装置及び複素デジタル信号伸長装置を、RRHとBBUとを含むクラウド無線アクセスネットワークに適用するイメージで説明したが、本発明の複素デジタル信号圧縮装置及び複素デジタル信号伸長装置の用途はこれに限定されるものではない。
また、上記各実施形態では、1つの通信装置が複素デジタル信号圧縮装置及び複素デジタル信号伸長装置を備えるものを示したが、1つの通信装置が複素デジタル信号圧縮装置又は複素デジタル信号伸長装置の一方だけを備えるものであっても良い。
1、1A…通信装置、2…CPRIリンク、
10、10A…複素デジタル信号圧縮装置、11…複素デジタル信号入力部、12…ダウンサンプリング部、13…信号/2位相変換部、14、14A…圧縮部、
20、20A…複素デジタル信号伸長装置、21、21A…伸長部、22…2位相/信号変換部、23…アップサンプリング部、24…複素デジタル信号出力部。

Claims (8)

  1. 複素デジタル信号を圧縮する複素デジタル信号圧縮装置において、
    下記式(A)に従って、自己へ入力された複素デジタル信号に基づいて、第1の位相及び第2の位相を得る信号/2位相変換手段と、
    上記第1の位相及び上記第2の位相をそれぞれ、量子化して圧縮する圧縮手段と
    を有することを特徴とする複素デジタル信号圧縮装置。
    上記圧縮手段が、上記第1の位相及び上記第2の位相の値に応じて、上記第1の位相及び上記第2の位相の量子化値を変化させる
    x=y・exp(j(θ+φ)+y・exp(j(θ−φ))…(A)
    xは上記入力された複素デジタル信号であり、θは上記第1の位相であって上記入力された複素デジタル信号の位相であり、φは上記第2の位相であって上記第1の位相θを中心として正負に移相させる位相であり、yは所定値である。
  2. 入力された複素デジタル信号のサンプルレートを落として上記信号/2位相変換手段に与えるダウンサンプリング手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の複素デジタル信号圧縮装置。
  3. コンピュータを、
    下記式(A)に従って、自己へ入力された複素デジタル信号に基づいて、第1の位相及び第2の位相を得る信号/2位相変換手段と、
    上記第1の位相及び上記第2の位相をそれぞれ、量子化して圧縮する圧縮手段と
    して機能させることを特徴とする複素デジタル信号圧縮プログラム。
    ことを特徴とする複素デジタル信号圧縮プログラム。
    x=y・exp(j(θ+φ)+y・exp(j(θ−φ))…(A)
    xは上記入力された複素デジタル信号であり、θは上記第1の位相であって上記入力された複素デジタル信号の位相であり、φは上記第2の位相であって上記第1の位相θを中心として正負に移相させる位相であり、yは所定値である。
  4. 素デジタル信号圧縮装置によって、下記式(A)に従って複素デジタル信号xに基づいて得た第1の位相及び第2の位相を量子化して圧縮された圧縮信号を伸長する複素デジタル信号伸長装置において、
    上記圧縮信号に含まれている上記第1の位相及び上記第2の位相の量子化値を取り出してそれぞれ逆量子化する伸長手段と、
    上記伸長手段が得た上記第1の位相及び上記第2の位相に基づいて、複素デジタル信号を復元する2位相/信号変換手段と
    を有することを特徴とする複素デジタル信号伸長装置。
    x=y・exp(j(θ+φ)+y・exp(j(θ−φ))…(A)
    xは上記入力された複素デジタル信号であり、θは上記第1の位相であって上記入力された複素デジタル信号の位相であり、φは上記第2の位相であって上記第1の位相θを中心として正負に移相させる位相であり、yは所定値である。
  5. 上記2位相/信号変換手段が復元した複素デジタル信号のサンプリングレートを高めるアップサンプリング手段をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の複素デジタル信号伸長装置。
  6. 素デジタル信号圧縮装置によって、下記式(A)に従って複素デジタル信号xに基づいて得た第1の位相及び第2の位相を量子化して圧縮された圧縮信号を伸長する複素デジタル信号伸長プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    力され上記圧縮信号に含まれている上記第1の位相及び上記第2の位相の量子化値を取り出してそれぞれ逆量子化する伸長手段と、
    上記伸長手段が得た上記第1の位相及び上記第2の位相に基づいて、複素デジタル信号を復元する2位相/信号変換手段と
    して機能させることを特徴とする複素デジタル信号伸長プログラム。
    x=y・exp(j(θ+φ)+y・exp(j(θ−φ))…(A)
    xは上記入力された複素デジタル信号であり、θは上記第1の位相であって上記入力された複素デジタル信号の位相であり、φは上記第2の位相であって上記第1の位相θを中心として正負に移相させる位相であり、yは所定値である。
  7. 複素デジタル信号を、搭載している複素デジタル信号圧縮装置によって圧縮して対向通信装置に向けて送信する通信装置において、
    上記複素デジタル信号圧縮装置として、請求項1又は2に記載の複素デジタル信号圧縮装置を適用したことを特徴とする通信装置。
  8. 対向通信装置から到来した圧縮信号を、搭載している複素デジタル信号伸長装置によって伸長して複素デジタル信号を復元する通信装置において、
    上記複素デジタル信号伸長装置として、請求項4又は5に記載の複素デジタル信号伸長装置を適用したことを特徴とする通信装置。
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