JP6332364B2 - 通信装置、通信方法およびプログラム - Google Patents

通信装置、通信方法およびプログラム Download PDF

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本発明は、画像処理装置に関する。
近年、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11に代表される無線LAN(Local Area Network)システムは、機器の自由度が高い等の利点から、有線ネットワークに代わり普及しつつある。
このIEEE802.11で規定される無線LANシステムは、親機として動作するアクセスポイント、および子機として動作する複数のステーションからなる無線通信装置のグループで構成され、1のアクセスポイントは複数のステーションが接続される。
また、Wi−Fi Allianceで策定中のWi−Fiダイレクトでは、複数の無線通信装置が親機(Group Owner)または子機(Client)のいずれとしての役割を担うかを決定して通信グループを形成することが提案されている。ここで、親機は簡易的なアクセスポイントとして動作し、1または2以上の子機を接続する機能を有する。
このようなWi−Fiダイレクトのユースケースとして、携帯電話やPC(Personal Computer)とディスプレイ装置が通信グループを形成し、携帯電話やPCが送信した画像データをディスプレイ装置で表示することが考えられる。携帯電話やPCとディスプレイ装置は、アクセスポイントを経由しないで通信するので、無線能力を活用したレート伝送で低遅延を実現することができる。
なお、特許文献1には、2の無線通信装置が通信路の状況に応じてデータレートを動的に設定する技術が開示されている。
特開2009−272874号公報
ここで、Wi−Fiダイレクトにおいて複数のフレーム画像からなる画像データを圧縮してパケット伝送する場合、無線通信装置間の無線状況に応じて各フレーム画像のデータ容量を動的に変更することが考えられる。例えば、送信側の無線通信装置は、画像データの送信中に、各フレーム画像の解像度、フレームレート、圧縮率、および走査形式(プログレッシブ、インターレス)などの画像形式を切り替えることにより伝送レートの変化に対応することが可能である。
しかし、送信側が画像データの送信中に画像形式を切り替えると、受信側が画像データを正常に再生できなくなる場合が考えられる。例えば、送信側がフレーム画像の解像度を変更した場合、受信側は、フレーム画像をデコーダで復号した後でないと解像度の変更を認識できないので、デコーダの後段に配されるスケーラの設定切替えが間に合わない。その結果、解像度の変更直後のフレーム画像の正常な再生に失敗してしまうことが懸念される。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、伝送される画像データの形式変更に画像再生装置が前もって対応することを可能とする、新規かつ改良された画像処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、画像データを処理する画像処理部と、前記画像処理部により処理された画像データ、およびタイミング情報を画像再生装置に無線送信する通信部と、前記タイミング情報の示すタイミングにおいて前記画像処理部に前記画像データの処理内容を切替えさせる制御部と、を備える画像処理装置が提供される。
前記画像処理部は、前記制御部による制御に従い、前記タイミング情報の示すタイミングにおいて前記画像データを構成する各フレーム画像の解像度を切り替えてもよい。
前記制御部は、前記画像再生装置との間の無線状況に応じて前記処理内容の切替えを判断し、前記処理内容を切り替えるタイミングを判断し、前記タイミングを示す前記タイミング情報を生成してもよい。
前記制御部は、前記画像再生装置からの再送要求から前記画像再生装置との間の無線状況を検出してもよい。
前記通信部は、前記画像データをパケット形式で送信し、前記制御部が生成する前記タイミング情報は、パケットに付されるPTSまたはDTSを示してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、画像処理装置から画像データおよびタイミング情報を受信する受信部と、前記画像データを再生する再生部と、前記タイミング情報の示すタイミングにおいて前記再生部による再生処理内容を切替えさせる制御部と、を備える画像再生装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、画像データを処理する画像処理部、前記画像処理部により処理された画像データ、およびタイミング情報を無線送信する通信部、および、前記タイミング情報の示すタイミングにおいて前記画像処理部に前記画像データの処理内容を切替えさせる制御部、を有する画像処理装置と、前記画像処理装置から前記画像データおよび前記タイミング情報を受信する受信部、前記画像データを再生する再生部、および、前記タイミング情報の示すタイミングにおいて前記再生部による再生処理内容を切替えさせる制御部、を有する画像再生装置と、を備える画像再生システムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、伝送される画像データの形式変更に画像再生装置が前もって対応することが可能となる。
本発明の実施形態による画像再生システムの構成を示した説明図である。 携帯電話のソフトウェア概念を示した説明図である。 スライス伝送により送信される各フレーム画像の具体例を示した説明図である。 本発明の実施形態による携帯電話のハードウェア構成を示した説明図である。 携帯電話および表示装置の構成を示した機能ブロック図である。 パケット生成部の構成を示した説明図である。 パケット構成を示した説明図である。 無線状況の変化と解像度の切替えの関係を示した説明図である。 比較例による処理フローを示した説明図である。 本実施形態による処理フローを示した説明図である。 画像再生システムの動作を示したシーケンス図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
また、以下に示す項目順序に従って当該「発明を実施するための形態」を説明する。
1.画像再生システムの概要
2.ハードウェア構成
3.携帯電話および表示装置の機能
4.画像再生システムの動作
5.まとめ
<1.画像再生システムの概要>
図1は、本発明の実施形態による画像再生システム1の構成を示した説明図である。図1に示したように、本発明の実施形態による画像再生システム1は、携帯電話20および表示装置10を備える。
携帯電話20は、表示装置10などの周囲の無線通信装置と接続して無線通信する機能を有する。例えば、携帯電話20は、Wi−Fi Allianceで策定中のWi−Fiダイレクトに従って表示装置10と通信グループを形成し、通信グループを形成した表示装置10とアクセスポイントを介さずに無線通信することができる。
また、携帯電話20は、表示装置10と通信グループを形成すると、表示装置10にコンテンツデータや制御データなどを送信することができる。本明細書においてはコンテンツデータの一例として複数のフレーム画像からなる画像データが送信される実施形態を主に説明する。この画像データは、映画、テレビジョン番組、またはビデオプログラムなどのデータであってもよいし、携帯電話20におけるユーザの作業画面であってもよいし、ゲームの表示画面であってもよい。ただし、コンテンツデータは画像データに限定されず、例えば、音楽、講演およびラジオ番組などの音声データがコンテンツデータとして携帯電話20から送信されてもよい。
ここで、図2を参照し、画像データおよび制御データが通信されるレイヤを説明する。
図2は、携帯電話20のソフトウェア概念を示した説明図である。図2に示したように、画像データなどのコンテンツデータは、MPEG―TS/RTP/UDP/IPなどを利用して送信される。一方、制御データは、TCP/IPまたはL2レイヤなど、画像データと異なる通信パスで送信される。
なお、図1においては画像処理装置の一例として携帯電話20を示したに過ぎず、画像処理装置は携帯電話20に限定されない。例えば、画像処理装置は、PC(Personal Computer)、家庭用映像処理装置(DVDレコーダ、ビデオデッキなど)、PDA(Personal Digital Assistants)、家庭用ゲーム機器、携帯用映像処理装置、携帯用ゲーム機器、および家電機器などの情報処理装置であってもよい。
表示装置10は、携帯電話20などの周囲の無線通信装置と接続して無線通信する機能を有する。例えば、表示装置10は、Wi−Fi Allianceで策定中のWi−Fiダイレクトに従って携帯電話20と通信グループを形成し、通信グループを形成した携帯電話20とアクセスポイントを介さずに無線通信することができる。なお、表示装置10および携帯電話20は、同じアクセスポイント(AP)に接続されている場合であっても、例えばIEEE802.11z(TDLS)等を使用する直接通信を行ってもよい。
また、表示装置10は、携帯電話20と通信グループを形成すると、携帯電話20から送信される画像データを受信し、受信した画像データを表示することができる。かかる構成により、ユーザは、携帯電話20で処理された画像データを、より大画面である表示装置10に煩雑な作業をすることなく表示させることが可能である。
なお、図1においては画像再生装置の一例として表示装置10を示したに過ぎず、画像再生装置は表示装置10に限定されない。例えば、画像再生装置は、PCや映像処理装置等、画像再生機能を有する任意の情報処理装置であってもよい。
また、図1においては、携帯電話20および表示装置10に無線通信機能が実装される例を説明したが、本実施形態はかかる例に限定されない。例えば、携帯電話20に、無線通信機能、画像データのエンコード機能、およびパケット化機能を有するアダプタを外付けしてもよい。同様に、表示装置10に、無線通信機能、および画像データのデコード機能などを有するアダプタを外付けしてもよい。
上述したように、本実施形態によれば、携帯電話20と表示装置10がアクセスポイントなどを介さずに直結で無線通信を行うので、無線能力を活用したレート伝送で低遅延を実現することができる。また、以下に説明するスライス伝送を利用することにより、さらなる低遅延を実現可能である。
スライス伝送は、各フレーム画像を複数のスライスに分割して伝送する方法である。このスライス伝送によれば、受信側はフレーム画像全体の受信を待たずに各スライスの再生を開始できるという利点がある。
図3は、スライス伝送により送信される各フレーム画像の具体例を示した説明図である。図3に示したように、スライス伝送により伝送される各フレーム画像は複数のスライスに分割されており、各スライスはAVCで圧縮されたIスライスまたはPスライスで構成される。また、送信側は、フレーム画像ごとにIスライスのスライス位置を変化させる。図3に示した例では、フレーム画像#1では最上段のスライスがIスライスであり、フレーム画像#2では2段目のスライスがIピクチャである。
このように、スライス伝送によれば、同一フレーム画像内にIスライスとPスライスを共存させられるので、レートを安定させると共に、使用するバッファ長を低減できることから低遅延を実現することが可能となる。
<2.ハードウェア構成>
以上、本発明の実施形態による画像再生システム1の概要を説明した。続いて、図4を参照し、本発明の実施形態による携帯電話20のハードウェア構成を説明する。
図4は、本発明の実施形態による携帯電話20のハードウェア構成を示した説明図である。携帯電話20は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、ホストバス204と、を備える。また、携帯電話20は、ブリッジ205と、外部バス206と、インタフェース207と、入力装置208と、出力装置210と、ストレージ装置(HDD)211と、ドライブ212と、通信装置215とを備える。
CPU201は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って携帯電話20内の動作全般を制御する。また、CPU201は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM202は、CPU201が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM203は、CPU201の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス204により相互に接続されている。
ホストバス204は、ブリッジ205を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス206に接続されている。なお、必ずしもホストバス204、ブリッジ205および外部バス206を分離構成する必要はなく、一のバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力装置208は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチおよびレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU201に出力する入力制御回路などから構成されている。携帯電話20のユーザは、該入力装置208を操作することにより、携帯電話20に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置210は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置およびランプなどの表示装置を含む。さらに、出力装置210は、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置を含む。出力装置210は、例えば、再生されたコンテンツを出力する。具体的には、表示装置は再生された映像データ等の各種情報をテキストまたはイメージで表示する。一方、音声出力装置は、再生された音声データ等を音声に変換して出力する。
ストレージ装置211は、本実施形態にかかる携帯電話20の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置211は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。ストレージ装置211は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)で構成される。このストレージ装置211は、ハードディスクを駆動し、CPU201が実行するプログラムや各種データを格納する。
ドライブ212は、記憶媒体用リーダライタであり、携帯電話20に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ212は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体24に記録されている情報を読み出して、RAM203に出力する。また、ドライブ212は、リムーバブル記憶媒体24に情報を書き込むこともできる。
通信装置215は、例えば、周囲の無線通信装置やネットワークに接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。また、通信装置215は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置であっても、LTE(Long Term Evolution)対応通信装置であっても、有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
なお、上記では図4を参照して携帯電話20のハードウェア構成について説明したが、表示装置10のハードウェアは携帯電話20と実質的に同一に構成することが可能であるため、説明を省略する。
<3.携帯電話および表示装置の機能>
以上、図4を参照して携帯電話20および表示装置10のハードウェア構成を説明した。続いて、図5〜図10を参照し、携帯電話20および表示装置10の機能を説明する。
図5は、携帯電話20および表示装置10の構成を示した機能ブロック図である。図5に示したように、表示装置10は、スケーラ120と、デコーダ130と、無線通信部140と、制御部150と、表示部160と、を備える。また、携帯電話20は、解像度処理部220と、パケット生成部230と、無線通信部240と、制御部250と、を備える。
携帯電話20の解像度処理部220は、供給される画像データの解像度を制御部250による制御に従って変更するための処理を行う。例えば、解像度が1920×1080である画像データが供給されているときに、制御部250により解像度が1280×720である画像データの出力を指示された場合、供給される画像の解像度を1920×1080から1280×720に変換する。このような解像度処理部220は、パケット生成部230と共に、画像データを処理する画像処理部としての機能を担う。
なお、図5においては記載を省略しているが、携帯電話20は、供給される画像データのフレームレートを変更するフレームレート変更部や、画像データの走査形式(インターレースおよびプログレッシブなど)を変更する走査形式変更部などの画像処理部を有してもよい。
パケット生成部230は、解像度処理部220から供給される画像データなどから無線送信するためのパケットを生成する。以下、図6および図7を参照し、このパケット生成部230の詳細な構成を説明する。
図6は、パケット生成部230の構成を示した説明図である。図6に示したように、パケット生成部230は、画像エンコーダ231と、音声エンコーダ232と、PESパケタイザ233と、暗号処理部234と、TSマルチプレクサ235とを含む。
画像エンコーダ231は、供給される画像データを圧縮エンコードして出力する。同様に、音声エンコーダ232は、供給される音声データを圧縮エンコードして出力する。なお、画像エンコーダ231および音声エンコーダ232は、制御部250からの指示に従って各データの圧縮率を変更することが可能である。
PESパケタイザ233は、画像エンコーダ231から出力される画像データ、および音声エンコーダ232から出力される音声データからPESパケットを生成する。より詳細に説明すると、PESパケタイザ233は、図7の(1)に示したように、PESヘッダおよびPESペイロードからなるPESパケットを生成する。PESヘッダには、DTS(デコーディングタイムスタンプ)またはPTS(プレゼンテーションタイムスタンプ)などのタイミング情報を記載するためのフィールドが含まれる。
暗号処理部234は、PESパケタイザ233から供給されるPESパケットを暗号化して出力する。暗号処理部234は、例えば、HDCP(High−bandwidth Digital Content Protection System)2.0によりPESパケット暗号化してもよい。
TSマルチプレクサ235は、図7の(2)に示したように、TSヘッダおよびTSペイロードからなるTSストリームを生成する。なお、TSペイロードは、PESパケットを例えば188バイト固定長に分割することにより得られる。このTSストリームは、図7の(3)に示したように、RTPヘッダが付加されるRTPパケットとして送信される。
無線通信部240は、パケット生成部230により生成された画像データを含むRTPパケットや、制御部250により指示された制御データなどを無線送信する。なお、制御データは、詳細については後述するが、画像データの解像度を変更するタイミングを示すタイミング情報を含む。この無線通信部240は、例えばWi−Fi Allianceで策定中のWi−Fiダイレクトに従って動作することができる。
制御部250は、携帯電話20の動作全般を制御する。例えば、制御部250は、解像度処理部220やパケット生成部230に処理内容を制御する。より詳細に説明すると、制御部250は、無線状況に応じて伝送レートが変化する場合、伝送レートの変化に対応するために、解像度処理部220に画像データの解像度の変更を指示したり、パケット生成部230の画像エンコーダ231に画像データの圧縮率の変更を指示したりする。または、制御部250は、伝送レートの変化に対応するために、フレームレートの変更を指示してもよいし、走査形式(インターレースおよびプログレッシブなど)の変更を指示してもよい。
図8は、無線状況の変化と解像度の切替えの関係を示した説明図である。図8に示したように、解像度が1920×1080である画像データの送信中、時刻t1において無線状況の評価値が閾値thを下回った場合、制御部250は、解像度処理部220に画像データの解像度を1280×720に変更するように指示する。これにより、時刻t2から解像度が1280×720である画像データが送信される。
なお、制御部250は、多様な方法により無線状況を検出することが可能である。例えば、制御部250は、表示装置10からの再送要求の頻度に応じて無線状況を検出してもよいし、表示装置10から受信される無線信号のRSSIに応じて無線状況を検出してもよいし、表示装置10からのメジャメント情報により無線状況を検出してもよい。
また、制御部250は、無線状況が変化した場合に限らず、送信対象の画像データの種別が変化した場合に解像度処理部220やパケット生成部230の処理内容を切り替えてもよい。例えば、WEBページなどの静止画に近く解像度が必要な画像データから、動画のように解像度よりフレームレートが必要な画像データに送信対象が変化した場合、制御部250は、解像度処理部220に解像度の減少を指示する。
また、制御部250は、解像度の切替えなど、画像データの処理内容の切替えを決定した場合、切替えのタイミングを示すタイミング情報を無線通信部240から表示装置10に通知させ、そのタイミングでの画像データの処理内容の切替えを指示する。なお、タイミング情報は、PESヘッダに含まれるDTSまたはPTSなどを示す時間情報であってもよい。このようにタイミング情報を事前に表示装置10に通知することの意義、効果については図9および図10を参照して後述する。
表示装置10の無線通信部140(受信部)は、携帯電話20から、画像データを含むRTPパケットや、タイミング情報を含む制御データなどを受信する。この無線通信部140は、例えばWi−Fi Allianceで策定中のWi−Fiダイレクトに従って動作することができる。
デコーダ130は、無線通信部140により受信されたRTPパケットを解読し、RTPパケットに含まれる画像データなどをデコードする。スケーラ120は、デコーダ130から供給される画像データの解像度を、表示部160の解像度に合うように調整する。このようなデコーダ130およびスケーラ120は、画像データを再生する再生部としての機能を担う。
表示部160は、デコーダ130およびスケーラ120によって再生された画像データを表示する。
制御部150は、表示装置10の動作全般を制御する。例えば、制御部150は、携帯電話20から受信されるタイミング情報に従い、デコーダ130やスケーラ120による再生処理内容を制御する。より詳細に説明すると、制御部150は、携帯電話20から解像度が切り替えられるタイミングを示すタイミング情報を受信した場合、当該タイミング情報の示すタイミングにおいて、スケーラ120の設定を変更する。かかる構成により、表示装置10は、解像度の変更直後のフレーム画像の再生を成功させることが可能となる。以下、この点について図9および図10を参照してより具体的に説明する。
図9は、比較例による処理フローを示した説明図である。比較例による送信側は、受信側に事前通知することなく、フレーム画像#5において解像度を1080(縦方向の解像度のみを記載、以下同様)から720に切り替える。この場合、受信側のスケーラは、フレーム画像#5以降のフレーム画像の解像度を720から1080に調整する必要があるが、解像度の切替えはデコーダにより画像データがデコードされるまで分からないので、スケーラの設定変更が間に合わない。その結果、比較例では画像データの再生が失敗し、シームレスな切替えを実現することが困難である。
特に、スライス伝送が用いられる場合には、スケーラの設定変更を間に合わせることが難しい。また、解像度の切替えタイミングを受信側で予測できない比較例では、継ぎ目のスライスで以前のスライスを新たしい解像度に変換しておき、未受信のスライス部分にこの変換後のスライスを表示しておくというコンシール処理を行うことも困難である。
図10は、本実施形態による処理フローを示した説明図である。本実施形態による携帯電話20は、上述したように、解像度などの処理内容の切替えタイミングを示すタイミング情報を事前に表示装置10に送信する。このため、表示装置10は、図10に示したように、受信したタイミング情報に基づいてフレーム画像#5から解像度が1080から720に切り替えられることを把握できる。
これにより、表示装置10の制御部150は、タイミング情報の示すフレーム画像#5の調整タイミングに間に合わせてスケーラ120の設定を変更することができる。その結果、フレーム画像#5を正常に再生し、シームレスな切替えを実現することが可能である。また、スライス伝送が用いられる場合には、継ぎ目のスライスで以前のスライスを新たしい解像度に変換しておき、未受信のスライス部分にこの変換後のスライスを表示しておくというコンシール処理を行うことが可能となる。
<4.画像再生システムの動作>
以上、本発明の実施形態による携帯電話20および表示装置10の機能を説明した。続いて、図11を参照し、携帯電話20および表示装置10からなる画像再生システム1の動作を説明する。
図11は、画像再生システム1の動作を示したシーケンス図である。図11に示したように、まず、携帯電話20が画像データの送信を開始すると(S310)、表示装置10は画像データの再生を開始する。ここで、携帯電話20から送信される画像データの解像度を解像度Aとする。
その後、携帯電話20の制御部250は、無線状況の変化(改善または悪化)を検出すると(S320)、画像データの解像度の変更タイミングを決定し(S330)、当該タイミングを示すタイミング情報を表示装置10に送信する(S340)。
続いて、携帯電話20の制御部250は、タイミング情報の示すタイミングにおいて解像度処理部220に解像度Aから解像度Bへの切替えを指示する(S350)。また、表示装置10は、タイミング情報の示すタイミングにおいてスケーラの設定を解像度Bに適合するように変更する(S360)。
そして、携帯電話20から解像度Bの画像データの送信が開始されるが(S370)、表示装置10は、事前にスケーラの設定を変更済みであるので、解像度の切替え前後でシームレスな再生を実現することが可能である。その後、画像データの送信が終了する(S380)。
<5.まとめ>
以上説明したように、本発明の実施形態による携帯電話20は、解像度などの処理内容の切替えタイミングを示すタイミング情報を事前に表示装置10に送信する。このため、表示装置10は、タイミング情報の示すタイミングに間に合わせてスケーラ120の設定を変更することができる。その結果、解像度の切替え直後のフレーム画像を正常に再生し、シームレスな切替えを実現することが可能である。また、スライス伝送が用いられる場合には、継ぎ目のスライスで以前のスライスを新たしい解像度に変換しておき、未受信のスライス部分にこの変換後のスライスを表示しておくというコンシール処理を行うことが可能となる。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記では携帯電話20が解像度の切り替える場合にタイミング情報を送信する例を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。変形例として、携帯電話20は、フレームレート、圧縮率、および走査形式(プログレッシブ、インターレス)などの画像形式を切り替える場合にもタイミング情報および切替え後の情報を表示装置10に事前通知してもよい。
また、本明細書の画像再生システム1の処理における各ステップは、必ずしもシーケンス図として記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、画像再生システム1の処理における各ステップは、シーケンス図として記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、表示装置10および携帯電話20に内蔵されるCPU201、ROM202およびRAM203などのハードウェアを、上述した表示装置10および携帯電話20の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
10 表示装置
20 携帯電話
120 スケーラ
130 デコーダ
140、240 無線通信部
150、250 制御部
220 解像度処理部
230 パケット生成部
231 画像エンコーダ
240 無線通信部

Claims (11)

  1. 他の通信装置と機器間無線通信を行う通信装置であって、
    UDPにより送信される、複数のフレームを含む画像データの形式の変更を制御する変更制御部と、
    前記画像データの形式が変更される場合に、前記複数のフレームのうちの、前記画像データの形式の変更後のフレームを示す情報をTCP/IPにより前記他の通信装置に送信し、前記情報の送信の後に、前記形式が変更された前記画像データをUDPにより前記他の通信装置に送信する送信部と、
    を備え、
    前記情報は、前記フレームのパケットのヘッダーフィールドに含まれるDTSまたはPTSを示し、
    前記画像データの形式の変更は、少なくとも、解像度、フレームレート、圧縮率および走査形式のうちのいずれかの変更を含む、通信装置。
  2. 前記変更制御部は、無線状況の変化に応じて前記画像データの形式の変更を制御する、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記変更制御部は、前記無線状況の評価値と閾値との関係に基づき、前記画像データの形式の変更を制御する、請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記無線状況を、前記他の通信装置からの再送要求の頻度、前記他の通信装置から送信される無線信号のRSSI、または前記他の通信装置からのメジャメント情報から検出する、請求項2に記載の通信装置。
  5. 前記通信装置は、前記他の通信装置とWi−Fi Direct仕様に従って通信する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の通信装置。
  6. 前記通信装置は、前記他の通信装置とTDLS仕様に従って通信する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の通信装置。
  7. 他の通信装置と機器間無線通信を行う通信方法であって、
    UDPにより送信される、複数のフレームを含む画像データの形式の変更を制御することと、
    前記画像データの形式が変更される場合に、前記複数のフレームのうちの、前記画像データの形式の変更後のフレームを示す情報をTCP/IPにより前記他の通信装置に送信し、前記情報の送信の後に、前記形式が変更された前記画像データをUDPにより前記他の通信装置に送信することと、
    を含み、
    前記情報は、前記フレームのパケットのヘッダーフィールドに含まれるDTSまたはPTSを示し、
    前記画像データの形式の変更は、少なくとも、解像度、フレームレート、圧縮率および走査形式のうちのいずれかの変更を含む、通信方法。
  8. コンピュータを、
    他の通信装置と機器間無線通信を行う通信装置であって、
    UDPにより送信される、複数のフレームを含む画像データの形式の変更を制御する変更制御部と、
    前記画像データの形式が変更される場合に、前記複数のフレームのうちの、前記画像データの形式の変更後のフレームを示す情報をTCP/IPにより前記他の通信装置に送信し、前記情報の送信の後に、前記形式が変更された前記画像データをUDPにより前記他の通信装置に送信する送信部と、
    を備え、
    前記情報は、前記フレームのパケットのヘッダーフィールドに含まれるDTSまたはPTSを示し、
    前記画像データの形式の変更は、少なくとも、解像度、フレームレート、圧縮率および走査形式のうちのいずれかの変更を含む、通信装置、として機能させるための、プログラム。
  9. 他の通信装置と機器間無線通信を行う通信装置であって、
    前記他の通信装置からUDPにより複数のフレームを含む画像データを受信し、前記画像データの形式が変更される場合に、前記複数のフレームのうちの、前記画像データの形式の変更後のフレームを示す情報をTCP/IPにより受信する受信部と、
    前記画像データを再生する再生部と、
    前記再生部の設定を、前記情報の示す変更タイミングにおいて変更する制御部と、
    を備え、
    前記情報は、前記フレームのパケットのヘッダーフィールドに含まれるDTSまたはPTSを示し、
    前記画像データの形式の変更は、少なくとも、解像度、フレームレート、圧縮率および走査形式のうちのいずれかの変更を含む、
    通信装置。
  10. 他の通信装置と機器間無線通信を行う通信方法であって、
    前記他の通信装置からUDPにより複数のフレームを含む画像データを受信し、前記画像データの形式が変更される場合に、前記複数のフレームのうちの、前記画像データの形式の変更後のフレームを示す情報をTCP/IPにより受信することと、
    前記画像データを再生することと、
    前記画像データの再生の設定を、前記情報の示す変更タイミングにおいて変更することと、
    を備え、
    前記情報は、前記フレームのパケットのヘッダーフィールドに含まれるDTSまたはPTSを示し、
    前記画像データの形式の変更は、少なくとも、解像度、フレームレート、圧縮率および走査形式のうちのいずれかの変更を含む、通信方法。
  11. コンピュータを、
    他の通信装置と機器間無線通信を行う通信装置であって、
    前記他の通信装置からUDPにより複数のフレームを含む画像データを受信し、前記画像データの形式が変更される場合に、前記複数のフレームのうちの、前記画像データの形式の変更後のフレームを示す情報をTCP/IPにより受信する受信部と、
    前記画像データを再生する再生部と、
    前記再生部の設定を、前記情報の示す変更タイミングにおいて変更する制御部と、
    を備え、
    前記情報は、前記フレームのパケットのヘッダーフィールドに含まれるDTSまたはPTSを示し、
    前記画像データの形式の変更は、少なくとも、解像度、フレームレート、圧縮率および走査形式のうちのいずれかの変更を含む、
    通信装置、として機能させるための、プログラム。
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