JP6331819B2 - 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents
画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6331819B2 JP6331819B2 JP2014149350A JP2014149350A JP6331819B2 JP 6331819 B2 JP6331819 B2 JP 6331819B2 JP 2014149350 A JP2014149350 A JP 2014149350A JP 2014149350 A JP2014149350 A JP 2014149350A JP 6331819 B2 JP6331819 B2 JP 6331819B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shadow
- pixel
- luminance
- background
- flag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Character Input (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Description
図1を参照しながら、第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係る画像処理装置の一例を示した図である。
なお、記憶部11は、RAM(Random Access Memory)などの揮発性記憶装置、或いは、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置である。演算部12は、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)などのプロセッサである。但し、演算部12は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの電子回路であってもよい。演算部12は、例えば、記憶部11又は他のメモリに記憶されたプログラムを実行する。
例えば、入力画像Pinの上辺端部に位置する(A)の領域に注目すると、入力画像Pinの上辺に接する画素列は1段目、上辺から下辺方向に向けて1段目に隣接する画素列が2段目となる。図1の例では、(A)の領域に位置する1段目の画素列の一部に影がかかっているため、影がかかっている部分の輝度が背景色の輝度に比べて低下している。そのため、影がかかっている部分で輝度の減少が第1の閾値Th1より大きくなる。演算部12は、画素PxSとして、この部分の画素を特定する。
<2.第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。
まず、第2実施形態に係る技術を適用可能なシステムの例について説明する。
(車番認識システム5について)
図2を参照しながら、第2実施形態に係る技術を適用可能なシステムの一例として、車番認識システム5について説明する。図2は、第2実施形態に係る車番認識システムの一例を示した図である。
(その他のシステムについて)
ところで、第2実施形態に係る技術は、上記の車番認識システム5の他、例えば、ランドマーク認識システムやOCR(Optical Character Recognition)システムなど、画像から文字を認識する様々なシステムに適用することができる。
ここで、図3を参照しながら、画像処理装置100の機能を実現可能なハードウェアについて説明する。図3は、第2実施形態に係る画像処理装置の機能を実現可能なハードウェアの一例を示した図である。
[2−3.画像処理装置の機能]
次に、図4を参照しながら、画像処理装置100の機能について説明する。図4は、第2実施形態に係る画像処理装置が有する機能の一例を示したブロック図である。
なお、記憶部101の機能は、上述したRAM906や記憶部920などを用いて実現できる。また、画像取得部102、領域特定部103、影処理部104、二値化部105、及び文字認識部106の機能は、上述したCPU902などを用いて実現できる。
記憶部101について説明する。
記憶部101は、領域情報111、閾値情報112、形状情報113、及び辞書情報114を有する。
まず、図5及び図6を参照しながら、領域情報111について説明する。
なお、図5は、第2実施形態に係る領域情報の一例を示した図である。図6は、第2実施形態に係る領域の一例を示した図である。
次に、図7を参照しながら、閾値情報112について説明する。図7は、第2実施形態に係る閾値情報の一例を示した図である。
次に、図8を参照しながら、形状情報113について説明する。図8は、第2実施形態に係る形状情報の一例を示した図である。
次に、図9を参照しながら、辞書情報114について説明する。図9は、第2実施形態に係る辞書情報の一例を示した図である。
次に、画像取得部102について説明する。
画像取得部102は、撮像装置52が撮像した画像を取得する。例えば、画像処理装置100と撮像装置52とがネットワークを介して接続されている場合、画像取得部102は、撮像装置52と通信して画像を取得する。また、画像処理装置100が撮像装置52のメモリ(非図示)にアクセスできる場合、画像取得部102は、撮像装置52のメモリから画像を読み出す。また、撮像装置52により撮像された画像が、外部の記憶装置(非図示)に格納されている場合、画像取得部102は、外部の記憶装置から画像を取得してもよい。
次に、領域特定部103について説明する。
領域特定部103は、画像取得部102から入力された画像についてエッジ検出を行い、その画像からナンバープレートの輪郭に沿って画像(入力画像)を切り出す。また、領域特定部103は、入力画像に含まれるエッジの位置から文字を囲む矩形領域の輪郭を特定し、特定した矩形領域の位置に基づいてフォーマットを特定する。例えば、領域特定部103は、領域情報111を参照し、特定した矩形領域間の位置関係と、フォーマットを規定する領域間の位置関係とが最も類似するフォーマットを特定する。
(影処理部104)
次に、影処理部104について説明する。
なお、文字フラグが設定された画素と、隣接画素との輝度差が減少している場合、影処理部104は、輝度差(絶対値)が閾値ThB以上であるか否かを判定する。輝度差が閾値ThB以上である場合、影処理部104は、隣接画素が、背景に影が重なった部分の画素であると判定し、当該隣接画素に影フラグを設定する。一方、輝度差が閾値ThB未満である場合、影処理部104は、隣接画素が、文字に影が重なった部分の画素であると判定し、当該隣接画素に文字フラグを設定する。
次に、二値化部105、及び文字認識部106について説明する。
二値化部105には、影の部分が除去された入力画像を二値化して二値化画像を生成する。例えば、二値化部105は、入力画像に含まれる画素の輝度分布(ヒストグラム)を求め、輝度の高い領域にできた分布の山と、輝度の低い領域にできた分布の山とを分離する輝度の値(例えば、2つのピークの中間に位置する輝度)を閾値ThCに設定する。そして、二値化部105は、入力画像に含まれる各画素の輝度と閾値ThCとを比較し、輝度が閾値ThC以上の画素を白画素、輝度が閾値ThC未満の画素を黒画素に設定する。
[2−4.処理の流れ]
次に、画像処理装置100が実行する文字認識処理の流れについて説明する。
図10及び図11を参照しながら、文字認識処理の全体的な流れについて説明する。
なお、図10は、第2実施形態に係る画像処理装置が実行する文字認識処理の流れを示したフロー図である。図11は、第2実施形態に係る端部、影、文字、重なりの一例を示した図である。
例えば、屋外で撮影された通過車両のナンバープレートのように、照明環境や撮影対象を自由に設定することが難しい状況で、バイクの荷台などのように線状の物体による影が文字部にかかった画像などが画像取得部102により取得される。画像取得部102により取得された画像は、領域特定部103に入力される。
例えば、領域特定部103は、画像取得部102から入力された画像についてエッジ検出を行い、その画像からナンバープレートの輪郭に沿って画像(入力画像)を切り出す。また、領域特定部103は、入力画像に含まれるエッジの位置から文字を囲む矩形領域の輪郭を特定し、特定した矩形領域の位置に基づいてフォーマットを特定する。例えば、領域情報111は、領域情報111を参照し、特定した矩形領域間の位置関係と、フォーマットを規定する領域間の位置関係とが最も類似するフォーマットを特定する。
S103において、影処理部104は、入力画像の輪郭上にある画素について影の端点を探索する。入力画像の輪郭上にある画素とは、図11に示すように、ナンバープレートの上辺、下辺、右辺、左辺の各端部に位置する画素である。例えば、影処理部104は、文字の存在しない背景領域の輝度値を基に二値化し、影の端点として、黒画素の幅が予め設定した値以下である画素の集合を検出する。
ここで、図12及び図13を参照しながら、S103の処理について、さらに説明する。S103の処理は、主に影処理部104により実行される。
ここで、図13を参照しながら、S114の処理について、さらに説明する。
(S121)影処理部104は、影の端点を現在画素に設定する。現在画素は、影フラグ又は文字フラグを設定する画素を探索して影の部分を追跡する際の基準となる。
例えば、図14に示すように、入力画像の上辺を1段目としてY方向に2段目、3段目、…と追跡を進める場合、影処理部104は、現在画素が位置する段の次の段に位置する画素列のうち、現在画素を基準に縦方向に隣接する画素を追跡対象に設定する。なお、X方向に追跡を進める場合、影処理部104は、現在画素を基準に横方向に隣接する画素を追跡対象に設定する。なお、図14は、第2実施形態に係る追跡対象の一例を示した図である。
(S124)影処理部104は、S123で計算した輝度差に基づき、現在画素から隣接画素への輝度の増加が閾値ThS以下であるか否かを判定する。輝度の増加が閾値ThS以下である場合、処理はS125へと進む。一方、輝度の増加が閾値ThS以下でない場合、処理はS128へと進む。なお、輝度が減少している場合は、輝度の増加が閾値ThS以下であると判定され、処理はS125へと進む。
(S127)影処理部104は、隣接画素に影フラグを設定する。S127の処理が完了すると、処理はS128へと進む。
ここで、図15を参照しながら、S122の処理について、さらに説明する。図15は、第2実施形態に係る画像処理装置が実行する文字認識処理のうち追跡対象の設定に係る処理の流れを示したフロー図である。
ここで、図16及び図17を参照しながら、S117の処理について、さらに説明する。
(S142)影処理部104は、S141でカウントした端点数に応じたパターンから、影の形状と類似するパターンを特定する。
(追加探索の変形例)
ここで、図18及び図19を参照しながら、上述したS117の処理に係る変形例について説明する。
(S153)影処理部104は、上辺の端点数と下辺の端点数とが同じか否かを判定する。上辺の端点数と下辺の端点数とが同じである場合、処理はS154へと進む。一方、上辺の端点数と下辺の端点数とが同じでない場合、処理はS155へと進む。
例えば、影処理部104は、S111〜S116の処理を実行し、図17のT11、T12に示すように影の延伸方向に沿って影の部分を追跡する。図17の例では、T13に示すように、上辺から延伸する4本の直線的な影の部分が特定されている。この場合、上辺に位置する端点数は4である。ここで、影処理部104は、形状情報113を参照し、端点数が4のパターンP4A、P4Bを抽出する。さらに、影処理部104は、T13の(A)及び(B)の部分が下辺の端部まで延伸していないことを形状の特徴として認識し、この形状の特徴に適合するパターンP4Bを特定する。S155の処理が完了すると、処理はS156へと進む。
ここで、図20を参照しながら、上述したS122の処理に係る変形例について説明する。なお、図20は、第2実施形態に係る画像処理装置が実行する文字認識処理のうち追跡対象の設定に係る処理の一変形例を示した図である。
(S164)影処理部104は、S162で計算した影の延伸方向に沿って、S163で計算した端点の幅に予め設定したマージン(例えば、5%など)を加えた幅を有する線状の領域を追跡対象に設定する。このように、追跡対象の画素を制限することで、輝度差の計算処理、及び、影フラグ又は文字フラグの設定に関する判定処理にかかる負荷が低減される。S164の処理が完了すると、図20に示した一連の処理は終了する。
[2−5.その他]
これまで、矩形のナンバープレートを例に入力画像の上下を横断する影について、影の部分を追跡し、文字と影とが重なる部分を残して影を消去する方法について説明してきた。しかし、第2実施形態に係る技術の適用範囲はこれに限定されない。例えば、入力画像の左右を横断する影についても同様の技術的思想に基づいて適切に影を消去することができる。また、背景の輝度が文字の輝度より小さい場合にも第2実施形態に係る技術を応用することができる。例えば、背景が黒などの暗色で、文字が白又は黄色などの明色である場合が考えられる。この場合、背景に影が重なった部分の輝度が最も小さく、次に背景だけの部分の輝度が小さく、次に影が文字に重なった部分の輝度が小さく、文字だけの部分の輝度が最も大きくなることを考慮して閾値を設定すれば、既に説明した第2実施形態と同様の技術的思想に基づいて影を消去することができる。
<3.付記>
以上説明した実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
前記入力画像内で前記被写体の端部に位置する画素について輝度の減少を検出し、当該輝度の減少が前記第1の閾値より大きい画素を特定し、特定した画素を始点として隣接する画素を順次追跡しながら輝度の増加及び減少を検出し、当該輝度の増加が前記第1の閾値より小さい画素を特定して第1のフラグを設定し、当該輝度の減少が前記第2の閾値より大きい画素を特定して第2のフラグを設定し、前記第1のフラグだけを設定した画素の輝度を前記背景の輝度に設定する演算部と、
を有する、画像処理装置。
付記1に記載の画像処理装置。
前記演算部は、前記第1のフラグ及び前記第2のフラグを設定した画素の集合が有する形状に基づき、前記パターン情報の中から類似する前記影の形状を特定し、特定した形状に沿った方向に追跡範囲を拡張して前記画素を特定する処理を継続する
付記1又は2に記載の画像処理装置。
付記3に記載の画像処理装置。
背景色を有する背景の上に前記背景色とは異なる色で記載された文字を有する被写体を撮像した入力画像と、前記背景から前記背景に影が重なる領域への輝度変化の判定に用いる第1の閾値と、前記背景に影が重なる領域から前記文字に影が重なる領域への輝度変化の判定に用いる第2の閾値と、を取得し、
前記入力画像内で前記被写体の端部に位置する画素について輝度の減少を検出し、当該輝度の減少が前記第1の閾値より大きい画素を特定し、特定した画素を始点として隣接する画素を順次追跡しながら輝度の増加及び減少を検出し、当該輝度の増加が前記第1の閾値より小さい画素を特定して第1のフラグを設定し、当該輝度の減少が前記第2の閾値より大きい画素を特定して第2のフラグを設定し、前記第1のフラグだけを設定した画素の輝度を前記背景の輝度に設定する
画像処理方法。
背景色を有する背景の上に前記背景色とは異なる色で記載された文字を有する被写体を撮像した入力画像と、前記背景から前記背景に影が重なる領域への輝度変化の判定に用いる第1の閾値と、前記背景に影が重なる領域から前記文字に影が重なる領域への輝度変化の判定に用いる第2の閾値と、を取得し、
前記入力画像内で前記被写体の端部に位置する画素について輝度の減少を検出し、当該輝度の減少が前記第1の閾値より大きい画素を特定し、特定した画素を始点として隣接する画素を順次追跡しながら輝度の増加及び減少を検出し、当該輝度の増加が前記第1の閾値より小さい画素を特定して第1のフラグを設定し、当該輝度の減少が前記第2の閾値より大きい画素を特定して第2のフラグを設定し、前記第1のフラグだけを設定した画素の輝度を前記背景の輝度に設定する
処理を実行させる、プログラム。
付記5に記載の画像処理方法。
付記5又は7に記載の画像処理方法。
付記8に記載の画像処理方法。
前記入力画像内で前記被写体の端部に位置する画素について輝度の増加を検出し、当該輝度の増加が前記第1の閾値より大きい画素を特定し、特定した画素を始点として隣接する画素を順次追跡しながら輝度の増加及び減少を検出し、当該輝度の減少が前記第1の閾値より小さい画素を特定して第1のフラグを設定し、当該輝度の増加が前記第2の閾値より大きい画素を特定して第2のフラグを設定し、前記第1のフラグだけを設定した画素の輝度を前記背景の輝度に設定する演算部と、
を有する、画像処理装置。
背景色を有する背景の上に前記背景色とは異なる色で記載された文字を有する被写体を撮像した入力画像と、前記背景から前記背景に影が重なる領域への輝度変化の判定に用いる第1の閾値と、前記背景に影が重なる領域から前記文字に影が重なる領域への輝度変化の判定に用いる第2の閾値と、を取得し、
前記入力画像内で前記被写体の端部に位置する画素について輝度の増加を検出し、当該輝度の増加が前記第1の閾値より大きい画素を特定し、特定した画素を始点として隣接する画素を順次追跡しながら輝度の増加及び減少を検出し、当該輝度の減少が前記第1の閾値より小さい画素を特定して第1のフラグを設定し、当該輝度の増加が前記第2の閾値より大きい画素を特定して第2のフラグを設定し、前記第1のフラグだけを設定した画素の輝度を前記背景の輝度に設定する
画像処理方法。
背景色を有する背景の上に前記背景色とは異なる色で記載された文字を有する被写体を撮像した入力画像と、前記背景から前記背景に影が重なる領域への輝度変化の判定に用いる第1の閾値と、前記背景に影が重なる領域から前記文字に影が重なる領域への輝度変化の判定に用いる第2の閾値と、を取得し、
前記入力画像内で前記被写体の端部に位置する画素について輝度の増加を検出し、当該輝度の増加が前記第1の閾値より大きい画素を特定し、特定した画素を始点として隣接する画素を順次追跡しながら輝度の増加及び減少を検出し、当該輝度の減少が前記第1の閾値より小さい画素を特定して第1のフラグを設定し、当該輝度の増加が前記第2の閾値より大きい画素を特定して第2のフラグを設定し、前記第1のフラグだけを設定した画素の輝度を前記背景の輝度に設定する
処理を実行させる、プログラム。
11 記憶部
12 演算部
Th1 第1の閾値
Th2 第2の閾値
Pin 入力画像
PxS 画素
Claims (6)
- 背景色を有する背景の上に前記背景色とは異なる色で記載された文字を有する被写体を撮像した入力画像と、前記背景から前記背景に影が重なる領域への輝度変化の判定に用いる第1の閾値と、前記背景に影が重なる領域から前記文字に影が重なる領域への輝度変化の判定に用いる第2の閾値と、を記憶する記憶部と、
前記入力画像内で前記被写体の端部に位置する画素について輝度の減少を検出し、当該輝度の減少が前記第1の閾値より大きい画素を特定し、特定した画素を始点として隣接する画素を順次追跡しながら輝度の増加及び減少を検出し、当該輝度の増加が前記第1の閾値より小さい画素を特定して第1のフラグを設定し、当該輝度の減少が前記第2の閾値より大きい画素を特定して第2のフラグを設定し、前記第1のフラグを設定した画素の輝度を前記背景の輝度に設定する演算部と、
を有する、画像処理装置。 - 前記演算部は、前記特定した画素を始点として隣接する画素を順次追跡する際、追跡方向を維持するように追跡範囲を制限する
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記記憶部は、前記影の形状を示すパターン情報をさらに記憶し、
前記演算部は、前記第1のフラグ及び前記第2のフラグを設定した画素の集合が有する形状に基づき、前記パターン情報の中から類似する前記影の形状を特定し、特定した形状に沿った方向に追跡範囲を拡張して前記画素を特定する処理を継続する
請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記演算部は、前記被写体の端部に位置する画素のうち前記第1のフラグが設定された連続する画素の集合の数をカウントし、前記被写体の対向する二辺の一方についてカウントした前記集合の数と、他方についてカウントした前記集合の数とが同じ場合、前記一方の辺に位置する前記画素の集合と、前記他方の辺に位置する前記画素の集合とを結ぶ直線上に追跡範囲を制限して前記画素を特定する処理を実行する
請求項3に記載の画像処理装置。 - コンピュータが、
背景色を有する背景の上に前記背景色とは異なる色で記載された文字を有する被写体を撮像した入力画像と、前記背景から前記背景に影が重なる領域への輝度変化の判定に用いる第1の閾値と、前記背景に影が重なる領域から前記文字に影が重なる領域への輝度変化の判定に用いる第2の閾値と、を取得し、
前記入力画像内で前記被写体の端部に位置する画素について輝度の減少を検出し、当該輝度の減少が前記第1の閾値より大きい画素を特定し、特定した画素を始点として隣接する画素を順次追跡しながら輝度の増加及び減少を検出し、当該輝度の増加が前記第1の閾値より小さい画素を特定して第1のフラグを設定し、当該輝度の減少が前記第2の閾値より大きい画素を特定して第2のフラグを設定し、前記第1のフラグを設定した画素の輝度を前記背景の輝度に設定する
画像処理方法。 - コンピュータに、
背景色を有する背景の上に前記背景色とは異なる色で記載された文字を有する被写体を撮像した入力画像と、前記背景から前記背景に影が重なる領域への輝度変化の判定に用いる第1の閾値と、前記背景に影が重なる領域から前記文字に影が重なる領域への輝度変化の判定に用いる第2の閾値と、を取得し、
前記入力画像内で前記被写体の端部に位置する画素について輝度の減少を検出し、当該輝度の減少が前記第1の閾値より大きい画素を特定し、特定した画素を始点として隣接する画素を順次追跡しながら輝度の増加及び減少を検出し、当該輝度の増加が前記第1の閾値より小さい画素を特定して第1のフラグを設定し、当該輝度の減少が前記第2の閾値より大きい画素を特定して第2のフラグを設定し、前記第1のフラグを設定した画素の輝度を前記背景の輝度に設定する
処理を実行させる、プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014149350A JP6331819B2 (ja) | 2014-07-23 | 2014-07-23 | 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014149350A JP6331819B2 (ja) | 2014-07-23 | 2014-07-23 | 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016024694A JP2016024694A (ja) | 2016-02-08 |
JP6331819B2 true JP6331819B2 (ja) | 2018-05-30 |
Family
ID=55271382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014149350A Active JP6331819B2 (ja) | 2014-07-23 | 2014-07-23 | 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6331819B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0365770A (ja) * | 1989-08-03 | 1991-03-20 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 画像処理装置 |
JP3638028B2 (ja) * | 1994-08-22 | 2005-04-13 | オムロン株式会社 | 車両ナンバー認識装置 |
JP2007156741A (ja) * | 2005-12-02 | 2007-06-21 | Koito Ind Ltd | 文字抽出方法、文字抽出装置およびプログラム |
JP4987826B2 (ja) * | 2008-09-19 | 2012-07-25 | 株式会社東芝 | ナンバプレート認識方法およびナンバプレート認識装置 |
JP2012155586A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 画像2値化方法および画像2値化装置 |
-
2014
- 2014-07-23 JP JP2014149350A patent/JP6331819B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016024694A (ja) | 2016-02-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5775225B2 (ja) | マルチレイヤ連結成分をヒストグラムと共に用いるテキスト検出 | |
JP6395759B2 (ja) | レーン検出 | |
WO2019169532A1 (zh) | 车牌识别方法及云系统 | |
TWI541763B (zh) | 用於調整深度値的方法、電子裝置和媒體 | |
US20150055857A1 (en) | Text detection in natural images | |
CN103714345B (zh) | 一种双目立体视觉检测手指指尖空间位置的方法与系统 | |
KR20130028610A (ko) | 실시간 차선 검출 장치 및 방법과 이에 관한 기록매체 | |
JP4904330B2 (ja) | 画像からテキストを抽出する方法及び装置 | |
Tabassum et al. | Text detection using MSER and stroke width transform | |
Phan et al. | Recognition of video text through temporal integration | |
JP6311354B2 (ja) | 情報処理装置、二値化用閾値の決定方法、及びプログラム | |
JP2009276910A (ja) | 画像処理装置、方法及びプログラム | |
JP2014127027A (ja) | 境界線認識装置 | |
JP6772059B2 (ja) | 電子制御装置、電子制御システムおよび電子制御方法 | |
JP2004118757A (ja) | 路面走行レーン検出装置 | |
JP6331819B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム | |
KR101845280B1 (ko) | 그림자 신호를 제거하는 차량번호 인식 시스템 및 방법 | |
JP6354186B2 (ja) | 情報処理装置、ぼけ具合計算方法、及びプログラム | |
JP2019175107A (ja) | 認識装置、認識方法、プログラムおよびデータ生成装置 | |
CN109388134B (zh) | 用于识别车辆导航路径边界的方法和装置 | |
JP2009015515A (ja) | ナンバープレート抽出システム、ナンバープレート抽出装置、ナンバープレート抽出方法及びプログラム | |
JP2005251132A (ja) | 影検出装置、影検出方法及び影検出プログラム、影検出装置を用いた画像処理装置、影検出方法を用いた画像処理方法及び影検出プログラムを用いた画像処理プログラム | |
US10304195B2 (en) | Information processing apparatus, computer-readable storage medium, and information processing method for judging a recognition target area | |
JP6166686B2 (ja) | 部品検出装置、方法、及びプログラム | |
KR101511671B1 (ko) | 적외선 영상에서 비표적을 제거하는 방법 및 영상 처리 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170406 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180302 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180403 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180416 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6331819 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |