JP6331733B2 - 基地局装置、無線通信システム及び基地局装置の制御方法 - Google Patents

基地局装置、無線通信システム及び基地局装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、基地局装置、無線通信システム及び基地局装置の制御方法に関する。
現在、複数の通信事業者が、携帯電話サービスなどの無線通信サービスを提供している。通信事業者は、全国を通信範囲とする通信網を確立するため、各地域に基地局装置を配置している。また、各通信事業者は、同一の地域に、それぞれ独自に基地局装置を設置している。
このような通信網において、大災害が発生した場合の無線通信サービスの維持が問題になる。大災害が発生した場合に、被災地に設置されている基地局やネットワークが破壊され、利用者に対して継続的に無線通信サービスの提供ができなくなるおそれがある。通信インフラ、特に移動通信インフラは普段の生活と密接しているライフラインであり、通信事業者は、災害や障害が発生しても、切断なく継続的な無線通信サービスを提供することを目標としている。
そして、災害時の継続的な無線通信サービスの提供という目的のために、各通信事業者はそれぞれ各自の対応を行っている。
例えば、普段は使用せず、非常時に使用する大ゾーン基地局を設ける方法がある。大ゾーン基地局は一般の基地局より大きなカバレッジを有する。大ゾーン基地局は、普段はサービスを行わないが、災害などにより通常の基地局装置によるサービスが提供できない場合に、サービスを提供し、無線通信サービスの継続を図る。
また、災害後にリピータを気球に乗せて100メートルの高さに浮かべ、地面からの電波をリピータで中継して破壊された基地局装置の機能を肩代わりする方法がある。
これに対して、ある通信事業者において基地局やネットワークの破壊が起きた場合に、ローミングを利用して、他の通信事業者のシステムを利用することで、無線通信サービスを継続する方法が考えられる。
なお、無線通信サービスの技術として、以下のような従来技術が提案されている。例えば、無線ネットワークを複数の通信事業者で共有し、利用に応じて料金徴収を行う従来技術がある。また、端末と通信を行う無線部を複数の通信事業者で共有し、各通信事業者の無線制御部により共有の無線部をコントロールする従来技術がある。さらに、異なる通信システム間で、基地局を貸借しシステムの足りない機能を補完する従来技術がある。
国際公開第2005/039211号 特開2013−65977号公報 特開2001−128237号公報
株式会社NTTドコモ、大ゾーン基地局を設置−全国で初めて名古屋市・岐阜市の2ヶ所に設置−、[online]、2001年9月29日、株式会社NTTドコモ[平成26年4月17日検索]、インターネット<URL:https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2011/09/29_00.html> ソフトバンクモバイル株式会社、気球無線中継システムの実証実験結果について、[online]、2013年3月1日、ソフトバンクモバイル株式会社[平成26年4月17日検索]、インターネット<URL:http://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2013/20130301_01/>
しかしながら、大ゾーン基地局を用いる方法では、大規模な施設の増設が必要であり、非常に多くの費用がかかってしまう。また、リピータを気球で浮かべる方法では、リピータと気球とを被災エリアに届けることになるが、災害後の道路状況の悪化などからリピータを迅速に設置することが困難となることが考えられる。
さらに、ローミングを用いる場合、国内の通信事業者間でのローミング契約の締結は、権利関係などの理由から困難であり、適切な契約の下に災害時に通信システムを相互運用することは困難である。
また、無線ネットワークや無線部を複数の通信事業者で共有する方法では、ローミングの場合と同様に既存の通信事業者間での共有自体が困難であり、災害時の継続的なサービス提供は困難である。また、基地局を通信事業者間で貸借する従来技術では、貸した側の通信事業者が使用できるリソースが減ってしまい、無線通信サービスが劣化する恐れがある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、継続的に無線通信サービスを提供する基地局装置、無線通信システム及び基地局装置の制御方法を提供することを目的とする。
本願の開示する基地局装置、無線通信システム及び基地局装置の制御方法は、一つの態様において、第1インタフェース部は、第1通信網に接続する。第2インタフェース部は、第2通信網に接続する。通信制御部は、前記第1インタフェース部を用いて第1通信網との通信を確立し、前記第1通信網から前記第2通信網を用いる通信要求を受けた場合、前記第2インタフェース部を起動させ、前記第2インタフェース部を用いて前記第2通信網との通信を確立する。通信部は、前記第1通信網を利用する第1端末装置と通信を行い、前記通信制御部及び前記第1インタフェース部を介して前記第1通信網に前記第1端末装置を接続させ、前記通信制御部が通信要求を受けた場合、前記第1端末装置の前記第1通信網への接続に加えて、前記第2通信網を利用する第2端末装置と通信を行い、前記通信制御部及び前記第2インタフェース部を介して前記第2通信網に前記第2端末装置を接続させる。
本願の開示する基地局装置、無線通信システム及び基地局装置の制御方法の一つの態様によれば、継続的に無線通信サービスを提供することができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る無線通信システムのシステム構成図である。 図2は、実施例1に係る基地局装置のブロック図である。 図3は、接続関係テーブルの一例の図である。 図4は、非常時インタフェースの起動のシーケンス図である。 図5は、実施例1に係る通信システムにおける災害発生時の処理のフローチャートである。 図6は、実施例2に係る無線通信システムのシステム構成図である。 図7は、仲介サーバ及びHSSのブロック図である。 図8は、加入者情報テーブルの一例の図である。 図9は、基地局情報テーブルの一例の図である。 図10は、サービス停止基地局装置の配下の端末装置抽出の一例の図である。 図11は、サービス停止基地局装置の配下の端末装置抽出の他の例の図である。 図12は、実施例2に係る無線通信システムによるユーザ情報の転送を用いた災害発生時の処理のフローチャートである。 図13は、実施例2に係る通信システムにおける災害発生後のサービス停止エリアへの端末装置の進入時の処理のフローチャートである。 図14は、基地局装置のハードウェア構成図である。 図15は、MMEのハードウェア構成図である。 図16は、HSSのハードウェア構成図である。 図17は、仲介サーバのハードウェア構成図である。
以下に、本願の開示する基地局装置、無線通信システム及び基地局装置の制御方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示する基地局装置、無線通信システム及び基地局装置の制御方法が限定されるものではない。
図1は、実施例1に係る無線通信システムのシステム構成図である。図1では、2つの通信事業者の通信網が混在している場合を表している。通信事業者は、「キャリア」とも呼ばれる。以下では、2つの通信事業者を第1キャリア及び第2キャリアとして説明する。また、第1キャリアの無線通信網を第1通信網、第2キャリアの無線通信網を第2通信網として説明する。また、以下の説明では、通信方式としてLTE(Long Term Evolution)を例に説明する。
基地局装置11a〜15a、MME(Mobility Management Entity)21及びHSS(Home Subscriber Server)31は、第1キャリアが有する通信システムである。また、基地局装置11b〜15b、MME22及びHSS32は、第2キャリアが有する通信システムである。基地局装置11b〜15b、並びに、基地局装置11b〜15bとMME21及び22との接続は分かり易いように破線で表している。
また、図1には記載していないが、通信システムには、S−GW(Serving Gateway)及びP−GW(Packet data network Gateway)を有する。S−GWは、端末装置50aからの信号をルーティングして転送する。また、P−GWは、外部ネットワークと接続するゲートウエイである。
MME21、S−GW、P−GW及びHSS31が、基地局装置11a〜15aに対する上位ノード装置の一例にあたる。以下では、MME21、S−GW及びP−GWをまとめて表す場合、単に「上位ノード」という場合がある。
さらに、図1における端末装置50aは、第1キャリアの加入者が利用する無線通信端末装置である。端末装置50aは、第1通信網を用いて通信を行う。端末装置50bは、第2キャリアの加入者が利用する無線通信端末装置である。端末装置50bは、第2通信網を用いて通信を行う。端末装置50bも基地局11b〜15bに合わせて破線で表している。
第1キャリアの通信システムと第2キャリアの通信システムとは同様の機能を有する。そこで、ここでは、第2キャリアの通信システムにおいて基地局装置11b〜13bのサービス提供が停止し、第1キャリアの基地局装置11a〜13aが非常時サービスを提供する場合を例に説明する。
端末装置50aは、通信要求を基地局装置11aに送信する。その後、端末装置50aは、基地局装置11aからの応答を受信し、無線通信の接続を確立する。そして、端末装置50aは、第1通信網を用いた通信を行う。
端末装置50bは、異なる複数の周波数帯を用いて通信を行うことができるマルチバンド又はマルチキャリアをサポートしている。端末装置50bは、例えば、通常時には通信要求を基地局装置11bに送信する。その後、端末装置50bは、基地局装置11bからの応答を受信し、無線通信の接続を確立する。そして、端末装置50bは、第2通信網を用いた通信を行う。
また、基地局装置11b〜13bのサービス提供が停止した場合、端末装置50bが基地局装置11b〜13bの通信圏内であったエリアに存在する場合、端末装置50bは、基地局装置11a〜13aの内近くにある基地局装置と通信を行う。
次に、基地局装置11a〜15aについて説明するが、基地装置11a〜15aは同じ機能を有する。そこで、以下では、基地局装置11a〜15aを区別しない場合「基地局装置10」という。
図2は、実施例1に係る基地局装置のブロック図である。基地局装置10は、無線通信部101、ベースバンド処理部102、呼処理制御部103、インタフェース部104及びアンテナ105を有する。
無線通信部101は、自己の通信圏内にある端末装置50aからアンテナ105を介して無線信号を受信する。次に、無線通信部101は、受信した無線信号を復調してベースバンド信号を生成する。そして、無線通信部101は、生成したベースバンド信号をベースバンド処理部102へ出力する。
また、無線通信部101は、MME21などから送られてきたベースバンド信号の入力をベースバンド処理部102から受ける。次に、無線通信部101は、受信したベースバンド信号を変調して無線信号を生成する。そして、無線通信部101は、アンテナ105を介して生成した無線信号を端末装置50aへ送信する。
ベースバンド処理部102は、上り通信のベースバンド信号の入力を無線通信部101から受ける。そして、ベースバンド処理部102は、受信したベースバンド信号に対して高速フーリエ変換を施し、データの復調、及び誤り訂正を行う。その後、ベースバンド処理部102は、各処理を施したベースバンド信号を呼処理制御部103へ出力する。
また、ベースバンド処理部102は、下り通信のベースバンド信号の入力を呼処理制御部103から受ける。そして、ベースバンド処理部102は、受信したベースバンド信号に対して、誤り訂正及びデータの変調を行い、さらに逆高速フーリエ変換を施す。その後、ベースバンド処理部102は、各処理を施したベースバンド信号を無線通信部101へ出力する。
この無線通信部101及びベースバンド処理部102が、「通信部」の一例にあたる。
インタフェース部104は、通常インタフェース141及び非常時インタフェース142を有する。通常インタフェース141は、第1キャリアの通信システムに配置されたMME21に接続されたインタフェースである。非常時インタフェース142は、第2キャリアの通信システムに配置されたMME22に接続されたインタフェースである。
例えば、通常インタフェース141として、100Base−Tのイーサネット(登録商標)を使用することができる。また、例えば、非常時インタフェース142として、インパルス無線方式装置などを用いることができる。このように、インパルス無線方式のインタフェースを用いることで、非常時インタフェース142を小型軽量化でき、低消費電力であるので運用保守費用を低減することができる。
通常インタフェース141は、基地局装置10の起動とともに起動する。通常インタフェース141は、MME21を含む第1キャリアの通信システムの上位ノード装置と基地局装置10との間の通信インタフェースである。通常インタフェース141は、呼処理制御部103から受信した信号を第1キャリアの通信システムの上位ノード装置へ送信する。また、通常インタフェース141は、第1キャリアの通信システムの上位ノード装置から受信した信号を呼処理制御部103へ転送する。この通信インタフェース141が、「第1インタフェース部」の一例にあたる。
これに対して、非常時インタフェース142は、MME22を含む第2キャリアの通信システムの上位ノード装置と基地局装置10との間の通信インタフェースである。非常時インタフェース142は、非常時に呼処理制御部103の非常時要求処理部131からの起動要求を受けて起動する。非常時インタフェース142は、正常に起動した場合、非常時通信可応答を非常時要求処理部131に出力する。非常時インタフェース142は、呼処理制御部103から受信した信号を第2キャリアの通信システムの上位ノード装置へ送信する。また、非常時インタフェース142は、第2キャリアの通信システムの上位ノード装置から受信した信号を呼処理制御部103へ転送する。この通信インタフェース142が、「第2インタフェース部」の一例にあたる。
呼処理制御部103は、通常インタフェース141及び非常時インタフェース142を用いて上位ノード装置と通信を行う。呼処理制御部103は、非常時でない通常時の場合、通常インタフェース141を用いて以下の処理を行う。
呼処理制御部103は、通常インタフェース141を用いて端末装置50aの通信に関する、呼び出し、応答、切断及びハンドオーバなどの呼制御処理を実行する。具体的には、呼処理制御部103は、上り通信の場合、端末装置50aの識別情報などを通常インタフェース141を介してMME21に送信する。その後、呼処理制御部103は、端末装置50aがHSS31により認証されると通常インタフェース141を介して信号の宛先の呼び出しを行い、呼を設定する。また、呼処理制御部103は、端末装置50aに対する呼び出しに対して通常インタフェース141を介して応答を行う。呼処理制御部103は、呼が設定されると、ベースバンド処理部102から受信したベースバンド信号を処理し、制御信号を通常インタフェース141を介してコアネットワーク側の装置へ転送する。また、呼処理制御部103は、MME21から受信した制御信号を呼処理制御部103で処理し、ベースバンド処理部102へ出力する。また、呼処理制御部103は、設定された呼に対して切断が指示された場合、設定された呼を切断する。また、呼処理制御部103は、その呼制御処理の結果に応じて、ベースバンド処理部102に対して動作の開始または終了を指示する。
次に非常時の場合の呼処理制御部103の機能について説明する。非常時の場合、呼処理制御部103は、通常インタフェース141を介して非常時インタフェース142の起動要求をMME21から受信する。これに加えて、呼処理制御部103は、通常インタフェース141を介してMME22の識別番号であるGUMMEI(Globally Unique MME Identifier)を受信する。
呼処理制御部103の非常時要求処理部131は、非常時インタフェース142の起動要求を受けて、非常時インタフェース142に非常時通信要求を送信する。その後、非常時インタフェース142の起動が正常に行われると、非常時要求処理部131は、非常時通信可応答を非常時インタフェース142から受信する。その後、呼処理制御部103は、第1キャリアの通信システムに属するMME21に非常時インタフェース142の起動応答を送信する。さらに、呼処理制御部103は、自装置である基地局装置10のECGI(E-UTRAN Cell Global ID)をMME21へ送信する。
次に、非常時要求処理部131は、非常時インタフェース142を介して第2キャリアの通信システムに属するMME22に非常時通信要求を送信する。その後、非常時要求処理部131は、非常時通信要求の応答として非常時通信可応答をMME22から受信する。
そして、非常時要求処理部131は、非常時インタフェース142を用いて端末装置50bの通信に関する、呼び出し、応答、切断及びハンドオーバなどの呼制御処理を実行する。この処理は、呼処理制御部103による通常インタフェース141を用いた端末装置50aに関する呼制御処理と同様である。
ここで、非常時の場合、呼処理制御部103は、第1キャリアの端末装置50a及び第2キャリアの端末装置50bの双方から接続要求(ATTACH REQUEST)を受ける。接続要求には、EPS(Evolved Packet System)mobile Identityというパラメータが含まれる。そして、EPS mobile Identityは、接続要求を送信した端末装置がいずれのキャリアの通信システムを使用しているかを表す情報であるMNC(Mobile Network Code)を含む。
そこで、呼処理制御部103は、接続要求を解析して接続要求に含まれるMNCを取得する。そして、呼処理制御部103は、MNCが第1キャリアを示す場合、通常インタフェース141を用いて、MME21への接続要求の通知や第1システムの通信システムの上位ノード装置を用いて呼の設定やハンドオーバなどを行う。また、MNCが第2キャリアを示す場合、呼処理制御部103は、非常時インタフェース142を用いて、MME22への接続要求の通知や第2システムの通信システムの上位ノード装置を用いて呼の設定やハンドオーバなどを行う。
さらに、呼制御処理部103は、非常時インタフェース142を用いて非常時の呼制御を行っている状態で、通常インタフェース141を介してMME21から非常時サービスの停止の指示を受けると、第2キャリアの加入者の呼制御を停止する。その後、呼制御処理部103は、通常インタフェース141を介して非常時のサービスの停止をMME21へ通知する。さらに、非常時要求処理部131は、非常時インタフェース142を介して非常時のサービスの停止をMME22へ通知する。そして、呼制御処理部103は、非常時インタフェース142を停止させる。この呼処理制御部103が、「通信制御部」の一例にあたる。
次に、MME21及びHSS31、並びに、MME22について説明する。ここでは、非常時として大災害の発生により第2キャリアの基地局装置11b〜13bが停止した場合を例に説明する。
HSS31は、携帯電話番号や端末識別番号などの第1キャリアの端末装置50aのユーザ情報を管理するデータベースを有する。そして、HSS31は、ユーザ情報を用いて端末装置50aの認証を行う。また、HSS31は、端末装置50aの位置登録を行う。
MME21は、制御信号を基地局装置10から受信する。そして、MME21は、端末装置50aとの伝達経路の設定制御を行う。さらに、MME21は、端末装置50aのハンドオーバも行う。
さらに、災害が発生した非常時についてMME21の機能を説明する。基地局装置11b〜13bが停止すると、第2キャリアの通信システムでは、端末50bは、基地局装置11b〜13bの通信圏において通信サービスが提供されなくなる。そこで、本実施例に係る無線通信システムでは、基地局装置11b〜13bの通信圏で、且つ基地局装置14b及び15bなど他の基地局装置の通信圏内にない範囲をカバーする通信圏を有する基地局装置11a〜13aに端末装置50bの通信を行わせることになる。以下では、サービスを提供が停止した基地局装置11b〜13bをサービス停止基地局装置11b〜13bという。
MME21は、基地局装置11a〜15aの通信圏との基地局装置11b〜15bの通信圏の重複関係を記憶している。ここで、本実施例では、基地局装置11a〜15aを例に説明しているが、実際には、MME21は、自己に接続されている全ての基地局装置とその通信圏をカバーする他のキャリアの基地局装置の通信圏との重複関係を記憶している。
ここで、本実施例では、MME21は、通信圏の重複関係を用いて非常時の処理を行わせる基地局装置10を決定したが、非常時の処理を行わせる基地局装置10の決定方法はこれに限らない。例えば、MME21は、第2キャリアの基地局装置11b〜15b毎に対応する基地局装置10を記憶して置き、サービス停止基地局装置11b〜13bに対応する基地局装置10を抽出してもよい。
MME21は、非常時処理要求とともにサービス停止基地局装置11b〜13bの情報をMME22から受信する。それに加えて、MME21は、サービス停止基地局装置11b〜13bの上位ノードであるMME22のGUMMEIを受信する。
そして、MME21は、通信圏の重複関係を用いて、サービス停止基地局装置11b〜13bの通信圏であり、且つ基地局装置14b及び15bなど他の基地局装置の通信圏内にない範囲をカバーする通信圏を有する基地局装置11a〜13aを抽出する。そして、MME21は、抽出した基地局装置11a〜13aに対して非常時インタフェース142の起動要求を送信する。さらに、MME21は、MME22のGUMMEIを抽出した基地局装置11a〜13aに送信する。
その後、MME21は、非常時インタフェース142の起動を基地局装置11a〜13aから受信する。さらに、MME21は、基地局装置11a〜13aのECGIを受信する。その後、MME21は、通常の場合と同様に、第1キャリアを利用する端末装置50aに対して、伝達経路の設定制御、及びハンドオーバの処理を行う。
その後、MME21は、MME22から基地局装置11b〜15bの復旧の通知を受信すると、非常時サービスの停止を基地局装置11a〜15aへ指示する。その後、MME21は、サービス停止の応答を基地局装置11a〜15aから受信して、非常時サービスの提供を完了する。
MME22は、図3に示す各キャリアの基地局装置11a〜11a及び11b〜15b、並びに、MME21及び22の接続関係を表す接続関係テーブル201を記憶している。図3は、接続関係テーブルの一例の図である。
MME22は、災害が発生するとサービス停止基地局装置11b〜13bを特定する。次に、MME22は、自装置がどのキャリアの基地局装置と接続しているかを接続関係テーブル201から特定する。例えば、MME22が図3における第2キャリアMME1号であれば、MME22は、第1及び第3キャリアの基地局装置を自装置の接続先として特定する。そして、MME22は、特定したキャリアの中からキャリアを一つ選択する。本実施例では、第1キャリアを選択する。そして、MME22は、特定したサービス停止基地局装置11b〜13bの情報及び非常時処理要求をMME21へ送信する。
その後、MME22は、基地局装置11a〜13aから非常時通信要求を受信する。そして、MME22は、非常時通信要求の送信元である基地局装置11a〜13aへ非常時通信応答を返信する。ここで、例えば、第1キャリアの基地局装置11a〜13aから通信要求が送られてこない場合、MME22は、自装置に基地局が接続している他のキャリアを再度選択し、非常時サービスの提供を求める。
その後、MME22は、第2キャリアを利用する端末装置50bに対して、認証、位置登録、伝達経路の設定制御、及びハンドオーバの処理を、基地局装置11a〜13aを介して行う。
その後、MME22は、サービス停止基地局装置11b〜13bが復旧し使用可能となると、基地局装置11b〜15bの復旧の通知をMME21へ送信する。
そして、MME22は、サービス停止の通知を基地局装置11a〜13aから受信して、非常時サービスの提供の完了を確認する。
次に、図4を参照して、非常時インタフェース142の起動のシーケンスについて説明する。図4は、非常時インタフェースの起動のシーケンス図である。
ここでも、災害により第2キャリアの基地局装置11b〜13bのサービスが停止した場合で説明する。すなわち、図4のMME22が障害発生側の第2キャリアの通信システムに属しており、呼処理制御部103、通常インタフェース141、非常時インタフェース142及びMME21は、非常時サービス提供側の第1キャリアの通信システムに属している。以下では、基地局装置11a〜13aを省いて、単に、呼処理制御部103、通常インタフェース141及び非常時インタフェース141として説明する。
MME22は、災害により基地局装置11b〜13bのサービスが停止すると、非常時処理要求とともにGUMMEIをMME21へ通知する(ステップS101)。さらに、このとき、MME22は、基地局装置11b〜13bの情報をMME21へ送信する。
MME21は、基地局装置11b〜13bに対応する基地局装置11a〜13aを特定する。そして、MME21は、非常時インタフェース142の起動要求を通常インタフェース141へ送信し、さらに、MME21のGMMEIを通常インタフェース141へ通知する(ステップS102)。通常インタフェース141は、MME21から送信された非常時インタフェース142の起動要求及びMME21のGMMEIを呼処理制御部103へ転送し通知する(ステップS103)。
呼処理制御部103は、非常時インタフェース142の起動要求及びMME21のGMMEIを受信する。そして、呼処理制御部103は、非常時通信要求を非常時インタフェース142へ送信する(ステップS104)。
非常時インタフェース142は、非常時通信要求をMME22へ送信し(ステップS105)、さらに、自己の起動が正常に完了したことを示す非常時通信可応答を呼処理制御部103へ送信する(ステップS106)。
MME22は、非常時通信要求を受けると、それに対する応答である非常時通信応答を非常時インタフェース142へ送信する(ステップS107)。非常時インタフェース142は、MME22から送信された非常時通信応答を呼処理制御部103へ転送する(ステップS108)。
呼処理制御部103は、非常時インタフェース142の起動応答及び自局のECGIの通知を通常インタフェース141に送信する(ステップS109)。通常インタフェース141は、呼処理制御部103から送信された非常時インタフェース142の起動応答及びECGIの通知をMME21へ転送する(ステップS110)。
これにより、非常時インタフェース142の起動が完了し、その後、基地局装置11a〜13aは、第1キャリアの端末装置50a及び第2キャリアの端末装置50bの基地局装置として動作する。
次に、図5を参照して、本実施例に係る通信システムにおける災害発生時の処理の流れについて説明する。図5は、実施例1に係る通信システムにおける災害発生時の処理のフローチャートである。ここでも、第2キャリアの基地局装置が災害によりサービスの提供を停止した場合で説明する。
災害により、第2キャリアの一部の基地局装置11b〜13bのサービスが停止する(ステップS201)。
MME22は、非常処理要求をMME21へ送信する(ステップS202)。さらに、MME22は、自装置のGUMMEIをMME21へ通知する。
MME21は、非常時処理要求及びMME22のGUMMEIをMME22から受信する。そして、MME21は、非常時インタフェース142の起動要求を通常インタフェース141を介して呼処理制御部103へ送信する。さらに、MME21は、MME22のGUMMEIを通常インタフェース141を介して呼処理制御部103へ通知する(ステップS203)。
呼処理制御部103は、非常時インタフェース142の起動要求及びMME22のGUMMEIの通知をMME21から受ける。そして、呼処理制御部103の非常時要求処理部131は、非常時インタフェース142及びサービス停止側のMMEであるMME22の使用が可能か否かを判定する(ステップS204)。具体的には、非常時要求処理部131は、非常時インタフェース142を介してMME22に非常時通信要求を送信する。その後、非常時要求処理部131は、非常時インタフェース142及びMME22からの非常時通信可応答の有無により、それぞれの使用の可否を判定する。非常時インタフェース142又はMME22が使用できない場合(ステップS204:否定)、呼処理制御部103は、非常時サービスの提供の処理を終了する。
これに対して、非常時インタフェース142及びMME22が使用できる場合(ステップS204:肯定)、非常時要求処理部131は、非常時インタフェース142が起動可能である旨をMME21へ通知する(ステップS205)。
そして、非常時要求処理部131は、非常時インタフェース142を起動する(ステップS206)。
第2キャリアのサービス停止基地局装置11b〜13bに対応する第1キャリアの基地局装置11a〜13aは、サービス停止基地局装置11b〜13bの通信圏である第2キャリアのサービス停止エリアに対して非常時サービスを提供する(ステップS207)。
MME21は、MME22からの通知により、基地局装置11b〜13bが復旧しサービス提供が再開されたか否かを判定する(ステップS208)。基地局装置11b〜13bが復旧していない場合(ステップS208:否定)、基地局装置11a〜13aは、ステップS207へ戻る。
これに対して、基地局装置11b〜13bが復旧した場合(ステップS208:肯定)、MME21は、非常時サービスの停止を呼処理制御部103に通知する(ステップS209)。
呼処理制御部103及び非常時要求処理部131は、非常時サービスを停止した後、非常時サービスの停止をMME21及び22へ通知する(ステップS210)。
そして、非常時要求処理部131は、非常時インタフェース142を停止させる(ステップS211)。
以上に説明したように、本実施例に係る無線通信システム及び基地局装置は、大災害などであるキャリアの基地局装置による通信サービスが停止した場合に、通信範囲をカバーする他のキャリアの基地局装置を介して通信サービスを提供する。これにより、本実施例に係る無線通信システム及び基地局装置は、大災害などが発生しても迅速且つ継続的に、サービス提供が停止した側のキャリアの加入者に無線通信サービスを提供することができる。
また、災害対策用に新たな基地局装置やリピータの設置を行わなくてよく、災害対策の費用を抑え効果的な設備投資で、災害時の通信サービスの継続性を維持することができる。
また、本実施例では、端末装置がマルチバンド又はマルチキャリアの機能を有している場合で説明したが、これとは逆に、端末装置は1つの周波数帯だけをサポートしている場合で、基地局装置が複数のキャリアの周波数帯をサポートしている構成でもよい。その場合、非常時処理要求を受けた基地局装置が、要求元のキャリアの周波数での送受信を行うように設定される。
図6は、実施例2に係る無線通信システムのシステム構成図である。本実施例に係る無線通信システムは、実施例1の構成に加えて、第1キャリアの通信システムと第2キャリアの通信システムとの間に仲介サーバ40が配置されている。
本実施例に係る無線通信システムは、以下が実施例1と異なる。すなわち、本実施例に係る無線通信システムは、基地局装置のサービス提供が停止した側のキャリアのユーザ情報を他のキャリアに転送する。そして、本実施例に係る無線通信システムは、サービスが停止した基地局装置の通信圏に在圏する端末装置は他のキャリアの通信システムを使って通信する。
基地局装置11a〜15a及び11b〜15b、MME21及び22、並びに、HSS31及び32は、実施例1と同様の機能を有する。以下では、実施例1と同様の各装置及び各部の機能については説明を省略する。また、以下の説明では、基地局装置11a〜15a、MME21、並びに、HSS31を有する第1キャリアの通信システム及び基地局装置11b〜15b、MME22、並びに、HSS32を有する第2キャリアの通信システムが存在している場合で説明する。また、第2キャリアの通信システムにおいて、基地局装置11b〜13bにおいてサービス提供が停止した場合で説明する。
本実施例に係る機能は、実施例1で説明した緊急時サービスの提供機能が動作困難な場合に動作する。例えば、サービスを肩代わりする基地局装置11a〜13aにおいて他のキャリアの無線リソースの追加はできたが、他のキャリアの上位ノード装置との接続関係を確立できない場合などである。
仲介サーバ40は、第1キャリアの通信システムに属するHSS31と第2キャリアの通信システムに属するHSS32とを接続する。
図7は、仲介サーバ及びHSSのブロック図である。本実施例に係る仲介サーバ40は、受信部401、フォーマット変換部402及び送信部403を有する。また、非常時サービスを提供する側の第1通信システムに属するHSS31は、受信部311、ユーザ情報管理部312を有する。また、サービスが停止した基地局装置11b〜13bを有する第2通信システムに属するHSS32は、送信部321、ユーザ情報抽出部322、ユーザ情報管理部323、NL(Neighbor List)抽出部324及び被災地進入判定部325を有する。
ユーザ情報管理部323は、携帯電話番号や端末識別番号などのユーザ情報を管理するデータベースである。
ユーザ情報抽出部322は、第2キャリアの通信システムを利用している加入者の情報を、例えば図8に示す加入者情報テーブル202として記憶している。図8は、加入者情報テーブルの一例の図である。
加入者情報テーブル202には、加入者名に対応させて、加入者の識別番号であるIMSI(International Mobile Subscriber Identity)が登録されている。さらに、加入者情報テーブル202には、加入者名に対応させて、端末装置50bが位置するTA(Tracking Area:位置登録エリア)、及び端末装置50bの現在地を表すGPS(Global Positioning System)位置情報が登録されている。ここで、本実施例では、GPS位置情報を有する場合で説明しているが、GPS位置情報は無くてもよい。
さらに、ユーザ情報抽出部322は、例えば、図9に示す基地局情報テーブル203を記憶している。図9は、基地局情報テーブルの一例の図である。基地局情報テーブル203には、基地局装置11b〜15bを含む第2キャリアの通信システムに属する基地局装置に対応させて、各基地局装置のセルID(Identification)及び各基地局装置が配置されているTAが登録されている。
基地局装置11b〜13bのサービス提供が停止した場合、ユーザ情報抽出部322は、加入者情報テーブル202及び基地局情報テーブル203を用いて、基地局装置11b〜13bの通信圏であったエリアにいる端末装置50bを特定する。例えば、ユーザ情報抽出部322、基地局装置11b〜13bに対応するTAを基地局情報テーブル203から特定する。図9の場合であれば、ユーザ情報抽出部322、基地局装置11b〜13bに対応するTAとして「a」及び「b」を特定する。そして、ユーザ情報抽出部322は、特定したTAに存在する端末装置50bのエントリを加入者情報テーブル201から抽出する。図8の場合であれば、加入者A〜CのTAが「a」及び「b」であるので、ユーザ情報抽出部322は、図10に示すように、端末装置50bのエントリを抽出する。図10は、サービス停止基地局装置の配下の端末装置抽出の一例の図である。
ここで、本実施例では、サービス提供を停止した基地局装置11b〜13bの配下にいる端末装置50bを、TAを基準に抽出したが端末装置50bの抽出方法はこれに限らない。例えば、第2通信システムにおいて各端末装置50bのGPS位置情報が収集されている場合、ユーザ情報抽出部322は、GPS位置情報を用いてサービス提供を停止した基地局装置11b〜13bの配下にいる端末装置50bを絞り込んでもよい。基地局装置11b〜13bの通信圏の範囲が緯度137〜139度の間であり、経度34〜36度の間である場合、ユーザ情報抽出部322は、その緯度及び経度の範囲内に存在する端末装置50bのエントリを抽出してもよい。例えば、図8の場合であれば、ユーザ情報抽出部322は、図11に示すように、加入者A及びBに対応するエントリを抽出する。図11は、サービス停止基地局装置の配下の端末装置抽出の他の例の図である。
そして、ユーザ情報抽出部322は、抽出した端末装置のユーザ情報をユーザ情報管理部323から取得する。そして、ユーザ情報抽出部322は、取得したユーザ情報を送信部321へ出力する。
また、ユーザ情報抽出部322は、基地局装置11b〜13bの通信圏であったエリアに基地局装置11b〜13bのサービス提供停止後に入ってきた端末装置50bの情報を被災地進入判定部325から受信する。そして、ユーザ情報抽出部322は、被災地進入判定部325から受信した端末装置50bのユーザ情報をユーザ情報管理部323から取得する。そして、ユーザ情報抽出部322は、取得したユーザ情報を送信部321へ出力する。
NL抽出部324は、第2通信システムの各基地局装置11b〜15bの通信セルの情報を有している。NL抽出部324は、サービス提供を停止した基地局装置11b〜13bの情報をMME22から受信する。そして、NL抽出部324は、基地局装置11b〜13bの隣接セルを有する隣接基地局装置を抽出する。隣接基地局装置には、例えば、基地局装置14b及び15bが含まれる。
そして、NL抽出部324は、抽出した隣接基地局装置の情報を被災地進入判定部325へ出力する。
被災地進入判定部325は、隣接基地局装置の情報の入力をNL抽出部324から受ける。また、被災地進入判定部325は、被災地近傍に存在する端末装置50bの位置登録をMME22から受ける。そして、被災地進入判定部325は、位置登録を受けた端末装置50bが隣接基地局装置の通信セル内から基地局装置11b〜15bの通信セルであったエリアに移動したか否かを判定する。端末装置50bが隣接基地局装置の通信セルから基地局装置11b〜15bの通信セルであったエリアへ移動した場合、被災地進入判定部325は、その端末装置50bの情報をユーザ情報抽出部322へ出力する。
送信部321は、基地局装置11b〜15bの通信圏であったエリアに存在する端末装置50bのユーザ情報をユーザ情報抽出部322から受信する。そして、送信部321は、受信したユーザ情報を仲介サーバ40の受信部401へ送信する。
受信部401は、基地局装置11b〜15bの通信圏であったエリアに存在する端末装置50bのユーザ情報をHSS32の送信部321から受信する。そして、受信部401は、受信したユーザ情報をフォーマット変換部402へ出力する。
フォーマット変換部402は、ユーザ情報の入力を受信部401から受ける。そして、フォーマット変換部402は、ユーザ情報の項目や順番といったフォーマットを第2キャリアのフォーマットから第1キャリアのフォーマットへ変更する。その後、フォーマット変換部402は、フォーマットを変更したユーザ情報を送信部403へ出力する。
送信部403は、フォーマットが変更された基地局装置11b〜15bの通信圏であったエリアに存在する端末装置50bのユーザ情報の入力をフォーマット変換部402から受ける。そして、送信部403は、受信したユーザ情報をHSS31の受信部311へ送信する。
受信部311は、基地局装置11b〜15bの通信圏であったエリアに存在する端末装置50bのユーザ情報を送信部403から受信する。そして、受信部311は、受信したユーザ情報をユーザ情報管理部312が有するデータベースに格納する。
ユーザ情報管理部312は、受信部311から受信した基地局装置11b〜15bの通信圏であったエリアに存在する端末装置50bのユーザ情報をデータベースに格納する。その後、ユーザ情報管理部312は、第2キャリアの操作端末50bのユーザ情報の削除の通知をMME21から受けると、第2キャリアの操作端末50bのユーザ情報をデータベースから削除する。その後、ユーザ情報管理部312は、ユーザ情報の削除をHSS32のユーザ情報管理部323に通知する。
MME21は、基地局装置11b〜15bの通信圏であったエリアに存在する端末装置50bからの接続要求を受けると、ユーザ情報管理部312が有するデータベースのユーザ情報を用いて認証を行う。
基地局装置11b〜15bの通信圏であったエリアに存在する端末装置50bは、ユーザ情報管理部312にユーザ情報が格納されているため、MME21により認証され第1キャリアの通信システムを用いて通信を行うことができる。
また、MME21は、基地局装置11b〜13bの復旧の通知をMME22から受信すると、第2キャリアの操作端末50bのユーザ情報の削除をHSS32に通知する。
次に、図12を参照して、本実施例に係る無線通信システムによるユーザ情報の転送を用いた災害発生時の処理の流れについて説明する。図12は、実施例2に係る無線通信システムによるユーザ情報の転送を用いた災害発生時の処理のフローチャートである。
災害により、第2キャリアの一部の基地局装置11b〜13bのサービスが停止する(ステップS301)。
HSS32は、非常時処理を行うか否かを判定する(ステップS302)。例えば、HSS32は、MME22から第1キャリアの基地局装置11a〜15aとの接続の失敗などといった実施例1で説明した方式による非常時サービスの処理の失敗の情報を受けた場合、非常時処理を行うと判定する。非常時処理を行わない場合(ステップS302:否定)、HSS32は、災害発生時の処理を終了する。
これに対して、非常時処理を行う場合(ステップS302:肯定)、ユーザ情報中抽出部322は、基地局装置11b〜15bの通信圏であったエリアに存在する端末装置50bのユーザ情報を抽出する。そして、ユーザ情報抽出部322は、送信部321を介して基地局装置11b〜15bの通信圏であったエリアに存在する端末装置50bのユーザ情報を仲介サーバ40に送信する(ステップS303)。
仲介サーバ40のフォーマット変換部402は、HSS32から受信した基地局装置11b〜15bの通信圏であったエリアに存在する端末装置50bのユーザ情報のフォーマットを第1キャリアのフォーマットに変換する。そして、フォーマット変換部402は、送信部403を介してフォーマットを変換したユーザデータをHSS31へ送信する(ステップS304)。
HSS31のユーザ情報管理部312は、受信部311を介して受信した基地局装置11b〜15bの通信圏であったエリアに存在する端末装置50bのユーザ情報をデータベースに格納する(ステップS305)。
MME21は、第2キャリアのユーザの認証及び呼要求への対応を実施する(ステップS306)。
基地局装置11a〜13aは、第2キャリアの端末装置50bが使用可能な周波数の送受信を開始する(ステップS307)。
第1キャリアの通信システムは、HSS31が有する基地局装置11b〜13bの通信圏であったエリアに存在する第2キャリアの端末装置50bのユーザ情報を用いて、第2キャリアの端末装置50bに対して非常時サービスを提供する(ステップS308)。
MME21は、基地局装置11b〜13bが復旧したか否かを判定する(ステップS309)。基地局装置11b〜13bが復旧していない場合(ステップS309:否定)、第1キャリアの通信システムの各装置は、ステップS308に戻る。
これに対して、基地局装置11b〜13bが復旧した場合(ステップS309:肯定)、基地局装置11a〜13aは、第2キャリアの端末装置50bが使用可能な周波数の送受信を停止する(ステップS310)。
そして、HSS31のユーザ情報管理部312は、第2キャリアの端末装置50bのユーザ情報をデータベースから削除する(ステップS311)。
そして、ユーザ情報管理部312は、ユーザ情報の削除をユーザ情報管理部323に通知する(ステップS312)。
次に、図13を参照して、本実施例に係る通信システムにおける災害発生後のサービス停止エリアへの端末装置の進入時の処理の流れについて説明する。図13は、実施例2に係る通信システムにおける災害発生後のサービス停止エリアへの端末装置の進入時の処理のフローチャートである。
NL抽出部324は、サービスを停止した基地局装置11b〜13bの隣接基地局装置を抽出する(ステップS401)。
第2キャリアの端末装置50bがサービス提供エリアからサービス停止エリアへ移動する(ステップS402)。この時、サービス停止エリアへ入る前に、被災地進入判定部325は、端末装置50bの位置登録をMME22から受ける(ステップS403)。
被災地進入判定部325は、位置登録の情報からサービス停止エリアに移動する端末装置50bを特定する。そして、被災地進入判定部325は、サービス停止エリアに移動する端末装置50bの情報をユーザ情報抽出部322に送信する。ユーザ情報抽出部322は、サービス停止エリアに移動する端末装置50bのユーザ情報をユーザ情報管理部323から取得する。そして、ユーザ情報抽出部322は、仲介サーバ40を介して、HSS31にサービス停止エリアに移動する端末装置50bのユーザ情報を転送する(ステップS404)。
ここで、本実施例では、サービス提供が停止した基地局装置の通信圏内に存在する端末装置のユーザ情報のみを転送したが、例えば、基地局装置のサービス提供が停止した場合、一時的に全てのユーザ情報を他のキャリアに開示してもよい。この場合、後からサービス提供が停止した基地局装置の通信圏内に進入する端末装置に対して特別な対応を行わなくてもよい。
以上に説明したように、本実施例に係る無線通信システムは、基地局装置によるサービス提供が停止した場合に、その基地局装置の通信圏内に存在する端末装置のユーザデータを他のキャリアに転送する。そして、他のキャリアは、サービス提供が停止した基地局装置の通信圏内に存在するユーザに対して、自己の通信網を利用した通信サービスを提供する。これにより、例えば、実施例1の方法で非常時サービスの提供が行えない場合にも、継続的にサービス提供が停止した側のキャリアの加入者に無線通信サービスを提供することができる。
(ハードウェア構成)
図14は、基地局装置のハードウェア構成図である。基地局装置10は、無線インタフェース901、プロセッサ902、メモリ903、電子回路904、上位ノードインタフェース905及び906を有する。
無線インタフェース901、メモリ903、電子回路904、上位ノードインタフェース905及び906は、バスを介してプロセッサ902に接続されている。
無線インタフェース901及び電子回路904は、図2に例示した無線通信部101の機能を実現する。
上位ノードインタフェース905は、図2に例示した通常インタフェース141の機能を実現する。また、上位ノードインタフェース906は、図2に例示した非常時インタフェース142の機能を実現する。
メモリ903は、呼処理制御部103及び非常時要求処理部131の機能を実現するプログラムを含む各種プログラムを格納する。
プロセッサ902は、メモリ903から各種プログラムを読み出して実行することで、例えば、図2に例示した呼処理制御部103及び非常時要求処理部131の機能を実現する。
図15は、MMEのハードウェア構成図である。ここでは、MME21を例に説明する。MME21は、基地局インタフェース911、プロセッサ912、メモリ913、HSSインタフェース914を有する。
基地局ンタフェース911、メモリ913及びHSSインタフェース914は、バスでプロセッサ912に接続される。
基地局インタフェース911は、基地局装置10との間の通信インタフェースである。HSSインタフェース914は、HSS31との間の通信インタフェースである。
メモリ913は、実施例1及び2で説明した各機能を実現するためのプログラムを含む各種プログラムを有する。
プロセッサ912は、メモリ913から各種プログラムを読み出し実行することで、各実施例で説明したMME21の各種機能を実現する。
図16は、HSSのハードウェア構成図である。ここでは、HSS31を例に説明する。HSS31は、プロセッサ921、メモリ922、ハードディスク923、MMEインタフェース924及び仲介サーバインタフェース925を有する。
メモリ922、ハードディスク923、MMEインタフェース924及び仲介サーバインタフェース925は、バスでプロセッサ921に接続される。
MMEインタフェース924は、MME21との間の通信インタフェースである。仲介サーバインタフェース925は、仲介サーバ40との間の通信インタフェースである。ただし、実施例1に係るHSS31は、仲介サーバインタフェースを有さなくてもよい。仲介サーバインタフェース925は、図7に例示した送信部321及び受信部311の機能を実現する。
ハードディスク923は、例えば、図7に例示したユーザ情報抽出部322、ユーザ情報管理部323、NL抽出部324、被災地進入判定部325及びユーザ情報管理部312の各機能を実現するためのプログラムを含む各種プログラムを有している。また、ハードディスク923は、ユーザ情報管理部323が管理するユーザ情報のデータベースを格納している。
プロセッサ921及びメモリ922は、ハードディスク923の各種プログラムを読み出し実行することで、例えば、ユーザ情報抽出部322、ユーザ情報管理部323、NL抽出部324、被災地進入判定部325及びユーザ情報管理部312の各機能を実現する。
図17は、仲介サーバのハードウェア構成図である。仲介サーバ40は、プロセッサ931、メモリ932、ハードディスク933及びHSSインタフェース934を有する。
メモリ932、ハードディスク933及びHSSインタフェース934は、バスでプロセッサ931に接続される。
HSSインタフェース934は、HSS31及び32との間の通信インタフェースである。HSSインタフェース934は、図7に例示した受信部401及び送信部403の機能を実現する。
ハードディスク933は、例えば、図7に例示したフォーマット変換部402の機能を実現するためのプログラムを含む各種プログラムを有している。
プロセッサ931及びメモリ932は、ハードディスク933の各種プログラムを読み出し実行することで、例えば、フォーマット変換部402の機能を実現する。
10,11a〜15a,11b〜15b 基地局装置
21,22 MME
31,32 HSS
40 仲介サーバ
101 無線通信部
102 ベースバンド処理部
103 呼処理制御部
104 インタフェース部
131 非常時要求処理部
141 通常インタフェース
142 非常時インタフェース
311 受信部
312 ユーザ情報管理部
321 送信部
322 ユーザ情報抽出部
323 ユーザ情報管理部
324 NL抽出部
325 被災地進入判定部
401 受信部
402 フォーマット変換部
403 送信部

Claims (9)

  1. 第1通信網に接続する第1インタフェース部と、
    第2通信網に接続する第2インタフェース部と、
    前記第1インタフェース部を用いて第1通信網との通信を確立し、前記第1通信網から前記第2通信網を用いる通信要求を受けた場合、前記第2インタフェース部を起動させ、前記第2インタフェース部を用いて前記第2通信網との通信を確立する通信制御部と、
    前記第1通信網を利用する第1端末装置と通信を行い、前記第1インタフェース部を介して前記第1通信網に前記第1端末装置を接続させ、前記通信制御部が前記通信要求を受けた場合、前記第1端末装置の前記第1通信網への接続に加えて、前記第2通信網を利用する第2端末装置と通信を行い、前記第2インタフェース部を介して前記第2通信網に前記第2端末装置を接続させる通信部と
    を備えたことを特徴とする基地局装置。
  2. 前記通信制御部は、前記第2通信網を用いる通信の停止要求を受けると、第2インタフェース部を停止し、
    前記通信部は、前記第2端末装置との通信を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  3. 前記通信部は、前記第1通信網で用いられる周波数帯を用いた通信及び前記第2通信網で用いられる周波数帯を用いた通信の双方に対応していることを特徴とする請求項1又は2に記載の基地局装置。
  4. 前記通信部は、前記第1通信網で用いられる周波数帯を用いた通信にのみ対応しており、前記第2端末装置の前記第2通信網で用いられる周波数帯を用いる通信機能により前記第2端末装置と通信を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の基地局装置。
  5. 第1通信網に配置された第1基地局装置及び第1上位ノード装置、並びに、第2通信網に配置された第2上位ノード装置を有する無線通信システムであって、
    前記第1基地局装置は、
    前記第1通信網に接続する第1インタフェース部と、
    前記第2通信網に接続する第2インタフェース部と、
    前記第1インタフェース部を用いて前記第1通信網との通信を確立し、前記第1上位ノード装置から前記第2通信網を用いる通信要求を受けた場合、前記第2インタフェース部を起動させ、前記第2インタフェース部を用いて前記第2通信網との通信を確立する通信制御部と、
    前記第1通信網を利用する第1端末装置と通信を行い、前記第1インタフェース部を介して前記第1通信網に前記第1端末装置を接続させ、前記通信制御部が前記通信要求を受けた場合、前記第1端末装置の前記第1通信網への接続に加えて、前記第2通信網を利用する第2端末装置と通信を行い、前記第2インタフェース部を介して前記第2通信網に前記第2端末装置を接続させる通信部とを備え
    前記第1上位ノード装置は、
    前記第1基地局装置の使用要求を前記第2上位ノード装置から受信し、前記第2通信網を用いる前記通信要求を前記使用要求で指定された前記第1基地局装置の前記通信制御部に通知する通知部を備えた
    ことを特徴とする無線通信システム。
  6. 前記第2通信網に配置された第2基地局装置をさらに有し、
    前記第2上位ノード装置は、前記第2基地局装置に障害が発生した場合、障害が発生した前記第2基地局装置に対応する前記第1基地局装置の使用要求を前記第1上位ノード装置に送信することを特徴とする請求項5に記載の無線通信システム。
  7. 前記第2上位ノード装置から取得した前記第2端末装置のユーザ情報を前記第1上位ノード装置へ転送する仲介サーバをさらに有し、
    前記第2上位ノード装置は、前記第2基地局装置で障害が発生した場合、前記第2基地局装置の通信圏に対応する通信圏に在圏する前記第2端末装置の前記ユーザ情報を前記仲介サーバへ送信するユーザ情報抽出部を備え、
    前記第1上位ノード装置は、予め有する前記第1端末装置のユーザ情報を用いて記第1端末装置の認証を行い、前記第2基地局装置で障害が発生した場合、前記仲介サーバから前記第2端末装置のユーザ情報を取得し、取得した前記第2端末装置のユーザ情報を用いて前記第2端末装置の認証を行い、
    前記通信制御部は、前記第1上位ノード装置により認証された端末に対して、前記第1通信網を用いた通信を確立する
    ことを特徴とする請求項5及び6に記載の無線通信システム。
  8. 前記第2上位ノード装置は、障害が発生した前記第2基地局装置の通信圏外から通信圏内に移動する前記第2端末装置がある場合、当該第2端末装置のユーザ情報を仲介サーバへ送信する追加情報通知部をさらに備え、
    前記第1上位ノード装置は、前記仲介サーバを介して前記追加情報通知部から受信した前記ユーザ情報を、既に受信済みの前記ユーザ情報に加えて認証を行うことを特徴とする請求項5〜7のいずれか一つに記載の無線通信システム。
  9. 第1通信網に接続する第1通信インタフェース及び第2通信網に接続する第2通信インタフェースを備えた基地局装置の制御方法であって、
    前記第2通信網を用いる通信要求を受けていない場合、
    前記第1端末装置を、前記第1通信インタフェースを介して前記第1通信網に接続させ、
    前記第1通信網から前記第2通信網を用いる通信要求を受けた場合、
    前記第2通信インタフェースを起動し、
    前記第1端末装置を、前記第1通信インタフェースを介して前記第1通信網に接続させ、
    前記第2通信網を利用する第2端末装置を、前記第2通信インタフェースを介して前記第2通信網に接続させる
    ことを特徴とする基地局装置の制御方法。
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