JP6330470B2 - 光ネットワークの光信号対雑音比の劣化を緩和する方法及びシステム - Google Patents

光ネットワークの光信号対雑音比の劣化を緩和する方法及びシステム Download PDF

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Description

本明細書に記載した実施形態は、光ネットワークの光信号対雑音比の劣化を緩和する方法及びシステムに関する。
電気通信システム、ケーブルテレビシステム及びデータ通信ネットワークは、光ネットワークを使用して離れた位置間で素早く大量の情報を伝達する。光ネットワークにおいては、情報は、光ファイバを介して光信号の形で伝達される。光ネットワークは、増幅器、分散補償器、マルチプレクサ/デマルチプレクサフィルタ、波長選択スイッチ、カプラなどの、ネットワーク内で各種動作を実行するように構成した各種のネットワーク要素を含むこともできる。
米国特許第8369704号明細書
Tao et al., "A Fast Method to Simulate the PDL Impact on Dual-Polarization Coherent Systems," IEEE Photonics Technology Letters, Vol. 21, No. 24, pp.1882-1884, December 15, 2009
しかし、これらのネットワークサブシステムの各々が、ネットワークを通過する光信号に偏波依存効果を生じさせる場合がある。これらの効果は、光信号の別々の偏波成分に偏光依存損失(PDL)による異なる信号劣化を生じさせる場合がある。
例えば、ある偏波成分に他の偏波成分と比べて劣化したOSNRが受信機で現れるといった、PDLにより光信号の偏波間に光信号対雑音比(OSNR)のアンバランスが生じる場合がある。さらに、送信されるシンボルによっては、PDLによる偏波成分間のクロストークが強度変動をもたらし、非線形位相ノイズとして観察される場合がある。
本実施形態によれば、光ネットワークの光信号対雑音比の劣化を緩和する方法であって、光ネットワークを介して光チャネルを伝送する、N個のネットワークノードを有する光信号伝送路を特定し、光信号対雑音比の低下が光信号伝送路に沿った偏光依存損失から生じるものである、光チャネルの光信号対雑音比の低下に対応する光チャネルの光パワーの増分を判断し、光パワーの増分に基づいて、光チャネルに対するネットワークノード毎にノードパワーの増分を算出し、ノードパワーの増分により光チャネルに対するインラインパワーレベルを調整する指示を、前記N個のネットワークノードの少なくとも一部にそれぞれ送信する、のを備え、前記光チャネルの光パワー(ΔP)の増分を判断するのは、さらに、Nの値、N個のネットワークノードに含まれるPDL寄与要素の数、前記PDL寄与要素毎のPDL値、及び、前記PDL寄与要素毎の光信号対雑音比(OSNR)の低下、を含む光経路情報に基づいて光信号伝送路の光信号対雑音比(OSNR)の低下を算出し、算出された光信号対雑音比(OSNR)の低下を前記光パワー(ΔP)の増分に割り当てる、のを含み、前記光チャネルが二偏波を有する方法が提供される。
一実施形態において、光ネットワークの光信号対雑音比の劣化を緩和する開示方法は、光ネットワークを介して光チャネルを伝送する光信号伝送路を特定することを含む。光信号伝送路は、N個のネットワークノードを有してもよい。
本方法は、光チャネルの光信号対雑音比(OSNR)の低下に対応する光チャネルの光パワー(ΔP)の増分を判断することと、光パワー(ΔP)の増分に基づいて、光チャネルに対するネットワークノード毎にノードパワーの増分(ΔPnode)を算出することを含んでもよい。
光信号対雑音比(OSNR)の低下は光信号伝送路に沿った偏光依存損失(PDL)から生じるものでもよい。本方法は、ノードパワーの増分(ΔPnode)により光チャネルに対するインラインパワーレベルを調整する指示を、前記N個のネットワークノードの少なくとも一部にそれぞれ送信することを含んでも良い。前記光チャネルが二偏波を有してもよい。
光ネットワークの光信号対雑音比の劣化を緩和するための他の開示態様は、プロセッサと、プロセッサ実行可能な命令を記憶する、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を備えたシステム、及び、コントロールプレーンシステムを含む。
開示の方法及びシステムは、光ネットワークの光信号対雑音比の劣化を緩和することができるという効果を奏する。
図1は、光ネットワークの一実施形態の選択された要素のブロック図である。 図2Aは、光信号対雑音比(OSNR)の減少対ネットワークノードを示すプロット図である。 図2Bは、光パワー(ΔP)の増加対ネットワークノードを示すプロット図である。 図3は、偏光依存損失(PDL)から生じるOSNR劣化を低減するチャネルパワー調整方法の選択された要素のフローチャートである。 図4Aは、偏光依存損失(PDL)から生じるOSNR劣化を低減するチャネルパワー調整方法の選択された要素のフローチャート(その1)である。 図4Bは、偏光依存損失(PDL)から生じるOSNR劣化を低減するチャネルパワー調整方法の選択された要素のフローチャート(その2)である。 図4Cは、偏光依存損失(PDL)から生じるOSNR劣化を低減するチャネルパワー調整方法の選択された要素のフローチャート(その3)である。 図5は、光信号伝送路の光経路情報を求めるシステムの一実施形態の選択された要素のブロック図である。
以下、光ネットワークの光信号対雑音比の劣化を緩和する方法及びシステムの実施例を、添付図面を参照して詳述する。以下の説明では、開示される主題に関する議論を容易にするため、例として詳細を記載する。開示される実施形態は例示的であり、起こりうるすべての実施形態を網羅するものではないことは、当業者にとって明らかである。
本開示全体にわたって、ハイフン付きの参照番号は要素の具体例を示し、ハイフンの付いてない参照番号は、要素を概略的に又は集合的に示す。従って、例えば装置12−1は装置クラスの例を示し、装置クラスは集合的に装置12と称することができ、その内の1つを概略的に装置12と称することができる。
図面を参照すると、図1は、光伝送ネットワーク101についての例示的実施形態を示す。光伝送ネットワーク101は、光ネットワーク101の各構成要素によって通信される1つ又は複数の光信号を転送するように構成された1本又は複数本の光ファイバ106を含むことができる。
光ネットワーク101のネットワーク要素はファイバ106で接続され、1つ又は複数の送信機102と、1つ又は複数のマルチプレクサ(MUX)104と、1つ又は複数の増幅器108と、1つ又は複数の光分岐挿入装置(OADM)110と、1つ又は複数の受信機112を備えることができる。
光ネットワーク101は、端末ノードを有するポイント・ツー・ポイント光ネットワーク、リング光ネットワーク、メッシュ光ネットワーク、又は、他の適切な光ネットワーク、又は、光ネットワークの組合せを有する。光ファイバ106は、信号を長距離にわたり非常に低い損失で通信可能な細いガラス繊維を有する。光ファイバ106は、適宜の種類のファイバを有することができる。
光ネットワーク101は、ファイバ106を介して光信号を送信するよう構成された装置を含むことができる。波長上に情報をコード化する1波長又は複数波長の光の変調によって、情報をネットワーク101を介して送受信できる。光ネットワークにおいて、光の波長をチャネルと呼ぶ場合もある。各チャネルは、光ネットワーク101を介して所定量の情報を伝送するよう構成することができる。
光ネットワーク101の情報伝送能力を向上させるために、複数チャネルで送信される複数の信号を、単一の光信号に結合することができる。単一の光信号の複数チャネルの情報を通信する方法は、光学分野では、波長分割多重(WDM)と呼ばれる。
高密度波長分割多重(DWDM)とは、ファイバへのより多数の(より高密度の)波長、通常40個より多くの波長、の多重化をいう。光ファイバ当たりの帯域幅総和を増加するために、WDM、DWDM又は他の複数波長伝送技術が光ネットワークで使用される。WDM又はDWDMがないと、光ネットワークの帯域幅は、単に1波長だけのビットレートに限られる。
より多くの帯域幅によって、光ネットワークはより大量の情報を伝送可能である。光ネットワーク101は、WDM、DWDM又は何らかの他の適切なマルチチャネル多重化技術を使用して異種のチャネルを送信し、マルチチャネル信号を増幅するように構成することができる。
光ネットワーク101は、光信号を光ネットワーク101を介して特定の波長又はチャネルで送信するように構成された1つ又は複数の光送信機(Tx)102を有することができる。送信機102は、電気信号を光信号に変換して、光信号を送信するよう構成されたシステム、装置又は装置を有することができる。
例えば、送信機102はそれぞれ、レーザー及び変調器を有することができ、レーザー及び変調器は、電気信号を受信し、電気信号に含まれる情報を、レーザーにより発生された特有の波長の光ビーム上へ変調し、ネットワークを通じて信号を伝送する当該ビームを送信するよう構成される。
マルチプレクサ104は、送信機102と接続でき、送信機102により個々の波長で送信された信号を、単一のWDM又はDWDM信号に結合するように構成されたシステム、装置又は機器でもあってもよい。
増幅器108は、ネットワーク101内で複数チャネル化された信号を増幅することができる。増幅器108は、所定長のファイバ106の前及び/又は後に配置することができる。増幅器108は、信号を増幅するように構成されたシステム、装置又は機器を有することができる。
例えば、増幅器108は、光信号を増幅する光中継器を有することができる。この増幅は、光電変換又は電気光学変換により行われることができる。ある実施形態では、増幅器108は、希土類元素がドープされた光ファイバを有することができる。信号がファイバを通過するときに、外部のエネルギーが光ファイバのドープされた部分の原子を励起するのに印加されて、光信号の強度を増加させうる。一例として、増幅器108は、エルビウムドープファイバ増幅器(EDFA)を有することができる。
OADM110は、ファイバ106を介してもネットワーク101と接続できる。OADM110は混合(add)/分離(drop)モジュールを有し、混合/分離モジュールは、ファイバ106から光信号を混合し及び/又は分離するよう構成されたシステム、装置又は機器を含むことができる。
OADM110を通過した後に、信号は直接送信先へ向かってファイバ106に沿って進むことができ、又は、信号は、送信先に到達する前に、1つ又は複数の他のOADM110を通過することができる。
ネットワーク101は、ネットワーク101の1つ又は複数の送信先に、1つ又は複数のデマルチプレクサ105を含むこともできる。デマルチプレクサ105は、単一のWDM信号をその個々のチャネルに分割することでデマルチプレクサとして作用できるシステム、装置又は機器を有することができる。
例えば、ネットワーク101は、40チャネルのDWDM信号を送信し、伝送できる。デマルチプレクサ105は、信号、例えば40チャネルDWDM信号を、40の異なるチャネルに応じた40個の別々の信号へ分けることができる。
ネットワーク101の所定の実施形態においては、OADM110は、再構成可能なOADM(ROADM)を表し、例えば、波長選択スイッチ(WSS)を用いて、光領域で混合又は分離されるデータチャネルを伝送するWDM信号の個々の又は複数の波長を混合し又は分離することができる。
ネットワーク101は、デマルチプレクサ105に接続された受信機112を含むこともできる。各受信機112は、波長又はチャネルで送信された信号を受信して、それらが含む情報に対する信号を処理するように構成されることができる。よって、ネットワーク101は、ネットワークの全チャネル用の少なくとも一つの受信機112を含むことができる。
ネットワーク101などの光ネットワークは、光ファイバを介して光信号で情報を伝達する変調方式を更に使用することができる。このような変調方式は、位相偏移変調(「PSK」)、周波数偏移符合化(「FSK」)、振幅偏移変調(「ASK」)及び直交振幅変調(「QAM」)を含むことができる。
PSKにおいては、光信号で伝送される情報は、搬送波又は単にキャリアとしても知られる、基準信号の位相を変調することで伝達できる。情報は、差動位相変移変調(「DPSK」)を使用して、信号自体の位相を変調することで伝達できる。
QAMにおいては、光信号で伝送される情報は、搬送波の振幅及び位相の双方を変調することで伝達できる。PSKはQAMのサブセットと考えることができ、そこでは搬送波の振幅は一定に維持される。
ネットワーク101などの光通信ネットワークにおいて、マネージメントプレーン、コントロールプレーン及びトランスポートプレーン(物理層と呼ばれる場合もある)と称することがよくある。中央管理ホスト(図示せず)は、マネージメントプレーンに存在でき、コントロールプレーンの構成要素を構成し、監督することができる。
マネージメントプレーンは、すべてのトランスポートプレーン及びコントロールプレーンのエンティティ(例えば、ネットワーク要素)の最終的な制御を含む。一例として、マネージメントプレーンは、1つ又は複数の処理リソース、データ格納部などを含む中央処理センター(例えば、中央管理ホスト)から成ることができる。
マネージメントプレーンは、コントロールプレーンの要素と電気通信してもよく、トランスポートプレーンの1つ又は複数のネットワーク要素と電気通信してもよい。マネージメントプレーンは、全体システムに対する管理機能を実行でき、ネットワーク要素、コントロールプレーン及びトランスポートプレーン間の調整をすることができる。
例として、マネージメントプレーンは、要素の観点から1つ又は複数のネットワーク要素を扱う要素管理システム(EMS)、ネットワークの観点から多数の装置を扱うネットワーク管理システム(NMS)、及び/又は、ネットワーク規模の操作を扱う操作支援システム(OSS)を含むことができる。
開示の要旨を逸脱しない範囲で、ネットワーク101に対して変更、追加又は省略をしてもよい。例えば、ネットワーク101は、図示されたものより多いか又は少ない要素を含んでもよい。
さらに、ネットワーク101は、明示的には示されてない、分散補償モジュールなどの追加要素を含んでもよい。また、上述のように、ポイント・ツー・ポイントネットワークとして図示したが、ネットワーク101は、リング又はメッシュネットワークなどの光信号を送信する適宜のネットワークを有してもよい。
上述のように、光ネットワークを通じて送信できる情報量は、情報がコード化され1つの信号に多重化された光チャネルの数により変わる。よって、WDMを用いた光信号は、単に1本のチャネルだけで情報を伝送する光信号よりも多くの情報を伝送できる。
DWDMを用いた光信号は、より多くの情報を伝送できる。伝送するチャネル数以外に、光ネットワークを通じて送信できる情報量について影響を与える他の要因は、送信ビットレートであろう。ビットレートが大きいほどより多くの情報を送信できる。
偏波分割多重(PDM)技術は、情報送信のより大きなビットレートを実現できる。PDM伝送は、チャネルに対応する光信号の各種偏波成分に情報を変調することを含む。光信号の偏波は、光信号の振動方向に関係しうる。
「偏波」との用語は、概して、空間のある位置で電界ベクトルの先端がたどられる軌跡に関連し、光信号の伝播方向に対して垂直でありうる。「線形偏波」との用語は、概して、電界ベクトルの配向の単一方向に関連しうる。概して、線形偏波された任意の波は、X及びYで示す2つの独立した直交成分に分解でき、それらは互いに同相か異相である。
例えば、偏波多重送信においては、レーザーで作成される光ビームは、線形に大きく偏光できる。ビームは、ビームのX偏波成分及びビームのY偏波成分に従って偏光ビームスプリッタによって分割されることができる。分岐すると、X偏波成分を水平軸に合わせ、Y偏波成分はビームの垂直軸に合わせることができる。
なお、「水平」偏波及び「垂直」偏波との用語(また、X偏波及びY偏波とも呼ばれる)は、単に説明の目的のため座標系を示すために用いているだけであり、特有の偏波方向に関するものではないことが理解される。
ビームをX及びY偏波成分に分岐した後、情報を両ビーム上へ変調することができる。変調の後に、両ビームは偏光ビームコンバイナによって結合でき、結合されたビームは各偏波成分上に変調された情報を有する、2つの偏波成分(例えば、X偏波成分及びY偏波成分)の光信号を含む。
よって、信号のX偏波成分及びY偏波成分の両方へ情報を変調することで、信号に対応するチャネルによって所与の時間に伝送できる情報量を増加できる(すなわち、チャネルのビットレートを増加することができる)。
本開示において、信号がネットワークを通って進むにつれて、信号の偏波が座標系に対して回転しうることは理解される。その結果として、変調されたX及びY偏波成分も回転し、各成分はもはや座標系の水平軸及び垂直軸とは合わない。
しかし、信号の「X偏波」及び「Y偏波」との用語は、たとえ変調されたX及びY偏波成分はもはや座標系の水平及び垂直軸に向いていないとしても、依然として、変調された情報を有する偏波成分を意味するため用いることができる。
ネットワーク101の動作において、光信号はX及びY軸の直交偏波成分で二偏波化されてもよい。ネットワーク101の種々の実施形態において、ネットワーク101の要素の所定成分に偏光依存損失(PDL)が現れることがあり、送信された光信号の光信号対雑音比(OSNR)の劣化をもたらすとともに、2つの直交偏波成分の間のPDL誘発のクロストークから生じる非線形位相ノイズをもたらす。
PDLに寄与しうるネットワーク101の各構成要素(本明細書において、それぞれ「PDL寄与部」と称する)は、マルチプレクサ104、増幅器108、OADM110、及び、他の構成要素(図示せず)を含み、他の構成要素としては分散補償器、波長選択スイッチ、カプラ等を含む(国際電気通信連合ITU−T G.680を参照)。
偏光依存損失は、光信号を送信するのに用いられる異なる種類の変調方式毎に観測できる。さらに、偏光依存損失の他に、ネットワーク101の増幅器には、OSNR劣化にも寄与しうる増幅自然放出(ASE)ノイズが現れることがある。
よって、ネットワーク101内のノイズについて単純化されたモデルは、ノイズに対するASE及びPDL寄与の双方を有するN個のネットワークノードを規定することを含むことができる。
N個のノードは、二偏波信号を送信する光信号伝送路での連続した要素を示すことができる。第1のノードの第1のPDL要素は、第NのPDL要素よりも、ノードNの後に観察される全体ノイズに対して非常に大きく寄与しうることに気づいた。
また、光信号伝送路に沿った第Nの(すなわち最後の)増幅器からのASEノイズは、第1の増幅器からのASEノイズよりも、全体のノイズに寄与しうる(Z.Tao他、「二偏波コヒーレントシステムへのPDL影響を高速シミュレーションする方法」、Photonics Technology Letters、Vol.21、No.24、2009年、参照)。
そのために、光信号伝送路に沿ったOSNRの増加又は第Nの増幅器のノイズの低減は、PDL誘発のOSNRの損失回復のために望ましいことである。各光増幅器は、対応するASEノイズに関連した特定の大きさの雑音指数(NF)を有するため、光増幅器のASEノイズを低減することは難しいであろう。従って、光信号伝送路に沿ったOSNRの増加は、望ましい選択肢である。
本明細書においてより詳細に記載するように、このような不利な点を克服し、二偏波光信号のOSNRを増加可能にするため、光信号伝送路に沿ったネットワーク構成要素のパワーレベルを事前に強調することで偏光依存損失を緩和する、本明細書で開示する新規な方法及びシステムが発明された。
具体的には、ネットワーク101は、各ネットワークノードの入力パワーレベルを制御して二偏波光信号が送信されるときの偏光依存損失を緩和することができる。本明細書で開示される方法及びシステムは、偏光依存損失(PDL)を緩和する他の技術と比較すると、所定の利点に関連しうる。
例えば、本明細書で説明する方法及び装置は、光信号伝送路に関する情報をコントロールプレーン(CP)から得つつ、インライン増幅器及び波長選択スイッチ(WSS)などの既存のネットワーク構成要素で実現できる。
図2Aを参照すると、偏光依存損失(PDL)による光ネットワーク内のN個のノードについてOSNRの低下を示すプロットが図示される。図2Aにおいて、信号パワーレベルがノードからノードへ一定に保たれるときにOSNRの低下が観測され、ネットワークノードは、ゲインを例えばチャネルファイバー入力パワー当たり0dBmに設定しうるインライン増幅器などのパワー調節部を含むと仮定する。
このような光増幅器の縦続接続では、各光増幅器が同じNFを表すと、総OSNRは以下の式1で与えられることに気づく。
OSNRTOTAL(dB)=PIN(dB)−NF(dB)−10logN−10loghνΔf 式(1)
式1において、PINは、入力ファイバパワ−であり、NFは増幅システムの雑音係数、Nはノードの数、hはプランク定数、νは光学的振動数、Δfは光学的測定帯域幅である。式1から、総OSNRはファイバ入力パワーPINと比例することに気づく。光増幅器の縦続接続によるOSNR低下の他に、PDL寄与要素の縦続接続によるOSNR低下に気づくことができる。
図2Aにおいて、ΔOSNRにより与えられるOSNR低下の総和に対し、OSNRは、光信号伝送路を表す光学連鎖の要素のノードNごとに低下しうる。このOSNR低下(ΔOSNR)によって、PDLの不都合で望ましくない影響が光信号に現れうる。
図2Bを参照すると、光ネットワーク内のN個のノードについてパワー増加を示すプロットが図示される。図2Bにおいて、N個のノードの全体のパワー増加はΔPで与えられ、一方で、任意のノードのついてのパワー増加はΔPnodeで与えられることができる。
本明細書で説明するように、光ネットワークのPDL誘発のOSNR劣化を緩和する新規な方法は、ΔOSNRに等しいパワーΔPの付加的増加を設定することを含むことができる(図2Aを参照)。
一実施形態において、パワーΔPの増加は、光ネットワークのN個のノード全体に分配することができる。図2Bに示すように、パワーΔPの増加はN個のノード全体に一様に分配でき、そうすると、各ノードは、式(2)で与えられるノードパワー増分ΔPnに等しい量でパワーを増加させる。
ΔPnode=ΔPn=ΔP/N 式(2)
所与の実施形態においては、N個のノードを介する所与の光信号伝送路に対して、ΔPの値は比較的小さくてもよく、そうすると、全ノードNに均一に分配されるとノードのパワー増分ΔPnodeも比較的に小さくなり、N個のノードの1つ又は複数に存在する物理的機器で所望の確実性をもって調整することは困難であろう。
一実施形態(図2Bには示されない)において、パワー調整は、全ノードNではなく、M個毎のノードで行われることができる。ここで、Mは1より大きくNより小さい。この場合には、N個のノードのM個毎のノードでのパワー増分は、式3aで与えられることができる。
ΔPnode=ΔPm=ΔP*M/N 式(3a)
式3aに相当するケースでは、例えば、残りの(N−M)個のノード毎の入力パワーは増加しないか、チャネルファイバー入力パワー当たり0dBm又は前のノードのパワー設定のいずれかに維持してもよい。
他の実施態様においては、パワーΔPの増加は、Nノード全体に一様でなく分配してもよい。例えば、パワーΔPの増加はK個のノードに分割してもよい。ここで、Kは1以上でNより小さい。種々の実施形態(図2Bには示されない)において、K個のノードは、N個のノードの中から任意に選択でき、又は既定の基準に従って選択できる。
K個のノードの各々でのパワー増分ΔPkは、式3bで与えられることができる。
ΔPnode=ΔPk=ΔP/K 式(3b)
式3bに相当するケースでは、例えば、残りの(N−K)個のノード毎の入力パワーは増加しないか、チャネルファイバー入力パワー当たり0dBm又は前のノードのパワー設定のいずれかに維持してもよい。
種々の実施形態において、所定のノードは、インライン増幅器(図示せず)以外に、波長固有の減衰能力を有する波長選択スイッチ(WSS)を含むことができる。そのような場合、任意のノードNでの波長当たりのノードパワーの増分ΔPnodeは、式4で与えられることができる。
ΔPnode=ΔPWSS+ΔPAMP 式(4)
式4において、ΔPWSSは波長選択スイッチ(WSS)により提供される減衰を示し、ΔPAMPは増幅器により提供されるゲインを示すことができる。なお、ΔPWSSは光波長ごとに個々に調整でき、一方で、ΔPAMPは全波長に対する総体的な値を示すことができる。
さらに、式4で与えられるノードのパワー調整方法は、ΔPnodeに対して非常に小さい値、例えばある例ではΔPAMPだけを使用して確実に調整できるものよりも小さな値に到達するのに用いることもできる。
所定の実施形態において、本明細書で説明するパワーΔPの増分は、光信号伝送路の種々のインラインノードで行われるパワー調整の成分のうちの1つを表すことができる。いくつかの実施形態では、光増幅器によって現れる波長依存のゲイン(ΔPWDG)に対してパワー調整を行ってもよい。
いくつかの実施形態では、ファイバ伝送の間に波長依存損失(ΔPWDL)により生じるパワー変動の補償を行ってもよい。従って、チャネルi当たりの調整済みパワー合計は、式5で与えられることができる。
チャネル当たりの調整済みパワー合計=Pi IN+ΔPi+ΔPi WDG+Pi WDL 式(5)
式5において、Pi INはチャネル当たり入力パワーを表し、ΔPiは本明細書で説明するチャネル当たりのパワー調整であり、ΔPi WDGはチャネル当たりの波長依存のゲインであり、ΔPi WDLはチャネル当たりの波長依存的な損失である。
次に図3を参照すると、偏光依存損失(PDL)から生じるOSNR劣化を低減するチャネルパワー調整の方法300の実施形態の選択された要素のブロック図が、フローチャート形式で示されている。
方法300は、ネットワーク101(図1を参照)を使用して実行でき、例えば、コントロールプレーン及び/又はネットワーク101に含まれる光経路計算エンジンを用いて実行できる。なお、方法300で説明する所定の動作は任意でもよく、又は、異なる実施形態では再構成されてもよい。
図3において、方法300は、光ネットワークを介した光チャネルを伝送する光信号伝送路を特定する(オペレーション302)ことから始めることができ、ここで、光信号伝送路はN個のネットワークノードを備えている。
光チャネルについての光信号対雑音比(OSNR)の低下に対応する光チャネルのパワー(ΔP)の増分を判断してもよく(オペレーション304)、ここでOSNRの低下は、光信号伝送路に沿った偏光依存損失(PDL)によるものである。
光チャネルについていくつかのネットワークノードの少なくとも一部でのノードパワーの増分(ΔPnode)を、光パワー(ΔP)の増分に基づいて算出することができる(オペレーション306)。なお、ΔPnodeに対する所定の値は、例えば、先に説明したように、チャネルファイバー入力パワー当たり0dBmか、又は、種々の実施形態における所定のノードに対する前のノードパワー設定でもよい。
N個のネットワークノードの少なくとも一部に指示を送信でき(オペレーション308)、光チャネルに対するインラインパワーレベルをノードパワーの増分(ΔPnode)によりそれぞれ調整する。
次に図4A、図4B、及び図4Cを参照すると、決定の方法オペレーション304−1、304−2及び304−3(図3も参照)と光パワー増加についての実施形態の選択された要素のブロック図を、フローチャート形式で示す。方法304−1、304−2及び304−3は、方法動作(オペレーション)304(図3を参照)を行うための異なる実施形態を示しうる。
図4Aにおいて、方法304−1は、光経路情報(すなわち、ノードの数、ノード当たりのPDL寄与部の数、PDL寄与部に対するそれぞれのPDL値、及び、PDL寄与部毎のOSNR低下)に基づいて、光信号伝送路でのOSNR低下を算出する(オペレーション402)ことで始まることができる。
光経路情報は、コントロールプレーン及び/又は経路計算エンジン(図5参照)を使用して得ることができる。算出されたOSNR低下を、光パワー(ΔP)の増分に割り当てることができる(オペレーション404)。
図4Bにおいて、方法304−2は、光信号伝送路を計算するよう構成された経路計算エンジンから、光パワー(ΔP)の増分を受信する(オペレーション412)ことを含むことができる(図5参照)。
図4Cにおいて、方法304−3は、光チャネルについて、受信機から光信号伝送路でのOSNR低下分を受信する(オペレーション422)ことで始まることができる。受信したOSNR低下分を、光パワー(ΔP)の増分に割り当てることができる(オペレーション424)。
図5を参照すると、本開示の所定の実施形態に従って光信号伝送路の光経路情報を得る、例示的システム500の実施形態の選択された要素のブロック図である。システム500は、経路計算エンジン502、データベース504、パラメータモジュール506、プロセッサ508、メモリ510及びインタフェースモジュール512を含むことができる。
いくつかの実施形態では、インタフェースモジュール512は、光ネットワークの光信号伝送路に関するデータを受信するように構成されることができる。すなわち、インタフェースモジュール512は、とりわけファイバ種別、ファイバ長、光信号伝送路における、分散補償モジュール、ADM、増幅器、マルチプレクサ又はデマルチプレクサなどの構成要素の数及び/又は種別、データレート、データの変調フォーマット、光信号の入力パワー、本明細書においてチャネルと称される場合がある信号伝送波長の数、チャネル間隔、トラフィック要求、及び/又は、ネットワークトポロジなどの、光信号伝送路についてのデータを受信することができる。
例えば、インタフェースモジュール512は、システムを光信号伝送路に沿って種々のネットワーク装置(図示せず)と通信して、光信号伝送路に関するデータを受信可能にすることができる。さらに、本明細書に開示する方法に従い、インタフェースモジュール512は、システム500を、光信号伝送路内のN個のノードに指示を送り、上述のように、適用可能な所望のノードでパワーレベルを調整可能にすることができる。
具体例として、いくつかの実施形態では、インタフェースモジュール512は、人(すなわち、ユーザ)とのインタフェースをとり、光信号伝送路についてのデータを受信するよう構成されることができる。
例えば、インタフェースモジュール512は、1つ又は複数の入力装置及び/又は出力装置を含み及び/又はそれらに接続でき、ユーザから光信号伝送路についてのデータを受信し及び/又はユーザに結果を出力するのを容易にする。
1つ又は複数の入力及び/又は出力装置(図示せず)は、限定するものではないが、キーボード、マウス、タッチパッド、マイクロホン、ディスプレイ、タッチスクリーンディスプレイ、音声スピーカ等を含んでもよい。あるいは、又は、さらに、インタフェースモジュール512は、コンピュータ(図示せず)などの装置から光信号伝送路についてのデータを受信するように構成されることができる。
いくつかの実施形態において、パラメータモジュール506は、インタフェースモジュール512が受信した光信号伝送路についてのデータに基づいて、光信号伝送路に関するパラメータを提供するよう構成されることができる。
具体例として、パラメータモジュール506は、ファイバ種別に対する分散マップ及びファイバ種別の他の光学特性などのファイバ種別に関するパラメータを提供することができる。別の例として、パラメータモジュール506は、光信号伝送路の構成要素に関するパラメータを提供することができる。
例えば、パラメータモジュール506により提供される構成要素のパラメータは、構成要素のPDL及び構成要素の他の光学特性を含むことができる。いくつかの実施形態において、パラメータモジュール506は、経路計算エンジン502が用いることができる光信号伝送路の構成要素の光学特性の一部又はすべてを提供することができる。
経路計算エンジン502は、パラメータモジュール506からのパラメータ及びインタフェースモジュール512からのデータを用いて、光信号伝送路の伝送特性を判断するよう構成されることができる。
光信号伝送路の伝送特性は、例えば色分散(CD)、非線形(NL)効果、偏波モード分散(PMD)及び偏光依存損失(PDL)などの偏光効果、増幅自然放出(ASE)及び/又はその他などの伝送劣化の要因が、光信号伝送路内で光信号にどれだけ影響を及ぼしうるかについての見識を提供できる。光信号伝送路の伝送特性を決定するために、経路計算エンジン502は、送信劣化要因間の相互作用を考慮することができる。
種々の実施形態において、経路計算エンジン502は、特定の送信劣化要因についての値を生成できる。例えば、PDL寄与部毎及び/又は光信号伝送路に沿ったN個のノード毎に、経路計算エンジン502は、PDL値及び/又は種々の送信劣化要因についての他の値を算出することができる。
いくつかの実施形態において、経路計算エンジン502は、光信号伝送路についての各送信劣化要因の蓄積量を提供してもよい。あるいは、又は、さらに、経路計算エンジン502は、各送信劣化要因によるOSNRペナルティを提供してもよい。
あるいは、又は、さらに、経路計算エンジン502は、1つ又は複数の送信劣化要因の組合せによるOSNRペナルティを提供してもよい。あるいは、又は、さらに、経路計算エンジン502は、光信号伝送路の総OSNRを提供してもよい。
総OSNRは、光信号伝送路に沿って劣化なしで実現できる最適なOSNRでもよい。あるいは、又は、さらに、例えば、OSNR劣化はPDLによる場合に、経路計算エンジン502は光信号伝送路に沿ったOSNR劣化を判断してもよい。
あるいは、又は、さらに、経路計算エンジン502は、OSNR劣化に対応する光パワー(ΔP)の増分として、OSNR劣化を報告してもよい(図2A及び図2B参照)。いくつかの実施形態において、経路計算エンジン502は、光信号伝送路に関する更なる情報を提供してもよい。
データベース504は、経路計算エンジン502によって作成された、光信号伝送路についてデータを格納するように構成されることができる。プロセッサ508は、システム500に本明細書で説明した機能及び動作を実行させるコンピュータ命令(手順)を実行するよう構成されることができる。
コンピュータ命令は、プロセッサ508による実行のためメモリ510にロードでき、及び/又は、本明細書に記載する機能及び動作の実行の間に生成され、受信され又は演算されたるデータを、メモリ510に少なくとも一時的に格納してもよい。
光信号伝送路内の光信号の偏光のランダムな回転状態による、光信号伝送路の伝送特性のいくつかを正確に判断するために、経路計算エンジン502は、光信号の偏光状態の変更を用いて多くの回数(例えば数千回)、繰り返し実行して光信号伝送路の伝送特性を判断することができる。
以上、詳細に説明したように、光ネットワークの光信号対雑音比(OSNR)、偏光依存損失(PDL)の劣化を緩和するための方法及び装置は、光信号伝送路を通って送信される所与のチャネルについてOSNRの減少に対応するパワー(ΔP)の増分を判断することを含む。
光信号伝送路のネットワークノードの少なくとも一部についてパワー(ΔP)の増分が調整されることができる。所定のネットワークノードで、パワー(ΔP)の増分は、減衰及びゲインの組合せによって実現されることができる。
上記の開示された主題は、説明上のものであって限定的ではなく、添付の請求の範囲は、本開示の真の精神及び範囲に入る変更、強化及び他の実施形態を包含することを意図している。従って、法律によって最大限に許容される限りにおいて、本開示の範囲は以下の請求の範囲の許容される最も広い解釈及びその均等物によって決定されるものであり、前述の詳細な説明により限定されず、制限されない。
本明細書に列挙された例示及び条件付きの文言は、すべて、本発明及び発明者によって技術の促進に寄与された概念を理解する読者を支援する教育学的な目的を対象とし、具体的に列挙された例示及び条件に限定されないように解釈されるであろう。本発明の実施形態を詳細に記載したが、本発明の精神及び範囲から逸脱せずに、各種の変更、置換及び補正を行なうことができ得ることが理解されるであろう。
502 経路計算エンジン
504 データベース
506 パラメータモジュール
508 プロセッサ
510 メモリ
512 インタフェースモジュール

Claims (11)

  1. 光ネットワークの光信号対雑音比の劣化を緩和する方法であって、
    光ネットワークを介して光チャネルを伝送する、N個のネットワークノードを有する光信号伝送路を特定し、
    光信号対雑音比(OSNR)の低下が光信号伝送路に沿った偏光依存損失(PDL)から生じるものである、光チャネルの光信号対雑音比(OSNR)の低下に対応する光チャネルの光パワー(ΔP)の増分を判断し、
    光パワー(ΔP)の増分に基づいて、光チャネルに対するネットワークノード毎にノードパワーの増分(ΔPnode)を算出し、
    ノードパワーの増分(ΔPnode)により光チャネルに対するインラインパワーレベルを調整する指示を、前記N個のネットワークノードの少なくとも一部にそれぞれ送信する、のを備え、
    前記光チャネルの光パワー(ΔP)の増分を判断するのは、さらに、
    Nの値、
    N個のネットワークノードに含まれるPDL寄与要素の数、
    前記PDL寄与要素毎のPDL値、及び、
    前記PDL寄与要素毎の光信号対雑音比(OSNR)の低下、を含む光経路情報に基づいて光信号伝送路の光信号対雑音比(OSNR)の低下を算出し、
    算出された光信号対雑音比(OSNR)の低下を前記光パワー(ΔP)の増分に割り当てる、のを含み、
    前記光チャネルが二偏波を有することを特徴とする方法。
  2. 光ネットワークの光信号対雑音比の劣化を緩和する方法であって、
    光ネットワークを介して光チャネルを伝送する、N個のネットワークノードを有する光信号伝送路を特定し、
    光信号対雑音比(OSNR)の低下が光信号伝送路に沿った偏光依存損失(PDL)から生じるものである、光チャネルの光信号対雑音比(OSNR)の低下に対応する光チャネルの光パワー(ΔP)の増分を判断し、
    光パワー(ΔP)の増分に基づいて、光チャネルに対するネットワークノード毎にノードパワーの増分(ΔPnode)を算出し、
    ノードパワーの増分(ΔPnode)により光チャネルに対するインラインパワーレベルを調整する指示を、前記N個のネットワークノードの少なくとも一部にそれぞれ送信する、のを備え、
    第1のネットワークノードは、波長選択スイッチ及び光増幅器を含み、
    前記第1のネットワークノードの前記ノードパワーの増分(ΔP node )を算出するのは、
    前記波長選択スイッチのノード減衰(ΔP WSS )を推定し、
    前記光増幅器のノード増幅ゲイン(ΔP AMP )を推定し、
    以下の式に従い前記第1のネットワークノードのノードパワーの増分を算出する、のを含み、
    ΔP node =ΔP WSS +ΔP AMP
    前記光チャネルが二偏波を有することを特徴とする方法。
  3. 前記ノードパワーの増分(ΔPnode)を算出するのは、さらに、
    前記インラインパワーレベルがN個のノードの各々で調整される場合、
    N個のノードに、ΔPn=ΔP/Nで与えられる第1のノードパワーの増分(ΔPn)を割り当て、
    前記インラインパワーレベルが、前記N個のノードのうちのM個毎のノード(Mは1より大きくNより小さい)でそれぞれ調整される場合、
    N個のノードのうちM個毎のノードに、ΔPm=ΔP*M/Nで与えられる第2のノードパワーの増分(ΔPm)を割り当て、
    前記インラインパワーレベルが前記N個のノードから選択されるK個のノード(Kは1以上でNより小さい)で調整される場合、
    K個のノードに、ΔPk=ΔP/Kで与えられる第3のノードパワーの増分(ΔPk)を割り当てる、のを含む、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記光チャネルの全出力調整は、光パワーの増分(ΔP)と、
    波長依存のゲインに対する第1のパワー調整と、
    波長依存の損失に対する第2パワー調整のうちの少なくとも1つと、を含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 光ネットワークの光信号対雑音比の劣化を緩和するシステムであって、
    プロセッサ実行可能な命令を記憶する、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体にアクセスするよう構成され、前記命令はプロセッサにより実行されると、プロセッサに、
    光ネットワークを介して光チャネルを伝送する、N個のネットワークノードを有する光信号伝送路を特定する手順と、
    光信号対雑音比(OSNR)の低下が光信号伝送路に沿った偏光依存損失(PDL)から生じるものである、光チャネルの光信号対雑音比(OSNR)の低下に対応する光チャネルの光パワー(ΔP)の増分を判断する手順と、
    光パワー(ΔP)の増分に基づいて、光チャネルに対するネットワークノード毎にノードパワーの増分(ΔPnode)を算出する手順と、
    ノードパワーの増分(ΔPnode)により光チャネルに対するインラインパワーレベルを調整する指示を、前記N個のネットワークノードの少なくとも一部にそれぞれ送信する手順と、を実行させ、
    前記光チャネルの光パワー(ΔP)の増分を判断する手順は、さらに、
    Nの値、
    N個のネットワークノードに含まれるPDL寄与要素の数、
    前記PDL寄与要素毎のPDL値、及び、
    前記PDL寄与要素毎の光信号対雑音比(OSNR)の低下、を含む光経路情報に基づいて光信号伝送路の光信号対雑音比(OSNR)の低下を算出する手順と、
    算出された光信号対雑音比(OSNR)の低下を前記光パワー(ΔP)の増分に割り当てる手順と、を含み、
    前記光チャネルが二偏波を有することを特徴とするシステム。
  6. 光ネットワークの光信号対雑音比の劣化を緩和するシステムであって、
    プロセッサ実行可能な命令を記憶する、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体にアクセスするよう構成され、前記命令はプロセッサにより実行されると、プロセッサに、
    光ネットワークを介して光チャネルを伝送する、N個のネットワークノードを有する光信号伝送路を特定する手順と、
    光信号対雑音比(OSNR)の低下が光信号伝送路に沿った偏光依存損失(PDL)から生じるものである、光チャネルの光信号対雑音比(OSNR)の低下に対応する光チャネルの光パワー(ΔP)の増分を判断する手順と、
    光パワー(ΔP)の増分に基づいて、光チャネルに対するネットワークノード毎にノードパワーの増分(ΔPnode)を算出する手順と、
    ノードパワーの増分(ΔPnode)により光チャネルに対するインラインパワーレベルを調整する指示を、前記N個のネットワークノードの少なくとも一部にそれぞれ送信する手順と、を実行させ、
    第1のネットワークノードは、波長選択スイッチ及び光増幅器を含み、
    前記第1のネットワークノードの前記ノードパワーの増分(ΔP node )を算出する手順は、
    前記波長選択スイッチのノード減衰(ΔP WSS )を推定する手順と、
    前記光増幅器のノード増幅ゲイン(ΔP AMP )を推定する手順と、
    以下の式に従い前記第1のネットワークノードのノードパワーの増分を算出する手順と、を含み、
    ΔP node =ΔP WSS +ΔP AMP
    前記光チャネルが二偏波を有することを特徴とするシステム。
  7. 前記ノードパワーの増分(ΔPnode)を算出する手順は、さらに、
    前記インラインパワーレベルがN個のノードの各々で調整される場合、
    N個のノードに、ΔPn=ΔP/Nで与えられる第1のノードパワーの増分(ΔPn)を割り当てる手順と、
    前記インラインパワーレベルが、前記N個のノードのうちのM個毎のノード(Mは1より大きくNより小さい)でそれぞれ調整される場合、
    N個のノードのうちM個毎のノードに、ΔPm=ΔP*M/Nで与えられる第2のノードパワーの増分(ΔPm)を割り当てる手順と、
    前記インラインパワーレベルが前記N個のノードから選択されるK個のノード(Kは1以上でNより小さい)で調整される場合、
    K個のノードに、ΔPk=ΔP/Kで与えられる第3のノードパワーの増分(ΔPk)を割り当てる手順と、を含む、
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載のシステム。
  8. 光ネットワークの光信号対雑音比の劣化を緩和するコントロールプレーンシステムであって、
    光ネットワークを介して光チャネルを伝送する、N個のネットワークノードを有する光信号伝送路を特定し、
    光信号対雑音比(OSNR)の低下が光信号伝送路に沿った偏光依存損失(PDL)から生じるものである、光チャネルの光信号対雑音比(OSNR)の低下に対応する光チャネルの光パワー(ΔP)の増分を判断し、
    光パワー(ΔP)の増分に基づいて、光チャネルに対するネットワークノード毎にノードパワーの増分(ΔPnode)を算出し、
    ノードパワーの増分(ΔPnode)により光チャネルに対するインラインパワーレベルを調整する指示を、前記N個のネットワークノードの少なくとも一部にそれぞれ送信する、のを備え、
    前記光チャネルの光パワー(ΔP)の増分を判断するのは、さらに、
    Nの値、
    N個のネットワークノードに含まれるPDL寄与要素の数、
    前記PDL寄与要素毎のPDL値、及び、
    前記PDL寄与要素毎の光信号対雑音比(OSNR)の低下、を含む光経路情報に基づいて光信号伝送路の光信号対雑音比(OSNR)の低下を算出し、
    算出された光信号対雑音比(OSNR)の低下を前記光パワー(ΔP)の増分に割り当てる、のを含み、
    前記光チャネルが二偏波を有するように構成されたことを特徴とするコントロールプレーンシステム。
  9. 光ネットワークの光信号対雑音比の劣化を緩和するコントロールプレーンシステムであって、
    光ネットワークを介して光チャネルを伝送する、N個のネットワークノードを有する光信号伝送路を特定し、
    光信号対雑音比(OSNR)の低下が光信号伝送路に沿った偏光依存損失(PDL)から生じるものである、光チャネルの光信号対雑音比(OSNR)の低下に対応する光チャネルの光パワー(ΔP)の増分を判断し、
    光パワー(ΔP)の増分に基づいて、光チャネルに対するネットワークノード毎にノードパワーの増分(ΔPnode)を算出し、
    ノードパワーの増分(ΔPnode)により光チャネルに対するインラインパワーレベルを調整する指示を、前記N個のネットワークノードの少なくとも一部にそれぞれ送信する、のを備え、
    第1のネットワークノードは、波長選択スイッチ及び光増幅器を含み、
    前記第1のネットワークノードの前記ノードパワーの増分(ΔP node )を算出するのは、
    前記波長選択スイッチのノード減衰(ΔP WSS )を推定し、
    前記光増幅器のノード増幅ゲイン(ΔP AMP )を推定し、
    以下の式に従い前記第1のネットワークノードのノードパワーの増分を算出する、のを含み、
    ΔP node =ΔP WSS +ΔP AMP
    前記光チャネルが二偏波を有するように構成されたことを特徴とするコントロールプレーンシステム。
  10. 前記ノードパワーの増分(ΔPnode)を算出するのは、さらに、
    前記インラインパワーレベルがN個のノードの各々で調整される場合、
    N個のノードに、ΔPn=ΔP/Nで与えられる第1のノードパワーの増分(ΔPn)を割り当て、
    前記インラインパワーレベルが、前記N個のノードのうちのM個毎のノード(Mは1より大きくNより小さい)でそれぞれ調整される場合、
    N個のノードのうちM個毎のノードに、ΔPm=ΔP*M/Nで与えられる第2のノードパワーの増分(ΔPm)を割り当て、
    前記インラインパワーレベルが前記N個のノードから選択されるK個のノード(Kは1以上でNより小さい)で調整される場合、
    K個のノードに、ΔPk=ΔP/Kで与えられる第3のノードパワーの増分(ΔPk)を割り当てる、のを含む、
    ことを特徴とする請求項8または請求項9に記載のコントロールプレーンシステム。
  11. 前記光チャネルの全出力調整は、光パワーの増分(ΔP)と、
    波長依存のゲインに対する第1のパワー調整と、
    波長依存の損失に対する第2パワー調整のうちの少なくとも1つと、を含む、
    ことを特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれか1項に記載のコントロールプレーンシステム。
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