JP6328765B2 - 光ファイバ上で発生する障害のライフサイクル管理 - Google Patents

光ファイバ上で発生する障害のライフサイクル管理 Download PDF

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Description

本発明は、光ネットワークの分野に関する。より詳細には、パッシブ光ネットワークすなわちPONにおける光ファイバ上で発生する障害の監視、検出およびライフサイクル管理に関する。
パッシブ光ネットワークすなわちPONは、ツイストペア線または電話線および同軸ケーブルなど、従来の物理層解決策にますます取って換わっている。光ファイバは、これらの従来の解決策と比べて優れた帯域幅性能を提供する。PONの段階的な統合は、ネットワークプロバイダからエンドユーザの宅内まで開始しており、それにより、ネットワークプロバイダのバックボーンを分配点に接続するために光ファイバが使用される。これらの分配点より後では、エンドユーザノードへのラストマイルの橋渡しのために従来の有線回線が使用される。そのような分配点の典型的な例は、複数のデジタル加入者線(Digital Subscriber Line)すなわちDSLをネットワークプロバイダのバックボーンにPONにより接続するデジタル加入者線アクセス多重化器(Digital Subscriber Line Access Multiplexer)すなわちDSLAMである。人が密集した領域、または高帯域幅を要求する顧客がいる場所では、ネットワーク事業者は現在、PONをさらにはエンドユーザの宅内に提供している。
しかしながら、光ファイバは物理的な欠陥、たとえば屈曲、接点の位置ずれ、およびコネクタの緩み、汚れまたは破損などが生じやすい。したがって、良いサービス品質すなわちQoSを保証するためには、光ファイバの性能を監視して技術者が適時に介入できるようにすることが重要である。
PONにおける不具合を評価する1つの方法は、潜在的な欠陥を識別可能にする技法である光時間領域反射測定(Optical Time Domain Reflectometry)すなわちOTDRによるものである。しかしながら、正確な結果を与えるためには、非常に長い監視期間が必要であり、エンドユーザに長いダウンタイムをもたらす。
長い監視期間および故障期間を緩和するために、組み込みOTDR(embedded OTDR)すなわちeOTDRが導入されている。eOTDRにより、サービスは中断される必要がなく、それゆえ非侵入型診断技法と呼ばれる。さらに、非侵入型技法により、動作中に生じるために独立した監視周期では検出できない過渡現象、たとえばファイバの突然の劣化などを検出できるようになる。
しかしながら、OTDRおよびeOTDRは両方とも光の反射特性を利用するので、障害の場所を評価することが困難であるという固有の欠点がある。たとえば、障害がPON内のスプリッタの後で生じた場合、スプリッタ後のどのファイバに障害が位置しているかを評価することが困難となる。
したがって、この問題に向き合うために、診断を行う他の方法が模索されている。解決策の1つのグループは、光ファイバの終端に接続された送受信機における物理層(Physical Layer)すなわちPHYにより典型的に提供されるPON動作パラメータをデータ分析することで監視および診断を行う。PHY動作パラメータは動作中に交換されるので、これらの診断技法もまた非侵入型である。eOTDRおよびOTDR上でPON動作パラメータを用いる主な利点は、これらの動作パラメータが送受信機ごとに、したがってPONネットワーク全体に含まれる光リンクごとに利用可能であるということである。したがって、この技法により、障害をより正確に位置特定できるようになる。
1つのそのような解決策が図1に示されており、図に示されたような、好ましくは光ファイバの両側で測定された、時間変化に伴う光受信パワーすなわちRxPowerに基づく。ここで、ファイバ上の障害の出現が、たとえば障害1の場合のように、RxPowerにおける大幅な過渡ステップにより検出される。そして、現在の光リンクについてのRxPowerが、事前定義されたパワー閾値、すなわち光リンク正常閾値(Optical Link Healthy threshold)を超えて回復したときに、障害が解消したとみなされる。したがって、この解決策により、光ファイバの大域的な正常状態を評価できるようになる。図1に、3つのそのような閾値を水平方向の破線により示し、そのうち中央の破線のみが正しく選択されている。
図1に示された上記の解決策の欠点は、光リンク正常閾値と障害の影響との間にバイアスが存在する場合に出現する。これにより、正常な状態であっても、すなわちファイバ上に障害が全くなくても、RxPowerが光リンク正常閾値を下回ることがある。また、その反対のことも起こる可能性があり、これは、光ファイバに生じた障害が存在していても、RxPowerが光リンク正常閾値を上回っている場合である。これら2つの場合が図1に、上側および下側の光リンク正常閾値により示されている。
この解決策の他の欠点は、障害を区別できないために、障害のそれぞれのライフサイクルの評価を提案しないことである。その代わりに、大域的な光リンクの正常性が、各障害状態に関する専用の情報なしで評価される。したがって、特定の障害の修復を検出できず、改善ステップをトラブルシューティング作業中に現場技術者へ提案することも誘導することもできず、これにより最後には、大域的な光リンクの正常性が回復する時刻まで現場技術者がいかなる改善も見通しよく判断できなくなる。
最後に、現在の既存の解決策は、障害の異なる性質を区別できず、したがって、たとえばファイバが曲がっているまたは汚れたコネクタによるものである場合などに生じる障害のタイプを区別できない。それゆえ、障害の回復に必要な、またはこれに関する情報が失われ、最後には現場技術者を誤りへと導く。
欧州特許出願公開第2579480A1号において、受信信号に基づいて測定データを収集することにより光ネットワークで生じた障害のタイプを導出するための方法が開示されている。しかしながら、障害のライフサイクルを得る方法も、同じタイプの障害間を区別する方法も開示していない。
欧州特許出願公開第2579480号明細書
したがって本発明の目的は、上述の欠点を解決または緩和すること、および光ファイバ上の個々の障害のライフサイクルを追跡する方法を提供することである。
この目的は、第1の態様では、光ファイバで発生した障害のライフサイクルを追跡するための方法により実現される。この方法は、以下のステップを備える:
− この光ファイバ上での第1の障害の発生に関する第1の障害パラメータを、受信信号パワーから検出するステップ。これらの第1の障害パラメータは、受信信号パワーの劣化と、劣化の許容誤差(tolerance)と、第1の障害のタイプとを含む。
− これらの第1の障害パラメータを格納するステップ。
− 光ファイバ上での第2の障害の回復に関する第2の障害パラメータを、受信信号パワーから検出するステップ。これらの第2の障害パラメータは、受信信号パワーの増加と、増加の許容誤差と、第2の障害のタイプとを含む。
− 第1の障害パラメータを含む格納された障害パラメータと第2の障害パラメータを比較するステップ。次いで、この比較により、第1の障害パラメータが第2の障害パラメータに最も近く一致する場合に第1の障害が解消したと決定される。
したがって、光ファイバ上の各障害発生または回復を、たとえばデータベースに格納することができる。このようにして、回線上で発生し、アクティブすなわち未解消である障害が、任意の時刻に認識される。障害が解消するとすぐに、解消済みとしてマークされる。したがって、個々の障害の全ライフサイクル、すなわちいつ出現したか、およびアクティブであるか解消したかを追跡できることが利点である。したがって、どのタイプの障害を探すべきか、および修復行為により障害が解消したかを、技術者により評価することができる。
格納されたアクティブな障害のうちの1つを用いた解消した障害の識別は、3つのパラメータの比較により行われる。障害のタイプは、格納された障害間の第1の差別化要因である。障害のタイプは、たとえばファイバの屈曲、接点の位置ずれ、または障害のあるコネクタとすることができる。同じタイプの障害間をさらに区別するために、障害の発生または解消の前後の受信信号パワーの差、すなわち受信パワーの実際の減少および増加が使用される。これを実現するために、実際の差、または受信パワーの開始値および終了値を格納することができる。受信パワー信号がノイズを含む信号でありドリフトしやすい場合があるので、検出された障害間を区別するために、検出された増加または減少の許容誤差も格納され使用される。したがって、これにより、同じタイプの障害間をさらに区別できるようになる。
受信信号パワーは、時変信号である。これはファイバの両端から、すなわち光ファイバの各端に接続された送受信機から得られることが好ましいが、送受信機の一方のみから得ることもできる。典型的には、そのような送受信機により、特定の時間間隔における受信信号パワーを取得できるようになる。受信信号パワーの時変性のため、障害パラメータの検出は、継続的な処理または追跡処理である。そして、実際の増加および減少は、特定の時間間隔にわたって測定された平均値(averaged value)または算術平均値(mean value)から得ることができる。同様に、許容誤差の計算は、特定の時間間隔にわたる受信信号パワーの追跡に基づくことができる。
一実施形態によれば、受信信号パワーは異なる周波数成分を含む。そして、方法は、異なる周波数成分を全受信信号パワーに集約することをさらに備える。そして、増加と、劣化と、劣化および増加の許容誤差とが、この全受信信号パワーから検出される。そして、第1の障害のタイプおよび第2の障害のタイプが、これらの異なる周波数成分から検出される。劣化、増加および許容誤差を検出するために、集約は、異なる周波数成分を単一の時変の全受信信号パワーにグループ化する。これは、たとえば、特定の時刻についての周波数帯域にわたる各パワーサンプルを単純に平均化して、特定の時刻における単一の受信信号パワーを得ることで行うことができる。他の可能性としては、最大の低下または増加のみが使用されるワーストケースの手法を取ることでもよい。
したがって、受信信号パワーが、光ファイバで使用されるスペクトルに応じて周波数帯域にわたって個別に規定される。これにより、周波数帯域の各々における受信信号パワーの劣化から、障害のタイプが導出される。
光ファイバの中で、送受信機は周波数帯域にわたって既に分離された信号を受信するので、信号パワーはすぐに周波数帯域ごとに利用可能となる。したがって、光ファイバネットワーク内ですぐに簡単に利用可能なデータから、障害のタイプが得られることが利点である。
さらに、異なる周波数成分は、光ファイバに接続された送受信機から受信信号強度表示すなわちRSSIパラメータとして受信することができる。
RSSIパラメータはPHY層で広く用いられており、送受信機のチップセットから直接的に取得することができる。RSSIパラメータもまた、送受信機間で伝達される。したがって、光ファイバの両端における送受信機から、それらの一方のみと通信しながら、受信信号パワーを受信できることが利点である。したがって、RSSIパラメータを用いることで、上記の方法を既存のPONに、実際の送受信機に必要な変更なしで簡単に統合することができる。
一実施形態によれば、格納することは、第1の障害をアクティブとしてマークすることを備える。そして、方法は、比較により、第1の障害パラメータが第2の障害パラメータに最も近く一致する場合に第1の障害を解消済みとしてマークすることをさらに備える。
このマークすることにより、障害のライフサイクルを簡単に追跡することができ、また、解消した障害も追跡することができる。
一実施形態によれば、
− 第2の障害のタイプが第1の障害のタイプと等しい場合、および、
− 増加に増加の許容誤差を加算または減算したものが、減少に減少の許容誤差を加算または減算したものに最も近く一致する場合に
第1の障害パラメータが最も近く一致する。
受信信号パワーは正確な値ではないが、許容誤差により表される統計的な成分を有するので、この実施形態により、簡単に、すなわち単純な加算および減算によって、最も近い一致する障害を得ることができる。
一代替的実施形態によれば、
− 第2の障害のタイプが第1の障害のタイプと等しい場合、および、
− 劣化およびこの劣化の許容誤差から得られる第1のガウス過程が、格納された障害パラメータから得られるガウス過程と比べて、増加およびこの増加の許容誤差から得られる第2のガウス過程に統計的に最も近い場合に、
第1の障害パラメータが最も近く一致する。
統計的距離により表される統計的比較を用いることで、測定値の再現性の分散が考慮されて、受信信号パワーの類似した減少および増加を引き起こす障害をより良く区別できるようになる。
第2の態様では、本発明はさらに、光ファイバで発生した障害のライフサイクルを追跡するためのデバイスに関する。デバイスは以下を備える:
− 受信信号パワーの劣化と、劣化の許容誤差と、この第1の障害のタイプとを含む、この光ファイバ上での第1の障害の発生に関する第1の障害パラメータを受信信号パワーから検出するように構成された第1の検出器。
− 第1の障害パラメータを格納するように構成されたデータベース。
− 受信信号パワーの増加と、この増加の許容誤差と、この第2の障害のタイプとを含む、光ファイバ上での第2の障害の回復に関する第2の障害パラメータを受信信号パワーから検出するように構成された第2の検出器。
− 第1の障害パラメータを含む格納された障害パラメータと第2の障害パラメータを比較し、この比較により、第1の障害パラメータが第2の障害パラメータに最も近く一致する場合に第1の障害が解消したと決定するように構成された比較器。
第3の態様では、本発明は、第1の態様による方法を実施するための命令の機械実行可能なプログラムを符号化した、デジタルデータ記憶媒体に関する。
最後の態様では、本発明は、第1の態様による方法を実施するように構成された、プロセッサに関する。
従来技術による、時間に応じた光ファイバ上の受信信号パワーと、障害の検出用の光リンク正常閾値の適用との図である。 本発明の一実施形態による、パッシブ光ファイバネットワークすなわちPONと、このPON内の光ファイバ上の障害のライフサイクル管理のためのデバイスとの図である。 光ファイバにおける障害の検出およびライフサイクル管理のための障害検出デバイスの図である。 時間に応じた光ファイバに接続された送受信機からの受信信号パワーすなわちRxPowerと、この光ファイバ上で発生した障害の発生および回復に起因するこの受信信号パワーの変化とを示す図である。 本発明の一実施形態による障害の回復を識別するための障害データから導出されたガウス曲線の図である。
図2に、サービスプロバイダの中央局にある光回線終端装置(optical line terminal)すなわちOLT40と、エンドユーザ付近のいくつかの光ネットワーク端末(optical network terminal)すなわちONT41から44とを光ファイバ45により接続するパッシブ光ネットワークすなわちPONを示す。光ファイバ45における障害のために、PONの信号伝搬の劣化が生じ、帯域幅の減少、またはこれによりPONの全体のスループットの減少をもたらし得る。これらの障害の検出および追跡のために、本発明の一実施形態による障害追跡デバイス46がOLT40に接続される。
図3に、本発明の一実施形態による障害追跡デバイス46のさらなる詳細を示す。入力として、デバイス46は、PONの送受信機における受信信号パワーの異なる周波数成分14、15および16を受信する。この信号パワーは、OLT40により、またはONT41−44のいずれかにより受信され得る。一例として、図3では、3つの周波数帯域、すなわち1310nm、1490nmおよび1550nmの波長を有する周波数における信号の受信パワーが監視される。特定の期間の間、送受信機40−44は、これらの周波数における受信パワーを測定し、これをデバイス46へ、受信パワーサンプルすなわちRxPowerサンプルとして提供する。1つのサンプルは、たとえば、1時間の平均値とすることができる。このように、障害追跡デバイス46は、時間および周波数の両方で変化する受信信号パワー5を受信し、ゆえに図3における表記RxPower(t,f)となり、ここでtは時間を表し、fは周波数を表す。
障害追跡デバイス46の第1の集約器ブロック20において、各周波数に対する受信信号パワーは、単一の全受信信号パワー18に結合される。したがって、全受信信号パワー18は、もはや周波数には依存せず、時間のみに依存する。集約は、特定の時刻における各サンプルを周波数成分にわたって平均化することで行うことができるが、他の方法も可能である。たとえば、算術平均値を用いることもでき、または周波数成分のうちのただ1つを全受信信号周波数18として選択することもできる。
全受信信号パワー18の一例が、図4に曲線60により示されている。この図は、図3の実施形態のステップを説明するために、さらに用いられる。
異なる周波数成分14、15および16に対する受信信号パワーは、全受信信号パワー18と共に第1の検出器ブロック21に提供される。このブロック21は、信号パワー18を継続的に追跡する。信号18がノイズを含む場合があるので、ブロック21は、信号18がその付近で変動する、平均値および標準偏差の両方を追跡する。たとえば、図4において、信号すなわちRxPower18は、時間間隔0からT1の間に値M1を中心としてt1の偏差で変動する。特定の時刻に、検出器21は、追跡されている平均値を中心とした通常の偏差よりも大きいRxPowerの低下または劣化を検出する。これは、監視されている光ファイバで障害が発生したことを示す。障害の尺度を提供するために、検出器21は、劣化が発生した後の、新たな平均値と、この新たな平均値を中心とした新たな偏差とを提供する。発生した障害を定量化するために、検出器21は以下のパラメータを生成する:
・d(n)、すなわち、障害が発生する前の信号18の平均値と、障害が発生した後の信号18の平均値との差として表される、検出された障害により生じた受信信号18の劣化。
・t(n)、すなわち、障害が発生する前の平均値を中心とした偏差。
・t(n+1)、すなわち、障害が発生した後の新たな平均値を中心とした偏差。
したがって、偏差t(n)およびt(n+1)は、劣化値d(n)自体の許容誤差に関連し、したがってこの劣化値が現実の値と実際に異なり得る程度を示す。
図4の例に戻って参照すると、第1の障害が光ファイバにおいて時点T1に発生し、検出器21によって、平均値M1から平均値M2へのRxPowerの低下により検出される。したがって、劣化d(n)はM2とM1との差d1である。許容誤差t(n)はここではt1であり、許容誤差t(n+1)はここではt2である。
障害が検出器21により検出された場合、信号5により提供される異なる周波数についての受信パワーの劣化を評価することで、障害のタイプ4も導出する。これは、欧州特許出願公開第2579480A1号において与えられているように、障害の原因またはタイプを:
Bend:Lossds>Lossus
Contact misalignment:Lossds<Lossus
Faulty connector:Lossds=Lossus
として導出することで行うことができる。
ここで:
Lossdsは下り周波数帯域の損失または劣化であり、
Lossusは上り周波数帯域の損失または劣化であり、
Bendは光ファイバの屈曲に関する障害のタイプであり、
Contact misalignmentは光ファイバのセクション間の接点の位置ずれに関する障害のタイプであり、
Faulty connectorは、たとえば緩み、損傷または汚れなどが原因の、光ファイバ上の障害のあるコネクタに関する障害のタイプである。
したがって、障害が光ファイバで生じた場合に、検出器21は、劣化2すなわちd(n)と、劣化の許容誤差3すなわちt(n)およびt(n+1)と、劣化のタイプ4すなわちtype(n)とを提供する。そして、障害を特徴付けるこれら全てのパラメータ7は、データベース23に格納6され、その中で障害がアクティブと表示される。
検出処理1は継続的な処理であり、障害が検出されるたびに、データベース23に格納される。図4の例を参照すると、2つの障害が互いの後に、時刻T1に1つ、時刻T2に1つ発生している。したがって、新たな2つのエントリがデータベースに作成されることになり、1つのエントリは(d1,t1,t2)およびこの第1の障害のタイプについてのものであり、1つのエントリは(d2,t2,t3)およびこの第2の障害のタイプについてのものである。
第2の検出器ブロック22は、第1の検出器ブロック21と同じ検出動作26を行うが、反対の効果、すなわち障害が回復したときを検出する点が異なる。検出26が動作する方法は、第1の検出器1と完全に同一であり、ここで、全受信信号パワー18の劣化の代わりに、全受信信号パワー18の増加が検出される。異なる周波数成分14、15および16についての受信信号パワーもまた、全受信信号パワー18と共にこの第2の検出器ブロック22に提供される。このブロック22は、信号パワー18を継続的に追跡する。たとえば、図4において、信号すなわちRxPower18は、時間間隔T2からT3の間に値M3を中心としてt3の偏差で変動する。特定の時刻T3において、検出器22は、追跡されている平均値M3を中心とした通常の偏差t3よりも大きいRxPower18の増加を検出する。これは、監視されている光ファイバで障害が回復したことを示す。回復の尺度を提供するために、検出器22は、障害が回復した後の、新たな平均値M4と、この新たな平均値を中心とした新たな偏差t4とを提供する。発生した障害を定量化するために、検出器22は以下のパラメータを生成する:
・i(m)、すなわち、障害が回復する前の信号18の平均値と、障害が回復した後の信号18の平均値との差として表される、検出された障害により生じた受信信号18の増加。
・t(m)、すなわち、障害が回復する前の平均値を中心とした偏差。
・t(m+1)、すなわち、障害が回復した後の新たな平均値を中心とした偏差。
検出器21と同様に、検出器22はまた、回復した障害のタイプ、すなわちtype(m)11を提供する。したがって、光ファイバで障害が回復した場合、検出器22は、受信信号パワーの増加9すなわちd(n)と、増加の許容誤差10すなわちt(m)およびt(m+1)と、劣化のタイプ11すなわちtype(m)とを提供する。これら全てのパラメータ12は、回復した障害を特徴付ける。
障害の回復が検出された場合、データベース23内の格納された障害パラメータ7と比較される。これは、許容誤差内で一致が存在するか、すなわちデータベース23からの障害が、検出された回復した障害にリンクされ得るかを評価するために、格納された劣化を回復した増加の量と比較することで行われる。また、障害のタイプおよび回復の性質は一致する必要がある。言い換えれば、障害パラメータ12は格納された障害パラメータ7と比較され、障害パラメータ12に等しい場合に、特定の格納された障害が解消したと決定される。等しい代わりに、比較によって第2の障害パラメータ12と最も近く一致する場合に、格納された障害が解消したと決定することもできる。
本発明の一実施形態によれば、この比較13は、以下の式:
i(m)±t(m)±t(m+1)=d(n)±t(n)±t(n±1)
および
type(m)=type(n)
が満たされるような格納されたパラメータ7を探索することで行われる。
これらの式と一致する格納された障害が発見された場合に、一致が発見され、データベース23のエントリを更新することで、障害が回復したものとしてステップ19においてマークされる。
1つの代替的な好ましい実施形態によれば、この比較13は、障害パラメータを統計的に評価することで行われる。これは図5および以下に与えられた表に示されている。振幅値ならびに許容誤差は統計的に評価され、すなわちガウス過程とされ(Gaussian processed)、したがって仮説検定が行われる。一例として、以下の表1は、既に検出されデータベース23に格納された障害を含む。
Figure 0006328765
N個の障害がデータベース23に格納されており、各々、1列目にあるそれらのid、すなわち一意の番号により識別される。2列目は障害のタイプ4を示し、3列目は劣化2すなわちd(n)を示し、4列目および5列目はそれぞれ、障害の発生前後の受信パワー18の値を中心とした偏差、すなわちt(n)およびt(n+1)を示す。
そして、検出された回復が、以下の表2に同様に与えられている。
Figure 0006328765
表2の検出された障害回復と、表1の格納された検出された障害との最も近い一致を取り出すために、2つの表からのデータが統計的に評価される。図5に、このデータの表現をガウス曲線50から56として示し、ここで表1および表2の各行は1つのガウス曲線として表され、ガウス曲線は、d(n)またはi(m)をx軸においてその曲線の中心とし、許容誤差t(m)およびt(m+1)またはt(n)およびt(n+1)の総和をガウス曲線の幅を決定する分散とする。曲線50から55は表1のエントリを表し、曲線56は表2のエントリを表す。
そして、距離H0は、同じタイプの劣化、すなわち汚れたコネクタにより生じた劣化の中で、表2のエントリ、したがってデータベース23のエントリとのパワー変動振幅に関する一致が存在するかを記述する。これに関して記述するために、スチューデントのt検定が用いられる。したがってこれは、統計的距離、すなわち、現在のガウス過程、すなわち曲線56により表される現在の報告された回復と、同じタイプの各他のガウス過程、すなわち曲線54および55により表される同じタイプの格納された劣化との差を検定する。そして、1つのエントリのガウス過程との統計的一致が存在する場合に、H0は真となる。一致が存在しない場合、H1が真と報告される。H2は、他のタイプの劣化に対して成立する(真と報告される)。
また、上記の好ましい実施形態により障害が検出され識別された場合に、データベース23はステップ19において、障害が解消したことを指示することで更新される。
上述のデバイス46は、光ファイバ上で発生した障害のライフサイクル管理を得るための様々なコンポーネント20から24およびそれらの間の相互作用と共に説明されている。これらのコンポーネント20から24は必ずしも物理的なコンポーネントではなく、ソフトウェアプログラムの論理的なコンポーネントであってもよい。そして、このソフトウェアプログラムは、コンポーネント20から24の機能およびこれらの相互作用を実現させるために必要なステップ17、1、26、6および13を実装する。このソフトウェアプログラムはソフトウェアコードで記述し、デバイス46に含まれるプロセッサ上で実行可能となるような機械実行可能コードにコンパイルすることができる。
デバイス46は、OLT40またはONT41の一部として実装することができる。このようにして、物理層のパラメータ、たとえば受信信号パワー14、15および16に簡単にアクセスすることができる。デバイス46はまた、光ネットワークにリモートで接続することもでき、これにより受信光パワー14、15および16がデバイス46に転送される。1つの可能性が図2に示されており、ここでデバイス46はOLT40にリモートアクセスすることができる。このトポロジの利点は、デバイス46を他の光ネットワークにさらに接続して異なる光ネットワーク全体にわたって生じた障害のライフサイクルを集中的に管理できるということである。
受信光パワー14、15および16はさらに、物理層で一般的に使用され、受信信号の強度、したがってパワーを示す、RSSIすなわち受信信号強度表示パラメータとすることができる。RSSIパラメータはONTからOLTへ伝達することができ、障害監視デバイスはOLTに接続されているので、OLTならびにONTからRSSIパラメータを受信して、受信光パワーのより良い推定値を確保することができる。
本発明は特定の実施形態を参照して説明されているが、本発明が前述の例示的な実施形態の細部に限定されないこと、および本発明がその範囲から逸脱せずに様々な変更および修正と共に具現化できることは、当業者にとって明らかであろう。したがって本実施形態は全ての観点において例示的かつ非限定的なものとみなされるべきであり、前述の説明ではなく添付の特許請求の範囲により示される本発明の範囲、ならびに特許請求の範囲の均等物の意義および範囲に入る全ての変更は、これに包含されるものとする。言い換えれば、基本的な根本原理の範囲に入り、本質的な属性が本特許出願で特許請求されている、任意のおよび全ての修正、変形または均等物を含むことが企図されている。さらに、「備えている(comprising)」または「備える(comprise)」という単語が他の要素またはステップを排除しないこと、「1つの(a)」または「1つの(an)」という単語が複数を排除しないこと、および単一の要素、たとえばコンピュータシステム、プロセッサ、または他の統合されたユニットが、特許請求の範囲に列挙されたいくつかの手段の機能を実現できることは本特許出願の読者には理解されよう。特許請求の範囲におけるいかなる参照符号も、それぞれの関連する請求項を限定するものと解釈されないものとする。「第1(first)」、「第2(second)」、「第3(third)」、「a」、「b」、「c」などの用語は、説明または特許請求の範囲で用いられる場合、類似した要素またはステップ間を区別するために導入されており、必ずしも逐次的または時系列の順序を表していない。同様に、「上部(top)」、「下部(bottom)」、「上(over)」、「下(under)」などの用語は、説明の目的で導入されており、必ずしも相対的な位置を表すためではない。そのように使用された用語が適切な状況下で交換可能であり、本発明の実施形態が本発明により他の順序で、または上記で説明または例示されたものとは異なる配向で動作可能であることは理解されたい。

Claims (9)

  1. 光ファイバで発生した障害のライフサイクルを追跡するためのデバイスであって、
    受信した信号パワー(5)から、前記受信信号パワーの劣化(2)と、前記劣化の許容誤差(3)と、前記光ファイバ上での第1の障害のタイプ(4)とを含む、前記光ファイバ上での第1の障害の発生に関する第1の障害パラメータ(7)を検出するように構成された第1の検出器(21)と、
    前記第1の障害パラメータを格納(6)するように構成されたデータベース(23)と、
    前記受信信号パワー(5)から、前記受信信号パワーの増加(9)と、前記増加の許容誤差(10)と、前記光ファイバ上での第2の障害のタイプ(11)とを含む、前記光ファイバ上での第2の障害の回復に関する第2の障害パラメータ(12)を検出(26)するように構成された第2の検出器(22)と、
    前記第1の障害パラメータ(7)を含む格納された障害パラメータ(25)と前記第2の障害パラメータ(12)を比較(13)し、前記比較により、前記第1の障害パラメータ(7)が前記第2の障害パラメータ(12)に最も近く一致する場合に前記第1の障害が解消したと決定するように構成された比較器(24)と
    を備え、
    前記受信信号パワー(5)が異なる周波数成分(14、15、16)を含み、
    前記第1の障害の前記タイプ(4)および前記第2の障害の前記タイプ(11)が、前記異なる周波数成分(14、15、16)から検出される、デバイス。
  2. 光ファイバで発生した障害のライフサイクルを追跡するための方法であって、
    受信した信号パワー(5)から、前記受信信号パワーの劣化(2)と、前記劣化の許容誤差(3)と、前記光ファイバ上での第1の障害のタイプ(4)とを含む、前記光ファイバ上での第1の障害の発生に関する第1の障害パラメータ(7)を検出(1)するステップと、
    前記第1の障害パラメータ(7)を格納(6)するステップと、
    前記受信信号パワー(5)から、前記受信信号パワーの増加(9)と、前記増加の許容誤差(10)と、前記光ファイバ上での第2の障害のタイプ(11)とを含む、前記光ファイバ上での第2の障害の回復に関する第2の障害パラメータ(12)を検出(26)するステップと、
    前記第1の障害パラメータ(7)を含む格納された障害パラメータと前記第2の障害パラメータ(12)を比較(13)し、前記比較(13)により、前記第1の障害パラメータ(7)が前記第2の障害パラメータ(12)に最も近く一致する場合に前記第1の障害が解消したと決定するステップと
    を備え、
    前記受信信号パワー(5)が異なる周波数成分(14、15、16)を含み、
    前記第1の障害の前記タイプ(4)および前記第2の障害の前記タイプ(11)が、前記異なる周波数成分(14、15、16)から検出される、方法。
  3. 記方法が、
    前記異なる周波数成分(14、15、16)を全受信信号パワー(18)に集約(17)すること
    をさらに備え、前記増加と、前記劣化と、前記劣化および前記増加の前記許容誤差とが、前記全受信信号パワー(18)から検出される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記光ファイバに接続された送受信機から受信信号強度表示すなわちRSSIパラメータとして前記異なる周波数成分(14、15、16)を受信すること
    をさらに備える、請求項に記載の方法。
  5. 前記格納することが、前記第1の障害をアクティブとしてマークすることを備え、前記方法が、
    前記比較(13)により、前記第1の障害パラメータ(7)が前記第2の障害パラメータ(12)に最も近く一致する場合に、前記第1の障害を解消済みとしてマーク(19)すること
    をさらに備える、請求項2に記載の方法。
  6. 前記第2の障害の前記タイプ(11)が前記第1の障害の前記タイプ(4)と等しい場合、および、
    前記増加(9)に前記増加の前記許容誤差(10)を加算または減算したものが、前記劣化(2)に前記劣化の前記許容誤差(3)を加算または減算したものに最も近く一致する場合に、
    前記第1の障害パラメータ(7)が最も近く一致する、請求項2に記載の方法。
  7. 前記第2の障害の前記タイプ(11)が前記第1の障害の前記タイプ(4)と等しい場合、および、
    前記劣化および前記劣化の前記許容誤差から得られる第1のガウス過程が、前記格納された障害パラメータから得られるガウス過程と比べて、前記増加および前記増加の前記許容誤差から得られる第2のガウス過程に統計的に最も近い場合に、
    前記第1の障害パラメータ(7)が最も近く一致する、請求項2に記載の方法。
  8. 請求項2に記載の方法を実施するための命令の機械実行可能なプログラムを符号化した、デジタルデータ記憶媒体。
  9. 請求項2に記載の方法を実施するように構成された、プロセッサ。
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