JP6328653B2 - 機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する電気機械発電機および方法 - Google Patents

機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する電気機械発電機および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6328653B2
JP6328653B2 JP2015541188A JP2015541188A JP6328653B2 JP 6328653 B2 JP6328653 B2 JP 6328653B2 JP 2015541188 A JP2015541188 A JP 2015541188A JP 2015541188 A JP2015541188 A JP 2015541188A JP 6328653 B2 JP6328653 B2 JP 6328653B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electromechanical generator
mass body
mass
elastic
generator according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015541188A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015534453A (ja
Inventor
デイビッド、ロバート、ビンセント
アダム、ワゼンツク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Perpetuum Ltd
Original Assignee
Perpetuum Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Perpetuum Ltd filed Critical Perpetuum Ltd
Publication of JP2015534453A publication Critical patent/JP2015534453A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6328653B2 publication Critical patent/JP6328653B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K35/00Generators with reciprocating, oscillating or vibrating coil system, magnet, armature or other part of the magnetic circuit
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/02Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems
    • F16F15/03Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using magnetic or electromagnetic means
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K35/00Generators with reciprocating, oscillating or vibrating coil system, magnet, armature or other part of the magnetic circuit
    • H02K35/06Generators with reciprocating, oscillating or vibrating coil system, magnet, armature or other part of the magnetic circuit with moving flux distributors, and both coil systems and magnets stationary
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/18Structural association of electric generators with mechanical driving motors, e.g. with turbines
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/18Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing electrical output from mechanical input, e.g. generators
    • H02N2/186Vibration harvesters
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/18Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing electrical output from mechanical input, e.g. generators
    • H02N2/186Vibration harvesters
    • H02N2/188Vibration harvesters adapted for resonant operation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Description

本発明は、機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する電気機械発電機に関する。本発明は、また、電気機械発電機を用いて、機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する方法に関する。特に、本発明は、周囲振動エネルギーを、例えばインテリジェントセンサシステムの電力供給に用いるための電気エネルギーに変換可能な小型発電機のような装置に関する。このようなシステムは、電源ケーブルまたはバッテリをなくすことに経済的または動作的利点がある多くの領域において用いることができる。
機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する電気機械発電機は、当該技術分野において良く知られており、電磁気誘導またはピエゾ電力変換のいずれかによる機械共振器からなる。いずれの場合も、機械共振器は、ばね上質量体からなる。例えば、無線センサに電力供給するために、周囲の振動から有用な電力を発電する電気機械発電機を用いることが知られている。磁気ひずみまたは静電系などの、他の変換システムを有する発電機も知られている。
典型的な電気機械発電機は、システムが振動する際に、磁心によって形成される束をコイルが横断するようにして、磁石またはコイルに取り付けられた機械ばね−質量体の組み合わせからなる、磁気コイル発電機である。振動した際に動かされる質量体は、典型的には、片持梁に設置される。梁は、磁心に接続され、コイルは、装置用の筐体に対して固定されるか、またはその逆とすることができる。
電気機械発電機は、使用中、大きな衝撃力または振動に晒されることがあり、この衝撃力は、ばね上質量体を、過剰に大きな振幅により揺動させ、その結果、質量体は、その移動の限界において、装置の外部筐体または他の構成要素に物理的に衝撃を与え得る。理論上、質量体を筐体および他の構成要素からさらに離間させて、このような大きな揺動の振幅を、衝撃の発生なしに吸収させることが可能である一方、これは、装置全体により大きな体積を与え、このことは、より小さな空間におけるその適用を制限し、恐らくはその重量を増加させ、筐体を形成するためにより多くの材料の使用を必要とする。筐体がない場合、あるいは衝撃を避けるために、筐体または他の構成要素から質量体をさらに離間させた場合、質量体は、ばね材料の比例の限界を繰り返し超えることにより、永続的損傷または劣化をばねにもたらす、過剰に大きな振幅により揺動することがある。いずれの場合も、この衝撃または過剰に大きな振幅による揺動は、電気機械発電機の動作寿命を許容し難い程度まで縮めることが予期され得る。
共鳴振動エネルギー発電装置は、それらのQ因子が可能な限り高くなるように好適に設計される。これは、より高いQ共振器によって、より大きな電力を生成できるからである。しかし、そのような装置が、予期されるよりも駆動振動の大きさが増す環境におかれている場合、またはそのような装置が、時折の大きな衝撃力に晒される場合、共振器の揺動の振幅は、設計または吸収される振幅よりも大きくなる可能性がある。この揺動振幅は、共振する質量体が、装置筐体または他の構成要素に衝撃を与える原因となり、かつ長く晒された後に永続的な装置破損をもたらす可能性がある。
よって、ばね上質量体の振動または揺動の振幅が、断続的かつ予測不可能なやり方で、時間とともに変化し得る可能性に対応し、かつこれにより、安全でない振幅からの損傷の可能性が低減され、それにより動作寿命が向上した電気機械発電機を提供する必要性がある。
本発明は、上記の必要性を満たすことができる、機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する改善された電気機械発電機を提供することを目的とする。
本発明は、また、機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する、コンパクトな電気機械発電機を提供することを目的とする。
本発明は、また、機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する改善された電気機械発電機を提供することを目的とし、この電気機械発電機は、その質量体の振動または揺動振幅のリミッタを含み、リミッタは、質量体が特定または所定の閾振幅を超えない振幅により揺動している際に、発電機からのどのような電力損失も起こさず、これにより、特定または所定の閾振幅を超えない特定または所定の振幅動作範囲にて電気機械発電機が動作している際に、電気機械発電機のエネルギー変換効率におけるどのような減少も回避または最小化する。
本発明は、よって、第1の態様において、機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する電気機械発電機であって、付勢装置によって本体に弾性接続され、揺動振幅を有して本体に対する平衡点を中心として揺動するように構成された質量体と、本体に対する平衡点を中心とする質量体の揺動を電気エネルギーに変換するように構成されたトランスデューサと、付勢装置と質量体および本体のうちの1つとの間に配置された弾性装置と、を備え、弾性装置は、揺動振幅が所定の非ゼロ閾振幅を超えた場合にのみ、付勢装置と質量体および本体のうちの1つとの間で変形するように構成される電気機械発電機を提供する。
ここで、”非ゼロ”は、所定の閾振幅が、ゼロ振幅ではないことを意味する。よって、質量体が所定の閾振幅で揺動する場合、質量体は、本体に対する平衡点を中心として揺動、振動または動いている。
付勢装置と質量体および本体のうちの1つとの間で弾性装置が変形、例えば圧縮されることなしに、所定の閾振幅以下の揺動振幅を有して、本体に対する平衡点を中心として、質量体が揺動可能なように、発電機は構成される。このように、こうしたシナリオでは、弾性装置は、質量体の揺動振幅が特定または所定の閾振幅以下である際、発電機からのどのような電力損失も起こさない。しかし、弾性装置が激しい衝撃に晒され、次いで弾性装置が付勢装置と質量体および本体のうちの1つとの間で変形、例えば圧縮される場合など、揺動振幅が所定の閾振幅を超えた場合に、揺動振幅を制限するリミッタとして作用するように、発電機は構成される。
よって、本発明を具体化する電気機械発電機は、時折の激しい衝撃に晒され得る環境において、特に有用性を有する。
任意で、弾性装置は、付勢装置と質量体および本体のうちの1つとの間で弾性装置が変形する際に、付勢装置に接触するように構成される。あるいは、電気機械発電機は、付勢装置と質量体および本体のうちの1つとの間で弾性装置が変形する際に、弾性装置を付勢装置から分離するように構成された、サークリップなどの、硬質または剛性装置を備える。
弾性装置は、質量体および本体のうちの1つに設置してもよい。弾性装置は、質量体が平衡点にある際に、付勢装置から離間されてもよい。好ましくは、弾性装置が設置される質量体および本体のうちの1つは、弾性装置が接触する硬質の表面またはシートを備える。硬質の表面またはシートは、それぞれ、質量体または本体の環状または非環状構成要素などの、硬質の構成要素によって提供してもよい。
弾性装置は、付勢装置に設置してもよい。弾性装置は、質量体が平衡点にある際に、質量体および本体のうちの1つから離間されてもよい。
好ましくは、弾性装置は、付勢装置のばね定数よりも大きなばね定数を有する。しかし、弾性装置は、付勢装置のばね定数以下のばね定数を有してもよい。
弾性装置は、ばね座金と、螺旋ばねと、Oリング等のゴム弾性装置またはモールディングと、のうちの1つを備えてもよい。ばね座金は、皿ばねと、湾曲皿ばねと、波形座金と、割り座金と、からなる群から選択されてもよい。好ましくは、弾性装置は、一体式の追従装置である。
電気機械発電機は、付勢装置と質量体および本体のうちの1つとの間に配置され、かつ、弾性装置を、付勢装置と、質量体および本体のうちの1つと、のうちの1つに対して付勢するように構成されるばね装置を備えてもよい。好ましくは、弾性装置は、ばね装置のみによって、付勢装置、質量体または本体に対して保持される。すなわち、好ましくは、弾性装置は、付勢装置、質量体および本体のいずれに対しても接着または固定されない。
電気機械発電機の使用時に、質量体および弾性装置は、加速に晒される。ばね装置は、第1の弾性装置のどのような慣性力にも耐えるよう十分に硬質とすべきである。すなわち、弾性装置が質量体および付勢装置のうちの1つに設置される場合、必須ではないが、質量体の揺動の間は常に、弾性装置を、質量体および付勢装置のうちの1つと接触させ続けることが好ましい。これを達成するために、ばね装置は、発電機の組み立てに際し、弾性装置と質量体および付勢装置のうちの1つとの間に、圧縮状態で設置してもよく(これは、ばね装置の最小のばねレートを示唆する)、これにより、質量体が平衡点にある際に、弾性装置は、付勢装置と質量体のうちの1つに対して付勢される。しかし、質量体の揺動中に弾性装置が変形される際に、弾性装置が質量体および付勢装置のうちの1つに接触したままである(これは、ばね装置の最大のばねレートを示唆する)ことを保証するために、ばね装置は、十分に追従性があるべきである。ばね装置のばね定数は、付勢装置と弾性装置のそれぞれのばね定数の中間であってもよい。
ばね装置は、皿ばね、湾曲皿ばね、波形座金、および割り座金のうちの1つなどの、ばね座金を備えてもよい。好ましくは、ばね装置は、一体式の追従装置である。
好ましくは、質量体は、付勢装置と、第2の付勢装置とによって、本体に弾性接続されており、付勢装置および第2の付勢装置の各々は、平衡点に向けて2つの反対方向のうちのそれぞれの1つに質量体を付勢する。質量体は、軸に沿った線形振動的動きのために本体に弾性接続されてもよい。付勢装置と第2の付勢装置とは、軸に沿って互いに離間されてもよい。
弾性装置は、軸が通過する孔を有してもよい。好ましくは、弾性装置は、軸を中心とする回転対称である。
好ましくは、電気機械発電機は、第2の付勢装置と質量体および本体のうちの1つとの間に配置された第2の弾性装置を備える。弾性装置が、付勢装置と、質量体および本体のうちの選択された1つとの間に配置される場合、好ましくは、第2の弾性装置は、第2の付勢装置と、同一の、質量体および本体のうちの選択された1つとの間に配置される。
第2の弾性装置は、質量体および本体のうちの1つに設置してもよい。第2の弾性装置は、質量体が平衡点にある際に、第2の付勢装置から離間されてもよい。好ましくは、第2の弾性装置が設置される質量体および本体のうちの1つは、第2の弾性装置が接触する硬質の表面またはシートを備える。硬質の表面またはシートは、それぞれ、質量体または本体の環状または非環状構成要素などの、硬質の構成要素によって提供してもよい。
好ましくは、第2の弾性装置は、ばね座金と、螺旋ばねと、Oリング等のゴム弾性装置またはモールディングと、のうちの1つを備える。好ましくは、第2の弾性装置は、皿ばねと、湾曲皿ばねと、波形座金と、割り座金と、からなる群から選択された、ばね座金を備える。好ましくは、第2の弾性装置は、一体式の追従装置である。
好ましくは、弾性装置は、第1の皿ばねを備え、第2の弾性装置は、第2の皿ばねを備える。第1および第2の皿ばねは、内部側を互いに向き合わせて配置されてもよい。代替案として、第1および第2の皿ばねは、内部側を互いに反対に向けて配置されてもよい。さらなる代替案として、第1および第2の皿ばねは、それぞれの内部側を同一方向に向けて、すなわち、互いに向き合わず、または互いに反対に向けずに配置されてもよい。
電気機械発電機は、第2の付勢装置と質量体および本体のうちの1つとの間に配置され、かつ、第2の弾性装置を、第2の付勢装置と、質量体および本体のうちの1つと、のうちの1つに対して付勢するように構成される第2のばね装置を備えてもよい。好ましくは、第2の弾性装置は、第2のばね装置のみによって、第2の付勢装置、質量体または本体に対して保持される。すなわち、好ましくは、第2の弾性装置は、第2の付勢装置、質量体および本体のいずれに対しても接着または固定されない。第2のばね装置は、上述のばね装置のどの特性を有してもよい。特に、第2のばね装置のばね定数は、第2の付勢装置と第2の弾性装置のそれぞれのばね定数の中間であってもよい。
本発明の第2の態様は、機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換するこの電気機械発電機であって、付勢装置によって本体に弾性接続され、本体に対する平衡点を中心として揺動するように構成された質量体と、本体に対する平衡点を中心とする質量体の揺動を電気エネルギーに変換するように構成されたトランスデューサと、質量体と本体の間に配置されたばね座金と、を備える電気機械発電機を提供する。
ばね座金は、皿ばねと、湾曲皿ばねと、波形座金と、割り座金と、からなる群から選択されてもよい。好ましくは、ばね座金は、一体式の追従装置である。
好ましくは、質量体は、揺動振幅を有して本体に対する平衡点を中心として揺動するように構成されており、ばね座金は、揺動振幅が所定の非ゼロ閾振幅を越えた場合にのみ、質量体と本体との間で変形する、例えば圧縮されるように構成される。
好ましくは、ばね座金は、付勢装置と、質量体および本体のうちの1つとの間に配置される。好ましくは、質量体は、揺動振幅を有して本体に対する平衡点を中心として揺動するように構成されており、ばね座金は、揺動振幅が所定の非ゼロ閾振幅を越えた場合にのみ、付勢装置と質量体および本体のうちの1つとの間で変形する、例えば圧縮されるように構成される。
好ましくは、質量体は、付勢装置と、第2の付勢装置とによって、本体に弾性接続されており、付勢装置および第2の付勢装置の各々は、平衡点に向けて2つの反対方向のうちのそれぞれの1つに質量体を付勢する。好ましくは、ばね座金は、付勢装置と、質量体および本体のうちの1つとの間に配置され、電気機械発電機は、第2の付勢装置と、質量体および本体のうちの1つとの間に配置された第2のばね座金を備える。ばね座金が、付勢装置と、質量体および本体のうちの選択された1つとの間に配置される場合、好ましくは、第2のばね座金は、第2の付勢装置と、同一の、質量体および本体のうちの選択された1つとの間に配置される。
本発明の第1の態様または本発明の第2の態様の電気機械発電機において、好ましくは、付勢装置は、湾曲片持梁などの片持梁を備える。好ましくは、質量体および本体は、片持梁の両側に固定される。
本発明の第1の態様または本発明の第2の態様の電気機械発電機において、本体は、質量体および付勢装置を取り囲むハウジングを備えてもよい。
本発明の第1の態様または本発明の第2の態様の電気機械発電機において、トランスデューサは、好ましくは、本体に備えられた第1の装置と、質量体に備えられた第2の装置と、を備え、好ましくは、第2の装置は、第1の装置に対して電磁結合される。本体がハウジングを備える場合、好ましくは、第1の装置は、ハウジングに対して固定されるか、またはハウジングの少なくとも一部を形成する。
好ましくは、第1および第2の装置のうちの一方は、1つまたは複数の磁石と、1つまたは複数の導電性コイルと、透磁性材料の素子と、のうちの1つを備え、第1および第2の装置のうちの他方は、1つまたは複数の導電性コイルと、1つまたは複数の磁石と、1つまたは複数の磁石および1つまたは複数の導電性コイルの組み合わせと、のうちの1つを備える。
本発明の第1の態様または本発明の第2の態様の電気機械発電機において、トランスデューサは、圧電素子であって、本体に対する質量体の揺動が圧電素子を変形させるように配置された圧電素子を備えてもよく、トランスデューサは、圧電素子の変形を電気エネルギーに変換するように構成される。
本発明の第2の態様の電気機械発電機は、本発明の第1の態様の電気機械発電機の上述の任意の、および/または好ましい特徴のいずれかを備えてもよい。
本発明の第3の態様は、ばね下質量体を備える車両であって、本発明の第1の態様に係る、および/または本発明の第2の態様に係る電気機械発電機を、ばね下質量体に備えるか、結合するか、または設置している、車両を提供する。電気機械発電機は、ゴム弾性継手などの弾性継手を介してばね下質量体に結合するか、または設置されてもよい。弾性継手は、一体式であってもよい。
弾性継手は、ばね下質量体が晒される衝撃を、電気機械発電機に伝達するように構成されてもよく、質量体は、軸に沿った線形振動的動きのために本体に弾性接続されており、衝撃は、ばね下質量体を、軸に沿った方向に、毎秒0.5から5メートルの間の速度の変化に晒す。衝撃は、1から2ミリ秒の間の継続時間と、軸に沿った方向における75gから300gの間の大きさ(ただし’g’は重力による加速度、9.81m/sである)とを有してもよい。例えば、衝撃は、1msにわたって300gの加速度(これは2.94m/sの速度の変化に等しい)、または2msにわたって75gの加速度(これは1.47m/sの速度の変化に等しい)を有してもよい。
本発明の第3の態様の車両に備えられる電気機械発電機は、本発明の第1の態様の電気機械発電機の上述の任意の、および/または好ましい特徴のいずれか、および/または本発明の第2の態様の電気機械発電機の上述の任意の、および/または好ましい特徴のいずれかを備えてもよい。
本発明の第4の態様は、車両用の軸箱と、軸箱に備えられるか、結合されるか、または設置される、本発明の第1の態様に係る、および/または本発明の第2の態様に係る電気機械発電機とを備えるアセンブリを提供する。電気機械発電機は、ゴム弾性継手などの弾性継手を介して、軸箱に結合されるか、または設置されてもよい。弾性継手は、一体式であってもよい。
弾性継手は、軸箱が晒される衝撃を、電気機械発電機に伝達するように構成されてもよく、質量体は、軸に沿った線形振動的動きのために本体に弾性接続されており、衝撃は、軸箱を、軸に沿った方向に、毎秒0.5から5メートルの間の速度の変化に晒す。衝撃は、1から2ミリ秒の間の継続時間と、軸に沿った方向における75gから300gの間の大きさとを有してもよい。例えば、衝撃は、1msにわたって300gの加速度(これは2.94m/sの速度の変化に等しい)、または2msにわたって75gの加速度(これは1.47m/sの速度の変化に等しい)を有してもよい。
本発明の第4の態様のアセンブリに備えられる電気機械発電機は、本発明の第1の態様の電気機械発電機の上述の任意の、および/または好ましい特徴のいずれか、および/または本発明の第2の態様の電気機械発電機の上述の任意の、および/または好ましい特徴のいずれかを備えてもよい。
本発明の第5の態様は、電気機械発電機を用いて機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する方法であって、本発明の第1の態様に係る、および/または本発明の第2の態様に係る電気機械発電機を設けるステップと、電気機械発電機を振動させ、これにより、本体に対する平衡点を中心として質量体を揺動させ、これにより、トランスデューサに、本体に対する平衡点を中心とする質量体の揺動を、電気エネルギーに変換させるステップと、を備える方法を提供する。
本発明の第5の態様の方法に備えられる電気機械発電機は、本発明の第1の態様の電気機械発電機の上述の任意の、および/または好ましい特徴のいずれか、および/または本発明の第2の態様の電気機械発電機の上述の任意の、および/または好ましい特徴のいずれかを備えてもよい。
本発明の実施形態を、これより、添付の図面を参照し、単なる例として説明する。
本発明の第1の実施形態に従う、機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する電気機械発電機の概略側部断面図。 図1の電気機械発電機の第1の付勢装置の概略平面図。 本発明の第2の実施形態に従う、機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する電気機械発電機の概略側部断面図。 本発明の第3の実施形態に従う、機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する電気機械発電機の概略側部断面図。 本発明の第4の実施形態に従う、機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する電気機械発電機の概略側部断面図。
本発明のこれらの実施形態の電気機械発電機は、当該技術分野において”速度減衰型”として知られる共振発電機であり、この発電機では、本体に対する質量体の移動により行われる全ての仕事量は、この移動の瞬間速度に比例する。必然的に、この仕事量の一部は、望まれない機械的または電気的損失を克服することで吸収されるが、仕事量の残りは、後述の電気コイル/磁気アセンブリなどの適切な変換機構を介した電流の生成に用いることが可能である。
図1は、本発明の第1の実施形態に従う、機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する電気機械発電機100を示す。電気機械発電機100は、本体20に弾性接続され、揺動振幅を有して本体20に対する平衡点を中心として揺動するように構成された環状の質量体10を備える。質量体10は、図1において平衡点で示される。質量体10は、その直線方向に成分を有する入力機械振動により、軸A−Aに沿って本体20に対して移動可能である。この実施形態において、質量体10は、軸A−Aを中心として回転対称であり、または少なくとも実質的に回転対称であり、かつ軸A−Aがその中心を通過する中央開口部を有する。質量体10は、本体20の中央部分24から、ギャップGにより径方向に離間される。
質量体10は、一対の付勢装置30,50によって、本体20に接続されており、付勢装置の各々は、円環形状の板ばねであり、複数の湾曲片持梁を備える。付勢装置30,50は、質量体10を間に配置して、軸A−Aに沿って互いに離間されており、付勢装置30,50の各々は、平衡点に向けて軸A−Aに対して平行な2つの反対方向のうちのそれぞれの1つに質量体10を付勢する。
質量体10は、質量体10の主部12の第1の軸端から、軸方向に延びる第1の環状突起13と、質量体10の主部12の第2の軸端から、軸方向に延びる第2の環状突起15と、を有し、この第2の軸端は、第1の軸端の反対側にある。第1および第2の環状突起13,15の各々は、軸A−Aが円の中心を通過する円形である。対のうちの第1の付勢装置30は、本体20の中央部分24に接続または固定された径方向内端32と、第1の環状突起13の径方向外向きに質量体10に接続または固定された径方向外端34と、を有する。第1の付勢装置30の径方向内端および外端32,34は、第1の付勢装置30の中央部分36によって結合され、中央部分36は、径方向内端および外端32,34の各々の軸A−Aに平行のそれぞれの寸法よりも小さい、軸A−Aに平行の寸法を有する。同様に、対のうちの第2の付勢装置50は、本体20の中央部分24に接続または固定された径方向内端52と、反対側の、第2の環状突起15の径方向外向きに質量体10に接続または固定された径方向外端54と、を有する。第2の付勢装置50の径方向内端および外端52,54は、第2の付勢装置50の中央部分56によって結合され、中央部分56は、径方向内端および外端52,54の各々の軸A−Aに平行のそれぞれの寸法よりも小さい、軸A−Aに平行の寸法を有する。
図2は、第1の付勢装置30の形状の例を示す。この例の第1の付勢装置30は、板ばねであり、好ましくは、ばね鋼などの金属製である。図2に示すように、付勢装置30は、環状の径方向内端32と環状の径方向外端34の間で延びる複数の螺旋アーム36を有する。内端32は、付勢装置30の内周側を定義し、外端34は、付勢装置30の外周側を定義する。螺旋アーム36の各々は、第1の付勢装置30の1つの片持梁の中央部分36を構成する。図2に見られるように、第1の付勢装置30は、2つの螺旋アーム36、よって2つの湾曲片持梁を備える。代わりの実施形態において、第1の付勢装置30は、1つのみの湾曲または直線片持梁か、あるいは3つ以上の湾曲または直線片持梁を有してもよい。いずれの実施形態においても、第2の付勢装置50は、好ましくは、第1の付勢装置30と同じ形状をとる。
付勢装置30,50のそれぞれの内端32,52の各々は、軸A−Aが通過する開口部を定義し、かつ取り囲む。すなわち、付勢装置30,50の各々は、中央開口部を有するとみなすことができ、その中央部分を軸A−Aが通過する。よって、付勢装置30,50の各々は、質量体10と同心である。本体20の円筒形の中央部分24は、付勢装置30,50のそれぞれの中央開口部を通って延び、本体20の中央部分24の中心長手軸は、軸A−Aと一致する。本体20は、さらに、中央部分24から延び、かつ質量体10と付勢装置30,50とを取り囲み、収容するハウジング22を備える。ハウジング22は、ハウジング22によって定義される容積26であって、その中に質量体10および付勢装置30,50が配置される容積26が、ハウジング22の外部から、よって電気機械発電機100の外部から分離されるように、密閉型としてもよい。
電気機械発電機100は、本体20に対する平衡点を中心とする、質量体10の揺動、すなわち、質量体10の機械振動的移動を電気エネルギーに変換するように構成されたトランスデューサを、さらに備える。トランスデューサは、図1には特に示さないが、当業者は、図示される電気機械発電機100に、適切なトランスデューサを容易に配置し、この効果を達成することができるであろう。トランスデューサは、外部回路(図示せず)に接続するために延出するワイヤ(図示せず)を有する。軸A−Aに沿った質量体10と本体20の間の相対的な線形振動的移動または揺動は、トランスデューサによる電流の生成を生じさせ、電流は、ワイヤを介して出力される。
本発明の実施形態において、好ましくは、トランスデューサは、本体20に備えられた第1の装置と、質量体10に備えられた第2の装置とを備え、第2の装置は、第1の装置に電磁結合される。より好ましくは、第1の装置は、本体20のハウジング22に対して固定される。
代わりに、第1の装置は、ハウジング22の少なくとも一部を形成してもよい。トランスデューサが、電磁結合された第1および第2の装置を備える場合、好ましくは、第1および第2の装置のうちの一方は、1つまたは複数の磁石と、1つまたは複数の導電性コイルと、透磁性材料の素子と、のうちの1つを備え、第1および第2の装置のうちの他方は、1つまたは複数の導電性コイルと、1つまたは複数の磁石と、1つまたは複数の磁石および1つまたは複数の導電性コイルの組み合わせと、のうちの1つを備える。
この実施形態において、トランスデューサ(図示せず)は、本体20に備えられた第1の装置であって、本体20の中央部分24に固定されたコイルを備える第1の装置と、質量体10に備えられた第2の装置であって、2つの軸方向反対側の円筒形磁石を備え、磁石と質量体10の残り部分との間で束を生成するように構成される第2の装置とを備える。コイルは、磁石と質量体の残部との間に径方向に配置され、これにより、束がコイルを切断する。第1の装置は、第2の装置に電磁結合される。
この実施形態の変形例において、トランスデューサは、本体20に備えられた第1の装置であって、本体20の中央部分24の径方向外側24aにある透磁性材料のシリンダと、シリンダの周りに固定された環状ラジアル磁石をその間に有する2つのコイルとを備える第1の装置と、質量体10に備えられた第2の装置であって、透磁性材料の素子を備える第2の装置とを備える。再び、第1の装置は、第2の装置に電磁結合される。
しかし、上述したように、当業者は、本体20に対する平衡点を中心とする、質量体10の揺動、すなわち質量体10の機械振動的動きを電気エネルギーに変換するように構成された適切な代替トランスデューサを考案かつ提供することが容易に可能となるであろう。
本体部12の第1の軸端にて、第1の環状突起13から径方向内向きに延び、かつ、主部12の径方向内側12eから径方向外向きに延びる、第1の表面12aは、円環形状を有し、軸A−Aに垂直の面内に位置する。質量体10は、第1の表面12aと接し、かつ第1の環状突起13の径方向内側に配置された、第1の環状シム座金14を備えており、第1のシム座金14は、主部12に対して径方向に保持され、主部12と同心に位置合わせされる。同様に、主部12の反対の第2の軸端にて、第2の環状突起15から径方向内向きに延び、かつ、主部12の径方向内側12eから径方向外向きに延びる、第2の表面12bは、円環形状を有し、軸A−Aに垂直の面内に位置する。質量体10は、第2の表面12bと接し、かつ第2の環状突起15の径方向内側に配置された、第2の環状シム座金16を備えており、第2のシム座金16は、主部12に対して径方向に保持され、主部12と同心に位置合わせされる。
電気機械発電機100は、本体20と質量体10との間にそれぞれ配置された、一対の弾性装置40,60をさらに備える。より具体的には、一対の弾性装置40,60の各々は、付勢装置30,50のうちの1つと質量体10との間に配置される。弾性装置40,60の各々は、付勢装置30,50のばね定数よりも大きなばね定数を有する。一対の第1および第2の弾性装置40,60の各々は、丸い円錐台形の形状を有するばね座金、すなわち皿ばねの形状の、一体式の追従装置である。第1および第2の弾性装置40,60の各々は、軸A−Aを中心とする連続する回転対称形と、中心を軸A−Aが通過する中央開口部とを有する。よって、第1および第2の弾性装置40,60の各々は、質量体10と同心であり、かつ第1および第2の付勢装置30,50と同心である。
第1の弾性装置40は、第1の弾性装置40の第1の軸端にて第1の弾性装置40の中央開口部を取り囲み、かつ定義する内側部分44と、第1の軸端の反対側、第1の弾性装置40の第2の軸端にて第1の弾性装置40の外周側を定義する外側部分42とを有する。第1の弾性装置40の内側および外側部分44,42は、第1の弾性装置40の中央部分46によって結合される。
第1の弾性装置40は、第1の環状突起13の径方向内側に配置され、これにより、第1の弾性装置40は、質量体10に対して径方向に保持され、かつ質量体10と同心に位置合わせされる。さらに、第1の弾性装置40の第1の、内部側41は、質量体10に対向し、かつ、外側部分42において、第1のシム座金14に接するが、以下に述べるように、第1のシム座金14に対して移動可能である。よって、第1の弾性装置40は、質量体10に設置される一方で、質量体10に固定されないか、または質量体10に対して固定される。内側部分44および中央部分46にて、第1の弾性装置40の内部側41は、質量体10から離間される。さらに、第1の弾性装置40の外側部分42、内側部分44および中央部分46の全てにて、第1の弾性装置40の内部側41とは反対側の、第2の、外部側43は、少なくとも質量体が図1に示す平衡点にある際に、第1の付勢装置30に向き、かつそれから離間される。波形座金を備える第1のばね装置70は、第1の付勢装置30と質量体10の第1の環状突起13との間で圧縮される。第1のばね装置70の第1の端は、第1の付勢装置30と接しており、第1のばね装置70の第2の反対側の端は、環状突起13および第1の弾性装置40の外部側43の両方と接しており、これにより、第1のばね装置70は、第1の弾性装置40の外側部分42を、質量体10に対して付勢する。第1のばね装置70のばね定数は、第1の付勢装置30および第1の弾性装置40の中間のそれぞれのばね定数であってもよい。
第2の弾性装置60は、第2の弾性装置60の第1の軸端にて第2の弾性装置60の中央開口部を取り囲み、かつ定義する内側部分64と、第1の軸端の反対側、第2の弾性装置60の第2の軸端にて第2の弾性装置60の外周側を定義する外側部分62とを有する。第1および第2の弾性装置40,60のそれぞれの内部側41,61は、質量体10を通して互いに向き合う。第2の弾性装置60の内側および外側部分64,62は、第2の弾性装置60の中央部分66によって結合される。
第2の弾性装置60は、第2の環状突起15の径方向内側に配置され、これにより、第2の弾性装置60は、質量体10に対して径方向に保持され、かつ質量体10と同心に位置合わせされる。さらに、第2の弾性装置60の第1の、内部側61は、質量体10に対向し、かつ、外側部分62において、第2のシム座金16に接するが、以下に述べるように、第2のシム座金16に対して移動可能である。よって、第2の弾性装置60は、質量体10に設置される一方で、質量体10に固定されないか、または質量体10に対して固定される。内側部分64および中央部分66にて、第2の弾性装置60の内部側61は、質量体10から離間される。さらに、第2の弾性装置60の外側部分62、内側部分64および中央部分66の全てにて、第2の弾性装置60の内部側61とは反対側の、第2の、外部側63は、少なくとも質量体10が図1に示す平衡点にある際に、第2の付勢装置50に向き、かつそれから離間される。波形座金を備える第2のばね装置80は、第2の付勢装置50と質量体10の第2の環状突起15との間で圧縮される。第2のばね装置80の第1の端は、第2の付勢装置50と接しており、第2のばね装置80の第2の反対側の端は、環状突起15および第2の弾性装置60の外部側63の両方と接しており、これにより、第2のばね装置80は、第2の弾性装置60の外側部分62を、質量体10に対して付勢する。第2のばね装置80のばね定数は、第2の付勢装置50および第2の弾性装置60の中間のそれぞれのばね定数であってもよい。
電気機械発電機100が、軸A−Aに平行な方向の成分を有する入力機械振動に晒されると、質量体10は、本体20に対する平衡点を中心として揺動させられ、これにより、トランスデューサ(不図示)に、本体20に対する平衡点を中心とする質量体10の揺動を、電気エネルギーに変換させる。
第1および第2の弾性装置40,60は、質量体10に対する付勢装置30,50の間隔に応じて、および/または任意で、付勢装置30,50が作られる材料の比例関係の制限に応じて、形成および配置され、これにより、質量体10は、第1および第2の弾性装置40,60が第1および第2の付勢装置30,50に接することなしに、所定の閾振幅以下の揺動振幅を有して本体20に対する平衡点を中心として揺動可能である。すなわち、第1および第2の弾性装置40,60は、質量体10が所定の閾振幅以下の振幅を有して揺動する際に、質量体10と本体20の間(より具体的には、付勢装置30,50と質量体10の間)で圧縮されないように構成される。よって、第1および第2の弾性装置40,60は、質量体10の揺動振幅が所定の閾振幅以下である際、電気機械発電機100からのどのような電力損失も起こさない。
しかし、揺動振幅が所定の閾振幅を超えた場合(にのみ)、第1および第2の弾性装置40,60は、第1および第2の付勢装置30,50を周期的に遮断、すなわちこれに接触し、よって、質量体10と本体20の間(より具体的には、第1および第2の付勢装置30,50と質量体10との間)で周期的に圧縮状態となる。すなわち、質量体10の揺動の間に第1および第2の付勢装置30,50が質量体10に近接しすぎた結果として、第1および第2の弾性装置40,60は、第1および第2の付勢装置30,50と質量体10によって圧縮状態となり、それは、質量体10が、本体20に対して揺動する際に、第1および第2の付勢装置30,50の中央部分36,56に対して揺動するためである。よって、第1および第2の弾性装置40,60は、追従リミッタ、すなわち、質量体10の揺動の振幅を制限するリミットストップとして作用する。
この第1および第2の弾性装置40,60の変形は、これらのそれぞれの外側部分42,62を、質量体10の第1および第2のシム座金14,16に沿ってスライドさせる。このために、シム座金14,16のために硬質の材料を使うことが有益であり、かつ第1および第2の弾性装置40,60を、シム座金14,16の材料と適合する材料から作ることが有益である。例えば、第1および第2の弾性装置40,60は、シム座金14,16を鉄から作る場合、リン青銅で作ってもよい。しかし、第1の実施形態の変形例において、第1および第2の弾性装置40,60のそれぞれの外側部分42,62が、質量体10に直接接するように、シム座金14,16を省略してもよい。
図3は、本発明の第2の実施形態に従う、機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する電気機械発電機100を示す。第1および第2の実施形態の類似する構成要素は、同様の参照番号で識別される。さらに、簡潔さのために、第2の実施形態の考察は、第1および第2の実施形態の間で異なる特徴に限定される。よって、詳細に、あるいは全く参照されない第2の実施形態の特徴は、第1の実施形態の対応する特徴と同じでもよいと考えるべきである。上述した可能な第1の実施形態の電気機械発電機の変更は、第2の実施形態の電気機械発電機に等しく適用可能であることを理解すべきである。
第2の実施形態において、本体20と付勢装置30,50は、第1の実施形態と同様である。質量体10は、シム座金14,16を省いたこと、および主部12の第1および第2の表面12a,12bが、軸A−Aに垂直のそれぞれの面内に位置しないことを除き、第1の実施形態の質量体10と実質的に同じである。代わりに、第1および第2の表面12a,12bは、第1および第2の環状突起13,15に隣接するこれらのそれぞれの端にて、互いに最も遠く離間され、主部12の径方向内側12eに隣接するこれらのそれぞれの端にて、互いに最も近く離間される。
第1の実施形態と同様に、第2の実施形態において、一対の弾性装置40,60の各々は、付勢装置30,50のうちの1つと質量体10との間に配置され、第1および第2の弾性装置40,60の各々は、丸い円錐台形の形状を有するばね座金、すなわち皿ばねの形状の、一体式の追従装置である。第1および第2の弾性装置40,60の各々は、軸A−Aを中心とする連続する回転対称形と、中心を軸A−Aが通過する中央開口部とを有する。よって、第1および第2の弾性装置40,60の各々は、質量体10と同心であり、かつ第1および第2の付勢装置30,50と同心である。
しかし、第1の実施形態とは異なり、第2の実施形態においては、第1および第2の弾性装置40,60が反転され、これらのそれぞれの外部側43,63が、質量体10を通して互いに向き合い、これらのそれぞれの内部側41,61が、互いに反対を向くようになっている。第1および第2の弾性装置40,60の外部側43,63は、質量体10に向き、かつ、それぞれの外側部分42,62にて、第1および第2の表面12a,12bにそれぞれ接している。内側部分44,64および中央部分46,66における外部側43,63は、質量体10から離間される。第1および第2の弾性装置40,60の外側部分42,62、内側部分44,64および中央部分46,66の全てにおける第1および第2の弾性装置40,60の内部側41,61は、それぞれ第1および第2の付勢装置30,50を向き、かつそれらから離間される。第1および第2のばね装置70,80のそれぞれの第1の端は、第1および第2の付勢装置30,50にそれぞれ接し、第1および第2のばね装置70,80のそれぞれの第2の端は、それぞれの環状突起13,15と、第1および第2の弾性装置40,60のそれぞれの内部側41,61とに接し、これにより、第1および第2のばね装置70,80は、第1および第2の弾性装置40,60の外側部分42,62を、質量体10に対して付勢する。
第2の実施形態において、一対の硬質装置90,92(この実施形態においては、それぞれ硬質クリップの形状をとるが、この実施形態の変形例においては他の形状の硬質装置を代わりに用いてもよい)が、第1および第2の付勢装置30,50に対し、これらのそれぞれの径方向内端32,52の径方向内側に、かつこれらに当接して取り付けられる。硬質装置90,92は、第1および第2の付勢装置30,50および第1および第2の弾性装置40,60に対して成形および配置されており、所定の閾振幅を超える振幅を有する平衡点を中心とする質量体10の揺動の間に、第1および第2の付勢装置30,50と質量体10との間で第1および第2の弾性装置40,60が変形する際に、第1および第2の弾性装置40,60を、それぞれの第1および第2の付勢装置30,50から分離するように構成される。このような配置は、所定の閾振幅を超える振幅を有する質量体10の揺動の期間中に、第1および第2の付勢装置30,50をより良く維持する。
第2の実施形態において、質量体10は、第1および第2の弾性装置40,60が第1および第2の硬質装置90,92に接することなしに、所定の閾振幅以下の揺動振幅を有して、本体20に対する平衡点を中心として揺動可能である。しかし、揺動振幅が所定の閾振幅を超えた場合(にのみ)、第1および第2の弾性装置40,60は、硬質装置90,92を周期的に遮断、すなわちこれに接触し(しかし第1および第2の付勢装置30,50には接触せず)、よって、質量体10と本体20の間(より具体的には、第1および第2の付勢装置30,50と質量体10との間)で周期的に圧縮状態となる。すなわち、第1の実施形態と同様に、質量体10の揺動の間に第1および第2の付勢装置30,50が質量体10に近接しすぎた結果として、第1および第2の弾性装置40,60は圧縮状態となる。よって、第1および第2の弾性装置40,60は、追従リミッタ、すなわち、質量体10の揺動の振幅を制限するリミットストップとして作用する。
図4は、本発明の第3の実施形態に従う、機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する電気機械発電機100を示す。第1、第2および第3の実施形態の類似する構成要素は、同様の参照番号で識別される。さらに、簡潔さのために、第3の実施形態の考察は、第2および第3の実施形態の間で異なる特徴に限定される。よって、詳細に、あるいは全く参照されない第3の実施形態の特徴は、第1または第2の実施形態の対応する特徴と同じでもよいと考えるべきである。上述した可能な第1および第2の実施形態の電気機械発電機の変更は、第3の実施形態の電気機械発電機に等しく適用可能であることを理解すべきである。
第3の実施形態において、本体20および付勢装置30,50は、第2の実施形態と同様である。質量体10は、第1および第2の環状突起13,15が、軸A−Aに垂直の面内に位置しない、それぞれの第1および第2の表面12a,12bから離れた表面を有することを除き、第2の実施形態の質量体10と実質的に同じである。代わりに、遠い表面は、それらの径方向最外端にて、互いに最も遠く離間しており、それらの径方向最内端において、互いに最も近く離間される。
第3の実施形態において、第1および第2のばね装置70,80は、それぞれの円錐ばね座金70,80を備える。それでも、円錐ばね座金70,80は、第1および第2のばね装置70,80が、第1および第2の実施形態において行うのとほとんど同じやり方で、それぞれの予荷重を、第1および第2の弾性装置40,60に印加する。
第2の実施形態と同様に、第1および第2の弾性装置40,60の各々は、付勢装置30,50のうちの1つと質量体10との間に配置され、第1および第2の弾性装置40,60の各々は、丸い円錐台形の形状を有するばね座金、すなわち皿ばねの形状の、一体式の追従装置である。第1および第2の弾性装置40,60の各々は、軸A−Aを中心とする連続する回転対称形と、中心を軸A−Aが通過する中央開口部とを有する。よって、第1および第2の弾性装置40,60の各々は、質量体10と同心であり、かつ第1および第2の付勢装置30,50と同心である。さらに、第2の実施形態と同様に、第1および第2の弾性装置40,60が反転され、これらのそれぞれの外部側43,63が、質量体10を通して互いに向き合い、これらのそれぞれの内部側41,61が、互いに反対を向くようになっている。
第3の実施形態において、硬質装置90,92は省略されている。質量体10は、第1および第2の弾性装置40,60が第1および第2の付勢装置30,50に接することなしに、所定の閾振幅以下の揺動振幅を有して、本体20に対する平衡点を中心として揺動可能である。しかし、第1の実施形態と同様に、揺動振幅が所定の閾振幅を超えた場合(にのみ)、第1および第2の弾性装置40,60は、第1および第2の付勢装置30,50を周期的に遮断、すなわちこれに接触し、よって、質量体10と本体20の間(より具体的には、第1および第2の付勢装置30,50と質量体10との間)で周期的に圧縮状態となる。すなわち、第1の実施形態と同様に、質量体10の揺動の間に第1および第2の付勢装置30,50が質量体10に近接しすぎた結果として、第1および第2の弾性装置40,60は圧縮状態となる。よって、第1および第2の弾性装置40,60は、なおも追従リミッタ、すなわち、質量体10の揺動の振幅を制限するリミットストップとして作用する。
図5は、本発明の第4の実施形態に従う、機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する電気機械発電機100を示す。第1および第4の実施形態の類似する構成要素は、同様の参照番号で識別される。さらに、簡潔さのために、第4の実施形態の考察は、第1および第4の実施形態の間で異なる特徴に限定される。よって、詳細に、あるいは全く参照されない第4の実施形態の特徴は、第1の実施形態の対応する特徴と同じでもよいと考えるべきである。上述した可能な第1の実施形態の電気機械発電機の変更は、第4の実施形態の電気機械発電機に等しく適用可能であることを理解すべきである。
第4の実施形態において、本体20および付勢装置30,50は、第1の実施形態と同様である。質量体10は、シム座金14,16が省略されていることを除き、第1の実施形態の質量体10と実質的に同じである。第4の実施形態では、第1および第2のばね装置70,80も省略されている。
さらに、第4の実施形態の第1および第2の弾性装置40,60は、第1の実施形態の第1および第2の弾性装置40,60と異なる形状のものである。第4の実施形態において、第1および第2の弾性装置40,60は、第1および第2の付勢装置30,50に対し、これらのそれぞれの径方向内端32,52の径方向内側に、かつこれらに当接して設置された、それぞれの弾性Oリングを備える。Oリングは、図5に示すように、質量体10が平衡点にある際に、質量体10から離間される。この実施形態の変形例において、各Oリングは、異なるゴム弾性装置と交換されるか、または追加されてもよい。
第4の実施形態において、質量体10は、第1および第2の弾性装置40,60が質量体10に接することなしに、所定の閾振幅以下の揺動振幅を有して、本体20に対する平衡点を中心として揺動可能である。しかし、揺動振幅が所定の閾振幅を超えた場合(にのみ)、第1および第2の弾性装置40,60は、質量体10を周期的に遮断、すなわちこれに接触し、よって、質量体10と本体20の間(より具体的には、第1および第2の付勢装置30,50と質量体10との間)で周期的に圧縮状態となる。すなわち、第1の実施形態と同様に、質量体10の揺動の間に第1および第2の付勢装置30,50が質量体10に近接しすぎた結果として、第1および第2の弾性装置40,60は圧縮状態となる。よって、それぞれのOリングを備える第1および第2の弾性装置40,60は、なおも追従リミッタ、すなわち、質量体10の揺動の振幅を制限するリミットストップとして作用する。
理論上、本発明の範囲の外にある装置では、硬質(例えば金属)のリミットストップを設けて、付勢装置30,50と質量体10および/または本体20とを維持するために、質量体10の揺動振幅を制限することができた。しかし、本発明を具体化する電気機械発電機は、反復される衝突を通して硬質のリミットストップを侵食させるのに十分な、激しい反復衝撃に晒され得るものである。よって、本発明の実施形態に従えば、硬質のリミットストップの代わりに、弾性または追従装置40,60を、付勢装置30,50と質量体10および本体20のうちの1つとの間に既に存在する空間に特に配置して、揺動する質量体10の運動エネルギーのいくらかを吸収するだけでなく、非常にコンパクトな構造によってこれを行う。
本発明を具体化する上述の電気機械発電機において、弾性装置40,60は、弾性装置40,60が付勢装置30,50と質量体10および/または本体20との間で変形される際に、付勢装置30,50が、質量体10および/または本体20に、なおわずかに衝突するように構成してもよい。しかし、好ましくは、弾性装置40,60は、このような衝突が起こることを避けるように構成される(すなわち、寸法決めされ、選択されたばねレートを有する)。
本発明を具体化する上述の電気機械発電機のいずれも、好ましくは、一体式としてもよいゴム弾性継手などの弾性継手を介して、車両のばね下質量体、または車両用の軸箱に備えられるか、結合されるか、または設置してもよい。
本発明の他の変更および実施形態が、当業者に明らかとなるであろう。
例えば、上述の実施形態の各々において、第1および第2の弾性装置40,60は、質量体10と第1および第2の付勢装置30,50との間にそれぞれ配置される。これらの実施形態の変形例において、第1および第2の弾性装置40,60は、代替的に、または追加的に、本体20と第1および第2の付勢装置30,50との間にそれぞれ配置される。このような変形例において、質量体10の揺動振幅が所定の閾振幅を超えた場合(にのみ)、第1および第2の弾性装置40,60は、質量体10と本体20の間(より具体的には、第1および第2の付勢装置30,50と本体20との間)で周期的に圧縮状態となる。すなわち、質量体10の揺動の間に第1および第2の付勢装置30,50が本体20に近接しすぎた結果として、第1および第2の弾性装置40,60は圧縮状態となり、それは、質量体10が本体20に対して揺動した結果として、第1および第2の付勢装置30,50が、本体20に対して移動するためである。よって、このような変形例において、第1および第2の弾性装置40,60は、なおも追従リミッタ、すなわち、質量体10の揺動の振幅を制限するリミットストップとして作用する。
さらに、上述の実施形態の他の変形例において、第1および第2の環状シム座金14,16は、第1および第2の弾性装置40,60用の硬質シートを提供する、質量体10の他のそれぞれの環状または非環状構成要素と交換してもよい。例えば、それぞれの保持リングを採用してもよい。
さらに、上述の実施形態の他の変形例において、第1および第2の弾性装置40,60は、それぞれの螺旋ばね、大量の弾性材料、ゴム弾性装置またはモールディング、あるいは他の弾性要素を備えてもよい。
さらに、上述の実施形態のさらなる変形例において、トランスデューサは、電磁結合された第1および第2の装置の代わりに、または共に設けられた圧電素子を備えてもよい。圧電素子は、本体に対する質量体の揺動が、圧電素子を変形させるように配置され、トランスデューサは、圧電素子の変形を、電気エネルギーに変換するように構成されるであろう。

Claims (41)

  1. 機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する電気機械発電機であって、
    付勢装置によって本体に弾性接続され、本体に対する平衡点を中心とする揺動振幅で揺動するように構成された質量体と、
    前記本体に対する平衡点を中心とする質量体の揺動を電気エネルギーに変換するように構成されたトランスデューサと、
    前記付勢装置と前記質量体の間に配置された弾性装置と、を備え、
    前記弾性装置は、前記揺動振幅が所定の非ゼロ閾振幅を超えた場合にのみ、前記付勢装置と前記質量体の間で変形するように構成される、ことを特徴とする電気機械発電機。
  2. 前記弾性装置は、前記付勢装置と前記質量体の間で前記弾性装置が変形する際に、前記付勢装置に接触するように構成される、ことを特徴とする請求項1に記載の電気機械発電機。
  3. 前記付勢装置と前記質量体の間で前記弾性装置が変形する際に、前記弾性装置を前記付勢装置から分離するように構成された硬質または剛性装置を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の電気機械発電機。
  4. 前記弾性装置は、前記質量体に設置される、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電気機械発電機。
  5. 前記弾性装置は、前記質量体が前記平衡点にある際に、前記付勢装置から離間される、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電気機械発電機。
  6. 前記弾性装置は、前記付勢装置に設置される、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気機械発電機。
  7. 前記弾性装置は、前記質量体が前記平衡点にある際に、前記質量体から離間される、ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の電気機械発電機。
  8. 前記弾性装置は、前記付勢装置のばね定数よりも大きなばね定数を有する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の電気機械発電機。
  9. 前記弾性装置は、ばね座金と、螺旋ばねと、Oリング等のゴム弾性装置またはモールディングと、のうちの1つを備える、ことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の電気機械発電機。
  10. 前記ばね座金は、皿ばねと、湾曲皿ばねと、波形座金と、割り座金と、からなる群から選択される、ことを特徴とする請求項9に記載の電気機械発電機。
  11. 前記弾性装置は、一体式の追従装置である、ことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の電気機械発電機。
  12. 前記付勢装置と前記質量体の間に配置され、かつ、前記弾性装置を、前記付勢装置と、前記質量体のうちの1つに対して付勢するように構成されるばね装置を備える、ことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の電気機械発電機。
  13. 前記ばね装置は、ばね座金を備える、ことを特徴とする請求項12に記載の電気機械発電機。
  14. 前記質量体は、前記付勢装置と、第2の付勢装置とによって、前記本体に弾性接続されており、前記付勢装置および前記第2の付勢装置の各々は、前記平衡点に向けて2つの反対方向のうちのそれぞれの1つに前記質量体を付勢する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の電気機械発電機。
  15. 前記質量体は、軸に沿った線形振動的動きのために前記本体に弾性接続されており、前記付勢装置と前記第2の付勢装置とは、前記軸に沿って互いに離間される、ことを特徴とする請求項14に記載の電気機械発電機。
  16. 前記弾性装置は、前記軸が通過する孔を有する、ことを特徴とする請求項15に記載の電気機械発電機。
  17. 前記弾性装置は、前記軸を中心とする回転対称である、ことを特徴とする請求項15または請求項16に記載の電気機械発電機。
  18. 前記電気機械発電機は、前記第2の付勢装置と前記質量体および前記本体のうちの1つとの間に配置された第2の弾性装置を備える、ことを特徴とする請求項14乃至請求項17のいずれかに記載の電気機械発電機。
  19. 前記第2の弾性装置は、ばね座金と、螺旋ばねと、Oリング等のゴム弾性装置またはモールディングと、のうちの1つを備える、ことを特徴とする請求項18に記載の電気機械発電機。
  20. 前記第2の弾性装置は、皿ばねと、湾曲皿ばねと、波形座金と、割り座金と、からなる群から選択されるばね座金を備える、ことを特徴とする請求項19に記載の電気機械発電機。
  21. 前記弾性装置は、第1の皿ばねを備え、前記第2の弾性装置は、第2の皿ばねを備え、前記第1および第2の皿ばねは、内部側を互いに向き合わせるか、互いに反対に向けるか、または同一方向に向けて配置される、ことを特徴とする請求項20に記載の電気機械発電機。
  22. 機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する電気機械発電機であって、
    付勢装置によって本体に弾性接続され、前記本体に対する平衡点を中心として揺動するように構成された質量体と、
    前記本体に対する平衡点を中心とする質量体の揺動を電気エネルギーに変換するように構成されたトランスデューサと、
    前記質量体と前記本体の間に配置されたばね座金と、を備え、
    前記質量体は、揺動振幅を有して前記本体に対する平衡点を中心として揺動するように構成されており、前記ばね座金は、前記揺動振幅が所定の非ゼロ閾振幅を越えた場合にのみ、前記質量体と前記本体との間で変形するように構成される、ことを特徴とする電気機械発電機。
  23. 前記ばね座金は、皿ばねと、湾曲皿ばねと、波形座金と、割り座金と、からなる群から選択される、ことを特徴とする請求項22に記載の電気機械発電機。
  24. 前記ばね座金は、前記付勢装置と、前記質量体および前記本体のうちの1つとの間に配置される、ことを特徴とする請求項22または請求項23に記載の電気機械発電機。
  25. 前記質量体は、揺動振幅を有して前記本体に対する平衡点を中心として揺動するように構成されており、前記ばね座金は、前記揺動振幅が所定の非ゼロ閾振幅を越えた場合にのみ、前記付勢装置と前記質量体および前記本体のうちの1つとの間で変形するように構成される、ことを特徴とする請求項24に記載の電気機械発電機。
  26. 前記質量体は、前記付勢装置と、第2の付勢装置とによって、前記本体に弾性接続されており、前記付勢装置および前記第2の付勢装置の各々は、前記平衡点に向けて2つの反対方向のうちのそれぞれの1つに前記質量体を付勢する、ことを特徴とする請求項22乃至請求項25のいずれかに記載の電気機械発電機。
  27. 前記ばね座金は、前記付勢装置と、前記質量体および前記本体のうちの1つとの間に配置され、前記電気機械発電機は、前記第2の付勢装置と前記質量体および前記本体のうちの1つとの間に配置された第2のばね座金を備える、ことを特徴とする請求項26に記載の電気機械発電機。
  28. 前記付勢装置は、湾曲片持梁などの片持梁を備える、ことを特徴とする請求項1乃至請求項27のいずれかに記載の電気機械発電機。
  29. 前記質量体および前記本体は、前記片持梁の両側に固定される、ことを特徴とする請求項28に記載の電気機械発電機。
  30. 前記本体は、前記質量体および前記付勢装置を取り囲むハウジングを備える、ことを特徴とする請求項1乃至請求項29のいずれかに記載の電気機械発電機。
  31. 前記トランスデューサは、前記本体に備えられた第1の装置と、前記質量体に備えられた第2の装置と、を備え、
    前記第2の装置は、前記第1の装置に対して電磁結合される、ことを特徴とする請求項1乃至請求項30のいずれかに記載の電気機械発電機。
  32. 前記第1の装置は、前記ハウジングに対して固定されるか、または前記ハウジングの少なくとも一部を形成する、ことを特徴とする、請求項31に従属する場合の、請求項31に記載の電気機械発電機。
  33. 前記第1および第2の装置のうちの一方は、1つまたは複数の磁石と、1つまたは複数の導電性コイルと、透磁性材料の素子と、のうちの1つを備え、前記第1および第2の装置のうちの他方は、1つまたは複数の導電性コイルと、1つまたは複数の磁石と、1つまたは複数の磁石および1つまたは複数の導電性コイルの組み合わせと、のうちの1つを備える、ことを特徴とする請求項31または請求項32に記載の電気機械発電機。
  34. 前記トランスデューサは、圧電素子であって、前記本体に対する質量体の揺動が前記圧電素子を変形させるように配置された圧電素子を備え、前記トランスデューサは、前記圧電素子の変形を電気エネルギーに変換するように構成される、ことを特徴とする請求項1乃至請求項33のいずれかに記載の電気機械発電機。
  35. ばね下質量体を備える車両であって、
    請求項1乃至請求項34のいずれかに記載の電気機械発電機を、前記ばね下質量体に備えるか、結合するか、または設置している、ことを特徴とする車両。
  36. 前記電気機械発電機は、弾性継手を介して前記ばね下質量体に結合するか、または設置される、ことを特徴とする請求項35に記載の車両。
  37. 前記弾性継手は、前記ばね下質量体が晒される衝撃を、前記電気機械発電機に伝達するように構成されており、
    前記質量体は、軸に沿った線形振動的動きのために前記本体に弾性接続されており、
    前記衝撃は、前記ばね下質量体を、前記軸に沿った方向に、毎秒0.5から5メートルの間の速度の変化に晒す、ことを特徴とする請求項36に記載の車両。
  38. 車両用の軸箱と、前記軸箱に備えられるか、結合されるか、または設置される、請求項1乃至請求項34のいずれかに記載の電気機械発電機と、を備えることを特徴とするアセンブリ。
  39. 前記電気機械発電機は、弾性継手を介して、前記軸箱に結合されるか、または設置される、ことを特徴とする請求項38に記載のアセンブリ。
  40. 前記弾性継手は、前記軸箱が晒される衝撃を、前記電気機械発電機に伝達するように構成されており、
    前記質量体は、軸に沿った線形振動的動きのために前記本体に弾性接続されており、
    前記衝撃は、前記軸箱を、前記軸に沿った方向に、毎秒0.5から5メートルの間の速度の変化に晒す、ことを特徴とする請求項39に記載のアセンブリ。
  41. 電気機械発電機を用いて機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する方法であって、
    請求項1乃至請求項34のいずれかに記載の電気機械発電機を設けるステップと、
    前記電気機械発電機を振動させ、これにより、前記本体に対する平衡点を中心として前記質量体を揺動させ、これにより、前記トランスデューサに、前記本体に対する平衡点を中心とする前記質量体の揺動を、電気エネルギーに変換させるステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
JP2015541188A 2012-11-13 2013-11-13 機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する電気機械発電機および方法 Active JP6328653B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB1220417.8A GB2507132B (en) 2012-11-13 2012-11-13 An electromechanical generator for, and method of, converting mechanical vibrational energy into electrical energy
GB1220417.8 2012-11-13
PCT/EP2013/073754 WO2014076143A2 (en) 2012-11-13 2013-11-13 An electromechanical generator for, and method of, converting mechanical vibrational energy into electrical energy

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015534453A JP2015534453A (ja) 2015-11-26
JP6328653B2 true JP6328653B2 (ja) 2018-05-23

Family

ID=47470531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015541188A Active JP6328653B2 (ja) 2012-11-13 2013-11-13 機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する電気機械発電機および方法

Country Status (8)

Country Link
US (3) US9941822B2 (ja)
EP (1) EP2920869B1 (ja)
JP (1) JP6328653B2 (ja)
CN (3) CN104956116B (ja)
AU (1) AU2013346898B2 (ja)
GB (3) GB2507132B (ja)
RU (1) RU2644573C2 (ja)
WO (1) WO2014076143A2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2507132B (en) * 2012-11-13 2016-07-06 Perpetuum Ltd An electromechanical generator for, and method of, converting mechanical vibrational energy into electrical energy
CN105591515B (zh) * 2014-10-20 2018-05-18 曾胜克 发电装置与使用发电装置的物件
CN107431447B (zh) * 2015-03-31 2020-05-19 皇家飞利浦有限公司 能量生成系统和方法
CN105515442B (zh) * 2015-12-04 2017-12-12 国网江西省电力科学研究院 一种臼型压电俘能器
RU173915U1 (ru) * 2017-01-20 2017-09-19 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Омский государственный университет путей сообщения" Устройство электропитания для диагностирования технического состояния грузового вагона
FR3068539A1 (fr) * 2017-06-30 2019-01-04 Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives Convertisseur d'energie electromagnetique
GB2572349B (en) * 2018-03-27 2021-08-11 Perpetuum Ltd An electromechanical generator for converting mechanical vibrational energy into electrical energy
GB2572348B (en) * 2018-03-27 2020-08-19 Perpetuum Ltd An electromechanical generator for converting mechanical vibrational energy into electrical energy
GB2572350B (en) * 2018-03-27 2023-01-25 Hitachi Rail Ltd An electromechanical generator for converting mechanical vibrational energy into electrical energy
CN108718161B (zh) * 2018-05-31 2019-07-12 北京工业大学 一种压电发电地板
DE102019200049A1 (de) * 2019-01-04 2020-07-09 Aktiebolaget Skf A suspension assembly
DE102019200048A1 (de) 2019-01-04 2020-07-09 Aktiebolaget Skf Aufhängungsfeder
KR102177140B1 (ko) * 2019-01-18 2020-11-10 효성중공업 주식회사 액츄에이터
CN113595441B (zh) * 2020-04-30 2023-12-08 维沃移动通信有限公司 马达及电子设备
CN112172412A (zh) * 2020-09-28 2021-01-05 杭州昌墨科技有限公司 一种适用于可移动计算机辅助设备的减震轮
CN112886863B (zh) * 2021-02-01 2022-05-27 天地(常州)自动化股份有限公司 一种电磁式振动能量收集器
CN114033605B (zh) * 2021-11-26 2023-05-12 浙江师范大学 一种压电式波浪能发电机

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4980281U (ja) * 1972-10-27 1974-07-11
CA1022647A (en) * 1974-02-13 1977-12-13 National Research Council Of Canada Shock actuated electrical pulse generator
WO1999049556A1 (fr) * 1998-03-25 1999-09-30 Detra S.A. Convertisseur d'energie mecanique en energie electrique et appareil electronique muni d'un tel convertisseur
US6291901B1 (en) * 2000-06-13 2001-09-18 ćEFO NEVRES Electrical power generating tire system
CN1860623B (zh) * 2003-07-30 2010-04-28 波音公司 用于振动能量收集的应变能量往复运行装置和方法
US7312557B2 (en) * 2004-08-11 2007-12-25 Omnitek Partners Llc Mass-spring unit for generating power by applying a cyclic force to a piezoelectric member due to an acceleration of the mass-spring unit
WO2006046938A1 (en) * 2004-10-21 2006-05-04 Societe De Technologie Michelin A miniaturized piezoelectric based vibrational energy harvester
DE102005000996A1 (de) * 2005-01-07 2006-07-20 Continental Teves Ag & Co. Ohg Reifenmodul sowie Luftreifen mit Reifenmodul
GB2431055B (en) * 2005-10-04 2009-01-28 Perpetuum Ltd An electromechanical generator for converting mechanical vibrational energy into electrical energy
US7554224B2 (en) 2006-02-22 2009-06-30 Perpetuum Ltd. Electromechanical generator for converting mechanical vibrational energy into electrical energy
CA2659839C (en) * 2006-08-14 2012-03-20 Liangju Lu Vibration power generation
US7839058B1 (en) * 2007-01-29 2010-11-23 Microstrain, Inc. Wideband vibration energy harvester
US20080191584A1 (en) * 2007-02-08 2008-08-14 Malkin Matthew C Spring disc energy harvester apparatus and method
GB2439411B (en) * 2007-04-27 2008-07-23 Perpetuum Ltd An electromechanical generator for converting mechanical vibrational energy into electrical energy
WO2009063609A1 (ja) * 2007-11-13 2009-05-22 Kohei Hayamizu 発電ユニット及び発光具
GB2446685B (en) * 2007-11-27 2009-04-01 Perpetuum Ltd An electromechanical generator for converting mechanical vibrational energy into electrical energy
GB2459269B (en) * 2008-04-15 2010-09-29 Perpetuum Ltd An electromechanical generator for, and method of, converting mechanical vibrational energy into electrical energy
GB2469347B (en) * 2009-08-26 2011-10-05 Perpetuum Ltd An electromechanical generator for converting mechanical vibrational energy into electrical energy
JP2011069402A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Ntn Corp 発電機能付き軸受装置及びこれを用いた車両用軸受装置
KR20110042745A (ko) * 2009-10-20 2011-04-27 삼성전기주식회사 선형 진동 발생장치
US8704387B2 (en) * 2010-01-06 2014-04-22 Tremont Electric, Inc. Electrical energy generator
CN102148587A (zh) * 2010-02-05 2011-08-10 边义祥 组合式压电发电装置
US8525392B2 (en) * 2010-02-13 2013-09-03 Omnitek Partners Llc Generators for very-high-G energy harvesting
RU2439771C1 (ru) * 2010-11-22 2012-01-10 Эдвид Иванович Линевич Вибрационный генератор электрической энергии
JP2012135131A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Panasonic Corp 発電装置
KR101220247B1 (ko) * 2010-12-23 2013-01-09 전자부품연구원 응급 전력공급용 압전 발전기
US8912710B2 (en) * 2011-02-20 2014-12-16 Omnitek Partners Llc Energy harvesting from input impulse with motion doubling mechanism for generating power from mortar tube firing impulses and other inputs
EP2662971B1 (en) * 2011-04-07 2016-01-20 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric power generator
JP4993030B1 (ja) * 2011-08-26 2012-08-08 加納 照彦 リニア発電装置
US8866316B2 (en) * 2012-06-21 2014-10-21 General Electric Company Tunable vibration energy harvester and method
GB2507132B (en) * 2012-11-13 2016-07-06 Perpetuum Ltd An electromechanical generator for, and method of, converting mechanical vibrational energy into electrical energy

Also Published As

Publication number Publication date
US10425021B2 (en) 2019-09-24
US20180198385A1 (en) 2018-07-12
RU2644573C2 (ru) 2018-02-13
JP2015534453A (ja) 2015-11-26
US20160285393A1 (en) 2016-09-29
GB2507880B (en) 2015-03-04
WO2014076143A2 (en) 2014-05-22
CN106195106B (zh) 2019-01-15
US9941822B2 (en) 2018-04-10
WO2014076143A3 (en) 2015-06-18
GB201220417D0 (en) 2012-12-26
AU2013346898A1 (en) 2015-07-02
EP2920869B1 (en) 2020-07-29
GB2507132B (en) 2016-07-06
GB2518918B (en) 2016-07-06
CN106195106A (zh) 2016-12-07
CN106195105A (zh) 2016-12-07
CN104956116B (zh) 2018-01-26
EP2920869A2 (en) 2015-09-23
GB2518918A (en) 2015-04-08
CN104956116A (zh) 2015-09-30
RU2015122896A (ru) 2017-01-10
GB2507880A (en) 2014-05-14
GB201318655D0 (en) 2013-12-04
US20180234033A1 (en) 2018-08-16
GB201404431D0 (en) 2014-04-30
AU2013346898B2 (en) 2017-09-07
CN106195105B (zh) 2019-02-19
US10461670B2 (en) 2019-10-29
GB2507132A (en) 2014-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6328653B2 (ja) 機械振動エネルギーを電気エネルギーに変換する電気機械発電機および方法
US11152843B2 (en) Electromechanical generator for converting mechanical vibrational energy into electrical energy
JP7350004B2 (ja) 機械的振動エネルギーを電気エネルギーに変換するための電気機械発電機
CN101971469A (zh) 用于将机械振动能量转化为电能的机电发电机
CN111903043A (zh) 用于将机械振动能量转换成电能的机电发电机
CN111971883A (zh) 用于将机械振动能量转换成电能的机电发电机
JP7068680B2 (ja) 発電装置
KR20130033223A (ko) 주파수 상승변환 방식의 진동 에너지 수집장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180320

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180418

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6328653

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250