JP6327867B2 - ロボット制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、溶接ワイヤの送給を非常停止させることができるロボット制御システム等に関する。
従来、産業用ロボットを制御するロボット制御システムにおいて、ティーチングペンダント(可搬式操作装置)を操作しながらロボットを動作させている場合に、ティーチングペンダントに設けられた非常停止スイッチを操作することによって非常停止信号を入力し、ロボットの動作を停止させることが行われている(例えば、特許文献1参照)。また、ロボットの動作範囲を柵で囲い、その柵のドアが開けられると、ドアに設けられた非常停止スイッチが作動することにより非常停止信号が出力され、ロボットの動作を停止させることも行われている。
図3は、そのようなロボット制御システムの一例を示す図である。図3で示される従来のロボット制御システムは、ロボット制御装置40と、溶接ロボット2と、スイッチ3と、溶接電源装置4と、ワイヤ送給制御システム70とを備える。ワイヤ送給制御システム70は、ワイヤ送給制御装置50と、ワイヤ送給装置60とを備える。
ロボット制御装置40は、サーボコントローラ10と、安全監視部11と、ロボット制御部12と、通信部13と、非常停止回路16と、マグネットスイッチ17と、安全回路150とを備える。なお、動作領域Aは、OSやアプリケーション等のメインソフトウェアを実行するメインCPUシステムであり、動作領域Bは、メインソフトウェアに従属するサブシステムであり、動作領域Cは、ハードウェアロジックであり、動作領域Dは、リレーやスイッチ等の接点によって実現されるハードウェア回路である。したがって、動作領域Dに向かうほど安全性が高くなる。なお、図3において、「信号」は二重線の矢印で示されており、それ以外の「通信」等は一本線の矢印で示されている。通常、通信よりも信号の方が安全性が高い。
図3で示されるロボット制御システムにおいて、ティーチングペンダントの非常停止ボタン等のスイッチ3が操作されると、その操作に応じて、非常停止のためのスイッチ3が作動したことが非常停止回路16、安全回路150を介して安全監視部11に伝達される。そして、安全監視部11からロボット制御部12、通信部13、溶接電源装置4を介して制御部510にワイヤ送給を停止する旨の指示が通信される。その通信に応じて、制御部510は、インバータ52を制御し、ワイヤ送給装置60のモータ61を停止させる。
また、アプリケーションや溶接電源装置4において検知された異常の発生に応じてワイヤ送給装置60による溶接ワイヤの送給を停止する処理について簡単に説明する。アプリケーションにおいて異常の発生が検知された場合には、安全監視部11、ロボット制御部12、通信部13、溶接電源装置4、制御部510、インバータ52の経路を介してワイヤ送給装置60のモータ61が停止されることになる。また、溶接電源装置4において異常の発生が検知された場合には、溶接電源装置4、制御部510、インバータ52の経路を介してワイヤ送給装置60のモータ61が停止されることになる。
特開2007−295751号公報
しかしながら、上述のように、ワイヤ送給装置60のモータ61を停止させる際には、溶接電源装置4と制御部510との間の通信を介することになり、信号制御によってモータ61を停止させることはできない。そのため、そのモータ61の停止制御は、信号制御と比較して信頼性が低かった。また、ロボット制御装置1からモータ61を停止させる場合には、動作領域Aの安全監視部11及びロボット制御部12を介した制御を行うため、アプリケーションが何らかの理由により制御不能な状態に陥ると、異常の発生時に溶接ワイヤの送給を停止できなくなる可能性があった。
また、従来のワイヤ送給装置60においては、メンテナンス中、すなわち筐体の扉を開けているときや、溶接ワイヤの加圧ロールによる加圧を解除しているときにも溶接ワイヤの送給動作を行うことができた。そのため、作業者がメンテナンスをしている際に、ワイヤ送給装置60が意図しないで動作する可能性があった。
本発明は、上記課題の少なくともいずれかを解決するためになされたものであり、その一の目的は、ロボット制御システムにおいて異常が発生した際に、ワイヤ送給装置による溶接ワイヤの送給をより確実に停止できるようにすることである。
また、他の目的は、作業者がメンテナンスを行っている場合などにおいて、ワイヤ送給装置が意図しないで動作することを回避できるようにすることである。
上記目的の少なくともいずれかを達成するため、本発明によるロボット制御システムは、溶接ロボットを制御するロボット制御装置と、溶接ロボットにおいて溶接ワイヤを送給するワイヤ送給装置と、ワイヤ送給装置による溶接ワイヤの送給を制御するワイヤ送給制御装置とを備えたロボット制御システムであって、ロボット制御装置は、溶接ロボットを制御し、溶接電源装置を介して溶接ロボットにおける溶接を制御するロボット制御部と、溶接ワイヤの送給を非常停止させる場合に、ワイヤ送給制御装置に非常停止信号を送信するハードウェア回路である安全回路と、を備え、ワイヤ送給制御装置は、ワイヤ送給装置による溶接ワイヤの送給を制御する制御部を備え、制御部は、安全回路からの非常停止信号を受け付けた場合に、ワイヤ送給装置による溶接ワイヤの送給を停止させる、ものである。
このような構成により、異常の発生時には、ハードウェア回路である安全回路がアプリケーションを介さないで非常停止信号をワイヤ送給制御装置に送信することによって溶接ワイヤの送給を停止でき、安全性を高めることができる。そのため、例えば、アプリケーションが暴走した場合であっても、ティーチングペンダントの非常停止ボタン等のスイッチ3が操作された際に、その操作に応じて溶接ワイヤの送給を適切に停止できるようになる。
また、本発明によるロボット制御システムでは、ワイヤ送給装置は、インタロック接点を備えており、制御部は、インタロック接点の開閉に応じて動作してもよい。
このような構成により、例えば、作業者がワイヤ送給装置のメンテナンスを行っている場合に、ワイヤ送給装置が意図しないで動作する事態を回避することができ、安全性を向上させることができる。
また、本発明によるロボット制御システムでは、インタロック接点は、ワイヤ送給装置における溶接ワイヤの加圧の有無に応じて開閉され、制御部は、インタロック接点によって溶接ワイヤが加圧されていないことが示される場合には、溶接ワイヤの送給制御を行わなくてもよい。
このような構成により、加圧ローラによる溶接ワイヤの加圧が行われていない場合には、溶接ワイヤの送給が行われないようにすることができ、安全性を向上させることができる。
また、本発明によるロボット制御システムでは、ワイヤ送給装置は、開閉可能な扉を有する筐体を有しており、インタロック接点は、筐体の扉の開閉に応じて開閉され、制御部は、インタロック接点によって扉が開いていることが示される場合には、溶接ワイヤの送給制御を行わなくてもよい。
このような構成により、ワイヤ送給装置の駆動部にアクセス可能な状態においては溶接ワイヤの送給が行われないようにすることができ、安全性を向上させることができる。
また、本発明によるワイヤ送給制御システムは、溶接ロボットにおいて溶接ワイヤを送給するワイヤ送給装置と、ワイヤ送給装置による溶接ワイヤの送給を制御するワイヤ送給制御装置とを備えたワイヤ送給制御システムであって、ワイヤ送給装置は、インタロック接点を備えており、ワイヤ送給制御装置は、インタロック接点の開閉に応じて、ワイヤ送給装置による溶接ワイヤの送給を制御する制御部を備える、ものである。
このような構成により、例えば、作業者がワイヤ送給装置のメンテナンスを行っている場合に、ワイヤ送給装置が意図しないで動作する事態を回避することができ、安全性を向上させることができる。
本発明によるロボット制御システム等によれば、安全回路を備えることにより、異常発生時により確実に溶接ワイヤの送給を停止でき、安全性を向上させることができる。また、インタロック機構を備えることにより、例えば、メンテナンス中にワイヤ送給装置が意図しないで動作する事態を回避することができる。
本発明の実施の形態1によるロボット制御システムの構成を示すブロック図 同実施の形態におけるワイヤ送給装置の扉の開いた状態を示す図 同実施の形態におけるワイヤ送給装置の扉の閉じた状態を示す図 従来のロボット制御システムの構成を示すブロック図
以下、本発明によるロボット制御システムについて、実施の形態を用いて説明する。なお、以下の実施の形態において、同じ符号を付した構成要素は同一または相当するものであり、再度の説明を省略することがある。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1によるロボット制御システムについて、図面を参照しながら説明する。本実施の形態によるロボット制御装置は、アプリケーションを介さないでワイヤ送給装置による溶接ワイヤの送給を停止させることができるものである。また、本実施の形態によるワイヤ送給制御システムは、インタロック機構を備えたものである。
図1は、本実施の形態によるロボット制御システム100の構成を示すブロック図である。本実施の形態によるロボット制御システム100は、ロボット制御装置1と、溶接ロボット2と、スイッチ3と、溶接電源装置4と、ワイヤ送給制御システム7とを備える。
ロボット制御装置1は、溶接ロボット2及び溶接電源装置4を制御するものであり、サーボコントローラ10と、安全監視部11と、ロボット制御部12と、通信部13と、安全回路15と、非常停止回路16と、マグネットスイッチ17とを備える。動作領域Aは、メインソフトウェアの動作領域である。安全監視部11とロボット制御部12とは、その動作領域AのメインCPUシステムにおいて動作するアプリケーションであり、通常、OS上で動作するアプリケーションを実行するCPUによって実現される。また、動作領域Bは、メインソフトウェアに従属されたり、制御されたりする動作領域である。サーボコントローラ10と通信部13とは、動作領域Bのサブシステムにおいて動作するものであり、通常、ソフトウェアとハードウェアとによって実現される。また、動作領域Cは、ハードウェアロジックの動作領域である。安全回路15は、動作領域Cにおいて動作する回路であり、通常、FPGA(Field−Programmable Gate Array)等の集積回路によって実現される。FPGA等は、OSやドライバを介するソフトウェアと異なり、ハードウェア記述言語で直接、信号動作をプログラミングするため、ソフトウェアよりも安全性が高いと考えられる。また、動作領域Dは、ハードウェア回路であり、ロボット制御装置1でもっとも信頼性の高い領域である。非常停止回路16とマグネットスイッチ17とは、動作領域Dにおいて動作する回路であり、通常、リレーやスイッチ等の接点によって実現される。なお、図1においても、受け渡しされる「信号」は二重線の矢印で示されており、それ以外の「通信」等は一本線の矢印で示されている。信号は、スイッチまたはリレー接点状態のオン/オフを、電圧の高/低で受け渡しする。その信号では、例えば、単一方向にオン/オフが伝達されることになる。一方、通信は、データ等の情報を受け渡しするものであり、例えば、シリアル通信や、バスによって接続される通信等であってもよい。その通信では、例えば、双方向に情報が伝達されることになる。したがって、通常、通信よりも信号の方が安全性が高いことになる。ここでの安全性とは、不具合の起きる可能性が低いという意味での安全性である。したがって、ロボット制御装置1においては、動作領域Aから動作領域Dに向かうほど安全性が高いことになる。
サーボコントローラ10は、溶接ロボット2における各駆動モータを動作させるものであり、サーボ制御部14とインバータ18とを備える。サーボ制御部14は、ロボット制御部12から位置指令値を受け取り、また溶接ロボット2から駆動モータの現在位置等を受け取り、それらを用いることによって溶接ロボット2の各駆動モータの現在位置が位置指令値の示す位置となるようにフィードバック制御を行う。サーボ制御部14は、インバータ18に電流指令値を出力することによって、インバータ18におけるPWM変換を制御する。インバータ18は、マグネットスイッチ17から溶接ロボット2の各駆動モータを駆動するための電力の供給を受け、その供給された電力によって、サーボ制御部14によるPWM制御に応じて溶接ロボット2の各駆動モータを駆動させる。具体的には、インバータ18は、マグネットスイッチ17から供給される三相交流を整流回路によって整流し、その整流出力を平滑コンデンサによって平滑し、その平滑した直流をサーボ制御部14からの電流指令値に基づいてPWM変換した三相交流を溶接ロボット2の各駆動モータ(サーボモータ)に出力してもよい。このサーボコントローラ10は、溶接ロボット2の駆動モータをPWM制御により駆動する公知の構成である。
安全監視部11は、ロボット制御装置1におけるアプリケーションによって実現され、安全監視に関する処理を行う。具体的には、安全監視部11は、異常の発生時に、溶接ロボット2や溶接電源装置4、ワイヤ送給装置6を非常停止させる処理を行う。その非常停止の処理は,例えば、安全回路15に非常停止の指示を渡すことであってもよい。また、安全監視部11は、安全回路15から受け取る情報によって、非常停止の状況をモニタリングしてもよい。
ロボット制御部12は、ロボット制御装置1におけるアプリケーションによって実現され、安全監視部11が行う以外のアプリケーションの処理を行う。具体的には、ロボット制御部12は、サーボコントローラ10を介して溶接ロボット2を制御する。その溶接ロボット2の制御は、例えば、図示しない記録媒体で記憶されている教示情報や、ティーチングペンダントから入力される操作信号等に応じて、溶接ロボット2の各駆動モータの位置を制御することであってもよい。その制御によって、溶接ロボット2の溶接トーチが所望の位置に移動されることになる。また、ロボット制御部12は、例えば、通信部13及び溶接電源装置4を介して溶接ロボット2における溶接を制御してもよい。その溶接の制御は、例えば、溶接条件等に応じた、溶接電源装置4による溶接の開始や終了、出力電圧、溶接ワイヤの送給の開始や終了等の制御であってもよい。なお、ロボット制御部12の構成はすでに公知であり、その詳細な説明を省略する。
通信部13は、ロボット制御装置1と溶接電源装置4との間の通信を行う。前述のように、通信部13は、ロボット制御部12からの指示に応じて、溶接開始、溶接終了、溶接ワイヤの送給開始、送給終了などの指示を溶接電源装置4に送信してもよい。また、通信部13は、溶接電源装置4から溶接電流や溶接電圧等の情報を受信してもよい。その受信した情報は、ロボット制御部12に渡され、異常の検知等の処理に用いられてもよい。
安全回路15は、ハードウェア回路であって、非常停止回路16から非常停止の信号を受け取った場合や、安全監視部11から非常停止の指示を受け取った場合に、非常停止に関する処理を行う。非常停止回路16から非常停止の信号を受け取った場合には、安全回路15は、溶接電源装置4、制御部51に、非常停止信号を送信してもよい。また、安全監視部11から非常停止の指示を受け取った場合には、安全回路15は、溶接電源装置4、制御部51に非常停止信号を送信し、非常停止回路16に非常停止信号を出力してもよい。また、安全回路15は、非常停止信号を送信したかどうかを示す非常停止の状況を示す情報を、モニタリングのために安全監視部11に渡してもよい。安全回路15は、前述のように、例えば、FPGA等によって実現される。
非常停止回路16は、スイッチ3からの信号に応じて、非常停止の信号を安全回路15やマグネットスイッチ17に渡す。その非常停止の信号は、非常停止をするかどうかを示す信号である。例えば、ティーチングペンダントにおける非常停止ボタンであるスイッチ3が押下された場合には、非常停止回路16は、非常停止する旨の信号を安全回路15とマグネットスイッチ17に出力する。そうでない場合、すなわち非常停止ボタンが押下されていない場合には、非常停止回路16は、非常停止しない旨の信号を安全回路15とマグネットスイッチ17に出力する。なお、マグネットスイッチ17に出力される非常停止する旨の信号は、マグネットスイッチ17を開放するための信号である。また、例えば、溶接ロボット2を囲む安全柵のドアが開けられ、そのドアに設けられたスイッチ3が作動した場合には、非常停止回路16は、非常停止する旨の信号を安全回路15とマグネットスイッチ17に出力する。そうでない場合、すなわち安全柵のドアが閉じられている場合には、非常停止回路16は、非常停止しない旨の信号を安全回路15とマグネットスイッチ17に出力する。また、非常停止回路16は、安全回路15から非常停止信号を受け取った場合にも、非常停止する旨の信号をマグネットスイッチ17に出力する。
マグネットスイッチ17は、非常停止回路16からの信号に応じて、インバータ18への電力の供給のオン/オフを切り替える電磁開閉器である。具体的には、非常停止回路16からの信号によって非常停止しないことが示される場合には、マグネットスイッチ17は閉じられ、インバータ18に電力が供給される。一方、非常停止回路16からの信号によって非常停止することが示される場合には、マグネットスイッチ17は開放され、インバータ18に電力が供給されないことによって、溶接ロボット2が停止する。このように、マグネットスイッチ17は、溶接ロボット2の動力遮断器として動作する。また、マグネットスイッチ17は、スイッチの開閉を示す信号をサーボ制御部14に渡す。
溶接ロボット2は、減速機を介して駆動モータにより駆動される関節によって連結された複数のアームを有している。その駆動モータは、エンコーダを有しており、そのエンコーダによって駆動モータの現在位置が検出されてもよい。また、その複数のアームの先端には、母材(ワーク)に対してアーク溶接を行う溶接トーチが取り付けられている。そして、溶接ワイヤがワイヤ送給装置6から送給され、溶接電源装置4によって、溶接トーチの先端の溶接ワイヤと母材との間に高電圧が印加されることによってアークが発生し、そのアークの熱で溶接ワイヤ及び母材が溶融されることにより、母材に対する溶接が行われる。なお、溶接電源装置4の構成はすでに公知であり、その詳細な説明を省略する。また、アーク溶接では、シールドガスを溶接トーチから噴出することが一般的であるが、その構成の説明は省略している。
スイッチ3は、非常停止するかどうかを示す信号を非常停止回路16に出力する。前述のように、スイッチ3は、ティーチングペンダントにおける非常停止ボタンであってもよく、安全柵のドアの開閉に応じてオン/オフになるスイッチであってもよく、安全柵に設けられたセーフティプラグであってもよく、マットスイッチであってもよく、イネーブルスイッチであってもよく、その他のスイッチであってもよい。なお、溶接ロボット2等を非常停止する場合に、スイッチ3が閉じられてもよく、または開放されてもよい。
溶接電源装置4は、溶接で用いられる高電圧を溶接トーチや母材に供給する溶接電源や、ワイヤ送給装置6による溶接ワイヤの送給を制御するワイヤ送給制御部、ロボット制御装置1から送信される溶接条件に応じて、溶接電源を制御する溶接制御部等を備えている。また、溶接電源装置4は、溶接電流、溶接電圧等を取得し、ロボット制御装置1に送信してもよい。
なお、溶接ロボット2、スイッチ3、溶接電源装置4の構成はすでに公知であり、その詳細な説明を省略する。
ワイヤ送給制御システム7は、ワイヤ送給制御装置5と、ワイヤ送給装置6とを備える。
ワイヤ送給制御装置5は、ワイヤ送給装置6による溶接ワイヤの送給を制御するものであり、制御部51と、インバータ52とを備える。制御部51は、溶接電源装置4から溶接ワイヤの送給に関する指示を受け取り、ワイヤ送給装置6のエンコーダ62からモータ61の現在位置を受け取り、それらを用いることによってワイヤ送給装置6による溶接ワイヤの送給速度が指示に応じたものとなるようにフィードバック制御を行う。具体的には、制御部51は、インバータ52に電流指令値を出力することによって、インバータ52におけるPWM変換を制御する。インバータ52は、制御部51によるPWM制御に応じてワイヤ送給装置6のモータ61を駆動させる。インバータ52は、前述のインバータ18と同様のものである。また、制御部51は、安全回路15からの非常停止信号を受け付けた場合に、ワイヤ送給装置6による溶接ワイヤの送給を停止させる。具体的には、その場合に、制御部51は、インバータ52を制御することによってモータ61を停止させてもよく、インバータ52に供給される電力を遮断することによってモータ61を停止させてもよい。
また、制御部51は、ワイヤ送給装置6のインタロック接点63の開閉に応じて動作する。すなわち、制御部51は、インタロック接点63の開閉に応じて、ワイヤ送給装置6による溶接ワイヤの送給を制御する。インタロック接点63の開閉に応じて溶接ワイヤの送給を制御するとは、インタロック接点63によって、溶接ワイヤを送給してはならないことが示される場合に、溶接電源装置4からの指示に関わらず、溶接ワイヤが送給されないように制御することである。具体的には、制御部51は、インタロック接点63が開放されている場合には、溶接ワイヤが送給されないように制御してもよい。あるいは、制御部51は、インタロック接点63が閉じている場合に、溶接ワイヤが送給されないように制御してもよい。溶接ワイヤが送給されないようにする制御は、例えば、インバータ52に供給される電力を遮断することであってもよく、モータ61が停止されるようにインバータ52を制御することであってもよい。
ワイヤ送給装置6は、溶接ロボット2において溶接ワイヤを送給するものであり、モータ61と、エンコーダ62と、インタロック接点63とを備える。モータ61は、インバータ52によって駆動され、溶接ワイヤを溶接トーチの先端方向に送給する。エンコーダ62は、モータ61の現在位置を取得し、制御部51に渡す。インタロック接点63は、例えば、筐体の扉の開閉に応じて開閉されるものであってもよく、ワイヤ送給装置6における溶接ワイヤの加圧の有無に応じて開閉されるものであってもよい。前者の場合には、インタロック接点63は、例えば、筐体の扉が閉じている場合にオンとなり、筐体の扉が開いている場合にオフとなる接点であってもよい。また、後者の場合には、インタロック接点63は、例えば、加圧ローラによる加圧が行われている場合にオンとなり、加圧ローラによる加圧が行われていない場合にオフとなる接点であってもよい。接点のオン/オフは、それぞれ逆であってもよい。インタロック接点63は、扉の開閉や、加圧ローラの加圧の有無に応じたインタロック信号を制御部51に出力する。そのインタロック信号は、インタロック接点63の開閉を示す信号である。インタロック接点63は、例えば、扉が閉じられた際に接触または近接する面や、加圧ローラの加圧時に接触または近接する面に設けられてもよい。このようなインタロック機構を設けることにより、作業者がワイヤ送給装置6のメンテナンスを行っている場合などに、ワイヤ送給装置6が意図せず動作することを防止することができ、安全性を向上させることができる。また、溶接ワイヤの送給が行われている際に誤って扉が開けられた場合にも、インタロック機構によって溶接ワイヤの送給を停止させることができる。なお、図1では説明の便宜上、ワイヤ送給装置6と溶接ロボット2とを離れた位置に示しているが、ワイヤ送給装置6は、溶接ロボット2に設けられていてもよい。
なお、ワイヤ送給制御装置5及びワイヤ送給装置6の構成は、安全回路15からの非常停止信号に応じた制御及びインタロック機構以外についてはすでに公知であり、その詳細な説明を省略する。
図2Aは、筐体80の扉81が開いている状態のワイヤ送給装置6を示す図であり、図2Bは、筐体80の扉81が閉じている状態のワイヤ送給装置6を示す図である。図2Aで示されるように、ワイヤ送給装置6は、開閉可能な扉81を有する筐体80と、その筐体80の内部に配設され、溶接ワイヤ71を送給する送給ローラ75と、送給ローラ75との間で溶接ワイヤ71を挟持する加圧ローラ76と、加圧ローラ76による加圧の程度を調整するための加圧調整ハンドル73と、モータ61の駆動に応じて送給ローラ75を回転させる動力軸74とを備える。なお、図2Aでは、説明の便宜上、溶接ワイヤ71を手前側に示している。図2Aのように扉81が開いている場合、または加圧ローラ76による溶接ワイヤ71の加圧が行われていない場合には、例えば、インタロック接点63が開放され、制御部51によるワイヤ送給の制御が行われないことになる。その結果、作業者がメンテナンスを行うために扉81を開けたり、加圧を解除したりしている場合には、溶接ワイヤ71の送給が行われず、安全が確保されている。一方、図2Bで示されるように扉81が閉じられた場合、または加圧ローラ76による溶接ワイヤ71の加圧が行われている場合には、例えば、インタロック接点63が閉じられ、制御部51によるワイヤ送給の制御が行われることになる。
ここで、異常の発生に応じてワイヤ送給装置6を停止させる処理について説明する。アプリケーションにおいて異常の発生が検知された場合には、安全監視部11を介して安全回路15に非常停止の指示が入力される。また、非常停止する旨のスイッチ3が作動された場合には、非常停止回路16を介して安全回路15に非常停止の信号が入力される。そのように、非常停止の指示や信号や安全回路15に入力されると、前述のように、安全回路15から制御部51に非常停止信号が送信される。そして、制御部51がインバータ52を介してワイヤ送給装置6による溶接ワイヤの送給を停止させる。また、それと同時に、溶接ロボット2や溶接電源装置4の動作も停止されることになり、ロボット制御システム100全体が非常停止されることになる。
以上のように、本実施の形態によるロボット制御システム100によれば、ハードウェアの回路である安全回路15から直接、ワイヤ送給制御装置5の制御部51に非常停止信号を送信することができるため、異常の発生が検知された際に、より信頼性の高い機能を用いて溶接ワイヤの送給を停止させることができる。したがって、非常時により確実に溶接ワイヤの送給を停止できることになる。具体的には、ティーチングペンダントにおける非常停止ボタンであるスイッチ3が押下された場合に、動作領域Aのメインソフトウェアを経由しないで溶接ワイヤの送給を停止させることができるため、たとえアプリケーションが暴走していたとしても、溶接ワイヤの送給を確実に停止させることができるようになる。その結果、安全性を向上させることができる。また、ワイヤ送給装置6がインタロック機構を備え、制御部51がインタロック機構に応じた処理を行うことによって、作業者がワイヤ送給装置6のメンテナンスを行っている場合などに、ワイヤ送給装置6が意図せず動作することを回避でき、安全性を向上させることができている。
なお、本実施の形態では、インタロック接点63が、ワイヤ送給装置6の筐体80の扉81の開閉や、ワイヤ送給装置6における溶接ワイヤ71の加圧の有無に応じて開閉される場合について説明したが、インタロック接点63が、それら以外の状況に応じて開閉されてもよいことは言うまでもない。
また、本実施の形態では、ワイヤ送給装置6がインタロック接点63を備えており、そのインタロック接点63の開閉に応じた処理を制御部51が行う場合について説明したが、そうでなくてもよい。ワイヤ送給装置6はインタロック接点63を備えておらず、制御部51は、インタロック接点63の開閉に応じた処理を行わなくてもよい。
また、本実施の形態では、安全回路15が制御部51に非常停止信号を送信し、制御部51がその非常停止信号の受信に応じて溶接ワイヤの送給を停止させる場合について説明したが、そうでなくてもよい。安全回路15は制御部51に非常停止信号を送信しなくてもよい。
また、上記実施の形態において、各処理または各機能は、単一の装置または単一のシステムによって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置または複数のシステムによって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素間で行われる情報の受け渡しは、例えば、その情報の受け渡しを行う2個の構成要素が物理的に異なるものである場合には、一方の構成要素による情報の出力と、他方の構成要素による情報の受け付けとによって行われてもよく、あるいは、その情報の受け渡しを行う2個の構成要素が物理的に同じものである場合には、一方の構成要素に対応する処理のフェーズから、他方の構成要素に対応する処理のフェーズに移ることによって行われてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素が実行する処理に関係する情報、例えば、各構成要素が受け付けたり、取得したり、選択したり、生成したり、送信したり、受信したりした情報や、各構成要素が処理で用いるしきい値や数式、アドレス等の情報等は、上記説明で明記していなくても、図示しない記録媒体において、一時的に、あるいは長期にわたって保持されていてもよい。また、その図示しない記録媒体への情報の蓄積を、各構成要素、あるいは、図示しない蓄積部が行ってもよい。また、その図示しない記録媒体からの情報の読み出しを、各構成要素、あるいは、図示しない読み出し部が行ってもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素等で用いられる情報、例えば、各構成要素が処理で用いるしきい値やアドレス、各種の設定値等の情報がユーザによって変更されてもよい場合には、上記説明で明記していなくても、ユーザが適宜、それらの情報を変更できるようにしてもよく、あるいは、そうでなくてもよい。それらの情報をユーザが変更可能な場合には、その変更は、例えば、ユーザからの変更指示を受け付ける図示しない受付部と、その変更指示に応じて情報を変更する図示しない変更部とによって実現されてもよい。その図示しない受付部による変更指示の受け付けは、例えば、入力デバイスからの受け付けでもよく、通信回線を介して送信された情報の受信でもよく、所定の記録媒体から読み出された情報の受け付けでもよい。
また、上記実施の形態において、各装置に含まれる2以上の構成要素が通信デバイスや入力デバイス等を有する場合に、2以上の構成要素が物理的に単一のデバイスを有してもよく、あるいは、別々のデバイスを有してもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。その実行時に、プログラム実行部は、記憶部や記録媒体にアクセスしながらプログラムを実行してもよい。また、そのプログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよく、所定の記録媒体(例えば、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。また、このプログラムは、プログラムプロダクトを構成するプログラムとして用いられてもよい。また、そのプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上より、本発明によるロボット制御システム等によれば、安全性を向上できるという効果が得られ、溶接ロボットを有するロボット制御システム等として有用である。
1 ロボット制御装置
2 溶接ロボット
3 スイッチ
4 溶接電源装置
5 ワイヤ送給制御装置
6 ワイヤ送給装置
7 ワイヤ送給制御システム
10 サーボコントローラ
11 安全監視部
12 ロボット制御部
13 通信部
14 サーボ制御部
15 安全回路
16 非常停止回路
17 マグネットスイッチ
51 制御部
63 インタロック接点
80 筐体
81 扉
100 ロボット制御システム

Claims (4)

  1. 溶接ロボットを制御するロボット制御装置と、前記溶接ロボットにおいて溶接ワイヤを送給するワイヤ送給装置と、前記ワイヤ送給装置による溶接ワイヤの送給を制御するワイヤ送給制御装置とを備えたロボット制御システムであって、
    前記ロボット制御装置は、
    前記溶接ロボットを制御し、溶接電源装置を介して前記溶接ロボットにおける溶接を制御するロボット制御部と、
    溶接ワイヤの送給を非常停止させる場合に、前記ワイヤ送給制御装置に非常停止信号を送信するハードウェア回路である安全回路と、を備え、
    前記ワイヤ送給制御装置は、
    前記ワイヤ送給装置による溶接ワイヤの送給を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記安全回路からの非常停止信号を受け付けた場合に、前記ワイヤ送給装置による溶接ワイヤの送給を停止させる、ロボット制御システム。
  2. 前記ワイヤ送給装置は、インタロック接点を備えており、
    前記制御部は、前記インタロック接点の開閉に応じて動作する、請求項1記載のロボット制御システム。
  3. 前記インタロック接点は、前記ワイヤ送給装置における溶接ワイヤの加圧の有無に応じて開閉され、
    前記制御部は、前記インタロック接点によって溶接ワイヤが加圧されていないことが示される場合には、前記溶接ワイヤの送給制御を行わない、請求項2記載のロボット制御システム。
  4. 前記ワイヤ送給装置は、開閉可能な扉を有する筐体を有しており、
    前記インタロック接点は、前記筐体の扉の開閉に応じて開閉され、
    前記制御部は、前記インタロック接点によって前記扉が開いていることが示される場合には、前記溶接ワイヤの送給制御を行わない、請求項2記載のロボット制御システム。
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