JP6326844B2 - Vehicle information providing device - Google Patents
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Description
本発明は、電動機を駆動源とする車両を目的地点まで走行させる際の消費電力や充電経由地点などの情報を利用者に提供する車両用情報提供装置に関する。 The present invention relates to a vehicular information providing apparatus that provides a user with information such as power consumption and a charging via point when a vehicle using an electric motor as a drive source travels to a destination.
この種の車両用情報提供装置として、道路区間における車両の燃費を算出し、道路区間、車両データおよび当該道路区間における燃費を記憶部に格納し、道路区間について、記憶部に記憶された車両データと当該道路区間における燃費とに基づいて燃費関連データを生成し、燃費関連データと燃費とを比較し、当該比較に基づく比較結果を生成し、比較結果を出力するものが知られている(特許文献1)。この技術によれば、自車両の走行区間における燃費を他車両と仮想的に競い合うことによって、利用者のエコドライブへの意欲を掻き立て、省エネルギーを推進することができるとされている。 As this type of vehicle information providing device, the fuel consumption of the vehicle in the road section is calculated, the road section, the vehicle data, and the fuel consumption in the road section are stored in the storage unit, and the vehicle data stored in the storage unit for the road section. And the fuel efficiency in the road section are generated, the fuel efficiency related data is compared with the fuel efficiency, the comparison result based on the comparison is generated, and the comparison result is output (patent) Reference 1). According to this technology, by virtually competing with the other vehicle for the fuel consumption in the travel section of the host vehicle, the user's willingness to eco-drive can be stimulated and energy saving can be promoted.
ところで、航続距離が相対的に短い電気自動車などにあっては、現在の充電残量で目的地に到着できるかどうかの情報が重要である。しかしながら、計画ルートと同一又は類似の走行ルートを検索する場合に検索負荷が問題となることが少なくない。
本発明が解決しようとする課題は、小さい検索負荷で同一又は類似の走行ルートを検索できる車両用情報提供装置を提供することを目的とする。
By the way, in an electric vehicle or the like having a relatively short cruising distance, information on whether or not the destination can be reached with the current remaining charge is important. However, when searching for a travel route that is the same as or similar to the planned route, the search load often becomes a problem.
An object of the present invention is to provide a vehicular information providing apparatus that can search for the same or similar travel route with a small search load.
本発明は、電動機を駆動源とする車両の車載装置から走行位置情報を取得して走行履歴情報として蓄積し、蓄積した走行履歴情報に含まれる走行データの端点のデータ数を判定し、最初にデータ数の少ない端点について該当する走行データを抽出し、次に当該抽出された走行データのうち他方の端点が該当するか否かを判定することにより、上記課題を解決する。 The present invention, an electric motor and acquired the running position information from the in-vehicle device of a vehicle as a drive source accumulated as a travel history information, determines the number of data endpoints of the travel data contained in accumulated running history information, First, the corresponding travel data is extracted for the end points with a small number of data, and then it is determined whether or not the other end point corresponds to the extracted travel data.
本発明によれば、データ数の少ない方の端点から検索を始め、データを順次絞り込むので、最小の検索負荷で類似ルートを抽出することができる。 According to the present invention, since the search is started from the end point with the smaller number of data and the data is sequentially narrowed down, the similar route can be extracted with the minimum search load.
《第1実施形態》
<車両用情報提供システムS>
図1は、本実施形態に係る車両用情報提供システムSの構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の車両用情報提供システムSは、電動機13を駆動源とする車両A(複数存在する)にそれぞれ搭載される車載装置1と、車両Aの所有者が所持する端末装置2と、データセンタBが有する車両用情報提供装置3と、を備える。本例の端末装置2は、後述するように車載装置1のナビゲーション装置18に含ませてもよいが、以下においては車載装置1とは別のものとして構成した実施形態で本発明を説明する。また車両Aには、電動機13のみを駆動源とする電気自動車のほか、電動機13と内燃機関の両方を駆動源とするハイブリッド車も含まれるが、以下においては電動機13のみを駆動源とする電気自動車の実施形態で本発明を説明し、ハイブリッド車特有の構成等についてはその都度特記することとする。
<< First Embodiment >>
<Vehicle information provision system S>
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a vehicle information providing system S according to the present embodiment. As shown in FIG. 1, the vehicle information providing system S of the present embodiment is possessed by an in-
車載装置1と車両用情報提供装置3、端末装置2と車両用情報提供装置3のそれぞれは、通信回線を介して各種情報の送受信を行う。通信回線としては、たとえば、携帯電話網、無線LAN網、DSRC(Dedicated Short Range Communications)網および電力線通信網などが挙げられる。また、車載装置1および車両用情報提供装置3のそれぞれが、フラッシュメモリ等の着脱式の記憶媒体に各種情報を記録し、記録した各種情報を、通信機能を有する端末経由で送受信する構成としてもよい。
Each of the in-
<車載装置1>
本実施形態の車載装置1は、処理プログラムが格納されたROMと、各データを一時記憶するためのRAMと、処理プログラムにしたがって演算処理を実行するCPUを含むハードウェアで構成され、機能的には、アクセル開度検出部4、位置検出部5、スイッチ状態検出部6、気温検出部7、高度検出部8、車速検出部9、エアコン使用量検出部10、電池残量検出部11および運転者検出部12を備える。
<In-
The in-
アクセル開度検出部4は、自車両Aのアクセル開度を検出し、検出結果の情報を後述する車両制御部15に出力する。位置検出部5は、GPS(Global Positioning System)衛星から受信したGPS信号に基づいて自車両Aの現在位置(たとえば、緯度・経度)を検出し、検出結果の情報を後述するナビゲーション装置18に出力する。
The accelerator opening detector 4 detects the accelerator opening of the host vehicle A, and outputs information on the detection result to the
スイッチ状態検出部6は、自車両Aのパワースイッチ(EVシステムをON/OFFして電気自動車を走行可能/不能状態にするスイッチ。ハイブリッド車にあってはイグニッションスイッチ)のスイッチ状態を検出し、検出結果の情報を後述する走行履歴記録部19に出力する。なお、パワースイッチのスイッチ状態としては、たとえば、走行用バッテリ14からの電力供給が許可されてEVシステムが始動するオン状態と、走行用バッテリ14からの電力供給が禁止されてEVシステムが停止するオフ状態がある。気温検出部7は、自車両Aの現在位置の気温(外気温度など)を検出し、検出結果の情報を後述する走行履歴記録部19に出力する。
The switch state detection unit 6 detects the switch state of the power switch of the host vehicle A (a switch that turns on / off the EV system to enable / disable the electric vehicle. In a hybrid vehicle, the ignition switch) Information of the detection result is output to a travel
高度検出部8は、自車両Aの現在位置の高度(平均海水面から鉛直方向への距離,海抜)を検出し、検出結果の情報を後述する走行履歴記録部19に出力する。車速検出部9は、自車両Aの車速を検出し、検出結果の情報を後述する走行履歴記録部19に出力する。エアコン使用量検出部10は、自車両Aのエアコン使用量を検出し、検出結果の情報を後述する走行履歴記録部19に出力する。ここで、電動機13のみを駆動源とする電気自動車にあっては、冷房用コンプレッサが電動機13とは別の電動機により駆動されたり、暖房用ヒータとして電熱ヒータが用いられたりし、内燃機関を駆動源とする車両とは異なりエアコンシステムでも電力を消費する。したがってこうした車両Aのエアコン使用量としては、たとえば冷房用コンプレッサや暖房用ヒータで消費する電力がある。
The
電池残量検出部11は、車両Aに搭載され駆動源である電動機13に電力を供給するための走行用バッテリ14の電池残量を検出し、検出結果の情報を後述する走行履歴記録部19に出力する。運転者検出部12は、自車両Aの運転者の運転者ID(固有識別子)を検出し、検出結果の情報を後述する走行履歴記録部19に出力する。運転者IDとしては、たとえば運転者を一意に特定するための番号等がある。
The remaining battery
本実施形態の車載装置1は、車両制御部15、充放電制御部16、充放電回路部17、ナビゲーション装置18および走行履歴記録部19をさらに備え、それぞれ以下のように構成されている。
The in-
車両制御部15は、アクセル開度検出部4が出力した情報(アクセル開度)を取得し、取得した情報を走行履歴記録部19に出力する。また、車両制御部15は、取得した情報(アクセル開度)に基づき、アクセル開度に応じた電力を電動機13に供給させる制御指令を充放電制御部16に出力する。
The
充放電制御部16は、車両制御部15からの制御指令に従って、走行用バッテリ14が蓄えている電力を電動機13に供給するための制御指令を充放電回路部17に出力する。また、充放電制御部16は、走行用バッテリ14の充電状態および充電時間を検出し、検出結果の情報を走行履歴記録部19に出力する。充電状態としては、たとえば、充電中であるか、非充電中であるかの区別が挙げられる。また、充電時間としては、たとえば、充電を開始してから充電を終了するまでの時間がある。
The charge /
充放電回路部17は、充放電制御部16からの制御指令に従って、走行用バッテリ14が蓄えている電力を電動機13に供給する。これにより、電動機13は駆動力を発生する。逆に、充放電回路部17は、充放電制御部16からの制御指令に従って電動機13にて発生する回生電力を走行用バッテリ14に蓄電する。また、充放電回路部17は、充電コネクタ20を介して充電装置21と接続される。このような充電装置21としては、たとえば、車両A外部の充電施設Cに備えられ、走行用バッテリ14を充電するための電力を供給するための装置が挙げられる。そして、充放電回路部17は、充電コネクタ20に充電装置21が接続されることで、充電装置21から電力が供給され、これにより走行用バッテリ14が充電される。
The charging / discharging
ナビゲーション装置18は、位置検出部5が出力した情報、すなわち車両Aの現在位置である緯度・経度を取得し、取得した情報(車両Aの現在位置である緯度・経度)に基づき、運転者が入力した出発地点POから目的地点PDまでの案内ルートにしたがって車両Aを案内する案内情報を運転者に提示する。また、ナビゲーション装置18は、取得した情報および案内ルートを走行履歴記録部19に出力する。
The
走行履歴記録部19は、各種検出部6〜12、車両制御部15、充放電制御部16およびナビゲーション装置18が出力した情報に基づき、走行履歴情報記録処理を実行する。
The travel
走行履歴情報記録処理においては、後述する第1走行履歴情報(走行時基本情報、移動情報および車両状態情報を含む情報,図3のステップS102〜S105)および第2走行履歴情報(充電時基本情報および充電情報を含む情報,図3のステップS108〜S110)を記録する。そして、走行履歴記録部19は、記録した第1走行履歴情報および第2走行履歴情報を車両用情報提供装置3に送信する。なお、第1走行履歴情報および第2走行履歴情報ならびに走行履歴情報記録処理の詳細については後述する。ちなみに、第1走行履歴情報のうち、走行時基本情報は、車両IDの情報、運転者IDの情報、気温の情報および現在の日時の情報を含む情報、移動情報は、緯度経度の情報、高度の情報および走行ルートの情報(走行位置情報)を含む情報、車両状態情報は、車速の情報、アクセル開度の情報、エアコン使用量の情報、および消費電力の情報(消費電力情報)を含む情報である。また、第2走行履歴情報のうち、充電時基本情報は、気温の情報および現在の日時の情報を含む情報、充電情報は、緯度経度の情報(充電経由地点情報、充電位置情報)、充電量の情報、および充電時間の情報を含む情報である。
In the traveling history information recording process, first traveling history information (basic information during traveling, information including movement information and vehicle state information, steps S102 to S105 in FIG. 3) and second traveling history information (basic information during charging) are described. And information including charging information, steps S108 to S110 in FIG. 3 are recorded. Then, the travel
<端末装置2>
一方、端末装置2は、処理プログラムが格納されたROMと、各データを一時記憶するためのRAMと、処理プログラムにしたがって演算処理を実行するCPUを含むハードウェアで構成され、機能的には、目的地点等入力部22、ルート演算部23および表示部24を備える。なお、端末装置2としては、たとえば、車両Aの所有者が所持する携帯電話端末やパーソナルコンピュータ等が挙げられる。
<
On the other hand, the
目的地点等入力部22は、端末装置2の利用者から出発地点PO、目的地点PD、電池残量(たとえば、該利用者が所有する車両Aの走行用バッテリ14の電池残量)および運転者ID(たとえば、該利用者を特定する運転者ID)の入力を受け付ける。そして、目的地点等入力部22は、受け付けた出発地点PO、目的地点PD、電池残量および運転者IDの情報をルート演算部23に出力する。
The destination
ルート演算部23は、目的地点等入力部22から出力された情報、具体的には、出発地点POおよび目的地点PDの情報に基づき、ルート提供処理を実行する。このルート提供処理において、ルート演算部23は、提示ルートの検索要求(以下、提示ルート検索要求とも呼ぶ)を車両用情報提供装置3に送信する。また、ルート演算部23は、提示ルート、該提示ルートを走行する際に消費する消費電力および該提示ルートを走行する際に経由する充電施設Cの位置(以下、充電経由地点PCとも呼ぶ)の情報を車両用情報提供装置3から受信する。そして、ルート演算部23は、車両用情報提供装置3から該情報を受信すると、受信した情報を表示させる制御信号を表示部24に出力する。つまり、本実施形態の車両用情報提供システムSは、利用者が電気自動車の運転を開始する際に出発地点と目的地点を入力すると、それまでに蓄積された実際の走行データに基づいて利用者の計画ルートに類似する提示ルートを検索し、この提示ルートに加えて消費電力と経由する充電施設を利用者に喚起するシステムであり、これにより利用者は走行計画の適切さを事前に確認することができるものである。ルート提供処理の詳細については後述する。
ちなみに、本実施形態において、提示ルートとは、入力された出発地点、目的地点及び必要に応じて各種の経由地点に対して、走行履歴情報を参照して車両用情報提供装置3から提供される走行ルートをいい、これに対して計画ルートとは、入力された出発地点、目的地点及び必要に応じて各種の経由地点に対して、距離や時間などの所定条件によって定められる走行ルートをいい、これら提示ルートと計画ルートを含めて走行ルートと称する。 By the way, in the present embodiment, the presented route is provided from the vehicle information providing apparatus 3 with reference to the travel history information for the input departure point, destination point, and various waypoints as necessary. On the other hand, the planned route is a route that is determined by predetermined conditions such as distance and time for the input departure point, destination point, and various waypoints as required. The presented route and the planned route are referred to as a travel route.
なお本実施形態では、端末装置2がルート提供処理を実行する例を示すが、他の構成を採用することもできる。すなわち、たとえば、位置検出部5、ルート演算部23および表示部24を、車両Aに搭載されたナビゲーション装置18で実現し、これによりルート提供処理を実行する構成としてもよい。
In the present embodiment, an example in which the
図2Aは、端末装置2の表示部24による表示内容の一例を示す図である。表示部24は、図2Aに示すように、ルート演算部23が出力した制御指令に従って、利用者が入力した出発地点POと目的地点PDに加えて、これらの間の提示ルートR、該提示ルートRを走行する際に経由する充電経由地点PCを地図上に描画するとともに、該提示ルートRを走行する際に消費する消費電力(kW・h)および航続可能距離(km)の数値情報を画面の隅に表示する。これにより、端末装置2の利用者は、車両Aを目的地点PDまで走行させる際の消費電力、航続可能距離、充電経由地点PCを事前に確認することができる。
FIG. 2A is a diagram illustrating an example of display contents by the
<車両用情報提供装置3>
図1に戻り、データセンタBに設置された車両用情報提供装置3は、処理プログラムが格納されたROMと、各データを一時記憶するためのRAMと、処理プログラムにしたがって演算処理を実行するCPUを含むハードウェアで構成され、機能的には、地図情報記憶部25と、走行履歴蓄積部26と、履歴統計処理部27を備える。地図情報記憶部25は、車両Aが走行する地域の地図情報を予め記憶している。地図情報としては、たとえば、道路網を表現するノードやリンク、車両Aに備えらえた走行用バッテリ14を充電するための充電施設Cの位置、有料道路や有料道路に付設されている施設位置の情報等が挙げられる。
<Vehicle information providing device 3>
Returning to FIG. 1, the vehicle information providing apparatus 3 installed in the data center B includes a ROM that stores a processing program, a RAM that temporarily stores each data, and a CPU that executes arithmetic processing according to the processing program. Functionally, it includes a map
走行履歴蓄積部26は、車載装置1から送信された第1走行履歴情報(走行時基本情報、移動情報および車両状態情報を含む情報,図3のステップS102〜S105)および第2走行履歴情報(充電時基本情報および充電情報を含む情報,図3のステップS108〜S110)に基づいて、履歴情報蓄積処理を実行する。具体的には、履歴情報蓄積処理において、走行履歴蓄積部26は、車載装置1が送信した第1走行履歴情報および第2走行履歴情報を順次受信(取得)する。そして、走行履歴蓄積部26は、受信した第1走行履歴情報および第2走行履歴情報を走行履歴情報として蓄積する。
The travel
履歴統計処理部27は、端末装置2から送信された提示ルート検索要求、地図情報記憶部25が記憶している地図情報および走行履歴蓄積部26が蓄積している走行履歴情報(第1走行履歴情報、第2走行履歴情報)を参照して、走行履歴統計処理を実行する。この走行履歴統計処理において、まず、履歴統計処理部27は、ルート演算部23から送信された提示ルート検索要求に基づき、地図情報記憶部25が記憶している地図情報を参照して、出発地点POから目的地点PDまでの計画ルートを検索し取得する。計画ルートとしては、出発地点POから目的地点PDまで到達できるルートであればよく、特に限定されないが、たとえば出発地点POと目的地点PDとを最短時間で走行可能な走行ルートや最短距離で走行する走行ルートが検索される。
The history
続いて、走行履歴統計処理において、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している走行履歴情報(第1走行履歴情報)を参照して、検索(取得)した計画ルートと同一または類似の提示ルートを決定する。なお、このような提示ルートの決定方法については後述する。続いて、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している走行履歴情報(第1走行履歴情報、第2走行履歴情報)を参照して、決定した提示ルートを走行する際に、車両Aが実際に消費した消費電力および提示ルートを走行する際に経由する充電経由地点を決定する。そして、履歴統計処理部27は、決定した提示ルート、消費電力および充電経由地点の情報を車載装置1に送信(提供)する。これにより、車載装置1は、履歴統計処理部27が出力した情報に基づいて、提示ルート、提示ルートを走行する際に消費した消費電力および提示ルートを走行する際に経由する充電経由地点を消費電力の情報を提示する。走行履歴統計処理の詳細については後述する。
Subsequently, in the travel history statistical processing, the history
<車両用情報提供システムSの情報処理>
上述した車載装置1と、端末装置2と、車両用情報提供装置3を備える車両用情報提供システムSは、図2Bに示す関係で各種情報処理を実行する。すなわち、車載装置1は走行履歴情報記録処理(ステップS10)を実行し、車両用情報提供装置3は履歴蓄積処理(ステップS30)及び走行履歴統計処理(ステップS40)を実行し、端末装置2はルート提供処理(ステップS20)を実行する。
<Information processing of vehicle information providing system S>
The vehicle information providing system S including the on-
これらステップS10,S20,S30,S40の関係を概説すると、複数の車両A,A…のそれぞれに設けられた車載装置1は、ステップS10にて自車両の走行ルートに応じた走行履歴情報(走行時基本情報・移動情報・車両状態情報を含む第1走行履歴情報と、充電時基本情報・充電情報を含む第2走行履歴情報)を取得し、これを車両用情報提供装置3に送信する。車両用情報提供装置3は、ステップS30にて、複数の車両A,A…からこうした走行履歴情報を受信し、これを蓄積する。これにより、車両用情報提供装置3には多数の走行履歴情報が蓄積される。
When the relationship between these steps S10, S20, S30, S40 is outlined, the in-
一方、ステップS20にて、これからドライブしようとする利用者は、端末装置2を用いて出発地点及び目的地点と、必要に応じて経由地点を入力し、これら出発地点、目的地点及び経由地点の情報を車両用情報提供装置3に送信する。車両用情報提供装置3は、ステップS40にて、これら出発地点、目的地点及び経由地点の情報を用いて、その走行ルート(計画ルートともいう)と同一又は類似の走行ルートを、蓄積された走行履歴情報から検索し、ヒットした走行ルート(提示ルートともいう)とこれに関連する走行履歴情報を端末装置2に送信する。そして、ステップS20にて、これら提示ルート及び関連情報を受信した端末装置2は、これらの情報を表示する。これにより利用者は、自車両の出発地点、目的地点及び経由地点に応じた走行ルートのほか、バッテリの消費電力や充電のための経由地点などの情報を出発前に確認することができる。以下、これら走行履歴情報記録処理(ステップS10)、ルート提供処理(ステップS20)、履歴蓄積処理(ステップS30)、走行履歴統計処理(ステップS40)のサブルーチンを説明する。
On the other hand, in step S20, the user who intends to drive in the future uses the
<走行履歴情報記録処理>
図3は、図2Bの走行履歴情報記録処理(ステップS10)のサブルーチンを示すフローチャートである。走行履歴情報記録処理は、車載装置1の走行履歴記録部19により実行され、この走行履歴記録部19は、予め定められた設定時間(たとえば、10ミリ秒)が経過するたびに走行履歴情報記録処理を実行する。
<Driving history information recording process>
FIG. 3 is a flowchart showing a subroutine of the travel history information recording process (step S10) of FIG. 2B. The travel history information recording process is executed by the travel
まず、図3に示すように、ステップS101では、走行履歴記録部19は、運転者が車両Aの運転を開始したか否かを判定する。具体的には、走行履歴記録部19は、スイッチ状態検出部6が出力した情報(パワースイッチのスイッチ状態)に基づき、パワースイッチがオン状態であるか否かを判定する。そして、走行履歴記録部19は、パワースイッチがオン状態であると判定した場合には(ステップS101=Yes)、運転者が車両Aの運転を開始したと判定し、ステップS102に進む。一方、走行履歴記録部19は、パワースイッチがオフ状態であると判定した場合には(ステップS101=No)、運転者が車両Aの運転を開始していないと判定し、ステップS107に進む。
First, as shown in FIG. 3, in step S <b> 101, the travel
運転者が車両Aの運転を開始したと判定されたステップS102において、走行履歴記録部19は、車両Aを特定する車両IDの情報、運転者検出部12から出力された運転者IDの情報、気温検出部7から出力された気温の情報および現在の日時の情報を走行時基本情報として記録する。すなわち、本実施形態において、走行時基本情報は、車両IDの情報、運転者IDの情報、気温の情報および現在の日時の情報を含む情報である。なお、現在の日時の情報は、車両Aに搭載された時計による日時情報又は位置検出部5により検出されるGPS信号に含まれる日時情報を用いることができる。
In step S102 where it is determined that the driver has started driving the vehicle A, the travel
続いてステップS103に進み、走行履歴記録部19は、位置検出部5、高度検出部8から出力された緯度経度の情報および高度の情報、ならびに走行ルートの情報(以下、走行位置情報とも呼ぶ)を移動情報として記録する。すなわち、本実施形態において、移動情報は、緯度経度の情報、高度の情報および走行ルートの情報(走行位置情報)を含む情報である。走行ルートとしては、たとえば、ナビゲーション装置18が提示する案内ルートに沿って車両Aが走行するものと考えられるため、ナビゲーション装置18が出力した情報(案内ルート)を採用することができる。
Subsequently, the process proceeds to step S103, where the travel
続いてステップS104に進み、走行履歴記録部19は、各検出部4,8,9,10から出力された車速の情報、アクセル開度の情報およびエアコン使用量の情報を車両状態情報として記録する。なお、走行履歴記録部19は、ナビゲーション装置18が案内する案内ルートに沿った走行を終えた場合には、案内ルートを走行した際に消費した消費電力の情報(以下、消費電力情報とも呼ぶ)も車両状態情報に含めて記録する。すなわち、本実施形態において、車両状態情報は、車速の情報、アクセル開度の情報、エアコン使用量の情報、および消費電力の情報(消費電力情報)を含む情報である。消費電力の算出方法としては、たとえば、案内ルートの出発地点POを出発したときの電池残量から走行ルートの目的地点PDに到達したときの電池残量を減算することにより求めることができる。
In step S104, the travel
続いてステップS105に進み、走行履歴記録部19は、走行履歴記録部19が記録している走行時基本情報、移動情報および車両状態情報を含む情報を第1走行履歴情報として車両用情報提供装置3に送信する(車両用情報提供装置3は、図5のステップS301にてこれを受信し蓄積する)。続いてステップS106に進み、走行履歴記録部19は、運転者が車両Aの運転を終了したか否かを判定する。具体的には、走行履歴記録部19は、スイッチ状態検出部6から出力されたパワースイッチのスイッチ状態の情報に基づき、パワースイッチがオフ状態であるか否かを判定する。そして、走行履歴記録部19は、パワースイッチがオフ状態であると判定した場合には(ステップS106=Yes)、運転者が車両Aの運転を終了したと判定し、ステップS107に進む。一方、走行履歴記録部19は、パワースイッチがオン状態であると判定した場合には(ステップS106=No)、運転者が車両Aの運転を終了していないと判定し、ステップS102に戻り、運転者が車両Aの運転を終了したと判定されるまで、ステップS102〜S106の処理を繰返し実行する。
Subsequently, the process proceeds to step S105, where the traveling
運転者が車両Aの運転を終了したと判定されたステップS107では、走行履歴記録部19は、走行用バッテリ14の充電を開始したか否かを判定する。具体的には、走行履歴記録部19は、充放電制御部16から出力された走行用バッテリ14の充電状態の情報に基づき、走行用バッテリ14が充電状態であるか否かを判定する。そして、走行履歴記録部19は、走行用バッテリ14が充電状態であると判定した場合には(ステップS107=Yes)、走行用バッテリ14の充電を開始したと判定し、ステップS108に進む。一方、走行履歴記録部19は、走行用バッテリ14が充電状態ではないと判定した場合には(ステップS107=No)、走行用バッテリ14の充電を開始していないと判定し、ステップS101に戻り、車両Aの運転が開始される(ステップS101=Yes)か、あるいは走行用バッテリ14の充電が開始される(ステップS107=Yes)まで、ステップS101,S107の処理を繰返し実行する。
In step S <b> 107 in which it is determined that the driver has finished driving the vehicle A, the travel
ステップS107において走行用バッテリ14の充電が開始されるとステップS108に進み、走行履歴記録部19は、気温検出部7から出力された気温の情報および現在の日時の情報を充電時基本情報として記録する。すなわち、本実施形態において、充電時基本情報は、気温の情報および現在の日時の情報を含む情報である。
When charging of the traveling
続いてステップS109に進み、走行履歴記録部19は、位置検出部5、電池残量検出部11、充放電制御部16から出力された緯度経度の情報(以下、充電経由地点情報、充電位置情報とも呼ぶ)、充電量の情報、および充電時間の情報を充電情報として記録する。すなわち、実施形態において、充電情報は、緯度経度の情報(充電経由地点情報、充電位置情報)、充電量の情報、および充電時間の情報を含む情報である。
Subsequently, the process proceeds to step S109, where the travel
続いてステップS110に進み、走行履歴記録部19は、走行履歴記録部19が記録している充電時基本情報および充電情報を含む情報を第2走行履歴情報として車両用情報提供装置3に送信する(車両用情報提供装置3は、図5のステップS301にてこれを受信し蓄積する)。その際、走行履歴記録部19は、第2走行履歴情報を、上述したステップS105において送信した第1走行履歴情報と対応付けて、車両用情報提供装置3に送信する。これにより、車両Aが走行した走行ルートと該走行ルートを走行した際に経由した充電経由地点とが対応付けられることとなる。
Then, it progresses to step S110 and the driving | running | working
続いてステップS111に進み、走行履歴記録部19は、走行用バッテリ14の充電を終了したか否かを判定する。具体的には、走行履歴記録部19は、充放電制御部16から出力された走行用バッテリ14の充電状態の情報に基づき、走行用バッテリ14が充電状態でないか否かを判定する。そして、走行履歴記録部19は、走行用バッテリ14が充電状態でないと判定した場合には(ステップS111=Yes)、走行用バッテリ14の充電を終了したと判定し、走行履歴情報記録処理を終了する。一方、走行履歴記録部19は、走行用バッテリ14が充電状態であると判定した場合には(ステップS111=No)、走行用バッテリ14の充電を終了していないと判定し、ステップS108に戻り、走行用バッテリ14の充電を終了したと判定されるまで、ステップS108〜S111の処理を繰返し実行する。
Then, it progresses to step S111 and the driving | running | working
<ルート提供処理>
図4は、図2Bのルート提供処理(ステップS20)のサブルーチンを示すフローチャートである。ルート提供処理は、端末装置2のルート演算部23により実行され、このルート演算部23は、目的地点等入力部22に、出発地点PO、目的地点PD、電池残量および運転者IDの情報が入力されると、以下に説明するルート提供処理を実行する。
<Route provision processing>
FIG. 4 is a flowchart showing a subroutine of the route providing process (step S20) of FIG. 2B. The route providing process is executed by the
図4に示すように、まずステップS201において、ルート演算部23は、目的地点等入力部22から出力された出発地点PO、目的地点PD、電池残量および運転者IDの情報を取得する。続いてステップS202に進み、ルート演算部23は、提示ルート検索要求を車両用情報提供装置3に送信する。具体的には、ルート演算部23は、上述したステップS201で取得した出発地点PO、目的地点PD、電池残量および運転者IDの情報とともに、提示ルート検索要求を車両用情報提供装置3に送信する(車両用情報提供装置3は図6AのステップS401にてこれを受信する)。
As shown in FIG. 4, first, in step S201, the
ステップS202においてルート演算部23から車両用情報提供装置3に提示ルート検索要求が出力されると、車両用情報提供装置3は、図6Aに示す処理手順(ステップS401〜S412)で提示ルートを演算して決定し、これを端末装置2のルート演算部23に送信する(詳細は図6Aを参照して後述する)。次にステップS203に進み、ルート演算部23は、車両用情報提供装置3から送信された提示ルートの情報、消費電力の情報および充電経由地点の情報含む情報を受信する(図6AのステップS412から)。なお、ステップS202において、提示ルートを決定できなかった場合には、ルート演算部23は、提示ルートの情報に代えて、計画ルートの情報を受信する。
When the presentation route search request is output from the
続いてステップS204に進み、ルート演算部23は、ステップS203において、提示ルートの情報を受信したか否かの判定を行う。そして、ルート演算部23は、提示ルートの情報を受信したと判定した場合には(ステップS204=Yes)、ステップS205に進む。一方、ルート演算部23は、提示ルートの情報に代えて、計画ルートの情報を受信したと判定した場合には(ステップS204=No)、ステップS207に進む。
Subsequently, the process proceeds to step S204, and the
提示ルートの情報を受信したと判定した場合にはステップS205に進み、ステップS205において、ルート演算部23は、上述したステップS203で取得した情報(提示ルートの情報、消費電力の情報および充電経由地点の情報)のうち、提示ルートの情報および充電経由地点の情報を表示させる制御指令を表示部24に出力する。続くステップS206において、ルート演算部23は、上述したステップS203で取得した情報(提示ルートの情報、消費電力の情報および充電経由地点の情報)のうち、消費電力の情報を表示させる制御指令を表示部24に出力した後、ルート提供処理を終了する。これにより、表示画面に対して図2Aに示す表示が行われることとなる。
If it is determined that the presentation route information has been received, the process proceeds to step S205. In step S205, the
一方、提示ルートの情報を受信しなかったと判定した場合には、ステップS207に進み、ステップS207において、ルート演算部23は、上述したステップS203で取得した情報(計画ルートの情報、消費電力の情報および充電経由地点の情報)のうち、計画ルートの情報および充電経由地点の情報を表示させる制御指令を表示部24に出力する。
On the other hand, if it is determined that the presented route information has not been received, the process proceeds to step S207. In step S207, the
続くステップS208において、ルート演算部23は、上述したステップS203で取得した情報(計画ルートの情報、消費電力の情報および充電経由地点の情報)のうち、消費電力の情報を表示させる制御指令を表示部24に出力した後、ルート提供処理を終了する。これにより、表示画面に対して図2Aに示すような表示が行われることとなる。
In the subsequent step S208, the
<履歴蓄積処理>
図5は、図2Bの履歴蓄積処理(ステップS30)のサブルーチンを示すフローチャートである。履歴蓄積処理は、車両用情報提供装置3の走行履歴蓄積部26で実行され、走行履歴蓄積部26は、ルート演算部23から第1走行履歴情報または第2走行履歴情報を受信すると履歴蓄積処理を実行する。
<History accumulation processing>
FIG. 5 is a flowchart showing a subroutine of the history accumulation process (step S30) of FIG. 2B. The history storage process is executed by the travel
図5のステップS301では、走行履歴蓄積部26は、車載装置1の走行履歴記録部19から受信した第1走行履歴情報または第2走行履歴情報を走行履歴情報として蓄積し、履歴蓄積処理を終了する。その際、走行履歴蓄積部26は、渋滞有無、曜日、季節、天気、走行時間帯、エアコンの消費電力、走行消費電力および平均速度の各情報も走行履歴情報(第1走行履歴情報、第2走行履歴情報)に含めて蓄積する。
In step S301 in FIG. 5, the travel
渋滞有無の情報としては、たとえば、第1走行履歴情報に含まれる走行時の日時および走行ルートにおいて渋滞有無の検出を行い、この検出した渋滞情報を用いることができる。また、曜日の情報としては、たとえば、第1走行履歴情報に含まれる走行時の日時が属する曜日が挙げられる。さらに、季節の情報としては、たとえば、第1走行履歴情報に含まれる走行時の日時が属する季節がある。また、天気の情報としては、たとえば、第1走行履歴情報に含まれる走行時の日時および緯度経度における天気を検出し、検出した情報を用いることができる。 As information on the presence or absence of traffic jams, for example, the presence or absence of traffic jams can be detected in the travel date and time and the travel route included in the first travel history information, and the detected traffic jam information can be used. The day information includes, for example, the day of the week to which the traveling date and time included in the first traveling history information belongs. Furthermore, as the season information, for example, there is a season to which the date and time of travel included in the first travel history information belongs. Further, as the weather information, for example, the weather at the date and time of latitude and latitude and longitude included in the first travel history information can be detected, and the detected information can be used.
さらに、時間帯の情報としては、たとえば、第1走行履歴情報に含まれる走行時の日時が属する時間帯が挙げられる。また、エアコンの消費電力の情報としては、たとえば、第1走行履歴情報に含まれるエアコンのオン/オフの情報、およびエアコンの単位時間当たりの消費電力の情報が挙げられる。また、走行消費電力の情報としては、たとえば、第1走行履歴情報に含まれる走行時の電池残量の単位時間当たりの減少量が挙げられる。さらに、平均速度の情報としては、たとえば、第1走行履歴情報に含まれる車速の設定時間(たとえば、10分)における平均値が挙げられる。 Furthermore, as the time zone information, for example, the time zone to which the date and time of travel included in the first travel history information belongs can be mentioned. Examples of the information on the power consumption of the air conditioner include information on the air conditioner on / off included in the first travel history information and information on the power consumption per unit time of the air conditioner. The travel power consumption information includes, for example, a reduction amount per unit time of the remaining battery level during travel included in the first travel history information. Furthermore, examples of the average speed information include an average value in a set time (for example, 10 minutes) of the vehicle speed included in the first travel history information.
なお、本実施形態では、走行履歴記録部19が、ナビゲーション装置18から出力された案内ルートの情報を走行ルートとする例を示したが、他の構成を採用することもできる。たとえば、第1走行履歴情報の走行ルートのうちに車両Aが実際には異なるルートを走行した部分がある場合には、走行履歴蓄積部26が、走行履歴蓄積部26が蓄積している走行履歴情報(緯度経度)に基づき、車両Aが実際に走行した走行ルートに補正する。これにより、走行履歴蓄積部26は、車両Aが実際に走行した走行ルートの情報を蓄積する。
In the present embodiment, the travel
実際に走行したルートの情報としては、一般的なデッドレコニング後の緯度経度数列、あるいは道路リンク列、さらにはマップマッチング後の緯度経度数列あるいは道路リンク列を採用することができる。デッドレコニングとは、たとえば位置検出部5で検出したGPS緯度経度を、車速検出部9の速度情報に応じて補正した位置情報である。さらには図示しないジャイロセンサ(加速度センサ)の情報を加味することで、補正精度を高める方法も知られているのでこれを用いてもよい。また、マップマッチングとは、位置検出部5の検出したGPS緯度経度もしくは上記デッドレコニング後の緯度経度と、ナビゲーション装置18が保有する道路リンク、ノード情報と、ナビゲーション案内中であれば案内ルートの情報とを併せ見て、道路上を走行しているか否か、道路上の場合はどの道路上を通過したかを判定した上で、尤もらしい道路上の場所を検出する方法として知られている。
As the information of the actually traveled route, a general latitude / longitude sequence after dead reckoning, or a road link sequence, and further a latitude / longitude sequence after map matching or a road link sequence can be adopted. Dead reckoning is, for example, position information obtained by correcting GPS latitude and longitude detected by the position detection unit 5 according to speed information from the vehicle
特に本実施形態では、車載装置1から出力された走行ルートの情報を蓄積する際に、走行ルートの端点となる開始点と終了点を抽出し、端点の情報のみを蓄積したサブデータベース又はテーブル形式のデータを生成する。2つの端点の位置とその間の走行路が同じ走行ルートであっても、一方の端点から他方の端点へ走行する場合と、他方の端点から一方の端点へ走行する場合とではバッテリの消費電力が異なる場合があるからである。たとえば、2つの端点の高度が異なる場合には上り坂と下り坂が逆になり、上り坂が多い方がバッテリの消費電力が多くなる。また、2つの端点の高度が同じであっても上り車線と下り車線では渋滞の程度が相違することがあり、渋滞の程度が大きいほど走行時間が長くなってバッテリの消費電力が多くなる。このため、本実施形態では、走行ルートの開始点と終了点を区別してサブデータベースに蓄積する。このサブデータベース(端点サブデータベースと称する)の情報は、同一・類似ルートを検索する順序を決定する際に用いられ、詳細は後述する。
In particular, in the present embodiment, when the information on the travel route output from the in-
<走行履歴統計処理>
図6Aは、図2Bの走行履歴統計処理(ステップS40)のサブルーチンを示すフローチャートである。走行履歴統計処理は、車両用情報提供装置3の履歴統計処理部27により実行され、この履歴統計処理部27は、端末装置2が送信した提示ルート検索要求(図4のステップS202)を受信すると以下の履歴統計処理を実行する。
<Running history statistical processing>
FIG. 6A is a flowchart showing a subroutine of the travel history statistical process (step S40) of FIG. 2B. The travel history statistical processing is executed by the history
図6Aに示すように、まずステップS401では、履歴統計処理部27は、受信した提示ルート検索要求から出発地点POおよび目的地点PDを取得する。続いて、履歴統計処理部27は、地図情報記憶部25が記憶している地図情報に基づき、取得した出発地点POから目的地点PDまでの計画ルートを検索(取得)する。計画ルートとしては、出発地点POから目的地点PDまで到達できるようなルートであればよく、特に限定されないが、たとえば、出発地点POと目的地点PDとを最短時間で走行可能な走行ルートや、最短距離で走行する走行ルートや、高速道路・有料道路を利用する走行ルートや、一般道を利用する走行ルートなどが必要に応じて設定される。
As shown in FIG. 6A, first, in step S401,
なお、本実施形態では、車両用情報提供装置3に備えらえた履歴統計処理部27が、計画ルートを検索(取得)する例を示したが、他の構成を採用することもできる。たとえば、車載装置1に備えられたナビゲーション装置18が、計画ルートを検索する構成としてもよい。この場合、ナビゲーション装置18が、計画ルートの検索結果を履歴統計処理部27に送信し、履歴統計処理部27が、ナビゲーション装置18から送信された計画ルートを受信(取得)するように構成すればよい。
In the present embodiment, the history
続いてステップS402に進み、履歴統計処理部27は、受信した提示ルート検索要求にしたがって電池残量の情報を取得する。電池残量の情報の取得方法としては、端末装置2からデータセンタBを経由して車両Aの電池残量検出部11に問い合わせる方法としてもよいし、利用者が任意の電池残量を入力する方法としてもよい。前者の方法によれば、実際にこれから出発する際に直近の電池残量に基づく計算ができるため、現時点の状態に則した結果を得ることができる。また、後者の方法によれば、利用者が事前に電池残量を指定することができるため、たとえば、電池が100%充電になってから出発することを想定して結果を得ることができる。
Subsequently, the process proceeds to step S402, and the history
次いで、ステップS403に進み、ステップS403では、履歴統計処理部27により、類似ルートの検索が実行される。具体的には、履歴統計処理部27は、受信した提示ルート検索要求に含まれる出発地点POおよび目的地点PDに基づいて、出発地域ROおよび目的地域RDを設定する。ここで、図7は、本実施形態の類似ルートの検索方法を説明するための図である。図7(A)に示すように、本実施形態においては、履歴統計処理部27は、出発地点POを中心にした半径rOの円形状の範囲を出発地域ROに設定し、かつ、目的地点PDを中心にした半径rDの円形状の範囲を目的地域RDに設定する。なお、出発地点、目的地点から出発地域、目的地域をそれぞれ設定する方法は、一定半径の円形範囲に限定されず、たとえば正多角形など所定の幾何学形状としてもよい。
Next, the process proceeds to step S403. In step S403, the history
次いで、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している第1走行履歴情報(走行ルート)のうちから、設定した出発地域ROおよび目的地域RD内に、開始点および終了点を有する走行ルートを検索し、検索した走行ルートを類似ルートとして抽出する。具体的には、履歴統計処理部27は、開始点が、出発地域RO内にあり、かつ、終了点が、目的地域RD内にある走行ルートを、類似ルートとして設定する。たとえば、図7(B)に示す例においては、出発地点POと目的地点PDとを結ぶ計画ルートに対して、2つの「類似ルート1」および「類似ルート2」が検出された例を示している。
Next, the history
なお、本実施形態において、出発地域ROおよび目的地域RDの大きさ(広さ)を規定する半径rO、半径rDとしては、予め定められた距離(たとえば、5km)に設定することができる。本実施形態によれば、このように類似ルートを検索する際に、所定の範囲を有する出発地域ROおよび目的地域RDといった一定範囲を設定することで、走行履歴蓄積部26が蓄積している第1走行履歴情報(走行ルート)中に、対応する類似ルートが無いという状況を低減することができ、これにより、類似ルートを適切に設定することが可能となる。また逆に、この範囲を一定範囲に限定することで、すなわちあまりに広範な範囲を設定しないことで、類似ルートの検索負荷を軽減し検索時間を短縮することができる。
In the present embodiment, the radius r O and the radius r D that define the size (width) of the departure area R O and the destination area R D are set to a predetermined distance (for example, 5 km). Can do. According to the present embodiment, when searching for a similar route in this way, by setting a certain range such as a departure area R O and a destination area R D having a predetermined range, the travel
そして、ステップS403においては、このようにして検索してヒットした類似ルートを、提示ルートとして設定する。なお、提示ルートの数は、特に限定されず、1つであっても複数であってもよい。また、類似ルートが検出された場合には、検出された全ての類似ルートを提示ルートに設定してもよく、あるいは検出された全ての類似ルートのうちから、所定の条件に応じて、1又は2以上の類似ルートを選択し、これを提示ルートとしてもよい。所定の条件としては、たとえば、走行時期(季節、気温)、走行時エアコン使用有無等の条件を考慮し、現在の条件に近い類似ルートを選択する方法などが挙げられる。あるいは、消費電力の大小を考慮して、類似ルートを選択してもよい(たとえば、類似ルートのうち、消費電力が最大のものと最小のものとを選択する等)。 In step S403, the similar route that has been searched and hit in this way is set as a presentation route. The number of presentation routes is not particularly limited, and may be one or more. When similar routes are detected, all the detected similar routes may be set as the presentation routes, or one of all detected similar routes may be set according to a predetermined condition. Two or more similar routes may be selected and used as the presentation route. Examples of the predetermined condition include a method of selecting a similar route close to the current condition in consideration of conditions such as travel time (season, temperature), use of air conditioner during travel, and the like. Alternatively, a similar route may be selected in consideration of power consumption (for example, a route having the largest and smallest power consumption among the similar routes may be selected).
なお、ステップS403において、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している第1走行履歴情報(走行ルート)のうちに、類似ルートが存在しない場合、すなわち、出発地域ROおよび目的地域RD内に、開始点および終了点を有する走行ルートが存在しない場合には、類似ルートの抽出を断念する。類似ルートの抽出を断念した場合は該当するフラグをセットするなどして一時的にその旨を記憶する。
In step S403, the history
特に本実施形態では、ステップS403の類似ルート検索処理を以下の手順で実行する。図6Bは、図6AのステップS403のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。本例の類似ルート検索処理においては検索負荷(検索時間など検索コストともいえる)を極力軽減するため、まずステップS701にて、上述した端点サブデータベースに蓄積された走行履歴情報の端点の情報を利用し、出発地域ROに存在する開始点(類似開始点)のデータ数NOと、目的地域RDに存在する終了点(類似終了点)のデータ数NDとを抽出する。端点サブデータベースには、経度・緯度情報からなる開始点情報と終了点情報が区別して蓄積されているので、出発地域を特定するとその範囲内に存在する開始点情報が即座に抽出され、目的地域を特定するとその範囲内に存在する終了点情報が即座に抽出される。 In particular, in the present embodiment, the similar route search process in step S403 is executed according to the following procedure. FIG. 6B is a flowchart illustrating an example of a subroutine of step S403 in FIG. 6A. In the similar route search processing of this example, in order to reduce the search load (which can also be referred to as search cost such as search time) as much as possible, first, in step S701, the end point information of the travel history information stored in the end point sub-database is used. and extracts the data number N O starting point present in the starting region R O (similar starting point), and a data number N D of termination points existing object area R D (similar end point). In the end point sub-database, start point information and end point information consisting of longitude / latitude information are stored separately, so when the departure area is specified, the start point information existing within that range is immediately extracted and the destination area When is specified, end point information existing within the range is immediately extracted.
次いでステップS702にて、抽出された出発地域ROに存在する類似開始点のデータ数NOと、目的地域RDに存在する類似終了点のデータ数NDとの大小を比較し、データ数が少ない方の地域RO,RDがどちらであるかを判定する。そして、類似開始点のデータ数NOが類似終了点のデータ数NDより多い場合はステップS703〜S706の処理を実行し、そうでない場合、すなわち類似開始点のデータ数NOが類似終了点のデータ数ND以下である場合はステップS707〜S710の処理を実行する。なお、本例の図6Bに示すステップS702では、類似開始点のデータ数NOと類似終了点のデータ数NDが等しい場合はステップS707へ進む処理としたが、データ数が同数の場合は検索負荷も等しいためステップS703へ進む処理としてもよい。 Next, at step S702, compares the data number N O similar starting points existing extracted departing area R O, the magnitude of the data number N D similar termination points existing object area R D, the number of data It is determined which of the regions R O and RD with the smaller number is. If the data number N O of the similar start point is larger than the data number N D of the similar end point, the processing of steps S703 to S706 is executed, otherwise, the data number N O of the similar start point is the similar end point. If it is less data number N D performs processing of step S707~S710. In step S702 shown in Figure 6B of the present example, when the data number N D of similar end point to the data number N O similar starting point is equal to the processing proceeds to step S707, the case where the number of data is equal in Since the search loads are also equal, the process may proceed to step S703.
ステップS702にて類似開始点のデータ数NOが類似終了点のデータ数NDより多く、データ数が少ないのが目的地域RDであると判定された場合は、ステップS703にて、走行履歴蓄積部26のデータベースに蓄積された走行ルートのうち、その終了点が目的地域RDに存在する走行ルートを抽出し、これを第1走行ルートとして一時的に記憶する。そして、ステップS704にて、この一時的に記憶された第1走行ルートを順に走査し、その開始点が出発地域ROに存在するか否かを判定する。この判定の結果、出発地域に存在する第1走行ルートについてはステップS705にて第2走行ルートとして一時的に記憶する一方で、出発地域に存在しない第1走行ルートについてはステップS705の処理を行わないでステップS706へ進む。続くステップS706にて、全ての第1走行ルートの走査が終了したか否かを判定し、終了していない場合はステップS704へ戻り、全ての第1走行ルートについての走査が終了するまでステップS704〜S706の処理を繰り返す。全ての第1走行ルートについて走査を終了したら、ステップS711へ進み、一時的に記憶された第2走行ルートを、計画ルートと同一又は類似する走行ルート、すなわち提示ルートとして出力する。
If it is determined in step S702 that the data number N O of the similar start point is larger than the data number N D of the similar end point and the number of data is smaller in the destination area RD , the travel history is determined in step S703. Of the travel routes stored in the database of the
これに対して、ステップS702にて類似開始点のデータ数NOが類似終了点のデータ数ND以下であり、データ数が少ないのが出発地域ROであると判定された場合は、ステップS707にて、走行履歴蓄積部26のデータベースに蓄積された走行ルートのうち、その開始点が出発地域ROに存在する走行ルートを抽出し、これを第1走行ルートとして一時的に記憶する。そして、ステップS708にて、この一時的に記憶された第1走行ルートを順に走査し、その終了点が目的地域RDに存在するか否かを判定する。この判定の結果、目的地域に存在する第1走行ルートについてはステップS709にて第2走行ルートとして一時的に記憶する一方で、目的地域に存在しない第1走行ルートについてはステップS709の処理を行わないでステップS710へ進む。続くステップS710にて、全ての第1走行ルートの走査が終了したか否かを判定し、終了していない場合はステップS708へ戻り、全ての第1走行ルートについての走査が終了するまでステップS708〜S710の処理を繰り返す。全ての第1走行ルートについて走査を終了したら、ステップS711へ進み、一時的に記憶された第2走行ルートを、計画ルートと同一又は類似する走行ルート、すなわち提示ルートとして出力する。
On the other hand, if it is determined in step S702 that the data number N O of the similar start point is equal to or less than the data number N D of the similar end point, and that the number of data is small is the departure area R O , at S707, out of the travel routes accumulated in the database of the travel
このように、本実施形態の類似ルート検索処理においては、走行履歴蓄積部26に蓄積された走行データの端点のデータ数を判定し、最初にデータ数の少ない端点について該当する走行データを抽出し、当該抽出された走行データのうち他方の端点が該当するか否かを判定するようにしているので、最小の検索負荷で類似ルートを抽出することができる。
As described above, in the similar route search process of the present embodiment, the number of data at the end points of the travel data stored in the travel
図6Cは、図6AのステップS403のサブルーチンの他例を示すフローチャートである。図6AのステップS401にて受信した提示ルート検索要求に、出発地点POおよび目的地点PDに加えて経由地点PWが含まれていた場合の例である。この経由地点PWについても、図7(A)に示す出発地域ROや目的地域RDと同様に、履歴統計処理部27は、経由地点PWを中心にした半径rWの円形状の範囲を経由地域RWに設定する。なお、経由地点PWから経由地域RWを設定する方法は、一定半径の円形範囲に限定されず、たとえば正多角形など所定の幾何学形状としてもよい。入力された経由地点を経由する走行ルートを検索する際に経由地点PWを含む経由地域RWを設定することでヒット件数を適切な値とすることができる。
FIG. 6C is a flowchart illustrating another example of the subroutine of step S403 in FIG. 6A. The presentation route search request received in step S401 in FIG. 6A, an example in which contains waypoints P W in addition to the departure point P O and the destination point P D. For this waypoint P W , as with the departure area R O and the destination area RD shown in FIG. 7A, the history
本例の類似ルート検索処理では、まずステップS801にて、上述した端点サブデータベースに蓄積された走行履歴情報の端点の情報を利用し、出発地域ROに存在する開始点(類似開始点)のデータ数NOと、目的地域RDに存在する終了点(類似終了点)のデータ数NDとを抽出する。端点サブデータベースには、経度・緯度情報からなる開始点情報と終了点情報が区別して蓄積されているので、出発地域を特定するとその範囲内に存在する開始点情報が即座に抽出され、目的地域を特定するとその範囲内に存在する終了点情報が即座に抽出される。 In similar route search process of this example, first at step S801, using information of the end points of the travel history information stored in the endpoint sub-database described above, the start point present in the starting region R O of (analogous starting point) The number of data N O and the number of data N D of end points (similar end points) existing in the destination area RD are extracted. In the end point sub-database, start point information and end point information consisting of longitude / latitude information are stored separately, so when the departure area is specified, the start point information existing within that range is immediately extracted and the destination area When is specified, end point information existing within the range is immediately extracted.
次いでステップS802にて、抽出された出発地域ROに存在する類似開始点のデータ数NOと、目的地域RDに存在する類似終了点のデータ数NDとの大小を比較し、データ数が少ない方の地域RO,RDがどちらであるかを判定する。そして、類似開始点のデータ数NOが類似終了点のデータ数NDより多い場合はステップS803〜S808の処理を実行し、そうでない場合、すなわち類似開始点のデータ数NOが類似終了点のデータ数ND以下である場合はステップS809〜S814の処理を実行する。なお、本例の図6Cに示すステップS802では、類似開始点のデータ数NOと類似終了点のデータ数NDが等しい場合はステップS809へ進む処理としたが、データ数が同数の場合は検索負荷も等しいためステップS803へ進む処理としてもよい。 Next, at step S802, the comparing and the data number N O similar starting points existing extracted departing area R O, the magnitude of the data number N D similar termination points existing object area R D, the number of data It is determined which of the regions R O and RD with the smaller number is. If the data number N O of the similar start point is larger than the data number N D of the similar end point, the processing of steps S803 to S808 is executed, otherwise, the data number N O of the similar start point is the similar end point. If it is less data number N D performs processing of step S809~S814. In step S802 shown in Figure 6C of the present example, when the data number N D of similar end point to the data number N O similar starting point is equal to the processing proceeds to step S809, if the number of data is equal in Since the search loads are also equal, the process may proceed to step S803.
ステップS802にて類似開始点のデータ数NOが類似終了点のデータ数NDより多く、データ数が少ないのが目的地域RDであると判定された場合は、ステップS803にて、走行履歴蓄積部26のデータベースに蓄積された走行ルートのうち、その終了点が目的地域RDに存在する走行ルートを抽出し、これを第1走行ルートとして一時的に記憶する。そして、ステップS804にて、この一時的に記憶された第1走行ルートを順に走査し、その開始点が出発地域ROに存在するか否かを判定する。この判定の結果、出発地域に存在する第1走行ルートについてはステップS805にて第2走行ルートとして一時的に記憶したのち、続くステップS806にて、第2走行ルートとして一時的に記憶された走行ルートが経由地域RWを通過するか否かを判定する。既述したとおり走行ルートの情報には緯度経度数列や道路リンク列が含まれているので、これらの情報が経由地域RWに存在するか否かを走査し、経由地域RWに含まれる第2走行ルートについてはステップS807にて第3走行ルートとして一時的に記憶する。
If it is determined in step S802 that the data number N O of the similar start point is larger than the data number N D of the similar end point and the number of data is smaller in the destination area RD , the travel history is determined in step S803. Of the travel routes stored in the database of the
その一方で、ステップS804にて一時的に記憶された第1走行ルートの開始点が出発地域に存在しない第1走行ルートについてはステップS805〜S807の処理を行わないでステップS808へ進む。ステップS808では、全ての第1走行ルートの走査が終了したか否かを判定し、終了していない場合はステップS804へ戻り、全ての第1走行ルートについての走査が終了するまでステップS804〜S808の処理を繰り返す。全ての第1走行ルートについて走査を終了したら、ステップS815へ進み、一時的に記憶された第3走行ルートを、計画ルートと同一又は類似する走行ルート、すなわち提示ルートとして出力する。 On the other hand, for the first travel route in which the starting point of the first travel route temporarily stored in step S804 does not exist in the departure area, the process proceeds to step S808 without performing the processing of steps S805 to S807. In step S808, it is determined whether or not all the first travel routes have been scanned. If not, the process returns to step S804, and steps S804 to S808 are performed until all the first travel routes have been scanned. Repeat the process. When scanning is completed for all the first travel routes, the process advances to step S815 to output the temporarily stored third travel route as a travel route that is the same as or similar to the planned route, that is, a presentation route.
これに対して、ステップS802にて類似開始点のデータ数NOが類似終了点のデータ数ND以下であり、データ数が少ないのが出発地域ROであると判定された場合は、ステップS809にて、走行履歴蓄積部26のデータベースに蓄積された走行ルートのうち、その開始点が出発地域ROに存在する走行ルートを抽出し、これを第1走行ルートとして一時的に記憶する。そして、ステップS810にて、この一時的に記憶された第1走行ルートを順に走査し、その終了点が目的地域RDに存在するか否かを判定する。この判定の結果、目的地域に存在する第1走行ルートについてはステップS811にて第2走行ルートとして一時的に記憶したのち、続くステップS812にて、第2走行ルートとして一時的に記憶された走行ルートが経由地域RWを通過するか否かを判定する。既述したとおり走行ルートの情報には緯度経度数列や道路リンク列が含まれているので、これらの情報が経由地域RWに存在するか否かを走査し、経由地域RWに含まれる第2走行ルートについてはステップS813にて第3走行ルートとして一時的に記憶する。
On the other hand, if it is determined in step S802 that the data number N O of the similar start point is equal to or less than the data number N D of the similar end point and that the number of data is small is the departure region R O , at S809, out of the travel routes accumulated in the database of the travel
その一方で、ステップS810にて一時的に記憶された第1走行ルートの終了点が目的地域に存在しない第1走行ルートについてはステップS811〜S813の処理を行わないでステップS814へ進む。ステップS814では、全ての第1走行ルートの走査が終了したか否かを判定し、終了していない場合はステップS810へ戻り、全ての第1走行ルートについての走査が終了するまでステップS810〜S814の処理を繰り返す。全ての第1走行ルートについて走査を終了したら、ステップS815へ進み、一時的に記憶された第3走行ルートを、計画ルートと同一又は類似する走行ルート、すなわち提示ルートとして出力する。 On the other hand, for the first travel route in which the end point of the first travel route temporarily stored in step S810 does not exist in the destination area, the process proceeds to step S814 without performing the processing of steps S811 to S813. In step S814, it is determined whether or not all the first travel routes have been scanned. If not, the process returns to step S810, and steps S810 to S814 are performed until all the first travel routes have been scanned. Repeat the process. When scanning is completed for all the first travel routes, the process advances to step S815 to output the temporarily stored third travel route as a travel route that is the same as or similar to the planned route, that is, a presentation route.
このように、図6Cに示す本実施形態の類似ルート検索処理においては、走行履歴蓄積部26に蓄積された走行データの端点のデータ数を判定し、最初にデータ数の少ない端点について該当する走行データを抽出し、当該抽出された走行データのうち他方の端点が該当するか否かを判定するようにしているので、最小の検索負荷で類似ルートを抽出することができる。これに加えて、特定の経由地域を通過する走行ルートを抽出する場合は、緯度経度数列や道路リンク列といった膨大な容量の情報を含む走行ルートに対して検索を実行する必要があるため検索負荷が大きくなり検索時間が長時間に及ぶことになるが、本例ではこうした走行ルートに対する検索を、開始点と終了点が絞り込まれた限定的な走行ルートに対して行うので、最小の検索負荷で経由地点を含む計画ルートに類似する走行ルートを抽出することができる。
In this way, in the similar route search process of the present embodiment shown in FIG. 6C, the number of data at the end points of the travel data stored in the travel
図6Dは、図6AのステップS403のサブルーチンのさらに他例を示すフローチャートである。図6AのステップS401にて受信した提示ルート検索要求に、出発地点POおよび目的地点PDに加えて複数の経由地点PWが含まれていた場合の例である。経由地点PWが複数ある場合についても、図6Cに示す類似ルート検索処理と同様に開始点又は終了点のうちデータ数が少ない方から検索を始め、これで抽出された走行ルートの中から他方の端点が出発地域又は目的地域に存在するものを抽出するが、次に経由地域を通過する走行ルートを絞り込む際に、経由地域ごとに通過データ数を比較し、通過データ数が少ない経由地域から絞り込みを進める。図6DのステップS901→S902→S903→S904の処理は、図6CのステップS801→S802→S803→S804という処理と同じであり、また図6DのステップS901→S902→S905→S906の処理は、図6CのステップS801→S802→S809→S810の処理と同一であるため、図6Cに示す例の説明をここに援用して本例の説明を省略する。 FIG. 6D is a flowchart showing yet another example of the subroutine of step S403 in FIG. 6A. The presentation route search request received in step S401 in FIG. 6A, an example in which contains multiple waypoints P W in addition to the departure point P O and the destination point P D. Even in the case where there are a plurality of waypoints PW, the search is started from the start point or the end point with the smaller number of data similarly to the similar route search process shown in FIG. When the route that passes through the transit area is narrowed down next, the number of passing data is compared for each transit area, and from the transit area where the number of transit data is small Continue to refine. The process of steps S901 → S902 → S903 → S904 in FIG. 6D is the same as the process of steps S801 → S802 → S803 → S804 in FIG. 6C. Since the process is the same as the process of steps S801 → S802 → S809 → S810 in 6C, the description of the example illustrated in FIG. 6C is incorporated herein and the description of the present example is omitted.
本例の前提として、車両用情報提供装置3の走行履歴蓄積部26は、車載装置1から出力された走行ルートの情報を蓄積する際に、走行ルートの経路上の地点を抽出し、この経路上の地点の情報のみを蓄積したサブデータベース又はテーブル形式のデータを生成する。既述したように、走行ルートの情報には緯度経度数列や道路リンク列などの位置情報が含まれているので、これらの位置情報を走行ルートに関連付けて抽出したサブデータベース(経由地域サブデータベースと称する)を生成しておく。
As a premise of this example, the travel
そして、図6DのステップS904又はS906にて、第1走行ルートの開始点が出発地域に存在するか又は終了点が目的地域に存在する場合はステップS907へ進み、この第1走行ルートを第2走行ルートとして一時的に記憶する。この記憶された第2走行ルートは、開始点が出発地域に含まれ終了点が目的地域に含まれる走行ルートである。ステップS907では、上述した経由地域サブデータベースを利用して、複数の経由地域RW1,RW2に存在する経路上の位置情報を走査し、これに関連付けられた走行ルートの通過データ数(走行ルートの本数)NW1,NW2を抽出する。なお本例では2つの経由地点が設定されたとするが、3つ以上であっても同様にして行うことができる。 In step S904 or S906 in FIG. 6D, if the start point of the first travel route exists in the departure area or the end point exists in the destination area, the process proceeds to step S907, and the first travel route is set to the second route. Temporarily memorize as travel route. The stored second travel route is a travel route in which the start point is included in the departure area and the end point is included in the destination area. In step S907, the position information on the route existing in the plurality of route regions R W1 and R W2 is scanned using the route region sub-database described above, and the number of passing data (travel route) of the travel route associated therewith is scanned. ) N W1 and N W2 are extracted. In this example, it is assumed that two waypoints are set, but even if there are three or more waypoints, the same can be done.
そして、ステップS908にて、抽出された経由地域RW1を通過する走行ルートの通過データ数NW1と、経由地域RW2を通過する走行ルートの通過データ数NW2との大小を比較し、データ数が少ない方の経由地域RW1,RW2がどちらであるかを判定する。そして、経由地域RW2の通過データ数NW2が経由地域RW1の通過データ数NW1より多い場合はステップS909〜S912の処理を実行し、そうでない場合、すなわち経由地域RW2の通過データ数NW2が経由地域RW1の通過データ数NW1以下である場合はステップS914〜S917の処理を実行する。なお、本例の図6Dに示すステップS908では、経由地域RW2の通過データ数NW2と経由地域RW1の通過データ数NW1が等しい場合はステップS914へ進む処理としたが、通過データ数が同数の場合は検索負荷も等しいためステップS909へ進む処理としてもよい。 Then, at step S908, as compared to passing data number N W1 of the travel route that passes through the through region R W1 extracted, the magnitude of the passing data number N W2 of the travel route that passes through the through region R W2, data It is determined which route area R W1 or R W2 is smaller in number. When passing the data number N W2 via local R W2 is larger than the pass data number N W1 via local R W1 executing the processing of step S909~S912 are otherwise, that number of passes data through the region R W2 If N W2 is equal to or less than the passage number of data N W1 via local R W1 executes step S914~S917. In step S908 shown in FIG. 6D of the present embodiment, although the case passes data number N W1 of passing data number N W2 and via local R W1 via local R W2 are equal to the processing proceeds to step S914, passing the number of data If the number is the same, the search load is also equal, and the process may advance to step S909.
ステップS908にて経由地域RW2の通過データ数NW2が経由地域RW1の通過データ数NW1より多く、通過データ数が少ないのが経由地域RW1であると判定された場合には、最初にステップS909にて第2走行ルートのうち経由地域RW1を通過する走行ルートを抽出したのち、この絞り込まれた走行ルートのうち経由地域RW2を通過する走行ルートをさらに抽出する(ステップS910)。続くステップS911では、こうして絞り込まれた走行ルートを第3走行ルートとして一時的に記憶する。 Many of the pass data number N W1 of passing data number N W2 is via local R W1 via local R W2 at step S908, if the small number of passes data is determined to be over the region R W1 is first In step S909, after the travel route passing through the transit area RW1 is extracted from the second travel route, the travel route passing through the transit area RW2 is further extracted from the narrowed travel routes (step S910). . In subsequent step S911, the travel route thus narrowed down is temporarily stored as a third travel route.
その一方で、ステップS910にて、経由地域RW1を通過する走行ルートではあるが経由地域RW2を通過しない第2走行ルートについてはステップS911の処理を行わないでステップS912へ進む。ステップS912では、全ての第1走行ルートの走査が終了したか否かを判定し、終了していない場合はステップS904へ戻り、全ての第1走行ルートについての走査が終了するまでステップS904,S907〜S912の処理を繰り返す。全ての第1走行ルートについて走査を終了したら、ステップS913へ進み、一時的に記憶された第3走行ルートを、計画ルートと同一又は類似する走行ルート、すなわち提示ルートとして出力する。 On the other hand, in step S910, for the second traveling route that does not pass through the through region R W2 albeit at driving route passes through the through region R W1 proceeds to step S912 without performing the processing in step S911. In step S912, it is determined whether or not all the first travel routes have been scanned. If not, the process returns to step S904, and steps S904 and S907 are performed until all the first travel routes have been scanned. The process of S912 is repeated. When scanning is completed for all the first travel routes, the process proceeds to step S913, and the temporarily stored third travel route is output as a travel route that is the same as or similar to the planned route, that is, a presentation route.
これに対して、ステップS908にて、経由地域RW2の通過データ数NW2が経由地域RW1の通過データ数NW1以下であり、通過データ数が少ないのが経由地域RW2であると判定された場合には、最初にステップS914にて第2走行ルートのうち経由地域RW2を通過する走行ルートを抽出したのち、この絞り込まれた走行ルートのうち経由地域RW1を通過する走行ルートをさらに抽出する(ステップS915)。続くステップS916では、こうして絞り込まれた走行ルートを第3走行ルートとして一時的に記憶する。 Determining contrast, in step S908, through no more than pass the data number N W1 of passing data number N W2 is via local R W1 region R W2, as a small number of passes data is via local R W2 in a case where it is initially After extracting the travel route passing through the region R W2 of the second traveling route at step S914, the travel route passing through the region R W1 of the narrowed travel route Further extraction is performed (step S915). In the subsequent step S916, the travel route thus narrowed down is temporarily stored as the third travel route.
その一方で、ステップS915にて、経由地域RW2を通過する走行ルートではあるが経由地域RW1を通過しない第2走行ルートについてはステップS916の処理を行わないでステップS917へ進む。ステップS917では、全ての第1走行ルートの走査が終了したか否かを判定し、終了していない場合はステップS906へ戻り、全ての第1走行ルートについての走査が終了するまでステップS906〜S912の処理を繰り返す。全ての第1走行ルートについて走査を終了したら、ステップS913へ進み、一時的に記憶された第3走行ルートを、計画ルートと同一又は類似する走行ルート、すなわち提示ルートとして出力する。 On the other hand, in step S915, for the second traveling route that does not pass through the through region R W1 albeit at driving route passes through the through region R W2 proceeds to step S917 without performing the processing in step S916. In step S917, it is determined whether or not scanning of all first travel routes has been completed. If not, the process returns to step S906, and steps S906 to S912 are performed until scanning of all first travel routes is completed. Repeat the process. When scanning is completed for all the first travel routes, the process proceeds to step S913, and the temporarily stored third travel route is output as a travel route that is the same as or similar to the planned route, that is, a presentation route.
このように、図6Dに示す本実施形態の類似ルート検索処理においては、走行履歴蓄積部26に蓄積された走行データの端点のデータ数を判定し、最初にデータ数の少ない端点について該当する走行データを抽出し、当該抽出された走行データのうち他方の端点が該当するか否かを判定するようにしているので、最小の検索負荷で類似ルートを抽出することができる。これに加えて、特定の経由地域を通過する走行ルートを抽出する場合は、緯度経度数列や道路リンク列といった膨大な容量の情報を含む走行ルートに対して検索を実行する必要があるため検索負荷が大きくなり検索時間が長時間に及ぶことになるが、本例ではこうした走行ルートに対する検索を、開始点と終了点が絞り込まれた限定的な走行ルートに対して行うことに加えて、複数の経由地点が設定されている場合には通過データ数が少ない経由地点から絞り込みを開始するので、最小の検索負荷で複数の経由地点を含む計画ルートに類似する走行ルートを抽出することができる。
As described above, in the similar route search process of the present embodiment shown in FIG. 6D, the number of data of the end points of the travel data stored in the travel
図6Aに戻り、続くステップS404にて、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26に蓄積されている、複数の走行ルートを合成することにより生成された合成ルートを参照し、計画ルートと同一または類似の合成ルートである類似合成ルートを検索し決定する。
Returning to FIG. 6A, in subsequent step S404, the history
ここで、図8は、合成ルートを表す説明図であり、車両A1が走行した3つの走行ルートを点線で示し、車両A2が走行した3つの走行ルートを一点鎖線で示し、車両A3が走行した4つの走行ルートを細かい点線で示し、それぞれを合成した3つの合成ルート1,2,3を示す。履歴統計処理部27は、図8に示すように、同一車両が走行した複数の走行ルートを合成して得られた合成ルート1,2,3…の情報を抽出し、上述したステップS403で設定した出発地域RO内に開始点があり、かつ目的地域RD内に終了点がある合成ルートを、類似合成ルートとして抽出する。なお、このような合成ルートは、図6Eのサブルーチンに示すように履歴統計処理部27が類似合成ルートを検索処理する際に抽出されるほか、予め走行履歴蓄積部26によって生成しこれを他の走行ルートと同様に蓄積しておいてもよい。
Here, FIG. 8 is an explanatory diagram showing the composite route, in which three travel routes traveled by the vehicle A1 are shown by dotted lines, three travel routes traveled by the vehicle A2 are shown by dashed lines, and the vehicle A3 travels Four traveling routes are indicated by fine dotted lines, and three combined
ちなみに、走行履歴蓄積部26によって予め合成ルートを生成して蓄積する場合は、以下の方法により生成することができる。図9は、合成ルートの生成方法の一例を説明するための図であり、図9に示す例を参照しながら合成ルートの生成方法を説明する。すなわち、まず、走行履歴蓄積部26は、蓄積している第1走行履歴情報を参照して、特定の車両A1が走行した走行ルートのうちから、任意の走行ルートを抽出する。たとえば、図9(A)に示す例においては、任意の走行ルートを「車両A1の走行ルート1」としている。そして、走行履歴蓄積部26は、抽出した「車両A1の走行ルート1」の終了点から半径rSを有する円形状の範囲を合成地点範囲RSに設定し、車両A1が走行した走行ルートのうちから、合成地点範囲RS内に開始点を有する走行ルートの検索を行う。その結果、合成地点範囲RS内に開始点を有する走行ルートが検索された場合には、走行履歴蓄積部26は、これらの走行ルートの合成を行い、これにより合成ルートを生成し、生成した合成ルートを蓄積する。すなわち、図9(A)に示す例においては、「車両A1の走行ルート1」と、合成地点範囲RS内に開始点を有する「車両A1の走行ルート2」とを合成し、これにより「車両A1の走行ルート1」と「車両A1の走行ルート2」とからなる合成ルートを生成し、これを蓄積する。なお、半径rSとしては、特に限定さないが、たとえば、1〜5km程度とすることができる。
Incidentally, when a combined route is generated and stored in advance by the travel
また、この場合における合成ルートの開始点および終了点は、合成ルートの各端点(合成に用いた点を除く点)となる。すなわち、図9(A)に示す「車両A1の走行ルート1」と「車両A1の走行ルート2」とからなる合成ルートにおいては、「車両A1の走行ルート1」の開始点が合成ルートの開始点となり、また、「車両A1の走行ルート2」の終了点が合成ルートの終了点となる。
In this case, the start point and end point of the synthesis route are the end points (points excluding the points used for the synthesis) of the synthesis route. That is, in the synthesis route consisting shown in FIG. 9 (A) and "traveling
なお、図9(A)に示す例においては、2つの走行ルートを合成する場合を例示したが、合成ルートを得る際における、走行ルートの合成数は2つに限定されず、3つ以上としてもよい。すなわち、たとえば、図9(B)に示す例のように、「車両A1の走行ルート1」と「車両A1の走行ルート2」とからなる合成ルートに、「車両A1の走行ルート2」の終了点から半径rSを有する円形状の範囲を合成地点範囲RS内に開始点を有する「車両A1の走行ルート3」をさらに合成して、「車両A1の走行ルート1」と「車両A1の走行ルート2」と「車両A1の走行ルート3」とからなる合成ルートを生成することができる。なお、このようにして得られる合成ルートにおいては、「車両A1の走行ルート1」の開始点が、合成ルートの開始点となり、また、「車両A1の走行ルート3」の終了点が、合成ルートの終了点となる。
In the example shown in FIG. 9A, the case where two traveling routes are combined is illustrated, but the number of combined driving routes is not limited to two when obtaining a combined route, but is set to three or more. Also good. That is, for example, as in the example shown in FIG. 9 (B), the synthesis route consisting of "vehicle traveling route 1 A 1" and "traveling
また、図10(A)に示す例のように、「車両A1の走行ルート1」の終了点から半径rSを有する円形状の範囲を合成地点範囲RS内に開始点を有する走行ルートが、「車両A1の走行ルート2」と「車両A1の走行ルート4」のように2つ存在する場合には、「車両A1の走行ルート1」と「車両A1の走行ルート2」とからなる合成ルートに加えて、「車両A1の走行ルート1」と「車両A1の走行ルート4」とからなる合成ルートを生成することもできる。すなわち、この場合には、車両A1の3つの走行ルートから、2つの合成ルートを生成することができる。なお、図10(A)に示す例においては、「車両A1の走行ルート1」の終了点から半径rSを有する円形状の範囲を合成地点範囲RS内に開始点を有する走行ルートが、2つ存在する例を示したが、3つ以上存在する場合にも同様とすることができる。ここで、図10は、合成ルートの生成方法の一例を説明するための図である。
Also, as in the example shown in FIG. 10 (A), the travel route having a starting point a circular range with a with a radius r S from the end point of the "traveling
さらに、図10(B)に示す例のように、4つの走行ルートが存在する場合には、たとえば、「車両A1の走行ルート1」と「車両A1の走行ルート2」とからなる合成ルート、「車両A1の走行ルート1」と「車両A1の走行ルート4」とからなる合成ルート、「車両A1の走行ルート5」と「車両A1の走行ルート2」とからなる合成ルート、および、「車両A1の走行ルート5」と「車両A1の走行ルート4」とからなる合成ルートの4つの合成ルートを生成することもできる。
Furthermore, as in the example shown in FIG. 10 (B), consisting of a case where four running route is present, for example, the "traveling
なお、上記においては、特定の車両A1について、合成ルートを生成する例を例示したが、図8に示すように、走行履歴蓄積部26は、車両A1以外の車両A2、車両A3、・・・についても、各車両が走行した複数の走行ルートを合成することで、車両ごとに合成ルートを生成し、走行履歴蓄積部26は、このようにして生成した合成ルートを記録することで、車両ごとに合成した複数の合成ルートを蓄積している。
In the above, an example in which a combined route is generated for a specific vehicle A 1 has been illustrated. However, as illustrated in FIG. 8, the travel
また、上記した例では、任意の走行ルートの終了点から半径rSを有する円形状の範囲を合成地点範囲RSとして設定し、合成地点範囲RS内に、開始点を有する走行ルートを合成する例を例示したが、たとえば、合成地点範囲RSとして、図11(A)に示すように、終了点を中心として、緯度±d1、経度±d2で形成される矩形状の範囲を設定してもよい。すなわち、たとえば、終了点の緯度、経度を(緯度,経度)=(x,y)とした場合に、(x−d1,y−d2)、(x+d1,y−d2)、(x−d1,y+d2)、(x+d1,y+d2)で囲まれる矩形の領域を、合成地点範囲RSとして設定してもよい。なお、d1、d2としては、たとえば、上述した半径rSと同様とすることができる。 Further, in the above example, sets the circular range with a with a radius r S from the end point of any of the travel route as a combined point range R S, in the synthetic point range R S, synthesized travel route having a starting point For example, as shown in FIG. 11A, a rectangular range formed by latitude ± d1 and longitude ± d2 is set as the center as the synthesis point range RS . May be. That is, for example, when the latitude and longitude of the end point are (latitude, longitude) = (x, y), (x-d1, y-d2), (x + d1, y-d2), (x-d1, A rectangular area surrounded by (y + d2) and (x + d1, y + d2) may be set as the synthesis point range R S. For example, d1 and d2 can be the same as the radius r S described above.
あるいは、図11(B)に示すように、地図上の緯度・経度を所定間隔ごとに区切ってなるメッシュ(緯度・経度に基づいて地域をほぼ同じ大きさの網の目に分けたもの。地域メッシュ)を形成し、任意の走行ルートの終了点の位置するメッシュを中心とした9メッシュの領域を、合成地点範囲RSとして設定してもよい。すなわち、図11(B)に示す例においては、終了点を、終了点の属するメッシュおよび該メッシュに隣接する8つのメッシュの範囲内にインデックス化し、これを合成地点範囲RSとしている。なお、メッシュを区切る方法としては、たとえば、緯度および経度0.1度単位など任意に設定する方法を採用してもよいし、一般的に用いられる地図メッシュコード、ピアノコード、ジオハッシュ、ジオヘックスなどに従う方法を採用してもよい。このような方法を採用することにより、より簡便に合成地点範囲RSを設定することができ、これにより、合成ルートを生成する際における、演算負荷を低減することができる。 Alternatively, as shown in FIG. 11B, a mesh obtained by dividing latitude and longitude on a map at predetermined intervals (the area is divided into meshes of approximately the same size based on latitude and longitude). An area of 9 mesh centering on the mesh where the end point of an arbitrary travel route is located may be set as the synthesis point range R S. That is, in the example shown in FIG. 11B, the end points are indexed into the range of the mesh to which the end points belong and the eight meshes adjacent to the mesh, and this is set as the composite point range R S. In addition, as a method of dividing the mesh, for example, a method of arbitrarily setting latitude and longitude in units of 0.1 degrees may be adopted, and generally used map mesh code, piano code, geohash, geohex, etc. You may adopt the method according to. By adopting such a method, it is possible to more easily set the synthesis point range R S , thereby reducing the calculation load when generating the synthesis route.
さらに、合成地点範囲RSとして、終了点を起点とした道路ネットワーク上の道のりが、所定の等距離(たとえば、5km)となる範囲を設定してもよいし、終了点から所定の距離範囲内にあり、かつ終了点の高度に対して、所定の高度範囲内となる範囲を設定してもよい。 Further, as the composite point range RS , a range on the road network starting from the end point may be set to a predetermined equidistant distance (for example, 5 km), or within a predetermined distance range from the end point. And a range within a predetermined altitude range may be set for the altitude at the end point.
そして、ステップS404においては、履歴統計処理部27は、このようにして走行履歴蓄積部26により合成され蓄積された合成ルートのうち、上述したステップS403で設定した出発地域RO内に開始点があり、かつ目的地域RD内に、終了点がある合成ルートを、類似合成ルートとして抽出し、抽出した類似合成ルートを提示ルートとして決定する。なお、このような類似合成ルート(出発地域RO内に開始点があり、かつ目的地域RD内に終了点がある合成ルート)が検出された場合には、検出された全ての類似合成ルートを提示ルートに設定してもよく、あるいは、検出された全ての類似合成ルートのうちから、所定の条件に応じて、1又は2以上の類似合成ルートを選択し、これを提示ルートとしてもよい。所定の条件としては、たとえば、走行時期(季節、気温)、走行時エアコン使用有無等の条件を考慮し、現在の条件に近い類似合成ルートを選択する方法などが挙げられる。あるいは、消費電力の大小を考慮して、類似合成ルートを選択してもよい(たとえば、類似ルートのうち、消費電力が最大のものと最小のものとを選択する等)。
Then, in step S404, historical
なお、ステップS404において、履歴統計処理部27は、履歴蓄積部26に蓄積された合成ルートのうちに、出発地域ROおよび目的地域RD内に、開始点および終了点を有する合成ルートが存在しない場合には、類似合成ルートの抽出を断念する。
In step S404, the history
特に本実施形態では、図6AのステップS404の類似合成ルート検索処理を以下の手順で実行する。図6Eは、図6AのステップS404のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。本例の場合も、図6B〜図6Dに示す類似ルート検索処理と同様に、開始点又は終了点のうちデータ数が少ない方から検索を始め、これで抽出された走行ルートの中から他方の端点が出発地域又は目的地域に存在するものを抽出するが、他方の端点が出発地域又は目的地域に存在しなかった場合でも、検索を断念しないで複数の走行データを合成したものを類似合成ルートとして抽出する。図6EのステップS1001→S1002→S1003→S1004の処理は、図6BのステップS701→S702→S703→S704という処理と同じであり、また図6EのステップS1001→S1002→S1011→S1012の処理は、図6BのステップS701→S702→S707→S708の処理と同一であるため、図6Bに示す例の説明をここに援用して本例の説明を省略する。 In particular, in the present embodiment, the similar synthetic route search process in step S404 of FIG. 6A is executed in the following procedure. FIG. 6E is a flowchart illustrating an example of a subroutine of step S404 in FIG. 6A. In the case of this example as well, similar to the similar route search processing shown in FIGS. 6B to 6D, the search is started from the start point or the end point with the smaller number of data, and the other one of the extracted travel routes is extracted from this. A route that extracts the ones whose end points exist in the departure area or destination area, but even if the other end point does not exist in the departure area or destination area, a combination of multiple driving data without giving up the search Extract as The process of steps S1001 → S1002 → S1003 → S1004 in FIG. 6E is the same as the process of steps S701 → S702 → S703 → S704 in FIG. 6B. Since this is the same as the process of steps S701 → S702 → S707 → S708 in 6B, the description of the example shown in FIG. 6B is incorporated here and the description of this example is omitted.
図6EのステップS1004において、第1走行ルートの開始点が出発地域ROに存在するか否かを判定した結果、存在する場合は図6Bに示す例と同様に、ステップS1009へ進んで第3走行ルートとして一時的に記憶し、この場合はステップS1019にて第3ルートを計画ルートと同一又は類似する提示ルートとして出力する。 In step S1004 in FIG. 6E, the results starting point of the first travel route is determined whether present in the starting region R O, as in the example case shown in FIG. 6B present, third proceeds to step S1009 In this case, the third route is output as a presentation route that is the same as or similar to the planned route in step S1019.
これに対して、第1走行ルートの開始点が出発地域ROに存在しない場合は、図6Bに示す例では該当する走行ルートがないものとして処理を終了したが、本例ではテップS1005へ進み、この開始点を仮想経由地点PWに設定し、検索を継続する。続くステップS1006において、履歴統計処理部27は、最初に仮想経由地点PWに基づいて仮想経由地域RWを設定する。この仮想経由地域は、既述した出発地域、目的地域及び経由地域と同様に、仮想経由地点PWを中心にした半径rWの円形状の範囲としたものであるが、一定半径の円形範囲に限定されず、たとえば正多角形など所定の幾何学形状としてもよい。次いで履歴統計処理部27は、履歴情報蓄積部26に蓄積された走行ルートの中で、その終了点が仮想経由地域RWに存在する走行ルートを抽出し、ステップS1007にてこの抽出された走行ルートを第2走行ルートとして一時的に記憶する。
On the other hand, if the starting point of the first travel route does not exist in the departure area R O , the process is terminated as no corresponding travel route in the example shown in FIG. 6B, but the process proceeds to step S1005 in this example. The start point is set as the virtual waypoint PW , and the search is continued. In the following step S1006, the history
そしてステップS1008にて、第2走行ルートとして一時的に記憶された走行ルートのうちその開始点が出発地域ROに存在するものを抽出し、ステップS1009にてこの抽出された第2走行ルートを第3走行ルートとして一時的に記憶する。続くステップS1010にて、全ての第1走行ルートの走査が終了したか否かを判定し、終了していない場合はステップS1004へ戻り、全ての第1走行ルートについての走査が終了するまでステップS1004〜S1010の処理を繰り返す。全ての第1走行ルートについて走査を終了したら、ステップS1019へ進み、一時的に記憶された第1走行ルートと第2走行ルートと第3走行ルートを合成した走行ルートを、計画ルートと同一又は類似する走行ルート、すなわち提示ルートとして出力する。 Then, in step S1008, the starting point of the temporarily stored traveling route as the second traveling route is to extract those present in the starting region R O, the second travel route which is the extracted at step S1009 Temporarily store as the third travel route. In subsequent step S1010, it is determined whether or not scanning of all the first travel routes has been completed. If not, the process returns to step S1004, and step S1004 is performed until scanning of all of the first travel routes is completed. The process of ~ S1010 is repeated. When scanning is completed for all the first travel routes, the process proceeds to step S1019, and the temporarily stored travel route obtained by combining the first travel route, the second travel route, and the third travel route is the same as or similar to the planned route. To be output as a travel route, that is, a presentation route.
なお、ステップS1006において、履歴情報蓄積部26に蓄積された走行ルートの中で、その終了点が仮想経由地域RWに存在する走行ルートがヒットしない場合は、ステップS1007〜S1009の処理を行うことなくステップS1010へ進む。また、ステップS1008において、第2走行ルートとして一時的に記憶された走行ルートのうちその開始点が出発地域ROに存在するものがヒットしない場合も、ステップS1009の処理を行うことなくステップS1010へ進む。
Note that, in step S1006, in a travel route stored in the history
図6EのステップS1012において、第1走行ルートの終了点が目的地域RDに存在するか否かを判定した結果、存在する場合は図6Bに示す例と同様に、ステップS1017へ進んで第3走行ルートとして一時的に記憶し、この場合はステップS1019にて第3ルートを計画ルートと同一又は類似する提示ルートとして出力する。 As a result of determining whether or not the end point of the first travel route exists in the destination area RD in step S1012 of FIG. 6E, if it exists, the process proceeds to step S1017 as in the example shown in FIG. In this case, the third route is output as a presentation route that is the same as or similar to the planned route in step S1019.
これに対して、第1走行ルートの終了点が目的地域RDに存在しない場合は、図6Bに示す例では該当する走行ルートがないものとして処理を終了したが、本例ではテップS1013へ進み、この終了点を仮想経由地点PWに設定し、検索を継続する。続くステップS1014において、履歴統計処理部27は、最初に仮想経由地点PWに基づいて仮想経由地域RWを設定する。この仮想経由地域は、既述した出発地域、目的地域及び経由地域と同様に、仮想経由地点PWを中心にした半径rWの円形状の範囲としたものであるが、一定半径の円形範囲に限定されず、たとえば正多角形など所定の幾何学形状としてもよい。次いで履歴統計処理部27は、履歴情報蓄積部26に蓄積された走行ルートの中で、その開始点が仮想経由地域RWに存在する走行ルートを抽出し、ステップS1015にてこの抽出された走行ルートを第2走行ルートとして一時的に記憶する。
On the other hand, if the end point of the first travel route does not exist in the destination area RD , the process is terminated in the example shown in FIG. 6B assuming that there is no corresponding travel route, but in this example, the process proceeds to step S1013. The end point is set as a virtual waypoint PW , and the search is continued. In the following step S1014, the history
そしてステップS1016にて、第2走行ルートとして一時的に記憶された走行ルートのうちその終了点が目的地域RDに存在するものを抽出し、ステップS1017にてこの抽出された第2走行ルートを第3走行ルートとして一時的に記憶する。続くステップS1018にて、全ての第1走行ルートの走査が終了したか否かを判定し、終了していない場合はステップS1012へ戻り、全ての第1走行ルートについての走査が終了するまでステップS1012〜S1018の処理を繰り返す。全ての第1走行ルートについて走査を終了したら、ステップS1019へ進み、一時的に記憶された第3走行ルートを、計画ルートと同一又は類似する走行ルート、すなわち提示ルートとして出力する。 Then, in step S1016, out of the travel routes temporarily stored as the second travel route, those whose end points exist in the destination area RD are extracted, and in step S1017, the extracted second travel route is extracted. Temporarily store as the third travel route. In subsequent step S1018, it is determined whether or not scanning of all the first travel routes has been completed. If not, the process returns to step S1012, and step S1012 is performed until scanning of all of the first travel routes is completed. Repeat the process of ~ S1018. When scanning is completed for all the first travel routes, the process advances to step S1019 to output the temporarily stored third travel route as a travel route that is the same as or similar to the planned route, that is, a presentation route.
なお、ステップS1014において、履歴情報蓄積部26に蓄積された走行ルートの中で、その開始点が仮想経由地域RWに存在する走行ルートがヒットしない場合は、ステップS1015〜S1017の処理を行うことなくステップS1018へ進む。また、ステップS1016において、第2走行ルートとして一時的に記憶された走行ルートのうちその終了点が目的地域RDに存在するものがヒットしない場合も、ステップS1017の処理を行うことなくステップS1018へ進む。
Note that, in step S1014, in a travel route stored in the history
図6Eに示す例では仮想経由地点PWを1点だけ設定したが、ステップS1008において第2走行ルートの開始点が出発地域ROに存在するものがヒットしない場合に、その各開始点を第2の仮想経由地点PW2に設定し、以下帰納的処理により、開始点が出発地域に存在するまで検索を継続してもよい。すなわち、この帰納的処理を一般化すると、ステップS1004〜S1010において、終了点が目的地域RDに存在する走行ルートを第1走行ルートとして抽出したのち、当該抽出された第1走行ルートの開始点をそれぞれ含む仮想経由地域RWに終了点が存在する走行ルートを第2走行ルートとして抽出し、順次これを繰り返して抽出された第N走行ルートの開始点をそれぞれ含む仮想経由地域RWに終了点が存在し且つ開始点が出発地域ROに存在する走行ルートを第(N+1)走行ルートとして抽出する。また、ステップS1012〜S1018において、開始点が出発地域ROに存在する走行ルートを第1走行ルートとして抽出たのち、当該抽出された第1走行ルートの終了点をそれぞれ含む仮想経由地域RWに開始点が存在する走行ルートを第2走行ルートとして抽出し、順次これを繰り返して抽出された第N走行ルート(Nは1以上の整数)の終了点をそれぞれ含む仮想経由地域RWに開始点が存在し且つ終了点が目的地域RDに存在する走行ルートを第(N+1)走行ルートとして抽出する。そして、最終的に端点に到達した場合にそれらの走行ルートを合成した合成ルート、すなわち第1走行ルートから第(N+1)走行ルートまでの走行ルートを合成したものを類似の合成ルートとして出力する。なお、端末装置2から出発地点及び目的地点に加えて経由地点を受信した場合に、上記仮想経由地点を実際に入力された経由地点に置き換え、以上の帰納的検索処理を実行してもよい。
It was set only one point virtual waypoints P W in the example shown in FIG. 6E, when the starting point of the second traveling route in step S1008 does not hit those present in the starting region R O, the respective starting point the The search may be continued until the starting point exists in the departure area by setting the second virtual waypoint PW2 and performing the following inductive process. That is, when this inductive process is generalized, in steps S1004 to S1010, after extracting a travel route whose end point exists in the destination area RD as the first travel route, the start point of the extracted first travel route the travel route end point existing in a virtual way area R W is extracted as a second travel route containing respectively, ends the sequential starting point of the N traveling route extracted by repeating this virtual through area R W containing respectively point present and the start point to extract the travel route existing in the starting region R O as the (N + 1) driving route. Further, in step S1012~S1018, the travel route start point is present in the starting region R O then was extracted as a first travel route, the end point of the first traveling route is the extracted virtual through area R W containing respectively starting point traveling route starting point exists second extracted as a travel route, (the
このように、図6Eに示す本実施形態の類似合成ルート検索処理においては、走行履歴蓄積部26に蓄積された走行データの端点のデータ数を判定し、最初にデータ数の少ない端点について該当する走行データを抽出し、当該抽出された走行データのうち他方の端点が該当するか否かを判定するようにしているので、最小の検索負荷で類似ルートを抽出することができる。これに加えて、単一の走行ルートがヒットしない場合であっても複数の走行ルートを検索負荷が小さくなるように帰納的に絞り込むので、計画ルートと同一又は類似する走行ルートを合成ルートとして提示することができる。
As described above, in the similar synthetic route search process of the present embodiment shown in FIG. 6E, the number of data at the end points of the travel data stored in the travel
図6AのステップS405に戻り、履歴統計処理部27は、上述したステップS403、S404で、提示ルート(類似ルートまたは類似合成ルート)を決定できたか否かを判定する。そして、履歴統計処理部27は、提示ルート(類似ルートまたは類似合成ルート)を決定できたと判定した場合には(ステップS405=Yes)、ステップS406に進む。一方、履歴統計処理部27は、提示ルート(類似ルートまたは類似合成ルート)を決定できなかったと判定した場合には(ステップS405=No)、ステップS408に進む。
Returning to step S405 in FIG. 6A, the history
ステップS405において、提示ルート(類似ルートまたは類似合成ルート)を決定できたと判定された場合には、ステップS406に進み、ステップS406では、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している第2走行履歴情報(充電経由地点)のうちから、上述したステップS403、S404で決定した提示ルート(類似ルートまたは類似合成ルート)を走行した際に経由した充電経由地点を抽出する。
If it is determined in step S405 that the presented route (similar route or similar combined route) has been determined, the process proceeds to step S406. In step S406, the history
なお、たとえば、上述したステップS403において、類似ルートである提示ルートが決定された場合には、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している第1走行履歴情報のうちから、該類似ルートを含む第1走行履歴情報を検索する。続いて、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している第2走行履歴情報(充電経由地点)のうち、検索した第1走行履歴情報に対応付けられている第2走行履歴情報から充電経由地点を抽出する。
For example, when a presentation route that is a similar route is determined in step S403 described above, the history
また、上述したステップS404において、類似合成ルートである提示ルートが決定された場合には、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している第1走行履歴情報のうちから、該類似合成ルートを形成する各走行ルートを含む複数の第1走行履歴情報を検索する。続いて、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している第2走行履歴情報(充電経由地点の情報)のうち、検索した第1走行履歴情報に対応付けられている第2走行履歴情報それぞれから充電経由地点の情報を抽出する。そして、履歴統計処理部27は、抽出した充電経由地点それぞれを、上述したステップS403、S404で決定した提示ルート(類似ルートまたは類似合成ルート)を走行した際に軽油した充電経由地点とする。
In addition, in the above-described step S404, when a presentation route that is a similar combined route is determined, the history
続いてステップS407に進み、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している第1走行履歴情報(消費電力の情報)のうちから、上述したステップS403、S404で決定した提示ルート(類似ルートまたは類似合成ルート)を走行した際に消費した消費電力を抽出する。たとえば、上述したステップS403において、類似ルートである提示ルートが決定された場合には、履歴統計処理部27は、該類似ルートを含む第1走行履歴情報のうちから消費電力を抽出する。また、上述したステップS404において、類似合成ルートである提示ルートが決定された場合には、該類似合成ルートを形成する各走行ルートを含む複数の第1走行履歴情報それぞれから消費電力の情報を抽出する。続いて、履歴統計処理部27は、抽出した消費電力の総和を、該類似合成ルートを走行した際に消費した消費電力する。
Subsequently, the process proceeds to step S407, where the history
ステップS405において、提示ルート(類似ルートまたは類似合成ルート)を決定できなかったと判定された場合には、ステップS408に進み、ステップS408では、履歴統計処理部27は、自車両Aの理論性能に基づいて、上述したステップS401で検索した計画ルートを走行する際に消費する消費電力(以下、理論消費電力とも呼ぶ)を算出する。具体的には、履歴統計処理部27は、計画ルートの全長と予め定めた単位距離当たりの消費電力との乗算結果を理論消費電力とし、ステップS409に進む。
If it is determined in step S405 that the presented route (similar route or similar combined route) could not be determined, the process proceeds to step S408. In step S408, the history
続いてステップS409に進み、履歴統計処理部27は、地図情報記憶部25が記憶している地図情報に基づき、上述したステップS401で検索した計画ルートの近傍に存在する充電施設Cの位置を抽出し、ステップS410に進む。計画ルートの近傍に存在する充電施設Cとしては、計画ルート沿いに存在する充電施設Cや、計画ルートから設定距離(たとえば、20m)以内にある充電施設Cなどが挙げられる。
Subsequently, the process proceeds to step S409, where the history
次いで、ステップS410では、履歴統計処理部27は、上述したステップS402で取得した電池残量に基づき、充電経由地点抽出処理(図12参照)を実行する。充電経由地点抽出処理では、履歴統計処理部27は、上述したステップS406またはS409で取得した充電経由地点のうちから、送信元端末装置2に送信(提供)する充電経由地点を抽出する。送信元端末装置2としては、たとえば、この履歴統計処理の開始の契機となった提示ルート検索要求の送信元の端末装置2が挙げられる。また、充電経由地点抽出処理では、車両Aが目的地点に到達できない可能性を判定し、目的地点に到達できない可能性があると判定した場合にはその旨を警告する到達不能警告を行うことを決定する。
Next, in step S410, the history
図12は、図6AのステップS410の充電経由地点抽出処理のサブルーチンを示すフローチャートである。図12に示すように、まずステップS501では、履歴統計処理部27は、上述したステップS402で取得した電池残量が、上述したステップS407またはS408で抽出した消費電力(以下、抽出消費電力とも呼ぶ)より大きいか否かを判定する。そして、履歴統計処理部27は、電池残量が抽出消費電力より大きいと判定した場合には(ステップS501=Yes)、ステップS502に進む。一方、履歴統計処理部27は、電池残量が抽出消費電力以下であると判定した場合には(ステップS501=No)、ステップS505に進む。
FIG. 12 is a flowchart showing a sub-routine of the charging via point extraction process in step S410 of FIG. 6A. As shown in FIG. 12, first, in step S501, the history
ステップS501において、電池残量が抽出消費電力より大きいと判定した場合には、ステップS502に進み、ステップS502では、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している第2走行履歴情報(充電経由地点)を参照して、上述したステップS406またはS409で取得した充電経由地点のうちに、実績充電経由地点があるか否かを判定する。実績充電経由地点としては、複数台の車両Aのうちの少なくとも1台が実際に充電を行ったことがある充電施設Cの位置が挙げられる。そして、履歴統計処理部27は、実績充電経由地点があると判定した場合には(ステップS502=Yes)、ステップS503に進む。
If it is determined in step S501 that the remaining battery level is greater than the extracted power consumption, the process proceeds to step S502. In step S502, the history
なお履歴統計処理部27は、実績充電経由地点がないと判定した場合には(ステップS502=No)、充電経由地点を抽出せずに、充電経由地点抽出処理を終了する。これにより、履歴統計処理部27は、走行用バッテリ14の電池残量が十分であり、かつ、上述したステップS406またはS409で取得した充電経由地点のうちに、実績充電経由地点がない場合には、実績充電経由地点の情報を送信元端末装置2に送信(提供)しない。実績充電経由地点は、特定の個人もしくは法人の専用充電施設であることも考えられるため、統計処理により公共の充電施設であることが確実な施設を優先的に抽出することが望ましい。たとえば、別途公共充電施設データベースを持つ構成とし、このデータと同地点の実績であるものを抽出する方法、あるいは、異なる名義(法人、個人含む)の複数車両(たとえば、5台以上等)が同一地点で充電の実績がある充電施設を抽出する方法等が考えられる。また、これらのデータを活用する際に、利用可能時間帯を加味することで、当該経由地の到達予想時間帯に実際に利用可能な充電施設を優先して経由するように選定することが望ましい。
If the history
一方、実績充電経由地点があると判定した場合には、ステップS503に進み、ステップS503では、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している第2走行履歴情報(充電経由地点)を参照して、上述したステップS406またはS409で取得した充電経由地点のうちから実績充電経由地点を抽出した後、充電経由地点抽出処理を終了する。これにより、履歴統計処理部27は、走行用バッテリ14の電池残量が十分であり、かつ、上述したステップS406またはS409で取得した充電経由地点のうちに、実績充電経由地点がある場合には、実績充電経由地点の情報のみを送信元端末装置2に送信(提供)する。
On the other hand, if it is determined that there is an actual charging via point, the process proceeds to step S503, and in step S503, the history
また、上述したステップS501において、電池残量が抽出消費電力以下であると判定した場合には、ステップS504に進み、ステップS504では、履歴統計処理部27は、地図情報記憶部25が記憶している地図情報に基づき、上述したステップS403またはS404で決定した提示ルート(類似ルート、類似合成ルート)の近傍に充電施設Cが存在するか否かを判定する。提示ルートの近傍に存在する充電施設Cとしては、提示ルート沿いに存在する充電施設Cや、提示ルートから設定距離(例えば、20m)以内にある充電施設Cが挙げられる。そして、履歴統計処理部27は、提示ルートの近傍に充電施設Cが存在すると判定した場合には(ステップS504=Yes)、ステップS505に進む。一方、履歴統計処理部27は、提示ルートの近傍に充電施設Cがないと判定した場合には(ステップS504=No)、ステップS506に進む。
If it is determined in step S501 described above that the remaining battery level is equal to or less than the extracted power consumption, the process proceeds to step S504. In step S504, the history
なお、上述したステップS403またはS404で提示ルートを決定できなかった場合には、履歴統計処理部27は、地図情報記憶部25が記憶している地図情報に基づき、上述したステップS401で検索した計画ルートの近傍に充電施設Cが存在するか否かを判定する。そして、履歴統計処理部27は、計画ルートの近傍に充電施設Cが存在すると判定した場合には(ステップS504=Yes)、ステップS505に進む。一方、履歴統計処理部27は、計画ルートの近傍に充電施設Cがないと判定した場合には(ステップS504=No)、ステップS506に進む。
If the presentation route cannot be determined in step S403 or S404 described above, the history
ステップS504において、提示ルートの近傍に充電施設Cが存在すると判定した場合には、ステップS505に進み、ステップS505では、履歴統計処理部27は、地図情報記憶部25が記憶している地図情報に基づき、提示ルート(類似ルート、類似合成ルート)の近傍に存在する充電施設Cの位置(以下、推奨近傍充電経由地点とも呼ぶ)を抽出した後、充電経由地点抽出処理を終了する。また、上述したステップS403、S404で提示ルート(類似ルート、類似合成ルート)を決定できなかった場合には、履歴統計処理部27は、地図情報記憶部25が記憶している地図情報に基づき、計画ルートの近傍に存在する推奨近傍充電経由地点を抽出する。これにより、履歴統計処理部27は、走行用バッテリ14の電池残量が不十分であり、かつ、推奨近傍充電経由地点が存在する場合には、推奨近傍充電経由地点の情報のみを送信元端末装置2に送信(提供)する。
If it is determined in step S504 that the charging facility C exists in the vicinity of the presented route, the process proceeds to step S505. In step S505, the history
一方、ステップS504において、提示ルートの近傍に充電施設Cが存在しないと判定した場合には、ステップS506に進み、ステップS506では、履歴統計処理部27は、到達不能警告を行うことを決定した後、充電経由地点抽出処理を終了する。これにより、履歴統計処理部27は、走行用バッテリ14の電池残量が不十分であり、かつ、推奨近傍充電経由地点が存在しない場合には、推奨近傍充電経由地点(充電経由地点)の情報を送信元端末装置2に送信(提供)しない。
On the other hand, if it is determined in step S504 that the charging facility C does not exist in the vicinity of the presentation route, the process proceeds to step S506. In step S506, the history
図6Aに戻り、充電経由地抽出処理が終わるとステップS411に進み、履歴統計処理部27は、車両Aの運転者の電力消費傾向に基づき、消費電力補正処理(図13参照)を実行する。消費電力補正処理では、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している第1走行履歴情報のうち、提示ルート検索要求が含んでいる運転者IDが特定した運転者の第1走行履歴情報を参照して、提示ルート(類似ルート、類似合成ルート)を走行した際に消費する消費電力を算出する。続いて、履歴統計処理部27は、算出した消費電力に基づいて、上述したステップS406またはS409で抽出した消費電力を補正する。
Returning to FIG. 6A, when the charging route extraction process ends, the process proceeds to step S411, and the history
図13は、図6AのステップS411の消費電力補正処理のサブルーチンを示すフローチャートである。図13に示すように、まずステップS601では、履歴統計処理部27は、受信した提示ルート検索要求から運転者ID(運転者を特定する情報)を取得する。続いて、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している第1走行履歴情報のうちに、取得した運転者IDと同一の運転者IDを含んでいる第1走行履歴情報(以下、送信元走行履歴情報とも呼ぶ)があるか否かを判定する。そして、履歴統計処理部27は、送信元走行履歴情報があると判定した場合には(ステップS601=Yes)、ステップS603に進む。一方、履歴統計処理部27は、送信元走行履歴情報がないと判定した場合には(ステップS601=No)、ステップS602に進む。
FIG. 13 is a flowchart showing a subroutine of power consumption correction processing in step S411 of FIG. 6A. As shown in FIG. 13, first, in step S601, the history
ステップS601において、送信元走行履歴情報があると判定した場合には、ステップS602に進み、ステップS602では、履歴統計処理部27は、上述したステップS407またはS408で算出した消費電力をそのまま補正後の消費電力(以下、補正後消費電力とも呼ぶ)とし、消費電力補正処理を終了する。これにより、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している第1走行履歴情報のうちに、送信元走行履歴情報がない場合には、上述したステップS407またはS408で算出した消費電力の情報をそのまま送信元端末装置2に送信(提供)する。
If it is determined in step S601 that there is transmission source travel history information, the process proceeds to step S602. In step S602, the history
一方、ステップS601において、送信元走行履歴情報がないと判定した場合には、ステップS603に進み、ステップS603では、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している送信元走行履歴情報(走行ルート)のうちに、上述したステップS403で抽出した類似ルートと同一の走行ルート(以下、同一走行ルートとも呼ぶ)があるか否かを判定する。そして、履歴統計処理部27は、同一走行ルートがあると判定した場合には(ステップS603=Yes)、ステップS604に進む。一方、履歴統計処理部27は、同一走行ルートがないと判定した場合には(ステップS603=No)、ステップS606に進む。なお、同一走行ルートとして、上述したステップS403で抽出した類似ルートと同一であると判断できるものであればよく、誤差範囲と判断できるような量であれば、相違部分があってもよい。
On the other hand, if it is determined in step S601 that there is no transmission source travel history information, the process proceeds to step S603. In step S603, the history
ステップS603において、同一走行ルートがあると判定した場合には、ステップS604に進み、ステップS604では、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している送信元走行履歴情報のうちから、同一走行ルートを走行した際に消費した消費電力を抽出する。続いて、履歴統計処理部27は、抽出した消費電力を補正用消費電力とする。
If it is determined in step S603 that there is the same travel route, the process proceeds to step S604. In step S604, the history
続いてステップS605に進み、履歴統計処理部27は、上述したステップS604で算出した補正用消費電力に基づいて、上述したステップS407またはS408で算出した消費電力を補正する。消費電力の補正方法としては、たとえば、消費電力を補正用消費電力で置換する方法、消費電力と補正用消費電力との平均値を算出する方法、消費電力bと補正用消費電力aとの差cを用いてa±cと表現する方法がある。続いて、履歴統計処理部27は、補正した消費電力を補正後消費電力とした後、消費電力補正処理を終了する。これにより、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している送信元走行履歴情報のうちに、同一走行ルートがある場合には、同一走行ルートを走行した際に消費した消費電力で補正を行い、補正後の消費電力を送信元端末装置2に送信(提供)する。
In step S605, the history
一方、上述したステップS603において、同一走行ルートがないと判定した場合には、ステップS606に進み、ステップS606では、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している送信元走行履歴情報(走行ルート)のうちに、類似種別走行ルートがあるか否かを判定する。類似種別走行ルートとしては、たとえば、上述したステップS403またはS404で決定した提示ルート(類似ルート、類似合成ルート)と道路種別が同一または類似の走行ルートがある。なお、上述したステップS403、404で提示ルート(類似ルート、類似合成ルート)を決定できなかった場合には、上述したステップS401で検索した計画ルートを類似種別走行ルートとする。そして、履歴統計処理部27は、類似種別走行ルートがあると判定した場合には(ステップS606=Yes)、ステップS607に進む。一方、履歴統計処理部27は、類似種別走行ルートがないと判定した場合には(ステップS606=No)、ステップS610に進む。
On the other hand, when it is determined in step S603 described above that there is no same travel route, the process proceeds to step S606, and in step S606, the history
ステップS606において、類似種別走行ルートがあると判定した場合には、ステップS607に進み、ステップS607では、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している送信元走行履歴情報を参照して、類似種別走行ルートの単位距離当たりの消費電力(以下、類似種別電力消費率とも呼ぶ)を算出する。
If it is determined in step S606 that there is a similar type travel route, the process proceeds to step S607. In step S607, the history
続いてステップS608に進み、履歴統計処理部27は、上述したステップS607で算出した類似種別電力消費率と計画ルートの全長とを乗算する。そして、履歴統計処理部27は、乗算結果を補正用消費電力とする。
In step S608, the history
続いてステップS609に進み、履歴統計処理部27は、上述したステップS608で算出した補正用消費電力に基づいて、上述したステップS407またはS408で算出した消費電力を補正する。消費電力の補正方法は、上述したステップS605と同様の方法とすることができる。続いて、履歴統計処理部27は、補正した消費電力を補正後消費電力とし、消費電力補正処理を終了する。これにより、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している送信元走行履歴情報のうちに、類似種別走行ルートがある場合には、類似種別電力消費率で消費電力を補正し、補正後の消費電力を送信元端末装置2に送信(提供)する。
In step S609, the history
一方、上述したステップS606において、類似種別走行ルートがないと判定した場合には、ステップS610に進み、ステップS610では、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している送信元走行履歴情報(走行ルート)のうちに、類似距離走行ルートがあるか否かを判定する。類似距離走行ルートとしては、たとえば、上述したステップS403またはS404で決定した提示ルート(類似ルート、類似合成ルート)と全長が同一または類似の走行ルートがある。なお、上述したステップS403、404で提示ルート(類似ルート、類似合成ルート)を決定できなかった場合には、上述したステップS401で検索した計画ルートを類似距離走行ルートとする。たとえば、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している送信元走行履歴情報(走行ルート)のうちに、提示ルートの全長との差が設定値(例えば、±100m)未満の走行ルートがあるか否かを判定する。そして、履歴統計処理部27は、類似距離走行ルートがあると判定した場合には(ステップS610=Yes)、ステップS611に進む。一方、履歴統計処理部27は、類似距離走行ルートがないと判定した場合には(ステップS610=No)、ステップS614に進む。
On the other hand, if it is determined in step S606 described above that there is no similar type travel route, the process proceeds to step S610. In step S610, the history
ステップS610において、類似距離走行ルートがあると判定した場合には、ステップS611に進み、ステップS611では、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している送信元走行履歴情報を参照して、類似距離走行ルートの単位距離当たりの消費電力(以下、類似距離電力消費率とも呼ぶ)を算出する。
If it is determined in step S610 that there is a similar distance travel route, the process proceeds to step S611. In step S611, the history
続いてステップS612に進み、履歴統計処理部27は、上述したステップS611で算出した類似距離電力消費率と計画ルートの全長とを乗算する。そして、履歴統計処理部27は、乗算結果を補正用消費電力とする。
In step S612, the history
続いてステップS613に進み、履歴統計処理部27は、上述したステップS612で算出した補正用消費電力に基づいて、上述したステップS407またはS408で算出した消費電力を補正する。消費電力の補正方法は、上述したステップS605と同様の方法とする。続いて、履歴統計処理部27は、補正した消費電力を補正後消費電力とし、消費電力補正処理を終了する。これにより、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している送信元走行履歴情報のうちに、類似距離走行ルートがある場合には、類似距離電力消費率で消費電力を補正し、補正後の消費電力を送信元端末装置2に送信(提供)する。
In step S613, the history
一方、上述したステップS610において、類似距離走行ルートがないと判定した場合には、ステップS614に進み、ステップS614では、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している送信元走行履歴情報(走行ルート)のうちに、類似平均速度走行ルートがあるか否かを判定する。類似平均速度走行ルートとしては、たとえば、上述したステップS403またはS404で決定した提示ルート(類似ルート、類似合成ルート)と平均速度が同一または類似の走行ルートがある。
On the other hand, if it is determined in step S610 described above that there is no similar distance travel route, the process proceeds to step S614. In step S614, the history
なお、上述したステップS403、404で提示ルート(類似ルート、類似合成ルート)を決定できなかった場合には、上述したステップS401で検索した計画ルートを類似平均速度走行ルートとする。たとえば、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している送信元走行履歴情報(走行ルート)のうちに、提示ルートの平均速度との差が設定値(たとえば、±5km/h)未満の走行ルートがあるか否かを判定する。そして、履歴統計処理部27は、類似平均速度走行ルートがあると判定した場合には(ステップS614=Yes)、ステップS615に進む。一方、履歴統計処理部27は、類似平均速度走行ルートがないと判定した場合には(ステップS614=No)、ステップS618に進む。
If the presented route (similar route, similar combined route) cannot be determined in steps S403 and 404 described above, the planned route searched in step S401 described above is set as the similar average speed travel route. For example, the history
ステップS614において、類似平均速度走行ルートがあると判定した場合には、ステップS615に進み、ステップS615では、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している送信元走行履歴情報を参照して、類似平均速度走行ルートの単位距離当たりの消費電力(以下、類似平均速度電力消費率とも呼ぶ)を算出する。
If it is determined in step S614 that there is a similar average speed travel route, the process proceeds to step S615. In step S615, the history
続いてステップS616に進み、履歴統計処理部27は、上述したステップS615で算出した類似平均速度電力消費率と計画ルートの全長とを乗算する。そして、履歴統計処理部27は、乗算結果を補正用消費電力とする。
Subsequently, the process proceeds to step S616, where the history
続いてステップS617に進み、履歴統計処理部27は、上述したステップS616で算出した補正用消費電力に基づいて、上述したステップS407またはS408で算出した消費電力を補正する。消費電力の補正方法は、上述したステップS605と同様の方法とすることができる。続いて、履歴統計処理部27は、補正した消費電力を補正後消費電力とし、消費電力補正処理を終了する。これにより、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している送信元走行履歴情報のうちに、類似平均速度走行ルートがある場合には、類似平均車速電力消費率で消費電力を補正し、補正後の消費電力を送信元端末装置2に送信(提供)する。
In step S617, the history
一方、上述したステップS614において、類似平均速度走行ルートがないと判定した場合には、ステップS618に進み、ステップS618では、履歴統計処理部27は、走行履歴蓄積部26が蓄積している送信元走行履歴情報を参照して、すべての送信元走行履歴情報の走行ルートの単位距離当たりの消費電力の平均値(以下、平均電力消費率とも呼ぶ)を算出する。
On the other hand, if it is determined in step S614 described above that there is no similar average speed travel route, the process proceeds to step S618. In step S618, the history
続いてステップS619に進み、履歴統計処理部27は、上述したステップS618で算出した平均電力消費率と計画ルートの全長とを乗算する。そして、履歴統計処理部27は、乗算結果を補正用消費電力とする。
Subsequently, the process proceeds to step S619, and the history
続いてステップS620に進み、履歴統計処理部27は、上述したステップS619で算出した補正用消費電力に基づいて、上述したステップS407またはS408で算出した消費電力を補正する。消費電力の補正方法は、上述したステップS605と同様の方法とすることができる。続いて、履歴統計処理部27は、補正した消費電力を補正後消費電力とし、消費電力補正処理を終了する。これにより、履歴統計処理部27は、上述したステップS603、S606、S610およびS614の判定がいずれも「No」となった場合には、平均電力消費率で消費電力を補正し、補正後の消費電力を送信元端末装置2に送信(提供)する。
In step S620, the history
図6Aに戻り、消費電力補正処理が終わるとステップS412に進み、履歴統計処理部27は、上述したステップS403またはS404で決定した提示ルート(類似ルート、類似合成ルート)、上述したステップS410で抽出した充電経由地点および上述したステップS411で補正した消費電力の情報を送信元端末装置2に送信(提供)した後、走行履歴統計処理を終了する。なお、履歴統計処理部27は、上述したステップS403、404で提示ルートを決定できなかった場合には、上述したステップS401で検索した計画ルート、上述したステップS410で抽出した充電経由地点および上述したステップS408で算出した消費電力(理論消費電力)の情報を送信する。また、履歴統計処理部27は、上述したステップS410で到達不能警告を行うことを決定した場合には到達不能警告を表示させる制御指令も送信元端末装置2に送信(提供)する。
Returning to FIG. 6A, when the power consumption correction process is completed, the process proceeds to step S412. The history
なお、本実施形態では、上述したステップS410で抽出した充電経由地点、および上述したステップS411で補正した消費電力の情報を送信元端末装置2に送信(提供)する例を示したが、他の構成を採用することもできる。たとえば、上述したステップS406またはS409で取得した充電経由地点、および上述したステップS411で補正する前の消費電力の情報を送信元端末装置2に送信(提供)する構成としてもよい。
In the present embodiment, an example of transmitting (providing) the information about the charging via point extracted in step S410 described above and the power consumption corrected in step S411 described above to the transmission source
このように、本実施形態では、履歴統計処理部27が、走行履歴蓄積部26が蓄積している第1走行履歴情報のうち、指定した運転者の第1走行履歴情報基づき、検索した計画ルートを走行した際に消費する消費電力を算出する。続いて、履歴統計処理部27が、算出した消費電力に基づいて、抽出した消費電力を補正する。続いて、履歴統計処理部27が、補正した消費電力の情報を提供する。そのため、運転者の運転特性を考慮した消費電力を取得できる。そのため、より適切な消費電力の情報を提供できる。
As described above, in the present embodiment, the history
以上のように、本実施形態では、車両用情報提供装置3が、電動機13を駆動源とする車両Aの車載装置1から走行位置情報、消費電力情報および充電位置情報の少なくとも1つを順次取得して走行履歴情報(第1走行履歴情報、第2走行履歴情報)として蓄積する。そして、車両用情報提供装置3が、蓄積した第1走行履歴情報を参照して、計画ルートと同一または類似の類似ルートおよび類似合成ルートを検索し、検出した類似ルートおよび類似合成ルートを提示ルートとして決定する。続いて、車両用情報提供装置3が、蓄積した第1走行履歴情報および第2走行履歴情報を参照して、決定した提示ルート(類似ルート、類似合成ルート)を走行する際に消費する消費電力および提示ルート(類似ルート、類似合成ルート)を走行する際に経由する充電経由地点を検出する。続いて、車両用情報提供装置3が、決定した提示ルート(類似ルート、類似合成ルート)の情報、並びに決定した消費電力および充電経由地点の情報を提供する。そのため、実際の環境に則した消費電力の情報、充電経由地点の情報を提供できる。
As described above, in the present embodiment, the vehicle information providing device 3 sequentially acquires at least one of travel position information, power consumption information, and charge position information from the in-
なお、本実施形態では、車両用情報提供装置3が、提示ルート(類似ルート、類似合成ルート)を実際に車両Aが走行した際に消費した消費電力および充電経由地点の両方を決定(抽出)する例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、車両用情報提供装置3が、消費電力および充電経由地点の少なくとも1つを決定する構成としてもよい。この場合、車両用情報提供装置3は、提示ルート(類似ルート、類似合成ルート)とともに、決定した消費電力または充電経由地点のみを提供(送信)する。 In the present embodiment, the vehicle information providing apparatus 3 determines (extracts) both the power consumption and the charging via point consumed when the vehicle A actually travels the presented route (similar route, similar combined route). Although an example is shown, other configurations may be employed. For example, the vehicle information providing apparatus 3 may be configured to determine at least one of power consumption and a charging via point. In this case, the vehicle information providing device 3 provides (transmits) only the determined power consumption or the charging via point together with the presentation route (similar route, similar combined route).
また本実施形態によれば、車両用情報提供装置3が、電動機13を駆動源とする車両Aの車載装置1から走行位置情報、消費電力情報および充電位置情報の少なくとも1つを順次取得して走行履歴情報(第1走行履歴情報、第2走行履歴情報)として蓄積する。そして、車両用情報提供装置3が、蓄積した第1走行履歴情報を参照して、第1走行履歴情報に含まれる各走行ルートの開始点および終了点の情報を参照し、終了点と開始点とが所定の合成地点範囲RS内にあるルート同士を合成し、合成ルートを生成する。また、車両用情報提供装置3が、出発地点POから目標地点PDまでの計画ルートと同一または類似の類似ルート、および出発地点POから目標地点PDまでの計画ルートと同一または類似の合成ルートを検索し、これを提示ルートとして決定する。続いて、車両用情報提供装置3が、蓄積した第1走行履歴情報および第2走行履歴情報を参照して、決定した提示ルートを走行する際に消費する消費電力および提示ルートを走行する際に経由する充電経由地点を検出する。続いて、車両用情報提供装置3が、決定した提示ルートの情報、ならびに、決定した消費電力および充電経由地点の少なくとも1つの情報を提供する。
Further, according to the present embodiment, the vehicle information providing device 3 sequentially acquires at least one of travel position information, power consumption information, and charge position information from the in-
そのため、本実施形態によれば、走行履歴情報、つまり、実際に車両Aが走行して得た情報を参照して、車両Aが走行する際に消費した消費電力や充電経由地点を決定することができ、これにより、実際の環境に則した消費電力の情報、充電経由地点の情報を提供できる。特に、本実施形態によれば、提示ルートを決定する際に、一つの車両が一度に走行した走行ルート(単一走行ルート)に加えて、終了点と開始点とが所定の合成地点範囲RS内にある走行ルート同士を合成することにより生成された合成ルートをも検索の対象とするため、より適切な提示ルートを決定することができる。そして、これにより、より実際の環境に則した消費電力の情報、充電経由地点の情報を提供できる。 Therefore, according to the present embodiment, referring to the travel history information, that is, the information obtained by actually traveling the vehicle A, the power consumption and the charging via point consumed when the vehicle A travels are determined. As a result, it is possible to provide power consumption information according to the actual environment and information on the charging via point. In particular, according to the present embodiment, when determining the presented route, in addition to the travel route (single travel route) on which one vehicle traveled at a time, the end point and the start point have a predetermined composite point range R. Since the combined route generated by combining the traveling routes in S is also a search target, a more appropriate presented route can be determined. As a result, it is possible to provide information on the power consumption and the information on the charging via point that more closely match the actual environment.
特に本実施形態によれば、類似ルート検索処理において、走行履歴蓄積部26に蓄積された走行データの端点のデータ数を判定し、最初にデータ数の少ない端点について該当する走行データを抽出し、当該抽出された走行データのうち他方の端点が該当するか否かを判定するようにしているので、最小の検索負荷で類似ルートを抽出することができる。
In particular, according to the present embodiment, in the similar route search process, the number of end points of the travel data stored in the travel
またこれに加えて、特定の経由地域を通過する走行ルートを抽出する場合は、緯度経度数列や道路リンク列といった膨大な容量の情報を含む走行ルートに対して検索を実行する必要があるため検索負荷が大きくなり検索時間が長時間に及ぶことになるが、本例ではこうした走行ルートに対する検索を、開始点と終了点が絞り込まれた限定的な走行ルートに対して行うので、最小の検索負荷で経由地点を含む計画ルートに類似する走行ルートを抽出することができる。 In addition to this, when extracting a travel route that passes through a specific transit area, it is necessary to perform a search for a travel route that includes a large amount of information such as a latitude / longitude sequence or a road link sequence. Although the load increases and the search time takes a long time, in this example, the search for such a travel route is performed for a limited travel route with a narrowed start point and end point, so the minimum search load It is possible to extract a travel route similar to the planned route including the waypoint.
また特定の経由地域を通過する走行ルートを抽出する場合は、緯度経度数列や道路リンク列といった膨大な容量の情報を含む走行ルートに対して検索を実行する必要があるため検索負荷が大きくなり検索時間が長時間に及ぶことになるが、本実施形態ではこうした走行ルートに対する検索を、開始点と終了点が絞り込まれた限定的な走行ルートに対して行うことに加えて、複数の経由地点が設定されている場合には通過データ数が少ない経由地点から絞り込みを開始するので、最小の検索負荷で複数の経由地点を含む計画ルートに類似する走行ルートを抽出することができる。 In addition, when extracting a travel route that passes through a specific transit area, it is necessary to perform a search for a travel route that includes a large amount of information such as a latitude / longitude sequence or a road link sequence, which increases the search load. In this embodiment, in addition to performing a search for such a travel route for a limited travel route with a narrowed start point and end point, there are a plurality of waypoints. If it is set, narrowing down is started from the waypoints where the number of passing data is small, so it is possible to extract a travel route similar to a planned route including a plurality of waypoints with a minimum search load.
また本実施形態によれば、類似合成ルート検索処理において、単一の走行ルートがヒットしない場合であっても、複数の走行ルートを検索負荷が小さくなるように帰納的に絞り込むので、計画ルートと同一又は類似する走行ルートを合成ルートとして提示することができる。 Further, according to the present embodiment, in the similar synthetic route search process, even if a single travel route does not hit, a plurality of travel routes are narrowed inductively so as to reduce the search load. The same or similar traveling route can be presented as a combined route.
《第2実施形態》
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態においては、図1に示す車両用情報提供システムSにおいて、以下に説明するように、同一車両が走行した複数の走行ルートを合成し、合成ルートを生成する際に、終了点から半径rSを有する円形状の範囲を合成地点範囲RS内に開始点を有することに加えて、合成する走行ルート同士の走行条件が所定の範囲内にあることを要件とする点において、第1実施形態と異なる以外は、上述の第1実施形態と同様の構成を有し、同様の作用を奏するものである。
<< Second Embodiment >>
Next, a second embodiment of the present invention will be described.
In the second embodiment, in the vehicle information providing system S shown in FIG. 1, as described below, when a plurality of travel routes traveled by the same vehicle are combined and a combined route is generated, the end point is determined. In addition to having a circular range having a radius r S having a starting point in the synthesis point range R S , the requirement is that the running conditions of the running routes to be synthesized are within a predetermined range. Except for the difference from the first embodiment, the second embodiment has the same configuration as that of the first embodiment described above and exhibits the same function.
すなわち、たとえば、図10(A)に示す場面を例示すると、この場面例においては、「車両A1の走行ルート1」の終了点から半径rSを有する円形状の範囲を合成地点範囲RS内に開始点を有する走行ルートが、「車両A1の走行ルート2」と「車両A1の走行ルート4」のように2つ存在している。そして、この場面例において、たとえば、「車両A1の走行ルート2」の走行条件が、「車両A1の走行ルート1」の走行条件に対して、所定の範囲内にある場合には、走行履歴蓄積部26は、これらを合成して、「車両A1の走行ルート1」と「車両A1の走行ルート4」とからなる合成ルートを生成する。しかしその一方で、「車両A1の走行ルート4」の走行条件が、「車両A1の走行ルート1」の走行条件に対して、所定の範囲内に無い場合には、走行履歴蓄積部26は、これらを合成しないこととする。
That is, for example, when the scene shown in FIG. 10A is illustrated, in this scene example, a circular range having a radius r S from the end point of “
なお、本実施形態において、このような走行条件としては、走行時間帯、走行速度、走行高度、曜日、季節、気温、天気、およびエアコンの消費電力の少なくとも1つの条件が挙げられる。たとえば、これらのうち「走行時間帯」の条件を例示して説明すると、たとえば、「車両A1の走行ルート1」の「走行時間帯」が、AM7時〜AM8時であり、同様に、「車両A1の走行ルート2」の「走行時間帯」が、AM8時〜AM9時である場合には、これらの道路の混雑状況は同等程度と考えられ、走行条件が比較的近いと判断でき、そのため、たとえば、このような場合には、合成ルートを生成する。その一方で、たとえば、「車両A1の走行ルート4」の「走行時間帯」が、PM10時〜PM11時である場合には、「車両A1の走行ルート1」に対して、道路の混雑状況は異なる可能性が高いため、走行条件が比較的異なると判断でき、そのため、たとえば、このような場合には、合成ルートを生成しないものとする。特に、このように走行条件が比較的異なる走行ルート間では、消費電力が異なるものとなる可能性が高いため、実際の環境に則した消費電力の情報が得難い場合がある。そのため、本実施形態においては、このような場合には、合成ルートを生成しないものとする。
In the present embodiment, the traveling condition includes at least one condition of traveling time zone, traveling speed, traveling altitude, day of the week, season, temperature, weather, and power consumption of the air conditioner. For example, the conditions of “traveling time zone” will be described as an example. For example, the “traveling time zone” of “traveling
なお、「走行時間帯」以外の走行条件については、たとえば、「曜日」の条件については、走行時間帯が同じでも、月曜日〜金曜日と、土曜日および日曜日とは、互いに道路の混雑状況は異なると考えられる。さらに、「季節」の条件や、「気温」の条件、「天気」の条件については、これらの条件が異なると、エアコンの消費電力が異なり、そのため、消費電力が異なるものとなる可能性が高い。よって、本実施形態においては、走行履歴蓄積部26は、このような走行条件を考慮し、走行条件が所定の範囲に無い場合には、合成ルートを生成しないものとする。
As for the driving conditions other than the “traveling time zone”, for example, regarding the condition of “day of the week”, even if the driving time zone is the same, Monday to Friday and Saturday and Sunday have different road congestion conditions. Conceivable. Furthermore, regarding “seasonal” conditions, “temperature” conditions, and “weather” conditions, if these conditions are different, the power consumption of the air conditioner will be different, so the power consumption is likely to be different. . Therefore, in the present embodiment, the travel
加えて、本実施形態においては、走行履歴蓄積部26は、合成ルートを生成する場合においても、各合成ルートについて、合成に用いた走行ルート同士の走行条件を比較し、走行条件の近似度合いに応じて、優先度Pを設定する。すなわち、たとえば、合成に用いた走行ルート同士の走行条件が所定の範囲にある場合でも、合成に用いた走行ルート同士の走行条件の差が比較的大きい場合には、得られた合成ルートを走行した際の消費電力の情報の精度が比較的低いものと判断し、優先度Pを低く設定する。一方で、合成に用いた走行ルート同士の走行条件の差が比較的小さい場合には、得られた合成ルートを走行した際の消費電力の情報の精度が比較的高いものと判断し、優先度Pを高く設定する。
In addition, in the present embodiment, the travel
そして、履歴統計処理部27は、上述したステップS404において、計画ルートと同一または類似する類似合成ルートを検索した結果、複数の類似合成ルート(出発地域RO内に、開始点があり、かつ、目的地域RD内に、終了点がある合成ルート)が検出された場合には、検出された複数の類似合成ルートのうち、優先度Pの高いものから優先して提示ルートとして決定する。すなわち、本実施形態では、優先度Pの高いものから所定数の類似合成ルートを提示ルートとして決定する。あるいは、提示ルートを決定する際には、優先度Pに加えて、現在の条件に近いか否かを考慮するような構成としてもよい。
Then, as a result of searching for a similar synthetic route that is the same as or similar to the planned route in step S404 described above, the history
また、本実施形態において、たとえば、合成ルートを構成する各走行ルートの走行条件が、同一日時であり、かつ、時間帯も比較的近似する場合には、このような走行ルートに対応する走行履歴は、休憩あるいは充電を挟んでいるものの、一度の旅程を構成するものであると判断できるため、このような合成ルートについては、優先度Pを最も高く設定することができる。なお、このような場合としては、たとえば、合成した各走行ルートの時間差(走行終了時の時間と、これに続く走行開始時の時間との差)が、所定時間内(たとえば、1時間以内)であるか否かを判断する方法や、第2走行履歴情報に含まれる充電時間の情報を参照する方法などが挙げられる。 In the present embodiment, for example, when the travel conditions of the travel routes constituting the composite route are the same date and time and the time zone is relatively similar, the travel history corresponding to such travel route Can be determined as constituting a single itinerary, while taking a break or charging, the priority P can be set highest for such a combined route. In this case, for example, the time difference between the combined travel routes (the difference between the time at the end of the travel and the time at the start of the subsequent travel) is within a predetermined time (for example, within one hour). And a method for referring to the charging time information included in the second travel history information.
以上の第2実施形態によれば、上述した第1実施形態の効果に加えて、次のような効果を奏する。すなわち、第2実施形態によれば、同一車両が走行した複数の走行ルートを合成し、合成ルートを生成する際に、終了点から半径rSを有する円形状の範囲を合成地点範囲RS内に開始点を有することに加えて、合成する走行ルート同士の走行条件が所定の範囲内にあることを要件とするため、計画ルートと同一または類似する類似合成ルートとして、より精度の高い情報を含むもの(より精度の高い消費電力の情報を含むもの)を適切に得ることができる。そして、これにより、より実際の環境に則した消費電力の情報、充電経由地点の情報を提供できる。 According to the second embodiment described above, the following effects are obtained in addition to the effects of the first embodiment described above. That is, according to the second embodiment, when a plurality of travel routes traveled by the same vehicle are combined and a composite route is generated, a circular range having a radius r S from the end point is included in the composite point range R S. In addition to having a starting point at the same time, since it is a requirement that the traveling conditions of the traveling routes to be combined are within a predetermined range, more accurate information can be obtained as a similar synthetic route that is the same as or similar to the planned route. It is possible to appropriately obtain what includes (including information on power consumption with higher accuracy). As a result, it is possible to provide information on the power consumption and the information on the charging via point that more closely match the actual environment.
これに加えて、第2実施形態によれば、出発地域RO内に、開始点があり、かつ、目的地域RD内に、終了点がある類似合成ルートが複数検出された場合に、ユーザに実際に提示する提示ルートを、走行条件の近似度を表す優先度Pに基づいて、決定するため、これにより、より精度の高い消費電力の情報、充電経由地点の情報を提供できる。 In addition to this, according to the second embodiment, when a plurality of similar composite routes having a start point in the departure area R O and having an end point in the destination area R D are detected, Since the presentation route that is actually presented is determined based on the priority P that represents the approximation of the driving condition, more accurate power consumption information and charging via point information can be provided.
《第3実施形態》
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
第3実施形態においては、図1に示す車両用情報提供システムSにおいて、以下に説明するように、合成ルートを生成する際に、同一車両が走行した複数の走行ルートに加えて、異なる複数の車両が走行した複数の走行ルートを合成の対象とする点において、第1実施形態と異なる以外は、上述の第1実施形態と同様の構成を有し、同様の作用を奏するものである。
<< Third Embodiment >>
Next, a third embodiment of the present invention will be described.
In the third embodiment, in the vehicle information providing system S shown in FIG. 1, as described below, when generating a combined route, in addition to a plurality of travel routes traveled by the same vehicle, a plurality of different routes It has the same configuration as the first embodiment described above except that it differs from the first embodiment in that a plurality of travel routes on which the vehicle has traveled are combined.
すなわち、本実施形態においては、図14(A)に示すように、合成ルートを生成する際には、「車両A1の走行ルート1」の終了点から半径rSを有する円形状の範囲を合成地点範囲RS内に、他の車両A2の走行ルートである「車両A2の走行ルート6」の開始点がある場合には、走行履歴蓄積部26は、これらを合成し、「車両A1の走行ルート1」と「車両A2の走行ルート6」との合成ルートを生成する。
That is, in this embodiment, as shown in FIG. 14 (A), when generating the synthetic route, a circular range with a with a radius r S from the end point of the "traveling
また、この場合においても、図14(B)に示すように、走行履歴蓄積部26が、さらに別の車両A3の走行ルートである「車両A3の走行ルート7」を合成して、3つの車両A1、A2、A3の走行ルートを合成してなる合成ルートを生成するような態様とすることもできる。
Also in this case, as shown in FIG. 14B, the travel
さらに、本実施形態においても、合成ルートを生成する際には、上述した第2実施形態と同様に、終了点から半径rSを有する円形状の範囲を合成地点範囲RS内に開始点を有することに加えて、合成する走行ルート同士の走行条件が所定の範囲内にあることを要件とすることが望ましい。特に、異なる複数の車両が走行した複数の走行ルートを合成の対象とする場合には、合成可能な走行ルートの数が比較的多くなる一方で、走行条件の相違が大きくなる可能性も高くなる傾向にある。そのため、本実施形態では、このような点を考慮し、合成ルートを生成する際には、合成する走行ルート同士の走行条件が所定の範囲内にあることを要件とすることが望ましい。そして、これにより、走行条件の相違が大きくなるような合成ルートが生成されなくなり、得られる合成ルートの精度を担保することができる。 Furthermore, also in the present embodiment, when generating a synthesis route, as in the second embodiment described above, a circular range having a radius r S from the end point is set within the synthesis point range R S. In addition to having it, it is desirable to make it a requirement that the traveling conditions of the traveling routes to be combined are within a predetermined range. In particular, when a plurality of travel routes traveled by a plurality of different vehicles are to be combined, the number of travel routes that can be combined is relatively large, and there is a high possibility that the difference in travel conditions becomes large. There is a tendency. For this reason, in the present embodiment, it is desirable to consider that such a point is taken into consideration when generating a combined route that the traveling conditions of the combined traveling routes are within a predetermined range. As a result, a combined route that increases the difference in traveling conditions is not generated, and the accuracy of the obtained combined route can be ensured.
加えて、本実施形態においては、上述した第2実施形態と同様に、各合成ルートについて、合成に用いた走行ルート同士の走行条件を比較し、走行条件の近似度合いに応じて、優先度Pを設定する。さらに、これに加えて、上述した第2実施形態と同様に、上述したステップS404において、計画ルートと同一または類似する類似合成ルートを検索した結果、複数の類似合成ルート(出発地域RO内に、開始点があり、かつ、目的地域RD内に、終了点がある合成ルート)が検出された場合には、検出された複数の類似合成ルートのうち、優先度Pの高いものから優先して提示ルートとして決定する。 In addition, in the present embodiment, as in the second embodiment described above, for each combined route, the traveling conditions of the traveling routes used for the composition are compared, and the priority P is set according to the approximate degree of the traveling conditions. Set. In addition to this, as in the second embodiment described above, as a result of searching for a similar synthetic route that is the same as or similar to the planned route in step S404, a plurality of similar synthetic routes (within the departure area R O ) are searched. If a composite route having a start point and having an end point in the destination area RD is detected, priority is given to the one having a higher priority P among a plurality of detected similar composite routes. To determine the presentation route.
なお、本実施形態においては、合成ルートの優先度Pを設定する際には、合成に用いた走行ルートが同一の車両の走行ルートである場合には、異なる複数の車両の走行ルートである場合に比較して、優先度Pを高く設定する。特に、合成ルートが、同一の車両の走行ルートを合成したものである場合には、運転傾向がほぼ同一となるため、そのため、異なる複数の車両の走行ルートを合成したものと比較して、より精度の高い情報を含むもの(より精度の高い消費電力の情報を含むもの)と判断することができる。そのため、本実施形態では、このような場合には、優先度Pを高く設定する。 In the present embodiment, when setting the priority P of the composite route, when the travel route used for composition is a travel route of the same vehicle, it is a travel route of a plurality of different vehicles. The priority P is set higher than In particular, when the combined route is a combination of the traveling routes of the same vehicle, the driving tendency is almost the same, so compared with the combined route of the plurality of different vehicles, It can be determined that the information includes highly accurate information (including more accurate power consumption information). Therefore, in this embodiment, the priority P is set high in such a case.
以上の第3実施形態によれば、上述した第1実施形態および第2実施形態の効果に加えて、次のような効果を奏する。すなわち、第3実施形態によれば、合成ルートを生成する際に、同一車両が走行した複数の走行ルートに加えて、異なる複数の車両が走行した複数の走行ルートを合成の対象とするため、合成ルートのデータを比較的多く生成することができる。そして、このような比較的多く生成された合成ルートを検索の対象とするため、より適切な提示ルートを決定することができる。そして、これにより、より実際の環境に則した消費電力の情報、充電経由地点の情報を提供できる。 According to the third embodiment described above, in addition to the effects of the first embodiment and the second embodiment described above, the following effects are provided. That is, according to the third embodiment, when generating a combined route, in addition to a plurality of traveling routes traveled by the same vehicle, a plurality of traveling routes traveled by a plurality of different vehicles are targeted for synthesis. It is possible to generate a relatively large amount of synthesis route data. Since such a relatively large number of generated synthetic routes are to be searched, a more appropriate presentation route can be determined. As a result, it is possible to provide information on the power consumption and the information on the charging via point that more closely match the actual environment.
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらの実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。 As mentioned above, although embodiment of this invention was described, these embodiment was described in order to make an understanding of this invention easy, and was not described in order to limit this invention. Therefore, each element disclosed in the above embodiment is intended to include all design changes and equivalents belonging to the technical scope of the present invention.
たとえば、上述した実施形態において、出発地点POと目的地点PDとの距離に応じて、出発地域ROおよび目的地域RDの大きさを変更する(距離が遠いほど、大きくする)態様としたり、あるいは、出発地点POから目的地点PDまで到達するための所要時間(走行時間)に応じて、出発地域ROおよび目的地域RDの大きさを変更する(所要時間が長いほど、大きくする)態様としたりしてもよい。 For example, in the embodiment described above, in accordance with the distance between the starting point P O and destination point P D, changes the size of the starting region R O and the destination area R D (as the distance is long, increase) the manner or, alternatively, depending on the required time (travel time) to reach from the departure point P O to the destination P D, the longer the departing area R O and purpose to change the size of the region R D (time required, (Enlarge).
また、上述した実施形態において、履歴統計処理部27が、走行履歴蓄積部26が蓄積している第1走行履歴情報を参照して、提示ルート(類似ルート、類似合成ルート)を走行する際における、消費電力を運転者毎に決定する構成としてもよい。この場合、履歴統計処理部27が、提示ルートおよび充電経由地点の情報とともに、決定した運転者毎の消費電力のうちの、最大の消費電力、最小の消費電力および平均の消費電力の情報を送信元端末装置2に送信(提供)する。これにより、送信元端末装置2は、図15に示すように、受信した情報に基づき、提示ルートおよび充電経由地点に加え、最大の消費電力(消費電力MAX)、最小の消費電力(消費電力MIN)および平均の消費電力(平均消費電力)を表示画面に表示する。特に、このような構成によれば、提示ルートを走行する際の消費電力を運転者毎に算出し、算出した消費電力のうちの、最大の消費電力、最小の消費電力および平均の消費電力を提供する。そのため、利用者が、運転者毎の消費電力のばらつき度合いを把握することが可能となる。
In the above-described embodiment, the history
また、上述した実施形態では、表示部24が、提示ルート(類似ルート、類似合成ルート)とともに、消費電力および充電経由地点を表示する例を示したが、他の構成を採用することもできる。たとえば、表示部24が、消費電力や充電経由地点の抽出に用いた第1走行履歴情報および第2走行履歴情報が含む渋滞有無、走行速度、走行高度、季節、気温、天気、走行時間帯、走行消費電力およびエアコンの消費電力の情報も併せて表示する構成としてもよい。具体的には、端末装置2が、渋滞有無、走行速度、走行高度、季節、気温、天気、走行時間帯、走行消費電力およびエアコンの消費電力の少なくとも1つ(以下、検索用状態量とも呼ぶ)の入力を受け付ける。続いて、端末装置2が、受け付けた検索用状態量の情報を車両用情報提供装置3に送信する。続いて、車両用情報提供装置3(履歴統計処理部27)が、端末装置2が送信した情報を受信すると、受信した情報から検索条件状態量を検索条件として取得する。続いて、履歴統計処理部27が、走行履歴蓄積部26が蓄積している走行履歴情報のうち、取得した検索条件に適合する走行履歴情報を参照して、決定した提示ルートを走行する際に消費する消費電力および提示ルートを走行する際に経由する充電経由地点を決定する。続いて、履歴統計処理部27が、提示ルート(類似ルート、類似合成ルート)、消費電力および充電経由地点の情報とともに、取得した検索条件の情報を送信元端末装置2に送信(提供)する。これにより、送信元端末装置2は、図16に示すように、受信した情報に基づき、提示ルート、消費電力および充電経由地点に加え、消費電力および充電経由地点の決定に用いた検索条件を表示画面に表示する。
このような構成によれば、提示ルート、消費電力および充電経由地点とともに、消費電力や充電経由地点の決定に用いた検索条件を提供する。そのため、利用者が、消費電力や充電経由地点の決定に用いた検索条件を把握できる。
In the above-described embodiment, an example in which the
According to such a configuration, the search conditions used for determining the power consumption and the charging via point are provided together with the presentation route, the power consumption and the charging via point. Therefore, the user can grasp the search conditions used for determining the power consumption and the charging via point.
なお、上述した実施形態では、類似ルートが検出されたか否かに拘わらず、合成ルートのうちから、類似合成ルートの検索を行うような態様を例示したが、類似ルートが検出されない場合のみ、類似合成ルートの検索を行い、検索の結果、出発地域RO内に、開始点があり、かつ、目的地域RD内に、終了点がある類似合成ルートが検出された場合に、これを提示ルートとして決定するような構成としてもよい。特に、この場合においては、類似合成ルートの検索が必要である場合にのみ、類似合成ルートの検索を行うため、演算負荷を低減することができる。 In the above-described embodiment, an example in which a similar synthetic route is searched from the synthetic routes regardless of whether or not a similar route is detected is illustrated. However, only when a similar route is not detected, the similar route is searched. A synthetic route is searched, and when a similar synthetic route having a start point in the departure area R O and an end point in the destination area R D is detected as a result of the search, this route is presented. It is good also as a structure determined as. In particular, in this case, since the similar synthetic route is searched only when the similar synthetic route needs to be searched, the calculation load can be reduced.
また、合成ルートを生成する際において、任意の走行ルートの終了点が、所定の規模以上の大規模施設(たとえば、大型店舗や、アミューズメントスポット等)に対応する領域内に位置する場合や、公共充電施設を備える充電可能施設の領域内に位置する場合には、これらの領域、すなわち、大規模施設の領域、充電可能施設の領域を合成地点範囲RSとして、設定してもよい。特に、このような大規模施設および充電可能施設は、利用する車両数も多いため、このような施設の範囲を合成地点範囲RSとして設定することで、比較的走行条件の近い合成ルートを比較的多く生成することが可能となる。なお、大規模施設の領域および充電可能施設の領域の情報は、たとえば、地図情報記憶部25に予め記憶させておくことにより、用いることができる。
In addition, when generating a composite route, the end point of any travel route is located in an area corresponding to a large-scale facility (for example, a large store or an amusement spot) of a predetermined size or larger, or a public route When located within the area of the chargeable facility including the charging facility, these areas, that is, the area of the large-scale facility and the area of the chargeable facility may be set as the synthesis point range R S. In particular, such large-scale facilities and rechargeable facilities use a large number of vehicles. Therefore, by setting the range of such facilities as the combination point range R S , it is possible to compare combined routes that are relatively close to driving conditions. It is possible to generate as many as possible. In addition, the information of the area | region of a large-scale facility and the area | region of a chargeable facility can be used by memorize | storing beforehand in the map
さらに、上述した実施形態において、優先度Pを設定する際に、走行条件の近似度合いに加えて、あるいは、走行条件の近似度合いの代わりに、合成した走行ルートの合成点における、終了点と、開始点との距離に応じて、優先度Pを設定するような構成としてもよい。すなわち、合成した走行ルートの合成点における、終了点と、開始点との距離が比較的近い場合には、優先度Pを高く設定し、一方で、これらの距離が比較的遠い場合には、優先度Pを低く設定する。特に、合成した走行ルートの合成点における、終了点と、開始点との距離が比較的近い場合には、これらの距離ギャップに応じた消費電力の誤差が比較的小さくなるため、このような合成ルートの優先度Pを高める一方で、これらの距離が比較的遠い場合には、これらの距離ギャップに応じた消費電力の誤差が比較的大きくなるため、このような合成ルートの優先度Pを低くすることで、これにより、より精度の高い情報を含むもの(より精度の高い消費電力の情報を含むもの)を適切に提供することができ
る。
Furthermore, in the above-described embodiment, when setting the priority P, in addition to the approximate degree of the travel condition or instead of the approximate degree of the travel condition, the end point at the composite point of the combined travel route, The priority P may be set according to the distance from the start point. That is, when the distance between the end point and the start point at the combined point of the combined travel route is relatively close, the priority P is set high, while when these distances are relatively far, Set the priority P low. In particular, when the distance between the end point and the start point at the composite point of the combined travel route is relatively close, the error in power consumption corresponding to these distance gaps is relatively small. While increasing the priority P of the route, if these distances are relatively long, the power consumption error corresponding to these distance gaps becomes relatively large. Therefore, the priority P of such a combined route is decreased. Thus, it is possible to appropriately provide information including information with higher accuracy (including information on power consumption with higher accuracy).
また、本実施形態においては、優先度Pを設定する際に、走行条件の近似度合いに加えて、あるいは、走行条件の近似度合いの代わりに、合成した走行ルートの合成点における、終了点から開始点まで到達するための所要時間(走行時間)に応じて、優先度Pを設定する(所要時間が短いほど、優先度Pを高くする)構成としてもよい。 Further, in the present embodiment, when setting the priority P, in addition to the approximate degree of the travel condition or instead of the approximate degree of the travel condition, it starts from the end point at the composite point of the combined travel route. The priority P may be set according to the required time (traveling time) to reach the point (the shorter the required time, the higher the priority P).
さらに、上述した実施形態において、優先度Pを設定する際に、車両Aの運転者の自宅位置など特定地点を含む走行ルートの検出を行い、このような特定地点を含む走行ルートを用いて得られた合成ルートについては、優先度Pを比較的低く設定してもよい。特に、自宅位置ではアイドリングが行われたり、また、自宅位置に向かって走行する場合には電力の消費量が高くなったりする傾向があるため、走行ルートが、自宅位置を開始点または終了点として備える場合には、精度の低い情報を含むもの(精度の低い消費電力の情報を含むもの)が多くなる傾向にある。そのため、このような場合には、優先度Pを比較的低く設定することで、これにより、より精度の高い情報を含むもの(より精度の高い消費電力の情報を含むもの)を適切に提供することができる。なお、自宅位置など特定地点を含む走行ルートであるか否かを判定する方法としては、たとえば、第1走行履歴情報に含まれる、開始点の情報、終了点の情報、走行開始時の日時の情報、および走行終了時の日時の情報などを参照して、滞在頻度または滞在時間が所定の閾値以上である地点(滞在頻度が相対的に高い地点や、滞在時間が比較的長い地点(たとえば、滞在時間が12時間以上等))を検出することにより判定することができる。 Furthermore, in the above-described embodiment, when setting the priority P, the travel route including a specific point such as the home position of the driver of the vehicle A is detected, and the travel route including such a specific point is used. For the combined route, the priority P may be set relatively low. In particular, idling is performed at the home position, and power consumption tends to increase when traveling toward the home position, so the travel route has the home position as the starting point or end point. In the case of providing, there is a tendency to increase the number of information including information with low accuracy (including information about power consumption with low accuracy). Therefore, in such a case, the priority P is set to be relatively low, thereby appropriately providing information including information with higher accuracy (including information of power consumption with higher accuracy). be able to. In addition, as a method of determining whether or not the travel route includes a specific point such as a home position, for example, the start point information, the end point information, and the date and time at the start of the travel included in the first travel history information. Refer to the information and information on the date and time at the end of travel, etc., and the location where the stay frequency or stay time is equal to or greater than a predetermined threshold (a location where the stay frequency is relatively high or a location where the stay time is relatively long (for example, The stay time can be determined by detecting 12) or more)).
なお、上述した実施形態における車両用情報提供装置3の履歴統計処理部27が、本発明の計画ルート取得部、提示ルート決定部および提示情報提供部に相当する。
The history
A…車両
S…車両用情報提供システム
1…車載装置
4…アクセル開度検出部
5…位置検出部
6…スイッチ状態検出部
7…気温検出部
8…高度検出部
9…車速検出部
10…エアコン使用量検出部
11…電池残量検出部
12…運転者検出部
13…電動機
14…走行用バッテリ
15…車両制御部
16…充放電制御部
17…充放電回路部
18…ナビゲーション装置
19…走行履歴記録部
20…充電コネクタ
C…充電施設
21…充電装置
2…端末装置
22…目的地点等入力部
23…ルート演算部
24…表示部
B…データセンタ
3…車両用情報提供装置
25…地図情報記憶部
26…走行履歴蓄積部
27…履歴統計処理部
PO…出発地点
PD…目的地点
PC…充電経由地点
PW…経由地点
RO…出発地域
RD…目的地域
RW…経由地域
DESCRIPTION OF SYMBOLS A ... Vehicle S ... Information provision system for
Claims (6)
出発地点から目的地点までの計画ルートを取得する計画ルート取得部と、
前記走行履歴情報を参照して前記計画ルートと同一または類似の提示ルートを決定する提示ルート決定部と、
前記提示ルートに関する走行履歴情報を提供する提示情報提供部と、を備え、
前記提示ルート決定部は、
前記走行ルートの開始点のうち前記出発地点を含む出発地域内に存在する当該開始点のデータ数と、前記走行ルートの終了点のうち前記目的地点を含む目的地域内に存在する当該終了点のデータ数とを比較して、前記データ数が少ない方の地域を判定し、
前記データ数が少ない方の地域が出発地域である場合は、開始点が前記出発地域内に存在する走行ルートを第1走行ルートとして抽出したのち、当該抽出された第1走行ルートのうち終了点が前記目的地域内に存在する走行ルートを第2走行ルートとして抽出する第1処理を実行し、
前記データ数が少ない地域が目的地域である場合は、終了点が前記目的地域内に存在する走行ルートを第1走行ルートとして抽出したのち、当該抽出された第1走行ルートのうち開始点が前記出発地域内に存在する走行ルートを第2走行ルートとして抽出する第2処理を実行し、
前記データ数が等しい場合は、前記第1処理または前記第2処理の一方を実行し、
前記第2走行ルートを前記計画ルートと同一または類似の提示ルートとして決定する車両用情報提供装置。 The motor-vehicle device of a vehicle as a driving source, preparative travel position information including the information of the traveling route to the starting point and end point and end point Tokushi, a history information storage section for storing this as travel history information,
A planned route acquisition unit for acquiring a planned route from the departure point to the destination point;
A presentation route determination unit that determines a presentation route that is the same as or similar to the planned route with reference to the travel history information;
A presentation information providing unit that provides travel history information related to the presented route,
The presentation route determination unit
Of the start points of the travel route, the number of data of the start point existing in the departure area including the departure point, and the end point existing in the destination area including the destination point among the end points of the travel route. Compare the number of data, determine the area with the smaller number of data,
If the area with the smaller number of data is a departure area, a travel route whose start point exists in the departure area is extracted as a first travel route, and then the end point of the extracted first travel route Executes a first process of extracting a travel route existing in the destination area as a second travel route,
When an area with a small number of data is a destination area, after extracting a travel route having an end point in the destination area as a first travel route, the start point of the extracted first travel route is the Executing a second process of extracting a travel route existing in the departure area as a second travel route;
If the number of data is equal, execute one of the first process or the second process,
The vehicle information provision apparatus which determines the said 2nd driving | running route as the same or similar presentation route as the said plan route.
前記提示ルート決定部は、
前記第1処理または前記第2処理を実行した後に、
前記第2走行ルートのうち、前記経由地点を含む経由地域を通過する走行ルートを第3走行ルートとして抽出し、前記第2走行ルートに代えて又は前記第2走行ルートに加えて、前記第3走行ルートを前記計画ルートと同一または類似の提示ルートとして決定する請求項1に記載の車両用情報提供装置。 The planned route includes a waypoint,
The presentation route determination unit
After executing the first process or the second process,
Among the second travel routes, a travel route that passes through a transit area including the waypoint is extracted as a third travel route, and instead of the second travel route or in addition to the second travel route, the third travel route is extracted. The vehicle information providing apparatus according to claim 1, wherein a travel route is determined as a presentation route that is the same as or similar to the planned route.
前記提示ルート決定部は、
前記第1処理または前記第2処理を実行した後に、
前記第2走行ルートのうち、前記複数の経由地点のそれぞれを含む経由地域を通過する走行ルートの通過データ数を当該経由地域ごとに互いに比較し、前記通過データ数が小さい経由地域から順に当該経由地域を通過する走行ルートを絞り込み、最終的に絞り込まれた走行ルートを第3走行ルートとして抽出し、前記第2走行ルートに代えて又は前記第2走行ルートに加えて、前記第3走行ルートを前記計画ルートと同一または類似の提示ルートとして決定する請求項1に記載の車両用情報提供装置。 The planned route includes a plurality of waypoints,
The presentation route determination unit
After executing the first process or the second process,
Among the second travel routes, the number of passing data of travel routes that pass through the transit area including each of the plurality of transit points is compared with each other for each transit area. The travel route passing through the area is narrowed down, the finally narrowed travel route is extracted as the third travel route, and the third travel route is replaced with the second travel route or in addition to the second travel route. The vehicle information providing apparatus according to claim 1, wherein the information is determined as a presentation route that is the same as or similar to the planned route.
出発地点から目的地点までの計画ルートを取得する計画ルート取得部と、
前記走行履歴情報を参照して前記計画ルートと同一または類似の提示ルートを決定する提示ルート決定部と、
前記提示ルートに関する走行履歴情報を提供する提示情報提供部と、を備え、
前記提示ルート決定部は、
前記走行ルートの開始点のうち前記出発地点を含む出発地域内に存在する当該開始点のデータ数と、前記走行ルートの終了点のうち前記目的地点を含む目的地域内に存在する当該終了点のデータ数とを比較して、前記データ数が少ない方の地域を判定し、
前記データ数が少ない方の地域が出発地域である場合は、開始点が前記出発地域内に存在する走行ルートを第1走行ルートとして抽出したのち、当該抽出された第1走行ルートの終了点をそれぞれ含む終了点地域内に開始点が存在する走行ルートを第2走行ルートとして抽出し、順次これを繰り返して抽出された第N走行ルート(Nは1以上の整数)の終了点をそれぞれ含む終了点地域内に開始点が存在し且つ終了点が前記目的地域内に存在する走行ルートを第(N+1)走行ルートとして抽出する第1処理を実行し、
前記データ数が少ない方の地域が目的地域である場合は、終了点が前記目的地域内に存在する走行ルートを第1走行ルートとして抽出したのち、当該抽出された第1走行ルートの開始点をそれぞれ含む開始点地域内に終了点が存在する走行ルートを第2走行ルートとして抽出し、順次これを繰り返して抽出された第N走行ルートの開始点をそれぞれ含む開始点地域内に終了点が存在し且つ開始点が前記出発地域内に存在する走行ルートを第(N+1)走行ルートとして抽出する第2処理を実行し、
前記データ数が等しい場合は、前記第1処理または前記第2処理の一方を実行し、
前記第1処理または前記第2処理により抽出された第1走行ルートから第(N+1)走行ルートまでを合成した合成ルートを前記計画ルートと同一または類似の提示ルートとして決定する車両用情報提供装置。 The motor-vehicle device of a vehicle as a driving source, preparative travel position information including the information of the traveling route to the starting point and end point and end point Tokushi, a history information storage section for storing this as travel history information,
A planned route acquisition unit for acquiring a planned route from the departure point to the destination point;
A presentation route determination unit that determines a presentation route that is the same as or similar to the planned route with reference to the travel history information;
A presentation information providing unit that provides travel history information related to the presented route,
The presentation route determination unit
Of the start points of the travel route, the number of data of the start point existing in the departure area including the departure point, and the end point existing in the destination area including the destination point among the end points of the travel route. Compare the number of data, determine the area with the smaller number of data,
If the area with the smaller number of data is the departure area, a travel route having a start point in the departure area is extracted as the first travel route, and then the end point of the extracted first travel route is determined. A travel route having a start point in the end point area including each is extracted as a second travel route, and this is repeated in order, and each end includes the end points of the extracted Nth travel routes (N is an integer of 1 or more). Executing a first process of extracting a travel route having a start point in the point area and an end point in the destination area as the (N + 1) th travel route;
If the area with the smaller number of data is the destination area, the travel route having the end point in the destination area is extracted as the first travel route, and then the start point of the extracted first travel route is selected. A travel route having an end point in the start point region including each is extracted as a second travel route, and this is repeated in order, and an end point exists in the start point region including each start point of the extracted Nth travel route. And a second process of extracting a travel route having a start point within the departure area as the (N + 1) th travel route,
If the number of data is equal, execute one of the first process or the second process,
A vehicle information providing apparatus that determines a combined route obtained by combining the first travel route extracted from the first process or the second process to the (N + 1) th travel route as a presentation route that is the same as or similar to the planned route.
前記データ数が少ない方の地域が出発地域である場合は、開始点が前記出発地域内に存在する走行ルートを第1走行ルートとして抽出したのち、当該抽出された第1走行ルートの終了点をそれぞれ含む終了点地域内に開始点が存在し且つ終了点が前記目的地域内に存在する走行ルートを第2走行ルートとして抽出する第1処理を実行し、
前記データ数が少ない方の地域が目的地域である場合は、終了点が前記目的地域内に存在する走行ルートを第1走行ルートとして抽出したのち、当該抽出された第1走行ルートの開始点をそれぞれ含む開始点地域内に終了点が存在し且つ開始点が前記出発地域内に存在する走行ルートを第2走行ルートとして抽出する第2処理を実行し、
前記データ数が等しい場合は、前記第1処理または前記第2処理の一方を実行し、
前記第1処理または前記第2処理により抽出された第1走行ルートと第2走行ルートを合成した合成ルートを前記計画ルートと同一または類似の提示ルートとして決定する請求項4に記載の車両用情報提供装置。 The presentation route determination unit
If the area with the smaller number of data is the departure area, a travel route having a start point in the departure area is extracted as the first travel route, and then the end point of the extracted first travel route is determined. Performing a first process of extracting a travel route having a start point in each of the end point regions including the end point and in the destination region as a second travel route;
If the area with the smaller number of data is the destination area, the travel route having the end point in the destination area is extracted as the first travel route, and then the start point of the extracted first travel route is selected. Executing a second process for extracting a travel route having an end point in each of the start point regions and the start point existing in the departure region as a second travel route;
If the number of data is equal, execute one of the first process or the second process,
5. The vehicle information according to claim 4, wherein a combined route obtained by combining the first traveling route and the second traveling route extracted by the first processing or the second processing is determined as a presentation route that is the same as or similar to the planned route. Providing device.
前記提示ルート決定部は、
前記第1処理又は前記第2処理を実行する際には、少なくとも開始点又は終了点が前記経由地点を含む経由地域内に存在する走行ルートを第N走行ルートとして抽出する請求項5に記載の車両用情報提供装置。 The planned route includes a waypoint,
The presentation route determination unit
6. When the first process or the second process is executed, a travel route having at least a start point or an end point in a transit area including the transit point is extracted as an Nth travel route. Vehicle information providing device.
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