JP6325759B2 - 発呼者id抽出中のユーザ機器能力報告管理 - Google Patents

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Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2015年8月11日に出願された米国非仮出願第14/823,893号、および2015年4月8日に出願された米国仮出願第62/144,766号の利益を主張する。
本開示の態様は、一般に、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、複数のサブスクリプションに関係する通信を処理することに関する。
ワイヤレス通信ネットワークは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、放送などの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。そのようなネットワークは、通常、多元接続ネットワークであるが、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザのための通信をサポートする。そのようなネットワークの一例が、UMTS地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってサポートされる第3世代(3G)モバイルフォン技術である、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS: Universal Mobile Telecommunications System)の一部として規定された無線アクセスネットワーク(RAN)である。UMTSは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)技術の後継技術であり、広帯域符号分割多元接続(W-CDMA(登録商標))、時分割符号分割多元接続(TD-CDMA)、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)などの種々のエアインターフェース標準規格を現在サポートしている。UMTSは、より高いデータ転送速度および容量を、関連するUMTSネットワークに提供する、高速パケットアクセス(HSPA)などの拡張3Gデータ通信プロトコルもサポートする。
いくつかのワイヤレスネットワークでは、ユーザ機器(UE)は、(たとえば、複数の加入者識別モジュール(SIM)カードなどを使用することにより)1つまたは複数のネットワークへの複数のサブスクリプションを有することができる。そのようなUEには、限定はしないが、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)デバイスが含まれ得る。たとえば、第1のサブスクリプションは、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標))などの第1の技術規格をサポートする場合があるが、第2のサブスクリプションは、同じ技術規格への異なるサブスクリプションである場合があり、または、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、(GERANとも呼ばれる)GSM(登録商標)発展用拡張型データレート(EDGE)などの第2の技術規格をサポートする場合がある。UEが単一のトランシーバを利用して複数のサブスクリプションおよび/またはネットワーク上で通信する場合、UEは、所与のサブスクリプションおよび/またはネットワークにトランシーバを同調させて所与の時間期間中にそれらと通信することができるが、所与の時間期間で単一のサブスクリプションおよび/またはネットワーク内で通信することしかできない。したがって、UEが第1のサブスクリプションとのアクティブな呼を有するとき、UEは、第2のサブスクリプションに周期的にチューンアウェイして、信号を監視するまたは接続を取得する場合がある。そのようなチューンアウェイモードの間、UEは、第1のサブスクリプションに対応する信号を受信することができないので、第1のサブスクリプションとのアクティブな呼でのスループットを失う(たとえば、SUSPEND状態)。さらに、チューンアウェイモードが比較的長い時間持続する場合、第1のサブスクリプションのアクティブな呼を管理するネットワークは、UEが活動の欠如のためにもはや接続されていないと判断する場合があり、したがって第1のサブスクリプションのアクティブな呼を終了する場合がある。
第1のサブスクリプション上のアクティブな呼からのチューンアウェイの間に、UEは、第2のサブスクリプション上で呼セッションを開始するためのページング信号を受信する場合がある。上位のプロトコル層(たとえば、無線リソース制御(RRC)プロトコル層)が、次いで、UEとネットワークとの間の接続メッセージの交換を含む、UEが第2のサブスクリプションを使用してネットワークに接続するように、チューンアウェイ期間中に接続セットアップ手順を始める場合がある。たとえば、UEからネットワークへのRRC接続要求信号が、ネットワークにUEのIDを提供する場合があり、UEへのRRC接続セットアップ信号応答が、トランスポートチャネル情報を含む場合がある。
接続セットアップを完了するために、UEは、UE能力情報を含むRRC接続セットアップ完了信号を、第2のサブスクリプションネットワークに送ってもよく、したがってネットワークは、UE能力に適合するリソースをUEに提供することができる。たとえば、UEが高速および高スループットのリソースを使用して拡張UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)で通信することが可能である場合、UEは、これらの能力を示す情報要素をネットワークに送って、そのようなリソースへのアクセスを可能にしてもよい。その後、UEは、第2のサブスクリプションネットワークからダウンリンク直接転送信号を受信してもよく、そこから第2のサブスクリプション呼の発呼者IDが抽出されてもよい。
アクティブな第1のサブスクリプション呼セッションのために音声品質を維持するために、第2のサブスクリプションのためのこの接続セットアップ手順は、できる限り短い継続時間に抑えるべきである。接続セットアップ手順中にチューンアウェイ期間が延長されるとき、アクティブな呼セッションへの途絶が、ユーザに知覚できる場合がある。UE能力情報がE-UTRANなどのために拡張能力の長いリストを含むために拡大しているとき、RRC接続セットアップ完了メッセージの生成および送信が、問題となる遅延の一因である。たとえば、E-UTRAN能力情報が除外される場合には約10個のプロトコルデータユニット(PDU)を必要とするのに比べて、UE能力がE-UTRAN能力を含むとき、UEは約120個のPDUを必要とする場合がある。UE能力情報のこれらの余分なPDUを搬送する影響として、搬送継続時間が2〜5秒の間となるおそれがあり、これは、このチューンアウェイ期間の間のアクティブな音声呼セッションの途絶としてユーザに知覚できる可能性があることになる。複数SIM動作のデュアル受信およびシングル送信モードでは、回線交換(CS)呼サブスクリプションの中断は、より一層厳しい場合がある。さらに、UEは、一度に単一のSIM呼セッションのみを処理し、確立された呼を終えた後に発呼者に折り返し電話することができるように、第2のサブスクリプション上に届く不在着信の表示を発呼者IDとともにユーザに提供するようにセットアップされる場合がある。ゆえに、単に発呼者IDを抽出するためのアクティブな呼セッションの途絶は、ユーザには煩わしいものである。
したがって、チューンアウェイモード中のUE能力報告における改善が望まれる。
1つまたは複数の態様が基本的に理解されるように、そのような態様の簡略化された概要を以下に提示する。この概要は、すべての考えられる態様の広範囲な概観ではなく、すべての態様の重要なまたは決定的な要素を識別することも、すべてもしくは一部の態様の範囲を線引きすることも意図されていない。その唯一の目的は、後に提示されるより詳細な説明の前置きとして、簡略化された形態で1つまたは複数の態様のいくつかの概念を提示することである。
一態様では、本開示は、マルチサブスクリプションのユーザ機器(UE)がUE能力情報をネットワークエンティティに報告することに関する。
たとえば、一態様では、本開示は、第1のサブスクリプション上のアクティブな音声呼からのチューンアウェイ中に第2のサブスクリプションのための接続セットアップを開始するステップと、接続セットアップ中に第2のサブスクリプションのためにネットワークにフルセットよりも少ないユーザ機器能力情報の報告を送るステップと、第1のサブスクリプション上の音声呼からのチューンアウェイ中に第2のサブスクリプションのための接続セットアップに関連する発呼者識別情報(ID)を抽出するステップと、第1のサブスクリプション上の音声呼を終了させることに応答して第2のサブスクリプションのためにネットワークにフルセットのユーザ機器能力情報を送るステップとを含む、マルチサブスクリプションのUEのための能力報告の方法を提供する。
別の態様では、本開示は、第1のサブスクリプション上のアクティブな音声呼からのチューンアウェイ中に第2のサブスクリプションのために接続セットアップ信号を送信するように構成されたトランシーバと、バスを介してトランシーバに結合された少なくとも1つのプロセッサとを含むUEを提供する。少なくとも1つのプロセッサは、第1のサブスクリプション上の音声呼からのチューンアウェイ中に第2のサブスクリプションのための接続セットアップに関連する発呼者識別情報(ID)を抽出するように構成された発呼者ID抽出構成要素を含む。また、少なくとも1つのプロセッサは、接続セットアップ中に第2のサブスクリプションのためにネットワークに送るための、フルセットよりも少ないUE能力情報の報告を生成することと、第1のサブスクリプション上の音声呼の終了に応答して第2のサブスクリプションのためにネットワークにフルセットのユーザ機器能力情報を送ることとを行うように構成された能力報告構成要素を含む。
別の態様では、本開示は、第1のサブスクリプション上のアクティブな音声呼からのチューンアウェイ中に第2のサブスクリプションのための接続セットアップを開始することと、接続セットアップ中に第2のサブスクリプションのためにネットワークに送るための、フルセットよりも少ないユーザ機器能力情報の報告を生成することと、第1のサブスクリプション上の音声呼からのチューンアウェイ中に第2のサブスクリプションのための接続セットアップに関連する発呼者識別情報(ID)を抽出することと、第1のサブスクリプション上の音声呼を終了させることに応答して第2のサブスクリプションのためにネットワークにフルセットのユーザ機器能力情報を送ることとを行うためのコンピュータ実行可能コードを記憶したコンピュータ可読媒体を提供する。
添付の図面は、本開示の様々な態様の説明を助けるために提示され、態様の例示のためにのみ提供されており、各態様を限定するものではない。図面は、同様の要素について同様の参照番号を含み、破線を使用して、任意の構成要素またはアクションを表し得る。
ネットワークエンティティと、発呼者ID抽出中にUE能力情報を管理するための能力マネージャの一態様を有するユーザ機器とを含む通信ネットワークの概略図である。 ユーザ能力情報および発呼者ID抽出に関して図1のユーザ機器とネットワークエンティティとの間の例示的な通信交換を示す信号および状態図である。 図1のユーザ機器によって実行される場合がある発呼者ID抽出中にUE能力情報を送る方法の一態様のフローチャートである。
添付の図面に関して以下に記載する詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明する概念が実践される場合がある唯一の構成を表すことは意図されていない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を提供する目的で、具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実践される場合があることは当業者に明らかであろう。場合によっては、そのような概念を曖昧にするのを避けるために、よく知られている構成要素がブロック図の形で示される。一態様では、本明細書で使用する「構成要素」という用語は、システムを構成する部分のうちの1つであってもよく、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアであってもよく、他の構成要素に分割されてもよい。
本開示は、別のサブスクリプションのネットワークを監視するためのチューンアウェイ中に第1のサブスクリプションからのアクティブな音声呼セッションを一時停止する、複数のサブスクリプションのUEによるUE能力報告メッセージを管理するために提供する。第2のサブスクリプションのための上位層接続セットアップと、第2のサブスクリプションからの着信呼に関係する発呼者ID抽出とを含むチューンアウェイ中に、第2のサブスクリプションのためのUE能力報告は、チューンアウェイ中の接続セットアップ継続時間を最小限にするためにフルセットよりも少ないUE能力情報を搬送してもよい。たとえば、UEは、情報要素の伝送を短くするために、UE能力報告中の1つまたは複数の拡張能力を除外してもよい。チューンアウェイ継続時間を最小限にすることによって、第2のサブスクリプションのための発呼者IDの抽出を依然として可能にしながら、第1のサブスクリプション上のアクティブな音声呼セッションへの知覚できる途絶が回避される可能性がある。その上、本態様は、第2のサブスクリプション上で呼セッションを確立することのない(たとえば、ユーザは発呼者IDを見て、これを無視し、第1の呼に留まることを選ぶ)第2のサブスクリプション呼のための発呼者IDの配信が、第2のサブスクリプション上でUE能力情報を搬送する必要をなくすことと考えると、フルセットのUE能力情報を交換するためのそのような中断は不当である可能性があると認識する。いずれの場合も、第1のサブスクリプション上の呼セッションを終えると、UEは、第2のサブスクリプションネットワークのための更新されたUE能力報告のネットワークへの搬送を開始してもよく、更新されたUE能力報告は、フルセットのUE能力情報を含む。したがって、更新されたUE能力報告に基づいて、ネットワークは、すでに送られたフルセットよりも少ないUE能力情報によって示される縮小セットの特徴ではなく、UEの拡張能力に適合するフルレンジのリソースを享受する能力を有すると、UEを識別することになる。UEはもはや第1のサブスクリプション上でアクティブな呼状態ではないので、完全なUE能力報告搬送の継続時間がより長くなることは、第1のサブスクリプションの競合するアクティビティには取るに足りないことである。このようにして、本態様は、UEがその動
作状態に基づいてより効率的に能力報告を管理することを可能にする。
図1を参照すると、一態様では、ワイヤレス通信システム10が、複数のネットワークへの複数のサブスクリプションと、1つまたは複数のプロセッサ20と、各サブスクリプションの動作状態に応じて能力報告のサイズを調整することができる能力マネージャ構成要素30とを有するユーザ機器(UE)12を含む。たとえば、UE12は、1つまたは複数のネットワークへの複数のサブスクリプションを利用して、第1の基地局14および/または第2の基地局16と通信することができる。一例では、UE12は、第1のネットワーク24に関係する第1のサブスクリプション18と、第1のネットワーク24などの同じネットワーク、または第2のネットワーク26などの異なるネットワークに関係する第2のサブスクリプション22とを有する場合がある。たとえば、各サブスクリプション18および22は、同じネットワーク上または異なるネットワーク上の異なるアカウントおよび/または異なるサービスに関係する場合がある。同じネットワークの場合、UE12は、たとえば、サブスクリプション18とサブスクリプション22の両方のために通信リンク34を使用して、基地局14を介してネットワーク24と通信してもよい。いくつかの態様では、各サブスクリプション18および22は、場合によっては、それぞれの第1のSIM19および第2のSIM23で維持されてもよい。したがって、一態様では、UE12は、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)デバイスなどのマルチSIMマルチスタンバイデバイスであり得る。したがって、UE12は、少なくとも第1のサブスクリプション18を使用して、第1の基地局14を介して、第1のネットワーク24内で通信する場合がある。その上、UE12は、第2のサブスクリプション22を使用して、第1の基地局14を介して、および/または第2の基地局16などの異なる基地局を介して、第2のネットワーク26内で通信する場合がある。さらに、第1のネットワーク24および第2のネットワーク26は、同じまたは異なる無線アクセス技術(RAT)を使用して、UEとの通信を容易にすることができる。加えて、第1の基地局14および第2の基地局16は、各々、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、リレー、ノードB、モバイルノードB、(たとえば、ピアツーピアまたはアドホックモードでUE12と通信する)UE、または、UE12でサブスクリプションを介してワイヤレスネットワークアクセスを提供するためにUE12と通信することができる、実質的にどんなタイプの構成要素であってもよい。
本態様によれば、UE12は、バス32を介して、メモリ62、第1の加入者識別モジュール(SIM)19、第2のSIM23、ユーザインターフェース68、およびトランシーバ60に通信可能に結合された1つまたは複数のプロセッサ20含んでもよい。1つまたは複数のプロセッサ20は、本明細書で説明するように、複数のサブスクリプションのために能力報告を管理することに関係する様々な構成要素を実行する場合がある。UE12は、1つまたは複数のプロセッサ20を含んでもよく、本明細書で説明するように、可変サイズのUE能力報告を実行するように動作可能な、特別にプログラムされたまたは構成されたコンピュータデバイスであってもよい。1つまたは複数のプロセッサ20は、単一セットまたは複数セットのプロセッサまたはマルチコアプロセッサを含むことができ、統合処理システムおよび/または分散処理システムとして実装されてもよい。いくつかの態様では、キャリアID抽出中にUE能力情報を管理することに関係する様々な構成要素は、単一のプロセッサによって実行されてもよく、他の態様では、構成要素のうちの異なる構成要素は、2つ以上の異なるプロセッサの組合せによって実行されてもよい。たとえば、一態様では、1つまたは複数のプロセッサ20は、モデムベースバンドプロセッサ、またはデジタル信号プロセッサ、または送信プロセッサ、またはトランシーバプロセッサのうちの任意の1つまたは任意の組合せを含んでもよい。
詳細には、1つまたは複数のプロセッサ20は、チューンアウェイ中にネットワーク26に送信されるUE能力報告のサイズを制御するように構成された能力マネージャ構成要素30を含んでもよい。一態様では、能力マネージャ構成要素30は、チューンアウェイ中の能力報告のサイズを制御するための、ハードウェア(たとえば、1つまたは複数のプロセッサ20の1つまたは複数のプロセッサモジュール)、および/または、コンピュータ可読媒体(たとえば、メモリ62)に記憶され、1つもしくは複数のプロセッサ20のうちの少なくとも1つによって実行可能なソフトウェアコードもしくは命令を含んでもよい。能力マネージャ構成要素30は、第1のサブスクリプション上のアクティブな音声呼からのチューンアウェイ中に、第2のサブスクリプションのためにネットワークへの接続セットアップを開始するように構成されてもよい。たとえば、UE12がチューンアウェイ中に第1のサブスクリプション18に対してアイドルモードである間、トランシーバ60が、着信呼に関係するネットワーク26から、ページング信号などのアイドルモード信号を受信する場合がある。ページング信号に応答して、能力マネージャ構成要素30が、ネットワーク26との無線リソース接続(RRC)セットアップを開始してもよい。能力マネージャ構成要素30は、接続セットアップ中に第2のサブスクリプション22のためにネットワーク26に、フルセットよりも少ないUE能力情報の能力報告50を送るようにさらに構成されてもよい。たとえば、UE12の拡張能力に関係する情報(たとえば、1つまたは複数の情報要素)など、完全な能力報告52に通常含まれている情報は、チューンアウェイ期間をできる限り短くしておくために能力報告50から省略されてもよい。言い換えれば、「縮小サイズ」の能力報告50のサイズ54(たとえば、ビット単位)は、「フルサイズ」の能力報告52のサイズ56(たとえば、ビット単位)よりも小さく、場合によっては大幅に小さくてもよい。能力マネージャ構成要素30は、第1のサブスクリプション18上の音声呼からのチューンアウェイ中に、第2のサブスクリプション22のための発呼者識別情報(ID)58を抽出するようにさらに構成されてもよい。たとえば、UE12は、着信呼についての発呼者ID58を含む情報を有するダウンリンク直接
転送セットアップ信号を受信してもよく、受信した情報から、能力マネージャ構成要素30が、発呼者ID58を識別および抽出し、ユーザに表示するためにユーザインターフェース68にこれを送ることができる。能力マネージャ構成要素30は、第1のサブスクリプション上の音声呼が終了することに応答して、第2のサブスクリプションのためにネットワークにフルセットのUE能力情報、たとえば、更新されたUE能力報告52を送るようにさらに構成されてもよい。たとえば、発呼者ID58が抽出され、UE12が第1のサブスクリプション18との接続にチューンバックした後、アクティブな音声呼は、「縮小サイズ」の能力報告50による最小限に抑えたチューンアウェイにより途切れずに継続する場合がある。ユーザがユーザインターフェース68を介して第1のサブスクリプション上の呼を終了することによってトリガされて、能力マネージャ構成要素30は、第1のサブスクリプション18への接続を解除し、第2のサブスクリプション22のためにネットワークへの接続を自動的に開始し、フルセットのUE能力情報を有する更新されたUE能力報告52を送ってもよい。
図1に戻ると、本態様によれば、能力マネージャ構成要素30は、能力報告構成要素38を含んでもよい。一態様では、能力報告構成要素38は、第2のサブスクリプションのためのUE能力情報を準備し、UE12が第1のサブスクリプション18上に確立した音声呼セッションを有するかどうか、または第1のサブスクリプション18上の呼セッションが終わったかどうかに基づいて、報告のサイズ(たとえば、搬送用PDUの数)を制御するための、ハードウェア(たとえば、1つもしくは複数のプロセッサ20の1つもしくは複数のプロセッサモジュール)、および/またはコンピュータ可読媒体(たとえば、メモリ62)に記憶され、1つもしくは複数のプロセッサ20のうちの少なくとも1つによって実行可能なソフトウェアコードもしくは命令を含んでもよい。たとえば、確立した第1の呼セッションに対する中断を最小限にするために、能力報告構成要素38は、搬送のために第2のサブスクリプション22のための縮小サイズの能力報告をセットアップしてもよい。能力報告構成要素38は、確立した第1の呼セッションを終えると、ネットワーク26に直ちに搬送するために完全なUE能力報告をセットアップしてもよい。
本態様によれば、能力マネージャ構成要素30は、上位層接続構成要素40を含んでもよい。一態様では、上位層接続構成要素40は、第1のサブスクリプション上のアクティブな音声呼からのチューンアウェイ中に第2のサブスクリプションへの接続セットアップを開始するための、ハードウェア(たとえば、1つもしくは複数のプロセッサ20の1つもしくは複数のプロセッサモジュール)、および/またはコンピュータ可読媒体(たとえば、メモリ62)に記憶され、1つもしくは複数のプロセッサ20のうちの少なくとも1つによって実行可能なソフトウェアコードもしくは命令を含んでもよい。上位層接続構成要素40は、能力報告構成要素38が、完全でないUE能力報告をセットアップし、搬送するようにトリガされ得るように、第1の呼セッションが現在第1のサブスクリプション上で確立されていると決定するようにさらに構成されてもよい。上位層接続構成要素40は、能力報告構成要素38が、完全なUE能力報告をセットアップし、搬送するようにトリガされ得るように、第1の呼セッションが終わったと決定するようにさらに構成されてもよい。
本態様によれば、能力マネージャ構成要素30は、発呼者ID抽出構成要素42を含んでもよい。一態様では、発呼者ID抽出構成要素42は、第1のサブスクリプション上の音声呼からのチューンアウェイ中に、ネットワーク24もしくは26からのダウンリンク信号から第2のサブスクリプションのための発呼者ID58を抽出するための、ハードウェア(たとえば、1つもしくは複数のプロセッサ20の1つもしくは複数のプロセッサモジュール)、および/またはコンピュータ可読媒体(たとえば、メモリ62)に記憶され、1つもしくは複数のプロセッサ20のうちの少なくとも1つによって実行可能なソフトウェアコードもしくは命令を含んでもよい。
能力マネージャ構成要素30はまた、トランシーバ60を介して第1のサブスクリプション18および/または第2のサブスクリプション22に関連する通信交換シグナリングを管理するように構成されてもよい。たとえば、能力マネージャ構成要素30は、通信プロトコルを含み、実行し、かつ/または、他の規格固有の通信手順を管理し、第1のネットワーク24および第2のネットワーク26との通信を可能にするプロトコル固有および/もしくは規格固有の命令、ならびに/またはサブスクリプション固有の構成情報を使用してもよい。さらに、トランシーバ60は、通信交換シグナリングを、ワイヤレス通信システム10内の1つまたは複数の基地局または他のデバイスに送信し、かつ/または、それらから受信するように構成されてもよい。たとえば、一態様では、トランシーバ60は、たとえば、1つまたは複数の電力増幅器63、1つまたは複数の帯域固有フィルタ67、および1つまたは複数のアンテナ64によって定義される無線周波数(RF)フロントエンド61と通信しているか、それに接続されている場合がある。たとえば第2のネットワーク26からのページング信号など、ダウンリンク信号がUE12によって受信されると、アンテナ64は、電波を電気信号に変換する。アンテナスイッチ65は、信号のための送信経路または受信経路のいずれかを選択するために(たとえば、この例では受信経路を選択するために)選択的に動作し得る二重スイッチであり得る。フィルタ67は、所望の周波数帯域を取得するために、信号に対して周波数フィルタリングを実行する。トランシーバ60は、RFフロントエンド61からの受信信号のダウンコンバートを実行し得、信号を同相成分および直交成分(IおよびQ)に分割し得る。増幅器63は、フィルタ67から最初に受信されたフィルタリングされた信号をブーストするための第1の増幅器と、I成分およびQ成分をブーストするための第2の増幅器とを含み得る。次いで、I成分およびQ成分は、デジタルフォーマットに変換され、トランシーバ60によって復調され得る。トランシーバ60を離れる受信信号のI成分およびQ成分は、少なくとも1つのプロセッサ20によってさらに処理され得るベースバンド信号であり得る。トランシーバ60は、1つまたは複数のプロセッサ20とは別個の構成要素として示されているが、いく
つかの実装形態では、トランシーバ60は1つまたは複数のプロセッサ20の一部として含まれ得ることを理解されたい。
トランシーバ60は、限定はしないが、送信機、受信機、トランシーバ、プロトコルスタック、送信チェーン構成要素、および受信チェーン構成要素の1つまたは複数を含んでもよい。いくつかの態様では、トランシーバ60は、所与の時間に、第1のサブスクリプション18または第2のサブスクリプション22のうちのただ1つの規格および手順に従って動作するように専用であってもよい。たとえば、限定的なものと解釈すべきではないが、トランシーバ60は、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)デバイスなどのマルチSIMマルチスタンバイデバイスに関連付けられてもよい。
一態様では、能力マネージャ構成要素30は、マルチネットワーク通信を管理して、たとえば、ハンドオーバのためのUE12の移動性を可能にし、かつ/または、通信品質および/もしくはサービスを高めるもしくは向上させるように努めてもよい。ある場合には、たとえば、能力マネージャ構成要素30は、第1のサブスクリプション18を使用して、あるワイヤレスネットワーク、たとえば第1のネットワーク24と通信リンク34上にアクティブな呼接続を確立する一方で、第2のサブスクリプション22を使用して、同じネットワークと、または第2のネットワーク26などの異なるネットワークとの通信および/またはサービスを取得および/または維持するように試みてもよい。一例によれば、能力マネージャ構成要素30は、第1の基地局14を介して第1のサブスクリプション18に関係する第1のネットワーク24上でアクティブな呼接続リンク34を確立することができる。たとえば、UE12および基地局14は、接続を確立して第1のネットワーク24内の通信を容易にすることができる。
さらに、能力マネージャ構成要素30はまた、同じネットワークとのまたは異なるネットワークとの通信および/またはサービスを取得および/または維持するために、第1のサブスクリプション18に従ってアクティブな呼接続リンク34で動作することから、第2のサブスクリプション22に従って動作することに、トランシーバ60を切り替えることを管理するように構成されたチューンアウェイ構成要素36を含んでもよい。一態様では、チューンアウェイ構成要素36は、本明細書で説明するアクションを実施するための、ハードウェア(たとえば、1つまたは複数のプロセッサ20の1つまたは複数のプロセッサモジュール)、および/または、コンピュータ可読媒体(たとえば、メモリ62)に記憶され、1つもしくは複数のプロセッサ20のうちの少なくとも1つによって実行可能なソフトウェアコードもしくは命令を含んでもよい。たとえば、チューンアウェイ構成要素36は、周期的なチューンアウェイタイマーを維持することができ、チューンアウェイタイマーが満了すると、トランシーバ60の動作を変更し、能力マネージャ構成要素30が第2のサブスクリプション22に従って通信することをトリガするように構成される。そのようなチューンアウェイの実行、およびそれに続く手順は、チューンアウェイモードで動作していると呼ぶ場合がある。たとえば、チューンアウェイ構成要素36は、トランシーバ60に、アクティブな呼接続リンク34をサポートする(たとえば、WCDMA(登録商標)通信のような第1のネットワークの通信またはサービスのための)第1のサブスクリプション動作状態から、(たとえば、異なる第1のネットワークサービスのための、またはGSM(登録商標)通信のような異なる第2のネットワーク通信のための)第2のサブスクリプション動作状態になど、動作状態を切り替えさせるか、または再初期化させてもよい。したがって、チューンアウェイモードを開始することには、限定はしないが、第2のサブスクリプション動作状態の覚醒を実施すること、信号およびデータを処理するための対応するプロトコルスタックをセットアップすること、第2のサブスクリプション関連のクロックを有効にすること、送信機または受信機またはトランシーバの受信および/または送信の周波数または周波数レンジを変更することを含むRFチューニング、お
よび第2のサブスクリプション22を使用する通信を有効にする任意の他のオーバーヘッド手順などの、トランシーバ60に関する1つまたは複数の動作が含まれてもよい。さらに、第2のサブスクリプション動作状態が有効になると、チューンアウェイ構成要素36は、UE12および/または能力マネージャ構成要素30に、第2のサブスクリプション22を使用して、限定はしないが、ページング復調、アイドルモード監視手順、周期的セル/位置/ルーティング更新、セル再選択などの1つまたは複数の手順をネットワーク内で実施させるように構成されてもよい。
一例では、チューンアウェイ構成要素36は、チューンアウェイモードを開始して、第2の基地局16を介して、アクティブな呼接続リンク34をサポートするネットワークとは異なるネットワーク、たとえば第2のネットワーク26と通信する。したがって、チューンアウェイ構成要素36によりトランシーバ60が、チューンアウェイモードの間に、第2のネットワーク26に対応する第2の基地局16からアイドルモード信号が受信されたかどうかを決定することが可能になる。アイドルモード信号は、ページング信号、ブロードキャスト制御チャネル(BCCH)信号、またはUE12の移動性に相関させることができる他の信号などの、ネットワーク、たとえば第2のネットワーク26内でブロードキャストされる実質的に任意の信号に関係することができる。したがって、チューンアウェイ構成要素36により、ページング復調などのアイドルモード手順を含む、少なくとも第1の手順または第1のセットの手順をUE12が実施することが可能になる。加えて、通信の状態および/もしくはUE12の動き、またはアイドルモード信号が受信されたかどうかに応じて、チューンアウェイ構成要素36により、限定はしないが、受信信号の処理(たとえば、受信されたページングが第2のサブスクリプション22に関係するかどうかを判定し、そうである場合任意選択で応答すること)、周期的セル/位置/ルーティング更新、セル再選択などの、追加の手順をUE12が実施することが可能になる。
UE12はさらに、可変サイズのUE能力情報報告および/または1つもしくは複数のプロセッサ20によって実行されているアプリケーションのローカルバージョンに関係して本明細書で説明する機能を実行するための、コードおよび/またはデータ、またはコンピュータ実行可能コードもしくは命令を記憶するなどのために、メモリ62を含む。メモリ62は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、テープ、磁気ディスク、光ディスク、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、およびそれらの任意の組合せなど、コンピュータが使用できる任意のタイプのメモリを含むことができる。
UE12は加えて、UE12のユーザからの入力を受信するように動作可能であり、ユーザへの提示用の出力を生成するようにさらに動作可能である、ユーザインターフェース68を含む場合がある。ユーザインターフェース68は、限定はしないが、キーボード、ナンバーパッド、マウス、タッチセンシティブディスプレイ、ナビゲーションキー、ファンクションキー、マイクロフォン、音声認識構成要素、ユーザからの入力を受信することが可能な任意の他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む1つまたは複数の入力デバイスを含む場合がある。さらに、ユーザインターフェース68は、限定はしないが、ディスプレイ、スピーカ、触覚フィードバック機構、プリンタ、ユーザに出力を提示することが可能な任意の他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む1つまたは複数の出力デバイスを含む場合がある。一態様では、たとえば、ユーザインターフェース68は、抽出した発呼者ID58をユーザに提示し、かつ/または、本明細書で説明するように、第1のサブスクリプション上のアクティブな呼からのチューンアウェイ中に第2のサブスクリプションに関連する新しい呼を受け付けるまたは拒否するためのオプションを表示してもよい。
加えてUE12は、図1に示すプロセッサ20、メモリ62、またはユーザインターフェース68のうちの1つまたは複数の中に、単独でまたは組み合わせて、たとえば特別にプログラムされたコンピュータ可読命令もしくはコード、ファームウェア、ハードウェア、1つもしくは複数のプロセッサ構成要素もしくはモジュール、またはそれらの何らかの組合せなどで、能力マネージャ構成要素30を実装する場合がある。
いくつかの態様では、UE12はまた、当業者によって(ならびに本明細書において互換的に)、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または他の何らかの適切な用語で呼ばれることもある。UE12は、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)ステーション、全地球測位システム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、ウェアラブルコンピューティングデバイス(たとえばスマートウォッチ、スマートグラス、健康またはフィットネストラッカーなど)、電化製品、センサ、車両通信システム、医療デバイス、自動販売機、モノのインターネット(Internet-of-Things)のためのデバイス、または他の何らかの同様の機能デバイスであってもよい。加えて、基地局14、16は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、中継器、ノードB、モバイルノードB、UE(たとえば、UE12とピアツーピアまたはアドホックモードにおいて通信する)、またはUE12においてワイヤレスネットワークアクセスを提供するためにUE12と通信することができる実質的にどんなタイプの構成要素であってもよい。
図2および図3を参照すると、動作態様において、UE12(図1)などのUEは、図2に示す信号および状態図に関してさらに説明する、別のサブスクリプション上の着信呼で発呼者ID58を抽出するためのチューンアウェイに関連するマルチサブスクリプションのUEに関する能力報告の方法300の一態様を実施するために、1つまたは複数のプロセッサ20を含む場合がある。一態様では、方法300は、本明細書で説明するように、UE12が能力マネージャ構成要素30および/またはそのサブ構成要素の1つまたは複数を実行することによって実装され得る。説明を簡単にするために、方法は一連の動作として図示および記載されているが、いくつかの動作は、1つまたは複数の実施形態によれば、本明細書で図示および記載された順序とは異なる順序で、かつ/または他の動作と同時に行われ得るので、方法は動作の順序に限定されないことを理解し諒解されたい。たとえば、方法は、代わりに、状態図などにおいて、一連の相互に関係する状態またはイベントとして表すことができることを諒解されたい。さらに、本明細書で説明する1つまたは複数の特徴に従って方法を実装するために、図示したすべての動作が必要とされるとは限らない場合がある。
方法300は、基地局14を介して第1のサブスクリプション18上に確立された接続を有するUE12を含む。一態様では、ブロック302において、方法300は、第1のサブスクリプション上のアクティブな音声呼からのチューンアウェイ中に第2のサブスクリプションへの接続セットアップを開始するステップを含んでもよい。図2を参照すると、例示的なシグナリング図200は、第1のサブスクリプション18および第2のサブスクリプション22上の呼が共通のネットワーク24によって提供され、別個の基地局14および16を介してUE12によってアクセスされる例示的なシナリオとして、UE12と基地局14および16との間の信号の交換を示す。代替的に、UE12は、基地局14などの同じネットワークエンティティから、別のサブスクリプションに関係する信号を受信する場合がある。いずれの場合にも、202における呼接続は、たとえば、アクティブな音声呼セッションであってもよい。UE12は、周期的に、基地局16などの他のネットワークエンティティからの信号を監視するためにチューンアウェイしてもよい。たとえば、一態様では、UE12および/または能力マネージャ構成要素30および/または上位層接続構成要素40は、第2のサブスクリプション22に関係する基地局16からアイドルモード信号(たとえば、ページング信号)を受信したことに応答して、208(図2)にRRC接続要求(RRC Connect Request)信号として示す、上位層接続手順(たとえば、RRC接続セットアップ)を開始してもよい。208におけるRRC接続要求信号は、たとえば、ネットワークへのUE識別情報を含んでもよい。UE12と基地局16との接続を確立するために、UE12は、210にRRC接続応答(RRC Connect Response)として示す、RRC接続要求への応答を受信してもよく、RRC接続応答は、たとえば、基地局16とのアップリンクチャネルを確立するために1つまたは複数のプロセッサ20によって使用されるトランスポートチャネル(TrCH)情報を含んでもよい。第2のサブスクリプション上の呼セッションは、無線ベアラ(RB)セットアップを続けてもよく、またはユーザが第2の呼を取らないと決定する場合、第2のサブスクリプション上の接続は解除されてもよい。第1のサブスクリプション上の音声呼セッションの知覚できる途絶なしで発呼者ID58を抽出するために、方法300は、次のように進行してもよい。
一態様では、ブロック304において、方法300は、接続セットアップ中に第2のサブスクリプション22のためにネットワークに、フルセットよりも少ないUE能力情報の報告を送るステップを含んでもよい。たとえば、一態様では、RRC接続セットアップ手順中に、UE12および/または能力マネージャ構成要素30および/または能力報告構成要素38は、第1のサブスクリプション上にアクティブな音声呼(202)が存在する状況で、第2のサブスクリプションのためのフルセットよりも少ないUE能力情報を有する能力報告50のために情報要素をフォーマットしてもよい。たとえば、UEの1つまたは複数の能力に関係する情報(たとえば、E-UTRA能力などの拡張能力)が、能力報告50から除外されてもよい。図2を参照すると、UE12は、212において、フルセットよりも少ないUE能力情報を有し、たとえばそれによってパケット伝送のサイズを縮小する能力報告50を含むRRCセットアップ完了信号を送ってもよく、これは、PDUの数を減らすこと、したがってRRC接続セットアップ手順を完了するのにかかる時間を短縮することによって、UE能力報告の搬送および処理を速めることができる。UE12および/または能力マネージャ構成要素30および/または能力報告構成要素38は、トランシーバ60を使用して、UE能力報告50を送ってもよい。
一態様では、ブロック306において、方法300は、第1のサブスクリプション上の音声呼からのチューンアウェイ中に受信される第2のサブスクリプションのためのページング信号に関連する発呼者識別情報(ID)を抽出するステップを含んでもよい。たとえば、一態様では、UE12および/または能力管理構成要素30および/または発呼者ID抽出構成要素42は、214において、基地局16を介してネットワーク24からの、受信ダウンリンク直接転送(DDT)セットアップ信号から発呼者ID58を抽出してもよい。たとえば、抽出された発呼者ID58は、たとえば、ユーザに電話を取るオプションを与えるために、または発呼者ID58によって識別される別のユーザからの不在着信があったことをユーザに知らせるために、UE12のユーザインターフェース68上に表示されてもよい。一態様では、たとえば、抽出された発呼者ID58に基づいて、ユーザが第2のサブスクリプション22上の着信呼を無視することを選択した場合、ユーザは呼を終えることを選択した時点で、第1のサブスクリプション18上の確立された音声呼セッションを終えると、無視した呼を返してもよい。図2を参照すると、UE12が216において基地局14を介して第1のサブスクリプションのセッションにチューンバックするのに続いて、UE12は、218において、発呼者IDを抽出し、表示してもよい。代替的に、発呼者ID58は、216において、チューンバックより前にUE12によって抽出されてもよい。ユーザが第2のサブスクリプション上の着信呼を受け取らないと決定する場合、UE12は、基地局16への呼接続220を解除し、第1のサブスクリプション上のアクティブな音声呼202に干渉するおそれがあるリソースのそれ以上の使用を減らしてもよい。
一態様では、ブロック308において、方法300は、第1のサブスクリプション上の音声呼が終了するのに応答して、第2のサブスクリプションのためにネットワークにフルセットのUE能力情報を送るステップを含んでもよい。たとえば、一態様では、ユーザが第1のサブスクリプション上の音声呼を終了した後、UE12ならびに/またはプロセッサ20上の能力マネージャ構成要素30および/もしくは能力報告構成要素38は、UE12が第2のサブスクリプション22上でネットワーク24によって提供される場合があるフルレンジの適合する拡張機能を享受することができるように、UE能力のすべて(たとえば、E-UTRA能力などのすべての拡張能力)を含む、第2のまたは更新された能力報告52のために情報要素をフォーマットしてもよい。したがって、第2のサブスクリプション22上の呼セッションまたは他のサービスが、フルセットのUE能力の1つまたは複数に従って確立されてもよい。UE12ならびに/または能力マネージャ構成要素30および/もしくは能力報告構成要素38は、トランシーバ60を使用して、フルサイズのUE能力報告52を送るために送信を開始してもよい。たとえば、図2を参照すると、ユーザが第1のサブスクリプション上のアクティブな音声呼を終了すると、UE12ならびに/または能力マネージャ構成要素30および/もしくは上位層接続構成要素40は、基地局14への接続222を解除し、第1のサブスクリプション18とのセッションを終了してもよい。UE12は次いで、更新された能力報告52にフルセットのUE能力情報を含めるために、たとえば、位置エリア更新、ルーティングエリア更新で使用される、および/またはシグナリング接続解除指示に関連する、シグナリング手順に従って、信号を送るための送信を直ちに開始してもよい。
場合によっては、一態様において、UE12および/またはトランシーバ60は、224において、フルセットのUE能力情報を有する更新されたUE能力報告52を送った後に、抽出された発呼者ID58を使用して、図2のオプションの呼セットアップ開始(Initiate Call Setup)信号226として示す、第2のサブスクリプション22上の呼セッションを確立してもよい。UE12は、更新されたUE能力報告52でフルセットのUE能力得情報を送った後に、第2のサブスクリプション上でフルセットのUE能力(たとえば、拡張能力)に関係する少なくとも1つのリソースを利用してもよい。
本出願で使用する「構成要素」、「機能」、「モジュール」、「システム」などの用語は、限定はしないが、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連エンティティを含むものとする。たとえば、構成要素は、限定はしないが、プロセッサ上で実行されるプロセスもしくは機能、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータであってもよい。例として、コンピューティングデバイス上で実行するアプリケーションとコンピューティングデバイスの両方が構成要素であってもよい。1つまたは複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在することができ、構成要素は、1つのコンピュータ上に局在化されてもよく、かつ/または2つ以上のコンピュータ間で分散されてもよい。さらに、これらの構成要素は、様々なデータ構造をその上に記憶した様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。構成要素は、ローカルシステム内の、分散システム内の、および/または、インターネットなどのネットワークにわたる別の構成要素と対話する1つの構成要素からのデータなどの、1つまたは複数のデータパケットを有する信号などに従うローカルプロセスおよび/またはリモートプロセスにより、信号を用いて他のシステムと通信する場合がある。
さらに、様々な態様が、本明細書では、ワイヤード端末またはワイヤレス端末である可能性がある端末に関して説明されている。端末はまた、システム、デバイス、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、モバイルデバイス、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)と呼ぶことができる。ワイヤレス端末は、携帯電話、衛星電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスであってもよい。さらに、様々な態様が、本明細書では、基地局に関して説明されている。基地局は、ワイヤレス端末と通信するために利用される場合があり、アクセスポイント、ノードB、または何らかの他の用語で呼ばれる場合もある。
チューンアウェイに関連するメッセージを報告する改善された測定イベントのいくつかの態様を、W-CDMA(登録商標)システムに関して提示した。当業者が容易に諒解するように、本開示全体にわたって説明した様々な態様は、他の電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格に拡張されてもよい。
例として、UE能力情報の可変の報告に関係する、本明細書で説明する様々な態様は、他のUMTSおよび/またはLTEおよび/またはUE能力情報が、あるサブスクリプション上で別のサブスクリプション上のアクティブな呼からのチューンアウェイ中に報告される他のシステムに拡大されてもよい。たとえば、そのようなUMTSシステムは、TD-SCDMA、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)、高速パケットアクセスプラス(HSPA+)、およびTD-CDMAを含んでもよい。また、そのようなLTEおよび/または他のシステムは、ロングタームエボリューション(LTE)(FDD、TDD、またはこれら両方のモードの)、LTEアドバンスト(LTE-A)(FDD、TDD、またはこれら両方のモードの)、CDMA2000、エボリューションデータオプティマイズド(EV-DO)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、超広帯域(UWB)、Bluetooth(登録商標)、および/または他の適切なシステムを含んでもよい。採用される実際の電気通信規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または通信規格は、特定の適用例およびシステムに課される全体的な設計制約に依存する。
本開示の様々な態様によれば、要素または要素の任意の一部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装される場合がある。プロセッサの例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、ステートマシン、ゲートロジック、ディスクリートハードウェア回路、および本開示を通じて説明される様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェアを含む。処理システムの中の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行してもよい。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、または他の名称で呼ばれるかどうかにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味するように広く解釈されるべきである。ソフトウェアは、コンピュータ可読媒体上に存在してもよい。コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体とすることができる。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピーディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、ならびに、コンピュータによってアクセスし、読み取ることができるソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の適切な媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、処理システム内に存在してもよく、処理システムの外部にあってもよく、または処理システムを含む複数のエンティティに分散されてもよい。コンピュータ可読媒体は、
コンピュータプログラム製品で具現化することができる。例として、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料内のコンピュータ可読媒体を含むことができる。当業者は、特定の用途およびシステム全体に課される全体的な設計制約に応じて、本開示の全体にわたって提示されている説明した機能を最善に実装する方法を認識するであろう。
開示される方法におけるステップの特定の順序または階層は、例示的なプロセスの例示であることを理解されたい。設計選好に基づいて、方法内のステップの特定の順序または階層が再構成され得ることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素をサンプル順に提示し、その中で明記されていない限り、提示される特定の順序または階層に限定されることを意味しない。
上記の説明は、本明細書において説明した様々な態様を任意の当業者が実践することを可能にするために提供される。これらの態様への様々な変更が当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義した一般原理は他の態様に適用されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示される態様に限定されることが意図されるものではなく、特許請求の範囲の用語と一致する全範囲が与えられるべきであり、単数の要素への言及は、具体的に述べられていない限り「1つだけ」を意味することが意図されるものではなく、むしろ「1つまたは複数」を意味することが意図される。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は1つまたは複数を指している。項目のリストのうちの「少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含むそれらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a;b;c;aおよびb;aおよびc;bおよびc;ならびにa、b、およびcを包含するものとする。当業者に周知であり、または後に当業者に知られることになる、本開示全体にわたって説明した種々の態様の要素に対するすべての構造的および機能的均等物が、参照によって本明細書に明白に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されるものとする。さらに、本明細書で開示したものは、そのような開示が特許請求の範囲において明示的に列挙されているか否かにかかわらず、公に供されることは意図していない。請求項の要素は、要素が「〜のための手段」という句を使用して明示的に列挙されていない限り、または、方法クレームの場合、要素が「〜のためのステップ」という句を使用して列挙されていない限り、米国特許法第112条(f)の規定に基づいて解釈されるべきではない。
10 ワイヤレス通信システム
12 ユーザ機器(UE)
14 第1の基地局
16 第2の基地局
18 第1のサブスクリプション
19 第1の加入者識別モジュール(SIM)
20 プロセッサ
22 第2のサブスクリプション
23 第2のSIM
24 第1のネットワーク
26 第2のネットワーク
30 能力マネージャ構成要素
32 バス
34 通信リンク、呼接続リンク
36 チューンアウェイ構成要素
38 能力報告構成要素
40 上位層接続構成要素
42 発呼者ID抽出構成要素
50 能力報告
52 能力報告
54 サイズ
56 サイズ
58 発呼者ID
60 トランシーバ
61 無線周波数(RF)フロントエンド
62 メモリ
63 増幅器
64 アンテナ
65 アンテナスイッチ
67 フィルタ
68 ユーザインターフェース
200 シグナリング図
202 音声呼
300 方法

Claims (20)

  1. マルチサブスクリプションのユーザ機器(UE)がUE能力情報をネットワークに報告する方法であって、
    第1のサブスクリプション上のアクティブな音声呼からのチューンアウェイ中に、第2のサブスクリプションのための接続セットアップを開始するステップであって、前記第2のサブスクリプションのための接続セットアップを開始することが、前記チューンアウェイ中に前記第2のサブスクリプションのために前記ネットワークから信号を受信することに応答する、ステップと、
    前記接続セットアップ中に前記第2のサブスクリプションのために前記ネットワークに送るためのフルセットよりも少ないUE能力情報の報告を生成するステップと、
    前記第1のサブスクリプション上の前記音声呼からの前記チューンアウェイ中に前記第2のサブスクリプションのための前記接続セットアップに関連する発呼者識別情報(ID)を抽出するステップと、
    前記第1のサブスクリプション上の前記音声呼が終了するのに応答して、前記第2のサブスクリプションのための前記フルセットのUE能力情報を送るために前記ネットワークへの送信を開始するステップと
    を含む、方法。
  2. 前記発呼者IDの前記抽出後に前記第2のサブスクリプションのための接続を解除するステップと、前記第1のサブスクリプション上の前記音声呼にチューンバックするステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のサブスクリプション上に前記アクティブな音声呼が存在する状況で1つまたは複数のE-UTRA能力を除外するために、前記フルセットよりも少ないUE能力情報の前記報告のために情報要素をフォーマットするステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記フルセットのUE能力情報を送った後に、前記抽出された発呼者IDを使用して前記第2のサブスクリプション上の呼を開始するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. フルセットよりも少ないUE能力情報の報告を生成するステップが、前記フルセットのUE能力情報の完全な報告の第2のサイズよりも小さい第1のサイズを有する前記報告を生成するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  6. ネットワークにUE能力情報を報告するためのユーザ機器(UE)であって、
    第1のサブスクリプション上のアクティブな音声呼からのチューンアウェイ中に、第2のサブスクリプションのための接続セットアップ信号を送信するように構成されたトランシーバであって、前記チューンアウェイ中に前記第2のサブスクリプションのために前記ネットワークからページングメッセージを受信することに応答して接続セットアップ信号を送信するように構成された、トランシーバと、
    バスを介して前記トランシーバに結合され、前記第1のサブスクリプション上の前記音声呼からの前記チューンアウェイ中に前記第2のサブスクリプションのための接続セットアップに関連する発呼者識別情報(ID)を抽出することと、前記接続セットアップ中に前記第2のサブスクリプションのために前記ネットワークに送るためのフルセットよりも少ないUE能力情報の報告を生成することと、前記第1のサブスクリプション上の前記音声呼が終了することに応答して、前記第2のサブスクリプションのための前記フルセットのUE能力情報を送るために前記ネットワークへの送信を開始することとを行うように構成された、少なくとも1つのプロセッサと、
    前記抽出された発呼者IDを表示するためのユーザインターフェースと
    を備え、
    前記トランシーバが、前記第1のサブスクリプション上の前記音声呼を終了するために、接続解除信号を送信するようにさらに構成される、
    ユーザ機器。
  7. 前記トランシーバが、前記発呼者IDを含む情報を有する前記ネットワークからの信号を受信することと、前記信号を受信した後に前記第1のサブスクリプション上の前記音声呼にチューンバックすることと、前記発呼者IDの前記抽出後に前記第2のサブスクリプションのための接続解除を送ることとを行うようにさらに構成される、請求項6に記載のユーザ機器。
  8. 前記少なくとも1つのプロセッサが、1つまたは複数の拡張UE能力を除外するために、前記フルセットよりも少ないUE能力情報の前記報告のための情報要素をフォーマットするようにさらに構成される、請求項6に記載のユーザ機器。
  9. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記フルセットのUE能力情報の前記送信後に、前記抽出された発呼者IDを使用して前記第2のサブスクリプション上の呼を開始するようにさらに構成され、前記トランシーバが、前記第2のサブスクリプション上の前記呼のための接続を確立するために前記ネットワークに信号を送るようにさらに構成される、請求項6に記載のユーザ機器。
  10. 前記少なくとも1つのプロセッサが、フルセットのUE能力情報の完全な報告の第2のサイズよりも小さい第1のサイズを有する、前記フルセットよりも少ないUE能力情報の前記報告を生成する、請求項6に記載のユーザ機器。
  11. ネットワークにUE能力情報を報告するためのユーザ機器(UE)であって、
    第1のサブスクリプション上のアクティブな音声呼からのチューンアウェイ中に第2のサブスクリプションのためのページングメッセージを受信するための手段と、
    前記受信されたページングメッセージに応答して前記第2のサブスクリプションへの接続手順を開始するための手段と、
    前記第1のサブスクリプション上の前記アクティブな音声呼からの前記チューンアウェイ中に前記第2のサブスクリプションのための接続セットアップ信号を送信するための手段と、
    前記第1のサブスクリプション上の前記音声呼からの前記チューンアウェイ中に前記第2のサブスクリプションのための接続セットアップに関連する発呼者識別情報(ID)を抽出するための手段と、
    前記接続セットアップ中に前記第2のサブスクリプションのために前記ネットワークに送るためのフルセットよりも少ないUE能力情報の報告を生成するための手段と、
    前記第1のサブスクリプション上の前記音声呼が終了するのに応答して、前記第2のサブスクリプションのために前記ネットワークに前記フルセットのUE能力情報を送るための手段と、
    前記抽出された発呼者IDを表示するための手段と、
    前記第1のサブスクリプション上の前記音声呼を終了するために、接続解除信号を送信するための手段と
    を備える、ユーザ機器。
  12. 前記発呼者IDを含む情報を有する、前記ネットワークからの信号を受信し、前記信号を受信した後に前記第1のサブスクリプション上の前記音声呼にチューンバックし、前記発呼者IDの前記抽出後に前記第2のサブスクリプションのための接続解除を送るための手段
    をさらに備える、請求項11に記載のユーザ機器。
  13. 1つまたは複数の拡張UE能力を除外するために、前記フルセットよりも少ないUE能力情報の前記報告のための情報要素をフォーマットするための手段
    をさらに備える、請求項11に記載のユーザ機器。
  14. 前記フルセットのUE能力情報を送った後に、前記抽出された発呼者IDを使用して前記第2のサブスクリプション上の呼を開始するための手段と、
    前記第2のサブスクリプション上の前記呼のための接続を確立するために、前記ネットワークに信号を送るための手段と
    をさらに備える、請求項11に記載のユーザ機器。
  15. フルセットよりも少ないUE能力情報の報告を生成するための前記手段が、前記フルセットのUE能力情報の完全な報告の第2のサイズよりも小さい第1のサイズを有する前記報告をさらに生成する、請求項11に記載のユーザ機器。
  16. ネットワークへのUE能力報告を管理するためのコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、
    第1のサブスクリプション上のアクティブな音声呼からのチューンアウェイ中に第2のサブスクリプションのためのページングメッセージを受信するためのコードと、
    前記受信されたページングメッセージに応答して前記第2のサブスクリプションへの接続手順を開始するためのコードと、
    前記第1のサブスクリプション上の前記アクティブな音声呼からの前記チューンアウェイ中に前記第2のサブスクリプションのための接続セットアップ信号を送信するためのコードと、
    前記第1のサブスクリプション上の前記音声呼からの前記チューンアウェイ中に前記第2のサブスクリプションのための接続セットアップに関連する発呼者識別情報(ID)を抽出するためのコードと、
    前記接続セットアップ中に前記第2のサブスクリプションのために前記ネットワークに送るためのフルセットよりも少ないUE能力情報の報告を生成するためのコードと、
    前記第1のサブスクリプション上の前記音声呼が終了するのに応答して、前記第2のサブスクリプションのために前記ネットワークに前記フルセットのUE能力情報を送るためのコードと、
    前記抽出された発呼者IDを表示するためのコードと、
    前記第1のサブスクリプション上の前記音声呼を終了するために、接続解除信号を送信するためのコードと
    を含む、コンピュータ可読記録媒体。
  17. 前記発呼者IDを含む情報を有する、前記ネットワークからの信号を受信し、前記信号を受信した後に前記第1のサブスクリプション上の前記音声呼にチューンバックし、前記発呼者IDの前記抽出後に前記第2のサブスクリプションのための接続解除を送るためのコード
    をさらに含む、請求項16に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  18. 1つまたは複数の拡張UE能力を除外するために、前記フルセットよりも少ないUE能力情報の前記報告のための情報要素をフォーマットするためのコード
    をさらに含む、請求項16に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  19. 前記フルセットのUE能力情報を送った後に、前記抽出された発呼者IDを使用して前記第2のサブスクリプション上の呼を開始するためのコードと、
    前記第2のサブスクリプション上の前記呼のための接続を確立するために、前記ネットワークに信号を送るためのコードと
    をさらに含む、請求項16に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  20. フルセットよりも少ないUE能力情報の報告を生成するためのコードが、前記フルセットのUE能力情報の完全な報告の第2のサイズよりも小さい第1のサイズを有する前記報告を生成することをさらに含む、請求項16に記載のコンピュータ可読記録媒体。
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