JP6318532B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
まず、図1〜図17を参照しつつ、本発明の第1の実施形態に係るパチンコ機10について説明する。
ここに、図1はパチンコ機10の外観斜視図、図2及び図3はパチンコ機10の展開図、図4はパチンコ機10の遊技盤15の正面図である。以下、本実施形態で使用する前後左右及び上下の表現は、図1〜図3に示されている前後方向D1、上下方向D2、及び左右方向D3により定義されるものとする。
前面枠11は、図1及び図2に示すように、発射ハンドル21、操作ボタン22、上皿23、下皿24、パネル25、スピーカ26、及び電飾部27などを備える。
内枠12は、図2及び図3に示すように、遊技盤31、遊技球発射機構32、及び制御ユニット33を備える。なお、図2では図示の簡略化のために遊技盤31の盤面上の記載を省略している。
裏パックユニット13は、図3に示すように、払出機構130及び周辺制御ユニット140を備える。
次に、図5を参照しつつ、パチンコ機10のシステム構成について説明する。
メイン制御ユニット331は、パチンコ機10における遊技の主たる制御を実行する主制御装置4(主制御手段の一例)を備える。主制御装置4には、MPU41及び入出力I/F42などが搭載されている。MPU41は、1チップマイコンとして構成された演算装置である。また、MPU41には、ROM411及びRAM412が内蔵されている。
図5に示すように、サブ制御ユニット332は、音声ランプ制御装置5及び表示制御装置6を備える。
音声ランプ制御装置5は、MPU51及び入出力I/F52などを備える。MPU51は、1チップマイコンとして構成された演算装置である。また、MPU51には、ROM511及びRAM512が内蔵されている。
払出制御装置7には、MPU71及び入出力I/F72などが搭載されている。MPU71は、1チップマイコンとして構成された演算装置である。また、MPU71には、ROM711及びRAM712が内蔵されている。
発射制御装置8は、遊技球発射機構32の駆動を制御する発射制御IC81を備える。具体的に、発射制御IC81は、発射ハンドル21が回転操作されている間、遊技球発射機構32の球送り装置322を駆動させることにより、上皿23に貯留されている遊技球を発射レール321上に供給させる。そして、発射制御IC81は、発射ハンドル21の操作量を検出し、その操作量に応じて遊技球発射機構32のソレノイド323を駆動させることにより、発射レール321上の遊技球を遊技盤31に向けて発射させる。このとき、発射制御IC81は、予め設定された周期(例えば0.6sec)でON/OFFが切り替わるクロック信号を駆動信号として球送り装置322及びソレノイド323を駆動させる。これにより、パチンコ機10では、0.6secごとに1個の遊技球が遊技領域に向けて発射される。
電源制御装置9は、各種のセンサ及び駆動部などを駆動するための+12V電圧、各種の制御装置で使用されるロジック用の+5V電圧などを生成する。そして、電源制御装置9は、生成した+12V又は+5Vの電圧を、主制御装置4、音声ランプ制御装置5、表示制御装置6、払出制御装置7、及び発射制御装置8などに供給する。
次に、図7〜図9のフローチャートを参照しつつ、主制御装置4のMPU41によって実行される各種の処理について説明する。具体的に、パチンコ機10において、MPU41は、電源投入に伴い起動される立ち上げ処理、立ち上げ処理後に実行されるメイン処理、定期的に起動されるタイマ割込処理、及び停電時に実行されるNMI割込処理などを実行する。なお、本実施形態では、前記立ち上げ処理及び前記NMI割込処理については説明を省略する。
まず、ステップS701では、主制御装置4に接続されている各種のセンサ又はスイッチの検出状態を判断するセンサ検出処理を実行する。例えば、入球センサ313a〜317a、磁気センサ35、及び電波センサ36などの検出状態を判断する。このとき、入球センサ313a〜317aのいずれかへの遊技球の入球が検出された場合には、その情報を入賞検知情報としてRAM412に保存する。
次に、ステップS702では、乱数初期値カウンタCIN1の更新を実行する。具体的には、乱数初期値カウンタCIN1を1加算すると共に、そのカウンタ値が最大値に達した場合は当該カウンタ値を0にクリアする。そして、乱数初期値カウンタCIN1の更新値を、乱数初期値カウンタCIN1に対応してRAM412に設けられているカウンタ用バッファ領域に格納させる。
続いて、ステップS703では、大当たり乱数カウンタC1、大当たり種別カウンタC2、リーチ乱数カウンタC3、外れ図柄カウンタC4、及び電動役物開放カウンタC5の更新を実行する。具体的には、大当たり乱数カウンタC1、大当たり種別カウンタC2、リーチ乱数カウンタC3、外れ図柄カウンタC4、及び電動役物開放カウンタC5をそれぞれ1加算すると共に、それらのカウンタ値が最大値に達した場合は当該カウンタ値を0にクリアする。そして、各カウンタC1〜C5の更新値を、各カウンタC1〜C5に対応してRAM412に設けられたカウンタ用バッファ領域に格納する。
その後、ステップS704では、上作動口314又は下作動口315への入賞に伴う後述の始動入賞処理(図8参照)を実行し、ステップS705では、発射制御処理を実行した後、当該タイマ割込処理を終了させる。
ここで、図8を参照しつつ、前記ステップS704でMPU41により実行される始動入賞処理を説明する。
まず、ステップS801では、遊技球が上作動口314又は下作動口315のいずれかの作動口に入賞したか否かを判断する。ここで、遊技球が上作動口314又は下作動口315に入賞したと判断すると(S801:Yes)、処理がステップS802に移行し、遊技球が上作動口314又は下作動口315に入賞していないと判断すると(S801:No)、当該始動入賞処理を終了させる。
ステップS802では、メイン表示部37にも表示されている図柄変動表示の保留数Nが上限値(本実施形態では4)未満であるか否かを判断する。ここで、保留数Nが上限値未満であれば(S802:Yes)、処理がステップS803に移行し、保留数Nが上限値以上であれば(S802:No)、当該始動入賞処理を終了させる。
ステップS803では、保留数Nを1加算する。
ステップS804において、前記ステップS703(図7参照)で更新した大当たり乱数カウンタC1、大当たり種別カウンタC2、リーチ乱数カウンタC3、及び外れ図柄カウンタC4の各値を、RAM412における保留格納エリア412bの空き保留エリアのうち最初のエリアに格納し、当該始動入賞処理を終了させる。
次に、図9を参照しつつ、MPU41によって実行されるメイン処理について説明する。前記メイン処理では遊技の主要な制御処理が実行される。前記メイン処理では、ステップS901〜S906の処理が4msec周期の定期処理として実行され、その残余時間でステップS908、S909のカウンタ更新処理が実行される。
まず、ステップS901では、前記タイマ割込処理又は前回のメイン処理で設定されたコマンド等の出力データをサブ側の各制御装置に送信する外部出力処理を実行する。具体的には、RAM412における前記入賞検知情報の有無を判断し、前記入賞検知情報があれば払出制御装置7に対して賞球コマンドを送信する。また、図柄表示部341による図柄変動表示に必要な変動開始コマンド、種別コマンド、停止表示コマンド、及び停止コマンドなどの演出用コマンドが設定されている場合は、その演出コマンドを音声ランプ制御装置5に送信する。このとき、音声ランプ制御装置5に送信されたコマンドは、音声ランプ制御装置5から表示制御装置6に送信される。
次に、ステップS902では、変動種別カウンタCS1〜CS3の各値を更新する。具体的には、変動種別カウンタCS1〜CS3をそれぞれ1加算すると共に、それらのカウンタ値が最大値に達した場合は当該カウンタ値を0にクリアする。そして、変動種別カウンタCS1〜CS3の更新値を、変動種別カウンタCS1〜CS3各々に対応してRAM412に設けられたカウンタ用バッファ領域に格納される。
その後、ステップS903では、払出制御装置7に出力する賞球コマンドを設定する。具体的に、RAM412に記憶されている入賞検知情報に基づいて、一般入賞口313等に入賞が発生したか否かを判断する。そして、入賞が発生している場合は、その入賞に応じて払い出す賞球数を示す賞球コマンドを設定する。
そして、ステップS904では、各遊技回における遊技を制御するための遊技回制御処理を実行する。遊技回制御処理では、大当たり判定、図柄表示部341に表示される図柄変動表示の設定、及びメイン表示部37の変動表示制御などを実行する。
次に、ステップS905では、ステップS904における大当たり判定の結果に基づいて遊技状態を移行させるための遊技状態移行処理を実行する。遊技状態移行処理では、遊技状態を、開閉実行モード、高確率モード、高頻度サポートモードなどに移行させる。例えば、開閉実行モードは、可変入賞口316の開閉扉316bを開放した後、可変入賞口316の開閉扉316bの最大開放時間が経過すること、又は可変入賞口316に遊技球が規定数入賞することのいずれかの条件が成立した場合に可変入賞口316の開閉扉316bを閉鎖する1ラウンドの開閉処理を所定ラウンド数繰り返し実行する。
続いて、ステップS906では、メイン表示部37の前記7セグメント表示器の表示制御処理を実行する。前記表示制御処理では、遊技球がスルーゲート317を通過したことを条件に、その通過したタイミングで電動役物開放カウンタC5の値を取得する。また、メイン表示部37の前記7セグメント表示器では図柄の変動表示が実施される。そして、電動役物開放カウンタC5の値により図柄の抽選が実施され、図柄の当たり状態になると、下作動口315に付随する電動役物315bを所定時間開放する。
そして、ステップS907では、次のメイン処理の実行タイミングが到来したか否か、即ち前回のメイン処理の開始から所定時間(本実施形態では4msec)が経過したか否かを判断する。ここで、次のメイン処理の実行タイミングが到来したと判断すると(S907:Yes)、処理がステップS901に移行し、前述したS901以降の各処理が繰り返し実行される。一方、次のメイン処理の実行タイミングが到来していないと判断すると(S907:No)、次のメイン処理の実行タイミングが到来するまでの間、即ち次の前記メイン処理の実行タイミングに至るまでの残余時間の間は、ステップS908及びステップS909を繰り返し実行する。
ステップS908では、乱数初期値カウンタCIN1を更新する。具体的には、乱数初期値カウンタCIN1を1加算すると共に、そのカウンタ値が最大値に達した場合には当該カウンタ値を0にクリアする。そして、乱数初期値カウンタCIN1の更新値を、乱数初期値カウンタCIN1に対応してRAM412に設けられたカウンタ用バッファ領域に格納する。
ステップS909では、変動種別カウンタCS1、CS2、CS3を更新する。具体的には、変動種別カウンタCS1〜CS3を1加算すると共に、それらのカウンタ値が最大値に達した場合には当該カウンタ値を0にクリアする。そして、変動種別カウンタCS1〜CS3の更新値を、変動種別カウンタCS1〜CS3に対応してRAM412に設けられたカウンタ用バッファ領域にそれぞれ格納する。その後、処理を前記ステップS907に戻す。
次に、図10〜図16を参照しつつ、表示制御装置6でMPU61によって実行される各種の処理について説明する。表示制御装置6において、MPU61は、音声ランプ制御装置5から受信するコマンドに従った処理を実行するコマンド受信処理、及び操作ボタン22の操作を伴う操作演出を実行するための各種の操作演出処理(図14〜図16参照)を実行する。
ここに、図10は、MPU61によって実行されるタイマ割込処理の手順の一例を示すフローチャートである。MPU61は、前記タイマ割込処理を4msec周期の定期処理として実行する。
ここに、図11は、前記操作検出処理の手順の一例を示すフローチャートである。前記操作検出処理では、操作ボタン22の操作状態を検出し、過去3回分の操作履歴を順次更新するための処理を実行する。なお、前記操作検出処理を実行することにより、予め定められた間隔(本実施形態では4msec間隔)で操作ボタン22の操作の有無を判断するときの表示制御装置6が操作検出手段の一例である。
図11に示すように、前記操作検出処理において、ステップS1101では、第2検出フラグ612bの値を第1検出フラグ612aにシフト(上書き)させる。また、ステップS1102では、第3検出フラグ612cの値を第2検出フラグ612bにシフト(上書き)させる。その後、ステップS1103では、操作スイッチ22aにより検出される操作ボタン22の操作状態を第3検出フラグ612cに記憶(上書き)させ、当該操作検出処理は終了する。
ここに、図12は、前記検出パターン判定処理)の手順の一例を示すフローチャートである。前記検出パターン判定処理では、第1検出フラグ612a、第2検出フラグ612b、及び第3検出フラグ612cの記憶情報に基づいて、操作ボタン22の操作履歴に発生している検出パターンを判定する。
図12に示すように、前記検出パターン判定処理において、ステップS1201では、3回前の操作ボタン22の操作状態を示す第1検出フラグ612aがオンであるか否かを判断する。ここで、第1検出フラグ612aがオンである場合(S1201:Yes側)、処理がステップS1202に移行し、第1検出フラグ612aがオフである場合(S1201:No側)、処理がステップS1205に移行する。
次に、ステップS1202では、2回前の操作ボタン22の操作状態を示す第2検出フラグ612bがオンであるか否かを判断する。ここで、第2検出フラグ612bがオンである場合(S1202:Yes側)、処理がステップS1203に移行し、第2検出フラグ612bがオフである場合(S1202:No側)、処理がステップS1208に移行する。
さらに、ステップS1203では、直近の操作ボタン22の操作状態を示す第3検出フラグ612cがオンであるか否かを判断する。ここで、第3検出フラグ612cがオンである場合(S1203:Yes側)、処理がステップS1204に移行し、第3検出フラグ612cがオフである場合(S1203:No側)、処理がステップS1210に移行する。
ステップS1204では、第1パターンフラグ612dをオン、第2パターンフラグ612e及び第3パターンフラグ612fをオフに設定し、当該検出パターン判定処理を終了させる。即ち、操作ボタン22の3回分の操作状態に、「ON」、「ON」、「ON」の操作パターンが発生した場合に、第1パターンフラグ612dがオンになる。そして、前記第1パターンフラグ612dは、操作ボタン22の操作状態が継続しているか否かを判断するための指標として利用される。
また、ステップS1201で、第1検出フラグ612aがオンでないと判断した場合(S1201:No)、続くステップS1202では、2回前の操作ボタン22の操作状態を示す第2検出フラグ612bがオンであるか否かを判断する。ここで、第2検出フラグ612bがオンである場合(S1205:Yes側)、処理がステップS1206に移行し、第2検出フラグ612bがオフである場合(S1205:No側)、処理がステップS1210に移行する。
さらに、ステップS1206では、直近の操作ボタン22の操作状態を示す第3検出フラグ612cがオンであるか否かを判断する。ここで、第3検出フラグ612cがオンである場合(S1206:Yes側)、処理がステップS1207に移行し、第3検出フラグ612cがオフである場合(S1206:No側)、処理がステップS1210に移行する。
ステップS1207では、第2パターンフラグ612eをオン、第1パターンフラグ612d及び第3パターンフラグ612fをオフに設定し、当該検出パターン判定処理を終了させる。即ち、操作ボタン22の3回分の操作状態に、「OFF」、「ON」、「ON」の操作パターンが発生した場合に、第2パターンフラグ612eがオンになる。そして、前記第2パターンフラグ612eは、操作ボタン22が非操作状態から操作状態に変化したか否かを(操作ボタン22の操作が開始されたか否か)を判断するための指標として利用される。このように、第2パターンフラグ612eを用いて、操作ボタン22が非操作状態から操作状態に変化したか否かを判断すれば、電波又は静電気などのノイズに起因する操作ボタン22の操作開始の誤検出が防止され、遊技者が意図しないタイミングで操作ボタン22の操作開始が演出表示に反映されることが防止される。
また、ステップS1202で、第2検出フラグ612aがオンでないと判断した場合(S1202:No)、続くステップS1208では、直近の操作ボタン22の操作状態を示す第3検出フラグ612cがオンであるか否かを判断する。ここで、第3検出フラグ612cがオンである場合(S1208:Yes側)、処理がステップS1210に移行し、第2検出フラグ612bがオフである場合(S1208:No側)、処理がステップS1209に移行する。
ステップS1209では、第3パターンフラグ612fをオン、第1パターンフラグ612d及び第2パターンフラグ612eをオフに設定し、当該検出パターン判定処理を終了させる。即ち、操作ボタン22の3回分の操作状態に、「ON」、「OFF」、「OFF」の操作パターンが発生した場合に、第3パターンフラグ612fがオンになる。そして、前記第3パターンフラグ612fは、操作ボタン22が操作状態から非操作状態に変化したか否かを(操作ボタン22の操作が終了したか否か)を判断するための指標として利用される。このように、第3パターンフラグ612fを用いて、操作ボタン22が操作状態から非操作状態に変化したか否かを判断すれば、電波又は静電気などのノイズに起因する操作ボタン22の操作開始の誤検出が防止され、遊技者が意図しないタイミングで操作ボタン22の操作終了が演出表示に反映されることが防止される。
一方、ステップS1210では、第1パターンフラグ612d、第2パターンフラグ612e、及び第3パターンフラグ612fをオフに設定し、当該検出パターン判定処理を終了させる。
ここに、図13は、前記コマンド判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。前記コマンド判定処理では、音声ランプ制御装置5から受信するコマンドを判定し、そのコマンドに対応する処理を実行する。
図13に示すように、前記コマンド判定処理において、ステップS1301では、音声ランプ制御装置5からコマンドを受信したか否かを判断する。ここで、コマンドを受信した場合は(S1301:Yes側)、処理がステップS1303に移行し、コマンドを受信していない場合は(S1301:No側)、当該コマンド判定処理を終了させる。
次に、ステップS1302では、受信したコマンドが変動開始コマンドであるか否かを判断する。ここで、コマンドが変動開始コマンドでない場合は(S1302:No側)、処理がステップS1303に移行し、変動開始コマンドである場合は(S1302:Yes側)、処理がステップS1304に移行する。なお、音声ランプ制御装置5から受信したコマンドは、RAM612に格納されており、ステップS1301で読み出されたときに消去される。
ステップS1303では、音声ランプ制御装置5から受信したその他のコマンドに基づく処理を実行した後、当該コマンド判定処理を終了させる。例えば、ステップS1303では、停止表示コマンドに対応して予め設定されている停止表示処理、大当たり開始コマンドに対応して予め設定されている大当たり開始処理、又は大当たり終了コマンドに対応して予め設定されている大当たり終了処理などを実行する。
ステップS1304では、変動開始コマンドに単発操作演出を示す情報が含まれるか否かを判断する。例えば、変動開始コマンドに含まれる変動種別カウンタCS3の値が、ROM611に記憶された演出テーブル611dにおいて単発操作演出を示す値と一致するか否かを判断する。一方、前述したように、音声ランプ制御装置5又は表示制御装置6が、主制御装置4から入力される変動パターンコマンドに基づいて演出内容を判断することも他の実施形態として考えられ、この場合、ステップS1304では、音声ランプ制御装置5又は表示制御装置6による判断結果に基づいて、今回実行する演出内容が単発操作演出であるか否かを判断する。前記単発操作演出とは、図柄表示部341で行われる演出表示の実行中に、操作有効期間内における操作ボタン22の1回の操作に応じて、単発演出結果画像が演出結果として表示されるタイプの演出である。ここで、変動開始コマンドに単発操作演出を示す情報が含まれる場合は(S1304:Yes)、処理がステップS1305に移行し、変動開始コマンドに単発操作演出を示す情報が含まれない場合は(S1304:No)、処理がステップS1306に移行する。
ステップS1305では、単発操作演出を実行するための単発操作設定処理を実行し、処理はステップS1310に移行する。具体的に、前記単発操作設定処理では、単発演出フラグ612gをオンに設定する。また、単発操作設定処理では、変動開始コマンドに含まれる乱数値と、大当たりの発生の有無の情報と、ROM611に記憶されている単発テーブル611aとに基づいて、今回の単発操作演出に対応する単発操作結果を決定する。
また、ステップS1306では、変動開始コマンドに連打操作演出を示す情報が含まれるか否かを判断する。例えば、変動開始コマンドに含まれる変動種別カウンタCS3の値が、ROM611に記憶された演出テーブル611dにおいて連打操作演出を示す値と一致するか否かを判断する。一方、前述したように、音声ランプ制御装置5又は表示制御装置6が、主制御装置4から入力される変動パターンコマンドに基づいて演出内容を判断することも他の実施形態として考えられ、この場合、ステップS1306では、音声ランプ制御装置5又は表示制御装置6による判断結果に基づいて、今回実行する演出内容が連打操作演出であるか否かを判断する。前記連打操作演出とは、図柄表示部341で行われる演出表示の実行中に、操作有効期間内における操作ボタン22の断続操作に応じて連打演出画像が表示された後、操作ボタン22の操作回数を示す連打カウンタ612kが第1規定値に達した場合に連打操作結果画像が演出結果として表示されるタイプの演出である。ここで、変動開始コマンドに連打操作演出を示す情報が含まれる場合は(S1306:Yes)、処理がステップS1307に移行し、変動開始コマンドに連打操作演出を示す情報が含まれない場合は(S1306:No)、処理がステップS1308に移行する。
ステップS1307では、連打操作演出を実行するための連打操作設定処理を実行し、処理はステップS1310に移行する。具体的に、前記連打操作設定処理では、連打演出フラグ612hをオンに設定する。また、連打操作設定処理では、変動開始コマンドに含まれる乱数値と、大当たりの発生の有無の情報と、ROM611に記憶されている連打テーブル611bとに基づいて、今回の連打操作演出に対応する第1規定値を決定する。前記第1規定値は、前記連打操作演出処理の終了条件として使用される操作ボタン22の操作回数を示す値である。例えば、大当たりが発生している場合、第1規定値は、連打テーブル611bに基づいて、5/100の確立で「20回」、10/100の確立で「10回」、85/100の確立で「5回」に決定される。一方、大当たりが発生していない場合、第1規定値は、連打テーブル611bに基づいて、5/100の確立で「5回」、10/100の確立で「10回」、85/100の確立で「20回」に決定される。
また、ステップS1308では、変動開始コマンドに長押し操作演出を示す情報が含まれるか否かを判断する。例えば、変動開始コマンドに含まれる変動種別カウンタCS3の値が、ROM611に記憶された演出テーブル611dにおいて長押し操作演出を示す値と一致するか否かを判断する。一方、前述したように、音声ランプ制御装置5又は表示制御装置6が、主制御装置4から入力される変動パターンコマンドに基づいて演出内容を判断することも他の実施形態として考えられ、この場合、ステップS1308では、音声ランプ制御装置5又は表示制御装置6による判断結果に基づいて、今回実行する演出内容が長押し操作演出であるか否かを判断する。前記長押し操作演出とは、図柄表示部341で行われる演出表示の実行中に、操作有効期間内における操作ボタン22の長押し操作に応じて長押し演出画像が表示された後、操作ボタン22の操作時間を示す長押しカウンタ612mが第2規定値に達した場合に長押し操作結果画像が演出結果として表示されるタイプの演出である。ここで、変動開始コマンドに長押し操作演出を示す情報が含まれる場合は(S1308:Yes)、処理がステップS1309に移行し、変動開始コマンドに長押し操作演出を示す情報が含まれない場合は(S1308:No)、処理がステップS1310に移行する。なお、長押しカウンター612mは、操作ボタン22の操作が継続している操作時間を示すために用いられる数値の一例であり、操作ボタン22の操作時間が時間(msec)の単位で管理されてもよい。
ステップS1309では、長押し操作演出を実行するための長押し操作設定処理を実行し、処理はステップS1310に移行する。具体的に、長押し操作設定処理では、長押し演出フラグ612iをオンに設定する。また、長押し操作設定処理では、変動開始コマンドに含まれる乱数値と、大当たりの発生の有無の情報と、ROM611に記憶されている長押しテーブル611cとに基づいて、今回の長押し操作演出に対応する第2規定値を決定する。前記第2規定値は、前記長押し操作演出処理の終了条件として使用される操作ボタン22の操作時間に対応する値である。例えば、大当たりが発生している場合、第2規定値は、長押しテーブル611cに基づいて、5/100の確立で「1000」、10/100の確立で「600」、85/100の確立で「300」に決定される。一方、大当たりが発生していない場合、第2規定値は、長押しテーブル611cに基づいて、5/100の確立で「300」、10/100の確立で「600」、85/100の確立で「1000」に決定される。
ステップS1310では、図柄表示部341における変動表示に関する変動設定処理を実行し、当該コマンド判定処理を終了させる。具体的に、前記変動設定処理では、変動開始コマンド及び種別コマンドに基づいて、図柄表示部341における図柄変動表示時間と、リーチ表示及びリーチ演出を含めた図柄変動表示態様と、最終的に停止表示させる図柄の種類と、を特定してRAM612に記憶させる。そして、MPU61は、RAM612に記憶されている図柄変動表示時間及び図柄変動表示態様に基づいて、ROM611に記憶されているリーチ表示及びリーチ演出を図柄表示部341に表示させる。
ここに、図14は、前記単発操作演出処理の手順の一例を示すフローチャートである。前記単発操作演出処理では、前記単発操作演出を図柄表示部341に表示させるための処理を実行する。なお、表示制御装置6のROM611には、単発操作演出において図柄表示部341に表示される単発操作予告画像、単発操作開始画像、単発操作結果画像、及び演出終了画像などの画像がそれぞれ一種類又は複数種類記憶されている。
図14に示すように、ステップS1401では、変動開始コマンドに単発操作演出を示す情報が含まれる場合に前記ステップS1305でオンにされる単発演出フラグ612gに基づいて単発操作演出を実行するか否かを判断する。ここで、単発演出フラグ612gがオンである場合(S1401:Yes)、処理がステップS1402に移行し、単発演出フラグ612gがオンでない場合(S1401:No)、当該単発操作演出処理を終了させる。
ステップS1402では、前記単発操作演出の開始タイミングが到来したか否かを判断する。具体的に、ROM611には、図柄表示部341における変動表示開始後から前記単発操作演出が開始されるまでの開始待機時間が前記単発操作演出の種類ごとに記憶されている。そして、前記ステップS1402では、図柄表示部341における変動表示開始後から前記単発操作演出の種類に対応する前記開始待機時間が経過した場合に前記単発操作演出の開始タイミングが到来したと判断する。ここで、前記単発操作演出の開始タイミングが到来した場合は(S1402:Yes)、処理がステップS1403に移行し、前記単発操作演出の開始タイミングが到来していない場合は(S1402:No)、当該単発操作演出処理を終了させる。
ステップS1403では、操作ボタン22の操作の受付が開始済であるか否かを受付開始フラグ612nがオンであるか否かに応じて判断する。受付開始フラグ612nは、操作ボタン22の操作の受付を開始したか否かを示すフラグであり、後述するように、ステップS1408でオンにされ、ステップS1417でオフにされる。ここで、受付開始フラグ612nがオンである場合は(S1403:Yes)、処理がステップS1411に移行し、受付開始フラグ612nがオンでない場合は(S1403:No)、処理がステップS1404に移行する。
ステップS1404では、前記単発操作演出の種類に対応する前記操作ボタン22の操作目的又は操作方法などを伝えるための単発操作予告画像が既に図柄表示部341に表示されているか否かを判断する。ここで、前記単発操作予告画像が表示されていない場合は(S1404:No)、続くステップS1405において、前記単発操作演出の種類に対応する前記単発操作予告画像を図柄表示部341に表示させる。例えば、前記単発操作予告画像として、「ボタンを押して〜を揃えろ」又は「ボタンを押して〜をゲットしろ」のようなミッションを伝えるメッセージが表示される。なお、前記単発操作予告画像に代えて、又は前記単発操作予告画像と共に、操作ボタン22の操作目的又は操作方法がスピーカ26を用いて音声で通知されることも考えられる。一方、前記単発操作予告画像が既に表示されている場合は(S1404:Yes)、処理が前記ステップS1405をスキップしてステップS1406に移行する。
ステップS1406では、前記単発操作予告画像ごとに対応して予め設定され、ROM611に記憶されている予告継続時間が経過したか否かを判断する。前記予告継続時間は、前記単発操作予告画像の表示後に遊技者が前記単発操作予告画像の内容を認識可能な時間として予め設定された待ち時間である。なお、前記予告継続時間は、複数の演出内容又は複数の単発操作予告画像について共通の時間であってもよい。ここで、前記単発操作予告画像に対応する前記予告継続時間が経過している場合は(S1406:Yes)、処理がステップS1407に移行し、前記予告継続時間が経過していない場合は(S1406:No)、当該単発操作演出処理を終了させる。
ステップS1407では、操作ボタン22の操作開始タイミングが到来したことを通知するための単発操作開始画像を図柄表示部341に表示させる。このように、パチンコ機10では、操作ボタン22の操作目的や操作方法を通知した後に時間差を設けて操作ボタン22の操作開始指示を通知する処理が実行される。ここに、係る処理を実行するときの表示制御装置6が操作通知手段の一例である。
そして、ステップS1408では、操作ボタン22の操作の受付を開始するため、受付開始フラグ612nをオンにする。これにより、次に当該単発操作演出処理が実行される場合には、前記ステップS1403において処理がステップS1411に移行することになる。なお、受付開始フラグ612nは、後述のステップS1417でオフとなる。
次に、ステップS1409では、前記ステップS1407における操作開始指示の通知時点で遊技者による操作ボタン22の操作が継続しているか否かを判断する。即ち、ステップS1409では、前記操作開始指示の通知前後に亘って操作ボタン22が操作されているか否かが判断される。具体的には、第1パターンフラグ612dがオンであるか否かに応じて、操作ボタン22が既に操作されているか否かを判断する。パチンコ機10では、前述したように操作ボタン22の操作開始タイミングの到来よりも前にその操作ボタン22の操作方法などを遊技者に通知するために、「ボタンを押して〜を揃えろ」のような前記単発操作告知画像が表示されることがある。この場合、遊技者が、前記単発操作告知画像が表示された時点で操作ボタン22の操作を開始してしまうおそれがある。但し、前記単発操作告知画像が表示されても前記単発操作開始画像が表示されるまでの間は、受付開始フラグ612nがオンになっておらず、操作ボタン22の操作の受付が開始していない。そのため、前記単発操作告知画像が表示されてから前記単発操作開始画像が表示されるまでの間に遊技者が操作ボタン22の操作を開始し、その状態が前記単発操作開始画像の表示後も継続している場合には、操作ボタン22の操作の受付開始後に(S1403:Yes)、操作スイッチ22aの入力信号が「OFF」、「ON」、「ON」にならないため(S1415:No)、その操作ボタン22の操作が演出に反映されない。これに対し、パチンコ機10では、前記単発操作開始画像が表示される前から遊技者による操作ボタン22の操作が開始されている場合にもその操作を演出に反映させるために、前記ステップS1409において前記単発操作開始画像の表示時点における操作ボタン22の操作の継続の有無が判断される。ここで、操作ボタン22の操作が継続している場合は(S1409:Yes)、処理がステップS1410に移行し、既操作フラグ612jをオンにして、当該単発操作演出処理を終了させる。また、操作ボタン22がまだ操作されていない場合は(S1409:No)、そのまま当該単発操作演出処理を終了させる。
一方、前記ステップS1403で操作ボタン22の操作の受付が開始済であると判断された場合、続くステップS1411では、操作ボタン22の操作有効期間内であるか否かを判断する。具体的に、ROM611には、前記単発操作演出の種類ごとに予め設定された有効待ち時間(例えば1〜5秒)が記憶されている。そして、MPU61は、前記単発操作開始画像の表示後から前記有効待ち時間が経過していない場合に操作有効期間内であると判断する。ここで、前記操作有効期間内である場合は(S1411:Yes)、処理がステップS1412に移行し、前記操作有効期間内でなければ(S1411:No)、処理がステップS1418に移行する。
ステップS1412では、前記既操作フラグ612jがオンであるか否かを判断する。ここで、前記既操作フラグ612jがオンでない場合は(S1412:No)、処理がステップS1415に移行する。即ち、前記単発操作開始画像が表示されて前記受付開始フラグ612nがオンになった時点で、まだ遊技者が操作ボタン22を操作しておらず、前記ステップS1410がスキップされた場合、又は前記単発操作開始画像の表示後にまだ操作ボタン22が操作されていない場合には、処理がステップS1415に移行する。
ステップS1413では、操作ボタン22の操作が終了したか否かを判断する。具体的には、前記第3パターンフラグ612fがオンである場合に、操作ボタン22が操作状態から非操作状態に変化し、操作ボタン22の操作が終了したと判断する。即ち、前記ステップS1413は、遊技者が単発操作開始画像の表示時点で操作ボタン22を押下していた場合に、その操作ボタン22の押下をやめたことを検出するための処理である。ここで、操作ボタン22の操作が終了した場合は(S1413:Yes)、操作ボタン22の操作を演出に反映させるため、処理がステップS1416に移行する。また、操作ボタン22の操作が終了していない場合は(S1413のNo側)、処理がステップS1414に移行する。
ステップS1414では、前記単発操作開始画像の表示後、予め設定された判定時間が経過したか否かを判断する。前記判定時間は、前記単発操作開始画像が表示されてから、遊技者による操作ボタン22の操作を強制的に確定させるまでの待ち時間であって、少なくとも前記操作有効期間に対応する前記操作待ち時間よりも短い時間(例えば0.5〜1秒)である。パチンコ機10では、前述したように操作ボタン22の操作開始タイミングの到来よりも前にその操作ボタン22の操作方法などを遊技者に通知するために、「ボタンを押して〜を揃えろ」のような前記単発操作告知画像が表示されることがある。この場合、遊技者が、前記単発操作告知画像が表示された時点で操作ボタン22の操作を開始してしまうおそれがある。但し、前記単発操作告知画像が表示されても前記単発操作開始画像が表示されるまでの間は、受付開始フラグ612nがオンになっておらず、操作ボタン22の操作の受付が開始していない。そのため、前記単発操作告知画像が表示されてから前記単発操作開始画像が表示されるまでの間に遊技者が操作ボタン22の操作を開始し、その状態が前記単発操作開始画像の表示後も継続している場合には、操作ボタン22の操作の受付開始後に(S1403:Yes)、操作スイッチ22aの入力信号が「OFF」、「ON」、「ON」にならないため(S1415:No)、その操作ボタン22の操作が演出に反映されない。特に、このような場合、遊技者が、操作ボタン22の操作が受け付けられないと思い、操作ボタン22を押したままにするおそれがある。このとき、操作ボタン22を操作しているにもかかわらず、いつまでもその操作が演出に反映されないと遊技者が不快に思うおそれがある。これに対し、パチンコ機10では、前記単発操作開始画像の表示前後に遊技者による操作ボタン22の操作が継続している状態がある程度の時間継続した場合にその操作を演出に反映させるために、前記ステップS1409において前記判定時間の経過の有無が判断される。ここで、前記判定時間が経過した場合は(S1414:Yes)、操作ボタン22の操作を演出に反映させるため、処理がステップS1416に移行する。なお、前記判定時間が経過していない場合は(S1414:No)、当該単発操作演出処理を終了させる。
また、前記ステップS1412において前記既操作フラグ612jがオンでない場合、続くステップS1415では、操作ボタン22の操作が開始されたか否かを判断する。具体的には、第2パターンフラグ612eがオンである場合に、操作ボタン22が非操作状態から操作状態に変化し、操作ボタンの操作が開始したと判断する。ここで、操作ボタン22の操作が開始したと判断すると(S1415:Yes)、操作ボタン22の操作を演出に反映させるため、処理がステップS1416に移行する。また、操作ボタン22の操作が開始していないと判断すると(S1415:No)、当該単発操作演出処理を終了させる。
そして、ステップS1416では、操作ボタン22の操作を反映させた単発操作結果画像を図柄表示部341に表示する。具体的に、ROM611には、前記単発操作演出の種類ごとに対応する複数の単発操作結果画像が記憶されている。そして、前記ステップS1416では、前記単発操作演出に対応する複数の単発操作結果画像のうち、前記ステップS1305において前記変動開始コマンドに含まれる大当たり発生の有無などの情報に応じて選択された単発操作結果に対応する単発操作結果画像を表示する。
その後、ステップS1417では、単発操作演出処理で使用される単発演出フラグ612g、既操作フラグ612j、及び受付開始フラグ612nをオフにする。
なお、前記ステップS1411で前記操作有効期間内でないと判断された場合(S1411:No)、即ち前記操作有効期間内に操作ボタン22が操作されなかった場合、続くステップS1418では、前記単発操作演出の終了を示す演出終了画像を図柄表示部341に表示する。なお、前記演出終了画像の表示に代えて前記単発操作開始画像の表示明度を低下させることにより、操作有効期間の終了を遊技者に認識させることも考えられる。また、ステップS1418では、音声ランプ制御装置5に演出終了コマンドが送信され、音声ランプ制御装置5は、スピーカ26による演出音声の再生を停止し、電飾部27による演出点灯を終了させる。
ここに、図15は、前記連打操作演出処理の手順の一例を示すフローチャートである。前記連打操作演出処理では、前記連打操作演出を図柄表示部341に表示させるための処理を実行する。なお、表示制御装置6のROM611には、連打操作演出において図柄表示部341に表示される連打操作予告画像、連打操作開始画像、連打操作演出画像、連打操作結果画像、及び演出終了画像などの画像がそれぞれ一種類又は複数種類記憶されている。
図15に示すように、ステップS1501では、変動開始コマンドに連打操作演出を示す情報が含まれる場合に前記ステップS1307でオンにされる連打演出フラグ612hに基づいて連打操作演出を実行するか否かを判断する。ここで、連打演出フラグ612hがオンである場合(S1501:Yes)、処理がステップS1502に移行し、連打演出フラグ612hがオンでない場合(S1501:No)、当該連打操作演出処理を終了させる。
ステップS1502では、前記連打操作演出の開始タイミングが到来したか否かを判断する。具体的に、ROM611には、図柄表示部341における変動表示開始後から前記連打操作演出が開始されるまでの連打待機時間が前記連打操作演出の種類ごとに記憶されている。そして、前記ステップS1502では、図柄表示部341における変動表示開始後から前記連打操作演出の種類に対応する前記連打待機時間が経過した場合に前記連打操作演出の開始タイミングが到来したと判断する。ここで、前記連打操作演出の開始タイミングが到来した場合は(S1502:Yes)、処理がステップS1503に移行し、前記連打操作演出の開始タイミングが到来していない場合は(S1502:No)、当該連打操作演出処理を終了させる。
ステップS1503では、操作ボタン22の操作の受付が開始済であるか否かを受付開始フラグ612nがオンであるか否かに応じて判断する。受付開始フラグ612nは、操作ボタン22の操作の受付を開始したか否かを示すフラグであり、後述するように、ステップS1508でオンにされ、ステップS1515でオフにされる。ここで、受付開始フラグ612nがオンである場合は(S1503:Yes)、処理がステップS1509に移行し、受付開始フラグ612nがオンでない場合は(S1503:No)、処理がステップS1504に移行する。
ステップS1504では、前記連打操作演出の種類に対応する前記操作ボタン22の操作目的又は操作方法などを伝えるための連打操作予告画像が既に図柄表示部341に表示されているか否かを判断する。ここで、前記連打操作予告画像が表示されていない場合は(S1504:Yes)、続くステップS1505において、前記連打操作演出の種類に対応する前記連打操作予告画像を図柄表示部341に表示させる。
ステップS1506では、前記連打操作予告画像ごとに対応して予め設定され、ROM611に記憶されている予告継続時間が経過したか否かを判断する。前記予告継続時間は、前記連打操作予告画像の表示後に遊技者が前記連打操作予告画像の内容を認識可能な時間として予め設定された待ち時間である。なお、前記予告継続時間は、複数の演出内容又は複数の連打操作予告画像について共通の時間であってもよい。ここで、前記連打操作予告画像に対応する前記予告継続時間が経過している場合は(S1506:Yes)、処理がステップS1507に移行し、前記予告継続時間が経過していない場合は(S1506:No)、当該連打操作演出処理を終了させる。
ステップS1507では、操作ボタン22の操作開始タイミングが到来したことを通知するための連打操作開始画像を図柄表示部341に表示させる。このように、パチンコ機10では、操作ボタン22の操作目的や操作方法を通知した後に時間差を設けて操作ボタン22の操作開始指示を通知する処理が実行される。ここに、係る処理を実行するときの表示制御装置6が操作通知手段の一例である。例えば、前記連打操作開始画像として、「スタート!」又は「Ready Go!」のようなメッセージが表示される。なお、前記連打操作開始画像が、さらに複数段階に分けられていることも考えられる。例えば、前記連打操作開始画像として「Ready」が表示され、その後に「Go!」が表示されることが考えられる。なお、前記連打操作開始画像に代えて、又は前記連打操作開始画像と共に、操作ボタン22の操作開始指示がスピーカ26を用いて音声で通知されることも考えられる。
そして、ステップS1508では、操作ボタン22の操作の受付を開始するため、受付開始フラグ612nをオンにする。これにより、次に当該連打操作演出処理が実行される場合には、前記ステップS1503において処理がステップS1509に移行することになる。なお、受付開始フラグ612nは、後述のステップS1515でオフとなる。
一方、前記ステップS1503で操作ボタン22の操作の受付が開始済であると判断された場合、続くステップS1509では、操作ボタン22の操作有効期間内であるか否かを判断する。具体的に、ROM611には、前記連打操作演出の種類ごとに予め設定された有効待ち時間(例えば1〜5秒)が記憶されている。そして、MPU61は、前記連打操作開始画像の表示後から前記有効待ち時間が経過していない場合に操作有効期間内であると判断する。ここで、前記操作有効期間内である場合は(S1509:Yes)、処理がステップS1510に移行し、前記操作有効期間内でなければ(S1509:No)、処理がステップS1516に移行する。
ステップS1510では、操作ボタン22の操作が開始されたか否かを第2パターンフラグ612eがオンであるか否かに応じて判断する。ここで、操作ボタン22の操作が開始したと判断すると(S1510:Yes)、操作ボタン22の操作を演出に反映させるため、処理がステップS1511に移行する。また、操作ボタン22の操作が開始していないと判断すると(S1510:No)、当該連打操作演出処理を終了させる。
ステップS1511では、連打カウンタ612kを1ずつ加算する。これにより、連打カウンタ612kには、連打操作演出における操作有効期間内の操作回数が記憶されることになる。
そして、ステップS1512では、連打カウンタ612kの値に対応する連打操作演出画像を図柄表示部341に表示させる。具体的に、ROM611には、連打カウンタ612kの値の増加に伴って内容が変化する複数の連打操作演出画像が記憶されており、ステップS1512では、連打カウンタ612kの値に対応する前記連打操作演出画像が読み出されて表示される。例えば、前記連打操作演出が、操作ボタン22の連打操作に応じて扉を開く演出である場合には、その扉が徐々に開く画像が図柄表示部341に表示され、操作ボタン22の連打操作に応じて物を破壊する演出である場合には、その物が徐々に破壊される画像が図柄表示部341に表示される。
次に、ステップS1513では、連打カウンタ612kが連打操作演出に対応する前記第1規定値以上に達したか否かを判断する。なお、前記第1規定値は、演出内容が連打操作演出であると判断された場合に(S1306:Yes)、前記ステップS1307で設定される値である。ここで、連打カウンタ612kが前記第1規定値以上である場合は(S1513:Yes)、処理がステップS1514に移行し、連打カウンタ612kが前記第1規定値以上でない場合は(S1513:No)、当該連打操作演出処理は終了する。
そして、ステップS1514では、操作ボタン22の連打操作の結果として前記連打操作結果画像を図柄表示部341に表示する。具体的に、ROM611には、前記連打操作演出の種類ごとに対応する複数の連打操作結果画像が記憶されている。そして、前記ステップS1514では、前記連打操作演出に対応する複数の連打操作結果画像のうち、前記変動開始コマンドに含まれる大当たり発生の有無の情報に応じて選択される連打操作結果画像を表示する。
その後、ステップS1515では、連打操作演出処理で使用される連打演出フラグ612h及び受付開始フラグ612nをオフにすると共に、連打カウンタ612kを0にクリアして、当該連打操作演出処理を終了させる。
なお、前記ステップS1509で前記操作有効期間内でないと判断された場合(S1509:No)、即ち前記連打操作開始画像の表示後から前記有効待ち時間が経過した場合、続くステップS1516では、前記連打操作演出の終了を示す演出終了画像を図柄表示部341に表示する。なお、前記演出終了画像の表示に代えて前記連打操作開始画像の表示明度を低下させることにより、操作有効期間の終了を遊技者に認識させることも考えられる。また、ステップS1516では、音声ランプ制御装置5に演出終了コマンドが送信され、音声ランプ制御装置5は、スピーカ26による演出音声の再生を停止し、電飾部27による演出点灯を終了させる。
ここに、図16は、前記長押し操作演出処理の手順の一例を示すフローチャートである。前記長押し操作演出処理では、前記長押し操作演出を図柄表示部341に表示させるための処理を実行する。なお、表示制御装置6のROM611には、長押し操作演出において図柄表示部341に表示される長押し操作予告画像、長押し操作開始画像、長押し操作演出画像、長押し操作結果画像、及び演出終了画像などの画像がそれぞれ一種類又は複数種類記憶されている。
図16に示すように、ステップS1601では、変動開始コマンドに長押し操作演出を示す情報が含まれる場合に前記ステップS1309でオンにされる長押し演出フラグ612iに基づいて長押し操作演出を実行するか否かを判断する。ここで、長押し演出フラグ612iがオンである場合(S1601:Yes)、処理がステップS1602に移行し、長押し演出フラグ612iがオンでない場合(S1601:No)、当該長押し操作演出処理を終了させる。
ステップS1602では、前記長押し操作演出の開始タイミングが到来したか否かを判断する。具体的に、ROM611には、図柄表示部341における変動表示開始後から前記長押し操作演出が開始されるまでの長押し待機時間が前記長押し操作演出の種類ごとに記憶されている。そして、前記ステップS1602では、図柄表示部341における変動表示開始後から前記長押し操作演出の種類に対応する前記長押し待機時間が経過した場合に前記長押し操作演出の開始タイミングが到来したと判断する。ここで、前記長押し操作演出の開始タイミングが到来した場合は(S1602:Yes)、処理がステップS1603に移行し、前記長押し操作演出の開始タイミングが到来していない場合は(S1602:No)、当該長押し操作演出処理を終了させる。
ステップS1603では、操作ボタン22の操作の受付が開始済であるか否かを受付開始フラグ612nがオンであるか否かに応じて判断する。受付開始フラグ612nは、操作ボタン22の操作の受付を開始したか否かを示すフラグであり、後述するように、ステップS1608でオンにされ、ステップS1617でオフにされる。ここで、受付開始フラグ612nがオンである場合は(S1603:Yes)、処理がステップS1609に移行し、受付開始フラグ612nがオンでない場合は(S1603:No)、処理がステップS1604に移行する。
ステップS1604では、前記長押し操作演出の種類に対応する前記操作ボタン22の操作目的又は操作方法などを伝えるための長押し操作予告画像が既に図柄表示部341に表示されているか否かを判断する。ここで、前記長押し操作予告画像が表示されていない場合は(S1604:Yes)、続くステップS1605において、前記長押し操作演出の種類に対応する前記長押し操作予告画像を図柄表示部341に表示させる。例えば、前記長押し操作予告画像として、「ボタンを長押ししてパワーをためろ」のようなミッションを伝えるメッセージが表示される。なお、前記長押し操作予告画像に代えて、又は前記長押し操作予告画像と共に、操作ボタン22の操作目的又は操作方法がスピーカ26を用いて音声で通知されることも考えられる。一方、前記長押し操作予告画像が既に表示されている場合は(S1604:No)、処理が前記ステップS1605をスキップしてステップS1606に移行する。
ステップS1606では、前記長押し操作予告画像ごとに対応して予め設定され、ROM611に記憶されている予告継続時間が経過したか否かを判断する。前記予告継続時間は、前記長押し操作予告画像の表示後に遊技者が前記長押し操作予告画像の内容を認識可能な時間として予め設定された待ち時間である。なお、前記予告継続時間は、複数の演出内容又は複数の長押し操作予告画像について共通の時間であってもよい。ここで、前記長押し操作予告画像に対応する前記予告継続時間が経過している場合は(S1606:Yes)、処理がステップS1607に移行し、前記予告継続時間が経過していない場合は(S1606:No)、当該長押し操作演出処理を終了させる。
ステップS1607では、操作ボタン22の操作開始タイミングが到来したことを通知するための長押し操作開始画像を図柄表示部341に表示させる。このように、パチンコ機10では、操作ボタン22の操作目的や操作方法を通知した後に時間差を設けて操作ボタン22の操作開始指示を通知する処理が実行される。ここに、係る処理を実行するときの表示制御装置6が操作通知手段の一例である。例えば、前記長押し操作開始画像として、「スタート!」又は「Ready Go!」のようなメッセージが表示される。なお、前記長押し操作開始画像が、さらに複数段階に分けられていることも考えられる。例えば、前記長押し操作開始画像として「Ready」が表示され、その後に「Go!」が表示されることが考えられる。なお、前記長押し操作開始画像に代えて、又は前記長押し操作開始画像と共に、操作ボタン22の操作開始指示がスピーカ26を用いて音声で通知されることも考えられる。
そして、ステップS1608では、操作ボタン22の操作の受付を開始するため、受付開始フラグ612nをオンにする。これにより、次に当該長押し操作演出処理が実行される場合には、前記ステップS1603において処理がステップS1611に移行することになる。なお、受付開始フラグ612nは、後述のステップS1619でオフとなる。
ステップS1609では、前記ステップS1607における操作開始指示の通知時点で遊技者による操作ボタン22の操作が継続しているか否かを判断する。即ち、ステップS1609では、前記操作開始指示の通知前後に亘って操作ボタン22が操作されているか否かが判断される。具体的には、第1パターンフラグ612dがオンであるか否かに応じて、操作ボタン22が既に操作されているか否かを判断する。パチンコ機10では、前述したように操作ボタン22の操作開始タイミングの到来よりも前にその操作ボタン22の操作方法などを遊技者に通知するために、「ボタンを長押ししてパワーをためろ」のような前記長押し操作告知画像が表示されることがある。この場合、遊技者が、前記長押し操作告知画像が表示された時点で操作ボタン22の操作を開始してしまうおそれがある。但し、前記長押し操作告知画像が表示されても前記長押し操作開始画像が表示されるまでの間は、受付開始フラグ612nがオンになっておらず、操作ボタン22の操作の受付が開始していない。そのため、前記長押し操作告知画像が表示されてから前記長押し操作開始画像が表示されるまでの間に遊技者が操作ボタン22の操作を開始し、その状態が前記長押し操作開始画像の表示後も継続している場合には、操作ボタン22の操作の受付開始後に(S1603:Yes)、操作スイッチ22aの入力信号が「OFF」、「ON」、「ON」にならないため(S1614:No)、その操作ボタン22の操作が演出に反映されない。これに対し、パチンコ機10では、前記長押し操作開始画像が表示される前から遊技者による操作ボタン22の操作が開始されている場合にもその操作を演出に反映させるために、前記ステップS1609において前記長押し操作開始画像の表示時点における操作ボタン22の操作の継続の有無が判断される。ここで、操作ボタン22の操作が継続している場合は(S1609:Yes)、処理がステップS1610に移行し、長押しカウンタ612kを1つ加算して、当該長押し操作演出処理を終了させる。また、操作ボタン22がまだ操作されていない場合は(S1609:No)、そのまま当該長押し操作演出処理を終了させる。
一方、前記ステップS1603で操作ボタン22の操作の受付が開始済であると判断された場合、続くステップS1611では、操作ボタン22の操作有効期間内であるか否かを判断する。具体的に、ROM611には、前記長押し操作演出の種類ごとに予め設定された有効待ち時間(例えば1〜5秒)が記憶されている。そして、MPU61は、前記長押し操作開始画像の表示後から前記有効待ち時間が経過していない場合に操作有効期間内であると判断する。ここで、前記操作有効期間内である場合は(S1611:Yes)、処理がステップS1612に移行し、前記操作有効期間内でなければ(S1611:No)、処理がステップS1620に移行する。
ステップS1612では、前記長押しカウンタ612kが0より大きいか否かを判断する。ここで、前記長押しカウンタ612kが0である場合は(S1612:No)、処理がステップS1614に移行する。即ち、前記長押し操作開始画像が表示されて前記受付開始フラグ612nがオンになった時点で、まだ遊技者が操作ボタン22を操作しておらず、前記ステップS1610がスキップされた場合、又は前記長押し操作開始画像の表示後にまだ操作ボタン22が操作されていない場合には、処理がステップS1614に移行する。
ステップS1613では、操作ボタン22の操作が終了したか否かを判断する。具体的には、前記第3パターンフラグ612fがオンである場合に、操作ボタン22が操作状態から非操作状態に変化し、操作ボタン22の操作が終了したと判断する。即ち、前記ステップS1613は、遊技者が操作ボタン22の押下をやめたことを検出するための処理である。ここで、操作ボタン22の操作が終了した場合は(S1613:Yes)、当該長押し操作演出処理は終了する。一方、操作ボタン22の操作が終了していない場合は(S1613のNo側)、即ち操作ボタン22の操作が継続している場合は、処理がステップS1615に移行する。
また、ステップS1614では、操作ボタン22の操作が開始されたか否かを判断する。具体的には、第2パターンフラグ612eがオンである場合に、操作ボタン22が非操作状態から操作状態に変化し、操作ボタンの操作が開始したと判断する。ここで、操作ボタン22の操作が開始したと判断すると(S1614:Yes)、操作ボタン22の操作を演出に反映させるため、処理がステップS1615に移行する。また、操作ボタン22の操作が開始していないと判断すると(S1614:No)、当該長押し操作演出処理を終了させる。
ステップS1615では、長押しカウンタ612kを1ずつ加算する。これにより、長押しカウンタ612kには、長押し操作演出における操作有効期間内の操作時間に対応するカウンタ値が記憶されることになる。
次に、ステップS1617では、長押しカウンタ612kが長押し操作演出に対応する前記第2規定値以上に達したか否かを判断する。なお、前記第2規定値は、演出内容が長押し操作演出であると判断された場合に(S1308:Yes)、前記ステップS1309で設定される値である。ここで、長押しカウンタ612kが前記第2規定値以上である場合は(S1617:Yes)、処理がステップS1618に移行し、長押しカウンタ612kが前記第2規定値以上でない場合は(S1617:No)、当該長押し操作演出処理は終了する。
そして、ステップS1618では、操作ボタン22の長押し操作の結果として前記長押し操作結果画像を図柄表示部341に表示する。具体的に、ROM611には、前記長押し操作演出の種類ごとに対応する複数の長押し操作結果画像が記憶されている。そして、前記ステップS1618では、前記長押し操作演出に対応する複数の長押し操作結果画像のうち、前記変動開始コマンドに含まれる大当たり発生の有無の情報に応じて選択される長押し操作結果画像を表示する。
その後、ステップS1619では、長押し操作演出処理で使用される長押し演出フラグ612i及び受付開始フラグ612nをオフにすると共に、長押しカウンタ612mを0にクリアして、当該長押し操作演出処理を終了させる。
なお、前記ステップS1609で前記操作有効期間内でないと判断された場合(S1609:No)、即ち前記長押し操作開始画像の表示後から前記有効待ち時間が経過した場合、続くステップS1620では、前記長押し操作演出の終了を示す演出終了画像を図柄表示部341に表示する。なお、前記演出終了画像の表示に代えて前記長押し操作開始画像の表示明度を低下させることにより、操作有効期間の終了を遊技者に認識させることも考えられる。また、ステップS1620では、音声ランプ制御装置5に演出終了コマンドが送信され、音声ランプ制御装置5は、スピーカ26による演出音声の再生を停止し、電飾部27による演出点灯を終了させる。
前記第1の実施形態では、前記単発操作演出処理(図14参照)において、前記単発操作開始画像の表示前後に亘って操作ボタン22の操作状態が継続している場合に(S1409:Yes)、その操作を前記単発操作開始画像の表示後に演出に反映させる場合について説明した。一方、操作ボタン22の操作方法などを示す前記単発操作告知画像が表示されたときにその操作ボタン22の操作の受付を開始することが考えられる。当該第2の実施形態では、前記単発操作告知画像が表示されたときに操作ボタン22の操作の受付を有効にすることにより、前記単発操作告知画像が表示されてから前記単発操作開始画像が表示されるまでの間における遊技者の操作ボタン22の操作を演出に反映させる構成について説明する。
図18に示すように、前記ステップS1405において前記単発操作予告画像を表示すると、続くステップS1801では、操作ボタン22の操作が開始されたか否かを判断する。ここで、操作ボタン22の操作が開始したと判断すると(S1801:Yes)、操作ボタン22の操作を受け付けて、処理を前記ステップS1416に移行させる。ここに、前記ステップS1801を実行することにより前記単発操作予告画像の表示による操作方法の通知以後の操作ボタン22の操作を受け付けるときのMPU61が操作受付手段の一例である。
前記第2の実施形態では、前記単発操作告知画像が表示されてから前記単発操作開始画像が表示されるまでの間に操作ボタン22の操作があった場合に、その時点で操作を演出に反映させる場合について説明した。一方、このような場合には、前記単発操作開始画像が表示されないことがあるため、操作ボタン22を早期に操作してしまった遊技者に対して本来の単発操作演出を見せることができない。そこで、当該第3の実施形態では、前記単発操作告知画像が表示されてから前記単発操作開始画像が表示されるまでの間に操作ボタン22の操作があった場合であっても、その操作を前記単発操作開始画像が表示されるまでの間は保留し、前記単発操作開始画像の表示以後に前記操作を演出に反映させる構成について説明する。
図19に示すように、前記ステップS1405において前記単発操作予告画像を表示すると、続くステップS1901では、操作ボタン22の操作が開始されたか否かを判断する。具体的には、第2パターンフラグ612eがオンである場合に、操作ボタン22が非操作状態から操作状態に変化し、操作ボタンの操作が開始したと判断する。ここで、操作ボタン22の操作が開始したと判断すると(S1901:Yes)、処理がステップS1902に移行し、操作ボタン22の操作が開始していないと判断すると(S1901:No)、処理が前記ステップS1406に移行する。
ステップS1902では、既操作フラグ612jをオンにする。これにより、前記単発操作予告画像の表示後、前記単発操作開始画像が表示されるまでの間に、操作ボタン22の操作が行われたか否かを既操作フラグ612jの状態に応じて判断することが可能になる。
その後、前記ステップS1411で、前記操作有効期間内であると判断されると(S1411:Yes)、続くステップS1903では、前記ステップS1412と同様に、既操作フラグ612jがオンであるか否かを判断する。ここで、既操作フラグ612jがオンでない場合には(S1903:No)、処理が前記ステップS1415に移行する。一方、既操作フラグ612jがオンである場合には(S1903:Yes)、処理が前記ステップS1416に移行して前記単発操作結果画像が表示される。即ち、前記単発操作予告画像が表示されてから前記単発操作開始画像が表示されるまでの間に操作ボタン22の操作が受け付けられて既操作フラグ612jがオンにされている場合には、その後に、前記単発操作開始画像の表示により操作開始指示が通知されるタイミングで、その操作ボタン22の操作が演出に反映される。即ち、前記単発操作開始画像の表示から前記単発操作開始画像の表示までの間に操作ボタン22の操作が受け付けられている場合は、前記操作開始指示の通知直後に操作が演出に反映される。
前記第3の実施形態では、前記単発操作告知画像が表示されてから前記単発操作開始画像が表示されるまでの間に操作ボタン22の操作があった場合に、その操作を前記単発操作開始画像の表示直後に演出に反映させる構成について説明した。この場合には、前記単発操作開始画像が瞬時的に表示されることになる。一方、前記単発操作開始画像の表示を一定時間確保することにより前記単発操作開始画像の内容を遊技者に十分に認識させる構成が考えられる。当該第4の実施形態では、前記単発操作告知画像が表示されてから前記単発操作開始画像が表示されるまでの間に操作ボタン22の操作があった場合に、その操作を前記単発操作開始画像がある程度の時間表示された後に演出に反映させる構成について説明する。
図20に示すように、前記ステップS1903において既操作フラグ612jがオンであると判断された場合(S1903:Yes)、続くステップS2001では、前記単発操作開始画像の表示後に予め設定された待機時間が経過したか否かが判断される。そして、前記待機時間が経過すると(S2001:Yes)、処理が前記ステップS1416に移行し、前記単発操作結果画像が表示される。即ち、前記単発操作開始画像の表示から前記単発操作開始画像の表示までの間に操作ボタン22の操作が受け付けられている場合は、前記単発操作開始画像の表示から前記待機時間が経過した時点で前記操作が前記演出に反映される。一方、前記待機時間が経過していなければ(S2001:No)、処理が前記ステップS1415に移行する。
ところで、遊技機10では、前記単発操作開始画像が表示された時点で操作ボタン22が操作されている場合には、その後に操作ボタン22の操作を検出する操作スイッチ22aからの入力信号が「OFF」、「ON」、「ON」にならないことが問題である。そこで、当該第5の実施形態では、前記単発操作開始画像の表示時に強制的に操作スイッチ22aからの入力信号を「OFF」、「OFF」、「OFF」にすることにより操作ボタン22の操作開始を検出可能とする構成について説明する。
図21に示すように、前記ステップS1408において操作ボタン22の操作の受付が開始されたとき、続くステップS2101において、第1検出フラグ612a、第2検出フラグ612b、及び第3検出フラグ612cをオフにする。即ち、前記ステップS2101では、MPU61により、遊技者による操作ボタン22の操作が行われていない状態が擬似的に作り出される。
前記第1の実施形態では、前記連打操作演出処理(図15参照)において、前記連打操作開始画像の表示前後に亘って操作ボタン22の操作状態が継続している場合であっても、その操作を無視する場合を例に挙げて説明した。一方、前記連打操作告知画像の表示後から操作ボタン22の連打操作を受け付ける構成も考えられる。当該第6の実施形態では、前記連打操作告知画像が表示されたときから操作ボタン22の連打操作を受け付け、その連打操作を前記連打操作開始画像の表示後に演出に反映させる構成について説明する。
図22に示すように、前記ステップS1505において前記連打操作予告画像を表示すると、続くステップS2201では、操作ボタン22の操作が開始されたか否かを判断する。ここで、操作ボタン22の操作が開始したと判断すると(S2201:Yes)、処理がステップS2202に移行し、操作ボタン22の操作が開始していないと判断すると(S2201:No)、処理が前記ステップS1506に移行する。
ステップS2202では、事前連打カウンタ612pを1ずつ加算する。これにより、連打操作演出処理では、前記連打操作予告画像が表示されてから前記連打操作開始画像が表示されるまでの間に行われた操作ボタン22の操作回数が事前連打カウンタ612pに記憶されることになる。なお、事前連打カウンタ612pは前記ステップS1515において0にクリアされる。
そして、前記ステップS1509で、前記操作有効期間内であると判断されると(S1509:Yes)、続くステップS2203では、事前連打カウンタ612pが0より大きいか否かを判断する。ここで、事前連打カウンタ612pが0より大きい場合は(S2203:Yes)、処理がステップS2204に移行し、事前連打カウンタ612pが0である場合は(S2203:No)、処理が前記ステップS1510に移行する。
ステップS2204では、連打カウンタ612kを1ずつ加算し、続くステップS2205では、事前連打カウンタ612pを一つ減算する。即ち、前記ステップS2203〜S2205では、事前連打カウンタ612pの値が0になるまで、事前連打カウンタ612pを連打カウンタ612kとして加算するための処理が繰り返し実行される。そして、前記ステップS2205の後、処理は前記ステップS1512に移行する。これにより、ステップS1512では、事前連打カウンタ612pによりカウントされた連打カウンタ612kに対応する前記連打操作演出画像が表示されることになる。
前記第6の実施形態では、前記連打操作告知画像が表示されてから前記連打操作開始画像が表示されるまでの間に操作ボタン22の連打操作があった場合に、その連打操作を前記連打操作開始画像の表示直後に演出に反映させる場合について説明した。この場合には、前記ステップS1512における連打操作演出画像の遷移が、遊技者による操作ボタン22の通常の連打速度よりも格別に早い速度で行われる。当該第7の実施形態では、前記連打操作告知画像が表示されてから前記連打操作開始画像が表示されるまでの間に操作ボタン22の連打操作があった場合に、その連打操作を前記連打操作演出画像に反映させる間隔をある程度確保する構成について説明する。
図23に示すように、前記ステップS1903において事前連打カウンタ612pが0より大きい場合、ステップS2301では、一つ前に前記ステップS1904が実行された後、予め設定された待機時間が経過しているか否かを判断する。ここで、前記待機時間が経過していなければ(S2301:No)、処理が前記ステップS1510に移行する。一方、前記待機時間が経過していれば(S2301:Yes)、処理が前記ステップS1904に移行する。なお、前記待機時間は、前記連打操作結果画像の遷移を遊技者が把握することができる程度の時間として予め設定された時間であり、少なくとも連打操作演出処理の実行間隔よりも長い時間である。例えば、前記待機時間が400msecであって、100回の前記連打操作演出処理に対して前記ステップS1904が1回実行されることが考えられる。
前記第1の実施形態では、前記長押し操作演出処理(図16参照)において、前記長押し操作開始画像の表示前後に亘って操作ボタン22の操作状態が継続している場合に(S169:Yes)、その操作を前記長押し操作開始画像の表示後に演出に反映させる場合について説明した。一方、操作ボタン22の操作方法などを示す前記長押し操作告知画像が表示されたときにその操作ボタン22の操作の受付を開始することが考えられる。当該第8の実施形態では、前記長押し操作告知画像が表示されたときに操作ボタン22の操作の受付を有効にすることにより、前記長押し操作告知画像が表示されてから前記長押し操作開始画像が表示されるまでの間における遊技者の操作ボタン22の操作を演出に反映させる構成について説明する。
図24に示すように、前記ステップS1605において前記長押し操作予告画像を表示すると、続くステップS2401では、操作ボタン22の操作が開始されたか否かを判断する。具体的には、第2パターンフラグ612eがオンである場合に、操作ボタン22が非操作状態から操作状態に変化し、操作ボタンの操作が開始したと判断する。ここで、操作ボタン22の操作が開始したと判断すると(S2401:Yes)、処理がステップS2402に移行し、操作ボタン22の操作が開始していないと判断すると(S2401:No)、処理がステップS2403に移行する。
ステップS2402では、事前長押しカウンタ612qを1ずつ加算する。これにより、長押し操作演出では、前記長押し操作予告画像が表示されてから前記長押し操作開始画像が表示されるまでの間に行われた操作ボタン22の操作時間が事前長押しカウンタ612qに記憶されることになる。
一方、ステップS2403では、操作ボタン22の操作が継続中であるか否かを判断する。具体的には、第1パターンフラグ612dがオンである場合に、操作ボタン22の操作が継続中であると判断する。ここで、前記操作ボタン22の操作が継続中である判断すると(S2403:Yes)、処理が前記ステップS2402に移行し、事前長押しカウンタ612qが加算される。また、操作ボタン22の操作が継続していないと判断すると(S2403:No)、処理が前記ステップS1606に移行する。
そして、前記ステップS1611で、前記操作有効期間内であると判断されると(S1611:Yes)、続くステップS2404では、事前長押しカウンタ612qが5以上であるか否かを判断する。ここで、事前長押しカウンタ612qが5以上である場合は(S2404:Yes)、処理がステップS2405に移行し、事前長押しカウンタ612qが5未満である場合は(S2404:No)、処理が前記ステップS1612に移行する。
ステップS2405では、長押しカウンタ612mを5ずつ加算し、続くステップS2406では、事前長押しカウンタ612qを5ずつ減算する。即ち、前記ステップS2404〜S2406では、事前長押しカウンタ612qの値が0になるまで、事前長押しカウンタ612qを長押しカウンタ612mとして加算するための処理が繰り返し実行される。そして、前記ステップS2406の後、処理は前記ステップS1616に移行する。これにより、ステップS1616では、事前長押しカウンタ612qによりカウントされた長押しカウンタ612mに対応する前記長押し操作演出画像が表示されることになる。特に、事前長押しカウンタ612qを演出に反映させる場合は、長押しカウンタ612mが5ずつ増加するため、通常よりも早い速度で前記長押し操作演出画像を変化させることができる。
ところで、前記長押し操作演出処理において、前記長押し操作告知画像の表示から前記長押し操作開始画像の表示までの間に操作ボタン22が操作された場合の対応として、その操作を演出に反映させる場合の他に、その操作ボタン22の操作に意味を持たせることが考えられる。当該第9の実施形態では、記長押し操作告知画像の表示から前記長押し操作開始画像の表示までの間に操作ボタン22が操作された場合に、その操作に応じて大当たりの期待度を遊技者に通知することが可能な構成について説明する。
図26に示すように、前記ステップS1605において前記長押し操作予告画像を表示すると、続くステップS2501では、操作ボタン22の操作が開始されたか否かを判断する。ここで、操作ボタン22の操作が開始したと判断すると(S2501:Yes)、処理がステップS2502に移行し、操作ボタン22の操作が開始していないと判断すると(S2501:No)、処理が前記ステップS1606に移行する。このように、前記長押し操作予告画像の表示から前記長押し操作開始画像の表示までの間における操作ボタン22の操作を受け付けるときのMPU61が第1操作受付手段の一例である。また、前記長押し操作画像の表示後に前記ステップS1614で操作ボタン22の操作を受け付けるときのMPU61は第2操作受付手段の一例である。
そして、ステップS2502では、操作ボタン22の振動告知処理を実行する。具体的に、前記振動告知処理は、変動開始コマンドに大当たり発生ありの情報が含まれている場合には、前記振動手段を駆動させて操作ボタン22を振動させ、変動開始コマンドに大当たり発生なしの情報が含まれている場合は、前記振動手段を振動させない。ここに、前記ステップS2501で操作ボタン22の操作が受け付けられた場合に操作ボタン22を振動させるときのMPU61が振動制御手段の一例である。
ところで、遊技機10では、前記長押し操作開始画像が表示された時点で操作ボタン22が操作されている場合には、その後に操作ボタン22の操作を検出する操作スイッチ22aからの入力信号が「OFF」、「ON」、「ON」にならないことが問題である。そこで、当該第10の実施形態では、前記長押し操作開始画像の表示時に強制的に操作スイッチ22aからの入力信号を「OFF」、「OFF」、「OFF」にすることにより操作ボタン22の操作開始を検出可能とする構成について説明する。
図26に示すように、前記ステップS1608において操作ボタン22の操作の受付が開始された後、続くステップS2601では、第1検出フラグ612a、第2検出フラグ612b、及び第3検出フラグ612cをオフにする。即ち、前記ステップS2701では、MPU61により、遊技者による操作ボタン22の操作が行われていない状態が擬似的に作り出される。
以下、上述の各実施形態から抽出される発明の概要について付記する。なお、各付記と各実施形態との対応関係の理解に供するために便宜上符号を付して説明することがあるが、当該付記に係る発明はその符号を付した具体的構成に限定されるものではない。
遊技者により操作される操作手段(操作ボタン22)と、
前記操作手段の操作の有無を所定間隔で検出する操作検出手段(MPU61)と、
遊技の主たる制御を実行する主制御手段(主制御装置4)と、
予め定められた操作方法に従った前記操作手段の操作を受け付けた場合に前記操作手段の操作を演出に反映させる操作演出を前記主制御手段から出力される制御信号に基づいて実行する演出実行手段(MPU61)と、
前記操作方法を通知した後に時間差を設けて操作開始指示を通知する操作通知手段(MPU61)と、
を備え、
前記演出実行手段が、
前記操作通知手段による前記操作開始指示の通知後に前記操作手段が非操作状態から操作状態に変化したことを条件に前記操作手段の操作を受け付ける第1操作受付手段(MPU61)と、
前記操作通知手段による前記操作開始指示の通知前後に亘って前記操作手段の操作状態が継続している場合に、前記操作方法に対応して予め定められた条件に従って前記操作手段の操作を受付可能な第2操作受付手段(MPU61)と、
を含むことを特徴とする遊技機。
前記第1操作受付手段が、前記操作検出手段による複数回の検出結果において、少なくとも1回の非操作状態の後に少なくとも2回の操作状態が続いたことを条件に、前記操作手段が非操作状態から操作状態に変化したと判断するものである付記1に記載の遊技機。
前記第2操作受付手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の1回の操作である場合は、前記操作手段が操作状態から非操作状態に変化したことを条件に前記操作手段の操作を受け付けるものである付記1又は2に記載の遊技機。
前記第2操作受付手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の1回の操作である場合は、前記操作手段の操作状態が所定時間継続したことを条件に前記操作手段の操作を受け付けるものである付記1〜3のいずれかに記載の遊技機。
前記第2操作受付手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の長押し操作である場合は、前記操作開始指示の通知前後に亘って前記操作手段の操作状態が継続していると判断したことを条件に前記操作手段の操作を受け付けるものである付記1〜4のいずれかに記載の遊技機。
前記第2操作受付手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の断続操作である場合は、前記操作手段が操作状態から非操作状態に変化したことを条件に前記操作手段の操作を受け付けるものである付記1〜5のいずれかに記載の遊技機。
前記第2操作受付手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の断続操作である場合は、前記操作通知手段による前記操作開始指示の通知前後に亘る前記操作手段の操作状態を無視する付記1〜5のいずれかに記載の遊技機。
前記操作手段の操作の有無を所定間隔で検出する操作検出手段(MPU61)と、
遊技の主たる制御を実行する主制御手段(主制御装置4)と、
予め定められた操作方法に従った前記操作手段の操作を受け付けた場合に前記操作手段の操作を演出に反映させる操作演出を前記主制御手段から出力される制御信号に基づいて実行する演出実行手段(MPU61)と、
前記操作方法を通知した後に時間差を設けて操作開始指示を通知する操作通知手段(MPU61)と、
を備え、
前記演出実行手段が、前記操作通知手段による前記操作方法の通知以後の前記操作手段の操作を受け付ける操作受付手段と、前記操作受付手段により受け付けられた前記操作手段の操作を前記演出に反映させる操作反映手段とを含むことを特徴とする遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の1回の操作である場合は、前記操作受付手段により前記操作手段の操作が受け付けられた時点で前記操作を前記演出に反映させるものである付記B1に記載の遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の断続操作である場合は、前記操作開始指示の通知前に前記操作受付手段により受け付けられた前記操作手段の操作回数を記憶すると共に、前記操作開始指示の通知後に前記操作回数を前記演出に反映させるものである付記B1に記載の遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の断続操作である場合は、前記操作開始指示の通知前に前記操作受付手段により受け付けられた前記操作手段の操作回数を記憶し、前記操作開始指示の通知後に前記操作回数を前記演出に反映させると共に、前記操作開始指示の通知後における前記操作手段の操作に応じた前記操作回数の加算頻度を低下させるものである付記B3に記載の遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作開始指示の通知後における前記操作手段の操作回数が前記操作開始指示の通知前における前記操作手段の操作回数に達するまでの間だけ、前記操作開始指示の通知後における前記操作手段の操作に応じた前記操作回数の加算頻度を低下させるものである付記B4に記載の遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の断続操作である場合は、前記操作開始指示の通知前に前記操作受付手段により受け付けられた前記操作手段の操作回数を記憶すると共に、前記操作開始指示の通知後に前記操作回数を所定時間経過ごとに前記演出に反映させるものである付記B3〜5のいずれかに記載の遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の長押し操作である場合は、前記操作受付手段により受け付けられる前記操作手段の操作時間を記憶すると共に、前記操作開始指示の通知後に前記操作時間を前記演出に反映させるものである付記B1に記載の遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の長押し操作である場合は、前記操作受付手段により受け付けられる前記操作手段の操作時間を記憶し、前記操作開始指示の通知後に前記操作時間を前記演出に反映させると共に、前記操作開始指示の通知後における前記操作手段の操作に応じた前記操作時間の加算頻度を低下させるものである付記B7に記載の遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作開始指示の通知後における前記操作手段の操作時間が前記操作開始指示の通知前における前記操作手段の操作時間に達するまでの間だけ、前記操作開始指示の通知後における前記操作手段の操作に応じた前記操作時間の加算頻度を低下させるものである付記B8に記載の遊技機。
遊技者により操作される操作手段(操作ボタン22)と、
前記操作手段の操作の有無を所定間隔で検出する操作検出手段(MPU61)と、
遊技の主たる制御を実行する主制御手段(主制御装置4)と、
予め定められた操作方法に従った前記操作手段の操作を受け付けた場合に前記操作手段の操作を演出に反映させる操作演出を前記主制御手段から出力される制御信号に基づいて実行する演出実行手段(MPU61)と、
前記操作方法を通知した後に時間差を設けて操作開始指示を通知する操作通知手段(MPU61)と、
前記操作通知手段により前記操作開始指示が通知される際に前記操作検出手段による検出結果を前記操作手段の非操作状態に変更する状態変更手段(MPU61)と、
を備えることを特徴とする遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作通知手段による前記操作開始指示の通知後に前記操作手段が非操作状態から操作状態に変化したことを条件に前記操作手段の操作を受け付けるものである付記C1に記載の遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作検出手段による複数回の検出結果において、少なくとも1回の非操作状態の後に少なくとも2回の操作状態が続いたことを条件に、前記操作手段が非操作状態から操作状態に変化したと判断するものである付記C2に記載の遊技機。
遊技者により操作される操作手段(操作ボタン22)と、
前記操作手段を振動させる振動手段と、
前記操作手段の操作の有無を所定間隔で検出する操作検出手段(MPU61)と、
遊技の主たる制御を実行する主制御手段(主制御装置4)と、
予め定められた操作方法に従った前記操作手段の操作を受け付けた場合に前記操作手段の操作を演出に反映させる操作演出を前記主制御手段から出力される制御信号に基づいて実行する演出実行手段(MPU61)と、
前記操作方法を通知した後に時間差を設けて操作開始指示を通知する操作通知手段(MPU61)と、
前記操作方法の通知から前記操作開始指示の通知までの間における前記操作手段の操作を受け付ける第1操作受付手段(MPU61)と、
前記操作開始指示の通知以後の前記操作手段の操作を受け付ける第2操作受付手段(MPU61)と、 を備え、
前記演出実行手段が、前記第1操作受付手段により前記操作手段の操作が受け付けられた場合に前記振動手段を駆動して前記操作手段を振動させる振動制御手段(MPU61)と、前記第2操作受付手段により受け付けられた前記操作手段の操作を前記演出に反映させる操作反映手段(MPU61)と、を含む遊技機。
前記振動制御手段が、前記第1操作受付手段により前記操作手段の操作が受け付けられた場合における前記操作手段の振動の有無を前記主制御装置から出力される前記制御信号に基づいて切り換え可能である付記D1に記載の遊技機。
前記振動制御手段が、前記主制御装置から出力される前記制御信号に大当たり発生の情報が含まれる場合にのみ前記操作手段を振動させるものである付記D2に記載の遊技機。
前記操作反映手段が、前記第1操作受付手段により前記操作手段の操作が受け付けられた場合に、前記振動手段を駆動して前記操作手段を振動させると共に前記操作手段を操作するべき操作開始タイミングに達していない旨を報知するものである付記D1に記載の遊技機。
遊技者により操作される操作手段(操作ボタン22)と、
前記操作手段を振動させる振動手段と、
前記操作手段の操作の有無を所定間隔で検出する操作検出手段(MPU61)と、
遊技の主たる制御を実行する主制御手段(主制御装置4)と、
予め定められた操作方法に従った前記操作手段の操作を受け付けた場合に前記操作手段の操作を演出に反映させる操作演出を前記主制御手段から出力される制御信号に基づいて実行する演出実行手段(MPU61)と、
前記操作方法を通知した後に時間差を設けて操作開始指示を通知する操作通知手段(MPU61)と、
前記操作方法の通知から前記操作開始指示の通知までの間における前記操作手段の操作を受け付ける第1操作受付手段(MPU61)と、
前記操作開始指示の通知以後の前記操作手段の操作を受け付ける第2操作受付手段(MPU61)と、
を備え、
前記演出実行手段が、前記第1操作受付手段により前記操作手段の操作が受け付けられた場合に前記操作手段を操作するべき操作開始タイミングに達していない旨を報知する操作反映手段(MPU61)と、前記第2操作受付手段により受け付けられた前記操作手段の操作を前記演出に反映させる操作反映手段(MPU61)と、を含む遊技機。
遊技者により操作される操作手段(操作ボタン22)と、
前記操作手段の操作の有無を所定間隔で検出する操作検出手段(MPU61)と、
遊技の主たる制御を実行する主制御手段(主制御装置4)と、
予め定められた操作方法に従った前記操作手段の操作を受け付けた場合に前記操作手段の操作を演出に反映させる操作演出を前記主制御手段から出力される制御信号に基づいて実行する演出実行手段(MPU61)と、
前記操作方法を通知した後に時間差を設けて操作開始指示を通知する操作通知手段(MPU61)と、
を備え、
前記演出実行手段が、前記操作通知手段による前記操作方法の通知以後の前記操作手段の操作を受け付ける操作受付手段と、前記操作受付手段により受け付けられた前記操作手段の操作を前記演出に反映させる操作反映手段とを含み、
前記操作反映手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の1回の操作である場合であって前記操作通知手段により前記操作方法が通知されてから前記操作開始指示が通知されるまでの間に前記操作受付手段により前記操作手段の操作が受け付けられた場合に、前記操作通知手段による前記操作開始指示の通知以後に前記操作を前記演出に反映させることを特徴とする遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の1回の操作である場合であって前記操作通知手段により前記操作方法が通知されてから前記操作開始指示が通知されるまでの間に前記操作受付手段により前記操作手段の操作が受け付けられた場合に、前記操作通知手段による前記操作開始指示の通知直後に前記操作を前記演出に反映させるものである付記F1に記載の遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の1回の操作である場合であって前記操作通知手段により前記操作方法が通知されてから前記操作開始指示が通知されるまでの間に前記操作受付手段により前記操作手段の操作が受け付けられた場合に、前記操作通知手段による前記操作開始指示の通知から予め定められた待機時間が経過した時点で前記操作を前記演出に反映させるものである付記F1に記載の遊技機。
5 :音声ランプ制御装置
6 :表示制御装置
61:MPU
611:ROM
612:RAM
62:入出力I/F
7 :払出制御ユニット
8 :発射制御装置
9 :電源制御装置
10:遊技機
11:前面枠
12:内枠
13:裏パックユニット
14:外枠
21:発射ハンドル
22:操作ボタン(操作手段の一例)
22a:操作スイッチ
26:スピーカ
27:電飾部
341:図柄表示部
Claims (1)
- 遊技者により操作される操作手段と、
前記操作手段の操作の有無を所定間隔で検出する操作検出手段と、
遊技の主たる制御を実行する主制御手段と、
前記主制御手段から出力される制御信号に基づいて制御を行い、予め定められた操作に従った前記操作手段の操作を受け付けた場合に前記操作手段の操作を演出に反映させる操作演出を実行する演出実行手段と、
所定の操作演出を実行する場合に、所定の操作を通知する第1通知を行った後に時間差を設けて操作開始を通知する第2通知を行う操作通知手段と、
を備え、
前記演出実行手段は、
前記操作通知手段による前記第2通知の後に前記操作手段が非操作状態から操作状態に変化したことを条件に当該操作手段の操作を演出に反映させる第1操作受付手段と、
前記操作通知手段による前記第2通知の前後に亘って前記操作手段の操作状態が継続している場合に、前記所定の操作演出において前記操作手段に対して予め定められた条件を満たす操作が行われた場合に当該操作手段の操作を演出に反映可能な第2操作受付手段と、
を含み、
前記第1操作受付手段は、前記操作検出手段による複数回の検出において特定の検出態様で検出された場合に非操作状態から操作状態に変化したと判定し、
前記特定の検出態様は、第1の検出において未検出状態であり、前記第1の検出の後に行われる第2の検出及び前記第2の検出の後に行われる第3の検出において検出状態となる検出態様を含む遊技機。
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