JP6317831B1 - 光源体アセンブリ - Google Patents
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Abstract
【課題】容易かつ迅速に組み立てることができる上、接触不良又は短絡が発生することを防ぎ、内部抵抗が小さいため消費電力が少なく、製作材料及び性能の選択肢が増えて製造コストが減り、全体的に実用性を高めることができる光源体アセンブリを提供する。【解決手段】光源体アセンブリは、固定板1、基板2、放熱板3、弾性部材固定座4、正極弾性部材5及び負極弾性部材6を備える。固定板1の中央部には、透光孔11が形成される。基板2は、固定板1の内側に配設されるとともに、固定板1の透光孔11に対応した箇所に発光部材21が連結固定される上、発光部材21の正電極及び負電極とそれぞれ電気的に接続された正極接続部22及び負極接続部23を有する。放熱板3は、基板2の内側に接触されるとともに、基板2の正極接続部22及び負極接続部23に対応するように形成された放熱板正極穿孔31及び放熱板負極穿孔32を有する。【選択図】図1
Description
本発明は、光源体アセンブリに関し、特に、容易かつ迅速に組み立てることができる上、接触不良又は短絡が発生することを防ぎ、内部抵抗が小さいため消費電力が少なく、製作材料及び性能の選択肢が増えて製造コストが減り、全体的に実用性を高めることができる光源体アセンブリに関する。
懐中電灯は、人々の日常生活でよく見かける照明手段であり、懐中電灯を使用すると視界が悪い場所、暗い場所などでも適宜明るさを得ることができるため、物を探したり、歩いたり、各種作業を行ったりするのに便利であり、懐中電灯は人々の生活にとって必要不可欠な物となっている。
一般によく見かける各種懐中電灯の構造は、主に筐体とランプカバーベースとの組み合わせからなり、筐体前端に光源体アセンブリを設けるとともに、ランプカバーベースが光源体アセンブリを覆うと、ランプカバーベースと筐体とが螺設されて連結固定され、筐体内には、光源体アセンブリの発光に必要な電気エネルギを供給する電池が設置され、電池の正極と、光源体アセンブリの正極とが接続されて導通され、筐体の側部にはスイッチ部が設けられている。スイッチ部は、電池の負極と接続されて導通され、スイッチ部を押動すると、スイッチ部がランプカバーベースの反射板に接触され、反射板が光源体アセンブリの負極と接続されて導通されて電気エネルギーの回路が形成され、スイッチ部により光源体アセンブリの発光のオン・オフを制御する。
しかし、上述したような懐中電灯は、光源体アセンブリに必要な電気エネルギーを供給し、期待される発光効果を達成することができたが、実際に使用すると以下(1)及び(2)の欠点があった。
(1)ランプカバーベースの反射板と、光源体アセンブリの負極とを接続して導通し、電気エネルギーを伝送するため、組み合わせて結合することが容易でない上、使用する際に接触不良、短絡などが発生して発光しなくなり、反射板の内部抵抗が大きいため、消費電力が多くなることがあった。
(2)ランプカバーベースの反射板と、光源体アセンブリの負極とを接続して導通し、電気エネルギーを伝送するため、反射板を金属材料で製作する必要があり、反射板の材料、性能の選択肢が制限され、製造コストが増えることがあった。
(2)ランプカバーベースの反射板と、光源体アセンブリの負極とを接続して導通し、電気エネルギーを伝送するため、反射板を金属材料で製作する必要があり、反射板の材料、性能の選択肢が制限され、製造コストが増えることがあった。
そのため、上述したような従来技術の問題点を改善する光源体アセンブリが求められていた。
本発明の目的は、容易かつ迅速に組み立てることができる上、接触不良又は短絡が発生することを防ぎ、内部抵抗が小さいため消費電力が少なく、製作材料及び性能の選択肢が増えて製造コストが減り、全体的に実用性を高めることができる光源体アセンブリを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態は、固定板、基板、放熱板、弾性部材固定座、正極弾性部材及び負極弾性部材を備えた光源体アセンブリであって、前記固定板の中央部には、透光孔が形成され、前記基板は、前記固定板の内側に配設されるとともに、前記固定板の前記透光孔に対応した箇所に発光部材が連結固定される上、前記発光部材の正電極及び負電極とそれぞれ電気的に接続された正極接続部及び負極接続部を有し、前記放熱板は、前記基板の内側に接触されるとともに、前記基板の前記正極接続部及び前記負極接続部に対応するように形成された放熱板正極穿孔及び放熱板負極穿孔を有し、前記弾性部材固定座は、前記放熱板の内側に配設され、嵌合部が突設されるとともに、前記放熱板の前記放熱板正極穿孔及び前記放熱板負極穿孔にそれぞれ対応するように形成された固定座正極穿孔及び固定座負極穿孔を有し、前記正極弾性部材は、前記弾性部材固定座の前記嵌合部内に嵌着され、前記正極弾性部材には、正極ピンが突設され、前記正極ピンは、前記弾性部材固定座の前記固定座正極穿孔及び前記放熱板の前記放熱板正極穿孔に挿通され、前記基板の前記正極接続部に連結固定され、前記負極弾性部材は、前記弾性部材固定座の前記嵌合部の外縁に嵌設されるとともに、負極ピンが突設され、前記負極ピンは、前記弾性部材固定座の前記固定座負極穿孔及び前記放熱板の前記放熱板負極穿孔に挿通され、前記基板の前記負極接続部に連結固定されることを特徴とする光源体アセンブリを提供する。
前記固定板の外縁には、ねじ止め孔が形成され、前記ねじ止め孔には、螺着部材が螺合され、前記弾性部材固定座には、前記固定板の前記ねじ止め孔に対応するように螺着孔が形成され、前記螺着孔には、前記螺着部材が螺合されることが好ましい。
前記正極弾性部材の前記正極ピンは、前記基板の前記正極接続部に半田付けされ、前記負極弾性部材の前記負極ピンは、前記基板の前記負極接続部に半田付けされることが好ましい。
本発明の光源体アセンブリは、容易かつ迅速に組み立てることができる上、接触不良又は短絡が発生することを防ぎ、内部抵抗が小さいため消費電力が少なく、製作材料及び性能の選択肢が増えて製造コストが減り、全体的に実用性を高めることができる。
本発明の技術手段及びそれにより達成可能な効果を、より完全かつ明白に開示するために、開示した添付の図面及び符号と併せて本発明を以下に詳説する。
まず、図1を参照する。図1は、本発明の一実施形態に係る光源体アセンブリを示す分解斜視図である。図1に示すように、本発明の一実施形態に係る光源体アセンブリは、少なくとも固定板1、基板2、放熱板3、弾性部材固定座4、正極弾性部材5及び負極弾性部材6から構成されてなる。
固定板1は、プラスチック材料からなり、中央部に透光孔11が形成され、外縁にねじ止め孔12が形成される。ねじ止め孔12には、螺着部材121が螺合される。
基板2は、固定板1の内側に配設される。基板2は、固定板1の透光孔11に対応した箇所に発光部材21が連結固定される上、発光部材21の正電極及び負電極とそれぞれ電気的に接続された正極接続部22及び負極接続部23を有する。
放熱板3は、アルミニウム材料からなるとともに、基板2の内側に接触されるとともに、基板2の正極接続部22及び負極接続部23に対応するように形成された放熱板正極穿孔31及び放熱板負極穿孔32を有する。
弾性部材固定座4は、プラスチック材料からなるとともに、放熱板3の内側に配設され、嵌合部41が突設されるとともに、放熱板3の放熱板正極穿孔31及び放熱板負極穿孔32にそれぞれ対応するように形成された固定座正極穿孔42及び固定座負極穿孔43を有する。弾性部材固定座4には、固定板1のねじ止め孔12に対応するように螺着孔44が形成される。螺着孔44には、螺着部材121が螺合される。
正極弾性部材5は、弾性部材固定座4の嵌合部41内に嵌着される。正極弾性部材5には、正極ピン51が突設されている。正極ピン51は、弾性部材固定座4の固定座正極穿孔42及び放熱板3の放熱板正極穿孔31に挿通され、基板2の正極接続部22に半田付けされる。
負極弾性部材6は、弾性部材固定座4の嵌合部41の外縁に嵌設される。負極弾性部材6には、負極ピン61が突設されている。負極ピン61は、弾性部材固定座4の固定座負極穿孔43及び放熱板3の放熱板負極穿孔32に挿通され、基板2の負極接続部23に半田付けされる。
以下、本発明の一実施形態に係る光源体アセンブリの組み立てを説明する。図2及び図3を参照する。図2は、本発明の一実施形態に係る光源体アセンブリを示す斜視図である。図3は、本発明の一実施形態に係る光源体アセンブリを示す断面図である。
図2及び図3に示すように、本発明の一実施形態に係る光源体アセンブリの放熱板3は、基板2の内側に接触するように配設され、弾性部材固定座4は、放熱板3の内側に配設され、正極弾性部材5は、弾性部材固定座4の嵌合部41内に嵌設される。正極弾性部材5の正極ピン51は、弾性部材固定座4の固定座正極穿孔42と、放熱板3の放熱板正極穿孔31とに挿通され、基板2の正極接続部22に半田付けされるとともに、負極弾性部材6は弾性部材固定座4の嵌合部41の外縁に嵌設される。負極弾性部材6の負極ピン61は、弾性部材固定座4の固定座負極穿孔43と、放熱板3の放熱板負極穿孔32とに挿通され、基板2の負極接続部23に半田付けされ、基板2の外側に固定板1が配設され、螺着部材121を固定板1のねじ止め孔12に挿通し、弾性部材固定座4の螺着孔44に螺合し、光源体アセンブリの組立を完成させる。
図2及び図3に示すように、本発明の一実施形態に係る光源体アセンブリの放熱板3は、基板2の内側に接触するように配設され、弾性部材固定座4は、放熱板3の内側に配設され、正極弾性部材5は、弾性部材固定座4の嵌合部41内に嵌設される。正極弾性部材5の正極ピン51は、弾性部材固定座4の固定座正極穿孔42と、放熱板3の放熱板正極穿孔31とに挿通され、基板2の正極接続部22に半田付けされるとともに、負極弾性部材6は弾性部材固定座4の嵌合部41の外縁に嵌設される。負極弾性部材6の負極ピン61は、弾性部材固定座4の固定座負極穿孔43と、放熱板3の放熱板負極穿孔32とに挿通され、基板2の負極接続部23に半田付けされ、基板2の外側に固定板1が配設され、螺着部材121を固定板1のねじ止め孔12に挿通し、弾性部材固定座4の螺着孔44に螺合し、光源体アセンブリの組立を完成させる。
図4を参照する。図4は、本発明の一実施形態に係る光源体アセンブリの使用状態の説明図である。
図4に示すように、組み立てた後の固定板1、基板2、放熱板3、弾性部材固定座4、正極弾性部材5及び負極弾性部材6を懐中電灯筐体7内に設置するとともに、懐中電灯筐体7内に電池8を設置し、正極弾性部材5を電池8の正極に接続し、負極弾性部材6を電池8の負極に接続し、電池8により基板2の発光部材21に電気エネルギーを供給して発光部材21を発光させることができる。
図4に示すように、組み立てた後の固定板1、基板2、放熱板3、弾性部材固定座4、正極弾性部材5及び負極弾性部材6を懐中電灯筐体7内に設置するとともに、懐中電灯筐体7内に電池8を設置し、正極弾性部材5を電池8の正極に接続し、負極弾性部材6を電池8の負極に接続し、電池8により基板2の発光部材21に電気エネルギーを供給して発光部材21を発光させることができる。
上述したことから分かるように、本発明の光源体アセンブリは、従来技術に比べ、(1)及び(2)の長所を有する。
(1)電池を正負極弾性部材に接触させて導通し、正負極ピンを利用し、基板の正負極接続部と直接、連結固定することができるため、容易かつ迅速に組み立てることができる上、接触不良又は短絡が発生することを防ぎ、内部抵抗が小さいため消費電力が少ない。
(2)電池を正負極弾性部材に接触させて導通し、正負極ピンを利用し、基板の正負極接続部と直接、連結固定して電気エネルギーを供給することができるため、反射板を介して電気エネルギーを伝送する必要がなく、反射板の製作材料及び性能の選択肢が増えて製造コストを減らすことができる。
(1)電池を正負極弾性部材に接触させて導通し、正負極ピンを利用し、基板の正負極接続部と直接、連結固定することができるため、容易かつ迅速に組み立てることができる上、接触不良又は短絡が発生することを防ぎ、内部抵抗が小さいため消費電力が少ない。
(2)電池を正負極弾性部材に接触させて導通し、正負極ピンを利用し、基板の正負極接続部と直接、連結固定して電気エネルギーを供給することができるため、反射板を介して電気エネルギーを伝送する必要がなく、反射板の製作材料及び性能の選択肢が増えて製造コストを減らすことができる。
1 固定板
2 基板
3 放熱板
4 弾性部材固定座
5 正極弾性部材
6 負極弾性部材
7 懐中電灯筐体
8 電池
11 透光孔
12 ねじ止め孔
21 発光部材
22 正極接続部
23 負極接続部
31 放熱板正極穿孔
32 放熱板負極穿孔
41 嵌合部
42 固定座正極穿孔
43 固定座負極穿孔
44 螺着孔
51 正極ピン
61 負極ピン
121 螺着部材
2 基板
3 放熱板
4 弾性部材固定座
5 正極弾性部材
6 負極弾性部材
7 懐中電灯筐体
8 電池
11 透光孔
12 ねじ止め孔
21 発光部材
22 正極接続部
23 負極接続部
31 放熱板正極穿孔
32 放熱板負極穿孔
41 嵌合部
42 固定座正極穿孔
43 固定座負極穿孔
44 螺着孔
51 正極ピン
61 負極ピン
121 螺着部材
Claims (2)
- 固定板、基板、放熱板、弾性部材固定座、正極弾性部材及び負極弾性部材を備えた光源体アセンブリであって、
前記固定板の中央部には、透光孔が形成され、
前記基板は、前記固定板の内側に配設されるとともに、前記固定板の前記透光孔に対応した箇所に発光部材が連結固定される上、前記発光部材の正電極及び負電極とそれぞれ電気的に接続された正極接続部及び負極接続部を有し、
前記放熱板は、前記基板の内側に接触されるとともに、前記基板の前記正極接続部及び前記負極接続部に対応するように形成された放熱板正極穿孔及び放熱板負極穿孔を有し、
前記弾性部材固定座は、前記放熱板の内側に配設され、嵌合部が突設されるとともに、前記放熱板の前記放熱板正極穿孔及び前記放熱板負極穿孔にそれぞれ対応するように形成された固定座正極穿孔及び固定座負極穿孔を有し、
前記正極弾性部材は、前記弾性部材固定座の前記嵌合部内に嵌着され、前記正極弾性部材には、正極ピンが突設され、前記正極ピンは、前記弾性部材固定座の前記固定座正極穿孔及び前記放熱板の前記放熱板正極穿孔に挿通され、前記基板の前記正極接続部に連結固定され、
前記負極弾性部材は、前記弾性部材固定座の前記嵌合部の外縁に嵌設されるとともに、負極ピンが突設され、前記負極ピンは、前記弾性部材固定座の前記固定座負極穿孔及び前記放熱板の前記放熱板負極穿孔に挿通され、前記基板の前記負極接続部に連結固定され、
前記固定板の外縁には、ねじ止め孔が形成され、前記ねじ止め孔には、螺着部材が挿通され、前記弾性部材固定座には、前記固定板の前記ねじ止め孔に対応するように螺着孔が形成され、前記螺着孔には、前記螺着部材が螺合されることを特徴とする、
光源体アセンブリ。 - 前記正極弾性部材の前記正極ピンは、前記基板の前記正極接続部に半田付けされ、前記負極弾性部材の前記負極ピンは、前記基板の前記負極接続部に半田付けされることを特徴とする請求項1に記載の光源体アセンブリ。
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JP2006236868A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Toshiba Battery Co Ltd | 携帯用ライトおよびライト機能付アクセサリー |
JP2008059852A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自転車用携帯電灯 |
WO2013121479A1 (ja) * | 2012-02-17 | 2013-08-22 | パナソニック株式会社 | 照明用光源装置 |
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