JP6316005B2 - 蒸気タービンの緊急遮断弁の弁エクササイザ及びその使用方法 - Google Patents

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Description

本発明は蒸気タービンとともに用いられる緊急遮断弁のエクササイザ(試行運動装置)に関する。
緊急遮断弁すなわちトリップ弁は、蒸気タービンにおいて蒸気の流れを素早く遮断することによりタービンを停止させるために用いられている。タービンがオーバースピード状態(過回転状態)であったり、時として油圧低下状態にあったりする場合など、様々なタービンの状態により遮断弁を作動させる。
緊急遮断を要する状態は稀にしか起きないため、遮断弁はその耐用期間のほとんどにわたって開位置にあり、蒸気は開口部を通って入口から出口の間を自由に移動できる。しかし、弁が長期間にわたって同じ位置をとり続けることにより、弁棒を囲むブッシュには堆積物が蓄積する。緊急遮断を要する状態では、遅れずに弁が閉じるように弁棒が自由に動けることは必要不可欠である。弁の完全性を点検する唯一の確かな方法は、ときどき弁本体内で弁棒を前後に動かす、言い換えれば弁をエクササイズ(試行運動)させることである。これによりブッシュの周囲の堆積物が破砕され、閉弁が遅れたり又は閉弁できなかったりといった事態を回避する。弁をエクササイズさせるには、例えば6.35mm(0.25インチ)という小さな範囲で弁棒を往復動させるだけでよい。
弁のエクササイザは多数の構成部品から成り、それら構成部品は既存の緊急遮断弁に組み付けられ、弁プラグとともに弁棒を制御の効いた方法で動かす手段をオペレータに提供する。
従来は、弁をエクササイズさせるために、オペレータはタービンへの蒸気の流れを遮断し、その際に、弁本体内で弁棒を往復動させることで、蓄積した堆積物を破砕する必要があった。蒸気タービンをオフラインにすることは高いコストと時間を要するので、絶対に必要な場合にしか行わない。
本発明の目的は、緊急遮断弁を作動状態に保ったまま、その遮断弁をエクササイズさせる装置及び方法を提供することであり、これにより関連する蒸気タービンは、弁がエクササイズする間も作動し続けることができる。
本発明の1実施の形態は、蒸気タービンの緊急遮断弁の弁棒用の弁エクササイザであって、前記タービンの作動中に前記弁をエクササイズさせることができるエクササイザである。前記弁は、蒸気入口と、蒸気出口と、前記蒸気入口と前記蒸気出口との間の開口部とを有する。このエクササイザは以下の構成要素を備える:
a)前記弁エクササイザの構成部品を支持するための、遮断弁本体に接続されるカバーと;
b)前記カバー内の通路を通って前記弁本体のキャビティへ延在し、垂直方向の往復動が可能な弁棒であって、前記弁棒の下部が第1の側と第2の側を備える弁プラグを有し、第1の側が遮断位置で緊急遮断用の開口部を塞ぐようになされ、第2の側が前記カバーに支持されて常用の稼働位置で前記通路と前記弁のキャビティとの間を塞ぐようになされる、弁棒と;
c)前記カバーに枢着されると共に付勢されて前記弁棒及び前記プラグに接触し、前記弁棒及び前記プラグを前記遮断位置に動かすレバーアームであって、前記常用の稼働位置では、前記レバーアームはトリップアームにより静止状態に保持され、遮断位置では前記レバーアームがトリップして前記弁プラグが前記開口部を塞ぐ、レバーアームと;
d)前記レバーアームの下方で前記弁棒に係合する下部リングであって、前記下部リングに当って前記レバーアームが移動して前記弁を閉鎖する、下部リングと;
e)前記弁棒の上部と前記レバーアームとの間に配置され、かつ圧縮されて前記弁棒及び前記プラグを上方へ付勢することにより、前記プラグの前記第2の側が前記通路と前記キャビティとの間の密閉を維持する、圧縮ばねと;
f)前記レバーアームに螺合され、回転及び前進して前記下部リングに係合し、前記弁棒を下方へ動かすことにより前記弁をトリップすることなく前記弁のエクササイズを行うことができるストロークボルトとを備える弁エクササイザ。
本発明の別の実施の形態は、蒸気タービンの作動中に前記タービンの緊急遮断弁の弁棒のエクササイズを行う方法である。この方法は、以下の構成を備える。
前記弁は、蒸気入口と、蒸気出口と、前記蒸気入口と前記蒸気出口との間の開口部を有する本体を有する。 前記本体には、前記弁棒をエクササイズするのに用いられる構成部品を支持するカバーが接続される。 さらに、前記カバーは、前記カバー内の通路を通って前記弁本体のキャビティへ延在し、垂直方向に往復運動が可能な弁棒を保持する。 前記弁棒の下部は2つの側を有するプラグを有し、前記プラグの第1の側は、遮断位置で緊急遮断用の開口部を塞ぐようになされ、第2の側は前記カバーに当って常用の稼働位置で前記通路と前記弁のキャビティとの間を塞ぐようになされる。 レバーアームが、前記カバーに枢着され、そして前記弁棒及び前記プラグに接触し、前記弁棒及び前記プラグを前記遮断位置に動かすように付勢される。 前記常用の稼働位置で、前記レバーアームはトリップアームにより静止状態に保持され、前記遮断位置で前記レバーアームがトリップして前記弁プラグが前記開口部を塞ぐ。 圧縮ばねが、前記弁棒の上部と前記レバーアームとの間に配置され、かつ圧縮され、前記レバーアームが前記弁棒及び前記プラグを上方へ押し上げることにより、前記プラグの前記第2の側が前記通路と前記キャビティとの間の密閉を維持する。 そして前記方法は、 前記弁プラグが前記通路から分離して前記弁のエクササイズを行うまで前記弁棒を下方へ移動させ、その際に、前記プラグを前記開口部から十分離れた位置に保持して前記弁を稼働位置に維持するステップと、 前記レバーアームの上向きの垂直方向行程を、前記弁のエクササイズ時に弁をトリップさせない範囲に制限するステップ;を備える。
すべての図面において、同様部品には同様の符号を用いる。
図1は、本発明に従って緊急遮断弁に関連付けた弁エクササイザの側面図である。
図2は、弁棒及び弁棒に取り付けた部品を有する弁エクササイザの側面図であり、90度回転させた状態を示す選択断面である。
図3は、図2に符号3で示す丸囲み部分の拡大断面図であり、弁は常用の稼働位置にある状態を示す断面図である。
図4は、図3に類似する拡大断面図であり、弁のエクササイズ中に弁棒及び弁体が変位している状態を示す断面図である。
図5は、常時の作動状態における弁体の位置取りを示す説明図であり、その位置は図3に示す位置に対応する説明図である。 図6は、エクササイズ中における弁体の位置取りを示す説明図であり、その位置は図4に示す位置に対応する説明図である。
図7は、弁棒及び取付部品の斜視図であり、回転ブロックがどのように作動するかを示す斜視図である。
図8は、本発明に関連するレバーアームスタビライザの、図1の8−8端面図であり、スタビライザアームの上部を示す断面図である。
図1及び2は、蒸気タービンとともに用いられる緊急遮断弁10を示す。この弁は、開口部30が間にある入口20と出口25とを有する蒸気室本体(以下、弁本体15)を含む。蒸気室カバー35は、後述する弁エクササイザ(試行運動装置)の構成部品を支持するため弁本体15に接続されている。
弁棒40は垂直方向に往復動できるように、カバー35内の通路45を通り、さらに通路の開口部47を通り、弁本体15のキャビティ(空洞)50内へ延在している。
弁棒40の下部55は、緊急遮断時に遮断位置(不図示)で開口部30を封鎖するように成された第1の側65と、図1に示す稼働位置において通路45と弁のキャビティ50との間を塞ぐため、カバー35に支持されるように成された第2の側70とを有する弁プラグ60を有する。
図1に注目すると、レバーアーム75はカバー枢軸(支点軸)37においてカバー35に枢着(支点取付)され、そして弁棒40とプラグ60を接触させ、遮断位置へ動かすように付勢されている。そして、プラグ60は入口20と出口25との間の流れを止めるよう、開口部30を塞ぐ。稼働位置において、レバーアーム75はトリップアーム80により静止状態に保持されており、遮断位置において、レバーアーム75はトリップアーム80により保持が解除され、プラグ60の第2の側70が通路45を塞ぎ、弁プラグ60が下方へと駆動されて開口部30を塞ぐ。
図2及び3に注目すると、図3は図2において符号3で示す丸囲み部分の拡大図であり、圧縮ばね85が弁棒40の上部90とレバーアーム75との間に配置及び圧縮され、弁棒40及びプラグ60を上方へ付勢することで、通路45とキャビティ50との間の密閉を維持する。圧縮ばね85は、上部ばね座86及び下部ばね座87により圧縮されているが、具体的には、弁棒40上にある上部リング88と、レバーアーム75に螺合しているストロークボルト100のヘッド101との間に圧縮されている。上部リング88は弁棒にナット留めしてもよい(図1)。結果として、予めロードをかけた圧縮ばね85はレバーアーム75を固定器具として用いて、プラグ60が通路45の開口部47へ付勢されるよう、弁棒40に常に上向きの力を加える。更に、弁本体15内の蒸気圧力も弁棒40に力を加え弁プラグ60を通路45の開口部47へ付勢する。したがって、弁棒40が熱膨張した場合でも、常時の作動中、プラグ60は通路の開口部47に拘束され、開口部47を塞ぐ。
概して、ストロークボルト100により弁棒40のエクササイズが行われる。ストロークボルトは、弁棒40を、レバーアーム75に対して下方向へ確実に変位させる。ストロークボルト100が下方へ進むと、弁棒40はストロークボルト100によって押される。ストロークボルト100が上方へ退避すると、キャビティ50内の蒸気圧力と周囲圧力との圧力差により弁棒40が上方へ押されるが、通路45の開口部47にあるブッシュに当接するまでしか進むことができない。
図3に注目してさらに詳しく説明すると、ストロークボルト100は、2本のピン155を用いてレバーアーム75に係合する回転ブロック102に螺合している。下部リング95は、弁棒40に螺合された下部ナット110でもよく、レバーアーム75の下で弁棒40に係合している。図4に示すように、ストロークボルト100の下部105が前進し、下部リング95に係合して弁棒40を下方へ動かし、弁をトリップすることなく弁のエクササイズを行うよう、ストロークボルト100が回転してもよい。
図3及び5は、常用の稼働位置にある弁棒40及びプラグ60を示し、プラグ60の第2の側70は通路45の開口部47を塞いでいる。通路45内の下部ブッシュ230は開口部47のところで弁棒40を囲んでいる。ここは堆積物が蓄積し、弁棒40の動きが妨げられる領域の一つである。ストロークボルト100の下部105と下部リング95の上部との間には空隙があるため、ストロークボルト100と下部リング95との間には熱成長による望ましくない接触は起きないことに留意されたい。
図4及び6は、弁棒40及びプラグ60が弁のエクササイズを行う位置の範囲まで延在している様子を示し、ストロークボルト100の下部105が下部リング95の上部96を押し下げ、それによりプラグ60を通路の開口部47から距離Δだけ引き離している。
図3に注目すると、下部リング95を下部ナット110で構成してもよく、下部ナット110及び対向する押付ナット115は弁棒40に螺合されており、相互に締め付け、固定されることにより、下部ナット110を弁棒40上に固定している。
ストロークボルト100は弁のエクササイズが望まれる場合にのみに利用される。そのため図3で説明するように、ストロークボルト100はほとんどの時間動いておらず、下部105は下部リング95から距離Yだけ離れている。
ストロークボルト100が緩み、誤って下部リング95に接触することがないよう、ストローク押付リング120(ナット130であってもよい)は、弁棒40に係合し、ストロークボルトのヘッド101と、レバーアーム75の回転ブロック102との間に配置される。その場合、稼働位置において、ストローク押付リング120は回転ブロック102へ付勢され、ストロークボルト100の回転を阻止する。ストローク押付リング120は、弁棒40に螺合されてレバーアーム75の回転ブロック102へ締着されることによりストロークボルト100を所定の位置に固定できる押付ナット130であってもよい。
図1及び7に示すように、回転ブロック102は本質的には弁棒40を囲むスリーブであり、2本のピン155を用いてレバーアーム枢軸157においてレバーアーム75に直接取り付けられている。したがって、回転ブロック102は弁棒40の周りを浮動し、外部からの制限がなければ自由に弁棒40の周りを上下に滑ったり回転したりすることができる。ただし、回転ブロック102はレバーアーム穴157に外部で接続されており、ストロークボルト100に螺合されている。
常時の作動時に、弁棒40は圧縮ばね85により回転ブロック102及びレバーアーム75に対して上方に向かって付勢される。ただし緊急遮断時には、レバーアーム75及び回転ブロック102は下方に動いて弁棒40に取り付けられている下部リング95に当たって、弁棒40を下方へ移動させて閉弁する。
図7に注目すると、回転ブロック102は横方向運動のためのガイド140を有し、さらに横方向のガイド140内を滑動する長方形の台150で構成されるコネクタ145を備え、そこから延在するピン155を有する。図1に示すように、ピン155はレバーアーム75の穴157内に取り付けられている。レバーアーム75がカバー枢軸37の周りを枢動する際には、穴157は弧状に運動するが、この弧状の動きは、ガイド140内の長方形の台150の横方向運動と、穴157内のピン155の回転運動により吸収され、無理がかからない。
稼働位置(図3)において、下部リング95とレバーアーム75の回転ブロック102との間には弁棒40の熱膨張分が吸収される(収まる)空隙Yがあり、レバーアーム75との係合を回避している。
レバーアーム75(図1)は弁トリップばね180により閉位置へ付勢されており、弁トリップばね180は、レバーアーム75を遮断位置へ付勢する弁本体15とレバーアーム75との間に接続されている。
当然ながら、作動状態において、弁のキャビティ50(図1)は中を移動する蒸気により加圧されている。典型的な圧力は3.45MPa(500psig)であり、図示するように、常時の作動時にはプラグ60が通路45を塞いでいることで、たとえ蒸気圧力が弁棒40に作用しても、その圧力により生成される力F1は、プラグ60を通り、力F2として示されるように通路45の開口部47を囲むカバー35に直接伝達される。ただし、常用の作動時に弁のエクササイズが行われると、蒸気圧力により生成された弁棒40に作用する力F1は、もはやカバー35に直接伝達されず、同じ力F1が弁棒40の長さ方向に沿ってストロークボルト100に伝達され、その後、回転ブロック102へ、さらにレバーアーム75へと伝達される。この上向きの力は弁トリップばね180の力に打ち勝ち、レバーアーム75を持ち上げるのに十分な大きさである。何も制限がなければ、レバーアーム75は上がり続け、トリップアーム80が弁のアーム75を解放することにより弁がトリップすることになる。
これを防止するため、弁のエクササイザはさらにレバーアームスタビライザ185(図1及び8)を含む。このスタビライザは、レバーアーム75が動いて描く弧により画成される平面に沿ってカバー35から延在する。スタビライザのアーム185はレバーアーム75の横方向運動及び上向きの垂直方向運動を制限し、レバーアーム75が下方へ動くことを許容している。スタビライザ185は、レバーアーム75の上方に位置してレバーアーム75の行程の上限を定める、調整可能な垂直方向止めねじ190を含む。そうすることで、図4及び6に示す通り、たとえ弁のエクササイズが行われ、キャビティ50からの蒸気圧力により弁棒40及びレバーアーム75を上方へ押上げる力が作用しても、レバーアーム75の上方への移動は止めねじ190により制限されるため、弁のトリップを回避できる。
さらに、ストロークボルト100を回して弁のエクササイズを行うときに、誤って弁をトリップさせてしまう可能性がある。ストロークボルト100と回転ブロック102のねじ間の摩擦によっては、レバーアーム75を横方向に変位させ、弁をトリップさせるのに十分な大きさのトルクがレバーアーム75に伝達されることになる。これを防止するため、一組の調整可能な止めねじ195、200が、U字型のエンクロージャ(囲い)212の各側部205、210から横方向に延在しており、ストロークボルト100が回転して弁のエクササイズを行うときに与えられ得るレバーアーム75の横方向の移動を制限し、これにより弁がトリップするのを回避する。止めねじ195、200は、レバーアーム75の横方向運動を制限するよう調整すればよいが、必要に応じて、レバーアーム75が垂直方向に自由に動いて弁を閉じることができるよう、十分な隙間も設けなければならない。
図1に示すように、トリップアーム80は、レバーアーム75のスロット220内に係合するナイフエッジ215を通してレバーアーム75を稼働位置に維持する。ナイフエッジ215/スロット220の係合により感度が非常に高くなり、異常事象の発生時にトリップアームが下方のアーム75から解放され、これにより弁の遮断を開始する。
弁がトリップし、リセット(復帰)しなければならないときには、レバーアーム75はトリップアーム80のナイフエッジ215より上の高さまで上がらなければならない。垂直止めねじ190は、レバーアーム75の上向きの垂直方向運動を制限するように配置されているが、この追加の垂直方向変位を可能にするよう退避しなければならない。
次に、レバーアーム75が持ち上げられたとき、レバーアーム75に固定されている回転ブロック102も持ち上げられる。これが今度は圧縮ばね85に抗して作用するストロークボルト100を持ち上げる。圧縮ばね85を弾性限度を超えて圧縮することを回避するために、スペーサ170(図3)が圧縮ばね85内に配置されており、スペーサが突き当たるまでの圧縮量YYだけ圧縮が可能となり、ばね85を保護することができる。
弁棒40は、カバー35内にある上部ブッシュ225及び下部ブッシュ230により通路45内に支持されていてもよい。典型的にはこのような場所で堆積物の蓄積が起こり、緊急遮断時に弁棒40の動きを妨げる可能性がある。
ここまで説明してきたことは、弁のエクササイザに関する詳細であるが、本発明は弁のエクササイザの使用方法も対象である。具体的には、弁棒40のエクササイズの方法は、弁プラグ60が通路45の開口部47から分離して弁10のエクササイズを行うまで弁棒40を下方へ移動させることを含み、一方でそれと同時に、弁棒40のエクササイズを行う際、プラグ60を開口部30から十分離れた位置に保持して弁10を稼働位置に維持し、レバーアーム75の上向きの垂直方向行程を弁10をトリップさせない範囲に制限することも含む。弁棒40を下方へ移動させるステップは、レバーアーム75に螺合されて弁棒40を下方へ付勢しているストロークボルト100を回転させるステップで構成されている。
弁棒40を下方へ移動させるステップはさらに、レバーアーム75の下で下部リング95を弁棒40に係合させるステップと、弁棒40を下方へ付勢するストロークボルト100により下部リング95を下方へ付勢するステップとを含んでもよい。さらに、レバーアーム75の横方向行程は、弁10をトリップさせない範囲で弁棒40から離れた位置に制限されてもよい。
弁棒40が下方へ移動した後、弁棒40は通路45内で往復運動するように上方へ移動してもよい。この単一のサイクルで十分な場合もあれば、ブッシュに蓄積している堆積物を破砕するためにこのサイクルを繰り返し行う場合もある。最後に、プラグ60がもう一度通路45の開口部47を塞ぐまで弁棒40が上方に移動し、弁のエクササイズが完了する。
本発明の具体的な実施の形態が詳しく記述されているが、本開示に関する全体的な教示を踏まえ、それらの詳細内容について様々な修正や代替を開発できることは当業者に理解されるであろう。本明細書に記述されている好適な実施の形態は説明を意図したものにすぎず、添付の特許請求の範囲及びそのあらゆる均等物で定める本発明の範囲を制限するものではない。
10 緊急遮断弁
15 弁本体
20 入口
25 出口
30 開口部
35 蒸気室カバー
37 カバー枢軸
40 弁棒
45 通路
47 開口部
50 キャビティ
55 弁棒の下部
60 弁プラグ
65 第1の側
70 第2の側
75 レバーアーム
80 トリップアーム
85 圧縮ばね
86 上部ばね座
87 下部ばね座
88 上部リング
90 弁棒の上部
95 下部リング
96 下部リングの上部
100 ストロークボルト
101 ストロークボルトのヘッド
102 回転ブロック
105 ストロークボルトの下部
110 下部ナット
115 押付ナット
120 ストローク押付リング
130 押付ナット
155 ピン
157 レバーアームの穴
170 スペーサ
180 弁トリップばね
185 レバーアームスタビライザ
215 ナイフエッジ
220 スロット
225 上部ブッシュ
230 下部ブッシュ
F1 蒸気圧力により生成される力

Claims (20)

  1. 蒸気タービンの緊急遮断弁の弁棒用の弁エクササイザであって、前記タービンの作動中に前記緊急遮断弁をエクササイズさせることができ、前記緊急遮断弁は、蒸気入口と、蒸気出口と、前記蒸気入口と前記蒸気出口との間の開口部とを有する緊急遮断本体を有し、前記弁エクササイザは:
    前記弁エクササイザの構成部品を支持するための、前記緊急遮断弁本体に接続されるカバーと;
    前記カバー内の通路を通って前記緊急遮断弁本体のキャビティへ延在し、垂直方向の往復動が可能な弁棒であって、前記弁棒の下部が、遮断位置で緊急遮断用の開口部を塞ぐようになされた第1の側と、前記カバーに支持されて常用の稼働位置で前記通路と前記キャビティとの間を塞ぐようになされた第2の側とを有する両側プラグを有する、弁棒と;
    前記カバーに枢着されると共に付勢されて前記弁棒に接触し、前記弁棒及び前記両側プラグを前記遮断位置に動かすレバーアームであって、前記常用の稼働位置では、前記レバーアームはトリップアームにより静止状態に保持され、前記遮断位置では前記レバーアームがトリップして前記両側プラグが前記開口部を塞ぐ、レバーアームと;
    前記レバーアームの下方で前記弁棒に係合する下部リングであって、前記下部リングに当って前記レバーアームが移動して前記緊急遮断弁を閉鎖する、下部リングと;
    前記弁棒の上部と前記レバーアームとの間に配置され、かつ圧縮されて前記弁棒及び前記両側プラグを上方へ付勢することにより、前記両側プラグの前記第2の側が前記通路と前記キャビティとの間の密閉を維持する、圧縮ばねと;
    前記レバーアームに螺合され、回転及び前進して前記下部リングに係合し、前記弁棒を下方へ動かすことにより前記緊急遮断弁をトリップすることなく前記緊急遮断弁のエクササイズを行うことができるストロークボルトとを備える弁エクササイザ。
  2. 前記下部リングが下部ナットであり、前記下部ナット及び対向する押付ナットが前記弁棒に螺合され、相互に締め付け、固定されている、
    請求項1に記載の弁エクササイザ。
  3. 前記弁棒に係合し、前記ストロークボルトのヘッドと前記レバーアームとの間に配置されているストローク押付リングをさらに含み、前記常用の稼働位置において、前記ストローク押付リングが前記回転ブロックへ付勢され、前記ストロークボルトの回転を防止する、
    請求項1に記載の弁エクササイザ。
  4. 前記ストローク押付リングは、前記弁棒に螺合され、前記レバーアームに対して締め付けられることで前記ストロークボルを所定の位置に固定させることができる押付ナットである、
    請求項3に記載の弁エクササイザ。
  5. 前記レバーアームと前記弁棒上にある上部リングとの間において前記弁棒の周りに固定されている回転ブロックをさらに含み、前記回転ブロックは横方向運動のための横方向ガイドを有し、前記横方向ガイドと係合可能な長方形の台と前記台から延在するピンとで構成されるコネクタをさらに備え、前記レバーアームの弧状運動が前記レバーアーム、前記コネクタ、及び前記弁棒の間の配置により吸収されるよう、前記レバーアームが前記ピンに枢着される、
    請求項1に記載の弁エクササイザ。
  6. 前記圧縮ばねが、前記ストロークボルトのヘッドと前記弁棒の上部ナットとの間に捕捉される対向する2つのばね座によって挟まれる、
    請求項1に記載の弁エクササイザ。
  7. 前記圧縮ばねの弾性変形の範囲を超えたばね変形を防止するために、前記圧縮ばね内にスペーサをさらに含む、
    請求項1に記載の弁エクササイザ。
  8. 前記常用の稼働位置において、前記下部リングと前記レバーアームとの間には前記レバーアームと係合することなく、前記弁棒の熱膨張を吸収することが可能な空隙がある、
    請求項1に記載の弁エクササイザ。
  9. 前記レバーアームが、前記レバーアームと前記カバーとの間に接続された、前記レバーアームを付勢する弁トリップばねにより遮断位置へ付勢されている、
    請求項1に記載の弁エクササイザ。
  10. 前記カバーから、前記レバーアームの枢動により画成される同一平面に沿って延在するレバーアームスタビライザをさらに含み、前記レバーアームスタビライザが前記レバーアームの運動を制限することで前記レバーアームが横方向運動することなく上下移動することが可能である、
    請求項1に記載の弁エクササイザ。
  11. 調整可能な垂直方向の止めねじが前記レバーアームの上方において前記レバーアームスタビライザから延在し、前記レバーアームの移動の上限を定める、
    請求項10に記載の弁エクササイザ。
  12. 前記レバーアームスタビライザがU字型であり、前記ストロークボルトが回転して前記緊急遮断弁のエクササイズを行うときに生じる前記レバーアームの横方向の移動を制限するよう、調整可能な止めねじが前記レバーアームスタビライザの各側面から横方向に延在する、
    請求項11に記載の弁エクササイザ。
  13. 前記遮断弁が作動し、リセットしなければならないときに、前記トリップアームのナイフエッジが前記レバーアーム内にリセットできるように、前記垂直方向の止めねじが上方に動かされて前記レバーアームが作動範囲を超えて移動することが可能となる、
    請求項12に記載の弁エクササイザ。
  14. 前記通路の上部及び下部において前記弁棒を横方向に支持するブッシュをさらに含む、
    請求項1に記載の弁エクササイザ。
  15. 蒸気タービンの緊急遮断弁の弁棒用の弁エクササイザであって、前記タービンの作動中に前記緊急遮断弁をエクササイズさせることができ、前記緊急遮断弁は、蒸気入口と、蒸気出口と、前記蒸気入口と前記蒸気出口との間の開口部とを有し、前記弁エクササイザは:
    前記弁エクササイザの構成部品を支持するための、前記緊急遮断弁の本体に接続されるフレームと;
    前記フレーム内の通路を通って前記遮断弁の本体のキャビティへ延在し、垂直方向の往復動が可能な弁棒であって、前記弁棒の下部が、遮断位置で緊急遮断用の開口部を塞ぐようになされた第1の側と、前記フレームに当って常用の稼働位置において前記通路と前記キャビティとの間を塞ぐようになされた第2の側とを有する両側プラグを有する、弁棒と;
    前記フレームに枢着され、そして付勢されて前記弁棒に接触し、前記弁棒及び前記両側プラグを前記遮断位置に動かすレバーアームであって、前記常用の稼働位置において、前記レバーアームはトリップアームにより静止状態に保持され、遮断位置において前記レバーアームがトリップして前記両側プラグが前記開口部を塞ぐ、レバーアームと;
    前記レバーアームの下方で前記弁棒に係合する下部ナットあって、前記下部ナットに当って前記レバーアームが移動して前記緊急遮断弁を閉鎖する、下部ナットと;
    前記弁棒の上部と前記レバーアームとの間に配置され、かつ圧縮されて前記弁棒及び前記両側プラグを上方へ付勢することにより、前記両側プラグの前記第2の側が前記通路と前記キャビティとの間の密閉を維持する、圧縮ばねと;
    前記レバーアームに螺合され、回転及び前進して前記下部ナットに係合し、前記弁棒を下方へ動かすことにより前記緊急遮断弁をトリップすることなく前記緊急遮断弁のエクササイズを行うことができるストロークボルトと;
    前記レバーアームと前記弁棒上にある上部ナットとの間において前記弁棒の周りに固定される回転ブロックであって、前記回転ブロックは横方向運動のための横方向ガイドを有し、前記横方向ガイドと係合可能な長方形の台と前記台から延在するピンとで構成されるコネクタをさらに備え、前記レバーアームの弧状運動が前記レバーアーム、前記コネクタ、及び前記弁棒の間の配置により吸収されるよう、前記レバーアームが前記ピンに枢着されている、回転ブロックと;
    前記フレームから前記レバーアームの枢動により画成される同一平面に沿って延在するレバーアームスタビライザであって、前記レバーアームスタビライザが前記レバーアームの運動を制限することで前記レバーアームが横方向運動することなく上下移動することが可能である、レバーアームスタビライザとを備える弁エクササイザ。
  16. 蒸気タービンの作動中に前記タービンの緊急遮断弁の弁棒のエクササイズを行う方法であって、
    a)前記緊急遮断弁は、蒸気入口と、蒸気出口と、前記蒸気入口と前記蒸気出口との間の開口部を有する緊急遮断弁本体を有し;
    b)前記緊急遮断弁本体には、前記弁棒をエクササイズするのに用いられる構成部品を支持するカバーが接続され;
    c)前記カバーには、弁棒が垂直方向の往復運動が可能なように前記カバー内の通路を通って前記緊急遮断弁本体のキャビティへ延在し、
    d)前記弁棒の下部は、遮断位置で緊急遮断用の前記開口部を塞ぐようになされた第1の側と、前記カバーに当って常用の稼働位置で前記通路と前記キャビティとの間を塞ぐようになされた第2の側とを有する弁プラグを有し、
    e)レバーアームが、前記カバーに枢着され、そして前記弁棒及び前記弁プラグに接触し、前記弁棒及び前記弁プラグを前記遮断位置に動かすように付勢され、前記常用の稼働位置で、前記レバーアームはトリップアームにより静止状態に保持され、遮断位置で前記レバーアームがトリップして前記弁プラグが前記開口部を塞ぎ;および
    f)圧縮ばねが、前記弁棒の上部と前記レバーアームとの間に配置され、かつ圧縮され、前記レバーアームが前記弁棒及び前記弁プラグを上方へ押し上げることにより、前記弁プラグの前記第2の側が前記通路と前記キャビティとの間の密閉を維持し;
    前記方法は:
    1)前記弁プラグが前記通路から分離して前記緊急遮断弁のエクササイズを行うまで前記弁棒を下方へ移動させ、その際に、前記弁プラグを前記開口部から十分離れた位置に保持して前記緊急遮断弁を前記常用の稼働位置に維持するステップ;および
    2)前記レバーアームの上向きの垂直方向行程を、前記緊急遮断弁のエクササイズ時に前記緊急遮断弁をトリップさせない範囲に制限するステップ;を備える方法。
  17. 前記弁棒を下方に動かした後、前記弁プラグが前記通路と前記キャビティとの間の密閉を維持できる位置まで前記弁棒を上方に動かすステップをさらに含む、
    請求項16に記載の蒸気タービンの緊急遮断弁の弁棒のエクササイズを行う方法。
  18. 前記弁棒を下方へ動かす前記ステップが、前記レバーアームに螺合されて前記弁棒を下方へ付勢しているストロークボルトを回転させるステップを含む、
    請求項16に記載の蒸気タービンの緊急遮断弁の弁棒のエクササイズを行う方法。
  19. 前記弁棒を下方へ動かす前記ステップが、前記レバーアームの下で下部リングを前記弁棒に係合させるステップと、前記弁棒を下方へ付勢する前記ストロークボルトにより前記下部リングを下方へ付勢するステップとをさらに含む、
    請求項18に記載の蒸気タービンの緊急遮断弁の弁棒のエクササイズを行う方法。
  20. 前記レバーアームの横方向行程を、前記弁棒から離れた位置で、前記緊急遮断弁をトリップさせない範囲に制限するステップをさらに含む、
    請求項18に記載の蒸気タービンの緊急遮断弁の弁棒のエクササイズを行う方法。
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