JP6313687B2 - Machine Tools - Google Patents
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Description
本発明は、工作機械に関する。 The present invention relates to a machine tool.
上記技術分野において、特許文献1には、回転加工中の対象物の撮像タイミングを制御する技術が開示されている。
In the above technical field,
しかしながら、上記文献に記載の技術は、あくまでビデオヘッドの研磨状態を観察するためのものであった。切削中のチャック爪の形状を確認するという課題は認識されておらず、チャック爪の成形時には、主軸を停止させて、チャックを特定の角度まで手で回した上で、爪の形状や寸法を確認し、再度主軸を回転させて、爪の成形を行うようにしていた。これによりチャック爪の加工効率を十分に上げることができなかった。 However, the technique described in the above document is only for observing the polishing state of the video head. The problem of checking the shape of the chuck jaws during cutting is not recognized, and when forming the chuck jaws, the spindle is stopped and the chuck is turned to a specific angle by hand, then the shape and dimensions of the jaws are adjusted. After confirming, the main shaft was rotated again to mold the nail. As a result, the processing efficiency of the chuck claw could not be sufficiently increased.
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。 The objective of this invention is providing the technique which solves the above-mentioned subject.
上記目的を達成するため、本発明に係る工作機械にあっては、
チャックに設けられ切削成形中のチャック爪を撮像するカメラと、
前記チャックの回転位置に応じて前記カメラの撮像タイミングを制御するカメラ制御部と、
を備えた。
In order to achieve the above object, in the machine tool according to the present invention,
A camera that is provided on the chuck and images the chuck jaws during cutting molding;
A camera control unit for controlling the imaging timing of the camera according to the rotation position of the chuck;
Equipped with.
本発明によれば、主軸を停止させることなく、切削中のチャック爪の形状を確認することができ、チャック爪の加工効率を向上させることができる。 According to the present invention, the shape of the chuck claw during cutting can be confirmed without stopping the main shaft, and the machining efficiency of the chuck claw can be improved.
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。 Hereinafter, exemplary embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. However, the components described in the following embodiments are merely examples, and are not intended to limit the technical scope of the present invention only to them.
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての工作機械100の構成について、図1を用いて説明する。図1に示すように、工作機械100は、少なくともカメラ101とカメラ制御部102とを含む。
[First Embodiment]
The configuration of the
チャック110は、爪120の開閉駆動機構を持ち、チャック110後方に延びた円筒形の主軸140によって回転制御される。カメラ101は、切削成形中のチャック爪としての生爪120を撮像する。一方、カメラ制御部102は、チャック110の回転位置に応じてカメラ101の撮像タイミングを制御する。
The
表示部130は、カメラによって撮像された画像を順次更新しながら表示する。さらに、工作機械100は、チャック110の回転速度を検出する検出部103を含む。
The
カメラ制御部102は、検出部103からの信号を入力し、チャック110が特定の回転位置となったタイミングで、生爪120を撮影する。
The
さらに、工作機械100は、カメラ101で撮像するタイミングを決定する特定の回転位置を操作するための操作部160をさらに備える。
Furthermore, the
表示部130は、生爪120の形状とともに寸法を表示する。また、カメラ制御部102は、生爪120を切削成形するための切削工具150の先端を撮像するためにカメラ101の撮像タイミングを制御することもできる。
このように構成した工作機械100では、生爪の切削成形時に、主軸の回転を止めることなく、切削中の爪の形状やバリやひげの状況を確認することができる。
The
In the
さらに、カメラ制御部102は、撮像タイミングに応じて焦点距離を変える。つまり、どの位置にある生爪120を撮像したいか、生爪120をどの方向から撮像して表示したいかに応じて、撮像タイミングおよび焦点距離を変更する。
Furthermore, the
例えば、生爪120の切削面201を正面から見たい場合には、図2に示すようにいずれかの生爪120の切削面201がカメラ101に対向するタイミング(図2のカメラ位置であれば、いずれかの生爪120が最下部にきたタイミング)で撮像する。つまり、生爪120の位置に応じて、カメラ制御部102がカメラ101のシャッターおよびフォーカスを制御する。
For example, when the
例えば、生爪120の切削深さを見たい場合には、図3に示すようにいずれかの生爪120の側面301がカメラ101に対向するタイミング(図2のカメラ位置であれば、いずれかの生爪120が3時の位置にきたタイミング)で撮像する。
For example, when it is desired to see the cutting depth of the
これにより、図4に示すように、表示部130に、切削工具150が生爪120を切削する切削深さを表示できる。また、切削時にでる切粉401の出方やその動きを撮像することもできる。例えば、1回転ごとに、所定の微小時間だけ撮像タイミングをずらせば、切粉が徐々に発生して飛んでいく様子をコマ送りにみることも可能である。撮影タイミングを微妙に調整すれば、切粉に対して角度Aという回転位置、次の切粉に対して角度A+αという回転位置、さらに次の切粉に対して角度A+2αという回転位置で、撮影でき、切粉の変化をみることができる。通常は切粉の最終形しか確認できないが、本発明により高価な高速度カメラに匹敵する情報を得ることができる。
Thereby, as shown in FIG. 4, the cutting depth at which the
さらに、切削面の仕上げが終わり、逃げ402を作る際にも、容易に画像で逃げ402の深さを確認することができる。従来のように、回して止めて確認してを繰り返す必要が無く、非常に効率的に生爪120の加工を行なうことができる。
Furthermore, when finishing of the cut surface is completed and the
カメラ101にズーム機能を持たせ、カメラ制御部102が、カメラ101から切削工具150までの距離を判定して、ズーム倍率およびフォーカスを制御してもよい。そしてカメラ制御部102が、カメラ101から見て、切削工具150の先端が生爪120の陰にならないタイミングでシャッターを切ることにより、切削工具150の先端を撮像することができる。図5のように、拡大表示501を行なえば、切削工具150の先端511がどの程度丸くなり、いつが交換時期なのか、視認により確認することができる。
The
なお、表示部130には他にも様々な情報を表示することができる。例えば、生爪120で把持する対象としてのワークを生爪に重ねて画面に表示して、残りの切削量を可視化してもよいし、概算残り時間や最適な工具送り速度などを表示してもよい。
Various other information can be displayed on the
本実施形態では3つ爪の例を示したが本発明はこれに限定されるものではなく、4つ爪やその他の構成にも適用可能である。 In the present embodiment, an example of three claws is shown, but the present invention is not limited to this, and can be applied to four claws and other configurations.
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係る工作機械600について、図6を用いて説明する。図6は、本実施形態に係る工作機械600の構成を説明するための図である。
[Second Embodiment]
Next, a
本実施形態に係る工作機械600は、上記第1実施形態と比べると、カメラ601が矢印611、612に示すように出退式および首振り式になっており、カメラ制御部602がカメラ601の位置および傾きを制御できる点で異なる。その他の構成および動作は、第1実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
Compared with the first embodiment, the
カメラ制御部602は、撮影が必要な作業時にカメラ601を突出させ、撮影が必要ではない作業時には、チャック110の取り付け面内にカメラ601を収容する。これにより、ワークの切削時など、カメラ601が不要な作業時にカメラ601を汚すことがなくなる。また、カメラ制御部602は、カメラ601の位置および向きを変更できるため、切削面の状態や深さや工具先端などを、様々な角度から把握することができる。特に、工具先端や逃げの撮影のように、微小な領域を撮影する場合には、カメラ位置や向きを変えて、ズーム中心を所望の点に移動させることで、より鮮明な画像が取得できる。
The
さらに、カメラ601を加工中のワークの撮影に利用してもよく、その場合、生爪120を撮影する場合よりも、カメラ601を突出させて、ワークの切削位置にカメラ601を向けることもできる。
Further, the
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態に係る工作機械700について、図7を用いて説明する。図7は、本実施形態に係る工作機械700の構成を説明するための図である。
[Third Embodiment]
Next, a
本実施形態に係る工作機械700は、上記第2実施形態と比べると、カメラ701が矢印713方向にスライド可能になっており、カメラ制御部702がカメラ701の左右位置をさらに制御できる点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
The
カメラ制御部702は、撮影が必要な作業時にカメラ701を突出させ、撮影が必要ではない作業時には、チャック110の取り付け面内にカメラ701を収容する。これにより、ワークの切削時など、カメラ701が不要な作業時にカメラ701を汚すことがなくなる。また、カメラ制御部702は、カメラ701の位置および向きを変更できるため、切削面の状態や深さや工具先端などを、様々な角度から把握することができる。特に、工具先端や逃げの撮影のように、微小な領域を撮影する場合には、カメラ位置や向きを変えて、ズーム中心を所望の点に移動させることで、より鮮明な画像が取得できる。さらに、カメラ701を左右方向(作業員から見て奥手前方向)にスライド可能にしたので生爪120の切削深さを、生爪120の円周方向の側面から(矢印703の方向から)確認することができる。これにより、欠けやヒビなどの有無をより正確かつ迅速に発見できる。
The
さらに、カメラ701を加工中のワークの撮影に利用してもよく、その場合、ワークの切削個所に応じた位置に、カメラ701を移動させて、より精度の高い画像を得ることができる。
Furthermore, the
[第4実施形態]
次に本発明の第4実施形態に係る工作機械800について、図8を用いて説明する。図8は、本実施形態に係る工作機械800の構成を説明するための図である。
[Fourth Embodiment]
Next, a
本実施形態に係る工作機械800は、上記第2実施形態と比べると、カメラ801がチャック110の上方ではなく側方に設けられ、矢印813方向にスライド可能になっており、カメラ制御部802がカメラ801の上下位置をさらに制御できる点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
In the
カメラ制御部802は、撮影が必要な作業時にカメラ801を突出させ、撮影が必要ではない作業時には、チャック110の取り付け面内にカメラ801を収容する。これにより、ワークの切削時など、カメラ801が不要な作業時にカメラ801を汚すことを防止できる。また、カメラ制御部802は、カメラ801の位置および向きを変更できるため、切削面の状態や深さなどを、様々な角度から把握することができる。特に、工具先端や逃げの撮影のように、微小な領域を撮影する場合には、カメラ位置や向きを変えて、ズーム中心を所望の点に移動させることで、より鮮明な画像が取得できる。さらに、カメラ801を上下方向にスライド可能にしたので生爪120の切削深さを、両側の側面から確認することができる。これにより、欠けやヒビなどの有無をより正確かつ迅速に発見できる。また、側方にカメラ801を設けたため、作業者の視点と近いフレーミングで撮像することができ、よりユーザフレンドリーな表示を行なうことが可能となる。
The
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
[Other Embodiments]
While the present invention has been described with reference to the embodiments, the present invention is not limited to the above embodiments. Various changes that can be understood by those skilled in the art can be made to the configuration and details of the present invention within the scope of the present invention. In addition, a system or an apparatus in which different features included in each embodiment are combined in any way is also included in the scope of the present invention.
Claims (7)
前記チャックの回転位置に応じて前記カメラの撮像タイミングを制御するカメラ制御部と、
を備えた工作機械。 A camera that is provided on the chuck and images the chuck jaws during cutting molding;
A camera control unit for controlling the imaging timing of the camera according to the rotation position of the chuck;
Machine tool equipped with.
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