JP6310820B2 - Cooker - Google Patents
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Description
この発明は、加熱調理器に関する。 The present invention relates to a cooking device.
従来、加熱調理器としては、加熱室排気口のシャッターを開放した状態で排気ファンから供給された冷却風を排気ダクトに供給し、排気ダクト内で冷却風と加熱室排気口からの排気を混合して、排気ダクトの上面の外部排気口から排気するものがある(例えば、特許第5517747号(特許文献1)参照)。 Conventionally, as a cooking device, the cooling air supplied from the exhaust fan is supplied to the exhaust duct with the shutter of the heating chamber exhaust port opened, and the cooling air and the exhaust from the heating chamber exhaust port are mixed in the exhaust duct. Then, there is one that exhausts air from an external exhaust port on the upper surface of the exhaust duct (see, for example, Japanese Patent No. 5517747 (Patent Document 1)).
しかしながら、上記加熱調理器では、排気ダクトの上部で加熱室排気口からの排気が合流するため、十分な希釈エリアが確保できず、冷却風との混合が十分でない排気が外部排気口から排出されてしまうという問題がある。このような希釈が不十分な高温多湿の排気が外部排気口から排出されると、排出された高温多湿の空気が加熱調理器近傍の壁面に当たって、高温になったり結露したりするという不具合が生じる。 However, in the above cooking device, exhaust from the heating chamber exhaust port joins at the upper part of the exhaust duct, so that a sufficient dilution area cannot be secured, and exhaust gas that is not sufficiently mixed with the cooling air is exhausted from the external exhaust port. There is a problem that it ends up. When such a hot and humid exhaust with insufficient dilution is discharged from the external exhaust port, the discharged hot and humid air hits the wall surface in the vicinity of the heating cooker, resulting in a problem of high temperature and condensation. .
そこで、この発明の課題は、簡単な構成で加熱室からの排気を確実に希釈でき、高温多湿の空気が外部に排出されるのを防ぐことができる加熱調理器を提供することにある。 Then, the subject of this invention is providing the heating cooker which can dilute reliably the exhaust_gas | exhaustion from a heating chamber with a simple structure, and can prevent that hot and humid air is discharged | emitted outside.
上記課題を解決するため、この発明の加熱調理器は、
本体ケーシングと、
上記本体ケーシング内に配置された加熱室と、
上記本体ケーシングの上部に設けられた吹出口と、
上記吹出口を介して上記加熱室内からの排気を外部に排出する排気ファンと、
上記排気ファンからの吹出空気を上記加熱室を介さずに上記吹出口に案内する第1風通路と、
上記加熱室内からの排気が上記第1風通路に合流するように、上記加熱室内からの排気を案内する第2風通路と
を備え、
上記第1風通路は、上記第2風通路との合流部から上記吹出口側に希釈エリア部を有し、
上記第2風通路は、上記加熱室内からの排気を上記吹出口と反対側に案内した後、上記第1風通路に合流するように形成されており、
上記第1風通路の上記希釈エリア部は、上記第1風通路と上記第2風通路との合流部から上記吹出口側に向かって縦方向に設けられ、
上記第2風通路は、上記加熱室内からの排気を下方に向かって案内した後、上記第1風通路の上記希釈エリア部の下端に合流するように形成されていることを特徴とする。
In order to solve the above problems, the heating cooker of the present invention is:
A body casing;
A heating chamber disposed in the main body casing;
An air outlet provided in the upper part of the main body casing;
An exhaust fan that exhausts the exhaust from the heating chamber to the outside through the air outlet;
A first air passage for guiding the air blown from the exhaust fan to the outlet without going through the heating chamber;
A second wind passage for guiding the exhaust from the heating chamber so that the exhaust from the heating chamber joins the first wind passage,
The first wind passage has a dilution area portion on the outlet side from a junction with the second wind passage,
The second wind passage is formed so as to join the first wind passage after guiding the exhaust from the heating chamber to the side opposite to the outlet .
The dilution area portion of the first wind passage is provided in a vertical direction from the joining portion of the first wind passage and the second wind passage toward the outlet port,
The second air passage is formed so as to join the lower end of the dilution area portion of the first air passage after the exhaust from the heating chamber is guided downward .
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記第1風通路と上記第2風通路との合流部に設けたエジェクタ部を備えた。
Moreover, in the heating cooker of one embodiment,
An ejector portion provided at a junction between the first wind passage and the second wind passage is provided.
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記第2風通路を開閉する排気ダンパを備えた。
Moreover, in the heating cooker of one embodiment,
An exhaust damper for opening and closing the second wind passage is provided.
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記第2風通路に配置され、上記加熱室内からの排気の湿度を検出する湿度センサと、
上記排気ダンパを閉じたとき、上記排気ファンからの吹出空気の一部が上記湿度センサ近傍を通って上記第1風通路に合流するように形成された乾燥用風通路と
を備えた。
Moreover, in the heating cooker of one embodiment,
A humidity sensor disposed in the second wind passage for detecting the humidity of the exhaust from the heating chamber;
And a drying air passage formed such that when the exhaust damper is closed, a part of the air blown from the exhaust fan passes through the vicinity of the humidity sensor and merges with the first air passage.
以上より明らかなように、この発明によれば、排気ファンからの吹出空気を本体ケーシングの上部の吹出口に案内する第1風通路において、加熱室内からの排気を案内する第2風通路が接続された合流部から吹出口側に向かって縦方向に希釈エリア部を設けたことによって、簡単な構成で加熱室からの排気を確実に希釈でき、高温多湿の空気が外部に排出されるのを防ぐことができる加熱調理器を実現することができる。 As is clear from the above, according to the present invention, the second wind passage for guiding the exhaust from the heating chamber is connected to the first wind passage for guiding the blown air from the exhaust fan to the blower outlet at the upper portion of the main body casing. By providing a dilution area part in the vertical direction from the merged part to the outlet side, the exhaust from the heating chamber can be reliably diluted with a simple configuration, and hot and humid air is discharged to the outside. A cooking device that can be prevented can be realized.
以下、この発明の加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。 Hereinafter, the cooking device of the present invention will be described in detail with reference to the illustrated embodiments.
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態の加熱調理器の扉閉鎖時の概略正面図を示し、図2は上記加熱調理器の扉開放時の概略正面図を示している。
[First Embodiment]
FIG. 1: shows the schematic front view at the time of door closing of the heating cooker of 1st Embodiment of this invention, FIG. 2 has shown the schematic front view at the time of the door opening of the said heating cooker.
この第1実施形態の加熱調理器は、図1,図2に示すように、直方体形状の本体ケーシング1と、この本体ケーシング1内に設けられ、前側に開口部2aを有する加熱室2と、加熱室2の開口部2aを開閉する扉3とを備えている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the heating cooker according to the first embodiment includes a rectangular parallelepiped
上記本体ケーシング1の上側かつ後側に排気ダクト5を設けている。また、本体ケーシング1の前面の下部に露受容器6を着脱可能に取り付けている。この露受容器6は、扉3の下側に位置し、扉3の後面(加熱室2側の表面)や本体ケーシング1の前板55からの水滴を受けることができるようになっている。また、本体ケーシング1の前面の下部には、後述する給水タンク26も着脱可能に取り付けられている。
An
上記扉3は、本体ケーシング1の前面側に下側の辺を軸に回動可能に取り付けられている。この扉3の前面(加熱室2とは反対側の表面)には、耐熱性を有する透明な外ガラス7が設けられている。また、扉3は、外ガラス7の上側に位置するハンドル8と、外ガラス7の右側に設けられた操作パネル9とを有している。
The
上記操作パネル9は、カラー液晶表示部10およびボタン群11を有している。このボタン群11は、途中で加熱を止めるときなどに押す取り消しキー12と、加熱を開始するときに押すあたためスタートキー13とを含んでいる。また、操作パネル9には、スマートフォンなどからの赤外線を受ける赤外線受光部14が設けられている。
The
上記加熱室2内には被加熱物15が収容される。また、加熱室2内への金属製の調理トレイ91,92(図3に示す)の出し入れが可能になっている。加熱室2の左側部2b,右側部2cの内面には、調理トレイ91を支持する上棚受け16A,16Bが設けられている。また、加熱室2の右側部2c,左側部2bの内面には、上棚受け16A,16Bよりも下側に位置するように、調理トレイ92を支持する下棚受け17A,17Bが設けられている。
An object to be heated 15 is accommodated in the
図3は、上記加熱調理器の主要部の構成を説明するための模式図である。この図3では、加熱室2は左側から見た状態が示されている。なお、図3において、図1,図2と同一構成部には、同一参照番号を付している。
Drawing 3 is a mimetic diagram for explaining the composition of the principal part of the above-mentioned cooking-by-heating machine. In FIG. 3, the
上記加熱調理器は、循環ダクト18と、循環ファン19と、上ヒータ20と、中ヒータ21と、下ヒータ22と、循環ダンパ23と、チューブポンプ25と、給水タンク26および蒸気発生装置70を備えている。この上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22は、それぞれ、例えばシーズヒータから成っている。なお、チューブポンプ25はポンプの一例であり、駆動方向によって給水動作と排水動作とを切り替え可能なポンプであればよい。
The heating cooker includes a
上記加熱室2の上部2eは、水平方向に対して傾斜する傾斜部2fを介して加熱室2の後部2dと連なっている。この傾斜部2fに、循環ファン19と対向するように複数の吸込口27を設けている(図2参照)。また、加熱室2の上部2eに上吹出口28を複数設けている。また、加熱室2の後部2dに、第1後吹出口29、第2後吹出口30および第3後吹出口31を、それぞれ、複数設けている(図2参照)。なお、図3では、複数の吸込口27のうちの1個だけを示している。また、図3では、第1後吹出口29、第2後吹出口30および第3後吹出口31は各1個だけを示している。
The
上記循環ダクト18は、吸込口27、上吹出口28および第1〜第3後吹出口29〜31を介して加熱室2内と連通している。この循環ダクト18は、加熱室2の上側から後側に亘って設けられて、逆L字形状を呈するように延在している。また、循環ダクト18の左右方向の幅は、加熱室2の左右方向の幅より狭く設定されている。
The
上記循環ファン19は、遠心ファンであって、循環ファン用モータ56によって駆動される。この循環ファン用モータ56が循環ファン19を駆動すると、加熱室2内の空気や飽和蒸気(以下、「空気など」と言う)は、複数の吸込口27から循環ダクト18内に吸い込まれ、循環ファン19の径方向外側に吹き出す。より詳しくは、循環ファン19の上側では、空気などは、循環ファン19から斜め上方に流れた後、後方から前方に向かって流れる。一方、循環ファン19の下側では、空気などは、循環ファン19から斜め下方に流れた後、上方から下方に向かって流れる。なお、上記空気などは熱媒体の一例である。
The
上記上ヒータ20は、循環ダクト18内に配置され、加熱室2の上部2eに対向している。この上ヒータ20は、上吹出口28へ流れる空気などを加熱する。
The
上記中ヒータ21は、環状に形成され、循環ファン19を取り囲んでいる。この中ヒータ21は、循環ファン19から上ヒータ20に向かう空気などを加熱したり、循環ファン19から下ヒータ22に向かう空気などを加熱したりする。
The
上記下ヒータ22は、循環ダクト18内に配置され、加熱室2の後部2dに対向している。この下ヒータ22は、第2,第3後吹出口30,31へ流れる空気などを加熱する。
The
上記循環ダンパ23は、循環ダクト18内かつ中ヒータ21と下ヒータ22との間に回動可能に設けられている。この循環ダンパ23の回動は循環ダンパ用モータ(図示せず)によって行われる。
The
また、蒸気発生装置70は、上側開口を有する金属製の蒸気発生容器71と、その蒸気発生容器71の上側開口を覆う耐熱性樹脂(例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂)からなる蓋部72と、蒸気発生容器71の底部71aに鋳込まれたシーズヒータから成る蒸気発生用ヒータ73とを有する。この蒸気発生容器71の底部71a上には給水タンク26からの水が溜まり、熱源の一例としての蒸気発生用ヒータ73が蒸気発生容器71を介して上記水を加熱する。そして、蒸気発生用ヒータ73による加熱で発生した飽和蒸気は、樹脂製の蒸気チューブ35と金属製の蒸気管36とを流れて、複数の蒸気供給口37を介して加熱室2内に供給される(図2参照)。なお、図3では、複数の蒸気供給口37のうちの1個だけを示している。
Further, the
また、上記加熱室2内の飽和蒸気は、循環ファン19により上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22に送られ、上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22で加熱することにより、100℃以上の過熱蒸気となる。
The saturated steam in the
また、上記蓋部72には、一対の電極棒75a,75bから成る水位センサ75が取り付けられている。この電極棒75a,75bの間が導通状態になったか否かに基づいて、蒸気発生容器71の底部71a上の水位が所定水位になったか否かが判定される。
A
上記チューブポンプ25は、シリコンゴム等からなる弾性変形可能な給排水チューブ40をローラ(図示せず)でしごいて、そのローラの駆動方向によって、給水タンク26内の水を蒸気発生装置70に流したり、蒸気発生装置70内の水を給水タンク26に流したりする。この給排水チューブ40は、給水経路の一例である。
The
上記給水タンク26は、給水タンク本体41および連通管42を有する。この連通管42の一端部が給水タンク本体41内に位置する一方、連通管42の他端部が給水タンク26外に位置する。給水タンク26がタンクカバー43内に収容されると、連通管42の他端部がタンクジョイント部44を介して給排水チューブ40に接続される。すなわち、給水タンク本体41内が連通管42などを介して蒸気発生装置70内と連通する。
The
上記チューブポンプ25と給水タンク26と給排水チューブ40とタンクカバー43とタンクジョイント部44で給水装置を構成している。
The
図4Aは、上記加熱調理器の排気ユニット100を含む構成を説明するための模式図を示している。この図4Aでも、図3と同様に、加熱室2は右側方から見た状態が示されている。なお、図4Aにおいて、91,92は調理トレイ、2eは加熱室2の上部、102は第2風通路、103は第3風通路、107は希釈エリア部である。
FIG. 4A shows a schematic diagram for explaining a configuration including the
上記加熱室2の後部2dの下端部に自然排気口45を設けている(図2参照)。この自然排気口45は、排気ユニット100(図6,図7に示す)の第4風通路104(図8Dに示す)などを介して排気ダクト5に連通している。加熱室2内の空気などが余剰になると、その余剰な空気などが、自然に、自然排気口45から第4風通路104へ流れ出る。
A
また、上記加熱室2の傾斜部2fに、排気ダンパ49で開閉される複数の強制排気口48を設けている(図2参照)。この強制排気口48は、排気ユニット100(図6,図7に示す))を介して排気ダクト5に連通している。
Further, a plurality of forced
また、上記排気ユニット100に湿度センサ53を取り付けている。この湿度センサ53は、第2風通路102を流れる排気に含まれる蒸気の量を示す信号を制御装置80(図5に示す)へ送出する。
A
また、図4Bは、上記加熱調理器の給気ユニット90を含む構成を説明するための模式図を示している。この図4Bでも、図3と同様に、加熱室2は右側方から見た状態が示されている。なお、図4Bにおいて、図3と同一の構成部には、同一参照番号を付している。
Moreover, FIG. 4B has shown the schematic diagram for demonstrating the structure containing the
また、上記加熱室2の傾斜部2fに、給気ダンパ51で開閉される複数の給気口50を設けている(図2参照)。この複数の給気口50と給気ファン54を給気風通路90aを介して接続している。また、給気風通路90aの給気口50近傍から分岐する循環ファン用冷却風通路90bに冷却ダンパ52を設けている。例えば、給気ファン54はシロッコファンからなる。
In addition, a plurality of
図5は上記加熱調理器の制御ブロック図を示している。 FIG. 5 shows a control block diagram of the cooking device.
上記加熱調理器は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御装置80を備えている。この制御装置80には、上ヒータ20,中ヒータ21,下ヒータ22,蒸気発生用ヒータ73,循環ファン用モータ56,排気ファン用モータ57,給気ファン用モータ58,循環ダンパ用モータ59,排気ダンパ用モータ60,給気ダンパ用モータ61,冷却用ダンパ62,操作パネル9,湿度センサ53,庫内温度センサ76,水位センサ75,チューブポンプ25,マグネトロン4などが接続されている。また、制御装置80は、操作パネル9,湿度センサ53,庫内温度センサ76,水位センサ75などからの信号に基づいて、上ヒータ20,中ヒータ21,下ヒータ22,蒸気発生用ヒータ73,循環ファン用モータ56,排気ファン用モータ57,給気ファン用モータ58,循環ダンパ用モータ59,排気ダンパ用モータ60,給気ダンパ用モータ61,冷却用ダンパ62,チューブポンプ25,マグネトロン4などを制御する。
The cooking device includes a
図6は本体ケーシング1(図1に示す)の上面と両側面を覆う上面板(図示せず)と裏面板(図示せず)を取り外した加熱調理器を後方かつ斜め上方から見た斜視図を示し、図7は図6に示す加熱調理器から排気ユニット用カバー120を取り外した状態の斜視図を示している。図6,図7において、図1〜図4Bと同一の構成部には、同一参照番号を付している。
FIG. 6 is a perspective view of the heating cooker from which the upper surface plate (not shown) and the back surface plate (not shown) covering the upper surface and both side surfaces of the main casing 1 (shown in FIG. 1) are removed as viewed from the rear and obliquely upward. FIG. 7 shows a perspective view of the heating cooker shown in FIG. 6 with the
図6,図7に示すように、加熱室2の後側かつ右側(図6,図7では左側)に排気ユニット100を設けている。この排気ユニット100は、排気ユニット用カバー120を含むハウジング110と、ハウジング110の下側に配置された排気ファン47とを有する。ハウジング110の下側に第1排気経路46が接続された接続口110aを設けている。
As shown in FIGS. 6 and 7, an
上記排気ユニット100の上部の右側方(図6,図7では左側)に排気ダンパ用モータ60を配置している。この排気ダンパ用モータ60により、排気ユニット100内の上部に設けられた排気ダンパ49(図4Aに示す)を開閉する。
An
また、加熱室2の後側かつ左側(図6では右側)に給気ユニット90を設けている。この給気ユニット90は、下側に配置された給気ファン54と、その給気ファン54から上方に向かって延在する給気風通路90aと、給気風通路90aの上側から分岐して、加熱室2の後側上部の中央に位置する循環ファン用モータ56に向かって延在する循環ファン用冷却風通路90bを有している。詳しくは、給気ユニット90は、給気ファン54の上方に逆L字形状を呈するように延在している。
An
例えば、加熱室2内にマグネトロン4(図5に示す)からのマイクロ波を供給するマイクロ波加熱のときは、制御装置80は、給気ダンパ用モータ61(図5に示す)により給気ダンパ51(図4Bに示す)を駆動して給気風通路90aを開放すると共に、冷却ダンパ用モータ62(図5に示す)により冷却ダンパ52(図4Bに示す)を駆動して循環ファン用冷却風通路90bを閉鎖する。そして、給気ファン用モータ58(図5に示す)により給気ファン54を駆動することにより、給気ファン54からの外気は、すべて給気風通路90aを介して加熱室2内に給気される。
For example, in the case of microwave heating in which microwaves are supplied from the magnetron 4 (shown in FIG. 5) into the
一方、飽和蒸気または過熱蒸気を加熱室2に供給して、循環ファン19で蒸気を循環させて被加熱物を加熱するとき、または、加熱室2内の空気を循環させて被加熱物を加熱する熱風を循環させて加熱するときは、制御装置80は、給気ダンパ51(図4Bに示す)により給気風通路90aを閉鎖すると共に、冷却ダンパ52により循環ファン用冷却風通路90bを開放する。そして、給気ファン用モータ58(図5に示す)により給気ファン54を駆動することにより、給気ファン54からの外気は、給気風通路90aおよび循環ファン用冷却風通路90bを介して循環ファン用モータ56に向かって供給される。
On the other hand, saturated steam or superheated steam is supplied to the
図8A〜図8Fは排気ダンパ49を開いた状態の排気ユニット100を裏面側から見た図を示している。図8A〜図8Fにおいて、60は排気ダンパ用モータ、140は取付部材である。
なお、図8A〜図8Fでは、排気ユニット用カバー120を外した状態を示す。
8A to 8F show views of the
8A to 8F show a state where the
図8A〜図8Fに示すように、排気ユニット100のハウジング110(図8A〜図8Fでは排気ユニット用カバー120を省略)は、排気ファン47からの吹出空気の一部を、本体ケーシング1の上部に設けられた排気ダクト5の吹出口5a(図1,図4Aに示す)に案内する第1風通路101(図8Aの太い点線で示す)と、加熱室2(図6,図7に示す)内からの排気が第1風通路101に合流するように、加熱室2内の強制排気口48(図4Aに示す)からの排気を案内する第2風通路102(図8Bの太い点線で示す)と、排気ファン47からの吹出空気の一部を本体ケーシング1(図1に示す)内の前面側に供給するための第3風通路103(図8Cの太い点線で示す)と、加熱室2内の自然排気口45(図4A,図4Bに示す)からの排気を第1風通路101に合流するように案内する第4風通路104(図8Dの太い点線で示す)と、排気ダンパ49を閉じたとき、排気ファン47からの吹出空気の一部が湿度センサ53近傍を通って第1風通路101に合流するように形成された乾燥用風通路105(図8Eの太い点線で示す)と、第2風通路102と第1風通路101の合流部および第4風通路104と第1風通路101の合流部に設けられたエジェクタ部106(細い点線で囲んだ部分)とを有している。
As shown in FIGS. 8A to 8F, the
上記第1風通路101は、第2風通路102との合流部から排気ダクト5の吹出口5a側(図8Aの上方)に向かって縦方向に設けられ、第2風通路102から流入した加熱室2内の強制排気口48からの排気を排気ファン47からの吹出空気により希釈するための希釈エリア部107を有している。
The
また、第2風通路102の上流側かつ排気ダンパ49の下流側に、加熱室2内の強制排気口48(図2,図4Aに示す)からの排気の湿度を検出する湿度センサ53を配置している。
Further, a
また、排気ユニット100の接続口110aに第1排気経路46を介して加熱室2の自然排気口45(図2,図4Aに示す)を接続している。また、排気ユニット100の第3風通路103を出口103aに、加熱室2の右側面(図6,図7では左側)に配置された冷却用ダクト130(図6,図7に示す)の一端を接続している。
Further, the natural exhaust port 45 (shown in FIGS. 2 and 4A) of the
図8Fに示すように、排気ダンパ49が開いているので、加熱室2の強制排気口48(図2,図4Aに示す)からの排気は、排気ユニット100の第2風通路102を流入して、エジェクタ部106で排気ファン47からの吹出空気の気流に引き込まれて合流した後、第1風通路101の希釈エリア部107で排気ファン47の吹出空気と混合されて希釈される。同時に、加熱室2の自然排気口45(図4Aに示す)からの排気は、第1排気経路46と接続口110aを介して第4風通路104を流入して、エジェクタ部106で排気ファン47からの吹出空気の気流に引き込まれて合流した後、第1風通路101の希釈エリア部107で排気ファン47の吹出空気と混合されて希釈される。
As shown in FIG. 8F, since the
図9は図8AのIX−IX線から見た断面図を示しており、図9において、101aは第1風通路101の出口、120は排気ユニット用カバーである。
FIG. 9 is a cross-sectional view taken along line IX-IX in FIG. 8A. In FIG. 9, 101a is an outlet of the
図9に示すように、排気ダンパ用モータ60(図6,図7に示す)によって排気ダンパ49を矢印R1のように回動させることにより、第2風通路102(図8A〜図8Fに示す)を開閉する。排気ファン47は、図中右側の本体ケーシング1内から空気を吸い込み、第1風通路101などに吹出空気を供給する。この排気ファン47は、本体ケーシング1内の電装部品(図示せず)を冷却した後の40℃前後の空気を吸い込む。
As shown in FIG. 9, the
例えば、加熱室2内にマグネトロン4から供給されたマイクロ波により加熱調理のときは、制御装置80によって、給気ダンパ51(図4Bに示す)により給気ユニット90の給気風通路90aを開くと共に、排気ダンパ49により排気ユニット100の第2風通路102を開く。これによって、マイクロ波加熱により加熱室2内に被加熱物から発生する蒸気を庫外に排出することができる。詳しくは、排気ダンパ49および給気ダンパ51を開いて、排気ファン47,給気ファン54を駆動することにより、加熱室2内の空気などが強制排気口48および自然排気口45から排気ユニット100を介して加熱室2外に排出される。
For example, when cooking with microwaves supplied from the magnetron 4 in the
また、図10は上記排気ダンパ49を閉じた状態の排気ユニット100を裏面側から見た図を示し、図11は図10のXI−XI線から見た断面図を示している。図10,図11において、図8A〜図8Fに示す排気ユニット100と同一の構成部には、同一参照番号を付している。なお、図10では、排気ユニット用カバー120を外した状態を示す。
10 shows a view of the
図10に示すように、排気ダンパ49が閉じているので、加熱室2の強制排気口48(図4Aに示す)からの排気は、第2風通路102に流入しない。なお、加熱室2の自然排気口45(図4Aに示す)からの排気は、第1排気経路46と接続口110aを介して第4風通路104に流入し、エジェクタ部106で排気ファン47からの吹出空気の気流に引き込まれて合流した後、第1風通路101の希釈エリア部107で排気ファン47の吹出空気と混合されて希釈される。
As shown in FIG. 10, since the
ここで、排気ファン47からの吹出空気の一部が、乾燥用風通路105を通って湿度センサ53近傍を流れた後、第2風通路102とエジェクタ部106を介して第1風通路101に合流する。
Here, after a part of the air blown from the
例えば、飽和蒸気または過熱蒸気を加熱室2に供給して、循環ファン19により加熱室2内の飽和蒸気(または過熱蒸気)を循環ダクト18を介して循環させて被加熱物を加熱調理するとき、制御装置80によって、給気ダンパ51(図4Bに示す)により給気ユニット90の給気風通路90aを閉じると共に、排気ダンパ49により排気ユニット100の第2風通路102を閉じる。これによって、加熱室2内の飽和蒸気量(または過熱蒸気量)を一定に保ちつつ、余分な飽和蒸気(または過熱蒸気)は、排気ファン47により加熱室2内から自然排気口45と排気ユニット100を介して加熱室2外に排出される。また、加熱室2内の空気を循環ダクト18を介して循環させて被加熱物を加熱する熱風を循環させて加熱調理するときも、同様に、給気ダンパ51により給気ユニット90の給気風通路90aを閉じる。
For example, when saturated steam or superheated steam is supplied to the
図12は上記加熱調理器の排気ユニット100を含む要部の側面図を示しており、図12は加熱調理器の左側方から見た図である。
FIG. 12 shows a side view of the main part including the
図12に示すように、本体ケーシング1(図1,図2に示す)の裏面板200の上側の外壁面を排気ダクト5により覆うことによって、本体ケーシング1と排気ダクト5との間に排気通路を形成している。また、排気ダクト5が取り付けられた裏面板200の前面側に、加熱室2の後部2d,傾斜部2fに沿うように排気ユニット100を取り付けている。
As shown in FIG. 12, an exhaust passage is provided between the
上記排気ユニット100の第1風通路101の出口101a(図9に示す)から本体ケーシング1と排気ダクト5との間に排気通路に排出された空気は、排気ダクト5の吹出口5aから前方に向かって吹き出す。
The air discharged from the
また、図13は上記加熱調理器の上面図を示している。図13に示すように、本体ケーシング1の裏面側に取り付けられた排気ダクト5の吹出口5aからの吹き出し風は、左側に配列された複数の風向制御羽根201により、前方に向かって吹き出すと共に、右側に配列された複数の風向制御羽根202により、前方に向かって斜め左側方に吹き出す。このとき、排気ダクト5の吹出口5aの右側からは、排気ユニット100において希釈された加熱室2内からの排気を吹き出す。
FIG. 13 shows a top view of the cooking device. As shown in FIG. 13, the blowing air from the
上記構成の加熱調理器によれば、排気ユニット100では、排気ファン47からの吹出空気を吹出口5aに案内する第1風通路101に設けられた希釈エリア部107において、第2風通路102から流入した加熱室2内からの排気を排気ファン47からの吹出空気により効率よく希釈する。この排気ユニット100の第1風通路101に設けられた希釈エリア部107が、第2風通路102との合流部から吹出口5a側に設けられているので、加熱室2内からの高温多湿の排気は、第1風通路101内を吹出口5a側に向かって流れながら、希釈エリア部107で排気ファン47からの吹出空気と混合されることにより効率よく希釈される。
According to the heating cooker having the above configuration, in the
ここで、加熱室2内からの排気を吹出口5aと反対側に案内した後、第1風通路101に合流するように、第2風通路102を形成することによって、本体ケーシング1内の限られたスペースで、排気ユニット100の第1風通路101に設けた希釈エリア部107の経路長を最適な長さにすることが可能になり、簡単な構成で加熱室2からの排気を確実に希釈でき、高温多湿の空気が外部に排出されるのを防ぐことができる。
Here, after guiding the exhaust from the inside of the
また、上記排気ユニット100の第1風通路101と第2風通路102との合流部に設けたエジェクタ部106において、第1風通路101内を流れる排気ファン47からの吹出空気によって、加熱室2内からの排気が第2風通路102を介して第1風通路101内に引き込まれるので、加熱室2内から効率よく排気できる。
Further, in the
また、上記第1風通路101の希釈エリア部107は、第2風通路102との合流部から吹出口5a側に向かって縦方向に設けられているので、加熱室2内からの高温多湿の排気は、対流により第1風通路101内を吹出口5a側に向かって上昇しつつ、希釈エリア部107で排気ファン47からの吹出空気と混合されることにより効率よく希釈される。さらに、排気ユニット100の第2風通路102は、加熱室2内からの排気を下方に向かって案内した後、第1風通路101の希釈エリア部107の下端に合流するように形成されているので、本体ケーシング1内の限られたスペースで、第1風通路101の希釈エリア部107の縦方向寸法をより長く確保でき、加熱室2からの排気をより確実に希釈することができる。
Moreover, since the
また、上記マグネトロン4から加熱室2内に供給されるマイクロ波を用いた加熱調理のときは、排気ダンパ49により第2風通路102を開くことによって、加熱室2内からの排気が第2風通路102を介して第1風通路101に流入して、排気ファン47からの吹出空気により希釈される。一方、加熱室2内に飽和蒸気または過熱蒸気を供給して加熱するときは、排気ダンパ49により第2風通路102を閉じることによって、加熱室2内からの排気が第2風通路102に流れ出ない。これにより、加熱調理方法などに応じて排気ダンパ49を開閉して、庫内排気を制御できる。
Further, when cooking using microwaves supplied from the magnetron 4 into the
また、上記排気ダンパ49を閉じて加熱室2内からの排気を行わないときは湿度センサ53により湿度を検出しないので、排気ダンパ49を閉じたときに、排気ファン47からの吹出空気の一部が湿度センサ53近傍を通って第1風通路101に合流するように乾燥用風通路105を形成することによって、排気ファン47からの吹出空気の一部により湿度センサ53を乾燥させることができる。これにより、湿度センサ53の性能を維持できると共に、次に排気ダンパ49を開いて排気するときに、加熱室2内からの排気の湿度を正確に検出することができる。
Further, when the
これにより、制御装置80は、マイクロ波を用いた加熱調理において、加熱室2内からの排気の湿度に基づいて、加熱調理の終了判定を正確に行うことができる。
Thereby, the
〔第2実施形態〕
この発明の第2実施形態の加熱調理器は、排気ダンパを除いて第1実施形態の加熱調理器と同一の構成をしており、図1〜図6を援用する。
[Second Embodiment]
The heating cooker of 2nd Embodiment of this invention is carrying out the structure same as the heating cooker of 1st Embodiment except an exhaust damper, and uses FIGS. 1-6.
上記第1実施形態の加熱調理器では、排気ユニット100内の上部に排気ダンパ49(図4Aに示す)を設けたのに対して、この第2実施形態の加熱調理器では、加熱室2の傾斜部2fに設けられた強制排気口48または強制排気口48近傍に排気ダンパを配置している。
In the heating cooker of the first embodiment, the exhaust damper 49 (shown in FIG. 4A) is provided in the upper part of the
上記第2実施形態の加熱調理器は、第1実施形態の加熱調理器と同様の効果を有する。 The heating cooker of the second embodiment has the same effect as the heating cooker of the first embodiment.
〔第3実施形態〕
この発明の第3実施形態の加熱調理器は、第2風通路を除いて第1実施形態の加熱調理器と同一の構成をしており、図1〜図6を援用する。
[Third Embodiment]
The heating cooker of 3rd Embodiment of this invention has the structure same as the heating cooker of 1st Embodiment except for a 2nd wind path, and uses FIGS. 1-6.
上記第1実施形態の加熱調理器では、排気ユニット100の第2風通路102は、加熱室2内からの排気を下方に向かって案内した後、第1風通路101の希釈エリア部107の下端に合流するように形成されていたのに対して、この第3実施形態の加熱調理器では、加熱室2内からの排気を上方(または側方)に向かって案内した後、第1風通路101の希釈エリア部107の下端に合流するように、第2風通路を形成している。
In the cooking device of the first embodiment, the
上記第3実施形態の加熱調理器は、第2風通路102が一旦下方に向かって延在することで、第1風通路101の希釈エリア部107の縦方向寸法をより長く確保するという点を除いて、第1実施形態の加熱調理器と同様の効果を有する。
The heating cooker of the said 3rd Embodiment has the point that the longitudinal direction dimension of the
上記第1〜第3実施形態では、第1風通路101と第2風通路102の合流部にエジェクタ部106を設けたが、エジェクタ部を有しない加熱調理器にこの発明を適用してもよい。
In the said 1st-3rd embodiment, although the
また、上記第1〜第3実施形態では、第2風通路102を開閉する排気ダンパ49を備えた加熱調理器について説明したが、第2風通路を開閉する排気ダンパを備えていない加熱調理器にこの発明を適用してもよい。
Moreover, although the said 1st-3rd embodiment demonstrated the heating cooker provided with the
また、上記第1〜第3実施形態では、排気ダンパ49を閉じたとき、排気ファン47からの吹出空気の一部が湿度センサ53近傍を通って第1風通路101に合流するように形成された乾燥用風通路105を備えた加熱調理器について説明したが、乾燥用風通路を備えていない加熱調理器にこの発明を適用してもよい。
Further, in the first to third embodiments, when the
この発明の加熱調理器では、オーブンレンジなどにおいて、過熱蒸気または飽和蒸気を用いることによって、ヘルシーな調理を行うことができる。例えば、本発明の加熱調理器では、温度が100℃以上の過熱蒸気または飽和蒸気を食品表面に供給し、食品表面に付着した過熱蒸気または飽和蒸気が凝縮して大量の凝縮潜熱を食品に与えるので、食品に熱を効率よく伝えることができる。また、凝縮水が食品表面に付着して塩分や油分が凝縮水と共に滴下することにより、食品中の塩分や油分を低減できる。さらに、加熱室内は過熱蒸気または飽和蒸気が充満して低酸素状態となることにより、食品の酸化を抑制した調理が可能となる。ここで、低酸素状態とは、加熱室内において酸素の体積%が10%以下(例えば0.5〜3%)である状態を指す。 In the cooking device of the present invention, healthy cooking can be performed by using superheated steam or saturated steam in a microwave oven or the like. For example, in the cooking device of the present invention, superheated steam or saturated steam having a temperature of 100 ° C. or higher is supplied to the food surface, and the superheated steam or saturated steam attached to the food surface is condensed to give a large amount of condensation latent heat to the food. So it can efficiently transfer heat to food. Moreover, when condensed water adheres to the food surface and salt and oil are dropped together with condensed water, salt and oil in the food can be reduced. Furthermore, the heating chamber is filled with superheated steam or saturated steam and becomes in a low oxygen state, so that cooking with reduced oxidation of food is possible. Here, the low oxygen state refers to a state where the volume% of oxygen is 10% or less (for example, 0.5 to 3%) in the heating chamber.
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1〜第3実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。 Although specific embodiments of the present invention have been described, the present invention is not limited to the first to third embodiments, and various modifications can be made within the scope of the present invention.
この発明および実施形態をまとめると、次のようになる。 The present invention and the embodiment are summarized as follows.
この発明の加熱調理器は、
本体ケーシング1と、
上記本体ケーシング1内に配置された加熱室2と、
上記本体ケーシング1の上部に設けられた吹出口5aと、
上記吹出口5aを介して上記加熱室2内からの排気を外部に排出する排気ファン47と、
上記排気ファン47からの吹出空気を上記加熱室2を介さずに上記吹出口5aに案内する第1風通路101と、
上記加熱室2内からの排気が上記第1風通路101に合流するように、上記加熱室2内からの排気を案内する第2風通路102と
を備え、
上記第1風通路101は、上記第2風通路102との合流部から上記吹出口5a側に希釈エリア部107を有し、
上記第2風通路102は、上記加熱室2内からの排気を上記吹出口5aと反対側に案内した後、上記第1風通路101に合流するように形成されていることを特徴とする。
The cooking device of this invention is
A
A
An
An
A
A
The
The
上記構成によれば、排気ファン47からの吹出空気を吹出口5aに案内する第1風通路101に設けられた希釈エリア部107において、第2風通路102から流入した加熱室2内からの排気を排気ファン47からの吹出空気により希釈する。この第1風通路101の希釈エリア部107が、第2風通路102との合流部から吹出口5a側に設けられているので、加熱室2内からの高温多湿の排気は、第1風通路101内を吹出口5a側に向かって流れながら、希釈エリア部107で排気ファン47からの吹出空気と混合されることにより効率よく希釈される。ここで、加熱室2内からの排気を吹出口5aと反対側に案内した後、第1風通路101に合流するように、第2風通路102を形成することによって、本体ケーシング1内の限られたスペースで、第1風通路101の希釈エリア部107の経路長を最適な長さにすることが可能になり、簡単な構成で加熱室2からの排気を確実に希釈でき、高温多湿の空気が外部に排出されるのを防ぐことができる。
According to the above configuration, in the
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記第1風通路101と上記第2風通路102との合流部に設けたエジェクタ部106を備えた。
Moreover, in the heating cooker of one embodiment,
An
上記実施形態によれば、第1風通路101と第2風通路102との合流部に設けたエジェクタ部106において、第1風通路101内を流れる排気ファン47からの吹出空気によって、加熱室2内からの排気を第2風通路102を介して第1風通路101内に引き込む。これにより、加熱室2内から効率よく排気できる。
According to the above embodiment, in the
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記第1風通路の上記希釈エリア部107は、上記第1風通路101と上記第2風通路102との合流部から上記吹出口5a側に向かって縦方向に設けられ、
上記第2風通路102は、上記加熱室2内からの排気を下方に向かって案内した後、上記第1風通路101の上記希釈エリア部107の下端に合流するように形成されている。
Moreover, in the heating cooker of one embodiment,
The
The
上記実施形態によれば、第1風通路101の希釈エリア部107が、第2風通路102との合流部から吹出口5a側に向かって縦方向に設けられているので、加熱室2内からの高温多湿の排気は、対流により第1風通路101内を吹出口5a側に向かって上昇しつつ、希釈エリア部107で排気ファン47からの吹出空気と混合されることにより効率よく希釈される。さらに、第2風通路102が、加熱室2内からの排気を下方に向かって案内した後、第1風通路101の希釈エリア部107の下端に合流するように形成されているので、本体ケーシング1内の限られたスペースで、第1風通路101の希釈エリア部107の縦方向寸法をより長く確保でき、加熱室2からの排気をより確実に希釈できる。
According to the above embodiment, the
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記第2風通路102を開閉する排気ダンパ49を備えた。
Moreover, in the heating cooker of one embodiment,
An
上記実施形態によれば、例えば、マグネトロン4を用いたマイクロ波加熱のときは、排気ダンパ49により第2風通路102を開くことによって、加熱室2内からの排気が第2風通路102を介して第1風通路101に流入して、排気ファン47からの吹出空気により希釈される。一方、加熱室2内に飽和蒸気または過熱蒸気を供給して加熱するときは、排気ダンパ49により第2風通路102を閉じることによって、加熱室2内の飽和蒸気または過熱蒸気が第2風通路102に流れ出ない。このようにして、加熱調理方法などに応じて排気ダンパ49を開閉して、庫内排気を制御できる。
According to the above-described embodiment, for example, when microwave heating using the magnetron 4 is performed, the exhaust from the
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記第2風通路102に配置され、上記加熱室2内からの排気の湿度を検出する湿度センサ53と、
上記排気ダンパ49を閉じたとき、上記排気ファン47からの吹出空気の一部が上記湿度センサ53近傍を通って上記第1風通路101に合流するように形成された乾燥用風通路105と
を備えた。
Moreover, in the heating cooker of one embodiment,
A
A drying
上記実施形態によれば、排気ダンパ49を閉じて加熱室2内からの排気を行わないときは湿度センサ53により湿度を検出しないので、排気ダンパ49を閉じたときに、排気ファン47からの吹出空気の一部が湿度センサ53近傍を通って第1風通路101に合流するように乾燥用風通路105を形成することによって、排気ファン47からの吹出空気の一部により湿度センサ53を乾燥させることができる。これにより、湿度センサ53の性能を維持できると共に、次に排気ダンパ49を開いて排気するときに、加熱室2内からの排気の湿度を正確に検出することができる。
According to the above embodiment, when the
1…本体ケーシング
2…加熱室
2a…開口部
3…扉
4…マグネトロン
5…排気ダクト
5a…吹出口
6…露受容器
7…外ガラス
8…ハンドル
9…操作パネル
10…カラー液晶表示部
11…ボタン群
12…取り消しキー
13…スタートキー
14…赤外線受光部
15…被加熱物
16A,16B…上棚受け
17A,17B…下棚受け
18…循環ダクト
19…循環ファン
20…上ヒータ
21…中ヒータ
22…下ヒータ
23…循環ダンパ
25…チューブポンプ
26…給水タンク
27…吸込口
28…上吹出口
29…第1後吹出口
30…第2後吹出口
31…第3後吹出口
35…蒸気チューブ
36…蒸気管
37…蒸気供給口
40…給排水チューブ
41…給水タンク本体
42…連通管
43…タンクカバー
44…タンクジョイント部
45…自然排気口
46…第1排気経路
47…排気ファン
48…強制排気口
49…排気ダンパ
50…給気口
51…給気ダンパ
52…冷却ダンパ
53…湿度センサ
54…給気ファン
55…前板
56…循環ファン用モータ
57…排気ファン用モータ
58…給気ファン用モータ
59…循環ダンパ用モータ
60…排気ダンパ用モータ
61…給気ダンパ用モータ
62…冷却ダンパ用モータ
70…蒸気発生装置
71…蒸気発生容器
71a…底部
72…蓋部
73…蒸気発生用ヒータ
75…水位センサ
75a,75b…電極棒
76…庫内温度センサ
80…制御装置
90…給気ユニット
90a…給気風通路
90b…循環ファン用冷却風通路
91,92…調理トレイ
100…排気ユニット
101…第1風通路
101a…出口
102…第2風通路
103…第3風通路
104…第4風通路
105…乾燥用風通路
106…エジェクタ部
107…希釈エリア部
110…ハウジング
110a…接続口
120…排気ユニット用カバー
130…冷却用ダクト
140…取付部材
DESCRIPTION OF
58 ... Motor for air supply fan
59 ...
Claims (4)
上記本体ケーシング内に配置された加熱室と、
上記本体ケーシングの上部に設けられた吹出口と、
上記吹出口を介して上記加熱室内からの排気を外部に排出する排気ファンと、
上記排気ファンからの吹出空気を上記加熱室を介さずに上記吹出口に案内する第1風通路と、
上記加熱室内からの排気が上記第1風通路に合流するように、上記加熱室内からの排気を案内する第2風通路と
を備え、
上記第1風通路は、上記第2風通路との合流部から上記吹出口側に希釈エリア部を有し、
上記第2風通路は、上記加熱室内からの排気を上記吹出口と反対側に案内した後、上記第1風通路に合流するように形成されており、
上記第1風通路の上記希釈エリア部は、上記第1風通路と上記第2風通路との合流部から上記吹出口側に向かって縦方向に設けられ、
上記第2風通路は、上記加熱室内からの排気を下方に向かって案内した後、上記第1風通路の上記希釈エリア部の下端に合流するように形成されていることを特徴とする加熱調理器。 A body casing;
A heating chamber disposed in the main body casing;
An air outlet provided in the upper part of the main body casing;
An exhaust fan that exhausts the exhaust from the heating chamber to the outside through the air outlet;
A first air passage for guiding the air blown from the exhaust fan to the outlet without going through the heating chamber;
A second wind passage for guiding the exhaust from the heating chamber so that the exhaust from the heating chamber joins the first wind passage,
The first wind passage has a dilution area portion on the outlet side from a junction with the second wind passage,
The second wind passage is formed so as to join the first wind passage after guiding the exhaust from the heating chamber to the side opposite to the outlet .
The dilution area portion of the first wind passage is provided in a vertical direction from the joining portion of the first wind passage and the second wind passage toward the outlet port,
The second air passage is formed so as to join the lower end of the dilution area portion of the first air passage after the exhaust from the heating chamber is guided downward. vessel.
上記第1風通路と上記第2風通路との合流部に設けたエジェクタ部を備えたことを特徴とする加熱調理器。 The heating cooker according to claim 1, wherein
A cooking device comprising an ejector portion provided at a junction between the first air passage and the second air passage.
上記第2風通路を開閉する排気ダンパを備えたことを特徴とする加熱調理器。 The heating cooker according to claim 1 or 2 ,
A cooking device comprising an exhaust damper that opens and closes the second air passage.
上記第2風通路に配置され、上記加熱室内からの排気の湿度を検出する湿度センサと、
上記排気ダンパを閉じたとき、上記排気ファンからの吹出空気の一部が上記湿度センサ近傍を通って上記第1風通路に合流するように形成された乾燥用風通路と
を備えたことを特徴とする加熱調理器。 The cooking device according to claim 3 ,
A humidity sensor disposed in the second wind passage for detecting the humidity of the exhaust from the heating chamber;
A drying air passage formed such that when the exhaust damper is closed, a part of the air blown from the exhaust fan passes through the vicinity of the humidity sensor and merges with the first air passage. A heating cooker.
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