JP6310347B2 - 特許評価装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特許評価装置に関する。
特許等、知的財産の経済価値を算定する方法としては種々のものが知られているが、実際の適用に当たっては困難も多い。例えば、評価対象の特許が将来生み出すであろうキャッシュフローから割引現在価値を算出する方法(DCF法)に対しては、将来のキャッシュフローの算出にも、評価対象の特許がキャッシュフローに寄与する度合いの算出にも、主観的判断を必要とし、客観性が十分でないという欠点が指摘されている。
本出願人が特許権を有する特許第4344813号においては、評価対象の特許に対する所定行為の有無、所定行為の回数、所定行為が行われてから経過した期間という客観的なデータを用いて評価値を算出している。しかし、この3種類のデータでは、一層適切な特許評価をするうえでは限界があった。
また、特許第4344813号の技術においては、特許無効審判などの珍しい行為が行われた特許には高い評価が与えられるようになっていた。確かに、特許無効審判を生き抜いた特許は、他社にとっても利害関係のある重要な特許である可能性が高い。しかし、特許第4344813号の技術においては、所定行為の珍しさが評価値に与える影響が大きすぎてしまう場合があった。
特許第4344813号公報
本発明の1つの観点においては、所定行為の行われた時期についてのデータを特許の評価に反映することにより、一層適切な特許評価をすることのできる特許評価装置を提供することを目的とする。
また、本発明の別の観点においては、所定行為の珍しさそのものが特許評価に与える影響を軽減し、時期で区切った場合における所定行為の珍しさを評価対象に加えることにより、一層適切な特許評価をすることのできる特許評価装置を提供することを目的とする。
本発明の1つの観点に係る特許評価装置は、
複数の特許出願又は複数の特許についての特許データを記憶していると共に、前記複数の特許出願又は前記複数の特許のそれぞれの技術分野の情報と、前記複数の特許出願又は前記複数の特許のそれぞれに関する所定の行為が行われた時期の情報と、を含む特許属性情報を記憶している記憶装置に、アクセス可能な特許評価装置であって、
指定された技術分野に属する複数の特許出願又は複数の特許についての特許データと、前記指定された技術分野に属する該複数の特許出願又は該複数の特許のそれぞれに関する前記所定の行為が行われた時期の情報とを、前記指定された技術分野の情報に基づき前記記憶装置より取得する手段と、
前記指定された技術分野に属する該複数の特許出願又は該複数の特許のそれぞれに関する前記所定の行為が行われた時期の情報に基づいて、前記所定の行為が出願から第1の期間内に行われた第1の特許出願又は特許権よりも、前記所定の行為が出願から前記第1の期間より早い第2の期間内に行われた第2の特許出願又は特許権の方が高く評価されるように、前記指定された技術分野に属する該複数の特許出願又は該複数の特許のそれぞれの評価値を算出する評価値算出手段と、
を有する。
本発明の別の観点に係る特許評価装置は、
複数の特許出願又は複数の特許についての特許データを記憶していると共に、前記複数の特許出願又は前記複数の特許のそれぞれの技術分野の情報と、前記複数の特許出願又は前記複数の特許のそれぞれに関する所定の行為がなされたこと又はなされていないことを示す情報と、を含む特許属性情報を記憶している記憶装置に、アクセス可能な特許評価装置であって、
指定された技術分野に属する複数の特許出願又は複数の特許についての特許データと、前記指定された技術分野に属する該複数の特許出願又は該複数の特許のそれぞれに関する前記所定の行為がなされたこと又はなされていないことを示す前記情報とを、前記指定された技術分野の情報に基づき前記記憶装置より取得する手段と、
前記指定された技術分野に属する複数の特許出願又は複数の特許のうち、前記所定の行為がなされたことを示す情報を前記特許属性情報として含む全体割合を算出する手段と、
前記指定された技術分野に属し、且つ第1の所定の期間内に出願された複数の特許出願又は複数の特許のうち、前記所定の行為がなされたことを示す情報を前記特許属性情報として含む第1の特許群の割合を算出する手段と、
前記指定された技術分野に属し、且つ第2の所定の期間内に出願された複数の特許出願又は複数の特許のうち、前記所定の行為がなされたことを示す情報を前記特許属性情報として含む第2の特許群の割合を算出する手段と、
を有し、
前記評価値算出手段は、前記第1の特許群の割合を前記全体割合で除算した値が、前記第2の特許群の割合を前記全体割合で除算した値より低い場合に、前記第1の特許群に属する特許出願又は特許が前記第2の特許群に属する特許出願又は特許より高く評価されるように、前記指定された技術分野に属する該複数の特許出願又は該複数の特許のそれぞれの評価値を算出する。
本発明の実施形態に係る特許評価装置の機能ブロック図である。 図1に示される情報処理装置1のハードウェア構成図である。 上記実施形態に係る特許評価装置の概略処理を示すフローチャートである。 図1に示される記憶装置2に格納された特許属性情報の例を示す。 初期設定フェーズA1のS021で算出されて記憶装置2に記憶される基本請求項数項の例を示す。 記憶装置2に記憶される調整定数の例を示す。 初期設定フェーズA1のS051で算出されて記憶装置2に記憶される生存率効果の例を示す。 初期設定フェーズA1のS052で算出されて記憶装置2に記憶される珍しさの例を示す。 初期設定フェーズA1のS046で算出されて記憶装置2に記憶されるピーク年の例を示す。 初期設定フェーズA1のS049で算出されて記憶装置2に記憶される生存率の例を示す。 図3に示されるスコア素点の算出処理(S3)のサブルーチンを示すフローチャートである。 図11に示される出願経過日数項の算出処理(S31)のサブルーチンを示すフローチャートである。 図11に示される請求項数項の算出処理(S32)のサブルーチンを示すフローチャートである。 図3に示される請求項数項の算出処理(S021)のサブルーチンを示すフローチャートである。 図11に示されるイベント基本項の算出処理(S34)のサブルーチンを示すフローチャートである。 図3に示される生存率効果の算出処理(S051)のサブルーチンを示すフローチャートである。 図3に示される珍しさの算出処理(S052)のサブルーチンを示すフローチャートである。 図15に示されるイベント早さの算出処理(S346)のサブルーチンを示すフローチャートである。 図3に示されるイベント発生年及びピーク年の算出処理(S046)のサブルーチンを示すフローチャートである。 図15に示される回数効果の算出処理(S349)のサブルーチンを示すフローチャートである。 図3に示される生存率の算出処理(S049)のサブルーチンを示すフローチャートである。 図3に示されるスコア算出処理(S6)のサブルーチンを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。以下に説明される各実施形態は、本発明の一例を示すものであって、本発明の内容を限定するものではない。また、各実施形態で説明される構成及び動作のすべてが本発明の構成及び動作として必須であるとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
<1.特許評価装置の概略構成>
図1は、本発明の実施形態に係る特許評価装置の機能ブロック図である。
特許評価装置は、特許出願又は特許の評価を行う情報処理装置1と、評価対象の特許出願又は特許等の各種情報を記憶する記憶装置2と、分析者からの各種要求を受け付ける入力装置3と、情報処理装置1が実行した特許評価結果を出力する出力装置4と、を備える。
以下では、情報処理装置1と記憶装置2とは、LAN(Local Area Network)等のネットワークで接続されている場合を例にする。また、情報処理装置1と入力装置3とは、ローカル接続されていて、情報処理装置1と出力装置4とは、ローカル接続されている場合を例にする。
情報処理装置1は、制御部100、データ取得部105、初期設定部110、評価値算出部120、及び出力部130を有する。
制御部100は、情報処理装置1全体の動作を制御する。また、制御部100は、入力装置3を介して、分析者からの各種要求を受け付ける。例えば、制御部100は、分析者が入力する、評価対象の特許出願又は特許の技術分野(対象技術分野)を特定する要求を受け付ける。
データ取得部105は、記憶装置2にアクセスし、記憶装置2に各種のデータを格納したり、記憶装置2に格納されているデータを読み出したりする。例えば、データ取得部105は、制御部100を介し、分析者が要求した、対象技術分野の情報を受け付ける。そして、データ取得部105は、記憶装置2にアクセスし、記憶装置2に格納されている特許出願又は特許のうちから、対象技術分野に属する特許出願又は特許についての特許データ200を読み出す。また、データ取得部105は、読み出された特許出願又は特許に対応する特許属性情報205を読み出す。
初期設定部110は、特許評価処理の前段階の処理として、特許評価装置の初期設定を行う。具体的には、初期設定部110は、主に特許属性情報205からパラメータ情報206を生成する。
評価値算出部120は、対象技術分野に属する特許出願又は特許の特許属性情報205等を利用し、特許出願又は特許各々のスコア素点を算出する。また、特許出願又は特許各々のスコア素点から、対象技術分野におけるスコアを算出する。
出力部130は、算出されたスコアを出力装置4に出力する。例えば、出力部130は、出力装置4がディスプレイの場合、特許出願又は特許のスコアを示す画像データを生成し、生成された画像データを出力装置4に出力する。また、出力部130は、出力装置4がプリンタの場合、特許出願又は特許のスコアを示す印刷データを生成し、生成された印刷データを出力装置4に出力する。
記憶装置2は、特許出願又は特許についての公報などの特許データ200と、これらの特許出願又は特許についての特許属性情報205と、各種の計算に利用されるパラメータ情報206とを記憶するユニットであり、例えば、DVD−ROMドライブとDVD−ROMやHDD等により構成される。
入力装置3は、特許評価装置の各種機能選択、対象技術分野等の指示を受け付けるユニットであり、スクロールキー、縮尺変更キーなどのハードスイッチ、ジョイステックなどで構成される。出力装置4は、情報処理装置1からのデータを受け付けて出力するためのユニットである。出力装置4は、例えば、液晶ディスプレイやプリンタなどで構成される。
<2.情報処理装置のハードウェア構成>
図2は、図1に示される情報処理装置1のハードウェア構成図である。
情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)10と、RAM(Random Access Memory)等の主記憶装置11と、HDD等の補助記憶装置12と、周辺装置(ここでは、入力装置3および出力装置4)との間で行われるデータの送受信を制御するI/Oインターフェイス13と、ネットワークに接続されている装置(ここでは、記憶装置2)との間で行われるデータの送受信を制御するネットワークインターフェイス14と、を有する。
ここで、補助記憶装置12には、図1に示した各部(制御部100、データ取得部105、初期設定部110、評価値算出部120、及び出力部130)の機能を実現するためのプログラム(特許評価プログラム)が記憶されているものとする。これらの機能は、CPU10が補助記憶装置12に記憶されている特許評価プログラムを主記憶装置11にロードして実行することにより実現される。
<3.処理の概略>
図3は、上記実施形態に係る特許評価装置の概略処理を示すフローチャートである。
特許評価装置が行う概略フローは、特許評価装置の初期設定のための初期設定フェーズA1と、実際に特許評価を行う特許評価フェーズA2とに分類される。
初期設定フェーズA1では、初期設定部110により、基本請求項数項を算出する処理(S021)と、生存率効果を算出する処理(S051)と、珍しさを算出する処理(S052)と、イベント発生年及びピーク年を算出する処理(S046)と、生存率P〜Pn+4を算出する処理(S049)とを行う。これらの算出結果は、主にパラメータ情報206として記憶装置2に記憶される。これらの処理の詳細については後述する。
特許評価フェーズA2では、各特許出願又は特許のスコアを算出する処理(S6)を含む幾つかの処理を行う。
まず、S1において、データ取得部105は、分析者が入力装置3により入力した特許分類(例えばCPCコード)を取得し、この指定された特許分類に基づき、記憶装置2から対象技術分野の特許出願又は特許を抽出する。データ取得部105は、抽出された対象技術分野の特許出願又は特許の総数をIとする。以下の説明において、抽出された個々の特許出願又は特許が連続番号iを有するものとし、iは1からIまでの整数であるものとする。
次に、S2において、評価値算出部120が、iの値を1にセットする。
次に、S3において、評価値算出部120が、特許出願又は特許iのスコア素点を算出する。スコア素点の算出処理については後述する。
次に、S4において、評価値算出部120は、iがI以上であるか否かを判定する。iがIに達していない場合(S4;NO)、評価値算出部120は、S5において、現在のiの値に1を加えてiの値を更新し、処理を上述のS3に戻す。これにより、別の特許出願又は特許についてスコア素点を算出する。iがIに達した場合(S4;YES)、評価値算出部120は、S6において、I個の特許出願又は特許のうち、スコア素点が0より高いものを抽出し、抽出されたI個の特許出願又は特許について、スコア素点からスコアを算出する。スコアの算出処理については後述する。
以上概略説明した処理により、各特許出願又は特許のスコアが算出される。算出されたスコアは、出力部130によって出力される。以下、詳細について説明する。
<4.特許属性情報の例>
図4に、図1に示される記憶装置2に格納された特許属性情報205の例を示す。記憶装置2には、多数の特許出願又は登録された特許、例えば過去10年間における日本国内での全特許出願約400万件について、出願日21、審査請求日22、請求項数23、特許分類24、消滅日25、情報提供26、被引用(他社)27などの特許属性情報が格納される。なお、本願の図面及び以下の説明においては、特許出願又は特許をまとめて単に特許出願と称する。
出願日21は、当該特許出願の出願日である。審査請求日22は、当該特許出願について審査請求された日であり、未だ審査請求されていない特許出願に関してはNULLとなっている。請求項数23のデータには、公開公報における請求項数のデータと、登録公報における請求項数のデータとが含まれる。請求項数23は、異議決定後の請求項数のデータをさらに含んでもよい。登録公報における請求項数や、異議決定後の請求項数は、未だ登録されていない特許出願に関してはNULLとなっている。
特許分類24は、IPC(国際特許分類)、あるいはCPC(共同特許分類)などの所定の分類体系によって技術分野を特定するものである。消滅日25は、特許出願の拒絶確定や、特許権消滅など、当該特許出願の効力又は当該特許の効力が消滅した場合に、その消滅した日付を示す。消滅していない(生存している)場合にはNULLとなっている。
情報提供26は、イベント(各特許出願に関する所定の行為)の1つである。情報提供26の項目には、情報提供の発生回数の情報と、最初の情報提供の発生日の情報と、最初の情報提供の発生年の情報とが含まれる。最初の情報提供の発生年は、初期設定フェーズA1のS046で、最初の情報提供の発生日に基づいて算出されるものである。算出方法については図19を参照しながら後述する。
被引用(他社)27も、イベント(各特許出願に関する所定の行為)の1つである。被引用(他社)は、他社特許出願の拒絶理由通知などにおいて引用されたことを示す。被引用(他社)27の項目には、被引用(他社)の回数の情報と、最初の被引用(他社)の発生日の情報と、最初の被引用(他社)の発生年の情報とが含まれる。最初の被引用(他社)の発生年は、初期設定フェーズA1のS046で、最初の被引用(他社)の発生日に基づいて算出されるものである。算出方法については図19を参照しながら後述する。
ここでは、イベントの種類として情報提供26と被引用(他社)27を示したが、イベントの種類はもっと多い方が望ましい。イベントとしては、被引用(自社)、維持年金の支払い、異議申立、存続期間延長、その他の行為が用いられる。被引用(自社)は、自社の他の特許出願の拒絶理由通知などにおいて引用されたことを示す。異議申立や存続期間延長については、発生回数のデータがなくてもよい。発生回数の代わりに、発生の有無がわかるデータがあってもよい。異議申立や存続期間延長は、「有無型」のイベントの例である。情報提供26、被引用(他社)27、被引用(自社)、維持年金の支払いは、「回数型」のイベントの例である。
本実施形態によれば、特許出願又は特許に関して誰でも取得でき且つ一義的に定まる数値情報に基づいて評価値を算出することにより、対象技術分野における相対評価を客観的に行うことができる。
このように、特許属性情報に基づいて客観的に定まる数値情報に基づいて、特許出願又は特許の価値を適切に評価することが可能な本発明は、膨大な数の特許出願又は特許を迅速に評価することに適している。従って例えば、膨大な数の特許出願又は特許から「光る石」を見つけ出したり、ある特許出願又は特許について詳細評価を行う前段階として対象技術分野での大まかな位置づけを把握したりすることが簡単にできる。
図5は、初期設定フェーズA1のS021で算出されて記憶装置2に記憶される基本請求項数項の例を示す。算出方法については図14を参照しながら後述する。
図6は、記憶装置2に記憶される調整定数の例を示す。この調整定数は、イベントごとに予め定められる。
図7は、初期設定フェーズA1のS051で算出されて記憶装置2に記憶される生存率効果の例を示す。算出方法については図16を参照しながら後述する。
図8は、初期設定フェーズA1のS052で算出されて記憶装置2に記憶される珍しさの例を示す。算出方法については図17を参照しながら後述する。
図9は、初期設定フェーズA1のS046で算出されて記憶装置2に記憶されるピーク年の例を示す。算出方法については図19を参照しながら後述する。
図10は、初期設定フェーズA1のS049で算出されて記憶装置2に記憶される生存率の例を示す。算出方法については図21を参照しながら後述する。
<5.スコア素点の算出(S3)>
図11は、図3に示されるスコア素点の算出処理(S3)のサブルーチンを示すフローチャートである。図11の前提として、図3のS2又はS5において1つの特許出願iが特定されている。スコア素点は、特許出願iの各々について、複数のイベントjを用いて算出される。以下の説明において、jは1からJまでの整数とし、J個のイベントを用いてスコア素点を算出するものとする。
まず、S30において、評価値算出部120は、当該特許出願iが生存しているか否かを判定する。この判定は、図4に示される消滅日25の記録の有無に基づいて行うことができる。
当該特許出願iが生存していない場合(S30;NO)、評価値算出部120は、当該特許出願iのスコア素点を0とし(S39)、本フローチャートの処理を終了する。
当該特許出願iが生存している場合(S30;YES)、評価値算出部120は、S31において、当該特許出願iの出願経過日数項を算出する。この処理の詳細については図12を参照しながら後述する。
次に、S32において、評価値算出部120は、当該特許出願iの請求項数項を算出する。この処理の詳細については図13を参照しながら後述する。
次に、S33において、評価値算出部120は、jの値を1にセットする。
次に、S34において、評価値算出部120が、当該特許出願iについて、イベントjのイベント基本項を算出する。イベント基本項の算出処理については図15を参照しながら後述する。
次に、S36において、評価値算出部120は、jがJ以上であるか否かを判定する。jがJに達していない場合(S36;NO)、評価値算出部120は、S37において、現在のjの値に1を加えてjの値を更新し、処理を上述のS34に戻す。これにより、別のイベントについてイベント基本項を算出する。jがJに達した場合(S36;YES)、評価値算出部120は、S38において、当該特許出願iのスコア素点を算出し、本フローチャートの処理を終了する。スコア素点は、以下の式により算出される。
スコア素点=出願経過日数項+請求項数項+Σjイベント基本項
出願経過日数項、請求項数項及びイベント基本項は、それぞれ上述のS31、S32及びS34によって算出されたものである。「Σjイベント基本項」とは、J個のイベントjに関するイベント基本項を合計した値である。
本フローチャートの処理を終了したら、処理は図3のS4に移行する。
<6.出願経過日数項の算出(S31)>
図12は、図11に示される出願経過日数項の算出処理(S31)のサブルーチンを示すフローチャートである。図12の前提として、図3のS2又はS5において1つの特許出願iが特定されている。出願経過日数項は、特許出願iの各々について、出願日21等の特許属性情報を用いて算出される。
まず、S311において、評価値算出部120は、当該特許出願iの出願経過日数を以下の式により算出する。
出願経過日数=現在日付−当該特許出願iの出願日
現在日付は、情報処理装置1が保持している現在の日付でよい。当該特許出願iの出願日は、図4に示される出願日21でよい。
次に、S312において、評価値算出部120は、当該特許出願iについて審査請求が行われたか否かを判定する。審査請求が行われたか否かは、図4の審査請求日22のデータが記録されているか否かによって判定される。
審査請求が行われている場合(S312;YES)、評価値算出部120は、S313において、当該特許出願iの審査請求経過日数を以下の式により算出する。
審査請求経過日数=現在日付−当該特許出願iの審査請求日
現在日付は、情報処理装置1が保持している現在の日付でよい。当該特許出願iの審査請求日は、図4に示される審査請求日22でよい。
次に、S314において、評価値算出部120は、当該特許出願iについて以下の式により出願経過日数項を算出し、本フローチャートの処理を終了する。
出願経過日数項=A exp(−B×出願経過日数)
+ C exp(−D×審査請求経過日数)
A、B、C、Dは、それぞれ予め設定される正の定数である。出願経過日数及び審査請求経過日数は、それぞれ上述のS311及びS313で算出される値である。exp(X)は、ネイピア数のX乗の値である。
審査請求が行われていない場合(S312;NO)、評価値算出部120は、S315において、当該特許出願iについて以下の式により出願経過日数項を算出し、本フローチャートの処理を終了する。
出願経過日数項=A exp(−B×出願経過日数)
本フローチャートの処理を終了したら、処理は図11のS32に移行する。
以上のようにして算出される出願経過日数項は、出願後の経過日数に応じて減衰する。そして、審査請求された場合は、一旦上昇する。
<7.請求項数項の算出(S32)>
図13は、図11に示される請求項数項の算出処理(S32)のサブルーチンを示すフローチャートである。図13の前提として、図3のS2又はS5において1つの特許出願iが特定されている。請求項数項は、特許出願iの各々について、請求項数23等の特許属性情報を用いて算出される。
まず、S321において、評価値算出部120は、当該特許出願iの技術分野と最大請求項数に対応する基本請求項数項を、記憶装置2から読み込む。当該特許出願iの技術分野は、図4に示される特許分類24から抽出される。ここでは、当該特許出願iの技術分野は、CPCのセクション(A〜H)の単位で特定される。当該特許出願iの最大請求項数は、図4に示される請求項数23から抽出される。図4に示される公開公報の請求項数と登録公報の請求項数のうち、大きい方が最大請求項数となる。基本請求項数項は、図14を参照しながら後述される処理により予め計算されて、図5に示されるように記憶装置2に記憶されている。
次に、S322において、評価値算出部120は、当該特許出願iについて、以下の式により請求項減少率を算出する。
請求項減少率=最小請求項数/最大請求項数
最小請求項数は、図4に示される請求項数23から抽出される。図4に示される公開公報の請求項数と登録公報の請求項数のうち、小さい方が最小請求項数となる。あるいは、異議決定後の請求項数がさらに小さい場合には、それを最小請求項数としてもよい。
次に、S323において、評価値算出部120は、S322で算出された請求項減少率が0.5より小さいか否かを判定する。請求項減少率が0.5より小さい場合(S323;YES)、評価値算出部120は、S324において、請求項数項を以下の式により算出し、本フローチャートの処理を終了する。
請求項数項=基本請求項数項−0.04
基本請求項数項は、上述のS321で読み込まれる値である。
請求項減少率が0.5より小さくない場合(S323;NO)、評価値算出部120は、処理をS325に進める。S325において、評価値算出部120は、S322で算出された請求項減少率が1より小さいか否かを判定する。請求項減少率が1より小さい場合(S325;YES)、評価値算出部120は、S326において、請求項数項を以下の式により算出し、本フローチャートの処理を終了する。
請求項数項=基本請求項数項−0.02
基本請求項数項は、上述のS321で読み込まれる値である。
請求項減少率が1より小さくない場合(S325;NO)、評価値算出部120は、処理をS327に進める。S327において、評価値算出部120は、請求項数項として基本請求項数項を採用し、本フローチャートの処理を終了する。
本フローチャートの処理を終了したら、処理は図11のS33に移行する。
<7−1.基本請求項数項の算出(S021)>
図14は、図3に示される請求項数項の算出処理(S021)のサブルーチンを示すフローチャートである。基本請求項数項は、技術分野ごとに、且つ最大請求項数のクラスごとに、出願から所定の判定年が経過した時点での生存率を用いて算出される。
まず、S0211において、初期設定部110は、所定出願年の特許出願を抽出する。そして、抽出された特許出願の判定年までの生存率を第1生存率として算出する。所定出願年の特許出願とは、例えば、現在時点の14年前〜16年前の3年間に出願された特許出願である。判定年までの生存率とは、例えば、所定出願年の特許出願のうち、出願から15年目(満14年経過時)において生存している特許出願の割合である。このように限定した理由は、15年目の生存率を計算できるデータを確保しながら、あまり古い時期の傾向に引きずられないようにするためである。判定年において生存しているか否かは、図4に示される消滅日25の記録の有無、あるいは消滅日25の記録がある場合には消滅日25と出願日21との差によって、判断することができる。
次に、S0212において、初期設定部110は、上述の所定出願年の特許出願のうち、所定の技術分野の特許出願を抽出する。さらに、初期設定部110は、抽出された所定の技術分野の特許出願を、最大請求項数ごとの項数クラスに分類する。所定の技術分野とは、例えば、CPCのセクション(A〜H)の単位で特定される技術分野である。項数クラスとは、上述の所定の技術分野に属する特許出願を、最大請求項数が1〜4項である特許出願と、5〜9項である特許出願と、10〜14項である特許出願と、15〜19項である特許出願と、20〜49項である特許出願と、50項以上である特許出願とに分類するものである。
次に、S0213において、初期設定部110は、各項数クラスに属する特許出願の判定年までの生存率を、第2生存率として算出する。判定年までの生存率とは、上述と同様に、各項数クラスに属する特許出願のうち、出願から15年目(満14年経過時)において生存している特許出願の割合である。
次に、S0214において、初期設定部110は、項数クラスごとに、以下の式によって基本請求項数項を算出し、本フローチャートの処理を終了する。
基本請求項数項=第2生存率−第1生存率
算出された基本請求項数項は、図5に示されるパラメータ情報として記憶装置2に記憶される。
以上のようにして算出された基本請求項数項を用いて、図13に示される処理を実行することにより、請求項数項が算出される。基本請求項数項を用いることにより、請求項数が生存率に与える影響を数値化してスコアに反映させることができる。さらに、図13に示される処理により、請求項減少率に基づく数値補正を行うことができる。
<8.イベント基本項の算出(S34)>
図15は、図11に示されるイベント基本項の算出処理(S34)のサブルーチンを示すフローチャートである。図15の前提として、図3のS2又はS5において1つの特許出願iが特定されている。さらに、図15の前提として、図11のS33又はS37において1つのイベントjが特定されている。イベント基本項は、特許出願iの各々について、且つ、イベントjの各々について、図4に示される発生年や発生回数等の情報を用いて算出される。
まず、S341において、評価値算出部120は、当該特許出願iに当該イベントjがあるか否かを判定する。この判定は、図4に示されるイベントの発生回数の情報又は最初の発生日の情報が入力されているか否か、あるいは発生の有無のデータが入力されているか否かによって行われる。
当該特許出願iに当該イベントjがない場合(S341;NO)、評価値算出部120は、S342において、当該特許出願iの当該イベントjのイベント基本項を0として、本フローチャートの処理を終了する。
当該特許出願iに当該イベントjがある場合(S341;YES)、評価値算出部120は、S343において、当該イベントjの調整定数を読み込む。調整定数は、図6に示されるように、イベントごとに予め記憶装置2に記憶されたものである。
次に、S344において、評価値算出部120は、当該イベントjがイベント早さの算出対象であるか否かを判定する。イベント早さは、情報提供26と被引用(他社)27の2種類について算出される。それ以外のイベントに関しては、イベント早さの算出対象とはしないものとする。
当該イベントjがイベント早さの算出対象ではない場合(S344;NO)、評価値算出部は、S345において、イベント早さを1として、処理をS347に進める。
当該イベントjがイベント早さの算出対象である場合(S344;YES)、評価値算出部120は、S346において、当該特許出願iについて当該イベントjのイベント早さを算出する。この処理の詳細については図18を参照しながら後述する。イベント早さを算出した後、評価値算出部120は、処理をS347に進める。
S347において、評価値算出部120は、当該イベントjが回数効果の算出対象であるか否かを判定する。回数効果は、当該イベントjに関して発生回数が定義されている場合に算出される。発生回数が定義されていない有無型のイベントに関しては、回数効果の算出対象とはしないものとする。
当該イベントjが回数効果の算出対象ではない場合(S347;NO)、評価値算出部は、S348において、回数効果を1として、処理をS351に進める。
当該イベントjが回数効果の算出対象である場合(S347;YES)、評価値算出部120は、S349において、当該特許出願iについて当該イベントjの回数効果を算出する。この処理の詳細については図20を参照しながら後述する。回数効果を算出した後、評価値算出部120は、処理をS351に進める。
S351において、評価値算出部120は、当該特許出願iの特許分類に対応する当該イベントjの生存率効果を、記憶装置2から読み込む。当該イベントjの生存率効果は、図16を参照しながら後述される処理により予め計算されて、図7に示されるように記憶装置2に記憶されている。
次に、S352において、評価値算出部120は、当該特許出願iの特許分類及び出願年tに対応する当該イベントjの珍しさを、記憶装置2から読み込む。当該イベントjの珍しさは、図17を参照しながら後述される処理により予め計算されて、図8に示されるように記憶装置2に記憶されている。
次に、S353において、評価値算出部120は、当該特許出願iについて当該イベントjのイベント基本項を以下の式により算出して、本フローチャートの処理を終了する。
イベント基本項=調整定数×(イベント早さ×回数効果×生存率効果×珍しさ)1.25
調整定数、イベント早さ、回数効果、生存率効果、珍しさは、それぞれ、上述のS343、S346、S349、S351,S352において、読み込まれ又は算出されたものである。
本フローチャートの処理を終了したら、処理は図11のS36に移行する。
<8−1.生存率効果の算出(S051)>
図16は、図3に示される生存率効果の算出処理(S051)のサブルーチンを示すフローチャートである。生存率効果は、技術分野ごとに、且つイベントjの種類ごとに、出願から所定の判定年数が経過した時点での生存率を用いて算出される。
まず、S0511において、初期設定部110は、生存率効果を算出する対象技術分野を選択する。対象技術分野は、特許出願iのスコアを算出するために図3のS1において抽出される対象技術分野と同じものであることが望ましい。但し、イベントの種類によっては、イベントが発生する特許出願の数が少ないものもある。例えば、イベントが発生する特許出願が1000件未満であるときは、さらに広い範囲(例えばCPCのセクションA〜Hの単位)で生存率効果を算出するようにしてもよい。
次に、S0512において、初期設定部110は、出願後判定年X以上が経過した特許出願のうちの、対象技術分野の出願数Ntotalと、Ntotalのうちイベントjが発生した出願数Nexとをカウントする。判定年Xは、イベントjの種類ごとに予め決められる。判定年Xの決め方については後述する。
次に、S0513において、初期設定部110は、Ntotalのうちイベントjが発生していない出願数Nnoを以下の式により算出する。
Nno=Ntotal−Nex
イベントjが発生していない出願数Nnoは、算出ではなくカウントしてもよい。その場合、Ntotal又はNexの一方は、カウントではなく算出してもよい。
次に、S0514において、初期設定部110は、Nexのうちの、出願後判定年Xが経過するまでの生存数Nexliveをカウントする。
次に、S0515において、初期設定部110は、Nnoのうちの、出願後判定年Xが経過するまでの生存数Nnoliveをカウントする。
出願後判定年Xが経過するまでの生存数のカウントは、各特許出願についての図4に示される消滅日25の記録の有無、あるいは消滅日25の記録がある場合には消滅日25と出願日21との差に基づいて、行うことができる。
次に、S0516において、初期設定部110は、イベントあり生存率を以下の式により算出する。
イベントあり生存率=Nexlive/Nex
次に、S0517において、初期設定部110は、イベントなし生存率を以下の式により算出する。
イベントなし生存率=Nnolive/Nno
次に、S0518において、初期設定部110は、イベントjの生存率効果を以下の式により算出し、本フローチャートの処理を終了する。
生存率効果=イベントあり生存率−イベントなし生存率
算出された生存率効果は、図7に示されるパラメータ情報として記憶装置2に記憶される。
以上の処理により算出された生存率効果を用いて、図15に示される処理が実行される。この生存率効果を用いることにより、イベントjの有無が生存率に与える影響を数値化してスコアに反映させることができる。
上述のS0514及びS0515において用いられた判定年Xは、本フローチャートの処理を開始する前に予め次のようにして決められる。まず、対象技術分野に限定せず、出願後判定年X以上が経過したすべての特許出願を対象として、出願からx年経過するまでの生存率効果を算出する。xは、例えば1から20までの整数とする。そして、最も生存率効果が高くなるxを、当該イベントjにおける判定年Xとする。
上述の説明においては、S0512及びS0513において、対象技術分野の出願数Ntotalのうちイベントjが発生した出願数Nexと、対象技術分野の出願数Ntotalのうちイベントjが発生していない出願数Nnoをカウント又は算出し、これらの値をS0516及びS0517においてそれぞれ分母とする場合について説明したが、イベントの種類によっては他の値を用いてもよい。例えば、異議申立のようなイベントは登録された特許にしか発生しないため、登録数を分母としてもよい。すなわち、S0512及びS0513において、対象技術分野の登録数Ntotalのうちイベントjが発生した登録数Nexと、対象技術分野の登録数Ntotalのうちイベントjが発生していない登録数Nnoをカウント又は算出してもよい。
<8−2.珍しさの算出(S052)>
図17は、図3に示される珍しさの算出処理(S052)のサブルーチンを示すフローチャートである。珍しさは、技術分野ごとに、且つ出願年ごとに、且つイベントjの種類ごとに、当該イベントの発生率を用いて算出される。
まず、S0521において、初期設定部110は、珍しさを算出する対象技術分野aを選択する。対象技術分野aは、特許出願iのスコアを算出するために図3のS1において抽出される対象技術分野と同じものであることが望ましい。
次に、S0522において、初期設定部110は、対象技術分野aの特許出願を、出願年tごとの年グループに分類する。出願年tは、最小値tminから最大値tmaxまでの整数である。最小値tminは、珍しさが算出される複数の年グループのうちの最も古い出願年tであり、最大値tmaxは、珍しさが算出される複数の年グループのうちの最も新しい出願年tである。最小値tmin及び最大値tmaxは、イベントjごとに予め設定される。
次に、S0523において、初期設定部110は、対象技術分野aにおけるイベントjの発生率Pa(全体割合)を、以下の式により算出する。
Pa=(分野aにおけるイベントjの発生数+ 0.1)/分野aにおける出願数
ここでは、出願年tごとではなく、対象技術分野aにおける特許出願全体に対してイベントjの発生率Paが算出される。
次に、S0524において、初期設定部110は、対象技術分野a、且つ出願年tにおけるイベントjの発生率Patを、以下の式により算出する。
Pat=(分野a且つ出願年tにおけるイベントjの発生数+ 0.1)/分野a且つ出願年tにおける出願数
ここでは、出願年tごとに、対象技術分野aにおけるイベントjの発生率Patが算出される。
次に、S0525において、初期設定部110は、出願年tごとに、対象技術分野aにおけるイベントjの珍しさを、以下の式により算出する。
珍しさ=1+ exp(−Pat/Pa)
珍しさの値は、1から2までの範囲の値となる。
算出された珍しさの値は、図8に示されるパラメータ情報として記憶装置2に記憶される。
以上のようにして算出された珍しさの値を用いて、図15に示される処理が実行される。この珍しさは、イベントjそのものの珍しさではなく、出願年tの特許群におけるイベントjの発生が、他の出願年の特許群におけるイベントjの発生に比べて珍しいか否かを示している。イベントjそのものの重みは、生存率効果などの他の変数によって評価される。
<8−3.イベント早さの算出(S346)>
図18は、図15に示されるイベント早さの算出処理(S346)のサブルーチンを示すフローチャートである。図18の前提として、図3のS2又はS5において1つの特許出願iが特定されている。さらに、図18の前提として、図11のS33又はS37において1つのイベントjが特定されている。また、図18の前提として、図15のS344において当該イベントjがイベント早さの算出対象であるとの判定がなされている。イベント早さは、特許出願iの各々について、且つ、イベント早さの算出対象であるイベントjの各々について、図4に示される発生年や図9に示されるピーク年等の情報を用いて算出される。
まず、S3461において、評価値算出部120は、当該特許出願iについて当該イベントjの発生年Daを読み込む。発生年Daは、図4に示されるように、特許出願ごと、且つイベントごとに記憶装置2に記憶されたものである。
次に、S3462において、評価値算出部120は、当該特許出願iについて出願年yにおける当該イベントjのピーク年Pyを読み込む。ピーク年Pyは、図9に示されるように、出願年ごと、且つイベントごとに記憶装置2に記憶されたものである。
次に、S3463において、評価値算出部120は、当該特許出願iについての当該イベントjの発生年Daがピーク年Pyよりも早いか否かを判定する。
発生年Daがピーク年Pyより早くない場合(S3463;NO)、評価値算出部120は、S3464において、当該特許出願iについての当該イベントjのイベント早さを1として、本フローチャートの処理を終了する。
発生年Daがピーク年Pyより早い場合(S3463;YES)、評価値算出部120は、S3465において、以下の式により当該特許出願iについての当該イベントjのイベント早さを算出し、本フローチャートの処理を終了する。
イベント早さ=2/(1+ exp(−S×(Py−Da)))
Sは正の定数である。Sの値は、例えば、発生年Daがピーク年Pyより1年早い場合にイベント早さが約1.1となり、発生年Daがピーク年Pyより2年早い場合にイベント早さが約1.2となるように決められる。
本フローチャートの処理を終了したら、処理は図15のS347に移行する。
以上の処理により算出されたイベント早さを用いることにより、イベントjが起こる早さに表れた当該特許出願に対する関心の高さを数値化して、スコアに反映させることができる。
<8−4.イベント発生年及びピーク年の算出(S046)>
図19は、図3に示されるイベント発生年及びピーク年の算出処理(S046)のサブルーチンを示すフローチャートである。イベント発生年Daは、特許出願iごとに、且つイベント早さの算出対象であるイベントjの種類ごとに、当該特許出願iにおける当該イベントjの発生日を用いて算出される。ピーク年Pyは、イベント早さの算出対象であるイベントjの種類ごとに、発生年Daの最頻値として算出される。
まず、S0461において、初期設定部110は、すべての特許出願について、イベントjの発生年Daを以下の式によって算出する。
Da=INT((イベント発生日−出願日)/365.25)+ 0.5
イベント発生日は、1つの特許出願について同じイベントが複数回発生する場合には、最初の発生日である。INT(X)は、Xにおける1未満の端数を切り捨てた整数である。算出された発生年Daは、図4に示される特許属性情報として記憶装置2に記憶される。
次に、S0462において、初期設定部110は、すべての特許出願を、出願年yごとの年グループに分類する。
次に、S0463において、初期設定部110は、出願年yごとの年グループにおけるイベントjの発生年Daの最頻値を、当該イベントjのピーク年Pyとする。算出されたピーク年Pyは、図9に示されるパラメータ情報として記憶装置2に記憶される。また、算出された発生年Da及びピーク年Pyを用いて、図18に示される処理が実行される。
<8−5.回数効果の算出(S349)>
図20は、図15に示される回数効果の算出処理(S349)のサブルーチンを示すフローチャートである。図20の前提として、図3のS2又はS5において1つの特許出願iが特定されている。さらに、図20の前提として、図11のS33又はS37において1つのイベントjが特定されている。また、図20の前提として、図15のS347において当該イベントjが回数効果の算出対象であるとの判定がなされている。回数効果は、特許出願iの各々について、且つ、回数効果の算出対象であるイベントjの各々について、図10に示される生存率等の情報を用いて算出される。
まず、S3491において、評価値算出部120は、当該特許出願iにおける当該イベントjの発生回数kと、当該イベントjにおける閾値nとを比較し、発生回数kが閾値n未満であるか否かを判定する。閾値nは、イベントjの種類ごとに予め決められる。
発生回数kが閾値n未満である場合(S3491;YES)、評価値算出部120は、S3492において、回数効果を0として、本フローチャートの処理を終了する。
発生回数kが閾値n未満でない場合(S3491;NO)、評価値算出部120は、S3493において、当該特許出願iにおける当該イベントjの発生回数kが、nに等しいか否かを判定する。
発生回数kがnに等しい場合(S3493;YES)、評価値算出部120は、S3494において、回数効果を1として、本フローチャートの処理を終了する。
発生回数kが閾値nに等しくない場合(S3493;NO)、評価値算出部120は、S3495において、当該イベントjの発生回数に応じた生存率の値を読み込む。図10に示されるように、イベントjの発生回数n、n+1、n+2、n+3、n+4に応じて、それぞれ生存率P、Pn+1、Pn+2、Pn+3、Pn+4の値が記憶装置2に記憶されている。
次に、評価値算出部120は、S3496において、当該特許出願iにおける当該イベントjの発生回数kが、n+1であるか否かを判定する。
発生回数kがn+1である場合(S3496;YES)、評価値算出部120は、S3497において、回数効果を以下の式により算出して、本フローチャートの処理を終了する。
回数効果=Pn+1/P
発生回数kがn+1ではない場合(S3496;NO)、評価値算出部120は、S3498において、当該特許出願iにおける当該イベントjの発生回数kが、n+2であるか否かを判定する。
発生回数kがn+2である場合(S3498;YES)、評価値算出部120は、S3499において、回数効果を以下の式により算出して、本フローチャートの処理を終了する。
回数効果=Pn+2/P
発生回数kがn+2ではない場合(S3498;NO)、評価値算出部120は、S3500において、当該特許出願iにおける当該イベントjの発生回数kが、n+3であるか否かを判定する。
発生回数kがn+3である場合(S3500;YES)、評価値算出部120は、S3501において、回数効果を以下の式により算出して、本フローチャートの処理を終了する。
回数効果=Pn+3/P
発生回数kがn+3ではない場合(S3500;NO)、当該特許出願iにおける当該イベントjの発生回数kは、n+4又はそれ以上であることがわかる。評価値算出部120は、S3502において、回数効果を以下の式により算出して、本フローチャートの処理を終了する。
回数効果=Pn+4/P
本フローチャートの処理を終了したら、処理は図15のS351に移行する。
以上の処理により算出された回数効果を用いることにより、イベントjの発生回数が生存率に与える影響を数値化してスコアに反映させることができる。
<8−6.生存率の算出(S049)>
図21は、図3に示される生存率の算出処理(S049)のサブルーチンを示すフローチャートである。生存率P〜Pn+4は、回数効果の算出対象であるイベントjの種類ごとに、且つイベントjの発生回数n〜n+4のそれぞれについて算出される。
まず、S0491において、初期設定部110は、kの値をnにセットする。
次に、S0492において、初期設定部110は、イベントjがk回発生した特許出願について、出願後判定年Xが経過するまでの生存率Pを算出する。判定年Xは、図16を参照しながら説明したものと同じでよい。出願後判定年Xが経過するまでの生存率Pは、出願後判定年X以上が経過した特許出願のうち、判定年Xが経過する時点において生存している特許出願の割合である。
次に、S0493において、初期設定部110は、kの値がn+4に達したか否かを判定する。
kの値がn+4に達していない場合(S0493;NO)、初期設定部110は、S0494において、現在のkの値に1を加えてkの値を更新し、処理を上述のS0492に戻す。これにより、次のkについて生存率Pを算出する。
kの値がn+4に達した場合(S0493;YES)、初期設定部110は、S0495において、それまでに算出された生存率Pを、それぞれP、Pn+1、Pn+2、Pn+3、Pn+4として記憶装置2に記憶させて、本フローチャートの処理を終了する。
算出された生存率の値は、図10に示されるパラメータ情報として記憶装置2に記憶される。また、算出された生存率の値を用いて、図20に示される処理が実行される。
<9.スコアの算出(S6)>
図22は、図3に示されるスコア算出処理(S6)のサブルーチンを示すフローチャートである。図22の前提として、図3のS2からS5までの処理においてI個の特許出願iについてスコア素点が算出されている。スコアは、I個の特許出願iのうち、スコア素点が0より大きい特許出願iの各々について、図3のS3において算出されたスコア素点を用いて算出される。
まず、S60において、評価値算出部120は、I個の特許出願iのうち、スコア素点が0より大きい特許出願iを抽出する。ここで、抽出数をIとする。
次に、S61において、評価値算出部120は、抽出されたI個の特許出願iのスコア素点をそれぞれ対数化する。対数は、自然対数でも常用対数でもよい。
次に、S62において、評価値算出部120は、対数化されたスコア素点の平均値と標準偏差を算出する。この平均値と標準偏差は、I個の特許出願における平均値と標準偏差ではなく、抽出されたI個の特許出願における平均値と標準偏差である。
次に、S63において、評価値算出部120は、対数化されたスコア素点の偏差値を、I個の特許出願のスコアとして算出し、本フローチャートの処理を終了する。この偏差値は、S62において算出された平均値と標準偏差を用いて算出される。
以上のようにしてスコアが算出される。
1…情報処理装置、2…記憶装置、3…入力装置、4…出力装置、11…主記憶装置、12…補助記憶装置、13…I/Oインターフェイス、14…ネットワークインターフェイス、21…出願日、22…審査請求日、24…特許分類、25…消滅日、26…情報提供、100…制御部、105…データ取得部、110…初期設定部、120…評価値算出部、130…出力部、200…特許データ、205…特許属性情報、206…パラメータ情報、A1…初期設定フェーズ、A2…特許評価フェーズ

Claims (4)

  1. 複数の特許出願又は複数の特許についての特許データを記憶していると共に、前記複数の特許出願又は前記複数の特許のそれぞれの技術分野の情報と、前記複数の特許出願又は前記複数の特許のそれぞれに関する所定の行為が行われた時期の情報と、を含む特許属性情報を記憶している記憶装置に、アクセス可能な特許評価装置であって、
    指定された技術分野に属する複数の特許出願又は複数の特許についての特許データと、前記指定された技術分野に属する該複数の特許出願又は該複数の特許のそれぞれに関する前記所定の行為が行われた時期の情報とを、前記指定された技術分野の情報に基づき前記記憶装置より取得する手段と、
    前記指定された技術分野に属する該複数の特許出願又は該複数の特許のそれぞれに関する前記所定の行為が行われた時期の情報に基づいて、前記所定の行為が出願から第1の期間内に行われた第1の特許出願又は特許権よりも、前記所定の行為が出願から前記第1の期間より早い第2の期間内に行われた第2の特許出願又は特許権の方が高く評価されるように、前記指定された技術分野に属する該複数の特許出願又は該複数の特許のそれぞれの評価値を算出する評価値算出手段と、
    を有する、特許評価装置。
  2. 請求項1に記載の特許評価装置であって、
    所定の技術分野に属する複数の特許出願又は複数の特許のうち、第1の所定の行為がなされたことを示す情報を前記特許属性情報として有する特許出願又は特許を含む第1の特許群について、出願から第1の所定年数経過した時点における第1の生存率を算出する手段と、
    前記所定の技術分野に属する複数の特許出願又は複数の特許のうち、第2の所定の行為がなされたことを示す情報を前記特許属性情報として有する特許出願又は特許を含む第2の特許群について、出願から第2の所定年数経過した時点における第2の生存率を算出する手段と、
    前記所定の技術分野に属する複数の特許出願又は複数の特許のうち、前記第1の所定の行為がなされたことを示す情報を前記特許属性情報として有しない特許出願又は特許を含む第3の特許群について、出願から前記第1の所定年数経過した時点における第3の生存率を算出する手段と、
    前記所定の技術分野に属する複数の特許出願又は複数の特許のうち、前記第2の所定の行為がなされたことを示す情報を前記特許属性情報として有しない特許出願又は特許を含む第4の特許群について、出願から前記第2の所定年数経過した時点における第4の生存率を算出する手段と、
    をさらに有し、
    前記評価値算出手段は、前記第1の生存率から前記第3の生存率を減算した値が、前記第2の生存率から前記第4の生存率を減算した値より高い場合に、前記第1の特許群に属する特許出願又は特許が前記第2の特許群に属する特許出願又は特許より高く評価されるように、前記指定された技術分野に属する該複数の特許出願又は該複数の特許のそれぞれの評価値を算出する、
    特許評価装置。
  3. 複数の特許出願又は複数の特許についての特許データを記憶していると共に、前記複数の特許出願又は前記複数の特許のそれぞれの技術分野の情報と、前記複数の特許出願又は前記複数の特許のそれぞれに関する所定の行為がなされたこと又はなされていないことを示す情報と、を含む特許属性情報を記憶している記憶装置に、アクセス可能な特許評価装置であって、
    指定された技術分野に属する複数の特許出願又は複数の特許についての特許データと、前記指定された技術分野に属する該複数の特許出願又は該複数の特許のそれぞれに関する前記所定の行為がなされたこと又はなされていないことを示す前記情報とを、前記指定された技術分野の情報に基づき前記記憶装置より取得する手段と、
    前記指定された技術分野に属する複数の特許出願又は複数の特許のうち、前記所定の行為がなされたことを示す情報を前記特許属性情報として含む全体割合を算出する手段と、
    前記指定された技術分野に属し、且つ第1の所定の期間内に出願された複数の特許出願又は複数の特許のうち、前記所定の行為がなされたことを示す情報を前記特許属性情報として含む第1の特許群の割合を算出する手段と、
    前記指定された技術分野に属し、且つ第2の所定の期間内に出願された複数の特許出願又は複数の特許のうち、前記所定の行為がなされたことを示す情報を前記特許属性情報として含む第2の特許群の割合を算出する手段と、
    前記第1の特許群の割合を前記全体割合で除算した値が、前記第2の特許群の割合を前記全体割合で除算した値より低い場合に、前記第1の特許群に属する特許出願又は特許が前記第2の特許群に属する特許出願又は特許より高く評価されるように、前記指定された技術分野に属する該複数の特許出願又は該複数の特許のそれぞれの評価値を算出する評価値算出手段と、
    を有する、特許評価装置。
  4. 請求項1に記載の特許評価装置であって、
    前記指定された技術分野に属する複数の特許出願又は複数の特許のうち、前記所定の行為がなされたことを示す情報を前記特許属性情報として含む全体割合を算出する手段と、
    前記指定された技術分野に属し、且つ第1の所定の期間内に出願された複数の特許出願又は複数の特許のうち、前記所定の行為がなされたことを示す情報を前記特許属性情報として含む第1の特許群の割合を算出する手段と、
    前記指定された技術分野に属し、且つ第2の所定の期間内に出願された複数の特許出願又は複数の特許のうち、前記所定の行為がなされたことを示す情報を前記特許属性情報として含む第2の特許群の割合を算出する手段と、
    をさらに有し、
    前記評価値算出手段は、前記第1の特許群の割合を前記全体割合で除算した値が、前記第2の特許群の割合を前記全体割合で除算した値より低い場合に、前記第1の特許群に属する特許出願又は特許が前記第2の特許群に属する特許出願又は特許より高く評価されるように、前記指定された技術分野に属する該複数の特許出願又は該複数の特許のそれぞれの評価値を算出する、
    特許評価装置。
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