JP6307592B2 - セル再選択失敗時のバックツーバック再選択スケジューリングのための方法および装置 - Google Patents

セル再選択失敗時のバックツーバック再選択スケジューリングのための方法および装置 Download PDF

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Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2013年4月22日に出願された「METHOD AND APPARATUS FOR BACK TO BACK RESELECTION SCHEDULING UPON CELL RESELECTION FAILURE」と題する米国仮出願第61/814,662号の優先権を主張する。
本開示の態様は一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、バックツーバックセル再選択を改善し、それによって、ワイヤレス通信システムにおいて一貫したサービスを提供するための装置および方法に関する。
電話、ビデオ、データ、メッセージング、放送などの様々な通信サービスを提供するために、ワイヤレス通信ネットワークが広範囲に展開されている。そのようなネットワークは、たいていは多元接続ネットワークであり、利用可能なネットワークリソースを共有することによって、複数のユーザ向けの通信をサポートする。そのようなネットワークの一例は、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってサポートされる第3世代(3G)モバイルフォン技術である、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)の一部として定義される無線アクセスネットワーク(RAN)である。UMTSは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))技術の後継であり、広帯域符号分割多元接続(W-CDMA)、時分割符号分割多元接続(TD-CDMA)、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)などの様々なエアインターフェース規格を現在サポートしている。UMTSは、関連するUMTSネットワークのデータ転送の速度および容量を向上させる高速パケットアクセス(HSPA)のような拡張3Gデータ通信プロトコルもサポートする。
モバイルブロードバンドアクセスに対する要望が増し続けるにつれて、研究開発は、モバイルブロードバンドアクセスに対する高まる要望を満たすためだけでなく、モバイル通信によるユーザ経験を進化させ拡張させるためにも、UMTS技術を進化させ続けている。
したがって、バックツーバックセル再選択を改善し、それによって、ワイヤレス通信システムにおいて一貫したサービスを提供するためのこの装置および方法の態様が提供される。
RRC Protocol Specification、3GPP TS 25.331
以下で、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
1次候補セルへのセル再選択が失敗したことを確認することを含む、バックツーバックセル再選択を改善するためのワイヤレス通信のための方法および装置が提供される。その後、ユーザ機器(UE)は、所定の条件のセットがトリガされたかどうかを判断し、所定の条件のセットがトリガされたかどうかに基づいて、2次候補セルへのセル再選択をスケジュールする。
バックツーバックセル再選択を改善するための方法が提供される。本方法は、不連続受信(DRX)サイクル中に1次候補セルへのセル再選択が失敗したことを確認するステップを含む。さらに、本方法は、1次候補セルへのセル再選択が失敗したときに所定の条件のセットがトリガされたと判断するステップを含む。加えて、本方法は、所定の条件のセットがトリガされたかどうかに基づいて、DRXサイクル中に2次候補セルへのセル再選択をスケジュールするステップを含む。
別の態様では、バックツーバックセル再選択を改善するための装置が提供される。本装置は、DRXサイクル中に1次候補セルへのセル再選択が失敗したことを確認するように構成されたプロセッサを含む。さらに、プロセッサは、1次候補セルへのセル再選択が失敗したときに所定の条件のセットがトリガされたと判断するように構成される。加えて、プロセッサは、所定の条件のセットがトリガされたかどうかに基づいて、DRXサイクル中に2次候補セルへのセル再選択をスケジュールするように構成される。
別の態様では、DRXサイクル中に1次候補セルへのセル再選択が失敗したことを確認するための手段を含む、バックツーバックセル再選択を改善するための装置が提供される。さらに、本装置は、1次候補セルへのセル再選択が失敗したときに所定の条件のセットがトリガされたと判断するための手段を含む。加えて、本装置は、所定の条件のセットがトリガされたかどうかに基づいて、DRXサイクル中に2次候補セルへのセル再選択をスケジュールするための手段を含む。
また別の態様では、DRXサイクル中に1次候補セルへのセル再選択が失敗したことを確認するための機械実行可能コードを含む、バックツーバックセル再選択を改善するためのコンピュータ可読媒体が提供される。さらに、コードは、1次候補セルへのセル再選択が失敗したときに所定の条件のセットがトリガされたと判断するために実行可能であってもよい。加えて、コードは、所定の条件のセットがトリガされたかどうかに基づいて、DRXサイクル中に2次候補セルへのセル再選択をスケジュールするために実行可能であってもよい。
上記の目的および関連の目的の達成のために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明され特許請求の範囲で具体的に指摘される特徴を含む。以下の説明および添付の図面は、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴を詳細に説明する。しかしながら、これらの特徴は、様々な態様の原理が利用され得る様々な方法のうちのいくつかを示すものにすぎず、この説明は、そのようなすべての態様およびそれらの等価物を含むものとする。
ワイヤレス通信システムにおける呼処理の例示的な態様を示す概略図である。 ワイヤレス通信システムにおける呼処理の別の例示的な態様を示す概略図である。 ワイヤレス通信システムにおける呼処理のための例示的な方法を示す流れ図である。 本開示による、呼処理構成要素を有するコンピュータデバイスの一態様の追加の例示的な構成要素を示すブロック図である。 本明細書で説明する機能を実行する処理システムを採用する装置のためのハードウェア実装形態の一例を示すブロック図である。 本明細書で説明する機能を実行するように構成されたUEを含む電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図である。 本明細書で説明する機能を実行するように構成されたUEとともに使用するアクセスネットワークの一例を示す概念図である。 本明細書で説明する機能を実行するように構成された基地局および/またはUEのユーザプレーンおよび制御プレーンの無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す概念図である。 本明細書で説明する機能を実行するように構成された電気通信システムにおいてUEと通信しているNodeBの一例を概念的に示すブロック図である。
添付の図面に関する下記の詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明する概念が実行され得る唯一の構成を表すように意図されているわけではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解をもたらす目的で、具体的な詳細を含んでいる。しかし、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実行され得ることが、当業者には明らかであろう。場合によっては、そのような概念を曖昧にするのを回避する目的で、周知の構造および構成要素がブロック図の形式で示されている。
一般にUMTSでは、ユーザ機器(UE)は、セル再選択基準に基づいて、キャンプオンするべきより良いセルを定期的に探索する。この機構は、キャンピングセルの許容可能な品質を保証し、所望の呼セットアップパフォーマンスを達成するために必要である。
キャンピングセルの測定された品質に応じて、UEは周波数内測定、周波数間測定、およびRAT間測定をトリガし、セル再選択基準を評価することができる。セル再選択基準は、キャンピングセルの品質を周波数内探索、周波数間探索、およびRAT間探索中に検出されたセルの品質と比較することによって評価される。周波数内測定および周波数間測定の場合、測定量はCPICH Ec/NoまたはCPICH受信信号コード電力(RSCP: received signal code power)のいずれかとすることができる。たとえば、CPICH Ec/Noでは、再選択基準は、新しいセルの品質がTreselection秒間でキャンピングセル品質よりも少なくともQhyst2s+Qoffset2ndB良い場合、UEが新しいセルに再選択するようなものである。その後、再選択基準が満たされた場合、UEはセルに再選択するものとする。
しかしながら、セル再選択は依然として失敗する場合がある。具体的には、WCDMA(登録商標)再選択候補(限定加入者グループ(CSG)セルまたは非CSGセルのいずれか)がセル再選択を失敗した場合、UEは以前にキャンプしたセルに戻る。次回セル再選択基準が評価されるまで、セル再選択はトリガされない。結果として、再選択失敗は再選択遅延を招き、UEは、より長い間、準最適サービングセルにとどまらなければならない。
したがって、この装置および方法の態様は、バックツーバックセル再選択を改善し、それによって、ワイヤレス通信システムにおいて一貫したサービスを提供する。
図1を参照すると、一態様では、ワイヤレス通信システム100は、モバイルデバイスからネットワークに大量のデータを送信するのを容易にするように構成される。ワイヤレス通信システム100は、1つまたは複数のワイヤレスリンク125により、限定はしないが、ワイヤレスサービングノード116を含むサービングノードを介して、1つまたは複数のネットワーク112とワイヤレス通信することができる少なくとも1つのUE114を含む。1つまたは複数のワイヤレスリンク125は、限定はしないが、シグナリング無線ベアラおよび/またはデータ無線ベアラを含むことができる。ワイヤレスサービングノード116は、1つまたは複数のワイヤレスリンク125によりUE114に1つもしくは複数の信号123を送信するように構成されてもよく、かつ/またはUE114は、ワイヤレスサービングノード116に1つもしくは複数の信号124を送信することができる。一態様では、信号123および信号124は、限定はしないが、1つまたは複数のメッセージを含むことができ、たとえば、UE114からワイヤレスサービングノード116を介してネットワークにデータを送信する。
UE114は、モバイル装置を含むことができ、本開示を通じてそのように呼ばれることがある。そのようなモバイル装置またはUE114は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。
加えて、限定はしないが、ワイヤレス通信システム100のワイヤレスサービングノード116を含む1つまたは複数のワイヤレスノードは、基地局またはノードBを含むアクセスポイント、リレー、ピアツーピアデバイス、認証、認可、課金(AAA)サーバ、モバイル交換センター(MSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)などの任意のタイプのネットワーク構成要素のうちの1つまたは複数を含むことができる。さらなる態様では、ワイヤレス通信システム100の1つまたは複数のワイヤレスサービングノードは、限定はしないが、フェムトセル、ピコセル、マイクロセルなどの1つもしくは複数の小規模基地局、または任意の他の小規模基地局を含むことができる。
図2を参照すると、本装置および方法の一態様では、ワイヤレス通信システム100は、ネットワーク112とUE114との間のワイヤレス通信を含むように構成される。ワイヤレス通信システムは、何人かのユーザ間の通信をサポートするように構成されてもよい。図2は、ネットワーク112がワイヤレスリンク125によりUE114と通信する方法を示す。ワイヤレス通信システム100は、ネットワーク112とUE114との間の上/下の矢印によって表されるように、ダウンリンクメッセージ送信またはアップリンクメッセージ送信のために構成されてもよい。
一態様では、ネットワーク112内に、呼処理構成要素140が存在する。呼処理構成要素140は、とりわけ、不連続受信(DRX)サイクル中に1次候補セルへのセル再選択が失敗したことを確認するように構成された確認構成要素242を含むように構成されてもよい。たとえば、確認構成要素242は、DRXサイクル中に1次候補セル252へのセル再選択が失敗したことを確認するように構成される。1次候補セル252は、UE114のための最良の接続サービスを有する、サービングセルの外のフェムトセルまたはマクロセルとして定義される。
UEが現在キャンプオンしているセルの測定された品質が低下したときに、1次候補セルへのセル再選択が行われることにも留意されたい。品質が低下した結果として、UEは候補セルに対する周波数内測定、周波数間測定、およびRAT間測定をトリガし、セル再選択のための候補セルのセル再選択基準を評価することができる。
呼処理構成要素140は、1次候補セルへのセル再選択が失敗したときに所定の条件のセットがトリガされたと判断するように構成された判断構成要素244を含むように構成されてもよい。たとえば、判断構成要素244は、1次候補セル252へのセル再選択が失敗したときに所定の条件のセット250がトリガされたと判断するように構成される。
1次候補セル252へのセル再選択が失敗したときに判断するための所定の条件250は、UEがパニックモードであるかどうかと、1次候補セル252へのセル再選択失敗が非RF関連の要因によるものであるかどうかとを含む。
UEがパニックモードであるかどうかを判断するために、UEが現在マクロセルにキャンプオンしている場合、UEのCPICH Ec/Ioは第1の所定のしきい値以下でなければならない。加えて、UEが現在フェムトセルにキャンプオンしている場合、UEのCPICH Ec/Ioが第2の所定のしきい値以下であるときに、UEはパニックモードであると判断することができる。フェムトセルに対する第2の所定のしきい値は、マクロセルに対する第1の所定のしきい値よりも低いことに留意されたい。たとえば、例示目的のみで、UEが現在マクロセルにキャンプオンしている場合、CPICH Ec/Ioの所定のしきい値はマイナス16dBであってもよい。一方、UEが現在フェムトセルにキャンプオンしている場合、CPICH Ec/Ioの所定のしきい値はマイナス20dBであってもよい。
実際は、UEがパニックモードであると判断されると、サービングセル(すなわち、マクロセルまたはフェムトセル)の条件は悪いと見なされ、UEは、適切な候補セルを見つけるために、しばしば周波数内全探索を実行することを必要とする場合がある。この時点で、UEがアウトオブサービス(OOS: out-of-service)になり、サービングセルとの呼をドロップする場合があるので、UEによる電力消費は周波数内全探索を実行することに比べて重要ではない。
1次候補セル252へのセル再選択失敗が非RF関連の要因によるものかどうかを判断するために、UEは、1次候補セル252への接続の失敗の原因となる非RF関連の要因が、禁じられたまたは不均等なパブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)、禁止セル(cell barred)、および非ホワイト限定加入者グループ(CSG)などを含むかどうかを判断する。
たとえば、候補セルが禁じられたネットワークの一部であると見なされる場合、たとえば、ネットワークがUEのためのローミングネットワークの一部であると見なされるか、または登録されたPLMNと同等であるものとして示されていないPLMNに属しているとき、最高ランクの候補セルまたは最良のセルは、UEと同じ周波数上にない周波数内セル、周波数間セル、または無線間アクセス技術(RAT)セルである。したがって、UEはこのセルを再選択のための候補セルとして見なさない。
加えて、候補セルが禁止セルであると見なされる場合、UEがそのセルからいかなるマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)サービスを受信することも許可されないので、UEはこのセルを再選択のための候補セルとして見なさない。
さらに、候補セルが、CSGセルによってブロードキャストされるCSG IDがPLMNに関連付けられたCSGホワイトリストに存在する非ホワイトCSGセル上にあると見なされる場合、UEはこのセルを再選択のための候補セルとして見なさない。
しかしながら、再選択失敗がRF関連の原因によって引き起こされた(すなわち、ネイバーセルに対して再選択基準が満たされなかったかどうか、システム情報ブロック(SIB)待ちタイマー満了、SIB復号失敗など)とUEが判断すると、このことは、1次候補セル252に対するチャネル条件が劇的に変化したこと、同様の理由により、2次候補セル254への再選択が失敗する可能性があることを意味する。
したがって、UEがパニックモードであり、1次候補セル252のセル再選択失敗が非RF関連の要因によるものであるとUEが判断した場合、判断構成要素244は、所定の条件のセット250がトリガされたと判断するように構成される。
しかしながら、UEがパニックモードではない場合、または1次候補セル252のセル再選択失敗がRF関連の要因によるものであるとUEが判断した場合、判断構成要素244は、所定の条件のセット250がトリガされていないと判断するように構成される。
呼処理構成要素140は、所定の条件のセットがトリガされたかどうかに基づいて、DRXサイクル中に2次候補セルへのセル再選択をスケジュールするように構成されたスケジューリング構成要素246を含むように構成されてもよい。たとえば、スケジューリング構成要素246は、所定の条件のセット250がトリガされたかどうかに基づいて、DRXサイクル中に2次候補セル254へのセル再選択をスケジュールするように構成される。2次候補セル254は、UE114のための次善の接続サービスを有する、サービングセルの外のフェムトセルまたはマクロセルとして定義される。
任意選択で、2次候補セル254へのセル再選択が失敗した場合、UE114のスケジューリング構成要素246は、UE114の範囲内の次善の候補セルへのセル再選択をスケジュールする。言い換えれば、上記の機構は、UE114が考えられる最良の候補セルに接続されるまで、反復して繰り返される。
特定の実装形態では、UE114が(たとえば、気象条件、UEのモビリティ、サービングフェムトセルのサービス停止などにより)サービングセルへの接続を失った場合、UE114は1次候補セル252に接続(再選択)しようと試みる。その後、UE114の確認構成要素242は、1次候補セル252へのセル再選択が失敗したことを確認することができる。この時点で、UE114の判断構成要素244は次いで、1次候補セル252へのセル再選択がなぜ失敗したかを判断することができる。UE114がパニックモードであり、1次候補セル252へのセル再選択失敗が非RF関連の要因によるものであると判断構成要素244が判断した場合、UE114のスケジューリング構成要素246は、UE114の範囲内の2次候補セル254へのセル再選択をスケジュールする。
図3は、例示的な方法300を示す流れ図である。352において、UEは、DRXサイクル中に1次候補セルへのセル再選択が失敗したことを確認するように構成される。たとえば、図2を参照しながら上記で説明したように、UE114の確認構成要素242は、DRXサイクル中に1次候補セル252へのセル再選択が失敗したことを確認する。
354において、UEは、1次候補セルへのセル再選択が失敗したときに所定の条件のセットがトリガされたと判断するように構成される。たとえば、UE114の確認構成要素242が、DRXサイクル中に1次候補セルへのセル再選択が失敗したことを確認した後、UE114の判断構成要素244が、1次候補セル252へのセル再選択が失敗したときに所定の条件のセット250がトリガされたと判断する。
356において、UEは、所定の条件のセットがトリガされたかどうかに基づいて、DRXサイクル中に2次候補セルへのセル再選択をスケジュールするように構成される。たとえば、UE114の判断構成要素244が、1次候補セルへのセル再選択が失敗したときに所定の条件のセットがトリガされたと判断した後、UE114のスケジューリング構成要素246が、所定の条件のセット250がトリガされたかどうかに基づいて、DRXサイクル中に2次候補セル254へのセル再選択をスケジュールするように構成される。
一態様では、たとえば、実行方法300は、呼処理構成要素140(図1および図2)を実行するUE114もしくはネットワーク112(図1)、またはそれらのそれぞれの構成要素であってもよい。
図4のコンピュータシステム400を参照すると、一態様では、図1および図2のUE114および/またはワイヤレスサービングノード116は、特別にプログラムまたは構成されたコンピュータデバイス480によって表されてもよく、この特別なプログラムまたは構成は、本明細書で説明するような呼処理構成要素140を含む。たとえば、UE114(図1および図2)として実装する場合、コンピュータデバイス480は、特別にプログラムされたコンピュータ可読命令もしくはコード、ファームウェア、ハードウェア、またはそれらの何らかの組合せなどにおいて、データを計算し、UE114からワイヤレスサービングノード116を介してネットワーク112に送信するための1つまたは複数の構成要素を含むことができる。コンピュータデバイス480は、本明細書で説明する構成要素および機能のうちの1つまたは複数に関連付けられた処理機能を実行するためのプロセッサ482を含む。プロセッサ482は、プロセッサまたはマルチコアプロセッサの単一のセットまたは複数のセットを含むことができる。さらに、プロセッサ482は、統合処理システムおよび/または分散処理システムとして実装することができる。
コンピュータデバイス480は、本明細書で使用するデータ、および/またはプロセッサ482によって実行されているアプリケーションのローカルバージョンを記憶するなどのためのメモリ484をさらに含む。メモリ484は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、テープ、磁気ディスク、光ディスク、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、およびそれらの任意の組合せなど、コンピュータが使用できる任意のタイプのメモリを含むことができる。
さらに、コンピュータデバイス480は、本明細書で説明するように、ハードウェア、ソフトウェア、およびサービスを利用して、1つまたは複数の相手との通信を確立し維持することを可能にする、通信構成要素486を含む。通信構成要素486は、コンピュータデバイス480上の構成要素間の通信、ならびに、コンピュータデバイス480と、通信ネットワーク上に位置するデバイスおよび/またはコンピュータデバイス480に直列もしくはローカルに接続されたデバイスなどの外部デバイスとの間の通信を伝えることができる。たとえば、通信構成要素486は、1つまたは複数のバスを含んでもよく、外部デバイスとのインターフェースをとるように動作可能な、トランスミッタおよびレシーバにそれぞれ関連付けられた送信チェーン構成要素および受信チェーン構成要素、またはトランシーバをさらに含んでもよい。たとえば、一態様では、通信構成要素486のレシーバは、メモリ484の一部であってもよいワイヤレスサービングノード116を介して1つまたは複数のデータを受信するように動作する。
加えて、コンピュータデバイス480は、データストア488をさらに含んでもよく、データストア488は、本明細書で説明する態様に関連して採用される情報、データベース、およびプログラムの大容量ストレージを実現する、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組合せとすることができる。たとえば、データストア488は、プロセッサ482によって現在実行されていないアプリケーション用のデータリポジトリであってもよい。
コンピュータデバイス480は、加えて、コンピュータデバイス480のユーザから入力を受信するように動作可能であり、ユーザへの提示のための出力を生成するようにさらに動作可能である、ユーザインターフェース構成要素489を含んでもよい。ユーザインターフェース構成要素489は、限定はしないが、キーボード、ナンバーパッド、マウス、タッチセンシティブディスプレイ、ナビゲーションキー、ファンクションキー、マイクロフォン、音声認識構成要素、ユーザからの入力を受信することが可能な任意の他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む1つまたは複数の入力デバイスを含んでもよい。さらに、ユーザインターフェース構成要素489は、限定はしないが、ディスプレイ、スピーカー、触覚フィードバック機構、プリンタ、ユーザに出力を提示することが可能な任意の他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む1つまたは複数の出力デバイスを含んでもよい。
さらに、コンピュータデバイス480は、本明細書で説明する機能を実行するように構成されてもよい呼処理構成要素140を含んでもよく、または呼処理構成要素140と通信してもよい。
図5は、処理システム514を採用する装置500のハードウェア実装形態の一例を示すブロック図である。装置500は、たとえば、ワイヤレス通信システム100(図1および図2)ならびに/または確認構成要素242、判断構成要素244、およびスケジューリング構成要素246などの上記で説明した構成要素を実装する呼処理構成要素140(図1および図2)を含むように構成されてもよい。この例では、処理システム514は、バス502によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装されてもよい。バス502は、処理システム514の具体的な用途および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含み得る。バス502は、プロセッサ504によって概略的に表される1つまたは複数のプロセッサ、およびコンピュータ可読媒体506によって概略的に表されるコンピュータ可読媒体を含む様々な回路を互いにリンクさせる。バス502は、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクさせることもでき、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。バスインターフェース508は、バス502とトランシーバ510との間にインターフェースを提供する。トランシーバ510は、送信媒体上の様々な他の装置と通信するための手段を提供する。また、装置の性質に応じて、ユーザインターフェース512(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティックなど)が設けられてもよい。
プロセッサ504は、バス502の管理、およびコンピュータ可読媒体506上に記憶されたソフトウェアの実行を含む全般的な処理を受け持つ。ソフトウェアは、プロセッサ504によって実行されると、任意の特定の装置の以下で説明される様々な機能を処理システム514に実行させる。コンピュータ可読媒体506は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ504によって操作されるデータを記憶するために使用されてもよい。
一態様では、プロセッサ504、コンピュータ可読媒体506、または両方の組合せは、本明細書で説明したように、呼処理構成要素140(図1および図2)の機能を実行するように構成されるか、あるいは特別にプログラムされてもよい。
本開示全体にわたって提示される様々な概念は、広範な電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実装され得る。
図6を参照すると、限定されるものではないが、例として、本開示の態様は、W-CDMAエアインターフェースを使用するUMTSシステム600を参照して示される。UMTSネットワークは、コアネットワーク(CN)604、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)602、およびユーザ機器(UE)610の3つの相互作用する領域を含む。UE610は、たとえば、確認構成要素242、判断構成要素244、およびスケジューリング構成要素246などの上記で説明した構成要素を実装する呼処理構成要素140(図1および図2)を含むように構成されてもよい。この例では、UTRAN602は、電話、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャスト、および/または他のサービスを含む様々なワイヤレスサービスを提供する。UTRAN602は、無線ネットワークコントローラ(RNC)606などのそれぞれのRNCによって各々制御される、無線ネットワークサブシステム(RNS)607などの複数のRNSを含み得る。ここで、UTRAN602は、本明細書で説明するRNC606およびRNS607に加えて、任意の数のRNC606およびRNS607を含むことができる。RNC606は、とりわけ、RNS607内の無線リソースの割り当て、再構成、および解放を担う装置である。RNC606は、任意の適切なトランスポートネットワークを使用する、直接の物理接続、仮想ネットワークなど様々なタイプのインターフェースを介して、UTRAN602中の他のRNC(図示せず)に相互接続され得る。
UE610とNodeB608との間の通信は、物理(PHY)層および媒体アクセス制御(MAC)層を含むものと見なされ得る。さらに、それぞれのNodeB608によるUE610とRNC606との間の通信は、無線リソース制御(RRC)層を含むものと見なされ得る。本明細書では、PHY層は、層1と見なされ、MAC層は、層2と見なされ、RRC層は、層3と見なされ得る。以下、情報は、参照により本明細書に組み込まれるRRC Protocol Specification、3GPP TS 25.331に述べられている用語を使用する。
RNS607によってカバーされる地理的領域は、いくつかのセルに分けることができ、無線トランシーバ装置が各セルにサービスする。無線トランシーバ装置は、通常、UMTS適用例ではNodeBと呼ばれるが、当業者によって、基地局(BS)、送受信基地局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。明快にするために、各RNS607に3つのNodeB608が示されているが、RNS607は、任意の数のワイヤレスNodeBを含んでもよい。NodeB608は、ワイヤレスアクセスポイントを任意の数のモバイル装置のためのCN604に提供する。モバイル装置の例には、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオ装置、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤなど)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の類似の機能デバイスなどがある。UE610は、通常、UMTS適用例ではUEと呼ばれるが、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれることもある。UMTSシステムでは、UE610は、ネットワークへのユーザの加入情報を含む汎用加入者識別モジュール(USIM)611をさらに含み得る。説明のために、1つのUE610がいくつかのNodeB608と通信しているように示される。順方向リンクとも呼ばれるダウンリンク(DL)は、NodeB608からUE610への通信リンクを指し、逆方向リンクとも呼ばれるアップリンク(UL)は、UE610からNodeB608への通信リンクを指す。
CN604は、UTRAN602など1つまたは複数のアクセスネットワークとインターフェースをとる。図示のように、CN604は、GSMコアネットワークである。しかしながら、当業者が認識するように、GSMネットワーク以外のタイプのCNへのアクセスをUEに提供するために、本開示全体にわたって提示される様々な概念を、RANまたは他の適切なアクセスネットワークにおいて実装することができる。
CN604は、回線交換(CS)領域およびパケット交換(PS)領域を含む。回線交換要素のいくつかは、モバイルサービス交換センター(MSC)、ビジターロケーションレジスタ(VLR)、およびゲートウェイMSCである。パケット交換要素は、サービングGPRSサポートノード(SGSN)、およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)を含む。EIR、HLR、VLR、およびAuCのようないくつかのネットワーク要素は、回線交換領域とパケット交換領域の両方によって共有され得る。図示の例では、CN604は、MSC612およびGMSC614によって回線交換サービスをサポートする。いくつかの用途では、GMSC614は、メディアゲートウェイ(MGW)とも呼ばれ得る。RNC606のような1つまたは複数のRNCが、MSC612に接続され得る。MSC612は、呼設定、呼ルーティング、およびUEモビリティ機能を制御する装置である。MSC612は、UEがMSC612のカバレッジエリア内にある間に加入者関連の情報を格納するVLRも含む。GMSC614は、UEが回線交換ネットワーク616にアクセスするためのゲートウェイを、MSC612を通じて提供する。GMSC614は、特定のユーザが加入したサービスの詳細を反映するデータのような加入者データを格納するホームロケーションレジスタ(HLR)615を含む。HLR615は、加入者に固有の認証データを格納する認証センター(AuC)とも関連付けられている。特定のUEについて、呼が受信されると、GMSC614は、UEの位置を判断するためにHLR615に問い合わせ、その位置でサービスする特定のMSCに呼を転送する。
CN604はまた、サービングGPRSサポートノード(SGSN)618およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)620によって、パケットデータサービスをサポートする。汎用パケット無線サービスを表すGPRSは、標準の回線交換データサービスで可能なものよりも速い速度でパケットデータサービスを提供するよう設計されている。GGSN620は、パケットベースネットワーク622へのUTRAN602の接続を提供する。パケットベースネットワーク622は、インターネット、プライベートデータネットワーク、または何らかの他の適切なパケットベースネットワークでもよい。GGSN620の一次機能は、UE610にパケットベースネットワーク接続を提供することである。データパケットは、MSC612が回線交換領域において実行するのと同じ機能をパケットベース領域において主に実行するSGSN618を介して、GGSN620とUE610との間で転送され得る。
UMTSのエアインターフェースは、スペクトラム拡散直接シーケンス符号分割多元接続(DS-CDMA)システムを利用してよい。スペクトラム拡散DS-CDMAは、チップと呼ばれる一連の疑似ランダムビットとの乗算によって、ユーザデータを拡散させる。UMTSの「広帯域」W-CDMAエアインターフェースは、そのような直接シーケンススペクトラム拡散技術に基づいており、さらに周波数分割複信(FDD)を必要とする。FDDは、NodeB608とUE610との間のULおよびDLに異なるキャリア周波数を使用する。DS-CDMAを利用し、時分割複信(TDD)を使用するUMTSの別のエアインターフェースは、TD-SCDMAエアインターフェースである。本明細書で説明される様々な例は、W-CDMAエアインターフェースを指し得るが、基礎をなす原理はTD-SCDMAエアインターフェースに等しく適用可能であり得ることを、当業者は理解するだろう。
HSPAエアインターフェースは、スループットの向上および遅延の低減を支援する、3G/W-CDMAエアインターフェースに対する一連の拡張を含む。前のリリースに対する他の修正には、HSPAが、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)、チャネル送信の共有、ならびに適応変調および適応符号化を利用する。HSPAを定義する規格は、HSDPA(高速ダウンリンクパケットアクセス)およびHSUPA(高速アップリンクパケットアクセス、拡張アップリンクまたはEULとも呼ばれる)を含む。
HSDPAは、高速ダウンリンク共有チャネル(HS-DSCH)を、トランスポートチャネルとして利用する。HS-DSCHは、高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS-PDSCH)、高速共有制御チャネル(HS-SCCH)、および高速専用物理制御チャネル(HS-DPCCH)という、3つの物理チャネルによって実装される。
これらの物理チャネルの中でも、HS-DPCCHは、対応するパケット送信の復号が成功したかどうかを示すための、HARQ ACK/NACKシグナリングをアップリンクで搬送する。つまり、ダウンリンクに関して、UE610は、ダウンリンク上のパケットを正常に復号したかどうかを示すために、HS-DPCCHを通じてフィードバックをノードB608に与える。
HS-DPCCHはさらに、変調方式と符号化方式の選択、およびプリコーディングの重みの選択に関して、ノードB608が正しい決定を行うのを支援するための、UE610からのフィードバックシグナリングを含み、このフィードバックシグナリングはCQIおよびPCIを含む。
「HSPA Evolved」またはHSPA+は、MIMOおよび64-QAMを含むHSPA規格の進化形であり、スループットの増大およびパフォーマンスの向上を可能にする。つまり、本開示のある態様では、ノードB608および/またはUE610は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、ノードB608は空間領域を活用して、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートすることができる。
多入力多出力(MIMO)は、マルチアンテナ技術、すなわち複数の送信アンテナ(チャネルへの複数の入力)および複数の受信アンテナ(チャネルからの複数の出力)を指す際に一般に使用される用語である。MIMOシステムは一般にデータ伝送パフォーマンスを高め、ダイバーシティ利得がマルチパスフェージングを低減させて伝送品質を高めること、および空間多重化利得がデータスループットを向上させることを可能にする。
空間多重化を使用して、同じ周波数で同時に様々なデータストリームを送信することができる。データストリームを単一のUE610に送信してデータレートを上げること、または複数のUE610に送信して全体的なシステム容量を拡大することができる。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし、次いで空間的にプリコーディングされた各ストリームをダウンリンクで異なる送信アンテナを介して送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、様々な空間シグネチャを伴いUE610に到着し、これによりUE610の各々は、当該UE610に向けられた1つまたは複数のデータストリームを回復することができる。アップリンク上では、各UE610は、1つまたは複数の空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信することができ、これによりノードB608は空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別することができる。
空間多重化は、チャネル状態が良好なときに使用できる。チャネル状態がさほど好ましくないときは、ビームフォーミングを使用して送信エネルギーを1つもしくは複数の方向に集中させること、またはチャネルの特性に基づいて送信を改善することができる。これは、複数のアンテナを介して送信するデータストリームを空間的にプリコーディングすることによって達成できる。セルの端において良好なカバレージを達成するために、シングルストリームビームフォーミング伝送を送信ダイバーシティと組み合わせて使用できる。
一般に、n個の送信アンテナを利用するMIMOシステムの場合、同じチャネル化コードを利用して同じキャリアでn個のトランスポートブロックが同時に送信され得る。n個の送信アンテナで送られる異なるトランスポートブロックは、互いに同じまたは異なる変調方式および符号化方式を有し得ることに留意されたい。
一方、単入力多出力(SIMO)は一般に、単一の送信アンテナ(チャネルへの単一の入力)および複数の受信アンテナ(チャネルからの複数の出力)を利用するシステムを指す。それによって、SIMOシステムでは、単一のトランスポートブロックがそれぞれのキャリアで送られ得る。
図7を参照すると、UTRANアーキテクチャのアクセスネットワーク700を示している。多元接続ワイヤレス通信システムは、セル702、704、および706を含む複数のセルラー領域(セル)を含み、セルの各々は、1つまたは複数のセクタを含み得る。複数のセクタはアンテナのグループによって形成されてよく、各々のアンテナがセルの一部にあるUEとの通信を担う。たとえば、セル702において、アンテナグループ712、714、および716は、各々異なるセクタに対応し得る。セル704において、アンテナグループ718、720、および722は、各々異なるセクタに対応する。セル706において、アンテナグループ724、726、および728は、各々異なるセクタに対応する。セル702、704、および706は、各セル702、704、または706の1つまたは複数のセクタと通信していてもよい、いくつかのワイヤレス通信デバイス、たとえばユーザ機器またはUEを含み得る。たとえば、UE730および732は、NodeB742と通信していてもよく、UE734および736は、NodeB744と通信していてもよく、UE738および740は、NodeB746と通信していてもよい。ここで、各NodeB742、744、746は、それぞれのセル702、704、および706の中のすべてのUE730、732、734、736、738、740のために、CN604(図6参照)へのアクセスポイントを提供するように構成される。NodeB742、744、746およびUE730、732、734、736、738、740はそれぞれ、たとえば、確認構成要素242、判断構成要素244、およびスケジューリング構成要素246などの上記で説明した構成要素を実装する呼処理構成要素140(図1および図2)を含むように構成されてもよい。
UE734がセル704における図示された位置からセル706に移動するとき、サービングセル変更(SCC)またはハンドオーバが生じて、UE734との通信が、ソースセルと呼ばれ得るセル704からターゲットセルと呼ばれ得るセル706に移行することがある。UE734において、それぞれのセルに対応するNodeBにおいて、無線ネットワークコントローラ606(図6)において、またはワイヤレスネットワークにおける別の適切なノードにおいて、ハンドオーバプロシージャの管理が生じ得る。たとえば、ソースセル704との呼の間、または任意の他の時間において、UE734は、ソースセル704の様々なパラメータ、ならびに、セル706、および702のような近隣セルの様々なパラメータを監視することができる。さらに、これらのパラメータの品質に応じて、UE734は、近隣セルの1つまたは複数との通信を保つことができる。この期間において、UE734は、UE734が同時に接続されるセルのリストであるアクティブセットを保持することができる(すなわち、ダウンリンク専用物理チャネルDPCHまたはフラクショナルダウンリンク専用物理チャネルF-DPCHをUE734に現在割り当てているUTRAセルが、アクティブセットを構成し得る)。
アクセスネットワーク700によって用いられる変調方式および多元接続方式は、導入されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。例として、規格は、Evolution-Data Optimized(EV-DO)またはUltra Mobile Broadband(UMB)を含み得る。EV-DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを用いて移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。規格は代替的に、広帯域CDMA(W-CDMA)およびTD-SCDMAなどのCDMAの他の変形形態を用いるUniversal Terrestrial Radio Access(UTRA)、TDMAを用いるGlobal System for Mobile Communications(GSM)、ならびにOFDMAを用いるEvolved UTRA(E-UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、およびFlash-OFDMであり得る。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体による文書に記述されている。実際の利用されるワイヤレス通信規格、多元接続技術は、具体的な用途およびシステム全体に課される設計制約に依存する。
無線プロトコルアーキテクチャは、具体的な用途に応じて様々な形態をとり得る。ここでHSPAシステムに関する一例を、図8を参照して提示する。
図8は、ユーザ機器(UE)またはノードB/基地局のユーザプレーンおよび制御プレーンの無線プロトコルアーキテクチャ800の一例を示す概念図である。たとえば、アーキテクチャ800は、ネットワーク112内のエンティティおよび/またはUE114(図1および図2)など、ネットワークエンティティおよび/またはUEに含まれてもよい。UEおよびノードBの無線プロトコルアーキテクチャ800は、層1、層2、および層3という3つの層808で示される。層1は最下層であり、様々な物理層の信号処理機能を実装する。したがって、層1は、物理層806を含む。層2(L2層)は、物理層806の上にあり、物理層806を通じたUEとノードBとの間のリンクを担う。層3(L3層)は、無線リソース制御(RRC)サブレイヤ816を含む。RRCサブレイヤ816は、UEとUTRANとの間の層3の制御プレーンシグナリングを扱う。
ユーザプレーンでは、L2層は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ810、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ812、およびパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ814を含み、これらはネットワーク側のノードBで終端する。図示されないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイで終端するネットワーク層(たとえばIP層)と、接続の他の端部(たとえば、遠端のUE、サーバなど)で終端するアプリケーション層とを含めて、L2層より上にいくつかの上位層を有し得る。
PDCPサブレイヤ814は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を行う。PDCPサブレイヤ814はまた、無線送信のオーバーヘッドを低減するための上位層データパケットのヘッダ圧縮、データパケットの暗号化によるセキュリティ、および、ノードB間のUEのハンドオーバのサポートを実現する。RLCサブレイヤ812は、上位層のデータパケットのセグメント化および再構築、失われたデータパケットの再送信、ならびに、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)による順序の狂った受信を補償するためのデータパケットの再順序付けを行う。MACサブレイヤ810は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ810はまた、1つのセルの中の様々な無線リソース(たとえばリソースブロック)の複数のUEへの割り当てを担う。MACサブレイヤ810はまた、HARQ動作も担う。
図9は、UE950と通信するNodeB910を含む通信システム900のブロック図であり、NodeB910は、ネットワーク112内のエンティティであってもよく、UE950は、図1および図2で説明する態様によるUE114であってもよい。ダウンリンク通信では、送信プロセッサ920は、データソース916からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ940から制御信号を受信することができる。送信プロセッサ920は、参照信号(たとえばパイロット信号)とともに、データ信号および制御信号のための様々な信号処理機能を提供する。たとえば、送信プロセッサ920は、誤り検出のための巡回冗長検査(CRC)コード、順方向誤り訂正(FEC)を支援するための符号化およびインターリービング、様々な変調方式(たとえば、二位相偏移変調(BPSK)、四位相偏移変調(QPSK)、M-位相偏移変調(M-PSK)、M-直角位相振幅変調(M-QAM)など)に基づいた信号配列へのマッピング、直交可変拡散率(OVSF)による拡散、および、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングコードとの乗算を、提供することができる。送信プロセッサ920のための、符号化方式、変調方式、拡散方式および/またはスクランブリング方式を決定するために、チャネルプロセッサ944からのチャネル推定が、コントローラ/プロセッサ940によって使われ得る。これらのチャネル推定は、UE950によって送信される参照信号から、またはUE950からのフィードバックから、導出され得る。送信プロセッサ920によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ930に与えられる。送信フレームプロセッサ930は、コントローラ/プロセッサ940からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームが得られる。次いでこのフレームはトランスミッタ932に与えられ、トランスミッタ932は、アンテナ934を通じたワイヤレス媒体によるダウンリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびフレームのキャリア上への変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。アンテナ934は、たとえば、ビームステアリング双方向適応アンテナアレイまたは他の同様のビーム技術を含む、1つまたは複数のアンテナを含み得る。
UE950において、レシーバ954は、アンテナ952を通じてダウンリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上へ変調されている情報を回復する。レシーバ954によって回復された情報は、受信フレームプロセッサ960に与えられ、受信フレームプロセッサ960は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ994に提供し、データ信号、制御信号、および参照信号を受信プロセッサ970に提供する。受信プロセッサ970は次いで、NodeB910中の送信プロセッサ920によって実行される処理の逆を実行する。より具体的には、受信プロセッサ970は、シンボルを逆スクランブルおよび逆拡散し、次いで変調方式に基づいて、NodeB910によって送信された、最も可能性の高い信号配列点を求める。これらの軟判定は、チャネルプロセッサ994によって計算されるチャネル推定に基づき得る。そして軟判定は、データ信号、制御信号、および参照信号を回復するために、復号されてデインターリーブされる。そして、フレームの復号が成功したかどうか判断するために、CRCコードが確認される。次いで、復号に成功したフレームによって搬送されるデータがデータシンク972に与えられ、データシンク972は、UE950および/または様々なユーザインターフェース(たとえばディスプレイ)において実行されているアプリケーションを表す。復号に成功したフレームが搬送する制御信号は、コントローラ/プロセッサ990に与えられる。受信プロセッサ970によるフレームの復号が失敗すると、コントローラ/プロセッサ990は、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルを用いて、そうしたフレームの再送信要求をサポートすることもできる。
アップリンクでは、データソース978からのデータおよびコントローラ/プロセッサ990からの制御信号が、送信プロセッサ980に与えられる。データソース978は、UE950で実行されているアプリケーションおよび様々なユーザインターフェース(たとえばキーボード)を表し得る。NodeB910によるダウンリンク送信に関して説明する機能と同様に、送信プロセッサ980は、CRCコード、FECを支援するための符号化およびインターリービング、信号配列へのマッピング、OVSFによる拡散、および、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングを含む、様々な信号処理機能を提供する。NodeB910によって送信される参照信号から、または、NodeB910によって送信されるミッドアンブル中に含まれるフィードバックから、チャネルプロセッサ994によって導出されるチャネル推定が、適切な符号化方式、変調方式、拡散方式、および/またはスクランブリング方式を選択するために、使われ得る。送信プロセッサ980によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ982に与えられる。送信フレームプロセッサ982は、コントローラ/プロセッサ990からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームが得られる。次いでこのフレームはトランスミッタ956に与えられ、トランスミッタ956は、アンテナ952を通じたワイヤレス媒体によるアップリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびフレームのキャリア上への変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。
アップリンク送信は、UE950においてレシーバ機能に関して説明されたのと同様の方式で、NodeB910において処理される。レシーバ954は、アンテナ934を通じてアップリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上へ変調されている情報を回復する。レシーバ954によって回復された情報は、受信フレームプロセッサ936に与えられ、受信フレームプロセッサ936は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ944に提供し、データ信号、制御信号、および参照信号を受信プロセッサ938に提供する。受信プロセッサ938は、UE950中の送信プロセッサ980によって実行される処理の逆を実行する。次いで、復号に成功したフレームによって搬送されるデータ信号および制御信号が、データシンク939およびコントローラ/プロセッサにそれぞれ与えられ得る。フレームの一部が、受信プロセッサによる復号に失敗すると、コントローラ/プロセッサ940は、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルを用いて、そうしたフレームの再送信要求をサポートすることもできる。
コントローラ/プロセッサ940および990は、それぞれNodeB910およびUE950における動作を指示するために使われ得る。たとえば、コントローラ/プロセッサ940および990は、タイミング、周辺インターフェース、電圧調整、電力管理、および他の制御機能を含む、様々な機能を提供することができる。メモリ942および992のコンピュータ可読媒体は、それぞれ、NodeB910およびUE950のためのデータおよびソフトウェアを記憶することができる。NodeB910におけるスケジューラ/プロセッサ946は、リソースをUEに割り振り、UEのダウンリンク送信および/またはアップリンク送信をスケジューリングするために、使われ得る。
W-CDMAシステムを参照して、電気通信システムのいくつかの態様を示してきた。当業者が容易に諒解するように、本開示全体にわたって説明する様々な態様は、他の電気通信システム、ネットワークアーキテクチャおよび通信規格に拡張され得る。
例として、様々な態様は、他のUMTS、たとえばTD-SCDMA、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)、高速パケットアクセスプラス(HSPA+)およびTD-CDMAに拡張され得る。様々な態様は、(FDDモード、TDDモード、またはその両方のモードの)ロングタームエボリューション(LTE)、(FDDモード、TDDモード、またはその両方のモードの)LTEアドバンスト(LTE-A)、CDMA2000、エボリューションデータオプティマイズド(EV-DO)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.10(WiMAX)、IEEE802.20、ウルトラワイドバンド(UWB)、Bluetooth(登録商標)、および/または他の適切なシステムを採用するシステムに拡張されることもある。実際の利用される電気通信規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または通信規格は、具体的な用途およびシステム全体に課される設計制約に依存する。
本開示の様々な態様によれば、要素または要素の一部分または要素の組合せを、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」またはプロセッサ(図4または図5)で実装できる。プロセッサの例として、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、ステートマシン、ゲート論理回路、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実施するように構成された他の適切なハードウェアがある。処理システム内の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行することができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。ソフトウェアはコンピュータ可読媒体506(図5)上に存在し得る。コンピュータ可読媒体506(図5)は、非一時的コンピュータ可読媒体であってよい。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多目的ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、取り外し可能ディスク、ならびに、コンピュータがアクセスし読み取ることができるソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の適切な媒体を含む。また、コンピュータ可読媒体は、例として、搬送波、伝送路、ならびに、コンピュータがアクセスし読み取ることができるソフトウェアおよび/または命令を送信するための任意の他の適切な媒体も含み得る。コンピュータ可読媒体は、処理システムの中に存在してもよく、処理システムの外に存在してもよく、または処理システムを含む複数のエンティティに分散してもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラム製品として具現化され得る。例として、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料内のコンピュータ可読媒体を含み得る。当業者は、具体的な用途およびシステム全体に課される全体的な設計制約に応じて、本開示全体にわたって示される説明する機能を最善の形で実装する方法を認識するだろう。
開示した方法におけるステップの特定の順序または階層は例示的なプロセスを示していることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、方法におけるステップの特定の順序または階層は再構成可能であることを理解されたい。添付の方法クレームは、サンプル的順序で様々なステップの要素を提示しており、クレーム内で明記していない限り、提示した特定の順序または階層に限定されるように意図されているわけではない。
上記の説明は、本明細書で説明する様々な態様を当業者が実施できるようにするために与えられる。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、請求項は本明細書で示す態様に限定されるよう意図されているわけではなく、請求項の文言と整合するすべての範囲を許容するように意図されており、単数の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、「1つまたは複数の」を意味するよう意図されている。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は「1つまたは複数の」を意味する。項目の列挙「のうちの少なくとも1つ」という語句は、単一の要素を含め、それらの項目の任意の組合せを意味する。たとえば、「a、bまたはcのうちの少なくとも1つ」は、「a」、「b」、「c」、「aおよびb」、「aおよびc」、「bおよびc」、「a、bおよびc」を含むことが意図されている。当業者が知っているか、後に知ることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素と構造的かつ機能的に同等のものはすべて、参照により本明細書に明確に組み込まれ、請求項によって包含されることが意図される。また、本明細書で開示する内容は、そのような開示が請求項で明記されているか否かにかかわりなく、公に供することは意図されていない。請求項のいかなる要素も、「のための手段」という語句を使用して要素が明記されている場合、または方法クレームで「のためのステップ」という語句を使用して要素が記載されている場合を除き、米国特許法第112条第6項の規定に基づき解釈されることはない。
100 ワイヤレス通信システム
112 ネットワーク
114 UE
116 ワイヤレスサービングノード
123 信号
124 信号
125 ワイヤレスリンク
140 呼処理構成要素
242 確認構成要素
244 判断構成要素
246 スケジューリング構成要素
250 所定の条件、所定の条件のセット
252 1次候補セル
254 2次候補セル
300 方法
400 コンピュータシステム
480 コンピュータデバイス
482 プロセッサ
484 メモリ
486 通信構成要素
488 データストア
489 ユーザインターフェース構成要素
502 バス
504 プロセッサ
506 コンピュータ可読媒体
508 バスインターフェース
510 NodeB
512 ユーザインターフェース
514 処理システム
600 UMTSシステム
602 UTRAN
604 コアネットワーク(CN)
606 無線ネットワークコントローラ(RNC)
607 無線ネットワークサブシステム(RNS)
608 NodeB
610 UE
612 MSC
614 GMSC
615 ホームロケーションレジスタ(HLR)
616 回線交換ネットワーク
618 サービングGPRSサポートノード(SGSN)
620 ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)
622 パケットベースネットワーク
700 アクセスネットワーク
702 セル
704 セル
706 セル
712 アンテナグループ
714 アンテナグループ
716 アンテナグループ
718 アンテナグループ
720 アンテナグループ
722 アンテナグループ
724 アンテナグループ
726 アンテナグループ
728 アンテナグループ
730 UE
732 UE
734 UE
736 UE
738 UE
740 UE
742 NodeB
744 NodeB
746 NodeB
800 無線プロトコルアーキテクチャ
806 物理層
810 媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ
812 無線リンク制御(RLC)サブレイヤ
814 パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ
816 無線リソース制御(RRC)サブレイヤ
900 通信システム
910 NodeB
920 送信プロセッサ
930 送信フレームプロセッサ
932 トランスミッタ
934 アンテナ
935 レシーバ
936 受信フレームプロセッサ
938 受信プロセッサ
940 コントローラ/プロセッサ
942 メモリ
944 チャネルプロセッサ
946 スケジューラ/プロセッサ
950 UE
952 アンテナ
954 レシーバ
956 トランスミッタ
960 受信フレームプロセッサ
970 受信プロセッサ
972 データシンク
978 データソース
980 送信プロセッサ
982 送信フレームプロセッサ
990 コントローラ/プロセッサ
992 コンピュータ可読媒体
994 チャネルプロセッサ

Claims (11)

  1. ワイヤレス通信の方法であって、
    ユーザ機器(UE)において、不連続受信(DRX)サイクル中にサービングセルから1次候補セルへのセル再選択が失敗したことを確認するステップと、
    前記UEにおいて、前記1次候補セルへの前記セル再選択が失敗したことを確認したことに応答して、所定の条件のセットがトリガされたかどうかを判断するステップであって、
    記UEがパニックモードであるかどうかを判断するステップと、
    前記1次候補セルへの前記セル再選択が非RF関連の要因により失敗したかどうかを判断するステップと
    を含む、ステップと、
    前記UEにおいて、前記UEが前記パニックモードであること、および前記1次候補セルへの前記セル再選択が非RF関連の要因により失敗したことの判断に基づいて、前記DRXサイクル中かつセル再選択基準の次の評価の前に2次候補セルへのセル再選択をスケジュールするステップと
    を含む、方法。
  2. 前記UEが前記パニックモードであるかどうかを判断するステップが、
    前記UEがマクロセルにキャンプオンしているときに前記UEのCommon Pilot Channel (CPICH)のEnergy per Chip to Total Received Power (Ec/Io)が第1の所定のしきい値以下であるかどうかを判断するステップか、または
    前記UEがフェムトセルにキャンプオンしているときに前記UEの前記CPICH Ec/Ioが第2の所定のしきい値以下であるかどうかを判断するステップ
    を含み、
    前記フェムトセルに対する前記第2の所定のしきい値が前記マクロセルに対する前記第1の所定のしきい値よりも低い、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記非RF関連の要因が、禁じられたもしくは不均等なパブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)、禁止セル候補セル、または非ホワイト限定加入者グループ(CSG)を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記DRXサイクル中に前記2次候補セルへのセル再選択をスケジュールするステップが、セル再選択を次善の候補セルに反復してスケジュールするステップを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記2次候補が、前記UEのための次善の接続サービスを有する、前記UEの前記サービングセルの外のフェムトセルまたはマクロセルを含む、請求項1に記載の方法。
  6. ワイヤレス通信の装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されるメモリであって、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    不連続受信(DRX)サイクル中にサービングセルから1次候補セルへのセル再選択が失敗したことを確認することと、
    前記1次候補セルへの前記セル再選択が失敗したことを確認したことに応答して、所定の条件のセットがトリガされたかどうかを判断することであって、
    UEがパニックモードであるかどうかを判断することと、
    前記1次候補セルへの前記セル再選択が非RF関連の要因により失敗したかどうかを判断することと
    を含む、判断することと、
    前記UEが前記パニックモードであること、および前記1次候補セルへの前記セル再選択が非RF関連の要因により失敗したことの判断に基づいて、前記DRXサイクル中かつセル再選択基準の次の評価の前に2次候補セルへのセル再選択をスケジュールすることと
    を含む動作を行うように構成される、メモリと
    を備える、装置。
  7. 前記UEが前記パニックモードであるかどうかを判断することが、
    前記UEがマクロセルにキャンプオンしているときに前記UEのCommon Pilot Channel (CPICH)のEnergy per Chip to Total Received Power (Ec/Io)が第1の所定のしきい値以下であるかどうかを判断することか、または
    前記UEがフェムトセルにキャンプオンしているときに前記UEの前記CPICH Ec/Ioが第2の所定のしきい値以下であるかどうかを判断すること
    を含み、
    前記フェムトセルに対する前記第2の所定のしきい値が前記マクロセルに対する前記第1の所定のしきい値よりも低い、
    請求項6に記載の装置。
  8. 前記非RF関連の要因が、禁じられたもしくは不均等なパブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)、禁止セル候補セル、または非ホワイト限定加入者グループ(CSG)を備える、請求項6に記載の装置。
  9. 前記DRXサイクル中に前記2次候補セルへのセル再選択をスケジュールすることが、セル再選択を次善の候補セルに反復してスケジュールすることを含む、請求項6に記載の装置。
  10. ワイヤレス通信の装置であって、
    連続受信(DRX)サイクル中にサービングセルから1次候補セルへのセル再選択が失敗したことを確認するための手段と、
    記1次候補セルへの前記セル再選択が失敗したことを確認したことに応答して、所定の条件のセットがトリガされたかどうかを判断するための手段であって、
    UEがパニックモードであるかどうかを判断するための手段と、
    前記1次候補セルへの前記セル再選択が非RF関連の要因により失敗したかどうかを判断するための手段
    を含む、手段と、
    前記UEのセットが前記パニックモードであること、および前記1次候補セルへの前記セル再選択が非RF関連の要因により失敗したことの判断に基づいて、前記DRXサイクル中かつセル再選択基準の次の評価の前に2次候補セルへのセル再選択をスケジュールするための手段と
    を備える、装置。
  11. ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、
    連続受信(DRX)サイクル中にサービングセルから1次候補セルへのセル再選択が失敗したことを確認するためのコードと、
    記1次候補セルへの前記セル再選択が失敗したことを確認したことに応答して、所定の条件のセットがトリガされたと判断するためのコードであって、
    UEがパニックモードであるかどうかを判断することと、
    前記1次候補セルへの前記セル再選択が非RF関連の要因により失敗したかどうかを判断することと
    を含む、コードと、
    前記UEが前記パニックモードであること、および前記1次候補セルへの前記セル再選択が非RF関連の要因により失敗したことの判断に基づいて、前記DRXサイクル中かつセル再選択基準の次の評価の前に2次候補セルへのセル再選択をスケジュールするためのコード
    含む、非一時的コンピュータ可読媒体
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