JP6301358B2 - 通信ネットワークにおけるマルチパス伝送制御プロトコル信号伝達の処理 - Google Patents

通信ネットワークにおけるマルチパス伝送制御プロトコル信号伝達の処理 Download PDF

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Description

本発明は、通信ネットワークにおけるマルチパスTCP信号伝達処理の分野に関し、具体的には、プロキシ機能を介して送信されるマルチパスTCP信号伝達に関する。
伝送制御プロトコル(TCP)セッションは、「TCPをプロトコルとして使用する、2つのアプリケーション間の論理エンドツーエンドデータ通信リンク」として定義可能である。通常のTCPは、通信を1セッションにつき単一パスに制限する。インターネットエンジニアリングタスクフォース(IETF)は現在、通常のTCPセッションで複数のパスを同時に使用する機能を追加するためのメカニズムを開発している。「マルチパスTCP」(MPTCP)と呼ばれるTCPの拡張機能は、インターネットドラフト「draft−ietf−mptcp−multiaddressed」に記載されている。マルチパスTCP開発に関するアーキテクチャ面でのガイドラインは、RFC 6182で公開されている。RFC 6182は、「パス」を「この文脈では、ソースおよび宛先のアドレスペアとして定義される、送信者と受信者との間の一連のリンク」として定義している。
多くの場合、ピア間には複数のパスが存在する。この一例が、エンドデバイスの一方または両方がマルチホームである場合、および/または、複数のアクセス技術を介して接続している場合である。たとえば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)マルチアクセスシナリオにおいて、ユーザ機器(UE)デバイスは、3GPPアクセス(GERAN、UTRAN、E−UTRANなど)およびワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスの両方を介して、同時に接続可能である。これらの複数のパスをTCPセッション用に同時に用いることで、ネットワーク内のリソース使用率を向上させ、より高いスループットによってユーザ体感を向上させ、ネットワーク障害に対する回復力を向上させることになる。複数のアクセスを介したMPTCPの使用により、ユーザトラフィックが、アクセスのうちの1つのみを介して、または同時に複数のアクセスを介してのいずれかで、ルーティングできることになる。さらにトラフィックは、カバレッジ、無線リンク品質、または他の要因に応じて、アクセス間でシームレスに移動できるようになる。
通常のTCPにおいて、2つのホスト間の1つのTCPセッションは、単一パスを介して搬送されるそれらのホスト間の1つのTCPフローに対応する。本明細書の図1を参照すると、MPTCPにおいて、2つのホスト1、2間の1つのTCPセッションは、それぞれパスを介して搬送されるそれらのホスト間の1つまたは複数のMPTCPサブフローに対応する。サブフローは5タプル(ソースアドレス、ソースポート、宛先アドレス、宛先ポート、プロトコル)によって定義される。
図1に示されたモデルは、両方のホストがMPTCP対応であることが必要である。実際に、MPTCPはネットワークに導入される場合、増分的に導入される確率が高い。したがって、1つのホストのみがMPTCPをサポートすることになる高リスクが存在する。この問題を克服するため、図2に示されるように、MPTCPプロキシ3が使用可能であることが提案されてきた。1つの使用事例は、MPTCPプロキシがオペレータのネットワーク内に配置され、MPTCP対応ホストがオペレータによって制御されるUEである、ということであり得る。
図2に示されるように、ホストA 1とホストB 2との間の単一のTCPセッションは、ホストA 1とプロキシノード3との間の1つまたは複数のMPTCPサブフロー、およびプロキシノード3とホストB 2との間の単一のTCPフローに対応する。プロキシノード3は、ホストB 2に向かうMPTCPサブフローを単一TCPフローに多重化し、ホストA 1に向かう単一フローをサブフローに逆多重化する。MPTCPプロキシ機能3は現在、IETFによって、インターネットドラフト「draft−hampel−mptcp−proxies−anchors」に規定されている。
RFC 6182は、通常の/単一パスTCPを、IPアドレスおよびポートの単一ペア間で動作する、使用されているTCPの標準バージョンとして定義している。マルチパスTCPは、ホスト間での複数パスの同時使用をサポートする、TCPプロトコルの修正バージョンとして定義されている。パスは、この文脈ではソースおよび宛先のアドレスペアとして定義される送信者と受信者との間の一連のリンクとして定義されている。ホストは、マルチパスTCP接続の起点または終端となるエンドホストとして定義されている。サブフローは、より大きなマルチパスTCP接続の一部を形成する、個別のパスを介して動作するTCPセグメントのフローとして定義されている。MPTCP接続は、ホスト側のアプリケーションに単一のマルチパスTCPサービスを提供するために組み合わされた、1つまたは複数のサブフローのセットとして定義されている。RFC 6182は、MPTCPが、パスごとに下位の移送を提供して所望のネットワーク機能を保持するために、「サブフロー」と呼ばれる標準TCPセッション(であるようにネットワークには見える)を使用することにも言及している。MPTCP特有の情報はTCP互換方法で搬送されるが、このメカニズムは転送される実際の情報とは分離している。
ネットワーク内のMPTCPプロキシ 3の位置については異なるオプションがある。MPTCPプロキシ 3を「パケットデータネットワークゲートウェイ(PGW)の下または中」、言い換えればPGWとホストAとの間、または例示のホストA 1のアクセスネットワーク内に、配置することが可能である。これによって、両方のアクセスネットワーク(たとえば3GPPおよびWLANアクセス)が共通のMPTCPプロキシ 3をいかにして見つけられるか、および、両方のアクセスネットワークがその共通のMPTCPプロキシにMPTCPトラフィックをいかにしてルーティングできるか、という2つの問題が生じる。現在、解決策は存在していない。
MPTCPプロキシ機能がPGWにまたはPGWの下に配置された場合、2つのアクセスネットワークに共通のMPTCPプロキシ機能の位置を両方のアクセスネットワークが特定する際に使用可能なメカニズムを提供することが、目的である。
第1の態様によれば、通信ネットワークにおいてマルチパス伝送制御プロトコル(MPTCP)信号伝達を処理する方法が提供される。通信ネットワークは、MPTCPプロキシ機能をホストする第1のノード、および第2のアクセスネットワーク内の第2のノードを含む。第2のノードは、モバイル端末からアタッチメント要求を受信する。その後、第2のノードは、リモートデータベースにメッセージを送信して、第1のノードの識別子を含む応答を受信する。その後MPTCPデータパスは、第2のアクセスネットワークからMPTCPプロキシ機能へとリダイレクトすることができる。これには、MPTCPプロキシ機能がPDNゲートウェイおよびモバイル端末に、またはこれらの間に配置された場合であっても、第2のアクセスがMPTCPプロキシ機能の位置に気付き、これに応じてMPTCPデータトラフィックをルーティングできるという利点がある。
オプションとして、第2のノードはMPTCPデータを受信し、少なくとも受信したMPTCPデータを、MPTCPプロキシ機能を介してルーティングする。しかしながら、第2のノードはこの機能を実行するノードではない可能性があることに留意されたい。
他のオプションとして、第2のノードに送信されるデータがMPTCPデータを含むかどうかが判別される。データがMPTCPデータを含まない場合、その宛先に直接送信される。これにより、非MPTCPデータが不必要にリルーティングされないことが保証される。
オプションとして、リモートデータベースはユーザコンテキストデータベース(UDC)であり、メッセージはMPTCPプロキシ機能をホストする第1のノードの識別子に関する照会を含む。代替オプションとして、リモートデータベースはホーム加入者サーバを含む記憶機能である。
方法は、オプションとして、第2のノードとMPTCPプロキシ機能との間にトンネルを確立することを含み、トンネルは少なくともMPTCPデータを送信するために使用される。代替として、第2のノード自体がMPTCPデータを処理しない場合、方法はオプションとして、MPTCPプロキシ機能とMPTCPノードとの間にトンネルを確立するための命令を、第2のアクセスネットワーク内のMPTCPノードに送信することを含み、トンネルは少なくともMPTCPデータを送信するために使用される。
アタッチメント要求はオプションとして、モバイル端末がMPTCPセッションの処理が可能であることを示す、MPTCPアタッチメントタイプインジケータを含む。
オプションとして、MPTCPプロキシ機能は第1のアクセスネットワーク内に配置される。
オプションの実施形態において、第2のアクセスネットワークは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク、GSM EDGE無線アクセスネットワーク、ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク、広帯域符号分割多重アクセスネットワーク、および高速パケットアクセスネットワークのうちの、いずれかから選択される。
第2のノードはオプションとして、アクセスコントローラ、eノードB、無線ネットワークコントローラ、サービングGPRSサポートノード、モビリティ管理エンティティ、およびサービングゲートウェイのうちの、いずれかから選択される。
MPTCPプロキシ機能をホストする第1のノードはオプションとして、パケットデータネットワークゲートウェイ、アクセスコントローラ、eノードB、無線ネットワークコントローラ、およびサービングゲートウェイのうちの、いずれかから選択される。
第2の態様によれば、MPTCPプロキシ機能を介して送信される、通信ネットワーク内のMPTCPデータを処理する方法が提供される。第1のアクセスネットワーク内の第1のノードは、モバイル端末からアタッチメント要求を受信する。第1のノードはリモートデータベースにメッセージを送信して応答を受信し、応答は、第1のノードがMPTCPプロキシ機能をホストしてよいことを示す。次に第1のノードは、第2のアクセスネットワークからルーティングされたMPTCPデータを受信することができる。これは有利なことに、MPTCPデータが2つのアクセスネットワークを介して送信されること、および1つのMPTCPプロキシ機能を介してルーティングされることを可能にする。
第1のノードはオプションとして、パケットデータネットワークゲートウェイ、アクセスコントローラ、eノードB、無線ネットワークコントローラ、およびサービングゲートウェイのうちの、いずれかを含む。
他のオプションとして、メッセージは、MPTCPプロキシ機能をホストする第1のノードの識別子を記憶させるための、リモートデータベースに対する命令を含む。これによってデータベースは、他のアクセスネットワーク内のノードに情報を提供することができる。
第3の態様によれば、通信ネットワークにおいてMPTCPプロキシ機能の識別子を判別するためのノードが提供される。ノードには、モバイル端末からアタッチメント要求を受信するための第1の受信器、リモートデータベースにメッセージを送信するための第1の送信器、およびリモートデータベース(14、15)から応答を受信するための第2の受信器が設けられ、応答は、MPTCPプロキシ機能をホストする第1のノードの識別子を含む。これによって、有利なことにノードが、MPTCPプロキシ機能の識別子を発見すること、およびMPTCPトラフィックをMPTCPプロキシ機能にルーティングする(またはルーティングを命令する)ことを可能にする。
オプションとして、ノードには、MPTCPデータを受信するための第3の受信器、および、受信されたMPTCPデータをMPTCPプロキシ機能に向けて送信するための第2の送信器が設けられる。
第4の態様によれば、MPTCPプロキシ機能を介して送信される通信ネットワーク内のMPTCP信号伝達を処理するように構成された、ノードが提供される。ノードには、モバイル端末からアタッチメント要求を受信するための第1の受信器が設けられる。リモートデータベースにメッセージを送信するための、第1の送信器が設けられる。リモートデータベースから応答を受信するための第2の受信器が設けられ、応答は、ノードがMPTCPプロキシ機能をホストしてよいことを示す。第2のアクセスネットワーク内のノードからルーティングされたMPTCPデータを受信するための、第3の受信器が設けられる。
第5の態様によれば、通信ネットワーク内で使用するためのモバイル端末が提供される。モバイル端末は、第1のアクセスネットワークにアタッチするための第1の要求を送信するための、第1の送信器を含み、第1の要求は、モバイル端末がMPTCPセッションを処理できる旨のインジケータを含む。モバイル端末には、第2のアクセスネットワークにアタッチするための第2の要求を送信するための、第2の送信器も設けられ、第2の要求はインジケータを含む。
第6の態様によれば、ノード側のプロセッサ内のメモリの形式のコンピュータ可読媒体から実行された場合、第1または第2の態様において上記で説明したような方法をノードに実行させる、コンピュータ可読コードを含む、コンピュータプログラムが提供される。
第7の態様によれば、第6の態様において上記で説明したようなコンピュータ可読媒体およびコンピュータプログラムを含む、コンピュータプログラム製品が提供され、コンピュータプログラムはコンピュータ可読媒体上に記憶される。
第8の態様によれば、船舶または車両上で動作される場合、第1または第2の態様のいずれかにおいて上記で説明したような方法が提供される。
第9の態様によれば、船舶または車両に適用される場合、第3、第4、または第5の態様のうちのいずれかにおいて説明したようなノードまたはデバイスが提供される。
2つのホスト間の複数のMPTCPサブフローを概略的に示すブロック図である。 プロキシを使用する2つのホスト間の複数のMPTCPサブフローを概略的に示すブロック図である。 例示のネットワークアーキテクチャを概略的に示すブロック図である。 例示の実施形態に従った信号伝達を示す信号伝達図である。 UEが最初に3GPP無線アクセスネットワークを介してアタッチし、MPTCPプロキシ機能がeノードBに配置されている、例示の信号伝達を示す信号伝達図である。 UEが最初に3GPP無線アクセスネットワークを介してアタッチし、MPTCPプロキシ機能がSGWに配置されている、例示の信号伝達を示す信号伝達図である。 UEが最初にWLANアクセスネットワークを介してアタッチし、MPTCPプロキシ機能がACに配置されている、例示の信号伝達を示す信号伝達図である。 UEが最初にWLANアクセスネットワークを介してアタッチし、MPTCPプロキシ機能がACに配置されている、代替の例示の信号伝達を示す信号伝達図である。 UEが最初にWLANアクセスネットワークを介してアタッチし、MPTCPプロキシ機能がACに配置されている、他の代替の例示の信号伝達を示す信号伝達図である。 UEが最初に3GPP無線アクセスネットワークを介してアタッチし、MPTCPプロキシ機能がPGWに配置されている、例示の信号伝達を示す信号伝達図である。 UEが最初にWLANアクセスネットワークを介してアタッチし、MPTCPプロキシ機能がPGWに配置されている、例示の信号伝達を示す信号伝達図である。 UEが最初に3GPP無線アクセスネットワークを介してアタッチし、MPTCPプロキシ機能がeノードBに配置されており、MPTCPトラフィックのブレークアウトが実行される、例示の信号伝達を示す信号伝達図である。 実施形態の原理を示す汎用ネットワークアーキテクチャを概略的に示すブロック図である。 例示の実施形態に従った第1のノードでのステップを示すフロー図である。 例示の実施形態に従った第2のノードでのステップを示すフロー図である。 例示の実施形態に従った第1および第2のノードでのステップを示すフロー図である。 例示の第2のノードを概略的に示すブロック図である。 例示の第1のノードを概略的に示すブロック図である。 例示のモバイル端末を概略的に示すブロック図である。 例示の船舶または車両を概略的に示すブロック図である。
本明細書の図3を参照すると、例示のネットワークアーキテクチャが示されている。これは、3GPP TS 23.401および3GPP TS 23.402に記載されたアーキテクチャの簡略図であり、主にユーザプレーン部分を示す。図3は3GPP側のロングタームエボリューション(LTE)アーキテクチャを示しているが、WCDMA/HSPAなどの他のタイプの通信ネットワークに同様の技法が適用可能であることに留意されたい。この場合、eNB 6に対応するノードは、無線ネットワークコントローラ(RNC)またはノードBとRNCの複合となる。
ユーザ機器(UE)4などのモバイル端末は、二重無線、すなわち、1つの3GPP無線(たとえばLTEまたはWCDMA/HSPA)、および1つのWLAN無線を有する。3GPPアクセスネットワーク5を使用する場合、UE 4は、eノードB 6およびサービングゲートウェイ(SGW)7、続いてPGW 8を介して、PDNネットワーク内のピア9と通信する。WLANアクセスネットワーク10を使用する場合、PGW 8とUE 4との間の通信は、アクセスルータであるアクセスコントローラ(AC)11をトラバースする。この例では、UE 4はWiFi(登録商標)のアクセスポイント(AP)を介してAC 11に接続する。
アクセスネットワーク5、10は、PDN内のピア9への接続をUE 4に提供する。こうしたPDN接続は、UE 4とPDNとの間の仮想(IP)トンネルとみなすことができる。PGW 8はPDN接続を終端する。
図3に示されたアーキテクチャは機能的であることに留意されたい。いくつかの機能を単一ノードに共同配置することが可能であるか、または機能を異なるノードに配置することができる。たとえば、SGW 7およびPGW 8を組み合わせて単一ノードにすること、およびAC 11とRNC(図示せず)とを組み合わせることが知られている。
図4の信号伝達図は、UE 4を2つのアクセスネットワーク5、10にアタッチするための例示の信号伝達を示す。ステップS401からS411は3GPP無線アクセスネットワーク5へのアタッチメントを示し、ステップS412からS417はWLAN無線アクセスネットワーク10へのアタッチメントを示す。これは、3GPP TS 23.401(セクション5.3.2)に記載されたアタッチメント手順と、3GPP TS 23.402(セクション6.2/16.2)に記載された手順とを組み合わせた、簡略化バージョンである。たとえばステップS412は、典型的には認証およびDHCPなどの複数のステップを含む。
しかしながら、MPTCPプロキシ3の概念は、UE 4のトラフィックが共通ポイントを介してルーティングされる場合にのみ動作することができる。したがって、MPTCPプロキシ3は、その共通ポイントに配置することができる。MPTCPプロキシ3のアーキテクチャ的な配置に関して、いくつかのオプションが存在する。1つのオプションは、MPTCPプロキシ3をPGWの「右に」、すなわちIETFインターネットドラフト「MPTCP proxies and anchors(MPTCPプロキシおよびアンカ)」に記載されるように、PDN内に配置することである。他のオプションは、MPTCPプロキシ3をPGW 8内に、もしくはPGW 8とUE 4との間、たとえばSGW 7、RNC、eNB 6、またはWi−Fi AC 11内に、配置することである。
MPTCP対応エンドホスト(UE 4またはピア9など)は、ネットワークがMPTCPプロキシ3を配備していることに気付かなくてもよい。このモデルは「トランスペアレントプロキシ」と呼ばれる。異なるアクセスを介するMPTCPサブフローが同じMPTCPプロキシ3を介してルーティングされるように保証することは、ネットワークの責務である。
代替として、MPTCP対応エンドホストは、最初のMPTCPサブフローのセットアップ時にMPTCPプロキシ3の存在を発見してもよい。そのセットアップの一部として、MPTCPプロキシ3はそのIPアドレスをエンドホストに信号伝達する。エンドホストは、追加の(その後の)サブフローをセットアップするときにそのアドレスを使用する。このモデルでは、追加のMPTCPサブフローが2つのエンドホスト間のルーティングパス上にある必要はない。
他の代替モデルは、明示的なMPTCPプロキシを使用する。このモデルでは、MPTCP対応エンドホストは、最初のMPTCPサブフローのセットアップの際に、MPTCPプロキシ3を明示的にアドレス指定する。これには、エンドホストがMPTCPプロキシ3のアドレスを用いて事前に設定されていることが必要である。
暗黙的および明示的なプロキシのモデルは、現在、IETFによってインターネットドラフト「MPTCP proxies and anchors(MPTCPプロキシおよびアンカ)」で標準化されている途中である。トランスペアレントモデルの利点は、IETF標準化の必要がなく、オペレータが自身で所有するソリューションを提供できることである。
第1の例示の実施形態において、異なるアクセスからのPDN接続が共通ポイントを介してルーティングされるようにセットアップされることを保証することにより、UE 4のトラフィックは共通ポイントを介してルーティングされる。PDN接続セットアップはアタッチメント時に実行される。これは、UE 4のトラフィック、TCPトラフィック、および他のトラフィックのすべてが、共通ポイントを介してルーティングされることを意味する。
共通ポイントは、この例ではPGW 8、eNB 6、SGW 7、またはAC 11とすることができる。どちらのアクセスも、共通ポイントを見つけることが可能な必要がある。これを達成するための1つの方法は、UEコンテキストを記憶することが可能な、ユーザコンテキストデータベース(UCD)14と呼ばれる共通データベースを提供することである。どちらのアクセスにおけるノードも、PDN接続セットアップ手順の一部としてそのデータベース14に照会することができる。UDC 14は、ホーム加入者サーバ(HSS)と共同配置すること、またはHSSから分離されたデータベースであることが可能である。UCD概念を動作させるために、UEは、どちらのアクセスネットワーク5、10に対しても同じUEとして識別され得なければならない。IMSIが使用可能な場合、これを共通識別子として使用することができる。しかしながら、無線アクセスネットワーク10ではIMSIが使用できない場合がある。この場合、他の識別子の使用が必要な可能性がある。
PDN接続セットアップは、UE 4のあらゆるユーザデータ信号伝達の前に実行される。このソリューションは、MPTCPプロキシ3がいかにしてアドレス指定される(呼び出される)かに関係なく動作する。MPTCPプロキシ3は、完全にトランスペアレントとすることが可能であり、この場合、MPTCPプロキシ3は、この移動トラフィックがMPTCPトラフィックであるかどうかを確かめるために、TCPオプションを検査する。MPTCPプロキシ3は明示的プロキシとすることが可能であり、この場合、MPTCPプロキシ3は、トラフィックがMPTCPトラフィックであるかどうかを判別するために、パケットのターゲットIPアドレスを検査するだけでよい。暗黙的MPTCPプロキシ3は、最初のサブフローに対して前者を、追加のサブフローに対して後者を実行する必要がある。
以下の例では、UE 4が最初にアタッチするアクセス内にMPTCPプロキシ機能3が存在することが想定される。そのアクセス内にMPTCPプロキシ機能3が存在しない場合、MPTCPプロキシサービスは提供できない。MPTCPプロキシ3が両方のアクセスネットワーク5、10に設けられていることもあるし、または、UE 4が通常は常に3GPP無線アクセスネットワーク5に最初に接続されることが想定され得る。
図5に進むと、UE 4が最初に3GPP無線アクセスネットワーク5を介してアタッチし、MPTCPプロキシ3がeNB 6に配置されているケースを示す、信号伝達図が示されている(別の変形は、MPTCPプロキシノード3がRNCに配置される場合であることに留意されたい)。その後UEは、WLAN無線アクセスネットワーク10を介してアタッチする。前述のように、UE 4とピア9との間のPDN接続セットアップは、WLAN PDN接続がMPTCPプロキシ機能3を含むeNB 6を介してもルーティングされるように確立されることを保証することが重要である。以下の番号は、図5の番号に対応する。
S501:UE 4はアタッチ要求をeNB 6に送信する。
S502:eNB/プロキシ6/3はUCD 14に照会する。UCD 14は、UE 4が他のアクセスネットワーク内のMPTCPプロキシ機能3を介してすでにルーティングされているかどうかを応答する。この例では、該当する他のMPTCPプロキシ機能3は未だにない。eNB 6は、このUE 4に対してMPTCPプロキシ3として動作する旨をUCD 14に通知する。
S503:eNB 6はMME 12を選択する。
S504:アタッチ要求がeNBからMME 12に送信される。
S505:MME 12はSGW 7およびPGW 8を選択する。
S506:MME 12はセッション生成要求(Create Session Request)メッセージを選択されたSGW 7に送信する。
S507:SGW 7は、セッション生成要求メッセージを、選択されたPGW 8に送信する。
S508:PGW 8は、セッション生成アクノリッジメント(Create Session Acknowledgement)メッセージを、SGW 7に送信する。
S509:SGW 7は、セッション生成アクノリッジメントメッセージを、MME 12に送信する。
S510:MMEはアタッチアクノリッジメント(Attach Acknowledgement)メッセージをeNB 6に送信する。
S511:eNB 6はアタッチアクノリッジメントメッセージをUE 4に送信する。
S512:この時点で、3GPPアクセスネットワーク5を介してPGW 8とUE 4との間にPDN接続が確立される。
S513:WLAN無線アクセスネットワーク10を介しても接続するために、UE 4はアタッチ要求(Attach Request)メッセージをAC 11に送信する。
S514:AC 11は照会をUCD 14に送信し、UCD 14はUE 4がすでに3GPPアクセスネットワーク5内のMPTCPプロキシ機能3を使用している旨をAC 11に通知することで応答する。AC 11は、MPTCPプロキシ機能3のIPアドレスを受信する。
S515:AC 11は(eNB 6によって選択されたPGW 8とは異なってよい)PGW 13を選択する。
S516:AC 11は、eNB 6のMPTCPプロキシ3にリダイレクト要求(Redirect Request)メッセージを送信する。リダイレクト要求メッセージは、セッション生成要求メッセージをカプセル化しており、セッション生成要求メッセージは正常であれば選択された他のPGW 13に進む。
S517:eNB 6は、選択された他のPGW 13に、セッション生成要求メッセージを送信する。
S518:他のPGW 13は、セッション生成アクノリッジメントメッセージを、eNB 6に送信する。
S519:eNB 6は、リダイレクトアクノリッジメントメッセージをAC 11に送信する。
S520:AC 11は、アタッチアクノリッジメントメッセージをUE 4に送信する。
S521:この時点で、WLANアクセスネットワーク10を介して他のPGW 13とUE 4との間にPDN接続が確立される。この場合、PDN接続はMPTCPプロキシ3をホストするeNB 6を介する。
UCD 14は、いくつかの方法で実装可能な新機能であることに留意されたい。これはたとえば別の、既存のHSSとしての機能と共同配置可能である。さらにUCDへの信号伝達は、いくつかの方法のうちの1つで実装可能である。図5に示された信号伝達は例である。代替は、既存のインターフェースを用いて、eNB 6とUCD 14との間のMME 12を通過する信号伝達を含む。ステップS502に示された、UEコンテキスト(MPTCPプロキシ機能3の識別子を含む)の照会/記憶は、別個の照会および記憶ステップに分割することができる。たとえば、照会は前述のようにステップS502で実施可能であるが、記憶はステップS510によってトリガ可能である。いずれのケースでも、UCD 14は、潜在的な競合条件(すなわち、UE 4が他のアクセスネットワーク10に同時にアタッチし、最初のアクセスネットワーク5内のMPTCPプロキシ機能3の識別子を記憶する前に、他のアクセスネットワーク10から照会が来る場合)を処理できる必要がある。
次に図6に進むと、UE 4が最初に3GPP無線アクセスネットワーク5を介してアタッチし、MPTCPプロキシ機能3がSGW 7に配置されている、信号伝達図が示されている。
ステップS601からS621は、以下の例外を除き、ステップS501からS521に対応する。
S606は、(図5のステップS502の代わりに)ここではSGW/プロキシ7/3から開始される。したがって、SGW 7に配置されたMPTCPプロキシ機能3の識別子は、UCD 14に記憶される。
S616のリダイレクト要求メッセージは、ここでもMPTCPプロキシ機能3に向けて送信されるが、この例では、MPTCPプロキシ機能3はSGW 7に配置されている。
図7は、UE 4が第1にWLAN無線アクセスネットワーク10内でアタッチし、MPTCPプロキシ機能3がAC 11に配置されているケースを示す。以下の番号は図7の番号に対応する。
S701:UE 4はアタッチ要求メッセージをAC 11に送信する。
S702:AC 11はメッセージをUCD 14に送信する。MPTCPプロキシノードがすでにUE 4に提供されている場合、それが使用される。この例では、MPTCPプロキシ機能が未だに提供されていないため、UCD 14は、MPTCPプロキシ機能3がAC 11に配置されている旨を示す情報を記憶する。
S703:AC 11は他のPGW 13を選択する。
S704:セッション生成要求メッセージが、他のPGW 13に送信される。
S705:セッション生成アクノリッジメントメッセージが、他のPGW 13からAC 11に送信される。
S706:アタッチアクノリッジメントメッセージが、AC 11からUE 4に送信される。
S707:この時点で、UE 4はWLANアクセスネットワーク10を介して他のPGW 13とのPDN接続を確立する。
S708:UE 4はアタッチ要求メッセージを3GPPアクセスネットワーク5内のeNB 6に送信する。
S709:eNB 6は照会をUDC 14に送信し、UCD 14は、MPTCPプロキシ機能3がWLANアクセスネットワーク10内のAC 11に配置されている旨をeNB 6に通知する。
S710:eNB 6はMME 12を選択する。
S711:アタッチ要求メッセージをMME 12に直接送信する代わりに、eNB 6はリダイレクト要求メッセージに封入(カプセル化)されたその要求をAC 11にリダイレクトする。
S712:AC 11はアタッチ要求メッセージをMME 12に送信する。
S713:MME 12はSGW 7およびPGW 8を選択する。
S714:MME 12は、セッション生成要求メッセージを、SGW 7に送信する。
S715:SGWは、セッション生成要求メッセージを、PGW 8に送信する。
S716:PGW 8は、セッション生成アクノリッジメントメッセージを、SGW 7に送信する。
S717:SGW 7は、セッション生成アクノリッジメントメッセージを、MME 12に送信する。
S718:MME 12は、S1AP初期コンテキストセットアップ要求(S1AP Initial Context Setup Request)メッセージを、AC 11に送信する。
S719:AC 11のMPTCPプロキシ3は、リダイレクトアクノリッジメント(Redirect Acknowledgement)メッセージをeNB 6に送信する。
S720:eNB 6は、S1AP初期コンテキストセットアップ応答メッセージで、AC 11のMPTCPプロキシ機能3に応答する。
S721:AC 11のMPTCPプロキシ機能3は、S1AP初期コンテキストセットアップ応答(S1AP Initial Context Setup Response)メッセージをMME 12に送信する。
S723:MME 12は、ベアラ修正要求(Modify Bearer Request)メッセージをSGW 7に送信する。
S726:SGW 7は、ベアラ修正応答メッセージをMME 12に送信する。
S727:この時点で、3GPPアクセスネットワークを介して、UE 4とPGW 8との間にPDN接続が確立され、パケットが、WLANアクセスネットワーク10内のAC 11に配置されたMPTCPプロキシ機能3を介して送信される。
ステップS712で、eNB 6とMME 12との間のS1−MMEインターフェース信号伝達は、UE 4に関するGTP−UトンネルをAC 11を介してリダイレクトする目的で、AC 11を介して送信される。このリダイレクトを達成するために、AC 11は、S1AP初期コンテキストセットアップ要求/応答メッセージ(または、eNBとSGWとの間にGTPトンネルをセットアップするために使用される任意の他のメッセージ)を以下のように修正する。
・ AC 11が、S1AP初期コンテキストセットアップ要求メッセージをMME 12から受信する時、トランスポート層アドレスおよびGTP−TEID IEはSGW 7によって設定された値を含む。AC 11は、eNB 6にAC 11へのアップリンクトラフィックを転送させるために、それ自体のIPアドレスおよび(選択された)TEIDでIEを上書きする。また、AC 11は、正しいGTP−Uトンネル上のアップリンクトラフィックをSGW 7に向けて転送する目的で、初期のトランスポート層アドレスおよびGTP−TEID IEを記憶する。
・ AC 11が、S1AP初期コンテキストセットアップ応答メッセージをeNB 6から受信する時、トランスポート層アドレスおよびGTP−TEIDの情報要素(IE)はeNB 6によって設定された値を含む。AC 11は、SGW 7にAC 11へのダウンリンクトラフィックを転送させるために、AC 11自体のIPアドレスおよび(選択された)TEIDでこれらのIEを上書きする。また、AC 11は、正しいGTP−Uトンネル上のダウンリンクトラフィックをeNB 6に向けて転送する目的で、初期のトランスポート層アドレスおよびGTP−TEID IEを記憶する。
別の変形は、eNB 6とMME 12との間のS1−MMEインターフェースをそのまま維持することである。ここでは代わりに、ステップS709の結果(UE 4のためのMPTCPプロキシノード3がAC 11に配置されている)に基づき、eNB 6とAC 11との間に以下のように新しい信号伝達が追加される。
1.eNB 6は、GTP−Uトンネル識別子、すなわち、SGWのIPアドレスおよびトンネルエンドポイント識別子(TEID)を含む、任意のメッセージを受信した場合、以下の動作を実行する。
・ 2つのローカル識別子、UE IDおよびベアラIDを作成し、これらをこのベアラのためのローカルUEコンテキスト内に記憶する。UE IDはたとえばeNBとUEのS1APのIDとすることが可能であり、ベアラIDはたとえばERAB−IDとすることが可能である。
・ また、ローカルGTP−Uトンネル識別子、すなわちeNBのIPアドレスおよびTEIDも選択する。
・ アップリンクのためにSGWのIPアドレスおよびTEID、ダウンリンクのためにeNBのIPアドレスおよびTEID、UE ID、ならびにベアラIDを含む、第1の新規メッセージを作成する。
・ 第1の新規メッセージはAC 11に送信される。
・ 加えて、eNB 6は上記の情報をすべてローカルに記憶する。
2.AC 11は第1の新規メッセージを受信すると、以下の動作を実行する。
・ 受信した情報は、2つの異なるGTP−Uトンネルを、1つはeNBとACとの間、およびもう1つはAC 11とSGW 7との間に作成するために使用される。
・ AC 11とSGW 7との間のGTP−Uトンネルのために、AC 11は、受信したSGWのIPアドレスおよびTEIDを、SGW 7に向かうGTP−Uトンネルに関する宛先情報として使用し始める。また、AC 11は、ローカルGTP−Uトンネル識別子、すなわちSGW 7がAC 11に向けて使用するためのACのIPアドレス2およびTEID−2を選択する。
・ AC 11とeNB 6との間のGTP−Uトンネルのために、AC 11は、受信したeNBのIPアドレスおよびTEIDを、eNB 6に向かうGTP−Uトンネルに関する宛先情報として使用し始める。また、AC 11は、ローカルGTP−Uトンネル識別子、すなわちeNB 6がAC 11に向けて使用するためのACのIPアドレス1およびTEID−1を選択する。
・ AC 11は第2の新規メッセージを第1の新規メッセージに対する応答として作成し、UE IDおよびベアラID、ACのIPアドレス1およびTEID−1、ならびにACのIPアドレス2およびTEID−2を含める。
・ このメッセージはeNB 6に返送される。
3.eNB 6はAC 11から応答メッセージを受信すると、以下の動作を実行する。
・ ACのIPアドレス1およびTEID−1に関する受信した情報は、AC 11に向かうGTP−UトンネルのためにeNBによって使用される。
・ ACのIPアドレス2およびTEID−2に関する受信した情報は、RANにおける宛先GTP−Uトンネル情報として、コアネットワーク(すなわちMME)に向けて応答するために、eNB 6によって使用される。このケースでは、IPアドレスはAC 11に向かう。
上記のステップは、図8のステップS801からS828でより詳細に示される。
代替実施形態として、eNB 6が照会をUCD 14に送信する代わりに、図9のステップS901からS926に示された信号伝達図に示されるように、MME 12がこのステップを実行することができる。結果として生じるPDN接続のルートは、同様に、UE−eNB−AC−SGW−PGWである。
他の変形は、SGW 7がUCD 14の照会/記憶ステップを実行することであることを理解されよう。この場合、結果として生じるPDN接続は、UE−eNB−SGW−AC−PGWとルーティングされる。
上記で説明され、図5から図9に示される実施形態は、ネットワークベースのPDN接続セットアップリダイレクトが実装される場合である。図5から図9に示される手順は、ネットワーク内で完全に実装されるソリューションを提供する。UE 4は、PDN接続セットアップに関しては、影響を受けない。しかしながら、アタッチメント時には、信号伝達をUE 4からネットワークに延長することが可能である。
MPTCPプロキシ機能3がPGW 8に配置される場合を想定してみる。UE 4は、アタッチ要求メッセージに「MPTCP」を示すことができる。APN(アクセスポイント名、PDNの名前)と共に、ネットワークは、異なるアクセス上のPDN接続が同じPGW 8に行き着くことを保証することができる。手順は、3GPP無線アクセスとWLAN無線アクセスとの間のハンドオーバの既存の手順に非常に類似するものとなる。
図10の信号伝達は、UE 4が最初に3GPP無線に接続する場合の手順を示し、以下の番号は図10の番号に対応する。
S1001:UE 4はアタッチ要求メッセージをeNB 6に送信する。このアタッチ要求メッセージは新規の「要求タイプ」を示す。既存の要求タイプは「初期アタッチ(Initial Attach)」および「ハンドオーバアタッチ(Handover Attach)」を含む。「MPTCPアタッチ(MPTCP Attach)」などの新規の要求タイプが使用可能である。要求タイプは、オプションのAPNと共にステップS1001に含まれる。
S1002:eNB 6はMME 12を選択する。
S1003:eNB 6は要求タイプをMME 12に転送する。MMEは加入者データをキャッシュに入れているか、または入れていない場合、HSS 15に照会し(ステップS1004およびS1005)、UE 4がすでにいずれか(すなわち非3GPPアクセス上)にアタッチされているかどうかを見つける。この例では、このケースには当てはまらず、アタッチ手順が続行される。
S1006〜S1012:3GPPアクセスネットワーク5へのアタッチメントが完了する。
S1013:MME 12はこのUE 4について選択されたPGW 8、APN、およびアタッチメントタイプを、HSS 15に通知する。
S1014:この時点で、UE 4は3GPPアクセスネットワーク5を介したPGW 8とのPDN接続を有する。
S1015:UE 4は、WLANアクセスネットワーク10を介してもアタッチする。この場合、UE 4はAC 11にアタッチ要求メッセージを送信し、アタッチ要求メッセージは要求タイプに「MPTCPアタッチ」と示している。
S1016〜S1017:AC 11は認証の一部としてUE 4のプロファイルを受信する。このUE 4のプロファイルから、AC 11は、UE 4がすでに3GPPアクセスネットワーク5を介して「MPTCPアタッチ」されているものと判定する。
S1018:PGW IDがUEプロファイルに含まれる場合、AC 11は3GPPアクセスネットワーク5で選択済のと同じPGWを選択する。結果として、両方のPDN接続が1つの同じPGW 8を介してルーティングされる。したがって、これが、MPTCPプロキシ機能3にとって最善のロケーションである。
S1019〜S1022:アタッチメント手順は、UE 4とPGW 8との間にPDN接続が確立されるまで続行される。
UE 4が最初にWLANアクセスネットワーク10にアタッチする場合、同様の呼フローが実行可能であることを理解されよう。これが、図11のステップS1101からS1122に示されている。ここでは、HSS 15への通知は、PGW 8から送信される(ステップS1106)。MME 12は、ロケーション更新アクノリッジメント(Update location acknoeledgement)メッセージの一部として、UE 4のプロファイルを受信する(ステップS1114)。
図10および11の呼フローに伴う潜在的な問題は、3GPP仕様(3GPP Rel 11)が、UE 4がデタッチするときにHSS内のユーザプロファイルがクリーンアップされることを義務付けていないという事実から生じる。UE 4が常に「MPTCPアタッチ」を示す場合、ロケーション更新アクノリッジメントメッセージ(3GPPアクセスネットワーク5)または認証アクノリッジメントメッセージ(WLANアクセスネットワーク10)のいずれかで受信されたこのUE 4のプロファイルおよびAPNは、常に、選択されたPGWのIDを示すことになる。これは、UE 4が他のアクセスネットワークからすでにデタッチしている場合であっても生じることになる。この結果、UE 4は、その寿命全体にわたって1つの同じPGW 8に「スタック」される(とどめられる)ことになる。これにより、システム全体のスケーラビリティが大幅に制限される。上記の呼フローを動作させるためには、HSS 15のクリーンアップ機能が必要である。これはたとえば、UE 4がデタッチする時のPGW 8からHSS 15への明示的なクリーンアップ信号の形を取ることができる。別の例は、UE 4が依然としてアタッチされているかどうかをHSS 15が定期的にチェックすることであり得る。アタッチされていない場合、HSS 15はUE 4プロファイルをクリーンアップする。
他の変形は、最初のアクセスネットワークにアクセスする際にUE 4にMPTCPプロキシ機能3のアドレスを通知し、その後UE 4は、最初のアクセスにおけるMPTCPプロキシ機能のアドレス/ロケーションを、第2のアクセスネットワークに通知することである。これによって、(3GPP Rel 11ではサポートされていない)両方のアクセスネットワークを介して同じAPNにアタッチする必要がなくなる。これにより、前述のクリーンアップ問題も解決される。
他の実施形態において、UEに支援されるセットアップおよびネットワークベースのセットアップの組み合わせが提案される。このケースでは、UE 4は、PDN接続確立信号伝達内に「MPTCPアタッチ」インジケーションを提供し、ネットワークはこのインジケーションを使用して、図5から9のいずれかに関して上記したネットワークベースのPDN接続セットアップリダイレクトを実行すべきであるかどうかを決定する。こうした手法に伴う特典は、UE 4がMPTCPの使用を明示的に要求するシナリオにおいて、ネットワークが、ネットワークベースのPDN接続セットアップリダイレクトのみを実行することである。
「MPTCPアタッチ」要求は(3GPPアクセスネットワーク5内の)NAS信号伝達で送信され、MME 12によって解析されることになるであろうから、この手法は、少なくとも、MPTCPプロキシ機能3がSGW 7またはAC 11内に配置される場合に奏功する。MPTCPプロキシ機能3がeNB 6内に配置される場合には、たとえばUE 4の要求をeNB 6に送信するために、MME 12からeNB 6へのさらなる信号伝達が必要である。
図5から11に関して上記した実施形態は、第2のアクセスネットワークを介したPDN接続全体がMPTCPプロキシ機能3を介してルーティングされるソリューションを提案している。代替のソリューションは、第2のアクセスネットワーク内にも通常のPDN接続をセットアップし、そのPDN接続から第1のアクセスネットワーク内のMPTCPプロキシ機能3へのMPTCPトラフィックのみをブレークアウトするものということになろう。
図12は、UE 4が最初に3GPPアクセスネットワークにアタッチし、MPTCPプロキシ機能3がeNB 6に配置されている例を示す。SGW 7またはAC 11がMPTCPプロキシ機能を含む場合にも、同様の概念が適用可能である。この観念は、MPTCPプロキシ機能3がPGW 8内に共同配置されている場合にも適用可能である。UEが最初にアタッチするアクセス内に、MPTCPプロキシ機能が存在するものと想定される。そのアクセス内にMPTCPプロキシ機能が存在しない場合、MPTCPプロキシサービスは提供できない。オペレータは両方のアクセスネットワーク内にMPTCPプロキシ機能を設けることができるか、または、UE 4が通常は常に3GPP無線アクセスに最初に接続されることが想定され得る。以下の番号は図12の番号に対応する。
S1201:UE 4はアタッチ要求メッセージをeNB 6に送信する。
S1202:eNB/プロキシ6/3はUCD 14に照会する。UCD 14は、UE 4がすでに他のアクセスネットワーク内のMPTCPプロキシ機能3を介してルーティングされているかどうかを応答する。この例では、該当する他のMPTCPプロキシ機能3は未だにない。eNB 6は、このUE 4に対してMPTCPプロキシ機能3を提供する旨をUCD 14に通知する。
S1203:eNB 6はMME 12を選択する。
S1204:アタッチ要求メッセージがeNBからMME 12に送信される。
S1205:MME 12はSGW 7およびPGW 8を選択する。
S1206:MME 12はセッション生成要求メッセージを選択されたSGW 7に送信する。
S1207:SGW 7は、セッション生成要求メッセージを、選択されたPGW 8に送信する。
S1208:PGW 8は、セッション生成アクノリッジメントメッセージを、SGW 7に送信する。
S1209:SGWは、セッション生成アクノリッジメントメッセージを、MME 12に送信する。
S1210:MMEはアタッチアクノリッジメントメッセージをeNB 6に送信する。
S1211:eNB 6はアタッチアクノリッジメントメッセージをUE 4に送信する。
S1212:この時点で、3GPPアクセスネットワーク5を介してPGW 8とUE 4との間にPDN接続が確立される。
S1213:WLAN無線アクセスネットワーク10を介しても接続するために、UE 4はアタッチ要求メッセージをAC 11に送信する。
S1214:AC 11は照会をUCD 14に送信し、UCD 14はUE 4がすでに3GPPアクセスネットワーク5内のMPTCPプロキシ機能3を使用している旨をAC 11に通知することで応答する。AC 11は、MPTCPプロキシ機能3のIPアドレスを受信する。ACはMPTCPプロキシ機能3へのトンネルをセットアップすることができる(フローチャートには図示せず)。したがって、その後、そのトンネルを使用して、AC 11からMPTCPプロキシ機能3にMPTCPパケットを移送することができる。
S1215:AC 11は(eNB 6によって選択されたPGW 8とは異なってよい)他のPGW 13を選択する。
S1216:AC 11は、選択された他のPGW 13に、セッション生成要求メッセージを送信する。
S1217:他のPGW 13は、セッション生成アクノリッジメントメッセージを、AC 11に送信する。
S1218:AC 11は、アタッチアクノリッジメントメッセージをUE 4に送信する。
S1219:この時点で、WLANアクセスネットワーク10を介してさらなるPGW 13とUE 4との間にPDN接続が確立される。
S1220からS1225:IETFインターネットドラフト「draft−ietf−mptct−multiaddressed」に規定されるように、最初のMPTCPサブフローがセットアップされる。
S1226からS1230:第2のMPTCPサブフローが、インターネットドラフトに記載されているような「ジョイン(join)」メッセージを用いてセットアップされる。しかしながら、AC 11は「MPTCPブレークアウト機能」(MBF)を含む。MBFはWLAN PDN接続を介して移送されるパケットのTCPヘッダを検査する。非MPTCPパケットは、単にPDN接続を介して他のPGW 13に移送される。しかしながら、MPTCPパケットはPDN接続からブレークアウトされ、ステップS1214でセットアップされたトンネルを介してMPTCPプロキシ機能3にルーティングされる。MPTCPプロキシ機能3がトランスペアレントでない場合、UE 4はステップS1226で、MPTCPプロキシ機能3のIPアドレスを使用することになる。そのため、TCPヘッダ内のMPTCPオプションを検査する必要がなくなる。
図12に示された実施形態は、ブレークアウト機能がAC 11に配置されたシナリオに関することに留意されたい。ブレークアウト機能は、PGW 8、eNB 6、またはSGW 7などの、代替機能にも配置可能であることを理解されよう。
図13に進むと、上記で説明した原理を示す汎用ネットワークアーキテクチャが示されている。UE 4などのモバイル端末は、PGW 8とのPDN接続を確立するために、第1のアクセスネットワーク17内の第1のノード16を介してアタッチする。前述のように、例示の実施形態において、第1のノード16はMPTCPプロキシ機能3に対するホストとなる。UE 4は、PGW 8(または他のPGW 13)との他のPDN接続を確立するために、第2のアクセスネットワーク19内の第2のノード18を介してもアタッチする。第2のアクセスネットワーク19内の第2のノード18がMPTCPデータを処理できるか、またはMPTCPデータは、別のMPTCPノード18aによって第2のアクセスネットワーク19内で処理され得ることに留意されたい。この場合、第2のノード18は、MPTCPデータを、第1のノードに配置されたMPTCPプロキシ機能3にリダイレクトするようにMPTCPノード18aに命じるか、または他の方法でこれを保証することが必要である。第1および第2のノード16、18は、リモートデータベース(前述のように、これはUCD 14、HSS 15、または他のタイプのデータベースとすることができる)へのアクセスを有する。第1のアクセスネットワーク17および第2のアクセスネットワーク19は、WLANアクセスネットワーク、3GPPアクセスネットワーク、または任意の他のタイプの無線アクセスネットワークのうちの、いずれかとすることができることが明らかであろう。
図5に示された例では、第1のノードはeNB 6であり、第2のノードはAC 11である。図6の例では、第1のノードはSGW 7であり、第2のノードはAC 11である。図7および8の例では、第1のノードはAC 11であり、第2のノードはeNB 6である。図9の例では、第1のノードはAC 11であり、第2のノードはMME 12である。図10の例では、第1のノードはeNB 6であり、第2のノードはAC 11である。図11の例では、第1のノードはAC 11であり、第2のノードはeNB 6である。図1の例では、第1のノードはeNB 6であり、第2のノードはAC 11である。
図14、15、および16に進むと、前述の様々な実施形態に従ったステップを示すフロー図が示されている。以下の番号は図14から16の番号に対応する。
S1401:第1のアクセスネットワーク17内の第1のノード16は、UE 4からアタッチ要求メッセージを受信する。
S1402:第1のノード16は、リモートデータベース14、15に向けてメッセージを送信する。
S1403:リモートデータベースは応答し、第1のノードはMPTCPプロキシ機能3との共同配置となる。リモートデータベースには第1のノード16の識別子が提供される。
S1501:第2のアクセスネットワーク19内の第2のノード18は、UE 4からアッタッチメント要求を受信する。
S1502:第2のノード18は、リモートデータベース14、15にメッセージを送信する。
S1503:リモートデータベースは、MPTCPプロキシ機能3と共同配置された第1のノード16の識別子を、第2のノード18に返信する。
S1504:第2のアクセスネットワーク19はMPTCPデータを受信する(これは、第2のアクセスネットワーク19内の第2のノード18またはMPTCPノード18aで受信してもよい)。
S1505:第2のアクセスネットワーク19に送信されるMPTCPサブフローは、第1のノード16に配置されたMPTCPプロキシ機能3を介してルーティングされる。
S1404:第1のノード16にあるMPTCP機能3は、第2のアクセスネットワーク19からリダイレクトされたMPTCPトラフィックを受信する。
このように、セッションに関するすべてのMPTCPサブフローはMPTCPプロキシ機能3をトラバースする。
図17は、第2のノード18を概略的に示すブロック図である。前述のように、第2のノード18は、たとえばPDN、AC、eノードB(eNB)、RNC、SGW、MME、SGSNなどとすることができる。第2のノード18には、UE 4からアタッチメント要求を受信するための第1の受信器20が設けられている。UCD/HSS 14、15にメッセージを送信するために、第1の送信器21が設けられている。UCD/HSS 14、15から応答を受信するために、第2の受信器22も設けられている。応答は、MPTCPプロキシ機能3をホストするノード16の識別子を含む。ノード18がMPTCPデータトラフィックを処理する本発明の実施形態において、ノードには、MPTCPデータを受信するための第3の受信器23、および受信したMPTCPデータをMPTCPプロキシ機能3に向けて送信するための第2の送信器24も設けられている。
図17に示される様々な送信器および受信器は機能的表現でのみ説明されており、物理的表現では、異なるメッセージを送信するために同じ送信器を使用することが可能であり、異なるメッセージを受信するために同じ受信器を使用することが可能であることを理解されよう。第2のノード18には、メッセージの送信および受信のために、いかなる数の物理的な送信器、受信器、または送受信器を設けてもよい。
第2のノード18および信号伝達を制御するために、プロセッサ25が設けられている。メモリ26の形のコンピュータ可読媒体を設けてもよい。これは、プロセッサ25によって実行された場合、ノード18を前述のように挙動させるプログラム27を記憶するために使用可能である。
図18は、図13に示されるような第1のアクセスネットワーク17内の第1のノード16を概略的に示す。第1のノード16には、UE 4からアタッチメント要求を受信するための第1の受信器28が設けられている。UCD/HSS 14、15にメッセージを送信するために、第1の送信器29が設けられている。UCD/HSS 14、15から応答を受信するために、第1の受信器30も設けられている。応答は、第1のノード16がMPTCPプロキシ機能3をホストしてよいことを示す。第1のノードには、第2のアクセスネットワーク19から送信されるMPTCPデータを受信するための第3の受信器31も設けられている。
図18に示される様々な送信器および受信器は機能的表現でのみ説明されており、物理的表現では、異なるメッセージを送信するために同じ送信器を使用することが可能であり、異なるメッセージを受信するために同じ受信器を使用することが可能であることを理解されよう。第1のノード16には、メッセージの送信および受信のために、いかなる数の物理的な送信器、受信器、または送受信器を設けてもよい。
第1のノード16および信号伝達を制御するために、プロセッサ33が設けられている。メモリ34の形のコンピュータ可読媒体を設けてもよい。これは、プロセッサ33によって実行された場合、第1のノード16を前述のように挙動させるプログラム35を記憶するために使用可能である。
図19は、UE 4などのモバイル端末を概略的に示す。UE 4には、第1のアクセスネットワーク17にアタッチするための第1の要求を送信するために、第1の送信器36が設けられている。この要求は、UE 4がMPTCPセッションを処理できる旨のインジケータを含む。第2のアクセスネットワーク19にアタッチするための第2の要求を送信するために、第2の送信器37も設けられ、第2の要求もこのインジケータを含む。これにより、UE 4がMPTCPセッションを処理可能であること、および、アクセスネットワークのうちの1つにある単一のMPTCP(または1つのPGWにある単一のMPTCP)が使用可能であることを保証するように協調可能であることに、両方のアクセスネットワークが気付くことが保証される。
図19に示される送信器は機能的表現でのみ説明されており、物理的表現では、両方のメッセージを送信するために同じ送信器を使用することが可能であることを理解されよう。UE 4には、メッセージを送信および受信するために、いかなる数の物理的な送信器、受信器、または送受信器を設けてもよい。
UE 4および信号伝達を制御するために、プロセッサ38が設けられている。メモリ39の形のコンピュータ可読媒体が設けられてもよい。これは、プロセッサ38によって実行された場合、UE 4を前述のように挙動させるプログラム40を記憶するために使用可能である。
図20を参照すると、船、列車、乗用車、トラックなどの車両または船舶41がブロック図内に概略的に示されている。この船舶または車両41には、第1のノード16、第2のノード18、またはUE 4のうちのいずれかを配置することができる。
前述の技法により、MPTCPプロキシの識別子をネットワークアーキテクチャ内で特定することができる。この技法は、MPTCPプロキシ機能3の存在に気付くことが必要な他のノードに、MPTCPプロキシ機能の存在を気付かせる際に使用可能なメカニズムも提供する。当業者であれば、本開示の範囲を逸脱することなく、前述の実施形態に対して様々な修正が実行可能であることを理解されよう。たとえば、ネットワークノードの機能は単一ノードで具体化されるように説明されているが、異なるネットワークノードで異なる機能が提供可能であることを理解されよう。さらに、上記の説明はUEがモバイル端末であるものと想定しているが、同じ技法が、様々なタイプのモバイル端末、およびモバイル端末が複数のアクセスネットワークを介してネットワークにアクセスできるMPTCPを使用する通信ネットワークを使用する、任意のタイプの通信アクセスネットワーク内で使用可能であることを理解されよう。
上記の説明では、以下の頭字語が使用されている。
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
AC アクセスコントローラ
AP アクセスポイント
eNB eノードB
E−UTRAN 進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
GERAN GSM EDGE無線アクセスネットワーク
HSPA 高速パケットアクセス
HSS ホーム加入者サーバ
IETF インターネットエンジニアリングタスクフォース
IMSI 国際移動電話加入者識別番号
IP インターネットプロトコル
LAN ローカルエリアネットワーク
LTE ロングタームエボリューション
MBF MPTCPブレークアウト機能
MME モビリティ管理エンティティ
MPTCP マルチパスTCP
PDN パケットデータネットワーク
PGW PDNゲートウェイ
RAN 無線アクセスネットワーク
RNC 無線ネットワークコントローラ
SGSN サービングGPRSサポートノード
SGW サービングゲートウェイ
TCP 伝送制御プロトコル
UE ユーザ機器
UTRAN ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
WCDMA 広帯域符号分割多重アクセス
WLAN ワイヤレスLAN

Claims (25)

  1. 通信ネットワークにおいてマルチパス伝送制御プロトコル(MPTCP)信号伝達を処理する方法であって、前記通信ネットワークは、MPTCPプロキシ機能(3)をホストする第1のノード(16)、および第2のアクセスネットワーク(19)内の第2のノード(18)を含み、前記第2のノード(18)で、
    モバイル端末(4)からアタッチメント要求を受信すること(S1501)、
    リモートデータベース(14、15)にメッセージを送信すること(S1502)、
    前記リモートデータベース(14、15)から前記第1のノード(16)の識別子を含む応答を受信すること(S1503)、および、
    MPTCPデータパスを、前記第2のアクセスネットワーク(19)から前記MPTCPプロキシ機能(3)へとリダイレクトすること、
    を含む、方法。
  2. 前記MPTCPプロキシ機能(3)はPDNゲートウェイ(8)に配置されているか、前記PDNゲートウェイ(8)および前記モバイル端末(4)間に配置されている、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のノード(18)で、
    MPTCPデータを受信すること(S1504)、および、
    少なくとも前記受信したMPTCPデータを、前記MPTCPプロキシ機能(3)を介してルーティングすること(S1505)、
    をさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第2のノード(18)に送信されるデータがMPTCPデータを含むかどうかを判別すること、および、前記データがMPTCPデータを含まない場合、その宛先に向けて前記データを直接送信することをさらに含む、請求項1、2、または3に記載の方法。
  5. 前記リモートデータベースはユーザコンテキストデータベース(14)であり、前記メッセージは前記MPTCPプロキシ機能(3)をホストする前記第1のノード(16)の前記識別子に関する照会を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記リモートデータベースはホーム加入者サーバ(15)を含む記憶機能である、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第2のノード(18)と前記MPTCPプロキシ機能(3)との間に、少なくともMPTCPデータを送信するために使用されるトンネルを確立することをさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記MPTCPプロキシ機能(3)とMPTCPノード(18a)との間に少なくともMPTCPデータを送信するために使用されるトンネルを確立するための命令を、前記第2のアクセスネットワーク(19)内の前記MPTCPノード(18a)に送信することをさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記アタッチメント要求は、前記モバイル端末(4)がMPTCPセッションの処理が可能であることを示すMPTCPアタッチメントタイプインジケータを含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記MPTCPプロキシ機能(3)は第1のアクセスネットワーク(17)内に配置される、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記第2のアクセスネットワーク(19)は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク、GSM EDGE無線アクセスネットワーク、ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク、広帯域符号分割多重アクセスネットワーク、および高速パケットアクセスネットワークのうちの、いずれかから選択される、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記第2のノード(18)は、アクセスコントローラ(11)、eノードB(6)、無線ネットワークコントローラ、サービングGPRSサポートノード、モビリティ管理エンティティ、およびサービングゲートウェイ(7)のうちの、いずれかから選択される、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記MPTCPプロキシ機能(3)をホストする前記第1のノード(16)は、クセスコントローラ(11)、eノードB(6)、無線ネットワークコントローラ、およびサービングゲートウェイ(7)のうちの、いずれかから選択される、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記MPTCPプロキシ機能(3)をホストする前記第1のノード(16)は、パケットデータネットワークゲートウェイ(8)である、請求項1から9、11および12のいずれか一項に記載の方法。
  15. MPTCPプロキシ機能(3)を介して送信される、通信ネットワーク内のマルチパス伝送制御プロトコル(MPTCP)データを処理する方法であって、第1のアクセスネットワーク(17)内またはパケットデータネットワークゲートウェイ(8)内の第1のノード(16)で、
    モバイル端末(4)からアタッチメント要求を受信すること(S1401)、
    リモートデータベース(14、15)にメッセージを送信すること(S1402)、
    前記リモートデータベース(14、15)から、前記第1のノード(16)が前記MPTCPプロキシ機能(3)をホストしてよいことを示す応答を受信すること(S1403)、および、
    第2のアクセスネットワーク(19)からルーティングされたMPTCPデータを受信すること(S1404)、
    を含む、方法。
  16. 前記第1のノード(16)は、クセスコントローラ(11)、eノードB(6)、無線ネットワークコントローラ、およびサービングゲートウェイ(7)のうちの、いずれかから選択される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記メッセージは、前記MPTCPプロキシ機能(3)をホストする前記第1のノードの識別子を記憶させるための、前記リモートデータベース(14、15)に対する命令を含む、請求項15または16に記載の方法。
  18. 通信ネットワークにおいてマルチパス伝送制御プロトコル(MPTCP)プロキシ機能(3)の識別子を判別するためのノード(18)であって、
    モバイル端末(4)からアタッチメント要求を受信するための第1の受信器(20)、
    リモートデータベース(14、15)にメッセージを送信するための第1の送信器(21)、および、
    前記リモートデータベース(14、15)から、前記MPTCPプロキシ機能(3)をホストする第1のノード(16)の識別子を含む応答を受信するための第2の受信器(22)、
    を備える、ノード(18)。
  19. MPTCPデータを受信するための第3の受信器(23)、および、
    前記受信されたMPTCPデータを前記MPTCPプロキシ機能(3)に向けて送信するための第2の送信器(24)、
    をさらに備える、請求項18に記載のノード(18)。
  20. マルチパス伝送制御プロトコル(MPTCPプロキシ機能(3)を介して送信される通信ネットワーク内のPTCP号伝達を処理するように構成された、ノード(16)であって、
    モバイル端末(4)からアタッチメント要求を受信するための第1の受信器(28)、
    リモートデータベース(14、15)にメッセージを送信するための、第1の送信器(29)、
    リモートデータベース(14、15)から、前記ノード(16)が前記MPTCPプロキシ機能(3)をホストしてよいことを示す応答を受信するための第2の受信器(30)、および、
    第2のアクセスネットワーク(19)内のノード(18、18a)からルーティングされたMPTCPデータを受信するための、第3の受信器(32)、
    を備える、ノード(16)。
  21. 通信ネットワーク内で使用するためのモバイル端末(4)であって、
    第1のアクセスネットワーク(17)にアタッチするための第1の要求を送信するための、第1の送信器(36)であって、前記第1の要求は、前記モバイル端末(4)がマルチパス伝送制御プロトコル(MPTCP)セッションを処理できる旨のインジケータを含む、第1の送信器(36)、および、
    第2のアクセスネットワーク(19)にアタッチするための第2の要求を送信するための、第2の送信器(37)であって、前記第2の要求は前記インジケータを含む、第2の送信器(37)、
    を備える、モバイル端末(4)。
  22. ノード(16、18)プロセッサ(25、33)内のメモリ(26、34)の形式のコンピュータ可読媒体から実行された場合、請求項1から17のいずれか一項に記載の方法を前記ノード(16、18)に実行させる、コンピュータ可読コードを含む、コンピュータプログラム(27、35)。
  23. 請求項22に記載のンピュータプログラム(27、35)が記憶されたコンピュータ可読媒体
  24. 船舶または車両(41)上で動作させられる求項1から17のいずれか一項に記載の方法。
  25. 船舶または車両(41)に適用される求項18から20のいずれか一項に記載のノード。
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