JP6297056B2 - フィンガースプリングを有する、小児用安全先端閉鎖部品 - Google Patents

フィンガースプリングを有する、小児用安全先端閉鎖部品 Download PDF

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Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、米国仮出願第61/726,799号(2012年11月15日出願)の優先権を主張する。上記仮出願のすべての開示内容は参照によって本願明細書に組み込まれる。
本開示は、小児用安全閉鎖部品、より詳細には、フィンガースプリングを有する、小児用安全先端閉鎖部品に関する。
この節では、本開示に関連する背景技術の情報を示しているが、それらは必ずしも先行技術ではない。
小児用安全閉鎖部品は、何年にもわたって様々な分野で使用されている。伝統的には、これらの小児用安全閉鎖部品は、しばしばCRCsと呼称され、子どもが容器の中身に触れないようにするための容器の蓋やパッケージに取り外し構造をもたらすために使用される。
この目的のために、容器の蓋はしばしば、当該蓋の内側部材に対して、当該蓋の外側部材の自由回転を許容することによって正常に取り外される機械的連結システムを含む。上記蓋の外側閉鎖部材は、ユーザが掴むことができるように構成されており、上記蓋の内側閉鎖部材は、一般的には、容器の開口部または終端にネジによって連結するように構成されている。上記蓋の外側閉鎖部材は、いくつかの一般的なデザインにおいては、外側閉鎖部材と内側閉鎖部材とを連結するために大人が操作しなければならない構造を含む。この大人用操作構造は、種々の突起構造、ばねによる加圧、吊り上げメカニズムなどを含んでもよい。
不幸なことに、現在のCRCのデザインは、特に、薬のボトル、クリーニング用の洗剤のボトルなどの、大型の容器によく適した大人用操作構造を採用する傾向にある。しかしながら、近年、現在CRCsを採用している容器より、大幅に小さい容器においてCRCsの使用を求める、規制の動きがある。
特に、消費者製品安全委員会(CPSC)は、眼病用の製品のような、少なくとも0.08mgのイミダゾリンを含むような製品の包装には、その容器および包装に小児用安全閉鎖部品を採用する必要があるとの委員会案を、眼病関連の産業界に通知している。不幸なことに、従来の小児用安全閉鎖部品は、約20mm以下の終端開口部を有する容器より小さな容器(ただし、これに限定されるものではない)には採用されていない。
さらに、より大きい容器に使用されている従来の小児用安全閉鎖部品は、より小さな容器に使用するための縮小が容易にできない。すなわち、従来の小児用閉鎖部品の多くが、機械的な、または一体成型の蝶番、および/または他の機械的な連結システムを採用しているので、これら従来の小児用閉鎖部品は、蝶番または連結システムの動作の変更のために、単純にサイズを縮小することができない。可能性のある新しい規定を順守するため、および、現実的、かつ信頼性のある小児用閉鎖部品をマーケットに提供するために必要なものは、正確に、高信頼性で、安全に操作することができ、約20mm以下の終端開口部を有する容器(ただし、これに限定されるものではない)のような、小型の容器または包装への仕様に適合した小児用閉鎖部品である。前述の目的は、本教示の目的であり、本教示の範囲または本発明の閉鎖部品の使用に限定されないことは理解されたい。小型の容器に使用される小児用安全閉鎖部品は、しばしば、大型の容器に使用されるようにサイズが拡大されてもよいことを理解されたい。しかしながら、大型の容器に使用される小児用安全閉鎖部品は、より小型の容器への仕様のためにサイズが縮小されることはない。これに対して、本発明の教示は、約20mm以下の終端開口部を有する容器に使用される小児用安全閉鎖部品を提供する。なお、本教示が20mmより大きい終端開口部に使用されてもよいことは理解されたい。さらに、本教示は特に、18mm、15mm、および13mmの終端を有する眼病関連の容器、または他の容器に好適に使用される。
この節では、本開示の概要を示しているが、包括的な本開示のすべての範囲またはすべての特徴を示すものではない。
本教示の原理によると、小児用安全閉鎖部品は、容器への使用のために提供され、ねじ部および傾斜面を有する内側閉鎖部材、および、上記内側閉鎖部材との間の軸方向の移動のために上記内側閉鎖部材に連結する外側閉鎖部材を含む。一連の係合構造(engagement features)は、上記小児用安全閉鎖部品の取り外しを行うために、上記内側閉鎖部材に対する上記外側閉鎖部材の選択的係合を許容して、上記内側閉鎖部材および上記外側閉鎖部材の間に延在している(extend)。上記外側閉鎖部材は、中心方向へ向かい、上記内側閉鎖部材の上記傾斜面に接触する少なくとも1つのフィンガースプリング部を含む。これにより、上記外側閉鎖部材を取り外し可能部分の方向に偏らせることができる。上記フィンガースプリング部は、断面が「T」型となっている。
適用可能性のさらなる分野は、本明細書に示した記載から明らかである。この概要における記載および特定の実施例は、例証の目的を意図したものであり、本開示内容の範囲を限定することを意図するものではない。
本明細書に記載された図面は、選択された実施形態の例証的な目的のみのためのものであり、可能なすべての態様のためのものではなく、本開示の範囲を限定することを意図していない。
図1は、本教示の原理に基づく、小児用安全先端閉鎖部品の断面図である。 図2は、本教示の原理に基づく、内側閉鎖部材の斜視図である。 図3は、本教示の原理に基づく、上記内側閉鎖部材の側面図である。 図4は、本教示の原理に基づく、上記内側閉鎖部材の上面図である。 図5は、本教示の原理に基づく、上記内側閉鎖部材の底面図である。 図6は、本教示の原理に基づく、図5の6−6ラインによる上記内側閉鎖部材の断面図である。 図7は、本教示の原理に基づく、上記内側閉鎖部材の部分断面側面図である。 図8は、本教示の原理に基づく、フィンガースプリングを有する外側閉鎖部材の斜視図である。 図9は、本教示の原理に基づく、上記外側閉鎖部材の側面図である。 図10は、本教示の原理に基づく、上記外側閉鎖部材の上面図である。 図11は、本教示の原理に基づく、上記外側閉鎖部材の底面図である。 図12は、本教示の原理に基づく、図11の12−12ラインによる上記外側閉鎖部材の断面図である。 図13は、本教示の原理に基づく、図9の13−13ラインによる上記外側閉鎖部材の断面上面図である。 図14は、本教示の原理に基づく、図12のフィンガースプリングの部分断面図である。 図15は、本教示の原理に基づく、図14の15−15ラインによるフィンガースプリングの部分断面図である。 図16は、本教示の特定の実施形態に基づく、小児用安全先端閉鎖部品の断面図である。 図17は、本教示の特定の実施形態に基づく、小児用安全先端閉鎖部品の断面図である。 図18は、本教示の特定の実施形態に基づく、小児用安全先端閉鎖部品の断面図である。 図19は、本教示の特定の実施形態に基づく、小児用安全先端閉鎖部品の断面図である。
対応する符号は、複数の図面間で対応する構成要素を示している。
次に、添付されている図面を参照しながら、実施形態についてさらに詳しく説明する。
本開示を完全にし、本開示がその範囲を当業者に対して周知させるように、実施例を提供する。本開示の実施形態の完全な理解を提供するため、具体的な構成要素、装置、および方法の例のような、多くの具体的詳細を明らかにする。具体的詳細が採用されることは必ずしも必要ではなく、実施例は多くの異なる形態において実施可能であり、具体的詳細および実施例はいずれも、本開示の範囲を制限するように解釈されるべきではないことは当業者にとって明らかであろう。特定の実施形態において、周知のプロセス、周知の装置構造、および周知の技術が詳しく説明されているわけではない。
本明細書にて使用される用語は、特定の実施例のみを記載することを目的としており、限定することを意図するものではない。本明細書にて使用される場合、単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈が明らかにそうでないことを示していない限り、複数形を含むことを意図してもよい。「備える(comprises)」、「備えていること(comprising)」、「含んでいること(including)」、および「有すること(having)」の用語は包括的(inclusive)であり、したがって、所定の特徴、完全体(integers)、ステップ、動作、要素、および/または構成要素の存在を明示する。しかし、1以上の他の特徴、完全体、ステップ、動作、要素、構成要素、および/または、それらの集合の存在または付加を排除しない。本明細書にて記載される、方法のステップ、処理、および動作は、特に実行の順序が明確化されない限り、記載又は例示された特定の順序によって必ず実行されることが必要である、と解釈されるべきではない。さらに、付加的ステップまたは代替ステップが使用されてもよいことも理解されるであろう。
要素または層が、別の要素または層「の上にある(on)」、「と係合する(engaged to)」、「と接合する(connected to)」、または「と連結する(coupled to)」ような状態として言及された場合、別の要素または層「の直接の上にある」、「と直接係合する」、「と直接接合する」、または「と直接連結する」ような状態であってもよいし、間接的な要素または間接的な層が存在してもよい。対照的に、要素が別の要素または層「の直接の上にある」、「と直接係合する」、「と直接接合する」、または「と直接連結する」ような状態として言及された場合、間接的な要素または間接的な層は存在しなくてもよいだろう。要素間の関係を説明するために使用される他の用語も、同様に解釈されるべきである(例えば、「の間にある(between)」に対する「の直接の間にある」、「近接する(adjacent)」に対する「直接に近接する」など)。本明細書において、「および/または」という用語は、連結された列挙された項目の1つ、またはそれ以上のいずれか、およびすべての組み合わせを含む。
本明細書にて第1、第2、第3などの用語は、種々の要素、構成要素、領域、層、および/または区画を説明するために使われてもよく、これらの要素、構成要素、領域、層、および/または区画は、それらの用語によって限定されるべきではない。これらの用語は、ある要素、構成要素、領域、層、または区画と、他の領域、層、または区画とを区別するためだけに使用されてもよい。本明細書において使用される場合、文脈によって明白に示されるのでない限り、「第1」、「第2」、および他の数値的用語のような用語は、連続性(sequence)または順序(order)を含意するものではない。よって、実施例の挟持から外れることなく、下記の第1の要素、構成要素、領域、層、または区画は、第2の要素、構成要素、領域、層、または区画と名付けられ得る。
「内側(inner)」、「外側(outer)」、「直下(beneath)」、「下方(below)」、「より下の(lower)」、「上方(above)」、「より上の(upper)」などのような空間的な関係を示す用語は、本明細書にて、図面に例示されているような或る要素または特徴の、別の要素または特徴に対する関係を説明するための記載を簡略化するために使用されてもよい。空間的な関係を示す用語は、図面に描写されている方向に加え、使用時または動作時におけるデバイスの異なる方向を含むことを意図してもよい。例えば、図面におけるデバイスの向きを変えた場合、他の要素または特徴の「下方にある」、または「直下にある」ものとして記載される要素は、他の要素または特徴の「上方」の方向となる。したがって、例示的な用語「下方」は、上方および下方の両方の方向を含み得る。上記デバイスを他の方向に向かせてもよく(90°回転させる、または他の方向に回転させる)、本明細書にて使用される空間的な関係を示す記載は、それに応じて解釈される。
以下に示す記載および添付された図面によって開示されるように、本教示の原理によれば、新規の小児用安全閉鎖(CRC)部品10は、先行技術の限定を克服し、多くの包装または容器に使用可能な、安全かつ信頼性のある先端閉鎖部品を提供するために提供される。特に、上記CRC部品10は、約20mm以下の小型の終端を有する容器または包装に好適である。特定の実施形態において、本教示は約18mm未満、特に、15mmおよび13mmの終端を有する容器に好適に使用される。しかしながら、本教示が、20mm以上といった、より大きい終端の寸法を有する容器への使用のために、容易なサイズの拡大が可能であることは理解されたい。これにより、本発明の教示は、本願の特許請求の範囲に記載された特定の明示的な請求項を除き、特定のサイズに限定されない。
簡潔に言えば、本教示に係るCRC部品10は、容器100(図17〜19参照)の終端102にねじによって係合し、適合している。このような容器は、一般的に、終端102を形成する円筒形の側壁を有する上部を含む胴部を有する。上記終端および当該終端から下方向に延在する部分と一体的に形成される部分は、肩部である。上記肩部は、終端102と側壁部とを合流させ、これらの間の移行を提供する。上記側壁部は、上記肩部から底面を有する底部へ下方向に延在し、これにより、製品を保持する体積(volume)を囲う。容器100の終端102は、ねじ106を有するねじ領域104を含んでいてもよい。ねじ領域104は、本明細書に記載するように、CRC部品10における類似のねじ部との係合機能を提供する。これにより、CRC10は、容器100の密封をより好ましく提供するために、終端102と係合する。
図17〜19に示すような、特定の実施形態において、容器100は、含有された製品を有利な方法で供給するため、または、前もって準備された製品の量を適量に分けるための供給用先端具200を含み得る。例えば、容器100が眼病用の薬剤を供給するために使用される場合、供給用先端具(例えば、点眼器)が採用されてもよい。従来の供給用先端具は、しばしば容器100の終端102内に圧入することを考慮したサイズとなっており、製品が供給される末端202を有する伸長先端具を含む。
容器100は、眼病用の製品を分配する眼病用容器として図示および記述されているが、容器100は、小児用安全閉鎖部品を採用することで有利となる任意の製品を有する任意の容器であり得ることは理解されたい。それゆえに、容器およびCRC部品10の審美的なスタイルは、本教示の原理から逸脱しない範囲で、異なる形状、材料などを有し得る。
図1に示すように、一般的には、本教示に係るCRC部品10は、小児用安全閉鎖部品のうちの、「押下および回転(push down and turn)」型と一般的にみなされる小児用安全先端閉鎖部品である。この種類の小児用安全閉鎖部品には、閉鎖部品を外すために一体化された2つのメカニズム、すなわち、外側閉鎖部材と内側閉鎖部材との間の歯(teeth)を操作可能に係合させるための下方向への力、および、容器から閉鎖部品をねじって外すための回転、が採用されている。2つのメカニズムの組み合わせは、経験的事実認識に基づいた、必要とされる主な動作技術が複雑なために、子どもが容器へ侵入できないようにする可能性を増加させる。ばねのメカニズムは、外側閉鎖部材から内側閉鎖部材を外すために一般的に採用される。しかしながら、従来の設計は、小型の終端を有する容器に使用され得るシステムを提供することができない。
特に、図1に示すように、CRC部品10は、内側閉鎖部材12、および、内側閉鎖部材12の上に配置され、内側閉鎖部材12を環状に囲い、内側閉鎖部材12を内包する外側閉鎖部材14を有するように描かれている。このように、内側閉鎖部材12の機械的操作は、外側閉鎖部材14を介して実現されるもののみに限定される。内側閉鎖部材12および外側閉鎖部材14は、これらの間の軸方向の移動を許容するサイズおよび形状である。具体的には、外側閉鎖部材14は、内側閉鎖部材12に対して外側閉鎖部材14の自由回転運動を許容する、操作上の解放位置、および、外側閉鎖部材14と内側閉鎖部材12との間での両者同時の一体となった回転のために、外側閉鎖部材14と内側閉鎖部材12とを選択的に一体化する、操作上の係合位置からの軸方向の移動を許容するサイズおよび形状である。解放位置において、外側閉鎖部材14は、内側閉鎖部材12に対して自由に回転し、容器100の終端102と内側閉鎖部材12との螺合が解放されることを防ぐ。逆に言えば、係合位置において、外側閉鎖部材14は、内側閉鎖部材12を回転させるための外側閉鎖部材14の回転力を許容するために、一体となった回転のために鍵をかけられることにより、またはその他の方法で内側閉鎖部材12と一体となる。これにより、内側閉鎖部材12は終端102との螺合から解放される。外側閉鎖部材14は、通常、解放位置においてばねシステム16によって一方向に偏った状態となっている。なお、この詳細については後述する。動作中において、回転のための上述した鍵かけまたは一体化がされた配置を許容するために、内側閉鎖部材12および外側閉鎖部材14の相補的な構造が一体化されるため、外側閉鎖部材14は、ばねシステム16の偏らせる力を克服するために、前もって準備されたストローク距離を短くする。
特に、図1から図7に示すように、内側閉鎖部材12は、一般的には胴部20および先端部22を含む。特定の実施形態において、胴部20は、隣接末端24、遠位末端26、および、隣接末端24と遠位末端と26との間に延在する外側側壁28を有する略円筒形胴部を含む。特定の実施形態において、隣接末端24は、ここで説明するように、略平坦で、外側閉鎖部材14の一部と隣接し、外側閉鎖部材14のその他の部分と係合している。特定の実施形態において、内側閉鎖部材12に対する外側閉鎖部材14の自由回転の障害が無くなることが望ましいため、内側閉鎖部材12の側壁28は、外側閉鎖部材14の内側側壁との間にごく狭い隙間を有する。他の実施形態において、内側閉鎖部材12の側壁28は、容器の終端において閉鎖部材を固定するために障害を有してもよい。特定の実施形態において、内側閉鎖部材12は、射出成型によって形成され、熱可塑性材料からなる。
内側閉鎖部材12は、側壁28の内側に沿って延在するねじ部30をさらに含み得る(図6)。ねじ部30は、既知の方法にて、容器100のねじ部104のねじ106に螺合するサイズおよび形状である。
特定の実施形態において、内側閉鎖部材12の先端部22は、胴部20の遠位末端26に付け加えられた(特定の実施形態においては、一体的に形成された)隣接末端34から遠位末端36に延在している略収束形状の側壁32を有する略円錐形状を含み得る。特定の実施形態において、遠位末端36は、略平坦な、外側切形面38を形成する。特定の実施形態において、先端部22は、側壁32および切形面38から少し離れたところにある、ほぼ一様な内部面を含み得る。より詳細には、特定の実施形態において、先端部22は内部末端面42において終わる収束内部側壁40を含み得る。特定の実施形態において、内部末端面42は、内容物のための封を提供するために、供給用先端具200の遠位末端202に物理的に接触するようなサイズとなっており、その他の部分は供給用先端具200の遠位末端202に係合する。
内側閉鎖部材12は、数ある方法の中のうちの1つの方法によって変更され得ることが理解されるだろう。限定されない例の方法によって、先端部22は、変更された供給用の先端形状をより適切に補完するためのサイズまたは形状であり得ることが理解されるだろう。すなわち、異なる供給用形状が望ましい場合、供給用先端によく適合する先端部22の修正された内部形状もまた望ましい場合がある。修正された先端部の成形の結果としての重要な争点を最小化するために、先端部22の内部における任意の形状変更を、外部面における任意の形状変更に置き換えることが望ましい場合がある。すなわち、先端部22の全体の形状および/または内側閉鎖部材12が変更される。しかし、このような変形例が本教示の原理から外れることはない。
続けて、図1から図7に示すように、内側閉鎖部材12は、内側閉鎖部材12の肩領域46に放射状に配置されたひと続きの鍵または係合構造44をさらに含み得る。特定の実施形態において、肩領域46は、胴部20の遠位末端26と、先端部22の隣接末端34との接合点に沿って形成されている。肩領域46は、縦軸A−A(図3〜図4)にほぼ直交する面と定義され得る。特定の実施形態において、係合構造44は、肩領域46に沿う軸周りに延在する、放射状に配置された、代替の上段構造47および下段構造49を含む。係合構造44の代替形状は、矩形、三角形、鋸歯状などが想定されることが容易に理解されるだろう。後述するように、係合構造44は、外側閉鎖部材14および内側閉鎖部材12の回転のためのこれらの選択的接合を許容するために、外側閉鎖部材14上に形成された対応構造を補完的に係合するためのサイズおよび形状である。特定の実施形態において、係合構造44は、複数の、例えば5つの、略平坦な(軸A−Aに直交する)上面50を有する上段ドライバ、および、下段部または凹部に展開された、略平坦な(軸A−Aに平行な)駆動面52を含む(図1参照)。
ここで、図8から図13に示すように、外側閉鎖部材14は一般的に、隣接末端58を有し、封入遠位末端面60にて終わる側壁56を含む。特定の実施形態において、隣接末端58は略平坦であり、内側閉鎖部材12の隣接末端24と隣接し、内側閉鎖部材12のその他の部分と係合する。これにより、外側閉鎖部材14は、隣接末端58に隣接した側壁56の内部面64において環状に延在する、係合された保持リングまたはフランジ62(図1および12)を含み得る。保持リング62は、外側閉鎖部材14と一体的に形成され得るため、外側閉鎖部材14が内側閉鎖部材12上に取り付けられるとき、保持リング62は、内側閉鎖部材12の隣接末端24の下に引っかかる。これにより、保持リング62は、内側閉鎖部材12の隣接末端24を捕獲し、内側閉鎖部材12と係合する位置に外側閉鎖部材14を保持し、さらに、外側閉鎖部材14が内側閉鎖部材12に対する操作上の解放位置にあるとき、内側閉鎖部材12と外側閉鎖部材14との間の自由回転を許容する。特定の実施形態において、保持リング62は、縦方向に向かい合うほぼ対称な傾斜面を有する、ほぼ中心方向へ向かう傾斜面によって定義され得る。しかしながら、保持リング62は、内側閉鎖部材12から外側閉鎖部材14の脱離を防ぎ、さらに、内側閉鎖部材12と外側閉鎖部材14との間の自由回転運動を提供する他に、内側閉鎖部材12に対する外側閉鎖部材14の容易な組み込みを許容するホック形状などのような代替の断面形状を含み得ることが理解されるだろう。
ここに記載するように、外側閉鎖部材14の側壁56、特に、側壁56の内部面64は、内側閉鎖部材12の側壁28にほぼ適合する形状であり、さらに内側閉鎖部材12と外側閉鎖部材14との自由回転運動を許容する。よって、特定の実施形態において、側壁56の内部面64のうち、少なくとも内側閉鎖部材の12の側壁28に隣接した部分は、ほぼ、障害から解放されている。他の実施形態において、内側閉鎖部材12の側壁28は、容器の終端上での閉鎖部材の固定のために障害を有してもよい。
特定の実施形態において、外側閉鎖部材14は、隣接末端58から遠位末端面60へ延在している略円筒形状を含む。特定の実施形態において、外側閉鎖部材14、特に側壁56は、側壁56から少し離れたところにある、ほぼ一様な内部面64を含み得る。特定の実施形態において、側壁56および/または内部面64は、改良された製造を許容するために、抜け勾配を定義する。
外側閉鎖部材14は、数ある方法の中のうちの1つの方法によって変更され得ることが理解されるだろう。限定されない例の方法によって、外側閉鎖部材14は、変更された供給用先端形状をより適切に補完するために、またはユーザの操作を改善するためのサイズまたは形状であり得ることが理解されるだろう。このような変形例が本教示の原理から外れることはない。
続けて、図8から図13に示すように、外側閉鎖部材14は、放射状に配置され、側壁56に沿う軸A−Aに向かって中心方向に延在しているひと続きの鍵または係合構造66をさらに含み得る。より詳細には、特定の実施形態において、係合構造66は、側壁56から十分な距離で中心方向に延在し、操作上の係合位置にあるとき、内側閉鎖部材の係合構造44と選択的に係合するために、遠位末端面60から十分な距離で下方向に延在する。これにより、係合構造66は、軸A−A周りに延在している頭部70にて終わる、放射状に配置された、代替の、中心方向に向かう上段構造68を含む。特定の実施形態において、係合構造66は、内側閉鎖部材12の係合構造44に補完的に係合するサイズおよび形状である。これにより、外側閉鎖部材14の係合構造66の頭部70は、上段構造47の間の内側閉鎖部材12の下段構造49に係合し、その他の部分は、上段構造47の間の内側閉鎖部材12の下段構造49に捕獲される。係合構造66の側面69(図13参照)は、内側閉鎖部材12の駆動面52に接触する。これにより、外側閉鎖部材14に印加される回転力またはねじれ力を、内側閉鎖部材12の駆動によって内側閉鎖部材12に移動させるために、外側閉鎖部材14の係合構造66は、内側閉鎖部材12の係合構造44によって鍵をかけられる、または内側閉鎖部材12の係合構造44とその他の方法で一体化される。同様に、外側閉鎖部材14の頭部70は、軸方向における、内側閉鎖部材12に対する外側閉鎖部材14のさらなる圧縮移動を防ぐために、内側閉鎖部材12の肩部に接触する。後述するように、この軸移動において、物理的停止構造は、ばねによるシステムの過度の駆動を最小化するために有用である。
図8から図13に示すように、特定の実施形態において、外側閉鎖部材14の係合構造66は、中心方向に向かう構造68を、外側閉鎖部材14の残存部に対して、ばらつきのない材料による壁の厚みで定義するために構成され、これにより、ばらつきが無く、一様な材料の質と、成形結果とが得られる。さらに、この形状は、側壁56に形成された主凹部72中にもたらされ、外側閉鎖部材14の外側部分から視認可能となる。これらの主凹部72は、係合構造66と一直線上になって外側閉鎖部材14の周囲に放射状に配置される。主凹部72は、ユーザに改良された把持面を提供する。特定の実施形態において、主凹部72は、拡張副凹部74を含み得る。副凹部74は、増強された把持面のために、主凹部72から隣接末端58に対して延在し得る。
特に、図1、図14、および図15に示すように、ばねシステム16について詳細に説明する。特定の実施形態において、ばねシステム16は、上述の操作上の解放位置にて、外側閉鎖部材を偏らせるために、内側閉鎖部材12と外側閉鎖部材14との間で操作可能に連結された偏向部材を提供する。特定の実施形態において、ばねシステム16は、外側閉鎖部材14の遠位末端面60から延在しているフィンガースプリング部80を含み得る。内側閉鎖部材12の傾斜側壁32に対するフィンガースプリング部80の接触および偏りが、偏向抵抗によって軸A−Aから外方向または中心から離れた方向にフィンガースプリング部80を移動させるために、フィンガースプリング部80は中心方向に向けられている。
より具体的には、特定の実施形態において、フィンガースプリング部80は、外側閉鎖部材14の内部体積中に延在している伸長指部を含む。フィンガースプリング部80は、外側閉鎖部材14と一体となって形成され、遠位末端面60から延在している、一般的な伸長指部を含み得る。特定の実施形態において、フィンガースプリング部80は、次第に略狭窄先端部84となるように延在している略拡大底部82を含む。フィンガースプリング部80は、内側閉鎖部材12の先端部22の傾斜側壁32に対して角度を形成するように延在し、接触線86に沿って側壁32に接触する(図1参照)。すなわち、フィンガースプリング部80は、内側閉鎖部材12に対して偏るため、フィンガースプリング部80と内側閉鎖部材12との間の接触点の位置は、フィンガースプリング部80に沿って移動し、接触線86を形成する。これにより、接触線86は、フィンガースプリング部80と内側閉鎖部材12の側壁32との間に唯一の接触面を今まで通り維持する。単一の接触点を維持することにより、線に沿った場合に、ばねの反発はより予想しやすく、有利なものとなるということが分かっている。
操作中において、フィンガースプリング部80は、内側閉鎖部材12に対して外側閉鎖部材14から伝わる力によって、軸A−Aから離れて外方向に偏るように構成される。すなわち、外側閉鎖部材14が、内側閉鎖部材12との係合において、軸A−Aに沿って下方向へ進むので、フィンガースプリング部80は、内側閉鎖部材12の傾斜側壁32にそって接触しながら進む。これにより、フィンガースプリング部80に対して放射状に向かう偏向力が印加される。この偏向力は、フィンガースプリング部80を外方向へ弾性的に偏らせ、反対に、外側閉鎖部材14を軸に沿って上方向に進ませようとする、調整された屈曲反発を引き起こす。
この調整された屈曲反発を実現するために、フィンガースプリング部80は、一般的に側面から見て三角形である(図1、図12、および図14参照)。この三角形の側面視形状は、放射状に向かう偏向力に対してフィンガースプリング部80を強化し、安定化する助けとなる。しかしながら、製造およびばねの反発の考慮のために、図15に示すように、特定の実施形態において、フィンガースプリング部80は、前側接触面90に沿って延在している縮小裏側肋骨部88を含み得ることが分かっている。具体的には、特定の実施形態において、肋骨部88は、前側接触面90の断面幅より狭い断面幅を有するため、T型の断面形状をもたらす(図15参照)。前側接触面90は、一様でばらつきの無い接触点86を提供するために一般的により広くなっている。肋骨部88の縮小された幅は、T型のデザインの特徴の原理によって、フィンガースプリング部80の構造における一体性に大きく影響を与えるものではなく、与えられた断面領域による曲げモーメントによって、移動のための増大された抵抗をもたらす。肋骨部88の縮小された幅は、遠位末端面60の領域における材料の厚みを減少させるという効果をもたらすため、射出成型中に材料の冷却率のバリエーションによる可視的な材料のひけマークが生じる可能性を減らす。長半径94は、遠位末端面60および前側接触面90の領域における応力集中および塑性変形(すなわち、工学的塑性変形(例えば、不可逆性変形))を最小化するために、遠位末端面60と前側接触面90との間に配置される。
上述した構成は、一般的に、永久変形を最小化するために、フィンガースプリング部80の底部での高い圧力およびひずみを防ぐ、または少なくとも抑制する。そして、妥当なばね機構により先端部の柔軟性もまた提供する。フィンガースプリング部84の形状における夾角は、肋骨部88の後方端部92と、軸A−Aとの間で測定された角度が15度から40度の間である。
デザインされたばねシステム16、特に、フィンガースプリング部80により、内側閉鎖部材12に対する外側閉鎖部材14の必要な偏りが、ばねシステム16の塑性変形を生じさせない。換言すれば、肋骨部88および前側接触面90の長さおよび厚みは、内側閉鎖部材12の係合構造44と外側閉鎖部材14の係合構造66との係合を実現するために、内側閉鎖部材12に対する外側閉鎖部材14の必要なストロークがフィンガースプリング部80の塑性変形を生じさせないように決定されている。
物理的な軸移動の限界は、塑性変形を引き起こすような距離でのフィンガースプリング部80の偏りを防ぐ。この物理的な軸移動の限界は、外側閉鎖部材の頭部70と肩領域46との間の上述した物理的停止を含み得る。注目すべきは、内側閉鎖部材12の切形面38と外側閉鎖部材14の遠位末端面60との間の距離は、上述した位置での外側閉鎖部材14および内側閉鎖部材12の偶然の接触を防ぐために、ストローク距離より長くなっている点である。
特定の実施形態において、内側閉鎖部材12および外側閉鎖部材14は、一旦組み立てた2つの部材の間の摩擦を最小化するために、異なる材料によって形成され得る。特定の実施形態において、内側閉鎖部材12はポリプロピレンによって形成され、外側閉鎖部材14は高密度ポリプロピレンまたはポリプロピレンコポリマーによって形成され得る。
図16から図19に示すように、当然のことながら代替のデザインが存在する。例えば、図16に関して、特定の実施形態において、係合構造が内側閉鎖部材12の先端部22および外側閉鎖部材22に沿って展開される代替の係合システムが採用され得る。さらに、特定の実施形態において、代替案はばねシステム16のために想定されたものである。特に図17に示すように、特定の実施形態において、ばねシステム16は、外側閉鎖部材の内側面に対して傾いた、先が上方に曲がったフィンガースプリングを含む。同様に、図18に示すように、特定の実施形態において、内側閉鎖部材12および外側閉鎖部材14に展開された、反対のフィンガースプリングは、内側閉鎖部材に対する外側閉鎖部材の移動中に、相互に動作する。図19に示すように、いくつかの実施形態において、外側閉鎖部材14は、偏向反発を提供するために、外側閉鎖部材に成形され、外側閉鎖部材から延在し、内側閉鎖部材に対して傾いた、中心方向に曲がった部材を含む。
本実施形態の上記の説明は、例示および説明のために提供されたものであり、網羅または限定を意図するものではない。特定の実施形態の個々の要素または特徴は、通常、適用可能であれば、特定の実施形態に限定されず、交換可能であり、特に指示または説明していなくても、選択された実施形態にて使用され得る。同様の方法もまた、他の方法に変更し得る。このような変形例は、本発明から離れるとみなされるものではなく、全ての変形は本発明の範疇に含まれることを意図している。

Claims (8)

  1. ねじ型終端を有する容器に使用するための小児用安全閉鎖部品であって、
    上記ねじ型終端と螺合するよう形成されたねじ部、および傾斜面を有する内側閉鎖部材と、
    上記内側閉鎖部材から延在する(extending)複数の第1の係合構造(engagement features)と、
    側壁および末端面を有し、上記内側閉鎖部材との間の制限された軸方向の移動を許容するよう上記内側閉鎖部材と操作可能に連結された外側閉鎖部材と、
    上記外側閉鎖部材から延在する複数の第2の係合構造であって、上記複数の第2の係合構造が、回転によって上記外側閉鎖部材を上記内側閉鎖部材に固定するために上記複数の第1の係合構造に係合するとき、上記外側閉鎖部材は操作上の係合位置に位置することが可能であり、上記複数の第2の係合構造が、上記内側閉鎖部材に対する上記外側閉鎖部材の上記軸周りの自由回転運動を許容するために上記複数の第1の係合構造から外れたとき、上記外側閉鎖部材は操作上の解放位置に位置することが可能であり、上記操作上の係合位置と上記操作上の解放位置との間の動きは上記軸方向の動きである、複数の第2の係合構造と、
    上記外側閉鎖部材が上記内側閉鎖部材に連結されたとき、上記外側閉鎖部材の上記末端面に接触するように上記内側閉鎖部材に設けられた、少なくとも1つのフィンガースプリングと、を備えることを特徴とする小児用安全閉鎖部品。
  2. 上記少なくとも1つのフィンガースプリングは、上記操作上の係合位置における不可逆変形を最小限に抑えるように設計されていることを特徴とする請求項1に記載の小児用安全閉鎖部品。
  3. 上記操作上の解放位置と上記操作上の係合位置との間のストローク距離は、上記少なくとも1つのフィンガースプリングの不可逆変形を引き起こす距離より短いことを特徴とする請求項1に記載の小児用安全閉鎖部品。
  4. 上記複数の第2の係合構造への上記複数の第1の係合構造の係合は、上記内側閉鎖部材に対する上記外側閉鎖部材の更なる軸移動を防ぐための物理的停止をもたらすことを特徴とする請求項1に記載の小児用安全閉鎖部品。
  5. 上記外側閉鎖部材に沿って延在する保持リングであって、上記操作上の連結位置にて上記外側閉鎖部材および上記内側閉鎖部材を保持する上記内側閉鎖部材の隣接末端に係合する保持リングをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の小児用安全閉鎖部品。
  6. 上記複数の第2の係合構造は、
    上記外側閉鎖部材に形成され、頭部に終端接続している凹部を備えることを特徴とする請求項1に記載の小児用安全閉鎖部品。
  7. 上記内側閉鎖部材の上記傾斜面は、上記小児用安全閉鎖部品の縦軸から約8度から16度の角度で傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の小児用安全閉鎖部品。
  8. 上記角度は、好ましくは約12度であることを特徴とする請求項に記載の小児用安全閉鎖部品。
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