JP6294844B2 - 湿分分離器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、原子力発電プラントなどにて、蒸気から湿分を除去する湿分分離器に関するものである。
例えば、原子力発電プラントでは、原子炉で生成した蒸気をタービン発電機へ送って発電し、使用後の蒸気を復水器で冷却し、復水として原子炉に戻している。このタービン発電機は、高圧タービン及び低圧タービンを有する蒸気タービンと、この蒸気タービンの出力により発電する発電機を有している。そして、高圧タービンと低圧タービンは、その間に湿分分離器が設けられている。この湿分分離器は、高圧タービンから排出される低圧蒸気に含まれる湿分を分離すると共に、低圧蒸気を再加熱して過熱蒸気とし、この過熱蒸気を低圧タービンに供給している。そのため、低圧タービンの出口における蒸気の湿り度を低減させてエロージョンを防止すると共に、プラントの熱効率を向上することができる。
このような湿分分離器としては、例えば、下記特許文献に記載されたものがある。特許文献1に記載された湿分分離加熱器は、低温再熱蒸気入口部における蒸気入口管端部の周縁にドレンキャッチャを設け、このドレンキャッチャの下部にドレン管を接続したものである。また、特許文献2に記載された湿分分離器は、蒸気流入室に蒸気入口に対向して内部に導入される蒸気が衝突する耐侵食性を有する受衝板を設けたものである。
実公平06−012329号公報 特開2008−144716号公報
湿分分離器は、蒸気に含まれる湿分を分離すると共に再加熱することで、過熱蒸気を生成するものである。ところが、特許文献1に記載された湿分分離加熱器にあっては、内部に導入される直前の蒸気のうち、蒸気入口管の内側面に沿って流れる液膜状の水分を捕集することができるが、蒸気(気相)に同伴する液滴を捕集することは困難である。また、特許文献2に記載された湿分分離器は、流入室に流入した蒸気を受衝板により衝突させて迂回させるものであり、蒸気に同伴する液滴を捕集することはできない。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、内部に導入される蒸気に同伴する湿分を効率的に分離することでエロージョンを抑制すると共にプラントの熱効率の向上を図る湿分分離器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の湿分分離器は、中空形状をなして長手方向の端部に蒸気入口が設けられると共に上部に蒸気出口が設けられる胴体と、前記胴体内に設けられて前記蒸気入口から導入された蒸気から湿分を分離する湿分分離エレメントと、前記湿分分離エレメントにおける蒸気の流動方向の上流側に設けられて複数の貫通孔が設けられる整流板と、前記複数の貫通孔に設けられるドレンキャッチャと、を有することを特徴とすることを特徴とするものである。
従って、蒸気は、蒸気入口から胴体内に流入され、整流板の各貫通孔を通過することで整流された後、湿分分離エレメントを通過することで湿分が分離され、この湿分が分離された蒸気は、蒸気出口から排出される。このとき、蒸気入口から胴体内に流入した蒸気は、整流板の各貫通孔を通過する際に、含有する液滴がドレンキャッチャに衝突することで分離され、このドレンキャッチャにより捕集される。そして、液滴が分離された蒸気は、各貫通孔を通って湿分分離エレメントに流入する。そのため、蒸気に同伴する湿分を効率的に分離することで、エロージョンを抑制することができると共に、プラントの熱効率を向上することができる。
本発明の湿分分離器では、前記ドレンキャッチャは、前記貫通孔に連通する筒部と、前記整流板の平面部から所定距離だけ離間して前記筒部における軸心方向の端部に設けられて鍔部とを有することを特徴としている。
従って、蒸気が筒部及び貫通孔を通して整流されることで、適正に湿分分離エレメントに供給することができ、筒部の外側及び鍔部により蒸気を整流板の平面部に衝突させて液滴を分離することができる。
本発明の湿分分離器では、前記鍔部は、前記整流板の平面部側に延出する返し部が設けられることを特徴としている。
従って、蒸気は、筒部の外側及び鍔部により整流板の平面部に衝突して液滴が分離された後、返し部により液滴の再飛散を防止することができる。
本発明の湿分分離器では、前記ドレンキャッチャは、前記貫通孔に嵌合して固定されることを特徴としている。
従って、ドレンキャッチャを貫通孔に嵌合して固定することで、ドレンキャッチャの取付を容易として作業性を向上することができる。
本発明の湿分分離器では、前記ドレンキャッチャは、前記貫通孔から蒸気の流動方向の下流側に突出することを特徴としている。
従って、蒸気は、貫通孔より長いドレンキャッチャ内を通過することで、直進性が向上し、適正に整流されて湿分分離エレメントに供給することができる。
本発明の湿分分離器では、前記ドレンキャッチャにおける蒸気の流動方向の上流側に蒸気の通路断面積が縮小する縮小部が設けられることを特徴としている。
従って、ドレンキャッチャの蒸気入口部に縮小部が設けられることで、蒸気が整流板の平面部に衝突しやすくなり、蒸気に含有する液滴を効率良く分離することができる。
本発明の湿分分離器では、前記ドレンキャッチャにおける蒸気の流動方向の下流側に蒸気の通路断面積が拡大する拡大部が設けられることを特徴としている。
従って、ドレンキャッチャの蒸気出口部に拡大部が設けられることで、ドレンキャッチャを通った蒸気の流速が低下するため、蒸気を適正に湿分分離エレメントに供給することができる。
本発明の湿分分離器では、前記貫通孔と前記ドレンキャッチャの少なくともいずれか一方に軸心方向の位置決め部が設けられることを特徴としている。
従って、ドレンキャッチャを位置決め部を用いて容易に貫通孔に取付けることができ、取付作業性を向上することができる。
本発明の湿分分離器では、前記整流板は、蒸気の流動方向の上流側の平面部に前記複数の貫通孔を連通する第1溝部が設けられることを特徴としている。
従って、蒸気に含有する液滴は、ドレンキャッチャにより整流板の平面部に衝突することで分離された後、第1溝部に集められ、この第1溝部を通って落下することとなり、捕集した液滴の再飛散を防止することができる。
本発明の湿分分離器では、前記整流板は、蒸気の流動方向の上流側の平面部に前記複数の貫通孔の周囲に沿って第2溝部が設けられることを特徴としている。
従って、蒸気に含有する液滴は、ドレンキャッチャにより整流板の平面部に衝突することで分離された後、第2溝部を介して第1溝部に集められ、この第1溝部を通って落下することとなり、捕集した液滴の再飛散を防止することができる。
本発明の湿分分離器によれば、湿分分離エレメントより上流側にある整流板の複数の貫通孔にドレンキャッチャを設けるので、蒸気に同伴する湿分を効率的に分離し、エロージョンを抑制することができると共に、プラントの熱効率を向上することができる。
図1は、第1実施形態の湿分分離器を表す縦断面図である。 図2は、湿分分離器の内部構造を表す図1のII−II断面図である。 図3は、整流板の断面図である。 図4は、整流板の正面図である。 図5は、ドレンキャッチャを表す斜視図である。 図6は、第1実施形態の変形例を表すドレンキャッチャの断面図である。 図7は、第2実施形態の湿分分離器における整流板の断面図である。 図8は、第2実施形態の変形例を表すドレンキャッチャの断面図である。 図9は、第3実施形態の湿分分離器における整流板の断面図である。 図10は、整流板の正面図である。 図11は、第4実施形態の湿分分離器における整流板の断面図である。 図12は、第5実施形態の湿分分離器における整流板の断面図である。 図13は、第5実施形態の変形例を表すドレンキャッチャの断面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る湿分分離器の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。
[第1実施形態]
第1実施形態の湿分分離器は、加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)を有する原子力発電プラントに適用される。この原子力発電プラントは、原子炉格納容器内に配置される原子炉及び蒸気発生器と、蒸気タービン発電設備とを有している。
蒸気発生器は、蒸気タービンに連結されており、蒸気タービンは、高圧タービンと低圧タービンを有すると共に、発電機が接続されている。高圧タービンと低圧タービンは、その間に湿分分離器が設けられている。蒸気タービンは、復水器を有しており、復水器は、蒸気発生器に連結されている。
そのため、蒸気発生器は、原子炉で加熱された一次冷却材により二次冷却材を加熱することで蒸気を生成し、高圧タービンは、この蒸気により駆動する。湿分分離器は、高圧タービンで使用された蒸気に含まれる湿分を除去し、低圧タービンは、この再生された蒸気により駆動する。ここで蒸気タービンは、発電機による発電を行う。復水器は、蒸気タービンを駆動した蒸気を冷却した後、蒸気発生器に戻す。
ここで、第1実施形態の湿分分離器について説明する。図1は、第1実施形態の湿分分離器を表す縦断面図、図2は、湿分分離器の内部構造を表す図1のII−II断面図である。
第1実施形態の湿分分離器は、図1及び図2に示すように、胴体10と、湿分分離エレメント20を有している。胴体10は、横置きの中空円筒形状をなし、一端部(図1にて、左端部)が閉塞され、他端部(図1にて、右端部)に湿分を含む蒸気(低温再熱蒸気)を導入する蒸気入口11が形成されている。また、胴体10は、上部に湿分が分離されて加熱された蒸気(高温再熱蒸気)を排出する蒸気出口12が形成される一方、下部に蒸気から分離された湿分(ドレン)を排出するドレン出口13が形成されている。
胴体10は、長手方向における一端部から加熱管群14が挿通されている。この加熱管群14は、胴体10の外部に位置する蒸気室15と、この蒸気室15から胴体10内に延出されたU字形状をなす複数の加熱管16とから構成されている。この複数の加熱管16は、胴体10の内部に固定された一対の仕切壁17,18により支持されている。そして、蒸気室15は、内部が上下に分割され、複数の加熱管16の一端部が連結される上側の入口管台15aが蒸気発生器からの配管に連結される一方、複数の加熱管16の他端部が連結される下側の出口管台15bがドレン管を介してドレンタンクに連結されている。
また、胴体10は、内部の下部に水平な第1支持板19が固定され、この第1支持板19の両側に左右一対の湿分分離エレメント20が設けられており、この湿分分離エレメント20は、蒸気が通過することで湿分を分離することができる。即ち、この湿分分離エレメント20は、波形をなすセパレータベーン21が所定間隔で多数積層された状態で、上下の支持枠22,23により支持されて構成されている。そして、下支持枠23は、第1支持板19の両側部に一体に固定されると共に、胴体10の内壁面に固定されており、第1支持板19の下方にドレン出口13が設けられている。そして、下支持枠23は、蒸気から分離した湿分(ドレン)を排出するドレン開口24が形成されている。
湿分分離エレメント20は、上部に左右一対の第2支持板25が鉛直方向に沿って立設され、加熱管群14の両側に鉛直方向に沿って上方に延出され、上端部が胴体10に連結される一方、下端部が上支持枠22に連結されている。そして、各第2支持板25は、両側の上部に胴体10との間に水平な第3支持板26が架設され、両側の下部に胴体10との間に胴体10側に向けて下方に傾斜した第4支持板27が架設されている。なお、第1、第2、第3、第4支持板19,25,26,27は、長手方向における各端部が仕切壁17,18に固定されている。また、加熱管群14は、端部が仕切壁18を貫通しており、この貫通した端部は、仕切壁18に固定されたカバー28により被覆されている。
そのため、胴体10は、内部空間が、第2、第3、第4支持板25,26,27により区画された加熱管群14の両側に位置する蒸気通路Sと、第1、第4支持板19,27及び湿分分離エレメント20により区画された蒸気流動空間Sと、第1、第2支持板19,25及び湿分分離エレメント20により区画された蒸気排出空間Sと、第1支持板19及び湿分分離エレメント20により区画されたドレン通路Sとに区画されている。
また、胴体10は、内部空間に仕切壁18により蒸気流入室Sが形成されており、この蒸気流入室Sに蒸気入口11が形成されると共に、蒸気通路Sの一端部が仕切壁18に形成された連通開口29を介して連通している。なお、蒸気通路S1は、他端部が仕切壁17により閉塞されている。更に、第4支持板27は、その長手方向に沿って複数の吹出口30が形成されており、蒸気通路Sと蒸気流動空間Sは、この複数の吹出口30により連通されている。
また、本実施形態の湿分分離器は、湿分分離エレメント20における蒸気の流動方向の上流側に整流板31が設けられている。図3は、整流板の断面図、図4は、整流板の正面図、図5は、ドレンキャッチャを表す斜視図である。
図3から図5に示すように、整流板31は、所定の板厚を有し、板厚方向に沿って複数の円形状をなす貫通孔32が形成されている。この複数の貫通孔32は、互いに所定の間隔をもって配置され、鉛直方向及び水平方向に並んで格子状に配置されるか、または、千鳥状に配置されている。
複数の貫通孔32は、ドレンキャッチャ33が装着されている。このドレンキャッチャ33は、円筒部34と、鍔部35とから構成されている。円筒部34は、外径が貫通孔32の内径より若干小さい寸法に設定され、軸心方向の長さが貫通孔32の軸心方向の長さ(整流板31の板厚)より長く設定されている。鍔部35は、リング形状をなし、円筒部34における軸心方向の一端部に一体に設けられている。鍔部35は、円筒部34の一端部から径方向の外側に円板形状をなすように配置されている。
このドレンキャッチャ33は、蒸気の流動方向の上流側から貫通孔32に装着されている。円筒部34は、貫通孔32内に挿入されることで連通し、鍔部35は、整流板31における蒸気の流動方向の上流側の平面部31aから所定距離L1だけ離間した位置に配置されている。ドレンキャッチャ33は、円筒部34が貫通孔32に嵌合し、溶接により固定されている。
この場合、ドレンキャッチャ33は、円筒部34の先端部34aが整流板31における蒸気の流動方向の下流側の平面部31bに対して、軸心方向の同位置に位置している。また、ドレンキャッチャ33は、鍔部35が整流板31における蒸気の流動方向の上流側の平面部31aに対して所定距離L1だけ離間して位置していることから、鍔部35と平面部31aとの間に空間部Sが設けられている。
なお、上述の説明にて、ドレンキャッチャ33は、円筒部34が貫通孔32内に嵌合し、先端部34aを平面部31bと同位置に位置させたが、この構成に限定されるものではない。図6は、第1実施形態の変形例を表すドレンキャッチャの断面図である。
図6に示すように、貫通孔32は、蒸気の流動方向の上流側に貫通孔32の内径より大きい段付部31aが形成されている。ドレンキャッチャ41は、円筒部42と、鍔部43とから構成されている。円筒部41は、外径が段付部31aの内径より若干小さい寸法に設定され、内径が貫通孔32の内径と同じ寸法に設定されている。鍔部43は、リング形状をなし、円筒部42における軸心方向の一端部に一体に設けられている。鍔部35は、円筒部34の一端部から径方向の外側に円板形状をなすように配置されている。
このドレンキャッチャ41は、蒸気の流動方向の上流側から貫通孔32に装着されている。円筒部42は、貫通孔32の段付部32aに挿通されることで連通し、鍔部43は、整流板31の平面部31aから離間した位置に配置されている。ドレンキャッチャ41は、円筒部42が段付部32aに嵌合し、溶接により固定されている。この場合、ドレンキャッチャ33は、円筒部42の先端部42aが段付部32aに当接することで、貫通孔32に対して軸心方向の位置決めがなされる。即ち、段付部32aが本発明の位置決め部として機能する。
ここで、本実施形態の湿分分離器の作用について説明する。
蒸気発生器で生成された加熱蒸気は、高圧タービンに送られると共に、湿分分離器に送られる。そして、高圧タービンを駆動した低温再熱蒸気は、この湿分分離器に送られ、ここで、蒸気に含まれる湿分が除去されると共に加熱されて高温再熱蒸気となり、低圧タービンに送られる。
この湿分分離器にて、図1及び図2に示すように、蒸気発生器で生成された加熱蒸気は、蒸気室15の入口管台15aから加熱管群14に供給され、胴体10内に配設された複数の加熱管16を通って蒸気室15に戻され、出口管台15bからドレンとして排出される。
一方、高圧タービンからの低温再熱蒸気は、蒸気入口11から蒸気流入室Sを介して蒸気通路S内に供給され、多数の吹出口30から胴体10の蒸気流動空間Sへ吹き出される。この胴体10の蒸気流動空間S内に吹き出された蒸気は、複数の吹出口30を通り、整流板31により整流されて各湿分分離エレメント20に案内される。すると、この湿分分離エレメント20は、蒸気が波形をなす複数のセパレータベーン21の間を通過するとき、この蒸気に含まれる湿分がセパレータベーン21に衝突することで、ドレンとなって分離することができる。
そして、湿分分離エレメント20により湿分が分離された蒸気は、左右の第2支持板25により区画された蒸気排出空間Sを通って上昇し、複数の加熱管16の間を通過する際に、各加熱管16内を通る加熱蒸気により加熱され、高温再熱蒸気となって蒸気出口12から排出される。一方、湿分分離エレメント20で蒸気から分離された湿分(ドレン)は、ドレン開口24を通ってドレン通路Sに流下し、ドレン出口13から外部に排出される。
このとき、蒸気流動空間Sから複数の吹出口30を通って整流板31に導かれた蒸気は、図3に示すように、一部がドレンキャッチャ33の鍔部35により空間部Sに導かれることで、含有する液滴が整流板31の平面部31aや円筒部34の外周面に衝突して蒸気から分離され、整流板31やドレンキャッチャ33に付着して捕集される。即ち、蒸気は、ドレンキャッチャ33の鍔部35により空間部Sに向けて90度屈曲するように湾曲して流れる。すると、蒸気に含まれる液滴は、蒸気の粒子より大径であることから、慣性力により整流板31の平面部31aや円筒部34の外周面に接触して分離される。そして、ドレンキャッチャ33により捕集された液滴は、整流板31の平面部31aを伝って下方に流れ、ドレン開口24(図2参照)を通してドレン通路Sに流れ、ドレン出口13から外部に排出される。一方、液滴が分離された蒸気は、整流板31の各貫通孔32(円筒部34)を通って湿分分離エレメント20(図2参照)に流入する。
このように第1実施形態の湿分分離器にあっては、中空形状をなして長手方向の端部に蒸気入口11が設けられると共に上部に蒸気出口12が設けられる胴体10と、胴体10内に設けられて蒸気入口11から導入された蒸気から湿分を分離する湿分分離エレメント20と、湿分分離エレメント20における蒸気の流動方向の上流側に設けられて複数の貫通孔32が設けられる整流板31と、複数の貫通孔32に設けられるドレンキャッチャ33(41)とを設けている。
従って、蒸気は、蒸気入口11から胴体10内に流入され、整流板31の各貫通孔32を通過することで整流された後、湿分分離エレメント20を通過することで湿分が分離され、この湿分が分離された蒸気は、蒸気出口12から排出される。このとき、蒸気入口11から胴体10内に流入した蒸気は、整流板31の各貫通孔32を通過する際に、含有する液滴がドレンキャッチャ33に衝突することで分離され、このドレンキャッチャ33により捕集される。そして、液滴が分離された蒸気は、各貫通孔32を通って湿分分離エレメント20に流入する。そのため、蒸気に同伴する湿分を効率的に分離することで、エロージョンを抑制することができると共に、プラントの熱効率を向上することができる。
第1実施形態の湿分分離器では、ドレンキャッチャ33は、貫通孔32に連通する円筒部34(42)と、整流板31の平面部31aから所定距離L1だけ離間して円筒部34における軸心方向の端部に設けられて鍔部35(43)とを有している。従って、蒸気が円筒部34(貫通孔32)を通して整流されることで、適正に湿分分離エレメント20に供給することができ、円筒部34の外側及び鍔部35により蒸気を整流板31の平面部31aに衝突させて液滴を分離することができる。
第1実施形態の湿分分離器では、ドレンキャッチャ33は、円筒部34が貫通孔32に嵌合して固定される。従って、ドレンキャッチャ33の取付けを容易として作業性を向上することができる。
第1実施形態の湿分分離器では、貫通孔にドレンキャッチャ41の軸心方向の位置決め部としての段付部32aを設けている。従って、ドレンキャッチャ41を段付部32aを用いて容易に貫通孔32に取付けることができ、取付作業性を向上することができる。
[第2実施形態]
図7は、第2実施形態の湿分分離器における整流板の断面図である。なお、上述した実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第2実施形態の湿分分離器にて、図7に示すように、整流板31は、板厚方向に沿って複数の貫通孔32が形成されており、この複数の貫通孔32にドレンキャッチャ51が装着されている。このドレンキャッチャ51は、円筒部52と、鍔部53とから構成されている。円筒部52は、外径が貫通孔32の内径より若干小さい寸法に設定され、軸心方向の長さが貫通孔32の軸心方向の長さ(整流板31の板厚)より長く設定されている。鍔部53は、リング形状をなし、円筒部52における軸心方向の一端部に一体に設けられている。
このドレンキャッチャ51は、蒸気の流動方向の上流側から貫通孔32に装着されている。円筒部52は、貫通孔32内に嵌合して固定され、鍔部53は、整流板31の平面部31aから所定距離だけ離間した位置に配置されている。このドレンキャッチャ51は、円筒部52が貫通孔32から蒸気の流動方向の下流側に突出している。即ち、円筒部52は、先端部52aが整流板31における蒸気の流動方向の下流側の平面部31bに対して、所定距離L2だけ軸心方向に離間した位置に位置している。また、ドレンキャッチャ33は、鍔部35が整流板31の平面部31aに対して所定距離L1だけ離間して位置していることから、鍔部35と平面部31aとの間に空間部Sが設けられている。
なお、上述の説明にて、ドレンキャッチャ51は、円筒部52が貫通孔32内に嵌合し、先端部34aが平面部31bから離間した位置に位置させたが、この構成に限定されるものではない。図8は、第2実施形態の変形例を表すドレンキャッチャの断面図である。
図8に示すように、ドレンキャッチャ61は、円筒部62と、鍔部63とから構成されている。円筒部62は、外径が貫通孔32の内径より若干小さい寸法に設定されている。そして、円筒部62は、先端部62aが貫通孔32から蒸気の流動方向の下流側に突出している。鍔部63は、リング形状をなし、円筒部62における軸心方向の一端部に一体に設けられている。また、円筒部62は、鍔部63側に外径が貫通孔32の内径より大きい寸法の段付部(大径部)62bが設けられている。
このドレンキャッチャ61は、円筒部62が蒸気の流動方向の上流側から貫通孔32に装着され、段付部62bが整流板31の平面部31aに当接して固定され、鍔部63は、整流板31の平面部31aから離間した位置に配置されている。この場合、ドレンキャッチャ61は、円筒部42の段付部62bが整流板31の平面部31aに当接することで、貫通孔32に対して軸心方向の位置決めがなされる。即ち、段付部62bが本発明の位置決め部として機能する。
そのため、図7に示すように、整流板31に導かれた蒸気は、一部がドレンキャッチャ51の鍔部53により空間部Sに導かれることで、含有する液滴が整流板31の平面部31aや円筒部52の外周面に衝突して蒸気から分離され、整流板31やドレンキャッチャ51に付着して捕集される。そして、ドレンキャッチャ51により捕集された液滴は、整流板31の平面部31aを伝って下方に流れ、ドレン開口24(図2参照)を通してドレン通路Sに流れ、ドレン出口13から外部に排出される。一方、液滴が分離された蒸気は、整流板31の各貫通孔32(円筒部52)を通って湿分分離エレメント20(図2参照)に流入する。このとき、ドレンキャッチャ51は、円筒部52が貫通孔32から蒸気の流動方向の下流側に突出していることから、円筒部52内を通過する蒸気の直進性が向上し、適正に整流される。
このように第2実施形態の湿分分離器にあっては、湿分分離エレメント20における蒸気の流動方向の上流側に設けられて複数の貫通孔32が設けられる整流板31と、複数の貫通孔32に設けられるドレンキャッチャ51(61)とを設け、円筒部52(62)が貫通孔32から蒸気の流動方向の下流側に突出している。
従って、蒸気は、整流板31の各貫通孔32を通過する際に、含有する液滴がドレンキャッチャ51に衝突することで分離され、このドレンキャッチャ51により捕集される。そして、液滴が分離された蒸気は、各貫通孔32を通って湿分分離エレメント20に流入する。そのため、蒸気に同伴する湿分を効率的に分離することで、エロージョンを抑制することができると共に、プラントの熱効率を向上することができる。また、蒸気は、貫通孔32より長いドレンキャッチャ51の円筒部52内を通過することで、直進性が向上し、適正に整流されて湿分分離エレメント20に供給することができる。
[第3実施形態]
図9は、第3実施形態の湿分分離器における整流板の断面図、図10は、整流板の正面図である。なお、上述した実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第3実施形態の湿分分離器にて、図9及び図10に示すように、整流板31は、板厚方向に沿って複数の貫通孔32が形成されており、この複数の貫通孔32にドレンキャッチャ71が装着されている。このドレンキャッチャ71は、円筒部72と、鍔部73とから構成されている。円筒部72は、外径が貫通孔32の内径より若干小さい寸法に設定され、軸心方向の長さが貫通孔32の軸心方向の長さ(整流板31の板厚)より長く設定されている。鍔部73は、リング形状をなし、円筒部72における軸心方向の一端部に一体に設けられている。
このドレンキャッチャ71は、蒸気の流動方向の上流側から貫通孔32に装着されている。円筒部72は、貫通孔32内に嵌合して固定され、鍔部73は、整流板31の平面部31aから所定距離だけ離間した位置に配置されていることから、鍔部35と平面部31aとの間に空間部Sが設けられている。
また、整流板31は、蒸気の流動方向の上流側の平面部31aに複数の貫通孔32を連通する第1溝部74が設けられている。この第1溝部74は、平面部31aに所定幅で、且つ、所定深さを有するものであり、上下に隣接する貫通孔32を連通するように設けられている。なお、整流板31に、図10に二点鎖線で示すように、平面部31aに複数の貫通孔32の周囲に沿って第2溝部75を設けてもよい。また、水平方向に隣接する貫通孔32を連通するように第1溝部74を設けてもよい。
そのため、図9及び図10に示すように、整流板31に導かれた蒸気は、一部がドレンキャッチャ71の鍔部73により空間部Sに導かれることで、含有する液滴が整流板31の平面部31aや円筒部72の外周面に衝突して蒸気から分離され、整流板31やドレンキャッチャ71に付着して捕集される。そして、ドレンキャッチャ71により捕集された液滴は、整流板31の第1溝部74を通って下方に流れる。また、ドレンキャッチャ71により捕集された液滴は、整流板31の第2溝部75により集められ、第1溝部74を通って下方に流れた後、第2溝部75で合流し、円筒部72を回り込んで下方に流れる。そして、この液滴は、ドレン開口24(図2参照)を通してドレン通路Sに流れ、ドレン出口13から外部に排出される。一方、液滴が分離された蒸気は、整流板31の各貫通孔32(円筒部52)を通って湿分分離エレメント20(図2参照)に流入する。
このように第3実施形態の湿分分離器にあっては、湿分分離エレメント20における蒸気の流動方向の上流側に設けられて複数の貫通孔32が設けられる整流板31と、複数の貫通孔32に設けられるドレンキャッチャ71と、整流板31の平面部31aに複数の貫通孔32を連通するように設けられる第1溝部74とを設けている。
従って、蒸気は、整流板31の各貫通孔32を通過する際に、含有する液滴がドレンキャッチャ71に衝突することで分離され、このドレンキャッチャ71により捕集される。そして、ドレンキャッチャ71により捕集された液滴は、整流板31の第1溝部74を通って下方に流れる。一方、液滴が分離された蒸気は、各貫通孔32を通って湿分分離エレメント20に流入する。そのため、蒸気から分離された液滴は、第1溝部74に集められ、この第1溝部74を通って落下することとなり、捕集した液滴の再飛散を防止することができる。
第3実施形態の湿分分離器では、整流板31における平面部31aに複数の貫通孔32の周囲に沿った第2溝部75を設けている。従って、蒸気から分離された液滴は、第2溝部75を介して第1溝部74に集められ、この第1溝部74を通って落下することとなり、捕集した液滴の再飛散を防止することができる。
[第4実施形態]
図11は、第4実施形態の湿分分離器における整流板の断面図である。なお、上述した実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第4実施形態の湿分分離器にて、図11に示すように、整流板31は、板厚方向に沿って複数の貫通孔32が形成されており、この複数の貫通孔32にドレンキャッチャ81が装着されている。このドレンキャッチャ81は、円筒部82と、鍔部83と、返し部84とから構成されている。円筒部82は、外径が貫通孔32の内径より若干小さい寸法に設定され、軸心方向の長さが貫通孔32の軸心方向の長さ(整流板31の板厚)より長く設定されている。鍔部83は、リング形状をなし、円筒部82における軸心方向の一端部に一体に設けられている。返し部84は、短い円筒形状をなし、鍔部83の外周部から平面部31a側に延出するように設けられている。
このドレンキャッチャ81は、蒸気の流動方向の上流側から貫通孔32に装着されている。円筒部82は、貫通孔32内に嵌合して固定され、鍔部83は、整流板31の平面部31aから所定距離だけ離間した位置に配置されていることから、鍔部35と平面部31aとの間に空間部Sが設けられている。また、返し部84は、鍔部83のから平面部31a側に延出し、平面部31aと所定距離L3だけ離間している。
そのため、図11に示すように、整流板31に導かれた蒸気は、一部がドレンキャッチャ81の鍔部83により空間部Sに導かれることで、含有する液滴が整流板31の平面部31aや円筒部72の外周面に衝突して蒸気から分離され、整流板31やドレンキャッチャ71に付着して捕集される。このとき、鍔部83に返し部84が設けられていることから、蒸気から分離された液滴の飛散がこの返し部84により防止される。そして、ドレンキャッチャ81により捕集された液滴は、整流板31の平面部31aを伝って下方に流れ、ドレン開口24(図2参照)を通してドレン通路Sに流れ、ドレン出口13から外部に排出される。一方、液滴が分離された蒸気は、整流板31の各貫通孔32(円筒部82)を通って湿分分離エレメント20(図2参照)に流入する。
このように第4実施形態の湿分分離器にあっては、湿分分離エレメント20における蒸気の流動方向の上流側に設けられて複数の貫通孔32が設けられる整流板31と、複数の貫通孔32に設けられるドレンキャッチャ81とを設け、ドレンキャッチャ81は、円筒部82と鍔部83と返し部84とから構成されている。
従って、蒸気は、整流板31の各貫通孔32を通過する際に、含有する液滴がドレンキャッチャ81に衝突することで分離され、このドレンキャッチャ81により捕集される。このとき、蒸気は、鍔部83により空間部Sに導かれることで、含有する液滴が整流板31の平面部31aや円筒部72の外周面に衝突して蒸気から分離され、返し部84により液滴の飛散を防止することができる。
[第5実施形態]
図12は、第5実施形態の湿分分離器における整流板の断面図である。なお、上述した実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第5実施形態の湿分分離器にて、図12に示すように、整流板31は、板厚方向に沿って複数の貫通孔32が形成されており、この複数の貫通孔32にドレンキャッチャ91が装着されている。このドレンキャッチャ91は、円筒部92と、鍔部93とから構成されている。円筒部92は、外径が貫通孔32の内径より若干小さい寸法に設定され、軸心方向の長さが貫通孔32の軸心方向の長さ(整流板31の板厚)より長く設定されている。鍔部93は、リング形状をなし、円筒部92における軸心方向の一端部に一体に設けられている。
このドレンキャッチャ91は、蒸気の流動方向の上流側から貫通孔32に装着されている。円筒部92は、貫通孔32内に嵌合して固定され、鍔部93は、整流板31の平面部31aから所定距離だけ離間した位置に配置されている。このドレンキャッチャ91は、円筒部92が貫通孔32から蒸気の流動方向の下流側に突出している。
また、ドレンキャッチャ91は、蒸気の流動方向の上流側に蒸気の通路断面積が縮小する縮小部94が設けられている。更に、ドレンキャッチャ91は、蒸気の流動方向の下流側に蒸気の通路断面積が拡大する拡大部95が設けられている。即ち、ドレンキャッチャ91は、円筒部92から鍔部93に向けて通路断面積が縮小する縮小部94が設けられ、円筒部92から先端部側に向けて通路断面積が拡大する拡大部95が設けられている。
なお、上述の説明にて、ドレンキャッチャ91は、円筒部92と鍔部93との間に縮小部94を一体に設けると共に、円筒部92の先端部に拡大部95を一体に設けたが、この構成に限定されるものではない。図13は、第5実施形態の変形例を表すドレンキャッチャの断面図である。
図13に示すように、ドレンキャッチャ101は、円筒部102と、鍔部103とから構成されている。そして、ドレンキャッチャ101は、蒸気の流動方向の上流側に蒸気の通路断面積が縮小する縮小部104が設けられ、蒸気の流動方向の下流側に蒸気の通路断面積が拡大する拡大部105が設けられている。この場合、ドレンキャッチャ101は、円筒部102の先端部側に拡大部105を密着し、円筒形状をなす接続具106とボルト107を用いて円筒部102と拡大部105を接続している。
すると、ドレンキャッチャ101は、円筒部102を整流板31の平面部31a側から貫通孔32内に嵌合した後、整流板31の平面部31b側から円筒部102に拡大部105を接続すればよく、ドレンキャッチャ101の取付性を向上することができる。
そのため、整流板31に導かれた蒸気は、一部がドレンキャッチャ91の鍔部93により空間部Sに導かれることで、含有する液滴が整流板31の平面部31aや円筒部92の外周面に衝突して蒸気から分離され、整流板31やドレンキャッチャ91に付着して捕集される。そして、ドレンキャッチャ91により捕集された液滴は、整流板31の平面部31aを伝って下方に流れ、ドレン開口24(図2参照)を通してドレン通路Sに流れ、ドレン出口13から外部に排出される。一方、液滴が分離された蒸気は、整流板31の各貫通孔32(円筒部92)を通って湿分分離エレメント20(図2参照)に流入する。
このとき、ドレンキャッチャ91は、入口側に縮小部94が設けられていることから、蒸気が円筒部92内に直接入りにくくなり、鍔部93により蒸気から液滴が効率良く分離される。また、ドレンキャッチャ91は、出口側に拡大部95が設けられていることから、円筒部92内を通過する蒸気の直進性が向上すると共に、流速が低下することとなり、適正に整流される。
このように第5実施形態の湿分分離器にあっては、湿分分離エレメント20における蒸気の流動方向の上流側に設けられて複数の貫通孔32が設けられる整流板31と、複数の貫通孔32に設けられるドレンキャッチャ91(101)とを設け、蒸気の流動方向の上流側に縮小部94(104)を設け、蒸気の流動方向の下流側に拡大部95(105)を設けている。
従って、蒸気は、整流板31の各貫通孔32を通過する際に、含有する液滴がドレンキャッチャ91に衝突することで分離され、このドレンキャッチャ91により捕集される。そして、液滴が分離された蒸気は、各貫通孔32を通って湿分分離エレメント20に流入する。そのため、蒸気に同伴する湿分を効率的に分離することで、エロージョンを抑制することができると共に、プラントの熱効率を向上することができる。
また、ドレンキャッチャ91の蒸気入口部に縮小部94が設けられることで、蒸気が整流板31の平面部31aに衝突しやすくなり、蒸気に含有する液滴を効率良く分離することができる。更に、ドレンキャッチャ91の蒸気出口部に拡大部95が設けられることで、ドレンキャッチャ95を通った蒸気の流速が低下するため、蒸気を適正に湿分分離エレメント20に供給することができる。
なお、上述した実施形態にて、貫通孔を円形状とし、ドレンキャッチャにおける筒部を円筒部としたが、この形状に限るものではなく、貫通孔と筒部は、多角形状と多角筒形状としてもよい。また、貫通孔と筒部は、同形状に限るものではなく、貫通孔を円形状とし、筒部を四角筒形状としてもよい。更に、筒部を貫通孔に嵌合するようにしたが、筒部を整流板の平面部に密着されて固定してもよい。
また、上述した実施形態にて、ドレンキャッチャにおける鍔部を整流板の平面部と平行にしたが、この形状に限るものではなく、筒部と鍔部の連結部の角度を鋭角としたり、鈍角としたりしてもよい。
10 胴体
11,41 蒸気入口
12 蒸気出口
13 ドレン出口
14 加熱管群
15 蒸気室
16 加熱管
17,18 仕切壁
19 第1支持板
20 湿分分離エレメント
21 セパレータベーン
22 上支持枠
23 下支持枠
24 ドレン開口
25 第2支持板
26 第3支持板
27 第4支持板
28 カバー
29 連通開口
30 吹出口
31 整流板
31a,31b 平面部
32 貫通孔
33,41,51,61,71,81,91,101 ドレンキャッチャ
34,42,52,62,72,82,92,102 円筒部(筒部)
34a,42a,52a 先端部
34b,62b 段付部
35,43,53,63,73,83,93,103 鍔部
74 第1溝部
75 第2溝部
84 返し部
94,104 縮小部
95,105 拡大部
106 接続具
S 空間部
蒸気通路
蒸気流動空間
蒸気排出空間
ドレン通路
蒸気流入室

Claims (9)

  1. 中空形状をなして長手方向の端部に蒸気入口が設けられると共に上部に蒸気出口が設けられる胴体と、
    前記胴体内に設けられて前記蒸気入口から導入された蒸気から湿分を分離する湿分分離エレメントと、
    前記湿分分離エレメントにおける蒸気の流動方向の上流側に設けられて複数の貫通孔が設けられる整流板と、
    前記複数の貫通孔に設けられるドレンキャッチャと、
    を有し、
    前記整流板は、蒸気の流動方向の上流側の平面部に前記複数の貫通孔を連通する第1溝部が設けられる、
    ことを特徴とする湿分分離器。
  2. 前記整流板は、蒸気の流動方向の上流側の平面部に前記複数の貫通孔の周囲に沿って第2溝部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の湿分分離器。
  3. 前記ドレンキャッチャは、前記貫通孔に連通する筒部と、前記整流板の平面部から所定距離だけ離間して前記筒部における軸心方向の端部に設けられて鍔部とを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の湿分分離器。
  4. 前記鍔部は、前記整流板の平面部側に延出する返し部が設けられることを特徴とする請求項3に記載の湿分分離器。
  5. 前記ドレンキャッチャは、前記貫通孔に嵌合して固定されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の湿分分離器。
  6. 前記ドレンキャッチャは、前記貫通孔から蒸気の流動方向の下流側に突出することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の湿分分離器。
  7. 前記ドレンキャッチャにおける蒸気の流動方向の上流側に蒸気の通路断面積が縮小する縮小部が設けられることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の湿分分離器。
  8. 前記ドレンキャッチャにおける蒸気の流動方向の下流側に蒸気の通路断面積が拡大する拡大部が設けられることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の湿分分離器。
  9. 前記貫通孔と前記ドレンキャッチャの少なくともいずれか一方に軸心方向の位置決め部が設けられることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の湿分分離器。
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