上記のことを鑑みて、本出願は、2つ以上のソースセルまたはターゲットセルが存在する場合にハンドオーバーが実行できないという従来技術の問題を解決するための、ハンドオーバー処理方法を提供する。
一態様では、第1のターゲット基地局によって、ソース基地局またはコアネットワークノードにより送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップと、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージに従って、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信して、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが実行されるべきであることを第2のターゲット基地局に通知するステップと、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信するステップとを含み、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージが、第1のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルおよび/または第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルへとユーザ機器をハンドオーバーするようにソース基地局またはコアネットワークノードに通知するために使用される、ハンドオーバー処理方法が提供される。
第1の態様の第1の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージに従って、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信するステップは、
第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージ中のユーザ機器の測定報告および/またはユーザ機器の無線アクセスベアラRAB情報に従って、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局のターゲットセルへのハンドオーバーが実行されるべきであると判定するステップ、または、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージ中の第2のターゲット基地局のターゲットセルの情報に従って、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが実行されるべきであると判定するステップと、
第1のターゲット基地局によって、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信するステップとを含む。
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルの情報、ユーザ機器の測定報告情報、ユーザ機器のコンテキスト情報、およびユーザ機器のサービスの情報のうちの少なくとも1つを含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報を含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、または第1の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、第1のメッセージは、ユーザ機器の少なくとも1つのサービスの情報を含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報および/または無線ベアラRBの構成情報を含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、または第1の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、サービスの情報はさらに、RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、無線アクセスベアラRABの識別子、分割指示情報、およびGTPトンネルエンドポイント情報のうちの少なくとも1つを含み、RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含み、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報を含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の実装方式、または第1の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、GTPトンネルエンドポイント情報は、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報または第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であり、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、サービングゲートウェイS-GWと第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間のS1インターフェースの送信ベアラを確立するために使用され、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、または第1の態様の第5の可能な実装方式と組み合わせて、第6の可能な実装方式では、RBの構成情報は、パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCP層、無線リンク制御RLC層、媒体アクセス制御MAC層、および物理層の構成情報を含み、または、RLC層、MAC層、および物理層の構成情報を含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、または第1の態様の第6の可能な実装方式と組み合わせて、第7の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局によって、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信するステップの後で、方法はさらに、第1のターゲット基地局によって、第2のターゲット基地局により送信される第2のメッセージを受信するステップを含み、第2のメッセージは、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが第2のターゲット基地局によって受け入れられるかどうかに関する情報を示すために使用される。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、または第1の態様の第7の可能な実装方式と組み合わせて、第8の可能な実装方式では、第2のメッセージは、ユーザ機器の識別子、第1の情報、および指示情報のうちの少なくとも1つを含み、指示情報は、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを拒否するという指示情報、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを受け入れるという指示情報、および第1のメッセージを修正するという指示情報のうちの少なくとも1つを含み、第1の情報は、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの構成情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBに対応するRABの識別子、リソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBの識別子、および、リソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBに対応するRABの識別子のうちの少なくとも1つを含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、または第1の態様の第8の可能な実装方式と組み合わせて、第9の可能な実装方式では、第2のメッセージはさらに、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送ための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、GTPトンネルエンドポイントを変えるようにコアネットワークノードに要求するために使用される、情報とのうちの少なくとも1つを含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、または第1の態様の第9の可能な実装方式と組み合わせて、第10の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、
ソース基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のトランスペアレントコンテナの構成、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって拒否される少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、ならびに、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABと、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間の対応する関係のうちの少なくとも1つを含み、
第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用され、第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用され、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用される。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、または第1の態様の第10の可能な実装方式と組み合わせて、第11の可能な実装方式では、第1のトランスペアレントコンテナの構成は、
少なくとも1つのRBの構成情報と、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局のセルの情報とのうちの少なくとも1つを含み、
RBは、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABに対応するRBである。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、または第1の態様の第11の可能な実装方式と組み合わせて、第12の可能な実装方式では、RBの構成情報は、RBに対応するPDCPエンティティの構成情報、RBに対応する少なくとも1つのRLCエンティティの構成情報、RBに対応する各RLCエンティティに対応するMAC構成情報、論理チャネルの構成メッセージ、物理層の構成情報、サービスの識別子、分割指示情報、およびRBに対応する無線リソースの構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、または第1の態様の第12の可能な実装方式と組み合わせて、第13の可能な実装方式では、RBに対応する無線リソースの構成情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、タイムスロット情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、または第1の態様の第13の可能な実装方式と組み合わせて、第14の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信するステップは、
ユーザ機器が第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局との接続を確立することを可能にするために、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局に送信して、ユーザ機器へハンドオーバー命令メッセージを送信するようにソース基地局を動作させるステップ、または、
ユーザ機器が第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局との接続を確立することを可能にするために、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをコアネットワークノードに送信して、ハンドオーバー要求応答メッセージをソース基地局へ送信するようにコアネットワークノードを動作させることで、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器へ送信するようにソース基地局を動作させるステップを含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、第1の態様の第13の可能な実装方式、または第1の態様の第14の可能な実装方式と組み合わせて、第15の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信するステップの後で、方法はさらに、第1のターゲット基地局によって、ユーザ機器により送信される無線リソース制御RRC接続構成完了メッセージを受信するステップと、ユーザ機器との接続を確立するステップとを含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、第1の態様の第13の可能な実装方式、第1の態様の第14の可能な実装方式、または第1の態様の第15の可能な実装方式と組み合わせて、第16の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局によって、ユーザ機器により送信される無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信するステップの後で、方法はさらに、第1のターゲット基地局によって、第2のターゲット基地局がユーザ機器に対して構成されたリソースを使用し始めるように指示するための、ユーザ機器のハンドオーバー指示メッセージを第2のターゲット基地局に送信するステップを含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、第1の態様の第13の可能な実装方式、第1の態様の第14の可能な実装方式、第1の態様の第15の可能な実装方式、または第1の態様の第16の可能な実装方式と組み合わせて、第17の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局によって、ユーザ機器のハンドオーバー指示メッセージを第2のターゲット基地局に送信するステップの後で、方法はさらに、第1のターゲット基地局によって、第2のターゲット基地局により送信されたユーザ機器のハンドオーバー指示応答メッセージを受信するステップを含み、ユーザ機器の切替え指示応答メッセージは、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報を含み、第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、GTPトンネルエンドポイントを切り替えるようにコアネットワークノードに要求するために使用される。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、第1の態様の第13の可能な実装方式、第1の態様の第14の可能な実装方式、第1の態様の第15の可能な実装方式、第1の態様の第16の可能な実装方式、または第1の態様の第17の可能な実装方式と組み合わせて、第18の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局によって、ユーザ機器により送信されるRRC接続再構成完了メッセージを受信するステップの後で、方法はさらに、第1のターゲット基地局によって、経路切替え要求メッセージをコアネットワークノードに送信して、コアネットワークノード中のユーザ機器に対応するサービスを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へハンドオーバーするように要求するステップを含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、第1の態様の第13の可能な実装方式、第1の態様の第14の可能な実装方式、第1の態様の第15の可能な実装方式、第1の態様の第16の可能な実装方式、第1の態様の第17の可能な実装方式、または第1の態様の第18の可能な実装方式と組み合わせて、第19の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信するステップは、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信して、ソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へ送信するようにソース基地局を動作させるステップを含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、第1の態様の第13の可能な実装方式、第1の態様の第14の可能な実装方式、第1の態様の第15の可能な実装方式、第1の態様の第16の可能な実装方式、第1の態様の第17の可能な実装方式、第1の態様の第18の可能な実装方式、または第1の態様の第19の可能な実装方式と組み合わせて、第20の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局は、ソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信し、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を、第2のターゲット基地局に送信する。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、第1の態様の第13の可能な実装方式、第1の態様の第14の可能な実装方式、第1の態様の第15の可能な実装方式、第1の態様の第16の可能な実装方式、第1の態様の第17の可能な実装方式、第1の態様の第18の可能な実装方式、第1の態様の第19の可能な実装方式、または第1の態様の第20の可能な実装方式と組み合わせて、第21の可能な実装方式では、ソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へ送信するようにソース基地局を動作させるステップは、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第1のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局へ送信し、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第2のターゲット基地局へ送信するように、ソース基地局を動作させるステップを含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、第1の態様の第13の可能な実装方式、第1の態様の第14の可能な実装方式、第1の態様の第15の可能な実装方式、第1の態様の第16の可能な実装方式、第1の態様の第17の可能な実装方式、第1の態様の第18の可能な実装方式、第1の態様の第19の可能な実装方式、第20の可能な実装方式、または第21の可能な実装方式と組み合わせて、第22の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、否定応答NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、サービスデータユニットSDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、第1の態様の第13の可能な実装方式、第1の態様の第14の可能な実装方式、第1の態様の第15の可能な実装方式、第1の態様の第16の可能な実装方式、第1の態様の第17の可能な実装方式、第1の態様の第18の可能な実装方式、第1の態様の第19の可能な実装方式、第20の可能な実装方式、第21の可能な実装方式、または第22の可能な実装方式と組み合わせて、第23の可能な実装方式では、エンドマーカーパケットは、シーケンス中でサービングゲートウェイによって送信されるデータを受信するように第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局を動作させるために使用される。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、第1の態様の第13の可能な実装方式、第1の態様の第14の可能な実装方式、第1の態様の第15の可能な実装方式、第1の態様の第16の可能な実装方式、第1の態様の第17の可能な実装方式、第1の態様の第18の可能な実装方式、第1の態様の第19の可能な実装方式、第20の可能な実装方式、第21の可能な実装方式、可能な実装方式、または第23の可能な実装方式と組み合わせて、第24の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局によって、ソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップは、第1のターゲット基地局によって、ソース基地局から来る、コアネットワークノードにより転送されたハンドオーバー要求メッセージを受信するステップを含む。
第2の態様では、第1のソース基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信して、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うステップと、第1のソース基地局によって、ターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップと、第1のソース基地局によって、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信して、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするようにユーザ機器に通知するステップとを含む、ハンドオーバー処理方法が提供される。
第2の態様の第1の可能な実装方式では、第1のソース基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信するステップの前に、方法はさらに、第1のソース基地局によって、ハンドオーバー開始要求メッセージを第2のソース基地局に送信して、第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うステップと、第1のソース基地局によって、第2のソース基地局からハンドオーバー開始応答メッセージを受信するステップと、ハンドオーバー開始応答メッセージに従ってハンドオーバー要求メッセージを生成するステップとを含む。
第2の態様、または第2の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、第1のソース基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信するステップの前に、方法はさらに、第1のソース基地局によって、ローカルゲートウェイを通じて、ハンドオーバー開始要求メッセージを第2のソース基地局に送信するステップと、第1のソース基地局によって、ローカルゲートウェイからハンドオーバー要求メッセージを受信するステップとを含み、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のソース基地局からのハンドオーバー開始応答メッセージに従って、ローカルゲートウェイによって生成される。
第2の態様、第2の態様の第1の可能な実装方式、または第2の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、第1のソース基地局によって、ターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップの後で、方法はさらに、第1のソース基地局によって、ハンドオーバー動作の実行を開始するように第2のソース基地局に通知するために、ハンドオーバー実行通知メッセージを第2のソース基地局に送信するステップを含む。
第2の態様、第2の態様の第1の可能な実装方式、第2の態様の第2の可能な実装方式、または第2の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、第1のソース基地局によって、ハンドオーバー実行通知メッセージを第2のソース基地局に送信するステップの後で、方法はさらに、第1のソース基地局によって、第2のソース基地局により送信されるハンドオーバー実行通知応答メッセージを受信するステップを含み、ハンドオーバー実行通知応答メッセージは、第2のソース基地局によってサービスされる少なくとも1つのRABに対応するSN状態転移情報、および/または、第2のソース基地局によってサービスされる少なくとも1つのRABに対応する、転送する必要のあるデータパケットを含む。
第2の態様、第2の態様の第1の可能な実装方式、第2の態様の第2の可能な実装方式、第2の態様の第3の可能な実装方式、または第2の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、第1のソース基地局によって、ターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップは、第1のソース基地局によって、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局および/または第2のソース基地局を動作させるための、ターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップを含む。
第2の態様、第2の態様の第1の可能な実装方式、第2の態様の第2の可能な実装方式、第2の態様の第3の可能な実装方式、第2の態様の第4の可能な実装方式、または第2の態様の第5の可能な実装方式と組み合わせて、第6の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局および/または第2のソース基地局を動作させるステップは、
第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局を動作させるステップ、または、
第1のソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局を動作させ、第2のソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第2のソース基地局を動作させるステップを含む。
第2の態様、第2の態様の第1の可能な実装方式、第2の態様の第2の可能な実装方式、第2の態様の第3の可能な実装方式、第2の態様の第4の可能な実装方式、第2の態様の第5の可能な実装方式、または第2の態様の第6の可能な実装方式と組み合わせて、第7の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、SDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットを含む。
第2の態様、第2の態様の第1の可能な実装方式、第2の態様の第2の可能な実装方式、第2の態様の第3の可能な実装方式、第2の態様の第4の可能な実装方式、第2の態様の第5の可能な実装方式、第2の態様の第6の可能な実装方式、または第2の態様の第7の可能な実装方式と組み合わせて、第8の可能な実装方式では、第1のソース基地局によって、エンドマーカーパケットをターゲット基地局に送信するステップの前に、方法はさらに、第1のソース基地局によって、S-GWにより送信されるエンドマーカーパケットを受信するステップを含む。
第2の態様、第2の態様の第1の可能な実装方式、第2の態様の第2の可能な実装方式、第2の態様の第3の可能な実装方式、第2の態様の第4の可能な実装方式、第2の態様の第5の可能な実装方式、第2の態様の第6の可能な実装方式、第2の態様の第7の可能な実装方式、または第2の態様の第8の可能な実装方式と組み合わせて、第9の可能な実装方式では、第1のソース基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信するステップは、第1のソース基地局によって、ローカルゲートウェイを通じてハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信するステップを含む。
第3の態様では、ソース基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信するステップと、ソース基地局によって、第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップであって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージが、第1のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルおよび/または第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルへユーザ機器をハンドオーバーするようにソース基地局に通知するために使用される、ステップと、ソース基地局によって、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信して、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局へハンドオーバーするようにユーザ機器に指示するステップとを含む、ハンドオーバー処理方法が提供される。
第3の態様の第1の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルの情報、ユーザ機器の測定報告情報、ユーザ機器のコンテキスト情報、およびユーザ機器のサービスの情報のうちの少なくとも1つを含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報を含む。
第3の態様、または第3の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、サービスの情報はさらに、
RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、無線アクセスベアラRABの識別子、分割指示情報、およびGTPトンネルエンドポイント情報のうちの少なくとも1つを含み、
RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含み、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報を含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、または第3の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、GTPトンネルエンドポイント情報は、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報または第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であり、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、サービングゲートウェイS-GWと第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間のS1インターフェースの送信ベアラを確立するために使用され、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、または第3の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、 ソース基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のトランスペアレントコンテナの構成、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって拒否される少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、ならびに、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABと、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間の対応する関係のうちの少なくとも1つを含み、
第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用され、第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用され、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用される。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、第3の態様の第3の可能な実装方式、または第3の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、第1のトランスペアレントコンテナの構成は、
少なくとも1つのRBの構成情報と、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局のセルの情報とのうちの少なくとも1つを含み、
RBは、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABに対応するRBである。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、第3の態様の第3の可能な実装方式、第3の態様の第4の可能な実装方式、または第3の態様の第5の可能な実装方式と組み合わせて、第6の可能な実装方式では、RBの構成情報は、
RBに対応するPDCPエンティティの構成情報、RBに対応する少なくとも1つのRLCエンティティの構成情報、RBに対応する各RLCエンティティに対応するMAC構成情報、論理チャネルの構成メッセージ、物理層の構成情報、サービスの識別子、分割指示情報、およびRBに対応する無線リソースの構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、第3の態様の第3の可能な実装方式、第3の態様の第4の可能な実装方式、第3の態様の第5の可能な実装方式、または第3の態様の第6の可能な実装方式と組み合わせて、第7の可能な実装方式では、RBの無線リソースの構成情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、タイムスロット情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、第3の態様の第3の可能な実装方式、第3の態様の第4の可能な実装方式、第3の態様の第5の可能な実装方式、第3の態様の第6の可能な実装方式、または第3の態様の第7の可能な実装方式と組み合わせて、第8の可能な実装方式では、ソース基地局によって、第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップは、ソース基地局によって、コアネットワーク要素により転送されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のターゲット基地局から受信するステップを含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、第3の態様の第3の可能な実装方式、第3の態様の第4の可能な実装方式、第3の態様の第5の可能な実装方式、第3の態様の第6の可能な実装方式、第3の態様の第7の可能な実装方式、または第3の態様の第8の可能な実装方式と組み合わせて、第9の可能な実装方式では、ソース基地局によって、第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップの後で、方法はさらに、ソース基地局によって、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するステップを含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、第3の態様の第3の可能な実装方式、第3の態様の第4の可能な実装方式、第3の態様の第5の可能な実装方式、第3の態様の第6の可能な実装方式、第3の態様の第7の可能な実装方式、第3の態様の第8の可能な実装方式、または第3の態様の第9の可能な実装方式と組み合わせて、第10の可能な実装方式では、ソース基地局によって、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信するステップの後で、方法はさらに、ソース基地局によって、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するステップを含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、第3の態様の第3の可能な実装方式、第3の態様の第4の可能な実装方式、第3の態様の第5の可能な実装方式、第3の態様の第6の可能な実装方式、第3の態様の第7の可能な実装方式、第3の態様の第8の可能な実装方式、第3の態様の第9の可能な実装方式、または第3の態様の第10の可能な実装方式と組み合わせて、第11の可能な実装方式では、ソース基地局によって、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するステップは、
ソース基地局によって、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局が第2のターゲット基地局に送信することを可能にするために、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局に送信するステップ、または、
ソース基地局によって、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第1のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局に送信し、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第2のターゲット基地局に送信するステップを含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、第3の態様の第3の可能な実装方式、第3の態様の第4の可能な実装方式、第3の態様の第5の可能な実装方式、第3の態様の第6の可能な実装方式、第3の態様の第7の可能な実装方式、第3の態様の第8の可能な実装方式、第3の態様の第9の可能な実装方式、第3の態様の第10の可能な実装方式、または第3の態様の第11の可能な実装方式と組み合わせて、第12の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、否定応答NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、サービスデータユニットSDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、第3の態様の第3の可能な実装方式、第3の態様の第4の可能な実装方式、第3の態様の第5の可能な実装方式、第3の態様の第6の可能な実装方式、第3の態様の第7の可能な実装方式、第3の態様の第8の可能な実装方式、第3の態様の第9の可能な実装方式、第3の態様の第10の可能な実装方式、第3の態様の第11の可能な実装方式、または第3の態様の第12の可能な実装方式と組み合わせて、第13の可能な実装方式では、エンドマーカーパケットは、シーケンス中でサービングゲートウェイによって送信されるデータを受信するように第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局を動作させるために使用される。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、第3の態様の第3の可能な実装方式、第3の態様の第4の可能な実装方式、第3の態様の第5の可能な実装方式、第3の態様の第6の可能な実装方式、第3の態様の第7の可能な実装方式、第3の態様の第8の可能な実装方式、第3の態様の第9の可能な実装方式、第3の態様の第10の可能な実装方式、第3の態様の第11の可能な実装方式、第3の態様の第12の可能な実装方式、または第3の態様の第13の可能な実装方式と組み合わせて、第14の可能な実装方式では、ソース基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信するステップは、ソース基地局によって、コアネットワークノードを通じて、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信するステップを含む。
第4の態様では、ターゲット基地局によって、第1のソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップであって、ハンドオーバー要求メッセージが、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うために使用される、ステップと、ターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信するステップであって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージが、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーをターゲット基地局が受け入れることを示すために使用される、ステップとを含む、ハンドオーバー処理方法が提供される。
第4の態様の第1の可能な実装方式では、ターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信するステップの後で、方法はさらに、ターゲット基地局によって、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局により送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するステップを含む。
第4の態様、または第4の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、ターゲット基地局によって、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局により送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するステップは、
ターゲット基地局によって、第1のソース基地局により送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するステップ、および/または、第2のソース基地局により送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するステップ、または、
ターゲット基地局によって、第1のソース基地局によって送信される、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局に対応するユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するステップを含む。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実装方式、または第4の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実装方式、第4の態様の第2の可能な実装方式、または第4の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局によって、第1のソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップは、ターゲット基地局によって、第1のソース基地局から来る、ローカルゲートウェイにより転送されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップを含む。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実装方式、第4の態様の第2の可能な実装方式、第4の態様の第3の可能な実装方式、または第4の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、ターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信するステップの後で、方法はさらに、ターゲット基地局によって、ユーザ機器により送信される無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信するステップと、ユーザ機器との接続を確立するステップとを含む。
第5の態様では、基地局が提供され、この基地局は第1のターゲット基地局であり、この第1のターゲット基地局は、ソース基地局またはコアネットワークノードにより送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成される受信ユニットと、ハンドオーバー要求メッセージに従って、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信して、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが実行されるべきであることを第2のターゲット基地局に通知するように構成される送信ユニットとを含み、送信ユニットはさらに、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信するように構成され、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、第1のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルおよび/または第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルへとユーザ機器をハンドオーバーするようにソース基地局またはコアネットワークノードに通知するために使用される。
第5の態様の第1の可能な実装方式では、送信ユニットは、ハンドオーバー要求メッセージに従って、次のような方式で、すなわち、ハンドオーバー要求メッセージ中のユーザ機器の測定報告および/またはユーザ機器の無線アクセスベアラRAB情報に従って、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局のターゲットセルへのハンドオーバーを決定し、または、ハンドオーバー要求メッセージ中の第2のターゲット基地局のターゲットセルの情報に従って、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを決定し、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信することで、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信するステップを実現するように構成される。
第5の態様または第5の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルの情報、ユーザ機器の測定報告情報、ユーザ機器のコンテキスト情報、およびユーザ機器のサービスの情報のうちの少なくとも1つを含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報を含む。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、または第5の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、第1のメッセージは、ユーザ機器の少なくとも1つのサービスの情報を含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報および/または無線ベアラRBの構成情報を含む。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、または第5の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、サービスの情報はさらに、 RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、無線アクセスベアラRABの識別子、分割指示情報、およびGTPトンネルエンドポイント情報のうちの少なくとも1つを含み、
RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含み、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報を含む。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の実装方式、または第5の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、GTPトンネルエンドポイント情報は、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報または第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であり、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、サービングゲートウェイS-GWと第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間のS1インターフェースの送信ベアラを確立するために使用され、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、または第5の態様の第5の可能な実装方式と組み合わせて、第6の可能な実装方式では、RBの構成情報は、パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCP層、無線リンク制御RLC層、媒体アクセス制御MAC層、および物理層の構成情報を含み、または、RLC層、MAC層、および物理層の構成情報を含む。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、または第5の態様の第6の可能な実装方式と組み合わせて、第7の可能な実装方式では、受信ユニットはさらに、第1のターゲット基地局が第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信した後で、第2のターゲット基地局により送信される第2のメッセージを受信するように構成され、第2のメッセージは、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが第2の基地局によって受け入れられるかどうかに関する情報を示すために使用される。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、または第5の態様の第7の可能な実装方式と組み合わせて、第8の可能な実装方式では、第2のメッセージは、ユーザ機器の識別子、第1の情報、および指示情報のうちの少なくとも1つを含み、指示情報は、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを拒否するという指示情報、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを受け入れるという指示情報、および第1のメッセージを修正するという指示情報のうちの少なくとも1つを含み、第1の情報は、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの構成情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBに対応するRABの識別子、リソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBの識別子、および、リソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBに対応するRABの識別子のうちの少なくとも1つを含む。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、または第5の態様の第8の可能な実装方式と組み合わせて、第9の可能な実装方式では、第2のメッセージはさらに、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送ための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、GTPトンネルエンドポイントを変えるようにコアネットワークノードに要求するために使用される、情報とのうちの少なくとも1つを含む。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、または第5の態様の第9の可能な実装方式と組み合わせて、第10の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、
ソース基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のトランスペアレントコンテナの構成、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって拒否される少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、ならびに、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABと、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間の対応する関係のうちの少なくとも1つを含み、
第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用され、第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用され、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用される。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、または第5の態様の第10の可能な実装方式と組み合わせて、第11の可能な実装方式では、第1のトランスペアレントコンテナの構成は、
少なくとも1つのRBの構成情報と、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局のセルの情報とのうちの少なくとも1つを含み、
RBは、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABに対応するRBである。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、または第5の態様の第11の可能な実装方式と組み合わせて、第12の可能な実装方式では、RBの構成情報は、RBに対応するPDCPエンティティの構成情報、RBに対応する少なくとも1つのRLCエンティティの構成情報、RBに対応する各RLCエンティティに対応するMAC構成情報、論理チャネルの構成メッセージ、物理層の構成情報、サービスの識別子、分割指示情報、およびRBに対応する無線リソースの構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、または第5の態様の第12の可能な実装方式と組み合わせて、第13の可能な実装方式では、RBに対応する無線リソースの構成情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、タイムスロット情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含む。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、または第5の態様の第13の可能な実装方式と組み合わせて、第14の可能な実装方式では、送信ユニットは、次のような方式で、すなわち、
ユーザ機器が第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局との接続を確立することを可能にするために、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局に送信して、ユーザ機器へハンドオーバー命令メッセージを送信するようにソース基地局を動作させ、または、
ユーザ機器が第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局との接続を確立することを可能にするために、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをコアネットワークノードへ送信して、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局へ送信するようにコアネットワークノードを動作させて、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器へ送信するようにソース基地局を動作させることで、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードへ送信するステップを実現するように構成される。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、第5の態様の第13の可能な実装方式、または第5の態様の第14の可能な実装方式と組み合わせて、第15の可能な実装方式では、受信ユニットはさらに、ユーザ機器により送信される無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信し、ユーザ機器との接続を確立するように第1のターゲット基地局を制御するように構成される。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、第5の態様の第13の可能な実装方式、第5の態様の第14の可能な実装方式、または第5の態様の第15の可能な実装方式と組み合わせて、第16の可能な実装方式では、送信ユニットはさらに、第1のターゲット基地局がユーザ機器により送信されるRRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、第2のターゲット基地局がユーザ機器に対して構成されたリソースを使用し始めるように指示するための、ユーザ機器のハンドオーバー指示メッセージを第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、第5の態様の第13の可能な実装方式、第5の態様の第14の可能な実装方式、第5の態様の第15の可能な実装方式、または第5の態様の第16の可能な実装方式と組み合わせて、第17の可能な実装方式では、受信ユニットはさらに、第1のターゲット基地局がユーザ機器のハンドオーバー指示メッセージを第2のターゲット基地局に送信した後で、第2のターゲット基地局により送信されたユーザ機器のハンドオーバー指示応答メッセージを受信するように構成され、ユーザ機器の切替え指示応答メッセージは、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報を含み、第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、GTPトンネルエンドポイントを切り替えるようにコアネットワークノードに要求するために使用される。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、第5の態様の第13の可能な実装方式、第5の態様の第14の可能な実装方式、第5の態様の第15の可能な実装方式、第5の態様の第16の可能な実装方式、または第5の態様の第17の可能な実装方式と組み合わせて、第18の可能な実装方式では、送信ユニットはさらに、第1のターゲット基地局がユーザ機器により送信されるRRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、経路切替え要求メッセージをコアネットワークノードに送信して、コアネットワークノード中のユーザ機器に対応するサービスを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へハンドオーバーするように要求するように構成される。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、第5の態様の第13の可能な実装方式、第5の態様の第14の可能な実装方式、第5の態様の第15の可能な実装方式、第5の態様の第16の可能な実装方式、第5の態様の第17の可能な実装方式、または第5の態様の第18の可能な実装方式と組み合わせて、第19の可能な実装方式では、送信ユニットは、次のような方式で、すなわち、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信して、ソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へ送信するようにソース基地局を動作させることで、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信するステップを実現するように構成される。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、第5の態様の第13の可能な実装方式、第5の態様の第14の可能な実装方式、第5の態様の第15の可能な実装方式、第5の態様の第16の可能な実装方式、第5の態様の第17の可能な実装方式、第5の態様の第18の可能な実装方式、または第5の態様の第19の可能な実装方式と組み合わせて、第20の可能な実装方式では、受信ユニットはさらに、ソース基地局により送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するように構成され、送信ユニットはさらに、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を、第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、第5の態様の第13の可能な実装方式、第5の態様の第14の可能な実装方式、第5の態様の第15の可能な実装方式、第5の態様の第16の可能な実装方式、第5の態様の第17の可能な実装方式、第5の態様の第18の可能な実装方式、第5の態様の第19の可能な実装方式、または第20の可能な実装方式と組み合わせて、第21の可能な実装方式では、ソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へ送信するようにソース基地局を動作させるステップは、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第1のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局へ送信し、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第2のターゲット基地局へ送信するように、ソース基地局を動作させるステップを含む。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、第5の態様の第13の可能な実装方式、第5の態様の第14の可能な実装方式、第5の態様の第15の可能な実装方式、第5の態様の第16の可能な実装方式、第5の態様の第17の可能な実装方式、第5の態様の第18の可能な実装方式、第5の態様の第19の可能な実装方式、第20の可能な実装方式、または第21の可能な実装方式と組み合わせて、第22の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、否定応答NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、サービスデータユニットSDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、第5の態様の第13の可能な実装方式、第5の態様の第14の可能な実装方式、第5の態様の第15の可能な実装方式、第5の態様の第16の可能な実装方式、第5の態様の第17の可能な実装方式、第5の態様の第18の可能な実装方式、第5の態様の第19の可能な実装方式、第20の可能な実装方式、第21の可能な実装方式、または第22の可能な実装方式と組み合わせて、第23の可能な実装方式では、エンドマーカーパケットは、シーケンス中でサービングゲートウェイによって送信されるデータを受信するように第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局を動作させるために使用される。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、第5の態様の第13の可能な実装方式、第5の態様の第14の可能な実装方式、第5の態様の第15の可能な実装方式、第5の態様の第16の可能な実装方式、第5の態様の第17の可能な実装方式、第5の態様の第18の可能な実装方式、第5の態様の第19の可能な実装方式、第20の可能な実装方式、第21の可能な実装方式、第22の可能な実装方式、または第23の可能な実装方式と組み合わせて、第24の可能な実装方式では、受信ユニットは、次のような方式で、すなわち、ソース基地局から来る、コアネットワークノードにより転送されたハンドオーバー要求メッセージを受信することで、ソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップを実現するように構成される。
第6の態様では、基地局が提供され、この基地局は第1のソース基地局であり、このソース基地局は、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信して、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うように構成される、送信ユニットと、ターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するように構成される、受信ユニットとを含み、送信ユニットはさらに、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信して、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするようにユーザ機器に通知するように構成される。
第6の態様の第1の可能な実装方式では、送信ユニットはさらに、第1のソース基地局がハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信する前に、ハンドオーバー開始要求メッセージを第2のソース基地局に送信して、第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うように構成され、受信ユニットはさらに、第2のソース基地局からハンドオーバー開始応答メッセージを受信し、ハンドオーバー開始応答メッセージに従ってハンドオーバー要求メッセージを生成するように構成される。
第6の態様、または第6の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、送信ユニットはさらに、第1のソース基地局がハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信する前に、ローカルゲートウェイを通じて、ハンドオーバー開始要求メッセージを第2のソース基地局に送信するように構成され、受信ユニットはさらに、ローカルゲートウェイからハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成され、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のソース基地局からのハンドオーバー開始応答メッセージに従って、ローカルゲートウェイによって生成される。
第6の態様、第6の態様の第1の可能な実装方式、または第6の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、送信ユニットはさらに、第1のソース基地局がターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信した後で、ハンドオーバー動作の実行を開始するように第2のソース基地局に通知するために、ハンドオーバー実行通知メッセージを第2のソース基地局に送信するように構成される。
第6の態様、第6の態様の第1の可能な実装方式、第6の態様の第2の可能な実装方式、または第6の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、受信ユニットはさらに、第2のソース基地局により送信されるハンドオーバー実行通知応答メッセージを受信するように構成され、ハンドオーバー実行通知応答メッセージは、第2のソース基地局によってサービスされる少なくとも1つのRABに対応するSN状態転移情報、および/または、第2のソース基地局によってサービスされる少なくとも1つのRABに対応する、転送する必要のあるデータパケットを含む。
第6の態様、第6の態様の第1の可能な実装方式、第6の態様の第2の可能な実装方式、第6の態様の第3の可能な実装方式、または第6の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、受信ユニットはさらに、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局および/または第2のソース基地局を動作させるための、ターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するように構成される。
第6の態様、第6の態様の第1の可能な実装方式、第6の態様の第2の可能な実装方式、第6の態様の第3の可能な実装方式、第6の態様の第4の可能な実装方式、または第6の態様の第5の可能な実装方式と組み合わせて、第6の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局および/または第2のソース基地局を動作させるステップは、
第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局を動作させるステップ、または、
第1のソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局を動作させ、第2のソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第2のソース基地局を動作させるステップを含む。
第6の態様、第6の態様の第1の可能な実装方式、第6の態様の第2の可能な実装方式、第6の態様の第3の可能な実装方式、第6の態様の第4の可能な実装方式、第6の態様の第5の可能な実装方式、または第6の態様の第6の可能な実装方式と組み合わせて、第7の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
第6の態様、第6の態様の第1の可能な実装方式、第6の態様の第2の可能な実装方式、第6の態様の第3の可能な実装方式、第6の態様の第4の可能な実装方式、第6の態様の第5の可能な実装方式、第6の態様の第6の可能な実装方式、または第6の態様の第7の可能な実装方式と組み合わせて、第8の可能な実装方式では、受信ユニットはさらに、第1のソース基地局がエンドマーカーパケットをターゲット基地局に送信する前に、S-GWにより送信されるエンドマーカーパケットを受信するように構成される。
第6の態様、第6の態様の第1の可能な実装方式、第6の態様の第2の可能な実装方式、第6の態様の第3の可能な実装方式、第6の態様の第4の可能な実装方式、第6の態様の第5の可能な実装方式、第6の態様の第6の可能な実装方式、第6の態様の第7の可能な実装方式、または第6の態様の第8の可能な実装方式と組み合わせて、第9の可能な実装方式では、送信ユニットはさらに、ローカルゲートウェイを通じて、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信するように構成される。
第7の態様では、基地局が提供され、この基地局はソース基地局であり、このソース基地局は、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信するように構成される、送信ユニットと、第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するように構成される、受信ユニットとを含み、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、第1のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルおよび/または第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルへユーザ機器をハンドオーバーするようにソース基地局に通知するために使用され、送信ユニットはさらに、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信して、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局へハンドオーバーするようにユーザ機器に指示するように構成される。
第7の態様の第1の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルの情報、ユーザ機器の測定報告情報、ユーザ機器のコンテキスト情報、およびユーザ機器のサービスの情報のうちの少なくとも1つを含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報を含む。
第7の態様、または第7の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、サービスの情報はさらに、
RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、無線アクセスベアラRABの識別子、分割指示情報、およびGTPトンネルエンドポイント情報のうちの少なくとも1つを含み、
RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含み、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報を含む。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、または第7の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、GTPトンネルエンドポイント情報は、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報または第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であり、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、サービングゲートウェイS-GWと第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間のS1インターフェースの送信ベアラを確立するために使用され、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、または第7の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、ソース基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のトランスペアレントコンテナの構成、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって拒否される少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、ならびに、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABと、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間の対応する関係のうちの少なくとも1つを含み、
第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用され、第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用され、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用される。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、第7の態様の第3の可能な実装方式、または第7の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、第1のトランスペアレントコンテナの構成は、
少なくとも1つのRBの構成情報と、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局のセルの情報とのうちの少なくとも1つを含み、
RBは、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABに対応するRBである。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、第7の態様の第3の可能な実装方式、第7の態様の第4の可能な実装方式、第7の態様の第5の可能な実装方式と組み合わせて、第6の可能な実装方式では、RBの構成情報は、RBに対応するPDCPエンティティの構成情報、RBに対応する少なくとも1つのRLCエンティティの構成情報、RBに対応する各RLCエンティティに対応するMAC構成情報、論理チャネルの構成メッセージ、物理層の構成情報、サービスの識別子、分割指示情報、およびRBに対応する無線リソースの構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、第7の態様の第3の可能な実装方式、第7の態様の第4の可能な実装方式、第7の態様の第5の可能な実装方式、または第7の態様の第6の可能な実装方式と組み合わせて、第7の可能な実装方式では、RBの無線リソースの構成情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、タイムスロット情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含む。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、第7の態様の第3の可能な実装方式、第7の態様の第4の可能な実装方式、第7の態様の第5の可能な実装方式、第7の態様の第6の可能な実装方式、または第7の態様の第7の可能な実装方式と組み合わせて、第8の可能な実装方式では、受信ユニットは、次のような方式で、すなわち、コアネットワーク要素により転送されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のターゲット基地局から受信することで、第1のターゲット基地局によって送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップを実現するように構成される。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、第7の態様の第3の可能な実装方式、第7の態様の第4の可能な実装方式、第7の態様の第5の可能な実装方式、第7の態様の第6の可能な実装方式、第7の態様の第7の可能な実装方式、または第7の態様の第8の可能な実装方式と組み合わせて、第9の可能な実装方式では、送信ユニットは、ソース基地局が第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信した後で、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、第7の態様の第3の可能な実装方式、第7の態様の第4の可能な実装方式、第7の態様の第5の可能な実装方式、第7の態様の第6の可能な実装方式、第7の態様の第7の可能な実装方式、第7の態様の第8の可能な実装方式、または第7の態様の第9の可能な実装方式と組み合わせて、第10の可能な実装方式では、送信ユニットは、ソース基地局がハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信した後で、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、第7の態様の第3の可能な実装方式、第7の態様の第4の可能な実装方式、第7の態様の第5の可能な実装方式、第7の態様の第6の可能な実装方式、第7の態様の第7の可能な実装方式、第7の態様の第8の可能な実装方式、第7の態様の第9の可能な実装方式、または第7の態様の第10の可能な実装方式と組み合わせて、第11の可能な実装方式では、送信ユニットは、次のような方式で、すなわち、
ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局が第2のターゲット基地局に送信することを可能にするために、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局に送信すること、または、
ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第1のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局に送信し、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第2のターゲット基地局に送信することで、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するステップを実現するように構成される。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、第7の態様の第3の可能な実装方式、第7の態様の第4の可能な実装方式、第7の態様の第5の可能な実装方式、第7の態様の第6の可能な実装方式、第7の態様の第7の可能な実装方式、第7の態様の第8の可能な実装方式、第7の態様の第9の可能な実装方式、第7の態様の第10の可能な実装方式、または第7の態様の第11の可能な実装方式と組み合わせて、第12の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、否定応答NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、サービスデータユニットSDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、第7の態様の第3の可能な実装方式、第7の態様の第4の可能な実装方式、第7の態様の第5の可能な実装方式、第7の態様の第6の可能な実装方式、第7の態様の第7の可能な実装方式、第7の態様の第8の可能な実装方式、第7の態様の第9の可能な実装方式、第7の態様の第10の可能な実装方式、第7の態様の第11の可能な実装方式、または第7の態様の第12の可能な実装方式と組み合わせて、第13の可能な実装方式では、エンドマーカーパケットは、シーケンス中でサービングゲートウェイによって送信されるデータを受信するように第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局を動作させるために使用される。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、第7の態様の第3の可能な実装方式、第7の態様の第4の可能な実装方式、第7の態様の第5の可能な実装方式、第7の態様の第6の可能な実装方式、第7の態様の第7の可能な実装方式、第7の態様の第8の可能な実装方式、第7の態様の第9の可能な実装方式、第7の態様の第10の可能な実装方式、第7の態様の第11の可能な実装方式、第7の態様の第12の可能な実装方式、または第7の態様の第13の可能な実装方式と組み合わせて、第14の可能な実装方式では、送信ユニットは、次のような方式で、すなわち、コアネットワークノードを通じて、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信することで、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信するステップを実現するように構成される。
第8の態様では、基地局が提供され、この基地局はターゲット基地局であり、このターゲット基地局は、第1のソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成される、受信ユニットであって、ハンドオーバー要求メッセージが、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うために使用される、受信ユニットと、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信するように構成される、送信ユニットであって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージが、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーが受け入れられることを示すために使用される、送信ユニットとを含む。
第8の態様の第1の可能な実装方式では、送信ユニットはさらに、ターゲット基地局がハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信した後で、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するように構成される。
第8の態様、または第8の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、受信ユニットは、次のような方式で、すなわち、
第1のソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信すること、および/または、第2のソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信すること、または、
第1のソース基地局によって送信される、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局に対応するユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信することで、ターゲット基地局が第1のソース基地局および/または第2のソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信することを実現するように構成される。
第8の態様、第8の態様の第1の可能な実装方式、または第8の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
第8の態様、第8の態様の第1の可能な実装方式、第8の態様の第2の可能な実装方式、または第8の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、受信ユニットは、次のような方式で、すなわち、第1のソース基地局から来る、ローカルゲートウェイにより転送されるハンドオーバー要求メッセージを受信することで、第1のソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップを実現するように構成される。
第8の態様、第8の態様の第1の可能な実装方式、第8の態様の第2の可能な実装方式、第8の態様の第3の可能な実装方式、または第8の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、受信ユニットはさらに、ターゲット基地局がハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信した後で、ユーザ機器により送信される無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信し、ユーザ機器との接続を確立するようにターゲット基地局を制御するように構成される。
第9の態様では、基地局が提供され、この基地局は第1のターゲット基地局であり、この第1のターゲット基地局は、ソース基地局またはコアネットワークノードにより送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成される受信機と、ハンドオーバー要求メッセージに従って、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信して、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが実行されるべきであることを第2のターゲット基地局に通知するように構成される送信機とを含み、送信機はさらに、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信するように構成され、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、第1のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルおよび/または第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルへとユーザ機器をハンドオーバーするようにソース基地局またはコアネットワークノードに通知するために使用される。
第9の態様の第1の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局はさらにプロセッサを含み、このプロセッサは、ハンドオーバー要求メッセージ中のユーザ機器の測定報告および/またはユーザ機器の無線アクセスベアラRAB情報に従って、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局のターゲットセルへのハンドオーバーを決定し、または、ハンドオーバー要求メッセージ中の第2のターゲット基地局のターゲットセルの情報に従って、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを決定するように構成され、送信機はさらに、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
第9の態様または第9の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルの情報、ユーザ機器の測定報告情報、ユーザ機器のコンテキスト情報、およびユーザ機器のサービスの情報のうちの少なくとも1つを含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報を含む。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、または第9の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、第1のメッセージは、ユーザ機器の少なくとも1つのサービスの情報を含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報および/または無線ベアラRBの構成情報を含む。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、または第9の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、サービスの情報はさらに、RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、無線アクセスベアラRABの識別子、分割指示情報、およびGTPトンネルエンドポイント情報のうちの少なくとも1つを含み、RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含み、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報を含む。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の実装方式、または第9の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、GTPトンネルエンドポイント情報は、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報または第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であり、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、サービングゲートウェイS-GWと第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間のS1インターフェースの送信ベアラを確立するために使用され、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、または第9の態様の第5の可能な実装方式と組み合わせて、第6の可能な実装方式では、RBの構成情報は、パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCP層、無線リンク制御RLC層、媒体アクセス制御MAC層、および物理層の構成情報を含み、または、RLC層、MAC層、および物理層の構成情報を含む。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、または第9の態様の第6の可能な実装方式と組み合わせて、第7の可能な実装方式では、受信機はさらに、第1のターゲット基地局が第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信した後で、第2のターゲット基地局により送信される第2のメッセージを受信するように構成され、第2のメッセージは、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが第2のターゲット基地局によって受け入れられるかどうかに関する情報を示すために使用される。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、または第9の態様の第7の可能な実装方式と組み合わせて、第8の可能な実装方式では、第2のメッセージは、ユーザ機器の識別子、第1の情報、および指示情報のうちの少なくとも1つを含み、指示情報は、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを拒否するという指示情報、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを受け入れるという指示情報、および第1のメッセージを修正するという指示情報のうちの少なくとも1つを含み、第1の情報は、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの構成情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBに対応するRABの識別子、リソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBの識別子、および、リソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBに対応するRABの識別子のうちの少なくとも1つを含む。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、または第9の態様の第8の可能な実装方式と組み合わせて、第9の可能な実装方式では、第2のメッセージはさらに、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送ための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、GTPトンネルエンドポイントを変えるようにコアネットワークノードに要求するために使用される、情報とのうちの少なくとも1つを含む。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、または第9の態様の第9の可能な実装方式と組み合わせて、第10の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求応答メッセージは、
ソース基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のトランスペアレントコンテナの構成、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって拒否される少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、ならびに、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABと、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との対応する関係のうちの少なくとも1つを含み、
第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用され、第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用され、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用される。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、または第9の態様の第10の可能な実装方式と組み合わせて、第11の可能な実装方式では、第1のトランスペアレントコンテナの構成は、
少なくとも1つのRBの構成情報と、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局のセルの情報とのうちの少なくとも1つを含み、
RBは、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABに対応するRBである。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、または第9の態様の第11の可能な実装方式と組み合わせて、第12の可能な実装方式では、RBの構成情報は、
RBに対応するPDCPエンティティの構成情報、RBに対応する少なくとも1つのRLCエンティティの構成情報、RBに対応する各RLCエンティティに対応するMAC構成情報、論理チャネルの構成メッセージ、物理層の構成情報、サービスの識別子、分割指示情報、およびRBに対応する無線リソースの構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、または第9の態様の第12の可能な実装方式と組み合わせて、第13の可能な実装方式では、RBに対応する無線リソースの構成情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、タイムスロット情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含む。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、または第9の態様の第13の可能な実装方式と組み合わせて、第14の可能な実装方式では、送信機は、次のような方式で、すなわち、
ユーザ機器が第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局との接続を確立することを可能にするために、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局に送信して、ユーザ機器へハンドオーバー命令メッセージを送信するようにソース基地局を動作させること、または、
ユーザ機器が第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局との接続を確立することを可能にするために、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをコアネットワークノードへ送信して、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局へ送信するようにコアネットワークノードを動作させて、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器へ送信するようにソース基地局を動作させることで、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードへ送信するステップを実現するように構成される。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、第9の態様の第13の可能な実装方式、または第9の態様の第14の可能な実装方式と組み合わせて、第15の可能な実装方式では、受信機はさらに、ユーザ機器によって送信される無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信するように構成され、
第1のターゲット基地局はさらにプロセッサを含み、このプロセッサは、第1のターゲット基地局がユーザ機器により送信される無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、第1のターゲット基地局とユーザ機器との間の接続を確立するように構成される。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、第9の態様の第13の可能な実装方式、第9の態様の第14の可能な実装方式、または第9の態様の第15の可能な実装方式と組み合わせて、第16の可能な実装方式では、送信機はさらに、第1のターゲット基地局がユーザ機器によって送信されるRRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、第2のターゲット基地局がユーザ機器に対して構成されたリソースを使用し始めるように指示するための、ユーザ機器のハンドオーバー指示メッセージを第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、第9の態様の第13の可能な実装方式、第9の態様の第14の可能な実装方式、第9の態様の第15の可能な実装方式、または第9の態様の第16の可能な実装方式と組み合わせて、第17の可能な実装方式では、受信機はさらに、第1のターゲット基地局がユーザ機器のハンドオーバー指示メッセージを第2のターゲット基地局に送信した後で、第2のターゲット基地局によって送信されたユーザ機器のハンドオーバー指示応答メッセージを受信するように構成され、ユーザ機器の切替え指示応答メッセージは、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報を含み、第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、GTPトンネルエンドポイントを切り替えるようにコアネットワークノードに要求するために使用される。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、第9の態様の第13の可能な実装方式、第9の態様の第14の可能な実装方式、第9の態様の第15の可能な実装方式、第9の態様の第16の可能な実装方式、または第9の態様の第17の可能な実装方式と組み合わせて、第18の可能な実装方式では、送信機はさらに、第1のターゲット基地局がユーザ機器によって送信されるRRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、経路切替え要求メッセージをコアネットワークノードに送信して、コアネットワークノード中のユーザ機器に対応するサービスを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へハンドオーバーするように要求するように構成される。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、第9の態様の第13の可能な実装方式、第9の態様の第14の可能な実装方式、第9の態様の第15の可能な実装方式、第9の態様の第16の可能な実装方式、第9の態様の第17の可能な実装方式、または第9の態様の第18の可能な実装方式と組み合わせて、第19の可能な実装方式では、送信機は、次のような方式で、すなわち、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信して、ソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へ送信するようにソース基地局を動作させることで、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信するステップを実現するように構成される。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、第9の態様の第13の可能な実装方式、第9の態様の第14の可能な実装方式、第9の態様の第15の可能な実装方式、第9の態様の第16の可能な実装方式、第9の態様の第17の可能な実装方式、第9の態様の第18の可能な実装方式、または第9の態様の第19の可能な実装方式と組み合わせて、第20の可能な実装方式では、受信機はさらに、ソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するように構成され、送信機はさらに、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を、第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、第9の態様の第13の可能な実装方式、第9の態様の第14の可能な実装方式、第9の態様の第15の可能な実装方式、第9の態様の第16の可能な実装方式、第9の態様の第17の可能な実装方式、第9の態様の第18の可能な実装方式、第9の態様の第19の可能な実装方式、または第9の態様の第20の可能な実装方式と組み合わせて、第21の可能な実装方式では、ソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へ送信するようにソース基地局を動作させるステップは、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第1のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局へ送信し、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第2のターゲット基地局へ送信するように、ソース基地局を動作させるステップを含む。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、第9の態様の第13の可能な実装方式、第9の態様の第14の可能な実装方式、第9の態様の第15の可能な実装方式、第9の態様の第16の可能な実装方式、第9の態様の第17の可能な実装方式、第9の態様の第18の可能な実装方式、第9の態様の第19の可能な実装方式、第20の可能な実装方式、または第21の可能な実装方式と組み合わせて、第22の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、否定応答NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、サービスデータユニットSDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、第9の態様の第13の可能な実装方式、第9の態様の第14の可能な実装方式、第9の態様の第15の可能な実装方式、第9の態様の第16の可能な実装方式、第9の態様の第17の可能な実装方式、第9の態様の第18の可能な実装方式、第9の態様の第19の可能な実装方式、第20の可能な実装方式、第21の可能な実装方式、または第22の可能な実装方式と組み合わせて、第23の可能な実装方式では、エンドマーカーパケットは、シーケンス中でサービングゲートウェイによって送信されるデータを受信するように第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局を動作させるために使用される。
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、第9の態様の第13の可能な実装方式、第9の態様の第14の可能な実装方式、第9の態様の第15の可能な実装方式、第9の態様の第16の可能な実装方式、第9の態様の第17の可能な実装方式、第9の態様の第18の可能な実装方式、第9の態様の第19の可能な実装方式、第20の可能な実装方式、第21の可能な実装方式、第22の可能な実装方式、または第23の可能な実装方式と組み合わせて、第24の可能な実装方式では、受信機は、次のような方式で、すなわち、ソース基地局から来る、コアネットワークノードにより転送されたハンドオーバー要求メッセージを受信することで、ソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップを実現するように構成される。
第10の態様では、基地局が提供され、この基地局は第1のソース基地局であり、このソース基地局は、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信して、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うように構成される送信機と、ターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するように構成される受信機とを含み、送信機はさらに、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信して、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバーするようにユーザ機器に通知するように構成される。
第10の態様の第1の可能な実装方式では、送信機はさらに、第1のソース基地局がハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信する前に、ハンドオーバー開始要求メッセージを第2のソース基地局に送信して、第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うように構成され、受信機はさらに、第2のソース基地局からハンドオーバー開始応答メッセージを受信し、ハンドオーバー開始応答メッセージに従ってハンドオーバー要求メッセージを生成するように構成される。
第10の態様、または第10の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、送信機はさらに、第1のソース基地局がハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信する前に、ローカルゲートウェイを通じて、ハンドオーバー開始要求メッセージを第2のソース基地局に送信するように構成され、受信機はさらに、ローカルゲートウェイからハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成され、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のソース基地局からのハンドオーバー開始応答メッセージに従って、ローカルゲートウェイによって生成される。
第10の態様、第10の態様の第1の可能な実装方式、または第10の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、送信機はさらに、第1のソース基地局がターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信した後で、ハンドオーバー動作の実行を開始するように第2のソース基地局に通知するために、ハンドオーバー実行通知メッセージを第2のソース基地局に送信するように構成される。
第10の態様、第10の態様の第1の可能な実装方式、第10の態様の第2の可能な実装方式、または第10の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、受信機はさらに、第2のソース基地局により送信されるハンドオーバー実行通知応答メッセージを受信するように構成され、ハンドオーバー実行通知応答メッセージは、第2のソース基地局によってサービスされる少なくとも1つのRABに対応するSN状態転移情報、および/または、第2のソース基地局によってサービスされる少なくとも1つのRABに対応する、転送する必要のあるデータパケットを含む。
第10の態様、第10の態様の第1の可能な実装方式、第10の態様の第2の可能な実装方式、第10の態様の第3の可能な実装方式、または第10の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、受信機はさらに、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局および/または第2のソース基地局を動作させるための、ターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するように構成される。
第10の態様、第10の態様の第1の可能な実装方式、第10の態様の第2の可能な実装方式、第10の態様の第3の可能な実装方式、第10の態様の第4の可能な実装方式、または第10の態様の第5の可能な実装方式と組み合わせて、第6の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局および/または第2のソース基地局を動作させるステップは、
第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局を動作させるステップ、または、
第1のソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局を動作させ、第2のソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第2のソース基地局を動作させるステップを含む。
第10の態様、第10の態様の第1の可能な実装方式、第10の態様の第2の可能な実装方式、第10の態様の第3の可能な実装方式、第10の態様の第4の可能な実装方式、第10の態様の第5の可能な実装方式、または第10の態様の第6の可能な実装方式と組み合わせて、第7の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
第10の態様、第10の態様の第1の可能な実装方式、第10の態様の第2の可能な実装方式、第10の態様の第3の可能な実装方式、第10の態様の第4の可能な実装方式、第10の態様の第5の可能な実装方式、第10の態様の第6の可能な実装方式、または第10の態様の第7の可能な実装方式と組み合わせて、第8の可能な実装方式では、受信機はさらに、第1のソース基地局がエンドマーカーパケットをターゲット基地局に送信する前に、S-GWにより送信されるエンドマーカーパケットを受信するように構成される。
第10の態様、第10の態様の第1の可能な実装方式、第10の態様の第2の可能な実装方式、第10の態様の第3の可能な実装方式、第10の態様の第4の可能な実装方式、第10の態様の第5の可能な実装方式、第10の態様の第6の可能な実装方式、第10の態様の第7の可能な実装方式、または第10の態様の第8の可能な実装方式と組み合わせて、第9の可能な実装方式では、送信機はさらに、ローカルゲートウェイを通じて、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信するように構成される。
第11の態様では、基地局が提供され、この基地局はソース基地局であり、このソース基地局は、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信するように構成される送信機と、第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するように構成される受信機とを含み、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、第1のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルおよび/または第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルへユーザ機器をハンドオーバーするようにソース基地局に通知するために使用され、送信機はさらに、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信して、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局へハンドオーバーするようにユーザ機器に指示するように構成される。
第11の態様の第1の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルの情報、ユーザ機器の測定報告情報、ユーザ機器のコンテキスト情報、およびユーザ機器のサービスの情報のうちの少なくとも1つを含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報を含む。
第11の態様、または第11の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、サービスの情報はさらに、
RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、無線アクセスベアラRABの識別子、分割指示情報、およびGTPトンネルエンドポイント情報のうちの少なくとも1つを含み、
RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含み、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報を含む。
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、または第11の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、GTPトンネルエンドポイント情報は、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報または第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であり、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、サービングゲートウェイS-GWと第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間のS1インターフェースの送信ベアラを確立するために使用され、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される。
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、または第11の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、
ソース基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のトランスペアレントコンテナの構成、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって拒否される少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、ならびに、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABと、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間の対応する関係のうちの少なくとも1つを含み、
第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用され、第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用され、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用される。
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、第11の態様の第3の可能な実装方式、または第11の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、第1のトランスペアレントコンテナの構成は、
少なくとも1つのRBの構成情報と、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局のセルの情報とのうちの少なくとも1つを含み、
RBは、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABに対応するRBである。
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、第11の態様の第3の可能な実装方式、第11の態様の第4の可能な実装方式、または第11の態様の第5の可能な実装方式と組み合わせて、第6の可能な実装方式では、RBの構成情報は、
RBに対応するPDCPエンティティの構成情報、RBに対応する少なくとも1つのRLCエンティティの構成情報、RBに対応する各RLCエンティティに対応するMAC構成情報、論理チャネルの構成メッセージ、物理層の構成情報、サービスの識別子、分割指示情報、およびRBに対応する無線リソースの構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、第11の態様の第3の可能な実装方式、第11の態様の第4の可能な実装方式、第11の態様の第5の可能な実装方式、または第11の態様の第6の可能な実装方式と組み合わせて、第7の可能な実装方式では、RBの無線リソースの構成情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、タイムスロット情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含む。
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、第11の態様の第3の可能な実装方式、第11の態様の第4の可能な実装方式、第11の態様の第5の可能な実装方式、第11の態様の第6の可能な実装方式、または第11の態様の第7の可能な実装方式と組み合わせて、第8の可能な実装方式では、受信機は、次のような方式で、すなわち、コアネットワーク要素により転送される第1のターゲット基地局からのハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信することで、第1のターゲット基地局によって送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップを実現するように構成される。
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、第11の態様の第3の可能な実装方式、第11の態様の第4の可能な実装方式、第11の態様の第5の可能な実装方式、第11の態様の第6の可能な実装方式、第11の態様の第7の可能な実装方式、または第11の態様の第8の可能な実装方式と組み合わせて、第9の可能な実装方式では、送信機は、ソース基地局が第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信した後で、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、第11の態様の第3の可能な実装方式、第11の態様の第4の可能な実装方式、第11の態様の第5の可能な実装方式、第11の態様の第6の可能な実装方式、第11の態様の第7の可能な実装方式、第11の態様の第8の可能な実装方式、または第11の態様の第9の可能な実装方式と組み合わせて、第10の可能な実装方式では、送信機は、ソース基地局がハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信した後で、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、第11の態様の第3の可能な実装方式、第11の態様の第4の可能な実装方式、第11の態様の第5の可能な実装方式、第11の態様の第6の可能な実装方式、第11の態様の第7の可能な実装方式、第11の態様の第8の可能な実装方式、第11の態様の第9の可能な実装方式、または第11の態様の第10の可能な実装方式と組み合わせて、第11の可能な実装方式では、送信機は、次のような方式で、すなわち、
ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局が第2のターゲット基地局に送信することを可能にするために、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局に送信すること、または、
ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第1のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局に送信し、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第2のターゲット基地局に送信することで、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するステップを実現するように構成される。
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、第11の態様の第3の可能な実装方式、第11の態様の第4の可能な実装方式、第11の態様の第5の可能な実装方式、第11の態様の第6の可能な実装方式、第11の態様の第7の可能な実装方式、第11の態様の第8の可能な実装方式、第11の態様の第9の可能な実装方式、第11の態様の第10の可能な実装方式、または第11の態様の第11の可能な実装方式と組み合わせて、第12の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、否定応答NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、サービスデータユニットSDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、第11の態様の第3の可能な実装方式、第11の態様の第4の可能な実装方式、第11の態様の第5の可能な実装方式、第11の態様の第6の可能な実装方式、第11の態様の第7の可能な実装方式、第11の態様の第8の可能な実装方式、第11の態様の第9の可能な実装方式、第11の態様の第10の可能な実装方式、第11の態様の第11の可能な実装方式、または第11の態様の第12の可能な実装方式と組み合わせて、第13の可能な実装方式では、エンドマーカーパケットは、シーケンス中でサービングゲートウェイによって送信されるデータを受信するように第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局を動作させるために使用される。
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、第11の態様の第3の可能な実装方式、第11の態様の第4の可能な実装方式、第11の態様の第5の可能な実装方式、第11の態様の第6の可能な実装方式、第11の態様の第7の可能な実装方式、第11の態様の第8の可能な実装方式、第11の態様の第9の可能な実装方式、第11の態様の第10の可能な実装方式、第11の態様の第11の可能な実装方式、または第11の態様の第12の可能な実装方式、または第11の態様の第13の可能な実装方式と組み合わせて、第14の可能な実装方式では、送信機は、次のような方式で、すなわち、コアネットワークノードを通じて、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信することで、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信するステップを実現するように構成される。
第12の態様では、基地局が提供され、この基地局はターゲット基地局であり、このターゲット基地局は、第1のソース基地局によって送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成される受信機であって、ハンドオーバー要求メッセージが、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うために使用される、受信機と、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信するように構成される送信機であって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージが、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーが受け入れられることを示すために使用される、送信機とを含む。
第12の態様の第1の可能な実装方式では、送信機はさらに、ターゲット基地局がハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信した後で、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局により送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するように構成される。
第12の態様、または第12の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、受信機は、次のような方式で、すなわち、
第1のソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信すること、および/または、第2のソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信すること、または、
第1のソース基地局によって送信される、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局に対応するユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信することで、ターゲット基地局が第1のソース基地局および/または第2のソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信することを実現するように構成される。
第12の態様、第12の態様の第1の可能な実装方式、または第12の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、SDUデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
第12の態様、第12の態様の第1の可能な実装方式、第12の態様の第2の可能な実装方式、または第12の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、受信機は、次のような方式で、すなわち、第1のソース基地局から来る、ローカルゲートウェイにより転送されるハンドオーバー要求メッセージを受信することで、第1のソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップを実現するように構成される。
第12の態様、第12の態様の第1の可能な実装方式、第12の態様の第2の可能な実装方式、第12の態様の第3の可能な実装方式、または第12の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、受信機はさらに、ターゲット基地局がハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信した後で、ユーザ機器により送信される無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信し、ユーザ機器との接続を確立するようにターゲット基地局を制御するように構成される。
上述の解決法によって、ハンドオーバー要求メッセージを受信した後で、第1のターゲット基地局は、第2のターゲット基地局に、第2のターゲット基地局上のユーザ機器をハンドオーバーするように通知し、ターゲットセルが存在する場合にハンドオーバーが達成され得るように、ユーザ機器の第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局へのハンドオーバーをソース基地局に通知するために、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局に送信する。
本発明の実施形態の技術的な解決法の明確で完全な説明が、本発明の実施形態の添付の図面とともに以下で与えられる。明らかに、以下で説明される実施形態は、本発明の実施形態のすべてではなく一部にすぎない。本発明の実施形態に基づいて当業者により何ら創造的な努力を伴わずに得られる他の実施形態のすべてが、本発明の保護範囲に入る。
本明細書で限定されない、本出願におけるネットワークノード(たとえば、基地局)は、統合リソース管理モジュールとともに設けられる基地局であり得る。ネットワークノードは、ベースバンド処理モジュールおよび高周波ユニット、リモート無線ヘッド(Remote Radio Head、略してRRH)、無線リモートユニット(Radio Remote unit、RRU)、ならびにアンテナであってもよい。ネットワークノードはリレーであってもよい。
実施形態1
本実施形態は、ハンドオーバー処理方法を提供する。この方法は、複数セルの分割の状況のもとでのデータの喪失を伴わないハンドオーバーに適用されることが可能であり、たとえば、ソース基地局から複数のターゲット基地局へのUEのハンドオーバーのために使用される。
図1は、本発明の実施形態1による、ハンドオーバー処理方法のフローチャートである。図1に示されるように、方法は、
ステップ101、第1のターゲット基地局によって、ソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップと、
ステップ102、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージに従って、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信して、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが実行されるべきであることを第2のターゲット基地局に通知するステップと、
ステップ103、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信するステップであって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージが、第1のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルおよび/または第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルへとユーザ機器をハンドオーバーするようにソース基地局またはコアネットワークノードに通知するために使用される、ステップとを含む。
本解決法では、第1のターゲット基地局は、ハンドオーバー要求メッセージに従って、UEが第2のターゲット基地局にもハンドオーバーされ得ると判定し、第2のターゲット基地局に通知し、ソース基地局がユーザ機器を第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局にハンドオーバーすることを可能にするために、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局にフィードバックするので、1つのソース基地局から複数のターゲット基地局へのUEのハンドオーバーが可能にされ、複数セルの分割の状況のもとでのデータの喪失を伴わない通常のハンドオーバー動作が達成され、複数セルの分割の状況のもとでのデータの喪失を伴わないハンドオーバーを従来技術ではサポートできないというサポートの問題が解決される。
好ましくは、ユーザ機器は、すべてのサービスを第2のターゲット基地局にハンドオーバーし、第1のターゲット基地局は、ユーザ機器のためにシグナリングサービスを提供する。
好ましくは、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージに従って、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信するステップは、次の実施方式を含み得る。
第1の方式:第1のターゲット基地局が、ハンドオーバー要求メッセージ中のユーザ機器の測定報告および/またはユーザ機器の無線アクセスベアラRAB情報に従って、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを決定する。次いで、第1のターゲット基地局が、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信して、実施されるべきハンドオーバーを第2のターゲット基地局に通知する。
第2の方式:ソース基地局が、ハンドオーバー要求メッセージ中第2のターゲット基地局のターゲットセルの情報に従って、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを決定する。ソース基地局が、ハンドオーバー要求メッセージ中で第2のターゲット基地局の情報を搬送する。次いで、第1のターゲット基地局が、ハンドオーバー要求メッセージ中の第2のターゲット基地局の情報に従って、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信する。
本発明の実施形態では、ユーザ機器が第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局にハンドオーバーされた後で、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局が、ユーザ機器に対するデータサービスを同時に提供することができ、または、第1のターゲット基地局がユーザ機器に対するシグナリングサービスを提供し、第2のターゲット基地局がユーザ機器に対するデータサービスを提供する。
好ましくは、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルの情報、ユーザ機器の測定報告情報、ユーザ機器のコンテキスト情報、およびユーザ機器のサービスの情報のうちの少なくとも1つを含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報を含む。
第1のメッセージは、ユーザ機器の少なくとも1つのサービスの情報を含んでよく、サービスの情報は、サービスのRAB情報および/または無線ベアラRBの構成情報を含む。
サービスの情報はさらに、
RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、無線アクセスベアラRABの識別子、分割指示情報、およびGTPトンネルエンドポイント情報のうちの少なくとも1つを含み、
RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含み、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報を含み、周波数領域情報は、限定はされないが、物理リソースブロックの配置情報を含んでよく、空間領域情報は、限定はされないが、波ビーム情報、フロー情報、および空間符号化行列情報を含んでよく、符号領域情報は、限定はされないが、アドレスコード、スクランブリングコード、およびシーケンス初期化コードを含んでよく、GTPトンネルエンドポイント情報は、トランスポート層アドレス(Transport Layer Address)およびGTP TEIDを含んでよい。
好ましくは、GTPトンネルエンドポイント情報は、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報または第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であり、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、サービングゲートウェイS-GWと第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間のS1インターフェースの送信ベアラを確立するために使用され、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される。
好ましくは、RBの構成情報は、
パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCP層、無線リンク制御RLC層、媒体アクセス制御MAC層、および物理層の構成情報、または、RLC層、MAC層、および物理層の構成情報を含む。
本発明の実施形態のある実装方式では、第1のターゲット基地局が第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信した後で、方法はさらに、
第1のターゲット基地局が、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが第2のターゲット基地局によって受け入れられるかどうかに関する情報を示すための、第2のターゲット基地局によって送信される第2のメッセージを受信することを含む。本実施形態では、第2のターゲット基地局は、ハンドオーバーが受け入れられるかどうかに関する情報をフィードバックし、これによって、ハンドオーバーがより効果的に実行される。このステップは任意選択のステップであり、第1のターゲット基地局は、第2のターゲット基地局の同意を得ることなく、ハンドオーバーを実行するように直接第2のターゲット基地局に命令してもよいことに留意されたい。
好ましくは、第2のメッセージは、
ユーザ機器の識別子、第1の情報、および指示情報のうちの少なくとも1つを含み、
指示情報は、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを拒否する指示情報、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを受け入れる指示情報、および第1のメッセージを修正する指示情報のうちの少なくとも1つを含む。
第1の情報は、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの構成情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBに対応するRABの識別子、リソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBの識別子、およびリソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBに対応するRABの識別子のうちの少なくとも1つを含む。
第2のメッセージはさらに、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送ための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、GTPトンネルエンドポイントを変えるようにコアネットワークノードに要求するために使用される、情報とのうちの少なくとも1つを含む。
好ましくは、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、
ソース基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のトランスペアレントコンテナの構成、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって拒否される少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、ならびに、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABと、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間の対応する関係のうちの少なくとも1つを含み、
第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用され、第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用され、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用される。
好ましくは、第1のトランスペアレントコンテナの構成は、
少なくとも1つのRBの構成情報と、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局のセルの情報とのうちの少なくとも1つを含み、
RBは、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABに対応するRBである。
RBの構成情報は、
RBに対応するPDCPエンティティの構成情報、RBに対応する少なくとも1つのRLCエンティティの構成情報、RBに対応する各RLCエンティティに対応するMAC構成情報、論理チャネルの構成メッセージ、物理層の構成情報、サービスの識別子、分割指示情報、およびRBに対応する無線リソースの構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
好ましくは、RBに対応する無線リソースの構成情報は、
物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、タイムスロット情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含む。
第1のメッセージは、ユーザ機器の識別子およびサービスの一部またはすべての情報を含み得る。第1のメッセージを受信した後で、第2のターゲット基地局は、ユーザ機器のサービスの一部またはすべてが第2のターゲット基地局にハンドオーバーされるであろうことを知ることができ、周波数領域情報は、限定はされないが、物理リソースブロックの配置情報を含んでよく、空間領域情報は、限定はされないが、波ビーム情報、フロー情報、および空間符号化行列情報を含んでよく、符号領域情報は、限定はされないが、アドレスコード、スクランブリングコードおよびシーケンス初期化コードを含んでよい。
好ましくは、第1のターゲット基地局は、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを第2のターゲット基地局が受け入れるかどうかを判定することは、次の方式のうちの1つで実現され得る。
第1のターゲット基地局は、第1のメッセージと第2のメッセージ中のユーザ機器の識別子とに従って、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを第2のターゲット基地局が受け入れるかどうかを判定し、第1の情報は、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの構成情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBに対応するRABの識別子、リソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBの識別子、およびリソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBに対応するRABの識別子のうちの少なくとも1つを含む。
第1のターゲット基地局は、第2のメッセージ中の指示情報と、第1の情報と、ユーザ機器の識別子とに従って、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを第2のターゲット基地局が受け入れるかどうかを判定し、第1の情報は、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの構成情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBに対応するRABの識別子、リソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBの識別子、およびリソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBに対応するRABの識別子のうちの少なくとも1つを含む。指示情報は、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを拒否する指示情報、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを受け入れる指示情報、および第1のメッセージを修正する指示情報のうちの少なくとも1つを含む。
第2のターゲット基地局によって受け入れられるサービスの情報は、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの構成情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBに対応するRABの識別子、リソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBの識別子、およびリソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBに対応するRABの識別子のうちの少なくとも1つを含み得る。
好ましくは、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、ユーザ機器へハンドオーバー命令メッセージを送信するようにソース基地局またはコアネットワークノードを動作させることができ、次いで、ユーザ機器が、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局との接続を確立する。
ハンドオーバー命令メッセージを送信した後で、ユーザ機器は、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局に情報を送信し、この情報は、ソース基地局に対応するユーザ機器のプロトコルスタック中のPDCPエンティティ中の再順序付けバッファ領域中の順序付けられていないパケットデータコンバージェンスプロトコルサービスデータユニットPDCP SDUを含む。
本発明の実施形態の別の好ましい実装方式では、第1のターゲット基地局がハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信した後で、第1のターゲット基地局は、ユーザ機器により送信される無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信し、ユーザ機器との接続を確立する(たとえば、シグナリング接続を確立する)。
好ましくは、ユーザ機器により送信されるターゲット基地局が無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、第1のターゲット基地局は、ユーザ機器のハンドオーバー指示メッセージを第2のターゲット基地局に送信し、そのメッセージは、ユーザ機器およびS-GWとのデータ接続を確立するように第2のターゲット基地局に指示し得る。メッセージは、ユーザ機器およびS-GWとのデータ接続を確立するように第2のターゲット基地局に指示するための命令メッセージであってよく、メッセージはまた、ユーザ機器およびS-GWとのデータ接続を確立するように第2のターゲット基地局に要求するための要求メッセージであってもよい。ハンドオーバー指示メッセージが要求メッセージである場合、第1のターゲット基地局はまた、第2のターゲット基地局により送信されるユーザ機器のハンドオーバー指示応答メッセージを受信し、第2のターゲット基地局とサービングゲートウェイS-GWとの間のデータ接続を確立するために、第2のターゲット基地局の第1の汎用パケット無線サービストンネリングプロトコルGTPのトンネルエンドポイント情報に従って、第2のターゲット基地局とS-GWとの間の送信ベアラを確立することができる。
第1のターゲット基地局がユーザ機器のハンドオーバー指示メッセージを第2のターゲット基地局に送信した後で、第1のターゲット基地局は、経路切替え要求メッセージをコアネットワークノードに送信して、コアネットワークノード中のユーザ機器に対応するサービスを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局にハンドオーバーするように要求する。経路切替え要求メッセージを受信した後で、コアネットワークノードは、ソース基地局との通信を終了し、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との通信を確立することができる。
好ましくは、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信する第1のターゲット基地局は、ローカルのユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局へ送信するようにソース基地局を動作させることができる。第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局へのハンドオーバーの前に、ユーザ機器は、ソース基地局と通信しており、ユーザ機器の一部のデータがすでにソース基地局に存在する。第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へのハンドオーバーの後で、ユーザ機器は、ソース基地局によって肯定応答された受信されたデータをターゲット基地局に送信できず、ターゲット基地局におけるデータ喪失をもたらす。本実施形態では、ソース基地局は、その中のユーザ機器のデータを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信し、これによってデータの喪失を伴わないハンドオーバーを実現する。
ソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局へ送信するようにソース基地局を動作させる前に、対応する送信ベアラが確立されてよく、この確立の方式は、
第1のターゲット基地局が第2のターゲット基地局によって送信される第3のGTPトンネルエンドポイント情報を受信し、第3のGTPトンネルエンドポイント情報に従って、第1のターゲット基地局から第2のターゲット基地局への送信ベアラを確立することと、
第1のターゲット基地局が第4のGTPトンネルエンドポイント情報および第5のGTPトンネルエンドポイント情報をソース基地局に送信することとを含んでよく、第4のGTPトンネルエンドポイント情報は、ソース基地局から第1のターゲット基地局への送信ベアラを確立するためにソース基地局によって使用され、第5のGTPトンネルエンドポイント情報は、第2のターゲット基地局のデータを中継するためのソース基地局から第1のターゲット基地局への送信ベアラを確立するソース基地局のために使用される。
好ましくは、第1のターゲット基地局は、ソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信し、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第2のターゲット基地局に送信する。
好ましくは、ソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局へ送信するようにソース基地局を動作させる前に、方法はさらに、
第1のターゲット基地局によって、第2のターゲット基地局により送信される第6のGTPトンネルエンドポイント情報を受信するステップと、
第1のターゲット基地局によって、第6のGTPトンネルエンドポイント情報および第7のトンネルエンドポイント情報をソース基地局に送信することとを含み、第6のGTPトンネルエンドポイント情報は、ソース基地局から第2のターゲット基地局への送信ベアラを確立するソース基地局のために使用され、第7のGTPトンネルエンドポイント情報は、ソース基地局から第1のターゲット基地局への送信ベアラを確立するソース基地局のために使用される。
好ましくは、ソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局へ送信するようにソース基地局を動作させるステップは、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第1のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局へ送信し、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第2のターゲット基地局へ送信するように、ソース基地局を動作させるステップを含み得る。
好ましくは、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、否定応答NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、サービスデータユニットSDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
エンドマーカーパケットは、シーケンス中でサービングゲートウェイによって送信されるデータを受信するように第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局を動作させるために使用され得る。
好ましくは、第1のターゲット基地局によって、ソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップは、第1のターゲット基地局によって、ソース基地局から来る、コアネットワークノードにより転送されたハンドオーバー要求メッセージを受信するステップを含む。
本実施形態は、複数セルの分割の状況のもとでのデータの喪失を伴わないハンドオーバーの技術を提供し、ハンドオーバーの間にデータの喪失を伴わないシグナリング制御の技術および転送の技術を提供し、これによって、複数セルの分割の状況のもとでのデータの喪失を伴わない通常のハンドオーバー動作を実現し、1つのUEが1つのセルによってサービスされるということに基づいて、複数セルの分割のもとでのデータの喪失を伴わないハンドオーバーを従来技術のハンドオーバーフローがサポートできないというサポートの問題が解決される。
実施形態2
図2は、本発明の実施形態2による、ハンドオーバー処理方法のフローチャートであり、図2に示されるように、方法は、
ステップ201、ソース基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信するステップと、
ステップ202、ソース基地局によって、第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップであって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージが、第1のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルおよび/または第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルへとユーザ機器をハンドオーバーするようにソース基地局に通知するために使用される、ステップと、
ステップ203、ソース基地局によって、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信して、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局へハンドオーバーするようにユーザ機器に指示するステップとを含む。
好ましくは、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルの情報、ユーザ機器の測定報告情報、ユーザ機器のコンテキスト情報、およびユーザ機器のサービスの情報のうちの少なくとも1つを含んでよく、サービスの情報は、サービスのRAB情報を含む。
ここで、サービスの情報はさらに、
RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、無線アクセスベアラRABの識別子、分割指示情報、およびGTPトンネルエンドポイント情報のうちの少なくとも1つを含んでよく、
RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含み、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報を含む。
好ましくは、GTPトンネルエンドポイント情報は、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報または第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であり、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、サービングゲートウェイS-GWと第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間のS1インターフェースの送信ベアラを確立するために使用され、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される。
好ましくは、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、
ソース基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のトランスペアレントコンテナの構成、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって拒否される少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、ならびに、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABと、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間の対応する関係のうちの少なくとも1つを含み、
第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用され、第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用され、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用される。
任意選択で、第1のトランスペアレントコンテナの構成は、
少なくとも1つのRBの構成情報と、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局のセルの情報とのうちの少なくとも1つを含み、
RBは、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABに対応するRBである。
任意選択で、RBの構成情報は、RBに対応するPDCPエンティティの構成情報、RBに対応する少なくとも1つのRLCエンティティの構成情報、RBに対応する各RLCエンティティに対応するMAC構成情報、論理チャネルの構成メッセージ、物理層の構成情報、サービスの識別子、分割指示情報、およびRBに対応する無線リソースの構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、RBの無線リソースの構成情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、タイムスロット情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含む。
好ましくは、ソース基地局は、コアネットワーク要素によって転送される、第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信することができる。
好ましくは、ソース基地局が第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信した後で、ソース基地局は、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信する。
本実施形態の好ましい実装方式では、ソース基地局がハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信した後で、ソース基地局は、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信する。
好ましくは、ソース基地局によって、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するステップは、
ソース基地局によって、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局が第2のターゲット基地局に送信することを可能にするために、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局に送信するステップ、または、
ソース基地局によって、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第1のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局に送信し、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第2のターゲット基地局に送信するステップを含む。
好ましくは、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、否定応答NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、サービスデータユニットSDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、エンドマーカーパケットは、シーケンス中でサービングゲートウェイによって送信されるデータを受信するように第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局を動作させるために使用される。
本実施形態の別の好ましい実装方式では、ソース基地局は、コアネットワークノードを通じて、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信する。
本実施形態は、複数セルの分割の状況のもとでのデータの喪失を伴わないハンドオーバーの技術を提供し、ハンドオーバーの間にデータの喪失を伴わないシグナリング制御の技術および転送の技術を提供し、これによって、複数セルの分割の状況のもとでのデータの喪失を伴わない通常のハンドオーバー動作を実現し、1つのUEが1つのセルによってサービスされるということに基づいて、複数セルの分割のもとでのデータの喪失を伴わないハンドオーバーを従来技術のハンドオーバーフローがサポートできないというサポートの問題が解決される。
実施形態3
本実施形態は、複数のセルにUEをハンドオーバーするための方法を提供する。本実施形態では、UEは、基地局から、セルアグリゲーションサービスを提供するターゲット基地局1(第1のターゲット基地局)およびターゲット補助基地局2(第2のターゲット基地局)にハンドオーバーされ、補助ターゲット基地局2とゲートウェイとの間に接続インターフェースがある。
図3は、本発明の実施形態3による、ハンドオーバー処理方法の概略図であり、図3に示されるように、本実施形態で示される方法は次のステップを含む。
ステップ301、ハンドオーバーの判断を通じて、ソース基地局が、UEを第1のターゲット基地局にハンドオーバーすることを決定し、この判断の根拠はUEの測定報告であり得る。そして次いで、ソース基地局が、第1のハンドオーバー必要(handover Required)メッセージをMMEに送信し、そのメッセージで搬送される任意選択のパラメータには、推奨されるターゲットセルグループの情報(第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局の情報とセル情報など)、2つの基地局のセルに対する測定報告、UEの無線リソース制御(radio resource control、略してRRC)コンテキスト情報、UEのS1インターフェースのコンテキスト情報、および無線アクセスベアラ(Radio Access Bear、略してRAB)の情報などがある。このステップでは、ソース基地局はまた、UEを第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局へ同時にハンドオーバーすることを決定し得る。このとき、第1のハンドオーバー必要メッセージは、推奨されるターゲットセルグループの情報(第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局の情報とセル情報)、UEのRRCコンテキスト情報、UEのS1インターフェースのコンテキスト情報、およびRABの情報を含み得る。すなわち、第1のハンドオーバー必要メッセージの中に、2つの基地局のセルに対する測定報告はないことがある。UEの測定報告に従って、ソース基地局がUEを第1のターゲット基地局のみにUEをハンドオーバーすることを決定する場合、第2のターゲット基地局のセルの測定報告は、第1のハンドオーバー必要メッセージで搬送され得るので、第1のターゲット基地局は、測定報告に従って、UEを第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局へ同時にハンドオーバーすることを決定する。このとき、第1のハンドオーバー必要メッセージは、推奨されるターゲットセルグループの情報(第1のターゲット基地局の情報とセル情報)、2つの基地局のセルに対する測定報告、UEのRRCコンテキスト情報、UEのS1インターフェースのコンテキスト情報、およびRABの情報を含み得る。
加えて、第1のハンドオーバー必要メッセージはさらに、ソース基地局において割り振られたユーザ機器の識別子、第1のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルの情報、グローバルに一意なMME識別子(Globally Unique MME (Mobility Management Entity、モビリティ管理エンティティ) Identifier ID、略してGUMMEI)、およびユーザ機器のコンテキスト情報のうちの少なくとも1つを含んでよく、ユーザ機器のコンテキスト情報は、ユーザ機器の少なくとも1つのRABの識別子、RABに対応するサービス品質(Quality of Service、略してQoS)情報、およびRABに対応する第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報のうちの少なくとも1つを含む。第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、基地局(第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局)とS-GWとの間のS1インターフェースの送信ベアラを確立するために使用される。
ステップ302、第1のハンドオーバー必要メッセージを受信した後で、MMEが、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信し、そのメッセージで搬送される任意選択のパラメータには、推奨されるターゲットセルグループ、すなわち第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局の情報とセル情報、2つの基地局のセルに対する測定報告、UEのRRCコンテキスト情報、UEのS1インターフェースのコンテキスト情報、E-RAB情報などがある。MMEによって送信されるハンドオーバー要求メッセージで搬送されるパラメータは、ソース基地局によって送信されるハンドオーバー要求メッセージで搬送されるパラメータと同じであり得る。
ステップ303、ハンドオーバー要求メッセージを受信した後で、第1のターゲット基地局が、上述のUEの情報(たとえば、E-RAB、RABの情報)とUEがまもなく第2のターゲット基地局に割り当てられるという情報とを第2のターゲット基地局に通知するために、第1のメッセージ(このメッセージはリソース状態検出メッセージと呼ばれ得る)を第2のターゲット基地局に送信する。
第2のターゲット基地局を決定する方式は、第1のターゲット基地局によって、MMEにより送信される推奨されるターゲットセルグループ(第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局など)に従って決定する方式、第1のターゲット基地局によって、2つの基地局のセルに対するUEの測定報告の結果に従って決定する方式、および、第1のターゲット基地局によって、補助基地局自体が知っている補助基地局のリソース、負荷などの状態という条件と、UEのRAB情報とに従って決定する方式とのうちの少なくとも1つを含み得る。
任意選択で、リソース状態検出メッセージは、UEのE-RAB情報に対応する無線ベアラ構成情報を含んでよく、たとえば、割振りが第1のターゲット基地局によって能動的に実行される場合、リソース状態検出メッセージは、次の情報、すなわち、UEの識別子(たとえば、セル無線ネットワーク一時識別子(Cell Radio Network Temporary Identifier、略してC-RNTI)またはXmAP(Xmは第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間のインターフェースである)識別子)および分割指示情報を含んでよく、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報を含む。
リソース状態検出メッセージはさらに、少なくとも1つのサービスのサービス情報(たとえば、第2のターゲット基地局にハンドオーバーされるべきサービスの情報)を含んでよく、サービス情報は、サービスの品質情報および/またはRBの構成情報を含み、リソース状態検出メッセージは、少なくとも1つのサービスのサービス情報に従ってリソース構成を実行するように第2のターゲット基地局に指示する。
任意選択で、RBに基づくデータ分割情報は、第1のターゲット基地局がUEのサービスのパケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol、PDCPと呼ばれる)層のSDUデータを第2のターゲット基地局に送信することを意味する。このとき、少なくとも1つのサービスの情報を受信した後で、第2のターゲット基地局は、少なくとも1つのサービスの情報のために対応するリソース構成を実行して、少なくとも1つのサービスの情報に対応するRBのPDCP層、無線リンク制御(Radio Link Control、略してRLC)層、媒体アクセス制御(Medium Access Control、MAC)層、および物理層(Physical layer、略してPhy)を構成することができる。パケットに基づくデータ分割情報は、第1のターゲット基地局から第2のターゲット基地局に送信されるUEのサービスのRLCレイヤのSDUデータを参照する。このとき、少なくとも1つのサービス情報を受信した後で、第2のターゲット基地局は、少なくとも1つのサービス情報のために対応するリソース構成を実行して、少なくとも1つのサービス情報に対応するRBのRLC層、MAC層、および物理層を構成することができる。
任意選択で、分割指示情報がパケットに基づくデータ分割情報を含む場合、第2のターゲット基地局は、少なくとも1つのサービスの情報に従って、少なくとも1つのサービスに対応するRBのRLC層、MAC層、および物理層を構成し、第1のターゲット基地局は、RBのPDCP層、RLC層、MAC層、および物理層を構成する。
任意選択で、RBの構成情報は、PDCP層、RLC層、MAC層、および物理層の構成情報、または、RLC層、MAC層、および物理層の構成情報を含む。このようにして、第2のターゲット基地局は、少なくとも1つのサービスのサービス情報に対応するRBの、PDCP層、RLC層、MAC層、および物理層を構成することができ、または、RLC層、MAC層、および物理層を構成することができる。
任意選択で、サービス情報はさらに、RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、RABの識別子、および分割指示情報のうちの少なくとも1つを含み得る。
任意選択で、RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含み、周波数領域情報は、限定はされないが、物理リソースブロックの配置情報を含んでよく、空間領域情報は、限定はされないが、波ビーム情報、フロー情報、および空間符号化行列情報を含んでよく、符号領域情報は、限定はされないが、アドレスコード、スクランブリングコード、およびシーケンス初期化コードを含んでよい。
ステップ304、第2のターゲット基地局が、第2のメッセージ(このメッセージはリソース状態検出応答メッセージと呼ばれ得る)を第1のターゲット基地局に返し、このメッセージは、第2のターゲット基地局がハンドオーバー要求メッセージを受け入れるかどうかを示す情報を搬送し得る。
第2のターゲット基地局がハンドオーバー要求メッセージを受け入れる場合、すなわち、第2のターゲット基地局がUEのサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを受け入れる場合、リソース状態検出応答メッセージは、リソース状態検出メッセージ中の構成内容の確認または修正を含む。たとえば、リソース状態検出メッセージを通じて、第1のターゲット基地局は、UEの複数のサービスの第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが実行されるべきであることを第2のターゲット基地局に通知し、第2のターゲット基地局は、複数のサービス中の一部のサービスの第2のターゲット基地局へのハンドオーバーに同意し、リソース状態検出応答メッセージによって、第2のターゲット基地局により同意された複数のサービス中の一部のサービスの第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを第1のターゲット基地局に通知する。
任意選択で、リソース状態検出応答メッセージは、UEのE-RAB情報に対応する無線ベアラ構成情報を含んでよく、たとえば、割振りが第2のターゲット基地局によって能動的に実行される場合、このメッセージは、次の情報、すなわち、
UEの識別子(C-RNTIまたはXmAP識別子など)と、
分割指示情報とを含んでよく、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報を含む。
リソース状態検出応答メッセージはさらに、少なくとも1つのサービスのサービス情報を含んでよく、サービス情報は、サービスの品質情報および/またはRBの構成情報を含む。
リソース状態検出応答メッセージはさらに、
第1の情報および指示情報のうちの少なくとも1つを含んでよく、第1の情報は、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを拒否することについての情報、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを受け入れることについての情報、または第1のメッセージを修正することについての情報のうちの少なくとも1つを含み、指示情報は、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの構成情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBに対応するRABの識別子、リソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBの識別子、およびリソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBに対応するRABの識別子のうちの1つを含む。
リソース状態検出応答メッセージはさらに、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報(たとえば、第3のGTPトンネルエンドポイント情報)であって、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報(たとえば、第6のGTPトンネルエンドポイント情報)であって、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、GTPトンネルエンドポイントを変えるようにコアネットワークノードに要求するために使用される、情報とのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、RBの構成情報は、PDCP層、RLC層、MAC層、および物理層の構成情報、または、RLC層、MAC層、および物理層の構成情報を含む。このようにして、第2のターゲット基地局は、少なくとも1つのサービスのサービス情報に対応するRBの、PDCP層、RLC層、MAC層、および物理層を構成することができ、または、RLC層、MAC層、および物理層を構成することができる。
任意選択で、サービス情報はさらに、RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、RABの識別子、および分割指示情報という項目のうちの少なくとも1つを含み得る。
任意選択で、RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報という項目のうちの少なくとも1つを含み、周波数領域情報は、限定はされないが、物理リソースブロックの配置情報を含んでよく、空間領域情報は、限定はされないが、波ビーム情報、フロー情報、および空間符号化行列情報を含んでよく、符号領域情報は、限定はされないが、アドレスコード、スクランブリングコード、およびシーケンス初期化コードを含んでよい。
UEのPDCPエンティティは、第1のターゲット基地局のPDCPエンティティに論理的に対応し、UEの第1のRLCエンティティおよび第2のRLCエンティティは、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局のRLCエンティティにそれぞれ論理的に対応しており、UEの第1のMACエンティティおよび第2のMACエンティティは、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局のMACエンティティにそれぞれ論理的に対応している。
第2のターゲット基地局がハンドオーバー要求メッセージを拒否する場合、リソース状態検出応答メッセージは、構成内容に対する拒否をリソース状態検出メッセージに含め、たとえば、リソース状態検出応答メッセージは、第2のターゲット基地局へのUEのハンドオーバーを拒否することについての情報を含む。
ステップ305、第1のターゲット基地局が、ハンドオーバー要求肯定応答(Handover Request ACK)メッセージをコアネットワーク要素(以下ではMMEが例として使われる)に返し、このメッセージは、UEの識別子、E-RAB情報、無線ベアラ情報、第1のターゲット基地局のアップリンクおよび/またはダウンリンクGTPトンネルエンドポイント情報(トランスポート層アドレスおよびGTP TEIDを含む)、ならびに、第2のターゲット基地局のアップリンクおよび/またはダウンリンクGTPトンネルエンドポイント情報(トランスポート層アドレスおよびGTP TEIDを含む)のうちの少なくとも1つを含んでよく、無線ベアラ情報は、ステップ304のリソース状態検出応答メッセージの内容を含む。
ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、
ソース基地局において割り振られるUEの識別子、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局において割り振られるUEの識別子、第1のトランスペアレントコンテナの構成、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって拒否される少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、ならびに、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABと、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間の対応する関係のうちの少なくとも1つを含んでよく、
第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報(たとえば、第4のGTPトンネルエンドポイント情報)は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用され、第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報(たとえば、第5のGTPトンネルエンドポイント情報)は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用され、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用される。
好ましくは、第1のトランスペアレントコンテナの構成は、
少なくとも1つのRBの構成情報と、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局のセルの情報とのうちの少なくとも1つを含んでよく、
RBは、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABに対応するRBである。
好ましくは、RBの構成情報は、RBに対応するPDCPエンティティの構成情報、RBに対応する少なくとも1つのRLCエンティティの構成情報、RBに対応する各RLCエンティティに対応するMAC構成情報、論理チャネルの構成メッセージ、物理層の構成情報、サービスの識別子、分割指示情報、およびRBに対応する無線ソースの構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
RBに対応する無線ソースの構成情報は、
物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、タイムスロット情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報という項目のうちの少なくとも1つを含み、周波数領域情報は、限定はされないが、物理リソースブロックの配置情報を含んでよく、空間領域情報は、限定はされないが、波ビーム情報、フロー情報、および空間符号化行列情報を含んでよく、符号領域情報は、限定はされないが、アドレスコード、スクランブリングコード、およびシーケンス初期化コードを含んでよい。
ステップ306、第1のターゲット基地局により返されるHandover Request ACK (HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGE)メッセージを受信した後で、MMEが、ハンドオーバー命令(handover command)メッセージをソース基地局に送信して、ターゲット基地局のリソース割振り条件をソース基地局に通知する。ハンドオーバー命令メッセージは、UEの識別子、E-RAB情報、無線ベアラ情報を含む。第1のターゲット基地局のアップリンクおよび/またはダウンリンクGTPトンネルエンドポイントは、トランスポート層アドレス(Transport Layer Address)およびGTP TEIDを含み、アップリンクおよび/またはダウンリンクGTPトンネルエンドポイントは、第2のターゲット基地局のトランスポート層アドレス(Transport Layer Address)およびGTP TEIDを含み、無線ベアラ情報は、ステップ304のリソース状態検出応答メッセージの内容を含む。
ステップ307、MMEのハンドオーバー命令メッセージを受信した後で、ソース基地局が、ハンドオーバー命令メッセージをUEに送信し(たとえば、RRC接続再構成メッセージの形式で送信し)、ハンドオーバー命令メッセージは、構成メッセージに従ってUEが対応するRBを構成することを可能にするために、RBの構成リスト情報および/または第2のターゲット基地局のセルの情報を含む。ハンドオーバー命令メッセージはさらに、ターゲットセルグループの情報(たとえば、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局の情報とセル情報)、2つの基地局におけるサービスの構成情報(この構成情報は無線ベアラ情報であってよく、ステップ304のリソース状態検出応答メッセージの内容を含み得る)、セキュリティ情報などを含み得る。次いで、ステップ310が実施される。
ソース基地局がHANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEを受信する限り、または、ソース基地局がハンドオーバー命令をUEに送信し始める限り、ステップ308およびステップ309に示されるようなデータプレーンの送信が実行され得るように、ソース基地局からターゲット基地局へのデータの転送が始まることに留意されたい。ステップ307において、ソース基地局がハンドオーバー命令をUEに送信し始めるので、ステップ308およびステップ309はステップ307の後に実行されてよく、たとえば、ステップ308またはステップ309においてダウンリンク送信が実施されてよく、ステップ308およびステップ309の実施の順序は限定されない。
ステップ308、ダウンリンク方向に、ソース基地局が、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局の中のセルにより担当されているサービスの条件に従って、コアネットワークを通じて、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局にデータをそれぞれ転送し、このデータは、ACKが受信されていない、もしくはNACKが受信されている、送信された対応するサービスのデータのPDCP SDU(タイプ1)を含み、または、サービスデータユニット(Service Data Unit、略してSDU)のデータ(すなわち、PDCP SNを伴わない)(タイプ2)を含み、または、
ソース基地局は、ACKが受信されていないかNACKが受信されている、ハンドオーバーされているすべてのサービスに対応するデータのPDCP SDU(タイプ1)、またはSDUのデータ(すなわち、PDCP SNを伴わない)(タイプ2)を第1のターゲット基地局に転送し、次いで、第1のターゲット基地局が、ACKが受信されていないかNACKが受信されている、第2のターゲット基地局のサービスに対応するデータのPDCP SDU(タイプ1)、またはSDUのデータ(すなわち、PDCP SNを伴わない)(タイプ2)を第2のターゲット基地局に転送する。
アップリンク方向では、UEが、肯定応答が受信されていない各サービスの最初のPDCP SDUパケットから始めて、ACKが受信されていないアップリンクPDCP SDUを対応する第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局に再送信する。ビットマップを受信すると、UEは、ビットマップの表示に従って、肯定応答が受信されているACKを決定し、ACKが受信されていないデータを対応する第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局に対する送信することができる。UEはまた、肯定応答が受信されていない最初のPDCP SDUパケットから開始して、すべてのそれより後のデータを対応する第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局に送信することができる。
ステップ309、ソース基地局が、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局の中のセルにより担当されているサービスの条件に従って、対応するサービスのSN STATUS TRANSFER (SN状態転移情報)を、コアネットワークを通じて第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局にそれぞれ転送し、SN状態転移情報中の対応するRABのダウンリンクデータのアップリンクデータの受信状態および/またはダウンリンクデータの送信状態を示し、たとえば、タイプ2の最初のパケットのシリアル番号(Serial Number、略してSN)、最初の失われたULデータパケットのSN番号、およびターゲット基地局のULデータパケットのビットマップを通知し、または、
ソース基地局が、コアネットワークを通じて、ハンドオーバーされているすべてのサービスに対応するSN STATUS TRANSFER (SN状態転移情報)を第1のターゲット基地局に転送し、ハンドオーバーされているすべてのサービスに対応するSN STATUS TRANSFERを受信した後で、第1のターゲット基地局が、第2のターゲット基地局に対応するサービスのSN状態転移情報を第2のターゲット基地局に転送し、SN状態転移情報中の対応するRABのアップリンクデータの受信状態および/またはダウンリンクデータの送信状態を示し、たとえば、タイプ2の最初のパケットのSN番号、最初の失われたULデータパケットのSN番号、およびターゲット基地局のULデータパケットのビットマップを通知する。
ステップ310、ハンドオーバー命令メッセージを受信した後で、UEが、ステップ307で言及されたメッセージ中の情報に従って、第1のターゲット基地局のセルプロトコルスタックに対応するPDCP層エンティティ、RLC層エンティティ、MAC層エンティティ、および物理層エンティティを確立し、第2のターゲット基地局のセルプロトコルスタックに対応するPDCP層エンティティ(任意選択)、RLC層エンティティ、MAC層エンティティ、および物理層エンティティを確立する。無線ベアラの構成が成功した後で、UEが、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局の新たに確立されたセルプロトコルスタックのPDCP層にPDCP SDUを転送し、PDCP SDUは、ソース基地局に対応するUEプロトコルスタック中のPDCPエンティティ中の再順序付けされたバッファ領域の順序付けられていないPDCP SDUである。転送が完了した後で、UEは、UE中のソース基地局のプロトコルスタックに対応する各層のエンティティを解放することができる。UEは、第1のターゲット基地局のセルおよび第2のターゲット基地局のセルとのダウンリンクの同期を完了する。ランダムアクセスのプリアンブルコードおよびハンドオーバー命令メッセージ中のRACHリソース情報に従って、UEは、第1のターゲット基地局に対するランダムアクセスプロセスを開始してアップリンク同期を完了し、かつ/または、第2のターゲット基地局に対するランダムアクセスプロセスを開始してアップリンク同期を完了する。そして次いで、UEは、RRC接続再構成完了メッセージ(HO confirm、ハンドオーバー確認)を第1のターゲット基地局に返す。
ステップ311、UEにより返されるRRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、第1のターゲット基地局が、ハンドオーバー通知(handover notify)メッセージをMMEに送信し、UEとの接続を確立する。このとき、ステップ308のアップリンク方向のデータ送信が実施され得る。
ステップ312、UEにより返されるRRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、第1のターゲット基地局が、UEのサービス構成情報またはUEのハンドオーバー指示メッセージを第2のターゲット基地局に送信する。
ステップ313、UEのサービス構成情報またはUEのハンドオーバー指示メッセージを受信した後で、第2のターゲット基地局が、経路切替え要求を第1のターゲット基地局に送信する。このステップは任意選択のステップであり、ステップ314はステップ312の後ですぐに実施され得る。
ステップ314、第1のターゲット基地局が、経路切替え要求(Path Switch Request)メッセージをMMEに送信し、このメッセージは、第1のターゲット基地局のアップリンクおよび/またはダウンリンクGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局のアップリンクおよび/またはダウンリンクGTPトンネルエンドポイント情報、ならびにRABの対応する識別子を含み、GTPトンネルエンドポイント情報は、トランスポート層アドレスおよびGTP TEIDを含む。
ステップ315、MMEが、ベアラ修正要求(MODIFY BEARER REQUEST)メッセージをゲートウェイ(GW、たとえば、サービングゲートウェイ(Serving Gateway、略してS-GW))に送信し、このメッセージは、第1のターゲット基地局のアップリンクおよび/またはダウンリンクGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局のアップリンクおよび/またはダウンリンクGTPトンネルエンドポイント情報、ならびにRABの対応する識別子を含み、GTPトンネルエンドポイント情報は、トランスポート層アドレスおよびGTP TEIDを含む。
ステップ316、MMEにより送信されるMODIFY BEARER REQUESTメッセージを受信した後で、Serving Gatewayが、経路切替えの必要に応じて、RABを対応する第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局にそれぞれ切り替える。そして次いで、Serving Gatewayは、エンドマーカーパケット(end marker packet)をソース基地局に送信し、ソース基地局との経路を解放する。
ステップ317、エンドマーカーパケットを受信した後で、ソース基地局が、主の基地局および補助基地局のセルにより担当されているサービスの条件に従って、対応するサービスのエンドマーカーパケットを第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局にそれぞれ転送し、または、
ソース基地局が、ハンドオーバーされているすべてのサービスに対応するエンドマーカーパケットを第1のターゲット基地局に送信し、次いで、第1のターゲット基地局が、第2のターゲット基地局に対応するサービスのエンドマーカーパケットを第2のターゲット基地局に転送する。
ステップ318、エンドマーカーパケットを検出した後で、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局が、Serving Gatewayによって送信されるデータおよびソース基地局によって転送されるデータを順番に受信する。
ステップ319、Serving Gatewayが、ベアラ修正応答(MODIFY BEARER RESPONSE)をMMEに送信する。
ステップ320、Serving Gatewayによって送信されるベアラ修正応答メッセージを受信した後で、MMEが、UEコンテキスト削除命令メッセージをソース基地局に送信する。
ステップ321、MMEによって送信されるUEコンテキスト削除命令メッセージを受信した後で、ソース基地局が、ソース基地局中のUEのコンテキストを削除し、UEコンテキスト削除完了メッセージをMMEに返す。
ステップ322、MMEが、経路切替え要求肯定応答(PATH SWITCH REQUEST ACKNOWLEDGE)メッセージを第1のターゲット基地局に送信する。
ステップ323、第1のターゲット基地局が、経路切替え要求肯定応答(PATH SWITCH REQUEST ACKNOWLEDGE)メッセージを第2のターゲット基地局に送信する。
ステップ314からステップ323はデータプレーンの送信に属する。
本実施形態によって、UEは、ソース基地局から第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局にハンドオーバーされる。
実施形態4
本実施形態はさらに、複数のセルにUEをハンドオーバーするための方法を提供する。本実施形態では、UEは、基地局から、セルアグリゲーションサービスを提供するターゲット基地局1(第1のターゲット基地局)および補助ターゲット基地局2(第2のターゲット基地局)にハンドオーバーされる。
図4は、本発明の実施形態4による、ハンドオーバー処理方法の概略図である。図4に示されるように、本実施形態で示される方法は、次のステップを含む。
ステップ401、ハンドオーバーの判断を通じて、ソース基地局が、UEを第1のターゲット基地局にハンドオーバーすることを決定し、この判断の根拠はUEの測定報告であり得る。そして次いで、ソース基地局が、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信し、ハンドオーバー要求メッセージで搬送される任意選択のパラメータには、推奨されるターゲットセルグループの情報(たとえば、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局の情報とセル情報)、隣接する基地局のセルの測定報告、UEのRRCコンテキスト情報、UEのS1インターフェースのコンテキスト情報、E-RAB情報などのうちの少なくとも1つを含む。
このステップでは、ソース基地局はまた、UEを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へ同時にハンドオーバーすることを決定し得る。このとき、ハンドオーバー要求メッセージは、推奨されるターゲットセルグループの情報(第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局の情報とセル情報)、UEのRRCコンテキスト情報、UEのS1インターフェースのコンテキスト情報、およびRABの情報を含んでよく、すなわち、ハンドオーバー要求メッセージは、2つの基地局のセルに対する測定報告を含まなくてよい。UEについての測定報告に従って、ソース基地局がUEを第1のターゲット基地局のみにハンドオーバーすることを決定する場合、第1のターゲット基地局が、測定報告に従って、UEを第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局へ同時にハンドオーバーすることを決定するのを可能にするために、第2のターゲット基地局のセルに対する測定報告が、ハンドオーバー要求メッセージで搬送され得る。このとき、ハンドオーバー要求メッセージは、推奨されるターゲットセルグループの情報(第1のターゲット基地局の情報とセル情報)、2つの基地局のセルに対する測定報告、UEのRRCコンテキスト情報、UEのS1インターフェースのコンテキスト情報、およびRABの情報を含み得る。
ステップ402、ハンドオーバー要求メッセージを受信した後で、第1のターゲット基地局が、次の内容の少なくとも1つに従って、第1のメッセージ(このメッセージはリソース状態検出メッセージと呼ばれ得る)を第2のターゲット基地局に送信し、第1のターゲット基地局により知られている補助基地局のリソースの条件およびUEのRAB情報に従って、UEのサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが実行されるべきであること(通知される内容は、サービス情報、分割情報、第2のターゲット基地局に割り振られるべきUEの情報(たとえば、E-RAB情報)などを含み得る)、推奨されるターゲットセルグループ(すなわち、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局)、2つの基地局のセルに対するUEの測定報告の結果を、第2のターゲット基地局に通知する。
任意選択で、リソース状態検出メッセージは、UEのE-RAB情報に対応する無線ベアラ構成情報を含んでよく、たとえば、割振りが第1のターゲット基地局によって能動的に実行される場合、このメッセージは、次の情報、すなわち、
UEの識別子(たとえば、C-RNTIまたはXmAP識別子)と、
分割指示情報とを含んでよく、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報とを含む。
リソース状態検出メッセージはさらに、少なくとも1つのサービスのサービス情報を含み得る。サービス情報は、サービスの品質情報および/またはRBの構成情報を含む。リソース状態検出メッセージは、少なくとも1つのサービスのサービス情報に従ってリソース構成を実行するように第2のターゲット基地局に指示し、第2のターゲット基地局は、サービスをUEに提供する基地局(第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局など)の中の少なくとも1つの基地局である。
任意選択で、RBに基づくデータ分割情報は、第1のターゲット基地局がUEのサービスのPDCP層のSDUデータを第2のターゲット基地局に送信することを意味する。このとき、少なくとも1つのサービスの情報を受信した後で、第2のターゲット基地局は、少なくとも1つのサービスの情報のために対応するリソース構成を実行して、少なくとも1つのサービスの情報に対応するRBのPDCP層、RLC層、MAC層、および物理層を構成することができる。パケットに基づくデータ分割情報は、第1のターゲット基地局から第2のターゲット基地局に送信されるUEのサービスのRLCレイヤのSDUデータを参照する。このとき、少なくとも1つのサービス情報を受信した後で、第2のターゲット基地局は、少なくとも1つのサービス情報のために対応するリソース構成を実行して、少なくとも1つのサービス情報に対応するRBのRLC層、MAC層、および物理層を構成することができる。
任意選択で、分割指示情報がパケットに基づくデータ分割情報を含む場合、第2のターゲット基地局は、少なくとも1つのサービスの情報に従って、少なくとも1つのサービスに対応するRBのRLC層、MAC層、および物理層を構成し、第1のターゲット基地局は、RBのPDCP層、RLC層、MAC層、および物理層を構成する。
UEが構成メッセージに従って対応するRBを構成することを可能にするために、構成メッセージがUEに送信され、構成メッセージは、RBの構成リスト情報および/または第2のターゲット基地局のセルの情報を含む。
任意選択で、RBの構成情報は、PDCP層、RLC層、MAC層、および物理層の構成情報、または、RLC層、MAC層、および物理層の構成情報を含む。
このようにして、第2のターゲット基地局は、少なくとも1つのサービスのサービス情報に対応するRBの、PDCP層、RLC層、MAC層、および物理層を構成することができ、または、RLC層、MAC層、および物理層を構成することができる。
任意選択で、サービス情報はさらに、RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、RABの識別子、および分割指示情報という項目のうちの少なくとも1つを含み得る。
任意選択で、RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含み、周波数領域情報は、限定はされないが、物理リソースブロックの配置情報を含んでよく、空間領域情報は、限定はされないが、波ビーム情報、フロー情報、および空間符号化行列情報を含んでよく、符号領域情報は、限定はされないが、アドレスコード、スクランブリングコード、およびシーケンス初期化コードを含んでよい。
ステップ403、第2のターゲット基地局が、リソース状態検出応答メッセージを第1のターゲット基地局に送信する。
第2のターゲット基地局がハンドオーバー要求を受け入れる場合、すなわち、第2のターゲット基地局がUEのサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを受け入れる場合、リソース状態検出応答メッセージは、リソース状態検出メッセージ中の構成内容の確認または修正を含む。たとえば、リソース状態検出メッセージを通じて、第1のターゲット基地局は、UEの複数のサービスの第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが実行されるべきであることを第2のターゲット基地局に通知し、第2のターゲット基地局は、複数のサービス中の一部のサービスの第2のターゲット基地局へのハンドオーバーに同意し、リソース状態検出応答メッセージによって、第2のターゲット基地局により同意された複数のサービス中の一部のサービスのハンドオーバーを第2のターゲット基地局に通知する。
任意選択で、リソース状態検出応答メッセージは、UEのE-RAB情報に対応する無線ベアラ構成情報を含んでよく、たとえば、割振りが第2のターゲット基地局によって能動的に実行される場合、このメッセージは、次の情報、すなわち、
UEの識別子(たとえば、C-RNTIまたはXmAP識別子)と、
分割指示情報とを含んでよく、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報とを含む。
リソース状態検出応答メッセージはさらに、少なくとも1つのサービスのサービス情報を含んでよく、サービス情報は、サービスの品質情報および/またはRBの構成情報を含む。
リソース状態検出応答メッセージはさらに、
第1の情報および指示情報のうちの少なくとも1つを含んでよく、第1の情報は、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを拒否することについての情報、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを受け入れることについての情報、または第1のメッセージを修正することについての情報のうちの少なくとも1つを含み、指示情報は、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの構成情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBに対応するRABの識別子、リソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されたRBの識別子、およびリソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されたRBに対応するRABの識別子のうちの少なくとも1つを含み得る。
リソース状態検出応答メッセージはさらに、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報(たとえば、第3のGTPトンネルエンドポイント情報)であって、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報(たとえば、第6のGTPトンネルエンドポイント情報)であって、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、GTPトンネルエンドポイントを変えるようにコアネットワークノードに要求するために使用される、情報とのうちの少なくとも1つを含み得る。
任意選択で、RBの構成情報は、PDCP層、RLC層、MAC層、および物理層の構成情報、または、RLC層、MAC層、および物理層の構成情報を含む。このようにして、第2のターゲット基地局は、少なくとも1つのサービスのサービス情報に対応するRBの、PDCP層、RLC層、MAC層、および物理層を構成することができ、または、RLC層、MAC層、および物理層を構成することができる。
任意選択で、サービス情報はさらに、RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、RABの識別子、および分割指示情報という項目のうちの少なくとも1つを含み得る。
任意選択で、RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、および空間領域情報という項目のうちの少なくとも1つを含み、周波数領域情報は、限定はされないが、物理リソースブロックの配置情報を含んでよく、空間領域情報は、限定はされないが、波ビーム情報、フロー情報、および空間符号化行列情報を含んでよく、符号領域情報は、限定はされないが、アドレスコード、スクランブリングコード、およびシーケンス初期化コードを含んでよい。
UEのPDCPエンティティは、第1のターゲット基地局のPDCPエンティティに論理的に対応し、UEの第1のRLCエンティティおよび第2のRLCエンティティは、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局のRLCエンティティにそれぞれ論理的に対応しており、UEの第1のMACエンティティおよび第2のMACエンティティは、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局のMACエンティティにそれぞれ論理的に対応している。
第2のターゲット基地局がハンドオーバー要求メッセージを拒否する場合、リソース状態検出応答メッセージは、構成内容に対する拒否をリソース状態検出メッセージに含め、たとえば、リソース状態検出応答メッセージは、第2のターゲット基地局へのUEのハンドオーバーを拒否することについての情報を含む。
ステップ404、第1のターゲット基地局が、Handover Request ACKメッセージをソース基地局に送信し、このメッセージは、UEの識別子、E-RAB情報、無線ベアラ情報、第1のターゲット基地局のアップリンクおよび/またはダウンリンクGTPトンネルエンドポイント情報(トランスポート層アドレスおよびGTP TEIDを含む)、ならびに、第2のターゲット基地局のアップリンクおよび/またはダウンリンクGTPトンネルエンドポイント情報(トランスポート層アドレスおよびGTP TEIDを含む)を含み、無線ベアラ情報は、ステップ403のメッセージの内容を含む。このステップの後にあるステップが実施される。
ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、
ソース基地局において割り振られるUEの識別子、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局において割り振られるUEの識別子、第1のトランスペアレントコンテナの構成、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって拒否される少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、ならびに、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABと、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間の対応する関係のうちの少なくとも1つを含んでよく、
第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報(たとえば、第4のGTPトンネルエンドポイント情報)は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用され、第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報(たとえば、第5のGTPトンネルエンドポイント情報)は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用され、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用される。
好ましくは、第1のトランスペアレントコンテナの構成は、
少なくとも1つのRBの構成情報と、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局のセルの情報とのうちの少なくとも1つを含んでよく、
RBは、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABに対応するRBである。
好ましくは、RBの構成情報は、RBに対応するPDCPエンティティの構成情報、RBに対応する少なくとも1つのRLCエンティティの構成情報、RBに対応する各RLCエンティティに対応するMAC構成情報、論理チャネルの構成メッセージ、物理層の構成情報、サービスの識別子、分割指示情報、およびRBに対応する無線ソースの構成情報という項目のうちの少なくとも1つを含む。
RBに対応する無線ソースの構成情報は、
物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、タイムスロット情報、時間領域情報、および空間領域情報という項目のうちの少なくとも1つを含み、周波数領域情報は、限定はされないが、物理リソースブロックの配置情報を含んでよく、空間領域情報は、限定はされないが、波ビーム情報、フロー情報、および空間符号化行列情報を含んでよく、符号領域情報は、限定はされないが、アドレスコード、スクランブリングコード、およびシーケンス初期化コードを含んでよい。
ステップ405、HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEを受信した後で、ソース基地局が、ハンドオーバー命令メッセージをUEに送信し(たとえば、RRC接続再構成メッセージの形式で送信し)、ハンドオーバー命令メッセージは、ターゲットセルグループの情報(たとえば、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局の情報とセル情報)、2つの基地局におけるサービスの構成情報(この無線ベアラ情報はステップ403のメッセージの内容を含む)、セキュリティ情報などを含む。
ソース基地局がHandover Request ACK (HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGE)を受信する限り、またはソース基地局がハンドオーバー命令をUEに送信し始める限り、データの転送が開始することに留意されたい。したがって、このステップでは、HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEを受信した後で、ソース基地局は、ステップ406およびステップ407のダウンリンク方向のデータ送信を実行することができ、ステップ406およびステップ407の実行順序は限定されない。
ステップ406、ダウンリンク方向で、ソース基地局が、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局の中のセルにより担当されているサービスの条件に従って、ACKが受信されていない、もしくはNACKが受信されている、送信された対応するサービスのデータのPDCP SDU(タイプ1)を、サービスに対応する第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局にそれぞれ送信し、SDUのデータ(すなわち、PDCP SNを伴わない)(タイプ2)を、サービスに対応する第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に転送し、または、
ソース基地局は、ACKが受信されていないかNACKが受信されている、ハンドオーバーされているすべてのサービスに対応するデータのPDCP SDU(タイプ1)、またはSDUのデータ(すなわち、PDCP SNを伴わない)(タイプ2)を第1のターゲット基地局に転送する。これらのデータを受信した後で、第1のターゲット基地局は、ACKが受信されていないかNACKが受信されている、第2のターゲット基地局のサービスに対応するPDCP SDU(タイプ1)、またはSDUのデータ(すなわち、PDCP SNを伴わない)(タイプ2)を第2のターゲット基地局に転送する。
アップリンク方向では、UEが、肯定応答が受信されていない各サービスの最初のPDCP SDUパケットから始めて、ACKが受信されていないアップリンクPDCP SDUを対応する第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局に再送信する。
ステップ407、ソース基地局が、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局の中のセルにより担当されているサービスの条件に従って、対応するサービスのSN STATUS TRANSFER (SN状態転移情報)を、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局にそれぞれ送信し、SN状態転移情報中の対応するRABのダウンリンクデータのアップリンクデータの受信状態および/またはダウンリンクデータの送信状態を示し、たとえば、タイプ2の最初のパケットのSN番号、最初の失われたULデータパケットのSN番号、およびターゲット基地局(第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局)のULデータパケットのビットマップを通知し、または、
ソース基地局が、ハンドオーバーされているすべてのサービスに対応するSN STATUS TRANSFER (SN状態転移情報)を第1のターゲット基地局に送信し、ハンドオーバーされているすべてのサービスに対応するSN STATUS TRANSFERを受信した後で、第1のターゲット基地局が、第2のターゲット基地局に対応するサービスのSN状態転移情報を第2のターゲット基地局に転送し、SN状態転移情報中の対応するRABのアップリンクデータの受信状態および/またはダウンリンクデータの送信状態を示し、たとえば、タイプ2の最初のパケットのSN番号、最初の失われたULデータパケットのSN番号、およびターゲット基地局のULデータパケットのビットマップを通知する。
ステップ408、ハンドオーバー命令メッセージを受信した後で、UEが、メッセージ中のサービスの構成パラメータに従って、第1のターゲット基地局のセルプロトコルスタックに対応するベアラのための新たなPDCP層エンティティ、RLC層エンティティ、MAC層エンティティ、および物理層エンティティをそれぞれ確立し、第2のターゲット基地局のUEおよびセルプロトコルスタックに対応するベアラのための新たなPDCP層エンティティ(任意選択)、RLC層エンティティ、MAC層エンティティ、および物理層エンティティを確立する。無線ベアラの構成が成功した後で、UEは、ソース基地局に対応するプロトコルスタック中のPDCPエンティティ中の再順序付けバッファ領域中の順序付けられていないPDCP SDUを、第1のターゲット基地局のセルプロトコルスタックおよび/または第2のターゲット基地局のセルプロトコルスタックの新たに確立されたPDCP層に転送する。転送が完了した後で、UEは、UE中のソース基地局のプロトコルスタックに対応する各層のエンティティを解放することができる。UEは、第1のターゲット基地局のセルおよび第2のターゲット基地局のセルとのダウンリンクの同期を完了する。ランダムアクセスのプリアンブルコードおよびハンドオーバー命令メッセージ中のランダムアクセスチャネル(Random Access Channel、略してRACH)リソース情報に従って、UEは、第1のターゲット基地局に対するランダムアクセスプロセスを開始してアップリンク同期を完了し、かつ/または、第2のターゲット基地局に対するランダムアクセスを開始してアップリンク同期を完了する。そして次いで、UEは、RRC接続再構成完了メッセージを第1のターゲット基地局に送信する。
ステップ409、UEにより送信されるRRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、第1のターゲット基地局が、UEのサービス構成情報またはUEのハンドオーバー指示情報を第2のターゲット基地局に送信して、第2のターゲット基地局がUEのために構成したリソースを使用し始めるように第2のターゲット基地局に指示する。
ステップ410、UEのサービス構成情報またはUEのハンドオーバー指示情報を受信した後で、第2のターゲット基地局が、ハンドオーバー指示返答メッセージを第1のターゲット基地局に送信する。このステップは任意選択のステップである。
ステップ411、第1のターゲット基地局が、経路切替え要求メッセージをMMEに送信し、このメッセージは、第1のターゲット基地局のアップリンクおよび/またはダウンリンクGTPトンネルエンドポイント情報(トランスポート層アドレスおよびGTP TEIDの情報を含む)およびRABの対応する識別子、第2のターゲット基地局のアップリンクおよび/またはダウンリンクGTPトンネルエンドポイント情報(トランスポート層アドレスおよびGTP TEIDを含む)およびRABの対応する識別子を含む。
ステップ412、MMEが、MODIFY BEARER REQUESTメッセージをServing Gatewayに送信し、このメッセージは、第1のターゲット基地局のアップリンクおよび/またはダウンリンクGTPトンネルエンドポイント情報(トランスポート層アドレスおよびGTP TEIDの情報を含む)およびRABの対応する識別子、第2のターゲット基地局のアップリンクおよび/またはダウンリンクGTPトンネルエンドポイント情報(トランスポート層アドレスおよびGTP TEIDを含む)およびRABの対応する識別子を含む。
ステップ413、MMEにより送信されるMODIFY BEARER REQUESTメッセージを受信した後で、Serving Gatewayが、経路切替えの必要に応じて、RABを対応する第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局にそれぞれ切り替える。そして次いで、Serving Gatewayは、エンドマーカーパケット(end marker packet)をソース基地局に送信し、ソース基地局との経路を解放する。
ステップ414、エンドマーカーパケットを受信した後で、ソース基地局が、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局のセルにより担当されているサービスの条件に従って、対応するサービスのエンドマーカーパケットを第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局にそれぞれ転送し、または、
ソース基地局が、ハンドオーバーされているすべてのサービスに対応するエンドマーカーパケットを第1のターゲット基地局に送信し、次いで、第1のターゲット基地局が、第2のターゲット基地局に対応するサービスのエンドマーカーパケットを第2のターゲット基地局に転送する。
ステップ415、エンドマーカーパケットを検出した後で、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局が、Serving Gatewayによって送信されるデータおよびソース基地局によって転送されるデータを順番に受信する。
ステップ416、Serving Gatewayが、MODIFY BEARER RESPONSEをMMEに送信する。
ステップ417、MMEが、PATH SWITCH REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージを第1のターゲット基地局に送信する。
ステップ418、第1のターゲット基地局が、PATH SWITCH REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージを第2のターゲット基地局に送信する。
本実施形態によって、UEは、ソース基地局から第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局にハンドオーバーされる。
実施形態5
本実施形態は、ハンドオーバー処理方法を提供する。この方法は、複数セルの分割の状況のもとでのデータの喪失を伴わないハンドオーバーのために、たとえば、複数のソース基地局から1つのターゲット基地局へのUEのハンドオーバーのために使用され得る。
図5は、本発明の実施形態5による、ハンドオーバー処理方法のフローチャートであり、図5に示されるように、方法は、
ステップ501、第1のソース基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信して、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うステップと、
ステップ502、第1のソース基地局によって、ターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップと、 ステップ503、第1のソース基地局によって、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信して、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするようにユーザ機器に通知するステップとを含む。
本解決法では、ハンドオーバー要求メッセージを通じて、UEが第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバーされることを、第1のソース基地局がターゲット基地局に通知するので、UEは複数のソース基地局から1つのターゲット基地局にハンドオーバーされることが可能であり、複数セルの分割の状況のもとでのデータの喪失を伴わない通常のハンドオーバー動作が達成され、複数セルの分割の状況のもとでのデータの喪失を伴わないハンドオーバーを従来技術ではサポートできないというサポートの問題が解決される。
好ましくは、第1のソース基地局がハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信する前に、第1のソース基地局が、ハンドオーバー開始要求メッセージを第2のソース基地局に送信して、第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行い、第1のソース基地局が、第2のソース基地局からハンドオーバー開始応答メッセージを受信し、ハンドオーバー開始応答メッセージに従ってハンドオーバー要求メッセージを生成する。
好ましくは、第1のソース基地局がハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信する前に、第1のソース基地局が、ローカルゲートウェイを通じて、ハンドオーバー開始要求メッセージを第2のソース基地局に送信することができ、第2のソース基地局が、ローカルゲートウェイにハンドオーバー開始応答メッセージを送信し、次いで、ローカルゲートウェイが、ハンドオーバー開始応答メッセージに従ってハンドオーバー要求メッセージを生成し、ハンドオーバー要求メッセージを第1のソース基地局に送信する。
第1のソース基地局がターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信した後で、第1のソース基地局は、ハンドオーバー動作の実行を開始するように第2のソース基地局に通知するために、ハンドオーバー実行通知メッセージを第2のソース基地局に送信することができる。ハンドオーバー実行通知メッセージは、ハンドオーバーを実行するように第2のソース基地局に命令するための命令メッセージであってよく、また、ハンドオーバーを実行するように第2のソース基地局に要求するための要求メッセージであってもよい。
好ましくは、第1のソース基地局がハンドオーバー実行通知メッセージを第2のソース基地局に送信した後で、第1のソース基地局は、第2のソース基地局からハンドオーバー実行通知応答メッセージを受信し、ハンドオーバー実行通知応答メッセージは、第2のソース基地局によってサービスされる少なくとも1つのRABに対応するSN状態転移情報、および/または、第2のソース基地局によってサービスされる少なくとも1つのRABに対応する、転送する必要のあるデータパケットを含む。
好ましくは、第1のソース基地局がターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信した後で、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局は、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局に送信する。したがって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局に送信するように第1のソース基地局および/または第2のソース基地局を動作させるために使用され得る。本実施形態のハンドオーバー処理では、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局は、データの喪失を伴わないハンドオーバーを実現するために、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局に送信する。
本発明の実施形態の好ましい実装方式では、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局によって、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局に送信するステップは、
第1のソース基地局によって、第1のソース基地局および第2のソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するステップ、または、
第1のソース基地局によって、第1のソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するステップ、および、第2のソース基地局によって、第2のソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するステップを含み、
ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、SDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含み、
第1のソース基地局および第2のソース基地局は、それらの中のUEのデータをターゲット基地局に送信した後で、エンドマーカーパケットをターゲット基地局に送信することができる。
好ましくは、第1のソース基地局がエンドマーカーパケットをターゲット基地局に送信する前に、第1のソース基地局は、S-GWにより送信されるエンドマーカーパケットを受信することができ、
第1のソース基地局が、ローカルゲートウェイを通じて、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信することができ、
第2のソース基地局は2つ以上であってよい。
本実施形態では、UEの複数のソース基地局が存在し、それらの中の1つのソースセル(すなわち、第1のソースセル)が、複数のソースセルからターゲットセルへのUEのハンドオーバーに対する要求を行うための要求をターゲット基地局に送信し、これによって、複数のソースセルから1つのターゲットセルへのUEのハンドオーバーを実現する。
実施形態6
本実施形態はハンドオーバー処理方法を提供し、この方法は、複数セルの分割の状況のもとでのデータの喪失を伴わないハンドオーバーのために、たとえば、複数のソース基地局から1つのターゲット基地局へのUEのハンドオーバーのために使用され得る。
図6は、本発明の実施形態6による、ハンドオーバー処理方法のフローチャートである。図6に示されるように、方法は、
ステップ601、ターゲット基地局によって、第1のソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップであって、ハンドオーバー要求メッセージが、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うために使用される、ステップと、
ステップ602、ターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信するステップであって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージが、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーをターゲット基地局が受け入れることを示すために使用される、ステップとを含む。
好ましくは、ターゲット基地局がハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信した後で、ターゲット基地局は、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局により送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信する。
ターゲット基地局によって、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局により送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するステップは、
ターゲット基地局によって、第1のソース基地局により送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するステップ、および/または、第2のソース基地局により送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するステップ、または、
ターゲット基地局によって、第1のソース基地局により送信される、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局に対応するユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するステップを含み得る。
好ましくは、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、SDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、ターゲット基地局は、第1のソース基地局から来る、ローカルゲートウェイによって転送されるハンドオーバー要求メッセージを受信することができ、
ターゲット基地局がハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信した後で、方法はさらに、ターゲット基地局によって、ユーザ機器により送信される無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信するステップと、ユーザ機器との接続を確立するステップとを含み得る。
本実施形態では、UEの複数のソース基地局が存在し、それらの中の1つのソースセル(すなわち、第1のソースセル)が、複数のソースセルからターゲットセルへのUEのハンドオーバーに対する要求を行うための要求をターゲット基地局に送信し、これによって、複数のソースセルから1つのターゲットセルへのUEのハンドオーバーを実現する。
実施形態7
本実施形態では、UEは、セルアグリゲーションサービスを提供するソース基地局1(すなわち、第1のソース基地局)および補助ソース基地局2(すなわち、第2のソース基地局)からターゲット基地局にハンドオーバーされ、ターゲット基地局とゲートウェイとの間に接続インターフェースがある。
図7は、本発明の実施形態7による、ハンドオーバー処理方法の概略図であり、図7に示されるように、方法は次のステップを含む。
ステップ701、ハンドオーバーの判断を通じて、第1のソース基地局が、第1のソース基地局および第2のソース基地局をターゲット基地局にハンドオーバーすることを決定し、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信し、このメッセージで搬送されるパラメータは、第1のソース基地局の情報とセル情報、UEのRRCコンテキスト情報、UEのS1インターフェースのコンテキスト情報、およびE-RAB情報を含んでよく、メッセージで搬送される任意選択のパラメータはさらに、第2のソース基地局の情報とセル情報と、第1のソース基地局および第2のソース基地局中のUEのそれぞれの無線ベアラ構成および測定構成情報とのうちの少なくとも1つを含み得る。
好ましくは、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信する前に、第1のソース基地局は次のステップも実施し得る。
第1のソース基地局は、メッセージ(このメッセージはハンドオーバー開始要求メッセージと呼ばれ得る)を第2のソース基地局に送信して、ハンドオーバーが開始されるべきであることを通知し、たとえば、第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーを通知し、ハンドオーバー開始要求メッセージは、ターゲット基地局のセル情報を搬送する。
第2のソース基地局は、UEにサービスするために第2のソース基地局によって使用される情報を第1のソース基地局に通知するために、メッセージ(このメッセージはハンドオーバー開始応答メッセージと呼ばれ得る)を第1のソース基地局に送信し、たとえば、このメッセージは、UEの構成情報というパラメータを搬送することができ、これらのパラメータは、ハンドオーバー要求メッセージを作成するために使用され得る。
加えて、第1のソース基地局が第2のソース基地局のサービス情報を含む場合、ハンドオーバー要求メッセージは、ハンドオーバー開始要求メッセージを第2のソース基地局を送信することなく直接作成され得る。
ステップ702、ターゲット基地局がハンドオーバー要求メッセージの受け入れに成功した後で、すなわち、ターゲット基地局がUEのサービスのターゲット基地局へのハンドオーバーを受け入れた後で、ターゲット基地局は、Handover Request ACKメッセージを第1のソース基地局に送信し、Handover Request ACKメッセージは、UEの識別子、E-RAB情報、無線ベアラ情報、ターゲット基地局のアップリンクおよび/またはダウンリンクGTPトンネルエンドポイント情報(トランスポート層アドレス(Transport Layer Address)およびGTP TEIDを含む)を含む。
ステップ703、Handover Request ACKメッセージを受信した後で、第1のソース基地局がメッセージ(このメッセージはハンドオーバー実行通知メッセージと呼ばれ得る)を第2のソース基地局に送信して、ハンドオーバー動作の実行を開始するように第2のソース基地局に通知する。
第1のソース基地局がHandover Request ACK (HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGE)を受信する限り、または第1のソース基地局がハンドオーバー命令をUEに送信し始める限り、データの転送が開始することに留意されたい。したがって、このステップの後で、ステップ705およびステップ706のデータ送信が実行され得る。
加えて、ハンドオーバー実行通知メッセージが命令メッセージである場合、ステップ704は実施される必要がない。このとき、ステップ703およびステップ707の実行順序は限定されない。ハンドオーバー実行通知メッセージが要求メッセージである場合、第2のターゲット基地局の確認が必要であり、すなわち、ステップ703、ステップ704が実行され、次いでステップ707が実行される。
ステップ704、ハンドオーバー実行通知メッセージを受信した後で、第2のソース基地局がメッセージ(このメッセージはハンドオーバー実行通知応答メッセージと呼ばれ得る)を第1のソース基地局に送信する。このメッセージは、転送される必要のある第2のソース基地局に対応するサービスのデータ、すなわち、ACKが受信されていない、もしくはNACKが受信されている、送信されたデータのPDCP SDU(タイプ1)、またはSDUのデータ(すなわち、PDCP SNを伴わない)(タイプ2)、および、第2のソース基地局に対応するサービスのSN STATUS TRANSFER (SN状態転移情報)を含む。対応するRABのアップリンクデータの受信状態および/またはダウンリンクデータの送信状態は、SN状態転移情報において示され、たとえば、タイプ2の最初のパケットのSN番号、最初の失われたULデータパケットのSN番号、およびターゲット基地局のULデータパケットのビットマップを通知する。(ステップ704は任意選択である)
ステップ705、第1のソース基地局が、ハンドオーバーされているすべてのサービスに対応するSN STATUS TRANSFER (SN状態転移情報)をターゲット基地局に送信し、対応するRABのアップリンクデータの受信状態および/またはダウンリンクデータの送信状態を、SN状態転移情報において示すことができ、たとえば、タイプ2の最初のパケットのSN番号、最初の失われたULデータパケットのSN番号、およびターゲット基地局のULデータパケットのビットマップを通知する。
ステップ706、ダウンリンク方向で、第1のソース基地局が、ACKが受信されていないかNACKが受信されている、ハンドオーバーされているすべてのサービスに対応するデータのPDCP SDU(タイプ1)をターゲット基地局に送信し、SDUのデータ(すなわち、PDCP SNを伴わない)(タイプ2)をターゲット基地局に転送する。
アップリンク方向では、UEが、肯定応答が受信されていない各サービスの最初のPDCP SDUパケットから始めて、対応するターゲット基地局にアップリンクPDCP SDUを再送信する。
ステップ707、ハンドオーバー要求応答メッセージ(HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGE)を受信した後で、第1のソース基地局が、ハンドオーバー命令メッセージをUEに送信し(たとえば、RRC接続再構成メッセージの形式で送信し)、このメッセージは、ターゲットセルの情報(すなわち、ターゲット基地局およびセルの情報)、サービスの構成情報、セキュリティ情報などを含む。
ステップ708、ハンドオーバー命令メッセージを受信した後で、UEが、メッセージ中のサービスの構成パラメータに従って、ターゲットセルのプロトコルスタックに対応するベアラのための新たなPDCP層エンティティ、RLC層エンティティ、MAC層エンティティ、および物理層エンティティをそれぞれ確立する。無線ベアラの構成が成功した後で、UEは、主のソース基地局および補助ソース基地局に対応するプロトコルスタック中のPDCPエンティティ中の再順序付けバッファ領域中の順序付けられていないPDCP SDUを、ターゲットセルのプロトコルスタックの新たに確立されたPDCP層に転送し、転送が完了した後で、UEは、UEの中の、ソース基地局のプロトコルスタックに対応する各層のエンティティを解放することができる。UEは、ターゲットセル基地局のセルとのダウンリンク同期を完了する。ランダムアクセスのプリアンブルコードおよびハンドオーバー命令メッセージ中のRACHリソース情報に従って、UEは、ターゲット基地局に対するランダムアクセスプロセスを開始してアップリンク同期を完了する。そして次いで、UEは、RRC接続再構成完了メッセージをターゲット基地局に返す。
ステップ709、UEによって返されるRRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、ターゲット基地局が、Path Switch Requestメッセージをコアネットワークノード(以下の説明ではMMEが例として使われる)に送信する。
ステップ710、MMEが、MODIFY BEARER REQUESTメッセージをゲートウェイ(以下の説明ではServing Gatewayが例として使われる)に送信し、このメッセージは、ターゲット基地局のトランスポート層アドレス(Transport Layer Address)およびGTP TEIDを含むアップリンクおよび/またはダウンリンクGTPトンネルエンドポイント情報と、RABの対応する識別子とを含む。
ステップ711、MMEにより送信されるMODIFY BEARER REQUESTメッセージを受信した後で、Serving Gatewayが、経路切替えを必要とするRABを、対応する第1のソース基地局および/または第2のソース基地局からそれぞれターゲット基地局に切り替える。そして次いで、Serving Gatewayは、「end marker」パケット(エンドマーカーパケット)を第1のソース基地局および第2のソース基地局にそれぞれ送信し、第1のソース基地局および第2のソース基地局との経路を解放する。
ステップ712、エンドマーカーパケットを受信した後で、第2のソース基地局が、受信されたエンドマーカーパケットを第1のソース基地局に転送する。次いで、第1のソース基地局が、ハンドオーバーされているすべてのベアラに対応するエンドマーカーパケットをターゲット基地局に送信する。
ステップ713、エンドマーカーパケットを受信した後で、ターゲット基地局が、Serving Gatewayによって送信されるデータおよびソース基地局によって転送されるデータを順番に受信する。
ステップ714、Serving Gatewayが、MODIFY BEARER RESPONSEをMMEに送信する。
ステップ715、MMEが、PATH SWITCH REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージをターゲット基地局に送信する。
本実施形態を通じて、複数のソースセルから1つのターゲットセルへのユーザ機器のハンドオーバーが実現される。
実施形態8
図8は、本発明の実施形態8による、ハンドオーバー処理方法の概略図である。図8に示されるように、方法は次のステップを含む。
ステップ801〜ステップ803、これらはステップ701〜ステップ703と同じである。
ステップ804、第2のソース基地局が、メッセージ(このメッセージはハンドオーバー実行通知応答メッセージと呼ばれ得る)を第1のソース基地局に送信して、ユーザ機器が第2のソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバーされ得ることを第1のソース基地局に通知する。
第1のソース基地局がHANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEを受信する限り、または第1のソース基地局がハンドオーバー命令をUEに送信し始める限り、データの転送が開始することに留意されたい。したがって、ステップ803の後で、ステップ805、ステップ806、およびステップ807が実行されてよく、ステップ805からステップ807の実行順序は限定されない。
ステップ805、第1のソース基地局が、第1のソース基地局に対応するサービスによって搬送されるSN STATUS TRANSFER (SN状態転移情報)をターゲット基地局に送信し、対応するRABのアップリンクデータの受信状態および/またはダウンリンクデータの送信状態を、SN状態転移情報において示し、たとえば、タイプ2の最初のパケットのSN番号、最初の失われたULデータパケットのSN番号、およびターゲット基地局のULデータパケットのビットマップを通知する。
ステップ806、ダウンリンク方向で、第1のソース基地局が、ACKが受信されていないかNACKが受信されている、第1のソース基地局に対応するサービスのデータのPDCP SDU(タイプ1)をターゲット基地局に送信し、SDUのデータ(すなわち、PDCP SNを伴わない)(タイプ2)をターゲット基地局に転送する。
アップリンク方向では、UEが、肯定応答が受信されていない各サービスの最初のPDCP SDUパケットから始めて、対応するターゲット基地局にアップリンクPDCP SDUを再送信する。
ステップ807、第2のソース基地局が、第1のソース基地局に対応するサービスによって搬送されるSN STATUS TRANSFER (SN状態転移情報)をターゲット基地局に送信し、対応するRABのアップリンクデータの受信状態および/またはダウンリンクデータの送信状態を、SN状態転移情報において示し、たとえば、タイプ2の最初のパケットのSN番号、最初の失われたULデータパケットのSN番号、およびターゲット基地局のULデータパケットのビットマップを通知する。
第2のソース基地局は、第1のソース基地局の指示情報のトリガによって、第2のソース基地局に対応するサービスによって搬送されるSN STATUS TRANSFER (SN状態転移情報)をターゲット基地局に送信することができる。
ステップ808、ダウンリンク方向で、第2のソース基地局が、ACKが受信されていない、もしくはNACKが受信されている、第2のソース基地局に対応するサービスによって搬送される送信されたデータのPDCP SDU(タイプ1)をターゲット基地局に送信し、SDUのデータ(すなわち、PDCP SNを伴わない)(タイプ2)をターゲット基地局に転送する。
アップリンク方向では、UEが、肯定応答が受信されていないサービスの最初のPDCP SDUパケットから始めて、対応するターゲット基地局にアップリンクPDCP SDUを再送信する。
ステップ809、HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEを受信した後で、第1のソース基地局が、ハンドオーバー命令メッセージをUEに送信する(たとえば、RRC接続再構成メッセージの形式で送信する)。このメッセージは、ターゲットセルの情報(たとえば、ターゲット基地局およびセルの情報)、サービスの構成情報、セキュリティ情報などを含む。
ステップ810、ハンドオーバー命令メッセージを受信した後で、UEが、メッセージ中のサービスの構成パラメータに従って、ターゲットセルのプロトコルスタックに対応するPDCP層エンティティ、RLC層エンティティ、MAC層エンティティ、および物理層エンティティをそれぞれ確立する。無線ベアラの構成が成功した後で、UEは、第1のソース基地局および第2のソース基地局に対応するプロトコルスタック中のPDCPエンティティ中の再順序付けバッファ領域中の順序付けられていないPDCP SDUを、ターゲット基地局のセルプロトコルスタックの新たに確立されたPDCP層に転送する。転送が完了した後で、UEは、ソース基地局のプロトコルスタックに対応する各層のエンティティを解放することができる。UEは、ターゲット基地局のセルとのダウンリンク同期を完了する。ランダムアクセスのプリアンブルコードおよびハンドオーバー命令メッセージ中のRACHリソース情報に従って、UEは、ターゲット基地局に対するランダムアクセスプロセスを開始してアップリンク同期を完了する。そして次いで、UEは、RRC接続再構成完了メッセージをターゲット基地局に送信する。
ステップ811、UEによって送信されるRRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、ターゲット基地局が、Path Switch Request(経路切替え要求)メッセージをコアネットワークノード(以下の説明ではMMEが例として使われる)に送信する。
ステップ812、MMEが、MODIFY BEARER REQUEST(ベアラ修正要求)メッセージをゲートウェイ(以下の説明ではServing Gatewayが例として使われる)に送信し、このメッセージは、ターゲット基地局のアップリンクおよび/またはダウンリンクGTPトンネルエンドポイント情報(トランスポート層アドレスおよびGTP TEIDを含む)と、RABの対応する識別子とを含む。
ステップ813、MMEにより送信されるMODIFY BEARER REQUESTメッセージを受信した後で、Serving Gatewayが、経路切替えを必要とするRABを、対応する第1のソース基地局および/または第2のソース基地局からそれぞれターゲット基地局に切り替える。Serving Gatewayは、「end marker」パケット(エンドマーカーパケット)を第1のソース基地局および第2のソース基地局にそれぞれ送信し、Serving Gatewayと、第1のソース基地局および第2のソース基地局との間の経路を解放する。
ステップ814、第1のソース基地局および第2のソース基地局がServing Gatewayによって送信されるエンドマーカーパケットを受信した後で、第2のソース基地局が、受信されたエンドマーカーパケットを第1のソース基地局に転送する。次いで、第1のソース基地局が、ハンドオーバーされているすべてのベアラに対応するエンドマーカーパケットをターゲット基地局に送信する。
ステップ815、エンドマーカーパケットを受信した後で、ターゲット基地局が、Serving GWによって送信されるデータおよびソース基地局によって転送されるデータを順番に受信する。
ステップ816、Serving Gatewayが、MODIFY BEARER RESPONSE(ベアラ修正応答)メッセージをMMEに送信する。
ステップ816、MMEが、PATH SWITCH REQUEST ACKNOWLEDGE(経路切替え要求肯定応答)メッセージをターゲット基地局に送信する。
本実施形態を通じて、複数のソースセルから1つのターゲットセルへのユーザ機器のハンドオーバーが実現される。
実施形態9
図9は、本発明の実施形態9による、ハンドオーバー処理方法の概略図である。図9に示されるように、本実施形態で示される方法は、次のステップを含む。
ステップ901、ソースネットワーク側のローカルゲートウェイ(住宅ゲートウェイ)が、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信する。このメッセージで搬送されるパラメータは、第1のソース基地局の情報とセル情報、UEのRRCコンテキスト情報、UEのS1インターフェースのコンテキスト情報、およびE-RAB情報を含む。好ましくは、このメッセージはまた、第2のソース基地局の情報とセル情報、無線ベアラ構成、ならびに、第1のソース基地局および第2のソース基地局中のUEのそれぞれの測定構成情報のうちの、少なくとも1つを搬送することができる。
任意選択で、ソースネットワーク側のローカルゲートウェイは、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信し、上述の方法はさらに次のステップを含み得る。
ハンドオーバーの判断を通じて、ターゲット基地局へのハンドオーバーが第1のソース基地局によって決定される。次いで、第1のソース基地局が、ハンドオーバー第1要求メッセージをローカルゲートウェイに送信して、第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーが開始されるべきであることを通知する。ハンドオーバー第1メッセージは、ターゲット基地局およびセルの情報を搬送する。ローカルゲートウェイは、メッセージを第2のソース基地局に転送する。
第2のソース基地局は、ハンドオーバー第1応答メッセージをローカルゲートウェイに返し、このメッセージは、UEの構成情報というパラメータを搬送することができ、ハンドオーバー第1応答メッセージは、ハンドオーバー要求メッセージを生成するために使用され得る。
ステップ902、ハンドオーバー要求メッセージを受信した後で、ターゲット基地局がUEを受け入れることができる場合、ターゲット基地局が、Handover Request ACKメッセージをソースネットワーク側のローカルゲートウェイに送信する。このメッセージは、UEの識別子と、E-RAB情報と、無線ベアラ情報と、ターゲット基地局のトランスポート層アドレス(Transport Layer Address)およびGTP TEIDを含むアップリンクおよび/またはダウンリンクGTPトンネルエンドポイント情報とを含む。
ステップ903、Handover Request ACKメッセージを受信した後で、ソースネットワーク側のローカルゲートウェイが、メッセージを第1のソース基地局に転送する。
ステップ904、Handover Request ACKメッセージを受信した後で、第1のソース基地局が、ハンドオーバー命令メッセージ(RRC接続再構成メッセージ)をUEに送信し、ハンドオーバー実行通知メッセージをローカルゲートウェイに送信する。ハンドオーバー命令メッセージは、ターゲットセルの情報(すなわち、ターゲット基地局の情報およびターゲット基地局のセル情報)、サービスの構成情報、およびセキュリティ情報のうちの少なくとも1つを含む。実行通知メッセージは、転送される必要のある、第1のソース基地局に対応するサービスのデータを含む。このデータは、ACKが受信されていない、もしくはNACKが受信されている、送信されたデータのPDCP SDU(タイプ1)、SDUのデータ(すなわち、PDCP SNを伴わない)(タイプ2)、および、第1のソース基地局に対応するサービスのSN STATUS TRANSFER (SN状態転移情報)を含む。対応するRABのアップリンクデータの受信状態および/またはダウンリンクデータの送信状態は、SN状態転移情報において示され、たとえば、タイプ2の最初のパケットのSN番号、最初の失われたULデータパケットのSN番号、およびターゲット基地局のULデータパケットのビットマップを通知する。そして次いで、ソースネットワーク側のローカルゲートウェイは、ハンドオーバー実行通知メッセージを第2のソース基地局に転送して、ハンドオーバー動作の実行を開始するように第2のソース基地局に通知する。
ステップ905、第2のソース基地局が、ハンドオーバー実行通知応答メッセージをローカルゲートウェイに返し、このメッセージは、転送される必要のある、第2のソース基地局に対応するサービスのデータを含む。このデータは、ACKが受信されていない、もしくはNACKが受信されている、送信されたデータのPDCP SDU(タイプ1)、SDUのデータ(すなわち、PDCP SNを伴わない)(タイプ2)、および、第2のソース基地局に対応するサービスのSN STATUS TRANSFER (SN状態転移情報)を含み、SN状態転移情報は、対応するRABのアップリンクデータの受信状態および/またはダウンリンクデータの送信状態を示すことができ、たとえば、タイプ2の最初のパケットのSN番号、最初の失われたULデータパケットのSN番号、およびターゲット基地局のULデータパケットのビットマップを通知する。
ステップ906、第1のソース基地局がHANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEを受信する限り、またはソース基地局がハンドオーバー命令をUEに送信し始める限り、データの転送が開始する。
ソースネットワーク側のローカルゲートウェイが、ハンドオーバーされているすべてのサービスに対応するSN STATUS TRANSFER (SN状態転移情報)をターゲット基地局に送信し、対応するRABのアップリンクデータの受信状態および/またはダウンリンクデータの送信状態を、SN状態転移情報において示し、たとえば、タイプ2の最初のパケットのSN番号、最初の失われたULデータパケットのSN番号、およびターゲット基地局のULデータパケットのビットマップを通知する。
ソースネットワーク側のローカルゲートウェイは、ACKが受信されていない、もしくはNACKが受信されている、ハンドオーバーされているすべてのサービスに対応するデータのPDCP SDU(タイプ1)をターゲット基地局に送信し、SDUのデータ(すなわち、PDCP SNを伴わない)(タイプ2)をターゲット基地局に転送する。
アップリンク方向では、UEが、各サービスの肯定応答(ACK)が受信されていない最初のPDCP SDUパケットから開始して、肯定応答が受信されていないアップリンクPDCP SDUを対応するターゲット基地局に再送信する。
ステップ907、ハンドオーバー命令メッセージを受信した後で、UEが、ハンドオーバー命令メッセージ中のサービスの構成パラメータに従って、ターゲットセルのプロトコルスタックに対応するPDCP層エンティティ、RLC層エンティティ、MAC層エンティティ、および物理層エンティティをそれぞれ確立する。無線ベアラの構成が成功した後で、UEは、第1のソース基地局および第2のソース基地局に対応するプロトコルスタック中のPDCPエンティティ中の再順序付けバッファ領域中の順序付けられていないPDCP SDUを、ターゲット基地局のセルプロトコルスタックの新たに確立されたPDCP層に転送する。転送が完了した後で、UEは、UE中のソース基地局のプロトコルスタックに対応する各層のエンティティを解放することができる。ランダムアクセスのプリアンブルコードおよびハンドオーバー命令メッセージ中のランダムアクセスチャネル(Random Access Channel、略してRACH)リソース情報に従って、UEは、ターゲット基地局に対するランダムアクセスプロセスを開始してアップリンク同期を完了し、ターゲット基地局にRRC接続再構成完了メッセージを送信する。
ステップ908、ターゲット基地局がRRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、ローカルゲートウェイが、Path Switch RequestメッセージをMMEに送信することができる。
ステップ909、MMEが、MODIFY BEARER REQUESTメッセージをServing Gatewayに送信し、このメッセージは、ターゲット基地局のトランスポート層アドレス(Transport Layer Address)およびGTP TEIDを含むアップリンクおよび/またはダウンリンクGTPトンネルエンドポイント情報と、RABの対応する識別子とを含む。
ステップ910、MMEにより送信されるMODIFY BEARER REQUESTメッセージを受信した後で、Serving Gatewayが、経路切替えを必要とするRABを、対応する第1のソース基地局および第2のソース基地局からそれぞれ対応するターゲット基地局に切り替える。Serving Gatewayは、「end marker」パケット(エンドマーカーパケット)をソースネットワーク側のローカルゲートウェイにそれぞれ送信し、Serving Gatewayと、第1のソース基地局および第2のソース基地局との間の経路を解放する。
ステップ911(任意選択)、ソースネットワーク側のローカルゲートウェイが、「end marker」パケットを第1のソース基地局および第2のソース補助基地局に転送する。
ステップ912、エンドマーカーパケットを受信した後で、ソースネットワーク側のローカルゲートウェイが、ハンドオーバーされているすべてのベアラに対応するエンドマーカーパケットをターゲット基地局に送信する。
ステップ913、エンドマーカーパケットを受信した後で、ターゲット基地局が、Serving Gatewayによって送信されるデータおよびソース基地局(第1のソース基地局および/または第2のソース基地局)によって転送されるデータを順番に受信する。
ステップ914、Serving Gatewayが、MODIFY BEARER RESPONSEをMMEに送信する。
ステップ915、MMEが、PATH SWITCH REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージをローカルゲートウェイに送信する。
本実施形態を通じて、複数のソースセルから1つのターゲットセルへのユーザ機器のハンドオーバーが実現される。
実施形態10
本発明の実施形態はさらに基地局を提供し、この基地局は、上述の方法の実施形態1〜4を達成するための、第1のターゲット基地局として使われ得る。
図10は、本発明の実施形態10による、基地局の構造のブロック図である。図10に示されるように、基地局は、受信ユニット10および送信ユニット12を含み、
受信ユニットは、ソース基地局またはコアネットワークノードによって送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成され、
送信ユニットは、ハンドオーバー要求メッセージに従って、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信して、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが実行されるべきであることを第2のターゲット基地局に通知するように構成され、
送信ユニットはさらに、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信するように構成され、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、第1のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルおよび/または第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルへとユーザ機器をハンドオーバーするようにソース基地局またはコアネットワークノードに通知するために使用される。
好ましくは、送信ユニットは、ハンドオーバー要求メッセージに従って、次の方式で、すなわち、
ハンドオーバー要求メッセージ中のユーザ機器の測定報告および/またはユーザ機器の無線アクセスベアラRAB情報に従って、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局のターゲットセルへのハンドオーバーを決定すること、または、ハンドオーバー要求メッセージ中の第2のターゲット基地局のターゲットセルの情報に従って、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを決定すること、および、
第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信することで、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信するステップを実現するように構成される。
ハンドオーバー要求メッセージは、第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルの情報、ユーザ機器の測定報告情報、ユーザ機器のコンテキスト情報、およびユーザ機器のサービスの情報のうちの少なくとも1つを含んでよく、サービスの情報は、サービスのRAB情報を含み得る。
任意選択で、第1のメッセージは、ユーザ機器の少なくとも1つのサービスの情報を含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報および/または無線ベアラRBの構成情報を含む。
任意選択で、サービスの情報はさらに、
RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、無線アクセスベアラRABの識別子、分割指示情報、およびGTPトンネルエンドポイント情報のうちの少なくとも1つを含み、
RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含み、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報を含む。
好ましくは、GTPトンネルエンドポイント情報は、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報または第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であり、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、サービングゲートウェイS-GWと第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間のS1インターフェースの送信ベアラを確立するために使用され、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される。
好ましくは、RBの構成情報は、
パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCP層、無線リンク制御RLC層、媒体アクセス制御MAC層、および物理層の構成情報、または、
RLC層、MAC層、および物理層の構成情報を含む。
本発明の実施形態の1つの好ましい実装方式では、受信ユニットはさらに、第1のターゲット基地局が第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信した後で、第2のターゲット基地局により送信される第2のメッセージを受信するように構成され、第2のメッセージは、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが第2の基地局によって受け入れられるかどうかに関する情報を示すために使用される。
好ましくは、第2のメッセージは、
ユーザ機器の識別子、第1の情報、および指示情報のうちの少なくとも1つを含み、
指示情報は、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを拒否する指示情報、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを受け入れる指示情報、および第1のメッセージを修正する指示情報のうちの少なくとも1つを含み、
第1の情報は、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの構成情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBに対応するRABの識別子、リソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されたRBの識別子、およびリソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されたRBに対応するRABの識別子のうちの少なくとも1つを含む。
好ましくは、第2のメッセージはさらに、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送ための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、GTPトンネルエンドポイントを変えるようにコアネットワークノードに要求するために使用される、情報とのうちの少なくとも1つを含む。
ハンドオーバー要求肯定応答メッセージはさらに、
ソース基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のトランスペアレントコンテナの構成、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって拒否される少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、ならびに、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABと、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間の対応する関係のうちの少なくとも1つを含んでよく、
第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用され、第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用され、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用される。
任意選択で、第1のトランスペアレントコンテナの構成は、
少なくとも1つのRBの構成情報と、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局のセルの情報とのうちの少なくとも1つを含み、
RBは、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABに対応するRBである。
任意選択で、RBの構成情報は、
RBに対応するPDCPエンティティの構成情報、RBに対応する少なくとも1つのRLCエンティティの構成情報、RBに対応する各RLCエンティティに対応するMAC構成情報、論理チャネルの構成メッセージ、物理層の構成情報、サービスの識別子、分割指示情報、およびRBに対応する無線リソースの構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
好ましくは、RBに対応する無線リソースの構成情報は、
物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、タイムスロット情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含む。
本発明の実施形態の別の好ましい実装方式では、送信ユニットは、次の方式で、すなわち、
ユーザ機器が第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局との接続を確立することを可能にするために、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局に送信して、ユーザ機器へハンドオーバー命令メッセージを送信するようにソース基地局を動作させ、または、
ユーザ機器が第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局との接続を確立することを可能にするために、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをコアネットワークノードへ送信して、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局へ送信するようにコアネットワークノードを動作させて、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器へ送信するようにソース基地局を動作させることで、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードへ送信するステップを実現するように構成される。
好ましくは、受信ユニットはさらに、ユーザ機器により送信される無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信し、ユーザ機器との接続を確立するように第1のターゲット基地局を制御するように構成される。
送信ユニットはさらに、第1のターゲット基地局がユーザ機器により送信されるRRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、ユーザ機器に対して構成されたリソースを第2のターゲット基地局が使用し始めることを指示するために、ユーザ機器のハンドオーバー指示メッセージを第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
好ましくは、受信ユニットはさらに、第1のターゲット基地局がユーザ機器のハンドオーバー指示メッセージを第2のターゲット基地局に送信した後で、第2のターゲット基地局により送信されるユーザ機器のハンドオーバー指示応答メッセージを受信するように構成され、ユーザ機器のハンドオーバー指示応答メッセージは、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報を含み、第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、GTPトンネルエンドポイントを切り替えるようにコアネットワークノードに要求するために使用される。
任意選択で、送信ユニットはさらに、第1のターゲット基地局がユーザ機器により送信されるRRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、経路切替え要求メッセージをコアネットワークノードに送信して、コアネットワークノード中のユーザ機器に対応するサービスを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局にハンドオーバーするように要求するように構成される。
送信ユニットは、次の方式で、すなわち、
ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信して、ソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へ送信するようにソース基地局を動作させることで、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードへ送信するステップを実現するように構成される。
任意選択で、受信ユニットはさらに、ソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するように構成され、送信ユニットはさらに、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
任意選択で、ソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へ送信するようにソース基地局を動作させるステップは、
ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第1のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局へ送信するように、かつ、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第2のターゲット基地局へ送信するように、ソース基地局を動作させるステップを含む。
好ましくは、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、否定応答NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、サービスデータユニットSDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、エンドマーカーパケットは、シーケンス中でサービングゲートウェイによって送信されるデータを受信するように第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局を動作させるために使用される。
本発明の実施形態の好ましい実装方式では、受信ユニットは、次の方式で、すなわち、ソース基地局から来る、コアネットワークノードにより転送されたハンドオーバー要求メッセージを受信することで、ソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップを実現するように構成される。
実施形態11
本発明の実施形態はさらに基地局を提供し、この基地局は、上述の方法の実施形態5〜9を達成するための、第1のソース基地局として使われ得る。
図11は、本発明の実施形態11による、基地局の構造のブロック図である。図11に示されるように、基地局は、受信ユニット20および送信ユニット22を含み、
送信ユニットは、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信して、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うように構成され、
受信ユニットは、ターゲット基地局によって送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するように構成され、
送信ユニットはさらに、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信して、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするようにユーザ機器に通知するように構成される。
好ましくは、送信ユニットはさらに、第1のソース基地局がハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信する前に、ハンドオーバー開始要求メッセージを第2のソース基地局に送信して、第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うように構成され、
受信ユニットはさらに、第2のソース基地局からハンドオーバー開始応答メッセージを受信し、ハンドオーバー開始応答メッセージに従ってハンドオーバー要求メッセージを生成するように構成される。
任意選択で、送信ユニットはさらに、第1のソース基地局がハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信する前に、ローカルゲートウェイを通じて、ハンドオーバー開始要求メッセージを第2のソース基地局に送信するように構成され、受信ユニットはさらに、ローカルゲートウェイからハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成され、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のソース基地局からのハンドオーバー開始応答メッセージに従って、ローカルゲートウェイによって生成される。
本発明の実施形態の好ましい実装方式では、送信ユニットはさらに、第1のソース基地局がターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信した後で、ハンドオーバー動作の実行を開始するように第2のソース基地局に通知するために、ハンドオーバー実行通知メッセージを第2のソース基地局に送信するように構成される。
任意選択で、受信ユニットはさらに、第2のソース基地局により送信されるハンドオーバー実行通知応答メッセージを受信するように構成され、ハンドオーバー実行通知応答メッセージは、第2のソース基地局によってサービスされる少なくとも1つのRABに対応するSN状態転移情報、および/または、第2のソース基地局によってサービスされる少なくとも1つのRABに対応する、転送する必要のあるデータパケットを含む。
好ましくは、受信ユニットはさらに、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局および/または第2のソース基地局を動作させるために、ターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するように構成される。
任意選択で、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局および/または第2のソース基地局を動作させるステップは、
第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局を動作させるステップ、または、
第1のソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局を動作させ、第2のソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第2のソース基地局を動作させるステップを含む。
好ましくは、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、SDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
受信ユニットはさらに、第1のソース基地局がエンドマーカーパケットをターゲット基地局に送信する前に、S-GWにより送信されるエンドマーカーパケットを受信するように構成される。
好ましくは、送信ユニットはさらに、ローカルゲートウェイを通じて、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信するように構成される。
実施形態12
本発明の実施形態はさらに基地局を提供し、この基地局は、上述の方法の実施形態1〜4を達成するための、ソース基地局として使われ得る。
図12は、本発明の実施形態12による、基地局の構造のブロック図である。図12に示されるように、基地局は、受信ユニット30および送信ユニット32を含み、
送信ユニットは、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信するように構成され、
受信ユニットは、第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するように構成され、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージが、第1のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルおよび/または第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルへとユーザ機器をハンドオーバーするようにソース基地局に通知するために使用され、
送信ユニットはさらに、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信して、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局へハンドオーバーするようにユーザ機器に指示するように構成される。
好ましくは、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルの情報、ユーザ機器の測定報告情報、ユーザ機器のコンテキスト情報、およびユーザ機器のサービスの情報のうちの少なくとも1つを含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報を含む。
サービスの情報はさらに、
RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、無線アクセスベアラRABの識別子、分割指示情報、およびGTPトンネルエンドポイント情報のうちの少なくとも1つを含んでよく、
RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含み、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報を含む。
好ましくは、GTPトンネルエンドポイント情報は、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報または第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であり、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、サービングゲートウェイS-GWと第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間のS1インターフェースの送信ベアラを確立するために使用され、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される。
任意選択で、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、
ソース基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のトランスペアレントコンテナの構成、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって拒否される少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、ならびに、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABと、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間の対応する関係のうちの少なくとも1つを含み、
第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用され、第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用され、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用される。
好ましくは、第1のトランスペアレントコンテナの構成は、
少なくとも1つのRBの構成情報と、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局のセルの情報とのうちの少なくとも1つを含み、
RBは、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABに対応するRBである。
任意選択で、RBの構成情報は、
RBに対応するPDCPエンティティの構成情報、RBに対応する少なくとも1つのRLCエンティティの構成情報、RBに対応する各RLCエンティティに対応するMAC構成情報、論理チャネルの構成メッセージ、物理層の構成情報、サービスの識別子、分割指示情報、およびRBに対応する無線リソースの構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
好ましくは、RBに対応する無線リソースの構成情報は、
物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、タイムスロット情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含む。
本発明の実施形態の好ましい実装方式では、受信ユニットは、次の方式で、すなわち、コアネットワークノードにより転送されたハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のターゲット基地局から受信することで、第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップを実現するように構成される。
好ましくは、送信ユニットは、ソース基地局が第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信した後で、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
任意選択で、送信ユニットは、ソース基地局がハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信した後で、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
本発明の実施形態の別の好ましい実装方式では、送信ユニットは、次の方式で、すなわち、
ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局が第2のターゲット基地局に送信することを可能にするために、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局に送信すること、または、
ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第1のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局に送信し、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第2のターゲット基地局に送信することで、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するステップを実現するように構成される。
好ましくは、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、否定応答NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、サービスデータユニットSDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、エンドマーカーパケットは、シーケンス中でサービングゲートウェイによって送信されるデータを受信するように第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局を動作させるために使用される。
好ましくは、送信ユニットは、次の方式で、すなわち、コアネットワークノードを通じてハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信することで、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信することを実現するように構成される。
実施形態13 本発明の実施形態はさらに基地局を提供し、この基地局は、上述の方法の実施形態5〜9を達成するための、ターゲット基地局として使われ得る。
図13は、本発明の実施形態13による、基地局の構造のブロック図である。図13に示されるように、基地局は、受信ユニット40および送信ユニット42を含み、
受信ユニットは、第1のソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成され、ハンドオーバー要求メッセージは、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うために使用され、
送信ユニットは、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信するように構成され、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーが受け入れられることを示すために使用される。
好ましくは、送信ユニットはさらに、ターゲット基地局がハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信した後で、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するように構成される。
任意選択で、受信ユニットは、次の方式で、すなわち、
第1のソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信すること、および/または、第2のソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信すること、または、
第1のソース基地局によって送信される、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局に対応するユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信することで、ターゲット基地局が第1のソース基地局および/または第2のソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信することを実現するように構成される。
好ましくは、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、SDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、受信ユニットは、次の方式で、すなわち、第1のソース基地局から来る、ローカルゲートウェイにより転送されたハンドオーバー要求メッセージを受信することで、第1のソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップを実現するように構成される。
好ましくは、受信ユニットはさらに、ターゲット基地局がハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信した後で、ユーザ機器により送信される無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信し、ユーザ機器との接続を確立するようにターゲット基地局を制御するように構成される。
実施形態14
本発明の実施形態はさらに基地局を提供し、この基地局は、上述の方法の実施形態1〜4を達成するための、第1のターゲット基地局として使われ得る。
図14は、本発明の実施形態14による、基地局の構造のブロック図である。図14に示されるように、基地局は、受信機50および送信機52を含み、 受信機は、ソース基地局またはコアネットワークノードによって送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成され、
送信機は、ハンドオーバー要求メッセージに従って、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信して、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが実行されるべきであることを第2のターゲット基地局に通知するように構成され、
送信機はさらに、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信するように構成され、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、第1のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルおよび/または第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルへとユーザ機器をハンドオーバーするようにソース基地局またはコアネットワークノードに通知するために使用される。
図15は、本発明の実施形態14による、基地局の具体的な構造のブロック図である。図15に示されるように、第1のターゲット基地局はさらにプロセッサ54を含んでよく、このプロセッサは、ハンドオーバー要求メッセージ中のユーザ機器の測定報告および/またはユーザ機器の無線アクセスベアラRAB情報に従って、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局のターゲットセルへのハンドオーバーを決定し、または、ハンドオーバー要求メッセージ中の第2のターゲット基地局のターゲットセルの情報に従って、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを決定するように構成され、送信機はさらに、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
好ましくは、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルの情報、ユーザ機器の測定報告情報、ユーザ機器のコンテキスト情報、およびユーザ機器のサービスの情報のうちの少なくとも1つを含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報を含む。
任意選択で、第1のメッセージは、ユーザ機器の少なくとも1つのサービスの情報を含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報および/または無線ベアラRBの構成情報を含む。
サービスの情報はさらに、
RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、無線アクセスベアラRABの識別子、分割指示情報、およびGTPトンネルエンドポイント情報のうちの少なくとも1つを含み、
RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含み、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報を含む。
好ましくは、GTPトンネルエンドポイント情報は、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報または第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であり、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、サービングゲートウェイS-GWと第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間のS1インターフェースの送信ベアラを確立するために使用され、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される。
任意選択で、RBの構成情報は、
パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCP層、無線リンク制御RLC層、媒体アクセス制御MAC層、および物理層の構成情報、または、 RLC層、MAC層、および物理層の構成情報を含む。
好ましくは、受信機はさらに、第1のターゲット基地局が第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信した後で、第2のターゲット基地局により送信される第2のメッセージを受信するように構成され、第2のメッセージは、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが第2のターゲット基地局によって受け入れられるかどうかに関する情報を示すために使用される。
任意選択で、第2のメッセージは、
ユーザ機器の識別子、第1の情報、および指示情報のうちの少なくとも1つを含み、
指示情報は、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを拒否する指示情報、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを受け入れる指示情報、および第1のメッセージを修正する指示情報のうちの少なくとも1つを含み、
第1の情報は、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの構成情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBに対応するRABの識別子、リソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されたRBの識別子、およびリソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されたRBに対応するRABの識別子のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、第2のメッセージはさらに、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送ための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、GTPトンネルエンドポイントを変えるようにコアネットワークノードに要求するために使用される、情報とのうちの少なくとも1つを含む。
好ましくは、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、
ソース基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のトランスペアレントコンテナの構成、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって拒否される少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、ならびに、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABと、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との対応する関係のうちの少なくとも1つを含み、
第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用され、第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用され、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用される。
任意選択で、第1のトランスペアレントコンテナの構成は、
少なくとも1つのRBの構成情報と、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局のセルの情報とのうちの少なくとも1つを含み、
RBは、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABに対応するRBである。
任意選択で、RBの構成情報は、
RBに対応するPDCPエンティティの構成情報、RBに対応する少なくとも1つのRLCエンティティの構成情報、RBに対応する各RLCエンティティに対応するMAC構成情報、論理チャネルの構成メッセージ、物理層の構成情報、サービスの識別子、分割指示情報、およびRBに対応する無線リソースの構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
好ましくは、RBに対応する無線リソースの構成情報は、
物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、タイムスロット情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、送信機は、次の方式で、すなわち、
ユーザ機器が第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局との接続を確立することを可能にするために、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局に送信して、ユーザ機器へハンドオーバー命令メッセージを送信するようにソース基地局を動作させること、または、
ユーザ機器が第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局との接続を確立することを可能にするために、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをコアネットワークノードへ送信して、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局へ送信するようにコアネットワークノードを動作させて、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器へ送信するようにソース基地局を動作させることで、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードへ送信するステップを実現するように構成される。
好ましくは、受信機はさらに、ユーザ機器により送信される無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信するように構成され、
第1のターゲット基地局はさらにプロセッサを含み、このプロセッサは、第1のターゲット基地局がユーザ機器により送信される無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、第1のターゲット基地局とユーザ機器との間の接続を確立するように構成される。
好ましくは、送信機はさらに、第1のターゲット基地局がユーザ機器により送信されるRRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、ユーザ機器に対して構成されたリソースを第2のターゲット基地局が使用し始めることを指示するために、ユーザ機器のハンドオーバー指示メッセージを第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
任意選択で、受信機はさらに、第1のターゲット基地局がユーザ機器のハンドオーバー指示メッセージを第2のターゲット基地局に送信した後で、第2のターゲット基地局により送信されるユーザ機器のハンドオーバー指示応答メッセージを受信するように構成され、ユーザ機器のハンドオーバー指示応答メッセージは、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報を含み、第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、GTPトンネルエンドポイントを切り替えるようにコアネットワークノードに要求するために使用される。
任意選択で、送信機はさらに、第1のターゲット基地局がユーザ機器により送信されるRRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、経路切替え要求メッセージをコアネットワークノードに送信して、コアネットワークノード中のユーザ機器に対応するサービスを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へハンドオーバーするように要求するように構成される。
任意選択で、送信機は、次の方式で、すなわち、
ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信して、ソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へ送信するようにソース基地局を動作させることで、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードへ送信するステップを実現するように構成される。
好ましくは、受信機はさらに、ソース基地局により送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するように構成され、
送信機はさらに、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングの中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
好ましくは、ソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へ送信するようにソース基地局を動作させるステップは、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第1のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局へ送信し、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第2のターゲット基地局へ送信するように、ソース基地局を動作させるステップを含む。
好ましくは、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、否定応答NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、サービスデータユニットSDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、エンドマーカーパケットは、シーケンス中でサービングゲートウェイによって送信されるデータを受信するように第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局を動作させるために使用される。
好ましくは、受信機は、次の方式で、すなわち、ソース基地局から来る、コアネットワークノードより転送されたハンドオーバー要求メッセージを受信することで、ソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップを実現するように構成される。
実施形態15
本発明の実施形態はさらに基地局を提供し、この基地局は、上述の方法の実施形態5〜9を達成するための、第1のソース基地局として使われ得る。
図16は、本発明の実施形態15による、基地局の構造のブロック図である。図16に示されるように、基地局は、受信機60および送信機62を含み、
送信機は、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信して、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うように構成され、
受信機は、ターゲット基地局によって送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するように構成され、
送信機はさらに、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信して、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするようにユーザ機器に通知するように構成される。
好ましくは、送信機はさらに、第1のソース基地局がハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信する前に、ハンドオーバー開始要求メッセージを第2のソース基地局に送信して、第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うように構成され、受信機はさらに、第2のソース基地局からハンドオーバー開始応答メッセージを受信し、ハンドオーバー開始応答メッセージに従ってハンドオーバー要求メッセージを生成するように構成される。
任意選択で、送信機はさらに、第1のソース基地局がハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信する前に、ローカルゲートウェイを通じて、ハンドオーバー開始要求メッセージを第2のソース基地局に送信するように構成され、受信機はさらに、ローカルゲートウェイからハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成され、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のソース基地局からのハンドオーバー開始応答メッセージに従って、ローカルゲートウェイによって生成される。
本発明の実施形態の好ましい実装方式では、送信機はさらに、第1のソース基地局がターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信した後で、ハンドオーバー動作の実行を開始するように第2のソース基地局に通知するために、ハンドオーバー実行通知メッセージを第2のソース基地局に送信するように構成される。
本発明の実施形態の別の好ましい実装方式では、受信機はさらに、第2のソース基地局により送信されるハンドオーバー実行通知応答メッセージを受信するように構成され、ハンドオーバー実行通知応答メッセージは、第2のソース基地局によってサービスされる少なくとも1つのRABに対応するSN状態転移情報、および/または、第2のソース基地局によってサービスされる少なくとも1つのRABに対応する、転送する必要のあるデータパケットを含む。
好ましくは、受信機はさらに、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局および/または第2のソース基地局を動作させるために、ターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するように構成される。
好ましくは、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局および/または第2のソース基地局を動作させるステップは、
第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局を動作させるステップ、または、
第1のソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局を動作させ、第2のソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第2のソース基地局を動作させるステップを含む。
任意選択で、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、SDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
好ましくは、受信機はさらに、第1のソース基地局がエンドマーカーパケットをターゲット基地局に送信する前に、S-GWにより送信されるエンドマーカーパケットを受信するように構成される。
任意選択で、送信機はさらに、ローカルゲートウェイを通じて、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信するように構成される。
実施形態16
本発明の実施形態はさらに基地局を提供し、この基地局は、上述の方法の実施形態1〜4を達成するための、ソース基地局として使われ得る。
図17は、本発明の実施形態16による、基地局の構造のブロック図である。図17に示されるように、基地局は、受信機70および送信機72を含み、
送信機は、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信するように構成され、
受信機は、第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するように構成され、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、第1のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルおよび/または第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルへとユーザ機器をハンドオーバーするようにソース基地局に通知するために使用され、
送信機はさらに、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信して、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局へハンドオーバーするようにユーザ機器に指示するように構成される。
好ましくは、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルの情報、ユーザ機器の測定報告情報、ユーザ機器のコンテキスト情報、およびユーザ機器のサービスの情報のうちの少なくとも1つを含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報を含む。
任意選択で、サービスの情報はさらに、
RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、無線アクセスベアラRABの識別子、分割指示情報、およびGTPトンネルエンドポイント情報のうちの少なくとも1つを含み、
RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含み、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報を含む。
好ましくは、GTPトンネルエンドポイント情報は、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報または第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であり、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、サービングゲートウェイS-GWと第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間のS1インターフェースの送信ベアラを確立するために使用され、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される。
任意選択で、ハンドオーバー要求応答メッセージは、
ソース基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のトランスペアレントコンテナの構成、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって拒否される少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、ならびに、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABと、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間の対応する関係のうちの少なくとも1つを含み、
第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用され、第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用され、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用される。
任意選択で、第1のトランスペアレントコンテナの構成は、
少なくとも1つのRBの構成情報と、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局のセルの情報とのうちの少なくとも1つを含み、
RBは、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABに対応するRBである。
好ましくは、RBの構成情報は、
RBに対応するPDCPエンティティの構成情報、RBに対応する少なくとも1つのRLCエンティティの構成情報、RBに対応する各RLCエンティティに対応するMAC構成情報、論理チャネルの構成メッセージ、物理層の構成情報、サービスの識別子、分割指示情報、およびRBに対応する無線リソースの構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
好ましくは、RBに対応する無線リソースの構成情報は、
物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、タイムスロット情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、受信機は、次の方式で、すなわち、
コアネットワーク要素によって転送される、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のターゲット基地局から受信することで、第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップを実現するように構成される。
本発明の実施形態の好ましい実装方式では、送信機は、ソース基地局が第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信した後で、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
本発明の実施形態の別の好ましい実装方式では、送信機は、ソース基地局がハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信した後で、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
好ましくは、送信機は、次の方式で、すなわち、
ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局が第2のターゲット基地局に送信することを可能にするために、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局に送信すること、または、
ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第1のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局に送信し、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第2のターゲット基地局に送信することで、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するステップを実現するように構成される。
好ましくは、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、否定応答NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、サービスデータユニットSDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
エンドマーカーパケットは、シーケンス中でサービングゲートウェイによって送信されるデータを受信するように第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局を動作させるために使用される。
好ましくは、送信機は、次の方式で、すなわち、コアネットワークノードを通じてハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信することで、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信するステップを実現するように構成される。
実施形態17
本発明の実施形態はさらに基地局を提供し、この基地局は、上述の方法の実施形態5〜9を達成するための、ターゲット基地局として使われ得る。
図18は、本発明の実施形態17による、基地局の構造のブロック図である。図18に示されるように、基地局は、受信機80および送信機82を含み、
受信機は、第1のソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成され、ハンドオーバー要求メッセージは、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うために使用され、
送信機は、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信するように構成され、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーが受け入れられることを示すために使用される。
好ましくは、送信機はさらに、ターゲット基地局がハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信した後で、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するように構成される。
本発明の実施形態の好ましい実装方式では、受信機は、次の方式で、すなわち、第1のソース基地局により送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信し、かつ/または第2のソース基地局により送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信すること、または、第1のソース基地局により送信される、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局に対応するユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信することで、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局により送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局が受信することを実現するように構成される。
好ましくは、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、SDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、受信機は、次の方式で、すなわち、第1のソース基地局から来る、ローカルゲートウェイにより転送されたハンドオーバー要求メッセージを受信することで、第1のソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップを実現するように構成される。
好ましくは、受信機はさらに、ターゲット基地局がハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信した後で、ユーザ機器により送信される無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信し、ユーザ機器との接続を確立するようにターゲット基地局を制御するように構成される。
本発明の実施形態を通じて、ハンドオーバー要求メッセージを受信した後で、第1のターゲット基地局は、第2のターゲット基地局に、第2のターゲット基地局上のユーザ機器のハンドオーバーが実行されるべきであることを通知し、ターゲットセルが存在する場合にハンドオーバーが実現され得るように、ユーザ機器の第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局へのハンドオーバーをソース基地局に通知するために、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局に送信する。UEの複数のソースセルが存在し、それらの中の1つのソースセル(すなわち、第1のソースセル)は、複数のソースセルからターゲットセルへのUEのハンドオーバーに対する要求を行うための要求をターゲット基地局に送信し、これによって、複数のソースセルから1つのターゲットセルへのUEのハンドオーバーを実現する。
本発明の上述の実施形態のプロセッサ54は、信号処理能力を有する集積回路チップに組み込まれてよく、また、CPUなどのようなハードウェアプロセッサであってもよい。ある実装プロセスでは、上述の方法の各ステップは、ハードウェアの集積論理回路、またはプロセッサ中のソフトウェアの形式の命令によって達成され得る。これらの命令は、プロセッサによって協調的に達成され制御され得る。本発明の実施形態で開示される方法を実施するために、上述のプロセッサは、本発明の実施形態で開示される各々の方法、ステップ、および論理ブロック図を実現または実施する、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートのゲートまたはトランジスタ論理デバイスおよびディスクリートのハードウェアコンポーネントであり得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよく、または、プロセッサは、任意の一般的なプロセッサ、デコーダなどであってもよい。本発明の実施形態で開示される方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接実行され、または、プロセッサ中のハードウェアとソフトウェアモジュールの組合せによって実行され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ、プログラム可能読取り専用メモリ、または電気的消去可能プログラム可能メモリ、レジスタなどの、当技術分野の成熟した記憶媒体の中に位置し得る。
上述の実施形態の説明を通じて、本発明に関係する当業者は、本発明がハードウェア、ファームウェア、またはこれらの組合せによって実現され得ることを明確に理解することができる。ソフトウェアで実現される場合、上述の機能は、コンピュータ可読媒体に記憶されてよく、または、コンピュータ可読媒体上の1つまたは複数の命令またはコードとして送信されてよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体を含み、通信媒体は、ある場所から別の場所にコンピュータプログラムを送信するのに便利な任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることが可能な任意の利用可能な媒体であってよく、コンピュータ可読媒体は、たとえば、限定はされないが、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROM、または他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶媒体もしくは他の磁気記憶デバイス、または、命令とともに、もしくはデータ構造の形式で予想されるプログラムコードを搬送または記憶するために使用されることが可能であり、コンピュータによってアクセスされることが可能な、任意の他の媒体を含み得る。加えて、任意の接続が適切にコンピュータ可読媒体となり得る。たとえば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから、同軸ケーブル、光ファイバおよびケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術によって送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバおよびケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、関連する媒体の写真定着に含まれる。たとえば、本発明で使用されるディスク(Disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光学ディスク、デジタル多目的ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は一般にデータを磁気的に複製するために使用され、ディスク(disc)はレーザーを使用することでデータを光学的に複製するために使用される。上述の組合せが、コンピュータ可読媒体の保護範囲に含まれるべきである。
要約すると、前述の説明は、本発明の保護範囲を限定するものではなく、本発明の技術的な解決法の好ましい実施形態にすぎない。本発明の本質および原理の範囲内で行われるあらゆる修正、等価の置換、改善なども、本発明の保護範囲に包含される。