JP6293652B2 - 状態予測システム - Google Patents

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Description

本発明は、オブジェクトの状態を予測する技術に関する。
ロボットが人間と同じ環境で動作する場合、人間を含むオブジェクトの動きに応じてロボットの運動が適応的に変更される必要がある。そこで、オブジェクトの状態を予測する手法が提案されている(特許文献1〜4参照)。
特開2013−143134号公報 特開2013−196601号公報 特開2013−054703号公報 特許第5489965号公報
しかし、オブジェクトの状態予測の条件によっては、予測状態が高頻度で変動するなど不安定になり、または当該予測精度が不安定になる可能性がある。
そこで、本発明は、オブジェクトの状態の予測結果の安定性の向上を図ることができるシステムを提供することを解決課題とする。
本発明の状態予測システムは、オブジェクトの現在状態に基づき、第1モデルにしたがって、未来における前記オブジェクトの状態の確率密度分布の遷移態様を表わす基準軌道を生成する第1軌道生成要素と、前記オブジェクトの現在状態および複数の候補状態に基づき、第2モデルにしたがって、前記オブジェクトの現在状態から前記複数の候補状態のそれぞれまでの状態の確率密度分布の遷移態様を表わす複数の候補軌道を生成する第2軌道生成要素と、前記第2軌道生成要素により生成された前記複数の候補軌道のそれぞれについて前記第1軌道生成要素により生成された前記基準軌道との近似度を評価し、第1指定期間にわたり前記近似度が指定順位以内である候補軌道である第1候補軌道、および、前記第1候補軌道として指定されていた最後の時点から第2指定期間経過前であるその他の候補軌道である第2候補軌道のうち少なくとも1つを前記オブジェクトの状態予測結果として指定する軌道指定要素と、を備えていることを特徴とする。
本発明の状態予測システムによれば、オブジェクトの現在状態に基づいて生成される基準軌道との近似度が第1指定期間にわたり指定順位以内であった少なくとも1つの候補軌道が「第1候補軌道」として指定される。このため、オブジェクトの状態がそれにしたがって遷移する蓋然性が一時的にのみ高かった候補軌道が第1候補軌道として指定されることが回避される。これにより、オブジェクトの状態予測結果としての当該指定結果の変化頻度が低減されうる。
第1候補軌道であった最後の時点から第2指定期間が経過前である少なくとも1つの候補軌道が「第2候補軌道」として指定される。オブジェクトの状態予測結果としての当該指定結果により、オブジェクトの状態が第2候補軌道にしたがって遷移する可能性が残されていることが顕在化される。これにより、第2候補軌道に指定されている候補軌道が再び第1候補軌道に指定された場合でも、オブジェクトの状態の予測結果が、それまでの予測結果から著しく乖離する事態が回避されうる。第1候補軌道が指定されない状態では、オブジェクトの状態予測結果としての当該指定結果により、オブジェクトの状態が第2候補軌道にしたがって遷移する可能性が最も高いものの、その可能性は第1候補軌道よりも低いことが顕在化される。これにより、その後、異なる候補軌道が第1候補軌道として指定された場合でも、オブジェクトの状態の予測結果が、それまでの予測結果から著しく乖離する事態が回避されうる。
よって、オブジェクトの状態の予測結果としての候補軌道の指定結果の安定性向上が図られる。
なお、「オブジェクト」には、ひとまとまりの物体のほか、当該物体の部分も含まれる。「状態」は一または複数のパラメータにより定義され、当該パラメータには、オブジェクトの位置、姿勢および速度などの動力学的パラメータ、オブジェクトの温度、色および輝度などの物理量、ならびにオブジェクトとしての人間などの動物の心理状態または生理状態を表現するパラメータなど、適当なセンサを用いて測定または検出可能なあらゆるパラメータが含まれる。「状態空間」は当該パラメータの次元数を有するヒルベルト空間によって定義される。たとえば、オブジェクトの状態がその3次元実空間における位置である場合、当該状態は3次元の状態空間におけるベクトルとして定義される。オブジェクトの状態がその3次元実空間における位置および姿勢である場合、当該状態は6次元の状態空間におけるベクトルとして定義される。
第1指定期間が経過する前に、それまで基準軌道に対する近似度が指定順位以内であった候補軌道に対応する候補状態が変化した場合、当該変化後の候補状態に応じて新たに生成された候補軌道が指定順位以内である期間の計測が0から再開されてもよい。第2指定期間が経過する前に、それまで第2候補軌道として指定されていた候補軌道に対応する候補状態が変化した場合、当該変化後の候補状態に応じて新たに生成された候補軌道から第2候補軌道の指定が解除されてもよい。
本発明の状態予測システムにおいて、前記軌道指定要素が、前記第1指定期間にわたり前記近似度が指定順位以内であり、かつ、前記近似度が閾値以上である候補軌道を前記第1候補軌道として指定することが好ましい。
当該構成の状態予測システムによれば、オブジェクトの状態の予測結果としての候補軌道の指定結果の安定性向上に加えて信頼度向上が図られる。
本発明の状態予測システムにおいて、前記軌道指定要素が、前記複数の候補状態のうち少なくとも1つの候補状態が前記オブジェクトと他の物体との相互作用を伴う状態である場合、前記オブジェクトが前記少なくとも1つの候補状態に遷移するまでの時間が短くなるほど、前記第1指定期間として長い期間を採用するまたは前記閾値として大きい値を採用することが好ましい。
当該構成の状態予測システムによれば、オブジェクトと他の物体とを相互作用させる観点から当該オブジェクトの状態予測が重要な段階において、当該予測結果のその他の段階に対する相対的な安定性向上が図られる。
本発明の状態予測システムにおいて、前記軌道指定要素が、前記オブジェクトの状態および前記複数の候補状態のそれぞれのうち少なくとも1つの変化量が大きいほど安定度を低く評価し、前記安定度が低いほど、前記第1指定期間として長い期間を採用するまたは前記閾値として大きい値を採用することが好ましい。
当該構成の状態予測システムによれば、オブジェクトの状態予測結果の精度が損なわれかねない状況において、当該オブジェクトの状態予測結果の安定性の向上が図られる。
本発明の状態予測システムにおいて、前記軌道指定要素が、今回の前記第1候補軌道に対して評価指数の今回値として指定の正値を付与し、今回の前記第1候補軌道を除く候補軌道に対して、前記評価指数の前回値に1未満の正値である減衰係数を乗じた結果を前記評価指数の今回値として付与し、前記評価指数の今回値が基準値以上である少なくとも1つの候補軌道を今回の前記第2候補軌道として指定することが好ましい。
当該構成の状態予測システムによれば、各候補軌道に対する評価指数の付与によって、オブジェクトの状態予測結果としての候補軌道の指定結果の安定性の向上が図られる。
本発明の一実施形態としての状態予測システムの構成説明図。 本発明の一実施形態としての状態予測システムの機能説明図。 軌道生成に関する説明図。 本発明の実施例に関する説明図。 基準軌道および候補軌道の生成例に関する説明図。 基準軌道に対する各候補軌道の距離の変化態様に関する説明図。 各候補軌道の評価指数の変化態様に関する説明図。
(構成)
図1に示されている状態予測システム1は、コンピュータ(CPU,ROM,RAM,I/O回路等により構成されている。)により構成されている。当該コンピュータは、状態予測結果を用いて動作が制御され移動装置などの制御対象に搭載されていてもよく、当該制御対象に対して指令信号を付与するサーバを構成していてもよい。
状態予測システム1は、状態推定要素10と、第1軌道生成要素11と、第2軌道生成要素12と、軌道指定要素13と、を備えている。状態推定要素10は、たとえばオブジェクトの様子を撮像するための撮像装置を備えていてもよく、オブジェクトの現在状態の検知結果が入力されるインターフェース回路または装置を備えていてもよい。状態推定要素10は、状態予測システム1ではなく外部システムの構成要素であってもよい。
各要素10〜13は、後述する担当演算処理を実行するよう構成されている。各要素が担当演算処理を実行するように「構成されている」とは、要素を構成するCPU等の演算処理装置が、ROM、RAM等のメモリ又は記録媒体から必要な情報に加えてソフトウェアを読み出し、当該情報に対して当該ソフトウェアにしたがって演算処理を実行するように「プログラムされている」または「デザイン(設計)されている」ことを意味する。各構成要素が共通のプロセッサ(演算処理装置)により構成されてもよく、各構成要素が相互通信可能な複数のプロセッサにより構成されてもよい。
(機能)
まず、演算処理周期Δごとに計測される離散的な時刻を表わす指数kが「0」にリセットされる(図2/STEP01)。
状態推定要素10により、オブジェクトの現在状態p0,kが時系列的に推定される(図2/STEP02)。当該推定には、たとえばカルマンフィルタが用いられ、現在状態p0,kが確率密度分布(正規分布)N(μ0,k,Σ0,k)により表現される。
第1軌道生成要素11により、オブジェクトの現在状態p0,kに基づき、第1モデルにしたがって、未来におけるオブジェクトの状態の確率密度分布の遷移態様を表わす基準軌道P0が生成される(図2/STEP04)。第1モデルとして、オブジェクトの状態空間における推定位置p0,k、推定速度v0,k=(p0,k−p0,k-1)/Δおよび推定加速度α0,k=(v0,k−v0,k-1)/Δによりオブジェクトの状態の将来位置p0,k+1等が定まる動力学的モデルが採用される。
これにより、図3に示されているように、状態空間におけるオブジェクトの予測位置p0,k+1を基準として、その確率密度分布(正規分布)N(μ0,k+1,Σ0,k+1)の分散Σ0,k+1に応じた広がり(環状の実線参照)を有する基準軌道P0が生成される。状態空間においてオブジェクトの状態p0,kは速度v0,kで遷移する。
第2軌道生成要素12により、オブジェクトの現在状態p0,kおよび複数の候補状態pi,e(i=1,2,‥)に基づき、第2モデルにしたがって、オブジェクトの現在状態p0,kから複数の候補状態pi,eのそれぞれまでの状態の確率密度分布の遷移態様を表わす複数の候補軌道Pi(またはアフォーダンス軌道)が生成される(図2/STEP06)。第2モデルとして、たとえばホビースプライン(Hobby Spline)法が用いられる。そのほかのスプライン法または軌道生成モデルが第2モデルとして採用されてもよい。
これにより、図3に示されているように、状態空間におけるオブジェクトの予測位置pi,k+1を基準として、その確率密度分布(正規分布)N(μi,k+1,Σi,k+1)の分散Σi,k+1に応じた広がり(環状の実線参照)を有する基準軌道Piが生成される。状態空間においてオブジェクトの状態pi,kは速度vi,kで遷移する。
軌道指定要素13により、第2軌道生成要素12により生成された複数の候補軌道Piのそれぞれについて、第1軌道生成要素11により生成された基準軌道P0との近似度Aiが評価される(図2/STEP08)。
具体的には、基準軌道分布P0と各候補軌道Piとの距離Diの逆数が近似度Aiとして計算される。当該距離Diは、基準軌道分布P0および各候補軌道Piのそれぞれを構成する同時刻kにおける確率密度分布p0kおよびp1kの距離Dikの累積であり、関係式(02)により表現される。
i=D(P0,Pi)=Σk=1 min(||0||,||i||)ik
ik=D([p0k,q0k],[pik,qik])
=c(q0k,qik)・B(p0k,pik)‥(02)。
c(q0k,qik)は、状態空間における確率密度分布p0kの単位速度ベクトルq0k=v0k/|v0k|および確率密度分布の単位速度ベクトルqik=vik/|vik|の内積q0k・qikを用いて、関係式(04)により表現される係数である。
c(q0k,qik)=1.5−0.5q0k・qik ‥(04)。
たとえば、両ベクトルが逆方向であれば内積q0k・qikは「−1」になるので、係数c(q0k,qik)は「2」になり、両ベクトルが相互に垂直であれば内積q0k・qikは「0」になるので、係数c(q0k,qik)は「1.5」になり、両ベクトルが同方向であれば内積q0k・qikは「1」になるので、係数c(q0k,qik)は「1」になる。すなわち、両ベクトルの方向が近似するほど係数c(q0k,qik)が小さくなり、確率密度分布p0kおよびp1kの距離Dikが短くなる。
なお、係数c(q0k,qik)として、関係式(04)に代えて、平均値μNおよび標準偏差σNを有するラップド正規分布(Wrapped Normal Distribution)WN(θk;μN,σN)を用いて、関係式(05)により表現される係数が採用されてもよい。
c(q0k,qik)=1/WN(θk;μN,σN),
θk≡arccos(q0k・qik),
WN(θk;μN,σN
≡{1/(σN(2π)1/2)}
×Σj=-∞ +∞exp{−(θk−μN−2πj)2/2σN 2
=(1/2π)ζ((θk−μN)/2π,iσN 2/2π),
ζ(θ,τ)≡Σn=-∞ +∞exp(2niπθ)・exp(n2iπτ) ‥(05)。
B(p0k,pik)は、正規分布である確率密度分布p0k=N(μ0k,Σ0k)およびpik=N(μik,Σik)のバタチャラヤ(Bhattacharyya)距離であり、関係式(06)により表現される。
B(p0k,pik
=(1/8)(μ0k−μikTΣ-1(μ0k−μik
+(1/2)ln{det((Σ0k+Σik)/2)/(detΣ0k・detΣik1/2}‥(06)。
関係式(06)右辺第1項から、両確率密度分布の平均μ0kおよびμikの差が小さいほど、距離B(p0k,pik)が短くなることがわかる。関係式(06)右辺第2項から、両確率密度分布の広がりを表わす分散(共分散行列)Σ0kおよびΣikに応じて距離B(p0k,pik)が変化することがわかる。なお、確率密度分布同士の距離として、マハロノビス(Mahalanobis)距離、KL Divergenceまたはガウス分布同士の畳み込みなどが代替的に採用されてもよい。
これにより、各候補軌道Piについて予測位置軌道P0に対する近似度Aiが高い(距離Diが短い)順に順位が定義されうる。
軌道指定要素13により、複数の候補軌道Piの中で第1指定要件を満たす候補軌道の有無が判定される(図2/STEP10)。「第1指定要件」として、(1)第1指定期間にわたり近似度Aiが指定順位以内であること、および(2)第1指定期間にわたり近似度Aiが閾値以上であること(距離Diが基準距離以下であること)が採用されている。第1指定期間は、時刻を表わす指数kが指定回数(たとえば「2」)だけ更新される期間を表わす。指定順位としてはたとえば「第2位」が採用される。なお、要件(2)は省略されてもよい。
たとえば、今回の近似度Aiが第n位(たとえばn=1,2)の候補軌道を表わす指数j(=1,2‥)がリストの第n欄に記録され、今回および過去m回(たとえばm=2)にわたり連続で当該指数iがリストに記録されている指数jを有する候補軌道Pjが、第1指定期間にわたり近似度Aiが指定順位以内であると判断される。
当該判定結果が肯定的である場合(図2/STEP10‥YES)、第1指定要件を満たす少なくとも1つの候補軌道が今回の「第1候補軌道」として指定される(図2/STEP12)。当該判定結果が否定的である場合(図2/STEP10‥NO)、いずれの候補軌道も今回の「第1候補軌道」として指定されない。
軌道指定要素13により、今回の第1候補軌道を除く複数の候補軌道Piの中で第2指定要件を満たす候補軌道の有無が判定される(図2/STEP14)。「第2指定要件」として、第1候補軌道に指定された最後の時点から第2指定期間が経過する前であることが採用されている。
たとえば、複数の候補軌道Piのそれぞれに対して評価指数eiが付与され、当該評価指数eiが基準値e0以上であるか否かに応じて、第2指定要件の充足性が判断される。具体的には、今回の第1候補軌道に指定された候補軌道Pjの評価指数ejが一定の正値(たとえば「1」)に設定される。各候補軌道Piの前回評価指数ei,k-1に減衰係数γ(0<γ<1(たとえば「0.99」))が乗じられることにより、各候補軌道Piの今回評価指数ei,kが設定される。これにより、第1候補軌道として指定された最後の時点では評価指数ejが「1」であったものの、その後、減衰係数γが累積的に乗じられることにより評価指数ejが徐々に小さくなる。そして、評価指数ejが基準値e0より小さい値(=γb)となった場合、b−1<logγ0≦bという不等式を満たす整数bだけ指数kが更新される期間が第2指定期間に相当する。
当該判定結果が肯定的である場合(図2/STEP14‥YES)、第2指定要件を満たす少なくとも1つの候補軌道が今回の「第2候補軌道」として指定される(図2/STEP16)。当該判定結果が否定的である場合(図2/STEP14‥NO)、いずれの候補軌道も今回の「第2候補軌道」として指定されない。
続いて、オブジェクトの状態予測を終了するための条件(たとえば、オブジェクトの推定状態が複数の候補状態のうちいずれかに一致するまでの残り期間が指定期間以下になったこと)が満たされたか否かが判定される(図2/STEP18)。当該判定結果が否定的であれば(図2/STEP18‥NO)、指数kが1だけ増加されたうえで(図2/STEP20)、オブジェクトの状態推定以降の一連の処理が繰り返される(図2/STEP02〜STEP18参照)。当該判定結果が肯定的であれば(図2/STEP18‥YES)、前述の一連の処理が終了する。
第1候補軌道および第2候補軌道のそれぞれの今回指定の有無、今回の第1候補軌道として指定された候補軌道、および、今回の第2候補軌道として指定された候補軌道のそれぞれが、オブジェクトの状態予測結果として、予測状態システム1から外部システムに対して出力されてもよい。
(実施例)
図4に示されているように、ヒューマノイドロボット21および人間22がテーブル20を挟んで向き合っている状態で、ロボット21に搭載された予測状態システム1が、人間22の右手をオブジェクトとしてその状態を予測する場合について説明する。ロボット21の構成は、たとえば特許文献4に記載されているので、詳細な説明を省略する。
テーブル20には、2つのコップ31および32、ならびに1つのトレイ34が載せられている。(1)ロボット21から見て右側のコップ31、(2)左側のコップ32の位置、トレイ34の(3)右手前、(4)左手前、(5)右奥および(6)左奥のそれぞれにある4つの区画、トレイ34の(7)右縁および(8)左縁のそれぞれの代表的な位置のそれぞれが候補位置(候補状態)x1〜x8のそれぞれとして定義されている。人間22の右手の位置x0は、たとえばロボット21の頭部に搭載されている画像センサS1または胴体前下部に搭載されている赤外線センサS2の出力信号に基づき、状態推定要素10によりオブジェクトの状態として時系列的に推定される。各候補位置x1〜x8も画像センサS1または赤外線センサS2の出力信号に基づき、状態推定要素10により候補状態として時系列的に推定される。なお、各候補位置x1〜x8を推定するためのセンサ(たとえば画像センサS1または赤外線センサS2など)として、ロボット21の外部に設置されたセンサが用いられてもよい。
図5には、第1軌道生成要素11により人間22の右手の推定位置x0,kに基づいて生成された基準軌道P0、および、第2軌道生成要素12により人間22の右手の推定位置x0,kおよび各候補位置x1〜x8に基づいて生成された複数の候補軌道P1〜P8が示されている(図2/STEP04,06および図3参照)。
図6には、基準軌道P0と複数の候補軌道P1〜P8との距離D1〜D8のそれぞれの時系列が示されている(図2/STEP08および関係式(02)〜(06)参照)。図7には、当該距離D1〜D8の長短(またはその逆数である近似度距離A1〜A8の高低)に応じた、各候補軌道P1〜P8の評価指数e1〜e8の時系列が示されている。
期間t0〜t1では候補位置x3(トレイ34の右手前区画の位置)に対応する候補軌道P3の評価指数e3が「1」であり、当該候補軌道P3が「第1候補軌道」として指定された。期間t1〜t2では、候補軌道P3の評価指数e3が「1」から徐々に減少しているものの(第1指定条件が満たされていないことを意味する)、第2指定期間が経過する前(評価指数e3が基準値e0(=0.4)以上)であるため、候補軌道P3が「第2候補軌道」に指定された。
時刻t2において候補位置x5(トレイ34の右奥区画の位置)に対応する候補軌道P5の評価指数e5が「1」になり、当該候補軌道P5が第1候補軌道として指定された。時刻t3において候補軌道P3の評価指数e3が基準値e0(=0.4)未満になり、その第2候補軌道の指定が解除された。その後、時刻t4において候補軌道P3の評価指数e3が再び「1」になり、候補軌道P3が第1候補軌道として指定された。
期間t2〜t4では候補軌道P5の評価指数e3が「1」であり、当該候補軌道P5が「第1候補軌道」として指定された。期間t4以降、候補軌道P5の評価指数e5が「1」から徐々に減少し、第2指定期間が経過する前であるため、候補軌道P5が第2候補軌道に指定された。期間t5以降、候補軌道P3の評価指数e3が「1」から徐々に減少し、第2指定期間が経過する前であるため、候補軌道P3も候補軌道P5に加えて第2候補軌道に指定された。
上記の予測結果の遷移態様を表1にまとめて示す。
ロボット21に搭載されている制御装置(図示略)は、状態予測システム1から出力された人間22の手(オブジェクト)の位置の予測結果(候補軌道の指定結果(表1参照))を逐次受け取り、これに基づいてロボット21の動作を制御する。
たとえば、第1候補軌道および第2候補軌道のいずれにも干渉しないようなハンドの位置姿勢軌道が生成され、これにしたがってロボット21のアーム等の動作が制御される。第1候補軌道または第2候補軌道に対応する候補位置のそばにハンドを近づけるようにロボットのアーム等の動作が制御される。トレイ34における候補位置x3〜x8のいずれかに向かう候補軌道P3〜P8のいずれかが第1候補軌道として指定されたことに応じて、ロボット21がコップ31または32を把持するようにその動作が制御されてもよい。人間22が手でコップ31、32を持った場合、当該コップ31、32を新たなオブジェクトとして未来における位置が予測されてもよい。
(効果)
前記状態予測システム1によれば、オブジェクトの現在状態に基づいて生成される基準軌道P0との近似度Ai(=1/Di)が第1指定期間にわたり指定順位以内であった少なくとも1つの候補軌道Piが「第1候補軌道」として指定される(図2/STEP10‥YES→STEP12および図7参照)。このため、オブジェクトの状態がそれにしたがって遷移する蓋然性が一時的にのみ高かった候補軌道が第1候補軌道として指定されることが回避される。これにより、オブジェクトの状態予測結果としての当該指定結果の変化頻度が低減されうる。第1指定要件に近似度Aiが第1指定期間にわたり閾値以上であることが含まれているため、オブジェクトの状態予測精度の向上も図られている。
第1候補軌道であった最後の時点から第2指定期間が経過前である少なくとも1つの候補軌道が「第2候補軌道」として指定される(図2/STEP14‥YES→STEP16および図7参照)。オブジェクトの状態予測結果としての当該指定結果により、オブジェクトの状態が第2候補軌道にしたがって遷移する可能性が残されていることが顕在化される(図7/t1〜t3およびt5以降における候補軌道P3ならびにt4以降における候補軌道P5参照)。これにより、第2候補軌道に指定されていた候補軌道が再び第1候補軌道に指定された場合でも、オブジェクトの状態の予測結果が、それまでの予測結果から著しく乖離する事態が回避されうる(図7/時刻t4における候補軌道P3参照)。第1候補軌道が指定されない状態では、オブジェクトの状態予測結果としての当該指定結果により、オブジェクトの状態が第2候補軌道にしたがって遷移する可能性が最も高いものの、その可能性は第1候補軌道よりも低いことが顕在化される(図7/t1〜t3およびt5以降における候補軌道P3ならびにt4以降における候補軌道P5参照)。これにより、その後、異なる候補軌道が第1候補軌道として指定された場合でも、オブジェクトの状態の予測結果が、それまでの予測結果から著しく乖離する事態が回避されうる。
よって、オブジェクトの状態の予測結果としての候補軌道の指定結果の安定性向上が図られる。
(本発明の他の実施形態)
状態予測システム1が車両に搭載され、当該車両の周辺に存在する他の車両または通行人などの周囲に存在するオブジェクトの状態または挙動が予測され、当該予測結果に基づいてオブジェクトとの接触が回避されるように車両の挙動が制御されてもよい。この場合、オブジェクトの候補状態として、たとえば道路における空きスペースに当該オブジェクトとしての他車両が存在する状態、または、通行人を対象とした催事場にオブジェクトが存在する状態が採用される。前記のように、状態予測システム1による予測対象となる状態には、オブジェクトとしての動物の心理状態および生理状態なども含まれていてもよい。
軌道指定要素13により、オブジェクトの状態および複数の候補状態のそれぞれのうち少なくとも1つに応じて、第1指定期間、第2指定期間および閾値のうち少なくとも1つが変更されてもよい。たとえば、複数の候補状態のうち少なくとも1つの候補状態がオブジェクトと他の物体との相互作用を伴う状態である場合、オブジェクトが少なくとも1つの候補状態に遷移するまでの時間が短くなるほど、第1指定期間として長い期間が採用されてもよくまたは閾値として大きい値が採用されてもよい。「オブジェクトと他の物体との相互作用を伴う状態」とは、たとえば人間22の手(オブジェクト)がカップ31、32またはトレイ34(他の物体)と接触する状態を意味する。
当該構成によれば、オブジェクトと他の物体とを相互作用させる観点から当該オブジェクトの状態予測が重要な段階(オブジェクトが他の物体と相互作用する直前の段階)において、当該予測結果のその他の段階に対する相対的な安定性向上が図られる。
オブジェクトの状態および複数の候補状態のそれぞれのうち少なくとも1つの安定度が評価され、当該安定度が低いほど、第1指定期間として長い期間が採用されてもよくまたは閾値として大きい値が採用されてもよい。たとえば、人間22の手または、コップ31、32もしくはトレイ34の位置の単位時間当たりの変化量が大きいほど安定度が低く評価される。
当該構成によれば、オブジェクトの状態および候補状態の相対的な関係が大きく変化するため、前回候補軌道および今回候補軌道の形態が著しく異なるなど、オブジェクトの状態予測結果の精度が損なわれかねない状況において、当該オブジェクトの状態予測結果の安定性の向上が図られる。
1‥状態予測システム、10‥状態推定要素、11‥第1軌道生成要素、12‥第2軌道生成要素、13‥軌道指定要素。

Claims (5)

  1. オブジェクトの現在状態に基づき、第1モデルにしたがって、未来における前記オブジェクトの状態の確率密度分布の遷移態様を表わす基準軌道を生成する第1軌道生成要素と、
    前記オブジェクトの現在状態および複数の候補状態に基づき、第2モデルにしたがって、前記オブジェクトの現在状態から前記複数の候補状態のそれぞれまでの状態の確率密度分布の遷移態様を表わす複数の候補軌道を生成する第2軌道生成要素と、
    前記第2軌道生成要素により生成された前記複数の候補軌道のそれぞれについて前記第1軌道生成要素により生成された前記基準軌道との近似度を評価し、第1指定期間にわたり前記近似度が指定順位以内である候補軌道である第1候補軌道、および、前記第1候補軌道として指定されていた最後の時点から第2指定期間経過前であるその他の候補軌道である第2候補軌道のうち少なくとも1つを前記オブジェクトの状態予測結果として指定する軌道指定要素と、を備えていることを特徴とする状態予測システム。
  2. 請求項1記載の状態予測システムにおいて、
    前記軌道指定要素が、前記第1指定期間にわたり前記近似度が指定順位以内であり、かつ、前記近似度が閾値以上である候補軌道を前記第1候補軌道として指定することを特徴とする状態予測システム。
  3. 請求項1または2記載の状態予測システムにおいて、
    前記軌道指定要素が、前記複数の候補状態のうち少なくとも1つの候補状態が前記オブジェクトと他の物体との相互作用を伴う状態である場合、前記オブジェクトが前記少なくとも1つの候補状態に遷移するまでの時間が短くなるほど、前記第1指定期間として長い期間を採用するまたは前記閾値として大きい値を採用することを特徴とする状態予測システム。
  4. 請求項2または3記載の状態予測システムにおいて、
    前記軌道指定要素が、前記オブジェクトの状態および前記複数の候補状態のそれぞれのうち少なくとも1つの変化量が大きいほど安定度を低く評価し、前記安定度が低いほど、前記第1指定期間として長い期間を採用するまたは前記閾値として大きい値を採用することを特徴とする状態予測システム。
  5. 請求項1〜のうちいずれか1つに記載の状態予測システムにおいて、
    前記軌道指定要素が、今回の前記第1候補軌道に対して評価指数の今回値として指定の正値を付与し、今回の前記第1候補軌道を除く候補軌道に対して、前記評価指数の前回値に1未満の正値である減衰係数を乗じた結果を前記評価指数の今回値として付与し、前記評価指数の今回値が基準値以上である少なくとも1つの候補軌道を今回の前記第2候補軌道として指定することを特徴とする状態予測システム。
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