JP6292091B2 - 貫通孔を検査する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ガラス基板に形成された複数の貫通孔を検査する方法に関する。
従来より、レーザ光照射により、ガラス基板に1または2以上の貫通孔を形成する技術が知られている(例えば特許文献1)。
米国特許第5493096号明細書
レーザ光照射によりガラス基板に貫通孔を形成した場合、貫通孔に、しばしば、クラックが生じる場合がある。そこで、一般に、ガラス基板の貫通孔加工が終了した後には、各貫通孔について、クラックの有無が検査される。
従来、このようなクラックの検査は、形成された貫通孔の全数を、顕微鏡等を用いて観察することにより実施されている。しかしながら、ガラス基板に形成される貫通孔の数は、多い場合には10万個を超える。このため、これらの貫通孔の全数についてクラックの有無を検査する従来の方法は、時間がかかり効率が悪いという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、本発明では、より効率的に貫通孔のクラックの有無を検査することが可能な方法を提供することを目的とする。
本発明では、ガラス基板に形成された複数の貫通孔を検査する方法であって、
(i)被検査対象となるガラス基板を準備するステップであって、前記ガラス基板は、貫通孔を有し、該貫通孔は、より寸法の大きな第1の開口からより寸法の小さな第2の開口に沿って、略テーパ形状を有するステップと、
(ii)前記ガラス基板の各貫通孔の画像を取得するステップと、
(iii)前記画像から、各貫通孔の見かけの直径Dを算出するステップと、
(iv)前記見かけの直径Dと頻度Iの関係を示す度数分布を作成し、該度数分布の上に、所定の頻度Iを表す水平直線L1を引き、該水平直線L1と前記度数分布との交点のうち、最大頻度Imaxが得られる最頻値Dよりも大きく最頻値Dに最も近い前記直径Dを、閾値Dとして求めるステップであって、前記所定の頻度Iは、最大頻度Imaxの0.01%〜0.1%の範囲から選定されるステップと、
(v)前記直径Dが前記閾値D以上である各貫通孔を検査対象貫通孔として選定し、該検査対象貫通孔においてクラックの有無を評価するステップと、
を有する方法が提供される。
本発明では、より効率的に貫通孔のクラックの有無を検査することが可能な方法を提供することができる。
本発明の一実施形態によるガラス基板の貫通孔を検査する方法の概略的なフローを模式的に示した図である。 被検査用のガラス基板の断面の一部を模式的に示した図である。 貫通孔画像の一例を示した図である。 ガラス基板に形成された貫通孔の断面と、貫通孔画像との対応関係を模式的に示した図である。 2値化像の一例を模式的に示した図である。 見かけの直径Dの度数分布図の一例を模式的に示した図である。 見かけの直径Dの度数分布図の別の一例を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態による方法を実施する際に使用され得る装置の一構成例を模式的に示した図である。 図3に示した貫通孔画像125a〜125cのそれぞれの2値化像を示した図である。 実施例において得られた見かけの直径Dの度数分布を示した図である。 図10に示した度数分布の拡大図に水平直線L3を描いた図である。 第1の開口の実測平均値Paveと、見かけの平均直径Daveとの相関を示したグラフである。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
一般に、レーザ光の照射によりガラス基板に貫通孔を形成した場合、貫通孔の断面は、略テーパ状の形状となる。すなわち、貫通孔は、実質的に、レーザ光の入射側(第1の開口)からレーザ光の非入射側(第2の開口)に向かって、径が小さくなる形状を有する。また、レーザ光照射によりガラス基板に貫通孔を形成した場合、貫通孔に、しばしば、クラックが生じる場合がある。
従来、このようなクラックの検査は、形成された貫通孔の全数を、顕微鏡等を用いて観察することにより実施されている。しかしながら、ガラス基板に形成される貫通孔の数は、多い場合には10万個を超える。このため、これらの貫通孔の全数についてクラックの有無を検査する従来の方法は、時間がかかり効率が悪いという問題がある。
ところで、一般に、レーザ光の照射によりガラス基板に形成された貫通孔の開口部(第1の開口または第2の開口)の直径は、目視では評価することが難しい。このため、通常の場合、貫通孔の開口部の直径は、オペレータによる顕微鏡による観察、撮影された貫通孔の拡大画像を用いた測定、およびコンピュータ(画像解析)よる自動測定などの手段を用いて測定される。
そのような貫通孔の開口部の測定を通じて、本願発明者らは、貫通孔が所定の値よりも大きな開口部直径を有する場合、そのような貫通孔には、クラックが生じている可能性が高いことを見出した。そして、この事実を利用することにより、貫通孔のクラックの検査効率を高め得ることを見出し、本願発明に至った。
すなわち、本発明の一実施形態では、ガラス基板に形成された複数の貫通孔を検査する方法であって、
(i)被検査対象となるガラス基板を準備するステップであって、前記ガラス基板は、貫通孔を有し、該貫通孔は、より寸法の大きな第1の開口からより寸法の小さな第2の開口に沿って、略テーパ形状を有するステップと、
(ii)前記ガラス基板の各貫通孔の画像を取得するステップと、
(iii)前記画像から、各貫通孔の見かけの直径Dを算出するステップと、
(iv)前記見かけの直径Dと頻度Iの関係を示す度数分布を作成し、該度数分布の上に、所定の頻度Iを表す水平直線L1を引き、該水平直線L1と前記度数分布との交点のうち、最大頻度Imaxが得られる最頻値Dよりも大きく最頻値Dに最も近い前記直径Dを、閾値Dとして求めるステップであって、前記所定の頻度Iは、最大頻度Imaxの0.01%〜0.1%の範囲から選定されるステップと、
(v)前記直径Dが前記閾値D以上である各貫通孔を検査対象貫通孔として選定し、該検査対象貫通孔においてクラックの有無を評価するステップと、
を有する方法が提供される。
本発明の一実施形態では、見かけの直径Dが閾値D以上である貫通孔のみを評価の対象として、クラックの有無が評価される。従って、このような方法では、従来のような全ての貫通孔を評価する方法に比べて、効率的に貫通孔のクラックの有無を検査することが可能となる。
なお、実際には、レーザ光の照射によりガラス基板に形成された貫通孔の延伸軸に平行な方向の断面は、理想的なテーパ形状ではなく、レーザ光の入射側(第1の開口)の近傍に「ネック部」を有する形態となる場合がある。「ネック部」とは、貫通孔の該ネック部と隣接する部分に比べて、貫通孔の延伸軸に対して垂直な断面の寸法が減少した部分を表し、「狭窄部」とも称される。
本願では、このような貫通孔の形態も、「テーパ形状」と称することに留意する必要がある。
(本発明の一実施形態による貫通孔を検査する方法について)
次に、図1〜図7を参照して、本発明の一実施形態によるガラス基板の貫通孔を検査する方法について、詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるガラス基板の貫通孔を検査する方法(以下、「第1の検査方法」と称する)の概略的なフローを模式的に示した図である。また、図2〜図7は、第1の検査方法における各工程を説明するための図である。
図1に示すように、第1の検査方法は、
(i)被検査対象となるガラス基板を準備する工程(ステップS110)と、
(ii)前記ガラス基板の各貫通孔の画像を取得する工程(ステップS120)と、
(iii)前記画像から、各貫通孔の見かけの直径Dを算出する工程(ステップS130)と、
(iv)前記見かけの直径Dと頻度Iの関係を示す度数分布を作成し、該度数分布の上に、所定の頻度Iを表す水平直線L1を引き、該水平直線L1と前記度数分布との交点のうち、最大頻度Imaxが得られる最頻値Dよりも大きく最頻値Dに最も近い前記直径Dを、閾値Dとして求める工程であって、前記所定の頻度Iは、最大頻度Imaxの0.01%〜0.1%の範囲から選定される工程(ステップS140)と、
(v)前記直径Dが前記閾値D以上である各貫通孔を検査対象貫通孔として選定し、該検査対象貫通孔においてクラックの有無を評価する工程(ステップS150)と、
を有する。
以下、各工程について詳しく説明する。
(ステップS110)
まず、複数の貫通孔が形成された被検査用のガラス基板が準備される。
図2には、被検査用のガラス基板の断面の一部を模式的に示す。
図2に示すように、ガラス基板110は、第1の表面112および第2の表面114を有する。また、ガラス基板110は、複数の貫通孔120(120a〜120c)を有する。これらの貫通孔120(120a〜120c)は、例えば、レーザ光照射により形成される。
前述のように、各貫通孔120a〜120cは、略テーパ状の形状を有し、第1の開口122から第2の開口124に向かって、径が小さくなる形状を有する。
ここで、中央に示されている貫通孔120bは、クラック121を有する。クラック121は、該貫通孔120bの内壁に沿うような形態で、ガラス基板110の第1の表面112まで延伸している。なお、このクラック121の形態は、単なる一例であって、本願において、クラックの形態は、これに限られるものではない。
ガラス基板110に形成された貫通孔120の数は、特に限られない。例えば、貫通孔120の数は、最大1万個、最大5万個、または最大10万個であってもよい。
また、貫通孔120の第1の開口122の最大寸法(例えば直径。以下同じ)は、これに限られるものではないが、例えば、20μm〜300μmの範囲である。また、貫通孔120の第2の開口124の最大寸法は、これに限られるものではないが、例えば、10μm〜300μmの範囲である。
なお、ガラス基板110の厚さ(すなわち貫通孔120の長さ)は、特に限られず、ガラス基板110は、例えば、0.05mm〜0.70mmの範囲の厚さを有してもよい。
(ステップS120)
次に、撮像装置を用いて、ガラス基板110の各貫通孔120の画像(以下、「貫通孔画像」という)が取得される。
撮像装置は、これに限られるものではないが、例えば、CCDカメラであってもよい。
なお、貫通孔画像は、例えば、貫通孔120をガラス基板110の第1の表面112側から撮影することにより、取得される。
図3には、貫通孔画像の一例を示す。
図3(a)には、貫通孔120aの貫通孔画像125aが示されており、図3(b)には、貫通孔120bの貫通孔画像125bが示されており、図3(c)には、貫通孔120cの貫通孔画像125cが示されている。
図3(a)および図3(c)に示すように、貫通孔画像125(125a〜125c)は、通常の場合、略ドーナツ状の陰影を含む画像となる。ただし、図3(b)に示すように、貫通孔120bがクラック121を有する場合、貫通孔画像125bは、ドーナツ状の陰影の周囲の少なくとも一部に、追加陰影部分を含む画像となる。
図4には、ガラス基板110に形成された貫通孔120の断面と、貫通孔画像125との対応関係を模式的に示す。
図4に示すように、貫通孔画像125において、ドーナツ状の陰影の外周部分127は、実質的に貫通孔120の第1の開口122の輪郭に対応し、ドーナツ状の陰影の内周部分129は、実質的に貫通孔120の第2の開口124の輪郭に対応する。すなわち、貫通孔120のテーパ状の内壁部分によって、貫通孔画像125にドーナツ状の陰影が生じると言える。また、貫通孔120がクラック121を有する場合、ドーナツ状の陰影の周囲に、クラック121に対応する陰影が生じるため、その際の貫通孔画像125は、図3(b)に示した貫通孔画像125bのような態様となる。
なお、各貫通孔120の貫通孔画像125は、対象となる貫通孔120に番号(貫通孔番号)を付しておき、この貫通孔番号と関連付けて保存しておくことが好ましい。さらに、この際には、貫通孔番号と、対象となる貫通孔120のガラス基板110上の位置情報とを対応付けて保存しておくことが好ましい。これにより、後に、所定の貫通孔120の貫通孔画像125を参照する必要が生じた際に、対象となる貫通孔120の貫通孔画像125を容易に抽出することができる。
(ステップS130)
次に、ステップS120で取得された貫通孔120の貫通孔画像125を用いて、対象となる貫通孔120の見かけの直径Dが算出される。
貫通孔120の見かけの直径Dの算出方法は、特に限られないが、ここでは、一例として、「重心法」により、見かけの直径Dを算出する方法について説明する。
重心法では、
(a)貫通孔画像を2値化して、2値化像を取得するステップ(ステップG110)、
(b)前記2値化像から、重心Gを求めるステップ(ステップG120)、および
(c)前記重心Gから見かけの直径Dを算出するステップ(ステップG130)、
の各ステップを経て、貫通孔120の見かけの直径Dが算出される。
以下、各ステップについて、詳しく説明する。
(ステップG110)
まず、前述のステップS120で得られた各貫通孔120の貫通孔画像125を用いて、それぞれの貫通孔に対する2値化像が取得される。
2値化の方法は、特に限られず、2値化は、例えば、市販の画像解析ソフトウェア等で実施してもよい。
図5には、このステップG110で得られる2値化像の一例を模式的に示す。
図5に示すように、通常、2値化像130は、第1の輪郭線132と、第2の輪郭線135とを有し、第1の輪郭線132は、第2の輪郭線135を取り囲む。第1の輪郭線132は、第1の輪郭点133(図5には、一部が示されている)の集合で表され、第2の輪郭線135は、第2の輪郭点136(図5には、一部が示されている)の集合で表される。
第1の輪郭点133および第2の輪郭点136を構成する点の数は、特に限られないが、点の数が多くなるほど、第1の輪郭線132および第2の輪郭線135の平滑性が向上する。第1の輪郭点133および/または第2の輪郭点136の数は、例えば、50〜500の範囲であってもよい。
(ステップG120)
次に、得られた2値化像130から、第1の輪郭線132で取り囲まれた領域の重心Gが求められる。
重心Gは、2値化像130において、第1の輪郭線132で取り囲まれた領域をバランスする点として定義され、第1の輪郭線132を構成する第1の輪郭点133の集合から、計算で求めることができる。重心Gは、例えば、市販の画像解析ソフトウェアを用いて算出してもよい。
この工程は、各2値化像130(すなわち各貫通孔120)に対して実施される。
得られた重心Gは、対象の貫通孔120の貫通孔番号、対象の貫通孔120の位置情報、および対象の貫通孔120の貫通孔画像125等と対応付けられて保管されてもよい。
(ステップG130)
次に、得られた重心Gから、貫通孔120の見かけの直径Dが算出される。
この際には、例えば、図5に示した2値化像130において、第1の輪郭線132を形成する各輪郭点133から、重心Gまでの距離rが求められる。次に、全ての第1の輪郭点について得られた距離rを平均して、平均距離raveが算出される。さらに、以下の式:

D=2×rave

により、貫通孔120の見かけの直径Dが求められる。
以上、「重心法」により、見かけの直径Dを算出する方法について説明したが、見かけの直径Dは、この他の方法で算出されてもよい。例えば、貫通孔画像125から直接、画像解析技術を用いて、見かけの直径Dを算出してもよい。ただし、「重心法」では、比較的容易な操作で、見かけの直径Dを得ることができる。また、「重心法」では、後述するように、得られた見かけの直径Dとして、実際の貫通孔の第1の開口の直径に近い値が得られ、より直感的な結果を得ることが可能となる。
得られた見かけの直径Dは、対象の貫通孔120の貫通孔番号、対象の貫通孔120の位置情報、および対象の貫通孔120の貫通孔画像125等と対応付けられて保管されてもよい。
(ステップS140)
次に、ステップS130で算出された見かけの直径Dを用いて、度数分布(見かけの直径Dと頻度Iとの関係を示す図)が作成される。
図6には、そのような度数分布の一例を模式的に示す。図6に示すように、通常の場合、見かけの直径Dの度数分布は、分布曲線Qに近似できる。分布曲線Qは、正規分布となる場合が多い。
次に、分布曲線Qにおいて、頻度Iが所定の割合となる位置(I)に水平直線L1を引く。水平直線L1を引く位置、すなわち頻度Iの値は、過去に取得されたクラックの発生頻度、および/または経験などに応じて、適切に設定することができる。
通常の場合、Iの値は、頻度Iの最大値Imaxの0.01%〜0.1%の範囲から選定される。例えば、クラックの発生頻度が比較的低い状況下では、頻度Iが最大値Imaxの0.01となる位置(I=I0.01%)に、水平直線L1を引いてもよい。また、クラックの発生頻度が比較的高い状況下では、例えば、頻度Iが最大値Imaxの0.1%となる位置(I=I0.1%)に、水平直線L1を引いてもよい。あるいは、クラックの発生頻度がそれらの中間の状況にある場合、例えば、頻度Iが最大値Imaxの0.05%となる位置(I=I0.05%)に、水平直線L1を引いてもよい。
図6に示すように、水平直線L1は、分布曲線Qと2点A、Bで交わる。2つの交点A、Bのうち、より右側にある交点Bにおける見かけの直径Dの値を閾値Dとする。
本願発明者らによれば、このような操作によって得られた閾値Dは、クラックを含む貫通孔が含まれ得る領域(図6の斜線で示した領域)と、その他の領域との境界を表す指標として使用できることが確認されている。
ここで、分布曲線の形状によっては、水平直線L1が分布曲線と3点以上で交わる場合がある。
図7には、そのような分布曲線Q'の一例を概略的に示す。
図7に示す例では、分布曲線Q'に対して、頻度Iが所定の割合となる位置(I)に水平直線L2を引いた場合、水平直線L2は、分布曲線Q'とA、B、CおよびDの4点で交わる。
このような場合は、最大値Imaxが得られる見かけの直径D(最頻値D)よりも大きく、最頻値Dに最も接近する交点Bにおける見かけの直径Dの値が、閾値Dとして定められればよい。
(ステップS150)
次に、見かけの直径Dが閾値D以上である各貫通孔を検査対象貫通孔として選定し(図6および図7の斜線部参照)、該検査対象貫通孔においてクラックの有無が評価される。
前述のように、閾値Dは、クラックを含む貫通孔が含まれ得る領域と、その他の領域との境界を表す指標として使用できる。従って、見かけの直径Dが閾値D以上である各貫通孔のみを評価対象としてクラックの有無を検査すれば、実質的に全ての貫通孔について、クラックの検査を実施した場合と同等の結果が得られる。
従って、第1の検査方法では、従来のように貫通孔の全数を検査する必要がなくなり、検査の効率を高めることが可能となる。
なお、前述のように、各貫通孔に対して、貫通孔番号、貫通孔の位置情報、貫通孔画像、および/または見かけの直径Dの値などの情報を、関連付けて保管しておくことが好ましい。この場合、検査対象貫通孔の検査を行う際に、貫通孔番号および/または位置情報に基づいて、検査対象貫通孔の貫通孔画像を容易に抽出することが可能となる。また、これにより、多数の貫通孔画像125の中から、検査の対象となる貫通孔画像を探し出す作業を省略することが可能となり、検査の効率がさらに向上する。
(本発明による検査方法を実施する際に使用され得る装置について)
次に、図8を参照して、前述のような第1の検査方法を実施する際に使用され得る装置の一例について説明する。
図8には、第1の検査方法を実施する際に使用され得る装置(以下、「第1の装置」と称する)の一構成例を模式的に示す。
図8に示すように、第1の装置700は、透明ステージ750、光源755、および撮像装置760を有する。
透明ステージ750は、上部に被検査対象となるガラス基板710を支持する役割を有する。透明ステージ750は、透明である限り、いかなる材料で構成されてもよい。また、透明ステージ750は、撮像装置760に対して、X方向、Y方向、およびZ方向の少なくとも1方向に移動可能であってもよい。
光源755は、透明ステージ750のガラス基板710が配置される側とは反対の側に設置される。光源755は、透明ステージ750に向かって光757を照射する役割を有する。光源755は、例えば、白色蛍光灯であってもよい。
撮像装置760は、透明ステージ750およびガラス基板710を透過した光源755からの光757を受光するとともに、ガラス基板710に形成された貫通孔の画像を撮影する役割を有する。
撮像装置760は、例えばCCDカメラを有してもよい。
撮像装置760は、ガラス基板710に対して、X方向、Y方向、およびZ方向の少なくとも1方向に移動可能であってもよい。
このような第1の装置700を用いて、貫通孔を検査する場合、まず、透明ステージ750上にガラス基板710が配置される。
ガラス基板710は、実質的に第1の表面712から第2の表面714に向かって最大寸法が小さくなる貫通孔を有する。換言すれば、貫通孔は、ガラス基板710の第1の表面712に形成された第1の開口から、ガラス基板710の第2の表面714に形成された第2の開口に向かって、最大寸法が実質的に小さくなるテーパ形状を有する。
ガラス基板710は、第2の表面714が透明ステージ750の側となるように、透明ステージ750上に配置される。その後、透明ステージ750等を移動させることにより、ガラス基板710と光源755および撮像装置760との相対位置が調節される。
次に、光源755からガラス基板710に向かって、光757が照射される。この光757は、透明ステージ750およびガラス基板710を透過して、撮像装置760に入射される。
次に、撮像装置760を用いて、ガラス基板710内の各貫通孔の貫通孔画像が撮影される。この際には、一つの貫通孔の貫通孔画像の撮影が完了する度に、次の対象となる貫通孔の貫通孔画像の撮影のため、透明ステージ750および/または撮像装置760が動かされる。
なお、貫通孔画像は、前述のように、略ドーナツ状の陰影を有する。
次に、取得された各貫通孔画像を用いて、各貫通孔の見かけの直径Dが算出される。見かけの直径Dは、前述の「重心法」のような方法で算出されてもよい。
次に、見かけの直径Dの度数分布が作成される。また、前述のような方法で、閾値Dが求められる。
次に、全ての貫通孔の中から、直径Dが閾値D以上である貫通孔が検査対象貫通孔として選定される。そして、検査対象貫通孔の貫通孔のそれぞれに対して、クラックの有無が評価される。
なお、前述のように、各貫通孔に対して、貫通孔番号、貫通孔の位置情報、貫通孔画像、および/または見かけの直径Dの値などの情報を、関連付けて保管しておくことが好ましい。この場合、検査対象貫通孔の検査を行う際に、貫通孔番号および/または位置情報に基づいて、検査対象貫通孔の貫通孔画像を容易に抽出することが可能となる。また、これにより、多数の貫通孔画像125の中から、検査の対象となる貫通孔画像を探し出す作業を省略することが可能となり、検査の効率がさらに向上する。
以上、図8を参照して、前述の第1の検査方法を実施する際に使用することが可能な第1の装置700について説明した。ただし、第1の装置700は、単なる一例に過ぎず、その他の装置を使用して、第1の検査方法を実施してもよい。
例えば、第1の装置700において、光源755は、ガラス基板710の撮像装置760の側とは反対の側に配置されている。これとは異なり、例えば、光源755は、ガラス基板710の撮像装置760の側と同じ側に配置されてもよい。この場合、透明ステージ750の代わりに反射性ステージを使用することにより、光源755からの光を撮像装置760の方に反射させることができる。
その他の構成を有する装置を使用して、前述の第1の検査方法を実施してもよい。
次に、本発明の実施例について説明する。
ガラス基板にレーザ光照射により複数の貫通孔を形成し、前述の第1の検査方法により、貫通孔のクラックを評価した。
ガラス基板には、厚さが0.3mmの無アルカリガラスを使用した。また、レーザ光源には、波長9.3μmのCOレーザ(50W)を使用した。ガラス基板上のレーザ光の照射領域におけるスポット直径は、約70μmを目標とした。
これにより、ガラス基板には、第1の開口から第2の開口に向かって実質的に直径が減少する略テーパ形状の貫通孔が形成された。貫通孔の第1の開口の直径は、約70μmを目標とし、貫通孔の第2の開口の直径は、約50μmを目標とした。
貫通孔の数は、約3万個とした。
加工後のガラス基板を用いて、前述の第1の検査方法を実施した。
前述の図3には、一例として、3つの貫通孔におけるそれぞれの貫通孔画像を示す。
また、図9には、図3に示した貫通孔画像125a〜125cの2値化像を示す。図9(a)は、図3(a)の貫通孔画像125aの2値化像に対応し、図9(b)は、図3(b)の貫通孔画像125bの2値化像に対応し、図9(c)は、図3(c)の貫通孔画像125cの2値化像に対応している。
各2値化像において、第1の輪郭線(外側の輪郭線)を構成する第1の輪郭点の数は、約100個であり、第2の輪郭線(内側の輪郭線)を構成する第2の輪郭点の数は、約50個である。
次に、各貫通孔に対して得られた2値化像を用いて、前述の「重心法」により、見かけの直径Dを算出した。なお、本実施例では、各貫通孔を、貫通孔番号、貫通孔画像、および見かけの直径Dの各情報と関連付け、データベースとして保管した。
次に、得られた見かけの直径Dを用いて度数分布を作成した。図10には、得られた度数分布を示す。
図10に示すように、見かけの直径Dの度数分布は、実質的に正規分布挙動を示した。なお、最大頻度Imaxは、11266個であった。また、頻度が最大頻度Imaxとなる位置での見かけの直径Dの値、すなわち最頻値Dは、約72μmであった。
次に、図10に示した度数分布において、I=Imax×0.03%(≒3.4個)として、水平直線L3を引き、閾値Dを算定した。
図11には、図10に示した度数分布の拡大図に水平直線L3を描いた状態を示す。図11に示すように、水平直線L3と度数分布の交点Bから、閾値D=約75μmが得られた。
そこで次に、見かけの直径Dが75μm以上の貫通孔を検査対象貫通孔として抽出した。なお、前述のように、各貫通孔に対する貫通孔番号、貫通孔画像、および見かけの直径Dの情報は、データベース化されている。このため、データベースを使用して、(「見かけの直径Dが75μm以上の貫通孔」として)検索を行うことにより、75μm以上の見かけの直径Dを有する貫通孔を、容易に抽出することができた。抽出された検査対象貫通孔の数は、約39個であった。
次に、検査対象貫通孔のそれぞれについて、貫通孔画像を観察し、クラックの有無を評価した。この際にも、データベースを使用することにより、検査対象貫通孔の貫通孔画像を容易に抽出することができた。このため、検査対象貫通孔の貫通孔画像を、効率的に評価することができた。
検査対象貫通孔の貫通孔画像の評価の結果、いくつかの検査対象貫通孔において、クラックが認められた。
表1には、評価結果をまとめて示す。
表1において、上段には、75μm以上の見かけの直径Dの値、中断には、上段の見かけの直径Dを有する貫通孔の存在数、下段には、そのうちのクラックを有する貫通孔の数、がそれぞれ示されている。なお、見かけの直径Dの欄において、検査対象貫通孔が存在しない領域は、省略されている。
表1に示すように、合計9個の検査対象貫通孔において、クラックが認められた。なお、検査対象貫通孔のうち、見かけの直径Dが97μm〜138μmの範囲にある貫通孔には、クラックは認められなかった。その代わり、これらの貫通孔では、開口の近傍に異物が付着していることが認められた。従って、これらの貫通孔における見かけの直径Dが最頻値D(=72μm)から大きく逸脱したのは、異物の影響を受けたためであると予想される。
次に、確認のため、見かけの直径Dが74μm以下の貫通孔についても、それぞれの貫通孔画像を観察し、クラックの有無を評価した。その結果、見かけの直径Dが74μm以下の領域では、クラックを有する貫通孔は、認められなかった。
このように、閾値Dを用いて抽出された検査対象貫通孔を評価することにより、クラックの検査が可能であることが確認された。
(確認試験)
前述のような「重心法」で得られた貫通孔の見かけの直径Dの妥当性を確認するため、以下の確認試験を実施した。
レーザ光照射により、ガラス基板に複数の貫通孔を形成した。貫通孔の数は、100個とし、各貫通孔は、目標として、いずれも直径が等しくなるように形成した。また、同様の方法により、それぞれ100個の貫通孔を有するガラス基板を、合計12枚準備した。
次に、1枚のガラス基板について、100個の貫通孔の第1の開口(直径が大きい方の開口)の寸法を、レーザ顕微鏡により測定し、第1の開口の平均寸法(以下、「第1の開口の実測平均値Pave」という)を求めた。同様の測定を、12枚のガラス基板の全てにおいて実施した。なお、いずれの貫通孔においても、クラック等の欠陥は、認められなかった。
次に、1枚のガラス基板の100個の貫通孔について、前述の「重心法」により、見かけの直径Dを算出した。また、得られた結果を平均し、「見かけの平均直径Dave」を求めた。同様の測定を、12枚のガラス基板の全てにおいて実施した。
このようにして算出された「第1の開口の実測平均値Pave」と、「見かけの平均直径Dave」の相関を調べた。
結果を図12に示す。図12において、横軸は、第1の開口の実測平均値Paveを示しており、縦軸は、見かけの平均直径Daveを示している。
図12から、両者の間には、良好な正の相関が得られていることがわかる。特に、両者の相関は、ほぼy=xの直線で近似できることから、重心法により得られた見かけの直径Dは、実際の貫通孔の第1の開口の寸法とほぼ対応していることが確認された。
本発明は、レーザ光照射によりガラス基板に貫通孔を形成する方法等に利用できる。
110 ガラス基板
112 第1の表面
114 第2の表面
120(120a〜120c) 貫通孔
121 クラック
122 第1の開口
124 第2の開口
125(125a〜125c) 貫通孔画像
127 外周部分
129 内周部分
130 2値化像
132 第1の輪郭線
133 第1の輪郭点
135 第2の輪郭線
136 第2の輪郭点
700 第1の装置
710 ガラス基板
712 第1の表面
714 第2の表面
750 透明ステージ
755 光源
757 光
760 撮像装置

Claims (7)

  1. ガラス基板に形成された複数の貫通孔を検査する方法であって、
    (i)被検査対象となるガラス基板を準備するステップであって、前記ガラス基板は、貫通孔を有し、該貫通孔は、より寸法の大きな第1の開口からより寸法の小さな第2の開口に沿って、略テーパ形状を有するステップと、
    (ii)前記ガラス基板の各貫通孔の画像を取得するステップと、
    (iii)前記画像から、各貫通孔の見かけの直径Dを算出するステップと、
    (iv)前記見かけの直径Dと頻度Iの関係を示す度数分布を作成し、該度数分布の上に、所定の頻度Iを表す水平直線L1を引き、該水平直線L1と前記度数分布との交点のうち、最大頻度Imaxが得られる最頻値Dよりも大きく最頻値Dに最も近い前記直径Dを、閾値Dとして求めるステップであって、前記所定の頻度Iは、最大頻度Imaxの0.01%〜0.1%の範囲から選定されるステップと、
    (v)前記直径Dが前記閾値D以上である各貫通孔を検査対象貫通孔として選定し、該検査対象貫通孔においてクラックの有無を評価するステップと、
    を有する方法。
  2. 前記(ii)のステップにおいて、各貫通孔の画像は、前記第1の開口の側から取得される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記(iii)のステップは、
    (a)前記(ii)のステップで得られた各貫通孔の前記画像から、2値化画像を取得するステップと、
    (b)前記2値化画像から各貫通孔の見かけの直径Dを算出するステップと、
    を有する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記2値化画像は、第1の輪郭点の集合で構成された第1の輪郭線と、第2の輪郭点の集合で構成された第2の輪郭点とを有し、前記第1の輪郭線は、前記第2の輪郭点を取り囲み、
    前記(b)のステップは、
    (c)前記2値化画像において、前記第1の輪郭線で定められた領域の重心Gを算出するステップと、
    (d)前記重心Gから前記第1の輪郭線を構成する各第1の輪郭点までの距離rを平均して、平均値raveを取得するステップと、
    (e)以下の式

    D=rave×2

    から、前記見かけの直径Dを算出するステップと、
    を有する、請求項3に記載の方法。
  5. 前記(v)のステップでは、前記検査対象貫通孔のそれぞれに対応する前記画像を観察することにより、前記検査対象貫通孔のクラックの有無が評価される、請求項1乃至4のいずれか一つに記載の方法。
  6. さらに、前記(v)のステップの前に、
    (vi)各貫通孔を、前記(ii)のステップで取得された前記画像、および前記(iii)のステップで取得された前記見かけの直径Dと関連付けるステップ
    を有し、
    前記(v)のステップでは、前記見かけの直径Dを用いた検索により、各検査対象貫通孔の該当する前記画像が抽出される、請求項1乃至5のいずれか一つに記載の方法。
  7. 前記貫通孔は、レーザ加工によって形成される、請求項1乃至6のいずれか一つに記載の方法。
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