JP6291361B2 - 光アクセスシステム、終端装置、宅内装置及び光アクセス方法 - Google Patents

光アクセスシステム、終端装置、宅内装置及び光アクセス方法 Download PDF

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本発明は、時分割多重光アクセスシステム及び/又は波長多重光アクセスシステムにおいて、経済的な高速・大容量化及び高度化を実現するための技術に関する。
近年、急速な普及を遂げているFiber To The Home(FTTH)サービスを支える光アクセスシステムとして、Passive Optical Network(PON)システムの導入が、世界各国で進められている。
PONシステムは、光ファイバ伝送路中に設置された光スプリッタを介して、収容局に設置された1台の終端装置(OLT:Optical Line Terminal)が、複数の加入者宅に設置された宅内装置(ONU:Optical Network Unit)を収容することで、光ファイバ伝送路、光スプリッタ及びOLTを複数の加入者間で共有し高い経済性を実現した光アクセスシステムである。
現在、日本では、主に1Gb/sの伝送量を有するGE−PON(Gigabit Ethernet−PON)システムが、商用導入されている(Ethernetは登録商標)。また、信号の速度を10倍に高速化した10G−EPON(10 Gigabit−Ethernet PON)システムや、波長多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)技術を適用し40G級の伝送容量を実現するNG−PON2(Next Generation−PON2)システムの、標準化や研究開発が行われている(例えば、非特許文献1を参照。)。
H.Nakamura,K.Taguchi,S.Tamaki,T.Mizuno,Y.Hashizume,T.Yamada,M.Ito,H.Takahashi,S.Kimura,and N.Yoshimoto,"40Gbit/s−class−λ−tunable WDM/TDM−PON using λ−selectable B−Tx and 4 x M cyclic AWG router for flexible photonic aggregation networks," OSA Optics Express,Vol.21,No.1,pp.463−468,January 2013. Cvijetic.N,"OFDM for Next−Generation Optical Access Networks," Journal of lightwave technology,Vol.30,No.4,pp.384−398,2012.
従来技術の光アクセスシステムの構成を図1に示す。従来技術の光アクセスシステムは、GE−PON又は10G−EPON等であり、通信事業者ビル内に設置されるGE−PON OLT1、ユーザ宅内に設置されるONU2−1−1、・・・、2−1−m、2−2−1、・・・、2−2−m、・・・、2−n−1、・・・、2−n−m、光信号を合分波する光スプリッタ、及び伝送路である光ファイバから構成される。
光アクセスシステムは、1台のGE−PON OLT1で多くのユーザを収容することで、高い経済性を実現している。GE−PON OLT1は、動的帯域割り当て(DBA:Dynamic Bandwidh Allocation)技術により、各ONU2からの帯域要求に応じて、上り信号及び下り信号に必要な帯域を公平に割り当てる。
従来技術の上りバースト信号及び下り連続信号のフォーマットを図2及び図3に示す。図2及び図3では、ONU2−1−1、2−2−1、2−n−1のみを示す。各ONU2から送信された上り信号は、光スプリッタで合波された際に衝突しないように、各ONU2からの送信タイミングをGE−PON OLT1により制御されている。各ONU2から送信された上り信号は、伝送距離が異なる各ONU2から送信されており、光強度が異なるバースト信号である。各ONU2へと送信される下り信号は、同一のGE−PON OLT1から送信される際に、光強度が同等な連続信号である。
各ONU2からの上りバースト信号及び各ONU2への下り連続信号は、OOK(OnOff Keying)変調方式のNRZ(Non Return to Zero)信号である。OOK変調方式では、主に光デバイスを制御する電気回路の動作制限から、高い経済性を実現できる伝送速度が10Gb/s程度に制限されてしまう課題があった。
一方で、将来の飛躍的な高速・大容量化及び高度化を実現する光通信方式として、無線技術で応用されているOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)技術や、デジタル信号処理(DSP:Digital Signal Processing)及びコヒーレント技術を組み合わせたデジタルコヒーレント技術等、長距離大容量光通信に応用がされている技術を、PONシステムに適用する検討がされている(例えば、非特許文献2を参照。)。
そして、OFDM−PONやデジタルコヒーレントPONでは、抜本的なシステムの高速・大容量化及び高度化が可能である。しかし、OFDM−PONでは、線幅の狭くかつ発信安定度の高い光源が必要になり、デジタルコヒーレントPONでは、コヒーレント送受信器やデジタル信号処理用のデジタルアナログ変換回路や信号処理計算回路が必要になる。よって、OFDM−PONやデジタルコヒーレントPONでは、構成が複雑でありかつデバイスが高価なため、システムの経済化が難しいといった課題があった。
そこで、前記課題を解決するために、本発明は、時分割多重光アクセスシステム及び/又は波長多重光アクセスシステムにおいて、構成を複雑にせずかつデバイスを高価にせず、経済的な高速・大容量化及び高度化を実現することを目的とする。
上記目的を達成するために、2値より大きい多値のパルス強度変調(PAM:Pulse Amplitude Modulation)方式を用いることにより、上り信号及び/又は下り信号の多値度を向上させることとした。
具体的には、本発明は、終端装置と、複数の宅内装置と、を備える光アクセスシステムであって、前記終端装置は、前記宅内装置へと送信する下り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度変調と、前記宅内装置から受信した上り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度復調と、のうち一方又は両方を行い、前記宅内装置は、前記終端装置から受信した下り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度復調と、前記終端装置へと送信する上り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度変調と、のうち一方又は両方を行うことを特徴とする光アクセスシステムである。
また、本発明は、光アクセスシステムにおいて宅内装置と通信を行う終端装置であって、前記宅内装置へと送信する下り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度変調を行う多値変調部と、前記宅内装置から受信した上り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度復調を行う多値復調部と、のうち一方又は両方を備えることを特徴とする終端装置である。
また、本発明は、光アクセスシステムにおいて終端装置と通信を行う宅内装置であって、前記終端装置から受信した下り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度復調を行う多値復調部と、前記終端装置へと送信する上り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度変調を行う多値変調部と、のうち一方又は両方を備えることを特徴とする宅内装置である。
また、本発明は、終端装置と、複数の宅内装置と、を用いる光アクセス方法であって、前記終端装置が、前記宅内装置へと送信する下り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度変調を行い、前記宅内装置が、前記終端装置から受信した下り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度復調を行う下り信号変復調ステップと、前記宅内装置が、前記終端装置へと送信する上り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度変調を行い、前記終端装置が、前記宅内装置から受信した上り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度復調を行う上り信号変復調ステップと、のうち一方又は両方を行うことを特徴とする光アクセス方法である。
この構成によれば、OOK変調方式より、高速・大容量化及び高度化を図ることができ、OFDM技術やデジタルコヒーレント技術より、経済化を図ることができ、したがって、経済的な高速・大容量化及び高度化を実現することができる。
また、本発明は、前記終端装置は、複数のオンオフ変調の出力を合成することにより、2値より大きい多値のパルス強度変調を行い、前記宅内装置は、複数のオンオフ変調の出力を合成することにより、2値より大きい多値のパルス強度変調を行うことを特徴とする光アクセスシステムである。
この構成によれば、既存のOOK変調方式をベースとして2値より大きい多値のPAM方式を用いるため、既存の光デバイスや電子回路を適用可能となり、したがって、経済的な高速・大容量化及び高度化を実現することができる。
また、本発明は、終端装置と、複数の宅内装置と、を備える光アクセスシステムであって、前記宅内装置は、2値より大きい多値のパルス強度変調に対応可能な多値変調宅内装置と、2値より大きい多値のパルス強度変調に対応しない2値変調宅内装置と、を含み、前記終端装置は、前記多値変調宅内装置へと送信する下り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度変調と、前記多値変調宅内装置から受信した上り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度復調と、のうち一方又は両方を行うとともに、前記2値変調宅内装置へと送信する下り信号に対する、2値のオンオフ変調と、前記2値変調宅内装置から受信した上り信号に対する、2値のオンオフ復調と、を行い、前記多値変調宅内装置は、前記終端装置から受信した下り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度復調と、前記終端装置へと送信する上り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度変調と、のうち一方又は両方を行い、前記2値変調宅内装置は、前記終端装置から受信した下り信号に対する、2値のオンオフ復調と、前記終端装置へと送信する上り信号に対する、2値のオンオフ変調と、を行うことを特徴とする光アクセスシステムである。
この構成によれば、新規の多値変調宅内装置及び既存の2値変調宅内装置を混在して収容することができるとともに、既存の2値変調宅内装置から新規の多値変調宅内装置へのアップグレードやマイグレーションに対応することができる。
また、本発明は、終端装置と、複数の宅内装置と、を備える光アクセスシステムであって、前記宅内装置は、2値より大きい多値のパルス強度変調に対応可能な多値変調宅内装置と、2値より大きい多値のパルス強度変調に対応しない2値変調宅内装置と、を含み、前記終端装置は、前記多値変調宅内装置へと送信する下り信号のデータ部分に対する、2値より大きい多値のパルス強度変調と、前記多値変調宅内装置から受信した上り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度復調と、のうち一方又は両方を行うとともに、前記多値変調宅内装置へと送信する下り信号のヘッダ部分に対する、2値のオンオフ変調と、前記2値変調宅内装置へと送信する下り信号に対する、2値のオンオフ変調と、前記2値変調宅内装置から受信した上り信号に対する、2値のオンオフ復調と、を行い、前記多値変調宅内装置は、前記終端装置から受信した下り信号のデータ部分に対する、2値より大きい多値のパルス強度復調と、前記終端装置へと送信する上り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度変調と、のうち一方又は両方を行うとともに、前記終端装置から受信した下り信号のヘッダ部分に対する、2値のオンオフ復調を行い、前記2値変調宅内装置は、前記終端装置から受信した下り信号に対する、2値のオンオフ復調と、前記終端装置へと送信する上り信号に対する、2値のオンオフ変調と、を行うことを特徴とする光アクセスシステムである。
この構成によれば、2値変調宅内装置は、宛先部分を含むヘッダ部分の2値のOOK変調信号を、品質の劣化や通信エラーを引き起こすことなく認識することができ、多値変調宅内装置は、宛先部分を含むヘッダ部分の2値のOOK変調信号を、多値のうち2値のみを含むPAM信号として認識することができ、したがって、2値変調宅内装置及び多値変調宅内装置は、自己が宛先の下り信号のみを選択して受信することができる。
また、本発明は、前記終端装置は、複数のオンオフ変調の出力を合成することにより、2値より大きい多値のパルス強度変調を行うとともに、複数のオンオフ変調のオンオフを同一状態に同期させて出力を合成することにより、2値のオンオフ変調を行い、前記多値変調宅内装置は、複数のオンオフ変調の出力を合成することにより、2値より大きい多値のパルス強度変調を行うことを特徴とする光アクセスシステムである。
この構成によれば、既存のOOK変調方式をベースとして2値より大きい多値のPAM方式を用いるため、既存の光デバイスや電子回路を適用可能となり、したがって、経済的な高速・大容量化及び高度化を実現することができる。
このように、本発明は、時分割多重光アクセスシステム及び/又は波長多重光アクセスシステムにおいて、構成を複雑にせずかつデバイスを高価にせず、経済的な高速・大容量化及び高度化を実現することができる。
従来技術の光アクセスシステムの構成を示す図である。 従来技術の上りバースト信号のフォーマットを示す図である。 従来技術の下り連続信号のフォーマットを示す図である。 実施形態1の光アクセスシステムの構成を示す図である。 実施形態1の上りバースト信号のフォーマットを示す図である。 実施形態1の下り連続信号のフォーマットを示す図である。 実施形態1のPAM信号対応OLTの構成を示す図である。 実施形態1の下り連続信号の生成方法を示す図である。 実施形態1のPAM信号対応ONUの構成を示す図である。 実施形態2の光アクセスシステムの構成を示す図である。 実施形態2の上りバースト信号のフォーマットを示す図である。 実施形態2の下り連続信号のフォーマットを示す図である。 実施形態2のPAM信号/NRZ信号対応OLTの構成を示す図である。 実施形態2の下り連続信号の生成方法を示す図である。 実施形態2のPAM信号対応ONUの構成を示す図である。 実施形態3の下り連続信号のフレームフォーマットを示す図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施の例であり、本発明は以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
実施形態1の光アクセスシステムの構成を図4に示す。実施形態1の光アクセスシステムは、PAM方式を用いたシステムであり、通信事業者ビル内に設置されるPAM信号対応OLT3、ユーザ宅内に設置されるPAM信号対応ONU4−1−1、・・・、4−1−m、4−2−1、・・・、4−2−m、・・・、4−n−1、・・・、4−n−m、光信号を合分波する光スプリッタ、及び伝送路である光ファイバから構成される。
PAM信号対応OLT3は、各PAM信号対応ONU4へと送信する下り連続信号に対する、2値より大きい多値のPAM変調と、各PAM信号対応ONU4から受信した上りバースト信号に対する、2値より大きい多値のPAM復調と、を行う。
各PAM信号対応ONU4は、PAM信号対応OLT3から受信した下り連続信号に対する、2値より大きい多値のPAM復調と、PAM信号対応OLT3へと送信する上りバースト信号に対する、2値より大きい多値のPAM変調と、を行う。
実施形態1の上りバースト信号及び下り連続信号のフォーマットを図5及び図6に示す。図5及び図6では、PAM信号対応ONU4−1−1、4−2−1、4−n−1のみを示す。いずれの各PAM信号対応ONU4についても、上りバースト信号及び下り連続信号は、光強度を0、1、2、3の4段階で変調したPAM4信号である。
実施形態1のPAM信号対応OLTの構成を図7に示す。PAM信号対応OLT3は、多値変調部31及び多値復調部32から構成される。
多値変調部31は、2つのOOKの出力を合成することにより、各PAM信号対応ONU4へと送信する下り連続信号に対する、2値より大きい多値(ここでは、4値)のPAM変調を行う。多値復調部32は、各PAM信号対応ONU4から受信した上りバースト信号に対する、2値より大きい多値(ここでは、4値)のPAM復調を行う。
多値変調部31は、電気信号生成部311、312、信号生成部制御部313、電気信号合成部314及び光信号生成部315から構成され、図8に示した実施形態1の下り連続信号の生成方法に従って、PAM4信号を生成する。
電気信号生成部311は、“0”レベル又は“1”レベルの電気信号を生成する。電気信号生成部312は、“0”レベル又は“2”レベルの電気信号を生成する。信号生成部制御部313は、電気信号生成部311に対して、“0”レベル又は“1”レベルの電気信号のうち、いずれの電気信号を生成するかを制御し、電気信号生成部312に対して、“0”レベル又は“2”レベルの電気信号のうち、いずれの電気信号を生成するかを制御する。
電気信号合成部314は、電気信号生成部311から、“0”レベル又は“1”レベルの電気信号のうち、いずれかの電気信号を入力され、電気信号生成部312から、“0”レベル又は“2”レベルの電気信号のうち、いずれかの電気信号を入力され、入力されたこれらの電気信号を合成する。光信号生成部315は、電気信号合成部314から、合成された電気信号を入力され、入力された合成電気信号に基づいて、レーザ自体を直接変調するか又は連続光信号を外部変調することで、PAM4信号を生成する。
実施形態1のPAM信号対応ONUの構成を図9に示す。PAM信号対応ONU4は、多値変調部41及び多値復調部42から構成される。
多値変調部41は、2つのOOKの出力を合成することにより、PAM信号対応OLT3へと送信する上りバースト信号に対する、2値より大きい多値(ここでは、4値)のPAM変調を行う。多値復調部42は、PAM信号対応OLT3から受信した下り連続信号に対する、2値より大きい多値(ここでは、4値)のPAM復調を行う。
多値変調部41は、電気信号生成部411、412、信号生成部制御部413、電気信号合成部414及び光信号生成部415から構成され、図8に示した実施形態1の下り連続信号の生成方法と同様に、PAM4信号を生成する。
実施形態1では、OOK変調方式より、高速・大容量化及び高度化を図ることができ、OFDM技術やデジタルコヒーレント技術より、経済化を図ることができ、したがって、経済的な高速・大容量化及び高度化を実現することができる。
そして、実施形態1では、既存のOOK変調方式をベースとして2値より大きい多値のPAM方式を用いるため、既存の光デバイスや電子回路を適用可能となり、したがって、経済的な高速・大容量化及び高度化を実現することができる。
ここで、実施形態1では、上りバースト信号及び下り連続信号の両方に対して、2値より大きい多値のPAM方式を用いている。一方で、変形例として、上りバースト信号及び下り連続信号の一方に対して、2値より大きい多値のPAM方式を用いてもよい。
そして、実施形態1では、4値のPAM方式を用いている。一方で、変形例として、4値より大きい多値のPAM方式を用いてもよい。ここで、2値のPAM方式を用いるときは、“0”レベル又は“1”レベルの電気信号を生成する電気信号生成部、“0”レベル又は“2”レベルの電気信号を生成する電気信号生成部、・・・、“0”レベル又は“2n−1”レベルの電気信号を生成する電気信号生成部を配置すればよい。
さらに、実施形態1では、光スプリッタを用いて、TDM−PONを構成している。一方で、変形例として、AWG(Arrayed Waveguide Grating)を用いて、WDM−PON又はTDM/WDM−PONを構成してもよい。
(実施形態2)
実施形態2の光アクセスシステムの構成を図10に示す。実施形態2の光アクセスシステムは、PAM方式及びOOK変調方式を用いたシステムであり、通信事業者ビル内に設置されるPAM信号/NRZ信号対応OLT5、ユーザ宅内に設置される既存ONU6−1−1、・・・、PAM信号対応ONU6−1−m、PAM信号対応ONU6−2−1、・・・、既存ONU6−2−m、・・・、既存ONU6−n−1、・・・、既存ONU6−n−m、光信号を合分波する光スプリッタ、及び伝送路である光ファイバから構成される。
PAM信号/NRZ信号対応OLT5は、各PAM信号対応ONU6へと送信する下り連続信号に対する、2値より大きい多値のPAM変調と、各PAM信号対応ONU6から受信した上りバースト信号に対する、2値より大きい多値のPAM復調と、を行う。
PAM信号/NRZ信号対応OLT5は、PAM変調及びPAM復調に加えて、各既存ONU6へと送信する下り連続信号に対する、2値のOOK変調と、各既存ONU6から受信した上りバースト信号に対する、2値のOOK復調と、を行う。
各PAM信号対応ONU6は、PAM信号/NRZ信号対応OLT5から受信した下り連続信号に対する、2値より大きい多値のPAM復調と、PAM信号/NRZ信号対応OLT5へと送信する上りバースト信号に対する、2値より大きい多値のPAM変調と、を行う。
各既存ONU6は、PAM信号/NRZ信号対応OLT5から受信した下り連続信号に対する、2値のOOK復調と、PAM信号/NRZ信号対応OLT5へと送信する上りバースト信号に対する、2値のOOK変調と、を行う。
実施形態2の上りバースト信号及び下り連続信号のフォーマットを図11及び図12に示す。図11及び図12では、既存ONU6−1−1、6−2−m及びPAM信号対応ONU6−1−mのみを示す。PAM信号対応ONU6−1−mについては、上りバースト信号及び下り連続信号は、光強度を0、1、2、3の4段階で変調したPAM4信号である。既存ONU6−1−1、6−2−mについては、上りバースト信号及び下り連続信号は、光強度を0、3の2段階で変調したNRZ信号(詳細は、図14を参照。)である。
実施形態2のPAM信号/NRZ信号対応OLTの構成を図13に示す。PAM信号/NRZ信号対応OLT5は、多値・2値変調部51及び多値・2値復調部52から構成される。
多値・2値変調部51は、2つのOOKの出力を合成することにより、各PAM信号対応ONU6へと送信する下り連続信号に対する、2値より大きい多値(ここでは、4値)のPAM変調を行うとともに、2つのOOKのオンオフを同一状態に同期させて出力を合成することにより、各既存ONU6へと送信する下り連続信号に対する、2値のOOK変調を行う。多値・2値復調部52は、各PAM信号対応ONU6から受信した上りバースト信号に対する、2値より大きい多値(ここでは、4値)のPAM復調を行うとともに、各既存ONU6から受信した上りバースト信号に対する、2値のOOK復調を行う。
多値・2値変調部51は、電気信号生成部511、512、信号生成部制御部513、電気信号合成部514及び光信号生成部515から構成され、図14に示した実施形態2の下り連続信号の生成方法に従って、PAM4信号及びNRZ信号を生成する。
電気信号生成部511は、“0”レベル又は“1”レベルの電気信号を生成する。電気信号生成部512は、“0”レベル又は“2”レベルの電気信号を生成する。信号生成部制御部513は、電気信号生成部511に対して、“0”レベル又は“1”レベルの電気信号のうち、いずれの電気信号を生成するかを制御し、電気信号生成部512に対して、“0”レベル又は“2”レベルの電気信号のうち、いずれの電気信号を生成するかを制御する。
電気信号合成部514は、電気信号生成部511から、“0”レベル又は“1”レベルの電気信号のうち、いずれかの電気信号を入力され、電気信号生成部512から、“0”レベル又は“2”レベルの電気信号のうち、いずれかの電気信号を入力され、入力されたこれらの電気信号を合成する。光信号生成部515は、電気信号合成部514から、合成された電気信号を入力され、入力された合成電気信号に基づいて、レーザ自体を直接変調するか又は連続光信号を外部変調することで、PAM4信号及びNRZ信号を生成する。
このように、多値・2値変調部51は、共通の構成を用いて、簡易な構成により、PAM4信号及びNRZ信号を生成することができる。そして、多値・2値変調部51は、NRZ信号のアイ開口を広げるため、NRZ信号の信号対雑音比を高くする。
実施形態2のPAM信号対応ONUの構成を図15に示す。PAM信号対応ONU6は、多値変調部61及び多値復調部62から構成される。
多値変調部61は、2つのOOKの出力を合成することにより、PAM信号/NRZ信号対応OLT5へと送信する上りバースト信号に対する、2値より大きい多値(ここでは、4値)のPAM変調を行う。多値復調部62は、PAM信号/NRZ信号対応OLT5から受信した下り連続信号に対する、2値より大きい多値(ここでは、4値)のPAM復調を行う。
多値変調部61は、電気信号生成部611、612、信号生成部制御部613、電気信号合成部614及び光信号生成部615から構成され、図14に示した実施形態2の下り連続信号の生成方法と同様に、PAM4信号を生成する。
実施形態2では、新規のPAM信号対応ONU6及び既存のONU6を混在して収容することができるとともに、既存のONU6から新規のPAM信号対応ONU6へのアップグレードやマイグレーションに対応することができる。
そして、実施形態2では、既存のOOK変調方式をベースとして2値より大きい多値のPAM方式を用いるため、既存の光デバイスや電子回路を適用可能となり、したがって、経済的な高速・大容量化及び高度化を実現することができる。
ここで、実施形態2では、上りバースト信号及び下り連続信号の両方に対して、2値より大きい多値のPAM方式を用いている。一方で、変形例として、上りバースト信号及び下り連続信号の一方に対して、2値より大きい多値のPAM方式を用いてもよい。
そして、実施形態2では、4値のPAM方式を用いている。一方で、変形例として、4値より大きい多値のPAM方式を用いてもよい。ここで、2値のPAM方式を用いるときは、“0”レベル又は“1”レベルの電気信号を生成する電気信号生成部、“0”レベル又は“2”レベルの電気信号を生成する電気信号生成部、・・・、“0”レベル又は“2n−1”レベルの電気信号を生成する電気信号生成部を配置すればよい。
さらに、実施形態2では、光スプリッタを用いて、TDM−PONを構成している。一方で、変形例として、AWG(Arrayed Waveguide Grating)を用いて、WDM−PON又はTDM/WDM−PONを構成してもよい。
(実施形態3)
実施形態2では、PAM信号対応ONU6及び既存ONU6を混在させるが、実施形態3では、実施形態2に加えて、下り連続信号のフレームフォーマットを定義する。実施形態3の下り連続信号のフレームフォーマットを図16に示す。
各PAM信号対応ONU6及び各既存ONU6は、下り連続信号を全て受信する、つまり、自装置が宛先の下り信号を受信するのみならず、他装置が宛先の下り信号を受信してしまうため、宛先部分を含むヘッダ部分を識別することにより、他装置が宛先の下り信号全てを破棄したうえで、自装置が宛先の下り信号のみを選択して受信する。
ここで、実施形態2では、各既存ONU6が宛先のヘッダ部分は、OOK変調方式で変調されており、各PAM信号対応ONU6が宛先のヘッダ部分は、PAM方式で変調されている。すると、各既存ONU6は、各PAM信号対応ONU6が宛先のヘッダ部分を識別する際に、PAM方式で変調されている信号を、“0”レベル及び“1”レベルが時間的に変化する擬似的なOOK変調方式で変調されている信号として認識するため、信号品質の劣化や通信エラーを引き起こしてしまう恐れがある。
そこで、実施形態3では、各既存ONU6が宛先のヘッダ部分は、OOK変調方式で変調されており、各PAM信号対応ONU6が宛先のヘッダ部分も、OOK変調方式で変調されている。すると、各PAM信号対応ONU6は、各既存ONU6が宛先のヘッダ部分を識別する際に、OOK変調方式で変調されている信号を、“0”レベルから“3”レベルまでのうち“0”レベル及び“3”レベルのみを含むPAM方式で変調されている信号として認識するため、信号品質の劣化や通信エラーを引き起こしてしまう恐れがない。
なお、各既存ONU6が宛先のユーザデータ部分は、OOK変調方式で変調されており、各PAM信号対応ONU6が宛先のユーザデータ部分は、PAM方式で変調されている。つまり、ヘッダ部分を正しく認識することができれば、不必要なユーザデータ部分全てを破棄することができ、必要なユーザデータ部分のみを選択して受信することができる。
PAM信号/NRZ信号対応OLT5は、各PAM信号対応ONU6へと送信する下り連続信号のデータ部分に対する、2値より大きい多値のPAM変調と、各PAM信号対応ONU6から受信した上りバースト信号に対する、2値より大きい多値のPAM復調と、を行う。
PAM信号/NRZ信号対応OLT5は、PAM変調及びPAM復調に加えて、各PAM信号対応ONU6へと送信する下り連続信号のヘッダ部分に対する、2値のOOK変調と、各既存ONU6へと送信する下り連続信号に対する、2値のOOK変調と、各既存ONU6から受信した上りバースト信号に対する、2値のOOK復調と、を行う。
各PAM信号対応ONU6は、PAM信号/NRZ信号対応OLT5から受信した下り連続信号のデータ部分に対する、2値より大きい多値のPAM復調と、PAM信号/NRZ信号対応OLT5へと送信する上りバースト信号に対する、2値より大きい多値のPAM変調と、を行う。
各PAM信号対応ONU6は、PAM復調及びPAM変調に加えて、PAM信号/NRZ信号対応OLT5から受信した下り連続信号のヘッダ部分に対する、2値のOOK復調を行う。
各既存ONU6は、PAM信号/NRZ信号対応OLT5から受信した下り連続信号に対する、2値のOOK復調と、PAM信号/NRZ信号対応OLT5へと送信する上りバースト信号に対する、2値のOOK変調と、を行う。
多値・2値変調部51は、2つのOOKの出力を合成することにより、各PAM信号対応ONU6へと送信する下り連続信号のデータ部分に対する、2値より大きい多値(ここでは、4値)のPAM変調を行うとともに、2つのOOKのオンオフを同一状態に同期させて出力を合成することにより、各PAM信号対応ONU6へと送信する下り連続信号のヘッダ部分に対する、2値のOOK変調と、各既存ONU6へと送信する下り連続信号に対する、2値のOOK変調と、を行う。多値・2値復調部52は、各PAM信号対応ONU6から受信した上りバースト信号に対する、2値より大きい多値(ここでは、4値)のPAM復調を行うとともに、各既存ONU6から受信した上りバースト信号に対する、2値のOOK復調を行う。
多値変調部61は、2つのOOKの出力を合成することにより、PAM信号/NRZ信号対応OLT5へと送信する上りバースト信号に対する、2値より大きい多値(ここでは、4値)のPAM変調を行う。多値復調部62は、PAM信号/NRZ信号対応OLT5から受信した下り連続信号のデータ部分に対する、2値より大きい多値(ここでは、4値)のPAM復調を行うとともに、PAM信号/NRZ信号対応OLT5から受信した下り連続信号のヘッダ部分に対する、2値のOOK復調を行う。
実施形態3では、各既存ONU6は、宛先部分を含むヘッダ部分の2値のOOK変調信号を、品質の劣化や通信エラーを引き起こすことなく認識することができ、各PAM信号対応ONU6は、宛先部分を含むヘッダ部分の2値のOOK変調信号を、多値のうち2値のみを含むPAM信号として認識することができ、したがって、各既存ONU6及び各PAM信号対応ONU6は、自己が宛先の下り信号のみを選択して受信することができる。
そして、実施形態3では、既存のOOK変調方式をベースとして2値より大きい多値のPAM方式を用いるため、既存の光デバイスや電子回路を適用可能となり、したがって、経済的な高速・大容量化及び高度化を実現することができる。
本発明の光アクセスシステム、終端装置、宅内装置及び光アクセス方法は、時分割多重光アクセスシステム及び/又は波長多重光アクセスシステムにおいて、経済的な高速・大容量化及び高度化を実現することができ、新規の多値変調宅内装置及び既存の2値変調宅内装置を混在して収容することができ、既存の2値変調宅内装置から新規の多値変調宅内装置へのアップグレードやマイグレーションに対応することができる。
1:GE−PON OLT
2−1−1、2−1−m、2−2−1、2−2−m、2−n−1、2−n−m:ONU
3:PAM信号対応OLT
4、4−1−1、4−1−m、4−2−1、4−2−m、4−n−1、4−n−m:PAM信号対応ONU
5:PAM信号/NRZ信号対応OLT
6、6−1−m、6−2−1:PAM信号対応ONU
6−1−1、6−2−m、6−n−1、6−n−m:既存ONU
31:多値変調部
32:多値復調部
41:多値変調部
42:多値復調部
51:多値・2値変調部
52:多値・2値復調部
61:多値変調部
62:多値復調部
311、312:電気信号生成部
313:信号生成部制御部
314:電気信号合成部
315:光信号生成部
411、412:電気信号生成部
413:信号生成部制御部
414:電気信号合成部
415:光信号生成部
511、512:電気信号生成部
513:信号生成部制御部
514:電気信号合成部
515:光信号生成部
611、612:電気信号生成部
613:信号生成部制御部
614:電気信号合成部
615:光信号生成部

Claims (2)

  1. 終端装置と、複数の宅内装置と、を備える光アクセスシステムであって、
    前記宅内装置は、2値より大きい多値のパルス強度変調に対応可能な多値変調宅内装置と、2値より大きい多値のパルス強度変調に対応しない2値変調宅内装置と、を含み、
    前記終端装置は、前記多値変調宅内装置へと送信する下り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度変調と、前記多値変調宅内装置から受信した上り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度復調と、のうち一方又は両方を行うとともに、前記2値変調宅内装置へと送信する下り信号に対する、2値のオンオフ変調と、前記2値変調宅内装置から受信した上り信号に対する、2値のオンオフ復調と、を行い、
    前記多値変調宅内装置は、前記終端装置から受信した下り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度復調と、前記終端装置へと送信する上り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度変調と、のうち一方又は両方を行い、
    前記2値変調宅内装置は、前記終端装置から受信した下り信号に対する、2値のオンオフ復調と、前記終端装置へと送信する上り信号に対する、2値のオンオフ変調と、を行っており、
    前記終端装置は、複数のオンオフ変調の出力を合成することにより、2値より大きい多値のパルス強度変調を行うとともに、複数のオンオフ変調のオンオフを同一状態に同期させて出力を合成することにより、2値のオンオフ変調を行い、
    前記多値変調宅内装置は、複数のオンオフ変調の出力を合成することにより、2値より大きい多値のパルス強度変調を行う
    ことを特徴とする光アクセスシステム。
  2. 終端装置と、複数の宅内装置と、を備える光アクセスシステムであって、
    前記宅内装置は、2値より大きい多値のパルス強度変調に対応可能な多値変調宅内装置と、2値より大きい多値のパルス強度変調に対応しない2値変調宅内装置と、を含み、
    前記終端装置は、前記多値変調宅内装置へと送信する下り信号のデータ部分に対する、
    2値より大きい多値のパルス強度変調と、前記多値変調宅内装置から受信した上り信号に対する、2値より大きい多値のパルス強度復調と、のうち一方又は両方を行うとともに、
    前記多値変調宅内装置へと送信する下り信号のヘッダ部分に対する、2値のオンオフ変調と、前記2値変調宅内装置へと送信する下り信号に対する、2値のオンオフ変調と、前記2値変調宅内装置から受信した上り信号に対する、2値のオンオフ復調と、を行い、
    前記多値変調宅内装置は、前記終端装置から受信した下り信号のデータ部分に対する、
    2値より大きい多値のパルス強度復調と、前記終端装置へと送信する上り信号に対する、
    2値より大きい多値のパルス強度変調と、のうち一方又は両方を行うとともに、前記終端装置から受信した下り信号のヘッダ部分に対する、2値のオンオフ復調を行い、
    前記2値変調宅内装置は、前記終端装置から受信した下り信号に対する、2値のオンオフ復調と、前記終端装置へと送信する上り信号に対する、2値のオンオフ変調と、を行っており、
    前記終端装置は、複数のオンオフ変調の出力を合成することにより、2値より大きい多値のパルス強度変調を行うとともに、複数のオンオフ変調のオンオフを同一状態に同期させて出力を合成することにより、2値のオンオフ変調を行い、
    前記多値変調宅内装置は、複数のオンオフ変調の出力を合成することにより、2値より大きい多値のパルス強度変調を行う
    ことを特徴とする光アクセスシステム。
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