JP6290016B2 - 基板液処理装置、基板液処理方法及び記憶媒体 - Google Patents

基板液処理装置、基板液処理方法及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、二酸化炭素を溶け込ませた純水(以下「CO溶解水」と呼ぶ)を用いて基板にリンス処理等の所定の液処理を行う基板液処理装置において、CO溶解水中に含まれる酸素等の好ましくない溶存ガスを除去する技術に関する。
半導体装置の製造工程において、基板例えば半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」と呼ぶ)には様々な薬液処理が施される。薬液処理の終了後、ウエハに純水リンス処理が施され、その後ウエハが乾燥される。ウエハ上に既に形成されているデバイスの帯電による静電破壊が問題となるような場合には、リンス液として、純水(DIW)に二酸化炭素(CO)ガスをバブリングすることにより生成された純水よりも比抵抗が低いCO溶解水が用いられる(例えば特許文献1を参照)。
CO溶解水を生成するためには、比較的高純度のCOガスが用いられるが、高純度COガス中にも、いくらかの量の酸素(O)ガスが不可避的に含まれている。
リンス処理及び乾燥処理においてウエハに生じ得る欠陥の一つにウオーターマークがある。ウオーターマークの発生条件はシリコン(Si)と、酸素(O)と水(HO)の共存であるので、リンス液中の溶存酸素濃度が高くなると、ウオーターマークの発生リスクも高まる。
特開平11−128704号公報
本発明は、デバイスの静電破壊の防止とウエハ上のウオーターマーク発生の防止とを両立させることができる技術を提供することを目的としている。
本発明の好適な一実施形態によれば、基板に液処理を施す基板処理部と、純水供給源から、前記基板処理部に純水を供給する純水ラインと、前記純水ラインに設けられ、前記純水ラインを流れる純水に二酸化炭素ガスを注入して、純水に二酸化炭素ガスを溶け込ませる二酸化炭素ガス溶解部と、前記純水ラインに設けられ、前記純水ラインを流れる純水に不活性ガスを注入して、前記純水ラインを流れる純水中に不活性ガスの気泡が存在するようにする不活性ガス溶解部と、前記純水ラインにおいて、不活性ガス溶解部の下流側に設けられ、前記純水ラインを流れる純水から気泡を除去する気泡除去部と、を備えた基板液処理装置が提供される。
本発明の他の好適な一実施形態によれば、二酸化炭素を溶け込ませた純水により基板に所定の液処理を施す基板液処理方法であって、純水に二酸化炭素ガスを注入して、純水に二酸化炭素ガスを溶け込ませることと、純水に不活性ガスを注入して、二酸化炭素ガスを溶け込ませた純水中に不活性ガスの気泡が存在するようにして、これにより二酸化炭素ガスを溶け込ませた後の純水中に溶存する酸素ガスを前記不活性ガスの気泡中に移動させることと、酸素ガスを含む不活性ガスの気泡を前記純水中から除去することと、二酸化炭素が溶け込み、かつ酸素ガスが除去された純水を基板に供給して基板を処理することと、を備えた基板液処理方法が提供される。
本発明の更に他の好適な一実施形態によれば、基板液処理装置の動作を制御するコンピュータからなる制御装置により実行可能なプログラムを記憶する記憶媒体であって、前記プログラムが前記コンピュータにより実行されると、前記制御装置が、前記基板液処理装置に上記基板液処理方法を実行させる記憶媒体が提供される。
本発明によれば、デバイスの静電破壊の防止とウエハ上のウオーターマーク発生の防止とを両立させることができる。
本発明による基板液処理装置の一実施形態に係る基板処理システムの概略構成を示す平面図である。 処理ユニット16の概略構成を示す縦断面図である。 処理流体供給源の構成を示す配管系統図である。 二酸化炭素ガス溶解モジュール及び不活性ガス溶解モジュールの概略構成を示す縦断面図である。 処理流体供給源の作用を説明するためのフローチャートである。 処理流体供給源の別の構成を示す配管系統図である。
以下に図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。まず最初に、基板液処理装置の一実施形態に係る基板処理システムの全体構成について説明する。
図1は、本実施形態に係る基板処理システムの概略構成を示す図である。以下では、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。
図1に示すように、基板処理システム1は、搬入出ステーション2と、処理ステーション3とを備える。搬入出ステーション2と処理ステーション3とは隣接して設けられる。
搬入出ステーション2は、キャリア載置部11と、搬送部12とを備える。キャリア載置部11には、複数枚のウエハWを水平状態で収容する複数のキャリアCが載置される。
搬送部12は、キャリア載置部11に隣接して設けられ、内部に基板搬送装置13と、受渡部14とを備える。基板搬送装置13は、ウエハWを保持する基板保持機構を備える。また、基板搬送装置13は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、基板保持機構を用いてキャリアCと受渡部14との間でウエハWの搬送を行う。
処理ステーション3は、搬送部12に隣接して設けられる。処理ステーション3は、搬送部15と、複数の処理ユニット16とを備える。複数の処理ユニット16は、搬送部15の両側に並べて設けられる。
搬送部15は、内部に基板搬送装置17を備える。基板搬送装置17は、ウエハWを保持する基板保持機構を備える。また、基板搬送装置17は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、基板保持機構を用いて受渡部14と処理ユニット16との間でウエハWの搬送を行う。
処理ユニット16は、基板搬送装置17によって搬送されるウエハWに対して所定の基板処理を行う。
また、基板処理システム1は、制御装置4を備える。制御装置4は、たとえばコンピュータであり、制御部18と記憶部19とを備える。記憶部19には、基板処理システム1において実行される各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部18は、記憶部19に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって基板処理システム1の動作を制御する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御装置4の記憶部19にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
上記のように構成された基板処理システム1では、まず、搬入出ステーション2の基板搬送装置13が、キャリア載置部11に載置されたキャリアCからウエハWを取り出し、取り出したウエハWを受渡部14に載置する。受渡部14に載置されたウエハWは、処理ステーション3の基板搬送装置17によって受渡部14から取り出されて、処理ユニット16へ搬入される。
処理ユニット16へ搬入されたウエハWは、処理ユニット16によって処理された後、基板搬送装置17によって処理ユニット16から搬出されて、受渡部14に載置される。そして、受渡部14に載置された処理済のウエハWは、基板搬送装置13によってキャリア載置部11のキャリアCへ戻される。
次に、処理ユニット16の概略構成について図2を参照して説明する。図2は、処理ユニット16の概略構成を示す図である。
図2に示すように、処理ユニット16は、チャンバ20と、基板保持機構30と、処理流体供給部40と、回収カップ50とを備える。
チャンバ20は、基板保持機構30と処理流体供給部40と回収カップ50とを収容する。チャンバ20の天井部には、FFU(Fan Filter Unit)21が設けられる。FFU21は、チャンバ20内にダウンフローを形成する。
基板保持機構30は、保持部31と、支柱部32と、駆動部33とを備える。保持部31は、ウエハWを水平に保持する。支柱部32は、鉛直方向に延在する部材であり、基端部が駆動部33によって回転可能に支持され、先端部において保持部31を水平に支持する。駆動部33は、支柱部32を鉛直軸まわりに回転させる。かかる基板保持機構30は、駆動部33を用いて支柱部32を回転させることによって支柱部32に支持された保持部31を回転させ、これにより、保持部31に保持されたウエハWを回転させる。
処理流体供給部40は、ウエハWに対して処理流体を供給する。処理流体供給部40は、処理流体供給源70に接続される。
回収カップ50は、保持部31を取り囲むように配置され、保持部31の回転によってウエハWから飛散する処理液を捕集する。回収カップ50の底部には、排液口51が形成されており、回収カップ50によって捕集された処理液は、かかる排液口51から処理ユニット16の外部へ排出される。また、回収カップ50の底部には、FFU21から供給される気体を処理ユニット16の外部へ排出する排気口52が形成される。
次に、図3を参照して、処理流体供給源70について説明する。各処理ユニット16では、各1枚のウエハWに対して施される処理に必要な種類の処理流体が処理流体供給部40から供給される。例えば、処理流体供給部40は、ウエハWに処理流体(処理液)としての薬液を供給する薬液ノズルと、処理流体(処理液)としてのリンス液を供給するリンスノズルとを含んでいる。この場合、処理流体供給源70は、薬液供給源と、リンス液供給源とを含む。以下においては、リンス液として二酸化炭素ガスを溶け込ませた純水、すなわち、CO溶解水が用いられる場合における、リンス液供給源及びそれに関連する機器のみについて説明するものとする。
処理流体供給源70は、純水(DIW)供給源702に接続された純水ライン704を有している。純水(DIW)供給源702は、この基板処理システムが設置される半導体装置製造工場により提供されるものである。
純水ライン704は、分岐点706で2つの分岐ラインすなわち第1分岐純水ライン704A及び第2分岐純水ライン704Bに分岐し、これら第1及び第2分岐純水ライン704A,704Bは、合流点710で再び1つの純水ライン704に合流する。
第1分岐純水ライン704Aには、第1流量調整弁712が介設されている。第2分岐純水ライン704Bには、上流側から順に第2流量調整弁714及び二酸化炭素ガス溶解モジュール716が介設されている。第1流量調整弁712及び第2流量調整弁714は、第1分岐純水ラインと第2分岐純水ラインを流れる純水の分配比を決定するものである。二酸化炭素ガス溶解モジュール716には、二酸化炭素ガス供給ライン716bを介して、二酸化炭素ガス供給源716aから二酸化炭素ガスが供給される。二酸化炭素ガス供給ライン716bには、上流側から順に、定圧弁716c、開閉弁716d、可変絞り弁716eが設けられており、二酸化炭素ガス溶解モジュール716に所望の圧力で二酸化炭素ガスを供給することができる。定圧弁716c、開閉弁716d及び可変絞り弁716eは二酸化炭素ガス供給機構を構成する。
合流点710の下流側の純水ライン704には、上流側から順に、不活性ガス溶解モジュール718と、フィルタ720とが介設されている。
フィルタ720は、純水ライン704を流れる純水(CO溶解水)に含まれるパーティクルを除去する。フィルタ720にはガス抜きライン720aが接続されており、ガス抜きライン720aを介して純水ライン704を流れる純水(CO溶解水)に含まれる気泡を除去することができる。通常、パーティクル除去用のフィルタにはこのようなガス抜き機能が設けられており、本実施形態では、後述するようにガス抜き機能を脱酸素ガス処理に利用している。
フィルタ720の下流側の純水ライン704には、純水の比抵抗を測定するための導電率計722と、純水中の溶存酸素量を測定するための溶存酸素濃度計724が設けられている。
不活性ガス溶解モジュール718には、不活性ガス供給ライン718bを介して、不活性ガス供給源718aから不活性ガス、本例では窒素ガスが供給される。不活性ガス供給ライン718bには、上流側から順に、定圧弁718c、開閉弁718d、可変絞り弁718eが設けられており、不活性ガス溶解モジュール718に所望の圧力で窒素ガスを供給することができる。定圧弁718c、開閉弁718d及び可変絞り弁718eは不活性ガス供給機構を構成する。
純水ライン704の下流側部分には、複数の分岐供給ライン726が接続されており、各分岐供給ライン726に前述した処理ユニット16の一つが接続されている。各分岐供給ライン726には開閉弁726aが介設されており、必要に応じて各処理ユニット16にCO溶解水が供給される。各分岐供給ライン726には流量制御装置726bも介設されている。流量制御装置726bとしては、例えば、定圧弁と、その下流側にある可変絞り(例えばニードル弁)により構成することができる。この場合、処理ユニット16に供給すべきCO溶解水の流量に応じて可変絞りの開度を調整するとともに、定圧弁により可変絞りの一次側圧力を予め定められた値に維持することにより、純水ライン704の圧力変動に関わらず、処理ユニット16に所望の供給流量でCO溶解水を供給することができる。
純水ライン704の下流端には、開閉弁730を介してドレンライン728が接続されている。
次に、図4を参照して二酸化炭素ガス溶解モジュール716について説明する。二酸化炭素ガス溶解モジュール716は、ハウジング7161と、ハウジング7161内に設けられた中空糸膜モジュール7162を有している。中空糸膜モジュール7162は多数の中空糸膜7163を有している。ハウジング7161には、液供給口7164、液吐出口7165、二酸化炭素ガス供給口7166及び二酸化炭素ガス排出口7167が設けられている。二酸化炭素ガス排出口7167は通常は閉塞されており、メンテナンス時等においてハウジング7161内のガスをパージするときなどに開かれる。
二酸化炭素ガス溶解モジュール716の作用について説明する。液供給口7164から供給された純水(DIW)は、中空糸膜モジュール7162の各中空糸膜7163内部の液体流路(図示せず)の中を流れる。二酸化炭素ガス供給口7166から供給された加圧された二酸化炭素ガスが中空糸膜7163の外側の空間を満たすと、二酸化炭素ガスは中空糸膜7163の壁体の微細孔を通過して中空糸膜7163の内部の液体流路に侵入する。液体流路内に侵入した二酸化炭素ガスは液体流路内を流れる純水中に直ちに溶け込み、これによりCO溶解水が生成される。CO溶解水は、液吐出口7165から純水ライン704(図3参照)に向かって流出する。
不活性ガス溶解モジュール718は二酸化炭素ガス溶解モジュール716と実質的に同じ構造を有しおり、不活性ガス溶解モジュール718の構成及び作用も図4を参照して理解することができる。すなわち、不活性ガス溶解モジュール718は、ハウジング7181と、多数の中空糸膜7183を有する中空糸膜モジュール7182と、液供給口7184と、液吐出口7185と、不活性ガス供給口7186と、不活性ガス排出口7187とを有している。加圧された窒素ガス等の不活性ガスを不活性ガス供給口7186から供給することにより、不活性ガスは中空糸膜7183の壁体の微細孔を通過して中空糸膜7183の内部の液体流路に侵入する。十分に多くの量の不活性ガスが液体流路内に供給されると、不活性ガスの一部は液体流路内を流れる純水(ここではCO溶解水)中に溶け込むが、純水に溶け込むことができない残余の部分は気泡(バブル)の形態で純水中に存在するようになる。
窒素ガスバブル内の酸素ガス分圧はゼロであるので、この窒素ガスバブルと接しているCO溶解水中に溶け込んでいる酸素ガスが窒素ガスバブル内に移動する。窒素ガスバブル内に取り込まれた酸素ガスは、バブルを形成している窒素ガスと一緒に、フィルタ720まで流れ、ガス抜きライン720aから外部に放出される。
なお、CO溶解水中に溶け込んでいる二酸化炭素ガスも同様にして窒素ガスバブル内に取り込まれてガス抜きライン720aから排出されるため、CO溶解水中の二酸化炭素濃度も低くなる。しかしながら、純水に対する二酸化炭素ガスの飽和溶解量は酸素ガスの10〜20倍程度高いため(0〜60℃の温度範囲内で)、CO溶解水中の酸素濃度を問題の無い程度のレベルまで低下させつつ必要な導電率を得るために必要な二酸化炭素濃度を確保することが可能である。
CO溶解水中に注入する不活性ガスとして、窒素ガスに代えて、他の不活性ガス、例えばヘリウムガス、アルゴンガスなどを用いることもできる。使用する不活性ガスとしては、純水に対する飽和溶解量がより小さい(気体分圧が低い)ものがより好ましい。上記のガスのうちでは、純水に対する飽和溶解量は、ヘリウムガスが最も小さく、窒素ガス、アルゴンガスの順に大きくなる(0〜60℃の温度範囲内で)。従って、脱酸素ガス性能を考慮するとヘリウムガスを用いることが最も好ましい。しかしながら、窒素ガスは半導体製造工場で最も一般的に用いられている不活性ガスであり、かつ、他のガスと比較して廉価であるので、実用上は窒素ガスを用いることが最も好ましいものと考えられる。
二酸化炭素ガス溶解モジュール716は上述した構成のものに限定されるものではなく、純水中に二酸化炭素を溶け込ませることができるのであれば、任意のものを用いることができる。また、不活性ガス溶解モジュール718は、上述した構成のものに限定されるものではなく、純水中に不活性ガスの気泡(バブル)が存在する状態にし得るのであれば、任意のものを用いることができる。上述した構成では、内部灌流方式の溶解モジュールを用いたが、例えば外部灌流方式の溶解モジュールを用いてもよい。
次に、処理流体供給源70の動作について、図5のフローチャートも参照して説明する。なお、下記の処理流体供給源70の動作も、記憶部19に記憶されたプログラム(プロセスレシピ、制御プログラム等)に基づき制御装置4により制御されている。
基板処理システム1のウエハ処理運転開始に先立ち、試験運転が行われ、所望の導電率を有するCO溶解水を生成する。最初に、開閉弁726aは全て閉じられ、開閉弁730は開いており、純水はドレンライン728に排出されている状態にしておく。この状態で、オペレーターが、第2流量調整弁714の開度を調整することで、所望の導電率を有するCO溶解水を生成する。このとき第1流量調整弁は、固定の開度に保たれている。
なお、CO溶解水の生成及び供給の開始時点から不活性ガス溶解モジュール718によるCO溶解水への窒素ガスの注入を行うか否かは、ケースバイケースであり、例えば、二酸化炭素供給源716aから供給される二酸化炭素ガスの純度(二酸化炭素ガス中に含まれる酸素ガス濃度)、要求されるCO溶解水中の溶存酸素濃度等に応じて、事前に(例えば試験運転時に)決定することができる。CO溶解水の生成の開始時点から溶存酸素濃度が閾値を超えることが予想される場合は、CO溶解水への窒素ガスの注入を行う。
次に、溶存酸素濃度計724により純水ライン704を流れるCO溶解水中に含まれる溶存酸素濃度(DO値)が測定され(ステップS2)、この測定されたDO値が閾値以下か否かが判断される(ステップS3)。閾値を超えている場合には(ステップS3のNO)、不活性ガス溶解モジュール718によるCO溶解水への窒素ガスの注入を開始するか(その時点で窒素ガスの注入が行われていない場合)、不活性ガス溶解モジュール718による窒素ガスの注入量を増やす(その時点で窒素ガスの注入が行われている場合)(ステップS4)。
ステップS4、S2及びS3は、DO値が閾値以下になるまで繰り返し実行される。勿論、最初に測定されたDO値が閾値以下であるなら、ステップS4は実行されない。
なお、CO溶解水が純水ライン704を流れている間、ステップS2,S3,S4を常時実行してもよい。言い換えれば、常時検出されているDO値の閾値(または目標値)に対する偏差に応じて窒素ガスの注入量の調整を行うフィードバック制御が常時実行されていてもよい。
この測定されたDO値が閾値以下(ステップS3のYES)となった場合、導電率計722により、純水ライン704を流れるCO溶解水の導電率、すなわち比抵抗が測定され(ステップS5)、この測定された比抵抗が所定範囲内にあるか否かが判断される(ステップS6)。
前述したように、例えばステップS4において窒素ガスの注入を開始するか注入量を増やした場合には、溶存酸素濃度だけでなく溶存二酸化炭素濃度も減少して、その結果、CO溶解水の比抵抗が上昇するおそれがある。ステップS6において、比抵抗が予め決められた範囲内に無い場合には、第1流量調整弁712の開度を調節し、第1分岐純水ライン704Aから合流点710に流入する二酸化炭素ガスが注入された純水と第2分岐純水ライン704Bから合流点710に流入する二酸化炭素ガスが注入されていない純水との分配比を変更することにより、比抵抗の調整を行う(ステップS7)。
ステップS7では、第2分岐純水ライン704Bの第2流量調整弁714の開度を固定して、第1分岐純水ライン704Aの第1流量調整弁712の開度を絞り、第1分岐純水ライン704A及び第2分岐純水ライン704Bの流量比を操作することにより、合流点710より下流側を流れるCO溶解水の比抵抗を下げるように調整する。但し、比抵抗を低下させるために、二酸化炭素ガス溶解モジュール716に供給する二酸化炭素ガスの供給条件(圧力等)を変化させることにより、純水中への二酸化炭素ガスの溶解量を増加させると、二酸化炭素ガスとともに酸素ガスも溶解量も増加してしまいDO値が閾値を超えてしまうため行わない方がよい。
CO溶解水をリンス液として用いる場合には、比抵抗が所定の閾値以下であるか否かを確認すればよい場合が多いが、CO溶解水(酸性)による腐食が問題となるデバイス構成要素がウエハW上に形成されている場合には、比抵抗が所定の下限値以上であること(すなわちCO溶解水のpHが低すぎないこと)を確認し、必要に応じて比抵抗を上昇させる(二酸化炭素ガスが注入されていない純水の流量比を高める)ようにしてもよい。
ステップS7、S5及びS6は、比抵抗が所定の閾値以下になるまで繰り返し実行される。この測定された比抵抗が閾値以下(ステップS6のYES)となった場合、CO溶解水によりウエハWのリンス処理を行うことが可能となる(ステップS8)。その後、開閉弁730が閉じられ、ウエハが基板処理部に搬送されウエハに対して液処理が行われる。処理スケジュールに応じて開閉弁726aが開かれて処理ユニット16でCO溶解水によるリンス処理が行われる。
開いた開閉弁の726aの数に応じて純水ライン704を流れるCO溶解水の量は変動するが、第1分岐純水ライン704Aと第2分岐純水ラインとを流れる純水の分配比は常に一定である。したがって所定の比抵抗を維持することができる。
なお、CO溶解水が純水ライン704を流れている間、ステップS5,S6,S7を常時実行してもよい。言い換えれば、常時検出されている比抵抗値の閾値(または目標値)に対する偏差に応じて第1分岐純水ライン704A及び第2分岐純水ライン704Bの流量比を操作するフィードバック制御が常時実行されていてもよい。この場合、ステップS2,S3,S4も常時実行することが好ましい。
ステップS2〜S7は、ウエハの処理が可能となった(ステップS8)後においても、定期的に、あるいは常時(前述したフィードバック制御)行うことができる。
上記実施形態によれば、純水に二酸化炭素ガスを溶け込ませることにより純水に溶け込む酸素ガスを不活性ガスにより除去することができるため、CO溶解水中の溶存酸素量を低く抑えることができる。このため、例えば、純水ライン704を流れるCO溶解水の量の変動により、溶存酸素量が増加したとしても、低比抵抗かつ低溶存酸素濃度のCO溶解水を用いて基板の処理を行うことができ、例えばデバイスの静電破壊の防止とウエハのウオーターマーク発生の防止とを両立させることができる。
また、上記実施形態によれば、CO溶解水に酸素ガス以外の不要且つ有害なガスが溶け込んでいた場合にも、それを除去することができる。
なお、上記実施形態では、純水中への不活性ガスの注入(バブリング)は、純水に二酸化炭素ガスを注入した後に行っているが、これに限定されるものではなく、純水に二酸化炭素ガスを注入する前または同時に行ってもよい。すなわち、純水に二酸化炭素ガスを注入する前に不活性ガスの注入を行ったとしても、二酸化炭素が溶け込んでいる純水中に不活性ガスの気泡(バブル)が消えずに残ってさえいればよい。この条件を満足するのであれば、不活性ガス溶解モジュール718は、二酸化炭素ガス溶解モジュール716よりも上流側の純水ライン704(第2分岐純水ライン704Bも含む)、あるいは、第1分岐純水ライン704Aに設けられていてもよい。しかしながら、脱酸素ガス効率の観点からは、不活性ガス溶解モジュール718は二酸化炭素ガス溶解モジュール716の下流側に設けた方が好ましい。
また、上記実施形態では、純水ライン704を第1及び第2分岐純水ライン704A,704Bに分岐させ、二酸化炭素ガス溶解モジュール716を設けていない第1分岐純水ライン704Aと、二酸化炭素ガス溶解モジュール716を設けた第2分岐純水ライン704Bとの流量比を可変としたが、図6に示すように、純水ライン704を分岐させなくてもよい。しかしながら、溶存二酸化炭素量の安定した制御の観点からは、図3に示す構成の方が好ましい。
処理対象の基板は半導体ウエハ(ウエハW)に限定されるものではなく、ガラス基板、セラミック基板等の他の種類の基板であってもよい。
W 基板(半導体ウエハ)
4 制御装置
16 基板処理部
702 純水供給源
704,704A,704B 純水ライン
704A 第1分岐純水ライン
704B 第2分岐純水ライン
712,714 可変流量調整部(流量制御弁)
716 二酸化炭素ガス溶解部(二酸化炭素ガス溶解モジュール)
718 不活性ガス溶解部(二酸化炭素ガス溶解モジュール)
720 気泡除去部(フィルタ)
722 比抵抗測定部(導電率計)
724 溶存酸素濃度測定部(溶存酸素濃度計)

Claims (10)

  1. 基板に液処理を施す基板処理部と、
    純水供給源から、前記基板処理部に純水を供給する純水ラインと、
    前記純水ラインに設けられ、前記純水ラインを流れる純水に二酸化炭素ガスを注入して、純水に二酸化炭素ガスを溶け込ませる二酸化炭素ガス溶解部と、
    前記純水ラインに設けられ、前記純水ラインを流れる純水に不活性ガスを注入して、前記純水ラインを流れる純水中に不活性ガスの気泡が存在するようにする不活性ガス溶解部と、
    前記純水ラインにおいて、不活性ガス溶解部の下流側に設けられ、前記純水ラインを流れる純水から気泡を除去する気泡除去部と、
    を備え
    前記不活性ガス溶解部は、前記二酸化炭素ガス溶解部の下流側に設けられている、基板液処理装置。
  2. 前記純水ラインを流れる二酸化炭素ガスを溶け込ませた純水中の溶存酸素濃度を測定する溶存酸素濃度測定部と、
    前記不活性ガス溶解部に供給する不活性ガスの圧力および流量を制御する不活性ガス供給機構と、
    前記不活性ガス供給機構を制御する制御装置と、をさらに備え、
    前記制御装置は、前記溶存酸素濃度測定部により測定された溶存酸素濃度が予め決められた閾値よりも高い場合に、前記不活性ガス供給機構を制御し、前記不活性ガス溶解部に注入される不活性ガスの圧力または流量を増大させる、請求項1記載の基板液処理装置。
  3. 前記純水ラインを流れる二酸化炭素ガスを溶け込ませた純水の比抵抗を測定する比抵抗測定部をさらに備え、
    前記純水ラインは、第1の位置で第1分岐純水ラインと第2分岐純水ラインとに分岐した後、前記第1の位置の下流側の第2の位置で再び1つに合流し、
    前記第2分岐純水ラインに前記二酸化炭素ガス溶解部が設けられ、前記第1分岐純水ラインに第1流量調整部が設けられ、
    前記制御装置は、前記比抵抗が所定の範囲から外れたときに、前記第1分岐純水ラインの前記第1流量調整部を調整することにより、前記第1分岐純水ラインを流れる純水と前記第2分岐純水ラインを流れる純水の分配比を調節することにより、前記比抵抗測定部により測定される比抵抗を前記予め決められた閾値の範囲内にする、請求項記載の基板液処理装置。
  4. 前記第2分岐純水ラインに第2流量調整部が設けられ、前記溶存酸素濃度測定部により溶存酸素濃度を測定する前は、比抵抗を前記予め決められた閾値の範囲内になるように前記第2流量調整部を用いて調整し、前記溶存酸素濃度測定部により溶存酸素濃度を測定した後は、前記第1流量調整部を用いて調整する、請求項記載の基板液処理装置。
  5. 二酸化炭素を溶け込ませた純水により基板に液処理を施す基板液処理方法であって、
    純水に二酸化炭素ガスを注入して、純水に二酸化炭素ガスを溶け込ませることと、
    純水に不活性ガスを注入して、二酸化炭素ガスを溶け込ませた純水中に不活性ガスの気泡が存在するようにして、これにより二酸化炭素ガスを溶け込ませた後の純水中に溶存する酸素ガスを前記不活性ガスの気泡中に移動させることと、
    酸素ガスを含む不活性ガスの気泡を前記純水中から除去することと、
    二酸化炭素が溶け込み、かつ酸素ガスが除去された純水を基板に供給して基板を処理することと、
    を備えた基板液処理方法。
  6. 二酸化炭素ガスを溶け込ませた後の純水中に不活性ガスを注入することにより、二酸化炭素ガスを溶け込ませた純水中に不活性ガスの気泡が存在するようにする、請求項記載の基板液処理方法。
  7. 前記二酸化炭素ガスを純水中に溶け込ませる前に、若しくは溶け込ませると同時に純水中に不活性ガスを注入することにより、二酸化炭素ガスを溶け込ませた純水中に不活性ガスの気泡が存在するようにする、請求項記載の基板液処理方法。
  8. 二酸化炭素を溶け込ませた純水中の溶存酸素濃度を測定することをさらに備え、
    測定された溶存酸素濃度に基づいて、純水への不活性ガスの注入量を調節する、請求項記載の基板液処理方法。
  9. 二酸化炭素を溶け込ませた純水中の溶存酸素濃度を所定の閾値以下とするために不活性ガスの注入が必要無い場合には、純水への不活性ガスの注入を行わない、請求項記載の基板液処理方法。
  10. 基板液処理装置の動作を制御するコンピュータからなる制御装置により実行可能なプログラムを記憶する記憶媒体であって、前記プログラムが前記コンピュータにより実行されると、前記制御装置が、前記基板液処理装置に請求項5から9のうちのいずれか一項に記載の基板液処理方法を実行させる記憶媒体。
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