JP6287683B2 - 道路曲率検出装置 - Google Patents

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本発明は、道路曲率検出装置に関する。
従来、車両の前方に存在するカーブ路の曲率を取得する装置が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の装置では、カーブ路に沿って設置されたガードレールを一対のイメージセンサにより撮像して一対の画像を取得し、一方の画像中にガードレールを含む複数のウインドウを設定する。次いで、他方の画像から当該複数のウインドウ内の画像と最も整合する領域をそれぞれ探索し、当該領域内の画像と当該ウインドウ内の画像とのずれから車両からガードレールまでの距離をウインドウ毎に算出する。そして、このウインドウに対応する位置毎の車両からガードレールまでの距離に基づいて曲路の曲率を算出している。
特開平4−262498号公報
上記のように、特許文献1に記載の装置では、一方の画像内のウインドウの画像領域と最も整合する領域を他方の画像から探索する(マッチングさせる)必要がある。しかし、ガードレールには特徴形状が少ないので、探索精度(マッチング精度)を確保することが難しい。このため、特許文献1に記載の装置では、道路の曲率を精度よく算出することが困難なことがある。
このため、当技術分野においては、道路の曲率を精度よく算出することが求められている。
本発明の一側面に係る道路曲率検出装置では、車両の前方を撮像する撮像部と、撮像部によって撮像された画像から、車両の前方のカーブ路の路側物に対して形成され、カーブ路に沿って並ぶと共に、互いに同一形状且つ同一の大きさである第1のカーブマーカー及び第2のカーブマーカーを抽出する抽出部と、撮像部によって撮像された画像から、画像の消失点を探索する消失点探索部と、画像内における消失点から第1のカーブマーカーまでの画素間距離、画像内における消失点から第2のカーブマーカーまでの画素間距離、及び画像内における第1のカーブマーカーに対する第2のカーブマーカーの形状変化率に基づいて、道路の曲率を算出する曲率算出部と、を備える。
本発明の一側面によれば、道路の曲率を精度よく算出することができる。
一実施形態に係る道路曲率検出装置の機能構成を示すブロック図である。 一実施形態に係る道路曲率検出装置の動作を示すフローチャートである。 撮像部によって撮像された画像の例である。 (a)は図3に示す画像からエッジ成分を抽出した例であり、(b)はエッジ抽出の重み付けについて説明する図である。 撮像部によって撮像された画像の別の例である。 各記号の対応関係を模式的に示す図である。 カーブマーカーの方位方向及び角度方向について説明する図である。 各記号の対応関係を模式的に示す図である。
以下、図面を参照して種々の実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当する部分に対しては同一の符号を附すこととする。
図1は、一実施形態に係る道路曲率検出装置の機能構成を示すブロック図である。図1に示す道路曲率検出装置1は、車両に搭載され、車両前方の道路(カーブ路)の曲率を検出する装置である。
道路曲率検出装置1は、撮像部12、車速センサ14、道路曲率検出ECU16、及び車両制御ECU24を備えている。撮像部12は、車両に搭載され、車両の前方を撮像する装置である。撮像部12は、例えばC−MOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)やCCD(Charged Coupled Device)などの撮像素子を主要部品として構成されるカメラである。撮像部12は、ステレオカメラであってもよい。撮像部12は、撮像した画像を道路曲率検出ECU16に出力する。
車速センサ14は、車両の車速を検出する装置である。車速センサ14は、例えば車両の車輪に設けられ、車輪の回転速度を検出する車輪速センサであり得る。車速センサ14は、検出された車両の速度に関する情報を道路曲率検出ECU16に出力する。
道路曲率検出ECU16は、道路曲率検出装置1を統括的に制御する電子制御用のコンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)などを備えて構成されている。道路曲率検出ECU16は、カーブ路の路側物に所定間隔で形成された複数のカーブマーカーを利用して、カーブ路の曲率を検出する。路側物とは、道路に沿って道路の側方に設けられた構造物であり、側壁、ガードレール、所定間隔で配置された道路標識等が例示される。カーブマーカーは、例えば、カーブ路に沿って並んで設置することにより、運転者にカーブの曲がり具合等を認識しやすくするものである。複数のカーブマーカーは、互いに同一形状且つ同一の大きさである。本実施形態において、カーブマーカーは少なくとも二つ並んで設けられていればよい。
道路曲率検出ECU16は、消失点探索部18、抽出部20及び曲率算出部22を備えている。消失点探索部18は、撮像部12によって撮像された画像から消失点を探索する機能要素である。消失点については、後述する。抽出部20は、撮像部12によって撮像された画像から、複数のカーブマーカーのうち、第1のカーブマーカー及び第2のカーブマーカーを抽出する。曲率算出部22は、第1のカーブマーカーに対する第2のカーブマーカーの画像内での縮小率に基づいて、道路の曲率を算出する。道路曲率検出ECU16は、検出した道路の曲率に関する情報を車両制御ECU24に出力する。
車両制御ECU24は、車両の各種制御を行う電子制御用のコンピュータである。この車両制御ECU24は、道路曲率検出ECU16から取得したカーブ路の曲率に関する情報に基づいて運転支援を実行する。例えば、車両制御ECU24は、道路曲率検出ECU16から取得した道路の曲率に基づいて車両の目標速度を設定し、当該目標速度になるように車両を制御する。
次に、図2を参照して、道路曲率検出装置1の動作について説明しつつ、道路曲率検出方法の一実施形態について説明する。
まず、工程S1においては、撮像部12によって車両の前方が撮像される。次いで、工程S2においては、撮像部12から車両前方の画像が取得され、消失点探索部18によって当該画像内の消失点が探索される。消失点とは、撮像された被写体のエッジ成分が互いに交わる交点座標である。ここでは、撮像部12によって図3に示すような車両前方の画像が撮像された例について説明する。この場合、消失点探索部18は、撮像部12から画像を取得すると、当該画像から直線とみなすことができる領域を抽出する。具体的に、消失点探索部18は、車両から20m以内の路面、及び、車両の側方において高さ1.5mまでの路側物が写る範囲の領域を設定し、当該領域を除く領域にマスクMを重畳させた画像を生成する。ここで、マスクMは、輝度値が一定である画像領域である。
次いで、消失点探索部18は、マスクMを重畳させた画像から、横方向(幅方向)及び縦方向(高さ方向)のエッジ成分を抽出する。これにより、図4(a)に示すように、マスクMが重畳された画像から、車両の近傍位置に対応する領域エッジ成分が抽出される。具体的に、図4(a)では、道路の中央線、路肩線、路側物等のエッジ成分が抽出されている。上記のように、画像の直線とみなし得る範囲の領域を除いた領域にマスクMを重畳ことにより、消失点抽出の精度を向上することが可能となる。
なお、消失点探索部18は、図4(b)に示すように、エッジ抽出処理を行う際、画像の横方向中心に近づくにつれて、横方向のエッジ抽出の重み付けを大きくし、画像の横方向中心から離れるにつれて縦方向のエッジ抽出の重み付けを大きくしてもよい。例えばエッジ抽出の閾値を小さくすることにより、エッジ抽出の重み付けを大きくすることができる。次いで、消失点探索部18は、中央線、車道外側線、路側物等のエッジ成分の延長線が交わる点の画像内の位置(座標)を消失点Diとして取得する(図3参照)。
次いで、工程S3においては、路側物に設けられた複数のカーブマーカーのうち、第1のカーブマーカーが抽出される。図5に示すように、道路上のカーブ区間には、カーブの視認性を向上するために、略矢印形状の複数のカーブマーカーCMが設けられている場合がある。これらのカーブマーカーCMは、道路のカーブに沿って所定間隔で設けられており、互いに同一形状を有している。以下では、路側に設けられた側壁に対して描かれたカーブマーカーCMをカーブマーカーとして抽出する例について説明する。工程S3においては、道路曲率検出ECU16の抽出部20は、例えば、画像の消失点Diから最も遠いカーブマーカー、すなわち、車両に直近のカーブマーカーCM1を第1のカーブマーカーとして抽出する。
次いで、工程S4においては、車両とカーブマーカーCM1との車両幅方向の距離Yが算出される。この距離Yは、車両の走行に伴って変化するカーブマーカーCM1の見え方の変化に基づいて算出される。具体的に、距離Yは、例えば下記の式(1)により算出される。
Figure 0006287683
式(1)においてΔXは、時刻tから時刻(t+Δt)までの間に車両が進行した距離であり、δは撮像部12の焦点距離である。ΔXは、車速センサ14から出力される車両の速度と時間差Δtとに基づいて算出することができる。また、時刻tにおける車両位置をXとし、時刻(t+Δt)における車両位置をX’とした場合に、y1は位置Xにおいて撮像した画像内の消失点DiからカーブマーカーCM1までの画素間距離を表しており、y2は位置X’において撮像した画像内の消失点DiからカーブマーカーCM1までの画素間距離を表している。図6は、X、X’、ΔX、y1、y2の対応関係を模式的に示す図である。図6において、Oは撮像部12の中心位置を示している。なお、車両とカーブマーカーCM1との車両幅方向の距離Yは、ステレオカメラを利用して測定してもよく、レーザレーダ等の測距器を利用して測定してもよい。
次いで、工程S5においては、第1のカーブマーカーとは異なる第2のカーブマーカーを抽出すると共に、第1のカーブマーカーに対する第2のカーブマーカーの画像内での縮小率(形状変化率)が算出される。形状変化率とは、画像内において、第1のカーブマーカーの形状を基準とした第2のカーブマーカーの形状の変化率(拡大率・縮小率)である。以下では、カーブマーカーCM1を第1のカーブマーカーとし、カーブマーカーCM1の消失点Di側に隣り合うカーブマーカーCM2を第2のカーブマーカーとして抽出する例について説明する(図5参照)。また、形状変化率を縮小率として説明する。
カーブマーカーCM2は、カーブマーカーCM1よりも車両から離れた位置に設けられているので、撮像部12によって撮像された画像内では、カーブマーカーCM2はカーブマーカーCM1よりも小さく表示される。すなわち、カーブマーカーCM2は、カーブマーカーCM1に対して縮小表示される。この原理を利用して、工程S5では、抽出部20がカーブマーカーCM1に対応する画像を方位方向及び角度方向に縮小させながら、縮小されたカーブマーカーCM1に類似する被写体を、カーブマーカーCM1から消失点Diに向かう方向に沿って探索する。ここで、図7に示すように、カーブマーカーCMの方位方向とはカーブマーカーCMから消失点Diに向かう方向(すなわち、車両の進行方向)として定義され、カーブマーカーCMの角度方向とは方位方向に垂直な方向(すなわち、車両の高さ方向)として定義される。抽出部20は、縮小されたカーブマーカーCM1に類似する被写体を発見した場合には、その被写体をカーブマーカーCM2として抽出し、発見した際の方位方向及び角度方向の縮小率をカーブマーカーCM2に対応付けて記憶する。
なお、カーブマーカーCM1に対するカーブマーカーCM2の縮小率は、上述の方法とは異なる方法で算出されてもよい。例えば、消失点DiからカーブマーカーCM1までの画素間距離D1と、消失点DiからカーブマーカーCM2までの画素間距離D2との比に基づいて、カーブマーカーCM1に対するカーブマーカーCM2の角度方向の縮小率を算出してもよい。また、車両の進行方向に対するカーブマーカーCM1の傾き(角度)と車両の進行方向に対するカーブマーカーCM2の傾き(角度)とに基づいて、カーブマーカーCM1に対するカーブマーカーCM2の方位方向の縮小率を算出してもよい。なお、カーブマーカーCM1とカーブマーカーCM2との位置が逆の場合には、形状変化率として拡大率が算出される。
次いで、工程S6においては、曲率算出部22によって、工程S5で取得されたカーブマーカーCM1に対するカーブマーカーCM2の画像内での縮小率に基づいて、道路の曲率が算出される。以下では、図8に示すように、撮像部12の中心位置をO、カーブマーカーCM1の車両近傍側端部をR1、カーブマーカーCM1の車両遠方側端部をS1、カーブマーカーCM2の車両近傍側端部をR2、カーブマーカーCM2の車両遠方側端部をS2として説明する。
工程S6では、下記式(2)、(3)、(4)により、それぞれカーブマーカーCM1の方位方向に沿った幅L(すなわち、カーブマーカーCM1の車両近傍側端部R1と車両遠方側端部S1との間の距離、及び、カーブマーカーCM2の車両近傍側端部R2と車両遠方側端部S2との間の距離)、撮像部12の中心位置OとカーブマーカーCM1の車両近傍側端部R1との間の距離D、撮像部12の中心位置OとカーブマーカーCM2の車両近傍側端部R2との間の距離Dを算出する。なお、式(2)〜(4)において、aは画像内のカーブマーカーCM1の角度方向(高さ方向)に沿った幅を示し、bは画像内のカーブマーカーCM1の方位方向(車両進行方向)に沿った幅を示している。また、aは画像内のカーブマーカーCM2の角度方向(高さ方向)に沿った幅を示し、yは消失点DiからカーブマーカーCM1までの画素間距離を示している。なお、下記式(4)に示すa/aはカーブマーカーCM1に対するカーブマーカーCM2の角度方向の縮小率の逆数である。すなわち、距離DはカーブマーカーCM1に対するカーブマーカーCM2の角度方向の縮小率に基づいて算出されているといえる。
Figure 0006287683
Figure 0006287683
Figure 0006287683
次いで、曲率算出部22は、下記式(5)、(6)、(7)により、角度ψ、φ、θを算出する。角度ψは、撮像部12の中心位置O及び車両遠方側端部S1を結ぶ直線と、車両の進行方向に沿った直線Cとがなす角度である。角度φは、撮像部12の中心位置O及び車両近傍側端部R1を結ぶ直線と、撮像部12の中心位置O及び車両遠方側端部S1を結ぶ直線がなす角度である。角度θは、車両近傍側端部R1及び車両遠方側端部S1を結ぶ直線と、撮像部12の中心位置O及び車両遠方側端部S1を結ぶ直線とがなす角度である。
Figure 0006287683
Figure 0006287683
Figure 0006287683
更に、曲率算出部22は、下記式(8)、(9)、(10)により、角度ψ、φ、θを算出する。角度ψは、撮像部12の中心位置O及び車両遠方側端部S2を結ぶ直線と、車両の進行方向に沿った直線Cとがなす角度である。角度φは、撮像部12の中心位置O及び車両近傍側端部R2を結ぶ直線と、撮像部12の中心位置O及び車両遠方側端部S2を結ぶ直線がなす角度である。角度θは、車両近傍側端部R2及び車両遠方側端部S2を結ぶ直線と、撮像部12の中心位置O及び車両遠方側端部S2とを結ぶ直線とがなす角度である。なお、式(8)〜(10)において、bは画像内のカーブマーカーCM2の方位方向(車両進行方向)に沿った幅を示し、yは消失点DiからカーブマーカーCM2までの画素間距離を示している。
Figure 0006287683
Figure 0006287683
Figure 0006287683
次いで、曲率算出部22は、下記式(11)、(12)により、カーブマーカーCM1の車両近傍側端部R1の座標(p,q)、及び、カーブマーカーCM2の車両近傍側端部R2の座標(p,q)を算出する。これらの座標は、撮像部12の中心位置Oを原点とし、車幅方向及び車両の進行方向を座標軸とする直交座標系における車両近傍側端部R1及び車両近傍側端部R2の位置を示している。
Figure 0006287683
Figure 0006287683
次いで、曲率算出部22は、曲路の曲率中心CCの座標(p,q)を算出する。座標(p,q)は、車両近傍側端部R1を起点とするカーブマーカーCM1に対して垂直な直線と、車両近傍側端部R2を起点とするカーブマーカーCM2に対して垂直な直線との交点を算出することにより得られる。具体的に、曲率算出部22は、下記式(13)により、曲率中心CCの座標(p,q)を算出する。なお、式(13)のΘはθ+ψを示し、Θはθ+ψを示している。
Figure 0006287683
次いで、曲率算出部22は、下記の式(14)により、曲路の曲率半径Rを算出する。また、下記の式(15)により、曲路の曲率kを算出する。
Figure 0006287683
Figure 0006287683
図2に戻り、工程S7においては、車両制御ECU24によって道路に曲率に応じた運転支援が実行される。例えば、車両制御ECU24は、工程S6において算出された道路の曲率kに基づいて車両の目標速度を設定し、当該目標速度になるように車両を制御する。工程S7において、運転支援が実行されると、一連の道路曲率の検出が終了する。
以上説明したように、一実施形態に係る道路曲率検出装置1は、第1のカーブマーカーに対する第2のカーブマーカーの画像内での縮小率に基づいて、カーブ路の曲率を算出する。この道路曲率検出装置1では、単一の画像内の複数のカーブマーカーからカーブ路の曲率を検出しているので、一対の画像間で整合する領域を探索する従来技術に比べて、曲率の検出精度を向上することが可能となる。また、単眼カメラに比べて車両に搭載するための制約が大きなステレオカメラを搭載することなく、カーブ路の曲率を検出することができる。更に、上記実施形態では、カーブ路の側方に立設する路側物に描かれたカーブマーカーCMを抽出している。路側物に描かれたカーブマーカーCM2は、遠方からでも容易に認識することが可能であるため、カーブ路から離れた位置からでも当該曲路の曲率を算出することが可能である。また、路側物に描かれたカーブマーカーは、道路上に描かれた場合と比べて他の車両に遮蔽されにくいので、曲率の検知率を向上することが可能となる。
以上、一実施形態の道路曲率検出装置について説明してきたが、上述した実施形態に限定されることなく種々の変形態様を構成可能である。例えば、曲率算出部22は、第1のカーブマーカーと第2のカーブマーカーとの縮小率に基づいて曲率を算出する限り、任意の曲率算出手順を採用することが可能である。具体的に、曲率算出部22は、下記式(16)、(17)により曲路の曲率半径R、Rを算出し、曲率半径R、Rの平均を曲路の曲率半径として得てもよい。或いは、η及びηがπ/4以上である場合には、下記式(17)を用いて曲路の曲率半径を算出し、η又はηがπ/4未満の場合には下記式(16)を用いて曲路の曲率半径を算出してもよい。これにより、曲路半径の算出精度を向上することができる。ここで、ηはθ−ψであり、η2はθ2−ψ2である。
Figure 0006287683
Figure 0006287683
また、上記実施形態では、路側物に描かれたカーブマーカーCMを用いたが、カーブマーカは必ずしも路側物に描かれている必要はなく、例えば上述の略矢印形状を有する構造物が路側物に取り付けられたものであってもよい。
1…道路曲率検出装置、12…撮像部、14…車速センサ、16…道路曲率検出ECU、18…消失点探索部、20…抽出部、22…曲率算出部、24…車両制御ECU、CM…カーブマーカー、Di…消失点。

Claims (1)

  1. 車両の前方を撮像する撮像部と、
    前記撮像部によって撮像された画像から、前記車両の前方のカーブ路の路側物に対して形成され、前記カーブ路に沿って並ぶと共に、互いに同一形状且つ同一の大きさである第1のカーブマーカー及び第2のカーブマーカーを抽出する抽出部と、
    前記撮像部によって撮像された画像から、前記画像の消失点を探索する消失点探索部と、
    前記画像内における前記消失点から前記第1のカーブマーカーまでの画素間距離、前記画像内における前記消失点から前記第2のカーブマーカーまでの画素間距離、前記画像内における前記第1のカーブマーカーに対する前記第2のカーブマーカーの形状変化率、前記車両と前記第1のカーブマーカーとの間の前記車両の幅方向に沿った距離、前記画像内における前記第1のカーブマーカー及び前記第2のカーブマーカーの前記車両の進行方向に沿った幅、及び、前記撮像部の焦点距離に基づいて、前記カーブ路の曲率を算出する曲率算出部と、
    を備える、道路曲率検出装置。
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