JP6287478B2 - シート状研磨材のホルダ - Google Patents
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Description
また、特許文献1には「本発明は動力工具であって良く、手動操作型工具に限定しない」とも記載されている(0016)。さらに特許文献1には、「用語「シート様研磨材」は、一般的に動力研磨工具において使用される研磨材のいわゆるエンドレスベルト、パワーディテール研磨工具において一般的になされるように特定の研磨工具の寸法及び形状に合うように事前に切断されて販売されるダイカットシート、又は接着剤若しくはフックアンドループ型ファスナーのようなかかる研磨物品を工具に接着することを可能とする自らの接着手段を有する研磨シートは含まない。」とも記載されている(0018)。
また、この実施の形態におけるホルダは、空間部1b内に配置されたロック部材20を開口部1aに向けて付勢する付勢手段(後述する)を備えており、開口部1aと空間部1bは、シート状研磨材Pの各面が水平方向に延びるように形成されており、付勢手段は、空間部1bの下方の壁面10aと上方の壁面11aがそれぞれ開口部側から離れた側に向かって漸次上方に互いに異なる角度で傾斜するよう形成された傾斜面となっており(以下、符号10a、11aを各傾斜面にそれぞれ付する)、ロック部材20の開口部1aと反対側に配置された錘4を備えていることにより構成されている。さらに、錘4を移動させるよう操作するための操作部材5が設けられている。
さらに、この実施の形態におけるホルダは、ロック部材20が、シート状研磨材Pの端縁Pa、Pbに沿った長手方向に分割されており、また、ホルダ本体1が開口部1aから挿入され空間部1bを通ったシート状研磨材Pの端縁Pa、Pbを外部に出すよう形成された開放部1cを備えている。
さらにまた、単一のホルダ本体1に対して、少なくとも開口部1aと空間部1bが一対で形成されており、各空間部1b、1b内にロック部材20、20がそれぞれ配置されている。
また、ホルダ本体1は、スピンドルに保持され回転される研磨対象Wに対して、回転軸の径方向および軸方向に移動可能な刃物台Tに取り付け固定される固定部15を有している。
最初に、シート状研磨材Pの一方の端縁Paを下段部材1Aの開口部1aから挿入する(図3の(a))。開口部1aから挿入されたシート状研磨材Pの一方の端縁Paは、凹部10の底壁面に沿って空間部1b内に進入し、ロック部材20と錘4を一旦傾斜面10aの奥(空間1b内の開口部1aから離れる側)に押し上げる(図3の(b))。続いて、錘4の自重によりロック部材20が付勢されて開口部1aに近づくよう移動し、また、挿入したシート状研磨材Pをわずかに開口部1aの外に戻すよう引っ張ると、凹部10の傾斜面10aとロック部材20との間にシート状研磨材Pの端縁Paが挟まれる。そして、傾斜面構成部11の傾斜面11aと凹部10の底壁面の傾斜面10aとの水平に対する角度の相違により、両傾斜面10a、11aの間の間隔が開口部1aに向かって狭められるように構成されているので、空間1b内で開口部1a側に移動されたロック部材20は、傾斜面構成部11の傾斜面11aに押圧されて、挟んでいたシート状研磨材Pの端縁Paを凹部1Abの底壁面10の傾斜面10aとの間で強固に保持する。なお、シート状研磨材Pの一方の端縁Paを保持すべくロック部材20を開口部1a側に移動させるために、錘4の自重による付勢、シート状研磨材Pを外に戻すよう引っ張ることに加えて、または、これらに替えて、レバー5の先端部51を開口部1aの外に向かって引っ張ることにより、錘4を介してロック部材20を開口部1aに近づけるように移動させることもできる。
最初に、下段部材1Aに一方の端縁Paが保持された状態のシート状研磨材Pをスピンドルに保持された研磨対象Wに巻き掛け(図1を参照)、その後、シート状研磨材Pの他方の端縁Pbを中段部材1Bの開口部1aから挿入し、凹部10の傾斜面10aに沿って空間部1b内に進入させ、開放部1cからシート状研磨材Pの他方の端縁Pbをホルダ本体1の外部に出させる。このとき、開口部1aから挿入されたシート状研磨材Pの他方の端縁Pbは、凹部10の傾斜面10aに沿って空間部1b内に進入し、ロック部材20と錘4を一旦傾斜面10aの奥(空間1b内の開口部1aから離れる側)に押し上げる(図3の(a))。
シート状研磨材Pの保持を解除するに際して、最初に、ホルダ本体の固定部15が固定されている刃物台Tを研磨対象Wの径方向に近づけて、研磨対象Wに巻き掛けられているシート状研磨材Pの緊張を緩める。そして、中段部材1Bの開口部1aから出ているレバー5の先端部51を押し込んで錘4をロック部材20から引き離し、必要に応じて開放部1cからホルダ本体1の外に出ているシート状研磨材Pの他方の端縁Pbを引っ張り、空間部1b内で開口部1a側に位置しているロック部材20を開口部1aから離れる方向に移動させる(図5の(f))。これにより、ロック部材20が上段部材1Cの傾斜面構成部11の傾斜面11aから離れることとなり、その結果、ロック部材20と中段部材1Bの凹部10の傾斜面10aとの間でシート状研磨材Pの他方の端縁Pbに近い中間部が押圧されなくなり、シート状研磨材Pに対する保持が解除される。そのため、かかる他方の端縁Pbを開口部1aから引き抜くことができる(図5の(g))。
Claims (1)
- 可撓性を有するシート状研磨材を着脱可能に保持するためのホルダであって、
前記シート状研磨材の端縁を挿入する開口部が形成されたホルダ本体と、
該ホルダ本体の前記開口部から挿入された前記シート状研磨材を保持するためのロック機構とを備えており、
該ロック機構は、前記ホルダ本体の内部に前記開口部と連通させて形成された空間部と、該空間部内に配置されたロック部材とを備えており、
前記空間部は、前記開口部から挿入されたシート状研磨材の各面とそれぞれ対向する壁面が前記開口部に向かって互いの間隔を狭めるように形成されており、
前記ロック部材は、前記両壁面の前記開口部側の最も狭い部分の間隔よりも大きく、且つ、前記両壁面の前記開口部から離れた側の最も広い部分の間隔よりも小さくなるように成形されており、前記開口部に向かって移動することにより前記開口部から挿入された前記シート状研磨材を前記空間部の一方の壁面との間で挟み込み保持するとともに、前記開口部から離れる方向に移動することにより前記空間部の一方の壁面との間で挟み込み保持された前記シート状研磨材を解放するよう構成されており、
さらに、前記ロック部材を前記開口部に向かって付勢する付勢手段と、
前記付勢手段に抗して前記ロック部材が前記開口部から離れる方向に移動可能となるよう操作する操作部材と
を備えたことを特徴とするシート状研磨材のホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014069481A JP6287478B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | シート状研磨材のホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014069481A JP6287478B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | シート状研磨材のホルダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015188984A JP2015188984A (ja) | 2015-11-02 |
JP6287478B2 true JP6287478B2 (ja) | 2018-03-07 |
Family
ID=54423951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014069481A Active JP6287478B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | シート状研磨材のホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6287478B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
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JPS5032233Y1 (ja) * | 1974-04-25 | 1975-09-19 | ||
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US7112128B1 (en) * | 2005-04-29 | 2006-09-26 | 3M Innovative Properties Company | Sanding tool with protective clamping mechanism |
-
2014
- 2014-03-28 JP JP2014069481A patent/JP6287478B2/ja active Active
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JP2015188984A (ja) | 2015-11-02 |
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