JP6286377B2 - Heading holder - Google Patents
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Description
本発明は、ファイルや引出しなどの見出しを収容する見出しホルダーに関する。 The present invention relates to a heading holder for storing headings such as files and drawers.
ファイルの背表紙や引き出しの扉などに“見出し”を取り付ける手段として、種々の見出しホルダーが提案されている。 Various heading holders have been proposed as means for attaching "headings" to the back cover of a file or the door of a drawer.
このような見出ホルダーとしては、枠体の上部及び下部に見出しを保持する隙間が形成されておりそこに撓ませた見出し紙を差し込む方式のものや、U字型の枠体に見出し紙をスライドさせて挿入するものがある。 As such a finding holder, a gap for holding a heading is formed at the upper and lower parts of the frame body, and a heading paper is inserted into the U-shaped frame body. There is something to insert by sliding.
しかし、見出し紙の上部及び下部を保持するタイプの見出しホルダーは、見出しの挿入又は取り外しが容易であるものの、使用中に衝撃等が加わった際に見出し紙が外れやすいという問題がある。 However, although the heading holder of the type that holds the upper part and the lower part of the heading sheet is easy to insert or remove the heading, there is a problem that the heading sheet is easily detached when an impact or the like is applied during use.
また、U字型の枠体に上から見出し紙を挿入する見出しホルダーでは、開放されている端部から見出し紙が脱落しやすい。 In addition, in the case of a heading holder in which a heading paper is inserted from above into a U-shaped frame, the heading paper tends to drop off from the open end.
このように、見出しホルダーでは、見出し紙の出し入れを容易にしようとすると、見出し紙が脱落しやすくなるという問題がある。 As described above, in the headline holder, there is a problem that the headline paper is easily dropped when the headline paper is easily taken in and out.
そこで、本発明は、見出し紙を出し入れしやすく、且つ保持した見出し紙が脱落しにくい見出しホルダーを提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a heading holder in which a heading paper can be easily taken in and out and the held heading paper is not easily dropped.
下記の開示の一観点によれば、見出し紙の周縁部を支持する枠体と、前記枠体の下方を覆う背面板と、前記枠体の側部に形成され、前記枠体と背面板との間のスペースにつながった挿入口と、前記挿入口の上の枠体から前記挿入口の外側に伸び出て前記挿入口の外側を覆うとともに、前記枠体との境界に設けられた肉薄のヒンジ部を介して前記枠体に対して回転可能な蓋部と、前記挿入口の下の背面板から伸び出るとともに、前記蓋部に係合する爪部が形成された案内板と、を備えた見出しホルダーが提供される。 According to one aspect of the following disclosure, a frame that supports a peripheral portion of a header sheet, a back plate that covers a lower portion of the frame, and a side portion of the frame, the frame and the back plate An insertion port connected to the space between the insertion port and the outside of the insertion port extending from the frame on the insertion port to cover the outside of the insertion port, and a thin wall provided at the boundary with the frame A lid portion rotatable with respect to the frame body via a hinge portion; and a guide plate extending from a back plate below the insertion port and having a claw portion engaged with the lid portion. A headline holder is provided.
上記観点の見出しホルダーによれば、挿入された見出し紙の周縁部を枠体で支持するとともに、挿入口の上に設けた蓋部で挿入口を塞ぐため、見出し紙の脱落を防止できる。また、蓋部を回転させることで枠体の側部の挿入口が現れ、その挿入口から見出し紙をスライドさせるようにして挿入できるので、見出し紙の出し入れが容易となっている。 According to the heading holder of the above aspect, the peripheral edge of the inserted heading paper is supported by the frame and the insertion port is closed by the lid provided on the insertion port, so that the heading paper can be prevented from dropping off. Further, by rotating the lid, an insertion slot on the side of the frame appears, and the header sheet can be inserted by sliding from the insertion slot, so that the header sheet can be easily taken in and out.
実施形態の説明に先立って、基礎となる予備的事項について説明する。 Prior to the description of the embodiment, the preliminary items as the basis will be described.
図1(a)は、予備的事項に係る見出しホルダーの斜視図であり、図1(b)はその見出しホルダーの問題点を示す断面図である。 FIG. 1A is a perspective view of a heading holder according to a preliminary matter, and FIG. 1B is a cross-sectional view showing problems of the heading holder.
図1(a)に示すように、予備的事項に係る見出しホルダー80は、その本体81の上面に見出し紙85を収容するための矩形状の凹部84が形成されている。
As shown in FIG. 1A, the
その凹部84の長辺方向の両端には、凹部84の両端付近の上方を覆う張出部83が形成されている。この張出部83で覆われた部分に、見出し紙85及び窓板82を差し込んで、見出し紙85を見出しホルダー80に装着する。
窓板82は、透明な樹脂板よりなり、凹部84と張出部83との隙間の厚さと同程度の厚さに形成されている。
The
この窓板82を見出し紙85と共に、凹部84と張出部83との隙間に装着すると、窓板82の両端が張出部83によって押圧される。これにより、窓板82の脱落が防止され、窓板82の下に配置された見出し紙85が見出しホルダー80に保持される。
When the
このような見出しホルダー80は、例えばファイル等の背表紙やキャビネット等に取り付けられる。
Such a
ところが、図1(b)に示すように、見出しホルダー80は、ファイルを落下させるなどして見出しホルダー80に強い衝撃が加わったり、窓板82に手が触れたりすると、窓板82が張出部83と凹部84との隙間から外れてしまうことがある。
However, as shown in FIG. 1B, when the
そのため、長期間使用している間に、いつのまにか見出し紙85がなくなっているといった問題が生じる。
For this reason, there is a problem that the
以下、実施形態について説明する。 Hereinafter, embodiments will be described.
(第1実施形態)
図2(a)、(b)は、第1実施形態に係る見出しホルダーの斜視図であり、図3(a)〜(c)はその断面図である。なお、図3(a)は、図2(a)のBB部分の断面に対応し、図3(b)は、図2(b)のAA部分の断面に対応し、図3(c)は図2(a)のCC部分の断面に対応する。
(First embodiment)
2A and 2B are perspective views of the heading holder according to the first embodiment, and FIGS. 3A to 3C are cross-sectional views thereof. 3A corresponds to the cross section of the BB portion of FIG. 2A, FIG. 3B corresponds to the cross section of the AA portion of FIG. 2B, and FIG. This corresponds to the cross section of the CC portion in FIG.
図2(a)に示すように、本実施形態に係る見出しホルダー10は、見出し紙を収容する細長い矩形状の本体2と、その本体2と一体的に形成された蓋部1とを備えている。この本体2及び蓋部1は、樹脂材料によって形成されてなる。
As shown in FIG. 2A, the heading holder 10 according to the present embodiment includes an elongated rectangular
本体2は、その四辺の周縁部を囲むように形成された枠体21を備えており、その枠体21の上面の中央部には、細長い矩形状の窓部22が形成されている。この窓部22を通じて収容した見出し紙を視認できる。
The
図3(a)に示すように、枠体21は、側壁211と、側壁211から内側に伸び出て見出し紙の飛び出しを阻止する庇部212とを備えている。
As shown in FIG. 3A, the
枠体21の下方は、底面板23によって覆われている。この底面板23と庇部212との間には0.5mm程度の隙間が形成されており、その隙間に見出し紙が保持される。
The bottom of the
製造上の理由により、図7(a)に示すように、底面板23は枠体21の両側から伸び出るように形成されたものを、矢印に示すように折返部20で折り返して溶着して形成される。
For manufacturing reasons, as shown in FIG. 7A, the
一方、図2(b)に示すように、本体2の一端には、庇部212と底面板23との間の隙間(スペース)とつながった挿入口213が形成されており、その挿入口213から見出し紙90を挿入できる。
On the other hand, as shown in FIG. 2B, an
挿入口213の下側からは、案内板24が伸び出ている。この案内板24は、底面板23と一体的につながっており、見出し紙90を挿入口213に挿入ための案内経路としての役割を果たし、見出し紙90の挿入を容易にする。
A
また、案内板24の横には、蓋部1を固定するための爪部241が形成されている。
Further, a
挿入口213の上の庇部212からは、肉薄のヒンジ部11を介して蓋部1が伸び出ている。蓋部1は、そのヒンジ部11を回転軸として本体2に対して回動可能となっている。
The
蓋部1は、天板13とその周縁部に形成された側壁12とを備えている。蓋部1の側壁12には、案内板24の爪部241と噛み合う溝部12aが形成されている。この溝部12aと爪部241と噛み合うことで、蓋部1を閉じた状態に保つことができ、衝撃などによって蓋部1が開くのを防止できる。
The
この蓋部1を本体2と平行な向きに倒して閉じると、図3(c)に示すように挿入口213の外側が蓋部1で塞がれ、挿入口213からの見出し紙90の脱落を防止できる。
When the
また、蓋部1は枠体21と略同じ高さに形成されており、図2(a)に示すように、蓋部1を閉じたときに、見出しホルダー10において蓋部1が枠体2と一体的となったスマートな外観を実現できる。
The
蓋部1の先端を持ち上げると、溝部12aが爪部241から外れて、図2(b)に示すように蓋部1がヒンジ部11を中心に回転して開き、挿入口213が現れる。この状態で、見出し紙90を本体2内にスライドさせるように差し込むことで、本体2に容易に見出し紙90を挿入することができる。
When the tip of the
以上のように、本実施形態の見出しホルダー10によれば、蓋部1の開閉操作によって、見出し紙90の挿入又は取り外しを容易に行える。
As described above, according to the heading
また、本実施形態の見出しホルダー10では、庇部212によって見出し紙90の周縁部の4辺を支持するとともに、蓋部1によって挿入口213を塞ぐことができるため、見出し紙90の脱落を防ぐことができる。
Further, in the
ところで、実際の見出しホルダー10では、樹脂成型の精度の制約や、取り付けの際の本体2の歪み等によって、図3(a)の断面において側壁211と底面板23との接触部分に隙間が生じることがある。
By the way, in the actual heading
図4(a)は比較例1に係る見出しホルダーの側壁と底面板との接触部分を拡大して示す断面図であり、図4(b)は比較例2に係る見出しホルダーの側壁と底面板との接触部分を拡大して示す図である。 4A is an enlarged sectional view showing a contact portion between the side wall and the bottom plate of the heading holder according to Comparative Example 1, and FIG. 4B is a side view and the bottom plate of the heading holder according to Comparative Example 2. It is a figure which expands and shows a contact part.
図4(a)に示す比較例1の見出しホルダーでは、側壁121と底面板123とを、底面板123の上面に対して斜めに傾斜した1つの面で接触させている。
In the header holder of Comparative Example 1 shown in FIG. 4A, the
このような見出しホルダーでは、取り付けの際の歪みが生じると、側壁と底面板との境界に、接触面に沿った斜め方向の隙間125が生じる。
In such a heading holder, when distortion occurs during attachment, an
このような見出しホルダーに見出し紙90を挿入すると、図示のように、見出し紙90の側端部90aが側壁121と底面板123との隙間125に入り込んでしまう。この場合には、見出し紙90が隙間125に引っかかった状態となり見出し紙90をスムーズに挿入できなくなってしまう。
When the
また、図4(b)に示す比較例2の見出しホルダーでは、側壁121を、底面板123の上面を側壁121の内側面121aの下に潜り込ませた構造となっている。
4B, the
このような見出しホルダーでは、歪みによって底面板123の上面に沿った隙間125bが生じる。
In such a heading holder, a
ここに見出し紙90を挿入すると、図示のように見出し紙90の側端部90aが側壁121と底面板123との隙間に入り込んでしまう。
When the
その結果、見出し紙90が側壁と底面板との隙間に引っかかった状態となり見出し紙90をスムーズに挿入できなくなる。
As a result, the
そこで、見出し紙90の挿入を容易にするべく、本実施形態の見出しホルダー10では、側壁211と底面板23との接触部分を図5に示す構造としている。
Therefore, in order to facilitate the insertion of the
図5は、図3(a)の見出しホルダー10の底面板23と側壁211との接触部分を拡大して示す断面図である。
FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view showing a contact portion between the
図5に示すように、見出しホルダー10では、側壁211の内側面211aを底面板23の上面231に対して垂直に形成する。また、側壁211の内側面211aを、底面板23の上面231よりも下側にまで伸ばしている。さらに、底面板23には、上面231に垂直な垂直面232を形成する。
As shown in FIG. 5, in the
これにより、側壁211と底面板23は、底面板23の上面付近において、底面板23の上面231に対して垂直な面で接触する。
As a result, the
見出しホルダー10に歪みが生じると、側壁211と底面板23の境界に、底面板23の上面231に対して垂直な方向の隙間230が生じる。
When the heading
見出し紙90は、底面板23と略平行な向きで挿入されるため、見出し紙90と隙間230との角度差が大きくなる。そのため、見出し紙90の側端部90aが隙間230に入りにくくなる。
Since the
これにより、見出しホルダー10によれば、歪等により側壁211と底面板23と間に隙間230ができた場合であっても、引っかかることなくスムーズに見出し紙90を挿入できる。
Thereby, according to the
次に、本実施形態に係る見出しホルダー10の製造方法について説明する。
Next, a method for manufacturing the heading
図6は、見出しホルダー10を展開した状態の成型体を示す平面図である。また、図7(a)は、図6のDD部分の断面図であり、図7(b)は図6のEE部分の断面図であり、図7(c)は図6のFF部分の断面図である。図8は、図6の成型体を形成するための金型の断面図である。
FIG. 6 is a plan view showing the molded body in a state where the heading
本実施形態の見出しホルダー10は、庇部212と底面23との隙間が、0.5mm程度と狭いため、図3に示す形状のままで射出成型で形成することは困難である。
The heading
そこで、図6に示すように、底面板23を開いた状態の樹脂成型体10aを作製する。
Therefore, as shown in FIG. 6, the resin molded
図7(a)〜(c)の断面図に示すように、樹脂成型体10aには、枠体21の2つの長辺に沿って形成された肉薄の折曲部20が形成されている。その折曲部20を介して底面板23が枠体21の外側に向かって延びている。
As shown in the cross-sectional views of FIGS. 7A to 7C, a thin
このような樹脂成型体10aは、例えば、図8に示すように、第1の金型71及び第2の金型72の間のキャビティ73に樹脂を射出して成型できる。
For example, as shown in FIG. 8, such a resin molded
その後、図6に示す樹脂成型体10aは、図7(a)、図7(b)の矢印に示すように、底面板23及び案内板24を底部20で折り曲げて枠体21の下方で底面板23の先端部同士を突き合わせる。
Thereafter, the resin molded
そして、底面板23の先端部同士を溶着又は接着等の方法で接合する。
And the front-end | tip parts of the
以上の工程により、見出しホルダー10が完成する。
The heading
本実施形態の見出しホルダー10の製造方法によれば、見出しホルダー10を射出成型により一体的に形成した後、折り曲げ加工及び溶着といった簡単な工程で作製できるため、安価に製造できる。
According to the manufacturing method of the heading
(第2実施形態)
図9(a)及び図9(b)は、第2実施形態に係る見出しホルダー40の斜視図である。なお、図9(a)及び図9(b)において、図2の見出しホルダー10と同じ構成については同一符号を付してその説明を省略する。
(Second Embodiment)
FIGS. 9A and 9B are perspective views of the
図9(a)及び図9(b)に示すように、本実施形態の見出しホルダー40は、本体2の上面全面が庇部212で覆われており、窓部22がない点で図2の見出しホルダー10と異なる。
As shown in FIGS. 9A and 9B, the heading
本体2及び蓋部1を含む見出しホルダー40は、透明な樹脂材料によって形成されており、庇部212を通して、収容した見出し紙の内容を視認することができる。
The
蓋部1を閉じると、見出しホルダー40に収容された見出し紙を完全に覆うことができる。これにより、本実施形態の見出しホルダー40によれば、見出し紙の汚れを防ぐことができる。
When the
1…蓋部、11…ヒンジ部、13…天板、12a…溝部、2…本体、10、40、80…見出しホルダー、10a…樹脂成型体、21…枠体、12、121、211…側壁、212…庇部、213…挿入口、20…折曲部、22…窓部、23、123…底面板、231…上面、232…垂直面、24…案内板、241…爪部、71、72…金型、73…キャビティ、81…本体、82…窓板、83…張出部、84…凹部、85、90…見出し紙。
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記枠体の下方を覆う背面板と、
前記枠体の側部に形成され、前記枠体と背面板との間のスペースにつながった挿入口と、
前記挿入口の上の枠体から前記挿入口の外側に伸び出て前記挿入口の外側を覆うとともに、前記枠体との境界に設けられた肉薄のヒンジ部を介して前記枠体に対して回転可能な蓋部と、
前記挿入口の下の背面板から伸び出るとともに、前記蓋部と係合する爪部が形成された案内板と、
を備えたことを特徴とする見出しホルダー。 A frame that supports the peripheral edge of the header sheet;
A back plate covering the lower side of the frame,
An insertion port formed in a side portion of the frame body and connected to a space between the frame body and the back plate;
The frame extends from the frame above the insertion port to the outside of the insertion port, covers the outside of the insertion port, and is attached to the frame through a thin hinge provided at the boundary with the frame. A rotatable lid,
A guide plate that extends from the back plate under the insertion port and has a claw portion that engages with the lid portion;
Headline holder characterized by having.
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