本願発明の複数の実施形態は、システムの周波数スペクトル効率を最大化し、システムのスループットを最大化し得るデータ送信方法、基地局、およびユーザ機器を提供する。
第1態様はデータ送信方法を提供し、データ送信方法は、少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する段階であり、少なくとも2つのMCSテーブルのうち少なくとも1つのMCSテーブルは、256直交振幅変調QAMに対応するMCSを含む、段階と、判断されたMCSと判断されたTBSとに基づき、サービスデータをユーザ機器へ送信する段階とを備える。
第1態様を参照すると、第1態様の第1の可能な実施例において、少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する段階はユーザ機器が配置されているロングタームエボリューションLTEシステムのリリースを判断する段階と、ユーザ機器が配置されているLTEシステムのリリースに従って、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択し、少なくとも2つのTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択する段階とを有する。
第1態様、または第1態様の第1の可能な実施例を参照すると、第1態様の第2の可能な実施例において、方法は、サービスデータをユーザ機器へ送信する段階の前に、インジケーション情報をユーザ機器へ送信する段階であり、インジケーション情報は、選択された1つのMCSテーブルおよび/または選択された1つのTBSテーブルについての情報を示すのに用いられる、段階をさらに備える。
第1態様、または第1態様の第1または第2の可能な実施例を参照すると、第1態様の第3の可能な実施例において、少なくとも2つのMCSテーブルは第1MCSテーブルおよび第2MCSテーブルを含み、少なくとも2つのTBSテーブルは第1TBSテーブルおよび第2TBSテーブルを含み、第1MCSテーブルは第1TBSテーブルと協同し、第2MCSテーブルは第2TBSテーブルと協同し、第1MCSテーブルは256−QAM変調スキームを含み、および/または、同じMCSレベル指標および同じリソースブロックペアサイズに対応するとき、第1TBSテーブル内のTBSは、第2TBSテーブル内のTBSより小さくない。
第1態様の第3の可能な実施例を参照すると、第1態様の第4の可能な実施例において、第1MCSテーブルおよび第1TBSテーブルはLTEリリース12に対応し、第2MCSテーブルおよび第2TBSテーブルはLTEリリース8から11に対応する。
第1態様の第3または第4の可能な実施例を参照すると、第1態様の第5の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応するTBSと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応するTBSと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応するTBSと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。
第1態様の第3、第4または第5の可能な実施例を参照すると、第1態様の第6の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。
第1態様の第5または第6の可能な実施例を参照すると、第1態様の第7の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは256−QAMである。
第1態様の第3または第4の可能な実施例を参照すると、第1態様の第8の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応するTBSと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応するTBSと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応するTBSと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。
第1態様の第3、第4または第8の可能な実施例を参照すると、第1態様の第9の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。
第1態様の第8または第9の可能な実施例を参照すると、第1態様の第10の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは256−QAMである。
第1態様の第3または第4の可能な実施例を参照すると、第1態様の第11の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応するTBSと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。
第1態様の第3、第4または第11の可能な実施例を参照すると、第1態様の第12の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応する変調スキームと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。
第1態様の第11または第12の可能な実施例を参照すると、第1態様の第13の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標26、27および28に対応する変調スキームは256−QAMである。
第2態様はデータ送信方法を提供し、データ送信方法は、少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する段階であり、少なくとも2つのMCSテーブルのうち少なくとも1つのMCSテーブルは、256−QAMに対応するMCSを含む、段階と、判断されたMCSと判断されたTBSとに基づき、基地局により送信されるサービスデータを取得する段階とを備える。
第2態様を参照すると、第2態様の第1の可能な実施例において、方法は、基地局により送信されるインジケーション情報を受信する段階であり、インジケーション情報は、選択された1つのMCSテーブルおよび/または選択された1つのTBSテーブルについての情報を示すのに用いられる、段階をさらに備え、少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択して変調符号化スキームMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する段階は、インジケーション情報に従って、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する段階を有する。
第2態様、または第2態様の第1の可能な実施例を参照すると、第2態様の第2の可能な実施例において、少なくとも2つのMCSテーブルは第1MCSテーブルおよび第2MCSテーブルを含み、少なくとも2つのTBSテーブルは第1TBSテーブルおよび第2TBSテーブルを含み、第1MCSテーブルは第1TBSテーブルと協同し、第2MCSテーブルは第2TBSテーブルと協同し、第1MCSテーブルは256−QAM変調スキームを含み、および/または同じMCSレベル指標および同じリソースブロックペアサイズに対応するとき、第1TBSテーブル内のTBSは、第2TBSテーブル内のTBSより小さくない。
第2態様の第2の可能な実施例を参照すると、第2態様の第3の可能な実施例において、第1MCSテーブルおよび第1TBSテーブルはLTEリリース12に対応し、第2MCSテーブルおよび第2TBSテーブルはLTEリリース8から11に対応する。
第2態様の第2または第3の可能な実施例を参照すると、第2態様の第4の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応するTBSと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応するTBSと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応するTBSと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。
第2態様の第2、第3または第4の可能な実施例を参照すると、第2態様の第5の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。
第2態様の第4または第5の可能な実施例を参照すると、第2態様の第6の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは256−QAMである。
第2態様の第2または第3の可能な実施例を参照すると、第2態様の第7の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応するTBSと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応するTBSと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応するTBSと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。
第2態様の第2、第3または第7の可能な実施例を参照すると、第2態様の第8の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。
第2態様の第7または第8の可能な実施例を参照すると、第2態様の第9の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは256−QAMである。
第2態様の第2または第3の可能な実施例を参照すると、第2態様の第10の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応するTBSと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。
第2態様の第2、第3または第10の可能な実施例を参照すると、第2態様の第11の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応する変調スキームと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。
第2態様の第10または第11の可能な実施例を参照すると、第2態様の第12の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標26、27および28に対応する変調スキームは256−QAMである。
第3態様は基地局を提供し、基地局は、少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断するよう構成された選択および判断ユニットであり、少なくとも2つのMCSテーブルのうち少なくとも1つのMCSテーブルは、256直交振幅変調QAMに対応するMCSを含む、選択および判断ユニットと、判断されたMCSと判断されたTBSとに基づきサービスデータをユーザ機器に送信するよう構成された送信ユニットとを備える。
第3態様を参照すると、第3態様の第1の可能な実施例において、選択および判断ユニットは、ユーザ機器が配置されているロングタームエボリューションLTEシステムのリリースを判断するよう構成された判断サブユニットと、ユーザ機器が配置されているLTEシステムのリリースに従って、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択し、少なくとも2つのTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択するよう構成された選択サブユニットとを有する。
第3態様、または第3態様の第1の可能な実施例を参照すると、第3態様の第2の可能な実施例において、送信ユニットはさらに、インジケーション情報をユーザ機器に送信するよう構成され、インジケーション情報は、選択された1つのMCSテーブルおよび/または選択された1つのTBSテーブルについての情報を示すのに用いられる。
第3態様、または第3態様の第1または第2の可能な実施例を参照すると、第3態様の第3の可能な実施例において、少なくとも2つのMCSテーブルは第1MCSテーブルおよび第2MCSテーブルを含み、少なくとも2つのTBSテーブルは第1TBSテーブルおよび第2TBSテーブルを含み、第1MCSテーブルは第1TBSテーブルと協同し、第2MCSテーブルは第2TBSテーブルと協同し、第1MCSテーブルは256−QAM変調スキームを含み、および/または、同じMCSレベル指標および同じリソースブロックペアサイズに対応するとき、第1TBSテーブル内のTBSは、第2TBSテーブル内のTBSより小さくない。
第3態様の第3の可能な実施例を参照すると、第3態様の第4の可能な実施例において、第1MCSテーブルおよび第1TBSテーブルはLTEリリース12に対応し、第2MCSテーブルおよび第2TBSテーブルはLTEリリース8から11に対応する。
第3態様の第3または第4の可能な実施例を参照すると、第3態様の第5の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応するTBSと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応するTBSと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応するTBSと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。
第3態様の第3、第4または第5の可能な実施例を参照すると、第3態様の第6の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。
第3態様の第5または第6の可能な実施例を参照すると、第3態様の第7の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは256−QAMである。
第3態様の第3または第4の可能な実施例を参照すると、第3態様の第8の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応するTBSと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応するTBSと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応するTBSと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。
第3態様の第3、第4または第8の可能な実施例を参照すると、第3態様の第9の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。
第3態様の第8または第9の可能な実施例を参照すると、第3態様の第10の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは256−QAMである。
第3態様の第3または第4の可能な実施例を参照すると、第3態様の第11の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応するTBSと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。
第3態様の第3、第4または第11の可能な実施例を参照すると、第3態様の第12の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応する変調スキームと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。
第3態様の第11または第12の可能な実施例を参照すると、第3態様の第13の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標26、27および28に対応する変調スキームは256−QAMである。
第4態様はユーザ機器を提供し、ユーザ機器は、少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断するよう構成された選択および判断ユニットであり、少なくとも2つのMCSテーブルのうち少なくとも1つのMCSテーブルは、256−QAMに対応するMCSを含む、選択および判断ユニットと、判断されたMCSと判断されたTBSとに基づき、基地局により送信されたサービスデータを取得するよう構成された取得ユニットとを備える。
第4態様を参照すると、第4態様の第1の可能な実施例において、取得ユニットはさらに、基地局により送信されたインジケーション情報を受信するよう構成され、インジケーション情報は、選択された1つのMCSテーブルおよび/または選択された1つのTBSテーブルについての情報を示すのに用いられ、選択および判断ユニットは具体的には、インジケーション情報に従って、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断するよう構成される。
第4態様、または第4態様の第1の可能な実施例を参照すると、第4態様の第2の可能な実施例において、少なくとも2つのMCSテーブルは第1MCSテーブルおよび第2MCSテーブルを含み、少なくとも2つのTBSテーブルは第1TBSテーブルおよび第2TBSテーブルを含み、第1MCSテーブルは第1TBSテーブルと協同し、第2MCSテーブルは第2TBSテーブルと協同し、第1MCSテーブルは256−QAM変調スキームを含み、および/または、同じMCSレベル指標および同じリソースブロックペアサイズに対応するとき、第1TBSテーブル内のTBSは、第2TBSテーブル内のTBSより小さくない。
第4態様の第2の可能な実施例を参照すると、第4態様の第3の可能な実施例において、第1MCSテーブルおよび第1TBSテーブルはLTEリリース12に対応し、第2MCSテーブルおよび第2TBSテーブルはLTEリリース8から11に対応する。
第4態様の第2または第3の可能な実施例を参照すると、第4態様の第4の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応するTBSと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応するTBSと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応するTBSと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。
第4態様の第2、第3または第4の可能な実施例を参照すると、第4態様の第5の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。
第4態様の第4または第5の可能な実施例を参照すると、第4態様の第6の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは256−QAMである。
第4態様の第2または第3の可能な実施例を参照すると、第4態様の第7の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応するTBSと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応するTBSと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応するTBSと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。
第4態様の第2、第3または第7の可能な実施例を参照すると、第4態様の第8の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。
第4態様の第7または第8の可能な実施例を参照すると、第4態様の第9の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは256−QAMである。
第4態様の第2または第3の可能な実施例を参照すると、第4態様の第10の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応するTBSと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。
第4態様の第2、第3または第10の可能な実施例を参照すると、第4態様の第11の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応する変調スキームと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。
第4態様の第10または第11の可能な実施例を参照すると、第4態様の第12の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標26、27および28に対応する変調スキームは256−QAMである。
第5の態様は基地局を提供し、基地局は、プロセッサと、メモリとを備え、メモリは、プログラムコードと、少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルと、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルとを格納し、プロセッサは、メモリ内のプログラムコードを呼び出して、少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する処理であり、少なくとも2つのMCSテーブルのうち少なくとも1つのMCSテーブルは、256直交振幅変調QAMに対応するMCSを含む処理と、判断されたMCSと判断されたTBSとに基づき、サービスデータをユーザ機器へ送信する処理とを実行するよう構成されている。
第5の態様を参照すると、第5の態様の第1の可能な実施例において、プロセッサは、メモリ内のプログラムコードを呼び出して、具体的には、ユーザ機器が配置されているロングタームエボリューションLTEシステムのリリースを判断する処理と、ユーザ機器が配置されているLTEシステムのリリースに従って、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択し、少なくとも2つのTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択する処理とを実行するよう構成されている。
第5の態様、または第5の態様の第1の可能な実施例を参照すると、第5の態様の第2の可能な実施例において、プロセッサは、メモリ内のプログラムコードを呼び出して、インジケーション情報をユーザ機器に送信する処理をさらに実行するよう構成され、インジケーション情報は、選択された1つのMCSテーブルおよび/または選択された1つのTBSテーブルについての情報を示すのに用いられる。
第5の態様、または第5の態様の第1または第2の可能な実施例を参照すると、第5の態様の第3の可能な実施例において、少なくとも2つのMCSテーブルは第1MCSテーブルおよび第2MCSテーブルを含み、少なくとも2つのTBSテーブルは第1TBSテーブルおよび第2TBSテーブルを含み、第1MCSテーブルは第1TBSテーブルと協同し、第2MCSテーブルは第2TBSテーブルと協同し、第1MCSテーブルは256−QAM変調スキームを含み、および/または、同じMCSレベル指標および同じリソースブロックペアサイズに対応するとき、第1TBSテーブル内のTBSは、第2TBSテーブル内のTBSより小さくない。
第5の態様の第3の可能な実施例を参照すると、第5の態様の第4の可能な実施例において、第1MCSテーブルおよび第1TBSテーブルはLTEリリース12に対応し、第2MCSテーブルおよび第2TBSテーブルはLTEリリース8から11に対応する。
第5の態様の第3または第4の可能な実施例を参照すると、第5の態様の第5の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応するTBSと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応するTBSと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応するTBSと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。
第5の態様の第3、第4または第5の可能な実施例を参照すると、第5の態様の第6の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。
第5の態様の第5または第6の可能な実施例を参照すると、第5の態様の第7の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは256−QAMである。
第5の態様の第3または第4の可能な実施例を参照すると、第5の態様の第8の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応するTBSと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応するTBSと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応するTBSと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。
第5の態様の第3、第4または第8の可能な実施例を参照すると、第5の態様の第9の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。
第5の態様の第8または第9の可能な実施例を参照すると、第5の態様の第10の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは256−QAMである。
第5の態様の第3または第4の可能な実施例を参照すると、第5の態様の第11の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応するTBSと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。
第5の態様の第3、第4または第11の可能な実施例を参照すると、第5の態様の第12の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応する変調スキームと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。
第5の態様の第11または第12の可能な実施例を参照すると、第5の態様の第13の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標26、27および28に対応する変調スキームは256−QAMである。
第6態様はユーザ機器を提供し、ユーザ機器は、プロセッサと、メモリとを備え、メモリは、プログラムコードと、少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルと、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルとを格納し、プロセッサは、メモリ内のプログラムコードを呼び出して、少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する処理であり、少なくとも2つのMCSテーブルのうち少なくとも1つのMCSテーブルは、256−QAMに対応するMCSを含む処理と、判断されたMCSと判断されたTBSとに基づき、基地局により送信されたサービスデータを取得する処理とを実行するよう構成されている。
第6態様を参照すると、第6態様の第1の可能な実施例において、プロセッサはメモリ内のプログラムコードを呼び出して、具体的には、基地局により送信されたインジケーション情報を受信する処理であり、インジケーション情報は、選択された1つのMCSテーブルおよび/または選択された1つのTBSテーブルについての情報を示すのに用いられる処理と、インジケーション情報に従って、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する処理とを実行するよう構成されている。
第6態様、または第6態様の第1の可能な実施例を参照すると、第6態様の第2の可能な実施例において、少なくとも2つのMCSテーブルは第1MCSテーブルおよび第2MCSテーブルを含み、少なくとも2つのTBSテーブルは第1TBSテーブルおよび第2TBSテーブルを含み、第1MCSテーブルは第1TBSテーブルと協同し、第2MCSテーブルは第2TBSテーブルと協同し、第1MCSテーブルは256−QAM変調スキームを含み、および/または、同じMCSレベル指標および同じリソースブロックペアサイズに対応するとき、第1TBSテーブル内のTBSは、第2TBSテーブル内のTBSより小さくない。
第6態様の第2の可能な実施例を参照すると、第6態様の第3の可能な実施例において、第1MCSテーブルおよび第1TBSテーブルはLTEリリース12に対応し、第2MCSテーブルおよび第2TBSテーブルはLTEリリース8から11に対応する。
第6態様の第2または第3の可能な実施例を参照すると、第6態様の第4の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応するTBSと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応するTBSと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応するTBSと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。
第6態様の第2、第3または第4の可能な実施例を参照すると、第6態様の第5の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。
第6態様の第4または第5の可能な実施例を参照すると、第6態様の第6の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは256−QAMである。
第6態様の第2または第3の可能な実施例を参照すると、第6態様の第7の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応するTBSと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応するTBSと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応するTBSと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。
第6態様の第2、第3または第7の可能な実施例を参照すると、第6態様の第8の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。
第6態様の第7または第8の可能な実施例を参照すると、第6態様の第9の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは256−QAMである。
第6態様の第2または第3の可能な実施例を参照すると、第6態様の第10の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応するTBSと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。
第6態様の第2、第3または第10の可能な実施例を参照すると、第6態様の第11の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応する変調スキームと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。
第6態様の第10または第11の可能な実施例を参照すると、第6態様の第12の可能な実施例において、第1MCSテーブルのMCSレベル指標26、27および28に対応する変調スキームは256−QAMである。
ゆえに、本願発明の複数の実施形態において、基地局は、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する。比較的多くの選択機会があり、異なるユーザ機器属性に特定的な、特定的に対応している複数のMCSテーブルおよび複数のTBSテーブルが選択され得るので、システムの周波数スペクトル効率は比較的高くなり得、システムスループットは比較的高い。少なくとも2つのMCSテーブルに存在している少なくとも1つのMCSテーブルは256−QAMに対応するMCSを含み、ゆえに、ユーザ機器のサービスデータのために比較的高い変調スキームを用いる必要があるとき、基地局は、256−QAMに対応するMCSを含むMCSテーブルを選択してMCSを判断し得る。これにより、システムの周波数スペクトル効率をさらに改善し得、システムスループットをさらに改善し得る。
下記に、本願発明の複数の実施形態における添付の図面を参照し、本願発明の複数の実施形態における技術的解決法が明確かつ完全に説明される。明らかに、説明されている複数の実施形態は、本願発明の複数の実施形態のいくつかであるが全てではない。創造努力なしで、本願発明の複数の実施形態に基づき当業者により得られる全ての他の実施形態が、本願発明の保護範囲に含まれる。
図1は、本願発明の実施形態に係るデータ送信方法100の概略フローチャートである。図1に示されているように、方法100は以下を含み得る。
S110:少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する段階であり、少なくとも2つのMCSテーブルのうち少なくとも1つのMCSテーブルは、256直交振幅変調(Quadrature Amplitude Modulation,QAM)に対応するMCSを含む、段階。
S120:判断されたMCSと判断されたTBSとに基づき、サービスデータをユーザ機器へ送信する段階。
具体的には、サービスデータをユーザ機器へ送信する必要があるとき、基地局は、少なくとも2つの格納されたMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択し、少なくとも2つの格納されたTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択し得、基地局は、選択された1つのTBSテーブルから、基地局とユーザ機器との間のチャネルの状態に従って、送信される必要があるサービスデータのためのMCSレベルを判断し得る。ここで、判断されたMCSレベルは変調スキームとTBS指標とに対応し得る。それから、基地局は、選択されたTBSテーブルから、ユーザ機器へ送信される必要があるサービスデータにより占有される必要があるリソースブロックペア数とTBS指標とに従って、サービスデータの送信が占有する必要があるTBSを判断し得る。それから、基地局は、MCSレベルに対応する変調スキームと、判断されたTBSとに従って、リソースブロックペアの対応する位置でサービスデータを送信し得る。上述の少なくとも2つのテーブルに存在している少なくとも1つのMCSテーブルは、256−QAMに対応するMCSを含む。
ゆえに、本願発明の複数の実施形態において、基地局は、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する。比較的多くの選択機会があり、特定的に対応している複数のMCSテーブルおよび複数のTBSテーブルが異なるユーザ機器属性に特定的に選択され得るので、システムの周波数スペクトル効率は比較的高くなり得、システムスループットは比較的高い。少なくとも2つのMCSテーブルに存在している少なくとも1つのMCSテーブルは256−QAMに対応するMCSを含み、ゆえに、ユーザ機器のサービスデータのために比較的高い変調スキームを用いる必要があるとき、基地局は、256−QAMに対応するMCSを含むMCSテーブルを選択してMCSを判断し得る。これにより、システムの周波数スペクトル効率をさらに改善し得、システムスループットをさらに改善し得る。
本願発明の本実施形態において、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する段階S110は、ユーザ機器が配置されているロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)システムのリリースを判断する段階と、ユーザ機器が配置されているLTEシステムのリリースに従って、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択し、少なくとも2つのTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択する段階とを含み得る。
具体的には、サービスデータがユーザ機器へ送信される必要があると判断されたとき、基地局はまず、ユーザ機器が配置されているLTEシステムのリリースを判断し得、それから、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してLTEリリースに従ってTBSを判断し得る。それから、基地局は、判断されたMCSと判断されたTBSとに基づき、サービスデータをユーザ機器へ送信し得る。
ゆえに、本願発明の本実施形態において、ユーザ機器が配置されているLTEシステムのリリースに基づき、1つのMCSテーブルが少なくとも2つのMCSテーブルから選択されてMCSが判断され、1つのTBSテーブルが少なくとも2つのTBSテーブルから選択されてTBSが判断される。ゆえに、複数のMCSテーブルおよび複数のTBSテーブルが、異なる複数のLTEリリースの異なる複数の属性に関して設定され得、MCSテーブルおよびTBSテーブルがLTEリリースの属性に準拠しないという事実によって引き起こされる、システムの周波数スペクトル効率の低下の問題が回避され得、リソース要素(Resource Element,RE)の利用が改善され、システムの周波数スペクトル効率も改善され、システムスループットが改善され得る。
オプションで、本願発明の本実施形態において、MCSテーブルが、MCSレベル指標と、(変調次数およびTBS指標)との間の対応関係を格納するために用いられ得、MCSレベル指標と(変調次数およびTBS指標)との間の対応関係を格納し得る任意の格納形態が、MCSテーブルと呼ばれ得る。オプションで、TBSテーブルが、TBS指標と(TBSおよびリソースブロックサイズ)との対応関係を格納するために用いられ得、TBS指標と(TBSおよびリソースブロックサイズ)との対応関係を格納し得る任意の格納形態が、TBSテーブルと呼ばれ得る。
オプションで、本願発明の本実施形態において、MCSテーブルが全てのMCSレベル指標を網羅し得、MCSテーブルは、複数のMCSサブテーブルの形態で存在し得、つまり、MCSテーブルがいくつかのMCSレベル指標を網羅する。オプションで、本願発明の本実施形態において、TBSテーブルが1つのTBSテーブルに対応するMCSテーブルに対応する全てのTBS指標を網羅し得、TBSテーブルは、複数のTBSサブテーブルの形態で存在し得、つまり、TBSサブテーブルがいくつかのTBS指標を網羅する。
オプションで、本願発明の本実施形態において、上述の少なくとも2つのMCSテーブルは、第1MCSテーブルおよび第2MCSテーブルを含み得、上述の少なくとも2つのTBSテーブルは、第1TBSテーブルおよび第2TBSテーブルを含み得、第1MCSテーブルは第1TBSテーブルと協同し、第2MCSテーブルは第2TBSテーブルと協同する。オプションで、第1MCSテーブルは256−QAM変調スキームを含み、および/または同じMCSレベル指標および同じリソースブロックペアサイズに対応するとき、第1TBSテーブル内のTBSは、第2TBSテーブル内のTBSより小さくない。
本願発明の本実施形態において、サービスデータがユーザ機器へ送信される段階S120の前に、方法100は、インジケーション情報をユーザ機器へ送信する段階であり、インジケーション情報は、選択された1つのMCSテーブルおよび/または選択された1つのTBSテーブルについての情報を示すのに用いられる、段階をさらに含み得る。
つまり、基地局がサービスデータをユーザ機器へ送信する前に、ユーザ機器がサービスデータを正しく取得出来るよう、基地局はユーザ機器に、サービスデータのために用いられる1セットのMCSテーブルとTBSテーブルとを通知し得る。具体的には、基地局は、選択されたMCSテーブルについての情報のみをユーザ機器へ送信し得、それから、基地局は、選択されたMCSテーブルについての情報を用いることにより、基地局により用いられるMCSテーブルを判断し、MCSテーブルに対応するTBSテーブルを判断し得、または、基地局は、選択されたTBSテーブルについての情報のみをユーザ機器へ送信し得、それから、ユーザ機器は、選択されたTBSテーブルについての情報を用いることにより、基地局により用いられるTBSテーブルを判断し、TBSテーブルに対応するMCSテーブルを判断し得、または、もちろん、基地局は、用いられるMCSテーブルおよびTBSテーブルについての情報をユーザ機器へ送信し得、ユーザ機器は直接的に、情報に従って、基地局により用いられるTBSテーブルおよびMCSテーブルを判断し得る。
本願発明の本実施形態において、上述のインジケーション情報は、無線リソース制御(Radio Resource Control,RRC)シグナリングまたは下りリンク制御情報(Downlink Control Information,DCI)シグナリングを用いることにより伝搬され得る。本願発明の本実施形態において、サービスデータのために用いられる1セットのMCSテーブルとTBSテーブルとは、複数のDCIビットの既存のビットを用いることにより暗に示され得、例えば、任意の1セットのMCSテーブルとTBSテーブルとが用いられることを示す特別な値にRVフィールドが設定される。
本願発明の本実施形態において、サービスデータをユーザ機器へ送信する前に、基地局はさらに、ユーザ機器へ、サービスデータのために用いられるMCSレベルについての(MCSレベル指標などの)情報を送信し得、サービスデータのリソースブロックペアについての情報を送信し得る。ゆえに、ユーザ機器は、サービスデータのために基地局により用いられるMCSレベルについての情報に基づき、基地局により用いられるMCSテーブルからMCSレベルを判断し得、判断されたMCSレベルとリソースブロックペアについての情報とに基づき、サービスデータのためのTBSを判断し得、ゆえに、MCSレベルおよびTBSに従ってリソースブロックペア上でサービスデータを取得し得る。
本願発明の本実施形態において、用いられるMCSレベルについての情報を示すのに用いられるフィールドは5ビットであり得、つまり、異なる複数のMCSテーブルがそれぞれ32個のMCSレベル指標を含む。
本願発明の理解の便宜上、本願発明の本実施形態に係る第1MCSテーブル、第1TBSテーブル、第2MCSテーブルおよび第2TBSテーブルは複数の例を通じて下記に説明される。下記に示されているMCSテーブルとTBSテーブルとは本願発明の単なる特定の実施形態であり、本願発明の保護範囲の限定を何ら構成すべきではないことが理解されるべきである。
具体的には、先述の第2MCSテーブルは下記の表1に示されている。
表1
本願発明の本実施形態において示されているMCSテーブルにおいて、各MCSレベルは、1つの変調次数(2、4または6)、およびTBS指標(I
TBS)に対応する。変調次数は、どの変調スキームが用いられるのかを示すのに用いられ得、例えば、2は、四位相偏移変調(Quadrature Phase Shift Keying,QPSK)を表し、4は、16−QAMを表し、6は、64−QAMを表し、データ送信が必要とするTBSのサイズは、TBS指標を用いることにより得られ得る。つまり、TBSは、下記の表2に示されている第2TBSテーブルを用いることにより、および、TBS指標と、サービスデータの送信が必要とするリソースブロックペアのサイズとを用いることにより判断され得る。表2は、0から10個のリソースブロックペアがある場合のTBSテーブルを示していることが理解されるべきである。もちろん、リソースブロックペア数(N
PRB)は、0から20、または他の複数の値でもあり得、表2は、例示的な説明を行う目的のためのみであり、本願発明の限定を何ら構成すべきものではない。
表2
本願発明の本実施形態に従って言及されている第2MCSテーブルおよび第2TBSテーブルは、例として表1と表2とを用いることにより上記に示されている。オプションで、上記の表1および表2に示されているMCSテーブルおよびTBSテーブルは、LTEリリース8から11に対応し得る。
先述の第1MCSテーブルは第2MCSテーブルと異なってもよく、先述の第1TBSテーブルは第2TBSテーブルと異なってもよい。
本願発明の本実施形態において、第1MCSテーブルと第2MCSテーブルとの間の関係は、複数の例を用いることにより説明されている。
例えば、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応するTBSと同じであり得、および/または第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは、256−QAMである。具体的には、第1MCSテーブルは、下記の表3に示され得る。変調次数8は、用いられている変調スキームが256−QAMであることを表す。
表3
他の例として、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応するTBSと同じであり、および/または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは、256−QAMである。具体的には、第1MCSテーブルは、下記の表4に示され得る。
表4
他の例として、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応するTBSと同じであり、および/または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは、256−QAMである。具体的には、第1MCSテーブルは、下記の表5に示され得る。
表5
他の例として、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応するTBSと同じであり、および/または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは、256−QAMである。具体的には、第1MCSテーブルは、下記の表6に示され得る。
表6
他の例として、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応するTBSと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、および/または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは、256−QAMである。具体的には、第1MCSテーブルは、下記の表7に示され得る。
表7
他の例として、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応するTBSと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、および/または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは、256−QAMである。具体的には、第1MCSテーブルは、下記の表8に示され得る。
表8
他の例として、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応するTBSと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数であり、および/または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応する変調スキームと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標26、27および28に対応する変調スキームは、256−QAMである。具体的には、第1MCSテーブルは、下記の表9に示され得る。
表9
上記の表1から表9に示されているMCSテーブルおよびTBSテーブルの形態は、本願発明の本実施形態の限定を構成すべきではないことが理解されるべきである。例えば、TBS指標Aと、上記の表3から表9のいずれか1つに示されているMCSテーブルに一致する第1TBSテーブル内のリソースブロックペアサイズBに対応するTBSとは、TBS指標Aと、第2TBSテーブル内のリソースブロックペアサイズBに対応するTBSと同じであり得る。しかし、上記の表3から表9に示されているMCSテーブル内の複数のTBS指標は、0から28まで順にも配置され得、この場合、上記の表3から表9のいずれか1つに示されているMCSテーブルに一致する第1TBSテーブル内のTBS指標Aと、リソースブロックペア数Bに対応するTBSとは、第2TBSテーブル内のTBS指標Aと、リソースブロックペア数Bに対応するTBSと必ずしも同じではない。例えば、表3に関して、同じリソースブロックペアサイズの場合、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応するTBSと同じであり得、つまり、同じリソースブロックペアサイズの場合、第1MCSレベル指標aに対応するTBS指標がCであり、第2MCSレベル指標a+1に対応するTBS指標がDである場合、第1TBSテーブル内のTBS指標Cに対応するTBSは、第2TBSテーブル内のTBS指標Dに対応するTBSと同じである。
本願発明の本実施形態において、先述の第1MCSテーブルおよび第1TBSテーブルは、LTEリリース12に対応し得、先述の第2MCSテーブルおよび第2TBSテーブルは、LTEリリース8から11に対応し得る。
従来技術において、リリース8から11に対応するMCSテーブルおよびTBSテーブルは、リリース12における各LTEシステムのために直接的に用いられる。本願発明の本実施形態において、LTEリリース12に対応するユーザ機器に関して、前記第1MCSテーブルが用いられる場合、前記第1MCSテーブルは256−QAM変調スキームを含み得、ゆえに、この場合、リリース12におけるスモールセルエンハンスメント(Small Cell Enhancement,SCE)シナリオに対応する信号対干渉プラス雑音比(Signal to Interference plus Noise Ratio,SINR)が比較的大きいとき、前記基地局は、そのシナリオで前記ユーザ機器により送信されたサービスデータを、より高い変調スキーム、つまり、256−QAM変調スキームを用いることにより変調させ得、これにより、システムの周波数スペクトル効率が改善され得、システムスループットが高められ得る。
さらに、同じMCSレベルおよび同じリソースブロックペア数の場合、第1TBSテーブル内のTBSは、第2TBSテーブル内のTBSより小さくないので、および、この場合、LTEリリース12におけるニューキャリアタイプ(New Carrier Type,NCT)シナリオにおいて、物理下りリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel,PDCCH)エリアまたはセル固有の参照信号(Cell−specific reference signal,CRS)エリアがなく、復調参照信号(DeModulation Reference Signal,DMRS)エリアのみがあるので、サービスデータの送信のために用いられるREがより多くあり得、ゆえに、そのシナリオでのサービスデータのユーザ機器への送信のエンコード効率は、第1TBSテーブルを用いることにより改善され得る。
(具体的には、NCTシナリオにおけるものであり得る)リリース12におけるLTEシステムに関して、本願発明の第1MCSテーブルおよび第1TBSテーブルが用いられたときに得られるエンコード効率、および従来技術におけるリリース8から11に対応する第2MCSテーブルおよび第2TBSテーブルが用いられたときに得られるエンコード効率に関する統計が集められ、本願発明の第1MCSテーブルおよび第1TBSテーブルが用いられたときに得られるエンコード効率は、リリース8から11に対応する第2MCSテーブルおよび第2TBSテーブルが用いられたときに得られるエンコード効率より明らかに高い。下記の表10は、リリース12におけるLTEシステムのシナリオにおいてリソースブロックペア数が20であるときに、リリース8から11に対応するMCSテーブルおよびTBSテーブルが用いられたときに得られるエンコード効率を示しており、下記の表11は、リリース12におけるLTEシステムのシナリオにおいてリソースブロックペア数が20であるときに、表9に示されている第1MCSテーブル、および第1MCSテーブルに対応するTBSが用いられたときに得られるエンコード効率を示している。
表10
表11
表11内のTBS指標27、28および29に対応する複数のTBSは、具体的なシチュエーションに応じて設定され得、本願発明の本実施形態において、本明細書で限定されない。
ゆえに、上記の表10および表11から、本願発明の本実施形態における第1MCSテーブルおよび第1TBSテーブルが用いられてリリース12に対応するユーザ機器のMCSレベル、およびTBSが判断されるときに得られる有効符号化レートは、第2MCSテーブルおよび第2TBSテーブルが用いられてリリース12に対応するユーザ機器のMCSレベル、およびTBSが判断されるときに得られる有効符号化レートより明らかに高く、ターゲットの符号化レートに非常に近いことがわかる。
ゆえに、本願発明の本実施形態において、基地局は、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する。比較的多くの選択機会があり、異なる複数のMCSテーブルおよび複数のTBSテーブルが異なるユーザ機器属性に特定的に選択され得るので、システムの周波数スペクトル効率は比較的高くなり得、システムスループットは比較的高い。少なくとも2つのMCSテーブルに存在している少なくとも1つのMCSテーブルは256−QAMに対応するMCSを含み、ゆえに、ユーザ機器のサービスデータのために比較的高い変調スキームを用いる必要があるとき、基地局は、256−QAMに対応するMCSを含むMCSテーブルを選択してMCSを判断し得る。これにより、システムの周波数スペクトル効率をさらに改善し得、システムスループットをさらに改善し得る。
本願発明の複数の実施形態におけるデータ送信方法は上記で、基地局側から見て説明されており、本願発明の複数の実施形態におけるデータ送信方法は下記に、ユーザ機器側から見て説明される。
図2は、本願発明の実施形態に係るデータ送信方法200の概略フローチャートである。図2に示されているように、方法200は以下を含む。
S210:少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する段階であり、少なくとも2つのMCSテーブルのうち少なくとも1つのMCSテーブルは、256−QAMに対応するMCSを含む、段階。
S220:判断されたMCSと判断されたTBSとに基づき、基地局により送信されたサービスデータを取得する段階。
具体的には、基地局により送信されたサービスデータが受信される必要があると判断されたとき、ユーザ機器は、少なくとも2つの格納されたMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択し得、少なくとも2つの格納されたTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択し得、それから、選択された1つのTBSテーブルから、受信される必要があるサービスデータのためのMCSレベルを判断し得、ここで、判断されたMCSレベルは、変調スキームとTBS指標とに対応し得る。それから、ユーザ機器は、受信される必要があるサービスデータにより占有されるリソースブロックペアのサイズとTBS指標とに従って、サービスデータにより占有されるTBSを判断し得、ゆえに、ユーザ機器は、MCSレベルに対応する変調スキームと判断されたTBSとに従って、基地局により送信されるサービスデータを取得し得る。上述の少なくとも2つのテーブルに存在している少なくとも1つのMCSテーブルは、256−QAMに対応するMCSを含む。
ゆえに、本願発明の本実施形態において、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルが選択されてMCSが判断され、少なくとも2つのTBSテーブルから1つのTBSテーブルが選択されてTBSが判断される。比較的多くの選択機会があるので、システムの周波数スペクトル効率は比較的高くなり得、システムスループットは比較的高い。少なくとも2つのMCSテーブルに存在している少なくとも1つのMCSテーブルは256−QAMに対応するMCSを含み、ゆえに、ユーザ機器のサービスデータのために比較的高い変調スキームを用いる必要があるとき、基地局は、256−QAMに対応するMCSを含むMCSテーブルを選択してMCSを判断し得る。これにより、システムの周波数スペクトル効率をさらに改善し得、システムスループットをさらに改善し得る。
オプションで、本願発明の本実施形態において、MCSテーブルが、MCSレベル指標と、(変調次数およびTBS指標)との間の対応関係を格納するために用いられ得、MCSレベル指標と(変調次数およびTBS指標)との間の対応関係を格納し得る任意の格納形態が、MCSテーブルと呼ばれ得る。オプションで、TBSテーブルが、TBS指標と(TBSおよびリソースブロックサイズ)との対応関係を格納するために用いられ得、TBS指標と(TBSおよびリソースブロックサイズ)との対応関係を格納し得る任意の格納形態が、TBSテーブルと呼ばれ得る。
オプションで、本願発明の本実施形態において、MCSテーブルが全てのMCSレベル指標を網羅し得、MCSテーブルは、複数のMCSサブテーブルの形態で存在し得、つまり、MCSテーブルがいくつかのMCSレベル指標を網羅する。オプションで、本願発明の本実施形態において、TBSテーブルが1つのTBSテーブルに対応するMCSテーブルに対応する全てのTBS指標を網羅し得、TBSテーブルは、複数のTBSサブテーブルの形態で存在し得、つまり、TBSサブテーブルがいくつかのTBS指標を網羅する。
オプションで、本願発明の本実施形態において、上述の少なくとも2つのMCSテーブルは、第1MCSテーブルおよび第2MCSテーブルを含み得、上述の少なくとも2つのTBSテーブルは、第1TBSテーブルおよび第2TBSテーブルを含み得、第1MCSテーブルは第1TBSテーブルと協同し、第2MCSテーブルは第2TBSテーブルと協同する。オプションで、第1MCSテーブルは256−QAM変調スキームを含み、および/または同じMCSレベル指標および同じリソースブロックペアサイズに対応するとき、第1TBSテーブル内のTBSは、第2TBSテーブル内のTBSより小さくない。
本願発明の本実施形態において、方法100は、基地局により送信されたインジケーション情報を受信する段階をさらに含み得、ここで、インジケーション情報は、選択された1つのMCSテーブルおよび/または選択された1つのTBSテーブルについての情報を示すのに用いられる。対応して、少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択して変調符号化スキームMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する段階であるS210は、インジケーション情報に従って、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する段階を含み得る。
つまり、基地局がサービスデータをユーザ機器へ送信する前に、ユーザ機器がサービスデータを正しく取得出来るよう、基地局はユーザ機器に、サービスデータのために用いられる1セットのMCSテーブルとTBSテーブルとを通知し得る。具体的には、基地局は、選択されたMCSテーブルについての情報のみをユーザ機器へ送信し得、それから、基地局は、選択されたMCSテーブルについての情報を用いることにより、基地局により用いられるMCSテーブルを判断し、MCSテーブルに対応するTBSテーブルを判断し得、または、基地局は、選択されたTBSテーブルについての情報のみをユーザ機器へ送信し得、それから、ユーザ機器は、選択されたTBSテーブルについての情報を用いることにより、基地局により用いられるTBSテーブルを判断し、TBSテーブルに対応するMCSテーブルを判断し得、または、もちろん、基地局は、用いられるMCSテーブルおよびTBSテーブルについての情報をユーザ機器へ送信し得、ユーザ機器は直接的に、情報に従って、基地局により用いられるTBSテーブルおよびMCSテーブルを判断し得る。
本願発明の本実施形態において、サービスデータをユーザ機器へ送信する前に、基地局はさらに、ユーザ機器へ、サービスデータのために用いられるMCSレベルについての(MCSレベル指標などの)情報を送信し得、サービスデータのリソースブロックペアについての情報を送信し得る。ゆえに、ユーザ機器は、サービスデータのために基地局により用いられるMCSレベルについての情報に基づき、基地局により用いられるMCSテーブルからMCSレベルを判断し得、判断されたMCSレベルとリソースブロックペアについての情報とに基づき、サービスデータのためのTBSを判断し得、ゆえに、MCSレベルおよびTBSに従ってリソースブロックペア上でサービスデータを取得し得る。
本願発明の理解の便宜上、本願発明の本実施形態に係る第1MCSテーブル、第1TBSテーブル、第2MCSテーブルおよび第2TBSテーブルは複数の例を通じて下記に説明される。下記に示されているMCSテーブルとTBSテーブルとは本願発明の単なる特定の実施形態であり、本願発明の保護範囲の限定を何ら構成すべきではないことが理解されるべきである。具体的には、先述の第2MCSテーブルおよび第2TBSテーブルはそれぞれ、上記の表1および表2に示され得る。
先述の第1MCSテーブルは第2MCSテーブルと異なってもよく、先述の第1TBSテーブルは第2TBSテーブルと異なってもよい。
本願発明の本実施形態において、第1MCSテーブルと第2MCSテーブルとの間の関係は、複数の例を通じて説明されている。
例えば、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応するTBSと同じであり得、および/または第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは、256−QAMである。具体的には、第1MCSテーブルは、上記の表3に示され得る。
他の例として、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応するTBSと同じであり、および/または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは、256−QAMである。具体的には、第1MCSテーブルは、上記の表4に示され得る。
他の例として、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応するTBSと同じであり、および/または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは、256−QAMである。具体的には、第1MCSテーブルは、上記の表5に示され得る。
他の例として、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応するTBSと同じであり、および/または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは、256−QAMである。具体的には、第1MCSテーブルは、上記の表6に示され得る。
他の例として、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応するTBSと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、および/または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは、256−QAMである。具体的には、第1MCSテーブルは、上記の表7に示され得る。
他の例として、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応するTBSと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、および/または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは、256−QAMである。具体的には、第1MCSテーブルは、上記の表8に示され得る。
他の例として、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応するTBSと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数であり、および/または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応する変調スキームと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標26、27および28に対応する変調スキームは、256−QAMである。具体的には、第1MCSテーブルは、上記の表9に示され得る。
本願発明の本実施形態において、先述の第1MCSテーブルおよび第1TBSテーブルは、LTEリリース12に対応し得、先述の第2MCSテーブルおよび第2TBSテーブルは、LTEリリース8から11に対応し得る。
ゆえに、本願発明の本実施形態において、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルが選択されてMCSが判断され、少なくとも2つのTBSテーブルから1つのTBSテーブルが選択されてTBSが判断される。比較的多くの選択機会があるので、システムの周波数スペクトル効率は比較的高くなり得、システムスループットは比較的高い。少なくとも2つのMCSテーブルに存在している少なくとも1つのMCSテーブルは256−QAMに対応するMCSを含み、ゆえに、ユーザ機器のサービスデータのために比較的高い変調スキームを用いる必要があるとき、基地局は、256−QAMに対応するMCSを含むMCSテーブルを選択してMCSを判断し得る。これにより、システムの周波数スペクトル効率をさらに改善し得、システムスループットをさらに改善し得る。
図3は、本願発明の実施形態に係る基地局300の概略ブロック図である。図3に示されているように、基地局300は、少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断するよう構成された選択および判断ユニット310であり、少なくとも2つのMCSテーブルのうち少なくとも1つのMCSテーブルは、256直交振幅変調QAMに対応するMCSを含む、選択および判断ユニット310と、判断されたMCSと判断されたTBSとに基づきサービスデータをユーザ機器に送信するよう構成された送信ユニット320とを含む。
オプションで、図4に示されているように、選択および判断ユニット310は、ユーザ機器が配置されているロングタームエボリューションLTEシステムのリリースを判断するよう構成された判断サブユニット312と、ユーザ機器が配置されているLTEシステムのリリースに従って、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択し、少なくとも2つのTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択するよう構成された選択サブユニット314とを含む。
オプションで、送信ユニット320はさらに、インジケーション情報をユーザ機器へ送信するよう構成され、ここで、インジケーション情報は、選択された1つのMCSテーブルおよび/または選択された1つのTBSテーブルについての情報を示すのに用いられる。
オプションで、少なくとも2つのMCSテーブルは第1MCSテーブルおよび第2MCSテーブルを含み、少なくとも2つのTBSテーブルは第1TBSテーブルおよび第2TBSテーブルを含み、第1MCSテーブルは第1TBSテーブルと協同し、第2MCSテーブルは第2TBSテーブルと協同し、第1MCSテーブルは256−QAM変調スキームを含み、および/または、同じMCSレベル指標および同じリソースブロックペアサイズに対応するとき、第1TBSテーブル内のTBSは、第2TBSテーブル内のTBSより小さくない。
オプションで、第1MCSテーブルおよび第1TBSテーブルは、LTEリリース12に対応し、第2MCSテーブルおよび第2TBSテーブルは、LTEリリース8から11に対応する。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応するTBSと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応するTBSと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応するTBSと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは、256−QAMである。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応するTBSと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応するTBSと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応するTBSと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは、256−QAMである。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応するTBSと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応する変調スキームと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標26、27および28に対応する変調スキームは、256−QAMである。
本願発明の本実施形態に係る基地局300は、本願発明の実施形態におけるデータ送信方法における基地局に対応し得ることが理解されるべきであり、簡潔にすることを目的として、詳細は本明細書において再び説明されていない。
ゆえに、本願発明の複数の実施形態において、基地局は、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する。比較的多くの選択機会があり、特定的に対応している複数のMCSテーブルおよび複数のTBSテーブルが異なるユーザ機器属性に特定的に選択され得るので、システムの周波数スペクトル効率は比較的高くなり得、システムスループットは比較的高い。少なくとも2つのMCSテーブルに存在している少なくとも1つのMCSテーブルは256−QAMに対応するMCSを含み、ゆえに、ユーザ機器のサービスデータのために比較的高い変調スキームを用いる必要があるとき、基地局は、256−QAMに対応するMCSを含むMCSテーブルを選択してMCSを判断し得る。これにより、システムの周波数スペクトル効率をさらに改善し得、システムスループットをさらに改善し得る。
図5は、本願発明の実施形態に係るユーザ機器400の概略ブロック図である。図5に示されているように、ユーザ機器400は、少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断するよう構成された選択および判断ユニット410であり、少なくとも2つのMCSテーブルのうち少なくとも1つのMCSテーブルは、256−QAMに対応するMCSを含む、選択および判断ユニット410と、判断されたMCSと判断されたTBSとに基づき、基地局により送信されたサービスデータを取得するよう構成された取得ユニット420とを含む。
オプションで、取得ユニット420はさらに、基地局により送信されたインジケーション情報を受信するよう構成され、インジケーション情報は、選択された1つのMCSテーブルおよび/または選択された1つのTBSテーブルについての情報を示すのに用いられ、選択および判断ユニット410は具体的には、インジケーション情報に従って、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断するよう構成される。
オプションで、少なくとも2つのMCSテーブルは第1MCSテーブルおよび第2MCSテーブルを含み、少なくとも2つのTBSテーブルは第1TBSテーブルおよび第2TBSテーブルを含み、第1MCSテーブルは第1TBSテーブルと協同し、第2MCSテーブルは第2TBSテーブルと協同し、第1MCSテーブルは256−QAM変調スキームを含み、および/または、同じMCSレベル指標および同じリソースブロックペアサイズに対応するとき、第1TBSテーブル内のTBSは、第2TBSテーブル内のTBSより小さくない。
オプションで、第1MCSテーブルおよび第1TBSテーブルは、LTEリリース12に対応し、第2MCSテーブルおよび第2TBSテーブルは、LTEリリース8から11に対応する。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応するTBSと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応するTBSと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応するTBSと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは、256−QAMである。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応するTBSと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応するTBSと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応するTBSと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは、256−QAMである。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応するTBSと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応する変調スキームと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標26、27および28に対応する変調スキームは、256−QAMである。
本願発明の本実施形態に係るユーザ機器400は、本願発明の実施形態におけるデータ送信方法におけるユーザ機器に対応し得ることが理解されるべきであり、簡潔にすることを目的として、詳細は本明細書において再び説明されていない。
ゆえに、本願発明の本実施形態において、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルが選択されてMCSが判断され、少なくとも2つのTBSテーブルから1つのTBSテーブルが選択されてTBSが判断される。比較的多くの選択機会があるので、システムの周波数スペクトル効率は比較的高くなり得、システムスループットは比較的高い。少なくとも2つのMCSテーブルに存在している少なくとも1つのMCSテーブルは256−QAMに対応するMCSを含み、ゆえに、ユーザ機器のサービスデータのために比較的高い変調スキームを用いる必要があるとき、基地局は、256−QAMに対応するMCSを含むMCSテーブルを選択してMCSを判断し得る。これにより、システムの周波数スペクトル効率をさらに改善し得、システムスループットをさらに改善し得る。
図6は、本願発明の実施形態に係る基地局500の概略ブロック図である。基地局500は、プロセッサ510と、メモリ520とを備え、メモリ520は、プログラムコードと、少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルと、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルとを格納し、プロセッサ510は、メモリ520内のプログラムコードを呼び出して、少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する処理であり、少なくとも2つのMCSテーブルのうち少なくとも1つのMCSテーブルは、256直交振幅変調QAMに対応するMCSを含む処理と、判断されたMCSと判断されたTBSとに基づき、サービスデータをユーザ機器へ送信する処理とを実行するよう構成されている。
オプションで、プロセッサ510は、メモリ520内のプログラムコードを呼び出して、具体的には、ユーザ機器が配置されているロングタームエボリューションLTEシステムのリリースを判断する処理と、ユーザ機器が配置されているLTEシステムのリリースに従って、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択し、少なくとも2つのTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択する処理とを実行するよう構成されている。
オプションで、プロセッサ510は、メモリ520内のプログラムコードを呼び出して、インジケーション情報をユーザ機器に送信する処理をさらに実行するよう構成され、インジケーション情報は、選択された1つのMCSテーブルおよび/または選択された1つのTBSテーブルについての情報を示すのに用いられる。
オプションで、少なくとも2つのMCSテーブルは第1MCSテーブルおよび第2MCSテーブルを含み、少なくとも2つのTBSテーブルは第1TBSテーブルおよび第2TBSテーブルを含み、第1MCSテーブルは第1TBSテーブルと協同し、第2MCSテーブルは第2TBSテーブルと協同し、第1MCSテーブルは256−QAM変調スキームを含み、および/または、同じMCSレベル指標および同じリソースブロックペアサイズに対応するとき、第1TBSテーブル内のTBSは、第2TBSテーブル内のTBSより小さくない。
オプションで、第1MCSテーブルおよび第1TBSテーブルは、LTEリリース12に対応し、第2MCSテーブルおよび第2TBSテーブルは、LTEリリース8から11に対応する。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応するTBSと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応するTBSと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応するTBSと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは、256−QAMである。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応するTBSと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応するTBSと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応するTBSと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは、256−QAMである。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応するTBSと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応する変調スキームと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標26、27および28に対応する変調スキームは、256−QAMである。
本願発明の本実施形態に係る基地局500は、本願発明の実施形態におけるデータ送信方法における基地局に対応し得ることが理解されるべきであり、簡潔にすることを目的として、詳細は本明細書において再び説明されていない。
ゆえに、本願発明の本実施形態において、基地局は、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する。比較的多くの選択機会があり、特定的に対応している複数のMCSテーブルおよび複数のTBSテーブルが異なるユーザ機器属性に特定的に選択され得るので、システムの周波数スペクトル効率は比較的高くなり得、システムスループットは比較的高い。少なくとも2つのMCSテーブルに存在している少なくとも1つのMCSテーブルは256−QAMに対応するMCSを含み、ゆえに、ユーザ機器のサービスデータのために比較的高い変調スキームを用いる必要があるとき、基地局は、256−QAMに対応するMCSを含むMCSテーブルを選択してMCSを判断し得る。これにより、システムの周波数スペクトル効率をさらに改善し得、システムスループットをさらに改善し得る。
図7は、本願発明の実施形態に係るユーザ機器600の概略ブロック図である。図7に示されているように、ユーザ機器600は、プロセッサ610と、メモリ620とを備え、メモリ620は、プログラムコードと、少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルと、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルとを格納し、プロセッサ610は、メモリ620内のプログラムコードを呼び出して、少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する処理であり、少なくとも2つのMCSテーブルのうち少なくとも1つのMCSテーブルは、256−QAMに対応するMCSを含む処理と、判断されたMCSと判断されたTBSとに基づき、基地局により送信されたサービスデータを取得する処理とを実行するよう構成されている。
オプションで、プロセッサ610はメモリ620内のプログラムコードを呼び出して、具体的には、基地局により送信されたインジケーション情報を受信する処理であり、インジケーション情報は、選択された1つのMCSテーブルおよび/または選択された1つのTBSテーブルについての情報を示すのに用いられる処理と、インジケーション情報に従って、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する処理とを実行するよう構成されている。
オプションで、少なくとも2つのMCSテーブルは第1MCSテーブルおよび第2MCSテーブルを含み、少なくとも2つのTBSテーブルは第1TBSテーブルおよび第2TBSテーブルを含み、第1MCSテーブルは第1TBSテーブルと協同し、第2MCSテーブルは第2TBSテーブルと協同し、第1MCSテーブルは256−QAM変調スキームを含み、および/または、同じMCSレベル指標および同じリソースブロックペアサイズに対応するとき、第1TBSテーブル内のTBSは、第2TBSテーブル内のTBSより小さくない。
オプションで、第1MCSテーブルおよび第1TBSテーブルは、LTEリリース12に対応し、第2MCSテーブルおよび第2TBSテーブルは、LTEリリース8から11に対応する。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応するTBSと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応するTBSと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応するTBSと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは、256−QAMである。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応するTBSと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応するTBSと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応するTBSと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは、256−QAMである。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応するTBSと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応するTBSは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応するTBSと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応する変調スキームと同じであり、第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応する変調スキームは、第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応する変調スキームと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である。
オプションで、第1MCSテーブルのMCSレベル指標26、27および28に対応する変調スキームは、256−QAMである。
本願発明の本実施形態に係るユーザ機器600は、本願発明の実施形態におけるデータ送信方法におけるユーザ機器に対応し得ることが理解されるべきであり、簡潔にすることを目的として、詳細は本明細書において再び説明されていない。
ゆえに、本願発明の本実施形態において、少なくとも2つのMCSテーブルから1つのMCSテーブルが選択されてMCSが判断され、少なくとも2つのTBSテーブルから1つのTBSテーブルが選択されてTBSが判断される。比較的多くの選択機会があるので、システムの周波数スペクトル効率は比較的高くなり得、システムスループットは比較的高い。少なくとも2つのMCSテーブルに存在している少なくとも1つのMCSテーブルは256−QAMに対応するMCSを含み、ゆえに、ユーザ機器のサービスデータのために比較的高い変調スキームを用いる必要があるとき、基地局は、256−QAMに対応するMCSを含むMCSテーブルを選択してMCSを判断し得る。これにより、システムの周波数スペクトル効率をさらに改善し得、システムスループットをさらに改善し得る。
当業者は、本明細書に開示されている複数の実施形態を参照して説明されている例示的な複数のユニットおよびアルゴリズム段階が、電子ハードウェア、またはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせにより実装され得ることを認識するかもしれない。それらの機能がハードウェアにより実行されるかソフトウェアにより実行されるかは、複数の技術的解決法の特定の複数の応用および複数の設計的制約条件次第である。当業者は、説明されている複数の機能を、それぞれの特定の応用のために実装するべく異なる複数の方法を用い得るが、その実装が本願発明の範囲を超えるものとして見なされるべきではない。
簡便かつ簡潔な説明をする目的で、上述のシステム、装置、およびユニットの詳細な動作処理は、上述の方法の複数の実施形態における対応する処理を指すことが当業者により明確に理解され得、詳細は本明細書で再び説明されていない。
本願において提供されているいくつかの実施形態において、開示されたシステム、装置、および方法は他の複数のやり方で実装され得ることが理解されるべきである。例えば、説明されている装置の複数の実施形態は単に例示的なものである。例えば、ユニットの区分けは、単に論理的な機能の区分けであり、実際の実装においては他の区分けであり得る。例えば、複数のユニットまたは構成要素が、他のシステムと組み合わせられるか、もしくはそれに統合され得、または、いくつかの機能は無視され、または実行され得ない。加えて、表示された、または議論された複数の相互結合または複数の直接結合または複数の通信接続は、いくつかのインタフェースを用いることにより実装され得る。複数の装置間または複数のユニット間の複数の間接結合または複数の通信接続は電子的、機械的、または他の複数の形態で実装され得る。
別個の複数の部分として説明されている複数のユニットは、物理的に別個であってもよく、または別個でなくてもよく、複数のユニットとして表示されている複数の部分は、複数の物理的なユニットであってもよく、または複数の物理的なユニットでなくもよく、1つの位置に配置されてもよく、または、複数のネットワークユニット上で分散させられてよい。複数のユニットのいくつかまたは全ては、複数の実施形態の複数の解決法の複数の目的を達成するための、実際の要求に従って選択され得る。
加えて、本願発明の複数の実施形態における複数の機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合され得るか、または、複数のユニットのそれぞれは物理的に単独で存在し得、または、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合される。
複数の機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売または用いられる場合、それら機能はコンピュータ可読記憶媒体に格納され得る。そのような理解に基づき、本願発明の複数の技術的解決法は基本的に、または従来技術に寄与する一部、または複数の技術的解決法のうちのいくつかは、ソフトウェア製品の形態で実装され得る。コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に格納され、本願発明の複数の実施形態において説明された複数の方法の複数の段階の全てまたはいくつかを実行するよう、(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスであり得る)コンピュータデバイスに命令するためのいくつかの命令を含む。上述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、ポータブルハードドライブ、読み取り専用メモリ(ROM,Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM,Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを格納できる任意の媒体を含む。
上述の説明は、本願発明の単に特定の複数の実施形態であるが、本願発明の保護範囲を限定することは意図されていない。本願発明において開示されている技術的範囲内で当業者により容易に理解される何らかの変形例および置換例は、本願発明の保護範囲に含まれる。ゆえに、本願発明の保護範囲は、特許請求項の保護範囲となる。
(項目1)
少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する段階であり、上記少なくとも2つのMCSテーブルのうち少なくとも1つのMCSテーブルは、256直交振幅変調QAMに対応するMCSを含む、段階と、
判断された上記MCSと判断された上記TBSとに基づき、サービスデータをユーザ機器へ送信する段階と
を備えるデータ送信方法。
(項目2)
少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する上記段階は、
上記ユーザ機器が配置されているロングタームエボリューションLTEシステムのリリースを判断する段階と、
上記ユーザ機器が配置されている上記LTEシステムの上記リリースに従って、上記少なくとも2つのMCSテーブルから上記1つのMCSテーブルを選択し、上記少なくとも2つのTBSテーブルから上記1つのTBSテーブルを選択する段階と
を有する、項目1に記載のデータ送信方法。
(項目3)
サービスデータをユーザ機器へ送信する上記段階の前に、インジケーション情報を上記ユーザ機器へ送信する段階であり、上記インジケーション情報は、選択された上記1つのMCSテーブルおよび/または選択された上記1つのTBSテーブルについての情報を示すのに用いられる、段階をさらに備える、項目1または2に記載のデータ送信方法。
(項目4)
上記少なくとも2つのMCSテーブルは第1MCSテーブルおよび第2MCSテーブルを含み、上記少なくとも2つのTBSテーブルは第1TBSテーブルおよび第2TBSテーブルを含み、上記第1MCSテーブルは上記第1TBSテーブルと協同し、上記第2MCSテーブルは上記第2TBSテーブルと協同し、
上記第1MCSテーブルは256−QAM変調スキームを含み、および/または、
同じMCSレベル指標および同じリソースブロックペアサイズに対応するとき、上記第1TBSテーブル内のTBSは、上記第2TBSテーブル内のTBSより小さくない、項目1から3のいずれか一項に記載のデータ送信方法。
(項目5)
上記第1MCSテーブルおよび上記第1TBSテーブルはLTEリリース12に対応し、上記第2MCSテーブルおよび上記第2TBSテーブルはLTEリリース8から11に対応する、項目4に記載のデータ送信方法。
(項目6)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応するTBSと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応するTBSと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応するTBSと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である、項目4または5に記載のデータ送信方法。
(項目7)
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標aに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標a+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標bに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標bに対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標cに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標c+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標dに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標dに対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標eに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標e+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である、項目4から6のいずれか一項に記載のデータ送信方法。
(項目8)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは256−QAMである、項目6または7に記載のデータ送信方法。
(項目9)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応するTBSと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応するTBSと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応するTBSと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である、項目4または5に記載のデータ送信方法。
(項目10)
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標fに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標f+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標hに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標h+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標iに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標iに対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標gに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標g+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標kに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標k+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標mに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標m+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標nに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標n+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である、項目4、5または9に記載のデータ送信方法。
(項目11)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは256−QAMである、項目9または10に記載のデータ送信方法。
(項目12)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応するTBSと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である、項目4または5に記載のデータ送信方法。
(項目13)
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標pに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標p+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標xに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標x+2に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標yに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標y+3に対応する変調スキームと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である、項目4、5または12に記載のデータ送信方法。
(項目14)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標26、27および28に対応する変調スキームは256−QAMである、項目12または13に記載のデータ送信方法。
(項目15)
少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する段階であり、上記少なくとも2つのMCSテーブルのうち少なくとも1つのMCSテーブルは、256−QAMに対応するMCSを含む、段階と、
判断された上記MCSと判断された上記TBSとに基づき、基地局により送信されるサービスデータを取得する段階と
を備える、データ送信方法。
(項目16)
上記基地局により送信されるインジケーション情報を受信する段階であり、上記インジケーション情報は、選択された上記1つのMCSテーブルおよび/または選択された上記1つのTBSテーブルについての情報を示すのに用いられる、段階をさらに備え、
少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択して変調符号化スキームMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する上記段階は、上記インジケーション情報に従って、上記少なくとも2つのMCSテーブルから上記1つのMCSテーブルを選択して上記MCSを判断し、上記少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから上記1つのTBSテーブルを選択して上記TBSを判断する段階を有する、項目15に記載のデータ送信方法。
(項目17)
上記少なくとも2つのMCSテーブルは第1MCSテーブルおよび第2MCSテーブルを含み、上記少なくとも2つのTBSテーブルは第1TBSテーブルおよび第2TBSテーブルを含み、上記第1MCSテーブルは上記第1TBSテーブルと協同し、上記第2MCSテーブルは上記第2TBSテーブルと協同し、
上記第1MCSテーブルは256−QAM変調スキームを含み、および/または
同じMCSレベル指標および同じリソースブロックペアサイズに対応するとき、上記第1TBSテーブル内のTBSは、上記第2TBSテーブル内のTBSより小さくない、項目15または16に記載のデータ送信方法。
(項目18)
上記第1MCSテーブルおよび上記第1TBSテーブルはLTEリリース12に対応し、上記第2MCSテーブルおよび上記第2TBSテーブルはLTEリリース8から11に対応する、項目17に記載のデータ送信方法。
(項目19)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応するTBSと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応するTBSと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応するTBSと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である、項目17または18に記載のデータ送信方法。
(項目20)
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標aに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標a+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標bに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標bに対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標cに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標c+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標dに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標dに対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標eに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標e+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である、項目17から19のいずれか一項に記載のデータ送信方法。
(項目21)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは256−QAMである、項目19または20に記載のデータ送信方法。
(項目22)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応するTBSと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応するTBSと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応するTBSと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である、項目17または18に記載のデータ送信方法。
(項目23)
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標fに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標f+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標hに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標h+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標iに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標iに対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標gに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標g+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標kに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標k+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標mに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標m+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標nに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標n+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である、項目17、18または22に記載のデータ送信方法。
(項目24)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは256−QAMである、項目22または23に記載のデータ送信方法。
(項目25)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応するTBSと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である、項目17または18に記載のデータ送信方法。
(項目26)
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標pに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標p+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標xに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標x+2に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標yに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標y+3に対応する変調スキームと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である、項目17、18または25に記載のデータ送信方法。
(項目27)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標26、27および28に対応する変調スキームは256−QAMである、項目25または26に記載のデータ送信方法。
(項目28)
少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断するよう構成された選択および判断ユニットであり、上記少なくとも2つのMCSテーブルのうち少なくとも1つのMCSテーブルは、256直交振幅変調QAMに対応するMCSを含む、選択および判断ユニットと、
判断された上記MCSと判断された上記TBSとに基づきサービスデータをユーザ機器に送信するよう構成された送信ユニットと
を備える、基地局。
(項目29)
上記選択および判断ユニットは、
上記ユーザ機器が配置されているロングタームエボリューションLTEシステムのリリースを判断するよう構成された判断サブユニットと、
上記ユーザ機器が配置されている上記LTEシステムの上記リリースに従って、上記少なくとも2つのMCSテーブルから上記1つのMCSテーブルを選択し、上記少なくとも2つのTBSテーブルから上記1つのTBSテーブルを選択するよう構成された選択サブユニットと
を有する、項目28に記載の基地局。
(項目30)
上記送信ユニットはさらに、インジケーション情報を上記ユーザ機器に送信するよう構成され、上記インジケーション情報は、選択された上記1つのMCSテーブルおよび/または選択された上記1つのTBSテーブルについての情報を示すのに用いられる、項目28または29に記載の基地局。
(項目31)
上記少なくとも2つのMCSテーブルは第1MCSテーブルおよび第2MCSテーブルを含み、上記少なくとも2つのTBSテーブルは第1TBSテーブルおよび第2TBSテーブルを含み、上記第1MCSテーブルは上記第1TBSテーブルと協同し、上記第2MCSテーブルは上記第2TBSテーブルと協同し、
上記第1MCSテーブルは256−QAM変調スキームを含み、および/または、
同じMCSレベル指標および同じリソースブロックペアサイズに対応するとき、上記第1TBSテーブル内のTBSは、上記第2TBSテーブル内のTBSより小さくない、項目28から30のいずれか一項に記載の基地局。
(項目32)
上記第1MCSテーブルおよび上記第1TBSテーブルはLTEリリース12に対応し、上記第2MCSテーブルおよび上記第2TBSテーブルはLTEリリース8から11に対応する、項目31に記載の基地局。
(項目33)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応するTBSと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応するTBSと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応するTBSと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である、項目31または32に記載の基地局。
(項目34)
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標aに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標a+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標bに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標bに対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標cに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標c+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標dに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標dに対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標eに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標e+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である、項目31から33のいずれか一項に記載の基地局。
(項目35)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは256−QAMである、項目33または34に記載の基地局。
(項目36)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応するTBSと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応するTBSと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応するTBSと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である、項目31または32に記載の基地局。
(項目37)
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標fに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標f+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標hに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標h+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標iに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標iに対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標gに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標g+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標kに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標k+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標mに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標m+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標nに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標n+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である、項目31、32または36に記載の基地局。
(項目38)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは256−QAMである、項目36または37に記載の基地局。
(項目39)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応するTBSと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である、項目31または32に記載の基地局。
(項目40)
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標pに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標p+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標xに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標x+2に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標yに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標y+3に対応する変調スキームと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である、項目31、32または39に記載の基地局。
(項目41)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標26、27および28に対応する変調スキームは256−QAMである、項目39または40に記載の基地局。
(項目42)
少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断するよう構成された選択および判断ユニットであり、上記少なくとも2つのMCSテーブルのうち少なくとも1つのMCSテーブルは、256−QAMに対応するMCSを含む、選択および判断ユニットと、
判断された上記MCSと判断された上記TBSとに基づき、基地局により送信されたサービスデータを取得するよう構成された取得ユニットと
を備える、ユーザ機器。
(項目43)
上記取得ユニットはさらに、上記基地局により送信されたインジケーション情報を受信するよう構成され、
上記インジケーション情報は、選択された上記1つのMCSテーブルおよび/または選択された上記1つのTBSテーブルについての情報を示すのに用いられ、
上記選択および判断ユニットは具体的には、上記インジケーション情報に従って、上記少なくとも2つのMCSテーブルから上記1つのMCSテーブルを選択して上記MCSを判断し、上記少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから上記1つのTBSテーブルを選択して上記TBSを判断するよう構成される、項目42に記載のユーザ機器。
(項目44)
上記少なくとも2つのMCSテーブルは第1MCSテーブルおよび第2MCSテーブルを含み、上記少なくとも2つのTBSテーブルは第1TBSテーブルおよび第2TBSテーブルを含み、上記第1MCSテーブルは上記第1TBSテーブルと協同し、上記第2MCSテーブルは上記第2TBSテーブルと協同し、
上記第1MCSテーブルは256−QAM変調スキームを含み、および/または、
同じMCSレベル指標および同じリソースブロックペアサイズに対応するとき、上記第1TBSテーブル内のTBSは、上記第2TBSテーブル内のTBSより小さくない、項目42または43に記載のユーザ機器。
(項目45)
上記第1MCSテーブルおよび上記第1TBSテーブルはLTEリリース12に対応し、上記第2MCSテーブルおよび上記第2TBSテーブルはLTEリリース8から11に対応する、項目44に記載のユーザ機器。
(項目46)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応するTBSと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応するTBSと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応するTBSと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である、項目44または45に記載のユーザ機器。
(項目47)
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標aに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標a+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標bに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標bに対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標cに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標c+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標dに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標dに対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標eに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標e+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である、項目44から46のいずれか一項に記載のユーザ機器。
(項目48)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは256−QAMである、項目46または47に記載のユーザ機器。
(項目49)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応するTBSと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応するTBSと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応するTBSと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である、項目44または45に記載のユーザ機器。
(項目50)
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標fに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標f+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標hに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標h+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標iに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標iに対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標gに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標g+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標kに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標k+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標mに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標m+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標nに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標n+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である、項目44、45または49に記載のユーザ機器。
(項目51)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは256−QAMである、項目49または50に記載のユーザ機器。
(項目52)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応するTBSと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である、項目44または45に記載のユーザ機器。
(項目53)
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標pに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標p+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標xに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標x+2に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標yに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標y+3に対応する変調スキームと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である、項目44、45または52に記載のユーザ機器。
(項目54)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標26、27および28に対応する変調スキームは256−QAMである、項目52または53に記載のユーザ機器。
(項目55)
プロセッサと、
メモリと
を備え、
上記メモリは、プログラムコードと、少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルと、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルとを格納し、
上記プロセッサは、上記メモリ内の上記プログラムコードを呼び出して、
上記少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、上記少なくとも2つのTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する処理であり、上記少なくとも2つのMCSテーブルのうち少なくとも1つのMCSテーブルは、256直交振幅変調QAMに対応するMCSを含む処理と、
判断された上記MCSと判断された上記TBSとに基づき、サービスデータをユーザ機器へ送信する処理と
を実行するよう構成されている、基地局。
(項目56)
上記プロセッサは、上記メモリ内の上記プログラムコードを呼び出して、具体的には、
上記ユーザ機器が配置されているロングタームエボリューションLTEシステムのリリースを判断する処理と、
上記ユーザ機器が配置されている上記LTEシステムの上記リリースに従って、上記少なくとも2つのMCSテーブルから上記1つのMCSテーブルを選択し、上記少なくとも2つのTBSテーブルから上記1つのTBSテーブルを選択する処理と
を実行するよう構成されている、項目55に記載の基地局。
(項目57)
上記プロセッサは、上記メモリ内の上記プログラムコードを呼び出して、インジケーション情報を上記ユーザ機器に送信する処理をさらに実行するよう構成され、
上記インジケーション情報は、選択された上記1つのMCSテーブルおよび/または選択された上記1つのTBSテーブルについての情報を示すのに用いられる、項目55または56に記載の基地局。
(項目58)
上記少なくとも2つのMCSテーブルは第1MCSテーブルおよび第2MCSテーブルを含み、上記少なくとも2つのTBSテーブルは第1TBSテーブルおよび第2TBSテーブルを含み、上記第1MCSテーブルは上記第1TBSテーブルと協同し、上記第2MCSテーブルは上記第2TBSテーブルと協同し、
上記第1MCSテーブルは256−QAM変調スキームを含み、および/または、
同じMCSレベル指標および同じリソースブロックペアサイズに対応するとき、上記第1TBSテーブル内のTBSは、上記第2TBSテーブル内のTBSより小さくない、項目55から57のいずれか一項に記載の基地局。
(項目59)
上記第1MCSテーブルおよび上記第1TBSテーブルはLTEリリース12に対応し、上記第2MCSテーブルおよび上記第2TBSテーブルはLTEリリース8から11に対応する、項目58に記載の基地局。
(項目60)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応するTBSと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応するTBSと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応するTBSと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である、項目58または59に記載の基地局。
(項目61)
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標aに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標a+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標bに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標bに対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標cに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標c+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標dに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標dに対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標eに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標e+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である、項目58から60のいずれか一項に記載の基地局。
(項目62)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは256−QAMである、項目60または61に記載の基地局。
(項目63)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応するTBSと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応するTBSと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応するTBSと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である、項目58または59に記載の基地局。
(項目64)
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標fに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標f+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標hに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標h+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標iに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標iに対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標gに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標g+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標kに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標k+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標mに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標m+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標nに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標n+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である、項目58、59または63に記載の基地局。
(項目65)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは256−QAMである、項目63または64に記載の基地局。
(項目66)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応するTBSと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である、項目58または59に記載の基地局。
(項目67)
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標pに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標p+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標xに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標x+2に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標yに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標y+3に対応する変調スキームと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である、項目58、59または66に記載の基地局。
(項目68)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標26、27および28に対応する変調スキームは256−QAMである、項目66または67に記載の基地局。
(項目69)
プロセッサと、
メモリと
を備え、
上記メモリは、プログラムコードと、少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルと、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルとを格納し、
上記プロセッサは、上記メモリ内の上記プログラムコードを呼び出して、
少なくとも2つの変調符号化スキームMCSテーブルから1つのMCSテーブルを選択してMCSを判断し、少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから1つのTBSテーブルを選択してTBSを判断する処理であり、上記少なくとも2つのMCSテーブルのうち少なくとも1つのMCSテーブルは、256−QAMに対応するMCSを含む処理と、
判断された上記MCSと判断された上記TBSとに基づき、基地局により送信されたサービスデータを取得する処理と
を実行するよう構成されている、ユーザ機器。
(項目70)
上記プロセッサは上記メモリ内の上記プログラムコードを呼び出して、具体的には、上記基地局により送信されたインジケーション情報を受信する処理であり、上記インジケーション情報は、選択された上記1つのMCSテーブルおよび/または選択された上記1つのTBSテーブルについての情報を示すのに用いられる処理と、
上記インジケーション情報に従って、上記少なくとも2つのMCSテーブルから上記1つのMCSテーブルを選択して上記MCSを判断し、上記少なくとも2つのトランスポートブロックサイズTBSテーブルから上記1つのTBSテーブルを選択して上記TBSを判断する処理と
を実行するよう構成されている、項目69に記載のユーザ機器。
(項目71)
上記少なくとも2つのMCSテーブルは第1MCSテーブルおよび第2MCSテーブルを含み、上記少なくとも2つのTBSテーブルは第1TBSテーブルおよび第2TBSテーブルを含み、上記第1MCSテーブルは上記第1TBSテーブルと協同し、上記第2MCSテーブルは上記第2TBSテーブルと協同し、
上記第1MCSテーブルは256−QAM変調スキームを含み、および/または、
同じMCSレベル指標および同じリソースブロックペアサイズに対応するとき、上記第1TBSテーブル内のTBSは、上記第2TBSテーブル内のTBSより小さくない、項目69または70に記載のユーザ機器。
(項目72)
上記第1MCSテーブルおよび上記第1TBSテーブルはLTEリリース12に対応し、上記第2MCSテーブルおよび上記第2TBSテーブルはLTEリリース8から11に対応する、項目71に記載のユーザ機器。
(項目73)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標aに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標a+1に対応するTBSと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標bに対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標cに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標c+1に対応するTBSと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標dに対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標eに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標e+1に対応するTBSと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である、項目71または72に記載のユーザ機器。
(項目74)
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標aに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標a+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、aは、0より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標bに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標bに対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標cに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標c+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、bは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、cは、10より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標dに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標dに対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標eに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標e+1に対応する変調スキームと同じであり、ここで、dは、0より大きく、またはそれと等しく、16より小さい、またはそれと等しい整数であり、eは、17より大きく、またはそれと等しく、27より小さい、またはそれと等しい整数である、項目71から73のいずれか一項に記載のユーザ機器。
(項目75)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標28に対応する変調スキームは256−QAMである、項目73または74に記載のユーザ機器。
(項目76)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標fに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標f+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標hに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標h+2に対応するTBSと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標iに対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標gに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標g+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標kに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標k+2に対応するTBSと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標mに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標m+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標nに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標n+2に対応するTBSと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である、項目71または72に記載のユーザ機器。
(項目77)
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標fに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標f+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標hに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標h+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、fは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、hは、9より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標iに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標iに対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標gに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標g+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標kに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標k+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、iは、0より大きく、またはそれと等しく、9より小さい、またはそれと等しい整数であり、gは、10より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、kは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数であり、または、
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標mに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標m+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標nに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標n+2に対応する変調スキームと同じであり、ここで、mは、0より大きく、またはそれと等しく、15より小さい、または等しい整数であり、nは、16より大きく、またはそれと等しく、26より小さい、または等しい整数である、項目71、72または76に記載のユーザ機器。
(項目78)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標27および28に対応する変調スキームは256−QAMである、項目76または77に記載のユーザ機器。
(項目79)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標pに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標p+1に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標xに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標x+2に対応するTBSと同じであり、上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標yに対応するTBSは、上記第2MCSテーブルのMCSレベル指標y+3に対応するTBSと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である、項目71または72に記載のユーザ機器。
(項目80)
上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標pに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標p+1に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標xに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標x+2に対応する変調スキームと同じであり、上記第1MCSテーブルの上記MCSレベル指標yに対応する変調スキームは、上記第2MCSテーブルの上記MCSレベル指標y+3に対応する変調スキームと同じであり、ここで、pは、0より大きく、またはそれと等しく、8より小さい、または等しい整数であり、xは、9より大きく、またはそれと等しく、14より小さい、または等しい整数であり、yは、15より大きく、またはそれと等しく、25より小さい、または等しい整数である、項目71、72または79に記載のユーザ機器。
(項目81)
上記第1MCSテーブルのMCSレベル指標26、27および28に対応する変調スキームは256−QAMである、項目79または80に記載のユーザ機器。