JP6278648B2 - 産業用ロボット - Google Patents

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Description

本発明は、振動に応じて発電を行う振動発電機、及びその振動発電機の装着された産業用ロボットに関する。
従来、多関節ロボット等において、圧電素子を用いて運動エネルギーを電気エネルギーに変換する発電モジュールが用いられていた(例えば、特許文献1参照)。そのような発電モジュールを用いることによって、多関節ロボット等で用いられるセンサに対して、商用電源から電力を供給するための配線が不要になるというメリットがあった。
一方、圧電素子を用いた発電モジュールの場合には、圧電素子の電気インピーダンスが大きいため、大きな電圧を出力できるが、大きな電流を取り出すことは難しいという問題があった。また、コイルを用いた発電モジュールの場合には、コイルの電気インピーダンスが小さいため、大きな電流を出力できるが、大きな電圧を取り出すことが難しいという問題があった。そのような問題を解決するため、コイルと圧電素子とを用いて発電を行う振動発電機が開発されている(例えば、特許文献2参照)。そのような振動発電機では、コイルと圧電素子とを用いて発電を行うため、コイルのみを用いた発電と、圧電素子のみを用いた発電とのそれぞれのデメリットを補うことができ、安定した電力の供給が可能となる。
特開2009−90421号公報 特開2011−166894号公報
しかしながら、特許文献2に記載された振動発電機で発電した場合には、コイルが巻回される筐体の内面と、その筐体の内面に沿って往復する磁石体の外面とが接することによって、パーティクル(摩耗粉)が発生するという問題があった。そのため、そのような振動発電機をクリーンルームで用いられるロボットで用いた場合には、その振動発電機が発塵源になるという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、パーティクルの発生を低減させることができる振動発電機等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による振動発電機は、コイルと、コイルが巻回されたコイルフレームと、コイルフレームの内側で振動する振動フレームと、コイルフレームと振動フレームとが接触しないように、コイルフレームの内側で振動フレームを振動可能に保持する弾性部材と、振動フレームに設けられ、振動フレームの振動に応じてコイルに起電力を発生させる磁石と、振動フレームに設けられた圧電素子と、振動フレームの振動に応じて圧電素子と衝突する衝突部材と、を備え、コイル内における磁石の振動、及び圧電素子と衝突部材との衝突によって発電するものである。
このような構成により、コイルフレーム内で振動フレームが振動する場合にも、両フレームが接触しないようにすることができ、両フレームの摩擦に起因するパーティクルの発生を抑えることができる。その結果、例えば、その振動発電機を、クリーンロボットに用いることができる。
また、本発明による振動発電機では、振動フレームには、2以上の圧電素子が設けられており、2以上の圧電素子のそれぞれに対して衝突部材が設けられていてもよい。
このような構成により、2以上の圧電素子を用いることにより、より多くの発電を行うことができるようになる。
また、本発明による産業用ロボットでは、関節によって連結された第1及び第2の部材を有するマニピュレータと、第1の部材に設けられた、上述の1以上の振動発電機と、関節の回動に応じて振動発電機が通過する第2の部材の領域である通過領域に配置された磁石である2以上の振動用磁石と、振動発電機によって発電された電力によって動作する動作部と、を備え、2以上の振動用磁石は、振動発電機側の磁極が交互に変わるように通過領域に配列されていてもよい。
このような構成により、振動用磁石の存在する通過領域を振動発電機が通過することにより、その振動用磁石の磁力によって、振動フレームが振動する。その結果、関節の回動に応じて振動フレームを強制的に振動させることができ、振動発電機自体はあまり振動していない場合であっても、発電を行うことができるようになる。
また、本発明による産業用ロボットでは、マニピュレータの基端を移動させる移動部をさらに備え、通過領域には、振動用磁石のない領域が存在し、移動部がマニピュレータの基端を移動させる場合に、少なくとも1個の振動発電機は、振動用磁石のない領域に存在してもよい。
このような構成により、マニピュレータの基端が移動される場合に、少なくとも1個の振動発電機の振動フレームは、自由に振動できるようになっている。したがって、その振動発電機は、移動部によるマニピュレータの基端の移動に応じた振動によって発電することができる。
また、本発明による産業用ロボットでは、複数の振動発電機がそれぞれ第1の部材の異なる位置に設けられており、複数の振動発電機の通過領域は一致しており、2以上の振動用磁石は、関節の角度に関わらず、いずれかの振動発電機が振動用磁石のない領域に存在するように配列されていてもよい。
このような構成により、関節がどのような角度であったとしても、少なくとも1個の振動発電機の振動フレームは、自由に振動できるようになっている。したがって、すべての振動発電機の振動フレームが振動できない状態となることを回避することができる。
また、本発明による産業用ロボットでは、複数の振動発電機が第1の部材に積層されて設けられており、積層された複数の振動発電機のうち、隣接する2個の振動発電機が有する磁石は、それぞれ反発するように設けられていてもよい。
このような構成により、積層された2以上の振動発電機によって、より多くの発電を行うことができるようになる。また、隣接する2個の振動発電機が有する磁石が、それぞれ反発するため、各磁石の磁力による反発運動も加えて振動を増やすことができ、発電量を増やすことができる。
また、本発明による産業用ロボットでは、コイルによって発電された電力を整流するコイル整流回路と、圧電素子によって発電された電力を整流する圧電素子整流回路と、コイル整流回路によって整流された電力、及び圧電素子整流回路によって整流された電力が充電されるスーパーキャパシタである充電部と、をさらに備え、充電部から動作部に電力が供給されてもよい。
このような構成により、リチウムイオン電池やニッケル水素電池と比較して、充電回数が多いスーパーキャパシタを用いることによって、充電池の交換が実質的に不要となり、メンテナンス性を向上させることができる。
本発明による振動発電機等によれば、パーティクルの発生を抑えることができ、例えば、その振動発電機を、クリーンロボットに用いることができる。
本発明の実施の形態による振動発電機の外観を示す図 同実施の形態による振動発電機の縦断面図 同実施の形態による振動発電機の横断面図 同実施の形態による振動発電機の横断面図 同実施の形態によるコイル整流回路及び圧電素子整流回路を示す図 同実施の形態による振動発電機等の接続状態を示すブロック図 同実施の形態による振動発電機の装着されたマニピュレータを示す図 同実施の形態による振動発電機の装着されたマニピュレータの一部断面図 同実施の形態による産業用ロボットを示す平面図 同実施の形態による振動発電機の振動について説明するための図 同実施の形態による振動発電機の振動について説明するための図 同実施の形態による振動発電機の振動について説明するための図 同実施の形態による積層された振動発電機の縦断面図 同実施の形態による4個の圧電素子を有する振動発電機の縦断面図
以下、本発明による振動発電機、及び産業用ロボットについて、実施の形態を用いて説明する。なお、以下の実施の形態において、同じ符号を付した構成要素は同一または相当するものであり、再度の説明を省略することがある。
本発明の実施の形態による振動発電機、及び産業用ロボットについて、図面を参照しながら説明する。本実施の形態による振動発電機は、フレームが接触しないように振動することにより、パーティクルの発生を抑えることができるものである。また、本実施の形態による産業用ロボットは、そのような振動発電機が装着されたものであり、関節の回動に応じて振動発電機による発電を行うことができるものである。
図1Aは、本実施の形態による振動発電機10の外観を示す図であり、図1Bは、振動発電機10の縦断面図であり、図1Cは、振動発電機10の横断面図である。
振動発電機10は、コイル11と、コイルフレーム12と、振動フレーム21と、弾性部材22と、磁石23と、圧電素子24と、衝突部材25と、支持部26と、固定部27とを備え、コイル11内における磁石23の振動、及び圧電素子24と衝突部材25との衝突によって発電する。
コイル11は、磁石23の往復運動に応じて、電磁誘導により起電力を発生させる。そのコイル11は、コイルフレーム12の外周側に巻回されている。コイルフレーム12は、円筒形状の筒状部材12aと、その筒状部材12aの両端の開口を塞ぐ2個の円盤形状の板状部材12b、12cとを備える。コイル11は、その筒状部材12aに巻回されている。振動フレーム21は、コイルフレーム12の内側で振動するフレームである。また、振動フレーム21は、弾性部材22によって、コイルフレーム12と振動フレーム21とが接触しないように、コイルフレーム12の内側で振動可能に保持されている。弾性部材22は、例えば、一端がコイルフレーム12の内周面に接続されており、他端が振動フレーム21に接続されていてもよい。なお、弾性部材22は、例えば、バネであってもよく、ゴムであってもよく、または、その他の弾性を有する部材であってもよい。本実施の形態では、弾性部材22が、コイルバネである場合について主に説明するが、そうでなくてもよい。なお、弾性部材22は、コイルフレーム12と振動フレーム21とが接触せず、コイル11の中心軸方向にのみ振動するように振動フレーム21を保持することが好適である。そのため、図1Dで示されるように、弾性部材22の個数を増やすことによって、振動フレーム21が、振動方向にのみ移動可能となるようにしてもよい。磁石23は、振動フレーム21に設けられており、その振動フレーム21の振動に応じてコイル11に起電力を発生させる。したがって、磁石23は、振動フレーム21の振動に応じてコイル11に起電力が生じる向きに配置されていることが好適である。その磁石23は、永久磁石である。なお、図1Bでは、振動フレーム21に直接、磁石23が固定されている場合について示しているが、そうでなくてもよい。磁石23は、間接的に、すなわち他の部材を介して振動フレーム21に固定されていてもよい。また、図1Bでは、振動フレーム21に1個の円環状の磁石23が固定されている場合について示しているが、そうでなくてもよい。2以上の磁石23が、振動フレーム21に固定されていてもよい。また、その磁石23の種類は問わない。磁石23は、例えば、ネオジム磁石であってもよく、フェライト磁石であってもよく、または、その他の種類の磁石であってもよい。また、磁石23の形状も問わない。図1Bでは、磁石23が円環状の磁石である場合について示しているが、そうでなくてもよい。例えば、図1Bと同様の磁極の向きとなるように、複数の棒状の磁石23を振動フレーム21の内周に均等に配設してもよい。
磁石23の内側には、円盤形状の部材である固定部27が固定されており、その固定部27の両面にそれぞれ円環状の部材である支持部26が固定されている。そして、その2個の支持部26に、それぞれ円盤形状の圧電素子24が固定されている。したがって、図1Bでは、圧電素子24は、振動フレーム21に間接的に設けられていることになる。なお、圧電素子24は、振動フレーム21に直接、固定されていてもよい。圧電素子24は、衝突部材25と衝突し、変形することによって、起電力を発生させる。したがって、圧電素子24の面方向は、振動フレーム21の振動方向に直交する方向であることが好適である。また、圧電素子24の形状、及び個数は問わない。図1Bでは、2個の圧電素子24が振動フレーム21に設けられている場合について示しているが、後述するように、3個以上の圧電素子24が振動フレーム21に設けられていてもよい。なお、発電に2以上の圧電素子24が用いられる場合に、2以上の圧電素子24のそれぞれに対して衝突部材25が設けられていることが好適である。効率よく発電を行うためである。なお、圧電素子24のそれぞれに対して衝突部材25が設けられているとは、各圧電素子24に対して、衝突対象となる衝突部材25が存在するという意味であり、圧電素子24と衝突部材25とは一対一の関係であってもよく、またはそうでなくてもよい。また、図1Bでは、振動フレーム21と固定部27が別々のものである場合について示しているが、両者は一体に構成されていてもよい。
衝突部材25は、コイルフレーム12の内側にそれぞれ設けられている。すなわち、2個の衝突部材25は、コイルフレーム12の板状部材12b、12cの内側にそれぞれ固定されている。なお、衝突部材25は、円環状の支持部26の内径よりも小さく、その支持部26の略中心の位置において圧電素子24と衝突することが好適である。そのようにすることで、圧電素子24と衝突部材25との衝突によって、円盤形状の圧電素子24の中心側が周辺側よりも大きく変位することになり、より大きな起電力を発生させることができる。圧電素子24と衝突部材25とは、振動フレーム21の振動に応じて衝突し、その結果、圧電素子24によって発電される。なお、図1Bでは、衝突部材25がコイルフレーム12に設けられている場合について示しているが、そうでなくてもよい。衝突部材25がコイルフレーム12に設けられていない場合には、例えば、衝突部材25は、コイルフレーム12の装着対象等に対して設けられていてもよい。例えば、後述するように、振動発電機10がマニピュレータ40の第1の部材41に設置されている場合には、衝突部材25は、その第1の部材41の一部に配設されていてもよい。そのような場合であっても、コイルフレーム12と、衝突部材25とは、相対的に位置関係が変化しないようになっていることが好適である。
図2Aは、振動発電機10と、コイル整流回路31と、圧電素子整流回路32とを有する発電ユニット30を示す回路図である。図2Bは、振動発電機10を有する複数の発電ユニット30が、産業用ロボット1に装着された場合における回路構成を示すブロック図である。図3A、図3Bは、産業用ロボット1に装着された振動発電機10と、振動用磁石34との関係について説明するための図である。図4は、振動発電機10の装着された産業用ロボット1を示す平面図である。
図2Aにおいて、コイル11の発電した電力は、コイル整流回路31によって整流され、圧電素子24の発電した電力は、圧電素子整流回路32によって整流される。2個の圧電素子24は両方とも、例えば、固定部27側に正電極または負電極が接続されており、図2Aで示されるように、一方の正電極と、他方の負電極が接続されている。したがって、振動フレーム21の振動に応じて発生する2個の圧電素子24の起電力は、互いに強め合う関係となる。また、圧電素子24と圧電素子整流回路32とを接続する配線は、例えば、弾性部材22の位置を通ってもよく、弾性部材22が金属製のバネである場合には、弾性部材22そのものがその配線の一部を構成していてもよい。なお、図2Aでは、コイル整流回路31及び圧電素子整流回路32が、それぞれ4個のダイオードを接続した全波ブリッジ整流回路である場合について示しているが、コイル整流回路31及び圧電素子整流回路32は、その他の整流回路であってもよい。図2Aでは、両整流回路31,32が出力端子に並列に接続されているため、コイル11と圧電素子24とのそれぞれの起電力が合成されて出力される。
図2Bで示されるように、産業用ロボット1は、複数の発電ユニット30と、充電部35と、動作部36とを備えている。振動発電機10で発電され、コイル整流回路31及び圧電素子整流回路32によって整流された電力は、充電部35で充電される。その充電部35は、例えば、リチウムイオン電池やニッケル水素電池のような二次電池であってもよく、スーパーキャパシタ(電気二重層コンデンサ)であってもよい。充電回数の観点からは、充電部35がスーパーキャパシタであることが好適である。動作部36は、充電部35によって充電された電力によって動作する。すなわち、動作部36は、振動発電機10によって発電された電力によって動作することになる。なお、動作部36は、どのようなものであってもよい。例えば、動作部36は、センサを含んでいてもよく、そのセンサで取得された情報を出力する出力機構を含んでいてもよく、その他の動作を行うものを含んでいてもよい。そのセンサは、産業用ロボット1のマニピュレータ40において用いられるセンサであることが好適であり、例えば、ショックセンサであってもよく、産業用ロボット1が搬送ロボットである場合には、在荷センサであってもよく、産業用ロボット1が溶接ロボットである場合には、温度センサであってもよく、その他のセンサであってもよい。また、その出力機構は、例えば、送信手段であってもよく、表示手段であってもよく、センサで取得された情報を出力するその他の手段であってもよい。センサと出力機構とは、例えば、ケーブルやファイバを用いて接続されてもよい。具体的には、ハンドの先端に取り付けられたセンサと、ハンドの根本に取り付けられた出力機構とがケーブルによって接続されてもよい。そして、その動作部36は、ハンドとアームとを連結する関節において振動発電機10によって発電された電力によって動作してもよい。また、発電された電力の消費を抑えるため、動作部36は、特定のタイミングでのみ動作してもよい。例えば、動作部36が在荷センサを有する場合には、マニピュレータ40によって、シリコンウェアや液晶ガラス基板等のワークを取りに行くときにのみ、動作部36が動作するようにしてもよい。このように、振動発電機10で発電された電力によって動作部36が動作することにより、その動作部36に対して商用電源を供給するための配線が不要になる。したがって、例えば、動作部36がハンドなどの手先効果器(エンドエフェクタ)に存在する場合には、マニピュレータ40内の配線を少なくすることができる。
次に、産業用ロボット1のマニピュレータ40に装着された振動発電機10について説明する。図4で示されるように、産業用ロボット1は、マニピュレータ40の基端38を移動させる移動部37と、マニピュレータ40とを備えている。移動部37は、例えば、マニピュレータ40の基端38を旋回させたり、昇降させたりする。マニピュレータ40は、それぞれが減速機を介してモータにより駆動される関節によって連結されている第1の部材41、第2の部材42、及び第3の部材43を有している。本実施の形態では、第1の部材41が手先効果器(ハンド)であり、第2及び第3の部材42,43がアームである場合について説明する。
図3Aで示されるように、産業用ロボット1は、振動発電機10、及び振動用磁石34をも備えている。図3Aでは、4個の振動発電機10が、第1の部材41の異なる位置に配置されている。なお、図3Aにおいて、破線で記載されている構成要素は、第1の部材41側のものであり、実線で記載されている構成要素は、第2の部材42側のものである。4個の振動発電機10は、第1及び第2の部材41,42の関節56の回動中心軸を中心とする円環上に均等に配置されている。関節56の回動に応じて振動発電機10が通過する円環状の領域55を、通過領域と呼ぶことにする。その通過領域55は、第2の部材42における領域である。その通過領域55に、6個の振動用磁石34が配置されている。それらの振動用磁石34は、例えば、第2の部材42の関節56における出力フランジに設けられていてもよい。その振動用磁石34の振動発電機10側の磁極(S,N)は、通過領域55の周方向に沿って交互に変わるように配列されている。図3Aで示されている振動用磁石34の磁極(S,N)は、振動発電機10側の磁極であるとする。その振動用磁石34は、永久磁石であり、例えば、ネオジム磁石であってもよく、フェライト磁石であってもよく、または、その他の種類の磁石であってもよい。また、図3Aで示されるように、各振動発電機10の通過領域55は一致していることが好適である。そのため、各振動発電機10は、関節56の回動中心軸からの長さが同じである位置に配置されることが好適である。その通過領域55の一致は、少なくとも一部の一致であってもよい。例えば、関節56の回動範囲が360度でない場合には、各振動発電機10の通過領域55は完全には一致しないが、少なくとも一部は一致することになる。そのように各振動発電機10の通過領域55が一致している場合には、一の振動用磁石34上を、2以上の振動発電機10が通過することになり、効率よく発電を行うことができるようになる。なお、振動発電機10及び振動用磁石34は、図3Bで示されるように、それぞれ第1及び第2の部材41,42の境界面上に存在することが好適である。すなわち、振動発電機10は、第1の部材41における、第2の部材42と接する面に設けられ、振動用磁石34は、第2の部材42における、第1の部材41と接する面に設けられることが好適である。振動用磁石34の磁力の影響をできるだけ強く振動発電機10に及ぼすことができるようにするためである。
また、図3Aで示されるように、通過領域55において、振動用磁石34のない領域が存在する。図3Aでは、通過領域55において、隣接する振動用磁石34の間に、振動用磁石34のない領域が存在している。その振動用磁石34のない領域は、振動用磁石34の磁力の及ばない領域であると考えてもよい。また、6個の振動用磁石34は、関節56の角度に関わらず、いずれかの振動発電機10が振動用磁石34のない領域に存在するように配列されていてもよい。例えば、図3Aで示されるように、振動用磁石34は、関節56の回動中心軸に対して60度ごとに配置されており、振動発電機10は、その回動中心軸に対して90度ごとに配置されている。したがって、図3Aで示されるように、2個の振動発電機10が振動用磁石34のある領域に存在する場合には、他の2個の振動発電機10は、振動用磁石34のない領域に存在することになる。そのため、移動部37がマニピュレータ40の基端38を移動させる場合に、2個の振動発電機10は、振動用磁石34のない領域に存在することになる。なお、振動発電機10が振動用磁石34のない領域に存在するとは、振動発電機10の位置と、振動用磁石34の位置とが少なくとも完全には一致しないことであってもよい。振動発電機10の一部のみが、振動用磁石34のない領域に存在する場合は、振動発電機10が振動用磁石34のない領域に存在すると考えてもよく、そうでなくてもよい。後者の場合には、振動発電機10または振動用磁石34の周方向の幅を、図3Aの場合よりも狭めるようにしてもよい。
次に、振動発電機10による発電について説明する。関節56の回動に応じて、第1の部材41に設けられている各振動発電機10は、振動用磁石34の存在する領域と、存在しない領域とを交互に通過する。また、そのときの振動用磁石34の磁極も、交互に変わる。例えば、振動発電機10が振動用磁石34のS極上となると、図5Aで示されるように、振動フレーム21に設けられた磁石23のS極と、振動用磁石34のS極とが反発し、振動フレーム21は、振動用磁石34から離れる向きに移動する。その移動に応じて、コイル11に起電力が発生する。また、圧電素子24が衝突部材25に衝突することによって、圧電素子24にも起電力が発生する。その後、振動発電機10が振動用磁石34のない領域に移動すると、図5Bで示されるように、振動フレーム21は、弾性部材22の弾性力によって、図中の両矢印の方向に往復運動する。その往復運動に応じて、コイル11に起電力が発生する。また、その往復運動において、圧電素子24が衝突部材25に衝突する場合には、圧電素子24による発電も行われる。その後、振動発電機10が振動用磁石34のN極上となると、図5Cで示されるように、振動フレーム21に設けられた磁石23のS極と、振動用磁石34のN極とが引き合い、振動フレーム21は、振動用磁石34に近づく向きに移動する。その移動に応じて、コイル11に起電力が発生する。また、圧電素子24が衝突部材25に衝突することによって、圧電素子24にも起電力が発生する。したがって、例えば、マニピュレータ40が図4の上下方向の両矢印の方向に伸縮する場合には、振動発電機10は、S極→空白→N極→空白→S極…というように振動用磁石34の位置を通過し、図5A〜5Cの状況が繰り返されることにより、コイル11及び圧電素子24による発電が行われる。また、移動部37がマニピュレータ40を移動させる場合には、前述のように、少なくとも1個の振動発電機10が、振動用磁石34のない領域に存在することになる。すると、その振動発電機10の振動フレーム21は、マニピュレータ40の移動に応じた振動によって、図5Bで示されるように振動し、コイル11に起電力が発生する。また、その振動に応じて圧電素子24が衝突部材25に衝突した場合には、圧電素子にも起電力が発生する。そのようにして発電された電力は、コイル整流回路31や圧電素子整流回路32によって整流され、充電部35で充電される。そして、動作部36は、その充電部35で充電された電力を用いて動作する。
なお、振動発電機10は、積層されて使用されてもよい。すなわち、複数の振動発電機10が、第1の部材41に積層されて設けられてもよい。その場合には、例えば、図6Aで示されるように、積層された複数の振動発電機10のうち、隣接する2個の振動発電機10が有する磁石が、それぞれ反発するように設けられていてもよい。図6Aでは、両振動発電機10の磁石23は、S極が対向するようになっている。したがって、下側の振動フレーム21が上方に移動した場合には、それに応じて、上側の振動フレーム21も上方に移動することになる。その結果、通常の振動だけでなく、両振動フレーム21の反発運動による振動によっても発電を行うことができ、より発電量を増やすことができる。
また、図6Bで示されるように、振動発電機10の振動フレーム21に、3個以上の圧電素子24が設けられていてもよい。図6Bでは、振動フレーム21に、4個の圧電素子24が設けられている。上端と下端の圧電素子24は、上述の説明と同様に、それぞれ板状部材12b、12cに固定された衝突部材25と衝突する。一方、それら以外の2個の圧電素子24は、支持部52によって支持された衝突部材25と衝突する。支持部52は、円環形状の板状部材であり、複数の柱状部材51によって、コイルフレーム12の振動方向における略中央に位置するように固定されている。2個の固定部27にはそれぞれ、柱状部材51の貫通する開孔が、柱状部材51と同数だけ設けられている。複数の柱状部材51は、両端が板状部材12b、12cに固定されており、固定部27の開孔を通ることによって、固定部27とは接触しないようになっている。なお、振動フレーム21が振動する場合にも、固定部27は、柱状部材51と接触しないように構成されていることが好適である。パーティクルを発生しないようにするためである。図6Bで示される振動発電機10は、4個の圧電素子24を有しており、振動フレーム21が上方または下方に移動するごとに、2個の圧電素子24が衝突部材25と衝突するため、図1Bで示される振動発電機10よりも、圧電素子24による発電量を増やすことができる。なお、図6Bの場合には、圧電素子24と衝突部材25とは、一対一の関係ではないが、各圧電素子24に対して衝突部材25が設けられている。
また、産業用ロボット1は、本実施の形態で説明したものに限定されないことは言うまでもない。また、産業用ロボット1の軸数や、種類は問わない。産業用ロボット1は、例えば、搬送ロボットであってもよく、溶接ロボットであってもよく、組立ロボットであってもよく、塗装ロボットであってもよく、クリーンロボットであってもよく、その他の種類の産業用ロボットであってもよい。また、産業用ロボット1は、本実施の形態で説明した以外の構成要素を有していてもよいことは言うまでもない。例えば、関節を駆動するためのモータや、減速機、サーボコントローラ等を有していてもよい。
また、本実施の形態では、手先効果器(ハンド)である第1の部材41に振動発電機10が設けられており、アームである第2の部材42に振動用磁石34が設けられている場合について説明したが、そうでなくてもよい。第1及び第2の部材41,42は、それぞれ独立して、アームであってもよく、手先効果器であってもよい。ただし、第1及び第2の部材41,42は、一の関節56によって連結されているものとする。そして、その関節56の周りに、振動発電機10や振動用磁石34が配置されていることが好適である。
また、コイルフレーム12に巻回されるコイル11の個数は、1個であってもよく、2個以上であってもよい。また、コイルフレーム12や振動フレーム21、支持部26,52、固定部27、柱状部材51、衝突部材25は、樹脂などの非磁性体の材料によって構成されることが好適である。
以上のように、本実施の形態による振動発電機10によれば、コイル11と圧電素子24とを用いて発電を行うため、振動や回転の運動エネルギーを効率よく電気エネルギーに変換することができる。特に、コイル11と圧電素子24とを用いることにより、一方だけを用いた場合と比較して、出力電圧を持続的にすることができるようになる。また、コイルフレーム12内において振動フレーム21が振動する際に、弾性部材22によって両フレーム12,21が接触しないようにされるため、部材の摩擦に起因するパーティクルの発生を抑えることができる。そのため、振動発電機10を、クリーンロボットに用いることができるようになる。また、本実施の形態による振動発電機10を備えた産業用ロボット1によれば、振動用磁石34の磁力によって、振動フレーム21を強制的に振動させることができ、振動が少ない場合であっても、関節56の動きに応じて発電することができる。また、移動部37がマニピュレータ40を移動させる場合、すなわち振動の発生しうる場合に、少なくとも1個の振動発電機10が、振動用磁石34のない領域に存在することによって、振動用磁石34に応じた発電だけでなく、振動に応じた発電も行うことができるようになる。
なお、移動部37がマニピュレータ40の基端38を移動させる場合に、すべての振動発電機10が、振動用磁石34のない領域に存在するようにしてもよい。移動部37がマニピュレータ40の基端38を昇降させたり、旋回させたりする際のマニピュレータ40の姿勢は決まっていることが多い。例えば、産業用ロボット1が搬送ロボットである場合には、リトラクト状態(ハンドを引っ込めた状態)であるマニピュレータ40を移動させることが多い。したがって、そのマニピュレータ40の姿勢において、すべての振動発電機10の位置が、振動用磁石34のない領域となるように、振動発電機10や振動用磁石34の配置を決定してもよい。
また、本実施の形態では、充電部35を介して動作部36に電力が供給される場合について説明したが、そうでなくてもよい。発電された電力が充電部35を介さないで直接、動作部36に供給されてもよい。また、本実施の形態では、発電された電力がコイル整流回路31や圧電素子整流回路32によって整流されてから動作部36に供給される場合について説明したが、そうでなくてもよい。動作部36が、整流されていない電力であっても動作する場合には、発電された電力をそのまま動作部36に供給してもよい。
また、本実施の形態では、産業用ロボット1が移動部37を有する場合について説明したが、そうでなくてもよい。マニピュレータ40の基端38を移動させる必要がない場合には、産業用ロボット1は移動部37を有していなくてもよい。
また、本実施の形態では、通過領域55に振動用磁石34のない領域が存在する場合について説明したが、そうでなくてもよい。通過領域55のすべてに、振動用磁石34が配置されていてもよい。
また、本実施の形態において説明した各構成要素の形状は、上記説明に限定されるものではない。例えば、本実施の形態では、コイルフレーム12が円筒形状である場合について説明したが、そうでなくてもよい。コイルフレーム12は、角柱形状等であってもよい。振動フレーム21等についても同様である。
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上より、本発明による振動発電機等によれば、パーティクルの発生を抑えることができるという効果が得られ、例えば、クリーンロボットに用いる振動発電機等として有用である。
1 産業用ロボット
10 振動発電機
11 コイル
12 コイルフレーム
21 振動フレーム
22 弾性部材
23 磁石
24 圧電素子
25 衝突部材
31 コイル整流回路
32 圧電素子整流回路
34 振動用磁石
35 充電部
36 動作部
37 移動部
40 マニピュレータ
41 第1の部材
42 第2の部材

Claims (6)

  1. 関節によって連結された第1及び第2の部材を有するマニピュレータと、
    前記第1の部材に設けられた1以上の振動発電機と、
    前記関節の回動に応じて前記振動発電機が通過する前記第2の部材の領域である通過領域に配置された磁石である2以上の振動用磁石と、
    前記振動発電機によって発電された電力によって動作する動作部と、を備え、
    前記振動発電機は、
    コイルと、
    前記コイルが巻回されたコイルフレームと、
    前記コイルフレームの内側で振動する振動フレームと、
    当該コイルフレームと前記振動フレームとが接触しないように、前記コイルフレームの内側で前記振動フレームを振動可能に保持する弾性部材と、
    前記振動フレームに設けられ、当該振動フレームの振動に応じて前記コイルに起電力を発生させる磁石と、
    前記振動フレームに設けられた圧電素子と、
    前記振動フレームの振動に応じて前記圧電素子と衝突する衝突部材と、を備え、
    前記コイル内における前記磁石の振動、及び前記圧電素子と前記衝突部材との衝突によって発電が行われ、
    前記2以上の振動用磁石は、前記振動発電機側の磁極が交互に変わるように前記通過領域に配列されている、産業用ロボット。
  2. 前記振動フレームには、2以上の圧電素子が設けられており、
    前記2以上の圧電素子のそれぞれに対して前記衝突部材が設けられている、請求項1記載の産業用ロボット
  3. 前記マニピュレータの基端を移動させる移動部をさらに備え、
    前記通過領域には、前記振動用磁石のない領域が存在し、
    前記移動部が前記マニピュレータの基端を移動させる場合に、少なくとも1個の前記振動発電機は、前記振動用磁石のない領域に存在する、請求項1または請求項2記載の産業用ロボット。
  4. 複数の前記振動発電機がそれぞれ前記第1の部材の異なる位置に設けられており、
    前記複数の振動発電機の通過領域は一致しており、
    前記2以上の振動用磁石は、前記関節の角度に関わらず、いずれかの前記振動発電機が振動用磁石のない領域に存在するように配列されている、請求項記載の産業用ロボット。
  5. 複数の前記振動発電機が前記第1の部材に積層されて設けられており、
    積層された前記複数の振動発電機のうち、隣接する2個の振動発電機が有する磁石は、それぞれ反発するように設けられている、請求項から請求項のいずれか記載の産業用ロボット。
  6. 前記コイルによって発電された電力を整流するコイル整流回路と、
    前記圧電素子によって発電された電力を整流する圧電素子整流回路と、
    前記コイル整流回路によって整流された電力、及び前記圧電素子整流回路によって整流された電力が充電されるスーパーキャパシタである充電部と、をさらに備え、
    前記充電部から前記動作部に電力が供給される、請求項から請求項のいずれか記載の産業用ロボット。
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