JP6278151B1 - センサ情報処理装置、センサ情報処理方法およびセンサ情報処理プログラム - Google Patents

センサ情報処理装置、センサ情報処理方法およびセンサ情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所定エリアにおけるセンサを示すアイコンを画面に表示する構成において、センサの異常をユーザに対してより確実に認識させることが可能なセンサ情報処理装置、センサ情報処理方法およびセンサ情報処理プログラムを提供する。【解決手段】センサ情報処理装置は、センサによる計測結果を示すセンサ情報を取得する取得部と、前記センサを示すアイコンを画面に表示する制御を行う表示制御部と、前記取得部によって取得された前記センサ情報に関する異常を判定する判定部とを備え、前記表示制御部は、指定された前記センサの前記アイコンを選択的に画面に表示する制御を行っている状態において、前記判定部によって異常であるとの判定がなされた場合、異常であると判定された前記センサ情報に対応する前記センサの前記アイコンである対象アイコンを、指定の有無に関わらず画面に表示する制御を行う。【選択図】図6

Description

本発明は、センサ情報処理装置、センサ情報処理方法およびセンサ情報処理プログラムに関し、特に、アイコンの表示を行うセンサ情報処理装置、センサ情報処理方法およびセンサ情報処理プログラムに関する。
所定エリアの状態をモニタするための技術が各種開発されている。たとえば、特開2006−208000号公報(特許文献1)には、以下のような技術が開示されている。すなわち、空気流分配装置は、データセンタ内で使用する空気流分配装置であって、前記データセンタ内の少なくとも1つのサーバにおける複数のファンに結合されている少なくとも1つの空気流センサと、前記少なくとも1つの空気流センサに結合されるとともに、前記複数のファンについて空気流を監視するとともに、検知された空気流に応じて前記データセンタ内での冷却を制御するように構成されるコントローラとを備えることを特徴とする。
特開2006−208000号公報
所定エリアの状態をモニタするために、所定エリアにおけるセンサの配置を画面に表示する場合がある。このような場合において、複数のセンサが集中して配置されていると、当該複数のセンサをそれぞれ示す複数のアイコンが画面上で重なり合ったり、密集したりするため、視認性が悪くなってしまう。
このような場合、当該複数のアイコンのうちの一部のアイコンを画面に表示するか、または画面の一部を拡大して表示することにより、画面に表示されるアイコンの個数を減少させて視認性を改善する方法が考えられる。しかしながら、たとえば、画面から表示されなくなったアイコンに対応するセンサが異常を示している場合、ユーザは、異常を示すセンサを画面において認識することができなくなってしまう。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、所定エリアにおけるセンサを示すアイコンを画面に表示する構成において、センサの異常をユーザに対してより確実に認識させることが可能なセンサ情報処理装置、センサ情報処理方法およびセンサ情報処理プログラムを提供することである。
(1)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わるセンサ情報処理装置は、センサによる計測結果を示すセンサ情報を取得する取得部と、上記センサを示すアイコンを画面に表示する制御を行う表示制御部と、上記取得部によって取得された上記センサ情報に関する異常を判定する判定部とを備え、上記表示制御部は、指定された上記センサの上記アイコンを選択的に画面に表示する制御を行っている状態において、上記判定部によって異常であるとの判定がなされた場合、異常であると判定された上記センサ情報に対応する上記センサの上記アイコンである対象アイコンを、指定の有無に関わらず画面に表示する制御を行う。
(8)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わるセンサ情報処理方法は、センサ情報処理装置におけるセンサ情報処理方法であって、センサによる計測結果を示すセンサ情報を取得するステップと、取得した上記センサ情報に関する異常を判定するステップと、指定された上記センサを示すアイコンを選択的に画面に表示する制御を行っている状態において、取得した上記センサ情報に関して異常であるとの判定がなされた場合、異常であると判定された上記センサ情報に対応する上記センサの上記アイコンである対象アイコンを、指定の有無に関わらず画面に表示する制御を行うステップとを含む。
(9)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わるセンサ情報処理プログラムは、センサ情報処理装置において用いられるセンサ情報処理プログラムであって、コンピュータに、センサによる計測結果を示すセンサ情報を取得するステップと、取得した上記センサ情報に関する異常を判定するステップと、指定された上記センサを示すアイコンを選択的に画面に表示する制御を行っている状態において、取得した上記センサ情報に関して異常であるとの判定がなされた場合、異常であると判定された上記センサ情報に対応する上記センサの上記アイコンである対象アイコンを、指定の有無に関わらず画面に表示する制御を行うステップとを実行させるためのプログラムである。
本発明は、このような特徴的な処理部を備えるセンサ情報処理装置として実現できるだけでなく、センサ情報処理装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現したり、センサ情報処理装置を備えるセンサ情報処理システムとして実現したりすることができる。
本発明によれば、所定エリアにおけるセンサを示すアイコンを画面に表示する構成において、センサの異常をユーザに対してより確実に認識させることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報伝送システムの構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理システムにおいて、ディスプレイに表示された画面の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理システムにおいて、ディスプレイに表示された画面の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理システムにおいて、ディスプレイに表示された画面の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理システムにおいて、ディスプレイに表示された画面の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理システムにおけるセンサ情報処理装置の構成を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理システムにおいて、ディスプレイに表示された画面の一例を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理システムにおいて、ディスプレイに表示された画面におけるセンサアイコンの表示態様の一例を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理システムにおいて、ディスプレイに表示された画面の一例を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理装置が異常のレベルの評価を行って画面の表示内容を変更する制御を行う際の動作手順を定めたフローチャートである。 図11は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理装置が異常のレベルの評価を行って画面の表示内容を変更する制御を行う際の動作手順を定めたフローチャートである。
最初に、本発明の実施の形態の内容を列記して説明する。
(1)本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理装置は、センサによる計測結果を示すセンサ情報を取得する取得部と、上記センサを示すアイコンを画面に表示する制御を行う表示制御部と、上記取得部によって取得された上記センサ情報に関する異常を判定する判定部とを備え、上記表示制御部は、指定された上記センサの上記アイコンを選択的に画面に表示する制御を行っている状態において、上記判定部によって異常であるとの判定がなされた場合、異常であると判定された上記センサ情報に対応する上記センサの上記アイコンである対象アイコンを、指定の有無に関わらず画面に表示する制御を行う。
このような構成により、たとえば、画面表示の候補から外されたアイコンに対応するセンサが異常を示している場合に、当該アイコンを画面に表示することができるので、ユーザは、異常を示すセンサを画面において容易に認識することができる。したがって、所定エリアにおけるセンサを示すアイコンを画面に表示する構成において、センサの異常をユーザに対してより確実に認識させることができる。
(2)好ましくは、上記表示制御部は、上記対象アイコンの表示態様を時間的に変化させる。
このような構成により、画面において対象アイコンを他のアイコンより目立たせることができるので、ユーザは、異常を示すセンサを画面においてより容易に認識することができる。
(3)好ましくは、上記表示制御部は、上記対象アイコン以外の上記アイコンを非表示とする。
このように、画面に表示するアイコンを対象アイコンに限定する構成により、ユーザは、異常を示すセンサを画面において確実に認識することができる。
(4)好ましくは、上記表示制御部は、上記判定部によって判定された異常の内容に応じて、上記対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する。
このような構成により、ユーザは、画面の表示内容からセンサの異常の内容を容易に認識することができるので、たとえば画面の表示内容に応じた適切な処理を当該センサに対して行うことができる。
(5)より好ましくは、上記表示制御部は、上記判定部によって異常であると継続して判定された時間または回数の大小に応じて、上記対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する。
このような構成により、画面の表示内容からセンサの計測対象の異常のレベルをより正しく評価することができる。
(6)より好ましくは、上記表示制御部は、上記判定部によって異常であると判定される頻度の大小に応じて、上記対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する。
このような構成により、たとえば、異常判定および正常判定が繰り返される状況においても、画面の表示内容からセンサの計測対象の異常のレベルをより正しく評価することができる。
(7)より好ましくは、上記表示制御部は、上記判定部によって異常であると判定された上記センサ情報の更新頻度の大小に応じて、上記対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する。
このような構成により、たとえば、センサ情報の重要度が更新頻度の大小に反映されている場合において、異常であると判定されたセンサ情報の重要度に応じて画面の表示内容を変更することができる。
(8)本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理方法は、センサ情報処理装置におけるセンサ情報処理方法であって、センサによる計測結果を示すセンサ情報を取得するステップと、取得した上記センサ情報に関する異常を判定するステップと、指定された上記センサを示すアイコンを選択的に画面に表示する制御を行っている状態において、取得した上記センサ情報に関して異常であるとの判定がなされた場合、異常であると判定された上記センサ情報に対応する上記センサの上記アイコンである対象アイコンを、指定の有無に関わらず画面に表示する制御を行うステップとを含む。
このような構成により、たとえば、画面表示の候補から外されたアイコンに対応するセンサが異常を示している場合に、当該アイコンを画面に表示することができるので、ユーザは、異常を示すセンサを画面において容易に認識することができる。したがって、所定エリアにおけるセンサを示すアイコンを画面に表示する構成において、センサの異常をユーザに対してより確実に認識させることができる。
(9)本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理プログラムは、センサ情報処理装置において用いられるセンサ情報処理プログラムであって、コンピュータに、センサによる計測結果を示すセンサ情報を取得するステップと、取得した上記センサ情報に関する異常を判定するステップと、指定された上記センサを示すアイコンを選択的に画面に表示する制御を行っている状態において、取得した上記センサ情報に関して異常であるとの判定がなされた場合、異常であると判定された上記センサ情報に対応する上記センサの上記アイコンである対象アイコンを、指定の有無に関わらず画面に表示する制御を行うステップとを実行させるためのプログラムである。
このような構成により、たとえば、画面表示の候補から外されたアイコンに対応するセンサが異常を示している場合に、当該アイコンを画面に表示することができるので、ユーザは、異常を示すセンサを画面において容易に認識することができる。したがって、所定エリアにおけるセンサを示すアイコンを画面に表示する構成において、センサの異常をユーザに対してより確実に認識させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[構成および基本動作]
図1は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報伝送システムの構成を示す図である。
図1を参照して、センサ情報伝送システム301は、ディスプレイ13と、データベース71と、センサ121A,121Bと、センサ情報処理装置101と、アクセスポイント151とを備える。以下、センサ121A,121Bの各々をセンサ121とも称する。アクセスポイント151をAP151とも称する。
なお、センサ情報伝送システム301は、1つのセンサ121を備える構成であってもよいし、3つ以上のセンサ121を備える構成であってもよい。また、センサ情報伝送システム301は、複数のAP151を備える構成であってもよい。
センサ情報伝送システム301は、たとえば事業者の工場1および事務所2に設置される。たとえば、センサ情報伝送システム301では、工場1における設備3A,3Bに関する情報の収集が行われる。この例では、AP151およびセンサ121は工場1に設けられ、ディスプレイ13、データベース71およびセンサ情報処理装置101は事務所2に設けられている。以下、設備3A,3Bの各々を設備3とも称する。
センサ121は、たとえば、工場1における設備3内に設けられ、計測対象、具体的には工場1に設置されている設備3の状態および環境、ならびに自己の動作状態に関する計測を行う。
より詳細には、センサ121は、たとえば、設備3に関する温度、湿度および赤外線照度、ならびに自己が用いるバッテリーの電圧を計測する。なお、センサ121は、温度、湿度および赤外線照度ならびにバッテリーの電圧以外にも、電流、濃度、加速度、ジャイロおよび圧力等を計測する構成であってもよい。
センサ121は、たとえば、自己のIDであるセンサID、および計測結果を示すセンサ情報を作成し、作成したセンサ情報を含む無線信号をAP151へ送信する。
図1では、一例として、工場1内に複数の設備3が設けられ、設備3に対応して設けられた1つのセンサ121が対応の設備3内に設けられている場合を示している。なお、各センサ121の一部または全部が、センサ情報をAP151へ有線伝送する構成であってもよい。
AP151は、たとえば、センサ121からセンサ情報を受信する際、当該センサ情報の受信時のLQI(Link Qulity Indication)を計測する。AP151は、受信したセンサ情報に計測したLQIを含め、LQIを含めたセンサ情報をセンサ情報処理装置101へ送信する。AP151およびセンサ情報処理装置101間の通信は、有線で行われてもよいし、無線で行われてもよい。
センサ情報処理装置101は、たとえば、AP151からセンサ情報を受信すると、受信したセンサ情報からセンサ121の計測結果、AP151のLQIおよびセンサIDを取得し、取得した計測結果およびLQIをセンサIDに対応付けてデータベース71に蓄積する。
また、センサ情報処理装置101は、たとえば、受信したセンサ情報の内容をディスプレイ13に表示可能である。
[画面の一例]
図2は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理システムにおいて、ディスプレイに表示された画面の一例を示す図である。図2には、センサ121が登録されていない場合において、ディスプレイに表示される画面が示されている。
図2を参照して、画面は、地図エリアMAと、リストエリアLAとを含む。画面は、たとえば、ユーザが監視対象エリアである工場F1の状態を監視するためのGUI(Graphical User Interface)である。
地図エリアMAには、たとえば工場F1の工場レイアウトすなわち工場F1の平面図が表示されている。また、地図エリアMAには、センサ121を示すアイコン(以下、センサアイコンとも称する。)を表示することが可能である。センサアイコンの詳細については後述する。
より詳細には、地図エリアMAには、工場レイアウトとして、部屋A〜Dの外形、廊下の外形、中庭の外形、設備A,Bの外形、およびラインA〜Eの外形が表示されている。
また、地図エリアMAには、部屋A〜Dと廊下との間の4つの出入口A〜D、および廊下と外部との間の1つの出入口Eがそれぞれ表示されている。
リストエリアLAには、たとえば、登録センサリストが表示されている。リストエリアLAには、ユーザによって登録されているセンサ121(以下、登録センサ121とも称する。)の種類を表示することが可能である。登録センサ121からのセンサ情報の示す計測結果およびLQIは、センサ情報処理装置101の監視対象である。
図2に示す例では、ユーザによって登録されているセンサ121がないため、リストエリアLAには、登録センサの種類が表示されていない。
図3は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理システムにおいて、ディスプレイに表示された画面の一例を示す図である。
図3には、温度を計測対象とするセンサ121(以下、温度センサ121とも称する。)、湿度を計測対象とするセンサ121(以下、湿度センサ121とも称する。)、および赤外線照度を計測対象とするセンサ121(以下、赤外線センサ121とも称する。)が登録センサ121である場合において、すべての種類の登録センサ121が表示対象としてたとえばユーザにより指定されているときの画面が示されている。
図3を参照して、リストエリアLAには、たとえば、登録センサ121の種類を示すテキストが表示される。具体的には、リストエリアLAには、温度センサ121、湿度センサ121および赤外線センサ121の種類をそれぞれ示す、「温度センサ」、「湿度センサ」および「赤外線センサ」が表示されている。
たとえば、ユーザは、登録センサ121の種類ごとにセンサアイコンの地図エリアMAへの表示または非表示を指定することが可能である。たとえば、登録センサ121の種類を示すテキストの右横にセンサアイコンが表示されている場合、当該種類の登録センサ121は、ユーザにより地図エリアMAへの表示対象として指定されている。
たとえば、図3に示す例では、温度センサ121、湿度センサ121および赤外線センサ121が表示対象としてユーザにより指定されているので、「温度センサ」、「湿度センサ」および「赤外線センサ」のテキストの右横には、丸印のセンサアイコンIt、三角印のセンサアイコンIh、および四角印のセンサアイコンIiがそれぞれ表示されている。
これらのセンサアイコンは、それぞれ輪郭以外は透過性を有する。以下、丸印のセンサアイコン、三角印のセンサアイコン、および四角印のセンサアイコンをそれぞれ丸印アイコン、三角印アイコン、および四角印アイコンとも称する。なお、センサアイコンは、透過性を有しなくてもよい。
このように、センサ121の種類に応じてセンサアイコンの形状が異なる構成により、ユーザは、センサアイコンの形状から対応のセンサ121の種類を容易に認識することができる。
なお、センサ121の種類に応じて異なる形状のセンサアイコンを画面に表示する構成に限らず、センサ121の種類に応じて異なる色のセンサアイコンを画面に表示する構成であってもよい。
地図エリアMAには、工場レイアウトに加えて、表示対象として指定されたセンサアイコンが表示されている。たとえば、図3では、ユーザによって表示対象として指定された温度センサ121、湿度センサ121および赤外線センサ121をそれぞれ示す丸印アイコン、三角印アイコン、および四角印アイコンが表示されている。
地図エリアMAにおけるセンサアイコンは、たとえば対応のセンサ121の工場F1における実際の位置に対応する、地図エリアMAにおける位置(以下、目標表示位置とも称する。)に表示されている。
このような構成により、ユーザは、地図エリアMAに表示されている工場レイアウトにおけるセンサアイコンの位置に基づいて、実際の工場F1における、当該センサアイコンに対応するセンサ121の位置を認識することができる。
また、センサアイコンは、たとえば対応のセンサ121からのセンサ情報の示す値に応じたサイズを有する。ここで、センサ情報の示す値は、たとえば、センサ121の計測結果またはLQIであり、ユーザにより指定可能である。
具体的には、大きいサイズのセンサアイコンは、対応のセンサ121からのセンサ情報の示す値が大きいことを示す。また、小さいサイズのセンサアイコンは、対応のセンサ121からのセンサ情報の示す値が小さいことを示す。
このような構成により、ユーザは、センサアイコンのサイズから、対応のセンサ121からのセンサ情報の示す値の大きさを直観的に認識することができる。
[背景および課題]
IoT(Internet of Things)社会では、多数のデバイスにおいて情報の収集が行われるため、収集された情報を監視または観測するシステムにおいて、当該多数のデバイスに対応する大量のオブジェクトが画面に表示される。
センサ情報伝送システム301においても、多数のセンサ121に対応する多数のオブジェクトすなわち多数のセンサアイコンが、図3に示すように画面に表示されている。
図3に示すように、多数のセンサアイコンが画面に表示されている場合、センサアイコンが輪郭以外の部分において透過性を有していても、輪郭部分が重なる部分によって工場レイアウトの視認性を損ねてしまう。
たとえば、地図エリアMAに表示されている工場レイアウトにおける部屋Bでは、「ラインA」の表示の視認性が著しく損なわれている。
また、重要な情報を示すセンサアイコンからの情報の発見および確認が困難になってしまう。
具体的には、たとえば、部屋BにおけるラインAでは、センサアイコンが密集しているので、センサアイコンのサイズの大きさ、およびセンサアイコンの種類の識別がより困難となっている。
このような問題点を解決するために、センサ情報処理装置101は、たとえば、複数の登録センサ121のうち、一部のセンサ121を表示対象として指定することが可能である。
図4は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理システムにおいて、ディスプレイに表示された画面の一例を示す図である。
図4には、温度センサ121、湿度センサ121および赤外線センサ121が登録センサ121である場合において、赤外線センサ121が表示対象としてたとえばユーザにより指定されているときの画面が示されている。
図4を参照して、地図エリアMAには、図3に示す地図エリアMAと比べて、表示対象として指定されていない丸印アイコンおよび三角印アイコンが表示されていないので、工場レイアウトの視認性が損なわれる程度が軽減されている。
また、センサ情報処理装置101は、たとえば、画面の表示対象を工場レイアウトの一部に限定することが可能である。
図5は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理システムにおいて、ディスプレイに表示された画面の一例を示す図である。
図5には、センサアイコンが密集しているラインAの部分を拡大した工場レイアウトが地図エリアMAに表示された画面が示されている。また、図5には、温度センサ121、湿度センサ121および赤外線センサ121が登録センサ121である場合において、登録センサ121のすべてが表示対象としてたとえばユーザにより指定されているときの画面が示されている。
このように、センサアイコンが密集して表示されている部分を拡大して表示する構成により、工場レイアウトの視認性が損なわれる程度を軽減するとともに、センサアイコンのサイズの大きさ、およびセンサアイコンの種類をより容易に識別することができる。
しかしながら、上記のように画面に表示するセンサ121の種類を限定する場合、および工場レイアウトの一部を拡大した画面を表示する場合、画面に表示されないセンサ121の情報を取得することが困難となるため、センサアイコンからの情報の発見および確認の即時性および即応性が損なわれてしまう。
また、画面に表示されないセンサ121の情報を取得するためには、画面の切り替え処理が必要となるので、ユーザによる処理工数の増加、または誤操作の誘発等のデメリットが生ずる。
再び図3を参照して、たとえば、部屋CのラインBにおけるセンサアイコンIteに対応する温度センサ121(以下、処理対象センサ121とも称する。)が、ユーザによる対処を要する程度の異常な計測結果を示している場合において、図4または図5に示す画面が表示されている状況では、ユーザは、処理対象センサ121の情報を得ることが困難である。
このため、ユーザは、処理対象センサ121の計測対象であるラインBに対する異常対処処理を適切なタイミングで行うことが困難となる。
そこで、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理システム301では、以下のような構成および動作により、このような課題を解決する。
[センサ情報処理システムの構成]
図6は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理システムにおけるセンサ情報処理装置の構成を示す図である。
図6を参照して、センサ情報処理装置101は、取得部21と、記憶部22と、処理部23と、判定部24と、カウンタ25と、受付部26と、表示制御部27とを備える。
記憶部22は、たとえば、工場レイアウト情報、登録センサ情報、指定センサ情報およびしきい値情報を保持する。これらの情報の詳細については後述する。
カウンタ25は、たとえば、水晶振動子を用いた発振回路等により生成されるクロックパルスをカウントし、カウントした値を保持する。
受付部26は、たとえばユーザの操作を受け付ける。より詳細には、受付部26は、たとえば、ユーザがディスプレイ13の画面に対して行った操作を受け付け、受け付けた内容を示す操作情報を処理部23へ出力する。
[センサ情報処理装置の初期設定]
以下、センサ情報処理装置101の初期設定の一例について説明する。
(ユーザによる登録)
たとえば、ユーザは、まず、監視対象エリアにおける工場レイアウト、および工場F1に設けられているセンサ121をセンサ情報処理装置101に登録する。
具体的には、たとえば、ユーザは、図3に示す、部屋A〜Dの外形、廊下の外形、中庭の外形、設備A,Bの外形、およびラインA〜Eの外形を入力するための操作を受付部26に対して行う。
また、ユーザは、たとえば、工場F1に配置したセンサ121の位置と、当該センサ121のセンサIDおよび種類等と、異常判定しきい値群と、レベル判定しきい値群とをセンサ情報処理装置101に登録するための操作を受付部26に対して行う。
異常判定しきい値群には、たとえば、通信品質の下限を示すLQIしきい値、およびバッテリーの充電量の下限を示すバッテリーしきい値が含まれる。
また、異常判定しきい値群には、たとえば、登録しようとするセンサ121の種類が温度センサである場合、温度しきい値が含まれる。
また、異常判定しきい値群には、たとえば、登録しようとするセンサ121の種類が湿度センサである場合、湿度しきい値が含まれる。
また、異常判定しきい値群には、たとえば、登録しようとするセンサ121の種類が赤外線センサである場合、赤外線しきい値が含まれる。
すなわち、LQIしきい値およびバッテリーしきい値は、異なる種類のセンサ121であっても共通に用いられる。温度しきい値、湿度しきい値および赤外線しきい値は、センサ121の種類に応じて用いられる。
レベル判定しきい値群には、たとえば、継続時間しきい値、継続回数しきい値、更新頻度しきい値、変化頻度しきい値および乖離しきい値が含まれる。これらのしきい値の詳細については、後述する。
また、ユーザは、たとえば、ディスプレイ13への表示対象とすべきセンサ121の種類と、当該センサ121を示すセンサアイコンのサイズを決定するためのサイズしきい値とをセンサ情報処理装置101に対して指定するための操作を受付部26に対して行う。
受付部26は、たとえば、ユーザの操作に基づく操作情報を作成し、作成した操作情報を処理部23へ出力する。
処理部23は、たとえば、受付部26から受ける操作情報に基づいて、図3に示す、部屋A〜Dの外形、廊下の外形、中庭の外形、設備A,Bの外形、およびラインA〜Eの外形を示す工場レイアウト情報を作成し、作成した工場レイアウト情報を記憶部22に保持させる。
また、処理部23は、たとえば、受付部26から受ける操作情報に基づいて、登録対象のセンサ121の位置と、当該センサ121のセンサIDおよび種類等と、異常判定しきい値群と、レベル判定しきい値群とを示す登録センサ情報を作成し、作成した登録センサ情報を記憶部22に保持させる。
また、処理部23は、たとえば、受付部26から受ける操作情報に基づいて、表示対象のセンサ121の種類とサイズしきい値とを示す指定センサ情報を作成し、作成した指定センサ情報を記憶部22に保持させる。
[センサアイコンの表示処理]
取得部21は、センサ121による計測結果を示すセンサ情報を取得する。より詳細には、取得部21は、たとえばAP151経由でセンサ121からセンサ情報を受信すると、受信したセンサ情報を処理部23へ出力する。
処理部23は、取得部21からセンサ情報を受けると、受けたセンサ情報からセンサID、センサ121の計測結果およびLQIを取得し、取得したセンサ121の計測結果およびLQIをセンサIDに対応付けてデータベース71に蓄積する。また、処理部23は、センサ情報を判定部24および表示制御部27へ出力する。
表示制御部27は、センサ121の位置を示すアイコンをディスプレイ13における画面に表示する制御を行う。たとえば、表示制御部27は、ユーザにより指定されたセンサ121のアイコンを選択的に画面に表示する制御を行う。
具体的には、表示制御部27は、たとえば、処理部23からセンサ情報を受けると、記憶部22における登録センサ情報、指定センサ情報および工場レイアウト情報に基づいて、受けたセンサ情報の内容に応じたセンサアイコンを画面に表示する制御を行う。
より詳細には、表示制御部27は、登録センサ情報に基づいて、センサ情報の示すセンサIDに対応するセンサ121の種類を取得する。そして、表示制御部27は、指定センサ情報に基づいて、取得したセンサ121の種類が画面への表示対象の種類であるか否かを判断する。
表示制御部27は、たとえば、取得したセンサ121の種類が画面への表示対象の種類であると判断する場合、以下の処理を行う。
すなわち、表示制御部27は、たとえば、登録センサ情報の示すセンサ121の位置および工場レイアウト情報に基づいて目標表示位置を算出する。そして、表示制御部27は、たとえば、取得したセンサ121の種類に応じた形状のセンサアイコンを、算出した目標表示位置に選択的に表示する制御を行う。この際、表示制御部27は、たとえば、センサ情報の示す計測結果と指定センサ情報の示すサイズしきい値との大小関係に応じたサイズでセンサアイコンを表示する。
一方、表示制御部27は、たとえば、取得したセンサ121の種類が画面への表示対象の種類でないと判断する場合、当該センサ121に対応するセンサアイコンを画面に表示する処理を行わない。
[異常判定処理]
判定部24は、取得部21によって取得されたセンサ情報に関する異常を判定する。
具体的には、判定部24は、たとえば、処理部23からセンサ情報を受けると、記憶部22における登録センサ情報に基づいて、受けたセンサ情報に関する異常を判定する。
より詳細には、判定部24は、たとえば、登録センサ情報からセンサ情報の示すセンサIDに対応するセンサ121の種類、および異常判定しきい値群を取得する。
判定部24は、たとえば、センサ情報の示す計測結果またはLQI、ならびに取得したセンサ121の種類および異常判定しきい値群に基づいて、センサ情報に関する異常を判定する。
より詳細には、判定部24は、センサ情報の示すバッテリーの電圧の計測結果がバッテリーしきい値以下である場合、バッテリー充電量の異常であると判定する。
また、判定部24は、センサ情報の示すLQIがLQIしきい値以下である場合、通信品質の異常であると判定する。
また、判定部24は、たとえば、センサ121の種類が温度センサである場合、センサ情報の示す温度の計測結果と温度しきい値との大小関係に基づいて、対応のセンサ121の計測対象の温度の異常を判定する。
また、判定部24は、たとえば、センサ121の種類が湿度センサである場合、センサ情報の示す湿度の計測結果と湿度しきい値との大小関係に基づいて、対応のセンサ121の計測対象の湿度の異常を判定する。
また、判定部24は、たとえば、センサ121の種類が赤外線センサである場合、センサ情報の示す赤外線照度の計測結果と赤外線しきい値との大小関係に基づいて、対応のセンサ121の計測対象の赤外線照度の異常を判定する。
判定部24は、たとえば、異常であると判定した場合、異常を示す判定結果およびセンサIDを表示制御部27へ出力する。また、判定部24は、たとえば、正常であると判定した場合、正常を示す判定結果およびセンサIDを表示制御部27へ出力する。
[継続時間に基づくレベルの評価、および表示内容の変更]
表示制御部27は、たとえば、指定されたセンサ121のアイコンを選択的に画面に表示する制御を行っている状態において、判定部24によって異常であるとの判定がなされた場合、異常であると判定されたセンサ情報に対応するセンサアイコンである対象アイコンを、指定の有無に関わらず画面に表示する制御を行う。
たとえば、表示制御部27は、判定部24によって判定された異常の内容に応じて、対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する。
具体的には、たとえば、表示制御部27は、判定部24によって異常であると継続して判定された時間の大小に応じて、対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する。
具体的には、表示制御部27は、たとえばセンサ登録情報の示すレベル判定しきい値群のうち継続時間しきい値を記憶部22から取得する。
表示制御部27は、たとえば、判定部24から受ける判定結果をセンサIDごとに区分して監視し、判定結果が異常を示す場合、カウンタ25におけるカウント値を用いて判定結果が異常を示す継続時間を計測するとともに、異常を示す判定結果に対応するセンサIDに基づいて処理対象センサ121を特定する。
表示制御部27は、たとえば、異常のレベルの評価を、判定部24から判定結果を受けるごとに行う。より詳細には、表示制御部27は、たとえば、計測した継続時間が継続時間しきい値以下である場合、低レベルの異常であると評価し、また、計測した時間が継続時間しきい値より長い場合、高レベルの異常であると評価する。
図7は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理システムにおいて、ディスプレイに表示された画面の一例を示す図である。
図7を参照して、表示制御部27は、たとえば、低レベルの異常であると評価した場合、処理対象センサ121を示すセンサアイコンすなわち対象アイコンを、指定の有無に関わらず画面に表示する制御を行う。
具体的には、表示制御部27は、たとえば、図3に示すセンサアイコンIteが対象アイコンであり、かつ図4に示す画面または図5に示す画面を表示する制御を行っている状況において、低レベルの異常であると評価した場合、図7に示す画面を表示する制御を行う。
すなわち、表示制御部27は、図4に示す画面または図5に示す画面のように、センサアイコンIteが表示対象としてユーザにより指定されていない状況においても、低レベルの異常であると評価した場合、図7に示す画面のようにセンサアイコンIteを画面に表示する制御を行う。
また、表示制御部27は、たとえば、図3に示す画面を表示する制御を行っている状況において、低レベルの異常であると評価した場合、図3に示す画面を表示する制御を継続して行う。
図8は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理システムにおいて、ディスプレイに表示された画面におけるセンサアイコンの表示態様の一例を示す図である。
図8を参照して、たとえば、表示制御部27は、低レベルの異常であると評価した場合、処理対象センサ121を示す対象アイコンを、指定の有無に関わらず画面に表示する制御を行うとともに、対象アイコンの表示態様を時間的に変化させる制御を行う。
具体的には、表示制御部27は、たとえば画面に表示されている対象アイコンの形状を時間的に変化させる。この際、表示制御部27は、たとえば、対象アイコンの色を他のセンサアイコンの色と異なる色に変更して対象アイコンを画面に表示する制御を行う。
たとえば、表示制御部27は、対象アイコンが所定軸を回転軸として回転している画面を表示する。詳細には、表示制御部27は、たとえば、画面において対象アイコンの重心を通る軸Raを回転軸として対象アイコンが回転する画面を表示する。
より詳細には、表示制御部27は、たとえば、図8に示すように、センサアイコンIteの外形が時間の経過と共にIter0,Iter1,Iter2,Iter3,Iter2,Iter1,Iter0の順に滑らかに変化するようにセンサアイコンIteを画面に表示する制御を繰り返し行う。
このような制御を行うことにより、ユーザは、センサアイコンIteが軸Raを回転軸として回転していることを視認できる。
なお、表示制御部27は、図8に示すように対象アイコンが円形でない場合、画面に垂直な軸であって対象アイコンの重心を通る軸を回転軸として対象アイコンが回転する画面を表示してもよい。
このように、対象アイコンが回転している画面を表示する構成により、画面において対象アイコンを他のセンサアイコンより目立たせることができるので、ユーザは、異常を示すセンサを画面において容易に認識することができる。
また、表示制御部27は、たとえば、対象アイコンの外形の均等な拡大および縮小が繰り返されるように画面に表示する。
より詳細には、表示制御部27は、たとえば、図8に示すように、センサアイコンIteの外形が時間の経過と共にItee,Ites,Iteeの順に滑らかに変化するようにセンサアイコンIteを画面に表示する制御を繰り返し行う。
なお、表示制御部27は、対象アイコンを元のサイズから均等に拡大した後、元のサイズに戻すように変化させて表示する構成に限らず、対象アイコンを元のサイズから均等に縮小した後、元のサイズに戻すように変化させて表示する構成であってもよいし、これらの構成を組み合わせた構成であってもよい。また、表示制御部27は、対象アイコン全体の不均等な拡大および縮小を繰り返してもよい。
このように、画面に表示されている対象アイコンが伸縮する画面を表示する構成により、画面において対象アイコンを他のセンサアイコンより目立たせることができるので、ユーザは、異常を示すセンサを画面において容易に認識することができる。
また、表示制御部27は、たとえば対象アイコンの輝度を時間的に変化させる。具体的には、表示制御部27は、たとえば、センサアイコンIteの外形を点滅させる。
このように、対象アイコンが点滅する画面を表示する構成により、画面において対象アイコンを他のセンサアイコンより目立たせることができるので、ユーザは、異常を示すセンサを画面において容易に認識することができる。また、たとえば、対象アイコンが画面において移動している場合においても、対象アイコンを他のセンサアイコンより目立たせることができる。
なお、表示制御部27は、画面に表示されている対象アイコンの形状および輝度の両方を時間的に変化させてもよい。
図9は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理システムにおいて、ディスプレイに表示された画面の一例を示す図である。
図9を参照して、表示制御部27は、たとえば、高レベルの異常であると評価した場合、処理対象センサ121を示す対象アイコンを、指定の有無に関わらず画面に表示する制御を行うとともに、対象アイコン以外のセンサアイコンを非表示とする。
具体的には、表示制御部27は、たとえば、図3に示すセンサアイコンIteが対象アイコンであり、かつ図4に示す画面または図5に示す画面を表示する制御を行っている状況において、高レベルの異常であると評価した場合、図9に示す画面を表示する制御を行う。
すなわち、表示制御部27は、図4に示す画面または図5に示す画面のように、センサアイコンIteが表示対象としてユーザにより指定されていない状況においても、高レベルの異常であると評価した場合、図9に示す画面のようにセンサアイコンIteを画面に表示するとともに、センサアイコンIte以外のセンサアイコンを画面から消去する制御を行う。
また、表示制御部27は、たとえば、図3に示す画面を表示する制御を行っている際に、高レベルの異常であると評価した場合、図9に示す画面を表示する制御を行う。
すなわち、表示制御部27は、図3に示す画面のように、センサアイコンIteが表示対象としてユーザにより指定されている状況において、高レベルの異常であると評価した場合、図9に示す画面のようにセンサアイコンIteの画面への表示を継続するとともに、センサアイコンIte以外のセンサアイコンを画面から消去する制御を行う。
このように、対象アイコンに限定して画面に表示する構成により、ユーザは、異常を示すセンサを画面において確実に認識することができる。
[継続回数に基づくレベルの評価]
たとえば、表示制御部27は、判定部24によって異常であると継続して判定された回数の大小に応じて、対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する。
具体的には、表示制御部27は、たとえばセンサ登録情報の示すレベル判定しきい値群のうち継続回数しきい値を記憶部22から取得する。
表示制御部27は、たとえば、判定部24から受ける判定結果をセンサIDごとに監視し、判定結果が異常を示す回数を計測するとともに、異常を示す判定結果に対応するセンサIDに基づいて処理対象センサ121を特定する。
表示制御部27は、たとえば、異常のレベルの評価を判定部24から判定結果を受けるごとに行う。より詳細には、表示制御部27は、たとえば、計測した回数が継続回数しきい値以下である場合、低レベルの異常であると評価し、また、計測した回数が継続回数しきい値より大きい場合、高レベルの異常であると評価する。
表示制御部27は、たとえば、継続時間に基づいて異常のレベルを評価する場合と同様に、評価した異常のレベルに応じて、対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する。
[センサ情報の更新頻度に基づくレベルの評価]
たとえば、表示制御部27は、判定部24によって異常であると判定されたセンサ情報の更新頻度の大小に応じて、対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する。
具体的には、表示制御部27は、たとえばセンサ登録情報の示すレベル判定しきい値群のうち更新頻度しきい値を記憶部22から取得する。
表示制御部27は、たとえば、センサIDごとに、判定部24から判定結果を受ける頻度を、対応のセンサ情報の更新頻度として算出する。
ここで、センサ情報の更新頻度は、当該センサ情報を送信するセンサ121の送信周期に相当する。たとえば、センサ121は、重要なセンサ情報は短い送信周期で送信し、また、あまり重要でないセンサ情報は長い送信周期で送信する。
また、表示制御部27は、たとえば、判定部24から受ける判定結果をセンサIDごとに区分して監視し、判定結果が異常を示す場合、以下の処理を行う。
すなわち、表示制御部27は、たとえば、異常を示す判定結果に対応するセンサIDに基づいて処理対象センサ121を特定するとともに、算出した更新頻度が更新頻度しきい値以下である場合、低レベルの異常であると評価し、また、取得した更新頻度が更新頻度しきい値より多い場合、高レベルの異常であると評価する。
表示制御部27は、たとえば、継続時間に基づいて異常のレベルを評価する場合と同様に、評価した異常のレベルに応じて、対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する。
[異常であると判定される頻度に基づくレベルの評価]
たとえば、表示制御部27は、判定部24によって異常であると判定された頻度の大小に応じて、対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する。
具体的には、表示制御部27は、たとえばセンサ登録情報の示すレベル判定しきい値群のうち変化頻度しきい値を記憶部22から取得する。
表示制御部27は、たとえば、判定部24から受ける判定結果をセンサIDごとに区分して監視し、センサIDごとの異常発生回数を計測する。
ここで、異常発生回数は、たとえば、判定結果が異常を示した後に正常を示すとカウントアップされる。
表示制御部27は、たとえば、センサIDごとに計測した異常発生回数を単位時間ごとに集計し、センサIDごとの異常発生頻度を算出する。
表示制御部27は、たとえば、算出した異常発生頻度が変化頻度しきい値以下である場合、低レベルの異常であると評価し、また、異常発生頻度が変化頻度しきい値より大きい場合、高レベルの異常であると評価する。また、表示制御部27は、たとえば、異常を示す判定結果に対応するセンサIDに基づいて処理対象センサ121を特定する。
表示制御部27は、たとえば、異常発生頻度に基づいて異常のレベルを評価する場合、評価した異常のレベルに応じて、以下のように対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する。
すなわち、表示制御部27は、たとえば、低レベルの異常であると評価した場合、対象アイコンの表示態様を長周期で変化させる制御を行い、また、高レベルの異常であると評価した場合、対象アイコンの表示態様を短周期で変化させる制御を行う。
[しきい値からの乖離の大きさに基づくレベルの評価]
センサ情報処理装置101においてしきい値からの乖離の大きさに基づくレベルの評価が行われる場合、判定部24は、たとえば、異常であると判定した場合、異常を示す判定結果およびセンサIDに加えて、センサ情報の示す計測結果またはLQIの示す値についてのしきい値からの乖離の大きさを表示制御部27へ出力する。また、判定部24は、たとえば、正常であると判定した場合、正常を示す判定結果およびセンサIDを表示制御部27へ出力する。
たとえば、表示制御部27は、判定部24から受ける乖離の大きさに応じて、対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する。
具体的には、表示制御部27は、たとえばセンサ登録情報の示すレベル判定しきい値群のうち乖離しきい値を記憶部22から取得する。
表示制御部27は、たとえば、判定部24から受ける判定結果をセンサIDごとに区分して監視し、判定結果が異常を示す場合、異常のレベルの評価を行う。
より詳細には、表示制御部27は、たとえば、判定部24から受ける乖離の大きさが乖離しきい値以下である場合、低レベルの異常であると評価し、また、当該乖離の大きさが乖離しきい値より大きい場合、高レベルの異常であると評価する。また、表示制御部27は、たとえば、異常を示す判定結果に対応するセンサIDに基づいて処理対象センサ121を特定する。
表示制御部27は、たとえば、異常発生頻度に基づいて異常のレベルを評価する場合と同様に、評価した異常のレベルに応じて、対象アイコンの表示態様の変更周期等、対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する。
[ユーザによる異常対処処理]
上記のように、評価した異常のレベルに応じて図7に示す画面、または図9に示す画面を表示する制御を行う構成により、ユーザは、たとえば、図7に示す画面、または図9に示す画面から処理対象センサ121の計測対象であるラインBに異常が発生していることを認識し、ラインBの異常に対する処理を適切なタイミングで行うことができる。
たとえば、ラインBの異常に対する処理が完了すると、ユーザは、画面の表示を元に戻すための操作を受付部26に対して行う。
処理部23は、たとえば、受付部26から受ける操作情報に基づいて、図7に示す画面、または図9に示す画面を元の画面に戻すための命令である画面復帰命令を作成し、作成した画面復帰命令を表示制御部27へ出力する。
表示制御部27は、たとえば、処理部23から画面復帰命令を受けると、図7に示す画面、または図9に示す画面を元の画面に戻す制御を行う。
[動作]
センサ情報処理装置101は、コンピュータを備え、当該コンピュータにおけるCPU等の演算処理部は、以下のフローチャートの各ステップの一部または全部を含むプログラムを図示しないメモリから読み出して実行する。この装置のプログラムは、外部からインストールすることができる。この装置のプログラムは、記録媒体に格納された状態で流通する。
図10は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理装置が異常のレベルの評価を行って画面の表示内容を変更する制御を行う際の動作手順を定めたフローチャートである。
図10を参照して、ここでは、センサ情報処理装置101において、異常判定の継続時間もしくは継続回数、またはセンサ情報の更新頻度に基づいて異常のレベルの評価を行って画面の表示内容を変更する制御を行う際の動作を説明する。
まず、センサ情報処理装置101は、登録センサ121から送信されたセンサ情報に関する異常を判定し、判定結果が異常を示すまで(ステップS104でNO)、表示対象としてユーザにより指定されているセンサアイコンを画面に表示する制御を継続して行う(ステップS102)。
次に、センサ情報処理装置101は、判定結果が異常を示すと(ステップS104でYES)、異常のレベルを評価する(ステップS106)。
次に、センサ情報処理装置101は、対象アイコンが表示対象としてユーザにより指定されていない場合(ステップS108でNO)、対象アイコンを表示する制御を行う(ステップS110)。
一方、センサ情報処理装置101は、対象アイコンが表示対象としてユーザにより指定されている場合(ステップS108でYES)、対象アイコンを継続して表示する制御を行う。
次に、センサ情報処理装置101は、評価した異常のレベルが低レベルである場合(ステップS112でYES)、画面の表示を元に戻すためのユーザによる操作を受けるまで(ステップS118でNO)、対象アイコンの表示態様を時間的に変化させる(ステップS116)。
一方、センサ情報処理装置101は、評価した異常のレベルが高レベルである場合(ステップS112でNO)、画面の表示を元に戻すためのユーザによる操作を受けるまで(ステップS118でNO)、対象アイコン以外のセンサアイコンを非表示とする(ステップS114)。
次に、センサ情報処理装置101は、画面の表示を元に戻すためのユーザによる操作を受けると(ステップS118でYES)、判定結果が異常を示すまで(ステップS104でNO)、表示対象としてユーザにより指定されているセンサアイコンを画面に表示する制御を継続して行う(ステップS102)。
なお、上記ステップS106と上記ステップS108,S110とは、上記の順番に限らず、順番を入れ替えてもよい。
図11は、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理装置が異常のレベルの評価を行って画面の表示内容を変更する制御を行う際の動作手順を定めたフローチャートである。
図11を参照して、ここでは、センサ情報処理装置101において、異常であると判定される頻度、またはしきい値からの乖離の大きさに基づいて異常のレベルの評価を行って画面の表示内容を変更する制御を行う際の動作を説明する。
ステップS202〜S210の動作は、図10に示すステップS102〜S110の動作と同様である。
次に、センサ情報処理装置101は、評価した異常のレベルが低レベルである場合(ステップS212でYES)、画面の表示を元に戻すためのユーザによる操作を受けるまで(ステップS218でNO)、対象アイコンの表示態様を長周期で変化させる(ステップS216)。
一方、センサ情報処理装置101は、評価した異常のレベルが高レベルである場合(ステップS212でNO)、画面の表示を元に戻すためのユーザによる操作を受けるまで(ステップS218でNO)、対象アイコンの表示態様を短周期で変化させる(ステップS214)。
ステップS218の動作は、図10に示すステップS118の動作と同様である。
なお、本発明に実施の形態に係るセンサ情報処理装置では、表示制御部27は、判定部24によって判定された異常の内容に応じて、対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する構成であるとしたが、これに限定するものではない。表示制御部27は、判定部24によって判定された異常の内容によらず一定の内容を画面に表示する構成であってもよい。
ところで、所定エリアの状態をモニタするために、所定エリアにおけるセンサの配置を画面に表示する場合がある。このような場合において、複数のセンサが集中して配置されていると、当該複数のセンサをそれぞれ示す複数のアイコンが画面上で重なり合ったり、密集したりするため、視認性が悪くなってしまう。
このような場合、当該複数のアイコンのうちの一部のアイコンを画面に表示するか、または画面の一部を拡大して表示することにより、画面に表示されるアイコンの個数を減少させて視認性を改善する方法が考えられる。しかしながら、たとえば、画面から表示されなくなったアイコンに対応するセンサが異常を示している場合、ユーザは、異常を示すセンサを画面において認識することができなくなってしまう。
これに対して、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理装置では、取得部21は、センサ121による計測結果を示すセンサ情報を取得する。表示制御部27は、センサ121を示すアイコンを画面に表示する制御を行う。判定部24は、取得部21によって取得されたセンサ情報に関する異常を判定する。そして、表示制御部27は、指定されたセンサ121のアイコンを選択的に画面に表示する制御を行っている状態において、判定部24によって異常であるとの判定がなされた場合、異常であると判定されたセンサ情報に対応するセンサのアイコンである対象アイコンを、指定の有無に関わらず画面に表示する制御を行う。
このような構成により、たとえば、画面表示の候補から外されたアイコンに対応するセンサ121が異常を示している場合に、当該アイコンを画面に表示することができるので、ユーザは、異常を示すセンサ121を画面において容易に認識することができる。したがって、所定エリアにおけるセンサを示すアイコンを画面に表示する構成において、センサの異常をユーザに対してより確実に認識させることができる。
また、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理装置では、表示制御部27は、対象アイコンの表示態様を時間的に変化させる。
このような構成により、画面において対象アイコンを他のアイコンより目立たせることができるので、ユーザは、異常を示すセンサ121を画面においてより容易に認識することができる。
また、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理装置では、表示制御部27は、対象アイコン以外のアイコンを非表示とする。
このように、画面に表示するアイコンを対象アイコンに限定する構成により、ユーザは、異常を示すセンサ121を画面において確実に認識することができる。
また、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理装置では、表示制御部27は、判定部24によって判定された異常の内容に応じて、対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する。
このような構成により、ユーザは、画面の表示内容からセンサ121の異常の内容を容易に認識することができるので、たとえば画面の表示内容に応じた適切な処理を当該センサ121に対して行うことができる。
また、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理装置では、表示制御部27は、判定部24によって異常であると継続して判定された時間または回数の大小に応じて、対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する。
このような構成により、画面の表示内容からセンサ121の計測対象の異常のレベルをより正しく評価することができる。
また、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理装置では、表示制御部27は、判定部24によって異常であると判定される頻度の大小に応じて、対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する。
このような構成により、たとえば、異常判定および正常判定が繰り返される状況においても、画面の表示内容からセンサ121の計測対象の異常のレベルをより正しく評価することができる。
また、本発明の実施の形態に係るセンサ情報処理装置では、表示制御部27は、判定部24によって異常であると判定されたセンサ情報の更新頻度の大小に応じて、対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する。
このような構成により、たとえば、センサ情報の重要度が更新頻度の大小に反映されている場合において、異常であると判定されたセンサ情報の重要度に応じて画面の表示内容を変更することができる。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上の説明は、以下に付記する特徴を含む。
[付記1]
センサによる計測結果を示すセンサ情報を取得する取得部と、
前記センサを示すアイコンを画面に表示する制御を行う表示制御部と、
前記取得部によって取得された前記センサ情報に関する異常を判定する判定部とを備え、
前記表示制御部は、指定された前記センサの前記アイコンを選択的に画面に表示する制御を行っている状態において、前記判定部によって異常であるとの判定がなされた場合、異常であると判定された前記センサ情報に対応する前記センサの前記アイコンである対象アイコンを、指定の有無に関わらず画面に表示する制御を行い、
前記センサ情報は、前記センサによる計測結果である温度、湿度、照度、電流、電圧、濃度、加速度、ジャイロおよび圧力、ならびに前記センサ情報の通信品質を示し、
前記判定部は、前記センサ情報の示す計測結果および前記センサ情報の通信品質と所定のしきい値との大小関係に基づいて前記センサ情報に関する異常を判定する、センサ情報処理装置。
13 ディスプレイ
21 取得部
22 記憶部
23 処理部
24 判定部
25 カウンタ
26 受付部
27 表示制御部
71 データベース
101 センサ情報処理装置
121,121A,121B センサ
151 アクセスポイント
301 センサ情報処理システム

Claims (9)

  1. ンサを示すアイコンを画面に表示する制御を行う表示制御部を備え、
    記表示制御部は、指定された前記センサの前記アイコンを選択的に画面に表示する制御を行っている状態において、前記センサによる計測結果を示すセンサ情報に関して異常であるとの判定がなされた場合、異常であると判定された前記センサ情報に対応する前記センサの前記アイコンである対象アイコンを、指定の有無に関わらず画面に表示する制御を行う、センサ情報処理装置。
  2. 前記表示制御部は、前記対象アイコンの表示態様を時間的に変化させる、請求項1に記載のセンサ情報処理装置。
  3. 前記表示制御部は、前記対象アイコン以外の前記アイコンを非表示とする、請求項1または請求項2に記載のセンサ情報処理装置。
  4. 前記表示制御部は、判定された異常の内容に応じて、前記対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のセンサ情報処理装置。
  5. 前記表示制御部は、異常であると継続して判定された時間または回数の大小に応じて、前記対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する、請求項4に記載のセンサ情報処理装置。
  6. 前記表示制御部は、異常であると判定される頻度の大小に応じて、前記対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する、請求項4または請求項5に記載のセンサ情報処理装置。
  7. 前記表示制御部は、異常であると判定された前記センサ情報の更新頻度の大小に応じて、前記対象アイコンを含む画面の表示内容を変更する、請求項4から請求項6のいずれか1項に記載のセンサ情報処理装置。
  8. センサ情報処理装置におけるセンサ情報処理方法であって、
    定されたセンサを示すアイコンを選択的に画面に表示する制御を行っている状態において、前記センサによる計測結果を示すセンサ情報に関して異常であるとの判定がなされた場合、異常であると判定された前記センサ情報に対応する前記センサの前記アイコンである対象アイコンを、指定の有無に関わらず画面に表示する制御を行うステップを含む、センサ情報処理方法。
  9. センサ情報処理装置において用いられるセンサ情報処理プログラムであって、
    コンピュータに、
    定されたセンサを示すアイコンを選択的に画面に表示する制御を行っている状態において、前記センサによる計測結果を示すセンサ情報に関して異常であるとの判定がなされた場合、異常であると判定された前記センサ情報に対応する前記センサの前記アイコンである対象アイコンを、指定の有無に関わらず画面に表示する制御を行うステップを実行させるための、センサ情報処理プログラム。
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