JP6272743B2 - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6272743B2
JP6272743B2 JP2014193431A JP2014193431A JP6272743B2 JP 6272743 B2 JP6272743 B2 JP 6272743B2 JP 2014193431 A JP2014193431 A JP 2014193431A JP 2014193431 A JP2014193431 A JP 2014193431A JP 6272743 B2 JP6272743 B2 JP 6272743B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
laser beam
substrate
incident
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014193431A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016066657A (ja
Inventor
秋田 征人
征人 秋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nuflare Technology Inc
Original Assignee
Nuflare Technology Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nuflare Technology Inc filed Critical Nuflare Technology Inc
Priority to JP2014193431A priority Critical patent/JP6272743B2/ja
Priority to US14/856,924 priority patent/US9651367B2/en
Publication of JP2016066657A publication Critical patent/JP2016066657A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6272743B2 publication Critical patent/JP6272743B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/24Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • H01L22/10Measuring as part of the manufacturing process
    • H01L22/12Measuring as part of the manufacturing process for structural parameters, e.g. thickness, line width, refractive index, temperature, warp, bond strength, defects, optical inspection, electrical measurement of structural dimensions, metallurgic measurement of diffusions

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)

Description

本発明は、基板処理装置に関する。
従来から、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)などのパワーデバイスのように比較的膜厚が大きい結晶膜を必要とする半導体素子の製造工程では、半導体ウェハなどの基板に単結晶薄膜を気相成長させて成膜を行うエピタキシャル成長技術が利用されている。エピタキシャル成長技術に使用される成膜装置は基板処理装置の一例であり、この成膜装置では、常圧又は減圧に保持された成膜室内にウェハなどの基板が載置される。そして、この基板が加熱されつつ、成膜のための原料となるガス(原料ガス)が成膜室内に供給される。これにより、基板の表面で原料ガスの熱分解反応及び水素還元反応が起こり、基板上にエピタキシャル膜が成膜されることになる。
成膜装置では、測定対象物となる基板の曲率を測定する曲率測定装置(反り測定装置)が用いられている。この曲率測定装置は、主にプロセス手順の最適化時などに用いられているが、近年、量産装置においても用いられ、常時の反り監視が要求されるようになってきている。例えば、8インチシリコンへの窒化ガリウム(GaN)成膜においては、シリコンとGaN薄膜の熱膨張係数の違いや結晶格子定数の大きな不整合に加え、大きな温度幅を行き来する膜作成条件もあり、成膜中にウェハがどの程度反っているかを監視することが非常に重要となっている。この反り監視をおろそかにした場合、成膜中のウェハの断裂や薄膜の微細なヒビ(クラック)の発生による製品品質の低下につながる。したがって、反り監視は、量産に先立ったプロセス手順の最適化において必須であるが、成膜炉内の状態が少しずつ変化する量産状況においても、品質保持のために必要となってきている。
現在主流の曲率測定装置は、二本のレーザ光を並行にして成膜室の窓を介して基板に照射し、基板により反射されて窓を介して戻ってきた二本のレーザ光の位置を検出し、それらの間隔(二本のレーザ光の入射位置間隔)を読み取って基板の曲率に換算する。このとき、レーザ光を検出する方式としては、二本のレーザ光を一括して二次元CCD(電荷結合素子)により検出する二点一括CCD方式が採用されている。なお、レーザ光が通過する窓は、基板の反りや温度などを光学的に測定するため、成膜室内の基板の直径方向に延びる長尺状に形成されている。この窓はビューポートと呼ばれており、窓の材質としては、例えば、石英が用いられている。
特開2011−246749号公報
しかしながら、成膜室内の温度は、成膜時に例えば1000℃程度の高温になるため、その成膜室の窓は高温に曝されることになる。このとき、成膜室の壁に接する窓の縁付近と窓の中央には大きな温度差が生じるため、長尺状の窓の短手方向に温度勾配が生じる。この短手方向の温度勾配によって窓の屈折率は短手方向に沿って変化することになる。例えば、石英の屈折率は温度上昇に応じて高くなるが、屈折率の温度依存性は窓の材質によって変わるため、屈折率が温度上昇に応じて低くなる場合もある。
したがって、窓に対する二本のレーザ光の入射点が窓の短手方向に平行に並んでいる場合には、成膜時に窓の短手方向に温度勾配が生じると、それら二つの入射点での屈折率が異なるため、その屈折率の違いによって二本のレーザ光の入射位置間隔が変化する。つまり、基板の反り以外を起因として二本のレーザ光の入射位置間隔が変化するため、曲率測定の精度が低下してしまう。
本発明が解決しようとする課題は、処理対象の基板の曲率を測定する曲率測定精度を向上させることができる基板処理装置を提供することである。
本発明の実施形態に係る基板処理装置は、処理対象の基板が導入される処理室と、処理室の壁面に設けられた長尺状の窓と、処理室の外部に設けられ、長尺状の窓を介して処理室内の基板に、第1のレーザ光及び第2のレーザ光を、窓に対する第1のレーザ光の入射点及び第2のレーザ光の入射点が窓の長手方向に沿って並ぶように照射する照射部と、基板により反射されて窓を通過した第1のレーザ光及び第2のレーザ光を受光する受光面を有し、受光面における第1のレーザ光及び第2のレーザ光の入射位置を検出する検出部と、検出部により検出された第1のレーザ光及び第2のレーザ光の相対位置を用いて基板の曲率を算出する算出部とを備える。
また、上記実施形態に係る基板処理装置において、第1のレーザ光及び第2のレーザ光の両方の入射点が並ぶ方向は、窓における温度勾配が生じる短手方向に直交する方向であることが望ましい。
また、上記実施形態に係る基板処理装置において、検出部は、二次元の位置検出素子であり、算出部は、検出部により検出された第1のレーザ光の入射位置における窓の長手方向の成分及び第2のレーザ光の入射位置における窓の長手方向の成分を用いて基板の曲率を算出することが望ましい。
また、上記実施形態に係る基板処理装置において、窓は、処理室にガスを供給するための複数のガス孔を有しており、第1のレーザ光の入射点は、窓の縁から離され、その入射点の周囲に存在する二つ以上のガス孔から等距離となる位置にあり、第2のレーザ光の入射点は、窓の縁から離され、その入射点の周囲に存在する二つ以上のガス孔から等距離となる位置にあることが望ましい。
また、上記実施形態に係る基板処理装置において、第1のレーザ光及び第2のレーザ光は、波長が500nm以上540nm以下のレーザ光であることが望ましい。
本発明の一態様によれば、処理対象の基板の曲率を測定する曲率測定精度を向上させることができる。
第1の実施形態に係る成膜装置の概略構成を示す図である。 第1の実施形態に係る曲率測定装置の概略構成を示す図である。 第1の実施形態に係るチャンバの窓及びレーザ光の入射点を示す平面図である。 第1の実施形態に係るチャンバの窓及びシャワープレートを示す断面図である。 第2の実施形態に係るチャンバの窓及びレーザ光の入射点を示す平面図である。 第2の実施形態の変形例1に係るチャンバの窓及びレーザ光の入射点を示す平面図である。 第2の実施形態の変形例2に係るチャンバの窓及びレーザ光の入射点を示す平面図である。
(第1の実施形態)
第1の実施形態について図1乃至図4を参照して説明する。なお、第1の実施形態では、基板処理装置の一例として成膜装置について説明する。
図1に示すように、第1の実施形態に係る成膜装置1は、基板Wに成膜を行う成膜室となるチャンバ2と、そのチャンバ2内の基板Wにガス(原料ガス)を供給するガス供給部3と、チャンバ2の上部に位置するシャワープレート4と、チャンバ2内で基板Wを支持するサセプタ5と、そのサセプタ5を保持して回転する回転部6と、基板Wを加熱するヒータ7と、チャンバ2内のガスを排出する複数のガス排出部8と、それらのガス排出部8からガスを排気する排気機構9と、基板Wの曲率(反り量)を測定する曲率測定装置10と、各部を制御する制御部11と、警告を報知する報知部12とを備えている。
チャンバ2は、処理対象の基板Wを処理するための処理室の一例であり、基板W(例えば、半導体基板であるウェハ)の表面に薄膜を気相成長させてエピタキシャル膜の成膜を行う成膜室(反応室)として機能する。このチャンバ2は円筒形状などの箱形状に形成さており、その内部に処理対象部となる基板Wなどを収容している。
ガス供給部3は、ガスを個別に貯留する複数のガス貯留部3aと、それらのガス貯留部3a及びシャワープレート4を接続する複数本のガス管3bと、それらのガス管3bを流れるガスの流量を変更する複数のガスバルブ3cとを備えている。これらのガスバルブ3cは各ガス管3bに個別に設けられ、制御部11に電気的に接続されており、その駆動が制御部11により制御される。
このガス供給部3は、有機金属気相成長法(MOCVD法)などにより基板Wの表面に結晶膜を成長させるための原料ガス、例えば、三種類のガスをチャンバ2の内部にシャワープレート4を介して供給する。三種類のガスはそれぞれ各ガス貯留部3aに貯留されており、これらのガスが原料ガスとしてシャワープレート4から基板Wに向かってシャワー状に供給され、基板W上にエピタキシャル膜が形成されることになる。なお、ガスの種類やその種類数は特に限定されるものではない。
シャワープレート4は、チャンバ2の上部に設けられおり、所定の厚みを有する板形状に形成されている。このシャワープレート4は、ガスが流れるガス供給流路4a及びそのガス供給流路4aにつながるガス吐出孔(ガス噴出孔)4bを多数有している。これらのガス供給流路4a及びガス吐出孔4bは、複数種(例えば三種類)の各ガスを混合することなく、各ガスを分離した状態で基板Wに向けてシャワー状に噴射することが可能である構造に形成されている。なお、各ガスは必ずしも分離した状態で供給されるものではなく、混合されて供給されても良い。
このシャワープレート4は、エピタキシャル膜を形成するためのガスを整流し、各ガス吐出孔4bから基板Wの表面に向けてシャワー状に供給する。シャワープレート4の材料としては、例えば、ステンレス鋼やアルミニウム合金などの金属材料を用いることが可能である。このようなシャワープレート4を用いることによって、チャンバ2内での原料ガスの流動を均一にすることが可能となり、原料ガスを基板W上に均一に供給することができる。
サセプタ5は、回転部6の上部に設けられており、開口部5aを有する環状の形状に形成されている。このサセプタ5は、開口部5aの内周側に座ぐり(環状の凹部)が設けられ、この座ぐり内に基板Wの外周部を受け入れて支持する構造になっている。また、サセプタ5は高温下に曝されるため、その温度に耐えられるように形成されている。なお、サセプタ5の構造としては、前述のように開口部5aをそのままとする構造を用いているが、これに限るものではなく、例えば、開口部5aを部材により塞ぐ構造を用いることも可能である。
回転部6は、サセプタ5を保持する円筒部6aと、その円筒部6aの回転軸となる中空の回転体6bとを有している。円筒部6aは、上部が開口する構造になっており、この円筒部6aの上部にサセプタ5が配置されている。このサセプタ5上に基板Wが載置されることにより、サセプタ5の開口部5aが覆われ、中空領域が形成されることになる。この回転部6では、回転体6bが回転機構(図示せず)によって回転することにより、円筒部6aを介してサセプタ5が回転する。このため、サセプタ5上の基板Wは、サセプタ5の回転とともに回転することになる。
ヒータ7は、円筒部6a内に設けられており、サセプタ5上の基板Wの下面(裏面)から基板Wを加熱する。このヒータ7としては、例えば、抵抗加熱ヒータを用いることが可能である。ヒータ7は、回転体6b内に設けられた略円筒状の石英製のシャフト6cの内部を通る配線7aによって給電される。この配線7aは電気的に制御部11に接続されており、ヒータ7への給電が制御部11により制御される。
なお、シャフト6cの内部には、基板昇降機構として昇降ピンや昇降装置(いずれも図示せず)などが配置されている。昇降装置は昇降ピンを上昇または下降させることが可能であり、昇降ピンは基板Wのチャンバ2内への搬入とチャンバ2外への搬出の時に使用される。搬入時、昇降ピンは搬送用ロボット(図示せず)との基板Wの受け渡しを行う受け渡し位置まで移動し、基板Wの受け渡し後に下降してサセプタ5上に基板Wを置く。また、搬出時には基板Wを下方から持ち上げてサセプタ5から引き離し、前述の受け渡し位置まで移動する。
ガス排出部8は、反応後の原料ガスを排出するための排出孔であり、チャンバ2の下部に複数設けられている。これらのガス排出部8は、チャンバ2の底面であって回転部6の周囲に位置付けられて設けられており、ガスを排気する排気機構9に接続されている。
排気機構9は、反応後の原料ガスが流れる複数のガス排気流路9aと、そのガスの流量を変更する排気バルブ9bと、排気用の駆動源となる真空ポンプ9cとを備えている。この排気機構9は、各ガス排出部8を介してチャンバ2の内部から反応後の原料ガスを排気する。排気バルブ9bや真空ポンプ9cは、制御部11に電気的に接続されており、その駆動が制御部11により制御される。なお、排気機構9は、制御部11の制御に応じてチャンバ2内を所定の圧力に調整することが可能である。
曲率測定装置10は、シャワープレート4の上部に設けられており、サセプタ5上の基板Wに対する二本のレーザ光の投光及び受光によって、サセプタ5上の基板Wの曲率を測定する(詳しくは、後述する)。各レーザ光は、シャワープレート4の各ガス供給流路4aの間に位置する透光性を有する箇所、すなわちチャンバ2の窓2aを通って投光及び受光される。この曲率測定装置10は、制御部11に電気的に接続されており、測定した基板Wの曲率(曲率情報)を制御部11に渡す。
制御部11は、各部を集中的に制御するマイクロコンピュータと、成膜処理に関する成膜処理情報や各種プログラムなどを記憶する記憶部と(いずれも図示せず)を備えている。この制御部11は、成膜処理情報や各種プログラムに基づいて、ガス供給部3や回転部6の回転機構、排気機構9などを制御し、回転部6の回転に応じて回転しているサセプタ5上の基板Wの表面に対し、ガス供給部3からシャワープレート4を介して各種のガスを供給するガス供給やヒータ7による基板Wの加熱などの制御を行う。なお、ガス供給部3の制御では、ガス供給部3の各ガスバルブ3cのそれぞれの動作を制御し、例えば、三種類の各ガスを供給するタイミングや期間などを調整することが可能である。
また、制御部11は、曲率測定装置10により測定された基板Wの曲率が所定の設定値に至ったかを判断し、曲率測定装置10により測定された基板Wの曲率が所定の設定値に至ったと判断した場合、成膜処理を停止し、さらに、報知部12に報知指示を出力する。設定値はユーザなどにより入力部(例えば、キーボードやマウスなどの入力デバイス)を介して予め設定されており、必要に応じて変更可能である。
報知部12は、制御部11から報知指示を受けると、すなわち曲率測定装置10により測定された基板Wの曲率が所定の設定値に至った場合、ユーザに対して基板Wの反りに問題があること(警告)を報知する。この報知部12としては、例えば、ランプやブザーなどの警報器、文字を表示する表示部及び音声を出力する音声出力部などの各種の報知部を用いることが可能である。
このような構成の成膜装置1は、回転部6の回転により基板Wを回転させ、また、ヒータ7により基板Wを加熱する。さらに、三種類の原料ガスをシャワープレート4によってチャンバ2内に導入し、三種類の原料ガスを基板Wの表面に向けてそれぞれシャワー状に供給し、ウェハなどの基板Wにエピタキシャル膜を気相成長させて成膜する。シャワープレート4は、三種類の各ガスを混合させることなく、分離したままチャンバ2内の基板Wに供給する。
次に、前述の曲率測定装置10について図2乃至図4を参照して詳しく説明する。
図2に示すように、曲率測定装置10は、測定対象物の基板Wに対してチャンバ2の窓2aを介して二本のレーザ光、すなわち第1のレーザ光L1及び第2のレーザ光L2を並行にして照射する照射部10aと、基板Wにより反射された第1のレーザ光L1及び第2のレーザ光L2を検出する検出部10bと、その検出部10bにより検出された第1のレーザ光L1及び第2のレーザ光L2の両方の入射位置を用いて基板Wの曲率(反り量)を算出する算出部10cとを備えている。
窓2aは、チャンバ2の上面に設けられており、チャンバ2内の基板Wの直径方向に延びる長尺状に形成されている。この窓2aと基板Wとの離間距離は、例えば20〜50cm程度の距離である。窓2aの形状としては、スリット形状や矩形状などの各種の形状を用いることが可能である。また、その窓2aのサイズは、少なくとも第1のレーザ光L1及び第2のレーザ光L2の投光及び受光が可能となる大きさ(例えば、数cmあるいは大きくても十数cm程度)である。窓2aの材料としては、例えば、石英やサファイアなどの透光性材料を用いることが可能である。この窓2aは、曲率測定装置10による基板Wの反り測定以外にも、例えば、温度測定部(一例として放射温度計)により基板Wの温度を光学的に測定するために用いられる。また、窓2aは必要に応じて他の検出装置や測定装置などにも用いられることがある。
照射部10aは、第1のレーザ光L1及び第2のレーザ光L2を並行に窓2aを通過させて基板Wに照射する。このとき、図3に示すように、第1のレーザ光L1及び第2のレーザ光L2は、長尺状の窓2aに対する入射点A1及びA2が窓2aの長手方向に沿って並ぶように照射される。この照射部10aは、例えば、レーザ光出力部やビームスプリッタ、ミラーなど(いずれも図示せず)を有しており、レーザ光出力部から出力されたレーザ光をビームスプリッタで第1のレーザ光L1及び第2のレーザ光L2に分け、それらをミラーにより平行にする。なお、各レーザ光L1及びL2の進行方向は必ずしも厳密に平行である必要はなく、おおよそ平行であれば良い。また、基板Wに対する各レーザ光L1及びL2の入射点A1及びA2は基板Wの中央付近であるが、基板Wの曲率を測定することが可能であれば、特に限定されるものではない。
ここで、図4に示すように、成膜時の窓2aの短手方向には温度勾配が生じる。窓2aの短手方向の温度は、窓2aの縁から中央に向かって高くなるように変化する。これは、成膜時にチャンバ2内が高温となるが、窓2aの周囲のシャワープレート4にガス供給流路4aやガス吐出孔4bなどのガス流路が存在しており、シャワープレート4がガスの流れによってある程度冷えるので、窓2aの縁の温度が中央に比べて低くなるためである。
この窓2aの短手方向の温度差により、窓2aの短手方向に屈折率も変化することになる。このため、窓2aの短手方向の屈折率変化による影響を避けるため、本実施形態では、第1のレーザ光L1及び第2のレーザ光L2の両方の入射点A1及びA2を長尺状の窓2aの長手方向に略平行に並べている。これは、窓2aの長手方向には温度勾配が生じないことから、屈折率も変化しないためである。したがって、窓2aの長手方向に各レーザ光L1及びL2の両方の入射点A1及びA2を略平行に並べることで、それらの位置での屈折率は同じとなるため、屈折率の違いによる曲率測定精度の低下を抑えることができる。
前述の各レーザ光L1及びL2としては、赤熱する基板Wの発光(赤側の光)からの影響を避け、例えば、シリコン検出系の感度が高い緑色(一例として532nm)のレーザ光を用いることが望ましい。この緑色のレーザ光は、波長が例えば500nm以上540nm以下(500〜540nmの範囲以内)のレーザ光であり、例示として、532や520、514、515、503nmなどであり、また、好ましくは532nm±5nmである。
なお、基板Wが赤熱するだけであれば、レーザ光の強度の方が圧倒的に強いため、少なくとも赤から離れた緑のレーザ光を用いれば、問題は生じない。ところが、成膜装置1において膜を作成する際には、膜とレーザ光との干渉によって、反射が消えてしまうタイミングが生じる。この際には、赤熱の光が主役となるため、検出部10bがその赤熱の光をレーザ光と勘違いして位置検出精度が低下することがある。これを抑止するためには、前述の緑色のレーザ光の波長以外の光をカット(除去)する光学フィルタ(一例として単色化フィルタ)を設けることが望ましい。
図2に戻り、検出部10bは、基板Wにより反射されて窓2aを通過した第1のレーザ光L1及び第2のレーザ光L2を受ける受光面M1を有し、その受光面M1における各レーザ光L1及びL2の両方の入射位置を検出する。実際には、検出部10bは、各レーザ光L1及びL2の入射位置の検出によってそれら二本のレーザ光L1及びL2の入射位置の間隔(入射位置間隔)の変位を検出することになる。例えば、基板Wの中央が上方に反ると、二本のレーザ光L1及びL2の入射位置間隔は大きくなる方向に変化し、逆に、基板Wの中央が下方に反ると、二本のレーザ光L1及びL2の入射位置間隔は小さくなる方向に変化する。
この検出部10bとしては、例えば、一次元や二次元の位置検出素子を用いることが可能である。また、どちらの位置検出素子としても、CCD(電荷結合素子)やPSD(半導体位置検出素子)などを用いることができる。なお、一次元の位置検出素子は複数の受光素子が一方向に並んでいるものであり、二次元の位置検出素子は複数の受光素子が二方向に例えば格子状に並んでいるものである。どちらの位置検出素子も受光素子が並ぶ一方向が窓2aの長手方向に沿うように設けられるが、特に限定されるものではない。
算出部10cは、検出部10bにより検出された第1のレーザ光L1の入射位置及び第2のレーザ光L2の入射位置(相対位置)を用いて基板Wの曲率(反り量)を算出する。例えば、算出部10cは、第1のレーザ光L1の入射位置と第2のレーザ光L2の入射位置との離間距離である二本のレーザ光L1及びL2の入射位置間隔の変位量を算出し、その算出した変位量を用いて基板Wの曲率を算出する。このとき、変位量と曲率の相関関係を示す式や表などを用いて変位量から曲率を算出するが、算出方法としては、それ以外にも各種の算出方法を用いることが可能である。例えば、変位前の曲率半径を無限大(平面)と見なすことが難しい場合には、算出された曲率を曲率変化量とし、変位前の既知の曲率に加算して補正することもできる。
ここで、検出部10bが二次元の位置検出素子である場合には、第1のレーザ光L1の入射位置における窓2aの長手方向の成分(長手方向位置)及び第2のレーザ光L2の入射位置における窓2aの長手方向の成分(長手方向位置)を用いて基板Wの曲率を算出することが望ましい。例えば、レーザ光L1又はL2が窓2aの通過や基板Wの反射などによって窓2aの短手方向にずれた場合には、レーザ光L1又はL2の入射位置には窓2aの長手方向の成分に加え、窓2aの短手方向の成分(短手方向位置)も含まれることになる。この窓2aの短手方向の成分を含んだまま二本のレーザ光L1及びL2の入射位置間隔を求めると、それらレーザ光L1及びL2の入射位置間隔は正確な値とならず、曲率測定精度が低下する。このため、窓2aの短手方向の成分を除いて長手方向の成分のみで基板Wの曲率を算出することが望ましい。
なお、検出部10bが一次元の位置検出素子である場合には、受光素子が並ぶ方向が窓2aの長手方向に沿っているため、前述のレーザ光L1又はL2の変動が多少生じても、第1のレーザ光L1の入射位置における窓2aの長手方向の成分及び第2のレーザ光L2の入射位置における窓2aの長手方向の成分だけを検出することになり、結果として、それらの成分だけを用いて基板Wの曲率を算出することになる。
このような構成の曲率測定装置10は、前述のエピタキシャル膜の成膜工程において、基板Wの反りを監視する。この反り監視では、第1のレーザ光L1及び第2のレーザ光L2が照射部10aにより放射されて並行に進行し、窓2aを通過して基板Wの表面に入射する。このとき、窓2aに対する第1のレーザ光L1及び第2のレーザ光L2の両方の入射点A1及びA2は窓2aの長手方向に略平行に並んでいる。
次いで、基板Wにより鏡面反射された第1のレーザ光L1及び第2のレーザ光L2は、並行な状態で窓2aを通過して検出部10bにより検出される。その後、それらの第1のレーザ光L1及び第2のレーザ光L2の各入射位置が算出部10cにより用いられ、基板Wの曲率(反り量)が算出される。例えば、第1のレーザ光L1及び第2のレーザ光L2の入射位置間隔の変位量が求められ、その変位量から基板Wの曲率が算出される。
その後、算出された基板Wの曲率が制御部11に入力されると、制御部11は、その入力された基板Wの曲率が所定の設定値に至ったか否かを判断し、曲率測定装置10により測定された基板Wの曲率が所定の設定値に至ったと判断した場合、成膜処理を停止し、さらに、報知部12に報知指示を出力する。報知部12は、制御部11から報知指示を受けると、ユーザに対して基板Wの反りに問題があること(警告)を報知する。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、長尺状の窓2aに対する第1のレーザ光L1及び第2のレーザ光L2の両方の入射点A1及びA2が窓2aの長手方向に並ぶように、第1のレーザ光L1及び第2のレーザ光L2を並行に窓2aを介して基板Wに照射する。このため、第1のレーザ光L1及び第2のレーザ光L2の両方の入射点A1及びA2は、成膜時でも窓2aの温度勾配が生じない長手方向に並んでいることから、それら入射点A1及びA2の位置での窓2aの屈折率は同じとなる。したがって、屈折率の違いによって二本のレーザ光L1及びL2の入射位置間隔が変化することを抑えることが可能となる。つまり、基板Wの反り以外を起因として二本のレーザ光L1及びL2の入射位置間隔が変化することを抑えることが可能となるので、曲率測定精度を向上させることができる。
なお、二点一括CCD方式では、複雑な画像処理により二点間の距離を割り出すため、高速なコンピュータが必要となり、コストが上昇することになる。一方、コストを抑えるため、処理スピードを犠牲にすると、装置性能が低下することになる。そこで、検出部10bとして、入射したレーザ光の分布の重心を二つの電気信号として出力するPSDを用いた場合には、画像処理は不要となり、アナログ信号を読み込んで四則演算などの簡易な計算を実行すれば良く、コスト上昇や装置性能低下を抑止することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について図5を参照して説明する。なお、第2の実施形態では、第1の実施形態との相違点(窓2aの構造)について説明し、その他の説明は省略する。
図5に示すように、第2の実施形態に係る窓2aは、チャンバ2内にガスを供給するための複数のガス孔H1を有している。これらのガス孔H1は、窓2aの厚さ方向に延びる孔であり、窓2aの短手方向の略中央であって窓2aの長手方向に沿って所定間隔で並べられている。各ガス孔H1は、窓2aの長手方向に延びるガス供給流路(図示せず)に接続されており、そのガス供給流路を流れるガスをそれぞれ吐出してチャンバ2内に供給する。なお、ガス供給流路は窓2a内に形成されており、その一端又は両端がガス供給部3に接続されている。
第1のレーザ光L1の入射点A1は、窓2aの縁から所定距離だけ離され、その入射点A1の周囲に存在する二つのガス孔H1から等距離となる位置にある。また、第2のレーザ光L2の入射点A2も、窓2aの縁から所定距離だけ離され、その入射点A2の周囲に存在する二つのガス孔H1から等距離となる位置にある。所定距離は、窓2aの縁とガス孔H1との最短離間距離の半分の距離である。
このような入射点A1及びA2の位置によれば、各入射点A1及びA2は二つのガス孔H1に近づき過ぎず、それぞれ同じ距離だけガス孔H1から離れている。このため、各ガス孔H1の存在により歪みや温度勾配などが生じて屈折率が変化する場合でも、それらの入射点A1及びA2の位置での屈折条件(例えば歪み度合いや温度など)、つまり屈折率は同じとなるため、曲率測定精度の低下を抑えることができる。
また、窓2aは全面において完全に平滑に製作することが難しいものであるため、縁にだれや欠けなどの不具合を有することがあるが、前述のように各入射点A1及びA2は窓2aの縁から離れており、縁のだれや欠けなどにより屈折率が変化する場合でも、それらの影響を受けないため、曲率測定精度の低下を抑えることができる。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、前述の第1の実施形態と同様の効果を得ることが可能であり、窓2aが複数のガス孔H1を有する場合でも、曲率測定精度を向上させることができる。
(変形例1及び変形例2)
次に、第2の実施形態に係るガス孔H1の位置の変形例1及び2について図6及び図7を参照して説明する。
変形例1においては、図6に示すように、各ガス孔H1が窓2aの長手方向の縁(上端及び下端)に沿って所定ピッチ(所定間隔)で並べられており、さらに、窓2aの短手方向にも並んでいる。これらのガス孔H1は、第2の実施形態と同じように、ガス供給流路(図示せず)に接続されており、そのガス供給流路を流れるガスをそれぞれ吐出してチャンバ2内に供給する。
第1のレーザ光L1の入射点A1は、その周囲に存在する四つのガス孔H1から等距離となる位置にある。また、第2のレーザ光L2の入射点A2も、その周囲に存在する四つのガス孔H1から等距離となる位置にある。なお、入射点A1又はA2の周囲に存在するガス孔H1とは、入射点A1又はA2を取り囲む複数のガス孔H1であり、変形例1では入射点A1に対して四つ、入射点A2に対して四つとなる。
変形例2においては、図7に示すように、各ガス孔H1が窓2aの長手方向の縁(上端及び下端)に沿って所定ピッチ(所定間隔)で並べられており、さらに、ガス孔H1の上列及び下列は半ピッチずらされている。これらのガス孔H1は、第2の実施形態と同じように、ガス供給流路(図示せず)に接続されており、そのガス供給流路を流れるガスをそれぞれ吐出してチャンバ2内に供給する。
第1のレーザ光L1の入射点A1は、その周囲に存在する三つのガス孔H1から等距離となる位置にある。また、第2のレーザ光L2の入射点A2も、その周囲に存在する三つのガス孔H1から等距離となる位置にある。なお、入射点A1又はA2の周囲に存在するガス孔H1とは、入射点A1又はA2を取り囲む複数のガス孔H1であり、変形例2では入射点A1に対して三つ、入射点A2に対して三つとなる。
このような変形例1又は変形例2に係る入射点A1及びA2の位置によれば、第2の実施形態と同じように、各入射点A1及びA2は四つ又は三つのガス孔H1に近づき過ぎず、それぞれ同じ距離だけガス孔H1から離れている。このため、各ガス孔H1の存在により歪みや温度勾配などが生じて屈折率が変化する場合でも、それらの入射点A1及びA2の位置での屈折条件(例えば歪み度合いや温度など)、つまり屈折率は同じとなるため、曲率測定精度の低下を抑えることができる。さらに、各入射点A1及びA2は窓2aの縁から離れており、縁のだれや欠けなどにより屈折率が変化する場合でも、それらの影響を受けないため、曲率測定精度の低下を抑えることができる。
(他の実施形態)
なお、前述の第1及び第2の実施形態においては、照射部10aとして、レーザ光出力部やビームスプリッタ、ミラーなどにより、並行な第1のレーザ光L1及び第2のレーザ光L2を生成しているが、これに限るものではなく、例えば、二個のレーザ光出力部を用いて、並行な第1のレーザ光L1及び第2のレーザ光L2を生成することも可能である。
また、前述の第1及び第2の実施形態においては、曲率測定装置10により基板Wの反りを測定しているが、これに限るものではなく、例えば、その反り以外にも、曲率を適用して基板Wの傾きや高さ位置などを測定することも可能である。
また、前述の第1及び第2の実施形態においては、シャワープレート4や曲率測定装置10を冷却することを行っていないが、これに限るものではなく、例えば、冷却装置によりシャワープレート4や曲率測定装置10などを冷却するようにしても良い。
また、前述の第1及び第2の実施形態においては、MOCVDなどでの成膜を主な適用例として挙げているが、成膜に伴う基板Wの反り変化が生ずる可能性があれば、MOCVDに限らずスパッタや蒸着などの手法にも適用可能であり、更には成膜に限らない一般的な反り測定に対しても適用することが可能である。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 成膜装置
2 チャンバ
2a 窓
3 ガス供給部
3a ガス貯留部
3b ガス管
3c ガスバルブ
4 シャワープレート
4a ガス供給流路
4b ガス吐出孔
5 サセプタ
5a 開口部
6 回転部
6a 円筒部
6b 回転体
6c シャフト
7 ヒータ
7a 配線
8 ガス排出部
9 排気機構
9a ガス排気流路
9b 排気バルブ
9c 真空ポンプ
10 曲率測定装置
10a 照射部
10b 検出部
10c 算出部
11 制御部
12 報知部
A1 入射点
A2 入射点
H1 ガス孔
L1 第1のレーザ光
L2 第2のレーザ光
M1 受光面
W 基板

Claims (5)

  1. 処理対象の基板が導入される処理室と、
    前記処理室の壁面に設けられた長尺状の窓と、
    前記処理室の外部に設けられ、前記長尺状の窓を介して前記処理室内の前記基板に、第1のレーザ光及び第2のレーザ光を、前記窓に対する前記第1のレーザ光の入射点及び前記第2のレーザ光の入射点が前記窓の長手方向に沿って並ぶように照射する照射部と、
    前記基板により反射されて前記窓を通過した前記第1のレーザ光及び前記第2のレーザ光を受光する受光面を有し、前記受光面における前記第1のレーザ光及び前記第2のレーザ光の入射位置を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された前記第1のレーザ光及び前記第2のレーザ光の相対位置を用いて前記基板の曲率を算出する算出部と、
    を備えることを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記第1のレーザ光及び前記第2のレーザ光の両方の入射点が並ぶ方向は、前記窓における温度勾配が生じる短手方向に直交する方向であることを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記検出部は、二次元の位置検出素子であり、
    前記算出部は、前記検出部により検出された前記第1のレーザ光の入射位置における前記窓の長手方向の成分及び前記第2のレーザ光の入射位置における前記窓の長手方向の成分を用いて前記基板の曲率を算出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の基板処理装置。
  4. 前記窓は、前記処理室にガスを供給するための複数のガス孔を有しており、
    前記第1のレーザ光の入射点は、前記窓の縁から離され、その入射点の周囲に存在する二つ以上の前記ガス孔から等距離となる位置にあり、
    前記第2のレーザ光の入射点は、前記窓の縁から離され、その入射点の周囲に存在する二つ以上の前記ガス孔から等距離となる位置にあることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  5. 前記第1のレーザ光及び前記第2のレーザ光は、波長が500nm以上540nm以下のレーザ光であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の基板処理装置。
JP2014193431A 2014-09-24 2014-09-24 基板処理装置 Active JP6272743B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014193431A JP6272743B2 (ja) 2014-09-24 2014-09-24 基板処理装置
US14/856,924 US9651367B2 (en) 2014-09-24 2015-09-17 Curvature measuring in a substrate processing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014193431A JP6272743B2 (ja) 2014-09-24 2014-09-24 基板処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016066657A JP2016066657A (ja) 2016-04-28
JP6272743B2 true JP6272743B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=55525483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014193431A Active JP6272743B2 (ja) 2014-09-24 2014-09-24 基板処理装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9651367B2 (ja)
JP (1) JP6272743B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2956518C (en) * 2014-07-30 2021-03-30 Ysystems Ltd. Method and apparatus for measuring surface profile
EP3249348B1 (de) * 2016-05-26 2019-07-03 Baumer Electric AG Sensorvorrichtung zur vermessung einer oberfläche
KR102118133B1 (ko) * 2018-01-02 2020-06-03 에이피시스템 주식회사 레이저 처리 장치 및 방법
US20230184540A1 (en) * 2021-12-10 2023-06-15 Applied Materials, Inc. System for wafer dechucking and health monitoring

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5912738A (en) * 1996-11-25 1999-06-15 Sandia Corporation Measurement of the curvature of a surface using parallel light beams
JP3927780B2 (ja) * 2001-07-18 2007-06-13 株式会社ルネサステクノロジ 回路基板の製造方法
US7505150B2 (en) * 2005-05-13 2009-03-17 Laytec Gmbh Device and method for the measurement of the curvature of a surface
JP2011246749A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Tokuyama Corp アルミニウム系iii族窒化物製造装置、およびアルミニウム系iii族窒化物の製造方法
EP2546600B1 (en) * 2011-07-11 2014-07-30 LayTec AG Method and apparatus for real-time determination of spherical and non-spherical curvature of a surface
JP2013038196A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Sharp Corp 気相成長装置
CN104949631B (zh) * 2014-03-27 2017-12-15 纽富来科技股份有限公司 曲率测定装置以及曲率测定方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20160084641A1 (en) 2016-03-24
JP2016066657A (ja) 2016-04-28
US9651367B2 (en) 2017-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9677944B2 (en) Temperature control for GaN based materials
KR101682914B1 (ko) 곡률 측정 장치 및 곡률 측정 방법
US7833348B2 (en) Temperature control method of epitaxial growth apparatus
TWI661085B (zh) 利用兩溫度感測裝置來控制cvd反應器之處理室內之溫度的裝置與方法
JP6272743B2 (ja) 基板処理装置
US10077508B2 (en) Multizone control of lamps in a conical lamphead using pyrometers
JP2016100601A (ja) ウエハー及び薄膜温度の制御方法
US10190913B2 (en) Substrate processing apparatus and method
CN106104750B (zh) 改良的热处理腔室
US20180223434A1 (en) Vapor growth apparatus, and vapor growth method
CN108400099B (zh) 一种氮化物外延生长过程中薄膜纵向温度场的测量装置及方法
TWI673483B (zh) 用於藉由折射及具有感磁性之波之速度上的改變來測量溫度的方法
JP6625711B2 (ja) 曲率測定装置及び曲率測定方法
JP5184431B2 (ja) Mocvd装置
JP5947133B2 (ja) 気相成長装置および半導体装置の製造方法
JP4978608B2 (ja) エピタキシャルウエーハの製造方法
US9721826B1 (en) Wafer supporting structure, and device and method for manufacturing semiconductor
JP6267162B2 (ja) 熱処理方法及び熱処理装置
JP7271403B2 (ja) 成膜装置および成膜装置の使用方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6272743

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250